Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コマンド リファレンス
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ の OSPFv3 コマンド
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ の OSPFv3 コマンド
発行日;2012/01/30 | 英語版ドキュメント(2009/11/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 19MB) | フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ の OSPFv3 コマンド

address-family (OSPFv3)

area (OSPFv3)

authentication (OSPFv3)

auto-cost (OSPFv3)

clear ospfv3 process

clear ospfv3 redistribution

clear ospfv3 routes

clear ospfv3 statistics

cost (OSPFv3)

database-filter all out (OSPFv3)

dead-interval (OSPFv3)

default-cost (OSPFv3)

default-information originate (OSPFv3)

default-metric (OSPFv3)

demand-circuit (OSPFv3)

distance ospfv3

distribute-list prefix-list in

distribute-list prefix-list out

encryption

flood-reduction (OSPFv3)

graceful-restart (OSPFv3)

hello-interval (OSPFv3)

instance

interface (OSPFv3)

log adjacency changes (OSPFv3)

maximum interfaces (OSPFv3)

maximum paths (OSPFv3)

maximum redistributed-prefixes (OSPFv3)

mtu-ignore (OSPFv3)

neighbor (OSPFv3)

network (OSPFv3)

nssa (OSPFv3)

ospfv3 name-lookup

packet-size

passive (OSPFv3)

priority (OSPFv3)

range (OSPFv3)

redistribute (OSPFv3)

retransmit-interval (OSPFv3)

router-id (OSPFv3)

router ospfv3

show ospfv3

show ospfv3 border-routers

show ospfv3 database

show ospfv3 flood-list

show ospfv3 interface

show ospfv3 neighbor

show ospfv3 request-list

show ospfv3 retransmission-list

show ospfv3 routes

show ospfv3 summary-prefix

show ospfv3 virtual-links

show protocols (OSPFv3)

stub (OSPFv3)

summary-prefix (OSPFv3)

timers lsa arrival

timers pacing flood

timers pacing lsa-group

timers pacing retransmission

timers throttle lsa all (OSPFv3)

timers throttle spf (OSPFv3)

trace

transmit-delay (OSPFv3)

virtual-link (OSPFv3)

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ の OSPFv3 コマンド

このモジュールでは、Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ 上で IP Version 6(IPv6)Open Shortest Path First Version 3(OSPFv3; Open Shortest Path First バージョン 3)ルーティング プロトコルを設定および管理するために使用されるコマンドについて説明します。

OSPFv3 の概念、設定作業、および例の詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Configuration Guide 』の「 Implementing OSPFv3 on Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ」モジュールを参照してください。

address-family (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)のアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードに入るには、ルータ ospv3 コンフィギュレーション モードで address-family コマンドを使用します。アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

address-family ipv6 [ unicast ]

no address-family ipv6 [ unicast ]

 
シンタックスの説明

ipv6

IP Version 6(IPv6)アドレス プレフィクスを指定します。

unicast

(任意)ユニキャスト アドレス プレフィクスを指定します。

 
デフォルト

アドレス ファミリは指定されません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、IPv6 ユニキャスト アドレス プレフィクスを使用して OSPFv3 ルータ プロセスを設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# address-family ipv6 unicast

area (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)エリアを設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで area コマンドを使用します。OSPFv3 エリアを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

area area-id

no area area-id

 
シンタックスの説明

area-id

OSPFv3 エリアの ID です。area-id 引数は、10 進数値または IPv4 アドレスのいずれかで指定できます。

 
デフォルト

OSPFv3 エリアは定義されません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

エリアは、 area コマンドを使用して明示的に設定する必要があります。

ルータをエリア コンフィギュレーション モード(プロンプトは config-router-ar)にするには area コマンドを使用します。このモードからエリア固有の設定を行うことができます。このモードで設定したコマンド( interface コマンドなど)は、そのエリアに自動でバインドされます。


) 指定された OSPFv3 エリアをルータ ospfv3 設定から除去するには、no area area-id コマンドを使用します。no area area-id コマンドは、OSPFv3 エリア オプションすべてを含む OSPFv3 エリアおよび、そのエリアに設定されている OSPFv3 インターフェイスとインターフェイス オプションすべてを除去します。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 プロセス 1 のためにエリア 0 を設定する例を示します。GigabitEthernet 0/1/0/1 インターフェイスも設定されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1

authentication (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)インターフェイスのためにプレーン テキスト、Message Digest 5(MD5)認証、または null 認証をイネーブルにするには、適切なモードで authentication コマンドを使用します。このような認証を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

authentication { ipsec spi spi-value { md5 | sha1 } [ clear | password ] password | disable }

no authentication

 
シンタックスの説明

ipsec

IP Security(IPSec)を指定します。

spi spi-value

Security Policy Index(SPI)値を指定します。範囲は 256 ~ 4294967295 です。

md5

Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにします。

sha1

SHA1 認証をイネーブルにします。

clear

(任意)鍵を暗号化しないことを指定します。

password

(任意)双方向アルゴリズムを使用して鍵を暗号化することを指定します。

password

キーボードから入力できる任意の連続ストリングです。

disable

OSPFv3 パケットの認証をディセーブルにします。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されている認証パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されている認証パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、インターフェイスでは、認証を使用しません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

authentication コマンドを使用すると、インターフェイスの認証タイプを指定できます。これは、このインターフェイスが属するエリアで指定される認証より優先されます。このコマンドが、コンフィギュレーション ファイルに含まれていない場合、インターフェイスが属するエリアで設定される認証(area authentication コマンドで指定)が使用されます。

認証タイプおよびパスワードは、OSPFv3 経由で通信する予定のすべての OSPFv3 インターフェイスで同一である必要があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、MD5 認証をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# router-id 10.1.1.1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# authentication ipsec spi 500 md5 1234567890abcdef1234567890abcdef

auto-cost (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)プロトコルによりインターフェイスのデフォルト メトリックの計算方法を制御するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで auto-cost コマンドを使用します。インターフェイス タイプだけに基づいてリンク コストを設定するには、このコマンドの disable 形式を使用します。インターフェイスの帯域幅に従ったインターフェイスの OSPFv3 メトリック計算を再度イネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

auto-cost [ reference-bandwidth mbps | disable ]

no auto-cost [ reference-bandwidth mbps | disable ]

 
シンタックスの説明

reference-bandwidth mbps

(任意)速度を Mbps(帯域幅)で設定します。範囲は 1 ~ 4294967 です。

disable

(任意)インターフェイス タイプだけに基づいてリンク コストを設定します。

 
デフォルト

mbps :100 Mbps

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

デフォルトでは、OSPFv3 は、インターフェイスの帯域幅に従ってインターフェイスの OSPFv3 メトリックを計算します。

このコマンドの no auto-cost disable 形式により、インターフェイスの帯域幅に従ったインターフェイスの OSPFv3 メトリックの計算が再度イネーブルになります。

インターフェイス タイプだけに基づいてリンク コストを設定するには、 disable キーワードを使用します。

帯域幅が大きい複数のリンクが存在している場合に、大きい数を使用してそれらのリンクのコストを区別する必要がある場合があります。

OSPFv3 が設定されているすべてのインターフェイスに対して、一貫した方法でコスト設定を行う、つまりリンク コストを明示的に設定( cost コマンドを使用)するか、適切なデフォルトを選択( auto-cost コマンドを使用)するかのいずれかを行うことが推奨されます。

cost コマンドによって設定される値により、 auto-cost コマンドの結果のコストが上書きされます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、自動コストのリファレンス値に 64 を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# auto-cost reference-bandwidth 64

 
関連コマンド

コマンド
説明

cost (OSPFv3)

OSPF パス計算のインターフェイス(ネットワーク)のコストを明示的に指定します。

clear ospfv3 process

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルータ プロセスの除去も再設定も行わないでそのルータ プロセスをリセットするには、EXEC モードで clear ospfv3 process コマンドを使用します。

clear ospfv3 [ process-name ] process

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、 router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数を含めた場合は、指定したルーティング プロセスだけが影響を受けます。その他の場合は、すべての OSPFv3 プロセスがリセットされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPFv3 ルータ プロセスがリセットされると、OSPFv3 は割り当てられているリソースをすべて解放し、内部データベースをクリーン アップし、ルートをアンインストールし、OSPFv3 の隣接ルータをすべてリセットします。


router-id (OSPFv3) コマンドによって OSPF ルータ ID を明示的に設定していない場合は、clear ospfv3 process コマンドによりルータ ID 設定をクリアできます。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 プロセスをすべてリセットする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ospfv3 process
 

次に、OSPFv3 プロセス 1 をリセットする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ospfv3 1 process

 
関連コマンド

コマンド
説明

router-id (OSPFv3)

OSPFv2 プロセスのルータ ID を設定します。

clear ospfv3 redistribution

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)プロセスによって発信されたタイプ 5 およびタイプ 7 の Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)をすべてフラッシュするには、EXEC モードで clear ospfv3 redistribution コマンドを使用します。

clear ospfv3 [ process-name ] redistribution

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、 router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数を含めた場合は、指定したルーティング プロセスだけが影響を受けます。その他の場合は、すべての OSPFv3 プロセスがリセットされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

再びルーティング テーブルが読み取られるようにするには、 clear ospfv3 redistribution コマンドを使用します。OSPFv3 では、タイプ 5 およびタイプ 7 のリンクステート アドバタイズメント(LSA)を再生成し、ネイバに送信します。OSPFv3 再配布で予期しないルートが出現したときは、このコマンドを使用することにより問題が訂正されます。


) このコマンドを使用すると、大量の LSA がネットワークにフラッディングする可能性があります。そのため、このコマンドを使用する場合は注意してください。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 再配布ルートすべてを他のプロトコルからクリアする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ospfv3 redistribution

clear ospfv3 routes

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)内部ルート テーブルをクリアするには、EXEC モードで clear ospfv3 routes コマンドを使用します。

clear ospfv3 [ process-name ] routes

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、 router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数を含めた場合は、指定したルーティング プロセスだけが影響を受けます。その他の場合は、すべての OSPFv3 プロセスがリセットされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

Shortest Path First(SPF)ルーティング テーブルの再計算を行わせることにより内部テーブルに強制的にデータを再設定するには、 clear ospfv3 routes コマンドを使用します。OSPFv3 ルーティング テーブルがクリアされると、グローバル ルーティング テーブル内の OSPFv3 ルートも再計算されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 ルーティング テーブルから OSPFv3 ルートをすべてクリアし、有効なルートを再計算する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ospfv3 routes

clear ospfv3 statistics

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)統計情報カウンタをクリアするには、EXEC モードで clear ospfv3 statistics コマンドを使用します。

clear ospfv3 [ process-name ] statistics [ neighbor [ interface-type interface-instance ] [ router-id ]]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、 router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数を含めた場合は、指定したルーティング プロセスだけが影響を受けます。

neighbor

(任意)指定されたネイバのカウンタだけをクリアします。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値と値の間には、表記の一部としてスラッシュ マークが必須です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

router-id

(任意)指定されたルータ ID。この引数は、IPv4 アドレスに類似した、32 ビットのドット付き 10 進表記である必要があります。この引数では、指定したネイバのカウンタだけがクリアされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

以降の変更を観察しやすくするために統計情報をリセットするには、 clear ospfv3 statistics コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/2/0/0 上のネイバすべての OSPFv3 統計カウンタをクリアする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ospfv3 statistics neighbor GigabitEthernet 0/2/0/0

cost (OSPFv3)

OSPF パス計算のためにインターフェイス(ネットワーク)のコストを明示的に指定するには、適切なモードで cost コマンドを使用します。コストを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

cost cost

no cost

 
シンタックスの説明

cost

リンクステート メトリックとして表現された符号なし整数値です。範囲は 1 ~ 65535 です。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されているコスト パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているコスト パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、コストは auto-cost コマンドによる指定に従い、インターフェイスの帯域幅に基づきます。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

リンクステート メトリックは、ルータ リンク アドバタイズメントでリンク コストとしてアドバタイズされます。

一般に、パス コストは、次の式を使用して計算されます。

10^8 / bandwidth

この値がご使用のネットワークに適さない場合は、独自のパス コスト計算方式を使用できます。

cost コマンドによって設定される値により、 auto-cost コマンドの結果のコストが上書きされます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/1/0/1 のコスト値に 65 を設定する

例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# cost 65

 
関連コマンド

コマンド
説明

auto-cost (OSPFv3)

OSPFv3 プロトコルで、インターフェイスのデフォルト メトリックを計算する方法を制御します。

database-filter all out (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)インターフェイスへの送信リンクステート アドバタイズメント(LSA)をフィルタリングするには、適切なモードで database-filter コマンドを使用します。インターフェイスに対する LSA の転送を元に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

database-filter all out

no database-filter all out

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアに指定されているデータベース フィルタ パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているデータベース フィルタ パラメータを採用します。

このコマンドをルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合は、データベース フィルタがディセーブルにされ、送信 LSA すべてがインターフェイスにフラッディングします。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

neighbor コマンド( database-filter キーワード付き)がネイバ単位で実行する機能と同じ機能を実行するには、 database-filter all out コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/2/0/3 経由で到達可能なネイバに OSPFv3 LSA がフラッディングしないようにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# database-filter all out

 
関連コマンド

コマンド
説明

neighbor (OSPFv3)

非ブロードキャスト ネットワークと相互接続する OSPFv3 ルータを設定します。

dead-interval (OSPFv3)

hello パケットが観察されなくなってから、ネイバが Dead と宣言されるまでの間隔を設定するには、適切なモードで dead-interval コマンドを使用します。デフォルト時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

dead-interval seconds

no dead-interval

 
シンタックスの説明

seconds

間隔(秒数)を指定する符号なし整数です。この値は、同じネットワーク リンクのノードすべてで同一である必要があります。範囲は 1 ~ 65535 です。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアに指定されている dead interval パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されている dead interval パラメータを採用します。

このコマンドをルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、dead interval は hello-interval (OSPFv3) コマンドによって設定された間隔の 4 倍になります。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

dead interval 値が異なる場合、2 台の Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルータが隣接ルータになることはありません。

hello interval が設定されている場合、dead interval 値は、hello interval 値より大きくなければなりません。dead interval 値は、通常、hello interval 値の 4 倍の値に設定されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/2/0/3 の OSPFv3 デッド間隔に 40 秒を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# dead-interval 40

 
関連コマンド

コマンド
説明

hello-interval (OSPFv3)

Cisco IOS XR ソフトウェアがインターフェイスで送信する hello パケットの間隔を指定します。

default-cost (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)パケットのスタブ エリアまたは Not-So-Stubby Area(NSSA)に送信されるデフォルト サマリー ルートのコストを指定するには、エリア コンフィギュレーション モードで default-cos t コマンドを使用します。割り当て済みのデフォルト ルート コストを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-cost cost

no default-cost cost

 
シンタックスの説明

cost

スタブ エリアまたは NSSA エリアに使用されるデフォルト サマリー ルートのコストです。許容値は 24 ビット数値です。

 
デフォルト

cost :1

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

default-cost コマンドは、スタブ エリアまたは NSSA エリアに接続されている Area Border Router(ABR; エリア境界ルータ)だけで使用してください。

スタブ エリアに接続されているルータおよびアクセス サーバのすべてで、そのエリアは、エリア コンフィギュレーション サブモードで stub (OSPFv3) コマンドを使用してスタブ エリアとして設定されている必要があります。 default-cost コマンドは、スタブ エリアに接続されている ABR でだけ使用してください。 default-cost コマンドは、ABR によってスタブ エリアに生成されるサマリー デフォルト ルートのメトリックを提供します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、エリア 10.15.0.0 に送信されるデフォルト ルートにコスト 20 を割り当てる例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 10.15.0.0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# stub
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# default-cost 20
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet0/3/0/1

 
関連コマンド

コマンド
説明

stub (OSPFv3)

エリアをスタブ エリアとして定義します。

default-information originate (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング ドメインにデフォルトの外部ルートを生成するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで default-information originate コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-information originate [ route-policy policy-name ] [ always ] [ metric metric-value ] [ metric-type type-value ] [ tag tag-value ]

no default-information originate [ route-policy policy-name ] [ always ] [ metric metric-value ] [ metric-type type-value ] [ tag tag-value ]

