Cisco 7304 ルータ モジュラ サービス カード/共有ポート アダプタ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
ファスト イーサネットSPAおよびギガ ビット イーサネットSPAの設定
ファスト イーサネットSPAおよびギガビット イーサネットSPAの設定
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ファスト イーサネットSPAおよびギガビット イーサネットSPAの設定

設定作業

必須の設定作業

ファスト イーサネットSPAの必須の設定作業

ギガビット イーサネットSPAの必須の設定作業

インターフェイス アドレスの指定

メディア タイプの変更

メディア タイプの確認

インターフェイスのMACアドレスの変更

MACアドレスの確認

インターフェイスのMTUサイズの変更

インターフェイスMTU設定時の注意事項

インターフェイスMTUの設定作業

MTUサイズの確認

カプセル化タイプの設定

VLANでのサブインターフェイスの設定

VLANのサブインターフェイス設定の確認

インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定

RJ-45インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定

光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションの設定

自動ネゴシエーション ステータスの確認

リンクのフロー制御サポートの設定

フロー制御ステータスの確認

設定の保存

SPAでのインターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスの設定の確認

ポート単位のインターフェイス ステータスの確認

ポート単位のインターフェイス統計情報のモニタ

設定例

基本的なインターフェイス設定例

メディアタイプの設定例

MACアドレスの設定例

MTUの設定例

VLANの設定例

自動ネゴシエーションの設定例

半二重モードを設定し速度を自動ネゴシエーションする場合の設定例

10 Mbps速度を設定しデュプレックスを自動ネゴシエーションする場合の設定例

RJ-45インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例

光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例

光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをイネーブル化する場合の設定例

ファスト イーサネットSPAおよびギガビット イーサネットSPAの設定

この章では、Cisco 7304ルータに搭載された4-Port 10/100 Fast Ethernet SPA(共有ポート アダプタ)および2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAの設定手順について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「設定作業」

「インターフェイスの設定の確認」

「設定例」

システム イメージおよびコンフィギュレーション ファイルの管理方法については、『 Cisco IOS
Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.2
』および『 Cisco IOS Configuration
Fundamentals Command Reference, Release 12.2
』を参照してください。

この章で使用するコマンドの詳細については、新規コマンドおよび変更されたコマンドが記載されているこのマニュアルの 第8章「コマンド リファレンス」 を参照してから、『 Cisco 7300 Series Platform-Specific Commands 』を参照してください。関連するCisco IOS Release 12.2ソフトウェア コマンド リファレンスおよびマスター インデックスも参照してください。これらのマニュアルの入手方法については、「関連資料」を参照してください。

設定作業

ここでは、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPA および2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAの設定方法、および設定を確認する方法について説明します。

具体的な内容は次のとおりです。

「必須の設定作業」

「インターフェイス アドレスの指定」

「メディア タイプの変更」

「インターフェイスのMACアドレスの変更」

「インターフェイスのMTUサイズの変更」

「カプセル化タイプの設定」

「VLANでのサブインターフェイスの設定」

「インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定」

「リンクのフロー制御サポートの設定」

「設定の保存」

「SPAでのインターフェイスのシャットダウンおよび再起動」

必須の設定作業

ここでは、ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネットSPAを設定するために必要な設定手順を示します。必須の設定コマンドの中には、ネットワークに最適なデフォルト値を実装するものがあります。デフォルト値がネットワークに適している場合は、コマンドを設定する必要がありません。このようなコマンドの説明カラムには、「(適宜)」と示されています。

ファスト イーサネットSPAの必須の設定作業

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# interface fastethernet slot / subslot / port [ . subinterface-number ]

設定するファスト イーサネット インターフェイスを指定します。

slot / subslot / port ― インターフェイスの場所を指定します。「インターフェイス アドレスの指定」を参照してください。

. subinterface-number ― (任意)セカンダリ インターフェイス(サブインターフェイス)の番号を指定します。

ステップ 3

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

インターフェイスのプライマリまたはセカンダリIPアドレスを設定します。

ip-address ― インターフェイスのIPアドレスを指定します。

mask ― 対応するIPサブネットのマスクを指定します。

secondary ― (任意)設定されたアドレスがセカンダリIPアドレスであることを指定します。このキーワードを省略すると、設定されたアドレスはプライマリIPアドレスとなります。

ステップ 4

Router(config-if)# duplex { full | half | auto }

(適宜)インターフェイスのデュプレックス動作を設定します。

デフォルトは auto です。両方のデュプレックス モードのアドバタイズおよび自動ネゴシエーションがイネーブルになります。

ステップ 5

Router(config-if)# speed { 10 | 100 | auto }

(適宜)インターフェイスの速度を設定します(Mbps)。

デフォルトは auto です。すべての速度モードのアドバタイズおよび自動ネゴシエーションがイネーブルになります。

ステップ 6

Router(config-if)# mtu bytes

(適宜)インターフェイスの最大パケット サイズを指定します。

bytes ― パケットの最大バイト数を指定します。デフォルト値は1500バイトです。

ステップ 7

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ギガビット イーサネットSPAの必須の設定作業

2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAを設定する手順は、次のとおりです。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Router(config)# interface gigabitethernet slot / subslot / port [ . subinterface-number ]

