Cisco 1-Port OC-12 ATM Line Card インストレーション コンフィギュレーション ガイド
1-Port OC-12 ATM Line Cardの設定
1-Port OC-12 ATM Line Cardの設定
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

1-Port OC-12 ATM Line Cardの設定

EXECコマンド インタープリタの使用方法

インターフェイスの設定

インターフェイスのシャットダウン

基本的な設定

コンフィギュレーションの確認

showコマンドによる新規インターフェイスのステータス確認

show versionまたはshow hardwareコマンドの使用方法

show diagコマンドの使用方法

show c7300コマンドの使用方法

show interfacesコマンドの使用方法

pingコマンドによるネットワーク接続の確認

loopbackコマンドの使用方法

診断ループバック用のインターフェイスの設定

回線ループバック用のインターフェイスの設定

高度な設定

OC-12 ATM Line CardでのOC-12c(STM-4c)フレーム同期の設定

VCの設定について

PVCの設定について

PVCの作成

PVCへのプロトコル アドレスのマッピング

SVCの設定

SVCコール セットアップを実行するPVCの設定

NSAPアドレスの設定

ATM上のクラシカルIPおよびARPの設定

1-Port OC-12 ATM Line Cardのカスタマイズ

MTUサイズの設定

ローカル ループバック用のATMインターフェイスの設定

外部ループバック用のATMインターフェイスの設定

高度なコンフィギュレーションの確認

トラフィック管理

1-Port OC-12 ATM Line Cardのテストとトラブルシューティング

1-Port OC-12 ATM Line Cardの統計情報

debug atmコマンドの使用方法

ATM情報を表示するコマンド

トラブルシューティングの詳細情報

ATMコンフィギュレーションの例

AAL5およびLLC/SNAPカプセル化を使用するPVCの例

フル メッシュ型ネットワークにおけるPVCの例

フル メッシュ型ネットワークにおけるSVCの例

2つの1-Port OC-12 ATM Line Cardのバックツーバック接続

ブートディスク イメージのアップグレード

CLI制御OIR

EXECコマンド インタープリタの使用方法

ルータのコンフィギュレーションを変更するには、EXEC(別名イネーブル モード)と呼ばれるソフトウェア コマンド インタープリタを使用します。EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始するには、 enable コマンドを使用します。その後、configureコマンドを使用して、新規インターフェイスの 設定 または既存インターフェイスの設定変更を行うことができます。パスワードが設定されている場合は、パスワードの入力が要求されます。

イネーブル レベルのシステム プロンプトは、末尾がブラケット(>)ではなくポンド記号(#)です。

イネーブル レベルを開始するには、コンソール端末で次の手順を行います。


ステップ 1 ユーザ レベルのEXECプロンプトに、 enable コマンドを入力します。イネーブル レベルのパスワードを要求するEXECプロンプトが表示されます。

Router> enable
 
Password:
 

ステップ 2 パスワードを入力します(パスワードには大文字/小文字の区別があります)。セキュリティ上の理由から、パスワードは表示されません。

正しいパスワードを入力すると、イネーブル レベルのシステム プロンプト(#)が表示されます。

Router#
 


 

インターフェイスの設定

新しいOC-12 ATM Line Cardが正しく搭載されている(STATUS LEDがグリーンに点灯する)ことを確認してから、イネーブル レベルの configure コマンドを使用して、新規インターフェイスを設定します。次の情報を準備しておいてください。

新規インターフェイス上でルーティングに使用するプロトコル

IPアドレス(インターフェイスにIPルーティングを設定する場合)

使用するブリッジング プロトコル

新しいOC-12 ATM Line Cardを搭載した場合、または既存インターフェイスの設定を変更する場合には、コンフィギュレーション モードを開始して新規インターフェイスを設定する必要があります。設定済みのOC-12 ATM Line Cardを交換した場合には、システムが新しいインターフェイスを認識し、既存のコンフィギュレーションを使用してそのインターフェイスをアップにします。

使用できるコンフィギュレーション オプションおよびOC-12 ATM Line Cardのインターフェイスの設定手順については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

コンフィギュレーション コマンドは、EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルから実行します。イネーブル レベルを開始するには、通常パスワードが必要です。必要に応じてシステム管理者に問い合わせ、パスワードを入手してください(EXECのイネーブル レベルについての詳細は、EXECコマンド インタープリタの使用方法を参照してください)。

ここでは、次の内容について説明します。

「インターフェイスのシャットダウン」

「基本的な設定」

インターフェイスのシャットダウン

インターフェイス ケーブルまたはライン カードを交換する場合、またはインターフェイスを取り外して交換しない場合には、 shutdown コマンドを使用してインターフェイスをシャットダウン(ディセーブル)にします。インターフェイスをシャットダウンした場合、 show コマンドの出力では、そのインターフェイスは[administratively down]と表示されます。

インターフェイスをシャットダウンする手順は次のとおりです。


ステップ 1 EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベル(別名イネーブル モード)を開始します(手順については、EXECコマンド インタープリタの使用方法を参照してください)。

ステップ 2 イネーブル レベル プロンプトで次のように入力して、コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション コマンドの送信元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
 

ステップ 3 interface atm コマンド(続けてインターフェイスのインターフェイス アドレスを指定)を入力し、次に shutdown コマンドを入力して、インターフェイスをシャットダウンします。 表4-1 に、コマンド構文を示します。

作業が終わったあと、 Ctrl-Z を押す( Control キーを押しながら Z キーを押す)か、 end または exit コマンドを入力して、コンフィギュレーション モードを終了し、EXECコマンド インタープリタに戻ります。

 

表4-1 shutdownコマンドの例

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7304ルータ

interface atm 、続いて slot/port (スロット番号/インターフェイス ポート番号)

次に、スロット4のOC-12 ATM Line Cardのインターフェイス0をシャットダウンする例を示します。

Router(config-if)# interface atm 4/0
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

ステップ 4 新しいコンフィギュレーションをNVRAM(不揮発性RAM)に保管します。

Router# copy running-config startup-config
[OK]
Router#
 

NVRAMにコンフィギュレーションが保管されると、OKメッセージが表示されます。

ステップ 5 この時点で、 show interfaces atm コマンドを使用して特定のインターフェイスを表示し、新しいインターフェイスが正しいステート(シャットダウン)であることを確認します。

 

表4-2 show interfaces atmコマンドの例

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7304ルータ

show interfaces atm 、続いて slot/port (スロット番号/インターフェイス ポート番号)

次に、スロット4のOC-12 ATM Line Cardのインターフェイス0をシャットダウンする例を示します。

Router# show interfaces atm 4/0
 
ATM 4/0 is administratively down, line protocol is down
 
[Additional display text omitted from this example]

ステップ 6 次の手順で、インターフェイスを再びイネーブルにします。

a. ステップ 3を繰り返して、インターフェイスを再びイネーブルにします。 shutdown コマンドの代わりに no shutdown コマンドを使用します。

b. ステップ 4を繰り返して、新しいコンフィギュレーションをメモリに保管します。 copy running-config startup-config コマンドを使用します。

c. ステップ 5を繰り返して、インターフェイスが正しいステートになったことを確認します。 show interfaces atm コマンドの後ろに、インターフェイスのインターフェイス アドレスを指定します。


 

ソフトウェア コンフィギュレーション コマンドについての詳細は、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

基本的な設定

ここでは、インターフェイスの基本的な設定手順を説明します。特に明記されていない限り、各ステップの最後で Return キーを押してください。次のように、プロンプトに disable コマンドを入力することにより、いつでもイネーブル レベルを終了してユーザ レベルに戻ることができます。

Router# disable
Router>
 

基本的な設定を行う手順は、次のとおりです。


ステップ 1 イネーブル レベル プロンプトで次のように入力して、コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション コマンドの送信元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
 

ステップ 2 interface atm コマンドに続けて設定するインターフェイスのインターフェイス アドレスを入力して、最初に設定するインターフェイスを指定します。 表4-3 に例を示します。

 

表4-3 interface atmコマンドの例

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7304ルータ

interface atm 、続いて slot/port (スロット番号/インターフェイス ポート番号)