 
シンタックスの説明

route-policy policy-name

(任意)デフォルトの情報生成に適用するルート ポリシーを指定します。

always

(任意)ソフトウェアにデフォルト ルートが指定されているかどうかを問わず、常にデフォルト ルートをアドバタイズします。

metric metric-value

(任意)デフォルト ルートの生成に使用するメトリックを指定します。値を省略して、 default-metric コマンドを使用して値を指定しない場合、デフォルトのメトリック値は 10 になります。使用される値は、プロトコル固有です。

metric-type type-value

(任意)OSPFv3 ルーティング ドメインにアドバタイズされるデフォルト ルートに関連付ける外部リンク タイプを指定します。次のいずれかの値を使用できます。

1 :タイプ 1 外部ルート

2 :タイプ 2 外部ルート

tag tag-value

(任意)各外部ルートに付加する 32 ビットのドット付き 10 進値です。この値は、OSPFv3 プロトコル自体では使用されません。Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)間で情報を通信するために使用できます。タグを指定しなかった場合は、ゼロ(0)が使用されます。

 
デフォルト

OSPFv3 ルーティング ドメインへのデフォルト外部ルートは生成されません。

metric-value :10

type-value :タイプ 2

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

redistribute コマンドまたは default-information コマンドを使用して、OSPFv3 ルーティング ドメインにルートを再配布するといつでも、ソフトウェアは自動で ASBR になります。ただし、デフォルトの場合、ASBR では OSPFv3 ルーティング ドメインにデフォルト ルートを生成しません。 always キーワードを指定している場合を除き、ソフトウェアがデフォルトのルートを生成するには、それ自体のデフォルトのルートが必要です。

OSPFv3 プロセスに対して default-information originate コマンドを使用する場合は、デフォルト ネットワークがルーティング テーブルにある必要があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 ルーティング ドメインに再配布されるデフォルトのルートのメトリックを 100 に指定し、タイプ 1 の外部メトリック タイプを指定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 109
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# default-information originate metric 100 metric-type 1

 
関連コマンド

コマンド
説明

redistribute (OSPFv3)

あるルーティング ドメインから別のルーティング ドメインにルートを再配布します。

default-metric (OSPFv3)

別のプロトコルから Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)に再配布されるルートのデフォルト メトリック値を設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで default-metric コマンドを使用します。デフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

default-metric value

no default-metric value

 
シンタックスの説明

value

指定されたルーティング プロトコルに適したデフォルト メトリック値。

 
デフォルト

各ルーティング プロトコルに適した、組み込みの自動メトリック変換です。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

default-metric コマンドは、 redistribute コマンドと組み合せて使用して、現在のルーティング プロトコルで、再配布されるすべてのルートに対して同じメトリック値が使用されるようにします。デフォルトのメトリックは、互換性のないメトリックのルートを再配布するときの問題を解決するために役立ちます。メトリックを変換しない場合は、必ずデフォルトのメトリックを使用して、適切な代替メトリックを提供し、再配布を続行できるようにしてください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)と OSPFv3 の両方のルーティング プロトコルに対応しているルータを設定する例を示します。OSPFv3 ルーティング プロトコルでは、IS-IS 派生のルートをアドバタイズし、それらのルートにメトリック 10 を割り当てます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# default-metric 10
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute isis 109

 
関連コマンド

コマンド
説明

redistribute (OSPFv3)

あるルーティング ドメインから別のルーティング ドメインにルートを再配布します。

demand-circuit (OSPFv3)

インターフェイスを OSPFv3 デマンド回線として扱うよう Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルータ プロセスを設定するには、適切なモードで demand-circuit コマンドを使用します。インターフェイスからデマンド回線指定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

demand-circuit [disable]

no demand-circuit

 
シンタックスの説明

disable

(任意)設定の上位レベルで指定されている場合に、デマンド回線の設定をディセーブルにします。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアに指定されているデマンド回線パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているデマンド回線パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、インターフェイスはデマンド回線ではありません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ポイントツーポイント インターフェイスでは、デマンド回線の 1 つの端だけを demand-circuit コマンドで設定する必要があります。定期的な hello メッセージは抑制され、リンクステート アドバタイズメント(LSA)の定期的なリフレッシュがデマンド回線にフラッディングすることはありません。このコマンドにより、トポロジが安定しているときに、基礎のデータリンク層を閉じることができます。ポイントツーマルチポイント トポロジでは、マルチポイントの端だけをこのコマンドで設定する必要があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/1 をオンデマンド回線として設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# interface GigabitEthernet 0/3/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-if)# demand-circuit

distance ospfv3

ルート タイプに基づいて Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルート アドミニストレーティブ ディスタンスを定義するには、ルート ospfv3 コンフィギュレーション モードで distance ospfv3 コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

distance ospfv3 {[ intra-area ] [ inter-area] [external ]} distance

no distance ospfv3

 
シンタックスの説明

intra-area | inter-area | external

エリアのタイプです。次のいずれかの値を使用できます。

intra-area :エリア内のすべてのルート

inter-area :エリアから別のエリアへのすべてのルート

external :再配布により学習された、他のルーティング ドメインからのすべてのルート

distance

ルート アドミニストレーティブ ディスタンスです。

 
デフォルト

distance :110

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

キーワードをいずれか 1 つ指定する必要があります。

distance ospfv3 コマンドを使用して、アクセス リストと distance コマンドの組み合せによる機能と同じ機能を実行します。ただし、 distance ospfv3 コマンドでは、アクセス リストを渡す特定のルートではなく、ルートのグループ全体のディスタンスを設定します。

distance ospfv3 コマンドは、一般に、相互に再配布する複数の OSPFv3 プロセスがあり、特定のプロセスからの内部ルートのほうを他のプロセスからの外部ルートより優先する場合に使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、外部ディスタンスを 200 に変更して、ルートの信頼性を下げる例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute ospfv3 2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distance ospfv3 external 200
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distance ospfv3 external 200

 
関連コマンド

コマンド
説明

distance ospf

アドミニストレーティブ ディスタンスを定義します。

distribute-list prefix-list in

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)が Routing Information Base(RIB; ルーティング情報ベース)にインストールするルートをフィルタリングするには、適切なモードで distribute-list prefix-list in コマンドを使用します。フィルタを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

distribute-list prefix-list prefix-list-name in

no distribute-list prefix-list prefix-list-name in

 
シンタックスの説明

prefix-list-name

IP Version 6(IPv6)のプレフィクス リスト名です。このリストは、RIB にインストールする IPv6 プレフィクスを定義します。

 
デフォルト

OSPFv3 が認識したルートすべてが RIB にインストールされます。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

distribute-list prefix-list コマンドを使用して、OSPFv3 がルータの RIB にインストールするルートを制限します。このコマンドは、他の OSPFv3 ルータに送信される情報や、それらのルータが計算してインストールするルートには影響しません。


) 他の OSPFv3 ルータでは RIB におけるいずれの欠落も認識しないため、欠落しているプレフィクス宛のトラフィックを送信することがあります。それらのプレフィクスに対する他のプロビジョニングが行われていない場合、パケットはドロップされます。


ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定すると、フィルタは、OSPFv3 によって計算されるすべてのルートに適用されます。

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定すると、フィルタは、そのインターフェイスを経由する送信トラフィックだけに適用されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、アドレスの最初の 32 ビットが 2001:e624 であるルートを OSPFv3 にインストールさせないようにする例を示します。OSPFv3 は、ネクスト ホップ インターフェイスとして GigabitEthernet interface 0/2/0/0 を使用する 2002::/16 へのルートもインストールしないよう指示されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list preflist1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# deny 2001:e624::/32 le 128
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# permit ::/0 le 128
!
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list preflist2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# deny 2002::/16
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# permit ::/0 le 128
!
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distribute-list prefix-list preflist1 in
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# distribute-list prefix-list preflist2 in
!

distribute-list prefix-list out

他のルーティング プロトコルから Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)に再配布されるルートをフィルタリングするには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで distribute-list prefix-list out コマンドを使用します。フィルタを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

distribute-list prefix-list prefix-list-name out [ protocol [ process-id ]]

no distribute-list prefix-list prefix-list-name out [ protocol [ process-id ]]

 
シンタックスの説明

prefix-list-name

IP Version 6(IPv6)のプレフィクス リスト名です。このリストは、RIB にインストールする IPv6 プレフィクスを定義します。

protocol

(任意)ルートの再配布元であるソース プロトコルです。キーワード bgp、eigrp、isis ospfv3、static 、および connected のいずれかにすることができます。

static キーワードは、IPv6 スタティック ルートを再配布する場合に使用します。

connected キーワードは、IPv6 がインターフェイスでイネーブルにされているために自動で確立されるルートを表します。OSPFv3 や Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)などのルーティング プロトコルの場合、これらのルートは自律システムの外部として再配布されます。

process-id

(任意) bgp キーワードの 16 ビット 10 進数値である自律システム番号。

eigrp キーワードの場合は、自律システム番号です。

isis キーワードの場合は、ルーティング プロセスのわかりやすい名前を定義する任意の引数です。各ルータに指定できる IS-IS プロセスは 1 つだけです。ルーティング プロセスの名前を作成することは、ルーティングを設定するときに名前を使用することを意味します。

ospfv3 キーワードの場合は、ルートの再配布元である適切な OSPFv3 プロセス名です。値の形式はストリングです。10 進数値を入力できますが、内部的にはストリングとして格納されます。

 
デフォルト

redistribute (OSPFv3) コマンドで指定したプロトコルからのルートは、すべて OSPFv3 に再配布されます。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ルートは、他の複数のルーティング プロトコルからや、他の OSPFv3 プロセスから OSPFv3 に再配布可能です。次にこれらのルートは、タイプ 5(外部)またはタイプ 7 Not-So-Stubby Area(NSSA)のリンクステート アドバタイズメント(LSA)経由で他の OSPFv3 ルートに伝達されます。 distribute-list prefix-list out コマンドを使用して、再配布されるルートを IPv6 プレフィクス リストと照合することにより再配布を制御します。プレフィクス リストによって許可されるルートだけが OSPFv3 に再配布されます。

OSPFv3 に再配布されるプロトコルごとに、個別のプレフィクス リストを設定できます。すべてのプロトコルに適用されるプレフィクス リスト 1 つを定義することもできます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、アドレスの最初の 32 ビットが 2001:e624 であるルートを OSPFv3 に再配布させないようにする例を示します。さらに、2064 で始まるプレフィクスを持つルートはボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)自律システム 1 から再配布されず、それらのルートは BGP 自律システム 5 からだけ再配布されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list p1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# deny 2001:e624::/32 le 128
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# permit ::/0 le 128
!
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list p2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# deny 2064::/16 le 128
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# permit ::/0 le 128
!
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ipv6 prefix-list p3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ipv6-pfx)# permit 2064::/16 le 128
!
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute bgp 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute bgp 5
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distribute-list prefix-list p1 out
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distribute-list prefix-list p2 out bgp 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# distribute-list prefix-list p3 out bgp 5
!
!

 
関連コマンド

コマンド
説明

redistribute (OSPFv3)

ルーティング ドメインから OSPFv3 の別のルーティング ドメインにルートを再配布します。

encryption

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)パケットを暗号化および認証するには、適切なモードで encryption コマンドを使用します。暗号化を除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

encryption {disable | ipsec spi security-parameter esp { 3des | aes [ 192 | 256 ] | des | null authentication { md5 | sha1 }} { clear | password } password

no encryption

 
シンタックスの説明

disable

OSPFv3 パケットの暗号化をディセーブルにします。

ipsec spi

IPSec ESP の暗号化および Security Parameter Index(SPI)値を使用した認証を指定します。

security-parameter

SPI 値です。範囲は 256 ~ 4294967295 です。

esp

Encryption Service Payload(ESP)暗号化パラメータを指定します。

3des

Triple DES アルゴリズムを指定します。

aes

Advanced Encryption Standard(AES)アルゴリズムを指定します。

192

(任意)256 ビット AES アルゴリズムを指定します。

256

(任意)192 ビット AES アルゴリズムを指定します。

des

Data Encryption Standard(DES; データ暗号規格)アルゴリズムを指定します。

null authentication

NULL 暗号化を指定します。

md5

Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにします。

sha1

SHA1 認証をイネーブルにします。

clear

鍵を暗号化しないことを指定します。

password

双方向アルゴリズムを使用して鍵を暗号化することを指定します。

password

キーボードから入力できる任意の連続ストリングです。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

encryption コマンドを使用して、OSPFv3 パケットを暗号化および認証します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 パケットを暗号化および認証する例を示します。

RP/0/0/CPU0:router(config)#router ospfv3 1
RP/0/0/CPU0:ospf-3-1(config-ospfv3)#encryption ipsec spi 256 esp 3des clear CAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFECAFE
 

flood-reduction (OSPFv3)

安定したトポロジにおけるリンクステート アドバタイズメント(LSA)の不要なフラッディングを抑制するには、適切なモードで flood-reduction コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

flood-reduction [ disable ]

no flood-reduction

 
シンタックスの説明

disable

(任意)この機能を特定のレベルでオフにします。

キーワードは、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードでは使用できません。

 
コマンドのデフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されているフラッド リダクション パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているフラッド リダクション パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、フラッド リダクションはディセーブルです。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)デマンド回線に対応するすべてのルータは、フラッディングの削減に対応するルータと互換性があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、エリア 0 の不必要な LSA のフラッディングを軽減する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/1/0/3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# flood-reduction

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3 interface

OSPFv3 関連のインターフェイス情報を表示します。

show ospfv3 neighbor

個別インターフェイス単位で、OSPFv3 ネイバ情報を表示します。

graceful-restart (OSPFv3)

適切な再開をイネーブルにするには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで graceful-restart コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart [helper disable | interval interval | lifetime lifetime ]

no graceful-restart [helper disable | interval interval | lifetime lifetime ]

 
シンタックスの説明

helper disable

(任意)ルータの helper サポート レベルをディセーブルにします。

interval interval

(任意)適切な再開の最小間隔を指定します。範囲は 90 ~ 3600 秒です。

lifetime lifetime

(任意)再開に続く最大のルート ライフタイムを指定します。範囲は 90 ~ 3600 秒です。

 
デフォルト

このコマンドにはデフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、再開の最小間隔に 300 秒を指定して適切な再開機能をイネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# graceful-restart interval 300

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3 interface

OSPFv3 関連のインターフェイス情報を表示します。

show ospfv3 neighbor

個別インターフェイス単位で、OSPFv3 ネイバ情報を表示します。

hello-interval (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)がインターフェイス上で送信する hello パケットの間隔を指定するには、適切なモードで hello-interval コマンドを使用します。デフォルト時間に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

hello-interval seconds

no hello-interval

 
シンタックスの説明

seconds

間隔(秒数)です。この値は、特定のネットワークのすべてのノードで同じでなければなりません。

 
デフォルト

このコマンドが、インターフェイス コンフィギュレーション モードで指定されない場合、インターフェイスは、エリアにより指定される hello interval パラメータを採用します。

このコマンドが、エリア コンフィギュレーション モードで指定されない場合、インターフェイスは、プロセスに指定されている hello interval パラメータを採用します。

このコマンドが、いずれのレベルでも指定されない場合、hello interval は、10 秒(ブロードキャスト)または 30 秒(非ブロードキャスト)です。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

hello interval 値は、hello パケットでアドバタイズされます。hello interval を短くするほどトポロジの変化が早く検出されますが、後続のルーティング トラフィックが多くなります。この値は、特定ネットワークのすべてのルータおよびアクセス サーバで同じでなければなりません。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/2 の hello パケットの間隔に 15 秒を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# hello-interval 15

 
関連コマンド

コマンド
説明

dead-interval (OSPFv3)

hello パケットが検出されない時間がこの値を超えるときにネイバをデッドであると宣言する間隔を設定します。

instance

インターフェイス上で送信される Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)パケットで使用する 8 ビットのインスタンス ID を設定するには、適切なモードで instance コマンドを使用します。インスタンス ID を除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

instance instance-id

no instance instance-id

 
シンタックスの説明

instance-id

OSPFv3 パケット内で送信されるインスタンス ID です。範囲は 0 ~ 255 です。リンク上で通信する OSPFv3 ルータすべてで同じ値を使用する必要があります。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されているインスタンス パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているインスタンス パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、インスタンスは 0 になります。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPFv3 ルーティング プロトコルでは、関連しない複数の OSPFv3 プロセスが、プロトコル パケットを逆多重化する 8 ビットの「インスタンス」値を使用してリンクを共有できます。各 OSPFv3 プロセスでは、設定されているインスタンス値をそのプロセスが送信する OSPFv3 パケットに設定し、他の OSPFv3 プロセスからのインスタンス値が設定されている受信パケットを無視します。


instance-id 引数を、router ospfv3 コマンドによって指定される process-name 引数と混同しないでください。instance-id 引数は、OSPFv3 プロトコルの一部として他のルータに送信される 8 ビットの整数であり、process-name 引数は、特定のルータ内でだけ意味を持つ 1 ~ 40 文字の ASCII ストリングです。インスタンス ID 値も router-id コマンドによって指定されるルータ ID とは無関係です。ルータ ID は、OSPFv3 ルーティング ドメイン内で 1 台のルータを一意に識別する 32 ビットの整数値です。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/1 のインスタンス値に 42 を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# instance 42

