Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コンフィギュレーション ガイド リリース 4.2.x
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータへの BGP の実装
Cisco ASR 9000 シリーズ ルータへの BGP の実装
発行日;2012/12/12   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco ASR 9000 シリーズ ルータへの BGP の実装

ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)は、自律システム間にループのないドメイン間ルーティングを作成できる、エクステリア ゲートウェイ プロトコル(EGP)です。 自律システムは、単一の技術管理に基づくルータのまとまりです。 自律システム内のルータでは、複数の内部ゲートウェイ プロトコル(IGP)を使用して、自律システム内部でルーティング情報を交換でき、単一の EGP を使用して、自律システム外部にパケットをルーティングできます。

このモジュールでは、Cisco IOS XR ソフトウェア上の BGP に関する概念を説明し、設定情報を提供します。


(注)  


上の BGP の詳細およびこのモジュールでリストしている BGP コマンドの詳細な説明については、このモジュールの関連資料を参照してください。 設定作業の実行中に必要になることのある他のコマンドのドキュメントを見つけるには、Cisco ASR 9000 Series Router ソフトウェア マスター コマンド索引で、オンライン検索してください。


BGP の実装の機能履歴

リリース

変更箇所

リリース 3.7.2

この機能が導入されました。

リリース 3.9.0

次の機能がサポートされました。

  • BGP プレフィックス独立コンバージェンス ユニパス プライマリ バックアップ
  • BGP Local Label Retention
  • 4 バイト自律システム番号の asplain 表記
  • BGP ノンストップ ルーティング
  • BGP コマンドに対するコマンドライン インターフェイス(CLI)の一貫性
  • L2VPN アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

リリース 4.0.0

次の機能がサポートされました。

  • BGP Add Path アドバタイズメント
  • 累積 iGP(AiGP)
  • プレルート
  • IPv4 BGP-Policy Accounting
  • IPv6 uRPF

リリース 4.1.0

5000 BGP NSR セッションのサポートの追加

リリース 4.1.1

不等コストの連続ロード バランシングに対する BGP DMZ リンク帯域幅機能を追加

リリース 4.2.0

次の機能がサポートされました。

  • 選択的 VRF ダウンロード
  • BGP Multi-Instance/Multi-AS
  • BGP の BFD マルチホップ サポート

リリース 4.2.1

次の機能がサポートされました。
  • グローバル プレフィックス用 BGP 3107 PIC アップデート
  • RIB および FIB 用 BGP プレフィックス独立コンバージェンス
  • RPKI に基づく BGP プレフィックスの発信元検証

BGP の実装の前提条件

適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。

BGP の実装に関する概要

BGP を実装するには、次の概念を理解する必要があります。

BGP 機能の概要

BGP はトランスポート プロトコルとして TCP を使用します。 2 台の BGP ルータが互いの間に TCP 接続を形成し(ピア ルータ)、接続パラメータを開いて確認するためにメッセージを交換します。

BGP ルータはネットワーク到達可能性情報を交換します。 この情報は、主に、宛先ネットワークに到達するためにルートで経由する必要のあるフル パス(BGP 自律システム番号)を示します。 この情報は、ループのない自律システムおよびルーティング動作に対する制約を実施するためにルーティング ポリシーを適用できる場所を表示するグラフを作成するために有用です。

BGP ルーティング情報を交換する TCP 接続を形成している任意の 2 台のルータをピアまたはネイバーと呼びます。 BGP ピアは最初に、BGP ルーティング テーブル全体を交換します。 この交換が終わると、ルーティング テーブルの変更に従って、増分アップデートが送信されます。 BGP は、BGP テーブルのバージョン番号を保持します。この番号は、すべての BGP ピアで同一です。 ルーティング情報の変更により、BGP によるテーブルの更新のたびに、バージョン番号が変更されます。 BGP ピア間の接続が維持されていることを確認するキープアライブ パケットが送信され、エラーまたは特殊な状態に応じて通知パケットが送信されます。


(注)  


マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)レイヤ 3 バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)情報を配布する BGP の設定については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router MPLS Configuration Guide』を参照してください。

BGP による双方向フォワーディング検出(BFD)のサポートについては、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Configuration Guide』および『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Command Reference』を参照してください。


BGP ルータ ID

ネイバー間に BGP セッションを確立するには、BGP にルータ ID を割り当てる必要があります。 ルータ ID は、BGP セッションが確立されると、OPEN メッセージに含めて BGP ピアに送信されます。

BGP は次の方法(プリファレンス順)でルータ ID の取得を試みます。

  • ルータ コンフィギュレーション モードで bgp router-id コマンドを使用して設定されたアドレスを使用する。
  • 保存されたループバック アドレス設定を使用してルータがブートされた場合に、システムのループバック インターフェイス上の最大の IPv4 アドレスを使用する。
  • 保存された設定に存在しない場合に、設定される最初のループバック アドレスのプライマリ IPv4 アドレスを使用する。

このいずれの方法でもルータ ID を取得できない場合、BGP はルータ ID を持たず、BGP ネイバーとのピアリング セッションを確立できません。 そのような場合は、エラー メッセージがシステム ログに記録され、show bgp summary コマンドでは、ルータ ID として 0.0.0.0 が表示されます。

ルータ ID を取得した BGP では、さらに適したルータ ID が使用可能になっても、同じルータ ID の使用を続行します。 この使用方法によって、いずれの BGP セッションでも不要なフラッピングが発生しないようにします。 一方、現在使用中のルータ ID が無効になった場合(インターフェイスがダウンするか、設定が変更されたことによる)、BGP では新しいルータ ID を選択し(上記のルールを使用)、確立したすべてのピアリング セッションをリセットします。


(注)  


ルータ ID の不要な変更(およびそれによる BGP セッションのフラッピング)を避けるために、bgp router-id コマンドを設定することを、強く推奨します。


BGP のデフォルト制限

Cisco IOS XR BGP では、ルータに設定できるネイバーの数、および特定のアドレス ファミリについて、1 つのピアから受け入れるプレフィックスの最大数に対する最大制限値を課します。 この制限は、ルータにとって、ローカルまたはリモート ネイバーのいずれかの設定ミスに起因する、リソースの枯渇に対する予防措置となります。 BGP 設定には、次の制限が適用されます。

  • 設定できるピアのデフォルトの最大数は 4000 です。 このデフォルトは、bgp maximum neighbor コマンドを使用して変更できます。 制限の範囲は 1 ~ 15000 です。 最大制限値を超えてさらにピアを設定しようとしたり、現在設定されているピアの数未満の最大制限値を設定しようとしたりすると失敗します。
  • アドバタイズメントによりピアが BGP をフラッディングしないようにするために、サポートされているアドレス ファミリごとに、1 つのピアから受け入れるプレフィックスの数に対する制限が課されます。 デフォルトの制限値は、該当するアドレス ファミリのピアに対して maximum-prefix limit コマンドを設定することにより、上書きできます。 ユーザがそのアドレス ファミリに対するプレフィックスの最大数を設定していない場合は、次のデフォルト制限値が使用されます。
    • IPv4 ユニキャストに対する 512K(524,288)のプレフィックス
    • IPv4 マルチキャストに対する 128K(131,072)のプレフィックス
    • IPv6 ユニキャストに対する 128K(131,072)のプレフィックス
    • VPNv4 ユニキャストに対する 512K(524,288)のプレフィックス
    特定のアドレス ファミリのピアから受信したプレフィックスの数が、このアドレス ファミリに対する最大制限値(デフォルト設定またはユーザ設定のいずれかによる)を超えると、停止通知メッセージがそのネイバーに送信され、このネイバーとのピアリングが終了されます。 特定のアドレス ファミリのネイバーとのピアリングが確立され、そのネイバーから一定数のプレフィックスをすでに受信した後で、そのネイバーのプレフィックスの最大数が設定されていることがあります。 設定されたプレフィックスの最大数が、アドレス ファミリのネイバーからすでに受信したプレフィックスの数よりも小さい場合は、設定直後に停止通知メッセージがそのネイバーに送信され、そのネイバーとのピアリングが終了されます。

BGP ネクスト ホップ トラッキング

ネクスト ホップ情報が変更されると、BGP はルーティング情報ベース(RIB)から通知を受信します(イベント駆動型の通知)。 BGP では、次の目的のために、RIB からネクスト ホップ情報を取得します。

  • ネクスト ホップに到達できるかどうかを判別する。
  • ネクスト ホップへの完全再帰 IGP メトリックを見つける(最適パス計算で使用)。
  • 受信したネクスト ホップを検証する。
  • 発信ネクスト ホップを計算する。
  • ネイバーの到達可能性および接続性を確認する。

BGP は、次のいずれかのイベントが発生したときに通知を受けます。

  • ネクスト ホップが到達不能になった。
  • ネクスト ホップが到達可能になった。
  • ネクスト ホップへの完全再帰 IGP メトリックが変更される。
  • ファースト ホップの IP アドレスまたはファースト ホップのインターフェイスが変更される。
  • ネクスト ホップが接続された。
  • ネクスト ホップが接続解除された。
  • ネクスト ホップがローカル アドレスになった。
  • ネクスト ホップが非ローカル アドレスになった。

(注)  


到達可能性および再帰メトリック イベントは、最適パスの再計算をトリガーします。


RIB からのイベント通知は、クリティカルおよび非クリティカルとして分類されます。 クリティカルおよび非クリティカル イベントの通知は、別々のバッチで送信されます。 ただし、非クリティカル イベントが保留中であり、クリティカル イベントを読み込む要求がある場合は、非クリティカル イベントがクリティカル イベントとともに送信されます。

  • クリティカル イベントは、ネクスト ホップの到達可能性(到達可能と到達不能)、接続性(接続と非接続)、および局在性(ローカルと非ローカル)に関係があります。 これらのイベントの通知は遅延しません。
  • 非クリティカル イベントには、IGP メトリックの変更のみが含まれます。 これらのイベントは 3 秒の間隔で送信されます。 メトリック変更イベントは一括処理されて、前回の送信から 3 秒後に送信されます。

クリティカル イベントおよび非クリティカル イベントの最小バッチ処理間隔を指定する、クリティカル イベントおよび非クリティカル イベントのネクスト ホップ トリガー遅延は、nexthop trigger-delay コマンドを使用して設定できます。 トリガー遅延はアドレス ファミリ依存です。

BGP ネクスト ホップ トラッキング機能では、次の特性を持つルートを持つネクスト ホップだけを BGP ルートの解決に使用するように指定できます。

  • 集約ルートを回避するために、プレフィックスの長さは指定された値よりも長くなっている。
  • 振動につながる可能性のあるネクスト ホップの解決に BGP ルートが使用されないように、選択したリストにソース プロトコルが含まれている。

このルート ポリシーのフィルタリングが可能なのは、RIB により、ネクスト ホップを解決するルートのソース プロトコル、およびこのルートに関連付けられているマスクの長さが特定されるためです。 nexthop route-policy コマンドは、ルート ポリシーの指定に使用します。

ネクスト ホップ付加ポイントを使用したネクスト ホップのルート ポリシー フィルタリングの詳細については、『Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コンフィギュレーション ガイド』(本書)の「Cisco ASR 9000 Series Router へのルーティング ポリシーの実装」モジュールを参照してください。

範囲を指定した IPv4/VPNv4 テーブル ウォーク

処理するアドレス ファミリを判別するために、ネクスト ホップと関連付けられたゲートウェイ コンテキストを逆参照し、次に、ゲートウェイ コンテキストを調べてそのゲートウェイ コンテキストを使用しているアドレス ファミリを判別することにより、ネクスト ホップ通知が受信されます。 IPv4 ユニキャスト アドレス ファミリと VPNv4 ユニキャスト アドレス ファミリは、RIB 内の IPv4 ユニキャスト テーブルに登録されるため、同じゲートウェイ コンテキストを共有します。 その結果、RIB から IPv4 ユニキャスト ネクスト ホップ通知を受信したときは、グローバル IPv4 ユニキャスト テーブルと VPNv4 テーブルの両方が処理されます。 ネクスト ホップでマスクを保持することで、そのネクスト ホップが、IPv4 ユニキャスト、VPNv4 ユニキャスト、またはこの両方に属しているのかを示します。 この範囲を指定したテーブル ウォークにより、適切なアドレス ファミリ テーブル内に処理が限定されます。

アドレス ファミリ処理の並べ替え

Cisco IOS XR ソフトウェア では、アドレス ファミリの数値に基づいてアドレス ファミリ テーブルを探索します。 ネクスト ホップ通知バッチを受信すると、アドレス ファミリ処理の順序が、次の順序に並べ替えられます。

  • IPv4 トンネル
  • VPNv4 ユニキャスト
  • IPv4 ラベル付きユニキャスト
  • IPv4 ユニキャスト
  • IPv4 マルチキャスト
  • IPv6 ユニキャスト

ネクスト ホップ処理の新規スレッド

spkr プロセスの critical-event スレッドでは、ネクスト ホップ、双方向フォワーディング検出(BFD)、および高速外部フェールオーバー(FEF)の通知のみを処理します。 この critical-event スレッドによって、BGP コンバージェンスは、大量の時間を必要とするおそれのある他のイベントによる悪影響が確実に受けなくなります。

show、clear、debug コマンド

show bgp nexthops コマンドは、ネクスト ホップ通知に関する統計情報、この通知の処理に費やした時間、および RIB に登録されている各ネクスト ホップに関する詳細を表示します。 clear bgp nexthop performance-statistics コマンドは、モニタリングを容易にするために、ネクスト ホップの show コマンドの処理部分に関する累積統計情報をクリアします。 clear bgp nexthop registration コマンドは、ネクスト ホップを RIB に非同期的に登録します。 ネクスト ホップの show コマンドおよび clear コマンドについては、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』の「BGP Commands on Cisco ASR 9000 Series Router 」モジュールを参照してください。

debug bgp nexthop コマンドは、ネクスト ホップ処理の情報を表示します。 out キーワードを指定すると、RIB に登録されている BGP のネクスト ホップに関するデバッグ情報のみが表示されます。 in キーワードでは、RIB から受信したネクスト ホップ通知に関するデバッグ情報が表示されます。 out キーワードでは、RIB に送信されたネクスト ホップ通知に関するデバッグ情報が表示されます。 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Debug Command Referenceの「BGP Debug Commands on Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router 」モジュールを参照してください。

BGP の自律システム番号形式

自律システム番号(ASN)は、自律システム(AS)を識別するために使用されるグローバルに一意な識別子であり、これにより、AS では、ネイバー AS との間で外部ルーティング情報を交換できるようになります。 一意の ASN は、BGP ルーティングで使用するために各 AS に割り当てられます。 BGP では、ASN を 2 バイトの番号および 4 バイトの番号としてエンコードします。

2 バイト自律システム番号形式

2 バイト ASN は、asplain 表記で表されます。 この 2 バイトの範囲は 1 ~ 65535 です。

4 バイト自律システム番号形式

2 バイトの自律システム番号(ASN)の最終的な枯渇に備えて、BGP には、4 バイト ASN をサポートする機能があります。 4 バイト ASN は、asplain 表記と asdot 表記の両方で表されます。

asplain 表記の 4 バイト ASN のバイト範囲は 1 ~ 4294967295 です。 AS は 4 バイトの 10 進数として表されます。 4 バイト ASN の asplain 表現は、draft-ietf-idr-as-representation-01.txt に規定されています。

asdot 形式の 4 バイト ASN の場合、4 バイトの範囲は、1.0 ~ 65535.65535 で、次の形式です。

high-order-16-bit-value-in-decimal . low-order-16-bit-value-in-decimal

BGP の 4 バイト ASN 機能は、4 バイト AS 番号をサポートしていない BGP スピーカーをまたがって、4 バイトをベースとする AS パス情報を伝播するために使用されます。 ASN のサイズを 2 バイトから 4 バイトに拡張するための情報については、draft-ietf-idr-as4bytes-12.txt を参照してください。 AS は 4 バイトの 10 進数として表されます。

as-format コマンド

as-format コマンドは、ASN 表記を asdot に設定します。 as-format コマンドを設定していない場合のデフォルト値は asplain です。

BGP の設定

Cisco IOS XR ソフトウェアでの BGP は、特定のネイバーに対するすべての設定を、ネイバー設定の下の 1 箇所にまとめる必要のある、ネイバーベースの設定モデルに従っています。 ネイバー間での設定の共有と、アップデート メッセージの共有のいずれについても、ピア グループはサポートされていません。 ピア グループの概念は、BGP 設定でテンプレートとして使用する一連の設定グループおよびネイバー間でアップデート メッセージを共有するために自動生成されるアップデート グループによって置き換えられました。

コンフィギュレーション モード

BGP コンフィギュレーションは、モードにグループ化されています。 ここではいくつかの BGP コンフィギュレーション モードの開始方法について説明します。 モードから ? コマンドを入力すると、そのモードで使用できるコマンドが表示されます。

ルータ コンフィギュレーション モード

次に、ルータ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# configuration
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# 
  
ルータ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、ルータ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 112
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family ipv4 multicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#
  
ネイバー コンフィギュレーション モード

次に、ネイバー コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 10.0.0.1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)#
  
ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 112
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 10.0.0.1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)#
  
VRF コンフィギュレーション モード

次に、VPN ルーティングおよび転送(VRF)コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_A
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)#
  
VRF アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、VRF アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 112
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_A
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)#
  
VRF ネイバー コンフィギュレーション モード

次に、VRF ネイバー コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_A
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# neighbor 11.0.1.2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# 
  
VRF ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、VRF ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 112
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_A
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# neighbor 11.0.1.2 
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)#
  
VPNv4 アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、VPNv4 ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 152
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family vpnv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# 
  
L2VPN アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード

次に、L2VPN ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family l2vpn vpls-vpws
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#
  

ネイバー サブモード 

Cisco IOS XR BGP では、ネイバー サブモードを使用することにより、neighbor キーワードおよびネイバー アドレスによってすべての設定にプレフィックスを付けることなく、設定を入力できるようにします。

  • Cisco IOS XR ソフトウェアには、すべてのコマンドに「neighbor x.x.x.x」というプレフィックスを付ける必要がなくなる、ネイバーで使用可能なサブモードがあります。 Cisco IOS XR ソフトウェアでの設定は次のとおりです。
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.23.1.2
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv4 multicast
      
      
                
  • ネイバー コンフィギュレーション サブモード内のアドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードは、アドレス ファミリ固有のネイバー設定の入力に使用できます。 Cisco IOS XR ソフトウェアでの設定は次のとおりです。
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp)# neighbor 2002::2
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2023
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv6 unicast
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# next-hop-self
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy one in
      
      
                
  • ネイバー固有の IPv4、IPv6、VPNv4、または VPNv6 コマンドは、ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードで入力する必要があります。 Cisco IOS XR ソフトウェア での設定は次のとおりです。
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config)# router bgp 109
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.40.24
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv4 unicast
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# maximum-prefix 1000
      
      
                
  • ネイバー固有の IPv4 コマンドおよび IPv6 コマンドは、VRF ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードで入力する必要があります。 Cisco IOS XR ソフトウェア での設定は次のとおりです。
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config)# router bgp 110
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_A 
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-vrf)# neighbor 11.0.1.2
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# address-family ipv4 unicast
      RP/0/RSP0
    /CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# route-policy pass all in
      
                

コンフィギュレーション テンプレート

コンフィギュレーション コマンドの af-groupsession-groupneighbor-group では、Cisco IOS XR ソフトウェア でのネイバー設定にテンプレートを使用できます。

af-group コマンドは、IPv4、IPv6、または VPNv4 アドレス ファミリ内で、アドレス ファミリ固有のネイバー コマンドをグループ化するために使用します。 同じアドレス ファミリ設定を持つネイバーは、アドレス ファミリ固有のコンフィギュレーションに対して、アドレス ファミリ グループ(af-group)名を使用できます。 ネイバーは、use コマンドを使用して、アドレス ファミリ グループからコンフィギュレーションを継承します。 アドレス ファミリ グループを使用するようにネイバーを設定してある場合、ネイバーでは(デフォルトの場合)設定全体をアドレス ファミリ グループから継承します。 ただし、そのネイバーに対して明示的に設定されている項目がある場合、ネイバーでは、設定の一部をアドレス ファミリ グループから継承しません。 アドレス ファミリ グループ コンフィギュレーションは、BGP ルータ コンフィギュレーション モードで入力します。 次に、アドレス ファミリ グループ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group afmcast1 address-family ipv4 multicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)#
    

session-group コマンドを使用すると、ネイバーでアドレス ファミリに依存しない設定の継承元とする、セッション グループを作成できます。 ネイバーは、use コマンドを使用して、セッション グループから設定を継承します。 セッション グループを使用するようにネイバーを設定してある場合、ネイバーでは(デフォルトの場合)設定全体をセッション グループから継承します。 そのネイバーに直接設定されている場合、ネイバーでは一部の設定をセッション グループから継承しません。 次に、セッション グループ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group session1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# 
   

neighbor-group コマンドにより、1 つ以上のネイバーに同一の設定を適用しやすくなります。 ネイバー グループは、セッション グループおよびアドレス ファミリ グループを含むことができ、ネイバーの完結した設定を包含できます。 ネイバー グループを設定すると、ネイバーでは、use コマンドを使用してグループの設定を継承できます。 ネイバー グループを使用するようにネイバーを設定してある場合、ネイバーでは、ネイバー グループの BGP 設定全体を継承します。

次に、ネイバー グループ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 123
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group nbrgroup1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)#
    

次に、ネイバー グループ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group nbrgroup1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)#
    
  • ただし、そのネイバーに対して明示的に設定されている項目がある場合、ネイバーでは、設定の一部をネイバー グループから継承しません。 また、セッション グループまたはアドレス ファミリ グループも使用している場合は、ネイバー グループの設定の一部は反映されません。

Cisco IOS XR ソフトウェア での設定のグループ化は、次の効果を持ちます。

  • セッション グループ レベルでコマンドを入力すると、アドレス ファミリに依存しないコマンドが定義されます(ネイバー サブモードでの同じコマンドと同様)。
  • アドレス ファミリ グループ レベルでコマンドを入力すると、指定したアドレス ファミリに対するアドレス ファミリ依存のコマンドが定義されます(ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション サブモードでの同じコマンドと同様)。
  • ネイバー グループ レベルでコマンドを入力すると、アドレス ファミリに依存しないコマンドおよび各アドレス ファミリに対するアドレス ファミリ依存のコマンドが定義され(使用可能なすべての neighbor コマンドと同様)、アドレス ファミリ グループ コマンドおよびセッション グループ コマンドに対する use コマンドが定義されます。

テンプレート継承ルール

Cisco IOS XR ソフトウェアの場合、BGP ネイバーまたはグループは、他の設定グループから設定を継承します。

アドレス ファミリに依存しない設定

  • ネイバーは、セッション グループおよびネイバー グループから継承できます。
  • ネイバー グループは、セッション グループおよび他のネイバー グループから継承できます。
  • セッション グループは、他のセッション グループから継承できます。
  • セッション グループとネイバー グループを使用しているネイバーの場合は、セッション グループでの設定が、ネイバー グループのグローバル アドレス ファミリ設定よりも優先されます。

アドレス ファミリ依存の設定

  • アドレス ファミリ グループは、他のアドレス ファミリ グループから継承できます。
  • ネイバー グループは、アドレス ファミリ グループおよび他のネイバー グループから継承できます。
  • ネイバーは、アドレス ファミリ グループおよびネイバー グループから継承できます。

設定グループ継承ルールは、次のように優先順位付けされます。

  1. 項目がネイバーに直接設定されている場合は、その値が使用されます。 次の例では、ネイバー グループとネイバー設定の両方にアドバタイズメント間隔が設定されており、ネイバー設定からのアドバタイズメント間隔が使用されています。
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# advertisement-interval 15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 10.1.1.1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# advertisement-interval 20
    
    
    show bgp neighbors コマンドからの次の出力は、使用されたアドバタイズメント間隔が 20 秒であることを示しています。
      RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 10.1.1.1
      
      BGP neighbor is 10.1.1.1, remote AS 1, local AS 140, external link
       Remote router ID 0.0.0.0
        BGP state = Idle
        Last read 00:00:00, hold time is 180, keepalive interval is 60 seconds
        Received 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Sent 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Minimum time between advertisement runs is 20 seconds
      
       For Address Family: IPv4 Unicast
        BGP neighbor version 0
        Update group: 0.1
        eBGP neighbor with no inbound or outbound policy; defaults to 'drop'
        Route refresh request: received 0, sent 0
        0 accepted prefixes
        Prefix advertised 0, suppressed 0, withdrawn 0, maximum limit 524288
        Threshold for warning message 75%
      
        Connections established 0; dropped 0
        Last reset 00:00:14, due to BGP neighbor initialized
        External BGP neighbor not directly connected.
      
  2. 上記と異なり、セッション グループまたはネイバー グループから継承する設定と、ネイバー上での直接設定のある項目の場合は、ネイバー上の設定が使用されます。 セッション グループまたはアドレス ファミリ グループから継承するように設定されている一方で、直接設定されている値のないネイバーの場合は、セッション グループまたはアドレス ファミリ グループにある値が使用されます。 次の例では、ネイバー グループとセッション グループにアドバタイズメント間隔が設定されており、セッション グループからのアドバタイズメント間隔値が使用されています。
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group AS_2
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# advertisement-interval 15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# advertisement-interval 20
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.0.1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use session-group AS_2
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group AS_1
    
    show bgp neighbors コマンドからの次の出力は、使用されたアドバタイズメント間隔が 15 秒であることを示しています。
      RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 192.168.0.1
      
      BGP neighbor is 192.168.0.1, remote AS 1, local AS 140, external link
       Remote router ID 0.0.0.0
        BGP state = Idle
        Last read 00:00:00, hold time is 180, keepalive interval is 60 seconds
        Received 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Sent 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Minimum time between advertisement runs is 15 seconds
      
       For Address Family: IPv4 Unicast
        BGP neighbor version 0
        Update group: 0.1
        eBGP neighbor with no inbound or outbound policy; defaults to 'drop'
        Route refresh request: received 0, sent 0
        0 accepted prefixes
        Prefix advertised 0, suppressed 0, withdrawn 0, maximum limit 524288
        Threshold for warning message 75%
      
        Connections established 0; dropped 0
        Last reset 00:03:23, due to BGP neighbor initialized
        External BGP neighbor not directly connected.
      
  3. 上記の例と異なり、ネイバー グループを使用し、セッション グループもアドレス ファミリ グループも使用しないネイバーの場合は、直接または継承によってネイバー グループから設定値を取得できます。 次の例では、ネイバーに直接設定されておらず、セッション グループを使用していないため、ネイバー グループからのアドバタイズメント間隔が使用されます。
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 150
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group AS_2
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# advertisement-interval 20
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# advertisement-interval 15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.1.1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group AS_1
       
    show bgp neighbors コマンドからの次の出力は、使用されたアドバタイズメント間隔が 15 秒であることを示しています。
       RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 192.168.1.1
      
      BGP neighbor is 192.168.2.2, remote AS 1, local AS 140, external link
       Remote router ID 0.0.0.0
        BGP state = Idle
        Last read 00:00:00, hold time is 180, keepalive interval is 60 seconds
        Received 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Sent 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Minimum time between advertisement runs is 15 seconds
      
       For Address Family: IPv4 Unicast
        BGP neighbor version 0
        Update group: 0.1
        eBGP neighbor with no outbound policy; defaults to 'drop'
        Route refresh request: received 0, sent 0
        Inbound path policy configured
        Policy for incoming advertisements is POLICY_1
        0 accepted prefixes
        Prefix advertised 0, suppressed 0, withdrawn 0, maximum limit 524288
        Threshold for warning message 75%
      
        Connections established 0; dropped 0
        Last reset 00:01:14, due to BGP neighbor initialized
        External BGP neighbor not directly connected.
      
    同じルールを説明するために、次の例では、アドバタイズメント間隔に 15(セッション グループから)および 25(ネイバー グループから)を設定する方法を示します。 セッション グループのアドバタイズメント間隔設定は、ネイバー グループの設定よりも優先されます。 インバウンド ポリシーには、ネイバー グループから POLICY_1 が設定されます。
      RP/0/RSP0/CPU0:routerconfig)# router bgp 140
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group ADV
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# advertisement-interval 15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group ADV_2
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# advertisement-interval 25
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 unicast
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# route-policy POLICY_1 in
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.2.2
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use session-group ADV
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group ADV_2
      
    show bgp neighbors コマンドからの次の出力は、使用されたアドバタイズメント間隔が 15 秒であることを示しています。
      RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 192.168.2.2
      
      BGP neighbor is 192.168.2.2, remote AS 1, local AS 140, external link
       Remote router ID 0.0.0.0
        BGP state = Idle
        Last read 00:00:00, hold time is 180, keepalive interval is 60 seconds
        Received 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Sent 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Minimum time between advertisement runs is 15 seconds
      
       For Address Family: IPv4 Unicast
        BGP neighbor version 0
        Update group: 0.1
        eBGP neighbor with no inbound or outbound policy; defaults to 'drop'
        Route refresh request: received 0, sent 0
        0 accepted prefixes
        Prefix advertised 0, suppressed 0, withdrawn 0, maximum limit 524288
        Threshold for warning message 75%
      
        Connections established 0; dropped 0
        Last reset 00:02:03, due to BGP neighbor initialized
        External BGP neighbor not directly connected.
      
