Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルーター モジュラ QoS サービス コンフィギュレーション ガイド リリース 4.3.x
階層型モジュラ QoS の設定
階層型モジュラ QoS の設定
発行日;2013/02/24   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

階層型モジュラ QoS の設定

階層型 QoS では、トラフィック管理をより細かい粒度で実行する、複数のポリシー レベルで QoS 動作を指定できます。

ラインカード、SIP および SPA のサポート

機能

ASR 9000 イーサネット ラインカード

ASR 9000 用 SIP 700

拡張階層型の入力ポリシング

no

yes

階層型ポリシング

yes

yes

階層型 QoS

yes

yes

3 つのパラメータによるスケジューラ

yes

yes

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの階層型 QoS の機能履歴

リリース

変更内容

リリース 3.7.1

階層型ポリシング機能が、ASR 9000 イーサネット ラインカードの Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

階層型 QoS 機能が、ASR 9000 イーサネット ラインカードの Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

3 パラメータ スケジューラ機能が、ASR 9000 イーサネット ラインカードの Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

リリース 3.9.0

階層型 QoS 機能は、ASR 9000 用 SIP 700 でサポートされるようになりました。 (2 レベルのポリシーのみ)

リリース 4.0.0

拡張階層型入力ポリシング機能が、ASR 9000 に対する SIP 700 の Cisco ASR 9000 シリーズ ルータで導入されました。

階層型ポリシング機能が、ASR 9000 に対する SIP 700 の Cisco ASR 9000 シリーズ ルータでサポートされました。

階層型 QoS 機能については、ASR 9000 用 SIP 700 で 3 レベル ポリシーのサポートが追加されました。

3 つのパラメータによるスケジューラ機能が、ASR 9000 用 SIP 700 でサポートされるようになりました。

階層型 QoS の設定方法

階層型 QoS を設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

  • ポリシーを定義する場合は、階層の最下位から開始します。 たとえば、2 レベルの階層型ポリシーには、最下位ポリシーの後で最上位ポリシーを定義します。 3 レベルの階層型ポリシーでは、最下位ポリシー、中位ポリシー、最上位ポリシーの順に定義します。
  • 最上位ポリシー内に最下位ポリシーを設定する際、service-policy コマンドで input または output キーワードを指定しないでください。
  • 中位および最上位ポリシーだけに最下位ポリシーを設定します。

3 つのパラメータによるスケジューラの設定

3 つのパラメータによるスケジューラを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。

  • 3 つのパラメータによるスケジューラを使用するには、キューイング クラスをイネーブルにする必要があります。 キューイング クラスをイネーブルにするには、3 つのパラメータのうち少なくとも 1 つを設定する必要があります。 少なくとも 1 つのパラメータを設定すると、キューがクラスに割り当てられます。
  • 1 つのパラメータだけを設定すると、スケジューラは他の 2 つのパラメータにデフォルト値を使用します。
  • 3 つのパラメータすべてを同じクラスに設定できます。
  • 最小帯域幅は、最大帯域幅未満でなければなりません。

ASR 9000 イーサネット ラインカード

手順の概要

    1.    configure

    2.    policy-map policy-name

    3.    class class-name

    4.    shape average {percent percentage | rate [units]}

    5.    exit

    6.    policy-map policy-name

    7.    class class-default

    8.    bandwidth {rate [units] | percent percentage-value} or bandwidth remaining [percent percentage-value | ratio ratio-value] or shape average {percent percentage | rate [units]}

    9.    service-policy policy-map-name

    10.    end

    11.    または commit


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1configure


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
    
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2policy-map policy-name


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map bottom-child
    
     

    最下位ポリシーを作成または変更します。

     
    ステップ 3class class-name


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class Bronze
    
     

    指定するトラフィック クラスをポリシー マップに割り当てます。 ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 4shape average {percent percentage | rate [units]}


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# shape average 1 mbps
    
     

    表示されたビット レートにトラフィックをシェーピングします。

     
    ステップ 5exit


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
    
     

    ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 6policy-map policy-name


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# policy-map Top-Parent
    
     

    最上位ポリシーを作成または変更します。

     
    ステップ 7class class-default


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
    
     

    親 class-default クラスを設定または変更します。

    (注)     
    • 親ポリシーの class-default クラスは 1 つだけ設定できます。 他のトラフィック クラスは設定しないでください。
     
    ステップ 8bandwidth {rate [units] | percent percentage-value} or bandwidth remaining [percent percentage-value | ratio ratio-value] or shape average {percent percentage | rate [units]}