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

router-id (OSPFv3)

OSPFv3 ルーティング プロセスのルータ ID を設定します。

interface (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)が稼動するインターフェイスを定義するには、エリア コンフィギュレーション モードで interface コマンドを使用します。インターフェイスの OSPFv3 ルーティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

interface type instance

no interface type instance

 
シンタックスの説明

type

インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

instance

物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値と値の間には、表記の一部としてスラッシュ マークが必須です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

 
デフォルト

インターフェイスは定義されません。

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

interface コマンドを使用して、特定のインターフェイスを OSPFv3 エリアと関連付けます。そのインターフェイスは、そのインターフェイスの IPv6 アドレスが変わってもそのエリアに関連付けられたままになります。

IPv4 における interface コマンドの動作同様、インターフェイスが OSPF ルーティング プロセスに関連付けられた後では、設定されている IPv6 アドレスすべてがインターフェイス上でアドバタイズされます。ただし、IPv6 アドレスはプライマリ アドレスを複数持てる点が異なります。

このコマンドは、ルータをインターフェイス コンフィギュレーション モード(プロンプトは、config-router-ar-if)にします。このモードから、インターフェイス固有の設定を行うことができます。このモードで設定したコマンド( cost コマンドなど)は、そのインターフェイスに自動でバインドされます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、エリア 1 に属す 2 つのインターフェイスを定義する例を示します。GigabitEthernet interface 0/3/0/1 上のパケットのコスト値には 40 が設定され、GigabitEthernet interface 0/3/0/2 のコスト値は 65 です。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# cost 40
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# cost 65
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit

log adjacency changes (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ネイバ状態変更のデフォルト Syslog メッセージを変更するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで log adjacency changes コマンドを使用します。隣接の変更のメッセージをすべて抑制するには、 disable キーワードを使用します。

log adjacency changes [ detail | disable ]

 
シンタックスの説明

detail

(任意)すべて(DOWN、INIT、2WAY、EXSTART、EXCHANGE、LOADING、FULL)の隣接状態の変更を提供します。

disable

(任意)ネイバ状態の変更のメッセージをディセーブルにします。

 
デフォルト

ネイバの状態変更のメッセージはイネーブルです。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

デフォルトでは、 log adjacency changes コマンドを明示的に設定することなく OSPFv3 ネイバの変更が通知されます。送信される Syslog メッセージによって、OSPFv3 ピア関係の状態に対する変更の概要が提供されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、ネイバの状態変更のメッセージをディセーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# log adjacency changes disable
 

次に、あらゆる OSPFv3 ネイバの状態変更の Syslog メッセージを再度イネーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# log adjacency changes

maximum interfaces (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)プロセスに設定できるインターフェイスの最大数を制御するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで maximum interfaces コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから maximum interfaces コマンドを除去して、ルーティング プロトコルに関してシステムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum interfaces value

no maximum interfaces

 
シンタックスの説明

value

この OSPFv3 プロセスに設定できるインターフェイスの最大数です。範囲は 1 ~ 1024 です。

 
デフォルト

value: 255 インターフェイス

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 プロセスに最大 500 のインターフェイスを許可する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# maximum interfaces 500

maximum paths (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)がサポートできる最大パラレル ルート数を制御するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで maximum paths コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから maximum paths コマンドを除去して、ルーティング プロトコルに関してシステムをデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum paths routes-number

no maximum paths

 
シンタックスの説明

routes-number

OSPFv3 が 1 つのルーティング テーブルにインストールできる最大パラレル ルート数です。Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ の場合、範囲は 1 ~ 32 です。

 
デフォルト

16 パス

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、宛先に最大 2 つのパスを許可する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# maximum paths 2

maximum redistributed-prefixes (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)に再配布されるプレフィクスの数を制限するか、OSPFv3 に再配布されるプレフィクスの数が最大に達したときに警告を生成するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで maximum redistributed-prefixes コマンドを使用します。この値を除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

maximum redistributed-prefixes limit [ threshold ] [ warning-only ]

no maximum redistributed-prefixes

 
シンタックスの説明

limit

OSPFv3 への再配布が許可される IP Version 6(IPv6)プレフィクスの最大数です。または warning-only キーワードが指定されている場合であれば、システムが警告メッセージを記録する以前に許可される、OSPFv3 に再配布されるプレフィクスの数を設定します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。

キーワードも設定されている場合は、この値によって再配布が制限されることはありません。その場合は、再配布されるプレフィクスがこの値に達すると警告メッセージが記録される、契機となる数に過ぎません。

threshold

(任意)再配布されるプレフィクスの最大数に対して設定する値の % であり、この割合に達すると警告メッセージが記録されます。

warning-only

(任意) limit 引数によって定義されている数のルートが再配布されたときに、警告が記録されるようにします。それ以降の再配布が妨げられることはありません。

 
デフォルト

limit :10240

threshold :75 %

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)を OSPFv3 に再配布することなどにより、IPv6 ルートが OSPFv3 に誤って大量に投入されると、ネットワークに対する深刻なフラッディングが発生することがあります。再配布されるルートの数を制限すると、この潜在的な問題を防止できます。

maximum redistributed-prefixes コマンドが設定されていれば、再配布されるルートの数が設定されている最大値に達した場合、ルートはそれ以上再配布されません(ただし、 warning-only キーワードが設定されていない場合)。

再配布の制限は、外部 IPv6 プレフィクスだけに適用されます。デフォルト ルートおよび要約ルートは制限されません。

制限は Not-So-Stubby-Area(NSSA)ごとに個別に追跡されます。これは、NSSA への再配布は、NSSA ごとに独立で行われ、他の通常エリアすべてから独立であるためです。

ルータで OSPFv3 プロセスに対して再配布されるプレフィクスの個数に関する知識に基づいて、最大値を選択してください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 プロセス 1 に再配布できるプレフィクスの最大数に 2000 を設定する例を示します。再配布されたプレフィクスの数が 2000 の 75 %(1500 プレフィクス)に達すると、警告メッセージが記録されます。制限に達し、ルートがそれ以上再配布されなくなると、別の警告が記録されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute bgp 2406
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# maximum redistributed-prefixes 2000

mtu-ignore (OSPFv3)

Database Descriptor(DBD; データベース記述子)パケットを交換するときに、Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルータ プロセスが、共通インターフェイス上でネイバが同じ Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を使用していることを検査しないようにするには、適切なモードで mtu-ignore コマンドを使用します。デフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

mtu-ignore [ disable ]

no mtu-ignore

 
シンタックスの説明

disable

(任意)インスタンスで設定の上位レベルで指定されている、インスタンス内の属性をディセーブルにします。

キーワードは、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードでは使用できません。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されている MTU 無視パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されている MTU 無視パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、OSPFv3 では、DBD パケットを交換するときに、ネイバから受信した MTU を検査します。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPFv3 ネイバが共通インターフェイス上で同じ MTU を使用しているかどうかを検査するには、 mtu-ignore コマンドを使用します。この検査は、ネイバが DBD パケットを交換するときに実行されます。DBD パケット内の受信した MTU が、受信インターフェイスに設定されている MTU より大きい場合は、OSPF 隣接関係は確立されません。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/1/0/3 上で、受信した DBD パケットの MTU 不一致の検出をディセーブルにする例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/1/0/3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# mtu-ignore

neighbor (OSPFv3)

非ブロードキャスト ネットワークと相互接続する Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルータを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで neighbor コマンドを使用します。構成を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

neighbor ipv6-address [ priority number ] [ poll-interval seconds ] [ cost number ] [ database-filter all out ]

no neighbor ipv6-address [ priority number ] [ poll-interval seconds ] [ cost number ] [ database-filter all out ]

 
シンタックスの説明

ipv6-address

ネイバのリンクローカル IP Version 6(IPv6)アドレスです。この引数は、RFC 2373 に記述されている形式である必要があります。RFC 2373 では、コロンで区切った 16 ビット値を使用して 16 進数でアドレスを指定します。

priority number

(任意)指定された IP アドレスに関連付けられた非ブロードキャスト ネイバのルータ プライオリティ値を示す 8 ビットの数値を指定します。 priority キーワードは、ポイントツーマルチポイント インターフェイスには適用されません。

poll-interval seconds

(任意)ポーリング間隔を示す符号なし整数値(秒数)を指定します。RFC 1247 では、この値を hello interval よりずっと大きくすることが推奨されています。 poll-interval キーワードは、ポイントツーマルチポイント インターフェイスには適用されません。

cost number

(任意)1 ~ 65535 の整数の形式で、ネイバのコストを割り当てます。コストが具体的に設定されていないネイバについては、インターフェイスのコストは cost コマンドに基づいて想定されます。ポイントツーマルチポイント インターフェイスでは、 cost number だけが、キーワードと引数の唯一機能する組み合せです。 cost キーワードは、NonBroadcast MultiAccess(NBMA; 非ブロードキャスト マルチアクセス)ネットワークには適用されません。

database-filter all out

(任意)OSPFv3 ネイバへの発信リンクステート アドバタイズメント(LSA)をフィルタリングします。

 
デフォルト

コンフィギュレーションは指定されていません。

priority number :0

poll-interval seconds :120 秒(2 分)

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

非ブロードキャスト ネットワーク ネイバごとに、ソフトウェア設定にネイバ エントリ 1 つを含める必要があります。ネイバ アドレスは、インターフェイスの IPv6 リンクローカル アドレスである必要があります。

隣接するルータが非アクティブになった(hello パケットがルータのデッド インターバル間に観察されなかった)場合でも、デッド ネイバに hello パケットを送信しなければならない可能性があります。これらの hello パケットはポーリング間隔と呼ばれる低速レートで送信されます。

ルータが起動すると、hello パケットは非ゼロ プライオリティのルータに対してだけ送信されます。つまり、代表ルータ(DR)とバックアップ代表ルータ(BDR)となりうるルータに対してだけ送信されます。DR および BDR が選択されると、DR および BDR がネイバすべてに対する hello パケットの送信を開始して、隣接関係を形成します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、非ブロードキャスト ネットワーク上のアドレス fe80::3203:a0ff:fe9d:f3fe のルータを宣言する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# network non-broadcast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# neighbor fe80::3203:a0ff:fe9d:f3fe

 
関連コマンド

コマンド
説明

priority (OSPFv3)

ルータ プライオリティを設定します。これにより、このネットワークの代表ルータを決定できます。

network (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ネットワーク タイプに、そのメディアのデフォルトのタイプ以外を設定するには、適切なモードで network コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

network { broadcast | non-broadcast | { point-to-multipoint [ non-broadcast ] | point-to-point }}

no network

 
シンタックスの説明

broadcast

ネットワーク タイプをブロードキャストに設定します。

non-broadcast

ネットワーク タイプを非ブロードキャスト マルチアクセス(NBMA)に設定します。

point-to-multipoint

ネットワーク タイプをポイントツーマルチポイントに設定します。

[ non-broadcast ]

(任意)ポイントツーマルチポイント ネットワークを非ブロードキャストに設定します。 non-broadcast キーワードを使用するときは、 neighbor コマンドが必要です。

point-to-point

ネットワーク タイプをポイントツーポイントに設定します。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されているネットワーク パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているネットワーク パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合、OSPFv3 ネットワーク タイプは指定されたメディアのデフォルトのものになります。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

network コマンドを使用すると、たとえば、ネットワークのルータがマルチキャスト アドレス指定をサポートしていない場合に、ブロードキャスト ネットワークを NBMA ネットワークとして構成します。

NBMA ネットワークをブロードキャストまたは非ブロードキャストとして構成する場合は、各ルータから各ルータあるいはフルメッシュのネットワークにまで仮想回線があると想定されます。ただし、一部の構成の場合、この前提が当てはまらないことがあります。たとえば、部分メッシュ ネットワークの場合です。その場合、OSPFv3 ネットワーク タイプは、ポイントツーマルチポイント ネットワークとして設定できます。直接接続されていない 2 台のルータ間のルーティングは、両方のルータへの仮想回線のあるルータを経由して行われます。このコマンドを使用するときには、ネイバを構成する必要はありません。

network コマンドが許可されていないインターフェイスでこのコマンドを発行すると、無視されます。

OSPFv3 には、ポイントツーマルチポイント ネットワークに関連する機能が 2 つあります。この機能の 1 つは、ブロードキャスト ネットワークに適用され、もう 1 つの機能は非ブロードキャスト ネットワークに適用されます。

ポイントツーマルチポイントのブロードキャスト ネットワークの場合は、 neighbor コマンドを使用できます。また、当該ネイバにはコストを指定する必要があります。

ポイントツーマルチポイントの非ブロードキャスト ネットワークの場合は、 neighbor コマンドを使用して、ネイバを指定する必要があります。ネイバへのコストの割り当ては任意です。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、イーサネット インターフェイスをポイントツーポイントであると設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface TenGigE0/1/0/3
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# network point-to-point

 
関連コマンド

コマンド
説明

neighbor (OSPFv3)

非ブロードキャスト ネットワークと相互接続する OSPFv3 ルータを設定します。

nssa (OSPFv3)

エリアを Not-So-Stubby Area(NSSA)として設定するには、エリア コンフィギュレーション モードで nssa コマンドを使用します。エリアから NSSA 識別を除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

nssa [ no-redistribution ] [ default-information-originate [ metric metric-value | metric-type type-value ] ] [ no-summary ]

no nssa

 
シンタックスの説明

no-redistribution

(任意)ルータが NSSA エリア境界ルータ(ABR)の場合に、 redistribute コマンドを使用すると、ルートを通常のエリアにだけインポートし、NSSA エリアにはインポートしません。

default-information-
originate

(任意)タイプ 7 のデフォルトを NSSA エリアに生成します。このキーワードは、NSSA ABR または NSSA 自律システム境界ルータ(ASBR)だけで有効です。

metric metric-value

(任意)デフォルト ルートの生成に使用するメトリックを指定します。値を省略して、 default-metric コマンドを使用して値を指定しない場合、デフォルトのメトリック値は 10 になります。使用される値は、プロトコル固有です。

metric-type type-value

(任意)Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング ドメインにアドバタイズされるデフォルト ルートに関連付けられている外部リンク タイプを指定します。次のいずれかの値を使用できます。

1 :タイプ 1 外部ルート

2 :タイプ 2 外部ルート

no-summary

(任意)ABR がサマリー リンク アドバタイズメントを NSSA エリアに送信しないようにします。

 
デフォルト

NSSA エリアは定義されません。

default-metric コマンドを使用して値を指定しない場合のデフォルトのメトリック値は 10 です。

デフォルトの type-value は、タイプ 2 外部ルートです。

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

nssa コマンドが設定されているときは、デフォルト ルートが NSSA ABR に定義されている必要はありません。一方、このコマンドを NSSA ASBR で設定する場合は、デフォルト ルートが定義されている必要があります。


) NSSA は、エリア 0(バックボーン エリア)に対して設定できません。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、エリア 1 を NSSA エリアとして設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# router-id 10.18.1.1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# nssa

ospfv3 name-lookup

ドメイン ネーム システム(DNS)名を検索するよう Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ospfv3 name-lookup コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ospfv3 name-lookup

no ospfv3 name-lookup

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

ルータはルータ ID またはネイバ ID ごとに表示されます。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ospfv3 name-lookup コマンドを使用して、ルータの検索作業を単純化します。ルータは、ルータ ID またはネイバ ID ではなく、名前によって表示されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、すべての OSPFv3 show コマンドの表示で使用するために、DNS 名を検索するよう OSPFv3 を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ospfv3 name-lookup
 

packet-size

最大伝送ユニット(MTU)で指定されているサイズまでの範囲で Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)のパケットのサイズを設定するには、適切なモードで packet-size コマンドを使用します。この機能をディセーブルにし、デフォルト パケット サイズを再設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。

packet-size bytes

no packet-size

 
シンタックスの説明

bytes

サイズ(バイト単位)。範囲は 576 ~ 10000 バイトです。

 
デフォルト

指定しなかった場合のデフォルトのパケット サイズは、1500 バイトです。

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

packet-size コマンドを使用して、OSPFv3 パケットのサイズをカスタマイズします。OSPFv3 プロトコルでは、パケット サイズおよび MTU サイズを比較し、小さいほうのパケット サイズ値を使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次の例では、インターフェイスのパケット サイズを設定する方法を示しています。

RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospf 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospf)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospf-ar)# interface GigabitEthernet1/0/0/2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospf-ar-if)# packet-size 3500

 

passive (OSPFv3)

インターフェイス上で Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)パケットの送信を抑制するには、適切なモードで passive コマンドを使用します。Passive コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

passive [ disable ]

no passive

 
シンタックスの説明

disable

(任意)OSPFv3 アップデートを送信します。

キーワードは、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードでは使用できません。

 
デフォルト

このコマンドがインターフェイス コンフィギュレーション モードで指定されていない場合は、インターフェイスではエリアで指定された passive パラメータが採用されます。

このコマンドがエリア コンフィギュレーション モードで指定されていない場合は、インターフェイスではプロセスに対して指定された passive パラメータが採用されます。

このコマンドがいずれのレベルでも指定されていない場合は、passive パラメータはディセーブルになり、インターフェイスで OSPFv3 更新が送信されます。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPF ルーティング情報は、指定したルータ インターフェイス経由で送信されることも受信されることもありません。指定したインターフェイスは、OSPF ドメインのスタブ ネットワークとして表示されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 アップデートが GigabitEthernet interface 0/3/0/0、0/2/0/0、および 0/2/0/2 で実行される状態の例を示します。他のインターフェイスはすべてパッシブ モードであるため、OSPFv3 アップデートの送信が抑制されます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# router-id 10.0.0.206
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# passive
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# passive disable
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# passive disable
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# passive
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/2
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# exit

priority (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)リンクの代表ルータを決定するために役立つ、インターフェイスのルータ プライオリティを設定するには、適切なモードで priority コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

priority value

no priority

 
シンタックスの説明

value

ルータ プライオリティ値を示す 8 ビットの符号なし整数。範囲は 0 ~ 255 です。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されているプライオリティ パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されているプライオリティ パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合のデフォルト プライオリティは 1 です。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ネットワークに追加された 2 つのルータの両方が代表ルータになろうとする場合、プライオリティの高い方のルータが優先されます。プライオリティが同じ場合、ルータ ID の大きい方が優先されます。ルータ プライオリティがゼロに設定されているルータは、代表ルータにもバックアップ代表ルータにもなれません。ルータ プライオリティは、ブロードキャスト マルチアクセス ネットワークおよび非ブロードキャスト マルチアクセス(NBMA)ネットワークへのインターフェイスの場合にだけ設定されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface 0/1/0/1 でルータ プライオリティ値に 4 を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/1/0/1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# priority 4

 
関連コマンド

コマンド
説明

neighbor (OSPFv3)

非ブロードキャスト ネットワークと相互接続する OSPFv3 ルータを設定します。

network (OSPFv3)

指定されたメディアのデフォルト以外のタイプを OSPFv3 ネットワーク タイプに設定します。

range (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)のエリア境界にあるルートを統合および集約するには、エリア コンフィギュレーション モードで range コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

range ipv6-prefix / prefix-length [ advertise | not-advertise ] [ cost number ]

no range ipv6-prefix / prefix-length [ advertise | not-advertise ] [ cost number ]

 
シンタックスの説明

ipv6-prefix

IP Version 6(IPv6)プレフィクスの範囲に対して指定するサマリー プレフィクスです。

この引数は、RFC 2373 に記述されている形式である必要があります。RFC 2373 では、コロンで区切った 16 ビット値を使用して 16 進数でアドレスを指定します。

/ prefix-length

IPv6 プレフィクスの長さです。これは、プレフィクス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。

advertise

(任意)アドレス範囲ステータスを設定し、タイプ 3 サマリー リンクステート アドバタイズメント(LSA)をアドバタイズおよび生成します。

not-advertise

(任意)アドレス範囲ステータスを DoNotAdvertise に設定します。タイプ 3 サマリー LSA は停止し、コンポーネント ネットワークは他のネットワークからは非表示の状態となります。

cost number

(任意)範囲のコストを指定します。範囲は 1 ~ 16777214 です。

 
デフォルト

エリアに対するルートの統合および集約は行われません。

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

range コマンドはエリア境界ルータ(ABR)でだけ使用します。このコマンドはエリアに対してルートを統合および集約するために使用されます。結果として、ABR によって 1 つのサマリー ルートが他のエリアにアドバタイズされます。ルーティング情報はエリア境界で集約されます。エリア外部の 1 つのルートは各アドレス範囲に対してアドバタイズされます。このプロセスを ルート集約 と呼びます。

range コマンドを使用すると、複数の範囲を設定できます。したがって、OSPFv3 では、多数の異なるアドレス範囲のセットに対してアドレスを集約できます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、サマリー プレフィクス 4004:f000::/32 によって定義される範囲内の IPv6 プレフィクスすべてについて、ABR によってサマリー ルート 1 つが他のエリアにアドバタイズされるよう指定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# range 4004:f000::/32

redistribute (OSPFv3)

1 つのルーティング ドメインから Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)にルートを再配布するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで redistribute コマンドを使用します。コンフィギュレーション ファイルから redistribute コマンドを除去し、ソフトウェアがルートを再配布しないデフォルトの状態にシステムを戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)

redistribute bgp process-id [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute bgp process-id [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

ローカル インターフェイス ルート

redistribute connected [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute connected [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)

redistribute eigrp process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal }] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ route-policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute eigrp process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal }] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ route-policy policy-name ] [ tag tag-value ]

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)

redistribute isis process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute isis process-id [ level-1 | level-2 | level-1-2 ] [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)

redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]}[ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]}[ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

Static

redistribute static [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

no redistribute static [ metric metric-value ] [ metric-type { 1 | 2 }] [ policy policy-name ] [ tag tag-value ]

 
シンタックスの説明

bgp

BGP プロトコルからのルートを配布します。

process-id

bgp キーワードの 16 ビット 10 進数値である自律システム番号。範囲は 1 ~ 65535 です。

isis キーワードの場合は、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値の形式はストリングです。10 進数値を入力できますが、内部的にはストリングとして格納されます。

ospf キーワードの場合は、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値の形式はストリングです。10 進数値を入力できますが、内部的にはストリングとして格納されます。

metric metric-value

(任意)再配布ルートに使用されるメトリックを指定します。範囲は 1 ~ 16777214 です。宛先プロトコルと一致する値を使用してください。

metric-type { 1 | 2 }

(任意)OSPF ルーティング ドメインにアドバタイズされるルートに関連付けられた外部リンク タイプを指定します。次の 2 つの値のいずれかにすることができます。

1 :タイプ 1 外部ルート

2 :タイプ 2 外部ルート

metric-type を指定しなかった場合のデフォルトは、タイプ 2 外部ルートです。

tag tag-value

(任意)各外部ルートに付加する 32 ビットのドット付き 10 進値を指定します。この値は OSPF プロトコル自体では使用されませんが、外部 LSA 内で伝達されます。範囲は 0 ~ 4294967295 です。

policy policy-name

(任意)設定されたポリシーの ID を指定します。ポリシーは、このソース ルーティング プロトコルから OSPF へのルートのインポートをフィルタリングするために使用されます。

connected

インターフェイスの IP をイネーブルにしたことで、自動的に確立されるルートを配布します。

eigrp

EIGRP プロトコルからのルートを配布します。

isis

IS-IS プロトコルからのルートを配布します。

level-1

(任意)レベル 1 ルートを他の IP ルーティング プロトコルに個別に再配布します。

level-1-2

(任意)レベル 1 とレベル 2 の両方のルートを、他の IP ルーティング プロトコルに再配布します。

level-2

(任意)レベル 2 ルートを他の IP ルーティング プロトコルに個別に再配布します。

ospf

OSPF プロトコルからのルートを配布します。

match { internal | external [ 1 | 2 ] | nssa-external [ 1 | 2 ]}

(任意)OSPF ルートを他のルーティング ドメインに再配布する条件を指定します。次の 1 つ以上の条件を指定できます。

internal :特定の自律システム内部のルート(エリア内およびエリア間の OSPF ルート)。

external [ 1 | 2 ]:自律システム外部のルートである一方で、タイプ 1 またはタイプ 2 の外部ルートとして OSPF にインポートされているルート。

nssa-external [ 1 | 2 ]:自律システム外部のルートである一方で、タイプ 1 またはタイプ 2 の Not-So-Stubby Area(NSSA)外部ルートとして OSPF にインポートされているルート。

external および nssa-external オプションでタイプを指定しなかった場合は、タイプ 1 とタイプ 2 の両方であると想定されます。

match が指定されていない場合、デフォルトはフィルタリングなしとなります。

static

IP スタティック ルートを再配布します。

 
デフォルト

ルートの再配布はディセーブルです。

metric metric-value: BGP ルートを除くすべてのプロトコルでは、デフォルトは 20 です。BGP ルートの場合は、デフォルトは 1 です。

metric-type type-value :タイプ 2 外部ルート。

OSPFv3 ルーティング プロトコルからのすべてのルートが再配布されます。

tag tag-value :値を指定しなかった場合、ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)からのルートには、リモート自律システム番号が使用されます。その他のプロトコルの場合、デフォルトは 0 です。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。


) 属性を設定または照合するコマンド キーワードとルート ポリシーの両方を使用してルートを(OSPF に)再配布する場合、ルートは、まずルート ポリシーによって制御され、次にキーワードの照合と設定が行われます。


いずれのキーワードの引数をディセーブルにしたり変更したりしても、他のキーワードの状態には影響しません。

レベル 1 からレベル 2 へのルートの再配布は、通常は自動です。レベル 2 に再配布できるレベル 1 ルートをさらに制御する必要がある場合などにこのコマンドを使用します。

レベル 1 へ再配布されたレベル 2 ルートを ルート リーク と呼びます。デフォルトでは、ルート リークはディセーブルです。つまり、レベル 2 ルートはレベル 1 リンクステート プロトコルに自動で組み込まれません。レベル 2 ルートをレベル 1 ルートにリークさせるには、このコマンドを使用してその動作をイネーブルにする必要があります。

レベル 1 からレベル 1 への再配布およびレベル 2 からレベル 2 への再配布は許可されません。

内部メトリックが指定されたリンクステート パケットを受信するルータの場合、ルートのコストには、そのルータから再配布するルータまでのコストと宛先に達するまでのアドバタイズされたコストの合計が考慮されます。外部メトリックでは、宛先に達するまでのアドバタイズされたコストだけを考慮します。

再配布されるルーティング情報は、常に distribute-list prefix-list out コマンドによってフィルタリングされる必要があります。このコマンドを使用することにより、管理者が意図するルートだけが、受信側のルーティング プロトコルに転送されます。

OSPFv3 の考慮事項

redistribute コマンドまたは default-information コマンドを使用して、OSPFv3 ルーティング ドメインにルートを再配布した場合は、必ずルータは自動で ASBR になります。ただし、デフォルトの場合、ASBR では OSPFv3 ルーティング ドメインにデフォルト ルートを生成しません。

OSPFv3 プロセス間でルートが再配布されるとき、OSPFv3 メトリックはまったく保持されません。

ルートが OSPF に再配され、メトリックが metric キーワードで指定されていない場合、OSPF は、メトリック 1 を取得する BGP ルートを除き、すべてのプロトコルからのルートのデフォルト メトリックとして 20 を使用します。さらに、ルータが 1 つの OSPFv3 プロセスから同じルータ上の別の OSPFv3 プロセスに再配布する場合に、デフォルト メトリックが指定されていない場合は、元のプロセスに含まれているメトリックが再配布されるプロセスに継承されます。

BGP の考慮事項

接続されているルートのうちこのコマンドによって影響を受けるルートは、 network (BGP)コマンドによって指定されていないルートだけです。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、スタティック ルートを OSPFv3 ドメインに再配布させる例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 109
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# redistribute isis level-1

 
関連コマンド

コマンド
説明

default-information originate (OSPFv3)

ルートをルーティング ドメインに再配布します。

distribute-list prefix-list out

他のルーティング プロトコルから OSPFv3 に再配布されるルートをフィルタリングします。

retransmit-interval (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)インターフェイスに属している隣接ルータのリンクステート アドバタイズメント(LSA)再送信の時間間隔を指定するには、適切なモードで retransmit-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

retransmit-interval seconds

no retransmit-interval

 
シンタックスの説明

seconds

再送の時間間隔(秒数)です。接続したネットワーク上の任意の 2 つのルータ間の予想往復遅延時間よりも大きくなければなりません。範囲は 1 ~ 65535 秒です。

 
デフォルト

インターフェイス コンフィギュレーション モードでこのコマンドを指定しなかった場合、インターフェイスでは、エリアによって指定されている再送間隔パラメータを採用します。

このコマンドをエリア コンフィギュレーション モードで指定しなかった場合、インターフェイスでは、プロセスに指定されている再送間隔パラメータを採用します。

このコマンドをいずれのレベルでも指定しなかった場合のデフォルトの再送間隔 5 秒です。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ルータがネイバに LSA を送信するとき、ルータでは確認応答メッセージを受信するまで LSA を保持します。確認応答を受信しなかった場合、ルータでは LSA を再送します。

このパラメータは慎重に設定してください。不要な再送信の原因になる場合があります。シリアル ラインおよび仮想リンクではこの値を大きくする必要があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードで、再送間隔値に 8 秒を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/2/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# retransmit-interval 8

router-id (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング プロセスのルータ ID を設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで router-id コマンドを使用します。ソフトウェアでルータ ID の定義にデフォルトの方式を使用させるには、このコマンドの no 形式を使用します。

router-id { router-id }

no router-id { router-id }

 
シンタックスの説明

router-id

4 分割ドット付き 10 進表記で指定した 32 ビット ルータ ID 値です。

 
デフォルト

このコマンドを設定しなかった場合は、ルータ上のインターフェイスで最も大きい IP アドレスがルータ ID になります。このとき、ループバック インターフェイスすべてが優先されます。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

router-id コマンドを使用して、一意の 32 ビットの数値をルータ ID に明示的に指定することをお勧めします。この設定によって、OSPFv3 は、インターフェイス アドレス設定にかかわらず機能できます。

OSPF は次の方法(プリファレンス順)でルータ ID の取得を試みます。

1. ルータ コンフィギュレーション モードで OSPF router-id コマンドによって指定された 32 ビットの数値(この値には任意の 32 ビット値を指定できます。このルータのインターフェイスに割り当てられた IPv4 アドレス以外のアドレスを設定できます。また、ルーティング可能な IPv4 アドレスでなくてもかまいません)。

2. グローバル コンフィギュレーション モードで router-id コマンドによって指定された 32 ビットの数値(この値は、このルータ上のインターフェイスに割り当てられている IPv4 アドレスである必要があります)。

3. システムのループバック インターフェイスにおける最大の IPv4 アドレス。

4. OSPF プロセスが実行されているインターフェイスのプライマリ IPv4 アドレス。OSPF インターフェイスの最初のインターフェイス アドレスが選択されます。

OSPFv3 プロセスがこのいずれのソースからもルータ ID を取得できなかった場合、ルータは次のエラー メッセージを出します。

%OSPFv3-4-NORTRID : OSPFv3 process 1 cannot run - configure a router ID for this process
 

この時点で、OSPFv3 はそのすべてのインターフェイスで事実上パッシブになります。OSPFv3 を実行するには、ここに示した方式のいずれかにより、ルータ ID を提供してください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、IP アドレス 10.0.0.10 を OSPFv3 プロセス 109 に割り当てる例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 109
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# router-id 10.0.0.10

 
関連コマンド

コマンド
説明

clear ospfv3 process

OSPFv3 ルータ プロセスを停止および再開することなくリセットします。

router ospfv3

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング プロセスを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで router ospfv3 コマンドを使用します。OSPFv3 ルーティング プロセスを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

router ospfv3 process-name

no router ospfv3 process-name

 
シンタックスの説明

process-name

OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は 40 文字以内の任意の英数字ストリングです。

 
デフォルト

OSPFv3 ルーティング プロセスは定義されません。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

ルータごとに、複数の OSPFv3 ルーティング プロセスを指定できます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、プロセス名に 1 を使用して OSPFv3 ルーティング プロセスをインスタンス化する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1