次に、スロット4のOC-12 ATM Line Cardのインターフェイス0をシャットダウンする例を示します。

Router(config)# interface atm 4/0
Router(config-if)#

ステップ 3 (システムでIPルーティングがイネーブルになっている場合)次のように ip address コマンドを使用して、インターフェイスにIPアドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 255.0.0.0
 

ステップ 4 ルーティング プロトコルをイネーブルにするために必要なその他のコンフィギュレーション コマンドを追加し、インターフェイス特性を設定します。

ステップ 5 no shutdown コマンドを使用して、インターフェイスを再びイネーブルにします(インターフェイスのシャットダウンを参照)。

ステップ 6 すべてのコンフィギュレーション コマンドを入力しコンフィギュレーションが完了したら、 Ctrl-Z キーを押すか、 end または exit コマンドを入力して、コンフィギュレーション モードを終了し、EXECコマンド インタープリタ プロンプトに戻ります。

ステップ 7 新しいコンフィギュレーションをNVRAMに保管します。

Router# copy running-config startup-config
[OK]
Router#
 

NVRAMにコンフィギュレーションが保管されると、OKメッセージが表示されます。


) ATMインターフェイス ケーブルを取り外す場合、または設定を変更する場合には、事前にshutdownコマンドを使用します。ATMインターフェイス ケーブルを再接続したあと、no shutdownコマンドを使用して、ATMインターフェイスをアップにします。



 

コンフィギュレーションの確認

インターフェイスを設定したあと、 show コマンドを使用して新規インターフェイスのステータスを表示し、 ping コマンドおよび loopback コマンドを使用して接続能力を確認します。ここでは、次の内容について説明します。

「showコマンドによる新規インターフェイスのステータス確認」

「pingコマンドによるネットワーク接続の確認」

「loopbackコマンドの使用方法」

showコマンドによる新規インターフェイスのステータス確認

表4-4 に、各種の show コマンドを使用して、新規インターフェイスが設定され正常に動作しているかどうか、OC-12 ATM Line Cardが正しく表示されているかどうかを確認する方法を示します。一部の show コマンドについては、次項で出力例を示します。コマンドについての詳しい説明および使用例は、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

 

表4-4 showコマンドの使用方法

コマンド
機能

show version または
show hardware

システムのハードウェア構成、搭載されているインターフェイス数(インターフェイス タイプ別)、Cisco IOSソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、およびブート イメージを表示します。

Router# show version

show controllers

現在のインターフェイス プロセッサおよびプロセッサ別のインターフェイスをすべて表示します。

Router# show controllers

show diag slot

システムに搭載されているライン カードのタイプ、および特定のシャーシ スロットに関する情報を表示します。

Router# show diag 4

show c7300

搭載されている各ライン カードについて、ライン カード タイプおよびステータス情報を表示します。

Router# show c7300

show interfaces atm interface-port-number/slot

Cisco 7304ルータ上の特定のATMインターフェイスに関するステータス情報を表示します。

Router# show interfaces atm 4/0

show protocols

システム全体および特定のインターフェイスについて、設定されているプロトコルを表示します。

Router# show protocols

show running-config

実行コンフィギュレーション ファイルを表示します。

Router# show running-config

show startup-config

NVRAMに保管されているコンフィギュレーションを表示します。

Router# show startup-config

アップに設定したインターフェイスがシャットダウンされている場合、またはハードウェアが正常に動作していないというメッセージが表示される場合には、インターフェイスが正しく接続され、終端されているかどうかを確認してください。それでもインターフェイスをアップにできない場合は、製品を購入された代理店にご連絡ください。

ここでは、次の内容について説明します。

「show versionまたはshow hardwareコマンドの使用方法」

「show diagコマンドの使用方法」

「show c7300コマンドの使用方法」

「show interfacesコマンドの使用方法」

「pingコマンドによるネットワーク接続の確認」

「loopbackコマンドの使用方法」

show コマンドを使用する作業が終了したあとは、「pingコマンドによるネットワーク接続の確認」に進んでください。

show versionまたはshow hardwareコマンドの使用方法

システムのハードウェア構成、搭載されているインターフェイス数(インターフェイス タイプ別)、Cisco IOSソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、およびブート イメージを表示するには、 show version (または show hardware )コマンドを使用します。


) このマニュアルに記載されている出力例は、これらのコマンドを実行したときに表示される実際の出力とは異なる場合があります。これらの出力は、あくまでも例です。


次に、OC-12 ATM Line Cardを搭載したCisco 7304ルータに関する show version コマンドの例を示します。

Router# show version
 
Cisco IOS Software, 7300 Software (C7300-JS-M), Version 12.2(25S2.041109.),
Copyright (c) 1986-2004 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Tue 09-Nov-04 04:31 by
 
ROM: System Bootstrap, Version 12.1(12r)EX1, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Currently running ROMMON from ROM 1
WS_REG_0 uptime is 1 hour, 5 minutes
Uptime for this control processor is 1 hour, 5 minutes
System returned to ROM by bus error at PC 0x41941398, address 0x20 at 20:10:58 UTC Thu Nov 11 2004
System image file is "disk0:c7300-js-mz.2004-11-09.x"
 
cisco 7300 (NSE100) processor (revision B) with 458752K/65536K bytes of memory.
Processor board ID SCA070200CS
R7000 CPU at 350Mhz, Implementation 39, Rev 3.2, 256KB L2, 1024KB L3 Cache
4 slot midplane, Version 67.49
 
Last reset from software reset or reload
PXF processor tmc0 'system:pxf/ucode1' is running ( v4.1 ).
PXF processor tmc1 'system:pxf/ucode1' is running ( v4.1 ).
1 FastEthernet interface
4 Gigabit Ethernet interfaces
2 ATM interfaces
509K bytes of non-volatile configuration memory.
31168K bytes of ATA compact flash in bootdisk (Sector size 512 bytes).
62976K bytes of ATA compact flash in disk0 (Sector size 512 bytes).
Standby route processor in slot 2 is down.
Configuration register is 0x2002
Router#

show diagコマンドの使用方法

show diag slot コマンドを使用して、システムに搭載されているライン カードのタイプ(および、それぞれに固有の情報)を表示します。 slot は、Cisco 7304のライン カード スロットです。


) このマニュアルに記載されている出力例は、これらのコマンドを実行したときに表示される実際の出力とは異なる場合があります。これらの出力は、あくまでも例です。


次に、Cisco 7304ルータのスロット4に搭載したOC-12 ATM Line Cardに関する show diag slot コマンドの例を示します。

Router# show diag 4
Slot 4:
OC12 ATM with SFP Line Card, 1 port
Line Card state: Active
Insertion time: 00:15:14 ago
Bandwidth points: 620000
EEPROM contents at hardware discovery:
Controller Type : 1223
Hardware Revision : 3.1
Boot Timeout : 0 msecs
PCB Serial Number : CSJ08407407
PCB Part Number : 73-6828-04
Board Revision : A0
Fab Version : 02
RMA Test History : 00
RMA Number : 0-0-0-0
RMA History : 00
Deviation Number : 0-0
Product Identifier (PID) : 7300-1OC12ATM
Top Assy. Part Number : 68-0000-00
Manufacturing Test Data : 00 00 00 00 00 00 00 00
Field Diagnostics Data : 00 00 00 00 00 00 00 00
Calibration Data : Minimum: 0 dBmV, Maximum: 0 dBmV
Calibration values :
EEPROM format version 4
EEPROM contents (hex):
0x00: 04 FF 40 04 C7 41 03 01 46 00 00 C1 8B 43 53 4A
0x10: 30 38 34 30 37 34 30 37 82 49 1A AC 04 42 41 30
0x20: 02 02 03 00 81 00 00 00 00 04 00 80 00 00 00 00
0x30: CB 94 37 33 30 30 2D 31 4F 43 31 32 41 54 4D 20
0x40: 20 20 20 20 20 20 87 44 00 00 00 C4 08 00 00 00
0x50: 00 00 00 00 00 C5 08 00 00 00 00 00 00 00 00 C8
0x60: 09 00 00 00 00 00 00 00 00 00 C7 7C F6 49 44 35
0x70: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 07 08 64 32
0x80: 28 37 26 09 C4 64 32 28 32 DD 0C E4 64 32 28 43
0x90: 24 2E E0 AA 82 64 F4 24 00 00 00 00 00 00 00 00
0xA0: 00 00 00 00 00 00 F4 B9 FF FF FF FF FF FF FF FF
0xB0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0xC0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0xD0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0xE0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0xF0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x100: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x110: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x120: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x130: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x140: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x150: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x160: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x170: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x180: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x190: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1A0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1B0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1C0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1D0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1E0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x1F0: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
FPGA information:
Current FPGA version : 00.19
IOS bundled FPGA version : 00.19
CPLD version : 00.06
Router#
 