  4. 指定しない場合は、デフォルト値が使用されます。 次の例では、ネイバー設定とネイバー グループ設定のいずれも使用するようにネイバーに設定されていないため、ネイバー 10.0.101.5 のアドバタイズメントの最小実行時間間隔は、30 秒(デフォルト)に設定されています。
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# remote-as 1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group adv_15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# remote-as 10
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# advertisement-interval 15
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 10.0.101.5
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group AS_1
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# exit
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 10.0.101.10
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group adv_15
      
    show bgp neighbors コマンドからの次の出力は、使用されたアドバタイズメント間隔が 30 秒であることを示しています。
      RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 10.0.101.5
      
      BGP neighbor is 10.0.101.5, remote AS 1, local AS 140, external link
       Remote router ID 0.0.0.0
        BGP state = Idle
        Last read 00:00:00, hold time is 180, keepalive interval is 60 seconds
        Received 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Sent 0 messages, 0 notifications, 0 in queue
        Minimum time between advertisement runs is 30 seconds
      
       For Address Family: IPv4 Unicast
        BGP neighbor version 0
        Update group: 0.2
        eBGP neighbor with no inbound or outbound policy; defaults to 'drop'
        Route refresh request: received 0, sent 0
        0 accepted prefixes
        Prefix advertised 0, suppressed 0, withdrawn 0, maximum limit 524288
        Threshold for warning message 75%
      Connections established 0; dropped 0
        Last reset 00:00:25, due to BGP neighbor initialized
        External BGP neighbor not directly connected.
      

グループが他のグループから設定を継承する場合に使用される継承ルールは、グループから継承するネイバーに対して適用されるルールと同じです。

継承した設定の表示

次の show コマンドを使用すると、継承された BGP 設定を表示できます。

show bgp neighbors

show bgp neighbors コマンドは、ネイバーの BGP 設定に関する情報を表示する場合に使用します。

  • このネイバーで使用されるセッション グループ、ネイバー グループ、またはアドレス ファミリ グループから継承するすべての設定など、ネイバーの有効な設定を表示するには、configuration キーワードを使用します。
  • このネイバーで設定を継承できる、セッション グループ、ネイバー グループ、およびアドレス ファミリ グループを表示するには、inheritance キーワードを使用します。

以下の show bgp neighbors コマンドの例は、次の設定例に基づきます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 142
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_3 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# next-hop-self
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# route-policy POLICY_1 in
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# advertisement-interval 15
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group GROUP_1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# use session-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# ebgp-multihop 3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# weight 100
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# send-community-ebgp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 multicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# default-originate
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.0.1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group GROUP_1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# use af-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# weight 200
  

次に、 inheritance キーワードを指定した show bgp neighbors コマンドの出力例を示します。 この例は、ネイバーが、ネイバー グループ GROUP_1 からセッション パラメータを継承すること、ネイバー グループ GROUP_1 はセッション グループ GROUP_2 から継承していることを示します。 このネイバーは、IPv4 ユニキャスト パラメータをアドレス ファミリ グループ GROUP_3 から継承し、IPv4 マルチキャスト パラメータをネイバー グループ GROUP_1 から継承します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 192.168.0.1 inheritance 
  
    Session:        n:GROUP_1 s:GROUP_2
    IPv4 Unicast:   a:GROUP_3
    IPv4 Multicast: n:GROUP_1
    

次に、 configuration キーワードを指定した show bgp neighbors コマンドの出力例を示します。 この例は、設定の各項目の継承元を示すか、ネイバーへの直接設定(継承元が [ ])を示します。 たとえば、ebgp-multihop 3 コマンドはネイバー グループ GROUP_1 から継承されており、next-hop-self コマンドはアドレス ファミリ グループ GROUP_3 から継承されています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbors 192.168.0.1 configuration 
  
  neighbor 192.168.0.1
   remote-as 2                   []
   advertisement-interval 15     [n:GROUP_1 s:GROUP_2]
   ebgp-multihop 3               [n:GROUP_1]
   address-family ipv4 unicast   []
    next-hop-self                [a:GROUP_3]
    route-policy POLICY_1    in  [a:GROUP_3]
    weight 200                   []
   address-family ipv4 multicast [n:GROUP_1]
    default-originate            [n:GROUP_1]
  
show bgp af-group

アドレス ファミリ グループを表示するには、show bgp af-group コマンドを使用します。

  • このアドレス ファミリ グループで使用されるアドレス ファミリ グループから継承したすべての設定など、アドレス ファミリ グループの有効な設定を表示するには、configuration キーワードを使用します。
  • このアドレス ファミリ グループで設定を継承できるアドレス ファミリ グループを表示するには、inheritance キーワードを使用します。
  • このアドレス ファミリ グループから設定を継承するネイバー、ネイバー グループ、アドレス ファミリ グループを表示するには、users キーワードを使用します。

以下の show bgp af-group コマンドの例は、次の設定例に基づきます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_3 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# remove-private-as
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# route-policy POLICY_1 in
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_1 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# use af-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# maximum-prefix 2500 75 warning-only
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# default-originate
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_2 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# use af-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# send-community-ebgp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# send-extended-community-ebgp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# capability orf prefix both
      

次に、 configuration キーワードを指定した show bgp af-group コマンドの出力例を示します。 この例は、各設定項目の継承元を示します。 default-originate コマンドは、このアドレス ファミリ グループに直接設定されています(継承元が [ ])。 remove-private-as コマンドは、アドレス ファミリ グループ GROUP_2 から継承されています。アドレス ファミリ グループ GROUP_2 は、アドレス ファミリ グループ GROUP_3 から継承しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp af-group GROUP_1 configuration 
  
  af-group GROUP_1 address-family ipv4 unicast
    capability orf prefix-list both           [a:GROUP_2]
    default-originate                         []
    maximum-prefix 2500 75 warning-only       []
    route-policy POLICY_1 in                  [a:GROUP_2 a:GROUP_3]
    remove-private-AS                         [a:GROUP_2 a:GROUP_3]
    send-community-ebgp                       [a:GROUP_2]
    send-extended-community-ebgp              [a:GROUP_2]
  
  

次に、 users キーワードを指定した show bgp af-group コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp af-group GROUP_2 users
  
  IPv4 Unicast: a:GROUP_1
  
  

次に、 inheritance キーワードを指定した show bgp af-group コマンドの出力例を示します。 これは、指定されたアドレス ファミリ グループ GROUP_1 は、GROUP_2 アドレス ファミリ グループを直接使用しており、さらに GROUP_2 で GROUP_3 アドレス ファミリ グループを使用していることを示しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp af-group GROUP_1 inheritance 
  
  IPv4 Unicast: a:GROUP_2 a:GROUP_3
  
show bgp session-group

セッション グループを表示するには、show bgp session-group コマンドを使用します。

  • このセッション グループで使用されるセッション グループから継承したすべての設定など、セッション グループの有効な設定を表示するには、configuration キーワードを使用します。
  • このセッション グループで設定を継承できるセッション グループを表示するには、inheritance キーワードを使用します。
  • このセッション グループから設定を継承するセッション グループ、ネイバー グループ、ネイバーを表示するには、users キーワードを使用します。

次の show bgp session-group コマンドからの出力は、次のセッション グループ設定に基づきます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 113
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group GROUP_1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# use session-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# update-source Loopback 0
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# use session-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# ebgp-multihop 2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# dmz-link-bandwidth
  

次に、EXEC モードでの configuration キーワードを指定した show bgp session-group コマンドの出力例を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp session-group GROUP_1 configuration 
  
  session-group GROUP_1
   ebgp-multihop 2         [s:GROUP_2]
   update-source Loopback0 []
   dmz-link-bandwidth      [s:GROUP_2 s:GROUP_3]
  

inheritance キーワードを付けた次の show bgp session-group コマンドからの出力例は、GROUP_1 セッション グループが GROUP_3 および GROUP_2 セッション グループからセッション パラメータを継承することを示しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp session-group GROUP_1 inheritance 
  
  Session: s:GROUP_2 s:GROUP_3
  

users キーワードを付けた次の show bgp session-group コマンドからの出力例は、GROUP_1 と GROUP_2 の両方のセッション グループが GROUP_3 セッション グループからセッション パラメータを継承することを示しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp session-group GROUP_3 users 
  
  Session: s:GROUP_1 s:GROUP_2
  
show bgp neighbor-group

ネイバー グループを表示するには、show bgp neighbor-group コマンドを使用します。

  • このネイバー グループで使用されるネイバー グループから継承したすべての設定など、ネイバー グループの有効な設定を表示するには、configuration キーワードを使用します。
  • このネイバー ファミリ グループで設定を継承できるアドレス ファミリ グループ、セッション グループ、ネイバー グループを表示するには、inheritance キーワードを使用します。
  • このネイバー グループから設定を継承するネイバーおよびネイバー グループを表示するには、users キーワードを使用します。

この例は、次のグループ設定に基づいています。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_3 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# remove-private-as
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# soft-reconfiguration inbound
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# af-group GROUP_2 address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# use af-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# send-community-ebgp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# send-extended-community-ebgp
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# capability orf prefix both
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-afgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# session-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# timers 30 90
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-sngrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group GROUP_1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# remote-as 1982
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# use neighbor-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-nbrgrp)# exit
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# use session-group GROUP_3
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:routerconfig-bgp-nbrgrp-af)# use af-group GROUP_2
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# weight 100
   

次に、 configuration キーワードを指定した show bgp neighbor-group コマンドからの出力例を示します。 構成セット ソースが各コマンドの右側に表示されます。 上記の出力で、リモート自律システムは、ネイバー グループ GROUP_1 に直接設定されており、送信コミュニティ設定はネイバー グループ GROUP_2 から継承されています。ネイバー グループ GROUP_2 では、アドレス ファミリ グループ GROUP_3 から設定を継承しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbor-group GROUP_1 configuration 
  
     neighbor-group GROUP_1
      remote-as 1982                   []
      timers 30 90                     [n:GROUP_2 s:GROUP_3]
      address-family ipv4 unicast      []
       capability orf prefix-list both [n:GROUP_2 a:GROUP_2]
       remove-private-AS               [n:GROUP_2 a:GROUP_2 a:GROUP_3]
       send-community-ebgp             [n:GROUP_2 a:GROUP_2]
       send-extended-community-ebgp    [n:GROUP_2 a:GROUP_2]
       soft-reconfiguration inbound    [n:GROUP_2 a:GROUP_2 a:GROUP_3]
       weight 100                      [n:GROUP_2]
  
  

次に、inheritance キーワードを指定した show bgp neighbor-group コマンドの出力例を示します。 この出力は、指定したネイバー グループ GROUP_1 が、ネイバー グループ GROUP_2 からセッション(アドレス ファミリ独立)設定パラメータを継承していることを示しています。 ネイバー グループ GROUP_2 は、セッション パラメータを、セッション グループ GROUP_3 から継承します。 この出力は、GROUP_1 ネイバー グループでは、IPv4 ユニキャスト設定パラメータを GROUP_2 ネイバー グループから継承しており、GROUP_2 ネイバー グループでは、GROUP_2 アドレス ファミリ グループから継承しており、GROUP_2 アドレス ファミリ グループ自体は GROUP_3 アドレス ファミリ グループから継承していることも示しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp neighbor-group GROUP_1 inheritance 
  
      Session:      n:GROUP-2 s:GROUP_3
      IPv4 Unicast: n:GROUP_2 a:GROUP_2 a:GROUP_3
  
  

次に、 users キーワードを指定した show bgp neighbor-group コマンドの出力例を示します。 この出力は、GROUP_1 ネイバー グループが GROUP_2 ネイバー グループからセッション(アドレス ファミリ独立)設定パラメータを継承していることを示しています。 GROUP_1 ネイバー グループは GROUP_2 ネイバー グループから IPv4 ユニキャスト設定パラメータも継承しています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp neighbor-group GROUP_2 users 
  
  Session:      n:GROUP_1
  IPv4 Unicast: n:GROUP_1
  

デフォルトのアドレス ファミリはない

BGP では、デフォルト アドレス ファミリの概念に対応していません。 アドレス ファミリを BGP でアクティブにするには、このアドレス ファミリを BGP ルータ コンフィギュレーションで明示的に設定する必要があります。 同様に、このアドレス ファミリの BGP セッションをアクティブにするには、ネイバーでそのアドレス ファミリを明示的に設定する必要があります。 ネイバーを設定するために、BGP ルータ コンフィギュレーション レベルでアドレス ファミリを設定する必要はありません。 ただし、ネイバーにアドレス ファミリを設定するには、BGP ルータ コンフィギュレーション レベルでそのアドレス ファミリを設定する必要があります。

ルーティング ポリシーの強制適用

外部 BGP(eBGP)ネイバーには、インバウンドおよびアウトバウンドのポリシーを設定する必要があります。 ポリシーが設定されていない場合、そのネイバーからのルートは受け入れられず、いずれのルートもそのネイバーにアドバタイズされません。 この付加的なセキュリティ手段によって、設定を誤って省略した場合に、ルートが偶然受け入れられたり、アドバタイズされたりすることが決してなくなります。


(注)  


この制約は eBGP ネイバー(このルータと異なる自律システムに属すネイバー)だけに適用されます。 内部 BGP(iBGP)ネイバー(同じ自律システム内のネイバー)の場合は、ポリシーがなければ、すべてのルートが受け入れられるか、アドバタイズされます。


eBGP ネイバーに関する次の例では、すべてのルートを受け入れて、変更なしでアドバタイズする必要がある場合、単純な pass-all ポリシーが設定されます。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy pass-all
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# pass
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# end-policy
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
  

pass-all ポリシーをネイバーに適用するには、ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで route-policy (BGP) コマンドを使用します。 次の例は、ネイバー 192.168.40.42 からの受信と、このネイバーに対するすべての IPv4 ユニキャスト ルートのアドバタイズを、すべての IPv4 ユニキャスト ルートに許可する方法を示します。

  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 1
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 192.168.40.24
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 21
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv4 unicast
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy pass-all in
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy pass-all out
  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
 

すべてのアクティブ アドレス ファミリに対するインバウンドとアウトバウンドの両方のポリシーを持っていない eBGP ネイバーを表示するには、show bgp summary コマンドを使用します。 次の例の出力では、該当する eBGP ネイバーが感嘆符(!)によって示されています。

  RP/0/RSP0/CPU0:routershow bgp all all summary
  
  Address Family: IPv4 Unicast
  ============================
  
  BGP router identifier 10.0.0.1, local AS number 1
  BGP generic scan interval 60 secs
  BGP main routing table version 41
  BGP scan interval 60 secs
  BGP is operating in STANDALONE mode.
  
  Process         RecvTblVer    bRIB/RIB  SendTblVer
  Speaker                 41          41          41
  
  Neighbor        Spk    AS MsgRcvd MsgSent   TblVer  InQ OutQ Up/Down  St/PfxRcd
  10.0.101.1        0     1     919     925       41    0    0 15:15:08       10
  10.0.101.2        0     2       0       0        0    0    0 00:00:00 Idle
  
  
  Address Family: IPv4 Multicast
  ==============================
  
  BGP router identifier 10.0.0.1, local AS number 1
  BGP generic scan interval 60 secs
  BGP main routing table version 1
  BGP scan interval 60 secs
  BGP is operating in STANDALONE mode.
  
  Process         RecvTblVer    bRIB/RIB  SendTblVer
  Speaker                  1           1           1
  
  Some configured eBGP neighbors do not have both inbound and
  outbound policies configured for IPv4 Multicast address family.
  These neighbors will default to sending and/or receiving no
  routes and are marked with ’!’ in the output below. Use the
  ’show bgp neighbor <nbr_address>’ command for details.
  
  Neighbor        Spk    AS MsgRcvd MsgSent   TblVer  InQ OutQ Up/Down  St/PfxRcd
  10.0.101.2        0     2       0       0        0    0    0 00:00:00 Idle!
  
  
  Address Family: IPv6 Unicast
  ============================
  
  BGP router identifier 10.0.0.1, local AS number 1
  BGP generic scan interval 60 secs
  BGP main routing table version 2
  BGP scan interval 60 secs
  BGP is operating in STANDALONE mode.
  
  Process         RecvTblVer    bRIB/RIB  SendTblVer
  Speaker                  2           2           2
  
  Neighbor        Spk    AS MsgRcvd MsgSent   TblVer  InQ OutQ Up/Down  St/PfxRcd
  2222::2           0     2     920     918        2    0    0 15:15:11        1
  2222::4           0     3       0       0        0    0    0 00:00:00 Idle
  
  
  Address Family: IPv6 Multicast
  ==============================
  
  BGP router identifier 10.0.0.1, local AS number 1
  BGP generic scan interval 60 secs
  BGP main routing table version 1
  BGP scan interval 60 secs
  BGP is operating in STANDALONE mode.
  
  Process         RecvTblVer    bRIB/RIB  SendTblVer
  Speaker                  1           1           1
  
  Some configured eBGP neighbors do not have both inbound and
  outbound policies configured for IPv6 Multicast address family.
  These neighbors will default to sending and/or receiving no
  routes and are marked with ’!’ in the output below. Use the
  ’show bgp neighbor <nbr_address>’ command for details.
  
  Neighbor        Spk    AS MsgRcvd MsgSent   TblVer  InQ OutQ Up/Down  St/PfxRcd
  2222::2           0     2     920     918        0    0    0 15:15:11        0
  2222::4           0     3       0       0        0    0    0 00:00:00 Idle!
  

テーブル ポリシー

BGP のテーブル ポリシー機能を使用すると、グローバル ルーティング テーブルに組み込まれる、ルート上のトラフィック索引値を設定できます。 この機能は、table-policy コマンドを使用してイネーブルする機能であり、BGP ポリシー アカウンティング機能をサポートしています。

BGP ポリシー アカウンティングでは、BGP ルート上に設定されたトラフィック索引を使用して、さまざまなカウンタを追跡します。 テーブル ポリシーの使用法の詳細については、 『Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コンフィギュレーション ガイド』の「Implementing Routing Policy on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュールを参照してください。 BGP ポリシー アカウンティングの詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Command Reference』の「 Cisco Express Forwarding Commands on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュールを参照してください。

テーブル ポリシーを使用すると、一致基準に基づいて RIB からのルートをドロップすることもできます。 この機能は特定のアプリケーションにおいて有用ですが、BGP がグローバル ルーティング テーブルおよびフォワーディング テーブルに組み込んでいないネイバーに対して、BGP がルートをアドバタイズするところに、簡単にルーティング「ブラック ホール」が作成されてしまうため、注意して使用する必要があります。

アップデート グループ

BGP アップデート グループ機能には、アウトバウンド ポリシーを共有し、アップデート メッセージを共有できるネイバーのアップデート グループをダイナミックに計算し、最適化する新しいアルゴリズムが含まれています。 BGP アップデート グループ機能では、アップデート グループ レプリケーションはピア グループ コンフィギュレーションから分離されるため、ネイバー コンフィギュレーションのコンバージェンス時間が短縮され、柔軟性が高まります。

この機能を使用するには、次の概念を理解しておく必要があります。

BGP アップデートの生成およびアップデート グループ

BGP アップデート グループ機能により、BGP アップデートの生成がネイバー設定から分離されます。 BGP アップデート グループ機能により、アウトバウンド ルーティング ポリシーに基づいて BGP アップデート グループ メンバーシップを動的に計算するアルゴリズムが導入されます。 この機能は、ネットワーク オペレータによる設定を必要としません。 アップデート グループ ベースのメッセージ生成は、自動的に、独立して行われます。

BGP アップデート グループ

設定の変更があった場合、ルータでは、アップデート グループ メンバーシップを自動的に再計算し、変更を適用します。

BGP アップデート グループの生成を最適化するには、ネットワーク オペレータは、類似するアウトバウンド ポリシーを持つネイバーのアウトバウンド ルーティング ポリシーを同じものにしておくことを推奨します。 この機能には、BGP アップデート グループを監視するためのコマンドが含まれています。 これらのコマンドの詳細については、BGP アップデート グループのモニタリングを参照してください。

BGP コスト コミュニティ

BGP コスト コミュニティは非過渡的な拡張コミュニティ属性で、内部 BGP(iBGP)およびコンフェデレーション ピアへ渡されますが、外部 BGP(eBGP)ピアへは渡されません。 コスト コミュニティ機能により、コスト値を特定のルートに割り当てることで、ローカル ルート プリファレンスをカスタマイズし、最適パス選択プロセスに反映させることができます。 拡張コミュニティ形式は、最適パス アルゴリズムの異なるポイントでの最適パスの決定に影響する標準の挿入ポイント(POI)を定義します。

コスト コミュニティ属性は、ルート ポリシーで set extcommunity cost コマンドを設定することにより、内部ルートに適用されます。 set extcommunity cost コマンドについては、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』の「Routing Policy Language Commands on Cisco ASR 9000 Series Router 」モジュールを参照してください。 cost community set 句は、コスト コミュニティ ID 番号(0 ~ 255)およびコスト コミュニティ番号(0 ~ 4294967295)を使用して設定されます。 コスト コミュニティ番号によってパスの優先度が判断されます。 最も低いコスト コミュニティ番号を持つパスが優先されます。 コスト コミュニティ番号を具体的に設定していないパスには、デフォルトのコスト コミュニティ番号である 2147483647(0 ~ 4294967295 の中央値)が割り当てられ、最適パス選択プロセスにより評価されます。 2 つのパスが同じコスト コミュニティ番号を使用して設定されている場合、パス選択プロセスでは最も低いコスト コミュニティ ID のパスが優先されます。 このコスト拡張コミュニティ リンク属性は、拡張コミュニティ交換がイネーブルなとき、iBGP ピアに伝播します。

次のコマンドには route-policy キーワードが含まれています。このキーワードは、cost community set 句を使用して設定されるルート ポリシーを適用するために使用できます。

  • aggregate-address
  • redistribute
  • network

BGP コスト コミュニティはどのように最適パス選択プロセスに影響するか

BGP 最適パス選択プロセスは、挿入ポイント(POI)においてコスト コミュニティ属性の影響を受けます。 デフォルトでは、POI は、内部ゲートウェイ プロトコル(IGP)メトリック比較に従います。 同一の宛先に向かう複数のパスを受信したとき、BGP では最適パス選択プロセスを使用して、いずれのパスが最適パスであるのかを決定します。 最適パスは BGP により自動的に決定され、ルーティング テーブルに組み込まれます。 複数の等コスト パスが使用可能な場合、POI で個別のパスにプリファレンスを割り当てることができます。 ローカルの最適パス選択で POI が有効でない場合は、コスト コミュニティ属性は暗黙的に無視されます。

コスト コミュニティは、まず POI でソートされ、次にコミュニティ ID でソートされます。 コスト コミュニティ属性を使用して、同一の POI に対し複数のパスを設定できます。 最も低いコスト コミュニティ ID を持つパスが最優先で検討されます。 つまり、特定の POI に対するすべてのコスト コミュニティ パスは、最も低いコスト コミュニティを持つパスから検討されていきます。 コスト コミュニティ コストを持たないパス(評価中の POI およびコミュニティ ID)には、デフォルトのコミュニティ コスト値(2147483647)が割り当てられます。 コスト コミュニティ値が等しい場合、コスト コミュニティ比較は、その POI で次に低いコミュニティ ID に進みます。

コスト コミュニティの低いパスを選択するために、両方のパスのコスト コミュニティを同時にウォークスルーします。 この処理は、コスト コミュニティ チェーンのポインタをパスごとに 1 つ、合計 2 つ保持し、特定の POI に対するウォークのステップごとに、コミュニティ ID 順で、適用可能な次のコスト コミュニティに両方のポインタを進め、最適パスが選択されるか、比較が一致したときに停止することによって行われます。 ウォークのステップごとに、次のチェックを行います。

  If neither pointer refers to a cost community,
       Declare a tie;
  
    Elseif a cost community is found for one path but not for the other,
       Choose the path with cost community as best path;
    Elseif the Community ID from one path is less than the other,
       Choose the path with the lesser Community ID as best path;
    Elseif the Cost from one path is less than the other,
       Choose the path with the lesser Cost as best path;
    Else Continue.
  

(注)  


パスにコスト コミュニティ属性が設定されていない場合、最適パス選択プロセスはそのパスにデフォルトのコスト値(最大値 4294967295 の半分である 2147483647)が割り当てられているものと見なします。


POI でコスト コミュニティ属性を適用することで、ローカルの自律システムまたはコンフェデレーションにおける任意の部分にあるピアを起点とするか、このピアで学習したパスに、値を割り当てることができるようになります。 コスト コミュニティは、最適パス選択プロセス中の「タイ ブレーカー」として使用できます。 同一の自律システムまたはコンフェデレーションにおける別個の等コスト パスに対し、コスト コミュニティのインスタンスを複数設定できます。 たとえば、複数の等コスト出口ポイントがあるネットワークにおいて、特定の出口パスに、より低いコスト コミュニティ値を適用すれば、その出口パスは BGP 最適パス選択プロセスにより優先されることになります。 マルチエグジット IGP ネットワークにおけるルート プリファレンスの反映に記載されているシナリオを参照してください。


(注)  


BGP では、コスト コミュニティの比較がデフォルトでイネーブルです。 比較をディセーブルにするには、bgp bestpath cost-community ignore コマンドを使用します。


BGP 最適パス選択処理については、BGP 最適パス アルゴリズムを参照してください。

集約ルートおよびマルチパスに対するコスト コミュニティのサポート

BGP コスト コミュニティ機能では、集約ルートおよびマルチパスをサポートしています。 コスト コミュニティ属性は、いずれかのルートのタイプに適用できます。 コスト コミュニティ属性は、コスト コミュニティ属性を伝送するコンポーネント ルートから集約ルートまたはマルチパス ルートに渡されます。 一意の ID のみが渡され、いずれの個別コンポーネント ルートについても、最大のコストのみが、ID ごとの集約に対して適用されます。 複数のコンポーネント ルートに同一の ID が含まれる場合は、設定されている最大のコストがルートに適用されます。 たとえば、次の 2 つのコンポーネント ルートは、インバウンド ルート ポリシーを使用してコスト コミュニティ属性が設定されています。

  • 10.0.0.1
    • POI=IGP
    • コスト コミュニティ ID=1
    • コスト番号=100
  • 192.168.0.1
    • POI=IGP
    • コスト コミュニティ ID=1
    • コスト番号=200
    これらのコンポーネント ルートを集約するか、マルチパスとして設定した場合は、コスト値 200 が最大のコストであるため、この値がアドバタイズされます。 1 つ以上のコンポーネント ルートがコスト コミュニティ属性を伝送しない場合、またはこれらのコンポーネント ルートに異なる ID が設定されている場合は、デフォルト値(2147483647)が、集約ルートまたはマルチパス ルートに対してアドバタイズされます。 たとえば、次の 3 つのコンポーネント ルートは、インバウンド ルート ポリシーを使用してコスト コミュニティ属性が設定されています。 ただし、これらのコンポーネント ルートには 2 つの異なる ID が設定されています。
  • 10.0.0.1
    • POI=IGP
    • コスト コミュニティ ID=1
    • コスト番号=100
  • 172.16.0.1
    • POI=IGP
    • コスト コミュニティ ID=2
    • コスト番号=100
  • 192.168.0.1
    • POI=IGP
    • コスト コミュニティ ID=1
    • コスト番号=200
    アドバタイズされる単一のパスは、次の集約コスト コミュニティを含みます。 {POI=IGP, ID=1, Cost=2147483647} {POI-IGP, ID=2, Cost=2147483647}

マルチエグジット IGP ネットワークにおけるルート プリファレンスの反映

次の図は、エッジに 2 つの自律システム境界ルータ(ASBR)がある IGP ネットワークを示します。 各 ASBR は、ネットワーク 10.8/16 に対して等コスト パスを持ちます。

図 1. マルチエグジット ポイントの IGP ネットワーク

BGP では、両パスは等しいと見なされます。 マルチパス ロード シェアリングが設定されている場合は、ルーティング テーブルへの両方のパスが組み込まれ、トラフィックの負荷を分散するために使用されます。 マルチパス ロード バランシングが設定されていない場合、BGP により最初に最適パスであると学習されたパスが選択され、ルーティング テーブルに組み込まれます。 この動作は、一部の条件下では望ましくない場合があります。 たとえば、パスは最初に ISP1 PE2 から学習されますが、ISP1 PE2 と ASBR1 間のリンクは低速リンクです。

コスト コミュニティ属性のコンフィギュレーションを使用して ASBR2 が学習したパスにより低いコスト コミュニティ値を適用することで、BGP 最適パス選択プロセスに影響を与えることができます。 たとえば、次のコンフィギュレーションは ASBR2 に適用されています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy ISP2_PE1
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# set extcommunity cost (1:1)

上記のルート ポリシーでは、コスト コミュニティ番号値の 1 がルート 10.8.0.0 に適用されます。 デフォルトでは、ASBR1 で学習したパスにはコスト コミュニティ番号 2147483647 が割り当てられます。 ASBR2 から学習したパスのコスト コミュニティ番号の方が小さいため、このパスが優先されます。

バックドア リンクを持つ EIGRP MPLS VPN PE-CE に対する BGP コスト コミュニティ サポート

バックドア リンクの方が先に学習された場合、BGP では、EIGRP MPLS VPN トポロジのバックドア リンクを優先します。 (バックドア リンクまたはルートは、リモート サイトとメイン サイトの間の VPN の外部に設定される接続で、たとえば、リモート サイトを企業ネットワークへ接続する WAN 専用線などがあります)。

BGP コスト コミュニティの「準最適パス」挿入ポイント(POI)機能は、VPN およびバックドア リンクが混在する EIGRP VPN ネットワーク トポロジをサポートしています。 この POI は BGP に再配布される EIGRP ルートに自動的に適用されます。 「準最適パス」POI は、EIGRP のルート タイプおよびメトリックを伝送します。 この POI は、BGP がその他のあらゆる比較ステップの前にこの POI を検討するように影響を与えておくことで、最適パス計算プロセスに作用します。 設定は必要ありません。 PE、CE、またはバックドア ルータに Cisco IOS XR ソフトウェア が設置されている場合、この機能は、EIGRP VPN サイトについて自動的にイネーブルにされます。

EIGRP MPLS VPN の設定については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router MPLS Configuration Guide』を参照してください。

図 2. コスト コミュニティを使用してバックドア リンクをサポートする方法を示すネットワーク.

