Cisco 7304 Network Services Engine インストレーション コンフィギュレーション ガイド
NSE-100の取り外しおよび取り付け
NSE-100の取り外しおよび取り付け
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

NSE-100の取り外しおよび取り付け

ルータの作業を容易にするには

ルータの電源および入力電源の切断

AC入力電源装置の電源切断

DC入力電源装置の電源切断およびDC入力導線の取り外し

NSEの取り外し

冗長構成の場合のスロット仕切りの取り外し

NSEの取り付け

メモリの交換手順

メモリ システムの概要

NSE-100のメモリ情報

SDRAM SODIMMの取り外しおよび取り付け

SDRAM SODIMMの取り外し

SDRAM SODIMMの取り付け

コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび使用

製品説明

コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し

GBICモジュール

GBICおよびケーブルの取り外しおよび取り付け

マルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け

モード調整パッチ コードの取り付け

NSE-100のファスト イーサネット管理ポートへのファスト イーサネット10/100ケーブルの接続

建物内での雷からの保護

コンソール ポートおよびAUXポートのケーブル接続

入力電源の再接続およびルータの電源投入

AC入力電源の再接続

DC入力電源の再接続

ルータの電源投入

正常な起動の確認

NSE-100の取り外しおよび取り付け

この章では、Network Services Engine(NSE;ネットワーク サービス エンジン)モデルNSE-100をCisco 7304ルータから取り外す手順、および交換用のNSEを取り付ける手順について説明します。内容は、次のとおりです。

「ルータの作業を容易にするには」

「ルータの電源および入力電源の切断」

「NSEの取り外し」

「冗長構成の場合のスロット仕切りの取り外し」

「メモリの交換手順」

「コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび使用」

「GBICおよびケーブルの取り外しおよび取り付け」

「コンソール ポートおよびAUXポートのケーブル接続」

「入力電源の再接続およびルータの電源投入」

「正常な起動の確認」

ルータの作業を容易にするには

Cisco 7304ルータが標準19インチの4支柱ラックまたは2支柱ラックに設置されている場合、ラック内の他の機器のケーブルによってルータ前面での作業が妨げられることがあります。さらに、ラックの電源ストリップなどの付属品が障害物になって、ルータの取り扱いに支障をきたすことがあります。ルータをラックに設置した状態で、ルータ前面での作業をしやすくするための注意事項を以下に示します。ルータがラックに設置されていない場合、またはルータ前面に障害物がない場合には、 「ルータの電源および入力電源の切断」 に進んでください。

ルータをラックに設置した状態で、ルータ前面での作業をしやすくするために、次の注意事項に従ってください。

ルータ前面には、少なくとも3~4フィートの作業スペースを確保してください。

ラック内の他の機器のケーブルがルータ前面に覆いかぶさる場合には、引っ張らないように注意してケーブルを束ね、ルータ前面から離れた位置にケーブル タイで固定します。

ラックの電源ストリップなどの付属品が障害物になって、ルータ前面での作業が妨げられる場合には、ルータをラックから外して前方に慎重に引き出し、ルータからNSEを取り外せる十分なスペースをとります。ラックからルータを外す手順については、 「NSEの取り外し」 を参照してください。

ルータの電源および入力電源の切断

ここでは、AC入力電源装置およびDC入力電源装置の電源を切断する手順について説明します。

「AC入力電源装置の電源切断」

「DC入力電源装置の電源切断およびDC入力導線の取り外し」


) Cisco 7304ルータに2つのNSE-100を搭載したハイ アベイラビリティ構成の場合に、片方のNSE-100を取り外すときは、ルータの電源を切断せずに、NSE-100を取り外して新しいNSE-100を搭載してください。ハイ アベイラビリティにより、別のNSE-100がルータの処理を引き継ぎます。


AC入力電源装置の電源切断


) ルータの電源を切断する前に、copy running-config startup-configコマンドを使用して、ルータの実行コンフィギュレーションをNVRAM(不揮発性RAM)またはdisk0:に書き込んでください。


Cisco 7304電源装置の電源スイッチには、スタンバイ記号(直線で分断された円)および記号(|)が付いています。ルータに搭載されている電源装置が1つのみの場合は、機能を引き継ぐ別の電源装置が存在しないため、スタンバイ記号は電源装置がオフであることを意味します。2つの電源装置が搭載されいる場合は、一方の電源装置がオンです。もう一方の電源装置はスタンバイ位置に設定されていて、プライマリ電源装置に障害が発生すると自動的にアクティブになります。

Cisco 7304ルータのAC入力電源装置の電源を切断する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源スイッチをスタンバイの位置(直線で分断された円)に設定します

ステップ 2 次の点を確認します。

電源装置のグリーンのINPUT OK LEDおよびFAN OK LEDが消灯している。

電源装置内のファンの作動が停止している。

すべてのLEDが消灯している。

ステップ 3 AC入力電源レセプタクルからコードを取り外します。


 


) ルータの電源をオフにしたあと、電源を投入する場合は、30秒間待機してから投入してください。


これで、Cisco 7304ルータのAC入力電源装置の電源を切断する手順は完了です。

DC入力電源装置の電源切断およびDC入力導線の取り外し


警告 以下の手順を行う前に、ショートや感電事故を防ぐため、DC回路に電気が流れていないことを確認してください。電源装置へのすべての電源を確実に切断するには、パネル ボード上でDC回路に対応している回路ブレーカーの位置を確認し、回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置にテープで固定します。電源装置の電源を切断する必要がありますが、ルータへのすべての電源を切断する必要はありません。1台のDC入力電源装置またはファン モジュールを取り外したり交換している間でも、もう1台のDC入力電源装置は稼働を続けることができます。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



