Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ マルチキャスト コマンド リファレンス
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ のマルチ キャスト発信元検出プロトコル コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのマルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2011/05/05 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのマルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド

cache-sa-holdtime

cache-sa-state

clear msdp peer

clear msdp sa-cache

clear msdp stats

connect-source

default-peer

description(ピア)

maximum external-sa

maximum peer-external-sa

mesh-group(ピア)

originator-id

password(ピア)

peer(MSDP)

remote-as(マルチキャスト)

sa-filter

show msdp globals

show msdp peer

show msdp rpf

show msdp sa-cache

show msdp statistics peer

show msdp summary

shutdown(MSDP)

ttl-threshold(MSDP)

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのマルチキャスト発信元検出プロトコル コマンド

この章では、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータで Multicast Source Discovery Protocol(MSDP; マルチキャスト発信元検出プロトコル)の設定や監視を行うときに使用するコマンドについて説明します。

マルチキャスト ルーティングの概念、設定タスク、例の詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Multicast Configuration Guide 』のコンフィギュレーション モジュール「 Implementing Multicast Routing on Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Routers 」を参照してください。

cache-sa-holdtime

ルータで、キャッシュの Source-Active(SA; 送信元アクティブ)ステートのホールドタイム期間を設定するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで cache-sa-holdtime コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

cache-sa-holdtime holdtime-number

no cache-sa-holdtime holdtime-number

 
シンタックスの説明

holdtime-number

ホールドタイム期間(秒)。範囲は 150 ~ 3600 です。

 
デフォルト

holdtime-number :150 秒

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

cache-sa-holdtime コマンドは、キャッシュの SA ステートのホールドタイムを増加するために使用されます。作成されるキャッシュ エントリは、通常、150 秒後に期限切れになります。トラブルシューティングでは、MSDP を使用して、より長い期間の SA キャッシュ エントリを維持することが必要になる場合があります。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、キャッシュの SA ステートのホールドタイム期間を 200 秒に設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# cache-sa-holdtime 200

 
関連コマンド

コマンド
説明

cache-sa-state

ルータのキャッシュの SA ステートを制御します。

cache-sa-state

ルータのキャッシュの SA ステートを制御するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで cache-sa-state コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

cache-sa-state { list access-list-number | rp-list access-list-name }

no cache-sa-state { list access-list-number | rp-list access-list-name }

 
シンタックスの説明

list access-list-number

キャッシュする (S, G) ペアを定義する、IP アクセス リストを指定します。

rp-list access-list-name

送信元 Rendezvous Point(RP; ランデブー ポイント)のアクセス リスト名を指定します。

 
デフォルト

ルータは SA ステートになります。

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

SA メッセージの到着直後に新規メンバがグループに参加すると、遅延が発生し、SA メッセージが失われることがあります。この問題を回避するため、このコマンドを設定すると、ルータが新規メンバに対して、次の SA メッセージの受信を待機するように求めずに、SA 情報(キャッシュ メモリからの)を提供できるようになります。

ピアから受信した SA メッセージをキャッシュするため、 cache-sa-state コマンドは、MSDP スピーカーごとに実行する必要があります。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、グループ 224.2.0.0/16 に対して送信を行う、10.0.0.0/16 にあるすべての送信元にキャッシュ ステートを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# cache-sa-state list 100
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv4 access-list 100 permit 10.0.0.0 0.0.255.255 224.2.0.0 0.0.255.255

) アクセス リストの送信元フィールドと宛先フィールドは、SA メッセージの (S, G) フィールドに一致します。アクセス リストの最初のアドレス フィールドとマスク フィールドを送信元に使用し、2 番目のフィールドをグループまたは宛先に使用することをお勧めします。


 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習する (S, G) ステートを表示します。

clear msdp peer

指定した MSDP ピアの TCP 接続をクリアするには、EXEC モードで clear msdp peer コマンドを使用します。

clear msdp [ ipv4 ] peer peer-address

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

peer-address

TCP 接続をクリアする MSDP ピアの IPv4 アドレスまたはホスト名。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

clear msdp peer コマンドは、MSDP ピアへの TCP 接続を終了し、すべての MSDP ピア統計情報をリセットします。また、MSDP ピアとの間でやり取りされる入力キューと出力キューをクリアします。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

実行

次の例に、アドレス 224.15.9.8 にある MSDP ピアの TCP 接続をクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp peer 224.15.9.8
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

clear msdp sa-cache

外部の MSDP SA キャッシュ エントリをクリアするには、EXEC モードで clear msdp sa-cache コマンドを使用します。

clear msdp [ ipv4 ] sa-cache [ group-address ]

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

group-address

(任意)SA キャッシュから外部 SA エントリがクリアされるマルチキャスト グループのアドレスまたは名前。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。


