Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム管理コンフィギュレーション ガイド リリース 4.3.x
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定
発行日;2013/02/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定

このモジュールでは、Extensible Markup Language(XML)エージェント サービスをイネーブルにするために必要な設定について説明します。 XML パーサー インフラストラクチャは、Document Object Model(DOM)、Simple アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)for XML(SAX)、および文書型定義(DTD)の妥当性検査機能を使用した XML ドキュメントの解析と生成を実現します。

  • DOM を使用すると、XML ドキュメントをプログラムによって作成、操作、生成できます。
  • SAX は、XML タグ用のユーザ定義の関数をサポートします。
  • DTD は、定義されたドキュメント タイプの妥当性検査を可能にします。
表 1 管理機能設定の機能履歴: Cisco IOS XR ソフトウェア

リリース 3.7.2

この機能が導入されました

リリース 3.9.0

Secure Socket Layer(SSL)で XML 要求をイネーブルにする機能が導入されました。

XML エージェントにアイドル時間を設定する機能が導入されました。

リリース 4.0.0

専用エージェントを設定し、指定された VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンス経由でメッセージを送受信できる機能が導入されました。

XML エージェントで使用される CPU 時間を制御する機能が導入されました。

このモジュールは次のトピックで構成されています。

XML の管理機能について

Cisco IOS XR Extensible Markup Language(XML)API は、外部管理アプリケーションが使用するルータとのプログラマブル インターフェイスを実現します。 このインターフェイスは、XML 形式の要求と応答ストリームを使用するルータの設定およびモニタリングのメカニズムを提供します。 XML インターフェイスは、管理データ API(MDA)の上に構築されています。これは、Cisco IOS XR コンポーネントが、MDA スキーマ定義ファイルを介してデータ モデルをパブリッシュできるようにするメカニズムを提供します。

Cisco IOS XR ソフトウェア には、専用 TCP 接続、Secure Socket Layer(SSL)、または特定の VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスを使用して XML 経由でルータにアクセスする機能があります。

管理機能の設定方法

XML エージェントの設定

手順の概要

    1.    xml agent [ssl]

    2.    iteration on size iteration-size

    3.    session timeout timeout

    4.    throttle {memory size | process-rate tags}

    5.    vrf { default | vrf-name} [access-list access-list-name]


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 xml agent [ssl]


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent  

    専用の TCP 接続を介した Extensible Markup Language(XML)要求をイネーブルにして、XML エージェント コンフィギュレーション モードを開始します。 Secure Socket Layer(SSL)上での XML 要求をイネーブルにするには、ssl キーワードを使用します。

     
    ステップ 2 iteration on size iteration-size


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# iteration on size 500  

    大きい XML エージェントの応答の反復サイズを KB 単位で設定します。 デフォルトは 48 です。

     
    ステップ 3 session timeout timeout


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# session timeout 5  

    XML エージェントのアイドル タイムアウトを分単位で設定します。 デフォルトでは、タイムアウトは設定されていません。

     
    ステップ 4 throttle {memory size | process-rate tags}


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# throttle memory 300  

    XML エージェントの処理能力を設定します。

    • MB 単位でメモリ サイズを指定します。 有効値の範囲は、100 ~ 600 です。 デフォルトは 300 です。
    • XML エージェントが 1 秒に処理できるタグ数の処理率を指定します。 有効値の範囲は、1000 ~ 30000 です。 デフォルトでは処理率は抑制されません。
     
    ステップ 5 vrf { default | vrf-name} [access-list access-list-name]


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf my-vrf  

    指定された VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスでメッセージを送受信するように、専用エージェントまたは SSL エージェントを設定します。

     

    管理機能の設定例

    XML エージェントでの VRF のイネーブル化:例

    次に、専用 XML エージェントを VRF1、VRF2 およびデフォルト VRF 経由でメッセージを送受信するように設定する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF1
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF2
      

    次に、専用エージェントから VRF2 へのアクセスを削除する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# no vrf VRF2
      

    次に、XML SSL エージェントを VRF1、VRF2 およびデフォルト VRF 経由でメッセージを送受信するように設定する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent ssl
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF1
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF2
      

    次に、専用 XML エージェントから VRF2 へのアクセスを削除する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent ssl
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# no vrf VRF2
      

    その他の関連資料

    ここでは、Cisco IOS XR ソフトウェアの管理可能性の設定に関する参考資料について説明します。

    関連資料

    関連項目 マニュアル タイトル

    Cisco IOS XR コマンド

    『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Commands Master List』

    ユーザ グループとタスク ID に関する情報

    『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』「Configuring AAA Services on Cisco IOS XR Software」モジュール

    標準および RFC

    標準/RFC タイトル

    この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

    MIB

    MIB MIB のリンク

    選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

    http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

    RFC

    RFC

    タイトル

    この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

    シスコのテクニカル サポート

    説明 リンク

    シスコのサポート Web サイトでは、シスコの製品やテクノロジーに関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルやツールをはじめとする豊富なオンライン リソースを提供しています。

    お使いの製品のセキュリティ情報や技術情報を入手するために、Cisco Notification Service(Field Notice からアクセス)、Cisco Technical Services Newsletter、Really Simple Syndication(RSS)フィードなどの各種サービスに加入できます。

    シスコのサポート Web サイトのツールにアクセスする際は、Cisco.com のユーザ ID およびパスワードが必要です。

    http:/​/​www.cisco.com/​cisco/​web/​support/​index.html