設定するギガビット イーサネット インターフェイスを指定します。

slot / subslot / port ― インターフェイスの場所を指定します。「インターフェイス アドレスの指定」を参照してください。

. subinterface-number ― (任意)セカンダリ インターフェイス(サブインターフェイス)の番号を指定します。

ステップ 3

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

インターフェイスのプライマリまたはセカンダリIPアドレスを設定します。

ip-address ― インターフェイスのIPアドレスを指定します。

mask ― 対応するIPサブネットのマスクを指定します。

secondary ― (任意)設定されたアドレスがセカンダリIPアドレスであることを指定します。このキーワードを省略すると、設定されたアドレスはプライマリIPアドレスとなります。

ステップ 4

Router(config-if)# media-type { gbic | rj45 }

(適宜)ルータでネットワーク接続を行う場合に使用するメディア タイプを指定します。

gbic ― GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)。インターフェイスがSmall Form-factor Pluggable(SFP)光トランシーバを使用する光ファイバ メディアをサポートしていることを指定します。


gbicメディア タイプを設定した場合、インターフェイスは自動ネゴシエーション中に全二重および1000 Mbpsのみをアドバタイズします。


rj45 ― インターフェイスがRJ-45メディアをサポートしていることを指定します。デフォルトは rj45 です。


) ギガビット イーサネットSPAの同一のイン
ターフェイスにRJ-45と光ファイバを両方とも接続している場合は、必ずmedia-typeコマンドを設定して、銅線(RJ-45)または光ファイバ メディアのどちらを使用するかを指定してください。


 

ステップ 5

Router(config-if)# duplex { full | half | auto }

(RJ-45メディアの場合は適宜)インターフェイスのデュプレックス動作を設定します。

デフォルトは auto です。両方のモードのアドバタイズおよび自動ネゴシエーションがイネーブルになります。


) 光ファイバ メディアを使用している場合、
negotiation autoコマンドがイネーブル(デフォルト)であれば、2-Port 10/100/1000 Gigabit
Ethernet SPAは全二重モードのみをアドバタイズして、ネゴシエートします。


 

ステップ 6

Router(config-if)# speed { 10 | 100 | 1000 | auto }

(RJ-45メディアの場合は適宜)インターフェイスの速度を設定します(Mbps)。

デフォルトは auto です。すべての速度モードのアドバタイズおよび自動ネゴシエーションがイネーブルになります。


) 光ファイバ メディアを使用している場合、
negotiation autoコマンドがイネーブル(デフォルト)であれば、2-Port 10/100/1000 Gigabit
Ethernet SPAは1000 Mbpsの速度のみをアドバタイズして、ネゴシエートします。


 

ステップ 7

Router(config-if)# mtu bytes

(適宜)インターフェイスの最大パケット サイズを設定します。

bytes ― パケットの最大バイト数を指定します。デフォルト値は1500バイトです。

ステップ 8

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

インターフェイス アドレスの指定

Cisco 7304ルータにSPAが実装されている場合は、MSC(モジュラ サービス カード)、SPA、およびインターフェイスの物理位置を指定する新しいアドレス指定フォーマットが必要になります。このインターフェイス アドレス フォーマットは slot / subslot / port です。

slot ― SPAを装着したMSCが搭載されているCisco 7304ルータのスロット番号(2~5)を指定します。

subslot 選択しようとしているSPAが装着されているMSCのセカンダリ スロット( 上部[0]または下部[1])を指定します。MSC-100にはSPAを2つまで装着できます。

port ― 選択しようとしているSPAのインターフェイス番号を指定します。

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAの場合 ― 0~3

2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAの場合 ― 0または1

図 4-1に、Cisco 7304ルータのMSC-100に装着された4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAのスロット、サブスロット、およびインターフェイス ポートの位置を示します。

図 4-1 4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAのスロット、サブスロット、およびポートの位置

 

Cisco 7304ルータへのカードの取り付け手順については、『 Cisco 7304 Router Modular Services Card and Shared Port Adapter Hardware Installation Guide 』を参照してください。

メディア タイプの変更

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAの銅線インターフェイスでサポートされているメディア タイプは、RJ-45のみです。したがって、ファスト イーサネットSPAでは、 media-type コマンドを設定する必要がありません。

ただし、2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAで光ファイバ接続を使用している場合は、 media-type コマンドを設定して、デフォルト値を変更する必要があります。ギガビット イーサネットSPAの同一のインターフェイスにRJ-45と光ファイバを両方とも接続している場合は、必ず media-type コマンドを設定して、銅線または光ファイバ メディアのどちらを使用するかを指定してください。

ギガビット イーサネットSPAの場合に、インターフェイスのメディア タイプをRJ-45から変更するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# media-type gbic

インターフェイスがSFP光トランシーバを使用する光ファイバ メディアをサポートしていることを指定します。

2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAと互換性のあるSFPデバイスについては、『 Cisco 7304 Router Modular Services Card and Shared Port Adapter Hardware Installation Guide 』を参照してください。

メディア タイプの確認

インターフェイスのメディア タイプを確認するには、 show interfaces fastethernet または show interfaces gigabitethernet イネーブルEXECコマンドを使用して、[media type]フィールドの値を調べます。

次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)のメディア タイプは、SXです。

Router# show interfaces gigabitethernet 4/1/0
GigabitEthernet4/1/0 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-2GE-7304, address is 0007.0ed3.ba88 (bia 0007.0ed3.ba88)
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Full-duplex, 1000Mb/s, link type is auto, media type is SX
.
.
.

