Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービ ス ルータ スタートアップ ガイド
ルータでの Cisco IOS XR ソフトウェアの起 動
ルータでの Cisco IOS XR ソフトウェアの起動
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2010/05/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

ルータでの Cisco IOS XR ソフトウェアの起動

目次

前提条件

ソフトウェア要件

ハードウェアの前提条件およびマニュアル

ルータの起動および設定

初回起動後のシステムの確認

show コマンドの例

関連情報

ルータでの Cisco IOS XR ソフトウェアの起動

この章では、ルータで初めて Cisco IOS XR ソフトウェア を起動するための手順を示します。

前提条件

ここでは、Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.7 を実行するルータを起動するためのソフトウェア要件およびハードウェア要件について説明します。

ソフトウェア要件

すべての Rendezvous Point(RP; ランデブー ポイント)に、互換性のある ROM Monitor ファームウェアが搭載されている必要があります。


注意 すべての RP に搭載されている ROM Monitor ファームウェアは、ルータにインストールされている Cisco IOS XR ソフトウェア リリースと互換性がある必要があります。互換性のない ROM Monitor ソフトウェアのバージョンを使用している場合、ルータを起動してもスタンバイ RP が起動しないことがあります。スタンバイ RSP のブート ブロックを回避する手順については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Series Router ROM Monitor Guide』を参照してください。

ハードウェアの前提条件およびマニュアル

Cisco IOS XR ソフトウェアは、「システム構成」に記載されている構成で実行されます。ルータを起動する前に、次のハードウェア管理手順を完了している必要があります。

設置場所の準備

装置の開梱

ルータの取り付け

ルータ装置でこれらの手順を完了する方法については、「表記法」に記載されているハードウェアの文書を参照してください。

ルータの起動および設定

独立型ルータを起動するには、次の手順の説明に従ってルータに接続し、ルート システムのユーザ名およびパスワードを設定する必要があります。

手順概要

1. コンソール ポートへの接続を確立します。

2. ルート システムにログインするためのユーザ名を入力し、Enter キーを押します。

3. ルート システムにログインするためのパスワードを入力し、Enter キーを押します。

4. ルータにログインします。

詳細手順

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

コンソール ポートへの接続を確立します。

ルータとの通信を開始します。

コンソール ポートへの接続については、「コンソール ポート経由でのルータの接続」を参照してください。

コンソール ポート経由でルータに正常に接続されると、プロンプト Username: が表示されます。

ステップ 2

ルート システムにログインするためのユーザ名を入力し、Enter キーを押します。

ルータにログインするために使用するルート システムのユーザ名を設定します。

ステップ 3

ルート システムにログインするためのパスワードを入力し、Enter キーを押します。

ルート システムのユーザ名に対する暗号化パスワードを作成します。

コマンドで変更できます。

ステップ 4

ルート システムにログインするためのパスワードを再入力し、Enter キーを押します。

2 回とも同じパスワードを入力したかどうかがルータによって確認されます。

パスワードが一致しない場合は、プロセスを繰り返すように求められます。

ステップ 5

ルータにログインします。

ルータ管理セッションのアクセス権を確立します。

この手順の前のステップで作成した、ルート システムのユーザ名およびパスワードを入力します。

ログイン後、ルータに CLI プロンプトが表示されます。詳細については、「CLI プロンプト」を参照してください。

次に、新しいルータのルート システムのユーザ名およびパスワード設定の例を示します。これは、初回のログインを示します。

--- Administrative User Dialog ---
 
Enter root-system username: cisco
Enter secret:
Enter secret again:
RP/0/0/CPU0:Jan 10 12:50:53.105 : exec[65652]: %MGBL-CONFIG-6-DB_COMMIT :
'Administration configuration committed by system'. Use 'show configuration
commit changes 2000000009' to view the changes.
Use the 'admin' mode 'configure' command to modify this configuration.
 
User Access Verification
 
Username: cisco
Password:
RP/0/0/CPU0:ios#

コンフィギュレーション コマンド スクリプトの secret 行は、パスワードが暗号化されていることを示しています。設定時およびログイン時にパスワードを入力すると、そのパスワードは非表示になります。

初回起動後のシステムの確認

ルータのステータスを確認するには、次の手順に従います。

手順概要

1. show version

2. admin

3. show platform [node-id]

4. exit

5. show redundancy

6. show environment

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

show version

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# show version

イメージ名、稼動率、その他のシステム情報など、ルータに関する情報を表示します。

ステップ 2

admin

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# admin

ルータを管理 EXEC モードに設定し、ルータに取り付けられているカードおよびモジュールのステータスに関する情報を表示してから、管理 EXEC モードを終了します。

ステップ 3

show platform [ node-id ]

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# show platform

カード モジュールは、ノードとも呼ばれます。ノードが適切に動作している場合、State カラムのノードのステータスは IOS XR RUN となります。

show platform [node-id] コマンドを使用して、特定のノードに関する情報を表示します。 [node-id] を、 show platform コマンドの Node カラムのノード名で置き換えます。

