Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コマンド リファレンス リリース 4.3.x
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの LISP コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの LISP コマンド
発行日;2013/07/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの LISP コマンド

このモジュールでは、Cisco IOS XR ソフトウェアで、Locator/ID Separation Protocol(LISP)の設定および監視に使用されるコマンドについて説明します。

Cisco IOS XR の Locator/ID Separation Protocol

Locator/ID Separation Protocol(LISP)は、インターネット アドレスを Endpoint Identifier(EID)およびルーティング ロケータ(RLOC)に分離するための簡単な、差分型のネットワーク ベースのプロトコルです。

LISP は Locator/ID Separation Protocol を意味し、IP アドレッシングを、デバイスの ID を示す Endpoint Identifier(EID)とその場所を示すルーティング ロケータ(RLOC)の異なる 2 つの名前空間に分離することによって、割り当てと実現を行う、新しいパラダイムを作成する次世代 IP ルーティング機能です。 EID および RLOC に分離された IP アドレスの作成機能には、RLOC の集約性向上によるルーティング システムのスケーラビリティの向上、およびマルチホームの効率と入力トラフィック エンジニアリングの向上などのメリットがあります。 ホストが IP アドレスを変更する必要がないため、LISP の実装に伴う、IP アドレスの番号付けコストはありません。

LISP のサイトは、ドメイン ネーム システム(DNS)で現在使用しているのとまったく同じ方法で、EID 名前空間内で IP アドレスを使用してホストのアドレスを指定します。 これらのアドレスは、非 LISP RLOC 名前空間(たとえば、インターネット)内ではアドバタイズされず、代わりに LISP マッピング サービスによってアドバタイズされます。 LISP サイト ルータは、入力トンネル ルータ(ITR)および出力トンネル ルータ(ETR)の LISP 機能をサポートしています。

LISP は DNS と同様にプル モデルであり、非常にスケーラブルです。 LISP はアドレス ファミリを問いません。さらに、段階的に導入できます。

LISP は、EID と RLOC の 2 つの名前空間によって、一定レベルの間接指定を作成します。 EID(エンドポイント ID)は、ホストの IP アドレスです。 RLOC(ルーティング ロケータ)は、ホストの LISP のルータの IP アドレスです。 EID-to-RLOC マッピングは、EID を ROC にマップする分散アーキテクチャです。 LISP Map Lookup は、DNS ルックアップと同様です。 DNS は、URL の IP アドレスを解決します。 LISP は、問い合わせ対象 ID または EID プレフィックスのロケータを解決します。

Cisco IOS XR の LISP は次をサポートします。
  • プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)およびプロキシ出力トンネル ルータ(PETR)。 PITR はマップ リゾルバ(ALT のサポートなし)を使用して設定する必要があります。
  • デフォルト テーブルは、EID および RLOC 空間をサポートします。
  • router lisp コマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードで、LISP コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

(注)  


LISP コマンドライン インターフェイス、show コマンド出力、およびスキーマは、Cisco IOS XR Release 4.3.1 において、Cisco IOS の LISP コマンドライン インターフェイスと同様に変更されます。


address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始するには、LISP コンフィギュレーション モードで address-family コマンドを使用します。 LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

no address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

構文の説明

ipv4

IPv4 アドレス ファミリを選択します。

ipv6

IPv6 アドレス ファミリを選択します。

unicast

ユニキャスト アドレス プレフィックスを選択します。

コマンド デフォルト

LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーションはディセーブルです。

コマンド モード

LISP コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次に、LISP の IPv6 アドレス ファミリ コンフィギュレーションをイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#address-family ipv6 unicast 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#

関連コマンド

コマンド

説明

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定しするには、IPv4 EID-to-RLOC マッピング解決の Map-Request を送信するときに、LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで itr map-resolver コマンドを使用します。 設定した LISP Map-Resolver のロケータ アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

itr map-resolver map-resolver-address

no itr map-resolver map-resolver-address

構文の説明

map-resolver-address

Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを指定します。

コマンド デフォルト

LISP Map-Resolver アドレスは設定されていません。

コマンド モード

LISP IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

LISP IPv6 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次に、Map-Request メッセージを送信するときに、10.2.3.4 に位置する Map-Resolver を使用するように ITR を設定する例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:P1_CRS-8#configure
RP/0/RP0/CPU0:P1_CRS-8(config)#router lisp
RP/0/RP0/CPU0:P1_CRS-8(config-lisp)#address-family ipv6 unicast 
RP/0/RP0/CPU0:P1_CRS-8(config-lisp-afi)#itr map-resolver 10.2.3.4

次に、Map-Request メッセージを送信するときに、2001:DB8:0A::1 に位置する Map-Resolver を使用するように ITR を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#address-family ipv6 unicast 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#itr map-resolver 2001:DB8:0A::1

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断するには、LISP コンフィギュレーション モードで loc-reach-algorithm rloc-probing コマンドを使用します。 ロケータ到達可能性アルゴリズムをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

loc-reach-algorithm rloc-probing

no loc-reach-algorithm rloc-probing

構文の説明

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC-Probing はディセーブルです。

コマンド モード

LISP コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次に、ロケータ到達可能性アルゴリズム RLOC Probing を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#loc-reach-algorithm rloc-probing