 
関連コマンド

コマンド
説明

area (OSPFv3)

OSPFv3 エリアを定義します。

interface (OSPFv3)

タイプによって OSPFv3 インターフェイスを定義します。

show ospfv3

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング プロセスに関する一般情報を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、 show ospfv3 コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 1
 
Routing Process "ospfv3 test" with ID 3.3.3.3
It is an autonomous system boundary router
Redistributing External Routes from,
static
Maximum number of redistributed prefixes 10240
Threshold for warning message 75%
Initial SPF schedule delay 5000 msecs
Minimum hold time between two consecutive SPFs 10000 msecs
Maximum wait time between two consecutive SPFs 10000 msecs
Initial LSA throttle delay 0 msecs
Minimum hold time for LSA throttle 5000 msecs
Maximum wait time for LSA throttle 5000 msecs
Minimum LSA arrival 1000 msecs
LSA group pacing timer 240 secs
Interface flood pacing timer 33 msecs
Retransmission pacing timer 66 msecs
Maximum number of configured interfaces 255
Number of external LSA 1. Checksum Sum 0x004468
Number of areas in this router is 1. 1 normal 0 stub 0 nssa
Area BACKBONE(0) (Inactive)
Number of interfaces in this area is 1
SPF algorithm executed 1 times
Number of LSA 3. Checksum Sum 0x018109
Number of DCbitless LSA 0
Number of indication LSA 0
Number of DoNotAge LSA 0
Flood list length 0
 

表 109 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 109 show ospfv3 のフィールドの説明

フィールド
説明

Routing Process “ospfv3 test” with ID 3.3.3.3

OSPFv3 のプロセス名。

It is

タイプには、内部、エリア境界、自律システム境界があります。

Redistributing External Routes from

再配布ルートのリスト(プロトコル別)。

Maximum number of redistributed prefixes

再配信されるプレフィクス数。

Threshold for warning message

警告メッセージのしきい値。

Initial SPF schedule delay

SPF 計算の遅延。

Minimum hold time between two consecutive SPFs

連続した SPF 間の最小ホールドタイム。

Maximum wait time between two consecutive SPFs

連続した SPF 間の最大待機時間。

Initial LSA throttle delay

LSA スロットリングの遅延。

Maximum hold time for LSA throttle

最初のスロットリングの遅延の後、LSA 生成は、hold interval によって待機されます。

Maximum wait time for LSA throttle

LSA 生成に対する最大のスロットリング遅延。

Minimum LSA arrival

最小の LSA 受け入れ。

LSA group pacing timer

設定された LSA グループのペーシング タイマー(秒数)。

Interface flood pacing timer

フラッディングのペーシング間隔。

Retransmission pacing timer

再送信のペーシング間隔。

Maximum number of configured interfaces

設定されたインターフェイスの最大数。

Number of external LSA

外部 LSA の数。

Number of areas in this router is

ルータに対して設定されたエリアの数。

Number of interfaces in this area is

エリア内のインターフェイス数。

SPF algorithm executed n times

SPF アルゴリズムが実行された数。

Number of LSA

LSA の数。

Number of DCbitless LSA

DCbitless LSA の数。

Number of indication LSA

indication LSA の数。

Number of DoNotAge LSA

DoNotAge LSA の数。

Flood list length

フラッディング リストの長さ。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 border-routers

エリア境界ルータ(ABR)および自律システム境界ルータ(ASBR)への内部 Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング テーブル エントリを表示するには、EXEC モードで show ospfv3 border-routers コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] border-routers [ router-id ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

router-id

(任意)4 分割ドット付き 10 進表記で指定した 32 ビットのルータ ID 値です。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、 show ospfv3 border-routers コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 border-routers
 
OSPFv3 1 Internal Routing Table
Codes: i - Intra-area route, I - Inter-area route
i 10.0.0.207 [1] via fe80::3034:30ff:fe33:3742, GigabitEthernet 0/3/0/0, ABR/ASBR, Area 1, SPF 3
i 10.0.0.207 [10] via fe80::204:c0ff:fe22:73fe, Ethernet0/0/0/0, ABR/ASBR, Area 0, SPF 7

表 110 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 110 show ospf border-routers のフィールドの説明

フィールド
説明

i

このルートのタイプ。エリア内ルートを示し、I はエリア間ルートを示します。

10.0.0.207

宛先のルータID。

[1]

このルートを使用するコスト。

fe80::3034:30ff:fe33:3742

宛先へのネクストホップ。

GigabitEthernet0/3/0/0

fe80::3034:30ff:fe33:3742 に指定されたパケットは、GigabitEthernet インターフェイス 3/0/0/0 で送信されます。

ABR/ASBR

宛先のルータ タイプ。エリア境界ルータ(ABR)または自律システム境界ルータ(ASBR)、あるいはその両方です。

Area 1

このルートが学習されるエリアのエリア ID。

SPF 3

このルートをインストールするShortest Path First(SPF)計算の内部番号。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 database

特定のルータの Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)データベースに関連する情報のリストを表示するには、EXEC モードで show ospfv3 database コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ adv-router [ router-id ]]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ database-summary ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ external ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ external ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ external ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ grace ] [ link-state-id ] [ adv-router [ router-id ]] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area prefix ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area prefix ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area prefix ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area router ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area router ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ inter-area router ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ link ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ link ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ link ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ network ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ network ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ network ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ nssa-external ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ nssa-external ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ nssa-external ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ prefix ] [ ref-lsa ] [ router | network ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ prefix ] [ ref-lsa ] [ router | network ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ prefix ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ prefix ] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [area-id ] ] database [ prefix ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ router ] [ link-state-id ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id] ] database [ router ] [ adv-router [ router-id ]]

show ospfv3 [ process-name [area-id ] ] database [ router ] [ link-state-id ] [ internal ] [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ self-originate ]

show ospfv3 [ process-name [ area-id ] ] database [ unknown [ area | as | link ]] [ link-state-id ] [ internal ] [ adv-router [ router-id ]] [ self-originate ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、 router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)特定のエリアを定義するために使用するエリア番号。

adv-router [ router-id ]

(任意)指定されたルータのリンクステート アドバタイズメント(LSA)をすべて表示します。

asbr-summary

(任意)自律システム境界ルータ(ASBR)サマリー LSA に関する情報だけを表示します。

database-summary

(任意)データベース内の各タイプの LSA の個数をエリアごとおよび合計で表示します。

external

(任意)外部 LSA に関する情報だけを表示します。

grace

(任意)適切な再開リンクの状態に関する情報を表示します。

internal

(任意)内部 LSA に関する情報だけを表示します。

self-originate

(任意)(ローカル ルータからの)自己生成 LSA だけを表示します。

link-state-id

(任意)LSA を一意に識別する LSA ID です。ネットワーク LSA およびリンク LSA では、この ID は LSA の生成元であるルータのリンクのインターフェイス ID です。

inter-area prefix

(任意)エリア間プレフィクス LSA に関する情報だけを表示します。

inter-area router

(任意)エリア間ルータ LSA に関する情報だけを表示します。

link

(任意)リンク LSA に関する情報だけを表示します。

network

(任意)ネットワーク LSA に関する情報だけを表示します。

nssa-external

(任意)Not-So-Stubby Area(NSSA)外部 LSA に関する情報だけを表示します。

prefix

(任意)プレフィクス LSA に関する情報だけを表示します。

ref-lsa

(任意)参照されている LSA の情報を表示します。

router

(任意)ルータ LSA に関する情報だけを表示します。

unknown

(任意)不明な LSA に関する情報だけを表示します。

area

(任意)エリア LSA に関する情報だけを表示します。

as

(任意)自律システム LSA に関する情報だけを表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

このコマンドのさまざまな形式により、さまざまな OSPFv3 リンクステート アドバタイズメントに関する情報が提供されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、引数およびキーワードを指定しない show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.207) (Process ID 1)
 
Router Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Fragment ID Link count Bits
0.0.0.1 163 0x80000039 0 2 None
10.0.0.206 145 0x80000005 0 1 EB
10.0.0.207 151 0x80000004 0 1 EB
192.168.0.0 163 0x80000039 0 1 None
 
Net Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Link ID Rtr count
10.0.0.207 152 0x80000002 1 3
192.168.0.0 163 0x80000039 1 2
 
Inter Area Prefix Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Prefix
10.0.0.206 195 0x80000001 3002::/56
10.0.0.207 197 0x80000001 3002::/56
10.0.0.206 195 0x80000001 3002::206/128
10.0.0.207 182 0x80000001 3002::206/128
 
Inter Area Router Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Link ID Dest RtrID
10.0.0.207 182 0x80000001 167772366 10.0.0.206
10.0.0.206 182 0x80000001 167772367 10.0.0.207
 
Link (Type-8) Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Link ID Interface
0.0.0.1 163 0x80000039 1 Et0/0/0/0
10.0.0.207 202 0x80000001 1 Et0/0/0/0
10.0.0.206 200 0x80000001 2 Et0/0/0/0
 
Intra Area Prefix Link States (Area 0)
 
ADV Router Age Seq# Link ID Ref-lstype Ref-LSID
192.168.0.0 163 0x80000039 0 0x2002 1
192.168.0.0 163 0x80000039 1 0x2001 0
10.0.0.207 157 0x80000001 1001 0x2002 1
 
 

表 111 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 111 show ospfv3 database のフィールドの説明

フィールド
説明

ADV Router

アドバタイジング ルータの ID です。

Age

リンクステートの経過時間です。

seq#

リンクステート シーケンス番号です(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Fragment ID

ルータ LSA フラグメント ID です。

Link count

記述されているリンクの数。

Bits

B は、ルータが境界ルータであることを示します。E は、ルータが自律システム境界ルータであることを示します。V は、ルータが仮想リンクのエンドポイントであることを示します。W は、ルータがワイルドカード マルチキャスト レシーバーであることを示します。

Link ID

一意の LSA ID。

Rtr count

リンクに対応付けられたルータの数。

Prefix

記述されているルートのプレフィクス。

Dest RtrID

記述されているルータのルータ ID。

Interface

LSA で記述されているリンク。

Ref-lstype

参照されている LSA の LSA タイプ。

Ref-LSID

参照されている LSA の LSA ID。

次に、 external キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database external
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Type-5 AS External Link States
 
LS age: 189
LS Type: AS External Link
Link State ID: 0
Advertising Router: 10.0.0.206
LS Seq Number: 80000002
Checksum: 0xa303
Length: 36
Prefix Address: 2222::
Prefix Length: 56, Options: None
Metric Type: 2 (Larger than any link state path)
Metric: 20
External Route Tag: 0
 

表 112 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 112 show ospfv3 database external のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

リンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンス番号です(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

LS チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Prefix Address

記述されているルートの IPv6 アドレス プレフィクスです。

Prefix Length

IPv6 アドレス プレフィクスの長さ。

Metric Type

外部タイプ。

Metric

リンクステート メトリック。

External Route Tag

外部ルート タグ。各外部ルートに 32 ビットのフィールドが付加されます。このタグは、OSPFv3 プロトコル自体では使用されません。

次に、 inter-area prefix キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database inter-area prefix
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Inter Area Prefix Link States (Area 0)
 
LS age: 715
LS Type: Inter Area Prefix Links
Link State ID: 0
Advertising Router: 10.0.0.206
LS Seq Number: 80000002
Checksum: 0x3cb5
Length: 36
Metric: 1
Prefix Address: 3002::
Prefix Length: 56, Options: None
 

表 113 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 113 show ospfv3 database inter-area prefix のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

リンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Metric

リンクステート メトリックです。

Prefix Address

記述されているルートの IPv6 プレフィクスです。

Prefix Length

記述されているルートのIPv6 プレフィクス長です。

Options

LA は、プレフィクスがローカル アドレスであることを示します。MC は、プレフィクスがマルチキャスト対応であることを示します。NU は、プレフィクスがユニキャスト対応であることを示します。P は、プレフィクスは Not-So-Stubby Area(NSSA)エリア境界で伝播される必要があることを示します。

次に、 inter-area router キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database inter-area router
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Inter Area Router Link States (Area 0)
 
LS age: 1522
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit DC-Bit)
LS Type: Inter Area Router Links
Link State ID: 167772366
Advertising Router: 10.0.0.207
LS Seq Number: 80000002
Checksum: 0xcaae
Length: 32
Metric: 1
Destination Router ID: 10.0.0.206
 

表 114 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 114 show ospfv3 database inter-area router のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

Options

次のようなタイプ オブ サービスのオプションです(タイプ 0 に限る)。

DC:デマンド回線をサポートします。
E:外部 LSA を処理できます。
MC:IP マルチキャストを転送します。
N:タイプ 7 LSA をサポートします。
R:ルータはアクティブです。
V6:IPv6 ルーティングの計算に含めます。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

リンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Metric

リンクステート メトリックです。

Destination Router ID

記述されているルータのルータ IDです。

次に、 link キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database link
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Link (Type-8) Link States (Area 0)
 
LS age: 620
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit DC-Bit)
LS Type: Link-LSA (Interface: Ethernet0/0/0/0)
Link State ID: 1 (Interface ID)
Advertising Router: 10.0.0.207
LS Seq Number: 80000003
Checksum: 0x7235
Length: 56
Router Priority: 1
Link Local Address: fe80::204:c0ff:fe22:73fe
Number of Prefixes: 1
Prefix Address: 7002::
Prefix Length: 56, Options: None
 

表 115 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 115 show ospfv3 database link のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

Options

次のようなタイプ オブ サービスのオプションです(タイプ 0 に限る)。

DC:デマンド回線をサポートします。
E:外部 LSA を処理できます。
MC:IP マルチキャストを転送します。
N:タイプ 7 LSA をサポートします。
R:ルータはアクティブです。
V6:IPv6 ルーティングの計算に含めます。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

リンクステート ID(インターフェイス ID)です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Router Priority

発信元ルータのインターフェイス プライオリティです。

Link Local Address

インターフェイスのリンク ローカル アドレスです。

Number of Prefixes

リンクに関連するプレフィクスの数です。

Prefix Address and Length

リンクに関連するプレフィクスのリストです。

Options

LA は、プレフィクスがローカル アドレスであることを示します。MC は、プレフィクスがマルチキャスト対応であることを示します。NU は、プレフィクスがユニキャスト対応であることを示します。P は、プレフィクスが NSSA エリア境界で伝播される必要があることを示します。

次に、 network キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database network
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Net Link States (Area 0)
 
LS age: 1915
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit DC-Bit)
LS Type: Network Links
Link State ID: 1 (Interface ID of Designated Router)
Advertising Router: 10.0.0.207
LS Seq Number: 80000004
Checksum: 0x4330
Length: 36
Attached Router: 10.0.0.207
Attached Router: 0.0.0.1
Attached Router: 10.0.0.206
 

表 116 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 116 show ospfv3 database network のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID 1

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

Options

次のようなタイプ オブ サービスのオプションです(タイプ 0 に限る)。

DC:デマンド回線をサポートします。
E:外部 LSA を処理できます。
MC:IP マルチキャストを転送します。
N:タイプ 7 LSA をサポートします。
R:ルータはアクティブです。
V6:IPv6 ルーティングの計算に含めます。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

代表ルータのリンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Attached Router

ネットワークに接続されているルータをルータ ID で示したリストです。

次に、 prefix キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database prefix
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Intra Area Prefix Link States (Area 1)
 
Routing Bit Set on this LSA
LS age: 356
LS Type: Intra-Area-Prefix-LSA
Link State ID: 0
Advertising Router: 10.0.0.206
LS Seq Number: 8000001e
Checksum: 0xcdaa
Length: 44
Referenced LSA Type: 2001
Referenced Link State ID: 0
Referenced Advertising Router: 10.0.0.206
Number of Prefixes: 1
Prefix Address: 8006::
Prefix Length: 56, Options: None, Metric: 1
 

表 117 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 117 show ospfv3 database prefix のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID 1