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 30
    or
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth remaining percent 80
    or
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# shape average percent 50
    
     

    クラスに割り当てられた最小帯域幅をリンク帯域幅の割合で指定します。

    クラスに超過帯域幅を割り当てる方法を指定します。

    (他のクラスがすべての帯域幅共有を使用していない場合)最大帯域幅をリンク帯域幅の割合で指定します。

    (注)     
    • 3 つのパラメータの少なくとも 1 つを設定する必要があります。
     
    ステップ 9service-policy policy-map-name


    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# service-policy Bottom-Child
    
     

    最上位 class-default クラスに最下位ポリシーを適用します。

     
    ステップ 10end
     
     
    ステップ 11または commit

    例:
    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# end
    

    または

    
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# commit
    
     

    設定変更を保存します。

    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
     

    ASR 9000 用 SIP 700

    手順の概要

      1.    configure

      2.    policy-map policy-name

      3.    class class-name

      4.    bandwidth {rate [units] | percent percentage-value} or bandwidth remaining [percent percentage-value | ratio ratio-value] or shape average {percent percentage | rate [units]}

      5.    exit

      6.    policy-map policy-name

      7.    class class-default

      8.    shape average {percent percentage | rate [units]}

      9.    service-policy policy-map-name

      10.    end

      11.    または commit


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1configure


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
      
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2policy-map policy-name


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map bottom-child
      
       

      最下位ポリシーを作成または変更します。

       
      ステップ 3class class-name


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class Bronze
      
       

      指定するトラフィック クラスをポリシー マップに割り当てます。 ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 4bandwidth {rate [units] | percent percentage-value} or bandwidth remaining [percent percentage-value | ratio ratio-value] or shape average {percent percentage | rate [units]}


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth percent 30
      or
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth remaining percent 80
      or
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# shape average percent 50
      
       

      クラスに割り当てられた最小帯域幅をリンク帯域幅の割合で指定します。

      クラスに超過帯域幅を割り当てる方法を指定します。

      (他のクラスがすべての帯域幅共有を使用していない場合)最大帯域幅をリンク帯域幅の割合で指定します。

      (注)     
      • 3 つのパラメータの少なくとも 1 つを設定する必要があります。
       
      ステップ 5exit


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# exit
      
       

      ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

       
      ステップ 6policy-map policy-name


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# policy-map Top-Parent
      
       

      最上位ポリシーを作成または変更します。

       
      ステップ 7class class-default


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
      
       

      親 class-default クラスを設定または変更します。

      (注)     
      • 親ポリシーの class-default クラスは 1 つだけ設定できます。 他のトラフィック クラスは設定しないでください。
       
      ステップ 8shape average {percent percentage | rate [units]}


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# shape average 1 mbps
      
       

      (任意)指定ビット レートにトラフィックをシェーピングします。

       
      ステップ 9service-policy policy-map-name


      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# service-policy Bottom-Child
      
       

      最上位 class-default クラスに最下位ポリシーを適用します。

       
      ステップ 10end
       
       
      ステップ 11または commit

      例:
      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# end
      

      または

      
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# commit
      
       

      設定変更を保存します。

      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
       

      物理および仮想リンクへの階層型ポリシーの付加

      階層型ポリシーをインターフェイス、サブインターフェイス、仮想回線、および仮想 LAN に付加するには、service-policy {input | output} policy-map-name コマンドを使用します。

      手順の概要

        1.    configure

        2.    interface type interface-path-id

        3.    service-policy {input | output} policy-map-name

        4.    end

        5.    または commit


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1configure


        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
        
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2interface type interface-path-id


        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# interface pos 0/2/0/0
        
         

        階層型ポリシーを付加するインターフェイスを指定します。

         
        ステップ 3service-policy {input | output} policy-map-name


        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-if)# service-policy input All_Traffic
        
         

        指定したポリシー マップを付加します。

        • input:着信パケットに QoS ポリシーを適用します。
        • output:送信パケットに QoS ポリシーを適用します。
        • policy-map-name:設定済み最上位ポリシー マップの名前。
         
        ステップ 4end
         
         
        ステップ 5または commit

        例:
        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# end
        

        または

        
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# commit
        
         