この図は、コスト コミュニティを使用して、ネットワークのバックドア リンクをサポートする方法を示します。



次に、PE1 におけるイベント シーケンスを示します。

  1. PE1 では、仮想ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスを実行している CE1 から EIGRP を介して IPv4 プレフィックス 10.1.1.0/24 を学習します。 EIGRP は最適パスを選択して、RIB に組み込みます。 コスト拡張コミュニティのエンコードと、RIB に対するこの情報の追加も行います。
  2. ルートは BGP に再配布されます(IGP-to-BGP 再配布が設定されていることを想定)。 BGP では、再配布プロセスを介して、ルートからコスト拡張コミュニティも受け取ります。
  3. 新しく再配布されたプレフィックスの最適パスを BGP が判別すると、そのパスは PE ピア(PE2)にアドバタイズされます。
  4. PE2 では、BGP VPNv4 プレフィックス route_distinguisher:10.1.1.0/24 をコスト コミュニティとともに受信します。 CE2 では、おそらくは、EIGRP を介して PE2 に同じプレフィックスをアドバタイズします(CE1 と CE2 の間にバックドア リンクがあるため)。 通常、PE2 BGP では、再配布プロセスによって、コスト コミュニティ値とともに CE ルートをすでに学習しています。
  5. PE2 には、BGP のパスが 2 つあります。マルチパス BGP を介するコスト コミュニティ cost1 のパス(PE1)と、EIGRP ネイバーを介するコスト コミュニティ cost2 の別のパス(CE2)です。
  6. PE2 では、拡張された BGP 最適パス計算を実行します。
  7. PE2 は、適切なコスト コミュニティ値を渡して、RIB に最適パスを組み込みます。
  8. PE2 RIB には、10.1.1.0/24 に対するパスが 2 つあります。EIGRP によって追加されたコスト コミュニティ cost2 のパスと、BGP によって追加されたコスト コミュニティ cost1 の別のパスです。 両方のルート パスがコスト コミュニティを持つため、RIB では、まずコストを比較します。 BGP パスのコスト コミュニティの方が低いため、これが選択されて、RIB にダウンロードされます。
  9. PE2 RIB では、VRF を介して BGP パスを EIGRP に再配布します。 パスが 2 個あるため EIGRP は拡散更新アルゴリズム(DUAL)を実行し、BGP 再配布パスを選択します。
  10. PE2 EIGRP は、このパスを CE2 にアドバタイズします。これにより、このパスは、MPLS ネットワークを介してトラフィックを送信するために、このプレフィックス対して使用されるネクスト ホップになります。

ルーティング情報ベースへのルートの追加

最適パス計算の後で、ソーシングされていないパスが最適パスになった場合、BGP では、このルートをルーティング情報ベース(RIB)に追加し、他の IGP 拡張コミュニティと一緒にコスト コミュニティを渡します。

パスを含むルートがプロトコルによって RIB に追加される場合、RIB では、現在の最適パスを調べてルートを確認し、追加されたパスを調べてコスト拡張コミュニティを確認します。 コスト拡張コミュニティが見つかった場合、RIB では、コスト コミュニティの設定を比較します。 比較して順位が付く場合は、適切な最適パスが選択されます。 比較して順位が付かない場合、RIB では、最適パス アルゴリズムの残りの手順に進みます。 現在の最適パスと追加されたパスのいずれにもコスト コミュニティがない場合、RIB では、最適パス アルゴリズムの残りの手順を続行します。 BGP 最適パス アルゴリズムについては、BGP 最適パス アルゴリズムを参照してください。

BGP 最適パス アルゴリズム

通常、BGP ルータでは、同じ宛先への複数のパスを受信します。 BGP の最適パス アルゴリズムは、IP ルーティング テーブルに組み込み、転送トラフィックに使用する最適なパスを決めるものです。 この項では、インターネット技術特別調査委員会(IETF)のネットワーク ワーキング グループによる draft-ietf-idr-bgp4-24.txt 資料の 9.1 項で指定されている BGP 最適パス アルゴリズムの Cisco IOS XR ソフトウェア実装について説明します。

BGP 最適パス アルゴリズムの実装は 3 つの部分に分かれています。

  • パート 1:2 つのパスを比較して、いずれが優れているのかを判別します。
  • パート 2:すべてのパスを反復処理して、全体での最適パスを選択するためにパスを比較する順序を決めます。
  • パート 3:新しい最適パスを使用するに足るだけの差が新旧の最適パスにあるかどうかを判別します。

(注)  


パート 2 で判別する比較順序は、比較演算が推移的でないため重要です。つまり、A、B、C の 3 つのパスが存在しており、A と B を比較すると A の方が優れており、B と C を比較すると B の方が優れている場合に、A と C を比較して必ず A の方が優れているとは限らないのです。 この非推移性は、Multi Exit Discriminator(MED)は、すべてのパス間ではなく、同じネイバー自律システム(AS)からのパス間のみで比較されるために生じます。


パスのペアの比較

2 つのパスを比較して、優れたパスを判別するには、次の手順を実行します。

  1. いずれかのパスが無効な場合(可能な最大 MED 値を持つパス、到達不能なネクスト ホップを持つパスなど)、もう一方のパスが選択されます(そのパスが有効な場合)。
  2. プレ最適パス コスト コミュニティが等しくないパスの場合は、低い方のプレ最適パス コスト コミュニティを持つパスが最適パスとして選択されます。

    (注)  


    コスト コミュニティの比較方法の詳細については、BGP コスト コミュニティを参照してください。


  3. パスの重みが等しくない場合は、重みが最大のパスが選択されます。

    (注)  


    重みは、完全にルータ ローカルであり、weight コマンドを使用するか、ルーティング ポリシーを使用して設定できます。


  4. パスのローカル プリファレンスが等しくない場合は、ローカル プリファレンスの大きいパスが選択されます。

    (注)  


    パスとともにローカル プリファレンス属性を受信したか、ルーティング ポリシーによって設定された場合は、その値が、この比較で使用されます。 それ以外の場合は、デフォルト ローカル プリファレンス値の 100 が使用されます。 このデフォルト値は、bgp default local-preference コマンドを使用して変更できます。


  5. パスの 1 つが再配布されたパス、つまり redistribute コマンドまたは network コマンドによるパスの場合は、そのパスが選択されます。 それ以外の場合で、パスの 1 つがローカルで生成された集約の場合、つまり aggregate-address コマンドによるパスの場合は、そのパスが選択されます。

    (注)  


    ステップ 1 ~ ステップ 4 では、RFC 1268 の「Path Selection with BGP」を実装します。


  6. パスの AS パスの長さが等しくない場合は、AS パスの短いパスが選択されます。 bgp bestpath as-path ignore コマンドが設定されている場合、このステップはスキップされます。

    (注)  


    AS パスの長さを計算するとき、コンフェデレーション セグメントは無視され、AS はカウントに 1 を設定します。



    (注)  


    eiBGP は、内部および外部の BGP マルチパス ピアを指定します。 eiBGP では、内部パスと外部パスを同時に使用できます。


  7. パスの起点が異なる場合は、起点の低いパスが選択されます。 内部ゲートウェイ プロトコル(IGP)は、EGP よりも低いと見なされ、EGP は INCOMPLETE よりも低いと見なされます。
  8. 該当する場合は、パスの MED が比較されます。 等しくない場合は、MED の低いパスが選択されます。 このステップを実行するかどうかには、多数の設定オプションが影響します。 通常は、両方のパスを同じ AS 内のネイバーから受信した場合に MED を比較し、それ以外の場合、MED 比較はスキップされます。 ただし、この動作は、特定の設定オプションによって変更可能であり、めったに発生しない一方で、検討を要する厄介なケースもいくつかあります。 bgp bestpath med always コマンドが設定されている場合、MED 比較は、パス内のネイバー AS にかかわらず、常に実行されます。 それ以外の場合、MED 比較は、次のように、比較する 2 つのパスの AS パスによって異なります。
    • パスに AS パスがないか AS パスが AS_SET で開始されている場合、パスは内部であると見なされ、MED は他の内部パスと比較されます。
    • AS パスが AS_SEQUENCE で開始されている場合、ネイバー AS は、シーケンスの最初の AS 番号であり、MED は、同じネイバー AS を持つ他のパスと比較されます。
    • AS パスがコンフェデレーション セグメントのみを含むか、コンフェデレーション セグメントで開始されて AS_SET が続く場合、MED は、他のいずれのパスとも比較されません。ただし、bgp bestpath med confed コマンドが設定されている場合を除きます。 その場合、パスは内部であると見なされ、MED は他の内部パスと比較されます。
    • AS パスがコンフェデレーション セグメントで開始されて AS_SEQUENCE が続く場合、ネイバー AS は AS_SEQUENCE の最初の AS 番号であり、MED は、同じネイバー AS を持つ他のパスと比較されます。

    (注)  


    パスとともに MED 属性を受信しなかった場合、MED は 0 であると見なされます。ただし、bgp bestpath med missing-as-worst コマンドが設定されている場合を除きます。 その場合は、MED 属性を受信していなければ、MED は、可能な範囲で最大の値であると見なされます。


  9. パスの 1 つを外部ピアから受信し、もう 1 つを内部(またはコンフェデレーション)ピアから受信した場合は、外部ピアからのパスが選択されます。
  10. ネクスト ホップ アドレスへの IGP メトリックが異なるパスの場合は、IGP メトリックの小さい方のパスが選択されます。
  11. パスの IP コスト コミュニティが等しくない場合は、IP コスト コミュニティの低いパスが最適パスとして選択されます。

    (注)  


    コスト コミュニティの比較方法の詳細については、BGP コスト コミュニティを参照してください。


  12. ステップ 1 ~ステップ 10 ですべてのパス パラメータが一致している場合は、ルータ ID が比較されます。 送信元属性付きでパスを受信した場合は、この属性が比較対象のルータ ID として使用されます。それ以外の場合は、パスの受信元ネイバーのルータ ID が使用されます。 パス間でルータ ID が異なる場合は、ルータ ID の小さい方のパスが選択されます。

    (注)  


    送信元をルータ ID として使用する場合は、2 つのパスが同じルータ ID を持つことがあります。 同じピア ルータと 2 つの BGP セッションを持つこともでき、したがって、同じルータ ID を持つ 2 つのパスを受信することがあります。


  13. パス間でクラスタ長が異なる場合は、クラスタ長の小さい方のパスが選択されます。 クラスタ リスト属性なしでパスを受信した場合、クラスタの長さは 0 であると見なされます。
  14. 最後に、IP アドレスの小さいネイバーから受信したパスが選択されます。 ローカル生成されたパス(たとえば、再配布されたパス)は、ネイバー IP アドレスが 0 であると見なされます。

比較の順序

BGP 最適パス アルゴリズム実装のパート 2 では、パスの比較順序を決定します。 比較の順序は、次のように決定されます。

  1. 各グループ内のすべてのパス間で MED を比較できるように、パスがグループ分けされます。 2 つのパス間で MED を比較できるかどうかは、パスのペアの比較と同じルールを使用して決定されます。 通常、この比較の結果は、ネイバー AS ごとに 1 グループになります。 bgp bestpath med always コマンドが設定されている場合は、パスを含む 1 グループだけがあります。
  2. 各グループ内の最適パスが決定されます。 最適パスは、グループ内のすべてのパスを反復処理し、その時点までの最適なパスを追跡することによって決定されます。 各パスが、この時点までの最適なパスと比較され、より適していれば新しいこの時点までの最適なパスになって、グループ内の次のパスと比較されます。
  3. ステップ 2 の各グループから選択した最適パスで構成される、パスのセットを形成します。 このパス セットに対してステップ 2 と同様の比較を繰り返すことによって、全体としての最適パスを選択します。

最適パスの変更の抑制

実装のパート 3 では、最適パスの変更を抑制するかどうか、つまり、新しい最適パスを使用するのか、既存の最適パスの使用を続行するのかを決定します。 最適パス選択アルゴリズムが任意性を持つ部分まで、新規の最適パスと一致している場合は(ルータ ID が同一であることが前提)、引き続き既存の最適パスを使用できます。 既存の最適パスの使用を続行すると、ネットワークでのチャーンを回避できます。


(注)  


この抑制動作は、IETF ネットワーキング ワーキング グループの draft-ietf-idr-bgp4-24.txt 資料に準拠していませんが、IETF ネットワーキング ワーキング グループの draft-ietf-idr-avoid-transition-00.txt 資料に指定されています。


この抑制動作は、bgp bestpath compare-routerid コマンドを設定してオフにできます。 このコマンドを設定すると、新しい最適パスが常に既存の最適パスよりも優先されます。

それ以外の場合は、次の手順を使用して、最適パスの変更を抑制するかどうかが決定されます。

  1. 既存の最適パスが有効でなくなった場合は、変更を抑制できません。
  2. 既存または新規の最適パスを内部(またはコンフェデレーション)ピアから受信したか、ローカルで生成した(再配布によるなど)場合は、変更を抑制できません。 つまり、抑制は、両方のパスを外部ピアから受信した場合のみ可能です。
  3. パスを同じピアから受信した場合(通常はパスのルータ ID が同一)は、変更を抑制できません。 ルータ ID は、パスのペアの比較のルールを使用して計算されます。
  4. パスの重み、ローカル プリファレンス、起点、またはネクスト ホップへの IGP メトリックが異なる場合は、変更を抑制できません。 このすべての値は、パスのペアの比較のルールを使用して計算されます。
  5. パスの AS パス長が異なり、bgp bestpath as-path ignore コマンドが設定されていない場合は、変更を抑制できません。 この場合もやはり、AS パスの長さは、パスのペアの比較のルールを使用して計算されます。
  6. パスの MED を比較でき、MED が異なる場合は、変更を抑制できません。 MED を比較できるかどうかは、パスのペアの比較で説明されている MED 値の計算とまったく同じルールによって判定されます。
  7. ステップ 1 ~ステップ 6 のすべてのパス パラメータに該当しない場合は、変更を抑制できます。

アドミニストレーティブ ディスタンス

アドミニストレーティブ ディスタンスは、ルーティング情報源の信頼性を示す評価基準です。 通常は、値が大きいほど、信頼性の格付けが下がります。 BGP のアドミニストレーティブ ディスタンスの指定については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』の「BGP Commands」モジュールを参照してください。

一般的にルートは、複数のプロトコルを通じて学習されます。 アドミニストレーティブ ディスタンスは、複数のプロトコルから学習したルートを区別するために使用されます。 最もアドミニストレーティブ ディスタンスが低いルートが IP ルーティング テーブルに組み込まれます。 BGP はデフォルトで、表 1のアドミニストレーティブ ディスタンスを使用します。

表 1 デフォルトの BGP アドミニストレーティブ ディスタンス

ディスタンス

デフォルト値

機能

外部

20

eBGP から学習したルートに適用されます。

内部

200

iBGP から学習したルートに適用されます。

ローカル

200

ルータを起点とするルートに適用されます。


(注)  


ディスタンスは BGP パス選択アルゴリズムに影響しませんが、BGP で学習されたルートを IP ルーティング テーブルに組み込むかどうかを左右します。


通常、eBGP を介して学習されたルートは、ディスタンス(20)を理由として IP ルーティング テーブルに組み込まれます。 ただし、2 つの AS が IGP-learned バックドア ルートと eBGP-learned ルートを持つことがあります。 ポリシーは、IGP-learned パスを優先パスとして使用し、IGP パスが停止しているときに eBGP-learned パスを使用するなどの内容になります。 図 1 を参照してください。

図 3. バックドアの例

図 1 では、ルータ A と C、ルータ B と C が eBGP を実行しています。 ルータ A および B は IGP(ルーティング情報プロトコル(RIP)、Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)、Enhanced IGRP、Open Shortest Path First(OSPF)など)を 1 つ実行しています。 RIP、IGRP、Enhanced IGRP、および OSPF のデフォルト ディスタンスは、それぞれ、120、100、90、および 110 です。 このすべてのディスタンスは、eBGP のデフォルト ディスタンスである 20 よりも大きくなっています。 通常は、ディスタンスの一番小さいルートが優先されます。

ルータ A は、160.10.0.0 に関するアップデートを、eBGP と IGP の 2 つのルーティング プロトコルから受信します。 eBGP のデフォルト ディスタンスは、IGP のデフォルト ディスタンスよりも小さいため、ルータ A では、ルータ C からの eBGP-learned ルートを選択します。 ルータ A による 160.10.0.0 についての学習元をルータ B(IGP)にするには、BGP バックドアを設定します。 を参照してください。

次の例では、ネットワーク バックドアが設定されています。

RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family ipv4 unicast
RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# network 160.10.0.0/16 backdoor

ルータ A では、eBGP-learned ルートをローカルとして扱い、ディスタンス 200 で IP ルーティング テーブルに組み込みます。 このネットワークは Enhanced IGRP を介しても学習しているため(ディスタンスは 90)、Enhanced IGRP ルートは、IP ルーティング テーブルに正常に組み込まれ、トラフィックの転送に使用されます。 Enhanced IGRP-learned ルートが停止すると、eBGP-learned ルートが IP ルーティング テーブルに組み込まれ、トラフィックの転送に使用されます。

Although BGP ではネットワーク 160.10.0.0 をローカル エントリとして扱いますが、通常、ローカル エントリをアドバタイズするようにネットワーク 160.10.0.0 をアドバタイズすることはありません。

マルチプロトコル BGP

マルチプロトコル BGP は、BGP の拡張バージョンで、複数のネットワーク層プロトコル、および IP マルチキャスト ルートに関するルーティング情報を伝送します。 BGP は、ユニキャスト ルーティングのセットと、マルチキャスト ルーティングのセットの 2 つのルート セットを伝送します。 マルチキャスト ルーティングと関連付けられたルートは、データ分散ツリーを構築するためにプロトコル独立マルチキャスト(PIM)機能で使用されます。

マルチプロトコル BGP は、トラフィックの種類別に使用するリソースを制限するなどの目的で、マルチキャスト トラフィック専用のリンクが必要な場合に役立ちます。 マルチプロトコル BGP を使用すると、マルチキャスト ルーティング トポロジとは異なるユニキャスト ルーティング トポロジによって、ネットワークおよびリソースの制御を向上できます。

BGP でドメイン間マルチキャスト ルーティングを実行する唯一の方法は、ユニキャスト ルーティングに対応できる BGP インフラストラクチャを使用することでした。 通常は、すべてのマルチキャスト トラフィックを 1 つのネットワーク アクセス ポイント(NAP)で交換します。 これらのルータがマルチキャスト対応でないか、マルチキャスト トラフィックのフローに適用するさまざまなポリシーがある場合は、マルチプロトコル BGP なしでマルチキャスト ルーティングをサポートできません。


(注)  


ユニキャストとマルチキャストの両方のネットワーク層到達可能性情報(NLRI)を交換するように BGP ピアを設定することはできますが、マルチプロトコル BGP クラウドと BGP クラウドは接続できません。 つまり、マルチプロトコル BGP ルートを BGP に再配布できません。


図 1に、一致しておらず、したがって、マルチプロトコル BGP なしでは実現できない、単純なユニキャストとマルチキャストのトポロジを示します。

自律システム 100、200、および 300 は、FDDI リングである 2 つの NAP にそれぞれ接続しています。 1 つはユニキャスト ピアリング(ユニキャスト トラフィックの交換)に使用されます。 Multicast Friendly Interconnect(MFI)リングは、マルチキャスト ピアリング(マルチキャスト トラフィックの交換)に使用されます。 各ルータは、ユニキャストおよびマルチキャスト対応です。

図 4. 不一致のユニキャスト ルートおよびマルチキャスト ルート

図 2 は、ユニキャストだけに対応したルータおよびマルチキャストだけに対応したルータのトポロジです。 左側にある 2 つのルータはユニキャストだけに対応しています(マルチキャスト ルーティングをサポートしていないか、マルチキャスト ルーティングを実行するよう設定されていない)。 右側にある 2 つのルータはマルチキャストだけに対応したルータです。 ルータ A および B は、ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティングの両方をサポートしています。 ユニキャストだけに対応したルータおよびマルチキャストだけに対応したルータは、1 つの NAP に接続されています。

図 2 では、ユニキャスト トラフィックだけがルータ A からユニキャスト ルータを経由してルータ B との間を行き来できます。 マルチキャスト トラフィックは、このパス上を流れることができないため、別のルーティング テーブルが必要です。 マルチキャスト トラフィックは、ルータ A からマルチキャスト ルータを経由してルータ B との間を行き来するパスを使用します。

図 2 に、ルータ A からルータ B へのユニキャスト ルートおよびマルチキャスト ルートを別々に持つマルチプロトコル BGP 環境を示します。 マルチプロトコル BGP では、これらのルートが不一致であることが許可されます。 この図では、両方の自律システムに内部マルチプロトコル BGP(IMBGP)が設定されている必要があります。

PIM などのマルチキャスト ルーティング プロトコルでは、マルチキャスト BGP データベースを使用して、マルチキャスト対応の送信元を検索する Reverse Path Forwarding(RPF)ルックアップを実行します。 したがって、マルチキャスト トポロジ上ではパケットの送信と受け入れが可能ですが、ユニキャスト トポロジ上ではできません。

図 5. マルチキャスト BGP 環境

ルート ダンプニング

ルート ダンプニングは、インターネットワーク上でのフラッピング ルートの伝搬を最小限に抑える BGP 機能です。 ルートの状態が使用可能、使用不可能、使用可能、使用不可能という具合に、繰り返し変化する場合、ルートはフラッピングと見なされます。

たとえば、自律システム 1、自律システム 2、および自律システム 3 の 3 つの BGP 自律システムがあるネットワークについて考えます。 自律システム 1 のネットワーク A へのルートがフラッピングする(利用できなくなる)と仮定します。 ルート ダンプニングがない状況では、自律システム 1 から自律システム 2 への eBGP ネイバーは、取り消しメッセージを自律システム 2 に送信します。 次に自律システム 2 内の境界ルータは、取り消しメッセージを自律システム 3 に伝播します。 ネットワーク A へのルートが再出現したとき、自律システム 1 は自律システム 2 に、自律システム 2 は自律システム 3 にアドバタイズメント メッセージを送信します。 ネットワーク A へのルートが利用可能になったり不可になったりを繰り返す場合、取り消しメッセージおよびアドバタイズメント メッセージが多数送信されます。 ルート フラッピングは、インターネットに接続されたインターネットワークでの問題です。インターネットのバックボーンでルートのフラッピングが生じると、通常、多くのルートに影響を与えるからです。

フラッピングの最小化

ルート ダンプニング機能は、次のようにしてフラッピングの問題を最小限に抑えます。 ここでも、ネットワーク A へのルートがフラッピングしたと仮定します。 (ルート ダンプニングがイネーブルになっている)自律システム 2 内のルータは、ネットワーク A にペナルティ 1000 を割り当てて、履歴状態に移行させます。 自律システム 2 内のルータは、引き続きネイバーにルートのステータスをアドバタイズします。 ペナルティは累積されます。 ルート フラップが非常に頻繁に発生し、ペナルティが設定可能な抑制制限を超える場合は、フラップの発生回数に関係なく、ルータはネットワーク A へのルートのアドバタイズを停止します。 このようにして、ルート ダンプニングが発生します。

ネットワーク A に課されたペナルティは再使用制限に達するまで減衰し、達すると同時にそのルートは再びアドバタイズされます。 再使用制限の半分の時点で、ネットワーク A へのルートのダンプニング情報が削除されます。


(注)  


ルート ダンプニングがイネーブルの場合は、リセットによってルートが取り消されるときでも、BGP ピアのリセットにペナルティは適用されません。


BGP ルーティング ドメイン コンフェデレーション

iBGP メッシュを削減する方法の 1 つとして、ある自律システムを複数の副自律システムに分割し、単一のコンフェデレーションにグループ化することがあげられます。 外部からは、このコンフェデレーションは単一の自律システムであるかのように見えます。 各自律システムは内部で完全にメッシュ化されていて、同じコンフェデレーション内の他の自律システムとの間には数本の接続があります。 異なる自律システム内にあるピアは eBGP セッションを持ちますが、ルーティング情報は iBGP ピアと同様な方法で交換されます。 具体的には、ネクスト ホップ、MED、およびローカル プリファレンス情報は維持されます。 この機能により、自律システムすべてに対して単一の IGP を保持できます。

BGP ルート リフレクタ

BGP を使用するには、すべての iBGP スピーカーが完全メッシュ化されている必要があります。 ただし、iBGP スピーカーの数が多い場合、この要件には適切な拡張性がありません。 コンフェデレーションを設定する代わりに、ルート リフレクタ設定を使用すると iBGP メッシュを削減できます。

図 1 に、3 つの iBGP スピーカー(ルータ A、B、C)を持つ、単純な iBGP 設定の例を示します。 ルート リフレクタがない場合、外部ネイバーからルートを受信したとき、ルータ A では、ルータ B と C の両方にアドバタイズする必要があります。 ルータ B および C では、内部のネイバーから学習したルートを他の内部ネイバーに渡さないため、これらのルータでは iBGP が学習したルートを他の iBGP スピーカーに再アドバタイズしません。こうして、ルーティング情報のループを回避します。

図 6. 完全メッシュ化された 3 つの iBGP スピーカー

ルート リフレクタがある場合は、学習したルートをネイバーに渡す方法があるため、すべての iBGP スピーカーを完全にメッシュ化する必要はありません。 このモデルでは、iBGP が学習したルートを一連の iBGP ネイバーに渡す役割を持つルート リフレクタとして、1 つの iBGP ピアを設定しています。 図 2 では、ルータ B がルート リフレクタとして設定されています。 ルータ A からアドバタイズされたルートをルート リフレクタが受信すると、ルータ C にアドバタイズします。逆の場合も同じです。 このスキームにより、ルータ A とルータ C 間の iBGP セッションは不要になります。

図 7. ルート リフレクタのある単純な BGP モデル

ルート リフレクタの内部ピアは、次の 2 種類のグループに分けられます。クライアントのピアと、自律システム内の他の全ルータ(非クライアント ピア)です。 ルート リフレクタは、これらの 2 つのグループ間でルートを反映させます。 ルート リフレクタおよびそのクライアント ピアは、クラスタを形成します。 非クライアント ピアは相互に完全メッシュ構造にする必要がありますが、クライアント ピアはその必要はありません。 クラスタ内のクライアントは、クラスタ外の iBGP スピーカーとは通信しません。

