Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルーター モジュラ QoS サービス コンフィギュレーション ガイド リリース 4.3.x
Access Node Control Protocol の設定
Access Node Control Protocol の設定
発行日;2013/02/24   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Access Node Control Protocol の設定

Access Node Control Protocol(ANCP)は、QoS 関連、サービス関連、加入者関連の操作を実行するために、サービス指向の集約デバイスとアクセス ノード(AN)間のコントロール プレーン(DSLAM など)を作成します。 ANCP サーバは ANCP 隣接(ANCP ネイバーとのセッション)、ANCP メッセージの送信と受信を受け入れ、維持します。 ANCP では、ANCP サーバが受信した、特定の加入者の DSL レート更新がその加入者に対応する QoS 設定に適用されるように ANCP ポートと VLAN サブインターフェイスの間でスタティック マッピングできます。 ANCP 経由で受信した DSL トレイン レートは、ルータの加入者側インターフェイスとサブインターフェイスのシェーピング レートを変更するために使用されます。 ANCP はルート プロセッサ(RP)の 1 つのプロセスとして動作します。

このモジュールでは、ANCP の実装に関する概念的および設定情報を提供します。

ラインカード、SIP および SPA のサポート

機能

ASR 9000 イーサネット ラインカード

ASR 9000 用 SIP 700

Access Node Control Protocol

yes

no

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ上でのアクセス ノード プロトコルの設定に関する機能の履歴

リリース

変更内容

リリース 3.7.2

Access Node Control Protocol 機能が導入されました。

リリース 3.9.0

イーサネット バンドル上の VLAN インターフェイスへの ANCP ポート マッピングが追加されました。

リリース 4.0.0

マルチシャーシ リンク集約上の ANCP が導入されました。

ANCP の設定の前提条件

ANCP の設定に関する制約事項

次の制限は、ネットワークの ANCP の設定時に適用されます。

  • Cisco IOS XR Release 3.7.2 では、レート アダプティブ モードだけがサポートされます。
  • VPN ルーティングおよび転送(VRF)認識は、Cisco IOS XR リリース 3.7.2 ではサポートされません。 ANCP のトラフィックを受信するすべての IP インターフェイスはデフォルトの VRF にある必要があります。
  • IPv6 を介した ANCP は Cisco IOS XR Release 3.7.2 ではサポートされません。
  • ANCP を使用してイーサネットとイーサネット バンドル ポート上の VLAN サブインターフェイスだけを AN ポートにマッピングできます。

ANCP の設定に関する情報

ANCP を実装するには、次の概念について理解する必要があります。

ANCP 隣接

ANCP サーバはアクセス ノードからの TCP 接続を許可します。 ANCP ネイバーは、ANCP サーバとの隣接関係を確立するアクセス ノードです。 ANCP はグローバルに設定され、IP 対応であれば ANCP メッセージが物理インターフェイスまたは論理インターフェイスのどちらで受信されるかは制限されていません。

TCP は各アクセス ノードの個別の接続ソケットを作成します。 アクセス ノードが ANCP メッセージで明示的に識別されていないため、TCP ソケットが ANCP サーバの ANCP 隣接識別子として機能します。

ANCP ネイバー間の TCP 接続が行われると、ANCP 隣接プロトコルはその接続上で ANCP セッションを確立し、ANCP 機能についてネゴシエーションを行います。 ANCP ネイバー 1 つにつき 1 つの ANCP セッションがあります。 ANCP セッション情報は、対応するネイバーの情報のサブセットになります。

ANCP プロトコルはダイナミック ネイバー検出をサポートしているので、アクセス ノードの設定は必要ではありません。 ANCP ネイバーは ANCP サーバに静的に事前設定することもできます。 このような場合、アクセス ノードは ID で明示的に識別されます。ID は ANCP 隣接プロトコル メッセージの sender-name フィールドと一致する必要があります。

ネイバーとの隣接関係のタイミング

隣接タイマーは、ANCP セッション確立の異なるステージ間の最大遅延および ANCP キープアライブの間隔を定義します。

ANCP 隣接のライフタイムは、隣接プロトコルによって制御されます。 ピア アクセス ノードとの同期が失われると(たとえば隣接のデッド タイマーが切れると)、ANCP サーバによって隣接関係が削除され、ベースとなる TCP 接続が閉じます。

ANCP メッセージ

Port Up と Port Down の 2 つの ANCP メッセージ タイプが、ANCP サーバによって処理されます。 Port Up メッセージには、DSL レート情報が含まれます。Port Down メッセージは、対応するアクセス回線が利用できないことを示します。 Port Up メッセージからの DSL レート更新は、QoS サブシステムが使用できます。 Port Down メッセージは ANCP ポートのステートを内部的に追跡するために使用されます。

これらのメッセージは、ANCP 隣接が確立された後でサーバだけで受信できます。 ただし、Port Up メッセージを受信すると、含まれる DSL レート情報は、AN-port-to-interface マッピングがそのポートに設定されている場合、無期限に有効と見なされます。 これは、このポートの別の Port Up メッセージによって上書きされるかまたは手動で削除されるまで AN ポート データベースに保存されます。 隣接の削除または Port Down メッセージの受信は表示およびトラブルシューティングの目的でデータベースに反映されますが、DSL レート情報は無効にはなりません。

ポート マッピング

AN ポートは、VLAN サブインターフェイスにスタティックにマッピングされます(AN-port-to-interface マッピングと呼ばれます)。 これは加入者線に対して設定された、少なくとも 1 つの VLAN サブインターフェイスがあることを示します。 AN ポートにマッピング可能なインターフェイスの数に制限はありません。

AN ポートにマッピングされている VLAN サブインターフェイスを作成または削除できます。 マッピングが設定されている場合、VLAN サブインターフェイスは ANCP モジュール内で名前で参照されます。 この名前は、インターフェイスの作成および削除の通知に使用され、DSL レートの更新に使用する情報を提供します。

AN ポート データベースは Port Up メッセージから学習したすべてのポートに対して維持されます。 このデータベースには、AN-port-to-interface マッピング データベースも含まれます。 AN ポートの Port Up メッセージが到着して、インターフェイスがそのポートにマッピングされていない場合、レート情報は、AN ポート データベースに保存されますが、パブリッシュされません。 そのポートのマッピングが設定されている場合、マッピングを設定する前にこのポートで受信された ANCP メッセージを識別するために、AN ポート データベースがスキャンされます。 検出された場合は、既知のレートがパブリッシュされます。