        設定変更を保存します。

        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
         

        拡張階層型入力ポリシングの設定

        拡張階層型入力ポリシングの設定と階層型入力ポリシングの設定の違いは、child-conform-aware コマンドが追加されていることです。

        親ポリサーで使用すると、child-conform-aware コマンドは親ポリサーが子ポリサーで指定される最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

        制約事項

        拡張階層型入力ポリシングには次の制限があります。

        • 入力方向のみ。
        • すべての子ポリサー レートの合計は親ポリサー レートを超えることはできません。
        • シングル レート、2 カラー ポリサー(カラー ブラインド)のみ。
        • police rate コマンドでバースト サイズを指定する設定がサポートされています。ピーク バーストを指定する設定はシングル レート 3 カラー ポリサーになり、拒否されます。
        • child-conform-aware コマンドは親ポリサーだけで設定します。
        手順の概要

          1.    configure

          2.    policy-map policy-name

          3.    class class-name

          4.    service-policy policy-map-name

          5.    police rate {value [units] | percent percentage} [burst burst-size [burst-units]] [peak-rate value [units]] [peak-burst peak-burst [burst-units]]

          6.    child-conform-aware

          7.    conform-action [drop | set options | transmit]

          8.    exceed-action [drop | set options | transmit]

          9.    end または commit


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1configure


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
          
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2policy-map policy-name


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map parent
          
           

          ポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

          1 つ以上のインターフェイスに対応付けることができるポリシー マップを作成または修正し、サービス ポリシーを指定します。

           
          ステップ 3class class-name


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class class-default
          
           

          ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

          ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。

           
          ステップ 4 service-policy policy-map-name


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# service-policy child
          
           

          親 class-default クラスに最下位ポリシー マップを適用します。

          (注)     
          • input または output キーワードを指定しないでください。
           
          ステップ 5police rate {value [units] | percent percentage} [burst burst-size [burst-units]] [peak-rate value [units]] [peak-burst peak-burst [burst-units]]


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate percent 50
          
           

          トラフィック ポリシングを設定し、ポリシー マップ ポリシング コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 6child-conform-aware


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# child-conform-aware
          
           

          親ポリサーが子ポリサーで指定される最大レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

           
          ステップ 7conform-action [drop | set options | transmit]


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# conform-action transmit
          
           

          レート制限に適合したパケットに対して実行するアクションを設定します。 可能なアクションは次のとおりです。

          transmit:パケットを送信します。

           
          ステップ 8exceed-action [drop | set options | transmit]


          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# exceed-action drop
          
           

          レート制限を超過したパケットに対して実行するアクションを設定します。 可能なアクションは次のとおりです。

          drop:パケットをドロップします。

           
          ステップ 9end または commit

          例:
          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# end
          

          または

          
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c-police)# commit
          
           

          設定変更を保存します。

          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。 Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]: yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。 no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。 cancel と入力すると、ルータは現在のコンフィギュレーション セッションで継続されます。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
           

          2 レベルの階層型キューイング ポリシー:例

          次に、マルチリンク フレーム リレー メイン インターフェイスに適用される 2 レベルのポリシーの例を示します。 同じポリシーは、マルチリンク PPP メイン インターフェイスに適用できます。

          
          class-map match-any video
           match precedence 1
           end-class-map
          !
          class-map match-any premium
           match precedence 2 3
           end-class-map
          !
          class-map match-any voice-ip
           match precedence 0
           end-class-map
          !
          class-map match-any best-effort
           match precedence 4
           end-class-map
          
          policy-map parent_shape
           class class-default
            service-policy child_policy
            shape average percent 90
           !
           end-policy-map
          !
          
          policy-map child_policy
           class voice-ip
            priority level 1
            police rate percent 20
            !
           !
           class video
            bandwidth percent 40
           !
           class premium
            bandwidth percent 10
            random-detect precedence 2 10 ms 100 ms
            random-detect precedence 3 20 ms 200 ms
            queue-limit 200 ms
           !
           class best-effort
            bandwidth percent 20
            queue-limit 200 ms
           !
           class class-default
           !
           end-policy-map
          !
          
          interface Multilink0/2/1/0/1
           service-policy output parent_shape
           encapsulation frame-relay
           frame-relay intf-type dce
          

