Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ マルチキャスト コマンド リファレンス リリース 4.3.x
マルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド: Cisco ASR 9000 Series Router
マルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド: Cisco ASR 9000 Series Router
発行日;2013/02/25   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

マルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド: Cisco ASR 9000 Series Router

この章では、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータでマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)の設定やモニタを行うときに使用するコマンドについて説明します。

マルチキャスト ルーティングの概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Multicast Configuration Guide』のコンフィギュレーション モジュール「Implementing Multicast Routing on Cisco ASR 9000 シリーズ ルータを参照してください。

cache-sa holdtime

ルータで、キャッシュの送信元アクティブ(SA)ステートのホールドタイム期間を設定するには、MSDP コンフィギュレーション モードで cache-sa-holdtime コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

cache-sa-holdtime holdtime-number

no cache-sa-holdtime holdtime-number

Syntax Description

holdtime-number

ホールドタイム期間(秒)。 範囲は 150 ~ 3600 です。

Command Default

holdtime-number:150 秒

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

cache-sa-holdtime コマンドは、キャッシュの SA ステートのホールドタイムを増加するために使用されます。 作成されるキャッシュ エントリは、通常、150 秒後に期限切れになります。 トラブルシューティングでは、MSDP を使用して、より長い期間の SA キャッシュ エントリを維持することが必要になる場合があります。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、キャッシュの SA ステートのホールドタイム期間を 200 秒に設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router
msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# cache-sa-holdtime
200

Related Commands

Command

Description

cache-sa-state

ルータのキャッシュの送信元アクティブ(SA)ステートを制御します。  

cache-sa-state

ルータのキャッシュの送信元アクティブ(SA)ステートを制御するには、MSDP コンフィギュレーション モードで cache-sa-state コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

cache-sa-state { list access-list-number | rp-list access-list-name }

no cache-sa-state { list access-list-number | rp-list access-list-name }

Syntax Description

list access-list-number

キャッシュする (S, G) ペアを定義する、IP アクセス リストを指定します。

rp-list access-list-name

送信元ランデブー ポイント(RP)のアクセス リスト名を指定します。

Command Default

ルータは SA ステートになります。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

SA メッセージの到着直後に新規メンバがグループに参加すると、遅延が発生し、SA メッセージが失われることがあります。 この問題を回避するため、このコマンドを設定すると、ルータが新規メンバに対して、次の SA メッセージの受信を待機するように求めずに、SA 情報(キャッシュ メモリからの)を提供できるようになります。

ピアから受信した SA メッセージをキャッシュするため、cache-sa-state コマンドは、マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)スピーカーごとに実行する必要があります。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、グループ 224.2.0.0/16 に対して送信を行う、10.0.0.0/16 にあるすべての送信元にキャッシュ ステートを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# MSDP
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# cache-sa-state list 100
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4
access-list 100 permit 10.0.0.0 0.0.255.255 224.2.0.0 0.0.255.255

(注)  


アクセス リストの送信元フィールドと宛先フィールドは、SA メッセージの (S, G) フィールドに一致します。 アクセス リストの最初のアドレス フィールドとマスク フィールドを送信元に使用し、2 番目のフィールドをグループまたは宛先に使用することをお勧めします。


Related Commands

Command

Description

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示します。  

clear msdp peer

指定したマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアの TCP 接続をクリアするには、EXEC モードで clear msdp peer コマンドを使用します。

clear msdp [ipv4] peer peer-address

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

peer-address

TCP 接続をクリアする MSDP ピアの IPv4 アドレスまたはホスト名。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

clear msdp peer コマンドは、MSDP ピアへの TCP 接続を終了し、すべての MSDP ピア統計情報をリセットします。また、MSDP ピアとの間でやり取りされる入力キューと出力キューをクリアします。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

実行

Examples

次の例に、アドレス 224.15.9.8 にある MSDP ピアの TCP 接続をクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp peer 224.15.9.8

Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

clear msdp sa-cache

外部のマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)キャッシュ エントリをクリアするには、EXEC モードで clear msdp sa-cache コマンドを使用します。

clear msdp [ipv4] sa-cache [group-address]

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

group-address

(任意)SA キャッシュから外部 SA エントリがクリアされるマルチキャスト グループのアドレスまたは名前。

Command Default

デフォルトの動作または値はありません。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。


(注)  


Cisco IOS XR ソフトウェアでは、デフォルトで SA キャッシュはイネーブルになっています。


グループ アドレスまたはグループ名でマルチキャスト グループを指定するときに group-address 引数を指定しないと、clear msdp sa-cache コマンドではすべての外部 SA キャッシュ エントリがクリアされます。


(注)  


ローカル SA キャッシュ エントリのクリアには、clear pim topology コマンドを使用できます。


Task ID

タスク ID

操作

multicast

実行

Examples

次の例に、キャッシュから、アドレス 224.5.6.7 にあるマルチキャスト グループの外部 SA エントリをクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp sa-cache 224.5.6.7