) Cisco IOS XR ソフトウェア では、デフォルトで SA キャッシュはイネーブルになっています。


グループ アドレスまたはグループ名でマルチキャスト グループを指定するときに group-address 引数を指定しないと、 clear msdp sa-cache コマンドではすべての外部 SA キャッシュ エントリがクリアされます。


) ローカル SA キャッシュ エントリのクリアには、clear pim topology コマンドを使用できます。


タスク ID

タスク ID
処理

multicast

実行

次の例に、キャッシュから、アドレス 224.5.6.7 にあるマルチキャスト グループの外部 SA エントリをクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp sa-cache 224.5.6.7
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習する (S, G) ステートを表示します。

clear msdp stats

MSDP ピアの統計情報カウンタをリセットするには、EXEC モードで clear msdp stats コマンドを使用します。

clear msdp [ ipv4 ] stats [ peer peer-address ] [ allvalues ]

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

peer peer-address

(任意)指定した IPv6 MSDP ピア アドレスまたはピア名について、MSDP ピアの統計情報カウンタをクリアします。

allvalues

(任意)すべての MSDP ピアについて、すべての統計情報カウンタをクリアします。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

clear msdp stats コマンドは、MSDP ピアの統計情報カウンタ(送受信されたキープアライブ数、送受信された SA エントリなど)をリセットします。

MSDP ピアを指定するときに peer キーワードと peer-address 引数を指定しないと、このコマンドではすべての MSDP ピアの統計情報カウンタがクリアされます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

実行

次の例に、すべてのピアのすべての統計情報をクリアする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear msdp stats peer 224.0.1.1
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp statistics peer

MSDP ピアの統計情報カウンタを表示します。

connect-source

MSDP 接続に使用する送信元アドレスを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで connect-source コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

connect-source type instance

no connect-source type instance

 
シンタックスの説明

type

インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )のオンライン ヘルプ機能を使用してください。

instance

次のような、物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスです。

物理インターフェイス インスタンス。名前は rack/slot/module/port の形式で表記します。値はスラッシュで区切ります。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :モジュラ サービス カードまたはライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。Physical Layer Interface Module(PLIM; 物理レイヤ インターフェイス モジュール)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲はインターフェイス タイプによって異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )のオンライン ヘルプ機能を使用してください。

 
デフォルト

MSDP 接続に対して送信元アドレスが設定されていないと、ピアに対するインターフェイスの IP アドレスは送信元アドレスとして使用されます。

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション
MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

connect-source コマンド:

プライマリ アドレスが TCP 接続のための送信元 IP アドレスになる、インターフェイスのタイプとインスタンスを指定します。

リモート ドメイン内にあるルータとのピアを確立する、MSDP ピアを使用することをお勧めします。

MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによる継承が可能です)。このコマンドがピア コンフィギュレーション モードで再発行されると、このグローバル コンフィギュレーションは上書きされます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、MSDP 接続のループバック インターフェイスの送信元アドレスを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface loopback 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 10.1.1.1/24
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# connect-source loopback 0
 

default-peer

すべての MSDP SA メッセージを受け入れるデフォルト ピアを定義するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで default-peer コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-peer ip-address

no default-peer

 
シンタックスの説明

ip-address

MSDP デフォルト ピアの IP アドレスまたは Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)。

 
デフォルト

デフォルトの MSDP ピアはありません。

 
コマンド モード

MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

デフォルトのピア コンフィギュレーションは、他のすべての MSDP RPF ルールが失敗すると、最後の Reverse Path Forwarding(RPF)ルールとして、すべての MSDP SA メッセージを受け入れます。

MSDP ピアを BGP ピアにしない場合も、 default-peer コマンドを使用します。

prefix-list list キーワードと引数を指定しないと、設定したデフォルト ピアから受信したすべての SA メッセージが受け入れられます。

default-peer コマンドに prefix-list list キーワードと引数を指定する場合は、必ず、BGP プレフィクス リストを設定してください。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、ルータ 172.16.12.0 をローカル ルータへのデフォルト ピアとして設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# default-peer 172.16.12.0
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

description(ピア)

MSDP ピアのコンフィギュレーションの説明テキストを追加するには、ピア コンフィギュレーション モードで description コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

description peer-address text

no description peer-address text

 
シンタックスの説明

peer-address

この説明が該当するピアの IP アドレスまたはホスト名。

text

MSDP ピアの説明。最大 80 文字を使用して、このピアについて説明します。

 
デフォルト

MSDP ピアには説明は関連付けられていません。

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

MSDP ピアを識別しやすくするために説明を付加します。この説明は、 show msdp peer コマンド出力に表示されます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、IP アドレス 10.0.5.4 のルータに、そのルータは顧客 A のルータであるという説明を付加する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# description 10.0.5.4 router_at_customer_site_A