メディア タイプを確認するには、 show controllers gigabitethernet イネーブルEXECコマンドも使用できます。次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)のGBICタイプは、1000BaseSXです。

Router# show controllers gigabitethernet 4/1/0
Interface GigabitEthernet4/1/0
Hardware is SPA-2GE-7304
Connection mode is auto-negotiation
Interface state is up, link is up
Configuration is Auto Speed, Auto Duplex
Selected media-type is GBIC, GBIC type is 1000BaseSX
.
.
.

インターフェイスのMACアドレスの変更

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPA および2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAは、ポートごとにデフォルトMAC(メディア アクセス制御)アドレスを使用します。このアドレスは、Cisco 7304ルータのバックプレーン上にあるElectrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM;電気的消去再書き込み可能ROM)に格納された基本アドレスから取得されます。

インターフェイスのデフォルトMACアドレスをユーザ定義アドレスに変更するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# mac-address ieee-address

インターフェイスのデフォルトMACアドレスをユーザ定義アドレスに変更します。

ieee-address ― 48ビットのIEEE(米国電気電子学会)MACアドレスを、3個の4桁16進数をドットで連結した形式で指定します( xxxx.yyyy.zzzz )。

インターフェイスのデフォルトMACアドレスに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

MACアドレスの確認

インターフェイスのMACアドレスを確認するには、 show interfaces fastethernet または show
interfaces gigabitethernet
イネーブルEXECコマンドを使用して、[address is]フィールドの値を調べます。

次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの上部サブスロット(0)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)のMACアドレスは、00b0.64ff.5d80です。

Router# show interfaces fastethernet 4/0/0
FastEthernet4/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4FE-7304, address is 00b0.64ff.5d80 (bia 00b0.64ff.5d80)
Internet address is 192.168.50.1/24
MTU 9216 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
.
.
.

インターフェイスのMTUサイズの変更

Cisco IOSソフトウェアは、プロトコル スタックのレベルに応じて、3つの異なるタイプの設定可能なMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)オプションをサポートします。

インターフェイスMTU ― ネットワークから着信するトラフィックに関して、SPAが調べます。インターフェイス タイプごとに、サポートされるインターフェイスMTUサイズおよびデフォルト値は異なります。インターフェイスMTUは、廃棄される前にインターフェイスで受信可能な最大パケット サイズ(バイト数)を定義します。フレームがインターフェイスMTUサイズよりも小さく、インターフェイス タイプの最小フレーム サイズ(イーサネットの場合は64バイト)以上である場合、フレームの処理は継続されます。

IP MTU ― サブインターフェイスに設定できます。パケットを分割するかどうかを判別するために、Cisco IOSソフトウェアで使用されます。IPパケットがIP MTUサイズを超過すると、パケットは分割されます。

タグまたはMPLS(Multiprotocol Label Switching)MTU ― サブインターフェイスに設定できます。最大6つの異なるラベル(タグ ヘッダー)をパケットに付加できます。ラベルの最大数は、Cisco IOSソフトウェア リリースによって異なります。

カプセル化方式およびMPLS MTUラベル数に応じて、パケットに余分なオーバーヘッドが追加されます。たとえば、Subnetwork Access Protocol(SNAP)カプセル化の場合は8バイト ヘッダーが追加されますが、dot1qカプセル化の場合は2バイト ヘッダーが追加されます。また、MPLSラベルごとに、4バイト ヘッダーが追加されます(ラベル数 n ×4バイト)。

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAの場合、デフォルトMTUサイズは1500バイトです。設定可能な最大MTUは9216バイトです。SPAは追加オーバーヘッドを格納できるように、設定されたMTUサイズに36バイトを自動的に追加します。

SPAインターフェイスのMTUサイズは show interfaces fastethernet および show interfaces
gigabitethernet
コマンドの[giants]統計情報の記録に影響します。デフォルトMTUサイズである1500バイトを使用している場合に、インターフェイスが1536バイトを超えるパケットを受信すると、ジャイアント カウンタが増加します。

インターフェイスMTU設定時の注意事項

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAまたは2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAにインターフェイスMTUサイズを設定する場合は、次の注意事項を考慮してください。

インターフェイスMTUサイズを変更した場合に、設定されたMTUサイズに36バイトを追加した値を超過するパケットをインターフェイスが受信すると、ジャイアント カウンタが増加します。たとえば、最大MTUサイズが9216バイトの場合、9252バイト(9216 + 36)バイトよりも大きいパケットをインターフェイスが受信すると、ジャイアント カウンタが増加します。

デフォルトのインターフェイスMTUサイズは、1500バイト パケットに、次に示す追加オーバーヘッドを格納するための追加の36バイトを加えた値です。

レイヤ2ヘッダー ― 14バイト

SNAPヘッダー ― 8バイト

dot1qヘッダー ― 2バイト

2個のMPLSラベル ― 8バイト

CRC ― 4バイト


) ご使用のCisco IOSソフトウェア リリースに応じて、サポートされるMPLSラベルの最大数は異なります。3つ以上のMPLSラベルをサポートする必要がある場合は、SPAインターフェイスのデフォルトのインターフェイスMTUサイズを増加させる必要があります。


MPLSを使用している場合は、 mpls mtu コマンドをインターフェイスMTU以下の値に設定してください。

MPLSラベルを使用している場合は、使用しているMPLSラベル数を収容できるように、デフォルトのインターフェイスMTUサイズを増加させる必要があります。MPLSラベル数が1増えるごとに、パケットに4バイトのオーバーヘッドが追加されます。