 

show c7300コマンドの使用方法

show c7300 コマンドを使用して、システムに搭載されているライン カードのタイプ、各ライン カードのステータス、および搭載した時刻を表示します。


) このマニュアルに記載されている出力例は、これらのコマンドを実行したときに表示される実際の出力とは異なる場合があります。これらの出力は、あくまでも例です。


次に、Cisco 7304ルータに関する show c7300 コマンドの例を示します。

Router# show c7300
 
Slot Card Type Status Insertion time
---- --------- ------ --------------
0,1 NSE100 (Active) Up 01:06:35 ago
2,3 NSE100 (Standby) Down 01:06:33 ago
4 1OC12-ATM Active 01:06:30 ago
5 1OC12-ATM Active 01:06:29 ago
 
FPGA information:
Hardware FPGA version
Slot Card Type Version Bundled Flash Current
---- --------- -------- ------- ------- -------
0 NSE100 (MB) 02.01 01.07 01.07 01.07
0 NSE100 (DB) 02.01 01.07 01.07 01.07
4 1OC12-ATM 02.01 00.19 00.19 00.19
5 1OC12-ATM 02.01 00.19 00.19 00.19
 
* - Card needs an FPGA update
# - Card needs to be reloaded for the new FPGA to take effect
 
System is compliant with hardware configuration guidelines.
 
Network IO Interrupt Throttling:
throttle count=0, timer count=0
active=0, configured=1
netint usec=4000, netint mask usec=200
 
Router#
 

show interfacesコマンドの使用方法

show interfaces コマンドは、指定したインターフェイスに関するステータス情報(物理スロットおよびインターフェイス アドレスを含む)を表示します。次の例では、ATMインターフェイスを指定しています。

Cisco 7304インターフェイスに使用できるインターフェイス コマンドおよびコンフィギュレーション オプションの詳細については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。


) このマニュアルに記載されている出力例は、これらのコマンドを実行したときに表示される実際の出力とは異なる場合があります。これらの出力は、あくまでも例です。


次に、Cisco 7304ルータに関する show interfaces atm コマンドの例を示します。この例では、Cisco7304ルータのスロット4にOC-12 ATM Line Cardが搭載されています。

Router# show interfaces atm 4/0
 
ATM4/0 is up, line protocol is up
Hardware is OC-12 ATM, address is 000b.5f2d.2e80 (bia 000b.5f2d.2e80)
MTU 4470 bytes, sub MTU 4470, BW 599040 Kbit, DLY 80 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ATM, loopback not set
Encapsulation(s): AAL5
2047 maximum active VCs, 2040 current VCCs
VC idle disconnect time: 300 seconds
0 carrier transitions
Last input never, output 00:30:42, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: None
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
2040 packets output, 57120 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 1 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
Router#
 

pingコマンドによるネットワーク接続の確認

ping コマンドを使用して、インターフェイス ポートが正常に動作しているかどうかを確認できます。ここでは、このコマンドについて簡単に説明します。コマンドの詳しい説明および使用例は、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

ping コマンドは、指定した宛先IPアドレスのリモート装置に対してエコー要求パケットを送信します。エコー要求の送信後、システムは指定された時間だけ、リモート装置からの応答を待ちます。エコー応答は、コンソール端末に感嘆符(!)で表示されます。タイムアウトまでに応答が戻らなかった各要求は、ピリオド(.)で表示されます。連続する感嘆符(!!!!!)が表示された場合、接続状態は良好です。連続するピリオド(.....)、[timed out]、または[failed]のメッセージは、接続の失敗を示しています。

次に、アドレス10.0.0.10のリモート サーバに対して ping コマンドを実行し、正常に接続した場合の例を示します。

Router# ping 10.0.0.10 <Return>
 
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echoes to 10.0.0.10, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/15/64 ms
Router#
 

接続に失敗した場合は、宛先のIPアドレスが正しいかどうか、また、装置がアクティブである(電源がオンになっている)かどうかを確認してから、再度 ping コマンドを実行してください。

loopbackコマンドの使用方法

ループバック テストを使用して、OC-12 ATMインターフェイスとリモート装置間の接続をテストすることにより、機器をトラブルシューティングし、障害の検出および特定を行うことができます。 loop コマンドを実行すると、インターフェイスは内部ループバック(別名 ローカル ループバック )または回線ループバック モードになり、 ping コマンドで生成されたテスト パケットをリモート装置またはケーブル経由でループさせることができます。パケットがループを完了すれば、接続状態は良好です。そうでない場合、ループバック テストのパス上にあるリモート装置またはケーブルが障害の原因であると特定できます。

診断ループバック用のインターフェイスの設定

デフォルトのループバック設定は、no loopbackです。内部(またはローカル)ループバックを使用すると、ルータからのパケットは、フレーマ内でループバックされます。発信されたデータは、実際に送信されずに受信側にループバックされます。OC-12 ATM Line Cardが正常に動作しているかどうかを確認するには、内部ループバックが有益です。インターフェイスに内部ループバックを設定するには、 loop diagnostic コマンドを使用します。

Router(config)# interface atm 4/0
Router(config-if)# loop diagnostic
 

内部ループバックをディセーブルにするには、 no loop diagnostic コマンドを使用します。

回線ループバック用のインターフェイスの設定

デフォルトのループバック設定は、no loopbackです。回線ループバックを使用すると、受信側(RX)光ファイバ ケーブルが送信側(TX)光ファイバ ケーブルと論理的に接続され、リモート ルータから発信されたパケットがリモート ルータにループバックされます。着信したデータは、実際に受信されずに再送信されます。

インターフェイスに回線ループバックを設定するには、 loop line コマンドを使用します。

Router(config)# interface atm 3/0
Router(config-if)# loop line
 

回線ループバックをディセーブルにするには、 no loop line コマンドを使用します。

高度な設定

OC-12 ATM Line CardのさまざまなATM機能を設定およびカスタマイズする手順は、次の各項で説明します。

「OC-12 ATM Line CardでのOC-12c(STM-4c)フレーム同期の設定」

「VCの設定について」

「PVCの設定について」

「SVCの設定」

「ATM上のクラシカルIPおよびARPの設定」

OC-12 ATM Line CardでのOC-12c(STM-4c)フレーム同期の設定

OC-12 ATM Line CardにOC-12c(STM-4c)フレーム同期を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次の作業を行います。

コマンド
目的

ステップ 1

Router# interface atm slot/port

設定するATMインターフェイスを指定します。これらのコマンドを使用するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始する必要があります(例については、interface atmコマンドの例を参照)。

ステップ 2

Router(config-if)# atm clock internal

送信クロック ソースを選択します。クロック ソースとしては、internalを指定することもできますし、このコマンドの no 形式を使用して受信クロックから引き出すこともできます。デフォルトでは、受信クロック ソースが送信クロックに使用されます。

ステップ 3

Router(config-if)# atm sonet stm-4c

SONETフレーム同期としてSTM-4cを指定します(オプション)。デフォルトであるSTS-12フレーム同期に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ステップ 4

Router(config-if)# exit

コンフィギュレーション モードを終了します。

VCの設定について

Virtual Circuit(VC;仮想回線)は、リモート ホストとルータ間のポイントツーポイント接続です。ルータが通信するATMエンド ノードごとにVCを確立します。VCの特性はVCの作成時に設定します。次の特性があります。

Quality of Service(QoS;サービス品質)

ATM Adaptation Layer 5(AAL5;ATMアダプテーション レイヤ5)

カプセル化タイプ(Logical Link Control [LLC]、Subnetwork Address Protocol [SNAP]、Multiplexer [MUX]、Network Level Protocol ID [NLPID]、Integrated Local Management Interface [ILMI]、Switched Multimegabit Data Service [SMDS]、およびITU-T Q.2931 Signaling ATM Adaptation Layer [QSAAL])