 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

show msdp peer

MSDP ピアに関する詳細情報を表示します。

maximum external-sa

ルータまたは特定の MSDP ピアによる学習が可能な外部 MSDP SA エントリの最大数を設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで maximum external-sa コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum external-sa entries

no maximum external-sa

 
シンタックスの説明

entries

ルータまたは特定の MSDP ピアによる学習が可能な SA エントリの最大数。範囲は 1 ~ 75000 です。

 
デフォルト

entries :20000

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション
ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

maximum external-sa コマンドをルータの MSDP コンフィギュレーション モードで発行すると、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリ(すべてのピアの累積的 SA ステート)の総数が設定されます。このコマンドは、トラフィックの負荷が高い状態でのルータ リソースの利用率を制御するために使用されます。


) 外部 SA エントリの最大数を、現在集められている SA ステート数よりも小さい数に設定すると、コンフィギュレーションは失敗します。


maximum external-sa コマンドを MSDP ピア コンフィギュレーション モードで発行すると、特定の MSDP ピアによる学習が可能な外部 SA エントリの総数が設定されます。MSDP コンフィギュレーション モードでは、このコマンドを使用して、 maximum peer-external-sa コマンドで設定した外部 SA エントリの最大値を上書きするように特定の MSPD ピアを設定することもできます。


) 特定の MSDP ピアの外部 SA エントリの最大数を、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数よりも大きい数に設定すると、コンフィギュレーションは失敗します。


タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を 30000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# maximum external-sa 30000
 

次の例に、アドレス 10.1.5.3 にある MSDP ピアによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を 25000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.1.5.3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# maximum external-sa 25000

 
関連コマンド

コマンド
説明

maximum peer-external-sa

MSDP ピアによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を設定します。

show msdp summary

MSDP ピア のステータスを表示します。

maximum peer-external-sa

MSDP ピアによる学習が可能な外部 MSDP SA エントリの最大数を設定するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで maximum peer-external-sa コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum peer-external-sa entries

no maximum peer-external-sa

 
シンタックスの説明

entries

MSDP ピアによって学習される SA エントリの最大数。範囲は 1 ~ 75000 です。

 
デフォルト

entries :20000

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

(ルータの MSDP コンフィギュレーション モードでの) maximum external-sa コマンドは累積総数としてルータによって受け入れられる SA エントリの最大数を設定するのに対し、 maximum peer-external-sa コマンドは、設定された各 MSDP ピアで学習可能な外部 SA エントリの最大数を設定します。


) MSDP ピアの外部 SA エントリの最大数を、ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数よりも大きい数に設定しようとすると、コンフィギュレーションは失敗します。


タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、各 MSDP ピアが学習可能な外部 SA エントリの最大数を 27000 SA エントリに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# maximum peer-external-sa 27000
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

maximum external-sa

ルータによる学習が可能な外部 SA エントリの最大数を設定します。

show msdp summary

MSDP ピア のステータスを表示します。

mesh-group(ピア)

MSDP ピアを、メッシュ グループのメンバとなるように設定するには、ピア コンフィギュレーション モードで mesh-group コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

mesh-group name

no mesh-group name

 
シンタックスの説明

name

メッシュ グループの名前。

 
デフォルト

メッシュ グループに属さない MSDP ピアです。

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

メッシュ グループ は MSDP スピーカーのグループであり、相互に完全メッシュ接続されています。メッシュ グループで受信された、ピアからの SA メッセージは、同一メッシュ グループ内の他のピアには転送されません。

メッシュ グループは、次の目的に使用できます。

SA メッセージ フラッディングの削減

ピア RPF フラッディングの単純化(ピア RPF フラッディングの単純化 Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)の実行は不要)

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、internal という名前のメッシュ グループのメンバにするために、アドレス 10.0.5.4 の MSDP ピアを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# mesh-group internal
 

originator-id

MSDP SA メッセージで RP アドレスとして使用するインターフェイスのタイプとインスタンスを識別するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで originator-id コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

originator-id type instance

no originator-id type instance

 
シンタックスの説明

type

インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )のオンライン ヘルプ機能を使用してください。

instance

次の物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスです。

物理インターフェイス インスタンス。名前は rack/slot/module/port の形式で表記します。値はスラッシュで区切ります。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲はインターフェイス タイプによって異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )のオンライン ヘルプ機能を使用してください。

 
デフォルト

RP アドレスはオリジネータ ID として使用されます。

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

originator-id コマンドを使用して、SA メッセージを発信する MSDP スピーカーに、SA メッセージ内の RP アドレスとしてインターフェイスの IP アドレスを使用することを許可します。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、SA メッセージ内の RP アドレスとして GigabitEthernet インターフェイス 0/1/1/0 を設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# originator-id GigabitEthernet 0/1/1/0
 

password(ピア)