図 8. より複雑な BGP ルート リフレクタのモデル

図 3 に、より複雑なルート リフレクタのスキームを示します。 ルータ A は、ルータ B、C、および D を持つクラスタのルート リフレクタです。 ルータ E、F、および G は完全メッシュ化された、非クライアント ルータです。

ルート リフレクタがアドバタイズされたルートを受信すると、ネイバーに応じて、次のようなアクションを取ります。

  • 外部 BGP スピーカーからのルートをすべてのクライアントおよび非クライアント ピアにアドバタイズします。
  • 非クライアント ピアからのルートをすべてのクライアントにアドバタイズします。
  • クライアントからのルートをすべてのクライアントおよび非クライアント ピアにアドバタイズします。 したがって、クライアントを完全メッシュ構造にする必要はありません。

ルート リフレクタ対応の BGP スピーカーとともに、ルート リフレクタの概念に対応していない BGP スピーカーを併用することもできます。 これらは、クライアントまたは非クライアント グループのメンバとなることができます。したがって、旧 BGP モデルからルート リフレクタ モデルへ、簡単に順次移行できます。 たとえば、最初に、ルート リフレクタおよびいくつかのクライアントを持つ単一のクラスタを作成します。 他のすべての iBGP スピーカーはルート リフレクタに対して非クライアント ピアとすることができ、クラスタを作成して徐々に追加します。

自律システムは複数のルート リフレクタを持つことができます。 ルート リフレクタは、他のルート リフレクタを他の iBGP スピーカーと同様に扱います。 ルート リフレクタは、他のルート リフレクタをクライアント グループまたは非クライアント グループに含むように設定できます。 単純な設定では、バックボーンを多数のクラスタに分割してもかまいません。 各ルート リフレクタは、非クライアント ピアとして他のルート リフレクタとともに設定されます(このため、すべてのルート リフレクタは完全メッシュ化されます)。 クライアントは、所属するクラスタのルート リフレクタとだけ、iBGP セッションを維持するように設定されます。

通常、クライアントのクラスタには、ルート リフレクタが 1 つ存在します。 その場合、クラスタはルート リフレクタのルータ ID で識別されます。 冗長性を向上させ、シングル ポイント障害を避けるために、クラスタは複数のルート リフレクタを含むことがあります。 この場合、クラスタ内のすべてのルート リフレクタにクラスタ ID を設定し、ルート リフレクタが同一クラスタ内のルート リフレクタからのアップデートを識別できるようにする必要があります。 クラスタに機能を提供しているルート リフレクタはすべて完全メッシュ化され、同一のクライアントおよび非クライアント ピアのセットを持っている必要があります。

デフォルトでは、ルート リフレクタのクライアントは完全メッシュ化されている必要はなく、クライアントからのルートは他のクライアントに反映されます。 ただし、クライアントが完全メッシュ化されている場合は、ルート リフレクタはルートをクライアントに反映する必要はありません。

iBGP が学習したルートが反映されるため、ルーティング情報がループする場合があります。 ルート リフレクタ モデルには、ルーティングのループを防ぐ、次のようなメカニズムがあります。

  • 送信元 ID は、任意で非過渡的な BGP 属性です。 これは 4 バイトの属性で、ルート リフレクタにより作成されます。 この属性は、ローカル自律システムのルートの送信元のルータ ID を保持します。 したがって、設定ミスによりルーティング情報が送信元に戻ってくる場合、その情報は無視されます。
  • クラスタ リストは任意で非過渡的な BGP 属性です。 これは、ルートが渡したクラスタ ID のシーケンスです。 ルート リフレクタでは、クライアントから非クライアント ピアにルートを反映するとき(およびその逆のとき)、ローカル クラスタ ID をクラスタ リストに付加します。 クラスタ リストが空の場合は、新規のクラスタ リストが作成されます。 ルート リフレクタでは、この属性を使用して、設定ミスによりルーティング情報が同じクラスタにループ バックしているかどうかを識別できます。 クラスタ リストにローカル クラスタ ID が見つかった場合、そのアドバタイズメントは無視されます。

show コマンドのデフォルトのアドレス ファミリ

大部分の show コマンドには、アドレス ファミリ(AFI)引数およびサブアドレス ファミリ(SAFI)引数があります(AFI および SAFI については RFC 1700 および RFC 2858 を参照してください)。 Cisco IOS XR ソフトウェア パーサーには、afi および safi を設定する機能があるため、show コマンドを実行するときに、これらを指定する必要はありません。 次のパーサー コマンドがあります。

  • set default-afi { ipv4 | ipv6 | all }
  • set default-safi { unicast | multicast | all }

パーサーでは、デフォルト afi 値に ipv4 を、デフォルト safi 値に unicast を自動設定します。 パーサー コマンドは、デフォルトの afi 値を ipv4 から変更するか、デフォルトの safi 値を unicast から変更する場合のみ使用する必要があります。 show コマンドに指定したすべての afi キーワードまたは safi キーワードは、パーサー コマンドを使用して設定した値よりも優先されます。 現在設定されている afi および safi の値を確認するには、次の show default-afi-safi-vrf コマンドを使用します。

分散 BGP

分散 BGP では、BGP の機能が 3 つのプロセス タイプに分割されます。

  • BGP プロセス マネージャ:設定変更の検証、および BGP スピーカー プロセス間でのネイバー配布の計算とパブリッシュを行います。 このプロセスのインスタンスは単一です。
  • bRIB プロセス:ルートの最適パス計算を行います(スピーカーから部分最適パスを受信)。 最適ルートは bRIB に組み込まれ、スピーカーにアドバタイズされます。 最適パス計算については、BGP 最適パス アルゴリズムを参照してください。 bRIB プロセスでは、RIB へのルートの組み込みおよび RIB から再配布されるルートの処理も行います。 ある RIB から別の RIB へのルート リークに対応するために、複数の RIB ルートから bRIB プロセス内の単一ルートへの再配布用に bRIB を登録できます。 このプロセスのインスタンスは、アドレス ファミリごとに 1 つあります。
  • BGP スピーカー プロセス:ピアへのすべての BGP 接続の処理を扱います。 スピーカーでは、受信したパスを RIB に格納し、部分最適パスの計算を実行します。このとき、部分最適パスを bRIB にアドバタイズします(限定的最適パス計算)。 Multi Exit Discriminator(MED)を比較するには、同じ AS から受信した一方で同じスピーカーから受信していない可能性のあるパスを比較する必要があるため、スピーカーでは、限定的最適パス計算を実行します BGP スピーカーでは、BGP ローカル RIB 全体にはアクセスできないため、限定的な最適パス計算のみを実行できます。 (これは、BGP 最適パス アルゴリズムのステップ 1 ~ステップ 7 です)。スピーカーと bRIB のプロセッサ間通信(IPC)を減らすためおよび bRIB 内で処理するパスの数を減らすために、最適パスのみが bRIB にアドバタイズされます。 BGP スピーカーでは、bRIB から最適パス計算全体の結果を学習した後でのみ、パスをアクティブとしてマーキングできます。 ネイバーのインポート ポリシーおよびエクスポート ポリシーは、スピーカーによって実施されます。 bgp bestpath med always コマンドがイネーブルの場合は、完全な最適パス計算がスピーカー プロセス内で行われます。 bgp bestpath med always コマンドがイネーブルでない場合、スピーカーでは部分最適パスのみを計算し(最適パス ステップから MED 比較までを実行)、bRIB に送信します。 bRIB は最終的な最適パスを計算します(最適パス計算の手順をすべて実行します)。 bgp bestpath med always コマンドがイネーブルにされている場合、スピーカーはすべての AS の MED を比較できるため、最適パスを 1 つ計算して求め、これを bRIB に送信できます。 bRIB は最終的な最適パスを計算する究極のプロセスですが、bgp bestpath med always コマンドがイネーブルにされている場合、スピーカーは複数の部分最適パスの代わりに、1 つの最適パスを送信できます。 このプロセスのインスタンスは複数あり、各インスタンスは BGP ピア接続のサブセットを扱います。

すべてのアドレス ファミリの合計で 15 個までのスピーカーと、アドレス ファミリ(IPv4、IPv6、VPNv4)ごとに 1 つの bRIB がサポートされています。

分散 BGP は、あるアドレス ファミリでの障害が別のアドレス ファミリに与える影響を減らすために使用されます。 たとえば、IPv6 ネイバーのみのスピーカー 1 つ(IPv6 アドレスにピアリング)、IPv4 ネイバーのみの別のスピーカー(IPv4 アドレスにピアリング)、VPNv4 プロバイダー エッジ(PE)またはカスタマー エッジ(CE)ネイバーのみのさらに別のスピーカー(非 VPN ネイバーとは異なる IPv4 アドレスにピアリング)を持つことができます。 このシナリオでは、IPv4、IPv6、および VPNv4 間でプロセス(bgp、brib、rib)のオーバーラップはありません。 したがって、bgp、brib、または rib の 1 プロセスのクラッシュは、1 つのアドレス ファミリのみに影響します。 分散 BGP では、BGP ルーティング アップデートの受信、計算、送信用の CPU 容量も増加します。 分散 BGP モードでは、イネーブルにされた分散スピーカーの数および各スピーカーに割り当てるネイバーを制御できます。 イネーブルにされた分散スピーカーがない場合、BGP はスタンドアロン モードで動作します。 イネーブルにされた分散スピーカーが 1 つ以上ある場合、BGP は分散モードで動作します。

MPLS VPN Carrier Supporting Carrier

Carrier Supporting Carrier(CSC)は、サービス プロバイダーの 1 つが別のサービス プロバイダーに自社のバックボーン ネットワークのセグメントの使用を許可する状況を記述した用語です。 他のプロバイダーにバックボーン ネットワークのセグメントを提供するサービス プロバイダーは、バックボーン キャリアと呼ばれます。 バックボーン ネットワークのセグメントを使用するサービス プロバイダーは、カスタマー キャリアと呼ばれます。

バックボーン キャリアは、ボーダー ゲートウェイ プロトコル/マルチプロトコル ラベル スイッチング(BGP/MPLS)VPN サービスを提供します。 カスタマー キャリアは、次のいずれかになります。

  • インターネット サービス プロバイダー(ISP)(定義上、ISP は VPN サービスを提供しません)
  • BGP/MPLS VPN サービス プロバイダー

BGP をイネーブルにするように CSC ネットワークを設定して、バックボーン キャリア プロバイダー エッジ(PE)ルータとカスタマー キャリア カスタマー エッジ(CE)ルータ間のルートおよび MPLS ラベルを、複数パスを使用して転送できます。 BGP を使用して IPv4 ルートと MPLS ラベル ルートを配布する利点を次に示します。

  • BGP は、VPN ルーティング/転送(VRF)テーブル内で内部ゲートウェイ プロトコル(IGP)およびラベル配布プロトコル(LDP)の代わりをします。 BGP を使用して、ルートおよび MPLS ラベルを配布できます。 2 つではなく単一のプロトコルを使用すると、設定およびトラブルシューティングが簡単になります。
  • BGP は、2 つの ISP を接続する場合の優先ルーティング プロトコルです。主な理由は、そのルーティング ポリシーと拡張性です。 ISP では、通常、2 つのプロバイダー間で BGP を使用します。 この機能を使用すると、これらの ISP は BGP を使用できます。

BGP を使用した MPLS VPN CSC の設定の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router MPLS Configuration Guide』の「Implementing MPLS Layer 3 VPNs on Cisco ASR 9000 Series Router 」モジュールを参照してください。

BGP キーチェーン

BGP キーチェーンを使用すると、2 つの BGP ピアの間でキーチェーン認証が可能になります。 BGP エンドポイントは、いずれも draft-bonica-tcp-auth-05.txt に準拠している必要があり、一方のエンドポイント上にキーチェーン、もう一方のエンドポイント上にパスワードがある場合は機能しません。

キーチェーン管理については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』を参照してください。

BGP では、認証にこのキーチェーンを使用して、ヒットレス キー ロールオーバーを実装できます。 キー ロールオーバーの仕様は時刻ベースであり、ピア間でクロックにずれがある場合、ロールオーバー プロセスに影響します。 許容値の指定を設定できるため、承認時間枠をその分だけ(前後に)拡張できます。 この承認時間枠により、アプリケーション(ルーティング プロトコルおよび管理プロトコルなど)のヒットレス キー ロールオーバーが容易になります。

エンドポイント間にキーチェーン設定の不一致があり、その結果セッション トラフィック(送信または承認)で共通のキーがない場合を除き、キー ロールオーバーは BGP セッションに影響しません。

BGP ノンストップ ルーティング

ステートフル スイッチオーバー(SSO)によるボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)のノンストップ ルーティング(NSR)機能では、すべての bgp ピアリングで BGP ステートを維持でき、サービスを中断するおそれのあるイベントの際に確実にパケット転送を続行できます。 NSR の下では、サービスを中断するおそれのあるイベントは、ピア ルータに表示されません。 プロトコル セッションは中断されず、ルーティング ステートはプロセスの再起動とスイッチオーバーをまたがって維持されます。

BGP NSR では、次のイベントの際のノンストップ ルーティングを実現します。

  • ルート プロセッサ スイッチオーバー
  • BGP または TCP のプロセス再起動

ルート プロセッサ スイッチオーバーおよびインサービス システムのアップグレード(ISSU)の間、NSR は TCP と BGP の両方のステートフル スイッチオーバー(SSO)によって実現されます。

NSR では、ネットワーク内の他のルータ上でソフトウェア アップグレードを強要せず、NSR をサポートするためにピア ルータは必要ありません。

障害に起因するルート プロセッサ スイッチオーバーが発生した場合、TCP 接続および BGP セッションはトランスペアレントにスタンバイ ルート プロセッサに移行され、スタンバイ ルート プロセッサがアクティブになります。 既存のプロトコル ステートは、アクティブになるスタンバイ ルート プロセッサ上で維持されて、ピアによるプロトコル ステートのリフレッシュは不要です。

ソフト再設定、ポリシー変更などのイベントの場合に、BGP 内部ステートの変更がトリガーされることがあります。 このようなイベントの際に、アクティブとスタンバイの BGP プロセスの間でステートの一貫性を確保するために、同期ポイントとして機能する、ポストイットの概念が導入されています。

BGP NSR には次の機能があります。

  • NSR 関連のアラームおよび通知
  • 設定されている NSR 状態と動作上の NSR 状態を別々に追跡
  • NSR 統計情報の収集
  • show コマンドを使用した NSR 統計情報の表示
  • XML スキーマのサポート
  • アクティブとスタンバイのインスタンス間のステート同期を検証する監査メカニズム
  • NSR をイネーブルおよびディセーブルにする CLI コマンド
  • 5000 NSR セッションのサポート

BGP プレフィックス独立コンバージェンス ユニパス プライマリ/バックアップ

ボーダー ゲートウェイ プロトコル プレフィックス独立コンバージェンス ユニパス(BGP PIC Unipath)プライマリ/バックアップ機能には、バックアップ パスを転送テーブルに組み込む機能があります。 バックアップ パスを組み込むと、プライマリ PE-CE リンクの障害時に、プレフィックスに依存しないコンバージェンスが可能になります。

プライマリ/バックアップ パスのメカニズムにより、BGP では、バックアップ最適パスを決定できます。 バックアップ最適パスは、全体としての最適パス(プライマリ最適パス)のバックアップとして機能します。 BGP では、両方のパスを転送情報ベース(FIB)にプログラムします。

バックアップ最適パスを決定する手順を次に示します。

  1. プレフィックスに利用可能なパスの全セットから最適パスを決定します。
  2. 現在の最適パスを除外します。
  3. 現在の最適パスと同じネクスト ホップを持つすべてのパスを除外します。
  4. 残りのパスのセットに対して最適パス アルゴリズムを再度実行し、バックアップ最適パスを決定します。

10000 個のプレフィックスの PE-CE ローカル コンバージェンスには、4 ~ 5 秒かかります。 プライマリ PE-CE リンクの障害の際に転送情報ベース(FIB)で即座に代替パスへの切り替えが可能なようにバックアップ パスをラインカードに組み込むと、コンバージェンス時間が短縮されます。

プライマリ PE-CE リンクの障害の際、FIB では、受信したトラフィックをバックアップ PE に転送し始めます。 FIB では、ネットワーク コンバージェンスの期間、受信したトラフィックのバックアップ PE への転送を続行します。 バックアップ パスを使用する方法はプレフィックスから独立しているため、プレフィックス独立コンバージェンス ユニパス機能により、プレフィックスに依存しない 1 秒未満のコンバージェンスが実現されます。

additional-paths selection コマンドを使用すると、バックアップ パスが転送情報ベース(FIB)に組み込まれて、プライマリ バックアップ パスが有効になります。

BGP Local Label Retention

プライマリ PE-CE リンクが故障した場合、BGP では、プライマリ パスに対応するルートおよびこのルートのローカル ラベルを取り消し、デフォルトでは、ルーティング情報ベース(RIB)および転送情報ベース(FIB)にバックアップ パスをプログラムします。

ただし、プライマリ PE のすべての内部ピアがバックアップ パスを新しい最適パスとして使用するように再コンバージェンスするまで、トラフィックは、プライマリ パスに割り当てられたローカル ラベルとともに、引き続きプライマリ PE に転送されます。 したがって、プライマリ パスに前に割り当てられていたローカル ラベルは、再コンバージェンス後、設定可能な期間、プライマリ PE 上で保持する必要があります。 BGP Local Label Retention 機能を使用すると、ローカル ラベルを指定期間保持できます。 時間を指定していない場合、ローカル ラベルは、デフォルト値の 5 分間保持されます。

retain local-label コマンドを使用すると、ネットワークがコンバージェンスされるまで、ローカル ラベルを保持できます。

BGP コマンドに対するコマンドライン インターフェイス(CLI)の一貫性

Cisco IOS XR リリース 3.9.0 以降のボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)コマンドでは、 disable キーワードを使用して、機能をディセーブルにします。 キーワード inheritance-disable では、親レベルからの機能プロパティの継承がディセーブルになります。

BGP の追加パス

ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)の追加パス機能では、1 つのプレフィックスに対して複数のパスを送信できるように、BGP スピーカーの BGP プロトコル機械を変更します。 これにより、ネットワークに「パスの多様性」が生まれます。 追加パスにより、エッジ ルータでの BGP プレフィックス独立コンバージェンス(PIC)が可能になります。

BGP 追加パスでは、iBGP ネットワーク内の追加パス アドバタイズメントが可能になり、プレフィックスに対する次のタイプのパスがアドバタイズされます。

  • バックアップ パス:高速コンバージェンスおよび接続の回復をイネーブルにします。
  • グループ最適パス:ルート振動を解決します。
  • すべてのパス:iBGP フル メッシュをエミュレートします。

    (注)  


    追加パスは、MDT、トンネル、および L2VPN アドレス ファミリと eBGP ピアリングでは、サポートされていません。

iBGP マルチパス ロード シェアリング

ローカル ポリシーが設定されていないボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)対応ルータが複数のネットワーク層到達可能性情報(NLRI)を同じ宛先の内部 BGP(iBGP)から受信すると、このルータは 1 つの iBGP パスを最適パスとして選択します。 この最適パスは、次にこのルータの IP ルーティング テーブルに組み込まれます。

iBGP のマルチパス ロード シェアリング機能を使用すると、BGP 対応ルータでは、複数の iBGP パスを宛先への最適パスとして選択できます。 この最適パスまたはマルチパスは、次にこのルータの IP ルーティング テーブルに組み込まれます。

eBGP から取得した到達可能性情報を持つ複数の境界 BGP ルータがあり、ローカル ポリシーが適用されていない場合、境界ルータでは、eBGP パスを最適パスとして選択します。 境界ルータでは、この最適パスを ISP ネットワークの内部にアドバタイズします。 コア ルータの場合は、同じ宛先への複数のパスが存在することがありますが、1 つのパスのみが最適として選択され、このパスが転送に使用されます。 iBGP マルチパス ロード シェアリングでは、複数の等距離パス間のロード シェアリングを可能にすることができるようになります。

複数の iBGP の最適パスを設定すると、ルータでは、特定のサイトを宛先とするトラフィックを均等に負担できるようになります。

iBGP のマルチパス ロード シェアリング機能は、サービス プロバイダー バックボーンを持つマルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)と同様に機能します。

同じ宛先への複数のパスをマルチパスと見なすには、次の基準を満たす必要があります。

  • すべての属性が同じである必要があります。 属性には、重み、ローカル プリファレンス、自律システム パス(長さだけでなく属性全体)、発信元コード、Multi Exit Discriminator(MED)、および Interior Gateway Protocol(IGP)距離が含まれます。
  • 各マルチパスのネクスト ホップ ルータが異なっている必要があります。

基準を満たしていて、複数のパスがマルチパスと見なされても、BGP 対応ルータは、引き続きマルチパスの 1 つを最適パスに指定し、この最適パスをそのネイバーにアドバタイズします。

累積内部ゲートウェイ プロトコル属性

累積内部ゲートウェイ プロトコル(AiGP)属性は、オプションで非推移的な BGP パス属性です。 AiGP 属性の属性タイプ コードは、IANA によって割り当てられます。 AiGP 属性の値フィールドは、Type/Length/Value 要素(TLV)のセットとして定義されます。 AiGP TLV は累積 IGP メトリックを含んでいます。

AiGP 機能は、パスに関連する距離を計算する現在の OSPF 動作をシミュレートするために 3107 ネットワークで必要です。 OSPF/LDP では、プレフィックスおよびラベル情報をローカル領域だけに入れて伝送します。 次に、BGP では、エリア境界にある BGP にルートを再配布することにより、すべてのリモート エリアにプレフィックスおよびラベルを伝送します。 次に、ルートおよびラベルが、LSP を使用してアドバタイズされます。 ルートのネクスト ホップは、各 ABR でローカル ルータに変更されます。これにより、エリア境界をまたがって OSPF ルートをリークする必要がなくなります。 各コア リンクで使用可能な帯域幅が OSPF コストにマップされます。したがって、BGP では、各 PE 間でこのコストを正しく伝送する必要があります。 この機能は、AiGP を使用して実現されています。

IPv6 プロバイダー エッジの VRF ごとおよび CE ごとのラベル

IPv6 のための VRF ごとおよび CE ごとのラベルの機能により、デフォルト VRF ごとまたは CE ネクスト ホップごとにラベルを割り当てることにより、ラベル スペースを節約できるようになります。

デフォルトでは、すべての IPv6 プロバイダー エッジ(6PE)ラベルは、プレフィックスごとに割り当てられます。 VRF インスタンスに属する各プレフィックスは 1 つのラベルを使ってアドバタイズされます。これは、パケットのカスタマー エッジ(CE)ネクスト ホップを決定するために、VRF フォワーディング テーブルでさらにルックアップが行われる原因になります。

ただし、PE ルータでさらにルックアップが行われることを回避し、ラベル スペースを節約するには、label-allocation-mode コマンドに per-ce キーワードまたは per-vrf キーワードを付けて使用します。

一意のカスタマー エッジ(CE)ピアまたはルータからアドバタイズされたすべてのルートで同じラベルを使用することを指定するには、per-ce キーワードを使用します。 一意の VRF からアドバタイズされたすべてのルートで同じラベルを使用することを指定するには、per-vrf キーワードを使用します。

Cisco ASR 9000 の A9K-SIP-700 での IPv4 BGP ポリシー アカウンティング

ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)ポリシー アカウンティングは、異なるピア間で送信または受信される IP トラフィックを測定および分類します。 ポリシー アカウンティングは、個々の入力または出力のインターフェイスごとにイネーブルにされます。 IP トラフィックを識別するために、コミュニティ リスト、自律システム番号、または自律システム パスなどのパラメータに基づくカウンタが割り当てられます。

BGP ポリシー アカウンティングを使用すると、通過するルートに基づいてトラフィックのアカウンティングを行うことができます。 サービス プロバイダーは、すべてのトラフィックをカスタマー別に識別および把握して、それに応じて課金できます。

BGP ポリシー アカウンティングの詳細および BGP ポリシー アカウンティングの設定方法については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Configuration Guide』の「Implementing Cisco Express Forwarding」モジュールを参照してください。

Cisco ASR 9000 の A9K-SIP-700 での IPv6 ユニキャスト ルーティング

Cisco ASR 9000 の A9K-SIP-700 には、すべてのインターネット プロトコル バージョン 6(IPv6)ユニキャスト機能が備わっています。

IPv6 ユニキャスト アドレスは、単一ノード上の単一インターフェイスに対する ID です。 ユニキャスト アドレスに送信されたパケットは、そのアドレスが示すインターフェイスに配信されます。 Cisco IOS XR ソフトウェアでは、次の IPv6 ユニキャスト アドレス タイプがサポートされます。

  • グローバル集約可能アドレス
  • サイトローカル アドレス
  • リンクローカル アドレス
  • IPv4 互換 IPv6 アドレス

IPv6 ユニキャスト アドレス方式の詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Configuration Guide』の「Implementing Network Stack IPv4 and IPv6」モジュールを参照してください。

Cisco ASR 9000 の A9K-SIP-700 での IPv6 uRPF サポート

Unicast IPv6 Reverse Path Forwarding(uRPF)は、裏付けのない IP ソース アドレスを持つ IP パケットを廃棄することにより、ネットワークに変形またはスプーフィングされた IP ソース アドレスが注入されて引き起こされる問題の緩和に役立ちます。 ユニキャスト RPF はシスコ エクスプレス フォワーディング(CEF)テーブルで逆ルックアップを実行することで、この処理を行います。 したがって、uRPF は、CEF がルータ上でイネーブルの場合のみ可能です。

IPV6 uRPF をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 verify unicast source reachable-via {any | rx} [allow-default] [allow-self-ping] コマンドを使用します。

IPv6 uRPF の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Command Reference』の「Implementing Cisco Express Forwarding」モジュールを参照してください。

BGP の AS パスからのプライベート AS 番号の削除および置換

プライベート自律システム番号(ASN)は、グローバルに一意な AS 番号を保護するために、インターネット サービス プロバイダー(ISP)およびお客様のネットワークで使用されます。 プライベート AS 番号は一意でないため、グローバル インターネットへのアクセスには使用できません。 AS 番号はルーティング アップデートの eBGP AS パスに表示されます。 プライベート ASN を使用している場合にグローバル インターネットにアクセスするには、AS パスからプライベート ASN を削除する必要があります。

パブリックな AS 番号は、InterNIC によって割り当てられ、グローバルに一意です。 範囲は 1 ~ 64511 です。 プライベート AS 番号は、グローバルに一意な AS 番号(有効な範囲は 64512 ~ 65535)を保護するために使用されます。 プライベート AS 番号はグローバル BGP ルーティング テーブルにリークできません。プライベート AS 番号は一意ではなく、BGP 最適パスの計算には一意の AS 番号が必要であるからです。 そのため、ルートが BGP ピアに伝播される前に、AS パスからプライベート AS 番号を削除する必要がある可能性があります。

外部 BGP(eBGP)では、グローバルなインターネットへのルーティングで、グローバルに一意な AS 番号を使用する必要があります。 プライベート AS 番号(これは一意でない)を使用すると、グローバルなインターネットにアクセスできません。 AS パスに含まれるプライベート AS 番号を削除および置換する BGP の機能により、プライベート AS に属しているルータは、グローバル インターネットにアクセスできます。 ネットワーク管理者は、発信アップデート メッセージに含まれる AS パスからプライベート AS を削除するようにルータを設定します。場合によっては、これらの番号をローカル ルータの ASN で置き換えて、AS パス長が変化しないようにします。

AS パスからプライベート AS 番号の削除および置換機能は、次のように実装されています。

  • remove-private-as コマンドでは、AS パスにパブリックとプライベートの両方の ASN が含まれる場合でも、AS パスからプライベート AS 番号が削除されます。
  • remove-private-as コマンドでは、AS パスにプライベート AS 番号のみが含まれる場合でも、AS パスからプライベート AS 番号が削除されます。 このコマンドは eBGP ピアのみに適用され、その場合、eBGP ピアではローカル ルータの AS 番号が AS パスに付加されるため、長さ 0 の AS パスにはなることはありません。
  • remove-private-as コマンドでは、AS パスでコンフェデレーション セグメントの前にプライベート ASN が出現する場合でも、プライベート AS 番号が削除されます。
  • replace-as コマンドでは、パスから削除されるプライベート AS 番号をローカル AS 番号と置換されるため、AS パスの長さを同一に維持できます。