          3 レベル階層型キューイング ポリシー:例

          3 レベル階層型キューイング ポリシー:例

          この例では、ポリシー grand-parent はメイン イーサネット インターフェイスに適用されます。 親の親ポリシーは、500 Mbps までのインターフェイスのすべての発信トラフィックを制限します。 親ポリシーにクラス vlan1 および vlan2 があり、vlan1 または vlan2 のトラフィックは 500 Mbps の 40 % に制限されます。 ポリシー child_policy はさまざまなサービスに基づいてトラフィックを分類し、それに応じて各クラスの帯域幅を割り当てます。

          
          class-map match-any video
           match precedence 1
           end-class-map
          !
          class-map match-any premium
           match precedence 2 3
           end-class-map
          !
          class-map match-any voice-ip
           match precedence 0
           end-class-map
          !
          class-map match-any best-effort
           match precedence 4
           end-class-map
          
          class-map match-any vlan1
           match vlan 1
           end-class-map
          
          class-map match-any vlan2
           match vlan 2
           end-class-map
          
          policy-map grand-parent
          class class-default
           shape average 500 Mbps
           service-policy parent
           !
           end-policy-map
          
          policy-map parent
           class vlan1
            service-policy child_policy
            shape average percent 40
           !
           class vlan2
            service-policy child_policy
            shape average percent 40
           !
           end-policy-map
          !
          
          policy-map child_policy
           class voice-ip
            priority level 1
            police rate percent 20
            !
           !
           class video
            bandwidth percent 40
           !
           class premium
            bandwidth percent 10
            random-detect precedence 2 10 ms 100 ms
            random-detect precedence 3 20 ms 200 ms
            queue-limit 200 ms
           !
           class best-effort
            bandwidth percent 20
            queue-limit 200 ms
           !
           class class-default
           !
           end-policy-map
          
           interface GigabitEthernet0/0/0/9
           service-policy output grand-parent
          

          ASR 9000 用 SIP 700

          この例では、parent_policy ポリシーは、マルチリンク フレーム リレー メイン インターフェイスに適用されます。 ポリシー parent_policy にはフレーム リレー DLCI で一致する 2 つのクラスがあります。 マルチリンク フレーム リレーのメイン インターフェイスには、2 つのフレーム リレー PVC が設定されています(DLCI 16、DLCI 17)。

          
          interface Multilink0/2/1/0/1
           mtu 1504
           service-policy output parent_policy
           encapsulation frame-relay
           frame-relay intf-type dce
          !
          
          policy-map parent_policy
           class parentQ_1
            service-policy child_queuing_policy
            shape average 64 kbps
           !
           class parentQ_2
            service-policy child_queuing_policy
            shape average 1 mbps
           !
           class class-default
           !
           end-policy-map
          !
          
          class-map match-any parentQ_1 <----- class map parent class dlci=16
           match frame-relay dlci 16
           end-class-map
          !
          
          class-map match-any parentQ_2 <----- class map parent class dlci=17
           match frame-relay dlci 17
           end-class-map
          !
          
          interface Multilink0/2/1/0/1.16 point-to-point <------ dlci 16 pvc config
           ipv4 address 192.1.1.1 255.255.255.0
           pvc 16
            encap cisco
           !
          !
          interface Multilink0/2/1/0/1.17 point-to-point <------ dlci 17 pvc config
           ipv4 address 192.1.2.1 255.255.255.0
           pvc 17
            encap cisco
           !
          !
          policy-map child_queuing_policy <--------- child policy map
           class voice-ip
            priority level 1
            police rate percent 20
            !
           !
           class video
            bandwidth percent 40
           !
           class premium
            service-policy gchild_policy
            bandwidth percent 10
            random-detect discard-class 2 10 ms 100 ms
            random-detect discard-class 3 20 ms 200 ms
            queue-limit 200 ms
           !
           class best-effort
            bandwidth percent 20
            queue-limit 200 ms
           !
           class class-default
           !
           end-policy-map
          !
          
          policy-map gchild_policy <-------- grandchild policy map
           class premium_g1
            police rate percent 10
            !
            set discard-class 2
           !
           class premium_g2
            police rate percent 50
            !
            set discard-class 3
           !
           class class-default
           !
           end-policy-map
          !
          
          show run class-map  <----------- shows all class-map configs
          Mon Aug  2 11:35:19.479 UTC
          class-map match-any video
           match precedence 1
           end-class-map
          !
          class-map match-any premium
           match precedence 2 3
           end-class-map
          !
          class-map match-any voice-ip
           match precedence 0
           end-class-map
          !
          class-map match-any parentQ_1
           match frame-relay dlci 16
           end-class-map
          !
          class-map match-any parentQ_2
           match frame-relay dlci 17
           end-class-map
          !
          class-map match-any premium_g1
           match precedence 2
           end-class-map
          !
          class-map match-any premium_g2
           match precedence 3
           end-class-map
          !
          class-map match-any best-effort
           match precedence 4
           end-class-map
          