比率調整

ANCP では、システムにレート更新をパブリッシュする前に、Port Up メッセージで報告された DSL 回線レートに補正係数を適用できます。 この補正係数または比率調整は、DSL タイプとアクセス カプセル化タイプ(ATM やイーサネット)ごとのグローバル コンフィギュレーション モードで設定可能です。 DSL タイプおよびカプセル化タイプは Port Up メッセージの必須のタイプ、長さ、値(TLV)のデータで提供されます。


(注)  


デフォルト以外のループ タイプ(イーサネット)の比率調整機能を使用するには、DSLAM はオプションのアクセス ループ カプセル化サブ TLV をサポートする必要があります。


ANCP レート アダプティブ モード情報は、特定の加入者線に使用できる最大帯域幅(シェーピング レート)を決定するために ANCP モジュールによって処理されます。 固定補正係数が、異なる DSL テクノロジーのオーバーヘッドを考慮して、DSL タイプに基づいて ANCP の帯域幅に適用されます。 たとえば、特定の加入者の ANCP 帯域幅が 15 Mbps の場合、DSL テクノロジーのオーバーヘッドが原因で、その加入者の有効な帯域幅は 15 Mbps の 80 % である 12 Mbps に制限されます。 この修正された有効帯域幅は、加入者のトラフィックの最大レートを制限するために QoS モジュールに伝えられます。


(注)  


ANCP 比率は ANCP 比率が現在設定されている QoS シェーピング レートより大きい場合に限り QoS シェーピング レートとして使用されます。 (QoS で使用される ANCP 比率は、最も近い 128 kbps の単位に切り捨てられます)。


ANCP トラフィックの優先順位

輻輳時には、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータは、ネットワーク アクセス サーバ(NAS)とアクセス ノード(AN)間の集約ネットワークで他のトラフィックより ANCP メッセージにプライオリティを設定できるように、ANCP メッセージに高プライオリティとしてマークします。

プロセスの再起動

プロセスの再起動時に、ANCP ネイバーとの TCP 接続は一般的にドロップします。 ANCP サーバがオンラインに戻ると、TCP 接続および ANCP セッションは、ネイバーによって再確立されます。 サーバへの再接続時に、DSLAM はすべてのアクティブなポートの Port Up メッセージを送信します。 再起動前に受信されたパブリッシュされているレート情報は ANCP 設定に復元されます。 再起動がクラッシュが原因で発生した場合は、パブリッシュされたデータと設定データの間に競合が検出され、パブリッシュされたデータは修正されます。

ANCP および QoS の相互作用

ANCP 値が適切に適用されると、設定された QoS のシェーパー値を上書きします。 誤って適用された ANCP 値の例、および ANCP 値が正しく適用された場合の QoS との相互作用の例については、105 ページの「ANCP および QoS の相互作用:例」の項を参照してください。

マルチシャーシ リンク集約

マルチ シャーシのリンク集約(MC-LAG)は、Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの接続に Digital Subscriber Line Access Multiplexer(DSLAM)の単純な冗長メカニズムを提供します。 冗長性は、2 台のルータへのデュアルホーム接続を可能にすることによって実現されます。 DSLAM はデュアル ホーム接続を単一の LAG として見なしているため、DSLAM でソフトウェアが複雑になることはありません。 MC-LAG 用語では、DSLAM はデュアルホーム接続デバイス(DHD)と呼ばれ、各ルータは接続ポイント(PoA)と呼ばれます。 MC-LAG の詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router L2VPN and Ethernet Services Configuration Guide』を参照してください。

図 1. MC-LAG による ASR 9000 シリーズ ルータへの DSLAM の接続

MC-LAG 上の ANCP

Access Node Control Protocol(ANCP)は DSLAM への MC-LAG 接続を含むネットワーク トポロジをサポートするために必要です。 CPE 回線は DSLAM に接続し、レート アダプティブ DS との信号品質に基づいて回線速度を調整します。 アップリンクは、DSLAM にルータを接続します。 回線速度がアップリンクより低いデータ レートに調整されると、加入者データが DSLAM で失われる可能性があります。 データの損失を防ぐために、DSLAM は ANCP により新しい DSL レートをルータに通知し、アップリンクのデータ レートが CPE 回線のデータ レートを超えないようにダウンストリーム シェーピングをルータに動的に適用します。

ANCP は、加入者回線にマッピングされた MC-LAG VLAN サブインターフェイスに、学習した DSLAM 加入者回線の DSL レート データを適用します。 レートは、QoS のシェーパーに適用されます。 ANCP が MC-LAG VLAN サブインターフェイスに適用した DSL レートは、ICCP(シャーシ間通信プロトコル)を使用して、MC-LAG のスタンバイ PoA で実行している ANCP アプリケーションに MC-LAG のアクティブ PoA 上で実行する ANCP アプリケーションによって配布されます。 MC-LAG のスタンバイ PoA の ANCP は、対応する MC-LAG VLAN サブインターフェイスに DSL レート データを適用します。 MC-LAG のアクティブ ロールをスタンバイ PoA の 1 つが担う原因になるイベントが発生した場合、新しいアクティブ PoA の ANCP アプリケーションはすでに MC-LAG VLAN サブインターフェイスのシェーパーに DSL レートを適用しているので、この LAG がアクティブになり、輻輳とそれに続くデータの損失が DSLAM に発生しなかった場合に正しい DSL レートが適用されます。

DSLAM は TCP 接続を介してルータとの ANCP 隣接関係を確立します。 DSLAM 加入者回線の DSL レートはこの TCP 接続を介して伝達されます。 DSL レートは加入者回線にマッピングされているレイヤ 2 VLAN サブインターフェイスに適用されます。 MC-LAG のレイヤ 2 VLAN サブインターフェイスの DSL レートの送信に使用する ANCP TCP 接続は、L2VLAN サブインターフェイスと同じ MC-LAG にあるレイヤ 3 VLAN サブインターフェイス上にある必要があります。 この制約は、MC-LAG あたりの DSLAM とルータ間で 1 つの ANCP TCP 接続があることを示していることに注意してください。

図 2. MC-LAG VLAN サブインターフェイス上の ANCP

MC-LAG のアクティブ PoA がスタンバイになると、DSLAM ANCP TCP 接続は終了します。 DSLAM は MC-LAG のアクティブ ロールを担う PoA との ANCP TCP 接続を再確立します。

シスコでの ANCP の設定方法

ANCP のイネーブル化

ANCP をイネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで ancp コマンドを使用します。

前提条件

このコマンドを使用するには、ANCP の適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。

手順の概要

    1.    configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#

    2.    ancp RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp

    3.    end

    4.    または commit

    5.    show ancp summary [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp summary