Related Commands

Command

Description

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示します。  

clear msdp stats

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアの統計情報カウンタをリセットするには、EXEC モードで clear msdp stats コマンドを使用します。

clear msdp [ipv4] stats [ peer peer-address ] [allvalues]

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

peer peer-address

(任意)指定した IPv6 MSDP ピア アドレスまたはピア名について、MSDP ピアの統計情報カウンタをクリアします。

allvalues

(任意)すべての MSDP ピアについて、すべての統計情報カウンタをクリアします。

Command Default

デフォルトの動作または値はありません。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

clear msdp stats コマンドは、MSDP ピアの統計情報カウンタ(送受信されたキープアライブ数、送受信された送信元アクティブ(SA)エントリなど)をリセットします。

MSDP ピアを指定するときに peer キーワードと peer-address 引数を指定しないと、このコマンドではすべての MSDP ピアの統計情報カウンタがクリアされます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

実行

Examples

次の例に、すべてのピアのすべての統計情報をクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp stats peer 224.0.1.1

Related Commands

Command

Description

show msdp statistics peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアの統計情報カウンタを表示します。  

connect-source

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)接続に使用する送信元アドレスを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで connect-source コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

connect-source type [interface-path-id]

no connect-source type [interface-path-id]

Syntax Description

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

interface-path-id

(任意)物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

EXEC モードで show interfaces コマンドを使用して、現在ルータに設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示します。

ルータ構文の詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

Command Default

MSDP 接続に対して送信元アドレスが設定されていないと、ピアに対するインターフェイスの IP アドレスは送信元アドレスとして使用されます。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

connect-source コマンド:

  • プライマリ アドレスが TCP 接続のための送信元 IP アドレスになる、インターフェイスのタイプとパス ID を指定します。
  • リモート ドメイン内にあるルータとのピアを確立する、MSDP ピアを使用することをお勧めします。
  • MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによる継承が可能です)。 このコマンドがピア コンフィギュレーション モードで再発行されると、このグローバル コンフィギュレーションは上書きされます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、MSDP 接続のループバック インターフェイスの送信元アドレスを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface loopback 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 10.1.1.1/24
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# connect-source loopback 0

default-peer

すべてのマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)メッセージを受け入れるデフォルト ピアを定義するには、MSDP コンフィギュレーション モードで default-peer コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-peer ip-address

no default-peer

Syntax Description

ip-address

MSDP デフォルト ピアの IP アドレスまたはドメイン ネーム システム(DNS)。

Command Default

MSDP のデフォルト ピアは存在しません。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

デフォルトのピア コンフィギュレーションは、他のすべての MSDP RPF ルールが失敗すると、最後の Reverse Path Forwarding(RPF)ルールとして、すべての MSDP SA メッセージを受け入れます。

MSDP ピアを BGP ピアにしない場合も、default-peer コマンドを使用します。

prefix-list list キーワードと引数を指定しないと、設定したデフォルト ピアから受信したすべての SA メッセージが受け入れられます。

default-peer コマンドに prefix-list list キーワードと引数を指定する場合は、必ず、BGP プレフィックス リストを設定してください。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、ルータ 172.16.12.0 をローカル ルータへのデフォルト ピアとして設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# default-peer 172.16.12.0

Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

description(ピア)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアのコンフィギュレーションに説明テキストを追加するには、ピア コンフィギュレーション モードで description コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

description peer-address text

no description peer-address text

Syntax Description

peer-address

この説明が該当するピアの IP アドレスまたはホスト名。

text

MSDP ピアの説明。 最大 80 文字を使用して、このピアについて説明します。

Command Default

MSDP ピアに説明文は関連付けられていません。

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

MSDP ピアを識別しやすくするために、説明を設定します。 この説明は、show msdp peer コマンド出力に表示されます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、IP アドレス 10.0.5.4 のルータに、そのルータは顧客 A のルータであるという説明を付加する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# description 10.0.5.4 router_at_customer_site_A

Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての情報を表示します。  

maximum external-sa

ルータまたは特定の MSDP ピアによる学習が可能な外部マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)エントリの最大数を設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで maximum external-sa コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum external-sa entries

no maximum external-sa

Syntax Description

entries

ルータまたは特定の MSDP ピアによる学習が可能な SA エントリの最大数。 範囲は 1 ~ 75000 です。

Command Default

entries:20000

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

maximum external-sa コマンドを MSDP コンフィギュレーション モードで発行すると、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリ(すべてのピアの累積的 SA ステート)の総数が設定されます。 このコマンドは、トラフィックの負荷が高い状態でのルータ リソースの利用率を制御するために使用されます。


(注)  


