Cisco 7301インストレーション コンフィギュレーション ガイド
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発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

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Cisco 7301ルータの仕様

ソフトウェア要件

プロセッサおよびメモリの仕様

SFP GBICモジュールの構成

ギガビット イーサネットRJ-45ポートのピン割り当て

コンソール ポートとAUXポートの信号およびピン割り当て

アラーム ポート

リチウム電池に関する注意

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この付録では、Cisco 7301ルータの仕様、ケーブル アセンブリ、およびルータに付属しているケーブルのピン割り当てについて説明します。

装置にケーブルを接続する手順については、「Cisco 7301の概要」および「ラックマウント、卓上への設置、およびケーブル接続」を参照してください。

ここで紹介するケーブル アセンブリおよびピン割り当て情報は、次のとおりです。

「Cisco 7301ルータの仕様」

「ソフトウェア要件」

「プロセッサおよびメモリの仕様」

「SFP GBICモジュールの構成」

「ギガビット イーサネットRJ-45ポートのピン割り当て」

「コンソール ポートとAUXポートの信号およびピン割り当て」

「アラーム ポート」

「リチウム電池に関する注意」

Cisco 7301ルータの仕様

Cisco 7301ルータの仕様は、 表A-1 のとおりです。

 

表A-1 Cisco 7301ルータの仕様

説明
仕様

寸法(高さ×幅×奥行)

1.73インチ×17.3インチ×13.87インチ(4.39 cm×43.9 cm×35.23 cm)

重量

ポート アダプタを1つ搭載したフル装備のシャーシ:最大10.5ポンド(4.76 kg)

放熱量

50 W(170 BTU)(一般値)、75 W(255 BTU1)(最大)

消費電力

75 W(最大構成)

単一および二重AC電源装置の情報

AC入力

75 W(最大)(単一電源装置構成)

AC入力定格電圧

100~240 VAC2ワイド インプット(力率補正回路付き)

AC入力定格電流

2 A(定格)

100 VACで最大1.0 A3、240 VACで最大0.05 A

AC入力定格周波数

50~60 Hz4

AC入力コード

18 AWG5の3線式コード、電源装置側に3リードIEC-320レセプタクル、電源側に各国仕様のプラグ

24 VDC電源装置の情報

DC入力

75 W(最大構成)

DC入力定格電圧

+24 VDC6(公称値)、最大範囲は+18~+36 VDC

DC入力定格電流

6 A(定格)、+24 VDCで3 A(34 VDCで50 A = 2.1 Aの一般的な引き込み)以下

DC入力コード

18 AWG以上を推奨、140°F(60°C)以上の定格で2つ以上のコンダクタを装備

48 V単一および二重DC電源装置の情報

DC入力定格電圧

北米では-48 VDC(公称値)、欧州の一部の国では-60 VDC(公称値)。最大範囲は-40.5~72 VDC

DC入力定格電流

3 A(定格)、-48 VDCで1.6 A(48 VDCで50 A = 1.1 Aの一般的な引き込み)以下

DC入力コード

18 AWG以上のより線を推奨、定格は140°F(60°C)以上

温度

動作時:32~104°F(0~40°C)、非動作時:-4~149°F(-20~65°C)

湿度

10~90%(結露しないこと)

1.BTU = British Thermal Units(英国熱量単位)

2.VAC = Volts Alternating Current(交流電圧)

3.A =アンペア

4.Hz =ヘルツ

5.AWG = American Wire Gauge

6.VDC = Volts Direct Current(直流電圧)


) 必要に応じて、鉄共振型のUninterruptable Power Supply(UPS;無停電電源装置)ではなく、正弦波出力型のUPSを使用してください。


ソフトウェア要件

Cisco 7301ルータの最小限のソフトウェア要件は、Cisco IOS Release 12.2(11)YZおよびRelease 12.2(13)Bです。

ルータに搭載したハードウェアに最小限必要なCisco IOSソフトウェアを確認できるように、シスコではCisco.comにSoftware Advisorツールを用意しています。このツールは、システム内のモジュールの互換性を調べるのではなく、個々のハードウェア モジュールまたはコンポーネントに最小限必要なIOSを調べるためのものです。


) このツールへのアクセスは、Cisco.comのログイン アカウントを所有しているユーザに限られます。


Software Advisorにアクセスするには、Cisco.comでLog Inをクリックし、Technical Supportに進んでください。ブラウザから次のURLを直接入力することによって、このツールにアクセスすることもできます。
http://www.cisco.com/en/US/customer/products/sw/secursw/ps2136/products_software_advisor_tool_launch.html

製品ファミリーを選択するか、特定の製品番号を入力し、ハードウェアに最小限必要な、サポート対象のソフトウェア リリースを検索してください。

プロセッサおよびメモリの仕様

 