) ルータの電源を切断する前に、copy running-config startup-configコマンドを使用して、ルータの実行コンフィギュレーションをNVRAMまたはdisk0:に書き込みます。


Cisco 7304電源装置の電源スイッチには、スタンバイ記号(直線で分断された円)および記号(|)が付いています。ルータに搭載されている電源装置が1つのみの場合は、機能を引き継ぐ別の電源装置が存在しないため、スタンバイ記号は電源装置がオフであることを意味します。2つの電源装置が搭載されいる場合は、一方の電源装置がオンです。もう一方の電源装置はスタンバイ位置に設定されていて、プライマリ電源装置に障害が発生すると自動的にアクティブになります。

Cisco 7304ルータのDC入力電源装置の電源を切断して、DC入力電源装置からDC入力導線を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 DC入力電源装置のスタンバイ スイッチをスタンバイの位置に設定します。

ステップ 2 DC入力電源装置に電力を供給している回路ブレーカーまたはスイッチをオフにして、DC回路が電源から切り離されていることを確認します。

ステップ 3 必要に応じて、DC入力導線およびアース線を電源装置の前面プレートに固定しているケーブル タイを取り外します。ケーブル タイは保管しておきます。

ステップ 4 1/8インチ マイナス ドライバを使用して、-DC入力導線レセプタクルの上にあるネジを緩め、導線をコネクタから取り外します。+DC入力導線およびアース線について、同じ手順を繰り返します。


) DC入力電源装置の導線の色分け方式は、設置場所のDC電源装置の色分け方式によって異なります。通常、アースにはグリーンまたはグリーン/イエローが使用されます。DC入力電源装置に選んだ導線のカラー コードが、DC電源に使用されている導線のカラー コードと一致していることを確認してください。



 

これで、DC入力電源を切断し、DC入力電源装置からDC入力導線を取り外す手順は完了です。

NSEの取り外し


注意 Cisco 7304では、2つのNSE-100または2つのNPE-G100を使用できます。ただし、同じルータでNSE-100とNPE-G100を併用することはできません。

Cisco 7304ルータからNSE-100を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータの電源を切断し、入力電源コードを外します( ルータの電源および入力電源の切断 を参照)。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを、手首およびシャーシの塗装されていない面に装着します。

ステップ 3 GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)、ファスト イーサネット、コンソール ポート、またはAUXポートのケーブルをすべて取り外します。

図 3-1 Cisco 7304 NSE-100非脱落型ネジおよびレバー

 

ステップ 4 No.2プラス ドライバまたは3/16インチ マイナス ドライバを使用して、NSEの前面プレートにある2本の非脱落型ネジを緩めます( 図 3-1 を参照)。

ルータを標準的な19インチの4支柱ラックまたは2支柱ラックに設置していない場合は、 ステップ 7 に進んでください。ルータをラックに設置している場合は、ラックの電源ストリップなどの付属品が、ルータ前面での作業を妨げないかどうかを確認します。ラックの付属品がルータの取り扱いを妨げている場合には、 に進んでください。

ステップ 5 3/16インチ マイナス ドライバを使用して、ラックの前面取り付け板にルータを固定しているネジを緩めます。

ステップ 6 ラックの前面で少なくとも1人の補助者が、ルータの前面底部を支えるようにします。

ステップ 7 ラックの前側から、ルータ前面をラックの外に慎重に押し出し、NSE取り外し作業のための十分なスペースをとります。


) ラックマウントされたCisco 7304ルータの最下部スロットからプロセッサ エンジンを取り外したり、取り付ける作業が困難な場合は、シャーシからライン カード、ポート アダプタ キャリア カード、およびプロセッサ エンジンを取り外してから、再度取り付けてください。まず最下部スロットにプロセッサ エンジンを取り付け、下から上に向かって、順にスロットに取り付けていきます。


ステップ 8 NSEのロッキング レバーを外側に引き、NSEをシャーシ スロットから慎重に引き出します。


注意 NSEのフレームの端だけを持つようにし、ブリント基板のコンポーネントまたはコネクタ ピンには触れないでください。

ステップ 9 NSE-100は、ブリント基板のコンポーネント面を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に保管します。NSEを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に収めてください。


 

これでNSE-100を取り外す手順は終了です。NSE-100を取り付ける場合は、 「NSEの取り付け」 に進んでください。

シャーシに別のNSEを取り付けるための準備作業については、「冗長構成の場合のスロット仕切りの取り外し」を参照してください。

NSEの交換方法については、「NSEの取り付け」を参照してください。

冗長構成の場合のスロット仕切りの取り外し

2台めのNSEをCisco 7304ルータに取り付けるには、スロット2のスロットの仕切りを取り外す必要があります。図 3-2を参照してください。

図 3-2 Cisco 7304のスロット番号

 

1

スロット4

3

スロット0

2

スロット5

4

スロット2

図 3-3 スロットの仕切りの固定装置

 

ルータからスロットの仕切りを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スロットの仕切りを持って、上に持ち上げます(図 3-3を参照)。

図 3-4 スロットの仕切りの取り外し

 

ステップ 2 スロットの仕切りをルータから引き出します(図 3-4)。


 