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

代表ルータのリンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Referenced LSA Type

参照されるプレフィクスのルータ LSA またはネットワーク。

Referenced Link State ID

ルータまたはネットワーク LSA のリンクステート ID。

Referenced Advertising Router

参照される LSA のアドバタイジング ルータ。

Number of Prefixes

LSA でリストされるプレフィクス数。

Prefix Address

ルータまたはネットワークに関連するプレフィクス。

Prefix Length

プレフィクスの長さ。

Options

LA は、プレフィクスがローカル アドレスであることを示します。MC は、プレフィクスがマルチキャスト対応であることを示します。NU は、プレフィクスがユニキャスト対応であることを示します。P は、プレフィクスが NSSA エリア境界で伝播される必要があることを示します。

Metric

プレフィクスのコスト。

次に、 router キーワードを指定した show ospfv3 database コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 database router
 
 
OSPFv3 Router with ID (10.0.0.206) (Process ID 1)
 
Router Link States (Area 0)
 
LS age: 814
Options: (V6-Bit E-Bit R-bit)
LS Type: Router Links
Link State ID: 0
Advertising Router: 0.0.0.1
LS Seq Number: 8000003c
Checksum: 0x51ca
Length: 56
Number of Links: 2
 
Link connected to: a Transit Network
Link Metric: 10
Local Interface ID: 1
Neighbor (DR) Interface ID: 1
Neighbor (DR) Router ID: 10.0.0.207
 
Link connected to: a Transit Network
Link Metric: 10
Local Interface ID: 2
Neighbor (DR) Interface ID: 1
Neighbor (DR) Router ID: 10.0.0.0
 

表 118 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 118 show ospfv3 database router のフィールドの説明

フィールド
説明

OSPFv3 Router with ID

ルータ ID 番号です。

Process ID 1

OSPFv3 プロセス名です。

LS age

リンクステートの経過時間です。

Options

次のようなタイプ オブ サービスのオプションです(タイプ 0 に限る)。

DC:デマンド回線をサポートします。
E:外部 LSA を処理できます。
MC:IP マルチキャストを転送します。
N:タイプ 7 LSA をサポートします。
R:ルータはアクティブです。
V6:IPv6 ルーティングの計算に含めます。

LS Type

リンクステート タイプです。

Link State ID

代表ルータのリンクステート ID です。

Advertising Router

アドバタイジング ルータの ID です。

LS Seq Number

リンクステート シーケンスです(古い LSA や重複する LSA の検出)。

Checksum

リンクステート チェックサムです(LSA の内容すべての Fletcher チェックサム)。

Length

LSA の長さ(バイト数)です。

Link connected to

このインターフェイスが接続されるネットワークのタイプです。値は次のとおりです。

別のルータ(point-to-point)

中継ネットワーク

仮想リンク

Link Metric

このリンクを使用する OSPF のコストです。

Local Interface ID

ルータ上のインターフェイスを一意に判別する番号です。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 flood-list

インターフェイスへのフラッディングを待機している Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)リンクステート アドバタイズメント(LSA)のリストを表示するには、EXEC モードで show ospfv3 flood-list コマンドを使用します。

show ospfv3 [process-name ] [ area-id ] flood-list [ interface-type interface-instance ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)特定のエリアを定義するために使用するエリア番号。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値の間のスラッシュ記号は表記の一部として必要です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

show ospfv3 flood-list コマンドを使用して、OSPFv3 パケットのペーシングを表示します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/0 上で実行される OSPFv3 1 プロセスのエントリ 3 つを表示している show ospfv3 flood-list コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 flood-list GigabitEthernet 0/3/0/0
 
Flood Lists for OSPFv3 1
 
Interface GigabitEthernet 0/3/0/0, Queue length 3
Link state retransmission due in 24 msec
 
Displaying 3 entries from flood list:
 
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
3 0.0.0.199 10.0.0.207 0x80000002 3600 0x00c924
3 0.0.0.200 10.0.0.207 0x80000002 3600 0x008966
4 10.0.0.206 10.0.0.207 0x80000008 0 0x001951
 

表 119 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 119 show ospfv3 flood-list のフィールドの説明

フィールド
説明

Interface GigabitEthernet 0/3/0/0

このインターフェイスに関する情報が表示されます。

Queue length

フラッディングを待機している LSA の数です。

Link state retransmission due in

次のリンクステート送信までの時間の長さです。

Type

LSA のタイプです。

LS ID

LSA のリンクステート ID です。

ADV RTR

アドバタイジング ルータの IP アドレスです。

Seq NO

LSA のシーケンス番号です。

Age

LSA の経過時間(秒数)です。

Checksum

LSA のチェックサムです。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 interface

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)インターフェイス情報を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 interface コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] [ area-id ] interface [ interface-type interface-instance ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)特定のエリアを定義するために使用するエリア番号。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値の間のスラッシュ記号は表記の一部として必要です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

show ospfv3 interface コマンドは、2 つのネイバ ルータの隣接関係が形成されないときに使用します。隣接関係とは、ルータが別のルータを検出したときに、データベースを同期化することです。

出力を調べて、物理リンクおよびプロトコル ステータスを確認したり、ネットワーク タイプおよびタイマーの間隔が隣接するルータの値と一致していることを確認したりできます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、GigabitEthernet interface 0/2/0/0 を指定した場合の show ospfv3 interface コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 interface GigabitEthernet 0/2/0/0
 
GigabitEthernet 0/2/0/0 is up, line protocol is up
Link Local address fe80::203:a0ff:fe9d:f3fe, Interface ID 2
Area 0, Process ID 1, Instance ID 0, Router ID 10.0.0.206
Network Type BROADCAST, Cost: 10
Transmit Delay is 1 sec, State BDR, Priority 1
Designated Router (ID) 10.0.0.207, local address fe80::204:c0ff:fe22:73fe
Backup Designated router (ID) 10.0.0.206, local address fe80::203:a0ff:fe9d:f3fe
Timer intervals configured, Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Hello due in 00:00:06
Index 0/2/1, flood queue length 0
Next 0(0)/0(0)/0(0)
Last flood scan length is 2, maximum is 9
Last flood scan time is 0 msec, maximum is 1 msec
Neighbor Count is 1, Adjacent neighbor count is 1
Adjacent with neighbor 10.0.0.207 (Designated Router)
Suppress hello for 0 neighbor(s)
 

表 120 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 120 show ospfv3 interface のフィールドの説明

フィールド
説明

GigabitEthernet 0/2/0/0

物理リンクのステータスおよびプロトコルの動作ステータス

Link Local Address

インターフェイスのリンク ローカル アドレスおよびインターフェイス ID

Area

OSPFv3 エリア ID、プロセス ID、インスタンス ID、およびルータ ID

Transmit Delay

転送遅延およびインターフェイスの状態

Designated Router

代表ルータの ID およびそれぞれのインターフェイス IPv6 アドレス

Backup Designated router

バックアップ代表ルータの ID およびそれぞれのインターフェイスの IPv6 アドレス

Timer intervals configured

タイマー間隔の設定

Hello

次の hello がこのインターフェイスで送信されるまでの秒数

Index 0/2/1

リンク、エリアおよび自律システムのフラッディング インデックス、およびフラッディング キュー エントリの数

Next 0(0)/0(0)/0(0)

次のリンク、エリア、自律システム フラッディング情報、データ ポインタ、およびインデックス

Last flood scan length

最終フラッディング スキャンの長さ

Last flood scan time

最終フラッディング スキャンの時間(ミリ秒)

Neighbor Count

ネットワーク ネイバ数および隣接ネイバのリスト

Suppress hello

hello メッセージを抑制するネイバ数

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 neighbor

個別インターフェイス単位で Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ネイバ情報を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 neighbor コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] [ area-id ] neighbor [ interface-type interface-instance ] [ neighbor-id ] [ detail ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)エリア ID。エリアを指定しない場合は、すべてのエリアが表示されます。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値と値の間には、表記の一部としてスラッシュ マークが必須です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

neighbor-id

(任意)ネイバ ルータ ID です。

detail

(任意)指定されたすべてのネイバの詳細を表示します(すべてのネイバをリスト表示)。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

show ospfv3 neighbor コマンドは、隣接する 2 つのルータの隣接関係が形成されないときに使用します。隣接関係とは、ルータが別のルータを検出したときに、データベースを同期化することです。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、各ネイバのサマリー情報を 2 行で表示している show ospfv3 neighbor コマンドのサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 neighbor
 
Neighbors for OSPFv3 1
 
Neighbor ID Pri State Dead Time Interface ID Interface
10.0.0.207 1 FULL/ - 00:00:35 3 GigabitEthernet 0/3/0/0
Neighbor is up for 01:08:05
10.0.0.207 1 FULL/DR 00:00:35 2 Ethernet0/0/0/0
Neighbor is up for 01:08:05
 
Total neighbor count: 2
 

表 121 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 121 show ospfv3 neighbor のフィールドの説明

フィールド
説明

ID

ネイバ ルータの ID。

Pri

代表ルータ選出のルータ プライオリティ。プライオリティ 0 のルータは、代表ルータまたはバックアップ代表ルータとして選択されることはありません。

State

OSPFv3 の状態。

Dead Time

OSPFv3 がネイバが Dead であると宣言するまでの時間(時:分:秒)。

Interface ID

ルータ上のインターフェイスを一意に判別する番号。

Interface

このネイバに接続するインターフェイスの数。

Neighbor is up

OSPFv3 ネイバがアップ状態になっている期間(時:分:秒)。

次に、ネイバ ID が一致するネイバに関するサマリー情報を表示しているサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 neighbor 10.0.0.207
 
Neighbors for OSPFv3 1
 
Neighbor 10.0.0.207
In the area 0 via interface Ethernet0/0/0/0
Neighbor: interface-id 2, link-local address fe80::204:c0ff:fe22:73fe
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 10.0.0.207 BDR is 10.0.0.206
Options is 0x13
Dead timer due in 00:00:38
Neighbor is up for 01:09:21
Index 0/1/2, retransmission queue length 0, number of retransmission 1
First 0(0)/0(0)/0(0) Next 0(0)/0(0)/0(0)
Last retransmission scan length is 1, maximum is 1
Last retransmission scan time is 0 msec, maximum is 0 msec
 
Neighbor 10.0.0.207
In the area 1 via interface GigabitEthernet 0/3/0/0
Neighbor: interface-id 3, link-local address fe80::3034:30ff:fe33:3742
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
Options is 0x13
Dead timer due in 00:00:38
Neighbor is up for 01:09:21
Index 0/1/1, retransmission queue length 0, number of retransmission 1
First 0(0)/0(0)/0(0) Next 0(0)/0(0)/0(0)
Last retransmission scan length is 1, maximum is 1
Last retransmission scan time is 0 msec, maximum is 0 msec
 
 
Total neighbor count: 2
 

表 122 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 122 show ospfv3 neighbor 10.0.0.207 のフィールドの説明

フィールド
説明

Neighbor

ネイバ ルータの ID。

In the area

OSPFv3 ネイバが既知であるエリアとインターフェイス。

link-local address

インターフェイスのリンク ローカル アドレス。

Neighbor priority

ネイバのルータ プライオリティとネイバの状態。

State

OSPFv3 の状態。

state changes

このネイバに対する状態変化の数。

DR is

代表ルータのネイバ ID。

BDR is

バックアップ代表ルータのネイバ ID。

Options

Hello パケットのオプション フィールドの内容(E-bit のみ。有効値は 0 および 2 であり、2 はエリアがスタブではないことを示し、0 はエリアがスタブであることを示します)。

Dead timer

OSPFv3 がネイバが Dead であると宣言するまでの時間(時:分:秒)。

Neighbor is up

OSPFv3 ネイバがアップ状態になっている期間(時:分:秒)。

Index

このコマンドのインデックスおよび残りの回線は、ネイバから受信したフラッディング情報に関する詳細な情報を提供します。

次に、インターフェイスおよびネイバ ID を指定したときに、インターフェイス上のネイバ ID が一致するネイバを表示しているサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1 10.0.0.207
 
Neighbors for OSPFv3 1
 
Neighbor 10.0.0.207
In the area 0 via interface GigabitEthernet 0/3/0/1
Neighbor: interface-id 2, link-local address fe80::204:c0ff:fe22:73fe
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 10.0.0.207 BDR is 10.0.0.206
Options is 0x13
Dead timer due in 00:00:39
Neighbor is up for 01:11:21
Index 0/1/2, retransmission queue length 0, number of retransmission 1
First 0(0)/0(0)/0(0) Next 0(0)/0(0)/0(0)
Last retransmission scan length is 1, maximum is 1
Last retransmission scan time is 0 msec, maximum is 0 msec
 
 
Total neighbor count: 1
 

表 123 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 123 show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1 10.0.0.207 のフィールドの説明

フィールド
説明

Neighbor

ネイバ ルータの ID。

In the area

OSPFv3 ネイバが既知であるエリアとインターフェイス。

link-local address

インターフェイスのリンク ローカル アドレス。

Neighbor priority

ネイバのルータ プライオリティとネイバの状態。

State

OSPFv3 の状態。

state changes

このネイバに対する状態変化の数。

DR is

代表ルータのネイバ ID。

BDR is

バックアップ代表ルータのネイバ ID。

Options

Hello パケットのオプション フィールドの内容(E-bit のみ。有効値は 0 および 2 であり、2 はエリアがスタブではないことを示し、0 はエリアがスタブであることを示します)。

Dead timer

OSPFv3 がネイバが Dead であると宣言するまでの時間(時:分:秒)。

Neighbor is up

OSPFv3 ネイバがアップ状態になっている期間(時:分:秒)。

Index

このコマンドのインデックスおよび残りの回線は、ネイバから受信したフラッディング情報に関する詳細な情報を提供します。

次に、インターフェイスを指定したときに、インターフェイス上のネイバすべてを表示しているサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1
 
Neighbors for OSPFv3 1
 
Neighbor ID Pri State Dead Time Interface ID Interface
10.0.0.207 1 FULL/DR 00:00:37 2 GigabitEthernet 0/3/0/1
Neighbor is up for 01:12:33
 
Total neighbor count: 1
 
 

表 124 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 124 show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1 のフィールドの説明

フィールド
説明

ID

ネイバ ルータの ID。

Pri

代表ルータ選出のルータ プライオリティ。プライオリティ 0 のルータは、代表ルータまたはバックアップ代表ルータとして選択されることはありません。

State

OSPF の状態。

Dead Time

OSPF がネイバが Dead であると宣言するまでの時間(時:分:秒)。

Interface ID

ルータ上のインターフェイスを一意に判別する番号。

Interface

このネイバに接続するインターフェイスの数。

Neighbor is up

OSPF ネイバがアップしている期間(時:分:秒)。

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/1 に関するネイバの詳細情報を表示しているサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1 detail
 
Neighbors for OSPFv3 1
 
Neighbor 10.0.0.207
In the area 0 via interface GigabitEthernet 0/3/0/1
Neighbor: interface-id 2, link-local address fe80::204:c0ff:fe22:73fe
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 10.0.0.207 BDR is 10.0.0.206
Options is 0x13
Dead timer due in 00:00:39
Neighbor is up for 01:13:40
Index 0/1/2, retransmission queue length 0, number of retransmission 1
First 0(0)/0(0)/0(0) Next 0(0)/0(0)/0(0)
Last retransmission scan length is 1, maximum is 1
Last retransmission scan time is 0 msec, maximum is 0 msec
 
 
Total neighbor count: 1
 

表 125 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 125 show ospfv3 neighbor GigabitEthernet 0/3/0/1 detail のフィールドの説明

フィールド
説明

Neighbor

ネイバ ルータの ID。

In the area

OSPFv3 ネイバが既知であるエリアとインターフェイス。

link-local address

インターフェイスのリンク ローカル アドレス。

Neighbor priority

ネイバのルータ プライオリティとネイバの状態。

State

OSPFv3 の状態。

state changes

このネイバに対する状態変化の数。

DR is

代表ルータのネイバ ID。

BDR is

バックアップ代表ルータのネイバ ID。

Options

Hello パケットのオプション フィールドの内容(E-bit のみ。有効値は 0 および 2 であり、2 はエリアがスタブではないことを示し、0 はエリアがスタブであることを示します)。

Dead timer

OSPFv3 がネイバが Dead であると宣言するまでの時間(時:分:秒)。

Neighbor is up

OSPFv3 ネイバがアップ状態になっている期間(時:分:秒)。

Index

このコマンドのインデックスおよび残りの回線は、ネイバから受信したフラッディング情報に関する詳細な情報を提供します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 request-list