表A-2 プロセッサおよびメモリの仕様

メモリ タイプ
容量
個数
説明

SDRAM

128 MB

2

SDRAM SODIMM×2、合計256 MB

256 MB

2

SDRAM SODIMM×2、合計512 MB

512 MB

2

SDRAM SODIMM×2、合計1 GB

ブートROM

512 KB

1

ROMモニタ プログラム用のFLASH PROM

1次キャッシュ

32 KB(命令に16 KB、データに16 KB)

--

BCM 1250プロセッサ、内部キャッシュ

2次キャッシュ

512 KB

--

BCM 1250プロセッサ、内部キャッシュ

フラッシュ メモリ

32 MB

1

デフォルトのブートヘルパー(ブート ローダ)イメージを格納

NVRAM(不揮発性RAM)

512 KB

1

システム コンフィギュレーション ファイル用のバッテリ バックアップ型SRAM

 

表A-3 コンパクト フラッシュ ディスクの構成

個数
容量
説明
製品ID

1

64 MB

デフォルトのCisco IOSイメージを格納

MEM-7301-FLD64M=

1

128 MB

MEM-7301-FLD128M=

 

表A-4 SODIMMの構成

SDRAM合計
個数
製品ID

256 MB

128 MB SODIMM×2

MEM-7301-256MB=

512 MB

256 MB SODIMM×2

MEM-7301-512-MB=

1 GB

512 MB SODIMM×2

MEM-7301-1GB=

SFP GBICモジュールの構成

 

表A-5 SFP GBICモジュールの構成

製品ID
タイプ

GLC-SX-MM=

短波(1000BASE-SX)

GLC-LH-SM=

長波/長距離(1000BASE-LX)

GLC-ZX-SM=

超長距離波(1000BASE-ZX)

Cisco 7301ルータでサポートするCWDN SFPのリストは、 表A-6 を参照してください。

 

表A-6 CWDM SFPの構成

CWDMの製品番号
カラー

CWDM-SFP-1470=

グレー

CWDM-SFP-1490=

バイオレット

CWDM-SFP-1510=

ブルー

CWDM-SFP-1530=

グリーン

CWDM-SFP-1550=

イエロー

CWDM-SFP-1570=

オレンジ

CWDM-SFP-1590=

レッド

CWDM-SFP-1610=

ブラウン

仕様およびケーブルについては、次のマニュアルを参照してください。

Gigabit Interface Converter (GBIC) and Small Form-Factor Pluggable (SFP) GBIC Installation Information and Specifications

Cisco Small Form-Factor Pluggable Gigabit Interface Converter Data Sheet

Cisco 1000BASE-T SFP Data Sheet

Cisco CWDM GBIC/SFP Solution Data Sheet

Cisco Coarse Wavelength-Divsion Multiplexing SFP Compatability Matrix

ギガビット イーサネットRJ-45ポートのピン割り当て

Cisco 7301ルータにはRJ-45ポートが備わっていて、3つの10/100/1000ギガビット イーサネット/ファスト イーサネット/イーサネット接続が可能です。このRJ-45ポートは、10BASE-T、100BASE-TX、および1000BASE-T仕様に適合するIEEE(米国電気電子学会)802.ab(ギガビット イーサネット)およびIEEE 802.3u(ファスト イーサネット)インターフェイスをサポートします。

RJ-45ポートには、RJ-45コネクタを備えたストレートおよびクロスのカテゴリ5 Unshielded Twisted-Pair(UTP;シールドなしツイストペア)ケーブルを使用できます。カテゴリ5 UTPケーブルは、別途必要です。


警告 感電事故を防止するために、Telephone Network Voltage(TNV;電話網電圧)回路にSafety Extra-Low Voltage(SELV)回路を接続しないでください。LANポートにはSELV回路が、WANポートにはTNV回路が組み込まれています。一部のLANポートとWANポートは両方ともRJ-45コネクタを使用します。ケーブルを接続するときには、十分に注意してください。


図A-1図A-1に、RJ-45ポートおよびコネクタを示します。 表A-7 RJ-45レセプタクルのピン割り当てに、RJ-45ポートのピン割り当ておよび信号を示します。

図A-1 RJ-45ポートおよびコネクタ

 

1

RJ-45コネクタ

 

表A-7 RJ-45レセプタクルのピン割り当て

ピン
FE信号
GE信号

1

TX DATA+7

Tx A+

2

TX DATA-

Tx A-

3

RX DATA+8

Rx B+

4

該当しない

Tx C+

5

該当しない

Tx C-

6

RX DATA-

Rx B-

7

該当しない

Rx D+

8

該当しない

Rx D-

7.TX DATA = データ送信

8.RX DATA = データ受信


表A-7RJ-45レセプタクルのピン割り当てのRJ-45のピン割り当てを参照し、未使用のカテゴリ5 UTPケーブル ペア4/5および7/8に、適切なコモンモード ライン終端を取り付ける必要があります。コモンモード終端によって、EMI(電磁波干渉)が減少します。