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# 

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2ancp RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp 

    ANCP をイネーブルにします。

     
    ステップ 3end
     
     
    ステップ 4または commit

    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# end
    

    または

    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# commit
    
     

    設定変更を保存します。

    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
     
    ステップ 5show ancp summary [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp summary 

    (任意)ANCP の要約と一般的な設定情報を表示します。

     

    ANCP サーバ送信元名の設定

    ANCP サーバ送信元名は DSLAM への隣接プロトコル メッセージで ANCP サーバによって使用されます。

    手順の概要

      1.    configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#

      2.    ancp server sender-name {H.H.H | A.B.C.D} RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp server sender-name 0013.1aff.c2bd

      3.    end

      4.    または commit


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2ancp server sender-name {H.H.H | A.B.C.D} RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp server sender-name 0013.1aff.c2bd 

      ローカル送信元の名前を設定します。

       
      ステップ 3end
       
       
      ステップ 4または commit

      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# end
      

      または

      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# commit
      
       

      設定変更を保存します。

      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
       

      ANCP ネイバーの設定

      ネイバーからの TCP 接続はどのインターフェイスでも許可されます。 各 TCP 接続にネイバー設定を一致させるため、ANCP ネイバーは隣接プロトコル メッセージの対応するフィールドと一致する必要のある送信元名によって識別されます。 必要に応じて、システム上の ANCP ネイバーと設定された隣接タイマー間隔を識別するために説明ストリングを使用できます。

      手順の概要

        1.    configure

        2.    ancp neighbor sender-name {H.H.H | A.B.C.D}[description string]

        3.    ancp neighbor sender-name {H.H.H | A.B.C.D} [adjacency-timer interval]

        4.    end または commit

        5.    show ancp neighbor {description description-string| sender-name {H.H.H | A.B.C.D}} [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor sender-name 0006.2aaa.281b

        6.    show ancp neighbor summary [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor summary

        7.    clear ancp neighbor {all | description description-string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}[state | statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ancp neighbor all

        8.    clear ancp summary [statistics | detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ancp summary statistics

        9.    show ancp neighbor [all] [statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor statistics

        10.    show ancp neighbor state [none | synsent | synrcvd | estab} [statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor none


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configure


        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#
        
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2ancp neighbor sender-name {H.H.H | A.B.C.D}[description string]

        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp neighbor sender-name oo13.1aff.c2bd description vendorA1
        
         

        簡単に DSLAM を識別するためにネイバーの description パラメータを設定します。

         
        ステップ 3ancp neighbor sender-name {H.H.H | A.B.C.D} [adjacency-timer interval]

        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp neighbor sender-name 0013.1aff.c2bd adjacency-timer 20
        
         

        ネイバーの adjacency timer パラメータを設定します。 ネイバー セッションがすでに確立されている場合は、このタイマーが有効になるようにリセットされます。

        (注)     
        • 設定されているポートはダウン ステートに置かれ、未設定のポートは解放されます。
         
        ステップ 4end または commit

        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# end
        

        または

        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# commit
        
         

        設定変更を保存します。

        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
         
        ステップ 5show ancp neighbor {description description-string| sender-name {H.H.H | A.B.C.D}} [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor sender-name 0006.2aaa.281b 

        (任意)個々の ANCP 隣接または隣接のセットに関連付けられたデータまたはメッセージの統計情報を表示します。

         
        ステップ 6show ancp neighbor summary [statistics][detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor summary 

        (任意)ステート別に隣接関係の数を表示します。

         
        ステップ 7clear ancp neighbor {all | description description-string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}[state | statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ancp neighbor all 

        (任意)ANCP ネイバーをすべてまたは個別に消去します。 設定されているポートをダウン ステートにして、未設定のポートを開放します。 ステートが選択されている場合、隣接は TCP ソケットを消去せずにリセットされます。

         
        ステップ 8clear ancp summary [statistics | detail] RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ancp summary statistics 

        (任意)集約メッセージの統計情報だけをクリアします。個別のネイバーまたはポートの統計情報は変更しません。

         
        ステップ 9show ancp neighbor [all] [statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor statistics 

        (任意)ANCP ネイバー情報を表示します。

         
        ステップ 10show ancp neighbor state [none | synsent | synrcvd | estab} [statistics] RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp neighbor none 

        (任意)隣接プロトコル ステート情報を表示します。

         

        VLAN サブインターフェイスへの AN ポートのマッピング

        ポート マッピングは、VLAN サブインターフェイスと DSLAM アクセス ポートまたは DSLAM の顧客宅内機器(CPE)クライアントを関連付けます。 VLAN は IEEE 802.1Q または QinQ 階層 VLAN にすることができます。 AN ポートを VLAN サブインターフェイスにマッピングするには、グローバル コンフィギュレーション モードで ancp an-port コマンドを使用します。

        手順の概要

          1.    configure

          2.    ancp an-port circuit-id Access-Loop-Circuit-ID [interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id] RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp an-port circuit-id circuit1 interface gigabitethernet 2/0/1/1.1

          3.    end または commit

          4.    show ancp an-port {circuit-id Access-Loop-Circuit-ID | interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id | mapping} [statistics | detail]

          5.    show ancp an-port [configured | dynamic-only][statistics]

          6.    show ancp an-port summary [statistics][detail]

          7.    clear ancp an-port {all | circuit-id Access-Loop-Circuit-Id | interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id | neighbor {description string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}[statistics]

          8.    show ancp an-port {description description-string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}

          9.    show ancp an-port state [up | down | none] [statistics]


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configure


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2ancp an-port circuit-id Access-Loop-Circuit-ID [interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id] RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp an-port circuit-id circuit1 interface gigabitethernet 2/0/1/1.1 

          一意のアクセス ノード ID を定義します。 この ID 情報は、ANCP Port Up および Port Down メッセージに含まれます。

          アクセス ノード ポートの設定をコミットする前に、回線 ID を指定する必要があります。

          共有ポリシー インスタンスを ANCP とのサブインターフェイスで使用する場合は、同じ共有ポリシー インスタンスを持つすべてのサブインターフェイスに AN ポート回線 ID をマッピングする必要があります。

           
          ステップ 3end または commit

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# end
          

          または

          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-ancp)# commit
          
           

          設定変更を保存します。

          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
           
          ステップ 4show ancp an-port {circuit-id Access-Loop-Circuit-ID | interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id | mapping} [statistics | detail]

