Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コマンド リファレンス リリース 4.3.x
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの IS-IS コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの IS-IS コマンド
発行日;2013/07/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの IS-IS コマンド

このモジュールは、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル(Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータの設定およびモニタに使用するコマンドについて説明します。

IS-IS の概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Configuration Guide』の「Implementing IS-IS on Cisco ASR 9000 Series Router 」のモジュールを参照してください。

address-family(IS-IS)

標準 IP Version 4(IPv4)および IP Version 6(IPv6)アドレス プレフィックスを使用する Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティングを設定するためにアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始するには、ルータ コンフィギュレーション モードまたはインターフェイス コンフィギュレーション モードで、address-family コマンドを使用します。 アドレス ファミリのサポートをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

address-family { ipv4 | ipv6 } { unicast | mulitcast }

no address-family { ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast }

構文の説明

ipv4

IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

IPv6 アドレス プレフィックスを指定します。

unicast

ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。

multicast

マルチキャスト アドレス プレフィックスを指定します。

コマンド デフォルト

アドレス ファミリは指定されません。 デフォルトのサブアドレス ファミリ識別子(SAFI)はユニキャストです。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ルータまたはインターフェイスを配置するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで address family コマンドを使用します。 ルータ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで、標準 IPv4 または IPv6 アドレス プレフィックスを使用するルーティングを設定できます。 アドレス ファミリは、インターフェイス コンフィギュレーション モードで指定する必要があります。 インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで、IPv4 または IPv6 のインターフェイス パラメータを変更できます。

アドレス ファミリは、単一のアドレス ファミリを対象とするパラメータを設定するために指定する必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IPv4 ユニキャスト アドレス プレフィックスで IS-IS ルータ プロセスを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface gigabitEthernet 0/1/0/0 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)#
  

address-family multicast topology(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティングの設定時にマルチキャスト トポロジをイネーブルにするには(または IS-IS インターフェイス内に特定のトポロジを配置するには)、該当するコンフィギュレーション モードで、IPv4 または IPv6 アドレス プレフィックスによって address-family multicast topology コマンドを使用します。 IS-IS でマルチキャスト トポロジをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

address-family { ipv4 | ipv6 } multicast topology topo-name [ maximum prefix prefix-limit ]

no address-family { ipv4 | ipv6 } multicast topology topo-name

構文の説明

ipv4

IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

IPv6 アドレス プレフィックスを指定します。

multicast

マルチキャスト アドレス プレフィックスを指定します。

topology topo-name

トポロジの名前を指定します。

maximum prefix

ルーティング テーブルに設定できるプレフィックスの最大数を指定します。

prefix-limit

プレフィックスの最大数。 指定できる範囲は 32 ~ 2,000,000 です。

コマンド デフォルト

マルチキャスト トポロジのアドレス ファミリは指定されません。 デフォルトのサブアドレス ファミリ識別子(SAFI)はユニキャストです。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードでルータまたはインターフェイスを配置するには、address family multicast topology コマンドを使用します。 ルータ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで、IS-IS トポロジ ID を、作成したトポロジに関連付けて、接続されたローカル ルータを特定のルーティング テーブルに追加できます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IPv4 マルチキャスト アドレス プレフィックスを使用して IS-IS ルータ トポロジを設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv6 multicast topology green
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)#

または

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)#  interface gigabitethernet 0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 multicast topology green
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# 
  

関連コマンド

コマンド

説明

topology-id

トポロジ ID を名前付き IS-IS トポロジに関連付けて、ドメイン内のトポロジを区別します。

adjacency-check disable

hello パケットで隣接の形成前に実行される Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)IP Version 4(IPv4)または IP Version 6(IPv6)プロトコル サポートの整合性検査を抑制するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで adjacency-check disable コマンドを使用します。 この機能を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

adjacency-check disable

no adjacency-check disable

コマンド デフォルト

隣接チェックはイネーブルです。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS は hello パケットで一貫性チェックを実行し、同じプロトコルのセットをサポートする隣接ルータとだけ隣接を形成します。 IPv4 と IPv6 の両方で IS-IS を実行するルータは、IPv4 対応 IS-IS だけを実行するルータとは隣接を形成しません。

IPv6 IS-IS の整合性検査を抑制し、IPv4 IS-IS ルータが IPv4 IS-IS および IPv6 を実行するルータと隣接を形成できるようにするには、adjacency-check disable コマンドを使用します。 IS-IS は、IPv4 IS-IS だけを実行するルータと IPv6 だけを実行するルータとの間で隣接を形成することはありません。

また、adjacency-check disable コマンドは、IPv4 または IPv6 サブネットの整合性検査を抑制し、IPv4 または IPv6 サブネットを共通して持っているかに関係なく、IS-IS が他のルータと隣接を形成できるようにします。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、隣接チェックをディセーブルにするコマンド例を示します。

次に、ネットワーク管理者が既存の IPv4 IS-IS ネットワークに IPv6 を導入し、すべての隣接ルータが IPv6 を使用するように設定されるまで、隣接ネイバーからチェックする hello パケットのチェックをディセーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv6 |ipv4
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# adjacency-check disable
  
         

circuit-type

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルに使用される隣接のタイプを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで circuit-type コマンドを使用します。 回線タイプをレベル 1 とレベル 2 にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

circuit-type { level-1 | level-1-2 | level-2-only }

no circuit-type

構文の説明

level-1

インターフェイスを介して、レベル 1 の隣接だけを確立します。

level-1-2

可能な場合、レベル 1 とレベル 2 の両方の隣接を確立します。

level-2-only

インターフェイスを介して、レベル 2 の隣接だけを確立します。

コマンド デフォルト

デフォルトの隣接タイプは、レベル 1 とレベル 2 の隣接です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

circuit-type コマンドによって許容された場合でも、隣接は確立できません。 隣接を確立するための適切な方法は、is-type コマンドを使用して、ルータをレベル 1、レベル 1 とレベル 2、またはレベル 2 だけのシステムとして設定することです。 エリア(レベル 1 とレベル 2 のネットワーキング デバイス)間にあるネットワーキング デバイスに限り、一部のインターフェイスをレベル 2 だけに設定し、未使用のレベル 1 hello パケットを送信することで帯域幅の無駄遣いを防止する必要があります。 ポイントツーポイント インターフェイスでは、レベル 1 とレベル 2 hello パケットが同じパケット内にあることを忘れないでください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 の隣接を GigabitEthernet インターフェイス 0/2/0/0 のネイバーに、レベル 2 の隣接を GigabitEthernet インターフェイス 0/5/0/2 上のすべてのレベル 2 対応ルータに設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# is-type level-1-2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# circuit-type level-1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/5/0/2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# circuit-type level-2-only
  
  
         

次の例では、is-type コマンドが設定されているため、レベル 2 の隣接だけが確立されます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# is-type level-2-only
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# circuit-type level-1-2
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

is-type

IS-IS ルーティング プロセスのインスタンスのルーティング レベルを設定します。

net

ルーティング プロセスの IS-IS NET を設定します。

clear isis process

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスまたはすべての IS-IS インスタンスに対するリンクステート パケット(LSP)データベースと隣接データベース セッションをクリアするには、EXEC モードで clear isis process コマンドを使用します。

clear isis [ instance instance-id ] process

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスだけに IS-IS セッションを指定します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

すべての IS-IS インスタンスをクリアするには、キーワードを指定しないで clear isis process コマンドを使用します。 指定された IS-IS インスタンスをクリアするには、instance キーワードと instance-id 引数を追加します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、インスタンス 1 でクリアされる IS-IS LSP データベースと隣接セッションの例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:routerclear isis instance 1 process
         

関連コマンド

コマンド

説明

show isis database

IS-IS リンクステート データベースを表示します。

show isis neighbors

IS-IS ネイバーに関する情報を表示します。

clear isis route

トポロジ内の Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルートをクリアするには、EXEC モードで clear isis route コマンドを使用します。

clear isis [ instance instance-id ] { afi-all | ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast | safi-all } [ topology topo-name ] route

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスだけに IS-IS セッションを指定します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

afi-all

IP Version 4(IPv4)アドレス プレフィックスおよび IP Version 6(IPv6)アドレス プレフィックスを指定します。

ipv4

IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

IPv6 アドレス プレフィックスを指定します。

unicast

ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。

multicast

マルチキャスト アドレス プレフィックスを指定します。

safi-all

すべてのセカンダリ アドレス プレフィックスを指定します。

topology topo-name

(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

指定されたトポロジからルートをクリアするか、トポロジが指定されていない場合はすべてのトポロジ内のすべてのルートをクリアするには、clear isis route コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

execute

rib

read, write

basic-services

read, write

次に、IPv4 ユニキャスト アドレス プレフィックスを持つルートをクリアする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:routerclear isis ipv4 unicast route 
         

関連コマンド

コマンド

説明

show isis database

IS-IS リンクステート データベースを表示します。

show isis neighbors

IS-IS ネイバーに関する情報を表示します。

clear isis statistics

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)統計情報をクリアするには、EXEC モードで clear isis statistics コマンドを使用します。

clear isis [ instance instance-id ] statistics [ type interface-path-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS セッションをクリアします。

  • instance-id 引数は router isis コマンドによって定義されたインスタンス ID(英数字)です。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータ構文の詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show isis statistics コマンドによって表示される情報をクリアするには、clear isis statistics コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

execute

rib

read, write

basic-services

read, write

次に、クリアされる、指定されたインターフェイスの IS-IS 統計情報の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:routerclear isis instance 23 statistics
         

関連コマンド

コマンド

説明

show isis statistics

IS-IS 統計情報を表示します。

csnp-interval

Complete Sequence Number PDU(CSNP)パケットがブロードキャスト インターフェイスに定期的に送信される間隔を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで csnp-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

csnp-interval seconds [ level { 1 | 2 } ]

no csnp-interval seconds [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

seconds

マルチアクセス ネットワーク上の CSNP の伝送の間隔(秒単位)。 この間隔は指定ルータだけに適用されます。 範囲は 0 ~ 65535 秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 とレベル 2 に対して個別に CSNP の伝送間隔を指定します。

コマンド デフォルト

seconds:10 秒

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

csnp-interval コマンドは、指定されたインターフェイスの指定ルータ(DR)だけに適用されます。 DR だけがデータベースの同期を維持するために CSNP パケットを送信します。 CSNP インターバルはレベル 1 とレベル 2 で別々に設定できます。

ポイントツーポイント サブインターフェイスでの csnp-interval コマンドの使用は、IS-IS メッシュグループ機能と組み合わせた場合に限り意味があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

execute

rib

read, write

basic-services

read, write

次に、レベル 1 の CSNP 間隔を 30 秒に設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/0/2/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# csnp-interval 30 level 1
  
         

default-information originate(IS-IS)

デフォルトのルートを Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティング ドメインに生成するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで default-information originate コマンドを使用します。 default-information originate コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-information originate [ route-policy route-policy-name ]

no default-information originate [ external | route-policy route-policy-name ]

構文の説明

route-policy

(任意)デフォルト ルートの状態を定義します。

route-policy-name

(任意)ルート ポリシーの名前。

コマンド デフォルト

デフォルト ルートは IS-IS ルーティング ドメインには生成されません。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

default-information originate コマンドを使用して設定されたルータがルーティング テーブルに 0.0.0.0 へのルートを持っている場合、IS-IS はリンクステート パケット(LSP)で 0.0.0.0 に対するアドバタイズメントを発信します。

ルート ポリシーが設定されていない場合、デフォルトでレベル 2 LSP 内だけにアドバタイズされます。 レベル 1 ルーティングの場合、デフォルト ルートを検索する別のプロセスがあります。このプロセスは、最も近いレベル 1 とレベル 2 ルータを検索します。 最も近いレベル 1 とレベル 2 ルータは、レベル 1 LSP 内の Attach bit(ATT; Attach ビット)を調べることで見つけることができます。

ルート ポリシーは次の 2 つの目的で使用できます。

  • ルータでレベル 1 LSP 内にデフォルト ルートを生成させる。
  • 0.0.0.0/0 を条件付きでアドバタイズするため。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、デフォルト外部ルートを IS-IS ドメインに生成する例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# default-information originate

 

関連コマンド

コマンド

説明

redistribute(IS-IS)

あるルーティング プロトコルから Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)にルートを再配布します。

show isis database

IS-IS リンクステート データベースを表示します。

disable(IS-IS)

指定されたインターフェイス上の Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)トポロジをディセーブルにするには、インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで disable コマンドを使用します。 この機能を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

disable

no disable

コマンド デフォルト

IS-IS プロトコルはイネーブルです。

コマンド モード

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/0/1 上で IPv4 ユニキャストの IS-IS プロトコルをディセーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# disable
  
         

distance(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルによって検出されたルートに割り当てられるアドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで distance コマンドを使用します。 コンフィギュレーション ファイルから distance コマンドを削除して、ソフトウェアがディスタンス定義を削除するようにシステムをデフォルト状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

distance weight [ prefix mask | prefix/length | | [ prefix-list-name ] ]

no distance [ weight ] [ prefix mask | prefix/length | | [ prefix-list-name ] ]

構文の説明

weight

IS-IS ルートに割り当てられるアドミニストレーティブ ディスタンス。 値の範囲は 1 ~ 255 です。

prefix

(任意)prefix 引数は、IP アドレスを 4 分割ドット付き 10 進表記で指定します。

mask

(任意)IP アドレス マスク。

/length

(任意)IP プレフィックスの長さ。 これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。 10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。 IPv4 アドレスの場合の範囲は 0 ~ 32、IPv6 アドレスの場合の範囲は 0 ~ 128 です。

prefix-list-name

(任意)アドミニストレーティブ ディスタンスが適用されるルートのリスト。

コマンド デフォルト

weight:115

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

アドミニストレーティブ ディスタンスは 1 ~ 255 の整数です。 通常、値が大きいほど、信頼性の格付けが下がります。 255 のアドミニストレーティブ ディスタンスは、ルーティング情報源がまったく信頼できないため、無視すべきであることを意味します。 重み値は主観的に選択します。重み値を選択するための定量的方法はありません。

distance コマンドは、IS-IS ルートがルーティング情報ベース(RIB)に挿入されるときに適用されるアドミニストレーティブ ディスタンスを設定し、他のプロトコルによって検出された同じ宛先アドレスへのルートよりもこれらのルートが優先される可能性に影響を与えるために使用します。

address/prefix-length 引数は、距離を適用する送信元ルータを定義します。 つまり、各 IS-IS ルートは、他のルータによってアドバタイズされ、このルータが IS-IS ルートを識別するアドレスをアドバタイズします。 この送信元アドレスは、show isis route detail コマンドの出力に表示されます。

distance コマンドは、指定されたプレフィックスにアドレスが一致するルートに適用されます。 その後、prefix-list-name 引数を使用して、distance コマンドが特定のルートだけに影響を及ぼすように改良できます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、ID が 1.0.0.0/8 に含まれるルータによってアドバタイズされる 2.0.0.0/8 および 3.0.0.0/8(または、より具体的なプレフィックス)へのすべてのルートに距離 10 を割り当てる例を示します。 他のすべてのルートには、距離 80 が割り当てられます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list target_routes
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# permit 2.0.0.0/8
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# permit 3.0.0.0/8
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# deny 0.0.0.0/0 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# distance 10 1.0.0.0/8 target_routes 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# distance 80
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

router isis

IS-IS ルーティング プロトコルを設定し、IS-IS インスタンスを指定します。

show isis protocol

IS-IS インスタンスに関するサマリー情報を表示します。

show isis route detail

リンクステート パケット(LSP)の詳細情報を表示します。

fast-reroute per-link(IS-IS)

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)プレフィックス独立リンク別計算をイネーブルにするには、インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで fast-reroute per-link コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

fast-reroute per-link [ exclude interface type interface-path-id | level { 1 | 2 } | lfa-candidate interface type interface-path-id ]

no fast-reroute per-link

構文の説明

exclude

高速再ルーティング(FRR)ループ フリー代替(LFA)計算の除外の情報を指定します。

level {1 | 2}

1 レベルだけの FRR LFA 計算を設定します。

lfa-candidate

FRR LFA 計算の候補情報を指定します。

interface

FRR LFA 計算から除外(exclude キーワードとともに使用する場合)するか、または FRR LFA 計算の LFA 候補リストに含める(lfa-candidate キーワードとともに使用する場合)必要があるインターフェイスを指定します。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

コマンド デフォルト

IP 高速再ルーティング LFA リンク別計算はディセーブルです。

コマンド モード

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.0.1

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

isis

read, write

次に、レベル 1 で IPv4 ユニキャスト トポロジに対してリンクごとの高速再ルーティング LFA 計算を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface POS0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# fast-reroute per-link level 1

関連コマンド

コマンド

説明

fast-reroute per-prefix(IS-IS)

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)プレフィックス依存計算をイネーブルにします。  

fast-reroute per-prefix(IS-IS)

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)プレフィックス依存計算をイネーブルにするには、インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで fast-reroute per-prefix コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

fast-reroute per-prefix [ exclude interface type interface-path-id | level { 1 | 2 } | lfa-candidate interface type interface-path-id | | remote-lfa { maximum-metric metric-value | tunnel mpls-ldp } [ level { 1 | 1 } ] ]

no fast-reroute per-prefix

構文の説明

exclude

高速再ルーティング(FRR)ループ フリー代替(LFA)計算の除外の情報を指定します。

level {1 | 2}

1 レベルだけの FRR LFA 計算を設定します。

lfa-candidate

FRR LFA 計算の候補情報を指定します。

interface

FRR LFA 計算から除外(exclude キーワードとともに使用する場合)するか、または FRR LFA 計算の LFA 候補リストに含める(lfa-candidate キーワードとともに使用する場合)必要があるインターフェイスを指定します。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

コマンド デフォルト

IP 高速再ルーティング LFA プレフィックス別計算はディセーブルです。

コマンド モード

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

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リリース 4.0.1

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使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作

isis

read, write

次に、レベル 1 で IPv4 ユニキャスト トポロジに対してプレフィックスごとの高速再ルーティング LFA 計算を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface POS0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# fast-reroute per-prefix level 1

関連コマンド

コマンド

説明

fast-reroute per-link(IS-IS)

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)プレフィックス独立リンク別計算をイネーブルにします。  

fast-reroute per-link priority-limit(IS-IS)

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)プレフィックス独立リンク別計算をイネーブルにするには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで fast-reroute per-link priority-limit コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

fast-reroute per-link priority-limit { critical | high | medium } level { 1 | 2 }

no fast-reroute per-link priority-limit

構文の説明

critical

critical プライオリティのプレフィックスに対してのみ LFA 計算をイネーブルにします。

high

high プライオリティのプレフィックスに対してのみ LFA 計算をイネーブルにします。

medium

critical、high、および medium プライオリティのプレフィックスに対してのみ LFA 計算をイネーブルにします。

level {1|2}

ルーティングのレベル 1 またはレベル 2 のプライオリティ制限を個別に設定します。

コマンド デフォルト

高速再ルーティング リンク別プライオリティ制限 LFA 計算はディセーブルです。

コマンド モード

IPv4 ユニキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

IPv4 マルチキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

IPv6 ユニキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

IPv6 マルチキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

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タスク ID

タスク ID 操作
isis read, write

次に、レベル 1 の critical プライオリティのプレフィックスに対する高速再ルーティング プレフィックス独立リンク別計算を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router#configure 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis isp_lfa
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)#address-family ipv4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)#fast-reroute per-link priority-limit critical level 1

fast-reroute per-prefix load-sharing disable(IS-IS)

複数のバックアップ間でのロード シェアリング プレフィックスをディセーブルにするには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで fast-reroute per-prefix load-sharing disable コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

fast-reroute per-prefix load-sharing disable

no fast-reroute per-prefix load-sharing disable

構文の説明

level {1|2}

レベル 1 またはレベル 2 のロード シェアリングを個別にディセーブルにします。

コマンド デフォルト

ロード シェアリングはイネーブルです。

コマンド モード

IPv4 ユニキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

IPv4 マルチキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所
リリース 4.0.1 このコマンドが追加されました。

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このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作
isis read, write

次に、レベル 1 ルートに対して複数のバックアップ間でのロード シェアリング プレフィックスをディセーブルにする例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis isp_lfa
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)#address-family ipv4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)#fast-reroute per-prefix load-sharing disable level 1

fast-reroute per-prefix tiebreaker(IS-IS)

複数のバックアップのタイブレークを設定するには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで fast-reroute per-prefix tiebreaker コマンドを使用します。 タイブレークの設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

fast-reroute per-prefix tiebreaker [ downstream | lc-disjoint | lowest-backup-metric | node-protecting | primary-path | secondary-path ] index index_number level {1 | 2}

no fast-reroute per-prefix tiebreaker

構文の説明

downstream

タイブレークの場合はダウンストリーム ノード経由のバックアップ パスが優先されるように設定します。

lc-disjoint

優先ラインカードの分離したバックアップ パスが優先されるように設定します。

lowest-backup-metric

最小の合計メトリックのバックアップ パスが優先されるように設定します。

node-protecting

ノード保護のバックアップ パスが優先されるように設定します。

primary-path

ECMP セットからのバックアップ パスが優先されるように設定します。

secondary-path

ECMP 以外のバックアップ パスが優先されるように設定します。

index

タイブレーク間の優先順位を設定します。

index_number

インデックスの値。 範囲は 1 ~ 255 です。

level {1 | 2}

レベル 1 またはレベル 2 のタイブレークを個別に設定します。

コマンド デフォルト

複数のバックアップのタイブレークは設定されません。

コマンド モード

IPv4 ユニキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

IPv4 マルチキャスト アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所

リリース 4.0.1

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作
isis read, write

次に、複数のバックアップ パスからのバックアップ パスの選択に関して、タイブレーク場合にダウンストリーム ノード経由のバックアップ パスの優先順位を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router#configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis isp_lfa
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)#address-family ipv4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)#fast-reroute per-prefix tiebreaker downstream index 255

hello-interval(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル ソフトウェアによって送信される連続 hello パケット間の間隔を指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-interval seconds [ level { 1 | 2 } ]

no hello-interval [seconds] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

seconds

連続 hello パケット間の間隔を表す整数(秒単位)。 デフォルトでは、hello インターバル seconds の 3 倍の値が、送信される hello パケットの hold time としてアドバタイズされます。 (この乗数 3 は hello-multiplier コマンドを使用して変更できます)。hello 間隔が短いほど、トポロジの変更はすばやく検出されますが、ルーティング トラフィックが増加します。 範囲は 1 ~ 65535 秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 とレベル 2 の hello 間隔を個別に指定します。 ブロードキャスト インターフェイスだけに指定されます。

コマンド デフォルト

seconds:10 秒

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

hello 間隔は、シリアル ポイントツーポイント インターフェイスを除き、レベル 1 およびレベル 2 について個別に設定できます (単一タイプの hello パケットだけがシリアル リンクで送信されるため、レベル 1 またはレベル 2 で独立しています)。レベル 1 とレベル 2 の個別の設定は、Local Area Network(LAN; ローカル エリア ネットワーク)インターフェイスで使用されます。


(注)  


hello 間隔が短いほどコンバージェンスがすばやく行われますが、帯域幅と CPU の使用が増加します。 また、ネットワークが不安定になることもあります。


hello 間隔が長いほど帯域幅と CPU が節約されます。 特に、より大きい hello 乗数と組み合わせて使用する場合、この戦略によりネットワークの全体的な安定性が増加します。

ポイントツーポイント リンクの場合、IS-IS はレベル 1 とレベル 2 に対して単一の hello だけを送信し、ポイントツーポイント リンクでの level キーワードを無意味なものにします。 ポイントツーポイント インターフェイスの hello パラメータを変更するには、level キーワードを省略します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、TenGigE インターフェイス 0/6/0/0 を設定して、レベル 1 トポロジ ルートに対して 5 秒ごとに hello パケットをアドバタイズする例を示します。 この状況では、より長い間隔を設定する場合よりもトラフィックが増加しますが、トポロジの変更がよりすばやく検出されます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface TenGigE 0/6/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-interval 5 level 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-multiplier

ネイバーが見落とすことができる IS-IS hello パケット数の最大値を指定します。見落とされたパケット数がこの値を超えると、ルータは隣接がダウンしていると宣言します。

hello-multiplier

ルータが隣接をダウンしていると宣言する前にネイバーが受信に失敗する必要がある Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)hello パケットの数を指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-multiplier コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-multiplier multiplier [ level { 1 | 2 } ]

no hello-multiplier [multiplier] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

multiplier

IS-IS hello パケットのアドバタイズされる hold time は、hello 間隔の hello 乗数倍に設定されます。 範囲は 3 ~ 1000 です。 ネイバーは、アドバタイズされた hold time 中に IS-IS hello パケットを受信しなかった場合に、このダウンしているルータに隣接を宣言します。 hold time(つまり hello 乗数と hello 間隔)は個別のインターフェイスごとに設定し、1 つのエリア内の異なるネットワーキング装置間で異なるように設定できます。