これで、スロットの仕切りをCisco 7304ルータから取り外す手順は終了です。

スロットの仕切りを取り付けるには、スロットの仕切りの固定装置でカチッという音がするまで、仕切りをルータに差し込みます。

NSEの取り付け

NSE-100は、スロット0に搭載してください。また、ハイ アベイラビリティを実現するには、スロット2に別のNSE-100を搭載してください。

2つのNSE-100が搭載されている場合は、一方(プライマリまたはセカンダリに関係なく)に障害が発生しても、ルータの電源を切断せずにNSE-100を取り外して、新しいNSE-100を取り付けることができます。スタンバイNSE-100のOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)機能がサポートされます。


注意 Cisco 7304では、2つのNSE-100または2つのNPE-G100を使用できます。ただし、同じルータでNSE-100とNPE-G100を併用することはできません。

ルータにNSE-100を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータの電源が切断され、ルータおよび電源から入力電源コードが外してあることを確認します。 「ルータの電源および入力電源の切断」 を参照してください。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを、手首およびシャーシの塗装されていない面に装着します。

ステップ 3 静電気防止用袋から新しいNSEを取り出します。


注意 NSEのフレームの端およびハンドルだけを持つようにし、ブリント基板のコンポーネントまたはコネクタ ピンには触れないでください。

図 3-5 Cisco 7304ルータのスロット ガイドへNSE-100の位置を合わせる

 

ステップ 4 ロッキング レバーを45度の角度に開いた状態にして から 、NSEを取り付けてください( 図 3-5 を参照)。


) ラックマウントされたCisco 7304ルータの最下部スロットにプロセッサ エンジンを取り付ける作業が困難な場合は、シャーシからライン カード、ポート アダプタ キャリア カード、およびプロセッサ エンジンを取り外してから、再度取り付けてください。まず最下部スロットにプロセッサ エンジンを取り付け、下から上に向かって、順にスロットに搭載していきます。


ステップ 5 NSEをスロット ガイドに合わせます(図 3-5を参照)。

ステップ 6 シャーシ スロットにNSE全体をゆっくり差し込み、ルータのミッドプレーンにコネクタが装着された手応えがあるまで挿入します。ロッキング レバーを押して、NSEをしっかりと装着します。

ステップ 7 No.2プラス ドライバまたは3/16インチ マイナス ドライバを使用して、NSEの非脱落型ネジを締め、NSEをルータのミッドプレーンに固定します。


) 非脱落型ネジを締めるまで、NSEはルータのミッドプレーンに完全には装着されません。


ステップ 8 ルータから電源装置を取り外した場合は、元どおりに取り付けます(Cisco 7304ルータに電源装置を取り付ける場合は、 入力電源の再接続およびルータの電源投入 を参照)。

ステップ 9 ルータ前面をラックから引き出した場合は、ルータをゆっくりとラックに戻します。

ステップ 10 3/16インチ マイナス ドライバを使用して、ラックの前面取り付け板にルータを固定するネジを締めます。


 

これで、NSEをCisco 7304ルータに取り付ける手順は終了です。

ケーブルを取り付け直す手順については、「マルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け」「モード調整パッチ コードの取り付け」「AC入力電源の再接続」、または「DC入力電源の再接続」を参照してください。

メモリの交換手順

ここでは、NSE-100のメイン メモリSynchronized Dynamic Random-Access Memory(SDRAM;同期ダイナミックRAM)Small Outline Dual In-Line Memory Module(SODIMM)モジュールの交換手順について説明します。NSE-100ボードに物理的に取り付けられるのは、SDRAM SODIMMおよびコンパクトフラッシュ ディスクだけですが、ここでは、他のさまざまなNSE-100メモリ タイプについても紹介します。この説明を読み終えてから、NSE-100でSDRAM SODIMMメモリ モジュールをアップグレードしてください。

メモリ システムの概要

NSE-100は、Cisco 7304ルータの処理エンジンです。現在Cisco 7304ルータで利用できるプロセッサは、NSE-100だけです。

NSE-100のメモリ システムでは、次の機能を提供します。

ルート プロセッサのメイン メモリ ― 非IPトラフィックのコンフィギュレーションおよびルーティング テーブルを保管します。Cisco IOSソフトウェアはメイン メモリから実行します。また、ルート プロセッサは、すべての非IPトラフィックを転送し、ルーティング プロトコルを分析します。


ルート プロセッサのメイン メモリは、SDRAM SODIMMに保管されます。


Parallel eXpress Forwarding(PXF)のメイン メモリ ― PXFルーティングおよび他のPXF機能のためのテーブルを保管します。NSE-100では、IPトラフィックは常にPXFを使用して転送されます(いくつかの例外は除く)。

パケット メモリ ― ルータのネットワーク インターフェイスで、パケット バッファに使用されます。

フラッシュ メモリ ― ブート ヘルパー イメージ ソフトウェアを保管します。コンパクトフラッシュ ディスクに有効なシステム イメージが保管されていない場合、ブート ヘルパー イメージを使用してルータを起動することができます。また、これを使用すると、ネットワーク サーバからルータを起動することもできます。

コンパクトフラッシュ ディスク(disk0:) ― Cisco IOSソフトウェア イメージ、およびフラッシュ メモリに保管されているその他のデータを保管します。ルータCLI(コマンド ライン インターフェイス)では、NSE-100前面プレート上のコンパクトフラッシュ ディスク スロットをdisk0:と表します。

コンパクトフラッシュ ディスク(bootdisk:) ― ブート ヘルパー イメージ ソフトウェアを保管します。ブート ヘルパー イメージを使用すると、disk0:のコンパクトフラッシュ ディスクに有効なシステム イメージが保管されていない場合でも、ルータを起動することができます。また、これを使用すると、ネットワーク サーバからルータを起動することもできます。