外部 SA エントリの最大数を、現在集められている SA ステート数よりも小さい数に設定すると、コンフィギュレーションは失敗します。


maximum external-sa コマンドを MSDP ピア コンフィギュレーション モードで発行すると、特定の MSDP ピアによる学習が可能な外部 SA エントリの総数が設定されます。 MSDP コンフィギュレーション モードでは、このコマンドを使用して、maximum peer-external-sa コマンドで設定した外部 SA エントリの最大値を上書きするように特定の MSPD ピアを設定することもできます。


(注)  


特定の MSDP ピアの外部 SA エントリの最大数を、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数よりも大きい数に設定すると、コンフィギュレーションは失敗します。


Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を 30000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# maximum external-sa 30000

次の例に、アドレス 10.1.5.3 にある MSDP ピアによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を 25000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.1.5.3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# maximum external-sa 25000

Related Commands

Command

Description

maximum peer-external-sa

MSDP ピアによる学習が可能な外部マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)エントリの最大数を設定します。  

show msdp summary

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアのステータスを表示します。  

maximum peer-external-sa

MSDP ピアによる学習が可能な外部マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)エントリの最大数を設定するには、MSDP コンフィギュレーション モードで maximum peer-external-sa コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum peer-external-sa entries

no maximum peer-external-sa

Syntax Description

entries

MSDP ピアによって学習される SA エントリの最大数。 範囲は 1 ~ 75000 です。

Command Default

entries:20000

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

(MSDP コンフィギュレーション モードでの)maximum external-sa コマンドは累積総数としてルータによって受け入れられる SA エントリの最大数を設定するのに対し、maximum peer-external-sa コマンドは、設定された各 MSDP ピアで学習可能な外部 SA エントリの最大数を設定します。


(注)  


MSDP ピアの外部 SA エントリの最大数を、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数よりも大きい数に設定しようとすると、コンフィギュレーションは失敗します。


Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、各 MSDP ピアが学習可能な外部 SA エントリの最大数を 27000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# maximum peer-external-sa 27000

Related Commands

Command

Description

maximum external-sa

ルータまたは特定の MSDP ピアによる学習が可能な外部マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)エントリの最大数を設定します。  

show msdp summary

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアのステータスを表示します。  

mesh-group(ピア)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを、メッシュ グループのメンバとなるように設定するには、ピア コンフィギュレーション モードで mesh-group コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

mesh-group name

no mesh-group name

Syntax Description

name

メッシュ グループ名。

Command Default

メッシュ グループに属さない MSDP ピアです。

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

メッシュ グループは MSDP スピーカーのグループであり、相互に完全メッシュ接続されています。 メッシュ グループで受信された、ピアからの SA メッセージは、同一メッシュ グループ内の他のピアには転送されません。

メッシュ グループは、次の目的に使用できます。

  • SA メッセージ フラッディングの削減
  • ピア リバース パス転送(RPF)フラッディングの単純化(MSDP ピア間でのボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)の実行は不要)

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、internal という名前のメッシュ グループのメンバにするために、アドレス 10.0.5.4 の MSDP ピアを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# mesh-group internal

originator-id

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)メッセージでランデブー ポイント(RP)アドレスとして使用するインターフェイスのタイプとインスタンスを識別するには、MSDP コンフィギュレーション モードで originator-id コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

originator-id type interface-path-id

no originator-id type interface-path-id

Syntax Description

type

インターフェイス タイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。

interface-path-id

物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。

(注)     

EXEC モードで show interfaces コマンドを使用して、現在ルータに設定されているすべてのインターフェイスのリストを表示します。

ルータの構文の詳細については、疑問符(? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

Command Default

RP アドレスはオリジネータ ID として使用されます。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

originator-id コマンドを使用して、SA メッセージを発信する MSDP スピーカーに、SA メッセージ内の RP アドレスとしてインターフェイスの IP アドレスを使用することを許可します。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、SA メッセージ内の RP アドレスとしてギガビット イーサネット インターフェイス 0/1/1/0 を設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# originator-id GigE0/1/1/0

password(ピア)

2 つのマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピア間の TCP 接続での Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにするには、MSDP ピア コンフィギュレーション モードで password コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

password { clear | encrypted } password

no password { clear | encrypted } password

Syntax Description

clear

暗号化されていないパスワードが続くことを示します。 このパスワードはクリアテキストで、暗号化されておらず、大文字と小文字が区別されます。

encrypted

暗号化パスワードが続くことを指定します。 このパスワードは暗号化され、大文字と小文字が区別されます。

password

最高 80 文字のパスワード。 このパスワードでは、どのような英数字でも使用できます。 ただし、先頭文字が数字である場合、またはパスワードにスペースが含まれる場合は、このパスワードを二重引用符で囲む必要があります(例:"2 password")。