小さい hello 乗数を使用するとコンバージェンスが迅速になりますが、ルーティングの不安定性が増加する可能性があります。 必要に応じて hello 乗数を大きくすることで、ネットワークの安定性を確保できます。 hello 乗数を、デフォルト値の 3 より小さい値に設定しないでください。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の隣接に対して個別に hello 乗数を指定します。

コマンド デフォルト

multiplier:3

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS hello パケットで伝送される「保持時間」によって、ネイバーがダウンとして宣言される前に次の hello パケットを待機する時間が決定されます。 この値によって、障害状態のリンクやネイバーの検出とルート再計算にかかる時間が決まります。

hello パケットが頻繁に失われ、IS-IS が不必要に失敗する場合は、hello-multiplier コマンドを使用します。 hello 乗数を増やし、それに応じて hello 間隔を短くすることで(hello-interval(IS-IS) コマンド)、リンク障害を検出するのに必要な時間を増やすことなく hello プロトコルの信頼性を向上させることができます。

ポイントツーポイント リンクでは、レベル 1 とレベル 2 の両方に対して 1 つの hello だけが存在します。 X.25、Frame Relay、ATM などのマルチポイント モードの NonBroadcast MultiAccess(NBMA; 非ブロードキャスト マルチアクセス)ネットワークでは、レベル 1 とレベル 2 に別々の hello パケットも送信されます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、多数(10 個)の hello パケットが失われたときに限り、隣接がダウンしていることを確認することで、ネットワーク管理者がネットワークの安定性を向上させる例を示します。 リンク障害の検出にかかる総時間は 60 秒です。 この戦略は、リンクが完全に輻輳しているときでも、ネットワークが安定した状態で置かれていることを確認します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet /2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-interval 6
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-multiplier 10
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-interval(IS-IS)

ソフトウェアが送信する hello パケット間の時間間隔を指定します。

hello-padding

ルータ上のすべての IS-IS インターフェイスの Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)hello プロトコル データ ユニット(IIH PDU)上にパディングを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-padding コマンドを使用します。 パディングを抑制するには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-padding { disable | sometimes } [ level { 1 | 2 } ]

no hello-padding { disable | sometimes } [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

disable

hello パディングを抑制します。

sometimes

隣接の形成時に限り hello パディングをイネーブルにします。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の hello パディングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

hello パディングはイネーブルです。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

hello パディングを抑制して、ネットワーク リソースを保存することが必要な場合もあります。 回線の速度が低いほど、パディング オーバーヘッドの割合(パーセンテージ)が高くなります。 hello パディングを抑制する前に、物理およびデータリンク層のコンフィギュレーションを認識してこれらを制御し、ネットワーク層でのルータ コンフィギュレーションも認識する必要があります。

ポイントツーポイント リンクの場合、IS-IS はレベル 1 とレベル 2 に対して単一の hello だけを送信し、ポイントツーポイント リンクでの level キーワードを無意味なものにします。 ポイントツーポイント インターフェイスの hello パラメータを変更するには、level キーワードを省略します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/2/0/1 のローカルエリア ネットワーク(LAN)回線上で IS-IS hello パディングを抑制する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-padding disable
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

show isis interface

(任意)IS-IS インターフェイスに関する情報を表示します。

hello-password

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスの認証パスワードを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-password コマンドを使用します。 認証をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-password [ hmac-md5 | text ] [ clear | encrypted ] password [ level { 1 | 2 } ] [send-only]

no hello-password [ hmac-md5 | text ] [ clear | encrypted ] password [ level { 1 | 2 } ] [send-only]

構文の説明

hmac-md5

(任意)パスワードが HMAC-MD5 認証を使用するように指定します。

text

(任意)パスワードがクリア テキスト パスワード認証を使用するように指定します。

clear

(任意)パスワードが暗号化されないように指定します。

encrypted

(任意)双方向アルゴリズムを使用してパスワードを暗号化することを指定します。

password

インターフェイスに割り当てられる認証パスワード。

level {1 | 2}

(任意)パスワードが、レベル 1 プロトコル データ ユニット(PDU)用であるか、レベル 2 PDU 用であるかを指定します。

send-only

(任意)パスワードが、送信されるプロトコル データ ユニット(PDU)だけに適用され、受信される PDU には適用されないように指定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

password:暗号化されたテキスト

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

text パスワードが設定される場合、パスワードはクリア テキストとして交換されます。 したがって、hello-password コマンドは、制限されたパスワードを提供します。

hmac-md5 パスワードが設定されている場合、パスワードはネットワークを介して送信されず、代わりに交換データの完全性を確認するための暗号化チェックサムを計算するために使用されます。

ポイントツーポイント リンクの場合、IS-IS はレベル 1 とレベル 2 に対して単一の hello だけを送信し、ポイントツーポイント リンクでの level キーワードを無意味なものにします。 ポイントツーポイント インターフェイスの hello パラメータを変更するには、level キーワードを省略します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet 0/2/0/3 インターフェイス上で動作する hello パケットの HMAC-MD5 認証によってパスワードを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-password hmac-md5 clear mypassword
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-password keychain

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスの認証パスワード キーチェーンを設定します。

hello-password accept

IS-IS インターフェイスの追加認証パスワードを設定します。

hello-password keychain

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスの認証パスワード キーチェーンを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-password keychain コマンドを使用します。 認証パスワード キーチェーンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-password keychain keychain-name [ level { 1 | 2 } ] [send-only]

no hello-password keychain keychain-name [ level { 1 | 2 } ] [send-only]

構文の説明

keychain

設定するキーチェーンを指定するキーワード。 認証パスワード キーチェーンは、一括管理され、ピアツーピア グループの認証に使用されるキーのシーケンスです。

keychain-name

キーチェーンの名前を指定します。

level {1 | 2}

(任意)キーチェーンが、レベル 1 プロトコル データ ユニット(PDU)用であるか、レベル 2 PDU 用であるかを指定します。

send-only

(任意)キーチェーンが、送信されるプロトコル データ ユニット(PDU)だけに適用され、受信される PDU には適用されないように指定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

password:暗号化されたテキスト

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

キーチェーンを指定して、2 つの IS-IS ピア間のキーチェーン認証をイネーブルにします。 認証のヒットレス キー ロールオーバーを実装するには、keychain キーワードと keychain-name 引数を使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 のパスワード キーチェーンを設定し、GigabitEthernet インターフェイス上に限り認証を送信する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp 
  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/1/0/0 
  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# hello-password keychain mykeychain level 1 send-only 
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-password

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスの認証パスワードを設定します。

hello-password accept

IS-IS インターフェイスの追加認証パスワードを設定します。

hello-password accept

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスの追加認証パスワードを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで hello-password accept コマンドを使用します。 認証をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-password accept { clear | encrypted } password [ level { 1 | 2 } ]

no hello-password accept { clear | encrypted } password [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

clear

パスワードを暗号化しないことを指定します。

encrypted

双方向アルゴリズムを使用してパスワードを暗号化することを指定します。

password

割り当てる認証パスワード。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のパスワードを個別に指定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS インターフェイスの追加パスワードを設定するには、hello-password accept コマンドを使用します。 認証パスワードは、受け入れるパスワードが対応するレベルに設定可能になる前に、hello-password コマンドを使用して設定する必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、パスワードを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/3
  RP/0/RSP0/CPU0:routerRP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# hello-password accept encrypted 111D1C1603
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-password

IS-IS インターフェイスの認証パスワードを設定します。

hostname dynamic disable

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティング プロトコルのダイナミック ホスト名マッピングをディセーブルにするには、ルータ コンフィギュレーション モードで hostname dynamic コマンドを使用します。 指定したコマンドをコンフィギュレーション ファイルから削除してシステムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

hostname dynamic disable

no hostname dynamic disable

構文の説明

disable

ダイナミック ホスト命名をディセーブルにします。

コマンド デフォルト

ルータ名は、システム ID に動的にマッピングされます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

IS-IS ルーティング ドメインでは、各ルータは 6 バイト 16 進数表記のシステム ID によって表されます。 ネットワーク管理者がネットワーキング デバイスを保守およびトラブルシューティングする場合、ルータ名と対応するシステム ID を知っている必要があります。

リンクステート パケット(LSP)には、ドメイン全体にわたりマッピング情報を伝送する Type Lenght Value(TLV; タイプ、長さ、値)の中にダイナミック ホスト名が含まれています。 ネットワーク内のすべてのルータは、LSP から TLV を受信すると、それをマッピング テーブルに導入しようとします。 次に、ルータは、システム ID をルータ名に変換する必要があるときにマッピング テーブルを使用します。

マッピング テーブル内のエントリを表示するには、show isis hostname コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、システム ID へのホスト名のダイナミック マッピングをディセーブルにする例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# hostname dynamic disable
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hostname

ローカル ルータの名前を指定します。

show isis hostname

ルータ name-to-system ID マッピング テーブルを表示します。

ignore-lsp-errors

ルータのデフォルト設定を上書きして、内部チェックサム エラーとなる受信された Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート パケット(LSP)を無視するには、ルータ コンフィギュレーション モードで ignore-lsp-errors disable コマンドを使用します。 IS-IS LSP エラー無視をイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ignore-lsp-errors disable

no ignore-lsp-errors disable

構文の説明

disable

コマンドの機能をディセーブルにします。

コマンド デフォルト

システムは、発信側に LSP を再生成させる壊れた LSP を除去します。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS プロトコル定義では、データリンク チェックサムが不正な受信 LSP を受信側が除去することになっています。これにより、パケットの発信側は LSP を再生成します。 ただし、データの破損を引き起こすリンクがネットワークに含まれており、同時に、正しいデータリンク チェックサムによって LSP を配信している場合、大量のパケットの除去と再生成を繰り返す連続サイクルが発生する可能性があります。 この状況によりネットワークが機能しなくなる可能性があるため、このコマンドを使用して、パケットを除去するのではなく、これらの LSP を無視します。

受信ネットワーク デバイスは、リンクステート パケットを使用してルーティング テーブルを保守します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、内部チェックサム エラーがある LSP を無視するようにルータに指示する例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# ignore-lsp-errors disable
  
         

interface(IS-IS)

インターフェイス上で Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで interface コマンドを使用します。 インターフェイスの IS-IS ルーティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

interface type interface-path-id

no interface type interface-path-id

構文の説明

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

コマンド デフォルト

インターフェイスは指定されません。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

インターフェイスで IS-IS プロトコル操作がイネーブルになる前に、IS-IS インターフェイス上でアドレス ファミリが確立される必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/3/0/0 上の IPv4 に対する IS-IS マルチトポロジ設定をイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.0000.0000.0001.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# metric-style wide level 1
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 2001::1/64
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

log adjacency changes(IS-IS)

IS-IS ルーティング プロセスのインスタンスのルーティング レベルを設定します。

net

ルーティング プロセスの IS-IS Network Entity Title(NET)を設定します。

router isis

IS-IS ルーティング プロトコルをイネーブルにします。

ispf

ネットワーク トポロジを計算するために、incremental Shortest Path First(iSPF)アルゴリズムを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで ispf コマンドを使用します。 このアルゴリズム機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ispf [ level { 1 | 2 } ]

no ispf [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の iSPF アルゴリズムを個別に設定します。

コマンド デフォルト

iSPF アルゴリズムは設定されません。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

iSPF アルゴリズムは、IS-IS が軽微な変更後にトポロジを再計算する必要がある場合に、プロセッサ負荷を減らすために使用する場合があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 で IPv4 ユニキャスト トポロジに対して iSPF を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# ispf level 1
  
         

is-type

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)エリアのルーティング レベルを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで is-type コマンドを使用します。 ルーティング レベルをデフォルト レベルに設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。

is-type { level-1 | level-1-2 | level-2-only }

no is-type [ level-1 | level-1-2 | level-2-only ]

構文の説明

level-1

ルータが、レベル 1(エリア内)ルーティングだけを実行するように指定します。 このルータが学習するのはそのエリア内の宛先だけです。 レベル 2(エリア間)ルーティングは、最も近いレベル 1 ~ 2 ルータによって実行されます。

level-1-2

ルータが、レベル 1 とレベル 2 の両方のルーティングを実行するように指定します。

level-2-only

ルーティング プロセスが、レベル 2(エリア間)ルータとして動作することだけを指定します。 このルータは、バックボーンの一部であり、それ自身のエリア内のレベル 1 だけのルータとは通信しません。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ルータがレベル 1 ルーティングだけで設定される場合、このルータは、そのエリア内の宛先だけを学習します。 レベル 2(エリア間)ルーティングは、最も近いレベル 1-2 ルータにより実行されます。

ルータがレベル 2 のルーティングだけで設定される場合、このルータはバックボーンの一部であり、それ自身のエリア内のレベル 1 ルータとは通信しません。

ルータは、エリア(レベル 1 ルーティング)内の宛先に対して 1 つの Link-state Packet Database(LSDB; リンクステート パケット データベース)を持ち、Shortest Path First(SPF)計算を実行して、エリア トポロジを検出します。 また、他のすべてのバックボーン(レベル 2)ルータのリンクステート パケット(LSP)による別の Link-State Database(LSDB; リンクステート データベース)を持ち、別の SPF 計算を実行して、バックボーンのトポロジと他のすべてのエリアの存在を検出します。

IS-IS ルーティング プロセスのタイプを設定して、隣接の適切なレベルを確立することを強く推奨します。 ネットワーク内に 1 つのエリアだけが存在する場合、レベル 1 ルーティング アルゴリズムとレベル 2 ルーティング アルゴリズムの両方を実行する必要はありません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、ルータがバックボーンの一部であり、レベル 1 だけのルータと通信しないことを指定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# is-type level-2-only
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

circuit-type

隣接のタイプを設定します。

show isis neighbors

IS-IS ネイバーに関する情報を表示します。

log adjacency changes(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)隣接の状態が変化したときに(アップまたはダウン)、IS-IS インスタンスにログ メッセージを生成させるには、ルータ コンフィギュレーション モードで log adjacency changes コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

log adjacency changes

no log adjacency changes

コマンド デフォルト

IS-IS インスタンスのログ メッセージは生成されません。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS 隣接状態の変更をモニタするには、log adjacency changes コマンドを使用します。これは、大規模ネットワークをモニタする場合に非常に役立つ場合があります。 メッセージは、システム エラー メッセージ機能を使用してロギングされます。 メッセージは、次の 2 つの形式のいずれかにすることができます。

  %ISIS-4-ADJCHANGE: Adjacency to 0001.0000.0008 (Gi 0/2/1/0) (L2) Up, new adjacency
  %ISIS-4-ADJCHANGE: Adjacency to router-gsr8 (Gi /2/1/0) (L1) Down, Holdtime expired
  
  

コマンドの no 形式を使用して、指定されたコマンドを設定ファイルから削除し、システムをコマンドに関してデフォルトの状態に戻します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、ルータを設定して、隣接変更を記録する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# log adjacency changes
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

logging

メッセージを syslog サーバ ホストにロギングします。

log pdu drops

ドロップされる Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル データ ユニット(PDU)を記録するには、ルータ コンフィギュレーション モードで log pdu drops コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

log pdu drops

no log pdu drops

コマンド デフォルト

PDU ロギングはディセーブルです。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS PDU がドロップされていると疑われる場合にネットワークをモニタするには、log pdu drops コマンドを使用します。 PDU がドロップされた理由と現在の PDU ドロップ統計情報が記録されます。

次に、PDU ロギングの出力例を示します。

  %ISIS-4-ERR_IIH_INPUT_Q_OVERFLOW: IIH input queue overflow: 86 total drops; 19 IIH drops, 44 LSP drops, 23 SNP drops
  %ISIS-4-ERR_LSP_INPUT_Q_OVERFLOW: LSP input queue overflow: 17 total drops; 9 IIH drops, 3 LSP drops, 5 SNP drops
  

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、PDU ロギングをイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# log pdu drops
  
         

lsp fast-flood threshold

リンクステート パケット(LSP)の高速フラッディングしきい値を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで lsp fast-flood threshold コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp fast-flood threshold lsp-number [ level { 1 | 2 } ]

no lsp fast-flood threshold [lsp-number] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

lsp-number

バックツーバックで送信する LSP の数。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の LSP のしきい値を個別に指定します。

コマンド デフォルト

10 個の LSP がバックツーバック ウィンドウで許可されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

LSP データベースのコンバージェンスを加速するには、lsp fast-flood threshold コマンドを使用します。 LSP は、インターフェイスを介して、指定された限度までバックツーバックで送信されます。 限度を過ぎると、LSP は、LSP ペーシング間隔で決められたとおり、次のバッチ ウィンドウで送信されます。

バックツーバック ウィンドウの期間 = LSP 間隔 * LSP 高速フラッディングしきい値の限度。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LSP しきい値を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# lsp fast-flood threshold 234 level 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

lsp-interval

IS-IS インターフェイス上で送信される連続 LSP 間の時間を設定します。

lsp-gen-interval

リンクステート パケット(LSP)生成の IS-IS スロットリングを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで lsp-gen-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp-gen-interval [ initial-wait initial ] [ secondary-wait secondary ] [ maximum-wait maximum ] [ level { 1 | 2 } ]

no lsp-gen-interval [ [ initial-wait initial ] [ secondary-wait secondary ] [ maximum-wait maximum ] ] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

initial-wait initial

最初の LSP 生成の遅延(ミリ秒単位)を指定します。 範囲は 0 ~ 120000 ミリ秒です。

secondary-wait secondary

最初と 2 番目の LSP 生成間のホールド タイム(ミリ秒単位)を指定します。 範囲は 1 ~ 120000 ミリ秒です。

maximum-wait maximum

連続する 2 回の LSP 生成の間の最大間隔を指定します(ミリ秒単位)。 範囲は 1 ~ 120000 ミリ秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の LSP 間隔を個別に指定します。

コマンド デフォルト

initial-wait initial:50 ミリ秒

secondary-wait secondary:200 ミリ秒

maximum-wait maximum:5000 ミリ秒

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ネットワークの不安定性が長引いている期間中に LSP の再計算を繰り返すと、ローカル ルータの CPU 負荷が増加する可能性があります。 さらに、これらの再計算された LSP をネットワーク内の他の中継システムにフラッディングすると、トラフィックが増加し、他のルータがルート計算を実行するために費やす時間が増加する可能性があります。

ネットワークの不安定性が続いている間の LSP の生成速度を小さくするには、lsp-gen-interval コマンドを使用します。 このコマンドは、ルータの CPU 負荷を軽減し、IS-IS ネイバーへの LSP の伝送数を低減するのに役立ちます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、連続する 2 回の LSP 生成の間の最大間隔を 15 ミリ秒に設定し、初期 LSP 生成の増分を 5 ミリ秒に設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-gen-interval maximum-wait 15 initial-wait 5
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

retransmit-interval(IS-IS)

ポイントツーポイント リンク上の各 IS-IS LSP の再伝送間の時間を設定します。

lsp-interval

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイス上で送信される連続リンクステート パケット(LSP)間の時間を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで lsp-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp-interval milliseconds [ level { 1 | 2 } ]

no lsp-interval [milliseconds] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

milliseconds

連続する LSP 間の遅延時間(ミリ秒)。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の LSP 遅延時間を個別に設定します。

コマンド デフォルト

milliseconds:33 ミリ秒

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 およびレベル 2 で 100 ミリ秒ごとに(10 パケット/秒)LSP を送信するようにシステムを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet /2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# lsp-interval 100
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

retransmit-interval(IS-IS)

ポイントツーポイント リンク上の各 IS-IS LSP の再伝送間の時間を設定します。

lsp-mtu

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート パケット(LSP)の最大伝送単位(MTU)のサイズを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで lsp-mtu コマンドを使用します。 デフォルトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を入力します。

lsp-mtu bytes [ level { 1 | 2 } ]

no lsp-mtu [bytes] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

bytes

最大パケット サイズ(バイト数)。 バイト数は、ネットワーク内の任意のリンクの最小 MTU 以下の値に設定する必要があります。 範囲は 128 ~ 4352 バイトです。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

通常の状態では、デフォルト MTU サイズで十分です。 ただし、リンクの MTU サイズが 1500 バイト未満の場合、ネットワーク内の各ルータでも同様に LSP MTU サイズを小さくする必要があります。 この処理を行わない場合、ルーティングは予測不能になります。

このガイドラインは、ネットワーク内のすべてのシスコ ネットワーキング デバイスに適用されます。 ネットワーク内の任意のリンクで MTU サイズが減らされた場合、直接リンクに接続されたデバイスだけではなく、すべてのデバイスを変更する必要があります。


(注)  


lsp-mtu コマンド(ネットワーク層)を mtu コマンド(物理層)で設定したリンク MTU サイズより大きい値に設定しないでください。


リンク MTU サイズを確認するには、show isis interface コマンドを使用して値を表示します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、MTU サイズを 1300 バイトに設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-mtu 1300
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

mtu

最大パケット サイズまたは MTU サイズを調整します。

show isis interface

(任意)IS-IS インターフェイスに関する情報を表示します。

lsp-password

リンクステート パケット(LSP)認証パスワードを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで lsp-password コマンドを使用します。 lsp-password コマンドを設定ファイルから削除し、リンクステート パケット認証パスワードをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp-password [ [ hmac-md5 | text ] [ clear | encrypted ] password | keychain keychain-name ] [ level { 1 | 2 } ] [send-only] [ snp send-only ]

no lsp-password [ [ hmac-md5 | text ] [ clear | encrypted ] password | keychain keychain-name ] [ level { 1 | 2 } ] [send-only] [ snp send-only ]

構文の説明

hmac-md5

パスワードが HMAC-MD5 認証を使用するように指定します。

text

パスワードがクリア テキスト パスワード認証を使用するように指定します。

clear

パスワードを暗号化しないことを指定します。

encrypted

双方向アルゴリズムを使用してパスワードを暗号化することを指定します。

password

割り当てる認証パスワード。

keychain

(任意)キーチェーンを指定します。

keychain-name

キーチェーンの名前。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のパスワードを個別に指定します。

send-only

(任意)LSP と Sequence Number Protocol(SNP)データ ユニットが送信されるときにパスワードを追加します。 受信 LSP またはシーケンス番号 PDU(SNP)では認証は行われません。

snp send-only

(任意)SNP データ ユニットが送信されるときにパスワードを追加します。 受信 SNP では認証は行われません。 このオプションは、text キーワードが指定されている場合に利用できます。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

text パスワードが設定される場合、パスワードはクリア テキストとして交換されます。 したがって、lsp-password コマンドは、限定的なセキュリティを提供します。

HMAC-MD5 パスワードが設定されている場合、パスワードはネットワークを介して送信されず、代わりに交換データの完全性を確認するための暗号化チェックサムを計算するために使用されます。

推奨されるパスワード設定は、受信および送信 SNP を認証することです。


(注)  


SNP パスワード チェックをディセーブルにするには、snp send-only キーワードを lsp-password コマンドで指定する必要があります。


追加パスワードを設定するには、lsp-password accept コマンドを使用します。

キーチェーンを指定して、2 つの IS-IS ピア間のキーチェーン認証をイネーブルにします。 認証のヒットレス キー ロールオーバーを実装するには、keychain キーワードと keychain-name 引数を使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 とレベル 2 の LSP と SNP パスワードを、1 つは HMAC-MD5 認証と暗号化、1 つはクリア テキスト パスワードと非暗号化を使用して別個に設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-password hmac-md5 clear password1 level 1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-password text clear password2 level 2
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

lsp-password accept

1 つの LSP パスワードがあるレベルに設定済みの場合、追加の LSP パスワードを設定します。

lsp-password accept

追加のリンクステート パケット(LSP)認証パスワードを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで lsp-password accept コマンドを使用します。 lsp-password accept コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp-password accept { clear | encrypted } password [ level { 1 | 2 } ]

no lsp-password accept [ { clear | encrypted } password [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

clear

パスワードを暗号化しないことを指定します。

encrypted

双方向アルゴリズムを使用してパスワードを暗号化することを指定します。

password

割り当てる認証パスワード。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のパスワードを個別に指定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

lsp-password accept コマンドは、システムでの受信 LSP とシーケンス番号 PDU(SNP)の検証時に使用する追加パスワードを設定します。 LSP パスワードは、受け入れるパスワードが対応するレベルに設定可能になる前に、lsp-password コマンドを使用して設定する必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 LSP と SNP パスワードを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-password accept encrypted password1 level 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

lsp-password

認証 LSP パスワードを設定します。

lsp-refresh-interval

異なるシーケンス番号(LSP)を含むリンクステート パケットの再生成間の時間を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで lsp-refresh-interval コマンドを使用します。 デフォルトのリフレッシュ間隔に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

lsp-refresh-interval seconds [ level { 1 | 2 } ]

no lsp-refresh-interval [ seconds [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

seconds

更新間隔(秒単位)。 範囲は 1 ~ 65535 秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

seconds:900 秒(15 分)