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port gigabitethernet 2/0/1/1.1
          
           

          (任意)DSLAM のアクセス ポート(または DSLAM の CPE クライアント)と VLAN サブインターフェイスのアソシエーションに関する情報を表示します。

           
          ステップ 5show ancp an-port [configured | dynamic-only][statistics]

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port configured
          
           

          (任意)インターフェイスにマッピングされている、またはされていない AN ポートのサマリー データまたは統計情報を表示します。

           
          ステップ 6show ancp an-port summary [statistics][detail]

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port summary
          
           

          (任意)ステート別にポートの数を表示します。

           
          ステップ 7clear ancp an-port {all | circuit-id Access-Loop-Circuit-Id | interface type interface-path-id | interface Bundle-Ether bundle-id | neighbor {description string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}[statistics]

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear ancp an-port all
          
           

          (任意)個別に、またはグループで、動的データまたは統計情報の AN ポートをクリアします。 パブリッシュされた情報がクリアされ、DSLAM から学習した情報がクリアされます。

           
          ステップ 8show ancp an-port {description description-string | sender-name {H.H.H | A.B.C.D}}

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port description vendor3b
          
           

          (任意)AN ポート情報を表示します。

           
          ステップ 9show ancp an-port state [up | down | none] [statistics]


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port state up
          
           

          (任意)AN ポート ステート情報を表示します。

           

          ANCP 比率調整の設定

          シェーパー レートとして適用する前に ANCP 比率の更新に数学的な補正を適用するには、ancp rate-adjustment コマンドを使用します。

          手順の概要

            1.    configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#

            2.    ancp rate-adjustment dsl-type access-loop-type percent-factor factor

            3.    end または commit

            4.    show ancp summary detail RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp summary detail


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1configure RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# 

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2ancp rate-adjustment dsl-type access-loop-type percent-factor factor

            例:
            
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp rate-adjustment adsl2 ethernet percent-factor 90
            
             

            ANCP のシェーパー パーセント係数のパラメータを設定します。 dsl-type および access-loop-type は、ANCP Port Up メッセージのオプションの Type-Length Value(TLV)の適切な値と比較され、一致する場合、ANCP の比率は設定されている係数によって調整されます。

            • dsl-type:(必須)DSL タイプ コードを設定します。 adsl1 adsl2 adsl2+ vdsl1 vdsl2 sdsl
            • access-loop-type:(必須)access-loop-typeATM または Ethernet に設定します。
            • percent-factor factor:(必須)シェーピング レートとして設定する前に ANCP で報告される比率の更新に適用されるパーセント値。
             
            ステップ 3end または commit

            例:
            
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end
            

            または

            
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
            
             

            設定変更を保存します。

            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
             
            ステップ 4show ancp summary detail RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp summary detail 

            (任意)比率調整設定情報とともに汎用 ANCP 設定情報を示します。

             

            ANCP の設定例では次の例を紹介します。

            ANCP サーバ送信元名の設定:例

            ANCP ネイバーの設定:例

            次に、ANCP ネイバーのパラメータを設定する例を示します。

            
            configure
            ancp neighbor sender-name 0001.2222.3333 description VendorA-1
            ancp neighbor sender-name 0001.2222.3333 adjacency-timer 20
            
            commit
            

            次に、sender-name MAC アドレスを使用する特定のネイバーからの出力例を示します。

            
            show ancp neighbor sender-name 0006.2aaa.281b
            
                         ANCP Neighbor Data
              -------------------------------------------
              Sender Name              0006.2aaa.281b
              Description              first
              State                    ESTAB
              Capability               Topology Discovery
              Ports:
                State Up               25
                State Down             5
                Total                  30
            

            次に、同じコマンドに detail キーワードを追加して、ネイバーからレポートされた AN ポートのサマリーを表示する例を示します。

            
            show ancp neighbor sender-name 0006.2aaa.281b detail
            
                          ANCP Neighbor Data
              -------------------------------------------
              Sender Name               0006.2aaa.281b
              Description               first
              State                     ESTAB
              Capability                Topology Discovery
              Ports:
                State Up                4
                State Down              0
                Total                   4
            Remote IP Addr/TCP Port   209.165.200.225/11126
            Local  IP Addr/TCP Port   209.165.200.250/6068
            Server Sender Name        0013.1aff.c2bd
            Remote Timeout            25500 msec
            Local  Timeout            10000 msec
            Adjacency Uptime          01:25:20
            Time Since Last Port Msg  00:00:04
            Remote Port               0
            Remote Instance           1
            Local Instance            1
            Remote Partition ID       0
            
            List of AN port data for neighbor sender name 0006.2aaa.281b
            ------------------------------ ----- ---------- -------- ----  ------------
                                                           Line      Num   Adjusted DS
            Circuit-id                     State Uptime    State     Intf  Rate (kbps)
            ------------------------------ ----- ---------- -------- ----  ------------
            circuit1                       UP    00:27:49  SHOWTIME   3    2250
            circuit2                       UP    00:00:49  SHOWTIME   2    2250
            circuit3                       UP    00:00:49  SHOWTIME   2    2250
            circuit4                       UP    00:00:49  SHOWTIME   0    2250
            

            次に、同じコマンドに statistics キーワードを追加して、選択されたネイバーのメッセージ統計情報のサマリーを表示する例を示します。

            
            show ancp neighbor sender-name 0006.2aaa.281b statistics
            
            ANCP Neighbor Message Statistics
            for Sender-name -, Description 0006.2aaa.281b
            -----------------------------------------------
                           Sent         Received
            SYN            1            2
            SNYACK         1            0
            ACK            589          238
            RSTACK         0            0
            Port Up        -            10
            Port Down      -            0
            Drops          0            0
            Total          600          250
            

            次に、ANCP 設定に関する基本情報に加えてステート別のネイバー数とポート数を表示する例を示します。

            
            show ancp summary
            
              ANCP Summary Information
 ----------------------------------------------
             Capability:                 Topology Discovery
             Server sender-name:         0013:1aff.c2bd
            
             Neighbor count by state:
   -                            0
               SYNSENT                      0
               SUNRCVD                      0
               ESTAB                        1
               ----------------------------------
               Total                        1
            
            Port count by state:
              State Up                     1
              State Down                   0
              State Unknown                0
              ----------------------------------
              Total                        1
            
              No. configured ports         1
              No. mapped sub-interfaces    4
            

            次に、前の例で表示した基本情報に加えて比率調整設定情報を表示する例を示します。

            
            show ancp summary detail
            
                ANCP Summary Information
   ----------------------------------------------
               Capability:                 Topology Discovery
               Server sender-name:         0013:1aff.c2bd
            