Command Default

パスワードは設定されていません。

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

password コマンドは、TCP 接続された 2 つの MSDP ピア間で、MD5 シグニチャ保護をサポートします。 2 つの MSDP ピア間で MD5 認証がイネーブルになると、ピア間の TCP 接続で送信された各セグメントが確認されます。 MD5 認証は、両方の MSDP ピアで同じパスワードを使用して設定する必要があります。そうしないと、ピア間の接続は確立されません。 MD5 認証を設定すると、Cisco IOS XR ソフトウェアにより、TCP 接続上で送信される各セグメントについて MD5 ダイジェストが生成され、検証されるようになります。

ピアにパスワードが設定されているかどうかを確認するには、show msdp peer コマンドを使用します。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、ピアの MSDP パスワードを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# password encrypted a34bi5m

Related Commands

Command

Description

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての情報を表示します。  

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定するには、MSDP コンフィギュレーション モードで peer コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

peer peer-address

no peer peer-address

Syntax Description

peer-address

MSDP ピアとなるルータの IP アドレスまたは DNS 名。

Command Default

MSDP ピアは設定されていません。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

指定したルータを BGP ネイバーとして設定します。

この MSDP ピアとともに BGP ピアも使用する場合は、BGP と同一の IP アドレスを MSDP に使用する必要があります。 ただし、MSDP ピア間に BGP パスがある場合は、MSDP ピアとともに BGP を実行する必要はありません。 パスが存在しない場合は、MSDP コンフィギュレーション モードで default-peer コマンドを設定する必要があります。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、IP アドレス 172.16.1.2 のルータを、ローカル ルータの MSDP ピアとして設定し、MSDP ピア コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.1.2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# 

Related Commands

Command

Description

default-peer

すべてのマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)送信元アクティブ(SA)メッセージを受け入れるデフォルト ピアを定義します。  

remote-as(マルチキャスト)

このピアのリモートの自律システム番号を設定するには、ピア コンフィギュレーション モードで remote-as コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

remote-as as-number

no remote-as as-number

Syntax Description

as-number

このピアの自律システム番号です。 2 バイトの番号の範囲は 1 ~ 65535 です。 4 バイトの番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。

Command Default

このコマンドをピア コンフィギュレーション モードで発行しないと、リモートの自律システム番号は(設定されている場合でも)BGP から取得されるか、またはゼロに初期化されます(Interior Gateway Protocol(IGP)を使用する場合)。

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

設定したボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)から自律システム番号を取得する必要がない場合は、remote-as コマンドを使用して、リモートの自律システムを設定します。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、指定したピアの自律システム番号を 250 に設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# remote-as 250

sa-filter

指定したマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから受信した送信元アクティブ(SA)メッセージの着信/発信フィルタ リストを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで sa-filter コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

sa-filter { in | out } { list access-list-name | rp-list access-list-name }

no sa-filter { in | out } { list access-list-name | rp-list access-list-name }

Syntax Description

in | out

着信/発信 SA フィルタリングを指定します。

list access-list-name

(任意)IP アクセス リストの番号または名前を指定します。 アクセス リストを指定しないと、ピアからの (S, G) ペアはフィルタリングされません。

rp-list access-list-name

SA メッセージの送信元 RP アクセス リストを指定します。

Command Default

sa-filter コマンドを設定しないと、着信/発信メッセージはフィルタリングされず、ピアからのすべての着信 SA メッセージが受け入れられます。また、受信されたすべての発信 SA メッセージはピアに転送されます。

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。


(注)  


sa-filter コマンドは、MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによって継承されます)が、このグローバル コンフィギュレーションは、ピア コンフィギュレーション モードでコマンドが再発行されると上書きされます。


Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例では、アクセス リスト 10 を渡す (S, G) ペアだけが、SA メッセージで、IP アドレスが 131.107.5.4 のピアに転送されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 131.107.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# sa-filter out list_10

次の例では、アクセス リスト 151 を渡す RP の (S, G) ペアだけが、SA メッセージで、IP アドレスが 131.107.5.4 のピアに転送されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 131.107.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# sa-filter out rp-list list_151

(注)  


アクセス リストの送信元フィールドと宛先フィールドは、SA メッセージの (S, G) フィールドに一致します。 アクセス リストの最初のアドレス フィールドとマスク フィールドを送信元に使用し、2 番目のフィールドをグループまたは宛先に使用することをお勧めします。


Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

show msdp globals

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)グローバル変数を表示するには、EXEC モードで show msdp globals コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] globals

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

リリース 3.9.0

4 バイト自律システム番号表記の asplain 形式がサポートされました。 入力パラメータおよび出力は、asplain または asdot 表記で 4 バイト自律システム番号と拡張コミュニティを表示するように変更されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

MSDP セッションに関連付けられている一部のグローバル変数(オリジネータ ID、デフォルト ピア、Protocol Independent Multicast(PIM)や送信元などを使用した接続ステートなど)が表示されます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、show msdp globals コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp globals