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

更新間隔によって、ソフトウェアが発信するルート トポロジ情報を定期的に送信する速度が決まります。 この動作を実行して情報の陳腐化を防止します。 デフォルトでは、更新間隔は 900 秒(15 分)です。

LSP は、有効期間が切れる前に、定期的に更新する必要があります。 更新間隔は、このルータ コマンドで指定された LSP の有効期間未満である必要があります。 更新間隔を短くすると、リンク利用率の上昇と引き換えに、未検出のリンクステート データベースの破損が続く時間が短縮されます (ただし、この事象は、破損を防止する他の予防措置が存在するため、きわめてまれにしか発生しません)。間隔を長くすると、更新されたパケットのフラッディングによって発生するリンク利用率(ただし、この利用率は非常に小さいものです)が低下します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LSP の更新間隔を 10,800 秒(3 時間)に変更する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# lsp-refresh-interval 10800
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

max-lsp-lifetime

LSP が更新されずに保持される最大時間を設定します。

maximum-paths(IS-IS)

IP ルーティング プロトコルがルーティング テーブル導入するパラレル ルートの最大数を設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで maximum-paths コマンドを使用します。 コンフィギュレーション ファイルから maximum-paths コマンドを除去して、ルーティング プロトコルに関してシステムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum-paths maximum

no maximum-paths

構文の説明

maximum

IS-IS がルーティング テーブルに導入できるパラレル ルートの最大数。 範囲は 1 ~ 8 です。

コマンド デフォルト

maximum:8 ルート

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、1 つの宛先に最大 16 個のパスを許可する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# maximum-paths 8
  
         

maximum redistributed-prefixes(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルがアドバタイズする再配布プレフィックス数(集約の対象になる)の上限を指定するには、アドレス ファミリ モードで maximum-redistributed-prefixes コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum-redistributed-prefixes maximum [ level { 1 | 2 } ]

no maximum-redistributed-prefixes [ maximum [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

maximum

アドバタイズされる再配布されるプレフィックスの最大数。 範囲は 1 ~ 28000 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のプレフィックスの最大数を指定します。

コマンド デフォルト

maximum:10000

level:1 ~ 2

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

超過プレフィックスの再配布をもたらす設定ミスを防止するには、maximum-redistributed-prefixes コマンドを使用します。 IS-IS は、プレフィックスの最大数を超えたことを検知した場合、バイステート アラームを設定します。 再配布されるプレフィックスの数が最大数以下に下がった場合(再設定または再配布ソース内の変更のいずれかにより)、IS-IS はアラームをクリアします。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 2 で再配布されるプレフィックスの数を 5000 に設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# maximum-redistributed-prefixes 5000 level 2
  
         

max-lsp-lifetime

リンクステート パケット(LSP)が更新されずに保持される最大時間を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで max-lsp-lifetime コマンドを使用します。 デフォルトの時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

max-lsp-lifetime seconds [ level { 1 | 2 } ]

no max-lsp-lifetime [ seconds [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

seconds

LSP の有効期間(秒単位)。 範囲は 1 ~ 65535 秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

seconds:1200 秒(20 分)

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

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使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

lsp-refresh-interval コマンドを使用して LSP の更新間隔を変更する場合、LSP の最大有効期間を調整する必要がある場合があります。 LSP の最大ライフタイムは、LSP のリフレッシュ間隔よりも大きな値にする必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LSP が 11,000 秒(3 時間超)保持される最大時間を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# max-lsp-lifetime 11000
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

lsp-refresh-interval

LSP の更新間隔を設定します。

mesh-group(IS-IS)

高度にメッシュ化されたネットワーク内のリンクステート パケット(LSP)フラッディングを最適化するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで mesh-group コマンドを使用します。 メッシュ グループからサブインターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

mesh-group { number | blocked }

no mesh-group

構文の説明

number

このインターフェイスがメンバーとして属しているメッシュグループの識別番号。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

blocked

このインターフェイス上で LSP フラッディングが発生しないように指定します。

コマンド デフォルト

メッシュ グループの設定はありません(標準 LSP フラッディング)。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

メッシュ グループの一部ではないサブインターフェイスで最初に受信された LSP は、通常どおりの方法で、他のすべてのサブインターフェイスにフラッディングされます。

メッシュ グループの一部であるサブインターフェイスで最初に受信された LSP は、同じメッシュ グループのサブインターフェイス以外のすべてのインスタンスにフラッディングされます。 blocked キーワードがサブインターフェイスに設定されている場合、新規に受信した LSP は、そのインターフェイスからフラッディングすることはありません。

不完全なフラッディングの可能性を最小限に抑えるためには、無制限のフラッディングを許可するのはメッシュ内の最小限のリンクだけにする必要があります。 すべての物理パスをカバーするような論理リンクの最小セットを選択すると、フラッディングは非常に少なくなりますが、ロバストネスが低下します。 理想的には、LSP フラッディングがスケーリング パフォーマンスに悪影響を与えず、障害発生シナリオのほとんどでルータが残りのネットワークから論理的に切断されることのない、必要最低限のリンクを選択する必要があります。 つまり、すべてのリンクのフラッディングをブロックすれば、スケーリング パフォーマンスは最高になりますが、フラッディングはまったく生じなくなります。 すべてのリンクでフラッディングを許可すると、スケーリング パフォーマンスが大きく低下します。


(注)  


メッシュ グループの仕様の詳細については、RFC 2973 を参照してください。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次の例では、6 つのインターフェイスが 3 つのメッシュ グループに設定されます。 受信された LSP は次のように処理されます。

  • GigabitEthernet インターフェイス 0/1/0/0 によって最初に受信された LSP は、GigabitEthernet 0/1/0/1(同じメッシュ グループの一部である)と GigabitEthernet 0/3/0/0(ブロックされる)以外のすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
  • GigabitEthernet インターフェイス 0/2/0/1 によって最初に受信された LSP は、GigabitEthernet 0/2/0/0(同じメッシュ グループの一部である)と GigabitEthernet 0/3/0/0(ブロックされる)以外のすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
  • GigabitEthernet 0/3/0/0 によって最初に受信された LSP は無視されませんが、通常どおりすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
  • GigabitEthernet 0/3/0/1 を介して最初に受信された LSP は、GigabitEthernet 0/3/0/0(ブロックされる)以外のすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/1/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group 10
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group 10
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group 11
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group 11
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:routerconfig-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group 12
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# mesh-group blocked
  
         

metric(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスのメトリックを設定するには、アドレス ファイミリ コンフィギュレーション モードまたはインターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで metric コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

metric { default-metric | maximum } [ level { 1 | 2 } ]

no metric [ { default-metric | maximum } [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

default-metric

リンクに割り当てられ、ネットワーク内の他の宛先のリンクを使用して他の各ルータからのコストを計算するために使用されるメトリック。 ナロー メトリックの場合、範囲は 1 ~ 63、ワイド メトリックの場合、範囲は 1 ~ 16777214 です。
(注)     

アドレス ファミリでデフォルト メトリックを設定すると、そのアドレス ファミリに関連付けられているすべてのインターフェイスに同じメトリックが設定されます。 インターフェイスでメトリック値を設定すると、デフォルトのメトリックが上書きされます。

maximum

ワイド メトリックの最大値を指定します。 すべてのルータが、Shortest Path First(SPF)からこのリンクを除外します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の SPF 計算を個別に指定します。

コマンド デフォルト

default-metric:デフォルトは 10 です。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

level キーワードを指定すると、指定したレベルのメトリックだけがリセットされます。 メトリックはすべてのインターフェイスで設定することを強くお勧めします。

アドレス ファミリでデフォルト メトリックを設定すると、そのアドレス ファミリに関連付けられているすべてのインターフェイスに同じメトリックが設定されます。 インターフェイスでメトリック値を設定すると、デフォルトのメトリックが上書きされます。

メトリックはすべてのインターフェイスで設定することを強くお勧めします。

63 を超えるメトリックは、ナロー メトリック スタイルでは使用できません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 のデフォルト リンクステート メトリックのコスト 15 を使用して、Packet-over-SONET/SDH 0/1/0/1 インターフェイスを設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet /1/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# metric 15 level 1

次に、レベル 2 のアドレス ファミリ IPv4 ユニキャストに属するすべてのインターフェイスに対してメトリック コスト 15 を設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# metric 15 level 2

関連コマンド

コマンド

説明

metric-style narrow

古いスタイルの TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、IS-IS を実行するルータを設定します。

metric-style transition

古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ソフトウェアを設定します。

metric-style wide

新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ソフトウェアを設定します。

metric-style narrow

古いスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)のオブジェクトを生成し、受け入れるように、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ソフトウェアを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで metric-style narrow コマンドを使用します。 metric-style narrow コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

metric-style narrow [transition] [ level { 1 | 2 } ]

no metric-style narrow [transition] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

transition

(任意)古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ルータに指示します。 古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

古いスタイルの TLV が生成されます。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS トラフィック エンジニアリングの拡張には、古いスタイルの TLV オブジェクトより幅の広いメトリック フィールドを持つ新しいスタイルの TLV オブジェクトが含まれています。 デフォルトでは、ルータは古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成します。 Multiprotocol Label Switching Traffic Engineering(MPLS TE; マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング)を実行するには、ルータは新しいスタイルの TLV オブジェクトを生成する必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 で古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# metric-style narrow level 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

metric-style transition

古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ルータを設定します。

metric-style wide

新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定します。

metric-style transition

古いスタイルと新しいスタイルの両方のタイプ、長さ、値(TLV)のオブジェクトを生成し、受け入れるように、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ソフトウェアを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで metric-style transition コマンドを使用します。 metric-style transition コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

metric-style transition [ level { 1 | 2 } ]

no metric-style transition [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

transition

古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ルータに指示します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

このコマンドを設定しない場合、古いスタイルの TLV が生成されます。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS トラフィック エンジニアリングの拡張には、古いスタイルの TLV オブジェクトより幅の広いメトリック フィールドを持つ新しいスタイルの TLV オブジェクトが含まれています。 デフォルトでは、ルータは古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成します。 マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)を実行するには、ルータは新しいスタイルの TLV オブジェクトを生成する必要があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 2 で古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# metric-style transition level 2
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

metric-style narrow

古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定します。

metric-style wide

新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定します。

metric-style wide

新しいスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)のオブジェクトだけを生成し、受け入れるように、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ソフトウェアを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで metric-style wide コマンドを使用します。 metric-style wide コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

metric-style wide [transition] [ level { 1 | 2 } ]

no metric-style wide [transition] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

transition

(任意)古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成し、受け入れるように、ルータに指示します。 新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

このコマンドを設定しない場合、古いスタイルの TLV の長さが生成されます。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS トラフィック エンジニアリングの拡張には、古いスタイルの TLV オブジェクトより幅の広いメトリック フィールドを持つ新しいスタイルの TLV オブジェクトが含まれています。 metric-style wide コマンドを入力すると、ルータは新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れます。 このため、古いスタイルと新しいスタイルの両方の TLV オブジェクトを生成する場合よりも、ルータが使用するメモリと他のリソースは減少します。

MPLS トラフィック エンジニアリングを実行するには、ルータは新しいスタイルの TLV オブジェクトを生成する必要があります。


(注)  


メトリック スタイルおよび移行戦略に関するこの説明は、トラフィック エンジニアリングの展開に向けたものです。 新しいスタイルの TLV オブジェクトが他の理由で必要になる場合、他のコマンドとモデルが適切な場合があります。 たとえば、ネットワークがより幅の広いメトリックを要求するが、トラフィック エンジニアリングを使用できない場合があります。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 に新しいスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# metric-style wide level 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

metric-style narrow

古いスタイルの TLV オブジェクトだけを生成し、受け入れるように、ルータを設定します。

min-lsp-arrivaltime

受信 LSP(リンクステート パケット)のレートを制御するには、ルータ コンフィギュレーション モードで min-lsp-arrivaltime コマンドを使用します。 この機能を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

min-lsp-arrivaltime [ initial-wait initial ] [ secondary-wait secondary ] [ maximum-wait maximum ] [ level { 1 | 2 } ]

no min-lsp-arrivaltime [ initial-wait initial ] [ secondary-wait secondary ] [ maximum-wait maximum ] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

initial-wait initial

最初の LSP 計算遅延(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

secondary-wait secondary

1 回目と 2 回目の LSP 計算の間のホールドタイム(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

maximum-wait maximum

2 つの連続した LSP 計算の間の最小時間(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 とレベル 2 の LSP 間隔設定を独立してイネーブルにします。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション モード

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.9.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

このコマンドを使用して、ネイバーの LSP の可能な不安定性からルータを保護できます。

コマンド パラメータは、lsp-gen-interval コマンドと似ており、ネイバーの lsp-gen-interval 値を使用して min-lsp-arrivaltime を設定できます。


(注)  


minimum-lsp-arrival の initial-wait は、LSP 到着時間パラメータの最大カウントおよび最大ウィンドウ サイズの計算には役立ちません。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、min-lsp-arrival time コマンドを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp min-lsp-arrivaltime 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis 1 min-  lsp-arrivaltime initial-wait
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis 1 min-lsp-arrivaltime maximum-wait 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis 1 min-lsp-arrivaltime secondary-wait

mpls ldp auto-config

ラベル配布プロトコル(LDP)Interior Gateway Protocol(IGP)インターフェイスの自動設定をイネーブルにするには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで mpls ldp auto-config コマンドを使用します。 LDP IGP 自動設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls ldp auto-config

no mpls ldp auto-config

構文の説明

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

LDP IGP 自動設定はディセーブルです。

コマンド モード

IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

mpls ldp auto-config コマンドを使用して、指定した IGP インスタンスに関連付けられた一連のインターフェイス上で LDP を自動的に設定します。 さらに、LDP IGP 自動設定は、LDP が指定されたインターフェイス上でイネーブルにならないようブロックする手段を提供します。 IS-IS インターフェイスで LDP をイネーブルにしない場合は、igp auto-config disable コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LDP IGP 自動設定をイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# mpls ldp auto-config 
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

igp auto-config disable

特定のインターフェイスの LDP IGP 自動設定をディセーブルにします。

mpls ldp sync(IS-IS)

ラベル配布プロトコル(LDP)IS-IS 同期を設定するには、インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで mpls ldp sync コマンドを使用します。 LDP 同期をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls ldp sync [ level { 1 | 2 } ]

no mpls ldp sync [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

level {1 | 2}

(任意)指定したレベルの LDP 同期を設定します。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、LDP 同期は両方のレベルに設定されます。

コマンド モード

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

LDP ラベルを使用して転送されたマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)VPN トラフィックは、次の場合にドロップされる可能性があります。

  • 新しいリンクがネットワークに導入され、LDP がラベルを確立する前に、IS-IS が収束した場合。
  • IS-IS 隣接がリンク上で元の完全な状態のままになっている間に、既存の LDP セッションがダウンした場合。

どちらの場合も、発信 LDP ラベルは MPLS トラフィックの転送に利用できません。 LDP IS-IS 同期はトラフィックのドロップに対応します。 mpls ldp sync コマンドが設定されている場合、LDP がリンク上で収束されるまで、IS-IS は可能な最大リンク メトリックをアドバタイズします。 リンクは、MPLS トラフィックの転送では優先されず、ほとんど使用されません。 LDP がセッションを確立し、ラベルを交換する場合、IS-IS はリンク上で通常のメトリックをアドバタイズします。


(注)  


最大ワイド メトリックは特に最短パス優先アルゴリズム(SPF)からリンクを除外するために使用されるので(RFC 3784)、ワイド メトリックが設定されている場合、IS-IS は最大メトリック -1(16777214)をアドバタイズします。 ただし、最大ナロー メトリックは、この定義の影響を受けません。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LDP IS-IS 同期をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# mpls ldp sync

関連コマンド

コマンド

説明

show isis interface

(任意)IS-IS インターフェイスに関する情報を表示します。

mpls traffic-eng(IS-IS)

マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)のリンク情報を、指定された IS-IS レベルにフラッディングするように Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルを実行するルータを設定するには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで mpls traffic-eng コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls traffic-eng { level-1 | level-1-2 | level-2-only }

no mpls traffic-eng [ level-1 | level-1-2 | level-2-only ]

構文の説明

level-1

ルーティング レベル 1 を指定します。

level-1-2

ルーティング レベル 1 と 2 を指定します。

level-2-only

ルーティング レベル 2 を指定します。

コマンド デフォルト

フラッディングはディセーブルです。

コマンド モード

IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ルータのリンクステート パケット(LSP)内で適切に設定されたリンクのリンク リソース情報(使用可能な帯域幅)などをフラッディングするには、ルーティング プロトコル ツリーの一部である mpls traffic-eng コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IS-IS レベル 1 の MPLS トラフィック エンジニアリングをオンにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# mpls  traffic-eng level-1 
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

mpls traffic-eng router-id(IS-IS)

ノードのトラフィック エンジニアリング ルータ識別子が、指定されたインターフェイスに関連付けられている IP アドレスになるように指定します。

mpls traffic-eng multicast-intact(IS-IS)

プロトコル独立型マルチキャスト(PIM)およびマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)トラフィック エンジニアリングを使用した Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルートの multicast-intact イネーブルにするには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで mpls traffic-eng multicast-intact コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls traffic-eng multicast-intact

no mpls traffic-eng [multicast-intact]

構文の説明

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

multicast-intact はディセーブルです。

コマンド モード

IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)が IS-IS ルーティング ドメインを経由して設定され、さらにマルチキャスト プロトコル(プロトコル独立マルチキャスト [PIM] など)がイネーブルになっている場合、マルチキャストで使用するルーティング情報ベース(RIB)内に非トラフィック エンジニアリング ネクストホップを導入するには、mpls traffic-end multicast-intact コマンドを使用します。 IP に限るネクスト ホップの導入は、オーバー トラフィック エンジニアリング トンネルとなる場合がある、プレフィックスのパスの標準セットの導入に追加されます。

mpls traffic-eng multicast-intact コマンドにより、ユニキャスト ルーティングが MPLS TE トンネルを使用している場合でも、PIM はネイティブのホップバイホップのネイバーを使用することができます。

次に、multicast-intact 機能をイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# mpls  traffic-engmulticast-intact
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

show isis route

IS-IS インスタンスの IP 到着可能性情報を表示します(multicast-intact のオプションとして指定)。

show isis topology

すべてのエリアの接続された IS-IS ルータのリストを表示します(multicast-intact のオプションとして指定)。

mpls traffic-eng path-selection ignore overload

ルータが Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)過負荷ビット セットを持っている場合に、ラベル スイッチド パス(LSP)がディセーブルにならないようにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで mpls traffic-eng path-selection ignore overload コマンドを使用します。 この上書きをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls traffic-eng path-selection ignore overload

no mpls traffic-eng path-selection ignore overload

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS 過負荷ビットの無効化機能がアクティブになっている場合、つまりラベル スイッチド パス(LSP)で引き続き使用できる場合、過負荷ビット セットを持つすべてのノードは無視されます。この場合、次のノードが含まれます。

  • 先頭のノード
  • 中間のノード
  • 末尾のノード

タスク ID

タスク ID

操作

mpls-te

read, write

次に、IS-IS 過負荷ビット無効化をアクティブにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# mpls traffic-eng path-selection ignore overload
  
  
         

次に、IS-IS 過負荷ビット無効化を非アクティブにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# no mpls traffic-eng path-selection ignore overload
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

set-overload-bit

Shortest Path First(SPF)計算の中間ホップとして使用しないように、ルータが他のルータに通知するようにルータを設定します。

mpls traffic-eng router-id(IS-IS)

ノードのマルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)ルータ ID を指定するには、IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで mpls traffic-eng router-id コマンドを使用します。 この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

mpls traffic-eng router-id { ip-address | type interface-path-id }

no mpls traffic-eng [router-id]

構文の説明

ip-address

4 分割ドット付き 10 進表記の IP アドレス。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータ構文の詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

コマンド デフォルト

グローバル ルータ ID が使用されます。

コマンド モード

IPv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ルータ ID は、トラフィック エンジニアリング設定の安定した IP アドレスとして動作します。 この IP アドレスはすべてのノードにフラッディングされます。 他のノードから開始され、このノードで終了するすべてのトラフィック エンジニアリング トンネルの場合、トンネルの宛先は、そのパス計算のトンネル ヘッドでトラフィック エンジニアリング トポロジのデータベースとして使用されるアドレスであるため、宛先ノードのトラフィック エンジニアリング ルータ ID に設定する必要があります。


(注)  


ループバック インターフェイスは物理インターフェイスより安定しているため、ループバック インターフェイスを MPLS TE に使用することを推奨します。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、ループバック インターフェイス 0 に関連付けられている IP アドレスとして、トラフィック エンジニアリング ルータ ID を指定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# mpls traffic-eng router-id Loopback0
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

mpls traffic-eng(IS-IS)

指定された IGP レベルまたはエリア内の MPLS トラフィック エンジニアリングのリンク情報のフラッディングをオンにします。

net

ルーティング インスタンスの Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)Network Entity Title(NET)を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで net コマンドを使用します。 net コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

net network-entity-title

no net network-entity-title

構文の説明

network-entity-title

ISIS ルーティング プロセスのエリア アドレスとシステム ID を指定する NET。

コマンド デフォルト

NET は設定されていません。 NET は必須であるため、IS-IS インスタンスは動作しません。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ほとんどの場合、NET を 1 つだけ設定する必要があります。

NET は、最終バイトが常にゼロ(0)であるネットワーク サービス アクセス ポイント(NSAP)です。 IS-IS を実行するシスコ ルータでは、NET の長さは 8 ~ 20 バイトにすることができます。 最終バイトは、必ず n セレクタで、常にゼロ(0)である必要があります。 n セレクタは、パケットが送信されるトランスポート エンティティを指定します。 n セレクタがゼロ(0)の場合、トランスポート エンティティが指定されず、パケットがシステムのルーティング ソフトウェア用であることを意味します。

n セレクタのすぐ前に表示される 6 バイトはシステム ID です。 システム ID の長さは、固定されたサイズで、変更できません。 システム ID は、個々のエリア(レベル 1)全体を通じ、かつバックボーン(レベル 2)全体を通じて一意でなければなりません。

システム ID の前に表示される全バイトはエリア ID です。

ルータごとに最大 3 つの NET が許可されます。 まれに、2 つまたは 3 つの NET が設定可能な場合があります。 このような場合、このルータが属するエリアは 3 つのエリア アドレスを持ちます。 1 つのエリアだけが引き続き存在しますが、複数のエリア アドレスを持っています。

複数のエリアが結合される場合、または 1 つのエリアが複数のエリアに分割される場合、複数の NET を設定するとネットワークの再設定に一時的に役立つ場合があります。 複数のエリア アドレスがある場合は、必要に応じてエリアごとに番号を付け直すことができます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、NET エリア ID が 47.0004.004d.0001、システム ID が 0001.0c11.1110 であるルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 47.0004.004d.0001.0001.0c11.1110.00
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

log adjacency changes(IS-IS)

IS-IS ルーティング プロセスのインスタンスのルーティング レベルを設定します。

router isis

IS-IS ルーティング プロトコルをイネーブルにし、IS-IS インスタンスを指定します。

nsf(IS-IS)

次回の再開でノンストップ フォワーディング(NSF)をイネーブルにするには、ルータ コンフィギュレーション モードで nsf コマンドを使用します。 デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

nsf { cisco | ietf }

no nsf { cisco | ietf }

構文の説明

cisco

シスコ独自の NSF の再開を指定します。

ietf

Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)NSF の再開を指定します。

コマンド デフォルト

NSF はディセーブルです。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

NSF では、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスがチェックポイントされた隣接とリンクステート パケット(LSP)情報を使用して再開し、隣接ルータに影響を与えずに再開することができます。 つまり、隣接の破損と再生成およびシステム LSP によって、ネットワーク内の他のルータに影響を与えることはありません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、シスコ独自の NSF をイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf cisco
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

nsf interface-expires

確認された NSF の再開確認応答を再送信する回数を設定します。

nsf interface-timer

確認されない IETF NSF の再開の試行を繰り返す間隔を設定します。

nsf lifetime(IS-IS)

NSF 再開に続くルートの最大有効期間を設定します。

nsf interface-expires

確認されたノンストップ フォワーディング(NSF)の再開確認応答を再送信する回数を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで nsf interface-expires コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

nsf interface-expires number

no nsf interface-expires

構文の説明

number

再送信する回数。 範囲は 1 ~ 3 です。

コマンド デフォルト

number:3 回

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

NSF 再開フラグ セットによって送信された hello パケットが確認されない場合、再送信されます。 NSF hello が再送信される回数を制御するには、nsf interface-expires コマンドを使用します。 インターフェイス上でこの限度に到達した場合、このインターフェイスで以前に認識されたネイバーはダウンしていると見なされ、必要な他のすべての条件が満たされている場合、最初の Shortest Path First(SPF)計算が許可されます。