            Neighbor count by state:
  -                            0
              SYNSENT                      0
              SUNRCVD                      0
              ESTAB                        1
              ----------------------------------
              Total                        1
            Port count by state:
              State Up                     1
              State Down                   0
              State Unknown                0
              ----------------------------------
              Total                        1
            
              No. configured ports         1
              No. mapped sub-interfaces    4
            
            Rate adjustment configuration:
            -------------------------------------------
            DSL Type   Loop Type        Percent-Factor
            -------------------------------------------
            ADSL1      ETHERNET                90
            ADSL2      ETHERNET                100
            ADSL2PLUS  ETHERNET                100
            VDSL1      ETHERNET                100
            VDSL2      ETHERNET                100
            SDSL       ETHERNET                100
            ADSL1      ATM                     100
            ADSL2      ATM                     100
            ADSL2PLUS  ATM                     100
            VDSL1      ATM                     100
            VDSL2      ATM                     100
            SDSL       ATM                     100
            

            次に、ANCP メッセージ統計情報のサマリーを表示する例を示します。

            
            show ancp summary statistics
            
                ANCP Summary Message Statistics
               --------------------------------------
                             Sent          Received
               SYN           3             6
               SYNACK        4             0
               ACK           7105          2819
               RSTACK        2             0
               Port Up       -             6
               Port Down     -             0
               Drops         0             0
               Total         7114          2831
            

            次に、すべてのネイバー データと統計情報をクリアする方法の例を示します。

            
            clear ancp neighbor all
            

            次に、特定のネイバーをクリアする方法の例を示します。

            
            clear ancp neighbor description vendor1a
            

            次に、集約メッセージ統計情報をクリアする方法の例を示します。

            
            clear ancp summary statistics
            

            VLAN サブインターフェイスへの AN ポートのマッピング:例

            次に、一意のアクセス ノード ID を定義する例を示します。

            
            configure
            ancp an-port circuit-id circuit1 interface gigabitethernet 2/0/1/1.1
            

            次に、サブインターフェイスで識別されるポートの情報を表示する例を示します。

            
            show ancp an-port interface gigabitethernet 0/0/0/37.1
            
              AN port circuit-id ccc1:
            
              State                                                   UP
              UPtime                                                  02:23:45
              Time Since Last Message                                 00:00:00
              Encap Type                                              ETHERNET
              DSL type                                                ADSL1
              DSL Line State                                          SHOWTIME
              Number of Mapped Interfaces                             3
              Neighbor sender-name                                    0006.2aaa.281b
              Neighbor description                                     7200-client
              Configured Rate Adjustment                              90%
              Actual Downstream Data Rate (kbps)                      2500
              Effective Downstream Data Rate (kbps)                   2250
            

            次に、detail キーワードを使用して、ポート情報とポートにマッピングされたインターフェイスのリストを表示する例を示します。

            
            show ancp an-port circuit-id ccc1 detail
            
              AN port circuit-id ccc1:
            
              State                                                   UP
              UPtime                                                  02:31:36
              Time Since Last Message                                 00:00:00
              Encap Type                                              ETHERNET
              DSL type                                                ADSL1
              DSL Line State                                          SHOWTIME
              Number of Mapped Interfaces                             3
              Neighbor sender-name                                    0006.2aaa.281b
              Neighbor description                                     7200-client
              Configured Rate Adjustment                              90%
              Actual Downstream Data Rate (kbps)                      2500
              Effective Downstream Data Rate (kbps)                   2250
              Actual Data Rate Upstream/Downstream (kbps)             2500/2500
              Minimum Data Rate Upstream/Downstream (kbps)            0/0
              Attainable Data Rate Upstream/Downstream (kbps)         0/0
              Maximum Data Rate Upstream/Downstream (kbps)            0/0
              Minimum Low Power Data Rate Upstream/Downstream (kbps)  0/0
              Maximum Interleaving delay Upstream/Downstream (ms)     0/0
              Actual Interleaving Delay Upstream/Downstream (ms)      0/0
            
              Sub-interface Summary: total 3
              -----------------------------------------------
              Sub-interface Name                   ifhandle
              ---------------------------------    ----------
              GigabitEthernet0/0/0/37.1            0x0
              GigabitEthernet0/0/0/37.11           0x0
              GigabitEthernet0/0/0/38.10           0xb80
            

            次に、特定の AN ポートのポート メッセージの統計情報を表示するために、statistics キーワードを使用する例を示します。

            
            show ancp an-port circuit-id ccc1 statistics
            
              Port message statistics for circuit-id ccc1:
            
                Port Up       5
                Port Down     0
            

            次に、ステート別にポートの数を表示する例を示します。

            
            show ancp an-port summary
            
                 AN Port Count Summary
              ------------------------------
              State UP                 4
              State DOWN               0
              Config only ports        0
              Total                    4
              # Configured ports       1
              # Mapped sub-interfaces  4
            

            次に、すべての AN ポートのメッセージの統計情報をクリアする例を示します。

            
            clear ancp an-port all statistics
            

            次に、すべての AN ポートの動的データをクリアする例を示します。

            
            clear ancp an-port all
            

            次に、特定のインターフェイスの動的データをクリアする方法を示します。

            
            clear ancp an-port interface gigabitethernet 0/1/0/10.5
            

            ANCP 比率調整の設定:例

            ANCP および QoS の相互作用:例

            次に、ANCP 値を適用した場合と適用しない場合の階層型 QoS ポリシーの設定例を示します。

            
            policy-map child-3play
             class 3play-voip
              priority level 1
              police rate 65 kbps
              !
             !
             class 3play-video
              priority level 2
              police rate 128 kbps
              !
              random-detect cos 3 10 ms 100 ms
              random-detect cos 4 20 ms 200 ms
             !
             class 3play-premium
              bandwidth percent 100
             !
             class class-default
             !
             end-policy-map
            !
            policy-map parent-3play-subscriber-line
             class class-default
              service-policy child-3play
              shape average 1 mbps
             !
             end policy-map
            !
            

