Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ システム管理コンフィギュレーション ガイド リリース 4.2
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定
発行日;2012/12/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの管理機能の設定

ここでは、Extensible Markup Language(XML)エージェント サービスをイネーブルにするために必要な設定について説明します。 XML パーサー インフラストラクチャでは、Document Object Model(DOM)、Simple Application Programming Interface (API) for XML(SAX)、および Document Type Definition(DTD)の妥当性検査機能を使用した XML ドキュメントの解析と生成を実行できます。

  • DOM を使用すると、XML ドキュメントをプログラムによって作成、操作、生成できます。
  • SAX は、XML タグ用のユーザ定義の関数をサポートします。
  • DTD は、定義されたドキュメント タイプの妥当性検査を可能にします。
表 1 管理機能設定の機能履歴: Cisco IOS XR ソフトウェア

リリース 3.7.2

この機能が導入されました

リリース 3.9.0

Secure Socket Layer(SSL)で XML 要求をイネーブルにする機能が導入されました。

XML エージェントにアイドル時間を設定する機能が導入されました。

リリース 4.0.0

専用エージェントを設定し、指定された VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンス経由でメッセージを送受信できる機能が導入されました。

XML エージェントで使用される CPU 時間を制御する機能が導入されました。

このモジュールの構成は、次のとおりです。

XML の管理機能について

Cisco IOS XR Extensible Markup Language(XML)API は、外部管理アプリケーションが使用するルータとのプログラマブル インターフェイスを実現します。 このインターフェイスは、XML 形式の要求および応答ストリームを利用したルータの設定およびモニタリングのメカニズムを提供します。 XML インターフェイスは管理データ API(MDA)の上に構築されており、Cisco IOS XR コンポーネントが MDA スキーマ定義ファイルを介してデータ モデルを公開するためのメカニズムを提供します。

Cisco IOS XR ソフトウェア は、専用の TCP 接続、セキュア ソケット レイヤ(SSL)、または特定の VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスを使用した、XML 経由のルータへのアクセスを可能にします。

管理機能の設定方法

XML エージェントの設定

手順の概要

    1.    xml agent [ssl]

    2.    iteration on size iteration-size

    3.    session timeout timeout

    4.    throttle {memory size | process-rate tags}

    5.    vrf { default | vrf-name} [access-list access-list-name]


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 xml agent [ssl]


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent  

    指定された TCP 接続で Extensible Markup Language(XML)要求をイネーブルにし、XML エージェント コンフィギュレーション モードを開始します。 Secure Socket Layer(SSL)で XML 要求をイネーブルにするには、ssl キーワードを使用します。

     
    ステップ 2 iteration on size iteration-size


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# iteration on size 500  

    大規模な XML エージェント応答の反復サイズを KB 単位で設定します。 デフォルト値は 48 です。

     
    ステップ 3 session timeout timeout


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# session timeout 5  

    XML エージェントのアイドル タイムアウトを分単位で設定します。 デフォルトでは、タイムアウトは設定されていません。

     
    ステップ 4 throttle {memory size | process-rate tags}


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# throttle memory 300  

    XML エージェントの処理能力を設定します。

    • メモリ サイズを MB 単位で指定します。 値の範囲は 100 ~ 600 です。 デフォルトは 300 です。
    • 処理速度を XML エージェントが 1 秒間に処理できるタグ数で指定します。 値の範囲は 1000 ~ 30000 です。 デフォルトでは、処理速度はスロットルされます。
     
    ステップ 5 vrf { default | vrf-name} [access-list access-list-name]


    例: RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf my-vrf  

    指定された VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスを介してメッセージを送受信する専用エージェントまたは SSL エージェントを設定します。

     

    管理機能の設定例

    XML エージェントでの VRF のイネーブル化:例

    次に、専用の XML エージェントが VRF1、VRF2、およびデフォルト VRF を介してメッセージを送受信するように設定する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF1
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF2
      

    次に、専用エージェントから VRF2 へのアクセスを削除する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# no vrf VRF2
      

    次に、XML SSL エージェントが VRF1、VRF2、およびデフォルト VRF を介してメッセージを送受信するように設定する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent ssl
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF1
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# vrf VRF2
      

    次に、専用の XML エージェントから VRF2 のアクセスを削除する例を示します。

    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config)# xml agent ssl
    RP/0/RSP0/CPU0:router:router(config-xml-agent)# no vrf VRF2
      

    その他の参考資料

    ここでは、Cisco IOS XR ソフトウェアの管理可能性の設定に関する参考資料について説明します。

    関連資料

    関連項目 参照先

    Cisco IOS XR コマンド

    『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Commands Master List』

    ユーザ グループとタスク ID に関する情報

    『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』「Configuring AAA Services on Cisco IOS XR Software」モジュール

    標準および RFC

    標準/RFC タイトル

    この機能によってサポートされる新しい標準または変更された標準はありません。またこの機能による既存標準のサポートに変更はありません。

    MIB

    MIB MIB のリンク

    選択されたプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに対応する MIB を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

    http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs/​

    RFC

    RFC

    タイトル

    この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

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