インターフェイスMTUの設定作業

インターフェイスのMTUサイズを変更するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# mtu bytes

インターフェイスの最大パケット サイズを設定します。

bytes ― パケットの最大バイト数を指定します。デフォルト値は1500バイトです。

デフォルトのMTUサイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

MTUサイズの確認

インターフェイスのMTUサイズを確認するには、 show interfaces fastethernet または show interfaces gigabitethernet イネーブルEXECコマンドを使用して、[MTU]フィールドの値を調べます。

次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの上部サブスロット(0)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)のMTUサイズは、9216バイトです。

Router# show interfaces fastethernet 4/0/0
FastEthernet4/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4FE-7304, address is 00b0.64ff.5d80 (bia 00b0.64ff.5d80)
Internet address is 192.168.50.1/24
MTU 9216 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
.
.
.

カプセル化タイプの設定

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAのインターフェイスは、デフォルトでAdvanced Research Projects Agency(ARPA)カプセル化をサポートします。これらのインターフェイスでは、フレームを送信する場合に、Service Access Point(SAP;サービス アクセス ポイント)またはSNAPカプセル化を設定できません。ただし、SAPおよびSNAPカプセル化を使用するフレームは正常に受信されます。

SPAインターフェイスでサポートされるその他のカプセル化方式は、VLAN(仮想LAN)の場合、IEEE 802.1Qカプセル化のみです。

VLANでのサブインターフェイスの設定

VLANの4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAのサブインターフェイスを設定するには、IEEE 802.1Qカプセル化を使用します。


) 4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAはISL(スイッチ間リンク)カプセル化をサポートしません。


VLANのSPAサブインターフェイスを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface fastethernet slot / subslot / port . subinterface-number

設定するファスト イーサネット インターフェイスを指定します。

slot / subslot / port ― インターフェイスの場所を指定します。「インターフェイス アドレスの指定」を参照してください。

.subinterface-number ― セカンダリ インターフェイス(サブインターフェイス)の番号を指定します。

ステップ 2

Router(config-subif)# encapsulation dot1q vlan-id

カプセル化フォーマットをIEEE 802.1Q(「dot1q」)として定義します。 vlan-id はVLANの番号(1~4095)です。

ステップ 3

Router(config-if)# ip address ip-address mask [ secondary ]

インターフェイスのプライマリまたはセカンダリIPアドレスを設定します。

ip-address ― インターフェイスのIPアドレスを指定します。

mask ― 対応するIPサブネットのマスクを指定します。

secondary ― (任意)設定されたアドレスがセカンダリIPアドレスであることを指定します。このキーワードを省略すると、設定されたアドレスはプライマリIPアドレスとなります。

VLANのサブインターフェイス設定の確認

VLANのサブインターフェイスの設定およびステータスを確認するには、 show vlans イネーブルEXECコマンドを使用します。

次に、VLAN 269のSPAのポート2(3番めのポート)のサブインターフェイス268のステータス例を示します。

Router# show vlans 269
 
Virtual LAN ID: 269 (IEEE 802.1Q Encapsulation)
 
vLAN Trunk Interface: FastEthernet4/1/2.268
 
Protocols Configured: Address: Received: Transmitted:
PXF:FastEthernet4/1/2.268 941668 0
RP Switched:
IP 10.1.13.1 5 0

インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定

ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネット インターフェイスは、 自動ネゴシエーション と呼ばれる接続設定アルゴリズムを使用します。自動ネゴシエーションを使用すると、ローカルおよびリモート デバイスはリンクを介して通信設定の互換性を確保することができます。各デバイスは自動ネゴシエーションを使用して送信機能をアドバタイズし、リンクで使用する設定について合意します。

何らかの理由により自動ネゴシエーションに失敗した場合、ファスト イーサネットまたはギガビット イーサネット インターフェイスは半二重モードに設定され、リンク速度を自動的に検知します。光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネット インターフェイスの場合、サポートされるのは全二重モードと1000 Mbpsの速度のみです。

デフォルトでは、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAは速度およびデュプレックス設定の自動ネゴシエーションをサポートします。SPAが自動的に実行するフロー制御(ポーズ フレームの送信)は、アドバタイズできますが、ネゴシエートすることはできません。自動ネゴシエーションをディセーブルにした場合のフロー制御の設定要件については、「リンクのフロー制御サポートの設定」を参照してください。


) 送信設定の互換性を維持するために、自動ネゴシエーションを使用することを推奨します。自動ネゴシエーションを使用しない場合は、インターフェイス設定がリンク上のリモート デバイスでサポートされている設定と一致することを確認してください。


自動ネゴシエーションの設定は、使用しているメディア タイプによってわずかに異なります。ここでは、これらの設定の違いについて説明します。

「RJ-45インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定」

「光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションの設定」

RJ-45インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAのインターフェイスでは、RJ-45メディアのみがサポートされます。2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAのインターフェイスでは、RJ-45と光ファイバ メディアの両方がサポートされます。

RJ-45メディア タイプを使用している場合、 speed または duplex インターフェイス コンフィギュレーション コマンドのいずれかが auto に設定されていると、自動ネゴシエーションはイネーブルになります。デフォルトでは、 speed および duplex コマンドが両方とも auto に設定されています。つまり、インターフェイスは、リンク上で10 Mbps/100 Mbps動作(ファスト イーサネット インターフェイスの場合)または10 Mbps/100 Mbps/1000 Mbps動作(ギガビット イーサネット インターフェイスの場合)、および半二重/全二重モードが次の任意の組み合わせでサポート可能であることをアドバタイズします。