            ポリシーは、ANCP なしでインターフェイスで適用されます。

            
            interface GigabitEthernet 0/1/0/0.1 l2transport
            encapsulation dot1q 2
             service-policy output parent-3play-subscriber-line
            !
            

            show qos コマンドは、ANCP が適用されていないことを確認します(ANCP は 0 Kbps として示されます)。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:router# show qos interface GigabitEthernet 0/1/0/0.1 out
            
            Interface: GigabitEthernet0_1_0_0.1 output Bandwidth: 1000000 kbps
            ANCP: 0 kbps
            Policy: parent-3-play-subscriber-line Total number of classes: 5
            ---------------------------------------------------------------------------
            Level: 0 Policy: parent-3-play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: N/A
            Shape Profile: 1 CIR: 960 kbps CBS: 1024 bytes PIR: 960 kbps PBS: 13312 bytes
            WFQ Profile: 1 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 0: 1000000 kbps, Excess Ratio: 1
            ---------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-voip
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 8 (Priority 1)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 3 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 0 (Single)
            Conform: 65 kbps (65 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-video
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 9 (Priority 2)
            Queue Limit: 8 kbytes (11 Unknown) Profile: 4 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 24 (Single)
            Conform: 128 kbps (128 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            WRED Type: COS based Table: 0 Profile: 4 Scale Profile: 0 Curves: 3
            Default RED Curve Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
            WRED Curve: 1 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8kbytes
             Match: 3
            WRED Curve: 2 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 4
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3-play-premium
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 10 (Priority Normal)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 1
            WFQ Profile: 4 Committed Weight: 100 Excess Weight: 100
            Bandwidth: 1000 kbps, BW sum for Level 1: 1000 kbps, Excess Ratio: 1
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: class-default
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 11 (Priority Normal)
            Queue Limit: 8 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 0
            WFQ Profile: 5 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 1: 1000 kbps, Excess Ratio: 1
            --------------------------------------------------------------------------------
            RP/0/RSP0/CPU0:router#
            

            ANCP AN-Port-to-Interface マッピングが適用されます。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# ancp an-port circuit-id dslam1_port1 interface GigabitEthernet 0/1/0/0.1
            

            show ancp an-port interface コマンドはインターフェイスの ANCP 比率を示します。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:router# show ancp an-port interface GigabitEthernet 0/1/0/0.1 detail
            
               AN port circuit-id dlsam1_port1:
            
               State                                                  UP
               Uptime                                                 00:00:32
               Time Since Last Message                                00:00:32
               Encap Type                                             ATM
               DSL Type                                               ADSL1
               DSL Line State                                         SHOWTIME
               Number of Mapped Sub-interfaces                        1
               Neighbor sender-name                                   0000.0000.1bec
               Neighbor description                                   -
               Configured Rate Adjustment                             100%
               Actual Downstream Data Rate (kbps)                     2000
               Effective Downstream Data Rate (kbps)                  2000
               Actual Data Rate Upstream/Downstream (kbps)            2000/2000
               Minimum Data Rate Upstream/Downstream (kbps)           0/0
               Attainable Data Rate Upstream/Downstream (kbps)        0/0
               Maximum Data Rate Upstream/Downstream (kbps)           0/0
               Minimum Low Power Data Rate Upstream/Downstream (kbps) 0/0
               Maximum Interleaving Delay Upstream/Downstream (ms)    0/0
               Actual Interleaving Delay Upstream/Downstream (ms)     0/0
            
            Sub-interface Summary: total 1
            ------------------------------------------------------
            Sub-interface name                     ifhandle
            ----------------------------------     ----------
            GigabitEthernet0/1/0.1                 0x215e042
            

            show qos コマンドは、ANCP が適用されていることを確認します(ここでは ANCP は 1920 kbps として示しされます)。

            
            RP/0/RSP0/CPU0/router# show qos interface GigabitEthernet 0/1/0.1 out
            
            Interface GigabitEthernet0_1_0_0.1 output Bandwidth: 1000000 kbps
            ANCP: 1920 kbps
            Policy: parent-3play-subscriber-line Total number of classes: 5
            --------------------------------------------------------------------
            Level: 0 Policy: parent-3-play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: N/A
            Shape Profile: 1 CIR: 1920 kbps CBS: 1024 bytes PIR: 1920 kbps PBS: 13312 bytes
            WFQ Profile: 1 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 0: 1000000 kbps, Excess Ratio: 1
            ---------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-voip
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 8 (Priority 1)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 3 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 0 (Single)
            Conform: 65 kbps (65 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-video
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 9 (Priority 2)
            Queue Limit: 8 kbytes (11 Unknown) Profile: 4 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 24 (Single)
            Conform: 128 kbps (128 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            WRED Type: COS based Table: 0 Profile: 4 Scale Profile: 0 Curves: 3
            Default RED Curve Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
            WRED Curve: 1 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8kbytes
             Match: 3
            WRED Curve: 2 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 4
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3-play-premium
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 10 (Priority Normal)
            Queue Limit: 24 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 8
            WFQ Profile: 4 Committed Weight: 100 Excess Weight: 100
            Bandwidth: 1920 kbps, BW sum for Level 1: 1920 kbps, Excess Ratio: 1
            ---------------------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: class-default
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 11 (Priority Normal)
            Queue Limit: 8 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 0
            WFQ Profile: 5 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 1: 1920 kbps, Excess Ratio: 1
            ---------------------------------------------------------------------------------
            

            インターフェイス上の QoS ポリシーの不一致:例

            絶対値またはパーセント値が設定された有効な QoS ポリシーは次の要件を満たす必要があります。

            インターフェイス速度 > ANCP 比率 > QoS 親シェーパー レート

            正常にインターフェイスに適用されている QoS ポリシーは 2 種類の外部要因により無効になることがあります。 これらの 2 つの要因は、ANCP 比率変更またはポート速度の変更です。

            • ANCP 比率変更:ANCP 比率が低下すると、つまり ANCP 比率調整係数により ANCP 比率が最上位の QoS ポリシー マップのシェーパー レートを下回ると、インターフェイス上の QoS ポリシーは無効になります。
            • ポート速度の変更:ギガビット イーサネット インターフェイス ポートはデフォルトの 1000 Mbps から 10 Mbps または 100 Mbps モードに設定できます。 この場合、インターフェイス速度は ANCP 比率および QoS 親シェーパー レート未満に低下します。 インターフェイス上の QoS ポリシーが無効になります。

            これらの変更のいずれかが発生すると、インターフェイス上の QoS ポリシーは不一致ステートに置かれます。 不一致ステートから回復するには、次のいずれかの作業を行います。

            • QoS ポリシーをインターフェイスから削除して、QoS ポリシー値を調整し、インターフェイスに QoS ポリシーを再適用します。
            • ANCP の調整レートまたは ANCP 比率が変更された場合、QoS ポリシー レート要件を満たすように ANCP 比率を更新します。
            • ポート速度が変更された場合、QoS ポリシー レート要件を満たすように速度を更新します。

            次に、ANCP 比率変更およびポート速度の変更のギガビット イーサネット インターフェイス上の次の QoS ポリシーの設定への影響の例を示します。

            
            policy-map child-3play
             class 3play-voip
              priority level 1
              police rate 65 kbps
              !
             !
             class 3play-video
              priority level 2
              police rate 128 kbps
              !
               random-detect cos 3 10 ms 100 ms
               random-detect cos 4 20 ms 200 ms
             !
             class 3play-premium
              bandwidth percent 100
             !
             Class class-default
             !
             end-policy-map
            !
            policy-map parent-3play-subscriber-line
             class class-default
              service-policy child-3play
              bandwidth 200 mbps
              bandwidth remaining percent 100
              shape average 800 mbps
             !
             end-policy-map
            !
            

