Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ モジュラ QoS コマンド リファレンス リリース 4.3.x
輻輳回避コマンド
輻輳回避コマンド
発行日;2013/02/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

輻輳回避コマンド

この章では、輻輳を回避するために使用するコマンドについて説明します。

輻輳回避は、パケットのドロップにより行われます。 Cisco IOS XR ソフトウェアは、パケットをドロップする次の Quality of Service(QoS)の輻輳回避技術をサポートします。

•ランダム早期検出(RED)

•重み付けランダム早期検出(WRED)

•テール ドロップ

輻輳回避の概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Modular Quality of Service Configuration Guide』の「Configuring Congestion Avoidance」モジュールを参照してください。

bandwidth(QoS)

ポリシー マップに属しているクラスに割り当てる最小帯域幅を指定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで bandwidth コマンドを使用します。 クラスに対する帯域幅の指定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

bandwidth { rate [units] | percent percentage-value }

no bandwidth { rate [units] | percent percentage-value }

Syntax Description

rate

クラスに割り当てる最小帯域幅。単位は units で指定します。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

units

帯域幅の単位を指定します。 値は次のとおりです。

  • bps:ビット/秒
  • gbps:ギガビット/秒
  • kbps:キロビット/秒(デフォルト)
  • mbps:メガビット/秒

percent percentage-value

使用可能な帯域幅に対する絶対的な割合に基づいて、保証された帯域幅を指定します。 範囲は 1 ~ 100 です。

Command Default

デフォルトの単位は kbps です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

特定のクラスに一致するトラフィックに割り当てる最小保証帯域幅を指定するには、bandwidth コマンドを使用します。 帯域幅は、特定の値として定義することも、インターフェイス帯域幅のパーセンテージとして設定することもできます。

パーセンテージの値を設定する場合、期待できる精度は 1 パーセントです。


(注)  


帯域幅の値では、インターフェイスから送信されるトラフィックに適用されるレイヤ 2 のカプセル化が考慮されます。 イーサネットの場合、カプセル化は 14 バイトと見なされます。IEEE 802.1Q の場合、カプセル化は 18 バイトです。 クラスに実際に割り当てられた帯域幅は、show qos interface コマンドの出力で確認できます。


考慮されるレイヤ 2 のカプセル化にはレイヤ 2 のヘッダー全体が含まれないので、100% に近い帯域幅保証を指定するときは注意が必要です。 オーバーサブスクリプションになる可能性があります。パケット サイズが小さい場合は特にその可能性があります。

ポリシー マップでは、クラスごとに 1 つの bandwidth ステートメントを使用できます。 1 つのポリシー マップで、パーセンテージと実際の値の両方の帯域幅設定を使用できます。

bandwidth コマンドでは、帯域幅の共有方法は指定されません。 代わりに、特定のクラスのトークン バケットに割り当てられるトークンの数を設定することで、クラスごとに保証される帯域幅の大きさが指定されます。 設定した動作が正しく機能するには、帯域幅とプライオリティ トラフィックの合計が、インターフェイス自体の帯域幅を超えないようにする必要があります。 インターフェイスがオーバーサブスクライブ型の場合、予想できない動作が発生します。

トラフィックで使用可能な帯域幅を削減する階層型ポリシーが定義されていない限り、インターフェイスの帯域幅は物理インターフェイスの帯域幅に設定されます。 次に、トラフィックを指定した値に整形するために使用されている階層型ポリシーの例を示します。 その後、子ポリシーによって、整形された帯域幅を指定されているクラスの間で配分する方法が決定されます。

policy-map parent
  class match_all
  shape average 1000000
  bandwidth 1000000
    service-policy child

policy-map child
  class gold
    bandwidth percent 20
  class silver
    bandwidth percent 40
  class default
    bandwidth percent 40

(注)  


bandwidth コマンドは、親ポリシーの一部です。 この例の bandwidth コマンドでは、クラスの最小帯域幅を設定するだけでなく、子ポリシーでの bandwidth percent ステートメントの基準ポイントもリセットします。


  • 帯域幅が親クラスで設定されている場合は、親の最小帯域幅が子の帯域幅パーセンテージに対する基準として使用されます。
  • 帯域幅が親クラスで設定されていない場合は、明示または暗黙の帯域幅残量に基づいてクラスに割り当てられる合計未割り当て帯域幅の一部である暗黙の最小帯域幅が、基準として使用されます。

サブインターフェイス ポリシーの場合は次のようになります。

  • 帯域幅が親クラスで設定されている場合は、親の最小帯域幅が子の帯域幅パーセンテージに対する基準として使用されます。
  • 帯域幅の残量が親クラスで設定されている場合は、bandwidth-remaining-percent * interface-rate が基準として使用されます。
  • 親クラスで帯域幅が設定されていない場合は、shape rate が基準として使用されます。

次の例では、階層型ポリシーがメイン インターフェイスに割り当てられていて、親クラスは帯域幅クラスと整形だけのクラスの混合です。

policy-map hqos
 class c1
   bandwidth percent 40
    service-policy child
 class c2
   shape average 500000000
    service-policy child