この機能は、アドレス ファミリごとにネイバーに適用できます(アドレス ファミリ コンフィギュレーション モード)。 そのため、この機能をあるアドレス ファミリのネイバーには適用して、別のアドレス ファミリでは適用しないようにすることで、機能が設定されているアドレス ファミリのみのアウトバウンド側のアップデート メッセージに影響を与えることができます。

プライベート AS 番号が削除または置換されたことを確認するには、show bgp neighbors コマンドおよび show bgp update-group コマンドを使用します。

選択的 VRF ダウンロード

選択的 VRF ダウンロード(SVD)機能は、そのラインカードを介してトラフィックを転送するために現に必要とされているプレフィックスおよびラベルのみをラインカードにダウンロードするためのソリューションです。

統合エッジ MSE プラットフォームにおける要求を満たすために、VRF の数、VRF インターフェイスの数、およびプレフィックス容量が増大しています。 コンバージェンス時間は、ラインカード エンジンが異なれば異なります。 コンバージェンス時間を決定付ける大きな要因として、プレフィックスの処理とプログラムにかかる時間およびプレフィックスに関連するデータ構造があります。 したがって、プレフィックスおよびラベルの数が少ないほど、コンバージェンス時間は短くなります。 SVD では、Engine-3(E3)と Engine-5(E5)の両方のラインカードに対して VRF ルートを選択的にダウンロードできるため、L3VPN での拡張性とコンバージェンスに関する問題が低減されます。

ラインカード上では、SVD がデフォルトでイネーブルです。 SVD をディセーブルにするには、 selective-vrf-download disable コマンドを使用します。 ラインカード上の SVD のロール情報およびステート情報を表示するには、show svd role コマンドおよび show svd state コマンドを使用します。

選択的 VRF ダウンロードの詳細については、Cisco ホワイト ペーパー『Selective Virtual Routing and Forwarding Table Download: A solution to increase Layer3 VPN scale』(URL:http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​technologies/​collateral/​tk648/​tk365/​white_​paper_​c11-681649.html)を参照してください。

ラインカードのロールとフィルタ

選択的 VRF ダウンロード(SVD)のコンテキストでは、ラインカードは次のロールを持ちます。

  • コア LC:コアに接するインターフェイス(他の P/PE に接続するインターフェイス)のみを持つラインカード
  • カスタマー LC:カスタマーと接する 1 つ以上のインターフェイス(異なる VRF にある CE に接続するインターフェイス)を持つラインカード

ラインカードでは、次のプレフィックスを処理します。

  • ローカル プレフィックス:設定された VRF コンテキスト内のルータに接続されている CE から受信するプレフィックス
  • リモート プレフィックス:別の PE から受信し、設定されている VRF にインポートされるプレフィックス

これらのフィルタは、ラインカード タイプごとに適用できます。

  • ラベルや IP フォワーディングを正しく設定できるように、コア LC には、すべてのローカル プレフィックスおよび VRF ラベルが必要です。
  • カスタマー LC では、接続先のすべての VRF 用と、接続されている一部の VRF で依存関係を持つ他のすべての VRF 用に、ローカルおよびリモートの両方のプレフィックスを必要とします(これは、インポート/エクスポート RT 設定に基づきます。VRF「A」は VRF「B」からルートをインポートしており、その結果、VRF「A」内のインポートされたルートが VRF「B」内のネクスト ホップを指していることがあります。 ルート解決のためには、VRF「A」インターフェイスを持つ各ラインカードに VRF「B」ルートをダウンロードする必要があります)。
  • 1 つのラインカードでコアに接するインターフェイスとカスタマーに接するインターフェイスの両方をホストしている場合、そのラインカードでは、フィルタリングをまったく必要としません。 そのようなラインカード上には、すべてのテーブルおよびすべてのルートが存在することになります。 このラインカードは「標準」と呼ばれるロールを持つことになります。 すべての RP および DRP は、標準ロールを持ちます。
  • IPv4 デフォルト テーブルは、L3VPN ルートを正しく解決するために、すべてのノード上に存在する必要がある一方で、ラインカードに IPv6 インターフェイスがない場合は、すべての IPv6 テーブルおよびルートをフィルタリングして除外できます。 その場合、ラインカードは IPv6 AFI に「関与しない」と見なすことができ、IPv6 をサポートしていないラインカードと同様に動作するはずです。

不等コストの連続ロード バランシングに対する BGP DMZ リンク帯域幅

不等コストの連続ロード バランシングに対するボーダー ゲートウェイ プロトコル非武装地帯(BGP DMZ)リンク帯域幅により、BGP DMZ リンク帯域幅を使用して、ローカル ノード上で連続プレフィックスに対する不等コスト ロード バランシングをサポートできます。 不等ロード バランスは、BGP ネイバー コンフィギュレーション モードの dmz-link-bandwidth コマンドおよびインターフェイス コンフィギュレーション モードの bandwidth コマンドを使用して実現されます。

BGP の BFD マルチホップ サポート

BGP では、双方向転送検出マルチホップ(BFD-MH)のサポートがイネーブルです。 BFD マルチホップでは複数のネットワーク ホップにまたがることのある 2 つのアドレス間に BFD セッションを確立します。 Cisco IOS XR ソフトウェア BFD マルチホップは RFC 5883 に基づきます。 BFD マルチホップの詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Component Configuration Guide』および 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Component Command Reference』を参照してください。

BGP Multi-Instance/Multi-AS のサポート

Multi-Instance BGP は、複数の BGP インスタンスに対するサポートです。 各 BGP インスタンスは、同一または異なる RP/DRP ノード上で実行されている、別々のプロセスです。 これらの BGP インスタンスでは、互いに、いずれのプレフィックス テーブルも共有しません。 分散 BGP 同様、共通 adj-rib-in(bRIB)は不要です。 BGP インスタンスでは、相互に通信せず、相互にピアリングを設定しません。 各個別インスタンスでは、別のルータと独立にピアリングを設定できます。

Multi-AS BGP では、マルチインスタンス BGP の各インスタンスを異なる AS 番号で設定できます。

Multi-Instance/Multi-AS BGP は次の機能を備えています。
  • 共通ルーティング インフラストラクチャを使用して、複数のルータによって提供されるサービスを単一の IOS-XR ルータに統合するメカニズム。
  • 異なる BGP インスタンスに異なる AF を設定することにより、AF の分離を実現するメカニズム。
  • ピアリング セッション全体を複数インスタンス間に分散することによる、セッション数の高拡張性の実現手段。
  • 異なる BGP テーブルを伝送する異なるインスタンスを保持することにより、プレフィックス数の高拡張性(特に RR 上)を実現するメカニズム。
  • 特定のシナリオにおける BGP コンバージェンスの向上。
  • NSR を含むすべての BGP 機能がすべてのインスタンスでサポートされます。

RPKI に基づく BGP プレフィックスの発信元検証

BGP ルートは、BGP アナウンスメントの形で、プレフィックスが経由したドメイン間パスを識別する自律システム(AS)の設定と、アドレス プレフィックスを関連付けます。 この設定は、BGP 内で AS_PATH 属性として表され、プレフィックスを発信した AS で開始されます。

誤ったプレフィックスのアナウンス、中間者攻撃など、BGP に対する既知の脅威を低減しやすくするためのセキュリティ要件の 1 つは、BGP ルートの発信元 AS を検証する能力です。 アドレス プレフィックスの発信元であるとする AS 番号(BGP ルートの AS_PATH 属性から導出)は、プレフィックスの所有者によって検証および許可される必要があります。

Resource Public Key Infrastructure(RPKI)は、IP アドレスとリソースとしての AS 番号の公的で検証可能なデータベースを構築するためのアプローチです。 RPKI は、BGP(インターネット)プレフィックスから許可された元の AS 番号への情報マッピングなどの情報を含む、グローバルに分散されたデータベースです。 BGP を実行しているルータは、RPKI に接続して、BGP パスの元の AS を検証できます。

グローバル プレフィックス用 BGP 3107 PIC アップデート

グローバル プレフィックス用 BGP 3107 PIC アップデート機能は、MPLS VPN プロバイダー ネットワークでの、グローバル IPv4 および IPv6 プレフィックス用のプレフィックス独立コンバージェンス(PIC)アップデートをサポートします。 この機能は、BGP を使用した、グローバルな IPv4 または IPv6 のプレフィックス用の MPLS ラベルの配布について記述した、RFC 3107 に基づいています。 これにより、IGP の拡張性が向上され、高速コンバージェンスのための PIC アップデートも実現されます。

RFC 3107 により、ルートおよびラベルを BGP で伝送できるようになります。 特定のルートへの配布に BGP を使用する場合は、このルートにマッピングされている MPLS ラベルの配布にも使用できます。 特定の 1 つのルートに対するラベル マッピング情報は、ルート自体の配布に使用される、同じ BGP アップデート メッセージに同梱されます。 RFC 3107 では、OSPF からネクスト ホップ ループをフィルタリングでき、LDP によってアドバタイズされるラベルを削減できます。 この実装によって、OSPF および LDP データベースが大幅に削減されます。

3107 PIC 実装では、additional-path 設定を含めて、次のアドレス ファミリをサポートしています。
  • address-family ipv4 unicast
  • address-family ipv6 unicast
  • address-family vpnv4 unicast
  • address-family vpnv6 unicast

(注)  


address-family l2vpn vpls-vpws では、additional-path をサポートしていません。 したがって、address-family l2vpn vpls-vpws を使用する L2VPN サービスでは、PIC コンバージェンス時間が保証されません。


3107 PIC 実装では、次の Cisco IOS XR 機能をサポートしています。

  • 3107 の PIC エッジ
  • Traffic Engineering Fast-reroute(TE FRR):逐語的なトンネルを使用して、コア リンク障害に対する 50 ミリ秒以内のトラフィック コンバージェンスが保証されます。
  • L2VPN サービス
  • L3VPN VPNv4 サービス
  • 6 PE サービス
  • 6 VPE サービス
  • VPLS サービス

グローバル プレフィックス用 BGP 3107 PIC アップデート実装では、Light-Weight Recursive(LW-RLDI)オブジェクトの代わりに共有 Recursive Load Info(RLDI)転送オブジェクトを使用します。 RLDI は複数リーフ間で共有されますが、LW-RLDI はリーフごとにインスタンス化されます。 処理がプレフィックスに依存しなくなるため、共有は PIC アップデートの処理で有用です。

RIB および FIB 用 BGP プレフィックス独立コンバージェンス

RIB および FIB 用 BGP PIC によって、PE-CE としてのスタティック再帰のサポートおよび Fast Re-Route トリガーを使用したバックアップ アクティベーションの高速化のサポートが加わります。

RIB および FIB 用 BGP PIC 機能では、次の要素をサポートしています。

  • コンバージェンス時間をさらに削減する、高速な PE-CE リンク ダウン検出用の FRR に似たトリガー(PIC エッジの高速アクティベーション)。
  • スタティック再帰ルートのための PIC エッジ。
  • 明示的に /32 スタティック ルートを設定しない、PIC エッジのための BFD シングルホップ トリガー。
  • 第 1(IGP)レベルでの失敗トリガーの際の第 3 レベル以降での再帰 PIC アクティベーション。
  • BGP ネクスト ホップの解決に関して、FIB が BGP と同期していることを保証する、FIB での BGP パス再帰制約。
  • IPv6 ループ フリー代替高速再ルーティング(LFA FRR)

Cisco IOS XR ソフトウェアへの BGP の実装方法

BGP ルーティングのイネーブル化

BGP ルーティングをイネーブルにし、BGP ルーティング プロセスを設定するには、次の作業を実行します。 BGP ネイバーの設定は、BGP ルーティングのイネーブル化の一部として含まれています。


(注)  


BGP ルーティングをイネーブルにするには、1 つ以上のネイバーおよび 1 つ以上のアドレス ファミリを設定する必要があります。 address family コマンドおよび remote as コマンドを使用して、リモート AS とアドレス ファミリの両方を持つ 1 つ以上のネイバーをグローバルに設定する必要があります。


はじめる前に

BGP はルータ ID(設定済みループバック アドレスなど)を取得できなければなりません。 1 つ以上のアドレス ファミリを BGP ルータ コンフィギュレーションに設定する必要があり、同じアドレス ファミリをネイバーの下にも設定する必要があります。


(注)  


ネイバーが外部 BGP(eBGP)ピアとして設定されている場合は、route-policy コマンドを使用して、インバウンドおよびアウトバウンドのルート ポリシーをネイバー上に設定する必要があります。


手順の概要

    1.    configure

    2.    route-policy route-policy-name

    3.    end-policy

    4.    次のいずれかを実行します。

    • end
    • commit

    5.    configure

    6.    router bgp as-number

    7.    bgp router-id ip-address

    8.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

    9.    exit

    10.    neighbor ip-address

    11.    remote-as as-number

    12.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

    13.    route-policy route-policy-name { in | out }

    14.    次のいずれかを実行します。

    • end
    • commit


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 configure


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2 route-policy route-policy-name


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy drop-as-1234
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# if as-path passes-through '1234' then
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# apply check-communities
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# else
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# pass
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# endif
      
     

    (任意)ルート ポリシーを作成し、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを開始します。このモードではルート ポリシーを定義できます。

     
    ステップ 3 end-policy


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# end-policy
     

    (任意)ルート ポリシーの定義を終了し、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 4次のいずれかを実行します。
    • end
    • commit


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

    または

    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
     

    設定変更を保存します。

    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
        Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
        
        
      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
     
    ステップ 5 configure


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 6 router bgp as-number


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
     

    BGP AS 番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

     
    ステップ 7 bgp router-id ip-address


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp router-id 192.168.70.24
     

    指定されたルータ ID を使用してローカル ルータを設定します。

     
    ステップ 8 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
     

    IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

    このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

     
    ステップ 9 exit


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# exit
     

    現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 10 neighbor ip-address


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
     

    BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

     
    ステップ 11 remote-as as-number


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002
     

    ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

     
    ステップ 12 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
     

    IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

    このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

     
    ステップ 13 route-policy route-policy-name { in | out }


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy drop-as-1234 in
     

    (任意)指定したポリシーを着信 IPv4 ユニキャスト ルートに適用します。

     
    ステップ 14次のいずれかを実行します。
    • end
    • commit


    例:
    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

    または

    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
     

    設定変更を保存します。

    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
        Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
      
      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
     

    BGP のルーティング ドメイン コンフェデレーションの設定

    BGP のルーティング ドメイン コンフェデレーションを設定するには、次の作業を実行します。 これには、コンフェデレーション ID の指定と、コンフェデレーションに属す自律システムの指定を含みます。

    ルーティング ドメイン コンフェデレーションを設定すると、1 つの自律システムを複数の自律システムに分割し、単一のコンフェデレーションにグループ化することにより、内部 BGP(iBGP)メッシュが削減されます。 それぞれの自律システムは、そのシステム自身内で完全にメッシュ化されていて、同じコンフェデレーションの別の自律システムとの接続を数個持ちます。 このコンフェデレーションによりネクスト ホップおよびローカル プリファレンス情報が維持され、これにより、すべての自律システムに対して Interior Gateway Protocol(IGP)を 1 つ維持できるようになります。 外部からは、このコンフェデレーションは単一の自律システムであるかのように見えます。

    手順の概要

      1.    configure

      2.    router bgp as-number

      3.    bgp confederation identifier as-number

      4.    bgp confederation peers as-number

      5.    次のいずれかを実行します。

      • end
      • commit


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 configure


      例:
      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2 router bgp as-number


      例:
      RP/0/RSP0/CPU0:router# router bgp 120
       

      自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

       
      ステップ 3 bgp confederation identifier as-number


      例:
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation identifier 5
       

      BGP コンフェデレーション ID を指定します。

       
      ステップ 4 bgp confederation peers as-number


      例:
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1091
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1092
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1093
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1094
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1095
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp confederation peers 1096
        
       

      これらの BGP 自律システムが、指定した 1 つの BGP コンフェデレーション ID に属すことを指定します。 この例に示すように、複数の AS 番号を同じコンフェデレーション ID に関連付けできます。

       
      ステップ 5次のいずれかを実行します。
      • end
      • commit


      例:
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

      または

      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
       

      設定変更を保存します。

      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
          Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
          
          
        • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
        • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
        • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
       

      リンク障害後の eBGP セッションの即時リセット

      デフォルトでは、リンクがダウンすると、直接隣接する外部ピアの BGP セッションはすべて即時にリセットされます。 自動リセットをディセーブルにするには bgp fast-external-fallover disable コマンドを使用します。 自動リセットをイネーブルにするには no bgp fast-external-fallover disable コマンドを使用します。

      BGP タイマー値が 10 および 30 に設定されているノードで eBGP セッションの数が 3500 に達すると、eBGP セッションはフラップします。 3500 を超える数の eBGP セッションに対応するには、lpts pifib hardware police location location-id コマンドを使用してパケット レートを大きくします。 eBGP セッションを増加する設定の例を次に示します。
      RP/0/RSP0/CPU0:router#configure 
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#lpts pifib hardware police location 0/2/CPU0
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pifib-policer-per-node)#flow bgp configured rate 4000
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pifib-policer-per-node)#flow bgp known rate 4000
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pifib-policer-per-node)#flow bgp default rate 4000
      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pifib-policer-per-node)#commit

      ネイバー変更のロギング

      ネイバー変更のロギングはデフォルトでイネーブルになっています。 ロギングをディセーブルにするには log neighbor changes disable コマンドを使用します。 ロギングがディセーブルにされている場合にロギングを再びイネーブルにするには、no log neighbor changes disable コマンドを使用します。

      BGP タイマーの調整

      BGP ネイバーのタイマーを設定するには、次の作業を実行します。

      BGP は、定期実行アクティビティ(キープアライブ メッセージの送信、ネイバーがダウンしたと判断する条件となるそのネイバーからメッセージを受信しなかった期間など)を制御するために、特定のタイマーを使用します。 ルータ コンフィギュレーション モードで timers bgp コマンドを使用して設定された値を特定のネイバーでオーバーライドするには、ネイバー コンフィギュレーション モードで timers コマンドを使用します。

      手順の概要

        1.    configure

        2.    router bgp as-number

        3.    timers bgp keepalive hold-time

        4.    neighbor ip-address

        5.    timers keepalive hold-time

        6.    次のいずれかを実行します。

        • end
        • commit


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 configure


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 router bgp as-number


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 123
         

        自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

         
        ステップ 3 timers bgp keepalive hold-time


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# timers bgp 30 90
         

        すべてのネイバーのデフォルトのキープアライブ時間とデフォルトの保留時間を設定します。

         
        ステップ 4 neighbor ip-address


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
         

        BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

         
        ステップ 5 timers keepalive hold-time


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# timers 60 220
         

        (任意)BGP ネイバーのキープアライブ タイマーと保持時間タイマーを設定します。

         
        ステップ 6次のいずれかを実行します。
        • end
        • commit


        例:
        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# end

        または

        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# commit
         

        設定変更を保存します。

        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
            Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
            
            
          • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
          • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
          • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
         

        BGP のデフォルト ローカル プリファレンス値の変更

        BGP パスのデフォルト ローカル プリファレンス値を設定するには、次の作業を実行します。

        手順の概要

          1.    configure

          2.    router bgp as-number

          3.    bgp default local-preference value

          4.    次のいずれかを実行します。

          • end
          • commit


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 configure


          例:
          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
           

          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2 router bgp as-number


          例:
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
           

          自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

           
          ステップ 3 bgp default local-preference value


          例:
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp default local-preference 200
           

          デフォルト値 100 以外のデフォルト ローカル プリファレンス値を設定します。100 より大きい値を設定して推奨度を上げるか、または 100 未満の値を設定して推奨度を低くすることができます。

           
          ステップ 4次のいずれかを実行します。
          • end
          • commit


          例:
          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

          または

          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
           

          設定変更を保存します。

          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
              Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
              
              
            • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
            • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
            • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
           

          BGP の MED メトリックの設定

          メトリックがまだ設定されていないルート(MED 属性が設定されていない、受信されたルート)をピアにアドバタイズするように Multi Exit Discriminator(MED)を設定するには、次の作業を実行します。

          手順の概要

            1.    configure

            2.    router bgp as-number

            3.    default-metric value

            4.    次のいずれかを実行します。

            • end
            • commit


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 configure


            例:
            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2 router bgp as-number


            例:
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
             

            自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

             
            ステップ 3 default-metric value


            例:
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# default metric 10
             

            まだメトリックが設定されていないルート(MED 属性を持たない、受信されたルート)をピアにアドバタイズするように MED を設定する場合に使用されるデフォルトのメトリックを設定します。

             
            ステップ 4次のいずれかを実行します。
            • end
            • commit


            例:
            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

            または

            RP/0/RSP0/CPU0:routerr(config-bgp)# commit
             

            設定変更を保存します。

            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                
                
              • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
              • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
              • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
             

            BGP の重みの設定

            ネイバーから受信しルートに重みを割り当てるには、次の作業を実行します。 重みとは、ベストパス選択プロセスを制御するためにパスに割り当てる数値です。 ほとんどのトラフィックで特定のネイバーを優先する場合、weight コマンドを使用して、そのネイバーから学習したすべてのルートに大きい重みを割り当てることができます。

            はじめる前に

            (注)  


            新たに設定した重みを反映するには、clear bgp コマンドを使用する必要があります。


            手順の概要

              1.    configure

              2.    router bgp as-number

              3.    neighbor ip-address

              4.    remote-as as-number

              5.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

              6.    weight weight-value

              7.    次のいずれかを実行します。

              • end
              • commit


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 configure


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
               

              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

               
              ステップ 2 router bgp as-number


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
               

              自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

               
              ステップ 3 neighbor ip-address


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
               

              BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

               
              ステップ 4 remote-as as-number


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002 
               

              ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

               
              ステップ 5 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
               

              IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

              このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

               
              ステップ 6 weight weight-value


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# weight 41150
               

              ネイバーから学習したすべてのルートに重みを割り当てます。

               
              ステップ 7次のいずれかを実行します。
              • end
              • commit


              例:
              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

              または

              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
               

              設定変更を保存します。

              • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                  Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                  
                  
                • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
              • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
               

              BGP 最適パス計算の調整

              BGP 最適パス計算のデフォルトの動作を変更するには、次の作業を実行します。

              手順の概要

                1.    configure

                2.    router bgp as-number

                3.    bgp bestpath med missing-as-worst

                4.    bgp bestpath med always

                5.    bgp bestpath med confed

                6.    bgp bestpath as-path ignore

                7.    bgp bestpath compare-routerid

                8.    次のいずれかを実行します。

                • end
                • commit


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 configure


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                 

                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                 
                ステップ 2 router bgp as-number


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 126
                 

                自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                 
                ステップ 3 bgp bestpath med missing-as-worst


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp bestpath med missing-as-worst
                 

                BGP ソフトウェアに対し、パス内の不明 MED 属性の値を無限であると見なし、このパスを最も必要性の低いパスにするように指示します。

                 
                ステップ 4 bgp bestpath med always


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp bestpath med always
                 

                指定されている自律システムの BGP スピーカーを設定し、パスがどの自律システムから受信されたかに関係なく、プレフィックスのすべてのパスの MED を比較するようにします。

                 
                ステップ 5 bgp bestpath med confed


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp bestpath med confed
                 

                BGP ソフトウェアが、コンフェデレーション ピアから学習したパスの MED 値を比較できるようにします。

                 
                ステップ 6 bgp bestpath as-path ignore


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp bestpath as-path ignore
                 

                最適パスの選択時に自律システムの長さを無視するように BGP ソフトウェアを設定します。

                 
                ステップ 7 bgp bestpath compare-routerid


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp bestpath compare-routerid
                 

                類似パスのルータ ID を比較するように自律システムの BGP スピーカーを設定します。

                 
                ステップ 8次のいずれかを実行します。
                • end
                • commit


                例:
                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

                または

                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
                 

                設定変更を保存します。

                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                    Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                  
                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                 

                BGP バックドア ルートの指定

                外部ボーダー ゲートウェイ プロトコル(eBGP)のアドミニストレーティブ ディスタンスに、ローカルにソースされた BGP ルートのアドミニストレーティブ ディスタンスを設定し、Interior Gateway Protocol(IGP)ルートよりも推奨度を低くするには、次の作業を実行します。

                手順の概要

                  1.    configure

                  2.    router bgp as-number

                  3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                  4.    network { ip-address / prefix-length | ip-address mask } backdoor

                  5.    次のいずれかを実行します。

                  • end
                  • commit


                手順の詳細
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 configure


                  例:
                  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                   

                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 2 router bgp as-number


                  例:
                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                   

                  自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                   
                  ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                  例:
                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                   

                  IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                  このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                   
                  ステップ 4 network { ip-address / prefix-length | ip-address mask } backdoor


                  例:
                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# network 172.20.0.0/16 
                   

                  指定されたネットワークを作成してアドバタイズするようにローカル ルータを設定します。

                   
                  ステップ 5次のいずれかを実行します。
                  • end
                  • commit


                  例:
                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                  または

                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                   

                  設定変更を保存します。

                  • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                      Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                    
                    • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                    • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                    • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                  • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                   

                  集約アドレスの設定

                  BGP ルーティング テーブルで集約エントリを作成するには、次の作業を実行します。

                  手順の概要

                    1.    configure

                    2.    router bgp as-number

                    3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                    4.    aggregate-address address/mask-length [ as-set ] [ as-confed-set ] [ summary-only ] [ route-policy route-policy-name ]

                    5.    次のいずれかを実行します。

                    • end
                    • commit


                  手順の詳細
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 configure


                    例:
                    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                     

                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                     
                    ステップ 2 router bgp as-number


                    例:
                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                     

                    自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                     
                    ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                    例:
                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                     

                    IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                    このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                     
                    ステップ 4 aggregate-address address/mask-length [ as-set ] [ as-confed-set ] [ summary-only ] [ route-policy route-policy-name ]


                    例:
                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# aggregate-address 10.0.0.0/8 as-set
                     

                    集約アドレスを作成します。 このルートにアドバタイズされたパスは、集約されるすべてのパスに含まれるすべての要素で構成された自律システム セットです。

                    • as-set キーワードを指定すると、関係するパスからコミュニティ情報および自律システム セット パス情報が生成されます。
                    • as-confed-set キーワードを指定すると、関係するパスから自律システム コンフェデレーション セット パス情報が生成されます。
                    • summary-only キーワードにより、アップデートから固有性の強いルートがすべてフィルタリングされます。
                    • route-policy route-policy-name キーワードおよび引数には、集約ルートの属性の設定に使用されるルート ポリシーを指定します。
                     
                    ステップ 5次のいずれかを実行します。
                    • end
                    • commit


                    例:
                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                    または

                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                     

                    設定変更を保存します。

                    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                        Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                        
                        
                      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                     

                    IGP への iBGP ルートの再配布

                    Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)や Open Shortest Path First(OSPF)などの Interior Gateway Protocol(IGP)に iBGP ルートを再配布するには、次の作業を実行します。


                    (注)  


                    bgp redistribute-internal コマンドを使用するには、すべての BGP ルートを IP ルーティング テーブルに再インストールするために、clear route * コマンドを発行する必要があります。



                    注意    


                    IGP への iBGP ルートの再配布は、自律システム内にルーティング ループが作成される原因となる可能性があります。 このコマンドの使用には注意が必要です。


                    手順の概要

                      1.    configure

                      2.    router bgp as-number

                      3.    bgp redistribute-internal

                      4.    次のいずれかを実行します。

                      • end
                      • commit


                    手順の詳細
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 configure


                      例:
                      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                       

                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                       
                      ステップ 2 router bgp as-number


                      例:
                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                       

                      自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                       
                      ステップ 3 bgp redistribute-internal


                      例:
                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp redistribute-internal
                       

                      IGP(IS-IS や OSPF など)への iBGP ルートの再配布を許可します。

                       
                      ステップ 4次のいずれかを実行します。
                      • end
                      • commit


                      例:
                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

                      または

                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
                       

                      設定変更を保存します。

                      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                          Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                        
                        • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                        • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                        • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                       

                      マルチプロトコル BGP へのプレフィックスの再配布

                      別のプロトコルからマルチプロトコル BGP へプレフィックスを再配布するには、次の作業を実行します。

                      再配布とは、あるルーティング プロトコルのプレフィックスを別のルーティング プロトコルに挿入する処理です。 ここでは、あるルーティング プロトコルのプレフィックスをマルチプロトコル BGP に挿入する方法について説明します。 特に redistribute コマンドを使用してマルチプロトコル BGP に再配布されるプレフィックスは、ユニキャスト データベースとマルチキャスト データベースのいずれかまたは両方に挿入されます。

