Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム モニタリング コマンド リファレンス リリース 4.2.x
オンボード障害ロギング コマンド
オンボード障害ロギング コマンド
発行日;2012/12/03   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

オンボード障害ロギング コマンド

関連資料

このモジュールでは、ルータでのシステム モニタリングのためにオンボード障害ロギング(OBFL)を設定するときに使用する Cisco IOS XR ソフトウェア コマンドについて説明します。 OBFL は、Field-Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)のブート、環境、および重大なハードウェア障害に関するデータを収集し、その情報を FRU の不揮発性メモリに保存します。 この情報は、障害その他のエラーが発生した際に、トラブルシューティング、テスト、および診断に使用されます。

OBFL はデフォルトでオンになっているため、カードをインストールするとただちにデータが収集され保存されます。 問題が発生すると、このデータから過去の環境条件、アップタイム、ダウンタイム、エラー、その他の動作状態に関する情報が読み取られます。


注意    


OBFL はすべてのカードで、デフォルトでアクティブになっています。これを非アクティブにはしないでください。 OBFL は、FRU の問題を診断し、FRU データの履歴を表示するために使用されます。


OBFL の概念、設定作業、および例については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Monitoring Configuration Guide』の「Onboard Failure Logging Services」モジュールを参照してください。

ロギングの概念、設定作業、および例については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Monitoring Configuration Guide』の「Implementing Logging Services」モジュールを参照してください。

アラーム管理およびロギング相関のコマンドについては、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Monitoring Command Reference』の「アラーム管理およびロギング相関コマンド」モジュールを参照してください。

アラームとロギング相関の概念、設定作業、および例については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Monitoring Configuration Guide』の「Implementing Alarm Logs and Logging Correlation」モジュールを参照してください。

clear logging onboard

1 つのノードまたはすべてのノードから OBFL ロギング メッセージをクリアするには、管理 EXEC モードで clear logging onboard コマンドを使用します。

clear logging onboard [ all | cbc { obfl { fans fan-tray-slot | [ location node-id ] } | corrupted-files | diagnostic | environment | error | poweron-time | temperature | uptime | voltage } ] [ location node-id ]

Syntax Description

all

すべての OBFL ログをクリアします。

cbc

CAN バス コントローラ(CBC)のコマンドをクリアします。

obfl

OBFL EEPROM をクリアします。

fans fan-tray-slot

特定のファン トレイ スロットをクリアします。

location node-id

(任意)指定したノードから OBFL メッセージをクリアします。 node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。

corrupted-files

破損ファイルの情報をクリアします。

diagnostic

OBFL ログからオンライン診断情報をクリアします。

environment

OBFL ログから環境情報をクリアします。

error

syslog 情報をクリアします。

poweron-time

初回カスタマー電源投入時間をクリアします。

temperature

温度情報をクリアします。

uptime

アップタイム情報をクリアします。

voltage

電圧情報をクリアします。

continuous

継続情報をクリアします。

historical

履歴情報をクリアします。

Command Default

すべてのノードからすべての OBFL ロギング メッセージがクリアされます。

Command Modes

管理 EXEC

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

clear logging onboard コマンドを使用すると、すべてのノードから OBFL メッセージがクリアされます。 clear logging onboard コマンドを location node-id キーワード/引数と共に使用すると、特定のノードの OBFL メッセージがクリアされます。 指定されたノードが存在しない場合は、エラー メッセージが表示されます。


注意    


clear logging onboard コマンドは、1 つのノードまたはすべてのノードから、すべての OBFL データを完全に削除します。 OBFL データは FRU の問題の診断および解決に使用されるため、明確な理由なしに OBFL ログをクリアすることは避けてください。



注意    


OBFL がカード上でアクティブに実行されている場合、clear logging onboard コマンドを発行すると、後で破損したログや不完全なログが生成されることがあります。 OBFL は必ず、このコマンドを発行する前にディセーブルにしてください。


Task ID

タスク ID

操作

logging

読み取り

Examples

次の例では、システム内のすべてのノードの OBFL データがクリアされます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# clear logging onboard

Related Commands

コマンド

説明

hw-module logging onboard

OBFL をイネーブルまたはディセーブルにします。

show logging onboard

OBFL メッセージを表示します。

hw-module logging onboard

オンボード障害ロギング(OBFL)をディセーブルにするには、管理コンフィギュレーション モードで hw-module logging onboard コマンドを使用します。 OBFL を再度イネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hw-module { all | subslot node-id } logging onboard [ disable | severity { alerts | emergencies } ]

no hw-module { all | subslot node-id } logging onboard [disable]

Syntax Description

all

すべてのノードの OBFL をイネーブルまたはディセーブルにします。

subslot node-id

指定したノードの OBFL をイネーブルまたはディセーブルにします。 node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。

disable

OBFL をイネーブルまたはディセーブルにします。 詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。

severity

(任意)OBFL ストレージ デバイスに記録する syslog メッセージの重大度を指定します。

alerts

emergency および alert の syslog メッセージを両方記録するように指定します。 デフォルトは alerts キーワードです。

emergencies

emergency の syslog メッセージだけを記録するように指定します。

Command Default

デフォルトでは、OBFL ロギングはイネーブルになっています。

severity: 1(alerts)および 0(emergencies)