Multicast Source Discovery Protocol - msdp[405672] 
  AS: 10, caching, originator: not set, default peer: not set 
  Connected to PIM: yes 
  Active RP              Grange/len     Source Count 
                            ADV/RPF     (Total, Active) 
  10.10.2.1             224.0.0.0/4      0,0 
  10.10.10.3                0.0.0.0      1,1

  Max/active group count:     1/1 
  Max/active SA count:     1/1

  General stats 
  Current lists alloced/free:           2/0 
  Total list items alloced/free:        9/1 
  Total source buffers alloced/free:    1/0 
  Total group buffers alloced/free:     1/0 
  Total RP buffers alloced/free:        2/0 
  TLV buffers alloced/free:             1/1

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 1 show msdp globals のフィールドの説明

フィールド

説明

AS

ローカルな自律システム。

caching

イネーブルになっている SA キャッシュ。

originator

ローカル RP。

default peer

すべての RPF ルールが失敗したときに SA メッセージを受け入れるデフォルト ピア。

Active RP

SA メッセージのこのルータへの送信に関与するすべての RP。

Grange/len

マルチキャスト グループ範囲またはマルチキャスト グループ マスク。

フィールドは、ローカル RP に指定のグループ範囲が存在する場合のみ表示されます。 グループ範囲が指定されていない場合(SA をアドバタイズする RP など)は、アドバタイズ元のアドレスと RPF 情報のみが表示されます(以下の「ADV/RPF」を参照)。

Source Count

合計と、各 RP によってアドバタイズされたアクティブな SA メッセージ。

ADV/RPF

アドバタイズ元のアドレスと RPF エントリ。

Max/active group count

ルータがブートされてからの最大のグループ カウントと、アクティブなグループの数。

Max/active SA count

ルータがブートされてからの最大の SA メッセージ カウントと、アクティブな SA メッセージの数。

Total source buffers alloced/free

割り当てられた内部送信元バッファと、割り当てられてから解放された内部送信元バッファの数。

Total group buffers alloced/free

割り当てられた内部グループ バッファと、割り当てられてから解放された内部グループ バッファの数。

Total RP buffers alloced/free

割り当てられた内部 RP バッファと、割り当てられてから解放された内部 RP バッファの数。

TLV buffers alloced/free

割り当てられた内部存続可能時間バッファと、割り当てられてから解放された内部 TTL バッファの数。

Related Commands

Command

Description

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての情報を表示します。  

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示します。  

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての詳細を表示するには、EXEC モードで show msdp peer コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] peer [peer-address]

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

peer-address

(任意)情報が表示される MSDP ピアの IP アドレスまたはホスト名。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

リリース 3.9.0

4 バイト自律システム番号表記の asplain 形式がサポートされました。 入力パラメータおよび出力は、asplain または asdot 表記で 4 バイト自律システム番号と拡張コミュニティを表示するように変更されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、show msdp peer コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp peer 10.10.10.2

MSDP Peer 10.10.10.2 (?), AS 20 
Description: 
 Connection status: 
  State: Up, Resets: 0, Connection Source: 10.10.10.12 
  Uptime(Downtime): 00:00:26, SA messages received: 0 
  TLV messages sent/received: 1/1 
 Output messages discarded: 0 
  Connection and counters cleared 00:00:26 ago 
 SA Filtering: 
  Input (S,G) filter: none 
  Input RP filter: none 
  Output (S,G) filter: none 
  Output RP filter: none 
 SA-Requests: 
  Input filter: none 
  Sending SA-Requests to peer: disabled 
 Password: None 
 Peer ttl threshold: 0 
 Input queue size: 0, Output queue size: 0

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 2 show msdp peer のフィールドの説明

フィールド

説明

MSDP Peer

MSDP ピアの IP アドレスです。

AS

ピアが属する自律システム(AS)。

State

MSDP ピアの状態。

Uptime(Downtime)

MSDP ピアがアップまたはダウンする日付と時間(前のカラムで示されているステートごとに表示されます)。 24 時間以内の場合、時間、分、秒が表示されます。

Msgs Sent/Received

ピアに送信される SA メッセージの数と、ピアから受信する SA メッセージの数。

Peer Name

ピアの名前。

TCP connection source

TCP ローカル接続アドレスの IP アドレスを取得するのに使用するインターフェイス。

SA input filter

アクセス リスト フィルタリング SA 入力の名前(該当する場合)。

SA output filter

アクセス リスト フィルタリング SA 出力の名前(該当する場合)。

SA-Request filter

アクセス リスト フィルタリング SA 要求メッセージの名前(該当する場合)。

Sending SA-Requests to peer

SA 要求メッセージを送信するように設定されているピアはありません。

Password

パスワードの情報。 パスワードがアクティブなピアに設定されている場合は、「Configured, set on active socket」と表示されます。

Peer ttl threshold

IP ヘッダーの TTL が、ここで指定された値以上であるマルチキャスト パケットのみが、MSDP ピアに送信されます。

Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示します。  

show msdp rpf

送信元 RP からの送信元アクティブ(SA)を受け入れるかどうかを規定するマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)リバース パス転送(RPF)ルールを表示するには、EXEC モードで show msdp rpf コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] rpf rpf-address