クラス c2 の子ポリシーの基準は、クラス c2 の整形比率によって制約されたクラス c2 の暗黙の帯域幅です。 したがって、基準は(60 パーセント * インターフェイス帯域幅)/3 で 500000000 kbps が限度です。

次の例では、階層型ポリシーはサブインターフェイスで設定されている class-default だけの親の整形です。

policy-map sub_int_hqos
 class c1ass-default
   shape average 40
    service-policy child

class-default の親の整形比率が基準として使用されます。

bandwidth コマンドで percent キーワードを使用すると、インターフェイスの帯域幅はレイヤ 2 の容量として定義され、ギガビット イーサネットまたは POS のカプセル化は除外されますが、ハイレベル データ リンク制御(HDLC)フラグやフレーム チェック シーケンス(FCS)などは含まれます。 これらを含む必要があるのは、これらはパケットごとに適用され、特定のパケット サイズのパケットが送信される数をシステムは予測できないためです。

たとえば、次のポリシーが OC-192 インターフェイスに適用されるものとします。

policy-map oc-192
  class c1
  bandwidth percent 50

結果としてクラス c1 に予約される帯域幅は 4,792,320 kbps です。 これは、GE または POS オーバーヘッドを除く OC-192 帯域幅の 50 パーセントに相当します。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、インターフェイス帯域幅の 50% を class1 クラスに保証し、10% を class2 クラスに保証する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 50
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 10

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

class-map

トラフィック クラス、およびパケットをクラスに対応させる関連付けられたルールを定義します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

queue-limit

キューが保持できる、ポリシー マップ内に設定されるクラス ポリシーのパケットの最大数を指定または変更します。  

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

show qos interface

特定のインターフェイスの QoS 情報を表示します。  

bandwidth remaining

残った帯域幅をさまざまなクラスに割り当てる方法を指定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで bandwidth remaining コマンドを使用します。 システムのデフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

bandwidth remaining [ percent percentage-value | ratio ratio-value ]

no bandwidth remaining [ percent percentage-value | ratio ratio-value ]

Syntax Description

percent percentage-value

使用可能な帯域幅に対する絶対的な割合に基づいて、保証された帯域幅を指定します。 範囲は 1 ~ 100 です。

ratio ratio-value

帯域幅比率の値に基づいて、保証された帯域幅の量を指定します。 範囲は 1 ~ 1020 です。

Command Default

帯域幅は指定されていません。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

特定のクラスに対して Modified Deficit Round Robin(MDRR)の重みを設定するには、bandwidth remaining コマンドを使用します。

出力サービス ポリシーで適用するときは、このコマンドを使用して未割り当ての帯域幅を配分する方法を定義します。 通常、階層型ポリシー マップの親レベルで帯域幅設定と組み合わせて使用します。 この組み合わせを使用すると、最小帯域幅の保証が満たされる場合は、残りの帯域幅が、ポリシー マップのクラス設定の bandwidth remaining コマンドで定義されている比率で配分されます。

使用可能な帯域幅は、残りの帯域幅が明示的に設定されていないキューイング クラスに均等に配分されます。


(注)  


出力では、インターフェイスの実際の帯域幅は、CRC を含まない、レイヤ 2 の容量として決定されます。 これらを含む必要があるのは、これらはパケットごとに適用され、特定のパケット サイズのパケットが送信される数をシステムは予測できないためです。


bandwidth remaining コマンドは、特定のクラスに帯域幅を比例的に割り当てるために使用されますが、帯域幅の容量が予約されることはありません。

入力および出力では、bandwidth remaining コマンドを指定しないと、帯域幅はポリシー マップで設定されているキューイング クラスの間に均等に配分されます。 予想される MDRR の動作を正確に計算する場合は、リンクに残っている帯域幅を扱うので、クラス内のトラフィックのパケット サイズに基づいて、リンクでの帯域幅の残りのパーセンテージに値を変換する必要があることに注意してください。 すべてのクラスのパケット サイズが等しい場合は、定義されている比率が予想どおり正確にリンクに対して適用されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 50
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)#bandwidth remaining percent 20
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)#class class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 10
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth remaining percent 80
  

次の例では、残りの帯域幅は 20:80 の比率でクラス class1 および class2 で共有されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth remaining percent 20
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth remaining percent 80
  

child-conform-aware

親ポリサーが子ポリサーで指定される最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにするには、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードで child-conform-aware コマンドを使用します。 ポリシー マップからこのアクションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

child-conform-aware

no child-conform-aware

Syntax Description

このコマンドには、キーワードや引数はありません。

Command Default

child-conform-aware コマンドは設定されていません。

Command Modes

ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 4.0.0

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

階層型ポリシングでは、トラフィックは最初に子ポリサー レベルで、次にその親ポリサー レベルでポリシングされます。 子ポリサーで指定された最大レートに適合するトラフィックを親ポリサーでドロップできます。

拡張階層型の入力ポリシングでは、child-conform-aware コマンドは、親ポリサーが子ポリサーで指定された最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、2 つのクラスが子ポリシーに定義された親および子ポリシー マップの例を示します。 クラス AF1 では、exceed アクションがトラフィックをドロップする以外のアクションに設定されます。

child-conform-aware コマンドが親ポリシーで設定されていない場合、親ポリサーは、子ポリサーの適合レートと一致するけれども親ポリサーの適合レートを超過するトラフィックをドロップします。

child-conform-aware コマンドは、親ポリサーが子ポリサーで指定された最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

