Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービ ス ルータ システム管理コマンド リファレンス
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ のバルク コンテンツ ダウンローダ(BCDL)コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのバルク コンテンツ ダウンローダ(BCDL)コマンド
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのバルク コンテンツ ダウンローダ(BCDL)コマンド

show bcdl

show bcdl consumers

show bcdl queues

show bcdl tables

show bcdl trace

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのバルク コンテンツ ダウンローダ(BCDL)コマンド

ここでは、Bulk Content Downloader(BCDL; バルク コンテンツ ダウンローダ)プロセスのステータスを表示するために使用できる show コマンドについて説明します。BCDL を使用すると、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータで高性能のダウンロード機能を使用できるようになります。この機能は、次の内部アプリケーションで使用されます。

IPv4 および IPv6 ユニキャスト ルーティング プロトコル:ルータの Global Routing Information Base(GRIB; グローバル ルーティング情報ベース)の転送情報をライン カードにダウンロードできます。

IPv4 および IPv6 マルチキャスト ルーティング プロトコル:Multicast Routing Information Base(MRIB; マルチキャスト ルーティング情報ベース)のエントリを、各種のライン カードの Multicast Forwarding Information Base(MFIB; マルチキャスト転送情報ベース)を管理するコンシューマにダウンロードします。

MPLS:Label Forwarding Information Base(LFIB; ラベル転送情報ベース)のエントリをライン カードにダウンロードします。

ファブリック管理:ファブリック ハードウェアの選択した部分に対する個別の Fabric Group ID(FGID; ファブリック グループ ID)のメンバシップを更新します。

CDS:コンテキスト配信サービス。

BCDL を使用するために特別な設定は必要ありません。

show bcdl

Bulk Content Downloader(BCDL; バルク コンテンツ ダウンローダ)の情報を表示するには、 EXEC モード show bcdl コマンドを使用します。

show bcdl [ group_name ]

 
シンタックスの説明

group_name

(任意)特定の BCDL グループの情報を表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
動作

sysmgr

読み取り

次に、 show bcdl コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show bcdl ipv4_rib
 
grp ipv4_rib, gid 2052, sg cnt 1, agent jid 112, node 0/RSP0/CPU0, pulse 23930, n0
sg lwg fd csmr hdlr-act dnld-act susp wait-lck seq pulse-tot pulse-out
0 2053 16 6 no no no 0 23950 23926 0
 

表 2 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 2 show bcdl のフィールドの説明

フィールド
説明

group ipv4_rib

ダウンロードのタイプと Group Services Protocol(GSP; グループ サービス プロトコル)グループ名。

gid 2052

GSP の Heavyweight グループ(HWG)。これは、コンシューマが最初に参加するグループです。制御のアップデートを送信するために BCDL エージェントで使用されます。

sg count

この特定のダウンロード タイプのサブグループの数。

agent jid 112

BCDL エージェントのジョブ ID。JID は 特定のプロセスを表す数値の ID で、プロセスを再起動しても変わりません。

node 0/RSP0/CPU0

エージェントが実行されているノード。 rack / slot / module の形式で示されます。

pulse 23930

BCDL エージェントをパルス化するためにプロデューサで使用されるパルス符号。

new mbr 0

サブグループがまだ割り当てられていない新しいコンシューマの数。

sg

サブグループ番号。

lwg

GSP の Lightweight グループ。これは、HWG の子のグループです。BCDL エージェントは、データを受信するためにこのグループに参加するようコンシューマに要求します。

fd

プロデューサと BCDL エージェントの間の接続ハンドル。

csmr

コンシューマの数。

hdlr-act

実行中のダウンロードがあるかどうかを示します。

dnld-act

コンバージェンス フラグが送信されたかどうかを示します。

susp

キューがいっぱいになったためにダウンロードが中断されているかどうかを示します。

wait-lck

0 以外の場合、他のスレッドによってこのサブグループの制御が取得されるのを待機しているスレッドがあります。

seq

このサブグループで最後に送信されたメッセージのシーケンス番号。

pulse-tot

プロデューサによって BCDL エージェントに送信されたパルスの総数。

pulse-out

BCDL エージェントによってまだ処理されていない未処理のパルスの総数。

show bcdl consumers

BCDL のコンシューマ情報を表示するには、 EXEC モード show bcdl consumers コマンドを使用します。

show bcdl consumers [ group_name ]