QoS管理の目的でVCにサービス クラスを割り当てる場合、適用されるデフォルトのプライオリティ レベルは次のとおりです。

Operation, Administration, and Maintenance(OAM)およびシグナリング(最高レベル)

Non-real-time Variable Bit Rate(nrt-VBR;非リアルタイム可変ビットレート)

Unspecified Bit Rate(UBR)、ILMI(最低レベル)

各VCは次のルータ機能をサポートします。

マルチプロトコル(AppleTalk、CLNS、DECnet、IP、IPX、VINES、XNS)

IPパケットのファスト スイッチング

IPパケットの最適スイッチング、フロー スイッチング、およびCisco Express Forwarding(CEF)スイッチング

マルチキャスト パケットの擬似ブロードキャスト サポート

デフォルトでは、すべてのOC-12 ATM Line Cardインターフェイス上でファスト スイッチングがイネーブルに設定されています。これらのスイッチング機能をオフにするには、インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。最適、フロー、またはCEFスイッチングは、各インターフェイスで明示的にイネーブルに設定する必要があります。

PVCの設定について

Permanent Virtual Circuit(PVC)を使用するには、ルータおよびATMスイッチの両方でPVCを設定する必要があります。PVCは、いずれか一方のコンフィギュレーションから回線が削除されるまで、アクティブな状態を続けます。

PVCが設定されている場合は、すべてのコンフィギュレーション オプションがOC-12 ATM Line Cardに渡されます。これらのPVCは不揮発性RAM(NVRAM)に書き込むことができます。それらは、システム イメージのリロード時に使用されます。

ATMスイッチによっては、ブロードキャストと同じ働きをするポイントツーマルチポイントPVCが設定されている場合があります。ポイントツーマルチポイントPVCが存在する場合、そのPVCをすべてのマルチキャスト要求に対する単一のブロードキャストPVCとして使用することができます。

PVCを設定するには、次の2つの項で説明する必須の作業を行います。

「PVCの作成」

「PVCへのプロトコル アドレスのマッピング」

PVCの作成

PVCはメイン インターフェイスまたはサブインターフェイスのどちらかで作成できます。

たとえば、サブインターフェイスで PVC を作成するには、次の構文を使用できます。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router (config)# interface atm 1/0.100 point-to-point

サブ インターフェイスを作成します。

ステップ 3

Router (config-subif)# ip address 10.1.1.1 255.0.0.0

IPアドレスへのリンクを作成します。

ステップ 4

Router (config)# pvc 1/300

PVC(vpi+1、pvc=300)を作成します。

ステップ 5

Router (config)# encapsulation aal5snap

AAL5SNAPカプセル化を作成します。

ステップ 6

Router (config)# control Z

コンフィギュレーション モードを終了します。

AALおよびカプセル化のオプション コマンド

次に一覧されたオプション コマンドを使用して、ATM Adaptation Layer(AAL;ATMアダプテーション レイヤ)およびカプセル化タイプを設定できます。

aal5snap :AAL5 + LLC/SNAPカプセル化。AAL5 Logical Link Control(LLC;論理リンク制御)/Subnetwork Access Protocol(SNAP)カプセル化は、インバースARPをサポートし、プロトコル データグラムの前にLLC/SNAPを組み込みます。これによって、複数のプロトコルが同じPVCを横断できます。


) aal5snapはデフォルトのカプセル化です。これは1つのPVCを介して複数のプロトコルを搬送できるため、もっとも広く使用されています。


aal5mux :AAL5 + MUXカプセル化。 AAL5 MUXカプセル化がPVCごとにサポートできるプロトコルは1つだけ(IPまたはIPX)です。

aal5ciscoppp :シスコ独自のPPP over ATMの場合、aal5ciscopppはATMまたはAsymmetric Digital Subscriber Line(ADSL)インターフェイスを搭載するシスコ ルータのみをサポートします。PPP認証が必要な場合は、このタイプのカプセル化を使用します。

aal5nlpid: AAL5 Network Layer Protocol Identification(NLPID;ネットワーク レイヤ プロトコル識別子)カプセル化を使用すると、ATMインターフェイスは、ATMデータ サービス ユニット(ADSU)を使用しATMデータ交換インターフェイス(DXI)を稼動しているHigh-Speed Serial Interface(HSSI)と連携動作できます。

PVCコンフィギュレーション例については、「ATMコンフィギュレーションの例」を参照してください。

PVCへのプロトコル アドレスのマッピング

ここでは、PVCにプロトコル アドレスをマッピングする手順について説明します。これはPVCを設定する場合に必須の作業です。ATMインターフェイスは、リモート ホストまたはルータのATMアドレスを識別するスタティック マッピング方式をサポートしています。PVCのVCD(または、SVC動作用のNetwork Service Access Point [NSAP]アドレス)としてアドレスを指定します。

マッピング コマンドはグループで入力します。最初にマップ リストを作成し、次にそのリストをインターフェイスに対応づけます。グローバル コンフィギュレーション モードで次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# int atm 4/1.1 point-to-point

サブインターフェイスを作成します。

ステップ 3

Router(config-subif)# pvc 1/100

PVC(vpi+1、pvic=100)を作成します。

ステップ 4

Router(config-if-atm-vc)# encapsulation aal5mux ip

IP AAL5MUXカプセル化を作成します。

ステップ 5

Router(config-if-atm-vc)# protocol ip 10.1.1.2 broadcast

IPプロトコルをブロードキャスト オプションにマッピングします。

ステップ 6

Router(config-if-atm-vc)# cntl Z
 
Router#

コンフィギュレーション モードを終了します。

マップ リストには複数のマップ エントリを登録できます。 broadcast キーワードは、対応するプロトコルがブロードキャスト パケット(たとえば、ネットワーク ルーティング プロトコル アップデートなど)をインターフェイスに送信した場合に、このマップ エントリが使用されることを表します。 broadcast を指定しない場合、ATMソフトウェアはルーティング プロトコル アップデートをリモート ホストに送信しません。

broadcast を指定しても、ポイントツーマルチポイント シグナリングを 設定しない 場合、擬似ブロードキャストがイネーブルになります。ブロードキャストが設定されている仮想回線上で擬似ブロードキャストを排除してポイントツーマルチポイント シグナリングを行う方法については、次のURLにアクセスし、『 Cisco IOS Wide-Area Networking Configuration Guide Release 12.3 を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/wan_vcg.htm

詳細については、

次のURLにアクセスし、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals and Network Management Configuration Guide Release 12.3 を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/cfun_vcg.htm

次のURLにアクセスし、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals and Network Management Command Reference Release 12.3 を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/fun_r/index.htm

複数のマップ リストを作成し、それらを1つのATMインターフェイスだけに関連付けることができます。インターフェイスごとに異なるマップ リストを作成して関連付ける必要があります。「ATMコンフィギュレーションの例」を参照してください。

OC-12 ATM Line CardにおけるPVCの設定に関する詳細は、次のURLにアクセスし、『 Wide-Area Networking Configuration Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/wan_vcg.htm

マッピングおよびルーティング プロトコルの詳細については、次の各URLで該当する情報を参照してください。

『Multiple Routed Protocols Over ATM PVCs Using VC Multiplexing』

http://www.cisco.com/warp/public/121/routed_rfc1483.html

『Multiple Routed Protocols over ATM PVCs Using LLC Encapsulation』

http://www.cisco.com/warp/public/121/routed_LLC.html

SVCの設定

ATMのSwitched Virtual Circuit(SVC)サービスは、X.25 SVCサービスと似ていますが、ATMのほうがスループットがはるかに高くなります。仮想回線をダイナミックに作成してリリースすることにより、ユーザ帯域幅がオンデマンドで提供されます。このサービスでは、ルータとスイッチ間にシグナリング プロトコルが必要です。

ATMシグナリング ソフトウェアでは、User-Network Interface(UNI)でATM接続をダイナミックに確立、維持、および削除するための方式が提供されています。ATMシグナリング ソフトウェアは、ATM Forum UNI 3.0仕様に準拠しています。