                      手順の概要

                        1.    configure

                        2.    router bgp as-number

                        3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                        4.    次のいずれかを実行します。

                        • redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]} [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]} [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]

                        5.    次のいずれかを実行します。

                        • end
                        • commit


                      手順の詳細
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 configure


                        例:
                        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                         

                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                         
                        ステップ 2 router bgp as-number


                        例:
                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                         

                        自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                         
                        ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                        例:
                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                         

                        IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                        このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                         
                        ステップ 4次のいずれかを実行します。
                        • redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]} [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]]} [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                        • redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]


                        例:
                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# redistribute ospf 110
                         

                        指定されたインスタンスからのパスが BGP に再配布されます。

                         
                        ステップ 5次のいずれかを実行します。
                        • end
                        • commit


                        例:
                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                        または

                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                         

                        設定変更を保存します。

                        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                            Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                          
                          • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                          • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                          • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                         

                        BGP ルート ダンプニングの設定

                        BGP ルート ダンプニングを設定してモニタするには、次の作業を実行します。

                        手順の概要

                          1.    configure

                          2.    router bgp as-number

                          3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                          4.    bgp dampening [ half-life [ reuse suppress max-suppress-time ] | route-policy route-policy-name ]

                          5.    次のいずれかを実行します。

                          • end
                          • commit

                          6.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics

                          7.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics regexp regular-expression

                          8.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics route-policy route-policy-name

                          9.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics { ip-address { mask | /prefix-length }}

                          10.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics { ip-address [{ mask | /prefix-length } [ longer-prefixes ]]}

                          11.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics

                          12.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast }} flap-statistics regexp regular-expression

                          13.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics route-policy route-policy-name

                          14.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics network / mask-length

                          15.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics ip-address / mask-length

                          16.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] dampened-paths

                          17.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } dampening [ ip-address / mask-length ]


                        手順の詳細
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1 configure


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                           

                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                           
                          ステップ 2 router bgp as-number


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                           

                          自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                           
                          ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                           

                          IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                          このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                           
                          ステップ 4 bgp dampening [ half-life [ reuse suppress max-suppress-time ] | route-policy route-policy-name ]


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# bgp dampening 30 1500 10000 120
                           

                          指定したアドレス ファミリに対して BGP ダンプニングを設定します。

                           
                          ステップ 5次のいずれかを実行します。
                          • end
                          • commit


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                          または

                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                           

                          設定変更を保存します。

                          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                              Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                             
                            • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                            • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                            • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                           
                          ステップ 6 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp flap statistics
                           

                          BGP フラップ統計情報を表示します。

                           
                          ステップ 7 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics regexp regular-expression


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp flap-statistics regexp _1$
                           

                          正規表現に一致するすべてのパスの BGP フラップ統計情報を表示します。

                           
                          ステップ 8 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics route-policy route-policy-name


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# show bgp flap-statistics route-policy policy_A
                           

                          指定されたルート ポリシーの BGP フラップ統計情報を表示します。

                           
                          ステップ 9 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics { ip-address { mask | /prefix-length }}


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp flap-statistics 172.20.1.1
                           

                          指定されたプレフィックスの BGP フラップを表示します。

                           
                          ステップ 10 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] flap-statistics { ip-address [{ mask | /prefix-length } [ longer-prefixes ]]}


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp flap-statistics 172.20.1.1 longer-prefixes
                           

                          指定された IP アドレスのより具体的なエントリの BGP フラップ統計情報を表示します。

                           
                          ステップ 11 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp all all flap-statistics 
                           

                          すべてのルートの BGP フラップ統計情報をクリアします。

                           
                          ステップ 12 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast }} flap-statistics regexp regular-expression


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast flap-statistics regexp _1$
                           

                          指定された正規表現に一致するすべてのパスの BGP フラップ統計情報をクリアします。

                           
                          ステップ 13 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics route-policy route-policy-name


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast flap-statistics route-policy policy_A
                           

                          指定されたルート ポリシーの BGP フラップ統計情報をクリアします。

                           
                          ステップ 14 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics network / mask-length


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast flap-statistics 192.168.40.0/24
                           

                          指定されたネットワークの BGP フラップ統計情報をクリアします。

                           
                          ステップ 15 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } flap-statistics ip-address / mask-length


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast flap-statistics 172.20.1.1
                           

                          指定されたネイバーから受信したルートの BGP フラップ統計情報をクリアします。

                           
                          ステップ 16 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | labeled all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast [ rd rd-address ] | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast ]] dampened-paths


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp dampened paths
                           

                          抑制が解除されるまでの時間を含む、ダンプニングされたルートを表示します。

                           
                          ステップ 17 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | labeled-unicast | all } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | labeled-unicast } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 { unicast | labeled-unicast } | ipv6 unicast } } dampening [ ip-address / mask-length ]


                          例:
                          RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp dampening
                           

                          ルート ダンプニング情報をクリアし、抑制されたルートを抑制解除します。

                          注意       

                          clear bgp dampening コマンドは常に個々のアドレス ファミリに対して使用してください。 システムの通常の動作時には、clear bgp dampening のアドレス ファミリのオプション all は絶対に使用しないでください。 たとえば clear bgp ipv4 unicast dampening prefix x.x.x./y を使用してください。

                           

                          ルーティング テーブル更新時のポリシー適用

                          ルーティング テーブルにインストールされるルートにルーティング ポリシーを適用するには、次の作業を実行します。

                          はじめる前に

                          テーブル ポリシーのフィルタリングに使用可能なサポートされている属性と操作のリストについては、 『Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コンフィギュレーション ガイド』(本書)の「Cisco ASR 9000 Series Routerへのルーティング ポリシーの実装」モジュールを参照してください。

                          手順の概要

                            1.    configure

                            2.    router bgp as-number

                            3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                            4.    table-policy policy-name

                            5.    次のいずれかを実行します。

                            • end
                            • commit


                          手順の詳細
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1 configure


                            例:
                            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                             

                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                             
                            ステップ 2 router bgp as-number


                            例:
                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120.6
                             

                            自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                             
                            ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                            例:
                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                             

                            IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                            このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                             
                            ステップ 4 table-policy policy-name


                            例:
                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# table-policy tbl-plcy-A
                             

                            ルーティング テーブルにインストールされるルートに、指定されたポリシーを適用します。

                             
                            ステップ 5次のいずれかを実行します。
                            • end
                            • commit


                            例:
                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                            または

                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                             

                            設定変更を保存します。

                            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                
                                
                              • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                              • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                              • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                             

                            BGP アドミニストレーティブ ディスタンスの設定

                            あるルートのクラスよりも別のルートのクラスを優先するために使用できるアドミニストレーティブ ディスタンスを使用することを指定するには、次の作業を実行します。

                            手順の概要

                              1.    configure

                              2.    router bgp as-number

                              3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                              4.    distance bgp external-distance internal-distance local-distance

                              5.    次のいずれかを実行します。

                              • end
                              • commit


                            手順の詳細
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1 configure


                              例:
                              RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                               

                              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                               
                              ステップ 2 router bgp as-number


                              例:
                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                               

                              自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                               
                              ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                              例:
                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                               

                              IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                              このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                               
                              ステップ 4 distance bgp external-distance internal-distance local-distance


                              例:
                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# distance bgp 20 20 200
                               

                              あるルートのクラスよりも別のルートのクラスを優先するために外部、内部、およびローカルのアドミニストレーティブ ディスタンスを設定します。 値が高いほど、信頼性のランクは低くなります。

                               
                              ステップ 5次のいずれかを実行します。
                              • end
                              • commit


                              例:
                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                              または

                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                               

                              設定変更を保存します。

                              • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                  Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                
                                • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                              • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                               

                              BGP ネイバー グループおよびネイバーの設定

                              BGP ネイバー グループを設定し、このネイバー グループ設定をネイバーに適用するには、次の作業を実行します。 ネイバー グループとは、ネイバーに関連付けられているアドレス ファミリに依存しない設定とアドレス ファミリ固有の設定を維持するテンプレートです。

                              ネイバー グループを設定すると、各ネイバーは、use コマンド経由で設定を継承できるようになります。 ネイバー グループを使用するように設定されているネイバーは、デフォルトでネイバー グループの設定すべて(アドレス ファミリに依存しない設定とアドレス ファミリ固有の設定を含む)を継承します。 継承された設定を上書きするには、ネイバーに対して直接コマンドを設定するか、または use コマンドを使用してセッション グループまたはアドレス ファミリ グループを設定します。

                              ネイバー グループではアドレス ファミリに依存しない設定を行うことができます。 アドレス ファミリ固有の設定では、アドレス ファミリ サブモードを開始するようにネイバー グループのアドレス ファミリを設定する必要があります。

                              ネイバー グループ コンフィギュレーション モードでは、ネイバー グループについて、アドレス ファミリに依存しないパラメータを設定できます。 ネイバー グループ コンフィギュレーション モードで address-family コマンドを使用します。

                              neighbor group コマンドを使用してネイバー グループ名を指定した後で、オプションをそのネイバー グループに割り当てることができます。


                              (注)  


                              指定されたネイバー グループで設定できるコマンドはすべて、ネイバーでも設定できます。


                              手順の概要

                                1.    configure

                                2.    router bgp as-number

                                3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                4.    exit

                                5.    neighbor-group name

                                6.    remote-as as-number

                                7.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                8.    route-policy route-policy-name { in | out }

                                9.    exit

                                10.    exit

                                11.    neighbor ip-address

                                12.    use neighbor-group group-name

                                13.    remote-as as-number

                                14.    次のいずれかを実行します。

                                • end
                                • commit


                              手順の詳細
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1 configure


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                 

                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                 
                                ステップ 2 router bgp as-number


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120 
                                 

                                自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                 
                                ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                 

                                IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                 
                                ステップ 4 exit


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# exit
                                 

                                現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                 
                                ステップ 5 neighbor-group name


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor-group nbr-grp-A
                                 

                                ルータをネイバー グループ コンフィギュレーション モードにします。

                                 
                                ステップ 6 remote-as as-number


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# remote-as 2002
                                 

                                ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                 
                                ステップ 7 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                 

                                IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                 
                                ステップ 8 route-policy route-policy-name { in | out }


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# route-policy drop-as-1234 in
                                 

                                (任意)指定したポリシーを着信 IPv4 ユニキャスト ルートに適用します。

                                 
                                ステップ 9 exit


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp-af)# exit
                                 

                                現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                 
                                ステップ 10 exit


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbrgrp)# exit
                                 

                                現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                 
                                ステップ 11 neighbor ip-address


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                 

                                BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                 
                                ステップ 12 use neighbor-group group-name


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# use neighbor-group nbr-grp-A
                                 

                                (任意)BGP ネイバーが指定されたネイバー グループから設定を継承することを指定します。

                                 
                                ステップ 13 remote-as as-number


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002
                                 

                                ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                 
                                ステップ 14次のいずれかを実行します。
                                • end
                                • commit


                                例:
                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# end

                                または

                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# commit
                                 

                                設定変更を保存します。

                                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                    Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                    
                                    
                                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                 

                                BGP のルート リフレクタの設定

                                BGP のルート リフレクタを設定するには、次の作業を実行します。

                                route-reflector-client コマンドで設定されるネイバーはすべてクライアント グループのメンバーであり、その他の iBGP ピアはローカル ルータ リフレクタの非クライアント グループのメンバーです。

                                ルート リフレクタは、そのクライアントとあわせてクラスタを形成します。 クライアントからなるクラスタには通常、ルート リフレクタが 1 つ存在します。 このようなインスタンスでは、クラスタはソフトウェアにより、ルート リフレクタのルータ ID と認識されます。 冗長性を高め、ネットワークでのシングル ポイント障害を回避するために、クラスタに複数のリフレクタが含まれていることもあります。 この場合、このクラスタのルート リフレクタはすべて、同じ 4 バイトのクラスタ ID を使って設定する必要があります。これはルート リフレクタが、同じクラスタに属する別のルート リフレクタからのアップデートを認識できるようにするためです。 クラスタに複数のルータ リフレクタがある場合にクラスタ ID を設定するには、bgp cluster-id コマンドを使用します。

                                手順の概要

                                  1.    configure

                                  2.    router bgp as-number

                                  3.    bgp cluster-id cluster-id

                                  4.    neighbor ip-address

                                  5.    remote-as as-number

                                  6.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                  7.    route-reflector-client

                                  8.    次のいずれかを実行します。

                                  • end
                                  • commit


                                手順の詳細
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1 configure


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                   

                                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 2 router bgp as-number


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                   

                                  自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                   
                                  ステップ 3 bgp cluster-id cluster-id


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp cluster-id 192.168.70.1
                                   

                                  ローカル ルータを、クラスタにサービスを提供するルート リフレクタの 1 つとして設定します。 クラスタを識別するために、クラスタ ID を使って設定します。

                                   
                                  ステップ 4 neighbor ip-address


                                  例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                    
                                   

                                  BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                   
                                  ステップ 5 remote-as as-number


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2003
                                   

                                  ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                   
                                  ステップ 6 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                   

                                  IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                  このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                   
                                  ステップ 7 route-reflector-client


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-reflector-client
                                   

                                  ルータを BGP ルート リフレクタとして設定し、ネイバーをそのクライアントとして設定します。

                                   
                                  ステップ 8次のいずれかを実行します。
                                  • end
                                  • commit


                                  例:
                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                  または

                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                   

                                  設定変更を保存します。

                                  • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                      Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                      
                                      
                                    • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                    • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                    • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                  • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                   

                                  ルート ポリシーによる BGP ルート フィルタリングの設定

                                  ルート ポリシーによる BGP ルーティング フィルタリングを設定するには、次の作業を実行します。

                                  はじめる前に

                                  インバウンドおよびアウトバウンドのネイバー ポリシー フィルタリングで使用可能なサポートされている属性と操作のリストについては、『Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータ ルーティング コンフィギュレーション ガイド』(本書)の「Cisco ASR 9000 Series Routerへのルーティング ポリシーの実装」モジュールを参照してください。

                                  手順の概要

                                    1.    configure

                                    2.    route-policy name

                                    3.    end-policy

                                    4.    router bgp as-number

                                    5.    neighbor ip-address

                                    6.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                    7.    route-policy route-policy-name { in | out }

                                    8.    次のいずれかを実行します。

                                    • end
                                    • commit


                                  手順の詳細
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1 configure


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                     

                                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 2 route-policy name


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy drop-as-1234
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# if as-path passes-through '1234' then
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# apply check-communities
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# else
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# pass
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# endif
                                      
                                     

                                    (任意)ルート ポリシーを作成し、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを開始します。このモードではルート ポリシーを定義できます。

                                     
                                    ステップ 3 end-policy


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# end-policy
                                     

                                    (任意)ルート ポリシーの定義を終了し、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。

                                     
                                    ステップ 4 router bgp as-number


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                     

                                    自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                     
                                    ステップ 5 neighbor ip-address


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                     

                                    BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                     
                                    ステップ 6 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                     

                                    IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                    このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                     
                                    ステップ 7 route-policy route-policy-name { in | out }


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy drop-as-1234 in
                                     

                                    指定されたポリシーをインバウンド ルートに適用します。

                                     
                                    ステップ 8次のいずれかを実行します。
                                    • end
                                    • commit


                                    例:
                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                    または

                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                     

                                    設定変更を保存します。

                                    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                        Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                        
                                        
                                      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                     

                                    BGP ネクスト ホップ トリガー遅延の設定

                                    BGP ネクスト ホップ トリガー遅延を設定するには、次の作業を実行します。 ルーティング情報ベース(RIB)では変更の重大度に基づいてダンプニング通知が分類されます。 イベント通知はクリティカルおよび非クリティカルとして分類されます。 この作業では、クリティカル イベントと非クリティカル イベントの最小バッチ間隔を指定できます。

                                    手順の概要

                                      1.    configure

                                      2.    router bgp as-number

                                      3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                      4.    nexthop trigger-delay { critical delay | non-critical delay }

                                      5.    次のいずれかを実行します。

                                      • end
                                      • commit


                                    手順の詳細
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1 configure


                                      例:
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                       

                                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 2 router bgp as-number


                                      例:
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                       

                                      自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                       
                                      ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                      例:
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                       

                                      IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                      このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                       
                                      ステップ 4 nexthop trigger-delay { critical delay | non-critical delay }


                                      例:
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# nexthop trigger-delay critical 15000
                                       

                                      重要なネクスト ホップ トリガー遅延を設定します。

                                       
                                      ステップ 5次のいずれかを実行します。
                                      • end
                                      • commit


                                      例:
                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                                      または

                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                                       

                                      設定変更を保存します。

                                      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                          Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                        
                                        • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                        • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                        • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                       

                                      BGP 更新でのネクスト ホップ処理のディセーブル化

                                      ネイバーのネクスト ホップ計算をディセーブルにし、BGP 更新のネクスト ホップ フィールドにユーザ自身のアドレスを挿入するには、次の作業を実行します。 ルートをアドバタイズする際に使用する最適ネクスト ホップの計算をディセーブルにすると、ネットワーク デバイスに対してすべてのルートがネクスト ホップとしてアドバタイズされます。


                                      (注)  


                                      アドレス ファミリ グループ、ネイバー グループ、またはネイバー アドレス ファミリに対してネクスト ホップ処理をディセーブルにできます。


                                      手順の概要

                                        1.    configure

                                        2.    router bgp as-number

                                        3.    neighbor ip-address

                                        4.    remote-as as-number

                                        5.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                        6.    next-hop-self

                                        7.    次のいずれかを実行します。

                                        • end
                                        • commit


                                      手順の詳細
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1 configure


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                         

                                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 2 router bgp as-number


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                         

                                        自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                         
                                        ステップ 3 neighbor ip-address


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                         

                                        BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                         
                                        ステップ 4 remote-as as-number


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 206
                                         

                                        ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                         
                                        ステップ 5 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                         

                                        IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                        このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                         
                                        ステップ 6 next-hop-self


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# next-hop-self
                                         

                                        指定されたネイバーにアドバタイズされるすべてのルートのネクスト ホップ属性に、ローカル ルータのアドレスを設定します。 ルートをアドバタイズする際に使用する最適ネクスト ホップの計算をディセーブルにすると、ローカル ネットワーク デバイスに対してすべてのルートがネクスト ホップとしてアドバタイズされます。

                                         
                                        ステップ 7次のいずれかを実行します。
                                        • end
                                        • commit


                                        例:
                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                        または

                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                         

                                        設定変更を保存します。

                                        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                            Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                          
                                          • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                          • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                          • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                         

                                        BGP コミュニティおよび拡張コミュニティ アドバタイズメントの設定

                                        コミュニティ属性および拡張コミュニティ属性を eBGP ネイバーに送信することを指定するには、次の作業を実行します。 デフォルトではこれらの属性は eBGP ネイバーに送信されません。 これらの属性は常に iBGP ネイバーに送信されます。 この項では、コミュニティ送信属性をイネーブルにする例を説明します。 拡張コミュニティの送信をイネーブルにする send-extended-community-ebgp キーワードの代わりに send-community-ebgp キーワードを指定できます。

                                        send-community-ebgp コマンドがネイバー グループまたはアドレス ファミリ グループ用に設定される場合、このグループを使用するネイバーはすべてこの設定を継承します。 あるネイバーに対して特別にこのコマンドを設定すると、継承された値が上書きされます。


                                        (注)  


                                        iBGP ネイバーでは BGP コミュニティおよび拡張コミュニティのフィルタリングを設定できません。 IPv4、IPv6、VPNv4、および MDT アドレス ファミリの iBGP ネイバーにはコミュニティと拡張コミュニティが常に送信されます。


                                        手順の概要

                                          1.    configure

                                          2.    router bgp as-number

                                          3.    neighbor ip-address

                                          4.    remote-as as-number

                                          5.    address-family{ipv4{labeled-unicast | mdt | multicast | mvpn | tunnel | unicast} | ipv6 {labeled-unicast | mvpn | unicast}}

                                          6.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                          • send-community-ebgp
                                          • send-extended-community-ebgp

                                          7.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                          • end
                                          • commit


                                        手順の詳細
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1 configure


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                           

                                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 2 router bgp as-number


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                           

                                          自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                           
                                          ステップ 3 neighbor ip-address


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                           

                                          BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                           
                                          ステップ 4 remote-as as-number


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002 
                                           

                                          ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                           
                                          ステップ 5 address-family{ipv4{labeled-unicast | mdt | multicast | mvpn | tunnel | unicast} | ipv6 {labeled-unicast | mvpn | unicast}}


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family ipv6 unicast
                                           

                                          指定されたアドレス ファミリのネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。 アドレス ファミリ キーワード ipv4 または ipv6 と、指定したアドレス ファミリのサブモード ID の 1 つを使用します。

                                          IPv6 アドレス ファミリ モードでは次のサブモードがサポートされています。
                                          • labeled-unicast
                                          • mvpn
                                          • unicast
                                          IPv4 アドレス ファミリ モードでは次のサブ モードがサポートされています。
                                          • labeled-unicast
                                          • mdt
                                          • multicast
                                          • mvpn
                                          • tunnel
                                          • unicast

                                          アドレス ファミリ サブモードのサポートの詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』の「BGP Commands」モジュールで address-family(BGP) コマンドを参照してください。

                                           
                                          ステップ 6次のいずれかのコマンドを使用します。
                                          • send-community-ebgp
                                          • send-extended-community-ebgp


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# send-community-ebgp

                                          または

                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# send-extended-community-ebgp
                                           

                                          ルータが(デフォルトでは eBGP ネイバーでディセーブルにされている)コミュニティ属性と拡張コミュニティ属性を指定された eBGP ネイバーに送信することを指定します。

                                           
                                          ステップ 7次のいずれかのコマンドを使用します。
                                          • end
                                          • commit


                                          例:
                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                          または

                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                           

                                          設定変更を保存します。

                                          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                            Uncommitted changes found, commit them
                                            before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                            
                                            • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                            • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                            • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                           

                                          BGP コスト コミュニティの設定

                                          BGP コスト コミュニティを設定するには、次の作業を実行します。

                                          BGP は同一宛先への複数のパスを受信し、最適パス アルゴリズムを使用して RIB にインストールする最適なパスを決定します。 ユーザが部分比較後に出力点を決定できるようにするため、最適パス選択処理で同等パスのタイブレークのためにコスト コミュニティが定義されます。

                                          手順の概要

                                            1.    configure

                                            2.    route-policy name

                                            3.    set extcommunity cost { cost-extcommunity-set-name | cost-inline-extcommunity-set } [ additive ]

                                            4.    end-policy

                                            5.    router bgp as-number

                                            6.    次のいずれかを実行します。

                                            • default-information originate
                                            • aggregate-address address/mask-length [ as-set ] [ as-confed-set ] [ summary-only ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]

                                            7.    次のいずれかを実行します。

                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv4 mdt | ipv6 unicast | ipv6 multicast | vpnv4 unicast | vpnv6 unicast } redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } network { ip-address/prefix-length | ip-address mask } [ route-policy route-policy-name ]
                                            • neighbor ip-address remote-as as-number address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv4 ipv6 unicast | vpnv4 unicast }
                                            • route-policy route-policy-name { in | out }

                                            8.    次のいずれかを実行します。

                                            • end
                                            • commit

                                            9.    show bgp [ vrf vrf-name ] ip-address


                                          手順の詳細
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1 configure


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                             

                                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 2 route-policy name


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy costA
                                             

                                            ルート ポリシー コンフィギュレーション モードに切り替え、設定するルート ポリシーの名前を指定します。

                                             
                                            ステップ 3 set extcommunity cost { cost-extcommunity-set-name | cost-inline-extcommunity-set } [ additive ]


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# set extcommunity cost cost_A
                                             

                                            コストの BGP 拡張コミュニティ属性を指定します。

                                             
                                            ステップ 4 end-policy


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end-policy
                                             

                                            ルート ポリシーの定義を終了して、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。

                                             
                                            ステップ 5 router bgp as-number


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                             

                                            BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                             
                                            ステップ 6次のいずれかを実行します。
                                            • default-information originate
                                            • aggregate-address address/mask-length [ as-set ] [ as-confed-set ] [ summary-only ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                             

                                            コスト コミュニティを付加ポイント(ルート ポリシー)に適用します。

                                             
                                            ステップ 7次のいずれかを実行します。
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv4 mdt | ipv6 unicast | ipv6 multicast | vpnv4 unicast | vpnv6 unicast } redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                            • address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv6 unicast | vpnv4 unicast } network { ip-address/prefix-length | ip-address mask } [ route-policy route-policy-name ]
                                            • neighbor ip-address remote-as as-number address-family { ipv4 unicast | ipv4 multicast | ipv4 tunnel | ipv4 ipv6 unicast | vpnv4 unicast }
                                            • route-policy route-policy-name { in | out }
                                             
                                             
                                            ステップ 8次のいずれかを実行します。
                                            • end
                                            • commit


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# end

                                            または

                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# commit
                                             

                                            設定変更を保存します。

                                            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                              
                                              • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                              • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                              • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                             
                                            ステップ 9 show bgp [ vrf vrf-name ] ip-address


                                            例:
                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp 172.168.40.24
                                             

                                            コスト コミュニティを次の形式で表示します。

                                            Cost: POI : cost-community-ID : cost-number

                                             

                                            ネイバーからのソフトウェアツーストア更新の設定

                                            ネイバーからソフトウェアツーストア更新を受信するように設定するには、次の作業を実行します。

                                            soft-reconfiguration inbound コマンドを実行すると、ネイバーがルート リフレッシュに対応している場合にネイバーにルート リフレッシュ要求が送信されます。 ネイバーがルート リフレッシュに対応していない場合は、ネイバーが受信ルートを再学習するようにするため、clear bgp soft コマンドを使用してネイバーをリセットする必要があります。 BGP インバウンド ソフト リセットを使用したネイバーのリセットを参照してください。


                                            (注)  


                                            ネイバーがルート リフレッシュに対応しているか、または soft-reconfiguration inbound コマンドが設定されている場合にのみ、ネイバーからの更新を格納できます。 ネイバーがルート リフレッシュに対応しており、soft-reconfiguration inbound コマンドが設定されていても、このコマンドで always オプションが使用されていない場合は元のルートは格納されません。 元のルートはルート リフレッシュ要求によって容易に復元できます。 ルート リフレッシュはピアに対してそのルーティング情報を再送信する要求を送信します。 soft-reconfiguration inbound コマンドは、ピアから受信したすべてのパスを未変更の形式で格納し、クリア処理でこれらの格納されたパスを参照します。 ソフト再設定はメモリを大量に使用する処理です。


                                            手順の概要

                                              1.    configure

                                              2.    router bgp as-number

                                              3.    neighbor ip-address

                                              4.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                              5.    soft-reconfiguration inbound [ always]

                                              6.    次のいずれかを実行します。

                                              • end
                                              • commit


                                            手順の詳細
                                               コマンドまたはアクション目的
                                              ステップ 1 configure


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                               

                                              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 2 router bgp as-number


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120 
                                               

                                              自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                               
                                              ステップ 3 neighbor ip-address


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                               

                                              BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                               
                                              ステップ 4 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                               

                                              IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                              このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                               
                                              ステップ 5 soft-reconfiguration inbound [ always]


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# soft-reconfiguration inbound always
                                               

                                              指定したネイバーから受信した更新を格納するようにソフトウェアを設定します。 ソフト再設定インバウンドを設定すると、ソフトウェアは、変更またはフィルタ処理されたルートの他に、未変更の元のルートも格納します。 これにより、インバウンド ポリシーの変更後に「ソフト クリア」を実行できるようになります。

                                              ソフト再設定により、ピアがルート フレッシュに対応していない場合、ソフトウェアはポリシー適用前に受信した更新を格納できます(対応している場合は更新のコピーが格納されます)。 always キーワードを指定すると、ピアがルート リフレッシュに対応している場合でもソフトウェアはコピーを格納します。

                                               
                                              ステップ 6次のいずれかを実行します。
                                              • end
                                              • commit


                                              例:
                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                              または

                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                               

                                              設定変更を保存します。

                                              • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                  Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                  
                                                  
                                                • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                              • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                               

                                              分散 BGP の設定

                                              分散 BGP を設定するには、次の作業を実行します。 分散 BGP の設定では、スピーカー プロセスを開始し、ネイバーにスピーカー プロセスを割り当てます。

                                              はじめる前に

                                              (注)  


                                              BGP がスタンドアロン モードで実行されている場合、スタンドアロン モードから分散モードに切り替えるには clear bgp current-mode または clear bgp vrf all * コマンドを使用する必要があります。


                                              手順の概要

                                                1.    configure

                                                2.    router bgp as-number

                                                3.    distributed speaker id

                                                4.    commit

                                                5.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                6.    exit

                                                7.    neighbor ip-address

                                                8.    remote-as as-number

                                                9.    speaker-id id

                                                10.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                11.    end

                                                12.    clear bgp current-mode


                                              手順の詳細
                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                ステップ 1 configure


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                 

                                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 2 router bgp as-number


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                 

                                                自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                 
                                                ステップ 3 distributed speaker id


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# distributed speaker 2
                                                 

                                                開始するスピーカー プロセスを指定します。

                                                 
                                                ステップ 4 commit


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
                                                 

                                                実行中のコンフィギュレーション ファイルに設定の変更を保存し、引き続きコンフィギュレーション セッションを実行します。

                                                 
                                                ステップ 5 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                 

                                                IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                 
                                                ステップ 6 exit


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# exit
                                                 

                                                アドレス ファミリ モードを終了します。

                                                 
                                                ステップ 7 neighbor ip-address


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                                 

                                                BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                                 
                                                ステップ 8 remote-as as-number


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002
                                                 

                                                ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                                 
                                                ステップ 9 speaker-id id


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# speaker-id 2
                                                 

                                                指定されたスピーカー プロセスにネイバーを割り当てます。

                                                 
                                                ステップ 10 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                 

                                                IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                 
                                                ステップ 11 end


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end
                                                  
                                                  
                                                 

                                                設定変更を保存します。

                                                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                    Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                    
                                                    
                                                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                 
                                                ステップ 12 clear bgp current-mode


                                                例:
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp current-mode
                                                 

                                                スタンドアロン モードから分散モードに切り替えます。

                                                 

                                                BGP での VPN ルーティングおよび転送インスタンスの設定

                                                レイヤ 2 およびレイヤ 3 VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を設定できるのは、機能を設定するラインカード スロットに対して使用可能なレイヤ 3 VPN ライセンスがある場合に限ります。

                                                拡張 IP ライセンスが有効な場合、インターフェイスで 4096 レイヤ 3 VPN ルーティングおよび転送インスタンス(VRF)を設定できます。 インフラストラクチャ VRF ライセンスが有効な場合、ラインカードで 8 つのレイヤ 3 VRF を設定できます。 拡張 IP ライセンスの詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Configuration Guide』の「Software Entitlement on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュールを参照してください。

                                                適切なライセンスが有効ではない場合は次のエラー メッセージが表示されます。
                                                RP/0/RSP0/CPU0:router#LC/0/0/CPU0:Dec 15 17:57:53.653 : rsi_agent[247]:
                                                %LICENSE-ASR9K_LICENSE-2-INFRA_VRF_NEEDED : 5 VRF(s) are configured without license A9K-iVRF-LIC in violation of the Software Right To Use Agreement. 
                                                This feature may be disabled by the system without the appropriate license.
                                                Contact Cisco to purchase the license immediately to avoid potential service interruption.