次に、2 つのクラスが子ポリシーに定義された親と子ポリシーの例を示します。 クラス AF1 では、exceed アクションがトラフィックをドロップする以外のアクションに設定されます。

child-conform-aware コマンドが親ポリシーで設定されていない場合、親ポリサーは、子ポリサーの適合レートと一致するけれども親ポリサーの適合レートを超過するトラフィックをドロップします。

親ポリサーで使用すると、child-conform-aware コマンドは、親ポリサーが子ポリサーで指定された認定レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

この例では、子ポリシーのクラス EF が 1 Mbps の認定レート、conform アクション、exceed アクションで設定されます。 1 Mbps 未満のトラフィックは MPLS EXP ビットが 4 に設定された親ポリサーが適用され、1 Mbps を超えるトラフィックはドロップされます。

子ポリシーのクラス AF1 は 1 Mbps の認定レート、conform アクション、exceed アクションで設定されます。 1 Mbps 未満のトラフィックは MPLS EXP ビットが 3 に設定された親ポリサーが適用され、1 Mbps を超えるトラフィックは MPLS EXP ビットが 2 に設定された親ポリシーが適用されます。

この子ポリシーを設定すると、親ポリサーは子クラスのトラフィックが 2 Mbps の認定レートを超えていると見なします。 親ポリサーの child-conform-aware コマンドがない場合、親は 2 Mbps にポリシングします。これにより、子ポリシーのクラス EF から一部の適合トラフィックがドロップされることがあります。 child-conform-aware コマンドが親ポリサーに設定されている場合、親ポリサーは子ポリシーで適合するトラフィックをドロップしません。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map parent
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# service-policy child
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 2 mbps
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# child-conform-aware
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action transmit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exceed-action drop

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map child
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class EF
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 1 mbps
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set mpls experimental imposition 4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exceed-action drop
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class AF1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 1 mbps
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set mpls experimental imposition 3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set mpls experimental imposition 2

Related Commands

Command

Description

exceed-action

レート制限を超過したパケットに対して実行するアクションを設定します。  

police rate

トラフィック ポリシングを設定し、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードを開始します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

compress header ip

ポリシー マップ クラスの IP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで compress header ip コマンドを使用します。 ヘッダー圧縮をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

compress header ip

no compress header ip

Syntax Description

このコマンドには、キーワードや引数はありません。

Command Default

デフォルトでは、IP ヘッダー圧縮はディセーブルです。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 4.0.0

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、ポリシー マップ クラスの IP ヘッダー圧縮をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#class-map class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# match access-group ipv4 customer1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# compress header ip
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit

Related Commands

Command

Description

class-map

トラフィック クラス、およびパケットをクラスに対応させる関連付けられたルールを定義します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

service-policy(インターフェイス)

インターフェイスのサービス ポリシーとして使用されるポリシー マップを、入力インターフェイスまたは出力インターフェイスに対応付けます。  

conform-action

レート制限に適合したパケットに対して実行するアクションを設定するには、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードで conform-action コマンドを使用します。 ポリシー マップから適合アクションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

conform-action [ drop | set options | transmit ]

no conform-action [ drop | set options | transmit ]

Syntax Description

drop

(任意)パケットをドロップします。

set options

(任意)指定したパケットのプロパティを設定します。 options を、次のいずれかのキーワードまたはキーワード引数に置き換えます。

  • atm-clp value:セル損失率優先度(CLP)ビットを設定します。
  • cos value:サービス クラスの値を設定します。 範囲は 0 ~ 7 です。
  • cos [inner]value:サービス クラスの値を設定します。 範囲は 0 ~ 7 です。
  • dei:ドロップ適性インジケータ(DEI)を設定します。 0 または 1 の値を指定できます。
  • discard-class value:廃棄クラスの値を設定します。 範囲は 0 ~ 7 です。
  • dscp value:DiffServ コード ポイント(DSCP)の値を設定し、パケットを送信します。 有効な値のリストについては、表 1を参照してください。
  • dscp [tunnel] value:DiffServ コード ポイント(DSCP)値を設定し、パケットを送信します。 有効な値のリストについては、表 1を参照してください。 tunnel キーワードによって、DSCP は外側ヘッダーに設定されます。
  • mpls experimental {topmost | imposition} value:マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)パケットの最上位ラベルまたは付加ラベルの experimental(EXP)値を設定します。 範囲は 0 ~ 7 です。
  • precedence precedence:IP precedence を設定し、パケットを参照します。有効な値のリストについては、表 2 を参照してください。
  • precedence [tunnel] precedence:IP precedence を設定し、パケットを送信します。 有効な値のリストについては、表 1を参照してください。 tunnel キーワードによって、優先順位が外側ヘッダーに設定されます。
  • qos-group value:QoS グループの値を設定します。
  • srp-priority value:スペース再利用プロトコル(SRP)のプライオリティを設定します。 範囲は 0 ~ 7 です。

transmit

(任意)パケットを送信します。

Command Default

デフォルトでは、レート制限に準拠するパケットにアクションが設定されていない場合、パケットは送信されます。

Command Modes

ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 4.0.0

set dei キーワードが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

トラフィック ポリシング機能の詳細については、police rate コマンドを参照してください。

  • experimental 値、qos-group 値、および廃棄クラス値または
  • experimental 値および qos-group 値または
  • experimental 値および廃棄クラス値