UNIモードでは、ユーザがルータ、ネットワークがATMスイッチに相当します。これは重要な区別です。シスコ製ルータはATMレベルでのコール ルーティングを実行しません。その代わりに、ATMスイッチがATMコール ルーティングを実行し、それによって設定された回線を使用してルータがパケットをルーティングします。ルータはユーザ、すなわち回線の端にあるLAN相互接続装置とみなされます。一方、ATMスイッチはネットワークとみなされます。

図4-1に、基本的なATM環境におけるルータの位置を示します。ルータは主に、ATMネットワークを通じてLANを相互接続するために使用されます。図4-1のワークステーションCは、宛先ATMスイッチに直接接続されています。ATMスイッチに接続できるのはルータに限定されません。ATM Forum UNI仕様に準拠するATMインターフェイスを備えた任意のコンピュータを接続できます。

SVCの設定方法の詳細については、次のURLにアクセスし、『 Configuring ATM SVCs With Static Map Statements 』を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/121/atm_svc.html

SVCを使用するために必要な作業について、次の各項で説明します。

「すべてのSVC接続に使用されるシグナリングPVCを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。」

「NSAPアドレスの設定」

OC-12 ATM Line CardにおけるSVCの設定に関する詳細は、次のURLにアクセスし、『 Cisco IOS Wide-Area Networking Configuration Guide Release 12.3 を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/wan_vcg.htm

SVCコール セットアップを実行するPVCの設定

帯域内シグナリングを使用する(データ転送に使用されるのと同じ回線上で接続が確立される)X.25サービスとは異なり、ATMでは帯域外シグナリングが使用されます。ルータとATMスイッチ間に専用のPVCが1つ存在し、そのPVCを通じて、すべてのSVCコール確立要求およびコール切断要求が流れます。コールが確立されると、SVC上でデータがルータからルータへと送信されます。コールのセットアップおよび切断を行うシグナリングのことを、 レイヤ3 シグナリング またはQ.2931プロトコルといいます。

帯域外シグナリングを実行するには、シグナリングPVCを設定してから、SVCを設定する必要があります。図4-2では、送信元ルータからATMスイッチへのシグナリングPVCを使用して、2つのSVCが確立されています。これはフル メッシュ型ネットワークの一種であり、ワークステーションA、B、Cがすべて相互に通信可能です。

図4-1 基本的なATM環境

 

すべてのSVC接続に使用されるシグナリングPVCを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

pvc [name] vpi/vci qsaal

SVCを使用するATMメイン インターフェイスへのシグナリングPVCの設定


) このシグナリングPVCは、ATMメイン インターフェイス上でのみ設定でき、ATMサブインターフェイス上では設定できません。


次のURLにアクセスし、「 Configuring ATM 」も参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/wan_c/wcdatm.htm

VPIおよびVCI値は、ローカル スイッチと矛盾しないように設定する必要があります。VPIの標準の値は0、VCIの標準の値は5です。

ATMシグナリング コンフィギュレーションの例は、「フル メッシュ型ネットワークにおけるSVCの例」を参照してください。

図4-2 1つ以上のSVCに必要なシグナリングPVC

 

NSAPアドレスの設定

シグナリングに関与するATMインターフェイスには、いずれもNSAPアドレスを設定する必要があります。NSAPアドレスは、インターフェイスのATMアドレスであり、ネットワーク全体で一意でなければなりません。

NSAPアドレスを設定するには、次のいずれかの作業を行います。

手動による完全なNSAPアドレスの設定

ESIおよびSelectorフィールドの設定

End System Identifier(ESI)およびSelectorフィールドを設定する場合は、ILMIを使用してスイッチと通信するためのPVCも設定する必要があります。この場合、NSAPアドレスのPrefixフィールドはスイッチによって提供されます。

手動による完全なNSAPアドレスの設定

ATM NSAPアドレスを手動で設定する場合は、アドレス全体を16進表記で入力する必要があります。すなわち、入力する各数字が16進桁を表します。完全なNSAPアドレスを表記するには、40桁の16進数を次の形式で入力する必要があります。

XX.XXXX.XX.XXXXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XXXX.XX

) ATM NSAPアドレスはすべて、上記のドット付き16進表記(UNI仕様に準拠)で入力する必要があります。


インターフェイスにはデフォルトのNSAPアドレスがないので、SVCにNSAPアドレスを設定する必要があります。ATMインターフェイスの送信元NSAPアドレスを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

nsap-address nsap-address

SVCのNSAPアドレスを設定します。

次に、Cisco 7304ルータのATMインターフェイス4/0にNSAPアドレスを割り当てる例を示します。

Router (config-if)# interface atm 4/0
Router (config-if)# atm nsap-address AB.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1234.12
 
 

インターフェイスのATMアドレスを表示するには、 show interfaces atm コマンドを使用します。

詳細については、次のURLにアクセスし、「 Static and Dynamic Mapping 」を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/121/atm_svc.html

ESIおよびSelectorフィールドの設定

スイッチからNSAPアドレス プレフィクスを取得するようにルータを設定することができます。ただし、スイッチがILMIを通じてルータにNSAPアドレス プレフィクスを配信できることが前提であり、ルータにはILMI経由でのスイッチとの通信用にPVCが設定されている必要があります。

ルータがスイッチからNSAPプレフィクスを取得し、ローカルで入力された値をアドレスの残りのフィールドに使用するように設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次の作業を行います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router(config-if)# interface atm 4/0

インターフェイスを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# pvc FCC 0/16 ilmi

ILMI.を使用してスイッチと通信するために、ATMメイン インターフェイス上でILMI PVCを設定します(例については、interface atmコマンドの例を参照してください)。

ステップ 3

Router(config-if)# atm Asia-address esi.selector

NSAPアドレスのESIおよびSelectorフィールドを入力します。ESIフィールド値は16進6バイト長で、Selectorフィールド値は16進1バイト長です。

ステップ 4

Router (config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードに戻ります。

atm Asia-address コマンドで、 Asia 引数の長さは16進6バイト(12桁)、selector引数の長さは16進1バイト(2桁)です。

次に、Cisco 7304ルータ上でESIおよびSelectorフィールド値を割り当て、ILMI PVCを設定する例を示します。

Router(config-if)# interface atm 4/0
Router(config-if)# pvc FCC 0/16 ilmi
Router(config-if)# atm Asia-address 345678901234.12
Router(config-if)# exit
 

) ESIアドレスはローカルなので、20バイトNSAPアドレスを作成しATMスイッチに登録するために必要です。


ATM上のクラシカルIPおよびARPの設定

シスコでは、RFC 1577に記述されているATM Address Resolution Protocol(ARP)サーバおよびATM ARPクライアント機能を両方とも実装しています。RFC 1577は、ATMネットワークをLAN上の論理IPサブネットワークとしてモデル化しています。

ATM上でのクラシカルIPおよびARPの設定に必要な作業は、環境内にSVCまたはPVCがあるかどうかによって異なります。詳細については、次のURLにアクセスし、『 Cisco IOS Wide-Area
Networking Configuration Guide
Release 12.3 を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios123/123cgcr/wan_vcg.htm

1-Port OC-12 ATM Line Cardのカスタマイズ

OC-12 ATM Line Cardは、カスタマイズできます。カスタマイズ可能な機能にはデフォルト値があります。おそらく、このデフォルト値はお使いの環境に適合するため、変更する必要はありません。ただし、システム コンフィギュレーションの条件や、インターフェイス上でルーティングに使用するプロトコルによっては、コンフィギュレーション コマンドを入力しなければならない場合があります。OC-12 ATM Line Cardをカスタマイズする場合は、次に説明する作業を行ってください。

「MTUサイズの設定」

「ローカル ループバック用のATMインターフェイスの設定」

「外部ループバック用のATMインターフェイスの設定」


) ここで説明するコマンドを使用するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始する必要があります。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、interface atmコマンドを使用し、設定するATMインターフェイスのインターフェイス アドレスを指定します(interface atmコマンドおよび使用するインターフェイス アドレスの詳細については、interface atmコマンドの例を参照してください)。


MTUサイズの設定

各ATMインターフェイスには、デフォルトの最大パケット サイズ、すなわちMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)サイズがあります。OC-12 ATM Line Cardの場合、この値はデフォルトで4470バイトであり、範囲は64~9216バイトです。最大MTUサイズを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