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

rpf-address

RPF ネクスト ホップの IP アドレスまたはホスト名。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp rpf コマンドを実行すると、MSDP RPF ルールに基づいて SA が送信され、転送されるピア インターフェイスと自律システムが表示されます。 ルールは表示され、到着した SA の RP アドレス フィールドに適用されます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、RP ピア 10.1.1.1 に show msdp rpf コマンドを実行した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp rpf 10.1.1.1

RP peer for 172.16.1.1 is 10.1.1.1 AS 200, rule: 1
bgp/rib lookup: nexthop: 10.1.1.1, asnum: 200

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 3 show msdp rpf のフィールドの説明

フィールド

説明

RP peer for 172.16.1.1 is 10.1.1.1

MSDP RPF ピアの IP アドレス。

AS 200

ピアが属する自律システム(AS)。

rule: 1

SA から学習され、一致する MSDP RPF ルール。

bgp/rib lookup:

マルチキャスト RPF ルーティング テーブルのルックアップ。

nexthop: 10.1.1.1

SA が最終宛先に到達するように送信されたルータ。

asnum: 200

ネクストホップ隣接ルータの自律システム番号。

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示するには、EXEC モードで show msdp sa-cache コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] sa-cache [source-address] [group-address] [all] [ asnum as-number ] [ peer peer-address ] [ rpaddr rp-address ] [summary]

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

source-address

(任意)(S, G) 情報が表示される送信元の送信元アドレスまたはホスト名。

group-address

(任意)(S, G) 情報が表示されるグループのグループ アドレスまたは名前。

all

(任意)すべての送信元 SA エントリを、PIM Interested(PI; PIM 関与)フラグとともに表示します。

asnum as-number

(任意)指定した自律システム番号の SA エントリを表示します。 2 バイト自律システム番号(ASN)の範囲は 1 ~ 65535 です。 asplain 形式の 4 バイト自律システム番号(ASN)の範囲は、1 ~ 4294967295 です。 asdot 形式の 4 バイト自律システム番号(ASN)の範囲は、1.0 ~ 65535.65535 です。

peer peer-address

(任意)ピア エントリ情報(ピア名やピア アドレスなど)を表示します。

rpaddr rp-address

(任意)指定した RP アドレスに一致する SA エントリを表示します。

summary

(任意)すべての SA エントリ、RP、送信元、グループのカウントを表示します。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

リリース 3.9.0

4 バイト自律システム番号表記の asplain 形式がサポートされました。 入力パラメータおよび出力は、asplain または asdot 表記で 4 バイト自律システム番号と拡張コミュニティを表示するように変更されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp sa-cache コマンドは、SA キャッシュに格納されている (S, G) エントリ、属性、フラグ、(L、E、EA)、稼働時間、自律システム番号、RP アドレスを確認するために使用されます。

このコマンドを使用するときには、次のガイドラインが適用されます。

  • デフォルトで、cache-sa-state コマンドはイネーブルになっています。
  • summary キーワードを指定すると、キャッシュ、グループ、送信元エントリ、各 RP と自律システムによってアドバタイズされたエントリの総数が表示されます。
  • 2 つのアドレスや名前を入力した場合、これらのアドレスに対応する (S, G) エントリが表示されます。
  • 1 つのグループ アドレスを指定すると、そのグループのすべての送信元が表示されます。
  • オプションを指定しないと、PI フラグ エントリを除く SA キャッシュ全体が表示されます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、show msdp sa-cache コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache

MSDP Flags: 
E - set MRIB E flag, L - domain local source is active, 
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group, 
DE - SAs have been denied. 
Cache Entry:
(10.10.5.102, 239.1.1.1), RP 10.10.4.3, AS 20, 15:44:03/00:01:17 
Learned from peer 10.10.2.2, RPF peer 10.10.2.2 
SA's recvd 1049, Encapsulated data received: 0 
grp flags: PI, src flags: E, EA, PI

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 4 show ip msdp sa-cache のフィールドの説明

フィールド

説明

(10.10.5.102, 239.1.1.1)

2 番めのアドレス(グループ)に送信している最初のアドレス(送信元)。

RP 10.10.4.3

SA メッセージが開始された送信元ドメインの RP アドレス。

MBGP/AS 20

RP はユニキャスト RPF テーブルに従って自律システム AS20 にあります。

  • マルチプロトコル ボーダー ゲートウェイ プロトコル(MBGP)が設定されていない場合:RIB テーブル 1。
  • MBGP が設定されている場合:RIB テーブル 2 またはマルチキャスト テーブル。