ポリシー マップの set dei アクションは、802.1ad パケットで次の項目に対してサポートされています。

  • 入力および出力
  • レイヤ 2 サブインターフェイス
  • レイヤ 2 メイン インターフェイス
  • レイヤ 3 メイン インターフェイス

(注)  


set dei アクションは、802.1ad カプセル化用に設定されていないインターフェイスのトラフィックに対しては無視されます。


Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次の MPLS の例では、レート制限に準拠するパケットの MPLS EXP ビットを設定するために、トラフィック ポリシングが設定されています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# class-map class
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# match mpls experimental topmost 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# exit

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map child
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class prec1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 100000000 peak-rate 3125000 peak-burst 3125000 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set mpls experimental imp 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set qos-group 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/0/9
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if) service-policy input policy1

この例では、ポリシング レートを 5 Mbps に設定しています。 適合するトラフィックは 0 の DEI 値でマーキングします。ポリシング レートを超過したトラフィックは 1 の DEI 値でマーキングします。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map 1ad-mark-dei
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class c1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 5 mbps
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set dei 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exceed-action set dei 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# end-policy-map

Related Commands

Command

Description

child-conform-aware

親ポリサーが子ポリサーで指定される最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。  

conform-color

(SIP 700 カードだけに使用されます)。アップストリーム ノードで以前に廃棄適性とマーキングされた入力レイヤ 2 のフレーム リレー パケットの事前分類を設定します。 これらの以前マーキングされたパケットは、2 レート 3 カラー(2R3C)トラフィック ポリシング機能の一部として入力インターフェイスのカラーアウェア ポリサーによって解析され、事前に分類されます。  

exceed-action

レート制限を超過したパケットに対して実行するアクションを設定します。  

police rate

トラフィック ポリシングを設定し、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードを開始します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

violate-action

レート制限に違反するパケットに対して実施するアクションを設定します。  

conform-color

非廃棄適性フレーム リレー パケットの事前分類を設定するには、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードで conform-color コマンドを使用します。 ポリシー マップから適合カラーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

conform-color class-map-name

no conform-color class-map-name

Syntax Description

class-map-name

クラス マップを適合カラーに関連付けるように指定します。

Command Default

デフォルトで、パケットに事前分類が設定されていない場合、パケットは入力インターフェイスのカラーアウェア ポリサーによって解析されず、通常のポリシング処理が行われます。

Command Modes

ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 4.1.0

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

通常、以前のノードからのフレーム リレー パケットは、デフォルトで fr-de = 0(廃棄適性を意味します)または fr-de = 1(廃棄適性を意味します)とマーキングされています。 廃棄適性の処理については、fr-de=0 ケース用のクラス マップを作成して、そのクラス マップに適合カラーを割り当てる必要があります。

トラフィック ポリシング機能の詳細については、police rate コマンドを参照してください。


(注)  


マルチアクション ポリサー セットは、IP パケットには使用できません。


Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

この例では、適合カラーは廃棄適性であるパケットの事前分類に設定されています。

RP/0/RSP0/CPU0:routerconfigure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# class-map match-all match_not_frde
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# match not fr-de 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# policy-map 2R3C_conform_example
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)#  police rate 768000 burst 288000 peak-rate 1536000 peak-burst 576000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-color match_not_frde
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action set qos-group 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface pos 0/2/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if) service-policy input policy1

Related Commands

Command

Description

child-conform-aware

親ポリサーが子ポリサーで指定される最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。  

class-map

トラフィック クラス、およびパケットをクラスに対応させる関連付けられたルールを定義します。  

conform-action

レート制限に適合したパケットに対して実行するアクションを設定します。  

exceed-action

レート制限を超過したパケットに対して実行するアクションを設定します。  

exceed-color

(SIP 700 カードだけに使用されます)。アップストリーム ノードで以前に廃棄適性とマーキングされた入力レイヤ 2 のフレーム リレー パケットの事前分類を設定します。 これらの以前マーキングされたパケットは、2 レート 3 カラー(2R3C)トラフィック ポリシング機能の一部として入力インターフェイスのカラーアウェア ポリサーによって解析され、事前に分類されます。  

match fr-de

フレーム リレー廃棄適性(DE)ビット設定に基づいてパケットを照合します。  

police rate

トラフィック ポリシングを設定し、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードを開始します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

violate-action

レート制限に違反するパケットに対して実施するアクションを設定します。  

queue-limit

キューが保持できる、ポリシー マップ内に設定されるクラス ポリシーのパケットの最大数を指定または変更するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで queue-limit コマンドを使用します。 クラスからキューのパケット制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

queue-limit value [unit]

no queue-limit

Syntax Description

value

テール ドロップの最大しきい値(バイト数)。 範囲は 1 ~ 4294967295 です。

unit

(任意)キュー制限値の単位 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット(デフォルト)
  • us:マイクロ秒
(注)     