コマンドを管理 EXEC モードで実行する必要があります。

ステップ 4

exit

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# exit

EXEC モードを終了します。

ステップ 5

show redundancy

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# show redundancy

プライマリ(アクティブ)RP およびスタンバイ(非アクティブ)RP の状態を、スタンバイ RP がシステムを制御できるかどうかを含めて表示します。

両方の RP が正常に動作している場合、1 つのノードに active role Partner node 行に standby role 、および Standby node 行に Ready と表示されます。

ステップ 6

show environment

 

RP/0/RSP0/CPU0:router# show environment

ハードウェア属性およびステータスに関する情報を表示します。

show version コマンドの例

ルータの設定に関する基本情報を確認するには、EXEC モードで、次の例のように show version コマンドを入力します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show version

Cisco IOS XR Software, Version 3.7.2.10I[FCI_DT_IMAGE]

Copyright (c) 2008 by Cisco Systems, Inc.

ROM: System Bootstrap, Version 0.63(20081010:215422) [ASR9K ROMMON],

router uptime is 1 week, 1 day, 10 hours, 31 minutes

System image file is "bootflash:disk0/asr9k-os-mbi-3.7.2.10I/mbiasr9k-rp.vm"

cisco ASR9K Series (MPC8641D) processor with 4194304K bytes of memory.

MPC8641D processor at 1333MHz, Revision 2.2

40 GigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)

2 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)

12 TenGigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)

219k bytes of non-volatile configuration memory.

975M bytes of compact flash card.

33994M bytes of hard disk.

1605616k bytes of disk0: (Sector size 512 bytes).

1605616k bytes of disk1: (Sector size 512 bytes).

Configuration register on node 0/RSP0/CPU0 is 0x2

Boot device on node 0/RSP0/CPU0 is disk0:

--More--

show platform コマンドの例

show platform コマンドを使用して、ルータのリソースに関する情報を表示します。EXEC モードで show platform コマンドを実行すると、管理している RP に割り当てられているリソースが表示されます。管理 EXEC モードで show platform コマンドを実行すると、ルータのすべてのリソースが表示されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show platform

Node Type State Config State

-----------------------------------------------------------------------------

0/RSP0/CPU0 A9K-RSP-4G-HDD(Active) IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/4/CPU0 A9K-8T/4-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/6/CPU0 A9K-4T-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

次に、管理 EXEC モードで、ルータのすべてのノードを表示する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# admin

RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# show platform

Node Type State Config State

-----------------------------------------------------------------------------

0/RSP0/CPU0 A9K-RSP-4G-HDD(Active) IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/FT0/SP FAN TRAY READY

0/FT1/SP FAN TRAY READY

0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/4/CPU0 A9K-8T/4-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/6/CPU0 A9K-4T-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

0/PM0/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON

0/PM1/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON

0/PM2/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON

次に、ルータの単一のノードに関する情報を表示する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show platform 0/1/CPU0

Node Type State Config State

-----------------------------------------------------------------------------

0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON

ノード ID の詳細については、『 Cisco IOS XR System Management Configuration Guide 』を参照してください。

show platform コマンドの詳細については、『 Cisco IOS XR Interface and Hardware Component Command Reference 』を参照してください。

show redundancy コマンドの例

アクティブ RP およびスタンバイ(非アクティブ)RP に関する情報を確認するには、次のように show redundancy コマンドを入力します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show redundancy
 
Redundancy information for node 0/RSP0/CPU0:
==========================================
Node 0/RSP0/CPU0 is in ACTIVE role
Partner node (0/RSP1/CPU0) is in STANDBY role
Standby node in 0/RSP1/CPU0 is ready
 
Reload and boot info
----------------------
RP reloaded Wed Feb 15 13:58:32 2008: 1 week, 6 days, 22 hours, 49 minutes ago
Active node booted Wed Feb 15 13:58:32 2008: 1 week, 6 days, 22 hours, 49 minutes ago
Standby node boot Wed Feb 15 13:59:00 2008: 1 week, 6 days, 22 hours, 49 minutes ago
Standby node last went not ready Wed Mar 1 07:40:00 2008: 5 hours, 8 minutes ago
Standby node last went ready Wed Mar 1 07:40:00 2008: 5 hours, 8 minutes ago
There have been 0 switch-overs since reload

show environment コマンドの例

システムの環境監視パラメータを確認するには、EXEC モードまたは管理 EXEC モードで show environment コマンドを使用します。

次のコマンド構文を使用します。

show environment [オプション]

コマンド オプションを表示するには、 show environment ? コマンドを入力します。

次に、ルータの温度情報を表示する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show environment temperatures

R/S/I Modules Inlet Hotspot

Temperature Temperature

(deg C) (deg C)

0/1/*

host 28.1 35.7

0/RSP0/*

host 24.0 33.5

0/4/*

host 26.7 35.0

0/6/*

host 30.0 39.1

次に、ルータの LED ステータスを表示する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show environment leds

R/S/I Modules LED Status

0/RSP0/*

host Critical-Alarm 0

host Major-Alarm 0

host Minor-Alarm 0

host ACO 0

関連情報

基本的なルータ機能の設定については、「一般的なルータ機能の設定」を参照してください。