隣接の再確立(インターフェイス タイマー * インターフェイス期限切れ)に利用可能な総時間間隔は、予想される合計 NSF 再開時間よりも長い必要があります。

nsf interface-expires コマンドは、インターネット技術特別調査委員会(IETF)スタイルの NSF だけに適用されます。 シスコ独自の NSF が設定されている場合は無効です。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IETF NSF 再開信号が確認されない場合、各インターフェイスで 1 回だけ再試行を許可する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf ietf
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf interface-expires 1
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

hello-multiplier

ネイバーが見落とすことができる IS-IS hello パケット数の最大値を指定します。見落とされたパケット数がこの値を超えると、ルータは隣接がダウンしていると宣言します。

nsf interface-timer

確認されない IETF NSF の再開の試行を繰り返す間隔を設定します。

nsf interface-timer

確認されないインターネット技術特別調査委員会(IETF)ノンストップ フォワーディング(NSF)の再開試行を繰り返してからの間隔を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで nsf interface-timer コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

nsf interface-timer seconds

no nsf interface-timer

構文の説明

seconds

NSF 再開間隔(秒単位)。 範囲は 3 ~ 20 秒です。

コマンド デフォルト

seconds:10 秒

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IETF NSF 再開処理が開始されると、hello パケットはルータのネイバーによって確認される必要がある NSF 再開フラグを送信します。 hello パケットが再送信されてからの再開間隔を制御するには、nsf interface-timer コマンドを使用します。 再開間隔は hello 間隔に一致する必要はありません。

nsf interface-timer コマンドは、IETF スタイルの NSF だけに適用されます。 シスコ独自の NSF が設定されている場合は無効です。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、フラグが確認されるまで、NSF 再開フラグ セットを持つ hello パケットが 5 秒ごとに再送信されることを確認する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf ietf
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf interface-timer 5
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

nsf interface-expires

確認された NSF の再開確認応答を再送信する回数を設定します。

hello-interval(IS-IS)

ソフトウェアが送信する hello パケット間の時間間隔を指定します。

nsf lifetime(IS-IS)

ノンストップ フォワーディング(NSF)再開に続くルートの最大有効期間を設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで nsf lifetime コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

nsf lifetime seconds

no nsf lifetime

構文の説明

seconds

NSF 再開に続くルートの最大有効期間(秒単位)。 範囲は 5 ~ 300 秒です。

コマンド デフォルト

seconds:60 秒(1 分)

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

シスコ独自の NSF の再開中に、チェックポイントされた隣接とリンクステート パケット(LSP)情報の取得に利用可能な最大時間を設定するには、nsf lifetime コマンドを使用します。 この間隔中に回復されない LSP と隣接は放棄されるため、ネットワーク トポロジの変更が発生します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、NSF プロセス全体に 20 秒だけ使用できるようにルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf cisco
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# nsf lifetime 20
  
         

passive(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)パケットがインターフェイスに転送され、受信したパケットがインターフェイス上で処理されないよう抑制するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで passive コマンドを使用します。 インターフェイスに着信する IS-IS パケットを元に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

passive

no passive

コマンド デフォルト

インターフェイスはアクティブです。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/0/1 上の IS-IS パケットを抑制するようにルータを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# passive
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

suppressed

IS-IS インターフェイスが LSP 内の接続されたプレフィックスをアドバタイズせずに隣接の形成に参加できるようにします。

point-to-point

ブロードキャスト リンクの代わりにポイントツーポイント リンクとして機能するように、ブロードキャスト メディアと統合された Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティング プロトコルを使用する 2 つのネットワーキング デバイスだけを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで point-to-point コマンドを使用します。 ポイントツーポイントとしての使用をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

point-to-point

no point-to-point

構文の説明

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

ブロードキャスト メディアに接続されている場合、インターフェイスはブロードキャストとして扱われます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

2 つのネットワーキング デバイスをネットワーク内のブロードキャスト メディア上だけで、point-to-point コマンドを使用します。 このコマンドにより、システムは、ブロードキャストとしてではなくポイントツーポイントとしてパケットを発行します。 このコマンドは、ネットワークにある両方のネットワーキング デバイスで設定します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、ポイントツーポイント インターフェイスとして動作するように、10 ギガビット イーサネット インターフェイスを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface TenGigE 0/6/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# point-to-point
  
         

priority(IS-IS)

指定ルータのプライオリティを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで priority コマンドを使用します。 デフォルトのプライオリティにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority value [ level { 1 | 2 } ]

no priority [value] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

value

ルータのプライオリティ。 範囲は 0 ~ 127 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

value:64

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

プライオリティはレベル 1 とレベル 2 で別々に設定できます。 レベル 1 またはレベル 2 を指定すると、レベル 1 またはレベル 2 のルーティングのプライオリティだけがそれぞれリセットされます。 レベルを指定しない場合、すべてのレベルに対して設定できます。

プライオリティは、LAN 上のどのルータが指定ルータであるか、または Designated Intermediate System(DIS; 指定中間システム)であるかを決定するのに使用されます。 プライオリティは hello パケットでアドバタイズされます。 最高のプライオリティを持つルータが DIS になります。

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルでは、バックアップ指定ルータはありません。 プライオリティを 0 に設定すると、そのシステムが DIS になる可能性は低くなりますが、完全には回避できません。 より高いプライオリティを持つルータがオンライン上に配置されると、現在の DIS のロールを引き継ぎます。 同等のプライオリティ場合、より高い MAC アドレスの方が引き継ぎます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 1 のルーティング プライオリティにプライオリティ レベル 80 を設定する例を示します。 このルータが DIS になる可能性が高くなります。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface TenGigE0/6/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# priority 80 level 1
  
         

propagate level

ある Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)レベルから別のレベルにルートを伝播するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで propagate level コマンドを使用します。 伝播をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

propagate level { 1 | 2 } into level { 1 | 2 } route-policy route-policy-name

no propagate level { 1 | 2 } into level { 1 | 2 }

構文の説明

level {1 | 2}

ルーティング レベル 1 またはレベル 2 ルートから伝播します。

into

レベル 1 またはレベル 2 ルートからレベル 1 またはレベル 2 ルートに伝播します。

route-policy route-policy-name

設定済みのルート ポリシーを指定します。

コマンド デフォルト

ルート リーキング(レベルから 2 からレベル 1)はディセーブルです。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

通常、レベルから 1 からレベル 2 へのルートの伝播は自動的に行われます。 レベル 1 ルートをレベル 2 に伝播できるように適切に制御する必要がある場合は、このコマンドを使用します。

レベル 2 ルートをレベル 1 に伝播する場合を ルート リーキング と呼びます。 デフォルトでは、ルート リークはディセーブルです。 つまり、レベル 2 ルートは、レベル 1 リンクステート パケット(LSP)に自動的に取り込まれません。 レベル 2 ルートをレベル 1 ルートにリークさせるには、このコマンドを使用してその動作をイネーブルにする必要があります。

レベル 1 からレベル 1 の伝播およびレベル 2 からレベル 2 の伝播は許可されません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 2 ルートをレベル 1 に再配布する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 access-list 101 permit ip 10.0.0.0 255.0.0.0 10.1.0.1 0.255.255.255
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.1234.2222.2222.2222.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# propagate level 2 into level 1 route-policy policy_a
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

redistribute(IS-IS)

あるルーティング ドメインから指定された IS-IS インスタンスにルートを再配布します。

redistribute(IS-IS)

あるルーティング プロトコルから Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)にルートを再配布するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで redistribute コマンドを使用します。 コンフィギュレーション ファイルから redistribute コマンドを削除し、ルートの再配布をしないデフォルトの状態にシステムを戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

Border Gateway Protocol (BGP)

redistribute bgp process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute bgp process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

Connected Routes

redistribute connected [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute connected [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

Intermediate System-to-Intermediate System (IS-IS)

redistribute isis process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute isis process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

Open Shortest Path First (OSPF)

redistribute ospf process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ] } ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute ospf process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ] } ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

Open Shortest Path First Version 3 (OSPFv3)

redistribute ospfv3 process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ] } ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute ospfv3 process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ] } ] [ metric metric-value ] [ metric-type { internal | external } ] [ route-policy route-policy-name ]

Static Routes

redistribute static [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 } ] [ route-policy route-policy-name ]

no redistribute static [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 } ] [ route-policy route-policy-name ]

構文の説明

process-id

bgp キーワードの場合、自律システム番号には次の範囲があります。

  • 2 バイトの自律システム番号(ASN)の範囲は 1 ~ 65535 です。
  • asplain 形式の 4 バイトの自律システム番号(ASN)の範囲は 1 ~ 4294967295 です。
  • asdot 形式の 4 バイトの自律システム番号(ASN)の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。

isis キーワードの場合は、ルートの再配布元である IS-IS インスタンス ID です。

ospf キーワードの場合は、ルートの再配布元である OSPF プロセス名です。 値は文字列の形式を取ります。 10 進数を入力できますが、ストリングとして内部に格納されます。

ospfv3 キーワードの場合は、ルートの再配布元である OSPFv3 プロセス名です。 値は文字列の形式を取ります。 10 進数を入力できますが、ストリングとして内部に格納されます。

level-1

(任意)再配布されるルートがルータのレベル 1 LSP 内にアドバタイズされるように指定します。

level-1-2

(任意)再配布されるルートがルータのレベル 1 およびレベル 2 LSP 内にアドバタイズされるように指定します。

level-2

(任意)再配布されるルートがルータのレベル 2 LSP 内にアドバタイズされるように指定します。

metric metric-value

(任意)再配布ルートに使用されるメトリックを指定します。 範囲は 0 ~ 16777215 です。 metric-value は、ルートが再配布されるエリアおよびトポロジの IS-IS メトリック スタイルと一致している必要があります。

metric-type {internal | external}

(任意)IS-IS ルーティング ドメインにアドバタイズされるルートに関連付けられた外部リンク タイプを指定します。 次の 2 つの値のいずれかにすることができます。

  • external
  • internalinternal キーワードを使用して IS-IS 内部メトリック タイプを設定します。
  • externalexternal キーワードを使用して IS-IS 外部メトリック タイプを設定します。

内部メトリックを持つルート(メトリックがどれだけ大きい場合でも)は、外部メトリック(メトリックがどれだけ小さい場合でも)を持つルートよりも優先されます。

route-policy route-policy-name

(任意)設定されたポリシーの ID を指定します。 ポリシーは、このソース ルーティング プロトコルから IS-IS までのルートの重要性をフィルタリングするために使用されます。

match {internal | external [1 | 2] | nsaa-external [1 | 2]}

(任意)OSPF ルートを他のルーティング ドメインに再配布する条件を指定します。 次の 1 つ以上の条件を指定できます。

  • internal:特定の自律システムの内部のルート(エリア内およびエリア間 OSPF ルート)。
  • external [1 | 2]:自律システム外部のルートである一方で、タイプ 1 またはタイプ 2 の外部ルートとして OSPF にインポートされているルート。
  • nssa-external [1 | 2]:自律システム外部のルートである一方で、タイプ 1 またはタイプ 2 の Not-So-Stubby Area(NSSA)外部ルートとして OSPF にインポートされているルート。

external および nssa-external オプションでタイプを指定しなかった場合は、タイプ 1 とタイプ 2 の両方であると想定されます。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 2 が設定されます。

metric-type:internal

match:match キーワードを指定しない場合、すべての OSPF ルートが再配布されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

4 バイトの自律システム番号表記の asplain 形式がサポートされました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。


(注)  


属性とルート ポリシーの設定または照合のために両方のコマンド キーワードを使用してルートを(IS-IS に)再配布する場合、ルートは最初にルート ポリシーを調べ、その後キーワードの照合と設定を調べます。


別個の IS-IS インスタンス間のルートの再配布を制御するには、redistribute コマンドを使用します。 1 つの IS-IS インスタンスのレベル間の伝播を制御するには、propagate level コマンドを使用します。

IPv4 OSPF アドレスだけが IS-IS IPv4 アドレス ファミリに再配布できます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次の例では、IS-IS インスタンス isp_A が、レベル 2 LSP 内の IS-IS インスタンス isp_B のすべてのルートを再アドバタイズします。 level-2 キーワードは、どのレベルのインスタンス isp_A がルートをアドバタイズするかに影響を与え、どのインスタンス isp_B からのルートがアドバタイズされるかには影響を与えないことに注意してください (IS-IS インスタンス isp_B からのレベル 1 ルートは再配布に含まれます)。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp_A
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.1234.2222.2222.2222.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# redistribute isis isp_B level-2
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp_B
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# is-type level 1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.4567.2222.2222.2222.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast

関連コマンド

コマンド

説明

propagate level

ある IS-IS レベルから別のレベルにルートを伝播します。

retransmit-interval(IS-IS)

ポイントツーポイント上の各 Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート パケット(LSP)の再伝送間の時間を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで retransmit-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

retransmit-interval seconds [ level { 1 | 2 } ]

no retransmit-interval [ seconds [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

seconds

各 LSP の連続再送信間隔(秒単位)。 これは、接続されたネットワーク間の 2 つのネットワーキング デバイス間の予想されるラウンドトリップ遅延より大きい整数です。 範囲は 0 ~ 65535 秒です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

seconds:5 秒

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

retransmit-interval コマンドは LAN(マルチポイント)インターフェイス上では無効です。 ポイントツーポイント リンクでは、この値を増やしてネットワークの安定性を強化できます。

再伝送は LSP がドロップされた場合に限り発生するため、このコマンドで高い値を設定しても、再コンバージェンスにはほとんど影響はありません。 ネイバー ネットワーキング デバイスが多くなるほど、LSP がフラッディングできるパスが多くなり、この値をより高く設定できます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、大規模なシリアル ラインに対して 60 秒ごとに IS-IS LSP を再伝送する GigabitEthernet インターフェイス 0/2/0/1 を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# retransmit-interval 60
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

retransmit-throttle-interval

ポイントツーポイント インターフェイスの IS-IS LSP 再送信間の時間を設定します。

retransmit-throttle-interval

ポイントツーポイント インターフェイス上の異なる Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート パケット(LSP)の再送信間の最小間隔を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで retransmit-throttle-interval コマンドを使用します。 コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

retransmit-throttle-interval milliseconds [ level { 1 | 2 } ]

no retransmit-throttle-interval [ milliseconds [ level { 1 | 2 } ] ]

構文の説明

milliseconds

インターフェイス上の LSP 再送信間の最小遅延(ミリ秒単位)です。 範囲は 0 ~ 65535 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のルーティングを個別に指定します。

コマンド デフォルト

デフォルトは 0 です。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

インターフェイス上の任意の 2 つの連続 LSP の再送信間で待機する必要がある最小間隔を定義するには、retransmit-throttle-interval コマンドを使用します。 retransmit-throttle-interval コマンドは、多くの LSP と多くのインターフェイスを持つ大規模なネットワークで LSP 再送信トラフィックを制御する方法として役立つ場合があります。 このコマンドは、インターフェイスで LSP を再送信できるレートを制御します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、LSP 伝送の速度を 300 ミリ秒ごとに 1 回に制限するように GigabitEthernet インターフェイス 0/2/0/1 を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/2/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# retransmit-throttle-interval 300
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

lsp-gen-interval

同じ LSP を再生成する間の最小間隔を設定します。

retransmit-interval(IS-IS)

ポイントツーポイント上の各 IS-IS LSP の再伝送間の時間を設定します。

router isis

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティング プロトコルをイネーブルにし、IS-IS インスタンスを指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで router isis コマンドを使用します。 IS-IS ルーティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

router isis instance-id

no router isis instance-id

構文の説明

instance-id

ルーティング プロセスの名前。 文字の最大数は 40 です。

コマンド デフォルト

IS-IS ルーティング プロトコルはディセーブルです。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS ルーティング プロセスを作成するには、router isis コマンドを使用します。 エリア(レベル 1)のアドレスとルータのシステム ID を指定するには、適切な Network Entity Title(NET)を設定する必要があります。 隣接関係が確立されてダイナミック ルーティングが可能になる前に、1 つ以上のインターフェイスでルーティングをイネーブルにする必要があります。

複数の IS-IS プロセスを設定できます。 最大 8 個のプロセスを設定できます。 システムでは、最大 5 個の IS-IS インスタンスがサポートされます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IP ルーティングに対する IS-IS を設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.0001.0000.0001.00
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

net

ルーティング プロセスの IS-IS NET を設定します。

set-attached-bit

レベル 1 リンクステート パケット(LSP)内の Attach ビットを持つ Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで set-attached-bit コマンドを使用します。 set-attached-bit コマンドを設定ファイルから削除し、システムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

set-attached-bit

no set-attached-bit

コマンド デフォルト

Attach ビットは LSP 内では設定されません。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

別の IS-IS インスタンスがレベル 2 トポロジを再配布できるようにするレベル 1 LSP 内の Attach ビットを持つ IS-IS インスタンスを設定するには、set-attached bit コマンドを使用します。 Attach ビットは、別の IS-IS インスタンスからのレベル 2 の接続が、レベル 1 の Attach ビットによってアドバタイズされるときに使用されます。

Cisco IOS XR ソフトウェアは、1 つの IS-IS ルーティング インスタンス内の複数のレベル 1 エリアをサポートしません。 ただし、redistribute(IS-IS) コマンドを使用した 2 つの IS-IS インスタンス間のルートの再配布によって、同等の機能を実現できます。

single-topology コマンドが設定されていない場合に限り、Attach ビットは特定のアドレス ファミリに対して設定されます。


(注)  


レベル 2 インスタンスの接続が失われた場合、レベル 1 インスタンス LSP 内の Attach ビットがレベル 2 インスタンスへのトラフィックの送信を続け、トラフィックのドロップを発生させます。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、レベル 2 インスタンスがレベル 1 インスタンスからのルートを再配布できるようにする、レベル 1 インスタンスの Attach ビットを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis 1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.0001.0001.0001.0001.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# redistribute isis 2 level 2
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af-if)# address-family ipv4 unicast
  !
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis 2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# is-type level-1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.0002.0001.0001.0002.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# set-attached-bit
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:routerfig-isis-af)# interface GigabitEthernet 0/1/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af-if)# address-family ipv4 unicast
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

redistribute(IS-IS)

ある IS-IS インスタンスから別のインスタンスにルートを再配布します。

single-topology

IPv6 が設定されている場合、IPv4 用のリンク トポロジを設定します。

set-overload-bit

Shortest Path First(SPF)計算で自身を中間ホップとして使用しないよう、他のルータに通知するようルータを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで set-overload-bit コマンドを使用します。 指定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

set-overload-bit [ on-startup { delay | wait-for-bgp } ] [ level { 1 | 2 } ] [ advertise { external | interlevel } ]

no set-overload-bit [ on-startup { delay | wait-for-bgp } ] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

on-startup

(任意)再起動後、過負荷ビットだけを一時的に設定します。

delay

(任意)再起動後、ルータが過負荷状態になるときをアドバタイズする間隔(秒単位)。 範囲は 5 ~ 86400 秒(86400 秒 = 1 日)です。

wait-for-bgp

(任意)ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)信号が収束またはタイムアウトするまで、スタートアップで過負荷ビットを設定します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の過負荷ビットを個別に指定します。

コマンド デフォルト

過負荷ビットは設定されません。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ルータが nonpseudonode リンクステート パケット(LSP)内に過負荷ビットを設定することを強制するには、set-overload-bit コマンドを使用します。 通常、過負荷ビットの設定はルータに問題が発生した場合に限り許可されます。 たとえば、ルータにメモリ不足が発生している場合、リンクステート データベースが不完全になり、その結果不完全または不正確なルーティング テーブルが生成されている可能性があります。 信頼できないルータの LSP に過負荷ビットを設定すると、ルータが問題から回復するまで、他のルータは SPF 計算でルータを無視することができます。 その結果、信頼できないルータを経由するパスは Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)エリア内の他のルータには見えなくなります。 ただし、このルータに直接接続された IP プレフィックスは引き続き到達可能です。

ルータを IS-IS ネットワークに接続し、どのような場合でも実際のトラフィックが流れないようにする場合、set-overload-bit コマンドが役立つ場合があります。

過負荷ビットが設定されたルータには、次のものがあります。

  • 本稼働ネットワークに接続している研究室内のテスト ルータ。
  • たとえば、非ブロードキャスト マルチアクセス(NBMA)ネットワーク上にある、メッシュ グループ機能とともに LSP フラッディング サーバとして設定されたルータ。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、過負荷ビットを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# set-overload-bit

show isis

show isis コマンドは、IS-IS インスタンスおよびプロトコル操作に関する一般情報を表示します。 インスタンス ID を指定しない場合、このコマンドはすべての IS-IS インスタンスに関する情報を表示します。

show isis [ instance instance-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS 隣接を表示します。

(注)     

instance-id 引数は router isis コマンドによって定義されたインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS 隣接を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

インスタンスごとに、出力の最初の行に IS-IS インスタンス ID がリストされ、以降の行では、IS-IS システム ID、サポート レベル(レベル 1、レベル 2、またはレベル 1 ~ 2)、設定されたエリア アドレス、アクティブなエリア アドレス、ノンストップ フォワーディング(NSF)のステータス(イネーブルまたはディセーブル)とタイプ(Cisco または IETF)、および最終 IS-IS プロセスのスタートアップが実行されたモードが特定されます。

次に、各設定済みアドレス ファミリのステータス(または設定されていない場合は単に IPv4 ユニキャスト)が要約されます。 各レベル(レベル 1 またはレベル 2)について、生成され、受け入れられたメトリック スタイル(ナローまたはワイド)が、incremental Shortest Path First(iSPF)計算のステータス(イネーブルまたはディセーブル)とともにリストされます。 その後、再配布されるプロトコルおよび再配布されるルートに適用されるアドミニストレーティブ ディスタンスがリストされます。

最後に、各 IS-IS インターフェイスの稼働状態(アクティブ、パッシブ、またはディセーブル)および設定状態(アクティブまたはディセーブルに)がリストされます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis
  Wed Aug 20 23:54:55.043 PST DST
  
  IS-IS Router: lab
    System Id: 0000.0000.0002 
    IS Levels: level-2-only
    Manual area address(es):
      49.1122
    Routing for area address(es):
      49.1122
    Non-stop forwarding: Disabled
    Most recent startup mode: Cold Restart
    Topologies supported by IS-IS:
      IPv4 Unicast
        Level-2
          Metric style (generate/accept): Narrow/Narrow
          Metric: 10
          ISPF status: Disabled
        No protocols redistributed
        Distance: 115
    Interfaces supported by IS-IS:
      Loopback0 is running passively (passive in configuration)
      POS0/1/0/2 is running actively (active in configuration)
      POS0/1/0/3 is running actively (active in configuration
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 1 show isis のフィールドの説明

フィールド

説明

IS-IS Router

IS-IS インスタンス ID。

System Id

IS-IS システム ID。

IS Levels

インスタンスのサポート レベル。

Manual area address(es)

ドメインおよびエリア。

Routing for area address(es):

設定済みのエリア アドレスおよびアクティブなエリア アドレス。

Non-stop forwarding

ノンストップ フォワーディング(NSF)のステータス(イネーブルまたはディセーブル)とタイプ(Cisco または IETF)。

Most recent startup mode

最終 IS-IS プロセスのスタートアップが実行されたモード。

Topologies supported by IS-IS

各設定済みアドレス ファミリのステータス(または設定されていない場合は単に IPv4 ユニキャスト)の要約。

Redistributed protocols

再配布されるプロトコルおよび再配布されるルートに適用されるアドミニストレーティブ ディスタンスのリスト。

Metric style (generate/accept)

各設定済みアドレス ファミリのステータス(または設定されていない場合は単に IPv4 ユニキャスト)の要約。 各レベル(レベル 1 またはレベル 2)について、生成され、受け入れられたメトリック スタイル(ナローまたはワイド)が、incremental Shortest Path First(iSPF)計算のステータス(イネーブルまたはディセーブル)とともにリストされます。

Interfaces supported by IS-IS

各 IS-IS インターフェイスの稼働状態(アクティブ、パッシブ、またはディセーブル)および設定状態(アクティブまたはディセーブルに)。

show isis adjacency

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)隣接を設定するには、EXEC モードで show isis adjacency コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] adjacency [ level { 1 | 2 } ] [ type interface-path-id ] [detail] [ systemid system-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS 隣接を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS 隣接を個別に指定します。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

detail

(任意)ネイバー IP アドレスとアクティブなトポロジを表示します。

systemid system-id

(任意)指定されたルータに限り情報を表示します。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS 隣接を表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis adjacency コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis adjacency
  