                                                BGP で VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスを設定するには次の作業を実行します。

                                                プロバイダー エッジ ルータでの仮想ルーティングおよび転送テーブルの定義

                                                プロバイダー エッジ(PE)ルータで VPN ルーティングおよび転送(VRF)テーブルを定義するには、次の作業を実行します。

                                                手順の概要

                                                  1.    configure

                                                  2.    vrf vrf-name

                                                  3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                  4.    maximum prefix maximum [ threshold ]

                                                  5.    import route-policy policy-name

                                                  6.    import route-target [ as-number : nn | ip-address : nn ]

                                                  7.    export route-policy policy-name

                                                  8.    export route-target [ as-number : nn | ip-address : nn ]

                                                  9.    次のいずれかを実行します。

                                                  • end
                                                  • commit


                                                手順の詳細
                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                  ステップ 1 configure


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                   

                                                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 2 vrf vrf-name


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# vrf vrf_pe
                                                   

                                                  VRF インスタンスを設定します。

                                                   
                                                  ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                   

                                                  IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                  このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                   
                                                  ステップ 4 maximum prefix maximum [ threshold ]


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# maximum prefix 2300
                                                   

                                                  VRF テーブルで許可されるプレフィックス数の上限を設定します。

                                                  ルートの最大数はスタティック ルートまたは接続ルートではなくダイナミック ルーティング プロトコルにのみ適用されます。

                                                  mid-threshold 引数にプレフィックス制限のしきい値パーセンテージを指定できます。

                                                   
                                                  ステップ 5 import route-policy policy-name


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# import route-policy policy_a
                                                   

                                                  (任意)VRF にインポートする内容をより細かく制御します。 このインポート フィルタでは、指定された policy-name 引数に一致しないプレフィックスは廃棄されます。

                                                   
                                                  ステップ 6 import route-target [ as-number : nn | ip-address : nn ]


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# import route-target 234:222
                                                   

                                                  ルート ターゲット(RT)拡張コミュニティのリストを指定します。 指定されたインポート ルート ターゲット拡張コミュニティに関連付けられているプレフィックスのみが VRF にインポートされます。

                                                   
                                                  ステップ 7 export route-policy policy-name


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# export route-policy policy_b
                                                   

                                                  (任意)VRF にエクスポートする内容をより細かく制御します。 このエクスポート フィルタでは、指定された policy-name 引数に一致しないプレフィックスは廃棄されます。

                                                   
                                                  ステップ 8 export route-target [ as-number : nn | ip-address : nn ]


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:routerr(config-vrf-af)# export route-target 123;234
                                                   

                                                  ルート ターゲット拡張コミュニティのリストを指定します。 エクスポート ルート ターゲット コミュニティには、リモート PE へのアドバタイズ時にプレフィックスが関連付けられます。 リモート PE は、エクスポートされたルート ターゲット コミュニティに一致するインポート RT を持つ VRF にこれらをインポートします。

                                                   
                                                  ステップ 9次のいずれかを実行します。
                                                  • end
                                                  • commit


                                                  例:
                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# end

                                                  または

                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf-af)# commit
                                                   

                                                  設定変更を保存します。

                                                  • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                      Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                    
                                                    • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                    • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                    • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                  • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                   

                                                  ルート識別子の設定

                                                  ルート識別子(RD)により、複数の VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスにおいてプレフィックスが固有になります。

                                                  L3VPN マルチパス同一ルート識別子(RD)環境では、プレフィックスを RIB にインストールするかどうかは、プレフィックスの最適パスに基づいて決まります。 稀に設定が誤っている場合(最適パスが RIB にインストールできる有効なパスではない場合)、BGP はプレフィックスをドロップし、その他のパスを考慮しません。 この動作は RD のセットアップによって異なります。最適マルチパスが RIB にインストールするパスとして無効な場合には、非最適マルチパスがインストールされます。

                                                  RD を設定するには、次の作業を実行します。

                                                  手順の概要

                                                    1.    configure

                                                    2.    router bgp as-number

                                                    3.    bgp router-id ip-address

                                                    4.    vrf vrf-name

                                                    5.    rd { as-number : nn | ip-address : nn | auto }

                                                    6.    次のいずれかを実行します。

                                                    • end
                                                    • commit


                                                  手順の詳細
                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                    ステップ 1 configure


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                     

                                                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                     
                                                    ステップ 2 router bgp as-number


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                     

                                                    BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                     
                                                    ステップ 3 bgp router-id ip-address


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# bgp router-id 10.0.0.0
                                                     

                                                    BGP スピーキング ルータの固定ルータ ID を設定します。

                                                     
                                                    ステップ 4 vrf vrf-name


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_pe
                                                     

                                                    VRF インスタンスを設定します。

                                                     
                                                    ステップ 5 rd { as-number : nn | ip-address : nn | auto }


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# rd 345:567
                                                     

                                                    ルート識別子を設定します。

                                                    ルータで自動的に固有の RD を VRF に割り当てるようにするには、auto キーワードを使用します。

                                                    ルータ コンフィギュレーション モードで bgp router-id コマンドを使用してルータ ID が設定されている場合にのみ、RD を自動で割り当ることができます。 これにより、自動 RD 生成に使用できるグローバルで固有のルータ ID を設定できます。 VRF のルータ ID はグローバルで固有である必要はありません。また、自動 RD 生成で VRF ルータ ID を使用することは正しくありません。 ルータ ID を 1 つにすると、いつ再起動してもルータ ID が固定であるため、BGP グレースフル リスタートで RD 情報のチェックポイントも行いやすくなります。

                                                     
                                                    ステップ 6次のいずれかを実行します。
                                                    • end
                                                    • commit


                                                    例:
                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# end

                                                    または

                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# commit
                                                     

                                                    設定変更を保存します。

                                                    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                        Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                      
                                                      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                    • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                     

                                                    PE-PE または PE-RR 内部 BGP セッションの設定

                                                    BGP がプロバイダー エッジ(PE)ルータ間で VPN 到着達可能性情報を送信できるようにするには、PE-PE 内部 BGP(iBGP)セッションを設定する必要があります。 PE はリモート PE ルータから送信される VPN 情報を使用して VPN 接続と使用するラベル値を判別します。これにより、リモート(出力)ルータはパケット転送で正しい VPN へのパケットを逆多重化できます。

                                                    PE ルータで設定されている VPN に接続するすべての PE および RR ルータに対して PE-PE、PE ルート リフレクタ(RR)iBGP セッションが定義されます。

                                                    PE-PE iBGP セッションを設定し、PE でグローバル VPN オプションを設定するには、次の作業を実行します。

                                                    手順の概要

                                                      1.    configure

                                                      2.    router bgp as-number

                                                      3.    address-family vpnv4 unicast

                                                      4.    exit

                                                      5.    neighbor ip-address

                                                      6.    remote-as as-number

                                                      7.    description text

                                                      8.    password { clear | encrypted } password

                                                      9.    shutdown

                                                      10.    timers keepalive hold-time

                                                      11.    update-source type interface-id

                                                      12.    address-family vpnv4 unicast

                                                      13.    route-policy route-policy-name in

                                                      14.    route-policy route-policy-name out

                                                      15.    次のいずれかを実行します。

                                                      • end
                                                      • commit


                                                    手順の詳細
                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                      ステップ 1 configure


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                       

                                                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 2 router bgp as-number


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                       

                                                      自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                       
                                                      ステップ 3 address-family vpnv4 unicast


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family vpvn4 unicast
                                                       

                                                      VPN アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 4 exit


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# exit
                                                       

                                                      現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                       
                                                      ステップ 5 neighbor ip-address


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.16.1.1
                                                       

                                                      PE iBGP ネイバーを設定します。

                                                       
                                                      ステップ 6 remote-as as-number


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 1
                                                       

                                                      ネイバーにリモート自律システム番号を割り当てます。

                                                       
                                                      ステップ 7 description text


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# description neighbor 172.16.1.1
                                                       

                                                      (任意)ネイバーの説明を指定します。 この説明はコメントを保存するために使用されます。ソフトウェアの機能には影響しません。

                                                       
                                                      ステップ 8 password { clear | encrypted } password


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# password encrypted 123abc
                                                       

                                                      2 つの BGP ネイバー間の TCP 接続で Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにします。

                                                       
                                                      ステップ 9 shutdown


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# shutdown
                                                       

                                                      指定されているネイバーのアクティブ セッションをすべて終了し、関連するルーティング情報をすべて削除します。

                                                       
                                                      ステップ 10 timers keepalive hold-time


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# timers 12000 200
                                                       

                                                      BGP ネイバーのタイマーを設定します。

                                                       
                                                      ステップ 11 update-source type interface-id


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# update-source gigabitEthernet 0/1/5/0
                                                       

                                                      ネイバーで iBGP セッションを形成するとき、特定のインターフェイスからのプライマリ IP アドレスをローカル アドレスとして iBGP セッションで使用できます。

                                                       
                                                      ステップ 12 address-family vpnv4 unicast


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# address-family vpvn4 unicast
                                                       

                                                      VPN ネイバー アドレス ファミリのコンフィギュレーション モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 13 route-policy route-policy-name in


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy pe-pe-vpn-in in
                                                       

                                                      着信ルートのルーティング ポリシーを指定します。 ポリシーを使用すると、ルートのフィルタリングやルート属性の変更ができます。

                                                       
                                                      ステップ 14 route-policy route-policy-name out


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# route-policy pe-pe-vpn-out out
                                                       

                                                      発信ルートのルーティング ポリシーを指定します。 ポリシーを使用すると、ルートのフィルタリングやルート属性の変更ができます。

                                                       
                                                      ステップ 15次のいずれかを実行します。
                                                      • end
                                                      • commit


                                                      例:
                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                                      または

                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                                       

                                                      設定変更を保存します。

                                                      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                          Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                         
                                                        • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                        • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                        • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                       

                                                      RT コミュニティの定義済みセットがあるルートを保持するためのルート リフレクタの設定

                                                      プロバイダー エッジ(PE)は、設定されている VPN のインポート ルート ターゲット(RT)と一致するルートを保持する必要があります。 PE ルータはその他の VPNv4 )ルートをすべて廃棄できます。 ただしルート リフレクタ(RR)はすべての VPNv4 ルートを保持する必要があります。これは、ルート リフレクタは PE ルータとピアになり、また PE に必要となる RT でタグ付けされた VPNv4 は PE によって異なる可能性があるためです(これにより RR が非スケーラブルになります)。 定義済みの RT コミュニティのセットがあるルートだけを保持するように RR を設定できます。 また、複数の RR が異なる VPN セットにサービスを提供するようにも設定できます(これによりある程度のスケーラビリティが実現します)。 その後 PE は、PE で設定されている VRF にサービスを提供するすべての RR とピアになります。 PE がまだルートを保持していない RT を使用して新しい VRF を設定すると、PE は RR に対してルート リフレッシュを発行し、関連する VPN ルートを取得します。


                                                      (注)  


                                                      PE-RR セッションで拡張コミュニティ発信ルート フィルタ(ORF)がサポートされている場合には、この処理の効率が向上する可能性がある点に注意してください。


                                                      特定の RT でタグ付けされたルートを保持するようにリフレクタを設定するには、次の作業を実行します。

                                                      手順の概要

                                                        1.    configure

                                                        2.    router bgp as-number

                                                        3.    address-family vpnv4 unicast

                                                        4.    retain route-target { all | route-policy route-policy-name }

                                                        5.    次のいずれかを実行します。

                                                        • end
                                                        • commit


                                                      手順の詳細
                                                         コマンドまたはアクション目的
                                                        ステップ 1 configure


                                                        例:
                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                         

                                                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 2 router bgp as-number


                                                        例:
                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                         

                                                        自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                         
                                                        ステップ 3 address-family vpnv4 unicast


                                                        例:
                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family vpvn4 unicast
                                                         

                                                        VPN アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 4 retain route-target { all | route-policy route-policy-name }


                                                        例:
                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# retain route-target route-policy rr_ext-comm
                                                         

                                                        特定の RT でタグ付けされたルートを保持するようにリフレクタを設定します。 route-policy-name 引数には、RR がパスを保持するためにそのパスに含まれている必要がある拡張コミュニティをリストするポリシー名を指定します。

                                                        (注)     

                                                        all キーワードはルータ リフレクタのデフォルト動作であるため、必須ではありません。

                                                         
                                                        ステップ 5次のいずれかを実行します。
                                                        • end
                                                        • commit


                                                        例:
                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# end

                                                        または

                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr-af)# commit
                                                         

                                                        設定変更を保存します。

                                                        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                            Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                            
                                                            
                                                          • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                          • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                          • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                         

                                                        PE-CE プロトコルとしての BGP の設定

                                                        PE で BGP を設定し、BGP を使用した PE-CE 通信を確立するには、次の作業を実行します。

                                                        手順の概要

                                                          1.    configure

                                                          2.    router bgp as-number

                                                          3.    vrf vrf-name

                                                          4.    bgp router-id ip-address

                                                          5.    label-allocation-mode per-ce

                                                          6.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                          7.    network { ip-address / prefix-length | ip-address mask }

                                                          8.    aggregate-address address / mask-length

                                                          9.    exit

                                                          10.    neighbor ip-address

                                                          11.    remote-as as-number

                                                          12.    password { clear | encrypted } password

                                                          13.    ebgp-multihop [ ttl-value ]

                                                          14.    次のいずれかを実行します。

                                                          • address-family { ipv4 | ipv6 } unicast
                                                          • address-family {ipv4 {unicast | labeled-unicast} | ipv6 unicast}

                                                          15.    site-of-origin [ as-number : nn | ip-address : nn ]

                                                          16.    as-override

                                                          17.    allowas-in [ as-occurrence-number ]

                                                          18.    route-policy route-policy-name in

                                                          19.    route-policy route-policy-name out

                                                          20.    次のいずれかを実行します。

                                                          • end
                                                          • commit


                                                        手順の詳細
                                                           コマンドまたはアクション目的
                                                          ステップ 1 configure


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                           

                                                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 2 router bgp as-number


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                           

                                                          自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                           
                                                          ステップ 3 vrf vrf-name


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_pe_2
                                                           

                                                          PE ルータで特定の VRF の BGP ルーティングをイネーブルにします。

                                                           
                                                          ステップ 4 bgp router-id ip-address


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# bgp router-id 172.16.9.9
                                                           

                                                          BGP スピーキング ルータの固定ルータ ID を設定します。

                                                           
                                                          ステップ 5 label-allocation-mode per-ce


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# label-allocation-mode per-ce
                                                           
                                                          • PE ルータでの余分なルックアップを回避し、ラベル スペースを節約するために per-CE ラベル割り当てモード(デフォルトのラベル割り当てモードは per-prefix)を設定します。 このモードでは、PE ルータはネクスト ホップ 1 つにつき 1 つのラベルを割り当てます(ほとんどの場合これは CE ルータです)。 このラベルはネクスト ホップに直接マップされるため、データ転送中に VRF ルート ルックアップが実行されることはありません。 ただし割り当てられるラベルの数は VRF 1 つにつき 1 つではなく、CE 1 つにつき 1 つです。 BGP はネクスト ホップをすべて認識しているため、(PE-CE インターフェイス 1 つにつき 1 つではなく)ネクスト ホップ 1 つにつき 1 つのラベルを割り当てます。 発信インターフェイスがマルチアクセス インターフェイスでありネイバーのメディア アクセス コントロール(MAC)アドレスが不明な場合、パケット転送時に Address Resolution Protocol(ARP)がトリガーされます。
                                                          • per-vrf キーワードを指定すると、固有 VRF からアドバタイズされるすべてのルートに使用される同一ラベルが設定されます。
                                                           
                                                          ステップ 6 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                           

                                                          IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                          このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                           
                                                          ステップ 7 network { ip-address / prefix-length | ip-address mask }


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# network 172.16.5.5/24
                                                                         
                                                           

                                                          VRF コンテキストでアドレス ファミリ テーブルのネットワーク プレフィックスを生成します。

                                                           
                                                          ステップ 8 aggregate-address address / mask-length


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# aggregate-address 10.0.0.0/24
                                                           

                                                          コアに保持されている状態を削減するためルーティング情報を集約するように VRF アドレス ファミリ コンテキストで集約を設定します。 この集約により、パケットの最終的なネクスト ホップを判別するために追加のルックアップが必要となるため、PE エッジで非効率性が生じます。 サマリー プレフィックスが設定されると、集約に固有のコンポーネント プレフィックス セットの代わりにこのサマリー プレフィックスがアドバタイズされます。 PE は集約のラベルを 1 つだけアドバタイズします。 コンポーネント プレフィックスでは CE へのネクスト ホップが異なることがあるため、データ転送時に追加のルックアップを実行する必要があります。

                                                           
                                                          ステップ 9 exit


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# exit
                                                           

                                                          現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                           
                                                          ステップ 10 neighbor ip-address


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# neighbor 10.0.0.0
                                                           

                                                          CE ネイバーを設定します。 ip-address 引数にはプライベート アドレスを指定する必要があります。

                                                           
                                                          ステップ 11 remote-as as-number


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# remote-as 2
                                                           

                                                          CE ネイバーのリモート AS を設定します。

                                                           
                                                          ステップ 12 password { clear | encrypted } password


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# password encrypted 234xyz
                                                           

                                                          2 つの BGP ネイバー間の TCP 接続で Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにします。

                                                           
                                                          ステップ 13 ebgp-multihop [ ttl-value ]


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# ebgp-multihop 55
                                                           

                                                          直接接続していないネットワーク上の外部ピアへの BGP 接続を受け入れて試行するように CE ネイバーを設定します。

                                                           
                                                          ステップ 14次のいずれかを実行します。
                                                          • address-family { ipv4 | ipv6 } unicast
                                                          • address-family {ipv4 {unicast | labeled-unicast} | ipv6 unicast}


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                           

                                                          IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                          このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                           
                                                          ステップ 15 site-of-origin [ as-number : nn | ip-address : nn ]


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# site-of-origin 234:111
                                                           

                                                          site-of-origin(SoO)拡張コミュニティを設定します。 この CE ネイバーから学習されたルートは、その他の PE にアドバタイズされる前に SoO 拡張コミュニティのタグが付けられます。 PE ルータで as-override が設定されている場合にループを検出する目的で SoO が使用されることがよくあります。 プレフィックスが同じサイトにループする場合、PE はこのことを検出して CE に更新を送信しません。

                                                           
                                                          ステップ 16 as-override


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# as-override
                                                           

                                                          PE ルータで AS オーバーライドを設定します。 これにより PE ルータは CE の ASN をそれ自体の(PE)ASN に置き換えます。

                                                          (注)     

                                                          この情報が失われることが原因でルーティング ループが発生することがあります。as-override によって引き起こされるループを防ぐには、as-override と site-of-origin を組み合わせて使用します。

                                                           
                                                          ステップ 17 allowas-in [ as-occurrence-number ]


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# allowas-in 5
                                                           

                                                          PE 自律システム番号(ASN)を持つ AS パスを指定された回数だけ許可します。

                                                          ハブ アンド スポーク型 VPN ネットワークは、HUB CE を通じて、HUB PE へのルーティング情報のループ バックを必要とします。 この場合、PE ASN が存在するために HUB PE によってループバック情報がドロップされます。 これを回避するため、PE ASN が指定された回数に達していても allowas-in コマンドを使用してプレフィックスを許可します。

                                                           
                                                          ステップ 18 route-policy route-policy-name in


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# route-policy pe_ce_in_policy in
                                                           

                                                          着信ルートのルーティング ポリシーを指定します。 ポリシーを使用すると、ルートのフィルタリングやルート属性の変更ができます。

                                                           
                                                          ステップ 19 route-policy route-policy-name out


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# route-policy pe_ce_out_policy out
                                                           

                                                          発信ルートのルーティング ポリシーを指定します。 ポリシーを使用すると、ルートのフィルタリングやルート属性の変更ができます。

                                                           
                                                          ステップ 20次のいずれかを実行します。
                                                          • end
                                                          • commit


                                                          例:
                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# end

                                                          または

                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr-af)# commit
                                                           

                                                          設定変更を保存します。

                                                          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                              Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                              
                                                              
                                                            • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                            • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                            • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                           

                                                          IGP の BGP への再配布

                                                          プロトコルを VRF アドレス ファミリへ再配布するには、次の作業を実行します。

                                                          Interior Gateway Protocol(IGP)が PE-CE プロトコルとして使用されている場合でも、BGP を介したインポート ロジックが発生します。 したがってすべての IGP ルートを BGP VRF テーブルにインポートする必要があります。

                                                          手順の概要

                                                            1.    configure

                                                            2.    router bgp as-number

                                                            3.    vrf vrf-name

                                                            4.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                            5.    次のいずれかを実行します。

                                                            • redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]

                                                            6.    次のいずれかを実行します。

                                                            • end
                                                            • commit


                                                          手順の詳細
                                                             コマンドまたはアクション目的
                                                            ステップ 1 configure


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                             

                                                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 2 router bgp as-number


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                             

                                                            自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                             
                                                            ステップ 3 vrf vrf-name


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# vrf vrf_a
                                                             

                                                            PE ルータで特定の VRF の BGP ルーティングをイネーブルにします。

                                                             
                                                            ステップ 4 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                             

                                                            IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                            このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                             
                                                            ステップ 5次のいずれかを実行します。
                                                            • redistribute connected [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute eigrp process-id [ match { external | internal }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute isis process-id [ level { 1 | 1-inter-area | 2 }] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute ospf process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute ospfv3 process-id [ match { external [ 1 | 2 ] | internal | nssa-external [ 1 | 2 ]}] [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute rip [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]
                                                            • redistribute static [ metric metric-value ] [ route-policy route-policy-name ]


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# redistribute eigrp 23 
                                                             

                                                            VRF アドレス ファミリ コンテキストでプロトコルの再配布を設定します。

                                                            PE-CE ルータ間で BGP が使用されていない場合は、redistribute コマンドを使用します。 PE-CE ルータ間で BGP が使用されている場合は、その他の PE サイトとの VPN 接続を確立するために、使用されている IGP を BGP に再配布する必要があります。 テーブル間のインポートおよびエクスポートでも再配布が必要です。

                                                             
                                                            ステップ 6次のいずれかを実行します。
                                                            • end
                                                            • commit


                                                            例:
                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# end

                                                            または

                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# commit
                                                             

                                                            設定変更を保存します。

                                                            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                              
                                                              • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                              • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                              • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                             

                                                            BGP のキーチェーンの設定

                                                            キーチェーンは、さまざまな MAC 認証アルゴリズムをサポートして安全な認証を実現し、円滑なキー ロールオーバーを実装します。 BGP のキーチェーンを設定するには、次の作業を実行します。 このタスクはオプションです。


                                                            (注)  


                                                            ネイバー グループまたはセッション グループのキーチェーンが設定されている場合、そのグループを使用するネイバーはキーチェーンを継承します。 あるネイバーのために特別に設定されたコマンドの値は、継承された値を上書きします。


                                                            手順の概要

                                                              1.    configure

                                                              2.    router bgp as-number

                                                              3.    neighbor ip-address

                                                              4.    remote-as as-number

                                                              5.    keychain name

                                                              6.    次のいずれかを実行します。

                                                              • end
                                                              • commit


                                                            手順の詳細
                                                               コマンドまたはアクション目的
                                                              ステップ 1 configure


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                               

                                                              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                               
                                                              ステップ 2 router bgp as-number


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                               

                                                              自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                               
                                                              ステップ 3 neighbor ip-address


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                                               

                                                              BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                                               
                                                              ステップ 4 remote-as as-number


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# remote-as 2002
                                                               

                                                              ネイバーを作成し、リモート自律システム番号を割り当てます。

                                                               
                                                              ステップ 5 keychain name


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# keychain kych_a
                                                               

                                                              キーチェーンに基づく認証を設定します。

                                                               
                                                              ステップ 6次のいずれかを実行します。
                                                              • end
                                                              • commit


                                                              例:
                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# end

                                                              または

                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# commit
                                                               

                                                              設定変更を保存します。

                                                              • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                  Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                                  
                                                                  
                                                                • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                              • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                               

                                                              BGP ネイバーのディセーブル化

                                                              設定を削除せずにネイバーを管理シャットダウンするには、次の作業を実行します。

                                                              手順の概要

                                                                1.    configure

                                                                2.    router bgp as-number

                                                                3.    neighbor ip-address

                                                                4.    shutdown

                                                                5.    次のいずれかを実行します。

                                                                • end
                                                                • commit


                                                              手順の詳細
                                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                                ステップ 1 configure


                                                                例:
                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                 

                                                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                 
                                                                ステップ 2 router bgp as-number


                                                                例:
                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 127
                                                                 

                                                                自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                 
                                                                ステップ 3 neighbor ip-address


                                                                例:
                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# neighbor 172.168.40.24
                                                                 

                                                                BGP ルーティングのためにルータをネイバー コンフィギュレーション モードにして、ネイバーの IP アドレスを BGP ピアとして設定します。

                                                                 
                                                                ステップ 4 shutdown


                                                                例:
                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# shutdown
                                                                 

                                                                指定されたネイバーのアクティブ セッションをすべてディセーブルにします。

                                                                 
                                                                ステップ 5次のいずれかを実行します。
                                                                • end
                                                                • commit


                                                                例:
                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# end

                                                                または

                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-nbr)# commit
                                                                 

                                                                設定変更を保存します。

                                                                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                    Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                                  
                                                                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                 

                                                                BGP インバウンド ソフト リセットを使用したネイバーのリセット

                                                                指定されたグループまたはネイバーの指定アドレス ファミリに対してインバウンド ソフト リセットをトリガーするには、次の作業を実行ます。 グループは *ip-addressas-numberexternal キーワードおよび引数で指定されます。

