Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ モジュラ QoS コマンド リファレンス リリース 4.2
導入シナリオ コマンド
導入シナリオ コマンド
発行日;2012/12/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

導入シナリオ コマンド

この章では、他の技術マニュアルで説明されている MPLS や L2VPN などの機能の QoS 実装に使用するコマンドについて説明します。 詳細な導入シナリオについては、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Modular Quality of Service Configuration Guide』を参照してください。

random-detect discard-class

特定の廃棄クラス値でパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定するには、ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードで random-detect discard-class コマンドを使用します。 廃棄クラスのデフォルトにしきい値を戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

random-detect discard-class discard-value min-threshold [units] max-threshold [units]

no random-detect discard-class discard-value min-threshold [units] max-threshold [units]

Syntax Description

discard-value

廃棄クラスの値。 有効な値は 0 ~ 7 です。 最大で 8 つの値をカンマで区切って入力できます。

min-threshold

パケット数での最小しきい値。 この引数の値の範囲は 0 ~ 1073741823 バイトです。

max-threshold

パケット数での最大しきい値。 この引数の値の範囲は、min-threshold 引数の値から 1073741823 までです。 キューの平均の長さが最大しきい値を超えると、WRED は指定されている廃棄クラス値のすべてのパケットをドロップします。

units

(任意)しきい値の単位。 値は次のとおりです。

  • bytes:バイト
  • gbytes:ギガバイト
  • kbytes:キロバイト
  • mbytes:メガバイト
  • ms:ミリ秒
  • packets:パケット数(デフォルト)
  • us:マイクロ秒

Command Default

max-threshold および min-threshold のデフォルトの単位は packets です。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

WRED は、輻輳が存在するときにランダムにパケットをドロップすることでトラフィックを遅くする輻輳回避メカニズムです。 WRED は、パケットのドロップに対して送信速度を下げることで対応する TCP のようなプロトコルで最も有効です。

インターフェイスで random-detect discard-class コマンドを設定すると、パケットの廃棄クラスに基づいて、パケットに対する優先処理が行われます。

units 引数の値がパケットの場合、パケットのサイズは 256 バイトと想定されます。

Task ID

タスク ID

操作

qos

読み取り、書き込み

Examples

次に、廃棄クラス 3 の廃棄クラス値を最小バイトしきい値 1000000 および最大バイトしきい値 2000000 に設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# random-detect discard-class 3 1000000 2000000
  

Related Commands

Command

Description

class(ポリシー マップ)

ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

random-detect precedence

特定の IP precedence を持つパケットの重み付けランダム早期検出(WRED)しきい値を設定します。  

show policy-map interface

指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。  

set cos

発信パケットのレイヤ 2 サービス クラス(CoS)の値を設定するには、ポリシー マップ コンフィギュレーション モードで set cos コマンドを使用します。 特定の CoS 値設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

set cos [inner] cos-value

no set cos [inner] cos-value

Syntax Description

inner

(任意)QinQ 設定などの内部 CoS を指定します。

cos-value

0 ~ 7 の特定の IEEE 802.1Q CoS 値です。

Command Default

送信パケットのレイヤ 2 CoS 値は設定されていません。

Command Modes

ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

スイッチに送信されているパケットをマーキングするには、set cos コマンドを使用します。 スイッチは、CoS 値のマーキングを含むレイヤ 2 ヘッダー情報を利用できます。

レイヤ 3 では、set cos コマンドは、インターフェイスの出力方向に対応付けられるサービス ポリシーでだけ使用できます。 インターフェイスが受信するパケットは、CoS 値で設定できません。

Task ID

タスク ID

操作

qos

読み取り、書き込み

Examples

次の例では、異なるサービス クラスの異なる CoS 値を割り当てるためにポリシー マップ cos-set が作成され、そのポリシー マップが出力ギガビット イーサネット VLAN サブインターフェイス 0/1/0/9.100 に対応付けられています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map cos-set
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# set cos 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# set cos 2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface gigabitethernet 0/1/0/9.100
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# service-policy output cos-set
  

Related Commands

Command

Description

class-map

トラフィック クラス、およびパケットをクラスに対応させる関連付けられたルールを定義します。  

policy-map

1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。  

service-policy(インターフェイス)

入力インターフェイスまたは出力インターフェイスに、インターフェイスのサービス ポリシーとして使用されるポリシー マップを対応付けます。