  IS-IS p Level-1 adjacencies:
  System Id      Interface        SNPA           State Hold     Changed  NSF      BFD
  12a4           PO0/1/0/1        *PtoP*         Up    23       00:00:06 Capable  Init
  12a4           Gi0/6/0/2        0004.2893.f2f6 Up    56       00:04:01 Capable  Up
  
  Total adjacency count: 2
  
  IS-IS p Level-2 adjacencies:
  System Id      Interface        SNPA           State Hold     Changed  NSF      BFD
  12a4           PO0/1/0/1        *PtoP*         Up    23       00:00:06 Capable  None
  12a4           Gi0/6/0/2        0004.2893.f2f6 Up    26       00:00:13 Capable  Init
  
  Total adjacency count: 2
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 2 show isis adjacency のフィールドの説明

フィールド

説明

Level-1

レベル 1 の隣接。

Level-2

レベル 2 の隣接。

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Interface

ネイバーに到達するために使用されるインターフェイス。

SNPA

ネイバーのデータ リンク アドレス(サブネットワーク接続点 [SNPA] とも呼ばれます)。

State

ネイバー インターフェイスの隣接状態。 有効な状態は、Down、Init、および Up です。

Holdtime

ネイバーのホールドタイム。

Changed

ネイバーがアップされている時間(時間:分:秒)。

NSF

ネイバーが IETF-NSF 再開メカニズムに追随できるかどうかを指定します。

BFD

インターフェイスに Bidirectional Forwarding Detection(BFD)ステータスを指定します。 有効な状態は次のとおりです。

  • None:BFD は設定されません。
  • Init:BFD セッションはアップされていません。 1 つの理由は、反対側がまだイネーブルになっていないためです。
  • Up:BFD セッションは確立されています。
  • Down:BFD セッションのホールドタイムの期限が切れました。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis neighbors

IS-IS ネイバーに関する情報を表示します。

show isis adjacency-log

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)隣接ログを表示するには、EXEC モードで show isis adjacency-log コマンドを使用します。

show isis adjacency-log [ level { 1 | 2 } ] [ last number | first number ]

構文の説明

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS 隣接ログを個別に表示します。

last number

(任意)出力がエントリの最後の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 100 です。

first number

(任意)出力がエントリの最初の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 100 です。

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis adjacency-log コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow isis adjacency-log
  
     IS-IS 10 Level 1 Adjacency log
  When           System          Interface          State   Details
  4d00h          12a1            PO0/5/0/0          d -> i
  4d00h          12a1            PO0/5/0/0          i -> u  New adjacency
                                                            IPv4 Unicast Up
  4d00h          12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  4d00h          12a1            Gi0/6/0/0          u -> d  Interface state
  down
  3d17h          12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  3d17h          12a1            Gi0/6/0/0          u -> d  Interface state
  down
  01:44:07       12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  
     IS-IS 10 Level 2 Adjacency log
  When           System          Interface          State   Details
  4d00h          12a1            PO0/5/0/0          d -> i
  4d00h          12a1            PO0/5/0/0          i -> u  New adjacency
                                                            IPv4 Unicast Up
  4d00h          12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  4d00h          12a1            Gi0/6/0/0          u -> d  Interface state
  down
  3d17h          12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  3d17h          12a1            Gi0/6/0/0          u -> d  Interface state
  down
  01:44:07       12a1            Gi0/6/0/0          d -> u  New adjacency
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 3 show isis adjacency-log のフィールドの説明

フィールド

説明

When

イベントが記録されてからの経過時間(時間:分:秒)。

System

隣接ルータのシステム ID。

Interface

隣接変更に関係するインターフェイスを指定します。

State

記録されたイベントの状態の移行。

Details

隣接変更の説明。

show isis checkpoint adjacency

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)チェックポイント隣接データベースを表示するには、EXEC モードで show isis checkpoint adjacency コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] checkpoint adjacency

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS チェックポイント隣接を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS チェックポイント隣接を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

チェックポイントされた隣接を表示するには、show isis checkpoint adjacency コマンドを使用します。 この情報によって、シスコ独自のノンストップ フォワーディング(NSF)の再開中に隣接データベースを格納できます。 このコマンドは、show isis adjacency コマンドとともに、2 つのデータベースの一貫性を確認するために使用されます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis checkpoint adjacency コマンドの出力例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router# show 
            isis 
            checkpoint 
            adjacency 
  
  Interface        Level  System ID        State  Circuit ID          Chkpt ID
  Gi3/0/0/1           1    router-gsr8      Up     0001.0000.0008.04   80011fec
  Gi0/4/0/1           1    router-gsr9      Up     0001.0000.0006.01   80011fd8
  Gi/0/0/1           2    router-gsr8      Up     0001.0000.0008.04   80011fc4
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 4 show isis checkpoint adjacency のフィールドの説明

フィールド

説明

Interface

ネイバーに到達するために使用されるインターフェイス。

Level

設定済みのレベル 1 またはレベル 2 隣接を持つルータのいずれかをリストします。

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

State

ネイバー インターフェイスの状態。

Circuit ID

回線の作成時に回線に対して発行された一意の ID。

Chkpt ID

チェックポイントの作成時にチェックポイントに対して発行された一意の ID。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis adjacency

IS-IS 隣接を表示します。

show isis checkpoint lsp

IS-IS チェックポイント LSP データベースを表示します。

show isis checkpoint interface

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)チェックポイント インターフェイスを表示するには、EXEC モードで show isis checkpoint interface コマンドを使用します。

show isis checkpoint interface

このコマンドには、キーワードと引数はありません。

コマンド デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis checkpoint interface コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis checkpoint interface 
       
  IS-IS 10 checkpoint interface
  Interface         Index  CircNum  DIS Areas    Chkpt ID
  PO0/5/0/0         0      0        NONE         80002fe8
  Gi0/6/0/0         1      3        L1L2         80002fd0

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 5 show isis checkpoint interface のフィールドの説明

フィールド

説明

Interface

ネイバーに到達するために使用されるインターフェイス。

Index

インターフェイスの作成時にインターフェイスに割り当てられたインターフェイス インデックス。

CircNum

回線に対して内部的に発行された一意の ID。

DIS Areas

指定中間システム(DIS)エリア。

Chkpt ID

チェックポイントの作成時にチェックポイントに対して発行された一意の ID。

show isis checkpoint lsp

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)チェックポイント リンクステート パケット(LSP)プロトコル データ ユニット(PDU)ID データベースを表示するには、EXEC モードで show isis checkpoint lsp コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] checkpoint lsp

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定されたインスタンスに限り IS-IS チェックポイント LSP を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS チェックポイント LSP を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

このコマンドによって表示されるチェックポイントされた LSP は、シスコ独自のノンストップ フォワーディング(NSF)の再開中に LSP データベースを格納するために使用されます。 show isis checkpoint lsp コマンドは、show isis database コマンドとともに、2 つのデータベースの一貫性を確認するために使用されます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis checkpoint lsp コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# 
               show isis checkpoint lsp
            
  
  Level  LSPID              Chkpt ID 
  1      router-gsr6.00-00  80011f9c 
  1      router-gsr6.01-00  80011f88 
  1      router-gsr8.00-00  80011f74 
  1      router-gsr9.00-00  80011f60 
  2      router-gsr6.00-00  80011f4c 
  2      router-gsr6.01-00  80011f38 
  2      router-gsr8.00-00  80011f24 
  2      router-gsr9.00-00  80011f10 
  Total LSP count: 8 (L1: 4, L2 4, local L1: 2, local L2 2) 
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 6 show isis checkpoint lsp のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

設定済みのレベル 1 またはレベル 2 隣接を持つルータ。

LSPID

LSP ID。 最初の 6 オクテットは、LSP を生成したルータのシステム ID を形成します。

次のオクテットは疑似ノード ID です。 このバイトが 0 の場合は、LSP はシステムからのリンクを記述します。 ゼロでない場合は、LSP は、いわゆる非疑似ノード LSP です。 これは、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルのルータ リンクステート アドバタイズメント(LSA)に類似しています。 LSP は発信元ルータの状態について記述します。

各 LAN では、その LAN の指定ルータは、その LAN に接続されたすべてのシステムについて記述する pseudonode LSP を作成し、フラッディングします。

最後のオクテットは LSP 番号です。 1 つの LSP 内に収まるデータを超えるデータが存在する場合、LSP は複数の LSP フラグメントに分割されます。 各フラグメントには、異なる LSP 番号が割り当てられます。 アスタリスク(*)は、その LSP が、このコマンドの送信元のシステムによって生成されたことを示します。

Chkpt ID

チェックポイントの作成時にチェックポイントに対して発行された一意の ID。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis checkpoint adjacency

IS-IS チェックポイント隣接データベースを表示します。

show isis database

IS-IS リンクステート データベースを表示します。

show isis database

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート パケット(LSP)データベースを表示するには、EXEC モードで show isis database コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] database [ level { 1 | 2 } ] [update] [summary] [detail] [verbose] [ * | lsp-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定されたインスタンスに限り IS-IS LSP データベースを表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS LSP データベースを個別に表示します。

update

(任意)アップデート スレッドによって管理された LSP データベースの内容を表示します。

summary

(任意)LSP ID 番号、シーケンス番号、チェックサム、ホールドタイム、およびビット情報を表示します。

detail

(任意)各 LSP の内容を表示します。

verbose

(任意)各 LSP の内容を表示します。

* | lsp-id

(任意)LSP プロトコル データ ユニット(PDU)識別子。 ID 番号によって 1 つの LSP の内容を表示するか、* をワイルドカード文字として含めることができます。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS LSP データベースを表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show isis database コマンドの各オプションは同じコマンド エントリ内の任意のストリングに入力できます。 たとえば、構文 show isis database detail level 2 および show isis database level 2 detail は両方とも有効なコマンドを指定し、同じ出力を生成します。

このコマンドで summary キーワードを使用すると、大規模な IS-IS データベースをフィルタリングし、問題のあるエリアをすばやく特定できます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、キーワードを指定しない場合の show isis database コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis database 
  
  IS-IS Area a1 (Level-1) Link State Database
  LSPID                 LSP Seq Num  LSP Checksum  LSP Holdtime  ATT/P/OL
  router-gsr6.00-00   * 0x00000016   0x62c8        896             0/0/0
  router-gsr6.01-00   * 0x0000000f   0x56d9        902             0/0/0
  router-gsr8.00-00     0x00000019   0x4b6d        1015            0/0/0
  router-gsr9.00-00     0x00000016   0x33b7        957             0/0/0
  
  
   Total LSP count: 4 (L1: 4, L2 0, local L1: 2, local L2 0)

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 7 show isis database のフィールドの説明

フィールド

説明

LSPID

LSP ID。 最初の 6 オクテットは、LSP を生成したルータのシステム ID を形成します。

次のオクテットは疑似ノード ID です。 このバイトが 0 の場合は、LSP はシステムからのリンクを記述します。 ゼロでない場合は、LSP は、いわゆる非疑似ノード LSP です。 これは、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルのルータ リンクステート アドバタイズメント(LSA)に類似しています。 LSP は発信元ルータの状態について記述します。

各 LAN では、その LAN の指定ルータは、その LAN に接続されたすべてのシステムについて記述する pseudonode LSP を作成し、フラッディングします。

最後のオクテットは LSP 番号です。 1 つの LSP 内に収まるデータを超えるデータが存在する場合、LSP は複数の LSP フラグメントに分割されます。 各フラグメントには、異なる LSP 番号が割り当てられます。 アスタリスク(*)は、その LSP が、このコマンドの送信元のシステムによって生成されたことを示します。

LSP Seq Num

他のシステムが発信元から最新情報を受信しているか判断できる、LSP のシーケンス番号。

LSP Checksum

LSP パケットのチェックサム。

LSP Holdtime

LSP が有効になっている時間(秒数)。 LSP Holdtime が 0 である場合は、LSP がパージされて、すべてのルータのリンクステート データベース(LSDB)から削除されていることを示します。 値は、除去された LSP が完全に削除されるまでに LSDB 内に存続する時間を示します。

ATT/P/OL

ATT:Attach ビット。 このビットは、そのルータがレベル 2 ルータでもあるため、他のエリアに到達できることを示します。 他のレベル 2 ルータへの接続が失われたレベル 1 だけのルータとレベル 1 ~ 2 ルータは、Attach ビットを使用して最も近いレベル 2 ルータを見つけます。 これらは、最も近いレベル 2 ルータへのデフォルト ルートを指定します。

P:P ビット。 中継システムがエリア パーティションの修復ケーブルであるかどうかを検出します。 シスコおよび他のベンダーは、エリア パーティション修復をサポートしません。

OL:過負荷ビット。 IS が混雑しているかどうかを判断します。 過負荷ビットが設定されると、他のルータはルータの計算時にこのシステムを中継ルータとして使用しません。 過負荷になっているルータに直接接続された宛先のパケットだけが、このルータに送信されます。

次に、show isis database コマンドで summary キーワードを指定した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis database summary
  
  IS-IS 10 Database Summary for all LSPs
                                Active             Purged              All
                           L1    L2   Total   L1    L2   Total   L1    L2   Total
                          ----- ----- -----  ----- ----- -----  ----- ----- -----
  Fragment 0 Counts
             Router LSPs:     1     1     2      0     0     0      1     1     2
        Pseudo-node LSPs:     0     0     0      0     0     0      0     0     0
                All LSPs:     1     1     2      0     0     0      1     1     2
  Per Topology
      IPv4 Unicast
        ATT bit set LSPs:     0     0     0      0     0     0      0     0     0
        OVL bit set LSPs:     0     0     0      0     0     0      0     0     0
  
  All Fragment Counts
             Router LSPs:     1     1     2      0     0     0      1     1     2
        Pseudo-node LSPs:     0     0     0      0     0     0      0     0     0
                All LSPs:     1     1     2      0     0     0      1     1     2
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 8 show isis database summary のフィールドの説明

フィールド

説明

Router LSPs

ルータに関連付けられたアクティブな LSP、除去された LSP、および合計 LSP。

Pseudo-node LSPs:

pseudonode に関連付けられたアクティブな LSP、除去された LSP、および合計 LSP。

All LSPs:

アクティブな LSP と除去された LSP の合計。

ATT bit set LSPs

Attach ビット(ATT)。 ルータがレベル 2 ルータでもあり、他のエリアに到達できることを示します。 他のレベル 2 ルータへの接続が失われたレベル 1 だけのルータとレベル 1 ~ 2 ルータは、Attach ビットを使用して最も近いレベル 2 ルータを見つけます。 これらは、最も近いレベル 2 ルータへのデフォルト ルートを指定します。

OVL bit set LSPs

過負荷ビット。 IS が輻輳しているかどうかを指定します。 過負荷ビットが設定されると、他のルータはルータの計算時にこのシステムを中継ルータとして使用しません。 過負荷になっているルータに直接接続された宛先のパケットだけが、このルータに送信されます。

次に、show isis database コマンドで detail キーワードを指定した場合の出力例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp database detail 
  
  IS-IS isp (Level-1) Link State Database
      LSPID                 LSP Seq Num  LSP Checksum  LSP Holdtime  ATT/P/OL
      router-5.00-00       0x00000003 0x8074460 457             0/0/0
        Area Address: 49
    Area Address: 01
        NLPID:        0xcc
    Hostname:    router-5
        IP Address:  172.1.1.5
        Metric: 0  IP 172.3.55.0/24
        Metric: 10         IP 172.6.1.0/24
    MT:           IPv6 Unicast                                     0/0/0
    Metric: 10 IP 172.7.0.0/24
        Metric: 10         IS router-11.00
        Metric: 10         IS router-11.01
    router-11.00-00  * 0x0000000b   0x8074460        1161            0/0/0
    Area Address: 49
        NLPID:       0xcc
        Hostname:    router-11
    IP Address:   192.168.0.145
        IP Address:  172.1.11.11     Metric: 0        IP 172.1.111.0/24
        Metric: 10         IP 172.016.1.0/24
        Metric: 10         IP 172.007.0.0/24
        Metric: 10         IS router-11.01
        Metric: 10         IS router-5.00
      router-11.01-00  * 0x00000001   0x80770ec        457             0/0/0
        Metric: 0          IS router-11.00
        Metric: 0          IS router-5.00
      Affinity: 0x00000000
      Interface IP Address: 10.3.11.145
      Neighbor IP Address: 10.3.11.143
      Physical BW: 155520 kbits/sec
       Total LSP count: 3 (L1: 3, L2 0, local L1: 2, local L2 0)
      Reservable Global pool BW: 0 kbits/sec
      Global Pool BW Unreserved: 
      IS-IS isp (Level-2) Link State Database
      LSPID                 LSP Seq Num  LSP Checksum  LSP Holdtime  ATT/P/OL
      router-5.00-00     0x00000005   0x807997c        457             0/0/0
        [0]: 0        kbits/sec          [1]: 0        kbits/sec
        [2]: 0        kbits/sec          [3]: 0        kbits/sec
        [4]: 0        kbits/sec          [5]: 0        kbits/sec
        [6]: 0        kbits/sec          [7]: 0        kbits/sec
   Area Address: 49
      Interface IP Address: 10.3.11.145
      Neighbor IP Address: 10.3.11.143
        NLPID:       0xcc   Hostname:    router-5IP Address:  172.6.1.5
        Metric: 0  IP 172.3.55.0/24
        Metric: 10         IP 172.1686.1.0/24
        Metric: 10         IS router-11.00
        Metric: 10         IP 172.1.0.0/24
        Metric: 10         IS router-11.01
        Metric: 10         IP 172.8.111.0/24
  
  
      router-11.00-00  * 0x0000000d   0x807997c        1184            0/0/0
        Area Address: 49
        NLPID:       0xcc
        Hostname:    router-11
        IP Address:  172.28.111.111
        Metric: 0          IP 172.8.111.0/24
        Metric: 10         IP 172.6.1.0/24
        Metric: 10         IP 172.7.0.0/24
        Metric: 10         IS router-11.01
        Metric: 10         IS router-5.00
        Metric: 10         IP 172.3.55.0/24    router-gsr11.01-00  * 0x00000001 0x80770ec 457              0/0/0
        Metric: 0          IS router-11.00
        Metric: 0          IS router-5.00
      
       Total LSP count: 3 (L1: 0, L2 3, local L1: 0, local L2 2)
  
  

出力に示されるように、show isis database コマンドによって表示された情報の横に、detail キーワードを指定したコマンドによって各 LSP の内容が表示されます。

表 9 show isis instance isp database detail のフィールドの説明

フィールド

説明

LSPID

LSP ID。 最初の 6 オクテットは、LSP を生成したルータのシステム ID を形成します。

次のオクテットは疑似ノード ID です。 このバイトが 0 の場合は、LSP はシステムからのリンクを記述します。 ゼロでない場合は、LSP は、いわゆる非疑似ノード LSP です。 これは、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルのルータ リンクステート アドバタイズメント(LSA)に類似しています。 LSP は発信元ルータの状態について記述します。

各 LAN では、その LAN の指定ルータは、その LAN に接続されたすべてのシステムについて記述する pseudonode LSP を作成し、フラッディングします。

最後のオクテットは LSP 番号です。 1 つの LSP 内に収まるデータを超えるデータが存在する場合、LSP は複数の LSP フラグメントに分割されます。 各フラグメントには、異なる LSP 番号が割り当てられます。 アスタリスク(*)は、その LSP が、このコマンドの送信元のシステムによって生成されたことを示します。

LSP Seq Num

他のシステムが発信元から最新情報を受信しているか判断できる、LSP のシーケンス番号。

LSP Checksum

LSP パケットのチェックサム。

LSP Holdtime

LSP が有効である時間(秒単位)。 LSP Holdtime が 0 である場合は、LSP がパージされて、すべてのルータのリンクステート データベース(LSDB)から削除されていることを示します。 値は、除去された LSP が完全に削除されるまでに LSDB 内に存続する時間を示します。

ATT/P/OL

ATT:Attach ビット。 このビットは、そのルータがレベル 2 ルータでもあるため、他のエリアに到達できることを示します。 他のレベル 2 ルータへの接続が失われたレベル 1 だけのルータとレベル 1 ~ 2 ルータは、Attach ビットを使用して最も近いレベル 2 ルータを見つけます。 これらは、最も近いレベル 2 ルータへのデフォルト ルートを指定します。

P:P ビット。 中継システムがエリア パーティションの修復ケーブルであるかどうかを検出します。 シスコおよび他のベンダーは、エリア パーティション修復をサポートしません。

OL:過負荷ビット。 IS が混雑しているかどうかを判断します。 過負荷ビットが設定されると、他のルータはルータの計算時にこのシステムを中継ルータとして使用しません。 過負荷になっているルータに直接接続された宛先のパケットだけが、このルータに送信されます。

Area Address

ルータから到達可能なエリア アドレス。 レベル 1 LSP の場合は、送信元ルータ上で手動により設定されるエリア アドレスになります。 レベル 2 LSP の場合、このルートが属しているエリアのすべてのエリア アドレスです。

NLPID

Network Layer Protocol Identifier(NLPID; ネットワーク層プロトコル識別子)。

Hostname

ノードのホスト名。

IP Address:

ノードのアドレス。

Metric

発信元ルータとアドバタイズされるネイバー間の隣接のコストの IS-IS メトリック、またはアドバタイズするルータからアドバタイズされる宛先までにかかるコストのメトリック(IP アドレス、End System(ES; エンド システム)、または Connectionless Network Services(CLNS; コネクションレス型ネットワーク サービス)のプレフィックスを指定できます)。

次に、show isis database detail コマンドの、別の出力例を示します。 これはレベル 2 LSP です。 エリア アドレス 39.0001 は、ルータが存在するエリアのアドレスです。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis database level 2 detail
  
  IS-IS Level-2 Link State Database
  LSPID                 LSP Seq Num  LSP Checksum  LSP Holdtime  ATT/P/OL
  0000.0C00.1111.00-00* 0x00000006   0x4DB3        1194          0/0/0
    Area Address: 39.0001
    NLPID:       0x81 0xCC
    IP Address:  172.18.1.17
    Metric: 10   IS 0000.0C00.1111.09
    Metric: 10   IS 0000.0C00.1111.08
    Metric: 10   IP 172.17.4.0 255.255.255.0
    Metric: 10   IP 172.18.8.0 255.255.255.0
    Metric: 0    IP-External 10.0.0.0 255.0.0.0
  
  

IP エントリは、ルータがアドバタイズする、直接接続された IP サブネット(関連メトリックを含む)です。 IP-External エントリは再配布されるルートです。

表 10 show isis database level 2 detail のフィールドの説明

フィールド

説明

LSPID

LSP ID。 最初の 6 オクテットは、LSP を生成したルータのシステム ID を形成します。

次のオクテットは疑似ノード ID です。 このバイトが 0 の場合は、LSP はシステムからのリンクを記述します。 ゼロでない場合は、LSP は、いわゆる非疑似ノード LSP です。 これは、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルのルータ リンクステート アドバタイズメント(LSA)に類似しています。 LSP は発信元ルータの状態について記述します。

各 LAN では、その LAN の指定ルータは、その LAN に接続されたすべてのシステムについて記述する pseudonode LSP を作成し、フラッディングします。

最後のオクテットは LSP 番号です。 1 つの LSP 内に収まるデータを超えるデータが存在する場合、LSP は複数の LSP フラグメントに分割されます。 各フラグメントには、異なる LSP 番号が割り当てられます。 アスタリスク(*)は、その LSP が、このコマンドの送信元のシステムによって生成されたことを示します。

LSP Seq Num

他のシステムが発信元から最新情報を受信しているか判断できる、LSP のシーケンス番号。

LSP Checksum

LSP パケットのチェックサム。

LSP Holdtime

LSP が有効になっている時間(秒数)。 LSP Holdtime が 0 である場合は、LSP がパージされて、すべてのルータのリンクステート データベース(LSDB)から削除されていることを示します。 値は、除去された LSP が完全に削除されるまでに LSDB 内に存続する時間を示します。

ATT/P/OL

ATT:Attach ビット。 このビットは、そのルータがレベル 2 ルータでもあるため、他のエリアに到達できることを示します。 他のレベル 2 ルータへの接続が失われたレベル 1 だけのルータとレベル 1 ~ 2 ルータは、Attach ビットを使用して最も近いレベル 2 ルータを見つけます。 これらは、最も近いレベル 2 ルータへのデフォルト ルートを指定します。

P:P ビット。 中継システムがエリア パーティションの修復ケーブルであるかどうかを検出します。 シスコおよび他のベンダーは、エリア パーティション修復をサポートしません。

OL:過負荷ビット。 IS が混雑しているかどうかを判断します。 過負荷ビットが設定されると、他のルータはルータの計算時にこのシステムを中継ルータとして使用しません。 過負荷になっているルータに直接接続された宛先のパケットだけが、このルータに送信されます。

Area Address

ルータから到達可能なエリア アドレス。 レベル 1 LSP の場合は、送信元ルータ上で手動により設定されるエリア アドレスになります。 レベル 2 LSP の場合は、このルータが属するエリアのすべてのエリア アドレスになります。