15:44:03/00:01:17

ルートは、15 時間 44 分 3 秒の間、キャッシュされています。 1 分と 17 秒の間に SA メッセージが受信されないと、ルートは SA キャッシュから削除されます。

Encapsulated data received: 0

MSDP SA は、SA パスが確立したときに受信者がデータを取りこぼさないようにするため、送信元が開始したときにすべてのデータ情報をキャプチャします。

次に、all キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache all

MSDP Flags:
E - set MRIB E flag , L - domain local source is active,
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group,
DE - SAs have been denied.  Timers age/expiration,
Cache Entry:

(*, 239.1.1.1), RP 0.0.0.0, AS 0, 06:32:18/expired
Learned from peer local, RPF peer local
SAs recvd 0, Encapsulated data received: 0 grp flags: PI,  src flags: 

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 5 show ip msdp sa-cache のフィールドの説明

フィールド

説明

(*, 239.1.1.1)

ローカルのインターネット グループ管理プロトコル(IGMP)参加によるグループ内の PI。

RP 0.0.0.0

このエントリに関連付けられている RP はありません。

AS 0

このエントリは 0、自律システム(AS)ランデブー ポイント(RP)は null です。

06:32:18/expired

ルートは、時間:分:秒の間、動作しています。 このルートは MRIB および PIM から受信されるため、MSDP による監視は行われないことに注意してください。

次に、summary キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache summary

Total # of SAs = 3
Total # of RPs = 2
Total # of Sources = 1
Total # of Groups = 3

Originator-RP   SA total   RPF peer

172.16.1.1         0          0.0.0.0 
172.17.1.1         3          172.17.1.1 

AS-num  SA total

200     3 

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 6 show msdp sa-cache summary のフィールドの説明

フィールド

説明

Total # of SAs

システムで現在アクティブになっている SA の総数。

Total # of RPs

このシステムに SA 情報を配布した RP の総数。

Total # of Sources

すべてのドメインでアクティブになっている送信元の総数。

Total # of Groups

送信元がすべてのドメインからのデータを送信している、グループの総数。

Originator-RP

各 RP および送信元ドメインに基づく SA 情報。

AS-num

送信元自律システムに基づく SA 情報。

次に、asnum キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache asnum 200

MSDP Flags:
E - set MRIB E flag , L - domain local source is active,
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group,
DE - SAs have been denied.  Timers age/expiration,
Cache Entry:

(172.31.1.1, 239.1.1.1), RP 5.1.1.1, AS 200, 00:00:25/00:02:04
  Learned from peer 5.1.1.1, RPF peer 172.17.1.1
  SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
    grp flags: none,  src flags: EA
(172.31.1.1, 239.1.1.2), RP 172.17.1.1, AS 200, 00:00:16/00:02:13
  Learned from peer 172.17.1.1, RPF peer 172.17.1.1
  SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
    grp flags: none,  src flags: EA
(172.31.1.1, 239.1.1.3), RP 172.17.1.1, AS 200, 00:00:13/00:02:16
  Learned from peer 172.17.1.1, RPF peer 172.17.1.1
  SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
    grp flags: none,  src flags: EA

Related Commands

Command

Description

cache-sa-state

ルータのキャッシュの送信元アクティブ(SA)ステートを制御します。  

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。  

show msdp statistics peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアの統計情報カウンタを表示するには、EXEC モードで show msdp statistics peer コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] statistics peer [peer-address]

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

peer-address

(任意)MSDP ピアの IP アドレスまたは名前。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp statistics peer コマンドを実行すると、MSDP ピアの統計情報(送受信されたキープアライブ メッセージの数、送受信された送信元アクティブ(SA)エントリの数など)が表示されます。

MSDP ピアを指定するときに peer-address 引数を指定しないと、このコマンドではすべての MSDP ピアの統計情報カウンタが表示されます。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、show msdp statistics peer コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp statistics peer 

MSDP Peer Statistics :-

Peer 10.1.2.3 : AS is 10, State is Up, 0 active SAs
    TLV Rcvd : 57 total
               57 keepalives, 0 notifications
               0 SAs, 0 SA Requests
               0 SA responses, 0 unknowns
    TLV Sent : 57 total
               54 keepalives, 0 notifications
               3 SAs, 0 SA Requests
               0 SA responses
    SA msgs  : 0 received, 3 sent
Peer 10.2.3.4 : AS is 0, State is Connect, 0 active SAs
    TLV Rcvd : 0 total
               0 keepalives, 0 notifications
               0 SAs, 0 SA Requests
               0 SA responses, 0 unknowns
    TLV Sent : 0 total
               0 keepalives, 0 notifications
               0 SAs, 0 SA Requests
               0 SA responses
    SA msgs  : 0 received, 0 sent