ブートOne Time Programmable(OTP)ROM(読み取り専用メモリ) ― 電源投入時の診断、および初期化を実行し、仮想コンフィギュレーション レジスタに基づいたシステムのブートアップを開始します。ROMモニタ ブート イメージで構成されているので、ブートフラッシュまたはコンパクトフラッシュ ディスクからCisco IOSイメージを起動させることができます。ブートOTP ROMは、アップグレードすることができません。ROMをアップグレードするには、一部のシスコ マニュアルでCisco 7304用「ゴールデンROM」と呼ばれているアップグレード可能なROMを使用してください。

アップグレード可能なブートROM ― アップグレード可能なブートROMは、ブートOTP ROMと同じ機能を実行しますが、アップグレードすることができます。ブート コードをアップグレードすると、アップグレードされたブート コードが、アップグレード可能なブートROMに保管されます。


) ブートROMのアップグレードには、Cisco IOSソフトウェアを使用します。NSE-100ボードでコンポーネントを物理的に変更しても、ブートROMをアップグレードすることはできません。


NVRAM(不揮発性RAM) ― システムのコンフィギュレーション、環境モニタ ログ、および仮想コンフィギュレーション レジスタを保管します。

NSE-100のメモリ情報

NSE-100のメモリの位置、仕様、および構成に関しては、次の図と表を参照してください。

図 3-6 NSE-100上のメモリの位置

 

1

ルート プロセッサ

4

コンパクトフラッシュ ディスク スロット(disk0:)

2

PXFプロセッサ

5

SDRAM SODIMM(U19)

3

コンパクトフラッシュ ディスク スロット(bootdisk:)

6

ブートOTP ROM

SDRAM SODIMMの取り外しおよび取り付け

ここでは、NSEに搭載されているSDRAM SODIMMメイン メモリ モジュールの取り外しおよび取り付け手順を説明します。(コンパクトフラッシュ ディスクを除いて)NSE-100では、SDRAM SODIMMだけが物理的に取り外し可能なメモリ タイプです。


) シスコがサポートしているSDRAM SODIMMだけを使用してください。


SDRAM SODIMMは、ルート プロセッサのメイン メモリ モジュールです。SDRAM SODIMM は、非IPトラフィックのコンフィギュレーションおよびルーティング テーブルを保管します。Cisco IOSソフトウェアはメイン メモリから実行します。また、ルート プロセッサは、すべての非IPトラフィックを転送し、ルーティング プロトコルを分析します。 SDRAM SODIMMをアップグレードすると、NSE-100は通信機器とさらに多くのセッションを確立できるようになります。SDRAM SODIMMは、SODIMMが原因である問題を解決するために、交換が必要となる場合もあります。

SDRAM SODIMMの取り外し

ここでは、NSE-100のSDRAM SODIMMの取り外し手順を説明します。

既存のSDRAM SODIMMの取り外し手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「ルータの電源および入力電源の切断」を参照して、ルータの電源および入力電源の切断手順に従ってください。

ステップ 2 「NSEの取り外し」を参照し、NSE-100の取り外し手順を実行してから、このセクションに戻ってください。

ステップ 3 NSE-100を静電気防止用マットまたはシートの上に置きます。リスト ストラップなどの静電気防止用器具を必ず身に付けてください。

ステップ 4 SODIMMの位置を確認します。図 3-6を参照してください。

ステップ 5 SODIMMのスプリング ラッチを解除し、ソケットからSODIMMを外します( 図 3-7 を参照)。


注意 ESDによる損傷を防ぐため、SODIMMを取り扱う際は、必ずカードの端だけを持つようにしてください(図 3-8を参照)。また、取り外したSODIMMは、静電気防止用マットに置き、静電気防止用容器に収めてください。

図 3-7 SODIMMスプリング ラッチの解除

 

1

SDRAM SODIMM

2

スプリング ラッチ

ステップ 6 SODIMMの両側がソケットから外れたら、親指と人差し指でSODIMMの端をつまんで、ソケットから完全に引き出します。SODIMMを取り扱う際、必ず端だけを持つようにしてください。メモリ モジュール、ピン、またはトレース(SODIMMのコネクタ エッジのメタル フィンガ)には触れないように注意してください。

ステップ 7 ESDによる損傷を防ぐために、SODIMMを静電気防止用容器に収めます。


 

これで、SODIMMの取り外し手順は終了です。新しいSODIMMを取り付ける場合は、次に進んでください。

SDRAM SODIMMの取り付け

ここでは、NSE-100のSODIMMの取り付け手順を説明します。

NSE-100のSDRAMは、1個のSODIMM内にあります( 図 3-6 を参照)。


注意 SODIMMは、ESDによる影響を受けやすいコンポーネントです。

図 3-8 SODIMMの取り扱い

 

新しいSODIMMの取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用容器から新しいSODIMMを取り出します。

ステップ 2 SODIMMのコネクタ エッジ(メタル フィンガ)が向こう側になるようにSODIMMを持ちます。SODIMMを取り扱うときは、必ず静電防止用リスト ストラップを身に付け、端だけを持つようにしてください。メモリ モジュール、ピン、またはトレース(SODIMMのコネクタ エッジのメタル フィンガ )には触れないように注意してください( 図 3-8 を参照)。SODIMMのメタル フィンガが、SODIMMレセプタクルに正しく位置合わせされていることを確認します。