NLPID

Network Layer Protocol Identifier(NLPID; ネットワーク層プロトコル識別子)。

Hostname

ノードのホスト名。

IP Address:

ノードの IP アドレス。

Metric:

発信元ルータとアドバタイズされるネイバー間の隣接のコストの IS-IS メトリック、またはアドバタイズするルータからアドバタイズされる宛先までにかかるコストのメトリック(IP アドレス、End System(ES; エンド システム)、または Connectionless Network Services(CLNS; コネクションレス型ネットワーク サービス)のプレフィックスを指定できます)。

show isis database-log

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)データベース ログ内のエントリを表示するには、EXEC モードで show isis database-log コマンドを使用します。

show isis database-log [ level { 1 | 2 } ] [ last number | first number ]

構文の説明

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 のデータベース ログを個別に表示します。

last number

(任意)出力がエントリの最後の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 1000 です。

first number

(任意)出力がエントリの最初の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 1000 です。

コマンド デフォルト

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis database-log コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis database-log 
  
     IS-IS 10 Level 1 Link State Database Log
                                    New LSP                 Old LSP
  WHEN     LSPID                Op  Seq Num    Holdtime OL  Seq Num    Holdtime OL
  01:17:19 12b1.03-00           REP 0x00000003 1200      0  0x00000002 340       0
  001:06:20 12b1.00-00          REP 0x000001d8 1200      0  0x000001d7 375       0
  01:06:00 12b1.03-00           REP 0x00000004 1200      0  0x00000003 520       0
  01:05:46 12a1.00-00           REP 0x000001fc 1200      0  0x000001fb 425       0
  00:55:01 12b1.00-00           REP 0x000001d9 1200      0  0x000001d8 520       0
  00:53:39 12b1.03-00           REP 0x00000005 1200      0  0x00000004 459       0
  00:53:19 12a1.00-00           REP 0x000001fd 1200      0  0x000001fc 453       0
  00:42:12 12b1.00-00           REP 0x000001da 1200      0  0x000001d9 431       0
  00:39:56 12b1.03-00           REP 0x00000006 1200      0  0x00000005 376       0
  00:38:54 12a1.00-00           REP 0x000001fe 1200      0  0x000001fd 334       0
  00:29:10 12b1.00-00           REP 0x000001db 1200      0  0x000001da 418       0
  00:27:22 12b1.03-00           REP 0x00000007 1200      0  0x00000006 446       0
  00:25:10 12a1.00-00           REP 0x000001ff 1200      0  0x000001fe 375       0
  00:17:04 12b1.00-00           REP 0x000001dc 1200      0  0x000001db 473
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 11 show isis database-log のフィールドの説明

フィールド

説明

WHEN

イベントが記録されてからの経過時間(時間:分:秒)。

LSPID

LSP ID。 最初の 6 オクテットは、LSP を生成したルータのシステム ID を形成します。

次のオクテットは疑似ノード ID です。 このバイトが 0 の場合は、LSP はシステムからのリンクを記述します。 ゼロでない場合は、LSP は、いわゆる非疑似ノード LSP です。 これは、Open Shortest Path First(OSPF)プロトコルのルータ リンクステート アドバタイズメント(LSA)に類似しています。 LSP は発信元ルータの状態について記述します。

各 LAN では、その LAN の指定ルータは、その LAN に接続されたすべてのシステムについて記述する pseudonode LSP を作成し、フラッディングします。

最後のオクテットは LSP 番号です。 1 つの LSP 内に収まるデータを超えるデータが存在する場合、LSP は複数の LSP フラグメントに分割されます。 各フラグメントには、異なる LSP 番号が割り当てられます。 アスタリスク(*)は、その LSP が、このコマンドの送信元のシステムによって生成されたことを示します。

New LSP

トポロジに追加される新しいルータまたは pseudonode。

Old LSP

トポロジから消去される古いルータまたは pseudonode。

Op

データベース上の動作:挿入(INS)または置き換え(REP)。

Seq Num

他のシステムが発信元から最新情報を受信しているか判断できる、LSP のシーケンス番号。

Holdtime

LSP が有効になっている時間(秒数)。 LSP Holdtime が 0 である場合は、LSP がパージされて、すべてのルータのリンクステート データベース(LSDB)から削除されていることを示します。 値は、除去された LSP が完全に削除されるまでに LSDB 内に存続する時間を示します。

OL

過負荷ビット。 IS が混雑しているかどうかを判断します。 過負荷ビットが設定されると、他のルータはルータの計算時にこのシステムを中継ルータとして使用しません。 過負荷になっているルータに直接接続された宛先のパケットだけが、このルータに送信されます。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis database

IS-IS リンクステート パケット(LSP)データベースを表示します。

show isis fast-reroute

プレフィックスごとの LFA 情報を表示するには、EXEC モードで show isis fast-reroute コマンドを使用します。

show isis fast-reroute A.B.C.D/length | detail | summary

構文の説明

A.B.C.D/length

プレフィックスごとの LFA 情報を表示するネットワーク。

detail

バックアップに関するタイブレーク情報を表示するために使用します。

summary

プライオリティ別の保護を持つプレフィックス数を表示するために使用します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更箇所
リリース 4.0.1

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作
isis read

次に、プレフィックスごとの LFA 情報を表示する show isis fast-reroute コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis fast-reroute 10.1.6.0/24

L1 10.1.6.0/24 [20/115]
     via 10.3.7.47, POS0/3/0/1, router2
       FRR backup via 10.1.7.145, GigabitEthernet0/1/0/3, router3 

次に、バックアップに関するタイブレーク情報を表示する show isis fast-reroute detail コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis fast-reroute 10.1.6.0/24 detail 

L1 10.1.6.0/24 [20/115] low priority
     via 10.3.7.47, POS0/3/0/1, router2
       FRR backup via 10.1.7.145, GigabitEthernet0/1/0/3, router3
       P: No, TM: 30, LC: Yes, NP: No, D: No
     src router2.00-00, 192.168.0.47
   L2 adv [20] native, propagated

次に、プライオリティ別の保護を持つプレフィックス数を表示する show isis fast-reroute summary コマンドの出力例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router#show isis fast-reroute summary
IS-IS frr IPv4 Unicast FRR summary

                                      Critical   High       Medium     Low        Total     
                                      Priority   Priority   Priority      Priority             
Prefixes reachable in L1
  All paths protected     0              0             2                8               10        
  Some paths protected 0              0             1                3               4         
  Unprotected                0              0             1                3               4         
  Protection coverage    0.00%     0.00%     75.00%     78.57%     77.78%    
Prefixes reachable in L2
  All paths protected     0              0             0               0                0         
  Some paths protected 0              0             1               0                1         
  Unprotected                0              0             0               0                0         
  Protection coverage    0.00%     0.00%     100.00%   0.00%      100.00%

show isis hostname

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルータ name-to-system ID マッピング テーブル内のエントリを表示するには、EXEC モードで show isis hostname コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] hostname

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、IS-IS ルータ name-to-system ID マッピング テーブルを表示します。

instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS ルータ name-to-system ID マッピング テーブルを表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ダイナミック ホスト名がディセーブルの場合、show isis hostname コマンドはエントリを表示しません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis hostname コマンドで instanceinstance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp hostname
  
  ISIS isp hostnames
      Level  System ID      Dynamic Hostname
       1     0001.0000.0005 router 
       2   * 0001.0000.0011 router-11
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 12 show isis instance isp hostname のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

ルータの IS-IS レベル。

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Dynamic Hostname

ルータのホスト名。

*

ローカル ルータ。

関連コマンド

コマンド

説明

hostname

ローカル ルータの名前を指定します。

hostname dynamic disable

IS-IS ルーティング プロトコルをイネーブルにして、ルータ名のマッピングをシステム ID に動的に更新します。

show isis interface

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インターフェイスに関する情報を表示するには、EXEC モードで show isis interface コマンドを使用します。

show isis interface [ type interface-path-id | level { 1 | 2 } ] [brief]

構文の説明

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS インターフェイス情報を個別に指定します。

brief

(任意)簡単なインターフェイス出力を表示します。

コマンド デフォルト

すべての IS-IS インターフェイスを表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis interface コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router#show isis interface 
            GigabitEthernet 0/3/0/2
   Gi /3/0/2                  Enabled
    Adjacency Formation:      Enabled
    Prefix Advertisement:     Enabled
    BFD:                      Disabled
    BFD Min Interval:         150
    BFD Multiplier:           3
    
    Circuit Type:             level-2-only
    Media Type:               P2P
    Circuit Number:           0
    Extended Circuit Number:  67111168
    Next P2P IIH in:          4 s
    LSP Rexmit Queue Size:    0
    
    Level-2                   
      Adjacency Count:        1
      LSP Pacing Interval:    33 ms
      PSNP Entry Queue Size:  0
    
    CLNS I/O
      Protocol State:         Up
      MTU:                    4469
    
    IPv4 Unicast Topology:    Enabled
      Adjacency Formation:    Running
      Prefix Advertisement:   Running
      Metric (L1/L2):         10/100
      MPLS LDP Sync (L1/L2):  Disabled/Disabled
    IPv6 Unicast Topology:    Disabled (Not cfg on the intf)
    
    IPv4 Address Family:      Enabled
      Protocol State:         Up
      Forwarding Address(es): 10.3.10.143
      Global Prefix(es):      10.3.10.0/24
    IPv6 Address Family:      Disabled (No topology enabled which uses IPv6)
    
    LSP transmit timer expires in 0 ms
    LSP transmission is idle
    Can send up to 9 back-to-back LSPs in the next 0 ms
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 13 show isis interface のフィールドの説明

フィールド

説明

GigabitEthernet0/6/0/0

インターフェイスのステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

Adjacency formation

隣接の形成のステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

Prefix Advertisement

接続されたプレフィックスのアドバタイジングのステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

BFD

Bidirectional Forwarding Detection(BFD)のステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

BFD Min Interval

BFD の最小間隔。

BFD Multiplier

BFD の乗数。

Circuit Type

インターフェイスが実行されるレベル(circuit-type の設定)。ルータ上のレベルのサブセットとなる可能性があります。

Media Type

IS-IS が実行されるメディア タイプ。

Circuit Number

回線に内部的に割り当てられた一意の ID(8 ビットの整数)。

Extended Circuit Number

ポイントツーポイント インターフェイスに限り有効(32 ビットの整数)。

LSP Rexmit Queue Size

インターフェイス上の保留中の LSP 再伝送の数。

Adjacency Count

同じプロトコルのセットをサポートする隣接ルータによって形成された隣接の数。

PSNP Entry Queue Size

次の PSNP 内への取り込みが保留中の SNP エントリの数。

LAN ID

LAN の ID。

Priority (Local/DIS)

このインターフェイスのプライオリティまたは指定中間システムのプライオリティ。

Next LAN IIH in

次の LAN hello メッセージが送信される間隔(秒単位)。

LSP Pacing Interval

リンクステート パケット(LSP)伝送レート(および他のシステムの受信レートを推定することにより)を短縮する間隔。

Protocol State

プロトコルの稼働状態(アップまたはダウン)。

MTU

リンクの最大伝送単位(MTU)。

SNPA

ネイバーのデータ リンク アドレス(サブネットワーク接続点 [SNPA] とも呼ばれます)。

All Level-n ISs

レイヤ 2 マルチキャスト グループ内のインターフェイス メンバーシップのステータス。 ステータスのオプションは Yes またはマルチキャスト グループのメンバではない理由です。

IPv4 Unicast Topology

トポロジのステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

Adjacency Formation

隣接情報のステータス。 ステータスのオプションは Running または隣接を形成する準備ができていない理由です。

Prefix Advertisement

プレフィックスのアドバタイジングのステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

Metric (L1/L2)

発信元ルータとアドバタイズされるネイバー間の隣接のコストの IS-IS メトリック、またはアドバタイズするルータからアドバタイズされる宛先までにかかるコストのメトリック(IP アドレス、エンド システム(ES)、またはコネクションレス型ネットワーク サービス(CLNS)のプレフィックスを指定できます)。

MPLS LDP Sync (L1/L2)

LDP IS-IS 同期のステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。 イネーブルの場合、同期の状態(Sync Status)が、実現しているか、実現していないかのいずれかで追加表示されます。

IPv4 Address Family

アドレス ファミリのステータス(イネーブル/ディセーブルのいずれか)。

Protocol State

プロトコルの状態。

Forwarding Address(es)

ネクストホップ フォワーディングに対するネイバーとして使用される、このインターフェイス上のアドレス

Global Prefix(es)

LSP 内に含まれる、このインターフェイスのプレフィックス

LSP transmit timer expires in

LSP 伝送の有効期間の間隔(ミリ秒単位)。

LSP transmission is

LSP 伝送の状態。 有効な状態は次のとおりです。

  • アイドル
  • 進行中
  • 要求済み
  • 要求済みおよび進行中

次に、show isis interface コマンドで brief キーワードを指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/0/CPU0:router# show isis interface brief
  
      Interface      All     Adjs    Adj Topos  Adv Topos  CLNS   MTU    Prio
                     OK    L1   L2    Run/Cfg    Run/Cfg                L1   L2
  -----------------  ---  ---------  ---------  ---------  ----  ----  --------
  PO0/5/0/0          Yes    1    1      1/1        1/1     Up    4469    -    -
  Gi0/6/0/0          Yes    1*   1*     1/1        1/1     Up    1497   64   64
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 14 show isis interface brief のフィールドの説明

フィールド

説明

Interface

インターフェイスの名前。

All OK

このインターフェイスでは、すべてが正常に動作しています。

Adjs L1 L2

このインターフェイス上の L1 および L2 隣接の数。

Adj Topos Run/Cfg

隣接の形成に参加するトポロジの数。 隣接の形成に参加するように設定されたトポロジの数。

Adv Topos Run/Cfg

プレフィックスのアドバタイジングに参加するトポロジの数。 プレフィックスのアドバタイジングに参加するように設定されたトポロジの数。

CLNS

コネクションレス型ネットワーク サービスのステータス。 ステータスのオプションは Up または Down です。

MTU

インターフェイスの最大伝送単位のサイズ。

Prio L1 L2

インターフェイス L1 のプライオリティ。 インターフェイス L2 のプライオリティ。

show isis lsp-log

リンクステート パケット(LSP)ログ情報を表示するには、EXEC モードで show isis lsp-log コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] lsp-log [ level { 1 | 2 } ] [ last number | first number ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、LSP ログ情報を表示します。

  • instance-id 引数は router isis コマンドによって定義されたインスタンス ID(英数字)です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)リンクステート データベースを個別に表示します。

last number

(任意)出力がエントリの最後の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 20 です。

first number

(任意)出力がエントリの最初の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 20 です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する LSP ログ情報を表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis lsp-log コマンドで instanceinstance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow isis instance isp lsp-log 
  
  ISIS isp Level 1 LSP log
    When       Count      Interface       Triggers
  00:02:36         1                      
  00:02:31         1                      LSPREGEN
  00:02:26         1      PO4/1           DELADJ
  00:02:24         1      PO4/1           NEWADJ
  00:02:23         1      Gi5/0           DIS
  00:01:27         1      Lo0             IPDOWN
  00:01:12         1      Lo0             IPUP
  
  
  ISIS isp Level 2 LSP log
    When       Count      Interface       Triggers
  00:02:36         1 
  00:02:30         1                      LSPREGEN
  00:02:26         1      PO4/1           DELADJ
  00:02:24         1      PO4/1           NEWADJ
  00:02:23         1      Gi5/0           DIS
  00:02:21         1                      AREASET
  00:01:27         1      Lo0             IPDOWN
  00:01:12         1      Lo0             IPUP
  
  
次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

表 15 show isis instance isp lsp-log のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

ルータの IS-IS レベル。

When

以前に LSP の再構築が行われた時刻(時:分:秒)。 直近 20 回分の発生内容が記録されます。

Count

この LSP の実行をトリガーしたイベントの数。 トポロジの変更がある場合、短時間に複数の LSP が受信されることがあります。 ルータは、すべての LSP を実行する前に 5 秒間待機するため、すべての新しい情報を取り込むことができます。 この数は、ルータがすべての LSP を実行する前に 5 秒間待機している間に発生したイベントの数(新しい LSP の受信など)を意味します。

Interface

トリガーされた LSP 再構築の理由に対応するインターフェイス。

Triggers

LSP 再構築をトリガーしたすべての理由を示すリスト。 トリガーは次のとおりです。

  • AREASET:エリア セットの変更
  • ATTACHFLAG:ビットの接続
  • CLEAR:clear コマンド
  • CONFIG:設定の変更
  • DELADJ:隣接の削除
  • DIS:DIS の変更
  • IFDOWN:インターフェイスのダウン
  • IPADDRCHG:IP アドレスの変更
  • IPDEFORIG:IP def-orig
  • IPDOWN:接続された IP のダウン
  • IFDOWN:インターフェイスのダウン
  • IPEXT:外部 IP
  • IPIA:エリア間 IP
  • IPUP:接続された IP のアップ
  • LSPDBOL:LSPDBOL ビット
  • LSPREGEN:LSP の再生成
  • NEWADJ:新しい隣接関係

show isis mesh-group

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)メッシュ グループ情報を表示するには、EXEC モードで show isis mesh-group コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] mesh-group

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、メッシュ グループ情報を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS メッシュ グループ情報を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis mesh-group コマンドで instanceinstance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp mesh-group 
  
  ISIS isp Mesh Groups
  
  Mesh group 6:
  GigabitEthernet 0/4/0/1
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 16 show isis instance isp mesh-group のフィールドの説明

フィールド

説明

Mesh group

このインターフェイスがメンバであるメッシュ グループの番号。 メッシュ グループは、高度にメッシュされたポイントツーポイント トポロジを持つ、非ブロードキャスト マルチアクセス(NBMA)ネットワーク内のリンクステート パケット(LSP)フラッディングを最適化します。 メッシュ グループの一部であるインターフェイスで最初に受信された LSP は、同じメッシュ グループのインターフェイス以外のすべてのインスタンスにフラッディングされます。

GigabitEthernet0/4/0/1

メッシュ グループ 6 に属するインターフェイス。

show isis mpls traffic-eng adjacency-log

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスに対するマルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)の隣接変更のログを表示するには、EXEC モードで show isis mpls traffic-eng adjacency-log コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] mpls traffic-eng adjacency-log [ last number | first number ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、MPLS TE 隣接変更を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

last number

(任意)出力がエントリの最後の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 20 です。

first number

(任意)出力がエントリの最初の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 20 です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する MPLS TE 隣接変更を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

MPLS TE の隣接のステータスを表示するには、show isis mpls traffic-eng adjacency-log コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis mpls traffic-eng adjacency-log コマンドで instance instance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow isis instance isp mpls traffic-eng adjacency-log 
  
  IS-IS isp Level-2 MPLS Traffic Engineering adjacency log
  When      Neighbor ID        IP Address       Interface Status
  00:03:36  router-6           172.17.1.6         PO0/3/0/1 Up     
  00:03:36  router-6           172.17.1.6         PO0/3/0/1 Down     
  00:02:38  router-6           172.17.1.6         PO0/3/0/1 Up
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 17 show isis instance isp mpls traffic-eng adjacency-log のフィールドの説明

フィールド

説明

When

エントリがログに記録されてからの時間(時間:分:秒)。

Neighbor ID

ネイバーの ID の値。

IP Address

ネイバーの IP Version 4(IPv4)アドレス。

Interface

ネイバーが学習されるインターフェイス。

Status

Up(アクティブ)または Down(切断)。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis mpls traffic-eng advertisements

MPLS トラフィック エンジニアリングから最後にフラッドした記録を表示します。

show isis mpls traffic-eng advertisements

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスに対するマルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)から最後にフラッディングされた記録を表示するには、EXEC モードで show isis mpls traffic-eng advertisements コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] mpls traffic-eng advertisements

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、MPLS TE から最後にフラッディングされた記録を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対して MPLS TE から最後にフラッディングされた記録を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

MPLS TE が記録をフラッディングし、帯域幅が適切であることを確認するには、show isis mpls traffic-eng advertisements コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis mpls traffic-eng advertisements コマンドで instanceinstance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp mpls traffic-eng advertisements 
  
  ISIS isp Level-2 MPLS Traffic Engineering advertisements
        System ID: router-9
        Router ID: 172.18.0.9
        Link Count: 1
          Link[0]
            Neighbor System ID: router-gsr6 (P2P link)
            Interface IP address: 172.18.0.9
            Neighbor IP Address: 172.18.0.6
            Admin. Weight: 0
            Physical BW: 155520000 bits/sec
            Reservable BW global: 10000000 bits/sec
            Reservable BW sub: 0 bits/sec
            Global pool BW unreserved: 
              [0]: 10000000 bits/sec, [1]: 10000000 bits/sec
              [2]: 10000000 bits/sec, [3]: 10000000 bits/sec
              [4]: 10000000 bits/sec, [5]: 10000000 bits/sec
              [6]: 10000000 bits/sec, [7]: 10000000 bits/sec
            Sub pool BW unreserved: 
              [0]: 0 bits/sec, [1]: 0 bits/sec
              [2]: 0 bits/sec, [3]: 0 bits/sec
              [4]: 0 bits/sec, [5]: 0 bits/sec
              [6]: 0 bits/sec, [7]: 0 bits/sec
            Affinity Bits: 0x00000000
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 18 show isis instance isp mpls traffic-eng advertisements のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Router ID

MPLS TE ルータ ID。

Link Count

MPLS TE がアドバタイズしたリンクの数。

Neighbor System ID

エリア内のネイバー番号のシステム ID。 n セレクタのすぐ前に表示される 6 バイトはシステム ID です。 システム ID の長さは、固定されたサイズで、変更できません。 システム ID は、個々のエリア(レベル 1)全体を通じ、かつバックボーン(レベル 2)全体を通じて一意でなければなりません。 IS-IS ルーティング ドメインでは、各ルータは 6 バイト 16 進数表記のシステム ID によって表されます。 ネットワーク管理者がネットワーキング デバイスを保守およびトラブルシューティングする場合、ルータ名と対応するシステム ID を知っている必要があります。

Interface IP address

インターフェイスの IP アドレス。

Neighbor IP Address

ネイバーの IP アドレス。

Admin. Weight

対象のリンクに関連付けられている管理上の重み。

Physical BW

リンクの帯域幅容量(ビット/秒)。

Reservable BW

このリンク上で予約された帯域幅。

Global pool BW unreserved

グローバル プールで利用できる、予約されていない帯域幅。

Sub pool BW unreserved

サブプールで利用できる、予約されていない帯域幅の量。

Affinity Bits

フラッディングされているリンク属性フラグ。 ビットは MPLS-TE 固有です。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis mpls traffic-eng adjacency-log

IS-IS に対する MPLS TE 隣接変更のログを表示します。

show isis mpls traffic-eng tunnel

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスに対するマルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック エンジニアリング(MPLS TE)トンネル情報を表示するには、EXEC モードで show isis mpls traffic-eng tunnel コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] mpls traffic-eng tunnel

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り MPLS TE トンネル情報を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する MPLS TE トンネル情報を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

MPLS TE トンネルの現在のステータスを確認するには、show isis コマンドを使用します。

トンネルは IS-IS ネクストホップ計算で使用されます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis mpls traffic-eng tunnel コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis mpls traffic-eng tunnel
  
  ISIS isp Level-2 MPLS Traffic Engineering tunnels
      System Id           Tunnel Name   Bandwidth    Nexthop       Metric   Mode
      router-6            tu0           100000       172.18.1.6      0        Relative

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 19 show isis mpls traffic-eng tunnel のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Tunnel Name

MPLS TE トンネル インターフェイスの名前。

Bandwidth

トンネルの MPLS TE 指定トンネル帯域幅。

Nexthop

トンネルの MPLS TE 宛先 IP アドレス。

Metric

トンネルの MPLS TE メトリック。

Mode

トンネルの MPLS TE メトリック モード。 相対モードまたは絶対モードのいずれかを指定できます。

show isis neighbors

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ネイバーに関する情報を表示するには、EXEC モードで show isis neighbors コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] neighbors [ type interface-path-id | summary ] [detail] [ systemid system-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS ネイバー情報を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

summary

(任意)各レベルに対するネイバー ステータス数を表示します。

detail

(任意)追加の詳細を表示します。

systemid system-id

(任意)指定されたネイバーに限り情報を表示します。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対するネイバー情報を表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis neighbors コマンドで instance instance-id 値を指定した場合の出力例を示します。

  Total neighbor count: 3
  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp neighbors detail
  