Command Modes

管理コンフィギュレーション

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

hw-module logging onboard コマンドを使用すると、OBFL をイネーブルまたはディセーブルにできます。

  • OBFL をディセーブルにするには、disable キーワードを使用します。 OBFL はデフォルトでイネーブルになっています。hw-module {all | subslot node-id} logging onboard disable
  • OBFL をイネーブルにするには、hw-module logging onboard コマンドの no 形式を disable キーワードと共に使用します。 OBFL はデフォルトでイネーブルになっています。 このコマンドは、OBFL をディセーブルにした場合だけ使用します。 no hw-module {all | subslot node-id} logging onboard disable
  • OBFL をイネーブルにして設定をデフォルトのメッセージ重大度に戻すには、hw-module logging onboard コマンドの no 形式を severity キーワードと共に使用します。 no hw-module {all | subslot node-id} logging onboard severity

OBFL 機能がディセーブルになっている場合は、既存の OBFL ログが保持されます。 OBFL データ収集を再開するには、OBFL 機能を再度イネーブルにします。


(注)  


新しいノードを挿入し、そのスロットについて OBFL をイネーブルにすると、新しいノードで OBFL がイネーブルになります。 ルータからカードを取り外して別のルータに挿入すると、そのカードは新しいルータで OBFL 設定を有効にします。


Task ID

タスク ID

操作

logging

読み取り、書き込み

Examples

次の例は、すべてのカードの OBFL をディセーブルにする方法を示しています。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin-config)# hw-module all logging onboard disable

次の例は、1 つのカードの OBFL をディセーブルにする方法を示しています。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin-config)# hw-module subslot 0/2/CPU0 logging onboard disable

次の例は、OBFL を再度イネーブルにする方法を示しています。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin-config)# no hw-module all logging onboard disable

次の例は、重大度が 0(emergency)に設定されている syslog メッセージだけをストレージ デバイスに保存する方法を示しています。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin-config)# hw-module subslot 0/2/CPU0 logging onboard severity emergencies

次の例は、重大度が 0(emergency)および 1(alert)に設定されている syslog メッセージをストレージ デバイスに保存する方法を示しています。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin-config)# hw-module subslot 0/2/CPU0 logging onboard severity alerts 

Related Commands

コマンド

説明

clear logging onboard

1 つのノードまたはすべてのノードから、OBFL ロギング メッセージをクリアします。

show logging onboard

OBFL メッセージを表示します。

show logging onboard

OBFL メッセージを表示するには、管理 EXEC モードで show logging onboard コマンドを使用します。

show logging onboard [ all | cbc { dump-all | dump-range { start-address | end-address } | most-recent { fans fan-tray-slot | [ location node-id ] } | diagnostic | environment | error | temperature | uptime | voltage } ] [ all | continuous | historical | static-data ] [ detail | raw | summary ] [ location node-id ] [verbose]

Syntax Description

all

すべてのファイル情報を表示します。

cbc

CAN バス コントローラ(CBC)OBFL コマンドを表示します。

dump-all

すべての OBFL レコードを表示します。

dump-range {start-address | end-address}

特定の範囲の OBFL EEPROM データを表示します。 開始および終了アドレスの範囲は 0 ~ 4294967295 です。

most-recent

最後の 5 個の OBFL データ レコードを表示します。

fans fan-tray-slot

特定のファン トレイ スロットを表示します。

location node-id

指定したノードからの OBFL メッセージを表示します。 node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。

diagnostic

診断情報を表示します

environment

システム環境情報を表示します。

error

メッセージ アプリケーションからの出力を表示します

temperature

温度情報を表示します

uptime

OBFL のアップタイムを表示します。

voltage

電圧情報を表示します。

continuous

継続情報を表示します。

historical

履歴情報を表示します。

static-data

システム記述子データを表示します。

detail

詳細なロギング情報を表示します。

raw

生の OBFL データを表示します。

summary

OBFL ロギング情報のサマリーを表示します。

verbose

内部デバッグ情報を表示します。

Command Default

なし

Command Modes

管理 EXEC

Command History

リリース

変更箇所

リリース 3.7.1

このコマンドが追加されました。

Usage Guidelines

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。

show logging onboard コマンドを使用すると、OBFL のすべてのロギング メッセージを表示できます。

コマンドの出力を絞り込むには、show logging onboard コマンドと共にオプションのキーワードのいずれかを入力します。

location node-id キーワード/引数を使用すると、特定のノードの OBFL メッセージを表示できます。

Task ID

タスク ID

操作

logging

読み取り

Examples

次の例は、OBFL 機能によるアップタイム情報を表示したものです。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# show logging onboard uptime detail location 0/7/cpu0