TCP 接続と 2 つのMSDP ピア間での Message Digest 5(MD5; メッセージ ダイジェスト 5)認証をイネーブルにするには、MSDP ピア コンフィギュレーション モードで password コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

password { clear | encrypted } password

no password { clear | encrypted } password

 
シンタックスの説明

clear

暗号化されていないパスワードが続くことを指定します。パスワードは、大文字と小文字が区別され、暗号化されていないクリアテキスト パスワードであることが必要です。

encrypted

暗号化されたパスワードが続くことを指定します。パスワードは、大文字と小文字が区別され、暗号化されたパスワードであることが必要です。

password

最大 80 文字のパスワード。パスワードには、任意の英数字を含めることができます。ただし、最初の文字が数字であるか、スペースを含むパスワードの場合、パスワードを二重引用符で囲むことが必要です(例:“2 password”)。

 
デフォルト

パスワードは設定されていません。

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

password コマンドは、TCP 接続された 2 つの MSDP ピア間で、MD5 シグニチャ保護をサポートします。2 つの MSDP ピア間で MD5 認証がイネーブルであると、TCP 接続されたピア間で送信される各セグメントが検証されます。MD5 認証は、両方の MSDP ピアで同じパスワードを使用して設定する必要があります。そうしないと、ピア間の接続は確立されません。MD5 認証を設定すると、Cisco IOS XR ソフトウェアにより、TCP 接続上で送信される各セグメントについて MD5 ダイジェストが生成され、検証されるようになります。

ピアにパスワードが設定されているかどうかを確認するには、 show msdp peer コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、ピアの MSDP パスワードを設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 10.0.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# password encrypted a34bi5m
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp peer

MSDP ピアに関する詳細情報を表示します。

 

peer(MSDP)

MSDP ピアを設定するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで peer コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

peer peer-address

no peer peer-address

 
シンタックスの説明

peer-address

MSDP ピアとなるルータの IP アドレスまたは DNS 名。

 
デフォルト

MSDP ピアは設定されません。

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

指定したルータを BGP ネイバとして設定します。

この MSDP ピアとともに BGP ピアも使用する場合は、BGP と同一の IP アドレスを MSDP に使用する必要があります。ただし、MSDP ピア間に BGP パスが存在する場合は、MSDP ピアとともに BGP を実行する必要はありません。パスが存在しない場合は、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードで default-peer コマンドを設定する必要があります。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、IP アドレス 172.16.1.2 のルータを、ローカル ルータの MSDP ピアとして設定し、MSDP ピア コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.1.2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

default-peer

すべての MSDP SA メッセージを受け入れるデフォルト ピアを定義します。

remote-as(マルチキャスト)

このピアのリモートの Autonomous System(AS; 自律システム)番号を設定するには、ピア コンフィギュレーション モードで remote-as コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

remote-as as-number

no remote-as as-number

 
シンタックスの説明

as-number

このピアの AS 番号です。2 バイトの番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイトの番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。

 
デフォルト

このコマンドをピア コンフィギュレーション モードで発行しないと、リモートの AS 番号は(設定されている場合でも)BGP から取得されるか、またはゼロに初期化されます(Interior Gateway Protocol(IGP)を使用する場合)。

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

設定した BGP から AS 番号を取得する必要がない場合は、 remote-as コマンドを使用して、リモートの AS を設定します。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、指定したピアの AS 番号を 250 に設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# remote-as 250
 

sa-filter

指定した MSDP ピアから受信した SA メッセージの着信/発信フィルタ リストを設定するには、適切なコンフィギュレーション モードで sa-filter コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

sa-filter { in | out } { list access-list-name | rp-list access-list-name }

no sa-filter { in | out } { list access-list-name | rp-list access-list-name }

 
シンタックスの説明

in | out

着信/発信 SA フィルタリングを指定します。

list access-list-name

(任意)IP アクセス リストの番号または名前を指定します。アクセス リストを指定しないと、ピアからの (S, G) ペアはフィルタリングされません。

rp-list access-list-name

SA メッセージの送信元 RP アクセス リストを指定します。

 
デフォルト

sa-filter コマンドを設定しないと、着信/発信メッセージはフィルタリングされず、ピアからのすべての着信 SA メッセージが受け入れられます。また、受信されたすべての発信 SA メッセージはピアに転送されます。

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション
MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。


sa-filter コマンドは、MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによって継承されます)が、このグローバル コンフィギュレーションは、ピア コンフィギュレーション モードでコマンドが再発行されると上書きされます。


タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例では、アクセス リスト 10 を渡す (S, G) ペアだけが、SA メッセージで、IP アドレスが 131.107.5.4 のピアに転送されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 131.107.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# sa-filter out list_10
 