  IS-IS isp neighbors:
  System Id      Interface        SNPA           State Holdtime Type IETF-NSF
  e222e          Gi0/1/0/0        *PtoP*         Up    23       L1   Capable 
    Area Address(es): 00
    IPv4 Address(es): 10.1.0.45*
    IPv6 Address(es): fe80::212:daff:fe6b:68a8*
      Topologies: 'IPv4 Unicast' 
    Uptime: 01:09:44
    IPFRR: LFA Neighbor: elise
           LFA IPv4 address: 10.100.1.2
           LFA Router address: 192.168.0.45
  e333e Gi0/1/0/0.1      0012.da6b.68a8 Up    8        L1   Capable 
  e333e          Gi0/1/0/0.1      0012.da6b.68a8 Up    8        L1   Capable 
    Area Address(es): 00
    IPv4 Address(es): 10.100.1.2*
    Topologies: 'IPv4 Unicast'
    Uptime: 01:09:46
    IPFRR: LFA Neighbor: elise
           LFA IPv4 address: 10.1.0.45
           LFA Router address: 192.168.0.45
           LFA Interface: Gi0/1/0/0
  m44i           Gi0/1/0/1        0012.da62.e0a8 Up    7        L1   Capable 
    Area Address(es): 00 11
    IPv4 Address(es): 10.1.2.47*
    IPv6 Address(es): fe80::212:daff:fe62:e0a8*
      Topologies: 'IPv4 Unicast'
    Uptime: 01:09:33
   
  Total neighbor count: 3
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 20 show isis instance isp neighbors のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Interface

ネイバーが到達可能なインターフェイス

SNPA

ネイバーのデータ リンク アドレス(サブネットワーク接続点 [SNPA] とも呼ばれます)。

State

ネイバー インターフェイスの隣接状態。 有効な状態は、Down、Init、および Up です。

Holdtime

ネイバーのホールドタイム。

Type

隣接のタイプ。

IETF-NSF

ネイバーが IETF-NSF 再開メカニズムに追随できるかどうかを指定します。 有効な状態は Capable と Unable です。

Area Address(es)

このルータのエリア アドレス数。

IPv4 Address(es)

このルータで設定された IPv4 アドレス。

Topologies

IS-IS が設定されるアドレスおよびサブアドレス ファミリ。

Uptime

ネイバーがアップ状態になっている期間(時:分:秒)。

IPFRR: LFA Neighbor

IP 高速再ルーティング(IPFRR)ループ フリー代替(LFA)ネイバー。

LFA IPv4 address:

LFA のアドレス。

LFA Interface:

LFA インターフェイス。

次に、show isis neighbors コマンドで summary キーワードを指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis instance isp neighbors summary
  
  ISIS isp neighbor summary:
      State         L1       L2     L1L2
      Up             0        0        2
      Init           0        0        0
      Failed         0        0        0
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 21 show isis neighbors summary のフィールドの説明

フィールド

説明

State

ネイバーの状態はアップ、初期化済み、または失敗です。

L1

レベル 1 ネイバーの数。

L2

レベル 2 ネイバーの数。

L1L2

レベル 1 およびレベル 2 ネイバーの数。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis adjacency

IS-IS 隣接を表示します。

show isis protocol

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスに関するサマリー情報を表示するには、EXEC モードで show isis protocol コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] protocol

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS 隣接を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS 隣接を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis protocol コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis protocol 
  
  IS-IS Router: isp
        System Id: 0001.0000.0011
        IS Levels: level-1-2
        Manual area address(es):
          49
  
        Routing for area address(es):
          49
        Non-stop forwarding: Cisco Proprietary NSF Restart enabled
        Process startup mode: Cold Restart
        Topologies supported by IS-IS:
          IPv4 Unicast
            Level-1 iSPF status: Dormant (awaiting initial convergence)
            Level-2 iSPF status: Dormant (awaiting initial convergence)
            No protocols redistributed
            Distance: 115
        Interfaces supported by IS-IS:
          Loopback0 is running passively (passive in configuration)
          GigabitEthernet 0/4/0/1 is running actively (active in configuration)
          GigabitEthernet 0/5/0/1 is running actively (active in configuration)
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 22 show isis protocol のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID:

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

IS Levels:

ルータの IS-IS レベル。

Manual area address(es)

手動で設定されるエリア アドレス。

Routing for areaaddress(es)

このルータによって提供されるルーティングのエリア アドレス。

Non-stop forwarding:

ノンストップ フォワーディング(NSF)のステータスと名前。

Process startup mode:

最終プロセスのスタートアップが実行されたモード。 有効なモードは次のとおりです。

  • Cisco Proprietary NSF Restart
  • IETF NSF Restart
  • Cold Restart

iSPF status:

この IS-IS インスタンスの incremental Shortest Path First(iSPF)設定の状態。 次の 4 つの状態があります。

Disabled:iSPF は設定されていませんが、iSPF アルゴリズムで使用するトポロジが Full SPF によって構築されるのを待っています。

Dormant:iSPF は設定されていますが、初期化の前に初期コンバージェンスを待っています。

Awake:iSPF は設定されていますが、iSPF アルゴリズムで使用するトポロジが Full SPF によって構築されるのを待っています。

Active:IS-IS は、新しいルート計算を実行する必要がある場合に、iSPF アルゴリズムの使用を考慮する準備ができています。

No protocols redistributed:

表示すべき再配布されるプロトコル情報は存在しません。

Distance:

このプロトコルのアドミニストレーティブ ディスタンス。

show isis route

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)インスタンスの IP 到着可能性情報を表示するには、EXEC モードで show isis route コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] [ ipv4 | ipv6 | afi-all ] [ unicast | multicast [ topology { all | topo-name } ] | safi-all ] route [ ip-address mask | ip-address /length [longer-prefixes] ] [summary] [multicast-intact] [backup] [detail]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定した IS-IS インスタンスに限り、IP 到達可能性情報を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

ipv4

(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。

afi-all

(任意)すべてのアドレス プレフィックスを指定します。

unicast

(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

multicast

(任意)マルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

topology

(任意)中継システムへの IS-IS パスを指定します。

all

(任意)すべてのトポロジを指定します。

topology topo-name

(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。

safi-all

(任意)すべてのセカンダリ アドレス プレフィックスを指定します。

ip-address

(任意)ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。

mask

(任意)次の 2 つの方法のうちいずれかで指定されるネットワーク マスク。

  • 4 分割ドット付き 10 進表記のアドレスでネットワーク マスクを指定します。 たとえば、255.0.0.0 の場合、各ビットが 1 のときに対応するアドレス ビットがネットワーク アドレスであることを示します。
  • ネットワーク マスクは、スラッシュ(/)と数字で表すことができます。 たとえば、/8 は、マスクの最初の 8 ビットが 1 であり、対応するアドレス ビットがネットワーク アドレスであることを示します。

/ length

(任意)IP プレフィックスの長さ。 これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。 10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。 範囲は 0 ~ 32 です。

longer-prefixes

(任意)ルートおよびより詳細なルートを表示します。

summary

(任意)トポロジのサマリー情報を表示します。

multicast-intact

(任意)このエントリの multicast-intact 情報を表示します。

systemid

(任意)システム ID に対するマルチキャスト情報を表示します。

backup

(任意)このエントリのバックアップ情報を表示します。

detail

(任意)リンクステート パケット(LSP)の詳細情報を表示します。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IP 到達可能性情報を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis route コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis route
  
  IS-IS isp IPv4 Unicast routes 
  Codes: L1 - level 1, L2 - level 2, ia - interarea (leaked into level 1)
  df - level 1 default (closest attached router), su - summary null
  C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP, O - OSPF
  i - IS-IS (redistributed from another instance) 
  
  Maximum parallel path count: 8 
  
  L2 10.76.240.6/32 [4/115]
  via 10.76.245.252, SRP0/1/0/2, isp2
  via 10.76.246.252, SRP0/1/0/0, isp2
  C 10.76.240.7/32
  is directly connected, Loopback0
  L2 10.76.240.9/32 [256/115]
  via 10.76.249.2, GigabitEthernet 0/3/0/0, isp3
  L2 10.76.240.10/32 [296/115]
  via 10.76.249.2, GigabitEthernet 0/3/0/0, isp3
  C 10.76.245.0/24
  is directly connected, SRP0/1/0/2
  C 10.76.246.0/24
  is directly connected, SRP0/1/0/0
  C 10.76.249.0/26
  is directly connected, GigabitEthernet 0/3/0/0
  L2 10.101.10.0/24 [296/115]
  via 10.76.249.2, GigabitEthernet 0/3/0/0, isp3
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 23 show isis route ipv4 unicast のフィールドの説明

フィールド

説明

C172.18.0.0/24

GigabitEthernet インターフェイス 0/5/0/0 の接続されたルート

C 172.19.1.0/24

GigabitEthernet インターフェイス 0/4/0/1 の接続されたルート

L1 172.35.0.0/24 [10]

ネットワーク 172.35.0.0/24 へのレベル 1 ルート

C 172.18.0/24

ループバック インターフェイス 0 の接続されたルート

show isis spf-log

ルータが Full Shortest Path First(SPF)計算を実行した頻度と理由を表示するには、EXEC モードで show isis spf-log コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] [ [ ipv4 | ipv6 | afi-all ] [ unicast | multicast [ topology { all | topo-name } ] | safi-all ] ] spf-log [ level { 1 | 2 } ] [ ispf | fspf | prc | nhc ] [ detail | verbose | plfrr | ppfrr ] [ last number | first number ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り、IS-IS SPF ログを表示します。

ipv4

(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。

afi-all

(任意)すべてのアドレス プレフィックスを指定します。

unicast

(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

multicast

(任意)マルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

topology all | topo-name

(任意)すべてのトポロジまたは指定したトポロジ テーブル(topo-name)のトポロジ テーブル情報を指定します。

safi-all

(任意)すべてのセカンダリ アドレス プレフィックスを指定します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS SPF ログを個別に表示します。

ispf

(任意)incremental SPF エントリだけを指定します。

fspf

(任意)Full SPF エントリだけを指定します。

prc

(任意)部分的なルート計算だけを指定します。

nhc

(任意)ネクストホップ ルート計算だけを指定します。

detail

(任意)詳細出力を指定します。 計算に要した時間と、計算結果による変更の詳細が表示されます。

verbose

(任意)詳細な出力を指定します。

last number

(任意)出力がエントリの最後の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 210 です。

first number

(任意)出力がエントリの最初の number に制限されるように指定します。 範囲は 1 ~ 210 です。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS 隣接を表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

すべてのタイプのルート計算(fspf、ispf、および prc だけではなく)を表示します。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis spf-log コマンドの出力例を示します。

 RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis spf-log 
  
       IS-IS 1 Level 1 IPv4 Unicast Route Calculation Log
                   Time  Total Trig
  Timestamp   Type (ms)  Nodes Count First Trigger LSP Triggers
  ----------- ---- ----  ----- ----- ----- ------- --- --------
  --- Thurs Aug 19 2004 ---
  12:00:50.787  FSPF  1    1     3   ensoft-grs7.00-00 LSPHEADER TLVCODE
  12:00:52.846  FSPF  1    1     1   ensoft-grs7.00-00 LSPHEADER 
  12:00:56.049  FSPF  1    1     1   ensoft-grs7.00-00 TLVCODE
  12:01:02.620  FSPF  1    1     2   ensoft-grs7.00-00 NEWADJ LINKTLV
      
       IS-IS 1 Level 1 IPv4 Unicast Route Calculation Log
                   Time  Total Trig
  Timestamp   Type (ms)  Nodes Count First Trigger LSP Triggers
  ----------- ---- ----  ----- ----- ----- ------- --- --------
  --- Mon Aug 19 2004 ---
  12:00:50.790  FSPF  0    1     4   ensoft-grs7.00-00 LSPHEADER TLVCODE
  12:00:54.043  FSPF  1    1     2   ensoft-grs7.00-00 NEWADJ LSPHEADER
  12:00:55.922  FSPF  1    2     1   ensoft-grs7.00-00 NEWLSPO
  12:00:56.724  FSPF  1    13    1   ensoft-grs7.00-00 NEWLSPO
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 24 show isis spf-log ipv4 unicast のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

ルータの IS-IS レベル。

Timestamp

SPF 計算が開始された時刻。

Duration

この SPF の実行を完了するために要した時間(ミリ秒単位)。 経過時間は実経過時間であり、CPU 時間ではありません。

Nodes

今回の SPF 実行で計算されるトポロジを生成するルータおよび疑似ノード(LAN)の数。

Trig Count

今回の SPF 実行をトリガーしたイベントの数。 トポロジが変更されると、複数のリンクステート パケット(LSP)が短時間で受信されます。 ルータは、spf-interval コマンドの設定に応じて、ルート計算を実行する前に一定の時間だけ待ちます。 この値は、ルータが計算の実行まで待っている間に発生したトリガー イベントの数を表します。 トリガー イベントの詳細については、「トリガーのリスト」を参照してください。

First Trigger LSP

新しい LSP の到着によって Full SPF 計算がトリガーされた場合にルータに保存される LSP ID。 LSP ID は、あるエリアにおけるルーティングの不安定性の原因を示す場合があります。 複数の LSP によって SPF が 1 回実行された場合、最初に受信した LSP の LSP ID だけが記録されます。

Triggers

Full SPF 計算をトリガーしたすべての理由の一覧。 考えられるトリガーの一覧については、「トリガーのリスト」を参照してください。

次の表に、Full SPF 計算のトリガーの一覧を示します。



表 25 トリガーの一覧

トリガー

説明

PERIODIC

15 分ごとの Full SPF 計算の実行。

NEWLEVEL

このルータで新しいレベルが設定されました(is-type を使用)。

RTCLEARED

ルータで IS-IS トポロジがクリアされました。

MAXPATHCHANGE

IP 最大パラレル パスが変更されました。

NEWMETRIC

リンク メトリックが変更されました。

ATTACHFLAG

レベル 2 Attach ビットが変更されました。

ADMINDIST

このルータで IS-IS インスタンスに対し別のアドミニストレーティブ ディスタンスが設定されました。

NEWADJ

別のルータへの新しい隣接が作成されました。

DELADJ

隣接が削除されました。

BACKUP

バックアップ ルートが導入されました。

SEEDISPF

incremental SPF のシード。

NEXTHOP

IP ネクストホップ アドレスが変更されました。

NEWLSP0

新しい LSP 0 がトポロジに出現しました。

LSPEXPIRED

リンクステート データベース(LSDB)内のいくつかの LSP の期限が切れました。

LSPHEADER

重要な LSP ヘッダー フィールドが変更されました。

TLVCODE

タイプ、長さ、値(TLV)オブジェクト コードの不一致。新しいバージョンの LSP に異なる TLV オブジェクトが含まれていることを示します。

LINKTV

リンク TLV の内容が変更されました。

PREFIXTLV

プレフィックス TLV の内容が変更されました。

AREAADDRTLV

エリア アドレスの TLV の内容が変更されました。

IP ADDRTLV

IP アドレスの TLV の内容が変更されました。

TUNNEL

RRR トンネルが変更されました。

次に、show isis spf-log コマンドで first キーワードを指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis spf-log first 2
  
      IISIS isp Level 1 IPv4 Unicast Route Calculation Log
                   Time  Total Trig
  Timestamp   Type (ms)  Nodes Count First Trigger LSP   Triggers
    Mon Aug 16 2004
  19:25:35.140  FSPF  1    1     1             12a5.00-00 NEWLSP0
  19:25:35.646  FSPF  1    1     1                        NEWADJ 
      
      
     IISIS isp Level 2  IPv4 Unicast Route Calculation Log
                   Time  Total Trig
  Timestamp   Type (ms)  Nodes Count First Trigger LSP   Triggers
    Mon Aug 16 2004
  19:25:35.139  FSPF  1    1     1             12a5.00-00 NEWLSP0
  19:25:35.347  FSPF  1    1     2             12a5.00-00 NEWSADJ TLVCODE
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 26 show isis spf-log first のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

ルータの IS-IS レベル。

Timestamp

SPF 計算が開始された時刻。

Type

ルート計算の種類。 種類としては、incremental SPF(iSPF)、Full SPF(FSPF)、部分的なルート計算(PRC)があります。

Time (ms)

この SPF の実行を完了するために要した時間(ミリ秒単位)。 経過時間は実経過時間であり、CPU 時間ではありません。

Nodes

今回の SPF 実行で計算されるトポロジを生成するルータおよび疑似ノード(LAN)の数。

Trig Count

今回の SPF 実行をトリガーしたイベントの数。 トポロジが変更されると、複数のリンクステート パケット(LSP)が短時間で受信されます。 ルータは、spf-interval コマンドの設定に応じて、ルート計算を実行する前に一定の時間だけ待ちます。 この値は、ルータが計算の実行まで待っている間に発生したトリガー イベントの数を表します。 トリガー イベントの詳細については、「トリガーのリスト」を参照してください。

First Trigger LSP

新しい LSP の到着によって Full SPF 計算がトリガーされた場合にルータに保存される LSP ID。 LSP ID は、あるエリアにおけるルーティングの不安定性の原因を示す場合があります。 複数の LSP によって SPF が 1 回実行された場合、最初に受信した LSP の LSP ID だけが記録されます。

Triggers

Full SPF 計算をトリガーしたすべての理由の一覧。 考えられるトリガーの一覧については、「トリガーのリスト」を参照してください。

次に、show isis spf-log コマンドで detail キーワードを指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis spf-log detail
  
      IISIS isp Level 1 IPv4 Unicast Route Calculation Log
                   Time  Total Trig
  Timestamp   Type (ms)  Nodes Count First Trigger LSP   Triggers
    Mon Aug 16 2004
  19:25:35.140  FSPF  1    1     1             12a5.00-00 NEWLSP0
    Delay:              51ms (since first trigger)
    SPT Calculation
      CPU Time:         0ms
      Real Time:        0ms
    Prefix Updates
      CPU Time:         1ms
      Real Time:        1ms
    New LSP Arrivals:    0
    Next Wait Interval: 200ms
                                Results
                          Reach Unreach Total
     Nodes:                   1       0     1
     Prefixes (Items)
       Critical Priority:     0       0     0
       High Priority:         0       0     0 
       Medium Priority        0       0     0 
       Low Priority           0       0     0 
  
       All Priorities         0       0     0
     Prefixes (Routes)
       Critical Priority:     0       -     0
       High Priority:         0       -     0
       Medium Priority        0        -    0
       Low Priority:          0        -    0
  
       All Priorities         0        -    0
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 27 show isis spf-log detail のフィールドの説明

フィールド

説明

Level

ルータの IS-IS レベル。

Timestamp

SPF 計算が開始された時刻。

Type

ルート計算の種類。 種類としては、incremental SPF(iSPF)、Full SPF(FSPF)、部分的なルート計算(PRC)があります。

Time (ms)

この SPF の実行を完了するために要した時間(ミリ秒単位)。 経過時間は実経過時間であり、CPU 時間ではありません。

Nodes

今回の SPF 実行で計算されるトポロジを生成するルータおよび疑似ノード(LAN)の数。

Trig Count

今回の SPF 実行をトリガーしたイベントの数。 トポロジが変更されると、複数のリンクステート パケット(LSP)が短時間で受信されます。 ルータは、spf-interval コマンドの設定に応じて、ルート計算を実行する前に一定の時間だけ待ちます。 この値は、ルータが計算の実行まで待っている間に発生したトリガー イベントの数を表します。 トリガー イベントの詳細については、「トリガーのリスト」を参照してください。

First Trigger LSP

新しい LSP の到着によって Full SPF 計算がトリガーされた場合にルータに保存される LSP ID。 LSP ID は、あるエリアにおけるルーティングの不安定性の原因を示す場合があります。 複数の LSP によって SPF が 1 回実行された場合、最初に受信した LSP の LSP ID だけが記録されます。

Triggers

Full SPF 計算をトリガーしたすべての理由の一覧。 考えられるトリガーの一覧については、「トリガーのリスト」を参照してください。

Delay

遅延には次の 2 種類があります。

  1. ルート計算が最初にトリガーされてから実行されるまでの遅延。
  2. 最後のルート計算からこのルート計算の開始までの遅延。 これは、SPF インターバル タイマーが正しく動作していることを確認するために使用され、最初の遅延のあとの計算に対してだけ報告されます。

CPU Time

CPU 時間には次の 2 種類があります。

  1. Shortest Path Tree(SPT)の計算に要した CPU 時間(ミリ秒単位)
  2. プレフィックスを更新するために要した CPU 時間(ミリ秒単位)

Real Time

実時間には次の 2 種類があります。

  1. Shortest Path Tree(SPT)の計算に要した実時間(ミリ秒単位)
  2. プレフィックスを更新するために要した実時間(ミリ秒単位)

New LSP Arrivals

このルート計算を開始してから到着した LSP の数。

Next Wait Interval

次のルート計算を実行できるまでの遅延。spf-interval コマンドの設定で決まります。

Reach

到達可能ノードまたはプレフィックスの数。

Unreach

到達不能ノードまたはプレフィックスの数。

Total

さまざまなプライオリティのノードまたはプレフィックスの総数。

関連コマンド

コマンド

説明

spf-interval

Shortest Path First(SPF)計算の IS-IS スロットリングを設定します。

show isis statistics

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)トラフィック カウンタを表示するには、EXEC モードで show isis statistics コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] statistics [ type interface-path-id ]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS トラフィック統計情報を表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

ルータに現在設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示するには、show interfaces コマンドを使用します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対する IS-IS トラフィック統計情報を表示します。

IS-IS トラフィック統計情報は、すべてのインターフェイスに対して表示されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show isis statistics コマンドは、指定したインターフェイスの IS-IS トラフィック カウンタを表示します。インターフェイスが指定されていない場合は、すべてのトラフィック カウンタを表示します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、すべてのトラフィック カウンタを表示する show isis statistics コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router#show isis statistics 
  IS-IS isp statistics:
      Fast PSNP cache (hits/tries): 164115/301454
      Fast CSNP cache (hits/tries): 41828/43302
      Fast CSNP cache updates: 2750
      LSP checksum errors received: 0
      LSP Dropped: 1441
      SNP Dropped: 1958
      UPD Max Queue size: 2431
      Average transmit times and rate:
        Hello:          0 s,     987947 ns,          4/s
        CSNP:           0 s,    1452987 ns,          0/s
        PSNP:           0 s,    1331690 ns,          0/s
        LSP:            0 s,    1530018 ns,          1/s
      Average process times and rate:
        Hello:          0 s,     874584 ns,         41/s
        CSNP:           0 s,     917925 ns,         29/s
        PSNP:           0 s,    1405458 ns,          0/s
        LSP:            0 s,    4352850 ns,          0/s
      Level-1:
        LSPs sourced (new/refresh): 3376/2754
        Level-1:LSPs sourced (new/refresh): 3376/2754IPv4 UnicastSPF calculations            : 520ISPF calculations          : 0
          Next-hop Calculations      : 0
          Partial Route Calculations : 0
        IPv6 Unicast
          SPF calculations           : 527
          ISPF calculations          : 0
          Next Hop Calculations      : 13
          Partial Route Calculations : 1
          Level-2:
        LSPs sourced (new/refresh): 4255/3332
        IPv4 Unicast
          SPF calculations           : 432
          ISPF calculations          : 0
          Next Hop Calculations      : 8
          LSPs sourced (new/refresh): 4255/3332LSPs sourced (new/refresh): 4255/3332
          IPFRR Parallel calculations: 0
        IPv4 IPv6 Unicast
          SPF calculations           : 432
          ISPF calculations          : 0
          Next-hop Calculations      : 8
          Partial Route Calculations : 0      Interface GigabitEthernet0/1/0/1.1:
      Level-1 Hellos (sent/rcvd): 22398/25633
      Level-1 DR Elections      : 66
      Level-1 LSPs (sent/rcvd)  : 246/7077
      Level-1 CSNPs (sent/rcvd) : 0/33269
      Level-1 PSNPs (sent/rcvd) : 22/0
      Level-1 LSP Flooding Duplicates  : 25129
      Level-2 Hellos (sent/rcvd): 22393/67043
      Level-2 DR Elections      : 55
      Level-2 LSPs (sent/rcvd)  : 265/437
      Level-2 CSNPs (sent/rcvd) : 0/86750
      Level-2 PSNPs (sent/rcvd) : 0/0
      Level-2 LSP Flooding Duplicates  : 78690
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 28 show isis statistics のフィールドの説明

フィールド

説明

Fast PSNP cache (hits/tries)

ルックアップが成功した回数(hits)と、ルックアップの試行回数(tries)。 同じ LSP を複数回受信した場合の時間と処理能力を節約するために、IS-IS は受信 LSP をルックアップし、最近受信したかどうかを確認します。

Fast CSNP cache (hits/tries)

ルックアップが成功した回数(hits)と、ルックアップの試行回数(tries)。 CSNP の構築時間を短縮するため、IS-IS は CSNP のキャッシュを保持しており、インターフェイス上で送信する前に、このキャッシュ内の CSNP をルックアップします。

