Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ SIP/SPA ハードウェア インストレーション ガイド
取り付けに関するトラブルシューティング
取り付けに関するトラブルシューティング
発行日;2012/05/22 | 英語版ドキュメント(2011/12/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

取り付けに関するトラブルシューティング

SIP のトラブルシューティング

debug コマンドの使用

輸送用の SIP の梱包

輸送用の SPA の梱包

取り付けに関するトラブルシューティング

この章では、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータでの SIP および SPA の取り付けに関するトラブルシューティングの方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「SIP のトラブルシューティング」

「debug コマンドの使用」

「輸送用の SIP の梱包」

「輸送用の SPA の梱包」

SIP のトラブルシューティング

取り付けた SIP が動作しない、または電源が入らない場合には、次の作業を行ってください。

SIP がラインカード シャーシ スロットにしっかり装着されていることを確認します。物理的な取り付けを簡単に確認する 1 つの方法として、SIP の前面プレート正面が、カード ケージに取り付けられた他のラインカードの正面と水平になっているかどうかを調べます。

イジェクト レバーがラッチされているかどうか、また、非脱落型ネジがしっかり締まっているかどうかを確認します。不明確な場合は、レバーのラッチを外し、ネジを緩めて、SIP を装着しなおしてみてください。

ルート プロセッサ上のアラーム LED を見て、アクティブなアラームがないかどうかを確認します。

配電ユニット(PDU)を検査して、シャーシ全体に電源が供給されているかどうかを調べます。

SIP の LED を使用して、カードが適切に取り付けられ、動作していることを確認します。STATUS LED は、カードが適切に装着され、正常に動作しているかどうかを次のように示します。

グリーン:カードは適切に装着され、正常に動作しています。

オレンジ:カードは適切に取り付けられて、電源投入されており、IOS XR がロードされています。

オフ(消灯):カードが適切に取り付けられていることを確認してください。また、電源シェルフ(10 スロット)または PDU(6 スロット)上のインジケータを見て、カードに電源が投入されていることも確認してください。

debug コマンドの使用

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータでサポートされる他の debug コマンドと、 debug spa 特権 EXEC コマンドを使用すると、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの SPA 固有のデバッグ情報を取得できます。

debug spa コマンドは、シスコのテクニカル サポート担当者が使用するためのものです。


注意 デバッグ出力は CPU プロセスで高プライオリティが割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。そのため、debug コマンドは、特定の問題のトラブルシューティングを行う目的に限って使用するか、またはシスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの際に使用してください。さらに、debug コマンドは、ネットワーク トラフィックが少なく、ユーザも少ないときに使用することを推奨します。デバッギングをこのような時間帯に行うと、debug コマンド処理のオーバーヘッドの増加によりシステムの使用に影響が及ぶ可能性が少なくなります。

または、 show hw-module trace コマンドを使用して SPA をデバッグすることもできます。構文は次のとおりです。

show hw-module trace pltfm driver level [detailed | error | summary] location <location>
 

ここで、< location > は、0/4/cpu0 のように rack/slot/subslot で表記された SPA の場所です。

show hw-module trace コマンド構文については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference, Release 4.0 』の「Hardware Redundancy and Node Administration Commands on Cisco ASR 9000 Series Router」の章を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/asr9000/software/asr9k_r4.0/system_management/command/reference/yr40asr9k_chapter7.html

輸送用の SIP の梱包

ここでは、輸送用に SIP を梱包する手順について説明します。手順を実行する前に、出荷時にシスコから提供された以下の梱包材を用意しておく必要があります。

クリップボード インサート

内箱(小)

外箱(大)

緩衝材 × 2


注意 すべての SIP の輸送には、シスコが出荷時に提供する梱包材を使用します。シスコの梱包材を適切に使用しないと、製品の損傷や紛失を招くおそれがあります。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



) 以下で説明する手順では、このマニュアルで述べた推奨手順に従い、事前にルータから SIP を取り外していることが前提です。


輸送用に SIP を梱包するには、次の手順に従います。


ステップ 1 クリップボード インサートの上端と下端の間に SIP の端を慎重に合わせて、SIP をクリップボード インサートに挿入します。

ステップ 2 SIP がしっかりはまるまで、クリップボード インサートの奥に差し込みます。場合によっては、板金フレームにしっかりかみ合うように、クリップ アセンブリを持ち上げる必要があります。

ステップ 3 SIP が挿入されたクリップボード インサートを内箱に入れます。

ステップ 4 箱のふたを閉じ、両側をテープで固定します。

ステップ 5 ふたをした内箱に緩衝材をはめ込みます。

ステップ 6 ふたをした内箱を、緩衝材で固定した状態で大きい外箱内に収めます。輸送用に、外箱のふたもテープで固定します。


 

輸送用の SPA の梱包

ここでは、輸送用に SPA およびケーブル管理ブラケットを梱包する手順について説明します。手順を実行する前に、出荷時にシスコから提供された以下の梱包材を用意しておく必要があります。

加熱形成コンテナ(透明の樹脂モールド クラムシェル型コンテナ)

段ボール箱


注意 すべての SPA およびケーブル管理ブラケットの輸送には、シスコが出荷時に提供する梱包材を使用します。シスコの梱包材を適切に使用しないと、製品の損傷や紛失を招くおそれがあります。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



) 以下で説明する手順では、このマニュアルで述べた推奨手順に従い、事前にルータから SPA およびケーブル管理ブラケットを取り外していることが前提です。


輸送用に SPA およびケーブル管理ブラケットを梱包するには、次の手順に従います。


ステップ 1 加熱形成コンテナを開き、SPA および各ケーブル管理ブラケットを、所定のくぼみにはめ込みます。


注意 SPA を扱う際は常にフレームの端とハンドルを持ち、SPA コンポーネントやコネクタ ピンには決して手を触れないようにしてください。

ステップ 2 加熱形成コンテナを閉じます。スナップが確実に閉まっていることを確認してください。

ステップ 3 加熱形成コンテナが完全に閉じていることを確認します。輸送中にコンテナが開くことがないように、開口部をテープまたは梱包ラベルで固定します。

ステップ 4 加熱形成コンテナを段ボール箱の中に設置します。

ステップ 5 段ボール箱を閉じます。

ステップ 6 輸送中に箱が開くことのないように、段ボール箱のふたをテープで固定します。