ローカル ルータが指定された Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ネイバおよびインターフェイスに対して行っている保留中のリンクステート要求の最初の 10 個を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 request-list コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] [ area-id ] request-list [ interface-type interface-instance ] [ neighbor-id ]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)エリア ID。エリアを指定しない場合は、すべてのエリアが表示されます。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値の間のスラッシュ記号は表記の一部として必要です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

neighbor-id

(任意)OSPFv3 ネイバのルータ ID です。この引数は、IPv4 アドレスに類似した、32 ビットのドット付き 10 進表記である必要があります。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

このコマンドは、2 つのネイバ ルータでデータベースが同期されていない場合や、それらのルータ間に隣接関係が形成されない場合などに使用します。隣接関係とは、ルータが別のルータを検出したときに、データベースを同期化することです。

リストを参照すると、1 台のルータが特定のデータベース更新のリクエストを試みているかどうかを判断できます。一般に、リストで中断中であると示されているエントリは、アップデートの配布中でないことを示します。このような動作の原因として考えられる理由の 1 つは、ルータ間における最大伝送ユニット(MTU)の不一致です。

このリストを参照して、破損していないことを確認することもできます。リストには、実際に存在しているデータベース エントリが示されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、OSPFv3 1 プロセス上のネイバ 10.0.0.207 の要求リストを表示するサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 1 request-list 10.0.0.207 GigabitEthernet 0/3/0/0
 
Request Lists for OSPFv3 1
 
Neighbor 10.0.0.207, interface GigabitEthernet 0/3/0/0 address fe80::3034:30ff:fe33:3742
 
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
1 192.168.58.17 192.168.58.17 0x80000012 12 0x0036f3
2 192.168.58.68 192.168.58.17 0x80000012 12 0x00083f
 

表 126 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 126 show ospfv3 request-list のフィールドの説明

フィールド
説明

Neighbor

ネイバ ルータのルータ ID。

interface

このネイバに接続するインターフェイスの数。

address

ネイバの IPv6 アドレス。

Type

リンクステート アドバタイズメント(LSA)のタイプ。

LS ID

LSA のリンクステート ID。

ADV RTR

アドバタイズしているルータのルータ ID。

Seq NO

LSA のシーケンス番号。

Age

LSA の経過時間(秒数)。

Checksum

LSA のチェックサム。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 retransmission-list

指定されたインターフェイス上で、ローカル ルータが指定されたネイバに送信する再送信リストの最初の 10 個のリンクステート エントリを表示します。

show ospfv3 retransmission-list

ローカル ルータが指定されたインターフェイス経由で指定されたネイバに送信する、再送信リスト内のリンクステート エントリの最初の 10 個を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 retransmission-list コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] [ area-id ] retransmission-list [ interface-type interface-instance ] [ neighbor-id]

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

area-id

(任意)エリア ID。エリアを指定しない場合は、すべてのエリアが表示されます。

interface-type

(任意)インターフェイスのタイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

interface-instance

(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンスのいずれかです。

物理インターフェイス インスタンス。命名規則は、 rack/slot/module/port です。値と値の間には、表記の一部としてスラッシュ マークが必須です。

rack :ラックのシャーシ番号。

slot :ライン カードの物理スロット番号。

module :モジュール番号。物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は常に 0 です。

port :インターフェイスの物理ポート番号。

例:interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0

仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲は、インターフェイス タイプにより異なります。

ルータの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。

neighbor-id

(任意)OSPFv3 ネイバの IP アドレスです。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

このコマンドは、2 つのネイバ ルータでデータベースが同期されていない場合や、それらのルータ間に隣接関係が形成されない場合などに使用します。隣接関係とは、ルータが別のルータを検出したときに、データベースを同期化することです。

リストを参照すると、1 台のルータが特定のデータベース更新のリクエストを試みているかどうかを判断できます。一般に、リストで中断中であると示されているエントリは、アップデートの配布中でないことを示します。このような動作の原因として考えられる理由の 1 つは、ルータ間における最大伝送ユニット(MTU)の不一致です。

このリストを参照して、破損していないことを確認することもできます。リストには、実際に存在しているデータベース エントリが示されます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、GigabitEthernet interface 0/3/0/0 上のネイバ 10.0.124.4 に対する再送信リストを表示するサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 retransmission-list 10.0.124.4 GigabitEthernet 0/3/0/0
 
Neighbor 10.0.124.4, interface GigabitEthernet 0/3/0/0 address fe80::3034:30ff:fe33:3742
 

表 127 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 127 show ospfv3 retransmission-list 10.0.124.4 GigabitEthernet 0/3/0/0 のフィールドの説明

フィールド
説明

Neighbor

ネイバ ルータのルータ ID。

interface

このネイバに接続するインターフェイスの数。

address

ネイバの IPv6 アドレス。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 request-list

ローカル ルータが指定されたネイバとインターフェイスに対して行っている最初の 10 個の保留中のリンクステート リクエストを表示します。

show ospfv3 routes

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ルート テーブルを表示するには、EXEC モードで clear ospfv3 routes コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] routes [ external | connected ] [ ipv6-prefix / prefix-length ]

show ospfv3 [ process-name ] routes summary

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospf コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

external

(任意)他のプロトコルから再配布されたルートを表示します。

connected

(任意)接続されているルートを表示します。

ipv6-prefix

(任意)IP Version 6(IPv6)プレフィクスです。これにより、特定のルートへの出力が制限されます。

この引数は、RFC 2373 に記述されている形式である必要があります。RFC 2373 では、コロンで区切った 16 ビット値を使用して 16 進数でアドレスを指定します。

/ prefix-length

(任意)IPv6 プレフィクスの長さです。これは、プレフィクス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。

summary

ルート テーブルのサマリーを表示します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

show ospfv3 routes コマンドを使用して、OSPFv3 プライベート ルーティング テーブル(OSPFv3 によって計算されるルートだけを含む)を表示します。ルーティング情報ベース(RIB)内のルートに異常がある場合、ルートの OSPFv3 コピーをチェックして、RIB の内容と一致するかどうかを判断してください。一致しない場合は、OSPFv3 と RIB の間に同期化の問題があります。ルートが一致している場合にルートが正しくないときは、OSPFv3 におけるルーティングの計算でエラーが発生しています。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、OSPFv3 プロセス 1 のルート テーブルを表示するサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 1 routes
 
Route Table for OSPFv3 1 with ID 10.3.4.2
 
* 3000:11:22::/64, Inter, cost 21/0, area 1
GigabitEthernet 0/3/0/0, fe80::3034:30ff:fe33:3742
10.0.0.207/200
* 3000:11:22:1::/64, Inter, cost 31/0, area 1
GigabitEthernet 0/3/0/0, fe80::3034:30ff:fe33:3742
10.0.0.207/1
* 3333::/56, Ext2, cost 20/1, P:0 F:0
GigabitEthernet 0/3/0/0, fe80::3034:30ff:fe33:3742
10.0.0.207/0
* 6050::/56, Ext2, cost 20/1, P:0 F:0
GigabitEthernet 0/3/0/0, fe80::3034:30ff:fe33:3742
10.0.0.207/1
* 7002::/56, Intra, cost 10/0, area 0
Ethernet0/0/0/0, connected
 
* 3000:11:22::/64, Inter, cost 21/0, area 1
GigabitEthernet 0/3/0/0, fe80::3034:30ff:fe33:3742
10.0.0.207/200
 

表 128 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 128 show ospfv3 1 route のフィールドの説明

フィールド
説明

3000:11:22::/64

ローカル ルータがルートを持つようなプレフィクスです。

Inter

プレフィクス 3000:11:22::/64 は、interarea です。

cost 21/0

3000:11:22::/64 に到達するのに必要なリンク コストの合計です。 0。この例では、20 は外部コストです。

GigabitEthernet 0/3/0/0

プレフィクス 3000:11:22::/64 に対して指定されたパケットは、GigabitEthernet 0/3/0/0 インターフェイスで送信されます。

fe80::3034:30ff:fe33:3742

プレフィクス 3000:11:22::/64 へのパス上のネクストホップ ルータです。

10.0.0.207

ルータ 10.0.0.207 は、このルートをアドバタイズしたルータです。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show ospfv3 summary-prefix

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)サマリー アドレス情報を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 summary-prefix コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] summary-prefix

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

summary-prefix コマンドを使用して外部ルートの集約を設定した場合に、設定されたサマリー アドレスを表示するには show ospfv3 summary-prefix コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、OSPFv3 1 プロセスのサマリー プレフィクス アドレスを表示するサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 1 summary-prefix
 
OSPFv3 Process 1, Summary-prefix
 
4004:f000::/32 Metric 20, Type 2, Tag 0
 

表 129 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 129 show ospfv3 1 summary-prefix のフィールドの説明

フィールド
説明

4004:f000::/32

IPv6 プレフィクスの範囲に指定されたサマリ プレフィクス IPv6 プレフィクスの長さ

Metric

サマリー ルートのアドバタイズに使用されるメトリック

Type

外部リンクステート アドバタイズメント(LSA)のメトリック タイプ

Tag

ルート マップで再配布を制御するための「match」値として使用できるタグ値

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

summary-prefix (OSPFv3)

他のルーティング プロトコルから OSPFv3 に再配布されるルートのための集約アドレスを作成します。

show ospfv3 virtual-links

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)仮想リンクのパラメータおよび現在の状態を表示するには、EXEC モードで show ospfv3 virtual-links コマンドを使用します。

show ospfv3 [ process-name ] virtual-links

 
シンタックスの説明

process-name

(任意)OSPFv3 ルーティング プロセスを一意に識別する名前です。プロセス名は、router ospfv3 コマンドで定義されます。この引数が含まれている場合、指定されたルーティング プロセスの情報だけが表示されます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

show ospfv3 virtual-links コマンドに表示される情報は、OSPFv3 ルーティング操作をデバッグする際に有用です。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、OSPFv3 1 プロセスの仮想リンクを表示するサンプル出力を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show ospfv3 1 virtual-links
 
Virtual Links for OSPFv3 1
Virtual Link to router 172.31.101.2 is up
Interface ID 16, IPv6 address 3002::206
Transit area 0.0.0.1, via interface GigabitEthernet 0/3/0/0, Cost of using 11
Transmit Delay is 5 sec, State POINT_TO_POINT,
Timer intervals configured, Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Hello due in 0:00:08
Adjacency State FULL
 

表 130 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 130 show ospfv3 virtual-links のフィールドの説明

フィールド
説明

Virtual Link to router 172.31.101.2 is up

OSPFv3 ネイバ、およびそのネイバへのリンクがアップしているかダウンしているかどうかを指定します。

Interface ID 16

仮想リンク インターフェイスの ID。

IPv6 address 3002::206

仮想リンク エンドポイントの IPv6 アドレス。

Transit area 0.0.0.1

仮想リンクが形成される中継エリア。

via interface GigabitEthernet 0/3/0/0

仮想リンクが形成されるインターフェイス。

Cost of using 11

仮想リンク経由で OSPF に到達するコスト。

Transmit Delay is 5 sec

仮想リンクの転送遅延。

State POINT_TO_POINT

OSPFv3 ネイバの状態。

Timer intervals

リンクに対して設定されているさまざまなタイマー間隔。

Hello due in 0:00:08

次の hello メッセージがネイバから期待される時間(時:分:秒)。

Adjacency State FULL

ネイバ間の隣接状態。

 
関連コマンド

コマンド
説明

router ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスを設定します。

show protocols (OSPFv3)

ルータ上で実行されている Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)プロセスに関する情報を表示するには、EXEC モードで show protocols コマンドを使用します。

show protocols [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ all | protocol ]

 
シンタックスの説明

afi-all

(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。

ipv4

(任意)IPv4 アドレス ファミリを指定します。

ipv6

(任意)IPv6 アドレス ファミリを指定します。

all

(任意)指定されたアドレス ファミリのすべてのプロトコルを指定します。

protocol

(任意)ルーティング プロトコルを指定します。IPv4 アドレス ファミリの場合、オプションは次のとおりです。

bgp

eigrp

isis

ospf

rip

IPv6 アドレス ファミリの場合、オプションは次のとおりです。

bgp

eigrp

isis

ospfv3

 
デフォルト

デフォルトのアドレス ファミリは IPv4 です。

 
コマンド モード

EXEC

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り

次に、 show protocols コマンドのサンプル出力の例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router# show protocols ipv6 ospfv3
 
Routing Protocol OSPFv3 1
Router Id:10.0.0.1
Distance:110
Redistribution:
None
Area 0
GigabitEthernet 0/2/0/2
Loopback1
 

表 131 で、これらの出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

 

表 131 show protocols のフィールドの説明

フィールド
説明

Router Id

OSPFv3 プロセスのルータ ID。

Distance

プロトコルのアドミニストレーティブ ディスタンス。このディスタンスは、他のプロトコル(たとえば、IS-IS)ではなく、ルーティング情報ベース(RIB)がルートに指定するプライオリティを判別します。

Redistribution

この OSPFv3 プロセスがルートを再配信するプロトコル。

Area

このプロセスで定義される OSPFv3 エリア。そのあとに、関連するインターフェイスが続きます。

stub (OSPFv3)

エリアを Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)のスタブ エリアとして定義するには、エリア コンフィギュレーション モードで stub コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

stub [ no-summary ]

no stub

 
シンタックスの説明

no-summary

(任意)エリア境界ルータ(ABR)によるスタブ エリアへのサマリー リンク アドバタイズメントの送信を無効にします。このオプションが指定されているエリアを 完全スタブ エリアと呼びます。

 
デフォルト

スタブ エリアは定義されていません。

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

スタブ エリアのすべてのルータで stub コマンドを設定する必要があります。スタブ エリアの ABR で default-cost area コマンドを使用して、ABR によってスタブ エリアにアドバタイズされるデフォルト ルートのコストを指定します。

スタブ エリア コンフィギュレーション コマンドは、 stub コマンドと default-cost コマンドの 2 つあります。スタブ エリアに接続されているすべてのルートで、エリアは、 stub コマンドを使用してスタブ エリアとして設定される必要があります。 default-cost コマンドは、スタブ エリアに接続されている ABR でだけ使用してください。 default-cost コマンドは、ABR によってスタブ エリアに生成されるサマリー デフォルト ルートのメトリックを提供します。

スタブ エリアに送信されるリンクステート アドバタイズメント(LSA)の数をさらに減らすには、ABR で no-summary キーワードを設定して、サマリー LSA(LSA タイプ 3)がスタブ エリアに送信されないようにすることができます。

スタブ エリアでは、自律システムの外部のルートに関する情報を受け入れません。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、スタブ エリア 5 を作成し、このスタブ エリアに送信されるデフォルト サマリー ルートにコスト 20 を指定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 5
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# stub
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# default-cost 20

 
関連コマンド

コマンド
説明

default-cost (OSPFv3)

スタブ エリアに送信されるデフォルト サマリー ルートのコストを指定します。

summary-prefix (OSPFv3)

他のルーティング プロトコルから Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)プロトコルに再配布中のルートの集約アドレスを作成するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで summary-prefix コマンドを使用します。再配布されるルートの集約をやめるには、このコマンドの no 形式を使用します。

summary-prefix ipv6-prefix/prefix-length [ not-advertise ] [ tag tag ]

no summary-prefix ipv6-prefix / prefix-length

 
シンタックスの説明

ipv6-prefix

IP Version 6(IPv6)プレフィクスの範囲に対して指定するサマリー プレフィクスです。

この引数は、RFC 2373 に記述されている形式である必要があります。RFC 2373 では、コロンで区切った 16 ビット値を使用して 16 進数でアドレスを指定します。

/ prefix-length

IPv6 プレフィクスの長さです。これは、プレフィクス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュを付ける必要があります。

not-advertise

(任意)アドレスとマスクのペアに一致するサマリー ルートがアドバタイズされないようにします。

tag tag

(任意)再配布を制御するための「match」値として使用できるタグ値を指定します。

 
デフォルト

ルータ コンフィギュレーション モードでこのコマンドを使用しなかった場合は、他のルーティング プロトコルから OSFPv3 プロトコルに再配布中のルートの集約アドレスは作成されません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

summary-prefix コマンドを使用すると、OSPFv3 自律システム境界ルータ(ASBR)は、アドレスが対応するすべての再配布されたルートの集約として、1 つの外部ルートをアドバタイズします。このコマンドでは、OSPFv3 に再配布されているルートのうち、他のルーティング プロトコルからのルートだけを集約します。