ステップ 3 親指と人差し指でSODIMMの端をはさんで持ちます( 図 3-8 を参照)。

ステップ 4 SODIMMをソケットとほぼ同じ角度に傾けて、ピン エッジ全体をコネクタに差し込みます。


注意 SODIMMはしっかり差し込んでください。ただし、無理に押し込まないでください。ソケットが破損すると、NSE-100を返却して修理しなければなりません。

ステップ 5 スプリング ラッチで固定されるまで、SODIMMを下に押します。

ステップ 6 SODIMMを取り付けたあと、SODIMMの両方のガイドの穴を調べて、スプリング ラッチが見えることを確認してください。見えない場合は、SODIMMは正しく装着されていません。SODIMMの位置がずれている場合は、慎重にDIMMを取り外し、再度ソケットに装着してください。スプリング ラッチがしっかりかかるまで、SODIMMをソケットの奥に押し込みます。


 

これで、SDRAM SODIMMの交換手順は終了です。NSE-100 をシャーシに取り付ける手順は、 「NSEの取り付け」 を参照してください。

コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび使用

ここでは、Cisco 7304ルータのコンパクトディスクの取り付け/取り外しおよび使用方法について、説明します。

コンパクトフラッシュ ディスクは、64~128 MBのストレージ スペースをコンフィギュレーション ファイルおよびCisco IOSソフトウェア イメージなどに提供しています(コンパクトフラッシュ ディスク機能の詳細については、製品説明を参照)。

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「製品説明」

「コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し」

製品説明

コンパクトフラッシュ ディスクは、フラッシュ メモリ ベースの装置で、PCカード(従来はPCMCIA[パーソナル コンピュータ メモリ カード国際協会])規格に準拠しています。また、システムにAT Attachment(ATA)インターフェイスを提供します。このインターフェイスは、ANSI ATAインターフェイス ドキュメントX3T13.1153 D Rev. 9の仕様に準拠しています。

コンパクトフラッシュ ディスクは、ハードディスクをエミュレートし、不良ブロックを自動的に検出し、ブロックの自動消去を行うコントローラ回路が組み込まれているので、リニア フラッシュ メモリよりも柔軟性があります。さらに、コンパクトフラッシュ ディスクには、非連続セクターの割り当て機能があるので、(従来、リニア フラッシュ メモリ カードを使用する場合に必要だった) squeeze コマンドを使用する必要がありません。

コンパクトフラッシュ ディスクは、Type-2 PCカード デバイスです。コンパクトフラッシュ ディスクでは、従来よりも大きいフラッシュ ベースのメモリ スペースを提供して、システム コンフィギュレーション ファイル、Cisco IOSソフトウェア イメージ、およびその他のシステム関連ファイルの保管を可能にします。 表 1-3 に、コンパクトフラッシュ ディスクのメモリ情報を示します。

 

Cisco IOSファイル システム機能は、システムが使用するすべてのファイル システムに単一のインターフェイスを提供します。

フラッシュ メモリ ファイル システム ― コンパクトフラッシュ ディスク、オンボード フラッシュ メモリ、リニア フラッシュ メモリ カード

ネットワーク ファイル システム ― FTP(ファイル転送プロトコル)、Remote Copy Protocol(RCP)、およびTFTP(簡易ファイル転送プロトコル)

データの読み取り/書き込みを行うその他のエンドポイント ― NVRAM、実行コンフィギュレーション、ROM、未処理のシステム メモリ、システムにバンドルされているマイクロコード、Xmodem、フラッシュ ロード ヘルパー ログ、モデム、およびBRI MUXインターフェイス

Cisco IOSファイル システム機能については、このマニュアルでは詳しい説明を省略します。この機能の詳細については、Cisco IOS Release 12.xの、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。これらのマニュアルは、Documentation CD-ROMおよびCisco.comから入手できます(Documentation CD-ROMの入手方法については、「Documentation CD-ROM」を参照してください。Cisco.comへのアクセス方法については、「Cisco.com」を参照してください)。

コンパクトフラッシュ ディスクの使用方法については、「コンパクトフラッシュ ディスクの操作方法」を参照してください。

コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し

コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し手順は、次のとおりです。

図 3-9 コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し

 

1

コンパクトフラッシュ ディスク(disk0:)の取り付け

2

コンパクトフラッシュ ディスク(disk0:)の取り外し


ステップ 1 NSEの前面パネルにあるコンパクトフラッシュ ディスク スロットの位置を確認します(図 3-9を参照)。

ステップ 2 コンパクトフラッシュ ディスクのコネクタ側をコンパクトフラッシュ ディスク スロットの方に向けて、表面ラベルを上にして持ちます。

コンパクトフラッシュ ディスクは、正しい装着方法でしか挿入できない構造になっています。コンパクトフラッシュ ディスクが完全に装着されていない場合は、イジェクト ボタンは飛び出しません。

ステップ 3 コンパクトフラッシュ ディスクをコンパクトフラッシュ ディスク スロットに差し込みます。コンパクトフラッシュ ディスクがスロット背面のコネクタに完全に装着されて、イジェクト ボタンが前に飛び出すのを確認します(図 3-9を参照)。

コンパクトフラッシュ ディスクを取り外すには、イジェクト ボタン(スロットの右側にある)を押してください。コンパクトフラッシュ ディスクは、コンパクトフラッシュ ディスク スロットの背面にあるコネクタから外れます(図 3-9を参照)。

ステップ 4 スロットからコンパクトフラッシュ ディスクを取り出し、静電気防止用袋に収めます。


 

これで、コンパクトフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し手順は完了です。「入力電源の再接続およびルータの電源投入」に進んでください。