Fast CSNP cache updates

最後に統計情報をクリアしてから CSNP キャッシュが更新された回数。 キャッシュは、データベースに対して LSP を追加または削除すると更新されます。

LSP checksum errors received

LSP で受信した内部チェックサム エラーの数。

IIH (LSP/SNP) dropped

ドロップされた hello、LSP、SNP メッセージの数。

IIH (UPD) Max Queue size

キューに格納された最大パケット数。

Average transmit times and rate

pdu タイプを送信するために要した時間のすべてのインターフェイスでの平均と、それに対応する pdu タイプの送信速度。

Average process times and rate

受信 pdu タイプを処理するために要した時間のすべてのインターフェイスでの平均と、それに対応する pdu タイプの受信速度。

LSPs sourced (new/refresh)

この IS-IS インスタンスが作成または更新した LSP の数。 これらの LSP の詳細を検索するには、show isis lsp-log コマンドを使用します。

SPF calculations

Shortest Path First(SPF)計算の回数。 SPF 計算が実行されるのは、トポロジが変更されたときだけです。 外部ルートが変更された場合は実行されません。 SPF 計算を実行する間隔は、spf-interval コマンドを使用して設定します。

iSPF calculations

incremental Shortest Path First(iSPF)計算の回数。 iSPF 計算は、isis アドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードで ISPF が設定されている場合にだけ実行されます。

Partial Route Calculations

部分的なルート計算(PRC)の回数。 PRC はプロセッサを大量に消費します。 そのため、特に低速なネットワーキング デバイスでは、特に PRC の実行頻度を制限することをお勧めします。 PRC の間隔を長くすることで、ルータ上のプロセッサ負荷が減りますが、コンバージェンスの速度が遅くなる可能性があります。 PRC 計算を実行する間隔は、spf-interval コマンドを使用して設定します。

Level-(1/2) (LSPs/CSNPs/PSNPs/Hellos) (sent/rcvd)

このインターフェイス上で送受信された、LSP、Complete Sequence Number Packet(CSNP)、Partial Sequence Number Packet(PSNP)、および hello パケットの数。

PTP Hellos (sent/rcvd)

送受信された Point-To-Point(PTP; ポイントツーポイント)hello。

LSP Retransmissions

ポイントツーポイント インターフェイス上での各 IS-IS LSP 上の再伝送の合計数。 LSP 再伝送間隔は、retransmit-throttle-interval コマンドを使用して設定できます。

Level-(1.2) DRElections

実行された指定中間システム選出の合計数。 これらの数は、レベルごとに保持されます。

LSP Flooding Duplicates

ネイバーへのフラッディングからフィルタ処理された重複 LSP の数。 同じネイバーへのパラレル インターフェイスの場合、IS-IS は同じ LSP のコピーを他のインターフェイス上で送信しないようにすることで、フラッディングを最適化します。

関連コマンド

コマンド

説明

show isis spf-log

ルータがフル SPF 計算の頻度と、実行理由を表示します。

spf-interval

Shortest Path First(SPF)計算の IS-IS スロットリングを設定します。

show isis topology

すべてのエリアの接続された Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルータの一覧を表示するには、EXEC モードで show isis topology コマンドを使用します。

show isis [ instance instance-id ] [ [ ipv4 | ipv6 | afi-all ] [ unicast | multicast [ topology { all | topo-name } ] | safi-all ] ] | summary | level { 1 | 2 } [multicast-intact] [ systemid system-id ] [detail]

構文の説明

instance instance-id

(任意)指定された IS-IS インスタンスに限り IS-IS トポロジを表示します。

  • instance-id 引数は、router isis コマンドによって定義されるインスタンス ID(英数字)です。

ipv4

(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。

ipv6

(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。

afi-all

(任意)すべてのアドレス プレフィックスを指定します。

unicast

(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

multicast

(任意)マルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。

topology topo-name

(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。

safi-all

(任意)すべてのセカンダリ アドレス プレフィックスを指定します。

summary

(任意)IS-IS トポロジの簡潔な一覧を表示します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 の IS-IS リンクステート トポロジを個別に表示します。

multicast-intact

(任意)IS-IS トポロジの multicast-intact 情報を表示します。

systemid system-id

(任意)指定されたルータに限り情報を表示します。

detail

(任意)IS-IS トポロジの詳細情報を表示します。

コマンド デフォルト

インスタンス ID を指定しない場合、すべての IS-IS インスタンスに対し、すべてのエリアの接続されたルータの一覧を表示します。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show isis topology コマンドは、すべてのエリアのすべてのルータの存在とその間の接続を確認するために使用します。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

次に、show isis topology コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis topology
  
  IS-IS isp paths to (Level-1) routers
      System Id       Metric  Next-hop Interface       SNPA
      ensoft-5        10      ensoft-5        PO0/4/0/1       *PtoP*        
      ensoft-5        10      ensoft-5        Gi0/5/0/0       0003.6cff.0680
      ensoft-11       --
      
      IS-IS isp paths to (Level-2) routers
      System Id       Metric  Next-hop Interface       SNPA
      ensoft-5        10      ensoft-5        PO0/4/0/1       *PtoP*        
      ensoft-5        10      ensoft-5        Gi0/5/0/0       0003.6cff.0680
      ensoft-11       --
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 29 show isis topology ipv4 unicast のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

Metric

リンクに割り当てられ、ネットワーク内のリンクを使用する各ルータから他の宛先へのコストを計算するために使用されるメトリック。 範囲は 1 ~ 16777214 です。 ナロー メトリックの場合、デフォルトは 1 ~ 63、ワイド メトリックの場合、デフォルトは 1 ~ 16777214 です。 ユーザがメトリックを指定していない場合は、内部的に 0 が設定されます。

Next-hop

ネクストホップのアドレス。

Interface

ネイバーに到達するために使用されるインターフェイス。

SNPA

ネイバーのデータ リンク アドレス(サブネットワーク接続点 [SNPA] とも呼ばれます)。

次に、show isis topology コマンドで summary キーワードを指定した場合の出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show isis topology summary
  
  IS-IS 10 IS Topology Summary IPv4 Unicast
                            L1                         L2
                  Reach  UnReach  Total      Reach  UnReach  Total
                 ------- ------- -------    ------- ------- -------
  Router nodes:        1       1       2          1       1       2
  Pseudo nodes:        0       0       0          0       0       0
  
   Total nodes:        1       1       2          1       1       2
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 30 show isis topology summary のフィールドの説明

フィールド

説明

L1/L2

ルータの IS-IS レベル。

Reach

到達可能なルータ ノードまたは pseudonode の数。

UnReach

到達不能なルータ ノードまたは pseudonode の数。

Total

到達可能なノードと到達不能なノードの合計数。

show protocols(IS-IS)

指定したアドレス ファミリに従ってコマンドで表示されるプロトコルの数をグループ化するには、EXEC モードで show protocols コマンドを使用します。

show protocols [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ all | protocol ]

構文の説明

afi-all

(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。

ipv4

(任意)IPv4 アドレス ファミリを指定します。

ipv6

(任意)IPv6 アドレス ファミリを指定します。

all

(任意)指定されたアドレス ファミリのすべてのプロトコルを指定します。

protocol

(任意)ルーティング プロトコルを指定します。 IPv4 アドレス ファミリの場合、オプションは次のとおりです。

  • bgp
  • isis
  • ospf
  • rip
  • eigrp

IPv6 アドレス ファミリの場合、オプションは次のとおりです。

  • bgp
  • isis
  • ospfv3

コマンド デフォルト

アドレス ファミリを指定しない場合のデフォルトは IPv4 です。

コマンド モード

EXEC

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

IPv6 のサポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IS-IS インスタンスで IPv6 がイネーブルの場合、インスタンスは show protocols ipv6 コマンドの出力に表示されます。 show protocols ipv4 コマンドの出力では、IPv4 IS-IS インスタンスが表示されます。

show protocols コマンドを ipv6 または ipv4 キーワードとともに使用すると、IS-IS インスタンスだけでなく、そのアドレス ファミリ内のすべてのルーティング インスタンスが表示されます。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read

rib

read

次に、show protocols コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow protocols ipv4
  
  IS-IS Router: uut
    System Id: 0000.0000.12a8
    IS Levels: level-1-2
    Manual area address(es):
      49.1515.1515
    Routing for area address(es):
      49.1515.1515
    Non-stop forwarding: Disabled
    Most recent startup mode: Cold Restart
    Topologies supported by IS-IS:
      IPv4 Unicast
        Level-1
          Metric style (generate/accept): Narrow/Narrow
          ISPF status: Disabled
        Level-2
          Metric style (generate/accept): Narrow/Narrow
          ISPF status: Disabled
        Redistributing:
          static
        Distance: 115
      IPv6 Unicast
        Level-1
          ISPF status: Disabled
        Level-2
          ISPF status: Disabled
        No protocols redistributed
        Distance: 45
    Interfaces supported by IS-IS:
      GigabitEthernet 0/6/0/0 is running actively (active in configuration)
  
  

次の表に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。



表 31 show protocols ipv4 のフィールドの説明

フィールド

説明

System ID

システムのダイナミック ホスト名。 ホスト名は hostname コマンドを使用して指定されます。 ダイナミック ホスト名が不明であるか、hostname dynamic disable コマンドが実行されている場合、6 オクテット システム ID が使用されます。

IS Levels

ルータの IS-IS レベル。

Manual area address(es)

発信元ルータで手動で設定されているエリア アドレス。

Routing for area address(es)

このルータによって提供されるルーティングのエリア アドレス。

Non-stop forwarding

NSF のステータスと名前。

Most recent startup mode

最後に起動を行ったモード。

Topologies supported by IS-IS

IS-IS が設定されているアドレスおよびサブアドレス ファミリ。

Metric style

IS-IS が受け付けるタイプ、長さ、値(TLV)オブジェクト。 この値を設定するには、コマンド metric-style narrowmetric-style transition、および metric-style wide を参照してください。

ISPF status

この IS-IS インスタンスの iSPF 設定の状態。 次の 4 つの状態があります。

  • Disabled:iSPF は設定されていませんが、iSPF アルゴリズムで使用するトポロジが Full SPF によって構築されるのを待っています。
  • Dormant:iSPF は設定されていますが、初期化の前に初期コンバージェンスを待っています。
  • Awake:iSPF は設定されていますが、iSPF アルゴリズムで使用するトポロジが Full SPF によって構築されるのを待っています。
  • Active:IS-IS は、新しいルート計算を実行する必要がある場合に、iSPF アルゴリズムの使用を考慮する準備ができています。

Redistributing

IS-IS は、IP スタティック ルートをレベル 1 またはレベル 2 に再配布するように設定されています。 redistribute コマンドは、再配布を設定するために使用します。

Distance

アドミニストレーティブ ディスタンス。

Interfaces supported by IS-IS

現在 IS-IS でサポートされているインターフェイスとその状態。 運用ステータスと設定ステータスの両方が表示されます。

次に、IPv4 アドレス ファミリをディセーブルにする例を示します。show protocols ipv4 コマンドでは、IS-IS IPv4 インスタンスに対する出力は表示されません。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis uut
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# no address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# commit

RP/0/RSP0/CPU0:router# show protocols ipv4

関連コマンド

コマンド

説明

metric-style narrow

古いスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)オブジェクトを生成し受け付けるように IS-IS ソフトウェアを設定します。

metric-style transition

古いスタイルと新しいスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)オブジェクトを生成し受け付けるように IS-IS ソフトウェアを設定します。

metric-style wide

新しいスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)オブジェクトだけを生成し受け付けるように IS-IS ソフトウェアを設定します。

redistribute(IS-IS)

ある IS-IS インスタンスから別のインスタンスにルートを再配布します。

shutdown(IS-IS)

特定のインターフェイス上で Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルをディセーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。 IS-IS プロトコルを再びイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

shutdown

no shutdown

コマンド デフォルト

IS-IS プロトコルはイネーブルです。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、GigabitEthernet インターフェイス 0/1/0/1 上で IS-IS プロトコルをディセーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet0/1/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# shutdown
  
         

single-topology

IP Version 6(IPv6)が設定されている場合に IP Version 4(IPv4)のリンク トポロジを設定するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで single-topology コマンドを使用します。 コンフィギュレーション ファイルから single-topology コマンドを削除してシステムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

single-topology

no single-topology

コマンド デフォルト

IPv4 および IPv6 用の独立したトポロジが単一のエリアまたはドメインで実行されているマルチトポロジ モードで実行します。

コマンド モード

IPv6 アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.9.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

IPv6 の Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)が IPv4 ネットワーク プロトコルとともにインターフェイスに設定されるようにするには、single-topology コマンドを使用します。 すべてのインターフェイスは、ネットワーク プロトコルの同一のセットで設定される必要があり、IS-IS エリア(レベル 1 ルーティングの場合)またはドメイン(レベル 2 ルーティングの場合)のすべてのルータは、すべてのインターフェイスのネットワーク層プロトコルの同一のセットをサポートする必要があります。

IPv6 のシングルトポロジ サポートが使用されている場合、古いスタイルのタイプ、長さ、値(TLV)オブジェクトが使用され、IPv4(設定されている場合)および IPv6 ルートの計算に単一の Shortest Path First(SPF)個別レベルが使用されます。 1 つの SPF が使用されるため、IPv4 IS-IS と IPv6 IS-IS の両方のルーティング プロトコルでネットワーク トポロジを共有する必要があります。

IPv4 および IPv6 でリンク情報が共有されるようにするには、アドレス ファミリに single-topology コマンドを設定する必要があります。 シングルトポロジの IPv6 モードでは、設定されたメトリックは IPv4 と IPv6 の両方で常に同じです。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IPv6 のシングル トポロジ モードをイネーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# net 49.0000.0000.0001.00
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv6 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# single-topology
  
         

snmp-server traps isis

snmp-server traps isis { all | traps set }

no snmp-server traps isis { all | traps set }

コマンド デフォルト

コマンド モード

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

  
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# snmp-server traps isis
  
    adjacency-change                isisAdjacencyChange
    all                             Enable all IS-IS traps
    area-mismatch                   isisAreaMismatch
    attempt-to-exceed-max-sequence  isisAttemptToExceedMaxSequence
    authentication-failure          isisAuthenticationFailure
    authentication-type-failure     isisAuthenticationTypeFailure
    corrupted-lsp-detected          isisCorruptedLSPDetected
    database-overload               isisDatabaseOverload
    id-len-mismatch                 isisIDLenMismatch
    lsp-error-detected              isisLSPErrorDetected
    lsp-too-large-to-propagate      isisLSPTooLargeToPropagate
    manual-address-drops            isisManualAddressDrops
    max-area-addresses-mismatch     isisMaxAreaAddressesMismatch
    orig-lsp-buff-size-mismatch     isisOrigLSPBuffSizeMismatch
    own-lsp-purge                   isisOwnLSPPurge
    protocols-supported-mismatch    isisProtocolsSupportedMismatch
    rejected-adjacency              isisRejectedAdjacency
    sequence-number-skip            isisSequenceNumberSkip
    version-skew                    isisVersionSkew
  
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#snmp-server traps isis all
  
  
         
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# snmp-server traps isis area-mismatch lsp-error-detected
         

spf-interval

Shortest Path First(SPF)計算の IS-IS スロットリングをカスタマイズするには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで spf-interval コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

spf-interval [ initial-wait initial | secondary-wait secondary | maximum-wait maximum ] . .. [ level { 1 | 2 } ]

no spf-interval [ [ initial-wait initial | secondary-wait secondary | maximum-wait maximum ] . .. ] [ level { 1 | 2 } ]

構文の説明

initial-wait initial

トポロジ変更後の初期 SPF 計算遅延(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

secondary-wait secondary

1 回目の SPF 計算と 2 回目の SPF 計算の間のホールドタイム(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

maximum-wait maximum

2 つの連続した SPF 計算の間の最小時間(ミリ秒単位)。 範囲は 0 ~ 120000 です。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 とレベル 2 の SPF 間隔設定を独立してイネーブルにします。

コマンド デフォルト

initial-wait initial50 ミリ秒

secondary-wait secondary:200 ミリ秒

maximum-wait maximum:5000 ミリ秒

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

SPF 計算が実行されるのは、トポロジが変更されたときだけです。 外部ルートが変更された場合は実行されません。

spf-interval コマンドは、SPF 計算を実行する頻度を制御するために使用します。 SPF 計算はプロセッサを大量に消費します。 そのため、特にエリアが広くトポロジが頻繁に変わる場合に、この計算を実行する頻度を制限することが有効です。 SPF の間隔を長くすることで、ルータのプロセッサ負荷が減りますが、コンバージェンスの速度が遅くなる可能性があります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、初期 SPF 計算遅延を 10 ミリ秒に設定し、2 回の連続する SPF 計算の最大間隔を 5000 ミリ秒に設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# spf-interval initial-wait 10 maximum-wait 5000
  
  
         

spf prefix-priority(IS-IS)

RIB 更新シーケンスをカスタマイズするために、IS-IS プレフィックスにプライオリティを割り当てるには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで spf prefix-priority コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

spf prefix-priority [ level { 1 | 2 } ] { critical | high | medium } { access-list-name | tag tag }

no spf prefix-priority [ level { 1 | 2 } ] { critical | high | medium } [ access-list-name | tag tag ]

構文の説明

level {1 | 2}

(任意)プライオリティのレベル 1 およびレベル 2 への個別の割り当てをイネーブルにします。

critical

critical プライオリティを割り当てます。

high

high プライオリティを割り当てます。

medium

medium プライオリティを割り当てます。

access-list-name

アクセス リストの名前。

tag tag

プライオリティを示すタグを指定します。 tag 引数の範囲は、1 ~ 4294967295 です。

コマンド デフォルト

デフォルトでは、長さが 32 の IPv4 プレフィックスおよび長さが 128 の IPv6 プレフィックスにはプライオリティ medium が割り当てられます。 それ以外のプレフィックスには low プライオリティが割り当てられます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

spf prefix-priority コマンドは、SPF 実行後の RIB に対するプレフィックスの更新シーケンスを変更するために使用します。 IS-IS は、次のプライオリティ順序にしたがって RIB にプレフィックスを導入します。

Critical > High > Medium > Low

spf prefix-priority コマンドは、最初の 3 つのプライオリティに対するプレフィックス リストをサポートしています。 一致しないプレフィックスは、low プライオリティで更新されます。

spf prefix-priority が指定されている場合、IPv4 または IPv6 のそれぞれ長さが 32 または 128 のプレフィックスに medium のプライオリティを設定するというデフォルトの動作はディセーブルになります。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、プレフィックスのプライオリティを設定する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list isis-critical-acl 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 10 permit 0.0.0.0/0 eq 32 
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list isis-med-acl 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 10 permit 0.0.0.0/0 eq 29 
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 prefix-list isis-high-acl 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv4_pfx)# 10 permit 0.0.0.0/0 eq 30 
  !
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis ring 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 unicast 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# spf prefix-priority critical isis-critical-acl 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# spf prefix-priority high isis-high-acl 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# spf prefix-priority medium isis-med-acl

summary-prefix(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコルの集約アドレスを作成するには、アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで summary-prefix コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

構文の説明

address

ある範囲の IPv4 アドレスに対して指定されたサマリー アドレス。 address 引数は、4 分割ドット付き 10 進表記である必要があります。

/ prefix-length

IPv4 または IPv6 プレフィックスの長さ。 これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。 10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。

ipv6-prefix

IPv6 プレフィックスの範囲に対して指定されたサマリー プレフィックス。 ipv6-prefix 引数は、RFC 2373 に記載された形式にする必要があり、16 ビット値をコロンで区切った 16 進でアドレスを指定します。

level {1 | 2}

(任意)レベル 1 またはレベル 2 にルートを再配布し、設定されているアドレスとマスク値で集約します。

tag tag

タグ値を設定します。 値の範囲は 1 ~ 4294967295 です。

コマンド デフォルト

再配布されるすべてのルートは個別にアドバタイズされます。

レベルを指定しない場合、レベル 1 とレベル 2 の両方が設定されます。

コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 3.9.0

tag キーワードおよび IPv6 サポートが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

複数のアドレス グループを特定のレベルに集約できます。 他のルーティング プロトコルから学習したルートも集約できます。 サマリーをアドバタイズするために使用するメトリックは、より詳細なすべてのルートのうち最も小さいメトリックです。 summary-prefix コマンドは、ルーティング テーブルのサイズを小さくするために使用します。

このコマンドは、リンクステート パケット(LSP)のサイズも小さくします。これにより、リンクステート データベースのサイズも小さくなります。 また、要約アドバタイズメントは多数の個別のルートに依存するため、安定性を強化するのにも役立ちます。 個別のルートの 1 つ以上がフラップしても、このフラップが原因で要約アドバタイズメントがフラップすることはありません。

サマリー アドレスを使用する場合の欠点は、他のルートには、個々の宛先すべてに最適なルーティング テーブルを計算するための情報が少なくなることです。


(注)  


IS-IS がサマリー プレフィックスをアドバタイズするとき、サマリー プレフィックスが IP ルーティング テーブルに自動的に挿入されますが、「廃棄」ルート エントリとしてラベル付けされます。 ルーティング ループを防ぐために、エントリに一致するパケットはすべてドロップされます。 IS-IS がサマリー プレフィックスのアドバタイズを停止すると、ルーティング テーブル エントリが削除されます。


タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、Open Shortest Path First(OSPF)ルートを IS-IS に再配布する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 ipv6 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# redistribute ospf 2 level-2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# summary-prefix 10.10.10.10 level-2 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# summary-prefix 10.10.10.10 
  
         

suppressed

IS-IS インターフェイスが、システム リンクステート パケット(LSP)で接続されたプレフィックスをアドバタイズせずに、隣接の形成に参加できるようにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで suppressed コマンドを使用します。 接続されたプレフィックスのアドバタイズをイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

suppressed

no suppressed

コマンド デフォルト

インターフェイスはアクティブです。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

suppressed コマンドは、IS-IS が保持する必要のあるルートの数を減らし、障害が隔離された後のコンバージェンス時間を短縮するために使用します。 ネットワーク全体でコマンドを使用することにより、効果が顕著になります。 ドメイン内の他のルータは、影響のある接続されたプレフィックスにルートを導入しません。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、接続されたプレフィックスの GigabitEthernet インターフェイス 0/1/0/1 上でのアドバタイズをディセーブルにする例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet /1/0/1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# suppressed
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

passive(IS-IS)

インターフェイス上で IS-IS パケットを抑制します。

tag(IS-IS)

IS-IS インターフェイスのプレフィックス付きのタグを関連付けてアドバタイズするには、インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで tag コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

tag tag

no tag [tag]

構文の説明

tag

インターフェイス タグ。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

コマンド デフォルト

デフォルトでは、タグの関連付けもアドバタイズも行われません。

コマンド モード

インターフェイス アドレス ファミリ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、インターフェイス タグの関連付けとアドバタイズを行う例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-if-af)# tag 234
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

spf prefix-priority(IS-IS)

RIB 更新シーケンスをカスタマイズするために、IS-IS プレフィックスにプライオリティを割り当てます。

topology-id

マルチキャスト ルーティング テーブルを設定する際に、ドメイン内のトポロジを区別するには、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)アドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードで topology-id コマンドを使用します。 トポロジをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。

topology-id isis-multicast-topology-id-number

no topology-id isis-multicast-topology-id-number

構文の説明

isis-multicast-topology-id-number

特定の IS-IS マルチキャスト トポロジの ID 番号。 範囲は 6 ~ 4095 です。

コマンド デフォルト

デフォルトでは、ルーティング テーブルに関連付けられたトポロジはありません。

コマンド モード

IS-IS アドレス ファミリ設定

コマンド履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID

操作

isis

read, write

次に、IS-IS ルーティングのマルチキャスト ルーティング テーブルにおいて、トポロジを区別する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router  isis isp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)# address-family ipv4 multicast topology   green 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis-af)# topology-id 2666
  
         

関連コマンド

コマンド

説明

address-family multicast topology(IS-IS)

topology-id コマンドと組み合わせて使用することで、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティングを設定するときに、マルチキャスト トポロジをグローバルにイネーブルにします。

trace(IS-IS)

IS-IS のバッファ サイズを設定するには、ルータ コンフィギュレーション モードで trace コマンドを使用します。 デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

trace [ detailed | severe | standard ] max-trace-entries

no trace [ detailed | severe | standard ]

構文の説明

detailed

詳細トレースのためのバッファ サイズを指定します。

severe

重大トレースのためのバッファ サイズを指定します。

standard

標準トレースのためのバッファ サイズを指定します。

max-trace-entries

トレース エントリの最大数を設定します。 範囲は 1 ~ 20000 です。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

ルータ IS-IS コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更箇所
リリース 3.9.0

このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID 操作
isis

read, write

次に、重大トレースのための IS-IS のバッファ サイズを 1200 に設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router isis isp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-isis)#trace sever 1200