指定された units がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Command Default

100 ミリ秒:テール ドロップの最大しきい値

10 ミリ秒:優先順位が高いキューの最大しきい値

最大しきい値の単位はパケットです。


(注)  


デフォルトのキュー制限は、指定されたキュー クラスの「サービス速度」の 100 ms です。


Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

クラスの一致基準を満たすパケットは、スケジューリング メカニズムからサービスを提供されるまで、クラス用に確保されたキューに蓄積されます。 queue-limit コマンドでは、クラスの最大しきい値を定義します。 そのしきい値に達したとき、クラス キューへの待機パケットはテール ドロップ(パケット ドロップ)します。 テール ドロップは、出力キューが満杯のときに、輻輳が削除されるまでパケットをドロップする輻輳回避技術です。

show qos interface コマンドを使用して、キュー制限とその他のポリサー値を表示します。

キュー制限のデフォルト値

queue-limit がクラスで設定されていない場合、次のデフォルト値が使用されます。

  • QoS が設定されていない場合:
    • キュー制限はインターフェイス速度で 100 ms になります。
  • QoS が設定され、重み付けランダム早期検出(WRED)が設定されていない場合:
    • キュー制限は、非プライオリティ キューの保証サービス速度で 100 ms になります。
    • キュー制限は、レベル 1 プライオリティ クラスのインターフェイス速度で 10 ms になります。
    • キュー制限は、レベル 2 プライオリティ クラスの親保証サービス速度で 10 ms になります。
  • QoS が設定され、WRED が設定されている場合:
    • キュー制限は、WRED 最大しきい値の 2 倍です。 最大しきい値は、明示的に設定された値または暗黙の 100 ms です。
    • クラスに複数の WRED プロファイルが設定されている場合は、最大のしきい値が全プロファイルに対する最大値になります。
    • queue-limit が時間単位で設定されている場合は、保証サービス速度を使用してキュー制限が計算されます。

キュー制限が時間単位で設定されている場合は、クラスの保証サービス速度を使用してキュー制限がバイト単位で計算されます。 たとえば、time_unit(ms 単位)* guaranteed_service_rate(kbps 単位)/ 8 は、バイト単位の queue-limit に相当します。

キュー制限には次の制約事項が適用されます。

  • キュー制限は、最大 MTU サイズ(9 * 1024 バイト = 9kb)以上である必要があります。
  • キュー制限は、入力および出力キューイング ASIC の最大パケット バッファ サイズである 1 GB を超えることはできません。
  • バンドル ターゲットでは時間ベースの単位だけが許可されます。

保証サービス速度

保証サービス速度は、すべてのキューがバックログされたときのキューのサービス速度と定義され、次の式で求められます。

minimum_bandwidth +(bandwidth_remaining_percent * unallocated_bandwidth)

次に、保証サービス速度の計算の例を示します。

policy-map sample_policy
  class c1
    bandwidth percent 30
    bandwidth remaining percent 40
  class c2
    bandwidth percent 20
  class class-default
  

c1 の保証サービス速度 = 30 パーセント LR +(40 パーセント * 50 パーセント * LR)

c2 の保証サービス速度 = 20 パーセント LR +(30 パーセント * 50 パーセント * LR)

class-default の保証サービス速度 = 30 パーセント * 50 パーセント * LR

  • LR は、サービス ポリシー「sample_policy」が対応付けられているターゲットのライン レートです。
  • 50 パーセントは、割り当てられていない帯域幅です。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、ポリシー マップ policy1 でクラスのキュー制限を 1000000 パケットに設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# queue-limit 1000000
  

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

show qos interface

特定のインターフェイスの QoS 情報を表示します。  

random-detect

ランダム早期検出(RED)をイネーブルにするには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect コマンドを使用します。 RED を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect { cos value | default | dei value | discard-class value | dscp value | exp value | precedence value | min-threshold [units] max-threshold [units] probability }

no random-detect [ cos value | default | dei value | discard-class value | dscp value | exp value | precedence value | min-threshold [units] max-threshold [units] ]

Syntax Description

cos value

COS ベースの WRED。

default

デフォルトの最小しきい値および最大しきい値を使用した RED をイネーブルにします。

dei value

廃棄適性インジケータ ベースの WRED。 0 または 1 の値を指定できます。

discard-class value

廃棄クラス ベースの WRED。

dscp value

DSCP ベースの WRED。

exp value

MPLS Experimental ベースの WRED。

precedence value

優先順位ベースの WRED。 値は次のとおりです。

  • 0 または routine
  • 1 または priority
  • 2 または immediate
  • 3 または flash
  • 4 または flash-override
  • 5 または critical
  • 6 または internet
  • 7 または network

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 この引数の値の範囲は 0 ~ 1073741823 バイトです。

max-threshold

指定されている単位での最大しきい値。 この引数の値の範囲は、min-threshold 引数と 23 のどちらか大きい方の値から 1073741823 までです。 キューの平均の長さが最大しきい値を超えると、RED は指定されている廃棄クラス値のすべてのパケットをドロップします。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

probability

 