            ANCP レート値が 999936 kbps で、ANCP 比率係数が 100 % の場合、999936 という ANCP レート値がインターフェイスに適用されます。 これは要件を満たします。

            インターフェイスの速度(1000000 kbps)> ANCP レート(999936 kbps)> QoS 親シェーパー レート(800000 kbps)

            次の show qos interface コマンドの出力で示されているように、これはポリシーが正しく適用されています。

            
            show qos interface gig0/0/0/11.1 output
            
            Wed Mar 18 18:25:20.140 UTC
            Interface: GigabitEthernet0_0_0_11.1 output Bandwidth: 1000000 kbps ANCP: 999936 kbps
            Policy: parent-3play-subscriber-line Total number of classes: 5
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 0 Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: N/A
            Shape Profile: 1 CIR: 200000 kbps (200 mbps)
            CBS: 100352 bytes PIR: 999936 kbps PBS: 12517376 bytes
            WFQ Profile: 1 Committed Weight: 51 Excess Weight: 100
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 0: 1000000 kbps, Excess Ratio: 100
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-voip
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 136 (Priority 1)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 3 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 0 (Single)
            Conform: 65 kbps (65 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-video
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 137 (Priority 2)
            Queue Limit: 8 kbytes (11 Unknown) Profile: 4 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 24 (Single)
            Conform: 128 kbps (128 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            WRED Type: COS based Table: 0 Profile: 4 Scale Profile: 0 Curves: 3
            Default RED Curve Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
            WRED Curve: 1 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 3
            WRED Curve: 2 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 4
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-premium
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 138 (Priority Normal)
            Queue Limit: 2097 kbytes Profile: 2 Scale Profile: 0
            WFQ Profile: 6 Committed Weight: 1020 Excess Weight: 1020
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: class-default
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 139 (Priority Normal)
            Queue Limit: 65 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 3
            WFQ Profile: 0 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1020
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            

            ANCP 比率変更

            ANCP 比率が QoS 親シェーパー レートより低下し(たとえば、300000 Kbps)、ANCP 比率調整係数が 100 % のままの場合、ANCP 比率は 800000 kbps の QoS 親シェーパー レートを超えません。 次の show qos interface コマンドの出力で示されているように、これによってインターフェイス上の QoS ポリシーが不一致ステートに置かれます。

            
            show qos interface gig0/0/0/11.1 output
            
            Wed Mar 18 18:21:11.180 UTC
            Interface: GigabitEthernet0_0_0_11.1 output Bandwidth: 1000000 kbps ANCP: 299904 kbps
             *Inconsistency* :  ANCP - Downstream Rate less than Shaper Rate
            Policy: parent-3play-subscriber-line Total number of classes: 5
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 0 Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: N/A
            Shape Profile: 2 CIR: 200000 kbps (200 mbps)
            CBS: 100352 bytes PIR: 800000 kbps PBS: 10027008 bytes
            WFQ Profile: 1 Committed Weight: 51 Excess Weight: 100
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 0: 1000000 kbps, Excess Ratio: 100
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-voip
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 136 (Priority 1)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 3 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 0 (Single)
            Conform: 65 kbps (65 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-video
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 137 (Priority 2)
            Queue Limit: 8 kbytes (11 Unknown) Profile: 4 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 24 (Single)
            Conform: 128 kbps (128 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            WRED Type: COS based Table: 0 Profile: 4 Scale Profile: 0 Curves: 3
            Default RED Curve Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
            WRED Curve: 1 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 3
            WRED Curve: 2 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 4
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-premium
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 138 (Priority Normal)
            Queue Limit: 2097 kbytes Profile: 2 Scale Profile: 0
            WFQ Profile: 6 Committed Weight: 1020 Excess Weight: 1020
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: class-default
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 139 (Priority Normal)
            Queue Limit: 65 kbytes Profile: 1 Scale Profile: 3
            WFQ Profile: 0 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1020
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            

            ANCP 比率が設定値に戻ると、不一致は自動的にクリアされます。これは show qos interface コマンドを実行して確認できます。


            (注)  


            ANCP 比率がシェーピング レート未満の値に設定されている場合、不一致は自動的に消去されず、ポリシーを変更し、再度適用する必要があります。 これを防止するには、特定のサービス レベルのすべての ANCP 比率の最小値にポリシー マップ シェーピング レートを設定してください。


            ポート速度の変更

            ポート速度が QoS 親シェーパー レート未満に設定されている場合(たとえば、100 Mbps(100000 kbps))、要件は、ポート速度が 800000 kbps の QoS 親シェーパー レートより大きくないため、満たされません。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1#conf
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config)#int gigabitEthernet 0/0/0/1
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config-if)#speed 100
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config-if)#commit
            LC/0/0/CPU0:Nov  4 05:36:55.041 : qos_ma_ea[197]: %QOS-QOS_EA_MODIFY_FAIL-3-ERROR : inconsistency detected due to ANCP or Bandwidth modification. Execute show qos inconsistency, to obtain information. Policy resolution failure
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config-if)#end
            