10 Mbpsおよび半二重

10 Mbpsおよび全二重

100 Mbpsおよび半二重

100 Mbpsおよび全二重

1000 Mbpsおよび半二重 ― ギガビット イーサネットの場合のみ

1000 Mbpsおよび全二重 ― ギガビット イーサネットの場合のみ(光ファイバ メディアを使用している場合にサポートされる唯一のアドバタイズ。詳細については、光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションの設定を参照)


) フロー制御サポートは、自動ネゴシエーションがイネーブルの場合は常にアドバタイズされます。


自動ネゴシエーションをイネーブルにしたまま、特定の速度またはデュプレックス設定を設定する場合は、目的のパラメータに値を指定し、他のパラメータを auto 設定のまま残します。

詳細については、以下を参照してください。

「RJ-45インターフェイスでの速度の指定 ― デュプレックス モードのみを自動ネゴシエーションする場合」

「RJ-45インターフェイスでのデュプレックス モードの指定 ― 速度のみを自動ネゴシエーションする場合」

「RJ-45インターフェイスでの自動ネゴシエーションのディセーブル化」

RJ-45インターフェイスでの速度の指定 ― デュプレックス モードのみを自動ネゴシエーションする場合

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAまたは2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA上のRJ-45メディアを使用するインターフェイスを、特定の速度で動作し、全二重または半二重動作のサポートをアドバタイズするように設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config-if)# speed 10

または

Router(config-if)# speed 100

または

Router(config-if)# speed 1000

インターフェイスが10 Mbpsのサポートのみをアドバタイズするように指定します。

または

インターフェイスが100 Mbpsのサポートのみをアドバタイズするように指定します。

または

インターフェイスが1000 Mbpsのサポートのみをアドバタイズするように指定します。この速度は、ギガビット イーサネット インターフェイスでのみサポートされます。

ステップ 2

Router(config-if)# duplex auto

インターフェイスが半二重または全二重動作のサポートをアドバタイズするように指定します。デフォルトは auto です。

RJ-45インターフェイスでのデュプレックス モードの指定 ― 速度のみを自動ネゴシエーションする場合

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAまたは2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA上のRJ-45メディアを使用するインターフェイスを、特定のデュプレックス モードで動作し、10 Mbps、100 Mbps、または1000 Mbps動作のサポートをアドバタイズするように設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config-if)# speed auto

インターフェイスが10 Mbps/100 Mbps動作(ファスト イーサネット インターフェイスの場合)、または10 Mbps/100 Mbps/1000 Mbps動作(ギガビット イーサネット インターフェイスの場合)のサポートをアドバタイズするように指定します。デフォルトは auto です。

ステップ 2

Router(config-if)# duplex full

または

Router(config-if)# duplex half

インターフェイスが全二重のサポートのみをアドバタイズするように指定します。

または

インターフェイスが半二重のサポートのみをアドバタイズするように指定します。

RJ-45インターフェイスでの自動ネゴシエーションのディセーブル化

RJ-45メディアを使用している場合に、 duplex speed コマンドの両方に特定の値を指定すると、リンク上で自動ネゴシエーションがディセーブルになります。したがって、インターフェイスはリモート デバイスに機能をアドバタイズせず、設定内容に従ってインターフェイス ポートの動作を設定します。


) インターフェイス ポートを特定の設定で動作させる必要があるために、自動ネゴシエーションをディセーブルにする場合は、リンク設定の互換性が維持されるようにリモート リンクを設定して、適切な送信を実現する必要があります。この設定には、リンクのフロー制御サポートも含まれます。自動ネゴシエーションのディセーブル化がフロー制御の設定に与える影響については、「リンクのフロー制御サポートの設定」を参照してください。


RJ-45メディアを使用するインターフェイス上で自動ネゴシエーションをディセーブルにし、特定のデュプレックス モードおよび速度を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config-if)# speed 10

または

Router(config-if)# speed 100

または

Router(config-if)# speed 1000

10 Mbpsで動作するようにインターフェイスを設定します。

または

100 Mbpsで動作するようにインターフェイスを設定します。

または

1000 Mbpsで動作するようにインターフェイスを設定します。この速度は、ギガビット イーサネット インターフェイスでのみサポートされます。

ステップ 2

Router(config-if)# duplex full

または

Router(config-if)# duplex half

全二重モードでのみ動作するようにインターフェイスを設定します。

または

半二重モードでのみ動作するようにインターフェイスを設定します。


speedduplexコマンドのいずれにもautoキーワードを設定しないで、特定の値を指定すると、インターフェイスはアドバタイズを使用しないで、指定された値を設定します。


光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションの設定

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAのインターフェイスでは、RJ-45メディアのみがサポートされます。2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAのインターフェイスでは、RJ-45と光ファイバ メディアの両方がサポートされます。RJ-45メディアを使用するインターフェイスに自動ネゴシエーションを設定する手順については、「RJ-45インターフェイスの自動ネゴシエーションの設定」を参照してください。

2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAでSFP光ファイバ メディアを使用している場合は、ここに記載されている手順に従って、自動ネゴシエーションを設定してください。