Router(config-if)# mtu bytes

ローカル ループバック用のATMインターフェイスの設定

ATMインターフェイスにローカル ループバック(送信データを受信データにループバックさせ、OC-12 ATM Line Cardが動作しているかどうかを確認するうえで有益)を設定するには、次のコマンドを使用します。

Router(config-if)# loopback diagnostic
 

ローカル ループバックをオフにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

外部ループバック用のATMインターフェイスの設定

ATMインターフェイスに外部ループバック(受信データを送信データにループバックさせ、OC-12 ATM Line Cardが動作しているかどうかを確認するうえで有益)を設定するには、次のコマンドを使用します。

Router(config-if)# loopback line
 

外部ループバックをオフにするには、各コマンドの no 形式を使用します。

詳細については、次のURLにアクセスし、『 Understanding Loopback Modes on Cisco Routers 』を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/121/atmloopback.html

高度なコンフィギュレーションの確認

新しいインターフェイスを設定したあと、インターフェイスのステータスを表示できます。また、ATMネットワークおよび接続されている仮想回線の現在の状態を表示することもできます。現在の仮想回線およびトラフィックに関する情報を表示するには、EXECモードで次のコマンドを使用します

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# show atm interface atm slot-number/interface port number

ATMインターフェイスに関するATM固有の情報を表示します。

ステップ 2

Router# show atm map

ATMネットワーク上のリモート ホストに設定されているATMスタティック マップのリストを表示します。

ステップ 3

Router# show atm traffic

ルータに接続されているすべてのATMネットワークについて、グローバルなトラフィック情報を表示します。このルータ上のすべてのATMトラフィックに関するカウンタの一覧が表示されます。

ステップ 4

Router# show atm vc [vcd]

すべてのPVCおよびSVC(または特定の仮想回線)について、ATM仮想回線情報を表示します。

ステップ 5

Router# show sscop1

ATMインターフェイスの詳細情報を表示します。

ステップ 6

Router# show atm arp-server

ATM ARPサーバ テーブルを表示します。

ステップ 7

Router# show atm ilmi-status

ATM ILMI情報を表示します。

1.SSCOP = Service-Specific Connection Oriented Protocol

トラフィック管理

OC-12 ATM Line Cardは、表4-5に示すトラフィック シェーピング パラメータをサポートしています。そのため、生成されるトラフィックは ATM Forum Traffic Management Specification Version 4.0 に適合します。

 

表4-5 トラフィック シェーピング パラメータおよび各パラメータの範囲

トラフィック パラメータ
範囲
デフォルト

ピーク速度
OC-12

38~599040 kbps

ピーク速度を指定しない場合、新しいVCは物理レイヤの最大速度に設定されます。

Sustained Cell Rate
(SCR;平均セル レート)

38 kbps <SCR < 299520 kbps(vbr-nrtの場合)

平均=ピーク速度

最大バースト サイズ

1~65,535

OC-12 ATM Line CardのMTUサイズと同等(ATMインターフェイスについてのみユーザ側で設定可能)

『ATM Forum Traffic Management Specification Version 4.0』

ftp://ftp.atmforum.com/pub/approved-specs/af-tm-0056.000.pdf

『Understanding the VBR-nrt Service Category and Traffic Shaping for ATM VCs』

http://www.cisco.com/warp/public/121/atm_vbrshape.shtml


) OC-12 ATM Line Cardは、uBR(ユニバーサル ブロードバンド ルータ)およびnrt-VBRトラフィックのみをサポートします。


1-Port OC-12 ATM Line Cardのテストとトラブルシューティング

ここでは、OC-12 ATM Line Cardのトラブルシューティングに関する推奨事項を説明します。ネットワーク接続を確認するには、 ping コマンドを使用します。 debug コマンドはネットワーク問題の解決に役立ちます。また、ネットワークの現在の状態を表示するには、 show コマンドを使用します。

ここでは、次の項目について説明します。

「1-Port OC-12 ATM Line Cardの統計情報」

「debug atmコマンドの使用方法」

「ATM情報を表示するコマンド」

「トラブルシューティングの詳細情報」

1-Port OC-12 ATM Line Cardの統計情報

OC-12 ATM Line Cardは、特定のエラーに関するカウントを維持し、ATMコントローラ機能のパフォーマンスを追跡しています。これらのエラー カウントを維持することに加えて、OC-12 ATM Line Cardはエラーを引き起こした最新のVCI/VPIのスナップショットを記録します。OC-12 ATM Line Cardのエラー カウンタは、16ビットで構成されています。カウントされるエラーは、次のとおりです。

CRCエラー

受信したジャイアント フレーム数

バッファ不足

フレーム同期エラー

アプリケーション レイヤまたは物理レイヤ エラー

受信時のパケット タイムアウト エラー

OC-12 ATM Line Cardに関する統計情報を収集するには、次のATMコマンドを使用します。

ライン カード固有のエラー統計情報を表示するには、 show interfaces atm コマンドを使用します。

Router# show interface atm
 

) サポート対象プラットフォームにおけるshow interfaces atmコマンドの例は、「show interfacesコマンドの使用方法」を参照してください。


ATMフレーム同期情報およびATM機能のパフォーマンス統計情報を表示するには、show
controllers atmコマンドを使用します。

Router# show controllers atm 4/0
 

次に、Cisco 7304ルータに関するshow controllers atmコマンドの例を示します。

Router# show controllers atm 4/0
Interface ATM4/0 is administratively down
Hardware is OC-12 ATM, bandwidth OC12 (622000Kbps)
SFP is SFP_OC12_MM, Framer is PMC PM5357 S/UNI-SATURN (622-SATURN).
SAR device is MXT4400 TSP
PortMakerI AAL5 SAR firmware version for MXT4400 Reassembly SAR:
major 0x1, minor 0x6, patch 0x03, code level 0x00
PortMakerI AAL5 SAR firmware version for MXT4400 Segmemtation SAR:
major 0x1, minor 0x6, patch 0x03, code level 0x00
hwidb=0x45BEF610, ds=0x45BF0A40, ds_vp=0x45C49A00, ds_vc=0x45BF18C0
slot=4, slotunit=0, fci_type=0x04C7, ticks=405
atm_db_flags=0x00048300
Current VCC count: current=0, peak=100
Framer Information:
Framing mode: SONET OC12 STM-4. Clock source: line. Loopback mode: none.
Facility alarm: None
S1 byte: in synchronization
Phy stats:
sbip lbip lfebe pbip pfebe hcse
------------------------------------------------------------------------
86 294 282 65670 70241 0
sbip: Section BIP8
lbip: Line BIP8/96
lfebe: Line FEBE
pbip: Path BIP8
pfebe: Path FEBE
hcse: Rx Cell HCS Error
RXCP received cells: 89110445, TXCP transmitted cells: 602953649
PATH TRACE BUFFER : STABLE
Remote hostname :
Remote interface:
Remote IP addr :
 
Reassembler Counters:
RXBytes: 3920822400
RXCellsUnopenedChannel: 849
RXPacketsCRC32Error: 0
RXPacketsLECIDMatch: 0
RXCellsCRC10Error: 0
RXPacketsNoBuffers: 0
RXPacketsTrailerLen: 0
RXPacketsAbort: 0
RXPacketsMPSError: 0
RXPacketsDeEncapError: 0
RXPacketsReasmTO: 0
Segmenter Counters:
TXBytes: 3920829148
TXPacketsMPSError: 0
Line Card FPGA Counters:
RXPackets: 14851600 RXBytes: 3920822400 RxMTUPacketDrop: 0
TXPackets: 14851841 TXBytes: 3920829148 TXDataPacketDrop: 0
Router#
 
 

debug atmコマンドの使用方法

ATMネットワークで発生した問題を解決するときには、次の debug atm コマンドが役立ちます。

 

表4-6 debugコマンドの使用方法

コマンド
機能

debug atm packet

SNAP/NLPID/SMDSヘッダーの内容に続いて、パケットの先頭40バイトが16進形式で表示されます。

Router# debug atm packet

debug atm error

検出されたATMエラー情報がすべて表示されます。内容としては、カプセル化の失敗、ATM設定時のエラーなどが含まれます。

Router# debug atm errors

debug atm events

OC-12 ATM Line Cardに対して行われたイベント(リセット、VCの設定、およびOC-12 ATM Line Cardの設定)が表示されます。

Router# debug atm events

debug atm oam

ネットワークから着信するOAMセルの内容が表示されます。

Router# debug atm oam

debug コマンドを使用したあと、デバッグ機能をオフにするには、 no debug コマンドを使用します。

ATM情報を表示するコマンド

次のコマンドは、OC-12 ATM Line Cardに関する情報を表示します。

 