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 7 show msdp statistic peer のフィールドの説明

フィールド

説明

Peer 10.1.2.3

MSDP ピアのすべての統計情報が表示されます。

AS 10

ピアは自律システム(AS)10 に属しています。

State is UP

ピアが確立されています。

0 active SAs

このピアからのアクティブな SA はありません。

TLV Rcvd

このピアから受信した、TLV に関する情報。

TLV Sent

このピアに送信した、TLV に関する情報。

SA msgs

このピアの SA メッセージに関する情報。

Related Commands

Command

Description

clear msdp stats

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアの統計情報カウンタをリセットします。  

show msdp summary

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアのステータスを表示するには、EXEC モードで show msdp summary コマンドを使用します。

show msdp [ipv4] summary

Syntax Description

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィックスを指定します。

Command Default

IPv4 アドレッシングがデフォルトです。

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp summary コマンドを実行すると、次のようなピア ステータスが表示されます。

  • ピア アドレス
  • ピア自律システム
  • ピアの状態
  • アップタイムとダウンタイム
  • 送受信された SA メッセージの数

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り

Examples

次に、show msdp summary コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp summary

Out of Resource Handling Enabled 
Maximum External SA's Global : 20000 
Current External Active SAs : 0

MSDP Peer Status Summary 
Peer Address       AS    State     Uptime/   Reset  Peer    Active Cfg.Max    TLV 
                                   Downtime  Count  Name    SA Cnt Ext.SAs   recv/sent 
10.1.1.1           0     NoIntf    00:10:07  0      ?       0      0            0/0

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。



表 8 show msdp summary のフィールドの説明

フィールド

説明

Peer Address

このルータが MSDP ピアリングを確立した隣接ルータ アドレス。

AS

ピアが属する自律システム。

State

ピアリングのステート(UP、Inactive、Connect、NoIntf など)。

Uptime/Downtime

MSDP ピアリングのアップタイムとダウンタイム(時間、分、秒)。

Reset Count

MSDP ピアがリセットされた回数。

Peer Name

ピアの DNS 名(該当する場合)。

Active SA Cnt

このルータでアクティブになっている SA の総数。

Cfg. Max Ext. SAs

SA ドロップ後の、最大外部 SA の総数。 設定されていないと 0 になります。

TLV recv/sent

送受信された TLV の総数。

Related Commands

Command

Description

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての情報を表示します。  

show msdp sa-cache

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアから学習した (S, G) ステートを表示します。  

shutdown(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアをシャットダウンするには、ピア コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

shutdown

no shutdown

Syntax Description

このコマンドには、キーワードや引数はありません。

Command Default

デフォルトの動作または値はありません。

Command Modes

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

shutdown コマンドを使用して、ピアをシャットダウンします。 同じピアに対して多数の MSDP コマンドを設定するには、ピアをシャットダウンして設定し、その後でピアをアクティブにします。

ピアのコンフィギュレーション情報を失わずに、MSDP セッションをシャットダウンすることもできます。

ピアがシャットダウンすると、TCP 接続が終了し、再起動されません。

Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、アドレス 172.16.5.4 でピアをシャットダウンする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# shutdown

Related Commands

Command

Description

show msdp peer

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアについての情報を表示します。  

ttl-threshold(MSDP)

送信元アクティブ(SA)メッセージでマルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアに送信されるマルチキャスト データ パケットを制限するには、MSDP コンフィギュレーション モードまたはピア コンフィギュレーション モードで ttl-threshold コマンドを使用します。 デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ttl-threshold ttl

no ttl-threshold ttl

Syntax Description

ttl

存続可能時間。 値の範囲は 1 ~ 255 です。

Command Default

ttl : 1

Command Modes

MSDP コンフィギュレーション

MSDP ピア コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ttl-threshold コマンドにより、データがカプセル化された送信元アクティブ(SA)メッセージで送信されるマルチキャスト データ パケットを制限します。 IP ヘッダーの存続可能時間(TTL)が ttl 引数以上のマルチキャスト パケットのみが、IP アドレスまたは名前で指定された MSDP ピアに送信されます。

ttl-threshold コマンドを使用して、TTL を使ってマルチキャスト データ トラフィックを検査します。 たとえば、内部トラフィックの TTL 値を 8 に制限できます。 その他のグループが外部の場所に移動できるようにするには、8 よりも大きい TTL を使用してパケットを送信します。


(注)  


このコマンドは、MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによる継承が可能です)。 ただし、コマンドがピア コンフィギュレーション モードで再発行されると、このグローバル コンフィギュレーションは上書きされます。


Task ID

タスク ID

操作

multicast

読み取り、書き込み

Examples

次の例に、TTL しきい値を 8 ホップに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# ttl-threshold 8

Related Commands

Command

Description

peer(MSDP)

マルチキャスト発信元検出プロトコル(MSDP)ピアを設定します。