光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションのディセーブル化

自動ネゴシエーションは、自動的にイネーブルになります。光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーション中に、全二重モードと1000 Mbpsの速度がアドバタイズされて、設定されます。フロー制御サポートもアドバタイズされます。光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネットSPAインターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブルにすると、インターフェイスはアドバタイズを行わないで、自動的に全二重モードおよび1000 Mbps速度を設定します。

光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネット インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# no negotiation auto

光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネットSPAインターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブルにします。デュプレックス、速度、またはフロー制御はアドバタイズされません。

光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーションのイネーブル化

自動ネゴシエーションは、自動的にイネーブルになります。光ファイバ インターフェイスでの自動ネゴシエーション中に、全二重モードと1000 Mbpsの速度がアドバタイズされて、設定されます。フロー制御サポートもアドバタイズされます。光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネット インターフェイスで自動ネゴシエーションを再イネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# negotiation auto

光ファイバ メディアを使用するギガビット イーサネットSPAインターフェイスで自動ネゴシエーションをイネーブルにします。全二重、1000 Mbps、およびフロー制御がアドバタイズされます。

自動ネゴシエーション ステータスの確認

SPAのファスト イーサネットまたはギガビット イーサネット インターフェイスの自動ネゴシエーション ステータスを確認するには、 show controllers fastethernet または show controllers
gigabitethernet
イネーブルEXECコマンドを使用します。

次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの上部サブスロット(0)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)の接続モードは、自動ネゴシエーションです。自動ネゴシエーションがイネーブル化されていて、完了しています。

リンクには全二重サポート、および100 Mbps動作が設定されています。出力には、ローカル インターフェイス([Advertised capabilities]の横)およびリモート デバイス([Partner capabilities]の横)でアドバタイズされる機能も表示されています。

Router# show controllers fastethernet 4/0/0
Interface FastEthernet4/0/0
Hardware is SPA-4FE-7304
Connection mode is auto-negotiation
Interface state is up, link is up
Configuration is Auto Speed, Auto Duplex
Selected media-type is RJ45
Promiscuous mode is off, VLAN filtering is enabled
MDI crossover status: MDI
Auto-negotiation configuration and status:
Auto-negotiation is enabled and is completed
Speed/duplex is resolved to 100 Mbps, full duplex
Advertised capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
Partner capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
.
.
.

リンクのフロー制御サポートの設定

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAは、ポート単位のMSCバッファが一杯になった場合にパケット フローを停止するポーズ フレームの送信を自動的にサポートしています。4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAまたは2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAでは、フロー制御をディセーブルにできません。

したがって、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAおよび2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAのフロー制御サポートは設定不可能ですが、自動ネゴシエーション中にアドバタイズされます。

フロー制御ステータスの確認

SPAのファスト イーサネット インターフェイスのフロー制御ステータスを確認するには、 show controllers fastethernet イネーブルEXECコマンドを使用して、出力の[MAC counters]セクションの[Total pause frames]カウンタを確認します。

次の例では、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの上部サブスロット(0)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)のMACデバイスから、ポーズ フレームが0個送受信されました。

Router# show controllers fastethernet 4/0/0
Interface FastEthernet4/0/0
Hardware is SPA-4FE-7304
Connection mode is auto-negotiation
Interface state is up, link is up
Configuration is Auto Speed, Auto Duplex
Selected media-type is RJ45
Promiscuous mode is off, VLAN filtering is enabled
MDI crossover status: MDI
Auto-negotiation configuration and status:
Auto-negotiation is enabled and is completed
Speed/duplex is resolved to 100 Mbps, full duplex
Advertised capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
Partner capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
MAC counters:
Input: packets = 15, bytes = 1776
FIFO full/reset removed = 0, error drop = 0
Output: packets = 18, bytes = 2622
FIFO full/reset removed = 0, error drop = 0
Total pause frames: transmitted = 0, received = 0
FPGA counters:
Input: Total (good & bad) packets: 15, TCAM drops: 4
Satisfy (host-backpressure) drops: 0, CRC drops: 0
PL3 RERRs: 0
Output: EOP (SPI4) errors: 0
SPA carrier card counters:
Input: packets = 11, bytes = 1476, drops = 0
Output: packets = 18, bytes = 2550, drops = 0
Egress flow control status: XON
Per bay counters:
General errors: input = 0, output = 0
SPI4 errors: ingress dip4 = 0, egress dip2 = 0
MAC destination address filtering table:
Table entries: Total = 512, Used = 4, Available = 508
Index MAC destination address Mask
----- ----------------------- --------------
1 0007.0ed3.ba80 ffff.ffff.ffff
2 ffff.ffff.ffff ffff.ffff.ffff
3 0100.0000.0000 0100.0000.0000
4 0100.0ccc.cccc ffff.ffff.ffff
VLAN filtering table:
Number of VLANs configured on this interface = 0
Table entries: Total = 1024, Used = 2, Available = 1022
Index VLAN identifier Enabled Tunnel
----- --------------- ------- ------
1 0 No No
2 0 Yes No
Platform details:
PXF tif number: 0x10

設定の保存

実行コンフィギュレーションをNVRAM(不揮発性RAM)に保存するには、イネーブルEXECコンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router# copy running-config startup-config

新しいコンフィギュレーションをNVRAMに書き込みます。

コンフィギュレーション ファイルの管理方法については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals
Configuration Guide, Release 12.2
』および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2 』を参照してください。