 
シンタックスの説明

group_name

(任意)特定の BCDL グループの情報を表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
動作

sysmgr

読み取り

次に、 show bcdl consumers コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show bcdl consumers ipv4_rib
 
group ipv4_rib, gsp gid 2029, 3 consumers, agent jid 113, node 0/5/CPU0
(expected 3 consumers to reply, received 3 replies)
pid node asg csg lwg sus messages bytes errs name
823389 0/5/CPU0 0 0 2030 N 20559 1518476 0 fib_mgr
45129 0/1/CPU0 0 0 2030 N 1922 222892 496 fib_mgr
45129 0/3/CPU0 0 0 2030 N 1922 222892 498 fib_mgr
 

表 3 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。ここでは、表 2 で説明したものは省略します。

 

表 3 show bcdl consumers のフィールドの説明

フィールド
説明

PID

プロセス ID。

node

コンシューマのノード。 rack / slot / module の形式で示されます。

asg

BCDL エージェントによってこのコンシューマが属していると認識されているサブグループ。

csg

コンシューマ自身が属していると認識しているサブグループ。

messages

この特定のコンシューマで処理されるメッセージの数。

bytes

この特定のコンシューマで処理されるバイト数。

errors

コンシューマで発生したエラーの数。このフィールドは接続がリセットされた回数を示します。

name

コンシューマ プロセスの名前。

show bcdl queues

BCDL のキュー情報を表示するには、 EXEC モード show bcdl queues コマンドを使用します。

show bcdl queues [ group_name ]

 
シンタックスの説明

group_name

(任意)特定の BCDL グループの情報を表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
動作

sysmgr

読み取り

次に、 show bcdl queue コマンドの出力例を示します。

これらの出力に表示される重要なフィールドについては、RP/0/RSP0/CPU0:router# show bcdl queues ipv4_rib
 
group ipv4_rib, gsp gid 2052, 6 consumers, agent jid 112, node 0/RSP0/CPU0
(expected 6 consumers to reply, received 6 replies)
pid node asg csg lwg sus msgs_in_q bytes_in_q errs name
417925 0/RSP0/CPU0 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
209029 0/RSP1/CPU0 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
106595 0/4/CPU0 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
114785 0/4/CPU1 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
82008 0/6/CPU0 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
82008 0/1/CPU0 0 0 2053 N 0 0 0 fib_mgr
 

表 3 および表 2 を参照してください。

show bcdl tables

BCDL のテーブル情報を表示するには、 EXEC モード show bcdl tables コマンドを使用します。

show bcdl tables [ group_name ]

 
シンタックスの説明

group_name

(任意)特定の BCDL グループの情報を表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
動作

sysmgr

読み取り

次に、 show bcdl tables コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show bcdl tables ipv4_rib
 
grp ipv4_rib, gid 2052, sg cnt 1, agent jid 112, node 0/RSP0/CPU0, pulse 26587, new mbr 0
sg lwg fd csmr hdlr-act dnld-act susp wait-lck seq pulse-tot pulse-out
0 2053 16 6 no no no 0 26607 26583 0
sgs: 1, table_cnt: 1, table_mid_cnt: 6, buf size: 124
Showing table info for 1 subgroups
sg 0: has 1 tables (messages: 0, bytes: 0)
table 0xe0000000: 6 members, dnld act: 0, messages: 26607, bytes: 3447976
cnsmr 0: pid 417925 on node 0/RSP0/CPU0
cnsmr 1: pid 82008 on node 0/6/CPU0
cnsmr 2: pid 82008 on node 0/1/CPU0
cnsmr 3: pid 209029 on node 0/RSP1/CPU0
cnsmr 4: pid 106595 on node 0/4/CPU0
cnsmr 5: pid 114785 on node 0/4/CPU1
 