次の例では、アクセス リスト 151 を渡す RP の (S, G) ペアだけが、SA メッセージで、IP アドレスが 131.107.5.4 のピアに転送されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 131.107.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# sa-filter out rp-list list_151
 

) アクセス リストの送信元フィールドと宛先フィールドは、SA メッセージの (S, G) フィールドに一致します。アクセス リストの最初のアドレス フィールドとマスク フィールドを送信元に使用し、2 番目のフィールドをグループまたは宛先に使用することをお勧めします。


 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

show msdp globals

MSDP グローバル変数を表示するには、EXEC モードで show msdp globals コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] globals

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

MSDP セッションに関連付けられている一部のグローバル変数(オリジネータ ID、デフォルト ピア、Protocol Independent Multicast(PIM)や送信元などを使用した接続ステートなど)が表示されます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、 show igmp globals コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp globals
 
Multicast Source Discovery Protocol - msdp[405672]
AS: 10, caching, originator: not set, default peer: not set
Connected to PIM: yes
Active RP Grange/len Source Count
ADV/RPF (Total, Active)
10.10.2.1 224.0.0.0/4 0,0
10.10.10.3 0.0.0.0 1,1
 
Max/active group count: 1/1
Max/active SA count: 1/1
 
General stats
Current lists alloced/free: 2/0
Total list items alloced/free: 9/1
Total source buffers alloced/free: 1/0
Total group buffers alloced/free: 1/0
Total RP buffers alloced/free: 2/0
TLV buffers alloced/free: 1/1
 

表 7 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 7 show msdp globals のフィールドの説明

フィールド
説明

AS

ローカルな自律システム。

caching

イネーブルになっている SA キャッシュ。

originator

ローカル RP。

default peer

すべての RPF ルールが失敗したときに SA メッセージを受け入れるデフォルト ピア。

Active RP

SA メッセージのこのルータへの送信に関与するすべての RP。

Grange/len

マルチキャスト グループ範囲またはマルチキャスト グループ マスク。

フィールドは、ローカル RP に指定のグループ範囲が存在する場合のみ表示されます。グループ範囲が指定されていない場合(SA をアドバタイズする RP など)は、アドバタイズ元のアドレスと RPF 情報のみが表示されます(以下の「ADV/RPF」を参照)。

Source Count

合計と、各 RP によってアドバタイズされたアクティブな SA メッセージ。

ADV/RPF

アドバタイズ元のアドレスと RPF エントリ。

Max/active group count

ルータがブートされてからの最大のグループ カウントと、アクティブなグループの数。

Max/active SA count

ルータがブートされてからの最大の SA メッセージ カウントと、アクティブな SA メッセージの数。

Total source buffers alloced/free

割り当てられた内部送信元バッファと、割り当てられてから解放された内部送信元バッファの数。

Total group buffers alloced/free

割り当てられた内部グループ バッファと、割り当てられてから解放された内部グループ バッファの数。

Total RP buffers alloced/free

割り当てられた内部 RP バッファと、割り当てられてから解放された内部 RP バッファの数。

TLV buffers alloced/free

割り当てられた内部存続可能時間バッファと、割り当てられてから解放された内部 TTL バッファの数。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp peer

MSDP ピアに関する詳細情報を表示します。

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習する (S, G) ステートを表示します。

show msdp peer

MSDP ピアについての詳細を表示するには、EXEC モードで show msdp peer コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] peer [ peer-address ]

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

peer-address

(任意)情報が表示される MSDP ピアの IP アドレスまたはホスト名。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、 show igmp peer コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp peer 10.10.10.2
 
MSDP Peer 10.10.10.2 (?), AS 20
Description:
Connection status:
State: Up, Resets: 0, Connection Source: 10.10.10.12
Uptime(Downtime): 00:00:26, SA messages received: 0
TLV messages sent/received: 1/1
Output messages discarded: 0
Connection and counters cleared 00:00:26 ago
SA Filtering:
Input (S,G) filter: none
Input RP filter: none
Output (S,G) filter: none
Output RP filter: none
SA-Requests:
Input filter: none
Sending SA-Requests to peer: disabled
Password: None
Peer ttl threshold: 0
Input queue size: 0, Output queue size: 0
 

表 8 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 8 show msdp peer のフィールドの説明

フィールド
説明

MSDP Peer

MSDP ピアの IP アドレス。

AS

ピアが属する自律システム(AS)。

State

MSDP ピアの状態。

Uptime(Downtime)