SPAでのインターフェイスのシャットダウンおよび再起動

SPAでは任意のインターフェイス ポートを個別にシャットダウンしたり、再起動することができます。インターフェイスをシャットダウンすると、トラフィックが停止し、インターフェイスは「管理上のダウン」ステートになります。

SPAのOIR(ホットスワップ)の準備を行っている場合は、SPAを非アクティブにする前に、各インターフェイスを個別にシャットダウンする必要はありません。 hw-module subslot stop コマンドを使用すると、インターフェイスのトラフィックは自動的に停止し、SPAとともにインターフェイスが非アクティブになって、OIRを実行できるようになります。

同様に、SPAまたはMSCのOIR後に、SPAのインターフェイスを個別に再起動する必要はありません。SPAのOIR実行手順については、「Cisco 7304ルータのカードOIRの準備」を参照してください。

SPAのインターフェイスをシャットダウンするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをディセーブルにします。

SPAのインターフェイスを再起動するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
説明

Router(config-if)# no shutdown

ディセーブル化されたインターフェイスを再起動します。

インターフェイスの設定の確認

show running-configuration コマンドを使用すると、ご使用のCisco 7304ルータの設定が表示されます。このコマンド以外にも、 show interfaces fastethernet コマンドや show interfaces gigabitethernet コマンド、および show controllers fastethernet コマンドや show controllers gigabitethernet コマンドを使用すると、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAまたは2-Port 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPAの詳細をポート単位で表示することができます。

ポート単位のインターフェイス ステータスの確認

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAのインターフェイスの詳細をポート単位で表示するには、 show interfaces fastethernet コマンドを使用します。コマンド出力の説明については、 第8章「コマンド リファレンス」 を参照してください。

次に、Cisco 7304ルータのスロット2内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート1(2番めのポート)の出力例を示します。

Router# show interfaces fastethernet 2/1/1
FastEthernet2/1/1 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4FE-7304, address is 00b0.64ff.5d80 (bia 00b0.64ff.5d80)
Internet address is 192.168.50.1/24
MTU 9216 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Full-duplex, 100Mb/s, 100BaseTX/FX
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input 00:00:22, output 00:00:02, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 packets input, 320 bytes
Received 1 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 watchdog
0 input packets with dribble condition detected
8 packets output, 529 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
2 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
 

ポート単位のインターフェイス統計情報のモニタ

4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAの詳細なステータスおよび統計情報をポート単位で表示するには、 show controllers fastethernet コマンドを使用します。コマンド出力の説明については、 第8章「コマンド リファレンス」 を参照してください。

次に、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの上部サブスロット(0)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)の出力例を示します。

Router# show controllers fastethernet 4/0/0
Interface FastEthernet4/0/0
Hardware is SPA-4FE-7304
Connection mode is auto-negotiation
Interface state is up, link is up
Configuration is Auto Speed, Auto Duplex
Selected media-type is RJ45
Promiscuous mode is off, VLAN filtering is enabled
MDI crossover status: MDI
Auto-negotiation configuration and status:
Auto-negotiation is enabled and is completed
Speed/duplex is resolved to 100 Mbps, full duplex
Advertised capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
Partner capabilities: 10M/HD 10M/FD 100M/HD 100M/FD
MAC counters:
Input: packets = 15, bytes = 1776
FIFO full/reset removed = 0, error drop = 0
Output: packets = 18, bytes = 2622
FIFO full/reset removed = 0, error drop = 0
Total pause frames: transmitted = 0, received = 0
FPGA counters:
Input: Total (good & bad) packets: 15, TCAM drops: 4
Satisfy (host-backpressure) drops: 0, CRC drops: 0
PL3 RERRs: 0
Output: EOP (SPI4) errors: 0
SPA carrier card counters:
Input: packets = 11, bytes = 1476, drops = 0
Output: packets = 18, bytes = 2550, drops = 0
Egress flow control status: XON
Per bay counters:
General errors: input = 0, output = 0
SPI4 errors: ingress dip4 = 0, egress dip2 = 0
MAC destination address filtering table:
Table entries: Total = 512, Used = 4, Available = 508
Index MAC destination address Mask
----- ----------------------- --------------
1 0007.0ed3.ba80 ffff.ffff.ffff
2 ffff.ffff.ffff ffff.ffff.ffff
3 0100.0000.0000 0100.0000.0000
4 0100.0ccc.cccc ffff.ffff.ffff
VLAN filtering table:
Number of VLANs configured on this interface = 0
Table entries: Total = 1024, Used = 2, Available = 1022
Index VLAN identifier Enabled Tunnel
----- --------------- ------- ------
1 0 No No
2 0 Yes No
Platform details:
PXF tif number: 0x10

設定例

ここでは、次の設定例を示します。

「基本的なインターフェイス設定例」

「メディアタイプの設定例」

「MACアドレスの設定例」

「MTUの設定例」

「VLANの設定例」

「自動ネゴシエーションの設定例」

基本的なインターフェイス設定例

次に、グローバル コンフィギュレーション モードを開始し、設定するインターフェイスを指定し、インターフェイスにIPアドレスを設定して、設定を保存する例を示します。ここでは、Cisco 7304ルータのスロット2内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート1(2番めのポート)を設定する例を示します。

!Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

!

! Specify the interface address

!

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Configure an IP address

!

Router(config-if)# ip address 192.168.50.1 255.255.255.0

!