GBICモジュール

ルータに電源を投入する前に、ギガビット イーサネットGBICモジュールおよびケーブルを取り付けます。

ギガビット イーサネットGBICポートは、SCタイプ デュプレックス ポート形式の1000 Mbps光インターフェイスです。この光インターフェイスは、1000BASE-X規格に準拠したIEEE 802.3zインターフェイス、およびSX、LX/LH、ZXモデルをサポートしています。Cisco 7304ルータのNSE-100では、ギガビット イーサネットGBICモデルGBIC-SX=またはWS-G5484=、GBIC-LX/LH=またはWS-G5486=、およびGBIC-ZX=またはWS-G5487=がサポートされています。

NSE-100に取り付けられて出荷されるGBICは、 表 3-1 の3タイプのいずれかです。

 

表 3-1 GBIC製品、説明、および稼働距離

製品番号
GBCIモジュール
説明
稼働距離

GBIC-SX=
または
WS-G5484=

短波長(1000BASE-SX)

1000BASE-SX(短波長)アプリケーション用の850 nmクラス1レーザーを内蔵。

最大1,804フィート(550 m)の標準マルチモード光ファイバ リンク スパンで稼働。

GBIC-LX/LH=
または
WS-G5486=

長波長/
長距離(1000BASE-LX/LH)

1000BASE-LX/LH(長波長)アプリケーション用の1,300 nmクラス1レーザーを内蔵。

最大6.2マイル(10 km)のシングルモードおよびマルチモード光ファイバ リンク スパンで稼働。

GBIC-ZX =
または
WS-G5487=

超長距離(1000BASE-ZX)

1000BASE-ZX(超長距離波長)アプリケーション用の1,550 nmクラス1レーザーを内蔵。

最大43.5マイル(70km)のシングルモード光ファイバ リンク スパンで稼働。高品質のシングルモード ファイバまたは分散シフト型シングルモード ファイバを使用した場合、最大62.1マイル(100 km)のリンク スパンが可能になります。


注意 984.25フィート(300 m)を超える距離で、GBIC-LX/LHまたはWS-G5486を50/125ミクロンまたは62.5/125ミクロンのマルチモード ファイバと併用する場合には、モード調整パッチ コードを使用して、データ伝送に関する問題を防止する必要があります


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。



警告 クラス1レーザー製品です。



警告 クラス 1 LED製品です。



警告 次の手順を実行する際には、カードのESD破壊を防ぐために、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。プラットフォームによっては、リスト ストラップを取り付けるESDコネクタが付いています。手または金属製の工具が直接システム ボードに接触しないようにしてください。感電する危険性があります。


GBICおよびケーブルの取り外しおよび取り付け

図 3-10 GBICの取り付け

 

1

GBIC

4

ギガビット イーサネット ポート1

2

5

プラグ

3

ギガビット イーサネット ポート0

GBICを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを、手首およびシャーシの塗装されていない面に装着します。

ステップ 2 GBICモジュール光ケーブルを取り外します。

ステップ 3 GBICスロットからGBICモジュールを引き出します。GBICモジュールを保管する場合は、光ファイバ ケーブル用の穴を保護するためにプラグを取り付けてください。

ステップ 4 交換用GBICを用意します。

ステップ 5 ギガビット イーサネットGBICモジュールのラベルの位置を確認して、ラベルが上に、溝が下になるように、GBICモジュールの向きを合わせます。


) GBICモジュールは不適切な装着ができない構造になっています。


ステップ 6 ギガビット イーサネットGBICモジュールをギガビット イーサネット スロット0またはスロット1に装着します。GBICモジュールを完全かつ適切に装着すると、GBICモジュールがカチッと固定されます。

ステップ 7 2つ目のGBICモジュールを装着する場合は、ステップ2およびステップ3を繰り返します。


) ネットワーク インターフェイス光ファイバ ケーブルを取り付ける準備ができるまでは、GBICモジュールの光ファイバ ケーブル用の穴からプラグを取り外さないでください。プラグは後日使用できるように保管しておいてください。



 

GBICモジュールの取り付け手順は、これで完了です。

マルチモードおよびシングルモード光ファイバ ケーブルの取り付け


警告 感電事故を防ぐために、Safety Extra-Low Voltage(SELV)回線をTelephone Network Voltage(TNV;電話網電圧)回線に接続しないでください。LANポートにはSELV回線が、WANポートにはTNV回線が使用されています。一部のLANポートおよびWANポートでは、いずれもRJ-45コネクタを使用しています。ケーブルを接続する際は、注意してください。



注意 984.25フィート(300 m)を超える距離で、GBIC-LX/LHまたはWS-G5486を50/125ミクロンまたは62.5/125ミクロンのマルチモード ファイバと併用する場合には、モード調整パッチ コードを使用して、データ伝送に関する問題を防止する必要があります


) 市販の光ファイバ ケーブルが別途必要です。


特定ケーブルの最大長などのケーブル仕様については、 「SFPポート配線仕様」 (1-8) を参照してください。


警告 クラス1レーザー製品です。



警告 クラス 1 LED製品です。


図 3-11 GBICポートの接続

 

1

外部1000BASE-Xネットワークに接続

4

ギガビット イーサネット ポート1

2

デュプレックス コネクタ(TXおよびRX)

5

TX(ギガビット イーサネットGBICポート1)

3

ギガビット イーサネットGBICモジュール

6

RX(ギガビット イーサネットGBICポート1)


ステップ 1 ケーブルを装着できるように、GBICモジュールからプラグを取り外します。光ファイバ ケーブルを取り外した場合に使用できるように、プラグを保管しておいてください。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