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定するには、LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで map-cache-limit コマンドを使用します。 設定されたマップ キャッシュ制限を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

map-cache-limit map-cache-size

no map-cache-limit map-cache-size

構文の説明

map-cache-size

マップ キャッシュ サイズの値を指定します。 有効値の範囲は 1 ~ 65535 です。

コマンド デフォルト

マップのキャッシュ サイズ:1000

コマンド モード

LISP IPv4 アドレス ファミリ

LISP IPv6 アドレス ファミリ

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次の例は、LISP キャッシュ制限に 2000 エントリを設定します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#map-cache-limit 2000

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定するには、LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで map-cache コマンドを使用します。 設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

map-cache destination-EID-prefix / prefix-length { action { drop | map-request | native-forward } | locator locator-address priority priority-value weight weight-value }

no map-cache destination-EID-prefix / prefix-length { action { drop | map-request | native-forward } | locator locator-address priority priority-value weight weight-value }

構文の説明

destination-EID-prefix / prefix-length

宛先 IPv4/IPv6 EID プレフィックス/プレフィックス長を指定します。

action

EID プレフィックスの非 LISP 転送アクションを指定します。

drop

EID プレフィックスの廃棄アクションを選択します。

map-request

EID プレフィックスの map-request が生成されます。

native-forward

EID プレフィックスにネイティブに転送するように指定します。

locator locator-address

EID プレフィックス/プレフィックス長に関連付けられた IPv4 または IPv6 ルーティング ロケータ(RLOC)。

priority priority-value

RLOC に割り当てられたプライオリティ(0 ~ 255 の値)。 複数のロケータのプライオリティが同じ場合は、ロード シェアリング方式で使用されることがあります。 値が小さいほど、プライオリティは高くなります。

weight weight-value

ロケータに割り当てる重み(0 ~ 100 の値)。 複数のロケータに割り当てられたプライオリティが同じ場合、複数のロケータ間でトラフィックをロード シェアリングする方法を判別するために使用されます。 値はロード シェアリングされるトラフィックの比率を表します。

コマンド デフォルト

IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング宛先は設定されていません。

コマンド モード

LISP IPv4 アドレス ファミリ

LISP IPv6 アドレス ファミリ

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

IPv6 EID プレフィックス ポリシー ブロック 2001:DB8:BB::/48 に宛先 EID-to-RLOC マッピング、および関連付けられたトラフィック ポリシーを設定します。 この EID プレフィックス ブロックのロケータは 2001:DB8:0A::1 であり、このロケータのトラフィック ポリシーのプライオリティは 1、重みは 100 です。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#address-family ipv6 unicast 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#map-cache
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi-map-cache)#2001:db8:bb::/48 locator 2001:db8:a::1
 priority 1 weight 100

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定するには、LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで proxy-etr コマンドを使用します。 LISP PETR 機能を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

proxy-etr

no proxy-etr

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

ETR 機能はディセーブルです。

コマンド モード

LISP IPv4 アドレス ファミリ

LISP IPv6 アドレス ファミリ

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次の例では、ルータに LISP IPv6 の下で PETR を設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#address-family ipv6 unicast 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#proxy-etr

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定するには、LISP アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで proxy-itr コマンドを使用します。 LISP PITR 機能を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

proxy-itr IPv4-source-locator-address

noproxy-itr IPv4-source-locator-address

構文の説明

IPv4-source-locator-address

PITR の IPv4 送信元ロケータを指定します。

コマンド デフォルト

PITR 機能はディセーブルです。

コマンド モード

LISP IPv4 アドレス ファミリ

LISP IPv6 アドレス ファミリ

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

lisp

read, write

次の例では、ルータに LISP PITR 機能を設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#address-family ipv6 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp-afi)#proxy-itr 10.2.3.4

 

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始します。  

router lisp

Locator and ID Separation Protocol(LISP)コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードでルータ上の lisp コマンドを使用します。 すべての LISP コンフィギュレーションを削除し、LISP コンフィギュレーション モードを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

router lisp

no router lisp

構文の説明

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

LISP コンフィギュレーションはディセーブルです。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.3.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

bgp

read, write

ospf

read, write

hsrp

read, write

isis

read, write

次に、LISP コンフィギュレーション モードを設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router lisp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-lisp)#

関連コマンド

コマンド

説明

address-family(LISP)

Locator ID and Separation Protocol(LISP)アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。  

itr map-resolver

ITR が使用する LISP Map-Resolver の IPv4 または IPv6 ロケータ アドレスを設定します。  

loc-reach-algorithm rloc-probing

ロケータ到達可能性アルゴリズム、RLOC Probing を設定し、IGP のドメインを経由して他の iBGP ピアの到達可能性ステータスを判断します。  

map-cache-limit

ルータによって保存されることを許可される IPv4 LISP または IPv6 LISP マップ キャッシュ エントリの最大制限を設定します。  

map-cache

スタティック IPv4 EID-to-RLOC マッピング関係、またはスタティック IPv6 EID-to-RLOC マッピング関係、およびそれに関連付けられたトラフィック ポリシーを設定するか、または、宛先 IPv4 EID プレフィックスまたは宛先 IPv6 EID プレフィックスに関連付けられたパケット処理動作を静的に設定します。  

proxy-etr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ出力トンネル ルータ(PETR)として機能するように設定します。  

proxy-itr

ルータを IPv4 または IPv6 LISP プロキシ入力トンネル ルータ(PITR)として機能するように設定します。