! Start the interface

!

Router(config-if)# no shut

!

! Save the configuration to NVRAM

!

Router(config-if)# exit

Router# copy running-config startup-config

メディアタイプの設定例

次に、ギガビット イーサネット インターフェイスでSFP光ファイバ メディアをサポートするように、デフォルト メディア タイプをRJ-45からGBICに変更する例を示します。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# interface gigabitethernet 4/1/0

!

! Configure the interface for fiber media

!

Router(config-if)# media-type gbic

MACアドレスの設定例

次に、インターフェイスのデフォルトMACアドレスを1111.2222.3333に変更する例を示します。

!Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

!

! Specify the interface address

!

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Modify the MAC address

!

Router(config-if)# mac-address 1111.2222.3333

MTUの設定例

次に、インターフェイスMTUを9216バイトに設定する例を示します。


) SPAは設定されたインターフェイスMTUサイズに36バイトを自動的に追加します。


!Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

!

! Specify the interface address

!

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Configure the interface MTU

!

Router(config-if)# mtu 9216

VLANの設定例

次に、SPAインターフェイス ポート2(3番めのポート)にサブインターフェイス268を作成し、IDが269のVLAN上のサブインターフェイスを、IEEE 802.1Qカプセル化を使用するように設定する例を示します。


) SPAはISLカプセル化をサポートしません。


!Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

!

! Specify the interface address

!

Router(config)# interface fastethernet 4/1/2.268

!

! Configure dot1Q encapsulation and specify the VLAN ID

!

Router(config-subif)# encapsulation dot1q 269

自動ネゴシエーションの設定例

ここでは、特定の設定値を設定し、それ以外の設定については自動ネゴシエーションをイネーブル化するように、設定パラメータを組み合わせる例や、自動ネゴシエーション サポートをディセーブル化する例を示します。

「半二重モードを設定し速度を自動ネゴシエーションする場合の設定例」

「10 Mbps速度を設定しデュプレックスを自動ネゴシエーションする場合の設定例」

「RJ-45インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例」

「光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例」

「光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをイネーブル化する場合の設定例」

半二重モードを設定し速度を自動ネゴシエーションする場合の設定例

次に、Cisco 7304ルータのスロット2内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート1(2番めのポート)に、自動ネゴシエーション中に半二重サポートのみ、および10 Mbpsまたは100 Mbpsのいずれかをアドバタイズするように指定する例を示します。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Enable autonegotiation of the speed

! (This is the default setting)

!

Router(config-if)# speed auto

!

! Configure half-duplex

!

Router(config-if)# duplex half

 

この設定の場合、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAは自動ネゴシエーション中に次の機能をアドバタイズします。

10 Mbpsおよび半二重

100 Mbpsおよび半二重


) フロー制御サポートは、自動ネゴシエーションがイネーブルの場合は常にアドバタイズされます。


10 Mbps速度を設定しデュプレックスを自動ネゴシエーションする場合の設定例

次に、Cisco 7304ルータのスロット2内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート1(2番めのポート)に、自動ネゴシエーション中に10 Mbpsサポートのみ、および半二重または全二重のいずれかをアドバタイズするように指定する例を示します。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Configure 10 Mbps speed

!

Router(config-if)# speed 10

!

! Enable autonegotiation of the duplex mode

! (This is the default setting)

!

Router(config-if)# duplex auto

 

この設定の場合、4-Port 10/100 Fast Ethernet SPAは自動ネゴシエーション中に次の機能をアドバタイズします。

10 Mbpsおよび半二重

10 Mbpsおよび全二重


) フロー制御サポートは、自動ネゴシエーションがイネーブルの場合は常にアドバタイズされます。


RJ-45インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例

次に、Cisco 7304ルータのスロット2内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート1(2番めのポート)で、全二重および100 Mbps動作のみを実行する例を示します。

duplex speed コマンドの両方に特定の値を指定すると、該当するインターフェイスのリンク上で自動ネゴシエーションがディセーブルになります。したがって、インターフェイスの機能はアドバタイズされません。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

!

! Disable autonegotiation of the speed

! Force 100 Mbps speed

!

Router(config-if)# speed 100

!

! Disable autonegotiation of the duplex mode

! Force full-duplex mode

!

光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをディセーブル化する場合の設定例

次に、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)で、自動ネゴシエーションをディセーブルにする例を示します。

インターフェイスはデュプレックス モード、速度、またはフロー制御をアドバタイズしないで、全二重モードおよび1000 Mbps速度を設定します。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# interface gigabitethernet 4/1/0

!

! Configure the interface for fiber media

!

Router(config-if)# media-type gbic

!

! Disable autonegotiation on a fiber interface

!

Router(config-if)# no negotiation auto

光ファイバ インターフェイスで自動ネゴシエーションをイネーブル化する場合の設定例

次に、Cisco 7304ルータのスロット4内にあるMSCの下部サブスロット(1)に装着されたSPAのインターフェイス ポート0(最初のポート)で、自動ネゴシエーションをイネーブルにする例を示します。

インターフェイスは全二重モード、1000 Mbpsの速度、およびフロー制御をアドバタイズします。

! Enter global configuration mode

!

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)# interface gigabitethernet 4/1/0

!

! Configure the interface for fiber media

!

Router(config-if)# media-type gbic

!

! Disable autonegotiation on a fiber interface

!

Router(config-if)# negotiation auto