MSDP ピアがアップまたはダウンする日付と時間(前のカラムで示されているステートごとに表示されます)。24 時間以内の場合、時間、分、秒が表示されます。

Msgs Sent/Received

ピアに送信される SA メッセージの数と、ピアから受信する SA メッセージの数。

Peer Name

ピアの名前。

TCP connection source

TCP ローカル接続アドレスの IP アドレスを取得するのに使用するインターフェイス。

SA input filter

アクセス リスト フィルタリング SA 入力の名前(該当する場合)。

SA output filter

アクセス リスト フィルタリング SA 出力の名前(該当する場合)。

SA-Request filter

アクセス リスト フィルタリング SA 要求メッセージの名前(該当する場合)。

Sending SA-Requests to peer

SA 要求メッセージを送信するように設定されているピアはありません。

Password

パスワードの情報。パスワードがアクティブなピアに設定されている場合は、“Configured, set on active socket” と表示されます。

Peer ttl threshold

IP ヘッダーの TTL が、ここで指定された値以上であるマルチキャスト パケットのみが、MSDP ピアに送信されます。

 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習する (S, G) ステートを表示します。

show msdp rpf

送信元 RP からの SA を受け入れるかどうかを規定する MSDP RPF ルールを表示するには、EXEC モードで show msdp rpf コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] rpf rpf-address

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

rpf-address

RPF ネクストホップの IP アドレスまたはホスト名。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp rpf コマンドを実行すると、MSDP RPF ルールに基づいて SA が送信され、転送されるピア インターフェイスと AS が表示されます。ルールは表示され、到着した SA の RP アドレス フィールドに適用されます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、RP ピア 10.1.1.1 に show msdp rpf コマンドを実行した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp rpf 10.1.1.1
 
RP peer for 172.16.1.1 is 10.1.1.1 AS 200, rule: 1
bgp/rib lookup: nexthop: 10.1.1.1, asnum: 200
 

表 9 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 9 show msdp rpf のフィールドの説明

フィールド
説明

RP peer for 172.16.1.1 is 10.1.1.1

MSDP RPF ピアの IP アドレス。

AS 200

ピアが属する自律システム(AS)。

rule: 1

SA から学習され、一致する MSDP RPF ルール。

bgp/rib lookup:

マルチキャスト RPF ルーティング テーブルのルックアップ。

nexthop: 10.1.1.1

SA が最終宛先に到達するように送信されたルータ。

asnum: 200

ネクストホップ ネイバ ルータの AS 番号。

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習した (S, G) ステートを表示するには、EXEC モードで show msdp sa-cache コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] sa-cache [ source-address ] [ group-address ] [ all ] [ asnum as-number ] [ peer peer-address ] [ rpaddr rp-address ] [ summary ]

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

source-address

(任意)(S, G) 情報が表示される送信元の送信元アドレスまたはホスト名。

group-address

(任意)(S, G) 情報が表示されるグループのグループ アドレスまたは名前。

all

(任意)すべての送信元 SA エントリを、PIM Interested(PI; PIM 関与)フラグとともに表示します。

asnum as-number

(任意)指定した SA 番号の SA エントリを表示します。範囲は 1 ~ 65535 です。

peer peer-address

(任意)ピア エントリ情報(ピア名やピア アドレスなど)を表示します。

rpaddr rp-address

(任意)指定した RP アドレスに一致する SA エントリを表示します。

summary

(任意)すべての SA エントリ、RP、送信元、グループのカウントを表示します。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp sa-cache コマンドは、SA キャッシュに格納されている (S, G) エントリ、属性、フラグ、(L、E、EA)、アップタイム、AS 番号、RP アドレスを確認するために使用されます。

このコマンドを使用するときには、次のガイドラインが適用されます。

デフォルトで、 cache-sa-state コマンドはイネーブルになっています。

summary キーワードを指定すると、キャッシュ、グループ、送信元エントリ、各 RP と AS によってアドバタイズされたエントリの総数が表示されます。

2 つのアドレスや名前を入力した場合、これらのアドレスに対応する (S, G) エントリが表示されます。

1 つのグループ アドレスを指定すると、そのグループのすべての送信元が表示されます。

オプションを指定しないと、PI フラグ エントリを除く SA キャッシュ全体が表示されます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、 show igmp sa-cache コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache
 
MSDP Flags:
E - set MRIB E flag, L - domain local source is active,
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group,
DE - SAs have been denied.
Cache Entry:
(10.10.5.102, 239.1.1.1), RP 10.10.4.3, AS 20, 15:44:03/00:01:17
Learned from peer 10.10.2.2, RPF peer 10.10.2.2
SA's recvd 1049, Encapsulated data received: 0
grp flags: PI, src flags: E, EA, PI
 

表 10 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 10 show ip msdp sa-cache のフィールドの説明

フィールド
説明

(10.10.5.102, 239.1.1.1)

2 番めのアドレス(グループ)に送信している最初のアドレス(送信元)。

RP 10.10.4.3

SA メッセージが開始された送信元ドメインの RP アドレス。

15:44:03/00:01:17

ルートは、15 時間 44 分 3 秒の間、キャッシュされています。1 分と 17 秒の間に SA メッセージが受信されないと、ルートは SA キャッシュから削除されます。