表4-7 showコマンドの使用方法

コマンド
機能

show atm vc [vcd]

現在の vc または vcd トラフィックに関する情報を表示します。vcまたは vdc# は、対応するvcまたはvdcに固有のインデックス値です。

Router# show atm vc [vcd]

show atm interfaces atm

インターフェイス アドレスによって指定したATMインターフェイスの統計情報を表示します。

Router# show atm interfaces atm slot/port

show atm traffic

ルータに接続されているすべてのATMネットワークについて、グローバルなトラフィック情報を表示します。

Router# show atm traffic

show atm map

ATMネットワーク上のリモート ホストに対応するアクティブなATMスタティック マップのリストを表示します。

Router# show atm map

show sscop atm

ATMインターフェイスのSSCOPの詳細情報を表示します。

Router# show sscop atm 1/0

show protocols

設定されたレイヤ3プロトコルのグローバルな(システム全体の)ステータスとインターフェイス固有のステータスを表示します。

Router# show protocols

show running-config

RAM内で現在稼動中のOC-12 ATM Line Cardコンフィギュレーションを表示します。

Router# show running-config

Router# show atm vc
 
VCD / Peak Avg/Min Burst
Interface Name VPI VCI Type Encaps SC Kbps Kbps Cells Sts
4/0.1 1 1 100 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.2 2 1 101 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.3 3 1 102 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.4 4 1 103 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.5 5 1 104 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.6 6 1 105 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.7 7 1 106 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.8 8 1 107 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.9 9 1 108 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.10 10 1 109 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.11 11 1 110 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.12 12 1 111 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.13 13 1 112 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.14 14 1 113 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.15 15 1 114 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.16 16 1 115 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.17 17 1 116 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.18 18 1 117 PVC NLPID UBR 599040 UP
4/0.19 19 1 118 PVC NLPID UBR 599040 UP
 
Router# show atm vcd 13
 
ATM4/0.13: VCD: 13, VPI: 1, VCI: 112
UBR, PeakRate: 599040
AAL5-NLPID, etype:0x2, Flags: 0xC21, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s)
InARP DISABLED
Transmit priority 4
InPkts: 35926, OutPkts: 371, InBytes: 2371116, OutBytes: 24448
InPRoc: 0, OutPRoc: 1
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 0, OutAS: 0
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
InByteDrops: 0, OutByteDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
OAM cells sent: 0
Status: UP
ATM5/0.2053: VCD: 13, VPI: 1, VCI: 2152
UBR, PeakRate: 599040
AAL5-NLPID, etype:0x2, Flags: 0xC21, VCmode: 0x0
OAM frequency: 0 second(s)
InARP DISABLED
Transmit priority 4
InPkts: 65133, OutPkts: 370, InBytes: 4298778, OutBytes: 24382
InPRoc: 0, OutPRoc: 1
InFast: 0, OutFast: 0, InAS: 0, OutAS: 0
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
InByteDrops: 0, OutByteDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0, LengthViolation: 0, CPIErrors: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 0
OAM cells sent: 0
Status: UP
Router#
 
 
Router# show atm interface atm 4/0
 
Interface ATM4/0:
AAL enabled: AAL5 , Maximum VCs: 2047, Current VCCs: 2040
 
Maximum Transmit Channels: 0
Max. Datagram Size: 4528
PLIM Type: SONET - 622000Kbps, TX clocking: LINE
Cell-payload scrambling: ON
sts-stream scrambling: ON
0 input, 2040 output, 0 IN fast, 0 OUT fast, 0 out drop
Avail bw = 622000
Config. is ACTIVE
Router#
 
 
Router# show sscop atm 1/0
 
SSCOP details for interface ATM3/0
Current State = Idle, Uni version = 4.0
Send Sequence Number: Current = 0, Maximum = 30
Send Sequence Number Acked = 0
Rcv Sequence Number: Lower Edge = 0, Upper Edge = 0, Max = 30
Poll Sequence Number = 0, Poll Ack Sequence Number = 1
Vt(Pd) = 0 Vt(Sq) = 0
Timer_IDLE = 10 - Inactive
Timer_CC = 1 - Inactive
Timer_POLL = 1000 - Inactive
Timer_KEEPALIVE = 5 - Inactive
Timer_NO-RESPONSE = 45 - Inactive
Current Retry Count = 0, Maximum Retry Count = 10
 

詳細については、次のURLにアクセスし、『 Understanding SSCOP Messages on Router ATM Interfaces 』を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/121/sscop_messages.html

Router# show protocols
 
Global values:
Internet Protocol routing is enabled
DECNET routing is enabled
XNS routing is enabled
Appletalk routing is enabled
X.25 routing is enabled
Ethernet 0 is up, line protocol is up
Internet address is 192.168.1.1, subnet mask is 255.255.255.0
Decnet cost is 5
XNS address is 2001.AA00.0400.06CC
AppleTalk address is 4.129, zone Twilight
Serial 0 is up, line protocol is up
Internet address is 192.168.7.49, subnet mask is 255.255.255.240
Ethernet 1 is up, line protocol is up
Internet address is 192.168.2.1, subnet mask is 255.255.255.0
Decnet cost is 5
XNS address is 2002.AA00.0400.06CC
AppleTalk address is 254.132, zone Twilight
Serial 1 is down, line protocol is down
Internet address is 192.168.7.177, subnet mask is 255.255.255.240
AppleTalk address is 999.1, zone Magnolia Estates
 
 

この出力例に示されているパラメータまたはプロトコルの詳細については、以下を参照してください。

『Cisco IOS Network Protocols Configuration Guide, Part 1』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios120/12cgcr/np1_c/

『Network Protocols Configuration Guide, Part 2』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios120/12cgcr/np2_c/

『Network Protocols Configuration Guide, Part 3』

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios120/12cgcr/np3_c/

Router# show running-config
 
interface ATM4/0
no ip address
!
interface ATM4/0.1 point-to-point
ip address 10.1.1.1 255.255.255.252
pvc 1/10000
encapsulation aal5snap
!
 
 

トラブルシューティングの詳細情報

トラブルシューティングの詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Troubleshooting IP over ATM PVC Connectivity』

http://www.cisco.com/warp/public/121/ipoveratm.html

『ATM PVC, SVC, Soft-PVC, and PVP Frequently Asked Questions』

http://www.cisco.com/warp/public/121/pvcfaq_23520.html

『Configuring RFC 1577 and RFC 2225 Over SVCs』

http://www.cisco.com/warp/public/121/1577svc_19150.html

『CRC Troubleshooting Guide for ATM Interfaces』

http://www.cisco.com/warp/public/121/crc_tshooting.html

『Troubleshooting ATM PVCs in a WAN Environment』

http://www.cisco.com/warp/public/121/newchapter.htm

ATMコンフィギュレーションの例

ここでは、ATMインターフェイス コンフィギュレーションの例を示します。詳細なコンフィギュレーション例については、「関連資料」に記載されているルータのソフトウェア マニュアルを参照してください。

「AAL5およびLLC/SNAPカプセル化を使用するPVCの例」

「フル メッシュ型ネットワークにおけるPVCの例」

「フル メッシュ型ネットワークにおけるSVCの例」

「2つの1-Port OC-12 ATM Line Cardのバックツーバック接続」

エミュレートLANのコンフィギュレーション例は、『 Wide-Area Networking Configuration Guide 』を参照してください。

AAL5およびLLC/SNAPカプセル化を使用するPVCの例

次の例では、ATMインターフェイス3/0に、AAL5上のLLC/SNAPカプセル化を使用してPVC 5を作成しています。ATMインターフェイス3/0(IPアドレス10.0.0.1 255.0.0.0)は、接続の反対側でATMインターフェイス(IPアドレス10.0.0.2 255.0.0.0)に接続しています。スタティック マップ リスト atm1 によって、次のノードがIPからのマルチキャスト パケットのブロードキャスト ポイントであることが宣言されています。

interface ATM 3/0
ip address 10.0.0.1 255.0.0.0
map-group atm1
atm pvc 5 0 1 aal5snap
!
no ip classless
!
map-list atm1
ip 10.0.0.2 atm-vc 1 broadcast
 