-------------------------------------------------------------------------------
UPTIME CONTINUOUS DETAIL INFORMATION (Node: node0_7_CPU0)
-------------------------------------------------------------------------------
The first record     : 01/05/2007 00:58:41
The last record      : 01/17/2007 16:07:13
Number of records    :        478
File size            :      15288 bytes
Current reset reason : 0x00
Current uptime       :    0 years  0 weeks 0 days  3 hours  0 minutes
-------------------------------------------------------------------------------
Time Stamp          |
MM/DD/YYYY HH:MM:SS | Users operation
-------------------------------------------------------------------------------
01/05/2007 01:44:35   File cleared by user request.
-------------------------------------------------------------------------------

次の例は、温度に関する継続情報を表示したものです。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# show logging onboard temperature continuous

RP/0/RSP1/CPU0:ios(admin)#show logging onboard temperature continuous 
Fri Dec 11 02:22:16.247 UTC

-------------------------------------------------------------------------------
TEMPERATURE CONTINUOUS INFORMATION (Node: node0_RSP0_CPU0)
-------------------------------------------------------------------------------
Sensor                            | ID  | 
-------------------------------------------------------------------------------
Inlet0                              0x1      
Hotspot0                            0x2      
-------------------------------------------------------------------------------
Time Stamp          |Sensor Temperature C
MM/DD/YYYY HH:MM:SS |    1    2    3    4    5    6    7    8    9   10
-------------------------------------------------------------------------------
11/24/2009 20:55:28     23   36
11/24/2009 21:08:47     22   36
+32 minutes             22   37
+32 minutes             22   37

次の例は、温度に関する生の情報を表示したものです。


RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# show logging onboard temperature raw

Feature: Temperature
node: node0_2_CPU0, file name: nvram:/temp_cont, file size: 47525
00000000: 00 29 01 02 45 79 d8 a8  00 00 00 00 00 00 ba 37   .)..Ey.........7
00000010: aa 0d 00 00 45 79 d8 a8  1c 18 2b 2c 2f 1d 28 27   ....Ey....+,/.('
00000020: 1b 26 2a 20 27 00 00 fa  fa 00 1f 01 02 45 79 da   .&* '........Ey.
00000030: 2b 00 00 00 00 00 00 ba  38 ca 0d 00 06 00 00 00   +.......8.......
00000040: 0f 00 00 00 00 00 fa fa  00 1f 01 02 45 79 db ae   ............Ey..
00000050: 00 00 00 00 00 00 ba 39  ca 0d 00 06 00 00 00 00   .......9........
00000060: 00 f0 00 00 00 fa fa 00  1f 01 02 45 79 dd 32 00   ...........Ey.2.
00000070: 00 00 00 00 00 ba 3a ca  0d 00 06 00 00 00 00 00   ......:.........
00000080: 00 00 00 00 fa fa 00 1f  01 02 45 79 de b8 00 00   ..........Ey....
00000090: 00 00 00 00 ba 3b ca 0d  00 06 00 00 00 00 00 10   .....;..........
000000a0: 00 00 00 fa fa 00 1f 01  02 45 79 e0 3c 00 00 00   .........Ey.<...
000000b0: 00 00 00 ba 3c ca 0d 00  06 00 00 01 00 00 00 00   ....<...........
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000000e0: 00 fa fa 00 1f 01 02 45  79 e3 43 00 00 00 00 00   .......Ey.C.....
000000f0: 00 ba 3e ca 0d 00 06 ff  00 0f 00 00 00 00 00 00   ..>.............
00000100: fa fa 00 1f 01 02 45 79  e4 c6 00 00 00 00 00 00   ......Ey........
00000110: ba 3f ca 0d 00 06 00 00  00 00 00 00 00 00 00 fa   .?..............
00000120: fa 00 1f 01 02 45 79 e6  49 00 00 00 00 00 00 ba   .....Ey.I.......
00000130: 40 ca 0d 00 06 00 00 00  00 00 00 00 00 00 fa fa   @...............
00000140: 00 1f 01 02 45 79 e7 cc  00 00 00 00 00 00 ba 41   ....Ey.........A
00000150: ca 0d 00 06 00 00 00 10  00 f0 00 00 00 fa fa 00   ................
00000160: 1f 01 02 45 79 e9 4f 00  00 00 00 00 00 ba 42 ca   ...Ey.O.......B.
00000170: 0d 00 06 00 00 00 f0 00  10 00 00 00 fa fa 00 1f   ................
00000180: 01 02 45 79 ea d2 00 00  00 00 00 00 ba 43 ca 0d   ..Ey.........C..
00000190: 00 06 00 00 01 01 00 00  00 00 00 fa fa 00 1f 01   ................
000001a0: 02 45 79 ec 55 00 00 00  00 00 00 ba 44 ca 0d 00   .Ey.U.......D...
000001b0: 06 01 00 00 10 00 00 00  00 00 fa fa 00 1f 01 02   ................
000001c0: 45 79 ed d8 00 00 00 00  00 00 ba 45 ca 0d 00 06   Ey.........E....
000001d0: 0f 00 0f ff 00 00 00 00  00 fa fa 00 1f 01 02 45   ...............E

Related Commands

コマンド

説明

clear logging onboard

1 つのノードまたはすべてのノードから、OBFL ロギング メッセージをクリアします。

hw-module logging onboard

OBFL をイネーブルまたはディセーブルにします。