            次の show qos interface コマンドの出力で示されているように、これによってインターフェイス上の QoS ポリシーが不一致ステートに置かれます。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1#sh qos int gigabitEthernet 0/0/0/1.1 output
            Interface: GigabitEthernet0_0_0_1.1 output Bandwidth: 1000000 kbps ANCP: 0 kbps
             *Inconsistency* :  Port speed modify fails on Policy
            Policy: parent-3play-subscriber-line Total number of classes: 5
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 0 Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: N/A
            Shape Profile: 1 CIR: 200000 kbps (200 mbps)
            CBS: 100352 bytes PIR: 800000 kbps PBS: 10027008 bytes
            WFQ Profile: 1 Committed Weight: 51 Excess Weight: 100
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 0: 1000000 kbps, Excess Ratio: 100
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-voip
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 640 (Priority 1)
            Queue Limit: 16 kbytes Profile: 3 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 0 (Single)
            Conform: 65 kbps (65 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-video
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 641 (Priority 2)
            Queue Limit: 8 kbytes Profile: 4 Scale Profile: 0
            Policer Profile: 24 (Single)
            Conform: 128 kbps (128 kbps) Burst: 1598 bytes (0 Default)
            Child Policer Conform: TX
            Child Policer Exceed: DROP
            Child Policer Violate: DROP
            WRED Type: COS based Table: 2 Profile: 4 Scale Profile: 0 Curves: 3
            Default RED Curve Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
            WRED Curve: 1 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 3
            WRED Curve: 2 Thresholds Min : 8 kbytes Max: 8 kbytes
             Match: 4
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: 3play-premium
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 642 (Priority Normal)
            Queue Limit: 4194 kbytes Profile: 2 Scale Profile: 1
            WFQ Profile: 3 Committed Weight: 1020 Excess Weight: 1020
            Bandwidth: 200000 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            Level: 1 Policy: child-3play Class: class-default
            Parent Policy: parent-3play-subscriber-line Class: class-default
            QueueID: 643 (Priority Normal)
            Queue Limit: 4194 kbytes Profile: 2 Scale Profile: 1
            WFQ Profile: 4 Committed Weight: 1 Excess Weight: 1
            Bandwidth: 0 kbps, BW sum for Level 1: 200000 kbps, Excess Ratio: 1
            ----------------------------------------------------------------------
            

            この問題を解決するには、no speed コマンドを使用してポート速度を 1000 Mbps(1000000 kbps)に戻す必要があります。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1#conf
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config)#int gigabitEthernet 0/0/0/1
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config-if)#no speed
            RP/0/RSP0/CPU0:ro-node1(config-if)#commit
            LC/0/0/CPU0:Nov  4 05:37:39.171 : ifmgr[144]: %PKT_INFRA-LINEPROTO-5-UPDOWN : Line protocol on Interface GigabitEthernet0/0/0/1, changed state to Up
            

            不一致の消去は、再度 show qos interface コマンドを発行することによって確認できます。

            show qos inconsistency コマンド:例

            show qos interface コマンドに関連するコマンドは、QoS ポリシー不一致に関する追加情報を示します。

            
            RP/0/RSP0/CPU0:RO2#show qos inconsistency detail 0 location 0/7/CPU0
            
            Interface Lists with QoS Inconsistency Warning:
            =========================================================
            
                                 Node 0/7/CPU0
            ---------------------------------------------------------
            
            Interfaces with QoS Inconsistency:  ANCP - No Shaper at top policymap
            ==========================================================================
            Interface                  Direction  Policy Name             SPI Name
            --------------------------------------------------------------------------
            GigabitEthernet0/7/0/1.5     output    parent-none
            
            Interfaces with QoS Inconsistency:  ANCP - Downstream Rate less than Shaper Rate
            ==========================================================================
            Interface                  Direction  Policy Name             SPI Name
            --------------------------------------------------------------------------
            GigabitEthernet0/7/0/1       output    parent                  SPI1
            GigabitEthernet0/7/0/1.2     output    parent
            GigabitEthernet0/7/0/1       output    normal-policy-name      normal-spi-name
            
            RP/0/RSP0/CPU0:RO2#
            RP/0/RSP0/CPU0:RO2#show qos inconsistency summary location 0/7/CPU0
            
            Summary Counts of QoS Inconsistency Warnings:
            =========================================================
            
            
                                 Node 0/7/CPU0
            
               Inconsistency Warning Type                 Count
            --------------------------------------------------------
            ANCP - No Shaper at top policymap:               1
            ANCP - Downstream Rate less than Shaper Rate:    4
            RP/0/RSP0/CPU0:RO2#
            

            その他の関連資料

            ここでは、ANCP の実装に関する関連資料について説明します。

            関連資料

            関連項目

            参照先

            初期システム起動と設定

            『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide』

            マスター コマンド リファレンス

            『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Master Command Listing』

            QoS コマンド

            『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Modular Quality of Service Command Reference』

            ユーザ グループとタスク ID

            『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』の「Configuring AAA Services on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュール

            標準

            標準

            タイトル

            この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

            MIB

            MIB

            MIB のリンク

            Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB を検索およびダウンロードするには、http:/​/​cisco.com/​public/​sw-center/​netmgmt/​cmtk/​mibs.shtml にある Cisco MIB Locator を使用し、[Cisco Access Products] メニューからプラットフォームを選択します。

            RFC

            RFC

            タイトル

            この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

            シスコのテクニカル サポート

            説明

            リンク

            シスコのテクニカル サポート Web サイトでは、製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクなどの、数千ページに及ぶ技術情報が検索可能です。 Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

            http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​support/​index.html

            Access Node Control Protocol の設定

            Access Node Control Protocol(ANCP)は、QoS 関連、サービス関連、加入者関連の操作を実行するために、サービス指向の集約デバイスとアクセス ノード(AN)間のコントロール プレーン(DSLAM など)を作成します。 ANCP サーバは ANCP 隣接(ANCP ネイバーとのセッション)、ANCP メッセージの送信と受信を受け入れ、維持します。 ANCP では、ANCP サーバが受信した、特定の加入者の DSL レート更新がその加入者に対応する QoS 設定に適用されるように ANCP ポートと VLAN サブインターフェイスの間でスタティック マッピングできます。 ANCP 経由で受信した DSL トレイン レートは、ルータの加入者側インターフェイスとサブインターフェイスのシェーピング レートを変更するために使用されます。 ANCP はルート プロセッサ(RP)の 1 つのプロセスとして動作します。

            このモジュールでは、ANCP の実装に関する概念的および設定情報を提供します。

            ラインカード、SIP および SPA のサポート

            機能

            ASR 9000 イーサネット ラインカード

            ASR 9000 用 SIP 700

            Access Node Control Protocol

            yes

            no

            Cisco ASR 9000 シリーズ ルータ上でのアクセス ノード プロトコルの設定に関する機能の履歴

            リリース

            変更内容

            リリース 3.7.2

            Access Node Control Protocol 機能が導入されました。

            リリース 3.9.0

            イーサネット バンドル上の VLAN インターフェイスへの ANCP ポート マッピングが追加されました。

            リリース 4.0.0

            マルチシャーシ リンク集約上の ANCP が導入されました。