このコマンドを複数回使用して、複数のアドレス グループを集約できます。サマリーをアドバタイズするために使用するメトリックは、より具体的なルートすべての中で最下位のメトリックとなります。このコマンドを使用して、ルーティング テーブルのサイズを縮小できます。

OSPFv3 エリア間のルートを集約するには、 range コマンドを使用します。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次の例では、サマリー プレフィクス 4004:f000:132 が設定されているときにルート 4004:f000:1::/64、4004:f000:2::/64、および 4004:f000:3::/64 が OSPFv3 に再配布される場合、ルート 4004:f000::/32 だけが外部リンクステート アドバタイズメントにアドバタイズされます。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# summary-prefix 4004:f000::/32

 
関連コマンド

コマンド
説明

range (OSPFv3)

エリア境界でルートを統合および集約します。

timers lsa arrival

ソフトウェアが Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)ネイバから同じリンクステート アドバタイズメント(LSA)を受け入れる最小間隔を設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers lsa arrival コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers lsa arrival milliseconds

no timers lsa arrival

 
シンタックスの説明

milliseconds

ネイバからの同じ LSA の到着の受け入れと受け入れの間で経過する必要のある最小遅延時間(ミリ秒単位)です。範囲は 0 ~ 60000 ミリ秒です。

 
デフォルト

1000 ミリ秒

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

timers lsa arrival コマンドを使用して、同じ LSA を受け入れるための最小間隔を制御します。同じ LSA とは、同じ LSA ID 番号、LSA タイプ、およびアドバタイジング ルータ ID を含む LSA インスタンスです。設定した間隔よりも前に同じ LSA のインスタンスが到着した場合、その LSA はドロップされます。

timers lsa arrival コマンドの milliseconds 値は、ネイバの timers throttle lsa all コマンドの hold-interval 値以下にすることをお勧めします。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、同じ LSA を受け入れる最小間隔に 2000 ミリ秒を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers throttle lsa all 200 10000 45000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers lsa arrival 2000

 
関連コマンド

コマンド
説明

timers throttle lsa all (OSPFv3)

LSA のレート制限値が生成されるよう設定します。

timers pacing flood

リンクステート アドバタイズメント(LSA)フラッド パケット ペーシングを設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers pacing flood コマンドを使用します。デフォルトのフラッド パケット ペーシング値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers pacing flood milliseconds

no timers pacing flood

 
シンタックスの説明

milliseconds

フラッド キューにおける LSA の更新のペースを指定する時間(ミリ秒単位)です。範囲は 5 ミリ秒 ~ 100 ミリ秒です。

 
デフォルト

milliseconds :33

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPFv3 フラッド ペーシング タイマーを設定することにより、OSPF 送信キューでの連続するリンクステート更新パケットのパケット間隔を制御できます。 timers pacing flood コマンドを使用して、LSA 更新の実行のペースを制御し、それにより大量の LSA がエリアにフラッディングする結果として発生することのある、CPU またはバッファの使用率が高くなる状況を回避します。

OSPFv3 パケット ペーシング タイマーのデフォルト設定は、大部分の OSPFv3 配置に適しています。OSPFv3 パケットフラッディングの要件を満たす他のすべてのオプションを試みた後でなければ、このパケット ペーシング タイマーを変更しないでください。具体的には、ネットワーク オペレータは、集約、スタブ エリアの使用、およびバッファのチューニングをデフォルト フラッド タイマーの変更より優先してください。さらに、タイマー値の変更に関するガイドラインはありません。各 OSPFv3 配置は固有であり、ケースバイケース ベースで検討する必要があります。デフォルトのフラッド タイマー値を変更することによるリスクを負うのは、ネットワーク オペレータです。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 ルーティング プロセス 1 の LSA フラッド パケット ペーシング更新が 55 ミリ秒の間隔で発生するように設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers pacing flood 55

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

timers pacing lsa-group

OSPFv3 リンクステート アドバタイズメント(LSA)を収集してグループ化し、リフレッシュ、チェックサム、またはエージングを行う間隔を変更します。

timers pacing retransmission

LSA 再送信パケット ペーシングを設定します。

timers pacing lsa-group

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)リンクステート アドバタイズメント(LSA)を収集してグループ化し、リフレッシュ、チェックサム、またはエージングを行う間隔を変更するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers pacing lsa-group コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers pacing lsa-group seconds

no timers pacing lsa-group

 
シンタックスの説明

seconds

LSA を収集してグループ化し、リフレッシュ、チェックサム、またはエージングを行う間隔(秒数)です。範囲は 10 ~ 1800 秒です。

 
デフォルト

seconds :240

OSPFv3 LSA グループ ペーシングはデフォルトでイネーブルです。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

timers pacing lsa-group コマンドを使用して、LSA 更新の実行のペースを制御し、それにより大量の LSA がエリアにフラッディングする結果として発生することのある、CPU またはバッファの使用率が高くなる状況を減らすことができます。OSPFv3 パケット ペーシング タイマーのデフォルト設定は、大部分の配置に適しています。OSPFv3 パケットフラッディングの要件を満たす他のすべてのオプションを試みた後でなければ、このパケット ペーシング タイマーを変更しないでください。具体的には、ネットワーク オペレータは、集約、スタブ エリアの使用、およびバッファのチューニングをデフォルト フラッド タイマーの変更より優先してください。さらに、タイマー値の変更に関するガイドラインはありません。各 OSPFv3 配置は固有であり、ケースバイケース ベースで検討する必要があります。デフォルトのタイマー値を変更することによるリスクを負うのは、ネットワーク オペレータです。

Cisco IOS XR ソフトウェアでは、LSA の定期リフレッシュをグループ化して、大規模トポロジにおけるリフレッシュの LSA パッキング密度を向上させています。グループ タイマーは LSA をグループ リフレッシュする間隔を制御しますが、このタイマーでは個々の LSA をリフレッシュする頻度(デフォルトのリフレッシュ レートは 30 分ごと)は変わりません。

LSA グループ ぺーシングの期間はルータが対応している LSA の数と反比例します。たとえば、約 10,000 個の LSA が存在する場合は、一般に、ペーシング間隔を減らすことが適しています。データベースが非常に小さい(40 ~ 100 個の LSA)場合は、一般に、ペーシング間隔を 10 ~ 20 分に増やすことが適しています。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 ルーティング プロセス 1 で、LSA グループ間の OSPFv3 グループ パケットペーシング アップデートを 60 秒間隔で行うように設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers pacing lsa-group 60

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

timers pacing flood

LSA フラッド パケット ペーシングを設定します。

timers pacing retransmission

LSA 再送信パケット ペーシングを設定します。

timers pacing retransmission

リンクステート アドバタイズメント(LSA)再送信パケット ペーシングを設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers pacing retransmission コマンドを使用します。デフォルトの再送信パケット ペーシング値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers pacing retransmission milliseconds

no timers pacing retransmission

 
シンタックスの説明

milliseconds

再送信キュー内の LSA のペースを指定する時間(ミリ秒単位)です。範囲は 5 ミリ秒 ~ 100 ミリ秒です。

 
デフォルト

milliseconds :66

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

timers pacing retransmission コマンドを使用して、OSPFv3 送信キューでの連続するリンクステート更新パケット間のパケット間隔を制御します。このコマンドでは、LSA 更新の実行のペースを制御します。エリアに非常に大量の LSA がフラッディングすると、LSA 更新の結果、CPU またはバッファの使用率が高くなることがあります。このコマンドを使用すると、CPU またはバッファの使用率が低下されます。

OSPFv3 パケット再送信ペーシング タイマーのデフォルト設定は、大部分の配置に適しています。OSPFv3 パケットフラッディングの要件を満たす他のすべてのオプションを試みた後でなければ、このパケット再送信ペーシングタイマーを変更しないでください。具体的には、ネットワーク オペレータは、集約、スタブ エリアの使用、およびバッファのチューニングをデフォルト フラッド タイマーの変更より優先してください。さらに、タイマー値の変更に関するガイドラインはありません。各 OSPFv3 配置は固有であり、ケースバイケース ベースで検討する必要があります。デフォルトのパケット再送信ペーシング タイマー値を変更することによるリスクを負うのは、ネットワーク オペレータです。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、OSPFv3 ルーティング プロセス 1 の LSA フラッド ペーシング更新が 55 ミリ秒の間隔で発生するように設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers pacing retransmission 55

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

timers pacing flood

LSA フラッド パケット ペーシングを設定します。

timers pacing lsa-group

OSPFv3 LSA を収集してグループ化し、リフレッシュ、チェックサム、またはエージングを行う間隔を変更します。

timers throttle lsa all (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)のリンクステート アドバタイズメント(LSA)生成のレート制限値を設定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers throttle lsa all コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers throttle lsa all start-interval hold-interval max-interval

no timers throttle lsa all

 
シンタックスの説明

start-interval

LSA の生成に対する最小遅延(ミリ秒単位)です。LSA の最初のインスタンスは、常にローカル OSPFv3 トポロジの変更の直後に生成されます。次の LSA は、start interval が経過した後で生成されます。範囲は 0 ~ 600000 ミリ秒です。

hold-interval

追加時間(ミリ秒単位)です。この値は、LSA 生成に関する以降のレート制限時間の計算に使用されます。範囲は 1 ~ 600000 ミリ秒です。

max-interval

同じ LSA の生成間の最大待機時間(ミリ秒単位)です。範囲は 1 ~ 600000 ミリ秒です。

 
デフォルト

start-interval :500 ミリ秒

hold-interval :5000 ミリ秒

max-interval :5000 ミリ秒

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

「同じ LSA」とは、同じ LSA ID 番号、LSA タイプ、およびアドバタイジング ルータ ID を含む LSA インスタンスであると定義されています。 timers lsa arrival コマンドの milliseconds 値は、 timers throttle lsa all コマンドの hold-interval 値以下に保つことをお勧めします。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

この例は、OSPFv3 LSA スロットリングをカスタマイズして、start interval に 200 ミリ秒、hold interval に 10,000 ミリ秒、maximum interval に 45,000 ミリ秒を設定する方法を示します。同じ LSA を受信するインスタンス間の最小間隔は 2000 ミリ秒です。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers throttle lsa all 200 10000 45000
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers lsa arrival 2000

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

timers lsa arrival

ソフトウェアが OSPFv3 ネイバから同じ LSA を受け入れる最小間隔を設定します。

 

timers throttle spf (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)の Shortest Path First(SPF)スロットリングをオンにするには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで timers throttle spf コマンドを使用します。SPF スロットリングをオフにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

timers throttle spf spf-start spf-hold spf-max-wait

no timers throttle spf spf-start spf-hold spf-max-wait

 
シンタックスの説明

spf-start

初期 SPF スケジュール遅延(ミリ秒単位)です。範囲は 1 ~ 600000 ミリ秒です。

spf-hold

2 つの連続する SPF 計算間の最小ホールド タイム(ミリ秒単位)です。範囲は 1 ~ 600000 ミリ秒です。

spf-max-wait

2 つの連続する SPF 計算間の最大待機時間(ミリ秒単位)です。範囲は 1 ~ 600000 ミリ秒です。

 
デフォルト

SPF スロットリングは設定されていません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

SPF 計算間の初回待機時間は、 spf-start 引数で指定される時間(ミリ秒単位)です。続いて適用される各待機時間は、待機時間が spf-max-wait 引数で指定される最大時間(ミリ秒単位)に達するまで、現在のホールド時間(ミリ秒単位)を 2 倍した値になります。それ以降の待機時間は、その値がリセットされるか SPF 計算間にリンクステート アドバタイズメント(LSA)を受信するまで最大値のままです。


ヒント spf-start 時間および spf-hold 時間に小さい値を設定すると、故障が発生したときに、代替パスへのルーティングの切り替えが迅速に行われます。ただし、消費される CPU 処理時間も多くなります。


タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、開始、ホールド、および最大の待機間隔値を、それぞれ 5 ミリ秒、1000 ミリ秒、および 90,000 ミリ秒をに変更する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# timers throttle spf 5 1000 90000
 

trace

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)バッファ サイズを指定するには、ルータ ospfv3 コンフィギュレーション モードで trace コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

trace { convergence | error | ifmgr | rtrid } max-trace-entries

no trace { convergence | error | ifmgr | rtrid }

 
シンタックスの説明

convergence

コンバージェンス トレースのためのバッファ サイズを指定します。

error

エラー トレースのためのバッファ サイズを指定します。

ifmgr

インターフェイス マネージャ トレースのためのバッファ サイズを指定します。

rtrid

ルータ ID トレースのためのバッファ サイズを指定します。

max-trace-entries

トレース エントリの最大数です。範囲は 1 ~ 20000 です。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

ルータ ospfv3 コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

トレース バッファは、実行時にさまざまなトラフィック イベントおよび処理イベントを保存するために使用されます。バッファが大きいほど、多くのイベントを保存できます。バッファがフルになると、古いエントリが最新のエントリで上書きされます。大規模ネットワークでは、収容するイベントの数を増やすために、トレース バッファ サイズを大きくする必要がある場合があります。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、トレース エントリを設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# trace error 2500
 

transmit-delay (OSPFv3)

インターフェイスでリンクステート更新パケットを送信するために必要な推定時間を設定するには、適切なモードで transmit-delay コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

transmit-delay seconds

no transmit-delay seconds

 
シンタックスの説明

seconds

リンクステート更新を送信するために必要な時間(秒数)です。範囲は 1 ~ 65535 秒です。

 
デフォルト

1 秒

 
コマンド モード

プロセス コンフィギュレーション

エリア コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

仮想リンク コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

更新パケットのリンクステート アドバタイズメント(LSA)は、送信前に seconds 引数で指定された合計秒数で存続時間を増やす必要があります。インターフェイスの伝送および伝播の遅延を考慮して、値を割り当てる必要があります。

リンク経由での伝送の前に遅延を加算しないと、LSA がリンクを介して伝播する時間が考慮されていません。この設定値は、非常に低速なリンクでは、一層重要です。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、GigabitEthernet interface GigabitEthernet 0/3/0/0 に伝送遅延に 3 秒を設定する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# interface GigabitEthernet 0/3/0/0
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar-if)# transmit-delay 3

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPF ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

virtual-link (OSPFv3)

Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)仮想リンクを定義するには、エリア コンフィギュレーション モードで virtual-link コマンドを使用します。仮想リンクを除去するには、このコマンドの no 形式を使用します。

virtual-link router-id

no virtual-link

 
シンタックスの説明

router-id

仮想リンク ネイバに関連付けられたルータ ID。ルータ ID は show ospfv3 ディスプレイに表示されます。この値は、IP Version 4(IPv4)アドレスに類似した、32 ビットのドット付き 10 進表記で入力する必要があります。デフォルトはありません。

 
デフォルト

仮想リンクは定義されません。

 
コマンド モード

エリア コンフィギュレーション

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

リリース 3.7.2

このコマンドは Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者にお問い合わせください。

OSPFv3 では、非バックボーン エリアへのパスがあり、このパスを介して仮想リンクが機能できる場合は、すべてのエリアがバックボーン エリアに接続されている必要があります。バックボーンへの接続が失われた場合は、仮想リンクを確立することにより修正できます。

通過するエリアのサブモードに定義されている仮想リンクは、事実上、エリア 0(バックボーン)に属している仮想ポイントツーポイント インターフェイスです。仮想リンクでは、それが定義されている中継エリアからではなく、バックボーン エリアからパラメータ値を継承します。

リンクが適切に確立されるためには、各仮想リンク ネイバが各仮想リンク ネイバのルータ ID を含む必要があります。 show ospfv3 コマンドを使用して、OSPFv3 プロセスのルータ ID を表示します。

virtual-link コマンドを使用して、ルータを仮想リンク コンフィギュレーション モード(config-router-ar-vl)にします。このモードでは、仮想リンク固有の設定を行うことができます。このモードで設定したコマンド( transmit-delay コマンドなど)は、その仮想リンクに自動でバインドされます。

タスク ID

タスク ID
動作

ospf

読み取り、書き込み

次に、任意のパラメータすべてにデフォルト値を使用して仮想リンクを確立する例を示します。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router ospfv3 201
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3)# area 1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ospfv3-ar)# virtual-link 10.3.4.5

 
関連コマンド

コマンド
説明

show ospfv3

OSPF ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。

transmit-delay (OSPFv3)

インターフェイスでリンクステート更新パケットを送信するために必要な推定時間を設定します。