Command Default

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 4.0.0

dei キーワードが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

RED 輻輳回避技術は、TCP の輻輳制御メカニズムを利用しています。 高輻輳期間になる前にパケットをランダムにドロップすることで、RED は送信速度を下げるようにパケット送信元に伝えます。 パケット送信元が TCP を使用している場合、送信元はすべてのパケットが宛先に届くようになるまで送信速度を下げます。これは輻輳が解消されたことを示します。 TCP にパケットの送信速度を下げさせる手段として RED を使用できます。 TCP は停止するだけでなく、素早く再起動して、ネットワークがサポート可能なレートに伝送レートを対応させます。

RED は時間の損失を分散させて、トラフィックのバーストを吸収しながら通常の低いキューの深さを維持します。 インターフェイスでイネーブルにすると、RED は、設定時に選択したレートで輻輳が発生した場合にパケットのドロップを開始します。

時間単位が使用されている場合は、保証サービス速度を使用してしきい値が計算されます。

RED のデフォルト次のように計算されます。

B = 1/2 デフォルトの max-threshold(基本は 100 ms)

B はキューの帯域幅です。 すべてのキューが輻輳しているとき、キューの帯域幅はキューの保証サービス速度と等しくなります。

マーク確率値は常に 1 に設定されます。

units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

重み付けランダム早期検出

重み付けランダム早期検出(WRED)には、次の制約事項が適用されます。

  • 時間単位のしきい値の場合、保証サービス速度を使用してバイト単位のしきい値が計算されます。
  • 保証サービス速度でのデフォルトの RED 最小しきい値は、50 ms です。
  • 保証サービス速度でのデフォルトの RED 最大しきい値は 100 ms です。

バンドルの場合、キュー制限および WRED しきい値は時間単位だけでサポートされます。


(注)  


サポートされるいずれかの random-detect コマンドを設定すると、RED がイネーブルになります。


DEI 値に基づくランダム早期検出は、次における 802.1ad パケットでサポートされます。

  • 入力および出力
  • レイヤ 2 サブインターフェイス
  • レイヤ 2 メイン インターフェイス
  • レイヤ 3 メイン インターフェイス

(注)  


ポリシーにマーキング アクションがある場合、マーキングされた値は、WRED の実行に使用されます。


Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、最小しきい値 1000000 および最大しきい値 2000000 を使用して RED をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect 1000000 2000000
  

この例では、DEI 値が 0 のパケットをドロップする前に、DEI 値が 1 のパケットをドロップすることで輻輳を管理します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map dei-sample
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect dei 1 1000 6000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect dei 0 5000 10000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# end-policy-map
  

Related Commands

Command

Description

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

random-detect cos

特定のサービス クラス(CoS)値を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect cos コマンドを使用します。 CoS のデフォルトにしきい値を戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect cos cos-value min-threshold [units] max-threshold [units]

no random-detect cos cos-value min-threshold [units] max-threshold [units]

Syntax Description

cos-value

CoS 値。 有効な値は 0 ~ 7 です。 最大で 8 つの値をカンマで区切って入力できます。

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 この引数の値の範囲は 0 ~ 1073741823 バイトです。

max-threshold

パケット数での最大しきい値。 この引数の値の範囲は、min-threshold 引数の値から 1073741823 までです。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

Command Default

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

min-threshold:30 ms

max-threshold:100 ms

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

random-detect cos コマンドは、レイヤ 2 VPN 接続回線または物理イーサネット インターフェイスに付加されたサービス ポリシーだけで使用できます。 (レイヤ 3 インターフェイスに付加されたポリシーでは無効です)。


(注)  


バンドル ターゲットでは時間ベースの単位だけが許可されます。


units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、CoS を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map map1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class c 
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect cos 3 1000 bytes 2000 bytes
  

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

show qos interface

特定のインターフェイスの QoS 情報を表示します。  

random-detect dscp

特定の DiffServ コード ポイント(DSCP)値でパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect dscp コマンドを使用します。 DSCP 値のデフォルトにしきい値を戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect dscp dscp-value min-threshold [units] max-threshold [units]

no random-detect dscp dscp-value min-threshold [units] max-threshold [units]

Syntax Description

dscp-value

DSCP 値。 最大で 8 つの dscp-values(数値、範囲、および予約済みキーワードの任意の組み合わせ)を、カンマで区切って使用できます。 次の引数がサポートされています。

  • DSCP 値を設定する 0 ~ 63 の番号。
  • DSCP 値の範囲。 範囲は 0 ~ 63 です。
  • 数値の代わりに、予約済みキーワードも指定できます。 表 1 に、予約済みキーワードを示します。

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 この引数の値の範囲は 0 ~ 1073741823 です。 平均キューの長さが最小しきい値に達すると、WRED では、指定された DSCP の値で一部のパケットがランダムにドロップされます。

max-threshold

パケット数での最大しきい値。 この引数の値の範囲は、min-threshold 引数の値から 1073741823 までです。 キューの平均の長さが最大しきい値を超えると、WRED は指定した DSCP 値のすべてのパケットをドロップします。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット数(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