Encapsulated data received: 0

MSDP SA は、SA パスが確立したときに受信者がデータを取りこぼさないようにするため、送信元が開始したときにすべてのデータ情報をキャプチャします。

次に、 all キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache all
 
MSDP Flags:
E - set MRIB E flag , L - domain local source is active,
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group,
DE - SAs have been denied. Timers age/expiration,
Cache Entry:
 
(*, 239.1.1.1), RP 0.0.0.0, AS 0, 06:32:18/expired
Learned from peer local, RPF peer local
SAs recvd 0, Encapsulated data received: 0 grp flags: PI, src flags:
 

表 11 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 11 show ip msdp sa-cache のフィールドの説明

フィールド
説明

(*, 239.1.1.1)

ローカルの Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)参加によるグループ内の PI。

RP 0.0.0.0

このエントリに関連付けられている RP はありません。

AS 0

このエントリは 0、AS RP は null です。

06:32:18/expired

ルートは、時間:分:秒の間、動作しています。このルートは MRIB および PIM から受信されるため、MSDP による監視は行われないことに注意してください。

次に、 summary キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache summary
 
Total # of SAs = 3
Total # of RPs = 2
Total # of Sources = 1
Total # of Groups = 3
 
Originator-RP SA total RPF peer
 
172.16.1.1 0 0.0.0.0
172.17.1.1 3 172.17.1.1
 
AS-num SA total
 
200 3
 

表 12 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 12 show msdp sa-cache summary のフィールドの説明

フィールド
説明

Total # of SAs

システムで現在アクティブになっている SA の総数。

Total # of RPs

このシステムに SA 情報を配布した RP の総数。

Total # of Sources

すべてのドメインでアクティブになっている送信元の総数。

Total # of Groups

送信元がすべてのドメインからのデータを送信している、グループの総数。

Originator-RP

各 RP および送信元ドメインに基づく SA 情報。

AS-num

送信元 AS に基づく SA 情報。

次に、 asnum キーワード オプションを使用した場合の出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp sa-cache asnum 200
 
MSDP Flags:
E - set MRIB E flag , L - domain local source is active,
EA - externally active source, PI - PIM is interested in the group,
DE - SAs have been denied. Timers age/expiration,
Cache Entry:
 
(172.31.1.1, 239.1.1.1), RP 5.1.1.1, AS 200, 00:00:25/00:02:04
Learned from peer 5.1.1.1, RPF peer 172.17.1.1
SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
grp flags: none, src flags: EA
(172.31.1.1, 239.1.1.2), RP 172.17.1.1, AS 200, 00:00:16/00:02:13
Learned from peer 172.17.1.1, RPF peer 172.17.1.1
SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
grp flags: none, src flags: EA
(172.31.1.1, 239.1.1.3), RP 172.17.1.1, AS 200, 00:00:13/00:02:16
Learned from peer 172.17.1.1, RPF peer 172.17.1.1
SAs recvd 1, Encapsulated data received: 100
grp flags: none, src flags: EA

 
関連コマンド

コマンド
説明

cache-sa-state

ルータのキャッシュの SA ステートを制御します。

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。

show msdp statistics peer

MSDP ピアの統計情報カウンタを表示するには、EXEC モードで show msdp statistics peer コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] statistics peer [ peer-address ]

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

peer-address

(任意)MSDP ピアの IP アドレスまたは名前。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp statistics peer コマンドを実行すると、MSDP ピアの統計情報(送受信されたキープアライブ メッセージの数、送受信された SA エントリの数など)が表示されます。

MSDP ピアを指定するときに peer-address 引数を指定しないと、このコマンドではすべての MSDP ピアの統計情報カウンタが表示されます。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、 show msdp statistics peer コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp statistics peer
 
MSDP Peer Statistics :-
 
Peer 10.1.2.3 : AS is 10, State is Up, 0 active SAs
TLV Rcvd : 57 total
57 keepalives, 0 notifications
0 SAs, 0 SA Requests
0 SA responses, 0 unknowns
TLV Sent : 57 total
54 keepalives, 0 notifications
3 SAs, 0 SA Requests
0 SA responses
SA msgs : 0 received, 3 sent
Peer 10.2.3.4 : AS is 0, State is Connect, 0 active SAs
TLV Rcvd : 0 total
0 keepalives, 0 notifications
0 SAs, 0 SA Requests
0 SA responses, 0 unknowns
TLV Sent : 0 total
0 keepalives, 0 notifications
0 SAs, 0 SA Requests
0 SA responses
SA msgs : 0 received, 0 sent
 

表 13 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 13 show msdp statistic peer のフィールドの説明