RJ-45インターフェイスのケーブル要件に応じて、ギガビット イーサネットの場合は図A-2および図A-3 のピン割り当てを、イーサネットまたはファストイーサネットの場合は図A-4のピン割り当てを参照して、ストレートまたはクロスのツイストペア ケーブルを接続してください。

図A-2 10/100/1000および1000BASE-T GBICモジュール ポート用4ツイストペア ストレート ケーブルのピン割り当て

 

1

ルータ

2

ハブ

図A-3 10/100/1000および1000BASE-T GBICモジュール ポート用4ツイストペア クロス ケーブルのピン割り当て

 

1

ルータ

2

ハブ

図A-4 イーサネット/ファスト イーサネット用ストレートまたはクロス ケーブルのピン割り当て

 

1

ストレート ケーブルのピン割り当て、イーサネット ポートとハブまたはリピータの間

4

ハブ

2

クロス ケーブルのピン割り当て、イーサネット ポートとDTEの間

5

DTE

3

イーサネット ポート

 

UTPケーブルがクロスなのかストレートなのかを判別するには、2つのRJ-45コネクタを並べて持ち、終端内部の色分けされたワイヤを確認します。図A-5を参照してください。

図A-5 クロス ケーブルおよびストレート ケーブルの識別

 

次のように、色分けされたワイヤの並び方で、ケーブルのタイプを判別します。

ストレート ― 色分けされたワイヤがケーブルの両側とも同じ順序で並んでいます。

クロス ― ケーブルの片側で最初(左端)の色付きワイヤが、ケーブルの反対側では3番めの色付きワイヤです。

ロールオーバー ケーブルは、ケーブルの両側のモジュラー終端を見比べて識別します。タブを裏側にしてケーブルを並べて持つと、左側のコネクタ外側のピン(ピン1)に接続されたワイヤが、右側のコネクタ外側のピン(ピン8)と同じ色になります。

表A-8 に、非同期装置のケーブル オプションを示します。

 

表A-8 非同期装置のケーブル オプション

ケーブル
アダプタ
終端装置

クロス

RJ-45/DB-25M

終端またはDTE

クロス

RJ-45/DB-9M

終端またはDTE

ストレート

RJ-45/DB-25F

モデムまたはDCE

コンソール ポートとAUXポートの信号およびピン割り当て


) コンソール ケーブル キットの製品番号はACS-2500ASYNです。


Cisco 7301ルータは、Data Carrier Detect(DCD;データ キャリア検知)をサポートしません。

 

表A-9 コンソール ポートの信号

ピン
信号
方向
説明
1

CTS

送信

送信可(ピン8に結線)

2

DSR

送信

データ セット レディ

3

RXD

送信

データ受信

4

GND

--

信号アース

5

GND

--

信号アース

6

TXD

受信

データ送信

7

DTR

受信

データ端末動作可能

8

RTS

受信

送信可(ピン1に結線)

表A-10 に、RJ-45 AUXポートの信号を示します。

 

表A-10 AUXポートの信号

ピン
信号
方向
説明
1

RTS

送信

送信可

2

DTR

送信

データ端末動作可能

3

TXD

送信

データ送信

4

RING9

受信

リング表示

5

GND

--

信号アース

6

RXD

受信

データ受信

710

DSR/DCD(RLSD)

受信

データ セット レディ/データ キャリア検知(受信シグナル検知)

8

CTS

受信

送信可(RTSに追従)

9.シスコのアダプタはRINGをサポートしません。このピンを使用するには、カスタム ケーブルを作成する必要があります。

10.モデムに接続する場合、ピン7をDCD入力として使用できます。RJ-45/DB-25Fアダプタは、ストレート ケーブルの場合、このピンにDCDを対応づけます。

アラーム ポート

ドライ リレー アラーム ポートは最大50 VAC/VDC、最大80 mAで動作します。消費電力の合計が300ミリワットを超えてはなりません。抵抗は、通常の閉じた状態で15~30 ohmです。開いた状態では1 Mohm以上になります。アラーム条件となるのは閉じた状態です。このポートはスイッチなので、ケーブル コネクタをどちらの向きに差し込んでもかまいません。

リチウム電池に関する注意


注意 適正でない電池と交換すると爆発する危険性があります。必ず、同じ電池または製造元が推奨するものと同等タイプのものと交換してください。使用済み電池は、製造元の指示に従って廃棄してください。