ステップ 2 GBICモジュールに適切な光ファイバ ケーブルを直接取り付けます。ほとんどのデバイスには、シンプレックス コネクタとデュプレックス コネクタのどちらかを使用できます(図 3-11に、ギガビット イーサネットGBICモジュールのポート0に取り付けられたGBICモジュールを示します)。

シンプレックス コネクタの場合、TX(送信)およびRX(受信)用にそれぞれ1本ずつ、計2本のケーブルが必要です。

デュプレックス コネクタの場合、TXおよびRXコネクタを両方備えたケーブル1本だけが必要です。


 

モード調整パッチ コードの取り付け

図 3-12 モード調整パッチ コード

 

1

グレーの識別子

5

シングルモード光ファイバ

2

GEインターフェイスに接続

6

オフセット

3

ブルーの識別子

7

ベージュの識別子

4

マルチモード光ファイバ

8

配線設備に接続


図 3-12に、特定のタイプのモード調整パッチ コードを示します。仕様については、「モード調整パッチ コード」を参照してください。


モード調整パッチ コードの使用手順は、次のとおりです。


ステップ 1 GBICモジュールにパッチ コードを取り付けます(図 3-12を参照)。

ステップ 2 パッチ コードのネットワーク側を、建物の配線設備の適切な1000BASE-X装置に取り付けます。

パッチ コードのTXポートとRXポートが、それぞれ接続先のRXポートとTXポートに取り付けられていることを確認しますTXはRXに、RXはTXに接続します。


 

NSE-100のファスト イーサネット管理ポートへのファスト イーサネット10/100ケーブルの接続

ファスト イーサネット ポートは、10BASE-Tおよび100BASE-TX仕様に準拠したIEEE 802.3(イーサネット)、およびIEEE 802.3u (ファスト イーサネット)インターフェイスをサポートします。

ファスト イーサネット ポートは、RJ-45コネクタを備えた標準のカテゴリ5 Unshielded Twisted-Pair(UTP;シールドなしツイストペア)ストレート ケーブルおよびクロス ケーブルをサポートします。カテゴリ5 UTPケーブルは別途必要です。

建物内での雷からの保護

セントラル オフィス環境の場合にGR-1089-Coreの要件R4-11に準拠するためには、10/100/1000イーサネット/ファスト イーサネット/ギガビット イーサネット(RJ-45)ポートで、両端がアースされたシールド付きケーブルを使用する必要があります。これは、カスタマー側のインストレーション要件ではありません。

図 3-13 ファスト イーサネット管理ポートへの10/100ケーブルの接続

 

1

RJ-45コネクタを備えたファスト イーサネット ポート

3

ファスト イーサネット ケーブル

2

RJ-45コネクタ

ファスト イーサネット管理ポートに、ファスト イーサネット10/100ケーブルを接続します。


警告 感電事故を防ぐために、SELV回線をTNV回線に接続しないでください。LANポートにはSELV回線が、WANポートにはTNV回線が使用されています。一部のLANポートおよびWANポートでは、いずれもRJ-45コネクタを使用しています。ケーブルを接続する際は、注意してください。


コンソール ポートおよびAUXポートのケーブル接続

コンソール ポートおよびAUXポートのケーブルが取り外してある場合は、適切なポートに取り付け直します。


) コンソール ポートとAUXポートは両方とも、ストレート ケーブルで接続する必要があります。


これでI/Oケーブルの接続手順は完了です。

入力電源の再接続およびルータの電源投入

ここでは、Cisco 7304ルータを入力電源に再接続し、ルータの電源を投入し、正常なシステム ブートを確認する手順について説明します。


警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。


AC入力電源の再接続

Cisco 7304ルータをAC入力電源に再接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源コードをルータのACコネクタに接続します。

ステップ 2 AC電源コードをAC電源に接続します。電源スイッチをオンにします。


) Cisco 7304ルータの場合、120 VACで動作するAC入力電源装置1台につき、最低5 Aが必要です。


2台めの電源装置を搭載している場合は、この手順を繰り返します。


 

これで、Cisco 7304をAC入力電源に再接続する手順は終了です。 「ルータの電源投入」 に進んでください。

DC入力電源の再接続

図 3-14 Cisco 7304ルータへのDC入力電源の接続

 

1

DC電源入力導線


) DC入力電源装置の導線の色分け方式は、設置場所のDC電源装置の色分け方式によって異なります。通常、アースにはグリーンまたはグリーン/イエローが使用されます。DC入力電源で使用されている導線の色分け方式が、DC入力電源装置の導線の色分け方式と一致しているかどうかを確認してください。



警告 以下の手順を行う前に、ショートや感電事故を防ぐため、DC回路に電気が流れていないことを確認してください。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



) この製品は設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。指定されたヒューズまたは回路ブレーカー(最低35 A、60 VDC)がすべての電流コンダクタ上で使用されていることを確認してください。


Cisco 7304ルータをDC入力電源に再接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源からDC電源入力導線が外されていることを確認します。

ステップ 2 必要な場合、ワイヤ ストリッパを使用して、DC電源入力導線およびアース線の先の被覆を0.55インチ(14 mm)ほどはぎとります。


) ストランドをはんだ付けしないでください。12 AWG(2.5 mm)の銅線のみを使用してください。


ステップ 3 アース線の被覆をはいだ部分をDC入力電源装置のアース線レセプタクルに完全に差し込み、1/8インチ マイナス ドライバを使用してレセプタクルのネジを締めます( 図 3-14 を参照)。