Command Default

パケットをデフォルトの DSCP(000000)と一致させます。

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

WRED は、輻輳が存在するときにランダムにパケットをドロップすることでトラフィックを遅くする輻輳回避メカニズムです。 WRED は、パケットのドロップに対して送信速度を下げることで対応する TCP のようなプロトコルで最も有効です。

数値の代わりに、予約済みキーワードも指定できます。 キーワードのリストについては、表 1を参照してください。

units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、DSCP AF11 のパケットで、WRED の最小しきい値が 1,000,000 バイト、最大しきい値が 2,000,000 バイトの場合の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect dscp AF11 1000000 2000000

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

random-detect ecn

ECN(明示的輻輳通知)ベースの WRED をイネーブルにするには、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードで random-detect ecn コマンドを使用します。 WRED を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect ecn

no random-detect ecn

Syntax Description

このコマンドには、キーワードや引数はありません。

Command Default

デフォルトの動作や値はありません。

Command Modes

ポリシーマップ コンフィギュレーション モード

Command History

リリース 変更内容
リリース 4.3.0

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ECN ベースの WRED は、ASR9000 SIP-700 ラインカード上のみでイネーブルにできます。

Task ID

タスク ID 動作

qos

read, write

Examples

次に、random-detect ecn コマンドを使用する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)#random-detect ecn

random-detect exp

特定の MPLS experimental(EXP)ビット値でマーキングされたパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect exp コマンドを使用します。 値をデフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect exp exp-value min-threshold [units] max-threshold [units]

no random-detect exp exp-value min-threshold [units] max-threshold [units]

Syntax Description

exp-value

MPLS EXP 値。 有効な値は 0 ~ 7 です。 最大で 8 つの値をカンマで区切って入力できます。

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 この引数の値の範囲は 0 ~ 1073741823 バイトです。

max-threshold

指定されている単位での最大しきい値。 この引数の値の範囲は、min-threshold 引数の値から 1073741823 までです。 キューの平均の長さが最大しきい値を超えると、WRED は指定した EXP 値のすべてのパケットをドロップします。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット数(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

Command Default

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

WRED は、輻輳が存在するときにランダムにパケットをドロップすることでトラフィックを遅くする輻輳回避メカニズムです。 WRED は、パケットのドロップに対して送信速度を下げることで対応する TCP のようなプロトコルで最も有効です。

units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、EXP フィールド値が 4 のマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)で、WRED 最小しきい値が 1,000,000 バイト、最大しきい値が 2,000,000 バイトの場合の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect exp 4 1000000 20000

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

random-detect dscp

特定の DiffServ コード ポイント(DSCP)値でパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect precedence コマンドを使用します。 precedence のデフォルトにしきい値を戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect precedence precedence-value min-threshold [units] max-threshold [units]

no random-detect precedence precedence-value min-threshold [units] max-threshold [units]

Syntax Description

precedence-value

正確な値を指定する IP precedence 値 ID。 範囲は 0 ~ 7 です。 数値の代わりに、予約済みキーワードも指定できます。 表 1 に、予約済みキーワードを示します。 最大で 8 つの値または予約済みキーワードをカンマで区切って入力できます。

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 範囲は、0 ~ 1073741823 バイトです。

max-threshold

指定されている単位での最大しきい値。 範囲は、min-threshold 引数の値から 1073741823 までです。 キューの平均の長さが最大しきい値を超えると、WRED は指定した precedence 値のすべてのパケットをドロップします。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット数(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

Command Default

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

WRED は、輻輳が存在するときにランダムにパケットをドロップすることでトラフィックを遅くする輻輳回避メカニズムです。 WRED は、パケットのドロップに対して送信速度を下げることで対応する TCP のようなプロトコルで最も有効です。

インターフェイスで random-detect コマンドを設定すると、パケットの IP precedence に基づいて、パケットに対する優先処理が行われます。 異なる precedence に対する処理を調節するには、random-detect precedence コマンドを使用します。

units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、precedence 3 のパケットで、WRED の最小しきい値が 1,000,000 バイト、最大しきい値が 2,000,000 バイトの場合の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)#random-detect precedence 3 1000000 2000000
  

Related Commands

Command

Description

bandwidth(QoS)

ポリシー マップに属しているクラスに割り当てる最小帯域幅を指定します。  

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

random-detect dscp

特定の DiffServ コード ポイント(DSCP)値でパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

service-policy(ポリシー マップ クラス)

ポリシー マップ内で QoS ポリシーとしてサービス ポリシー(階層型サービス ポリシーと呼ばれる)を使用するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用します。 特定のサービス ポリシーをポリシー マップ内の QoS ポリシーとしてディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy [ type qos ] policy-map-name

no service-policy [ type qos ] policy-map-name

Syntax Description

type qos

(任意)QoS サービス ポリシーを指定します。

policy-map-name

QoS ポリシーとして使用する定義済みのポリシー マップの名前。 名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。

Command Default

サービス ポリシーは指定されていません。

タイプを指定しないと QoS になります。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

service-policy(policy-map class)コマンドでは、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで階層型サービス ポリシーを作成します。