          3 つのパラメータによるスケジューラ:例

          3 つのパラメータによるスケジューラ:例

          次に、2 レベルの階層型ポリシーに 3 つのパラメータによるスケジューラを設定する例を示します。

          
          policy-map Bottom-ChildA
          class A1
                shape average 400 kbps
          class A2
               shape average 400 kbps
          
          policy-map Bottom-ChildB
          class B1
                shape average 250 kbps
          class B2
               shape average 450 kbps
          
          policy-map Top-Parent
           class parentA
            shape average 500 kbps
            bandwidth percent 30
            bandwidth remaining percent 80
           service-policy Bottom-ChildA
          class parentB
            shape average 500 kbps
            bandwidth percent 60
            bandwidth remaining percent 10
           service-policy Bottom-ChildB
          

          ASR 9000 用 SIP 700

          次に、2 レベルの階層型ポリシーに 3 つのパラメータによるスケジューラを設定する例を示します。

          
          policy-map Bottom-Child
           class A
             bandwidth percent 30
             bandwidth remaining percent 80
             shape average percent 50
           class B
             bandwidth percent 60
             bandwidth remaining percent 10
          class class-default
          exit
          
          policy-map Top-Parent
           class-default
             shape average 1 mbps
           service-policy Bottom-Child
          

          階層型ポリシング:例

          階層型ポリシング:例

          次に、各レベルでポリシング アクションを持つ 2 レベルのポリシーの例を示します。 最上位に 2 つのクラスがあり、顧客ごとに 1 つです。 各顧客からの集約されたトラフィックは、最上位の police rate コマンドで指定されたレート制限が適用されます。 最下位の各クラスのトラフィックは、追加の一連のポリシング アクションによって、顧客ごとに異なるタイプのトラフィックを制御するように制限されています。

          
          class-map match-any customera
           match vlan 10-14
          class-map match-any customerb
           match vlan 15-19
          class-map match-any prec1
           match precedence 1
          class-map match-any prec3
           match precedence 3
          
          policy-map parent
           class customera
            service-policy childa
            bandwidth remaining ratio 10
            police rate percent 50
              conform-action transmit
              exceed-action drop
           class customerb
            service-policy childb
            bandwidth remaining ratio 100
            police rate percent 70
              conform-action transmit
              exceed-action drop
          
          policy-map childa
           class prec1
            police rate percent 25
            conform-action transmit
            exceed-action drop
           class prec3
            police rate percent 25
             conform-action transmit
             exceed-action drop
          
          policy-map childb
           class prec1
            police rate percent 30
            conform-action transmit
            exceed-action drop
           class prec3
            police rate percent 30
             conform-action transmit
             exceed-action drop
          

          ASR 9000 用 SIP 700

          この例では、ポリサーは Prec1 および Prec3 クラスのポリシー child で、およびポリシー parent の class-default で指定されます。 子ポリシーのポリサーは、クラス Prec1 のトラフィックを(50 % のうち)30 % でポリシングし、クラス Prec3 のトラフィックを(50 % のうち)60 % でポリシングし、その他のトラフィックを(50 % のうち)10 % でポリシングします。 累積方式で、インターフェイスのすべてのトラフィックは親ポリシーのポリサーによってインターフェイス レートの 50 % でポリシングされます。

          
          class-map match-any prec1
              match precedence 1
          
          class-map match-any prec3
              match precedence 3
          
          policy-map parent
              class class-default
                 service-policy child
                     police rate percent 50
                  conform-action transmit
                  exceed-action drop
          policy-map child
              class prec1
                 police rate percent 30
                     conform-action transmit
                     exceed-action drop
              class prec3
                 police rate percent 60
                     conform-action transmit
                     exceed-action drop
              class class-default
                 police rate percent 10
                     conform-action transmit
                     exceed-action drop
          

