Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービ ス ルータ システム管理コマンド リファレンス
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ のセキュア ドメイン ルータ コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのセキュア ドメイン ルータ コマンド
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのセキュア ドメイン ルータ コマンド

show sdr

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのセキュア ドメイン ルータ コマンド

Secure Domain Router(SDR; セキュア ドメイン ルータ)を使用することで、ルータを複数の独立したルータに分割することができます。SDR は、物理ルータと同じ方法でルーティング機能を実行しますが、リソースはシステムの残りの部分と共有します。たとえば、SDR に割り当てられたアプリケーション、設定、プロトコル、およびルーティング テーブルはその SDR だけに属していますが、シャーシの制御、スイッチ ファブリック、パーティショニングはシステムの残りの部分との共有になります。

Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータは、シェルフ 1 つあたり 1 つの SDR だけをサポートする単一シェルフ ルータです。したがって、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータは、ルータの起動時にロードされるデフォルトの設定を持つ SDR の admin プレーン ソフトウェア インフラストラクチャだけをサポートします。Designated Shelf Controller(DSC; 指定シェルフ コントローラ)は、debug および show コマンド用にサポートされています。configuration コマンドの機能はサポートされていません。Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの DSC は常にアクティブな Route-Switch Processor(RSP; ルート スイッチ プロセッサ)です。

セキュア ドメイン ルータの概念、設定タスク、例の詳細については、『 Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ System Management Configuration Guide 』の「 Configuring Secure Domain Routers on Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ 」モジュールを参照してください。

show sdr

現在定義されている セキュア ドメイン ルータ(SDR)の情報を表示するには、EXEC モードまたは管理 EXEC モードで show sdr コマンドを使用します。

管理 EXEC モード

show sdr [ name sdr-name [ detail ] | summary ]

EXECモード

show sdr [ detail ]

 
シンタックスの説明

name sdr-name

(任意。管理 EXEC モード限定)特定の SDR。

detail

(任意)特定の SDR の詳細情報を表示します。

summary

(任意。管理 EXEC モード限定)システムのすべての SDR のサマリー情報を表示します。

 
デフォルト

管理 EXEC モード

オーナー SDR の情報を表示します。

特定の SDR に admin ユーザとしてログオンしている場合は、ローカル SDR に関する情報が表示されます。

EXECモード

(任意)ローカル SDR に関する情報を表示します。

 
コマンド モード

EXEC
管理 EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

オーナー SDR または特定の名前付き SDR のノードのコンポーネントを表示するには、管理 EXEC モードで show sdr コマンドを使用します。EXEC モードで show sdr コマンドを使用すると、現在の SDR のノードのコンポーネントが表示されます。

タスク ID

タスク ID
動作

system

読み取り

次に、EXEC モードでの show sdr コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:asr9k# show sdr
 
SDR Inventory
--------------
 
Type NodeName NodeState RedState PartnerName
---------------------------------------------------------------
LC(2) 0/1/CPU0 IOS XR RUN NONE NONE
LC(2) 0/6/CPU0 IOS XR RUN NONE NONE
RP(0) 0/RSP0/CPU0 IOS XR RUN Active 0/RSP1/CPU0
RP(0) 0/RSP1/CPU0 IOS XR RUN Standby 0/RSP0/CPU0
 

表 64 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 64 show sdr のフィールドの説明

フィールド
説明

Type

カードのタイプ(ラインカード、RP、DRP のいずれか)。

NodeName

rack / slot / module の表記で表示されるノードの名前。

NodeState

カードの実行ステート(失敗、存在、起動中、実行中など)。

RedState

カードの冗長ステート(アクティブ、スタンバイ、なしのいずれか)。

PartnerName

rack / slot / module の表記で表示されるカードのパートナー。

次に、管理 EXEC モードで summary キーワードを使用した show sdr コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:asr9k(admin)# show sdr summary
 
SDRs Configured:
SDR-Names SDRid dSDRSC StbydSDRSC Primary1 Primary2 MacAddr
------------------------------------------------------------------------------------------
Owner 0 0/RSP0/CPU0 0/RSP1/CPU0 0/RSP0/CPU0 0/RSP1/CPU0 0011.92da.b400
RACK1-RPs 1 1/RSP0/CPU0 1/RSP1/CPU0 1/RSP0/CPU0 1/RSP1/CPU0 0011.92da.b401
DRP_ACROSS_RK 2 0/13/CPU0 1/9/CPU0 1/9/CPU0 0/13/CPU0 0011.92da.b402
PRECONFIG-R1 3 NONE NONE 0/2/CPU0 NONE 0011.92da.b403
R2-PRECONFIG 4 NONE NONE 0/4/CPU0 NONE 0011.92da.b404
 

表 65 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 65 show sdr summary のフィールドの説明

フィールド
説明

SDRid

SDR の ID。

Primary1

設定されたプライマリ ノード。

Primary2

設定されたプライマリ ノード ペア。

MacAddr

SDR に関連付けられた MAC アドレス。