次に、PVCの一般的なATMコンフィギュレーションの例を示します。

interface ATM 4/0
ip address 10.0.0.1 255.0.0.0
map-group atm
atm pvc 1 1 1 aal5snap
atm pvc 2 2 2 aal5snap
atm pvc 6 6 6 aal5snap
atm pvc 7 7 7 aal5snap
clns router iso-igrp comet
!
Router iso-igrp comet
net 47.0004.0001.0000.0c00.6666.00
!
Router igrp 109
network 10.255.255.255
!
ip domain-name CISCO.COM
!
map-list atm
ip 10.0.0.2 atm-vc 7 broadcast
clns 47.0004.0001.0000.0c00.6e26.00 atm-vc 6 broadcast
 

フル メッシュ型ネットワークにおけるPVCの例

図4-3に、フル メッシュ型のネットワークを示します。この図のあとに、ルータA、B、Cのコンフィギュレーションを示します。この例では、各ルータはPVCを使用するように設定されています。 フル メッシュ とは、各ネットワーク ノードが他のすべてのネットワーク ノードに物理回線または仮想回線で接続されていることを意味します。ルータAに設定されている2つのmap-listステーメントには、ルータBおよびCのATMアドレスが指定されています。ルータBの2つの
map-listステートメントには、ルータAおよびCのATMアドレスが指定されています。ルータCの2つのmap-listステートメントには、ルータAおよびBのATMアドレスが指定されています。

図4-3 フル メッシュ型ATMコンフィギュレーションの例

 

ルータA

ip routing
 
interface atm 4/0.1 multipoint
ip address 172.21.168.1 255.255.255.0
pvc 0/10
encapsulation aal2snap
protocol ip 172.21.168.1 broadcast
pvc 0/30
encapsulation aal5snap
protocol ip 172.21.168.3 broadcast

ルータB

ip routing
!
interface atm 2/0.1 multipoint
ip address 172.21.168.2 255.255.255.0
pvc 0/10
encapsulation aal2snap
protocol ip 172.21.168.1 broadcast
pvc 0/30
encapsulation aal5snap
protocol ip 172.21.168.3 broadcast
 

ルータC

ip routing
 
interface atm 4/0.1 multipoint
ip address 172.21.168.3 255.255.255.0
pvc 0/20
encapsulation aal5snap
protocol ip 172.21.168.1 broadcast
pvc 0/30
encapsulation aal5snap
protocol ip 172.21.168.2 broadcast

フル メッシュ型ネットワークにおけるSVCの例

次の例も図4-3に示したフル メッシュ型ネットワークと同様のコンフィギュレーションですが、ここではSVCを使用しています。PVC 1がシグナリングPVCです。

ルータA

interface atm 4/0
 
ip address 172.16.168.1 255.255.255.0
atm nsap-address AB.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1234.12
atm maxvc 1024
pvc 0/5 qsaal
exit
!
svc svc-1 nsap BC.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.13
protocol ip 172.16.168.2
exit
!
svc svc-2 nsap CA.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.12
protocol ip 172.16.168.3
exit
 

ルータB

interface atm 2/0
 
ip address 172.16.168.2 255.255.255.0
atm nsap-address BC.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.13
atm maxvc 1024
pvc 0/5 qsaal
exit
!
svc svc-1 nsap AB.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1234.12
protocol ip 172.16.168.1
exit
!
svc svc-2 nsap CA.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.12
protocol ip 172.16.168.3
exit
 

ルータC

interface atm 4/0
 
ip address 172.16.168.3 255.255.255.0
atm nsap-address CA.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.12
atm maxvc 1024
pvc 0/5 qsaal
exit
!
svc nsap AB.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1234.12
protocol ip 172.16.168.1
exit
!
svc nsap BC.CDEF.01.234567.890A.BCDE.F012.3456.7890.1334.13
protocol ip 172.16.168.2
exit
 

2つの1-Port OC-12 ATM Line Cardのバックツーバック接続

OC-12 ATM Line Cardを搭載した2台のルータを標準的なケーブルで接続することによって、ATMポートの動作を確認したり、ルータを直接リンクして大規模なノードを構築することができます。

2台のルータを接続するには、一方のATMポートともう一方のATMポートをケーブルで接続します。

デフォルトでは、OC-12 ATM Line Cardには送信クロックを提供するATMスイッチが接続されていることが前提になります。OC-12 ATM Line CardがSONET Physical Layer Interface Module(PLIM;物理レイヤ インターフェイス モジュール)動作用に送信クロックを内部的に生成するように指定するには、コンフィギュレーションに atm clock internal コマンドを追加します。


) OC-3c(SONET)インターフェイスの場合、各ルータ上の1つのOC-12 ATM Line Cardが内部クロックを回線に提供するように設定する必要があります。


次に、OC-3cインターフェイスを通じて接続する2台のルータについて、コンフィギュレーション ファイル コマンドの例を示します。

第1のルータ

interface atm 3/0
 
atm clock internal
interface atm3/0.1 point-to-point
ip address 10.0.0.1 255.0.0.0
pvc 1/5
encapsulation aal5snap
protocol ip 10.0.0.2 broadcast

第2のルータ

interface atm 3/0
 
interface atm3/0.1 point-to-point
ip address 10.0.0.2 255.0.0.0
pvc 1/5
encapsulation aal5snap
protocol ip 10.0.0.1 broadcast
 

ブートディスク イメージのアップグレード

ブート イメージには、Cisco IOSソフトウェアのサブセットが含まれています。このイメージを使用して、ネットワーク ブートまたはルータへのCisco IOSイメージのロードを実行します。このイメージは、システムが有効なシステム イメージを検出できない場合にも使用されます。

Cisco IOSソフトウェアを最小限必要なソフトウェア リリースにアップグレードする際、ブートディスク イメージもアップグレードすることを推奨します。ブート イメージをアップグレードするには、ネットワーク サーバからルータのブートディスクに新しいブート イメージをコピーする方法があります。次の表に、Trivial File Transfer Protocol(TFTP;簡易ファイル転送プロトコル)サーバからブートディスクにブート イメージをコピーする手順を示します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#

コマンドの送信元として端末を指定し、コンフィギュレーション モードを開始します。以下のコマンドを使用するには、コンフィギュレーション モードを開始する必要があります

ステップ 2

Router(config)# dir bootdisk

(任意)必要な場合、ブートディスク メモリ上のシステム イメージ ファイル名の正確なスペルを調べます。

ステップ 3

Router(config)# copy bootdisk: tftp

現在のブートディスク イメージのバックアップ コピーを作成します。

ステップ 4

Router(config)# copy tftp bootdisk

ブート イメージをブートディスク メモリにコピーします。

ステップ 5

Router(config)# ip-address or name

プロンプトに、サーバのIPアドレスまたはドメイン名を入力します。

TFTPサーバの設定手順など、詳細については、『Configuration Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。

CLI制御OIR

データ フローを中断させずにCisco 7304ルータからライン カードを取り外すには、EXECモードでhw-module slot slot # stop/startコマンドを使用します。hw-module slot slot # stopコマンドは、トラフィックを停止し、すべてのライン カード インターフェイスをシャットダウンして、ライン カードを非アクティブにします。hw-module slot slot # startコマンドは、ライン カードをリセットして、オンラインに戻します。OIR LEDは消灯します。


) ライン カードを挿入すると、システムは自動的にカードをアクティブにします。hw-module slot slot # startコマンドを実行する必要があるのは、hw-module slot slot # stopコマンドによって非アクティブになっていた搭載済みのライン カードを再度アクティブにする場合だけです。


スロット2のアクティブなライン カードを取り外して取り付ける手順は、次のとおりです。

Router# hw-module slot 4 stop

OIR LED(グリーン)が点灯すると、スロット2のライン カードは非アクティブになるので、物理的に取り外して新しいライン カードに交換することができます( ライン カードの取り外しおよび取り付けを参照)。

スロット4に新しいライン カードを取り付けると、そのライン カードは自動的にリセットされ、オンライン状態になり、OIR LEDが消灯します。