フィールド
説明

Peer 10.1.2.3

MSDP ピアのすべての統計情報が表示されます。

AS 10

ピアは AS 10 に属しています。

State is UP

ピアが確立されています。

0 active SAs

このピアからのアクティブな SA はありません。

TLV Rcvd

このピアから受信した、TLV に関する情報。

TLV Sent

このピアに送信した、TLV に関する情報。

SA msgs

このピアの SA メッセージに関する情報。

 
関連コマンド

コマンド
説明

clear msdp stats

MSDP ピアの統計情報カウンタをクリアします。

show msdp summary

MSDP ピアのステータスを表示するには、EXEC モードで show msdp summary コマンドを使用します。

show msdp [ ipv4 ] summary

 
シンタックスの説明

ipv4

(任意)IPv4 アドレス プレフィクスを指定します。

 
デフォルト

デフォルトは IPv4 アドレス指定です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

show msdp summary コマンドを実行すると、次のようなピア ステータスが表示されます。

ピア アドレス

ピア AS

ピア ステート

アップタイムとダウンタイム

送受信された SA メッセージの数

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り

次に、 show msdp summary コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show msdp summary
 
Out of Resource Handling Enabled
Maximum External SA's Global : 20000
Current External Active SAs : 0
 
MSDP Peer Status Summary
Peer Address AS State Uptime/ Reset Peer Active Cfg.Max TLV
Downtime Count Name SA Cnt Ext.SAs recv/sent
10.1.1.1 0 NoIntf 00:10:07 0 ? 0 0 0/0
 

表 14 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 14 show msdp summary のフィールドの説明

フィールド
説明

Peer Address

このルータが MSDP ピアリングを確立したネイバ ルータ アドレス。

AS

ピアが属する自律システム。

State

ピアリングのステート(UP、Inactive、Connect、NoIntf など)。

Uptime/Downtime

MSDP ピアリングのアップタイムとダウンタイム(時間、分、秒)。

Reset Count

MSDP ピアがリセットされた回数。

Peer Name

ピアの DNS 名(該当する場合)。

Active SA Cnt

このルータでアクティブになっている SA の総数。

Cfg.Max Ext.SAs

SA ドロップ後の、最大外部 SA の総数。設定されていないと 0 になります。

TLV recv/sent

送受信された TLV の総数。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp peer

MSDP ピアに関する詳細情報を表示します。

show msdp sa-cache

MSDP ピアから学習する (S, G) ステートを表示します。

shutdown(MSDP)

MSDP ピアをシャットダウンするには、ピア コンフィギュレーション モードで shutdown コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

shutdown

no shutdown

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

shutdown コマンドを使用して、ピアをシャットダウンします。同じピアに対して多数の MSDP コマンドを設定するには、ピアをシャットダウンして設定し、その後でピアをアクティブにします。

ピアのコンフィギュレーション情報を失わずに、MSDP セッションをシャットダウンすることもできます。

ピアがシャットダウンされると、TCP 接続は終了し、再起動されません。

タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、アドレス 172.16.5.4 でピアをシャットダウンする方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# peer 172.16.5.4
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp-peer)# shutdown

 
関連コマンド

コマンド
説明

show msdp peer

MSDP ピアに関する詳細情報を表示します。

ttl-threshold(MSDP)

SA メッセージ内で MSDP ピアに送信されるマルチキャスト データ パケットを制限するには、ルータの MSDP コンフィギュレーション モードまたはピア コンフィギュレーション モードで ttl-threshold コマンドを使用します。デフォルトの動作に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ttl-threshold ttl

no ttl-threshold ttl

 
シンタックスの説明

ttl

存続可能時間。範囲は 1 ~ 255 です。

 
デフォルト

ttl :1

 
コマンド モード

ルータ MSDP コンフィギュレーション
MSDP ピア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

ttl-threshold コマンドにより、データがカプセル化された SA メッセージで送信されるマルチキャスト データ パケットを制限します。IP ヘッダーの TTL が ttl 引数以上のマルチキャスト パケットのみが、IP アドレスまたは名前で指定された MSDP ピアに送信されます。

ttl-threshold コマンドを使用して、TTL を使ってマルチキャスト データ トラフィックを検査します。たとえば、TTL への内部トラフィックを 8 に制限することができます。その他のグループが外部の場所に移動できるようにするには、8 よりも大きい TTL を使用してパケットを送信します。


) このコマンドは、MSDP に対してグローバルに設定できます(MSDP ピアによる継承が可能です)。ただし、コマンドがピア コンフィギュレーション モードで再発行されると、このグローバル コンフィギュレーションは上書きされます。


タスク ID

タスク ID
処理

multicast

読み取り、書き込み

次の例に、TTL しきい値を 8 ホップに設定する方法を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router msdp
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-msdp)# ttl-threshold 8

 
関連コマンド

コマンド
説明

peer(MSDP)

ピア コンフィギュレーション モードを開始し、MSDP ピアを設定します。