ステップ 4 +DC導線の被覆をはいだ部分を導線のレセプタクルに完全に差し込み、1/8インチ マイナス ドライバを使用してレセプタクルのネジを締めます。-DC導線についても同じ手順を繰り返します。


) 導線の端の被覆をはいだ部分がレセプタクルに完全に挿入されていることを確認してください。導線をレセプタクルに挿入したときに、被覆をはいだ部分が露出してしまう場合は、レセプタクルから導線を外し、ワイヤ ストリッパで被覆をはいだ部分の端をカットし、ステップ 2ステップ 5の手順を繰り返してください。


ステップ 5 アース線およびDC電源入力導線のレセプタクルのネジを締めてから、導線を電源装置の前面プレートに固定します。ケーブル タイを使用して、3本の導線を固定してください。


) アース線およびDC電源入力導線を電源装置の前面プレートに固定する際、アース線に多少の緩みを残しておいてください。3本の導線全部が強く引っ張られたとき、電源装置から最後に切断される導線がアース線になるようにするためです(図 3-14を参照)。


ステップ 6 アース線およびDC電源入力導線を電源装置へ接続します。

ステップ 7 2台めの電源装置を搭載している場合は、再度 ステップ 1 ステップ 6 を行います。


 

これで、Cisco 7304ルータをDC入力電源に再接続する手順は終了です。次の「 ルータの電源投入 」に進んでください。

ルータの電源投入

Cisco 7304ルータに電源を投入する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 以下を確認します。

各ライン カードがスロットに挿入され、各ライン カードのレバーがロックの位置にあり、固定用ネジが締められていること。

適切なエアフローを維持して冷却されるように、空いているライン カード スロットにブランク用ライン カードが取り付けられていること。

すべてのネットワーク インターフェイス ケーブルがギガビット イーサネットGBICモジュール ケーブルに接続されていること。

すべてのネットワーク インターフェイス ケーブルがライン カードに接続されていること。

コンパクトフラッシュ ディスクが取り付けられていること。

各DC導線が電源装置の前面プレートに接続され、ケーブル タイで固定されていること。

各DC導線が電源に接続され、固定されていること(DC入力電源装置のみ)。

回路ブレーカーのスイッチ ハンドルを固定していたテープをはがし、回路ブレーカーのハンドルをオン( | )の位置に戻し、電力が供給されている状態であること(DC入力電源装置のみ)。

コンソール端末がオンになっていること。

ステップ 2 AC電源コードをAC電源に接続します。電源スイッチをオンにします。2台めの電源装置を搭載している場合は、この手順を繰り返します。

ステップ 3 ファンの音を確認します。作動音がただちに聞こえるはずです。

ステップ 4 ブート プロセス中、システムLEDを確認します。


) 破壊されたField Programmable Gate Array(FPGA)イメージを検出した場合、システムはROM 0からゴールデンFPGAをダウンロードするよう指示します。その後、システムは自動的にリセットして、ブート プロセスを再起動します。ブート プロセスを続けるには、ダウンロードが必要です。


ステップ 5 初期化プロセスを確認します。(数秒後)システム ブートが終了すると、NSEがライン カードの初期化を開始します。この初期化中、各ライン カードのLED表示はさまざまです(ほとんどのLEDは点滅します)。初期化が終了すると、各ライン カードのSTATUS LEDが点灯します。またコンソール画面には、次のようなスクリプトおよびシステム バナーが表示されます。

Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) 7300 Software (C7300-JS-M), Version 12.1(9) RELEASED, CISCO
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 20-Apr-01 01:53 by biff
 


 

これで、入力電源を接続しルータの電源を投入する手順は終了です。また、NSEをCisco 7304ルータに取り付ける手順も終了です。

正常な起動の確認

NSE-100および電源装置の両方が適切に搭載された時点で、ルータは起動します。次の作業を行い、正常なブート プロセスが行われたことを確認してください。


ステップ 1 電源装置のINPUT OK LEDがグリーンに点灯することを確認します。

ステップ 2 ファンの音を確認します。作動音がすぐに聞こえるはずです。

ステップ 3 ブート プロセス中、システムLEDを確認します。ほとんどのライン カードおよびNSE-100のLEDは、不規則に点滅するはずです。短時間点灯し、いったん消灯してから、再度点灯するLEDもあります。

ステップ 4 初期化プロセスを確認します。(数秒後)システム ブートが終了すると、NSEがライン カードの初期化を開始します。この初期化中、各ライン カードのLED表示はさまざまです。初期化が終了すると、各ライン カードのSTATUS LEDが点灯します。またコンソール画面には、スクリプトおよびシステム バナーが表示されます。

システムが正常に起動しない場合、またはコンソール端末にチェックサム エラーあるいはメモリ エラーが表示される場合は、以下を確認してください。

NSE-100がミッドプレーンに正しく装着されていることを確認します。NSE-100が正しく搭載されていない場合は、再度取り付けて、システムを再起動してインストレーション チェックを行ってください

電源装置を確認します。電源装置が正しく搭載されていない場合は、再度取り付けて、システムを再起動し、インストレーション チェックを行ってください。

SODIMMを真上と水平方向から見て確認します。SODIMMが不自然な角度でソケットに装着されている場合は、取り外して装着し直します。その後、NSEを取り付けて、システムを再起動し、インストレーション チェックを再度行います。

何回試してもシステムが正常に再起動しない場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。その際、あらかじめ、エラー メッセージやLEDの状態など、問題の解決に役立つと思われる事項を書き留めておいてください。