          物理および仮想リンクへのサービス ポリシーの付加:例

          物理リンク:例

          この例では、ポリシー p1 はギガビット イーサネット インターフェイスに適用されます。

          
          interface gigabitethernet 0/2/0/0
          service-policy input p1
          

          仮想リンク:例

          この例では、p2 ポリシーは、マルチリンク フレーム リレー サブインターフェイス下のプライベート仮想回線(PVC)に適用されます。 QoS ポリシーは、フレーム リレー サブ インターフェイスの PVC に対してのみ適用できます。フレーム リレー サブ インターフェイスに直接適用することはできません。

          
          interface Multilink0/2/1/0/1.16 point-to-point
           encapsulation frame-relay
           ipv4 address 192.1.1.1 255.255.255.0
           pvc 16
            service-policy output p2
            encap cisco
          

          拡張階層型の入力ポリシング:例

          次に、2 つのクラスが子ポリシーに定義された親と子ポリシーの例を示します。 クラス AF1 では、exceed アクションがトラフィックをドロップする以外のアクションに設定されます。

          child-conform-aware コマンドが親ポリシーで設定されていない場合、親ポリサーは子ポリサーの適合レートと一致し、親ポリサーの適合レートを超過するトラフィックをドロップします。

          親ポリサーで使用すると、child-conform-aware コマンドは親ポリサーが子ポリサーで指定した認定レートに適合する入力トラフィックをドロップしないようにします。

          この例では、子ポリシーのクラス EF が 1 Mbps の認定レート、conform アクション、exceed アクションで設定されます。 1 Mbps 未満のトラフィックは MPLS EXP ビットが 4 に設定された親ポリサーが適用され、1 Mbps を超えるトラフィックはドロップされます。

          子ポリシーのクラス AF1 は 1 Mbps の認定レート、conform アクション、exceed アクションで設定されます。 1 Mbps 未満のトラフィックは MPLS EXP ビットが 3 に設定された親ポリサーが適用され、1 Mbps を超えるトラフィックは MPLS EXP ビットが 2 に設定された親ポリシーが適用されます。

          この子ポリシーを設定すると、親ポリサーは子クラスのトラフィックが 2 Mbps の認定レートを超えていると見なします。 親ポリサーの child-conform-aware コマンドがない場合、親は 2 Mbps にポリシングします。これにより、子ポリシーのクラス EF から一部の適合トラフィックがドロップされることがあります。 child-conform-aware コマンドが親ポリサーに設定されている場合、親ポリサーは、子ポリシーで適合するトラフィックをドロップしません。

          
          policy-map parent
            class class-default
              service-policy child
              police rate 2 mbps
                child-conform-aware
                conform-action transmit
                exceed-action drop
          
          policy-map child
            class EF
              police rate 1 mbps
                conform-action set mpls experimental imposition 4
                exceed-action drop
            class AF1
              police rate 1 mbps
                conform-action set mpls experimental imposition 3
                exceed-action set mpls experimental imposition 2
          

          階層型ポリシー設定の確認

          階層型ポリシーを確認するには、特権 EXEC モードで次のいずれかのコマンドを入力します。

             

          show policy-map interface

          指定されたインターフェイス上のすべてのサービス ポリシーに対して設定されている全クラスのポリシー設定情報を表示します。

          show qos interface

          指定したインターフェイスに適用されているサービス ポリシーの全クラスの QoS 情報を表示します。

          show running-config class-map

          ルータに設定されているすべてのクラス マップ設定を表示します。

          show running-config policy-map

          ルータに設定されているすべてのポリシー マップ設定を表示します。

          show running-config policy-map policy-map-name

          指定するポリシー マップに含まれるすべてのクラスの設定を表示します。

          その他の関連資料

          ここでは、階層型 QoS の実装に関する関連資料について説明します。

          関連資料

          関連項目

          マニュアル タイトル

          初期システム起動と設定

          『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide』

          マスター コマンド リファレンス

          『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Master Command Listing』

          QoS コマンド

          『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Modular Quality of Service Command Reference』

          ユーザ グループとタスク ID

          『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』の「Configuring AAA Services on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュール

          標準

          標準

          タイトル

          この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

          MIB

          MIB

          MIB のリンク

          Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB を検索およびダウンロードするには、http:/​/​cisco.com/​public/​sw-center/​netmgmt/​cmtk/​mibs.shtml にある Cisco MIB Locator を使用し、[Cisco Access Products] メニューからプラットフォームを選択します。

          RFC

          RFC

          タイトル

          この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

          シスコのテクニカル サポート

          説明

          リンク

          シスコのテクニカル サポート Web サイトでは、製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクなどの、数千ページに及ぶ技術情報が検索可能です。 Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

          http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​support/​index.html