表 4 で、 これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。ここでは、表 2 または 表 3 で説明したものは省略します。

 

表 4 show bcdl tables のフィールドの説明

フィールド
説明

sgs

サブグループの数。

table_cnt

このサブグループ内のテーブルの数。

sg

情報が示されている特定のサブグループ。

has 1 tables

このサブグループ内のテーブルの数。

messages

特定のテーブル ID に関連付けられていない送信メッセージ数。

bytes

特定のテーブル ID に関連付けられていない送信バイト数。

table

情報が示されている特定のテーブルの ID。

6 members

このテーブルに関連付けられているコンシューマの数。

dnld act

コンバージェンス フラグが送信されたかどうかを示します。

messages

特定のテーブルの送信メッセージ数。

bytes

特定のテーブルの送信バイト数。

cnsmr 0: pid 419725 on node 0/RSP0/CPU0

指定したテーブル内の各コンシューマのプロセス ID およびノード情報。

show bcdl trace

BCDL のトレース情報を表示するには、 EXEC モード show bcdl trace コマンドを使用します。

show bcdl trace [ group_name ] [ event ] [ grpsnd ] [ hexdump ] [ last n ] [ reverse ] [ stats ] [ tailf ] [ unique ] [ verbose ] [ wrapping ] [ file filename original ] [ location [ node-id | all ]]

 
シンタックスの説明

group_name

(任意)特定の BCDL グループの情報を表示します。

event

イベント トレース エントリを表示します。

grpsnd

グループ送信トレース エントリを表示します。

hexdump

16 進数表記でトレースを表示します。

last n

最近の n 個のトレースだけを表示します。

reverse

最新のトレースを最初に表示します。

stats

実行パスの統計情報を表示します。

tailf

新しいトレースが追加されたら表示します。

unique

一意のエントリだけをこのエントリが表示される回数と併せて表示します。

verbose

追加の内部デバッグ情報を表示します。

wrapping

エントリを折り返して表示します。

file filename original

表示するファイルのファイル名を指定します。

location node-id

実行パスのモニタリング情報を表示する RSP ノードを指定します。 node-id 引数は rack / slot / module の形式で入力します。

all

ルータのすべての RSP ノードのミラーリング情報を表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータに追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

タスク ID

タスク ID
動作

sysmgr

読み取り

次に、 show bcdl trace コマンドの出力例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show bcdl trace ipv4_rib location 0/0/cpu0 | inc /a/
 
Jul 7 09:02:25.658 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t1 E bytes critical 524288, normal 262144, max suspend 60
Jul 7 09:02:25.658 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t1 E buffer size set to 65200
Jul 7 09:02:25.981 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t1 E group_create bcdl_ipv4_rib returns 0, gid is 2055
Jul 7 09:02:30.806 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E queuing new consumer: pid 172153, node 0/0/CPU0
Jul 7 09:02:30.807 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E add new member: pid 172153, node 0/0/CPU0 nmc 0 -> 1
Jul 7 09:02:31.812 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t5 E attempt open producer connection sg 0
Jul 7 09:02:31.895 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t5 E bind sg 0 to producer, fd 14, handle 0x48230e08
Jul 7 09:02:31.895 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t5 E sbe: gid 2055, lwg_s: 0, lwg 2056, node 0/0/CPU0, ent 1, rc 11, rr 1
Jul 7 09:02:31.895 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t5 E send_bcdl_event: sending BCDL_EVENT, rc 11(connection init), entries 1
Jul 7 09:02:31.942 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E processing table request
Jul 7 09:02:31.943 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E add 1 table tags, first tag 0xe0000000
Jul 7 09:02:31.945 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E create_table_entry: create 0xe0000000, in sg 0, with pid 172153, node 0/0/CPU0
Jul 7 09:02:31.945 bcdl/a/ipv4_rib 0/0/CPU0 t3 E Call p_t_f to add table 0xe0000000 to sg 0 inherit FALSE