このコマンドは、インターフェイス コンフィギュレーション モードで使用される service-policy(interface)コマンドとは異なります。

子ポリシーは、親ポリシー マップのデフォルト クラスに関連付けられている事前に定義されたサービス ポリシーです。 既存のサービス ポリシーを使用する新しいサービス ポリシーが親ポリシーです。

service-policy(policy-map class)コマンドには、次の制約事項があります。

  • priority コマンドは、子ポリシーでだけ使用できます。
  • bandwidth コマンドが子ポリシーで使用される場合、bandwidth コマンドも親ポリシーで使用される必要があります。 デフォルト クラスを使用するポリシーが 1 つの例外となります。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、親サービス ポリシーで階層型サービス ポリシーを作成する方法の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map child
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# priority
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map parent
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# shape average 10000000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# service-policy child

Related Commands

Command

Description

bandwidth(QoS)

ポリシー マップに属しているクラスに割り当てる最小帯域幅を指定します。  

class-map

トラフィック クラス、およびパケットをクラスに対応させる関連付けられたルールを定義します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

priority(QoS)

ポリシー マップに属するトラフィックのクラスにプライオリティを割り当てます。  

service-policy(インターフェイス)

インターフェイスのサービス ポリシーとして使用されるポリシー マップを、入力インターフェイスまたは出力インターフェイスに対応付けます。  

service-policy(インターフェイス)

インターフェイスのサービス ポリシーとして使用される入力インターフェイスまたは出力インターフェイス、および必要に応じて複数のサブインターフェイスにポリシー マップを対応付けるには、適切なコンフィギュレーション モードで service-policy コマンドを使用します。 入力または出力インターフェイスからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

service-policy { input | output } policy-map

no service-policy { input | output } policy-map

Syntax Description

input

指定したポリシー マップを入力インターフェイスに付加します。

output

指定したポリシー マップを出力インターフェイスに付加します。

policy-map

対応付けるサービス ポリシー マップpolicy-map コマンドによって作成)の名前。

Command Default

サービス ポリシーは指定されていません。

Command Modes

インターフェイス コンフィギュレーション

レイヤ 2 送信コンフィギュレーション

サブインターフェイス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドが導入されました。

リリース 3.9.0

このコマンドが、バンドル インターフェイス上の共有ポリシー インスタンスをサポートするように更新されました。

リリース 3.6.0

コマンドが、レイヤ 2 送信コンフィギュレーション モードでサポートされました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

1 つのポリシー マップを 1 つ以上のインターフェイスに対応付けて、そのインターフェイスのサービス ポリシーを指定できます。 ポリシー マップを構成するクラス ポリシーが、そのクラスのクラス マップ一致基準を満たすパケットに適用されます。 新しいポリシーをインターフェイスに適用するには、前のポリシーを削除する必要があります。 新しいポリシーで既存のポリシーを置き換えることはできません。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

この例は、Packet-over-SONET/SDH(POS)インターフェイス 0/2/0/0 に適用されたポリシー マップ policy1 を示しています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# class-map class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# match precedence ipv4 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# set precedence 2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface pos 0/2/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# service-policy output policy1
  

この例は、GigabitEthernet サブインターフェイス 0/1/0/0.1 に適用されたポリシー マップ policy2 を示しています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# class-map class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-cmap)# exit

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class-map class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# set precedence 3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/0/0.1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-subif)# service-policy input policy2 shared-policy-instance ethernet101
  

この例は、Bundle-Ether インターフェイス 100.1 および 100.2 に適用されたポリシー マップ policy1 を示しています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface Bundle-Ether 100.1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# service-policy policy1 shared-policy-instance subscriber1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# exit

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface Bundle-Ether 100.2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# service-policy output policy1 shared-policy-instance subscriber1
  

show qos summary

特定のロケーションにあるインターフェイスを表示するには、EXEC モードで show qos summary コマンドを使用します。

show qos summary [ shared-policy-instance instance-name location rack/slot/module/interface.subinterface | police [ interface type instance | location [ rack/slot/module/interface.subinterface | location-name ] ] | policy policy-name [ interface type instance | location node-location ] | queue [ interface type instance | location node-location ] ]

Syntax Description

shared-policy-instance instance-name

共有ポリシー インスタンスを識別する、最大 32 文字の文字列。

location rack/slot/module/ interface.subinterface

rack/slot/module/interface.subinterface の形式で表したノードの場所。

police

ポリサー インターフェイス統計情報を表示します。

interface type instance

インターフェイスのタイプと番号。

location location-name

場所を完全修飾で指定する文字列。

policy policy-name

ポリシーを識別する文字列。

location node-location

場所を完全修飾で指定します。

queue

キューの統計情報を表示します。

Command Default

なし

Command Modes

EXEC

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

リリース 4.3.0

このコマンドは、BNG のダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードでサポートされていました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

ダイナミック テンプレート コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで dynamic-template コマンドを実行します。

Task ID

タスク ID

操作

qos

read, write

Examples

次に、共有ポリシー インスタンスのロケーション 0/RSP0/CPU0 にあるインターフェイスを表示するコマンドの結果例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show qos summary shared-policy-instance instancetwo location 0/RSP0/CPU0

list of interfaces retrieved
  TenGigE0/0/0.1
  TenGigE0/0/0.2
RP/0/RSP0/CPU0:router#