                                                                ネイバーのインバウンド ポリシーまたはアウトバウンド ポリシーを変更する場合、またはルーティング アップデートの送信または受信に影響を与えるその他の設定を変更する場合には、ネイバーのリセットが便利です。 インバウンド ソフト リセットがトリガーされた場合、ネイバーが ROUTE_REFRESH 機能をアドバタイズしていれば、BGP はデフォルトでこのネイバーに REFRESH 要求を送信します。 ネイバーが ROUTE_REFRESH 機能をアドバタイズしているかどうかを判別するには、show bgp neighbors コマンドを使用します。

                                                                手順の概要

                                                                  1.    show bgp neighbors

                                                                  2.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } { * | ip-address | as as-number | external } soft  [ in [ prefix-filter ] | out ]


                                                                手順の詳細
                                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                                  ステップ 1 show bgp neighbors


                                                                  例:
                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp neighbors
                                                                   

                                                                  ネイバーから受信したルート リフレッシュ機能がイネーブルであることを確認します。

                                                                   
                                                                  ステップ 2 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } { * | ip-address | as as-number | external } soft  [ in [ prefix-filter ] | out ]


                                                                  例:
                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast 10.0.0.1 soft in
                                                                   

                                                                  BGP ネイバーをソフト リセットします。

                                                                  • * キーワードを指定すると、すべての BGP ネイバーがリセットされます。
                                                                  • ip-address 引数では、リセットするネイバーのアドレスを指定します。
                                                                  • as-number 引数では、自律システム番号に一致するすべてのネイバーがリセットされることを指定します。
                                                                  • external キーワードを指定すると、すべての外部ネイバーをリセットすることが指定されます。
                                                                   

                                                                  BGP アウトバウンド ソフト リセットを使用したネイバーのリセット

                                                                  指定されたグループまたはネイバーの指定アドレス ファミリに対してアウトバウンド ソフト リセットをトリガーするには、次の作業を実行します。 グループは *ip-addressas-numberexternal キーワードおよび引数で指定されます。

                                                                  ネイバーのアウトバウンド ポリシーまたはアウトバウンド ポリシーを変更する場合、またはルーティング アップデートの送信または受信に影響を与えるその他の設定を変更する場合には、ネイバーのリセットが便利です。

                                                                  アウトバウンド ソフト リセットがトリガーされると、BGP は、このアドレス ファミリに対するルートをすべて、指定されたネイバーに再送信します。

                                                                  ネイバーが ROUTE_REFRESH 機能をアドバタイズしているかどうかを判別するには、show bgp neighbors コマンドを使用します。

                                                                  手順の概要

                                                                    1.    show bgp neighbors

                                                                    2.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } { * | ip-address | as as-number | external } soft  [ in [ prefix-filter ] | ]


                                                                  手順の詳細
                                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                                    ステップ 1 show bgp neighbors


                                                                    例:
                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp neighbors
                                                                     

                                                                    ネイバーから受信したルート リフレッシュ機能がイネーブルであることを確認します。

                                                                     
                                                                    ステップ 2 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } { * | ip-address | as as-number | external } soft  [ in [ prefix-filter ] | ]


                                                                    例:
                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast 10.0.0.2 soft out
                                                                     

                                                                    BGP ネイバーをソフト リセットします。

                                                                    • * キーワードを指定すると、すべての BGP ネイバーがリセットされます。
                                                                    • ip-address 引数では、リセットするネイバーのアドレスを指定します。
                                                                    • as-number 引数では、自律システム番号に一致するすべてのネイバーがリセットされることを指定します。
                                                                    • external キーワードを指定すると、すべての外部ネイバーをリセットすることが指定されます。
                                                                     

                                                                    BGP ハード リセットを使用したネイバーのリセット

                                                                    ハード リセットを使用してネイバーをリセットするには、次の作業を行います。 ハード リセットにより、ネイバーへの TCP 接続が削除され、ネイバーから受信したすべてのルートが BGP テーブルから削除され、その後このネイバーとのセッションが再確立されます。 キーワード graceful が指定されていない場合、ネイバーからのルートは BGP テーブルから即座には削除されませんが、古い(stale である)とマークされます。 セッションの再確立後、ネイバーから再受信されなかった古いルートはすべて削除されます。

                                                                    手順の概要

                                                                      1.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } | { * | ip-address | as as-number | external } [ graceful ] soft  [ in [ prefix-filter ] | out ]


                                                                    手順の詳細
                                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                                      ステップ 1 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } | { * | ip-address | as as-number | external } [ graceful ] soft  [ in [ prefix-filter ] | out ]


                                                                      例:
                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 unicast 10.0.0.3 graceful soft out
                                                                       

                                                                      BGP ネイバーをクリアします。

                                                                      • * キーワードを指定すると、すべての BGP ネイバーがリセットされます。
                                                                      • ip-address 引数では、リセットするネイバーのアドレスを指定します。
                                                                      • as-number 引数では、自律システム番号に一致するすべてのネイバーがリセットされることを指定します。
                                                                      • external キーワードを指定すると、すべての外部ネイバーをリセットすることが指定されます。

                                                                      graceful キーワードはグレースフル リスタートを指定します。

                                                                       

                                                                      キャッシュ、テーブル、およびデータベースのクリア

                                                                      特定のキャッシュ、テーブル、またはデータベースの内容をすべて削除するには、次の作業を実行します。 clear bgp コマンドは、指定されたネイバー グループのセッションをリセット(ハード リセット)します。これにより、ネイバーへの TCP 接続が削除され、ネイバーから受信したすべてのルートが BGP テーブルから削除され、その後このネイバーとのセッションが再確立されます。 キャッシュ、テーブル、またはデータベースは、特定の構造が無効になったり、無効になるおそれのあるときにクリアすることが必要になります。

                                                                      手順の概要

                                                                        1.    clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } ip-address

                                                                        2.    clear bgp external

                                                                        3.    clear bgp *


                                                                      手順の詳細
                                                                         コマンドまたはアクション目的
                                                                        ステップ 1 clear bgp { ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 unicast | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } { ipv4 unicast | ipv6 unicast } ip-address


                                                                        例:
                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp ipv4 172.20.1.1
                                                                         

                                                                        指定されたネイバーをクリアします。

                                                                         
                                                                        ステップ 2 clear bgp external


                                                                        例:
                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp external
                                                                         

                                                                        すべての外部ピアをクリアします。

                                                                         
                                                                        ステップ 3 clear bgp *


                                                                        例:
                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# clear bgp *
                                                                         

                                                                        すべての BGP ネイバーをクリアします。

                                                                         

                                                                        システムおよびネットワーク統計情報の表示

                                                                        特定の統計情報(BGP ルーティング テーブル、キャッシュ、およびデータベースの内容など)を表示するには、次の作業を実行します。 表示される情報は、リソースの使用状況を確認してネットワークの問題を解決する場合に利用できます。 さらに、ノードの到達可能性に関する情報を表示し、そのパケットが経由するネットワーク内のルーティング パスを検出することもできます。

                                                                        手順の概要

                                                                          1.    show bgp cidr-only

                                                                          2.    show bgp community community-list [ exact-match ]

                                                                          3.    show bgp regexp regular-expression

                                                                          4.    show bgp

                                                                          5.    show bgp neighbors ip-address [ advertised-routes | dampened-routes | flap-statistics | performance-statistics | received prefix-filter | routes ]

                                                                          6.    show bgp paths

                                                                          7.    show bgp neighbor-group group-name configuration

                                                                          8.    show bgp summary


                                                                        手順の詳細
                                                                           コマンドまたはアクション目的
                                                                          ステップ 1 show bgp cidr-only


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp cidr-only
                                                                           

                                                                          不自然なネットワーク マスク(クラスレス ドメイン間ルーティング(CIDR))を持つルートを表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 2 show bgp community community-list [ exact-match ]


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp community 1081:5 exact-match
                                                                           

                                                                          指定された BGP コミュニティに一致するルートを表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 3 show bgp regexp regular-expression


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp regexp "^3 "
                                                                           

                                                                          指定された自律システム パスの正規表現と一致するルートを表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 4 show bgp


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp
                                                                           

                                                                          BGP ルーティング テーブル内のエントリを表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 5 show bgp neighbors ip-address [ advertised-routes | dampened-routes | flap-statistics | performance-statistics | received prefix-filter | routes ]


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp neighbors 10.0.101.1
                                                                           

                                                                          指定されたネイバーへの BGP 接続に関する情報を表示します。

                                                                          • advertised-routes キーワードを指定すると、ルータがネイバーにアドバタイズするすべてのルートが表示されます。
                                                                          • dampened-routes キーワードを指定すると、ネイバーから学習したダンプニングされたルートが表示されます。
                                                                          • flap-statistics キーワードを指定すると、ネイバーから学習したルートのフラップ統計情報が表示されます。
                                                                          • performance-statistics キーワードを指定すると、BGP プロセスによりこのネイバーに対して行われた処理に関するパフォーマンス統計情報が表示されます。
                                                                          • received prefix-filter キーワードと引数を指定すると、プレフィックス リスト フィルタが表示されます。
                                                                          • routes キーワードを指定すると、ネイバーから学習したルートが表示されます。
                                                                           
                                                                          ステップ 6 show bgp paths


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp paths
                                                                           

                                                                          データベース内のすべての BGP パスを表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 7 show bgp neighbor-group group-name configuration


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp neighbor-group group_1 configuration
                                                                           

                                                                          指定されたネイバー グループの有効な設定(このネイバー グループによって継承された設定を含む)を表示します。

                                                                           
                                                                          ステップ 8 show bgp summary


                                                                          例:
                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp summary
                                                                           

                                                                          BGP 接続すべての状況を表示します。

                                                                           

                                                                          BGP プロセス情報の表示

                                                                          特定の BGP プロセス情報を表示するには、次の作業を行います。

                                                                          手順の概要

                                                                            1.    show bgp process

                                                                            2.    show bgp ipv4 unicast summary

                                                                            3.    show bgp vpnv4 unicast summary

                                                                            4.    show bgp vrf ( vrf-name | all }

                                                                            5.    show bgp process detail

                                                                            6.    show bgp summary

                                                                            7.    show placement program bgp

                                                                            8.    show placement program brib


                                                                          手順の詳細
                                                                             コマンドまたはアクション目的
                                                                            ステップ 1 show bgp process


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp process
                                                                             

                                                                            BGP プロセスのステータスと要約情報を表示します。 出力には、さまざまなグローバルおよびアドレス ファミリ固有の BGP 設定が表示されます。 プロセスによって送受信されたネイバー、アップデート メッセージ、および通知メッセージの数の要約も表示されます。

                                                                             
                                                                            ステップ 2 show bgp ipv4 unicast summary


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp ipv4 unicast summary
                                                                             

                                                                            IPv4 ユニキャスト アドレス ファミリのネイバーの要約を表示します。

                                                                             
                                                                            ステップ 3 show bgp vpnv4 unicast summary


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp vpnv4 unicast summary
                                                                             

                                                                            VPNv4 ユニキャスト アドレス ファミリのネイバーの要約を表示します。

                                                                             
                                                                            ステップ 4 show bgp vrf ( vrf-name | all }


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp vrf vrf_A
                                                                             

                                                                            BGP VPN 仮想ルーティングおよび転送(VRF)情報を表示します。

                                                                             
                                                                            ステップ 5 show bgp process detail


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp processes detail
                                                                             

                                                                            さまざまな内部構造タイプによって使用されているメモリなど、詳細なプロセス情報を表示します。

                                                                             
                                                                            ステップ 6 show bgp summary


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp summary
                                                                             

                                                                            BGP 接続すべての状況を表示します。

                                                                             
                                                                            ステップ 7 show placement program bgp


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show placement program bgp
                                                                             

                                                                            BGP プログラムの情報を表示します。

                                                                            • プログラムが「拒否された場所」として表示される場合(プログラムの場所を特定できないなど)、show placement program bgp コマンドを使用して、その場所を表示できます。
                                                                            • プログラムが配置されても起動されない場合、プログラムが配置されてから経過した時間の長さが [Waiting to start] 列に表示されます。
                                                                             
                                                                            ステップ 8 show placement program brib


                                                                            例:
                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# show placement program brib
                                                                             

                                                                            bRIB プログラムの情報を表示します。

                                                                            • プログラムが「拒否された場所」として表示される場合(プログラムの場所を特定できないなど)、show placement program bgp コマンドを使用して、その場所を表示できます。
                                                                            • プログラムが配置されても起動されない場合、プログラムが配置されてから経過した時間の長さが [Waiting to start] 列に表示されます。
                                                                             

                                                                            BGP アップデート グループのモニタリング

                                                                            この作業では、BGP アップデート グループの処理に関する情報を表示します。

                                                                            手順の概要

                                                                              1.    show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 { unicast | all } | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 unicast ] update-group [ neighbor ip-address | process-id.index [ summary | performance-statistics ]]


                                                                            手順の詳細
                                                                               コマンドまたはアクション目的
                                                                              ステップ 1 show bgp [ ipv4 { unicast | multicast | all | tunnel } | ipv6 { unicast | all } | all { unicast | multicast | all | tunnel } | vpnv4 unicast | vrf { vrf-name | all } [ ipv4 unicast ] update-group [ neighbor ip-address | process-id.index [ summary | performance-statistics ]]


                                                                              例:
                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp update-group 0.0
                                                                               

                                                                              BGP アップデート グループの情報を表示します。

                                                                              • ip-address 引数を指定すると、そのネイバーが属するアップデート グループが表示されます。
                                                                              • process-id.index 引数では、表示する特定のアップデート グループを選択します。この引数は「プロセス ID(ドット)インデックス」の形式で指定します。 プロセス ID の範囲は 0 ~ 254 です。 インデックスの範囲は 0 ~ 4294967295 です。
                                                                              • summary キーワードを指定すると、特定のアップデート グループに含まれているネイバーに関する要約情報が表示されます。
                                                                              • このコマンドに引数を指定しないと、(指定したアドレス ファミリの)すべてのアップデート グループの情報が表示されます。
                                                                              • performance-statistics キーワードを指定すると、アップデート グループのパフォーマンス統計情報が表示されます。
                                                                               

                                                                              BGP ノンストップ ルーティングの設定

                                                                              BGP ノンストップ ルーティング(NSR)を設定するには次の作業を実行します。

                                                                              手順の概要

                                                                                1.    configure

                                                                                2.    router bgp as-number

                                                                                3.    nsr

                                                                                4.    次のいずれかを実行します。

                                                                                • end
                                                                                • commit


                                                                              手順の詳細
                                                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                                                ステップ 1 configure


                                                                                例:
                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                 

                                                                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                 
                                                                                ステップ 2 router bgp as-number


                                                                                例:
                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                                                 

                                                                                BGP ルーティング プロセスを設定するため、BGP AS 番号を指定して BGP コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                 
                                                                                ステップ 3 nsr


                                                                                例:
                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# nsr 
                                                                                 

                                                                                BGP ノンストップ ルーティングを有効にします。

                                                                                (注)     

                                                                                BGP では 5000 の NSR セッションがサポートされています。

                                                                                 
                                                                                ステップ 4次のいずれかを実行します。
                                                                                • end
                                                                                • commit


                                                                                例:
                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

                                                                                または

                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
                                                                                 

                                                                                設定変更を保存します。

                                                                                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                    Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                                                  
                                                                                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                 

                                                                                Prefix Independent Convergence(PIC)のプライマリ バックアップ パスのインストール

                                                                                転送テーブルにバックアップ パスをインストールし、PE-CE リンク障害が発生した場合に Prefix Independent Convergence(PIC)を提供するには、次の作業を実行します。

                                                                                手順の概要

                                                                                  1.    configure

                                                                                  2.    router bgp as-number

                                                                                  3.    次のいずれかを実行します。

                                                                                  • address-family {vpnv4 unicast | vpnv6 unicast}
                                                                                  • vrf vrf-name {ipv4 unicast | ipv6 unicast}

                                                                                  4.    additional-paths selection route-policy route-policy-name

                                                                                  5.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                  • end
                                                                                  • commit


                                                                                手順の詳細
                                                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                                                  ステップ 1 configure


                                                                                  例:
                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                   

                                                                                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                   
                                                                                  ステップ 2 router bgp as-number


                                                                                  例:
                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
                                                                                   

                                                                                  自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                   
                                                                                  ステップ 3 次のいずれかを実行します。
                                                                                  • address-family {vpnv4 unicast | vpnv6 unicast}
                                                                                  • vrf vrf-name {ipv4 unicast | ipv6 unicast}


                                                                                  例:
                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family vpnv4 unicast
                                                                                   

                                                                                  アドレス ファミリまたは VRF アドレス ファミリを指定して、アドレス ファミリまたは VRF アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                   
                                                                                  ステップ 4additional-paths selection route-policy route-policy-name


                                                                                  例:
                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# additional-paths selection route-policy ap1
                                                                                   
                                                                                  プレフィックスの追加パス選択モードを設定します。
                                                                                  (注)     

                                                                                  additional-paths selection コマンドは、バックアップ パスの計算と Prefix Independent Convergence(PIC)機能のイネーブル化のために適切なルート ポリシーを指定して実行します。

                                                                                  プレフィックスの追加パス選択モードを設定する前にプレフィックスのルート ポリシーを設定する必要があります。 追加選択コマンドで使用するルートポリシー設定の例を次に示します。
                                                                                  route-policy ap1
                                                                                      set path-selection backup 1 install
                                                                                    end-policy
                                                                                  
                                                                                   
                                                                                  ステップ 5次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                  • end
                                                                                  • commit


                                                                                  例:
                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                  または

                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                   

                                                                                  設定変更を保存します。

                                                                                  • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                    Uncommitted changes found, commit them
                                                                                    before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                    
                                                                                    • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                    • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                    • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                  • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                   

                                                                                  プライマリ パスのローカル ラベル割り当ての保持

                                                                                  プライマリ PE で以前にプライマリ パスに割り当てられたローカル ラベルを、再コンバージェンス後に設定期間にわたって保持するには、次の作業を実行します。

                                                                                  手順の概要

                                                                                    1.    configure

                                                                                    2.    router bgp as-number

                                                                                    3.    address-family { vpnv4 unicast | vpnv6 unicast }

                                                                                    4.    retain local-label minutes

                                                                                    5.    次のいずれかを実行します。

                                                                                    • end
                                                                                    • commit


                                                                                  手順の詳細
                                                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                                                    ステップ 1 configure


                                                                                    例:
                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                     

                                                                                    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                     
                                                                                    ステップ 2 router bgp as-number


                                                                                    例:
                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
                                                                                     

                                                                                    自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                     
                                                                                    ステップ 3 address-family { vpnv4 unicast | vpnv6 unicast }


                                                                                    例:
                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family vpnv4 unicast
                                                                                     

                                                                                    アドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                     
                                                                                    ステップ 4 retain local-label minutes


                                                                                    例:
                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# retain local-label 10
                                                                                     

                                                                                    プライマリ PE で以前にプライマリ パスに割り当てられたローカル ラベルを、再コンバージェンス後 10 分間保持します。

                                                                                     
                                                                                    ステップ 5次のいずれかを実行します。
                                                                                    • end
                                                                                    • commit


                                                                                    例:
                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end

                                                                                    または

                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# commit
                                                                                     

                                                                                    設定変更を保存します。

                                                                                    • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                        Uncommitted changes found, commit them before exiting (yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                                                      
                                                                                      • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                      • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                      • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。

                                                                                    実行コンフィギュレーション ファイルに設定変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します

                                                                                     

                                                                                    BGP 追加パスの設定

                                                                                    BGP 追加パス機能を設定するには、次の作業を行います。

                                                                                    手順の概要

                                                                                      1.    configure

                                                                                      2.    route-policy route-policy-name

                                                                                      3.    if conditional-expression then action-statement else

                                                                                      4.    pass endif

                                                                                      5.    end-policy

                                                                                      6.    router bgp as-number

                                                                                      7.    address-family {ipv4 {unicast | multicast} | ipv6 {unicast | multicast | l2vpn vpls-vpws | vpnv4 unicast | vpnv6 unicast }

                                                                                      8.    additional-paths receive

                                                                                      9.    additional-paths send

                                                                                      10.    additional-paths selection route-policy route-policy-name

                                                                                      11.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                      • end
                                                                                      • commit


                                                                                    手順の詳細
                                                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                                                      ステップ 1 configure


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                       

                                                                                      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 2route-policy route-policy-name


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router (config)#route-policy add_path_policy
                                                                                       

                                                                                      ルート ポリシーを定義して、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 3if conditional-expression then action-statement else


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router (config-rpl)#if community matches-any (*) then
                                                                                          set path-selection all advertise
                                                                                        else
                                                                                       

                                                                                      特定のルートのアクションとディスポジションを決定します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 4pass endif


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl-else)#pass
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl-else)#endif
                                                                                      
                                                                                       

                                                                                      処理のためにルートを渡し、if ステートメントを終了します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 5end-policy


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)#end-policy
                                                                                       

                                                                                      ルート ポリシーの定義を終了して、ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 6router bgp as-number


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router bgp 100
                                                                                       

                                                                                      自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 7address-family {ipv4 {unicast | multicast} | ipv6 {unicast | multicast | l2vpn vpls-vpws | vpnv4 unicast | vpnv6 unicast }

                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#address-family ipv4 unicast
                                                                                       

                                                                                      アドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 8additional-paths receive


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#additional-paths receive
                                                                                       

                                                                                      対応ピアのプレフィックスのマルチパス受信機能を設定します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 9additional-paths send


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#additional-paths send
                                                                                       

                                                                                      対応ピアのプレフィックスのマルチパス送信機能を設定します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 10additional-paths selection route-policy route-policy-name


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#additional-paths selection route-policy add_path_policy
                                                                                       

                                                                                      プレフィックスの追加パス選択機能を設定します。

                                                                                       
                                                                                      ステップ 11次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                      • end
                                                                                      • commit


                                                                                      例:
                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                      または

                                                                                      RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                       

                                                                                      設定変更を保存します。

                                                                                      • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                        Uncommitted changes found, commit them
                                                                                        before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                        
                                                                                        • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                        • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                        • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                      • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                       

                                                                                      iBGP マルチパス ロード シェアリングの設定

                                                                                      iBGP マルチパス ロード シェアリングを設定するには、次の作業を実行します。

                                                                                      手順の概要

                                                                                        1.    configure

                                                                                        2.    router bgp as-number

                                                                                        3.    address-family {ipv4|ipv6} {unicast|multicast}

                                                                                        4.    maximum-paths ibgp number

                                                                                        5.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                        • end
                                                                                        • commit


                                                                                      手順の詳細
                                                                                         コマンドまたはアクション目的
                                                                                        ステップ 1 configure


                                                                                        例:
                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                         

                                                                                        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                         
                                                                                        ステップ 2router bgp as-number


                                                                                        例:
                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
                                                                                         

                                                                                        自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                         
                                                                                        ステップ 3address-family {ipv4|ipv6} {unicast|multicast}

                                                                                        例:
                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family ipv4 multicast
                                                                                         

                                                                                        IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                         
                                                                                        ステップ 4maximum-paths ibgp number


                                                                                        例:
                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)# maximum-paths ibgp 30
                                                                                         

                                                                                        ロード シェアリング用の iBGP パスの最大数を設定します。

                                                                                         
                                                                                        ステップ 5次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                        • end
                                                                                        • commit


                                                                                        例:
                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                        または

                                                                                        RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                         

                                                                                        設定変更を保存します。

                                                                                        • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                          Uncommitted changes found, commit them
                                                                                          before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                          
                                                                                          • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                          • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                          • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                        • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                         

                                                                                        AiGP によるプレフィックスの生成

                                                                                        AiGP メトリックを使用したルートの生成を設定するには、次の作業を実行します。

                                                                                        はじめる前に

                                                                                        Accumulated Interior Gateway Protocol(AiGP)メトリックを使用したルートの生成は設定により制御されます。 次の条件を満たす再配布ルートに AiGP 属性が付加されます。

                                                                                        • AiGP でルートを再配布するプロトコルがイネーブルに設定されている。
                                                                                        • このルートは、ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)に再配布された Interior Gateway Protocol(iGP)ルートです。 AiGP 属性に割り当てられた値はルートの iGP ネクスト ホップの値か、または route-policy によって設定された値です。
                                                                                        • このルートは BGP に再配布されたスタティック ルートです。 割り当てられた値はルートのネクスト ホップの値か、route-policy によって設定された値です。
                                                                                        • このルートはネットワーク ステートメントによって BGP にインポートされます。 割り当てられた値はルートのネクスト ホップの値か、route-policy によって設定された値です。
                                                                                        手順の概要

                                                                                          1.    configure

                                                                                          2.    route-policy aigp_policy

                                                                                          3.    set aigp-metricigp-cost

                                                                                          4.    exit

                                                                                          5.    router bgp as-number

                                                                                          6.    address-family {ipv4 | ipv6} unicast

                                                                                          7.    redistribute ospf osp route-policy plcy_namemetric value

                                                                                          8.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                          • end
                                                                                          • commit


                                                                                        手順の詳細
                                                                                           コマンドまたはアクション目的
                                                                                          ステップ 1 configure


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                           

                                                                                          グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 2route-policy aigp_policy


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# route-policy aip_policy
                                                                                           

                                                                                          ルート ポリシー コンフィギュレーション モードを開始してルート ポリシーを設定します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 3set aigp-metricigp-cost


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# set aigp-metric igp-cost
                                                                                           

                                                                                          内部ルーティング プロトコル コストを aigp メトリックとして設定します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 4exit


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-rpl)# exit
                                                                                           

                                                                                          ルートポリシー コンフィギュレーション モードを終了します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 5router bgp as-number


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 100
                                                                                           

                                                                                          BGP AS 番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 6address-family {ipv4 | ipv6} unicast

                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family ipv4 unicast
                                                                                           

                                                                                          IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 7redistribute ospf osp route-policy plcy_namemetric value


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-af)#redistribute ospf osp route-policy aigp_policy metric 1
                                                                                           

                                                                                          OSPF への AiBGP メトリックの再配布を許可します。

                                                                                           
                                                                                          ステップ 8次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                          • end
                                                                                          • commit


                                                                                          例:
                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                          または

                                                                                          RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                           

                                                                                          設定変更を保存します。

                                                                                          • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                            Uncommitted changes found, commit them
                                                                                            before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                            
                                                                                            • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                            • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                            • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                          • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                           

                                                                                          BGP 不等コストの連続ロード バランシングのイネーブル化

                                                                                          外部 BGP(eBGP)、内部 BGP(iBGP)、および eiBGP の不等コストの連続ロード バランシングをイネーブルにし、BGP が非武装地帯(DMZ)リンクのリンク帯域幅属性を送信できるようにするには、次の作業を実行します。

                                                                                          PE ルータで、マルチプロトコル内部 BGP(MP-iBGP)セッション(IPv4 または VPNv4)によるリモート PE への更新にリンク帯域幅拡張コミュニティが含まれており、maximum-paths コマンドがイネーブルに設定されている場合、リモート PE が自動的にロード バランシングを行います。

                                                                                          不等コストの連続ロード バランシングが行われるパスは最大 8 つまでです。


                                                                                          (注)  


                                                                                          CPP ベースのカードでは、BGP 不等コストの連続ロード バランシング機能をイネーブルにする操作はサポートされていません。


                                                                                          手順の概要

                                                                                            1.    configure

                                                                                            2.    router bgp as-number

                                                                                            3.    address-family { ipv4 | ipv6 } unicast

                                                                                            4.    maximum-paths { ebgp | ibgp | eibgp } maximum [ unequal-cost ]

                                                                                            5.    exit

                                                                                            6.    neighbor ip-address

                                                                                            7.    dmz-link-bandwidth

                                                                                            8.    次のいずれかを実行します。

                                                                                            • end
                                                                                            • commit


                                                                                          手順の詳細
                                                                                             コマンドまたはアクション目的
                                                                                            ステップ 1 configure


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                             

                                                                                            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 2 router bgp as-number


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                                                             

                                                                                            自律システム番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 3 address-family { ipv4 | ipv6 } unicast


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast
                                                                                             

                                                                                            IPv4 または IPv6 のいずれかのアドレス ファミリ ユニキャストを指定し、アドレス ファミリのコンフィギュレーション サブモードを開始します。

                                                                                            このコマンドのすべてのキーワードと引数のリストを参照するには、CLI ヘルプ(?)を使用します。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 4 maximum-paths { ebgp | ibgp | eibgp } maximum [ unequal-cost ]


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# maximum-paths ebgp 3
                                                                                             

                                                                                            BGP によりルーティング テーブルにインストールされるパラレル ルートの最大数を設定します。

                                                                                            (注)     

                                                                                            最大パス数の有効値は 8(8 を含む)です。

                                                                                            • ebgp maximum:マルチパスに eBGP パスのみを考慮します。
                                                                                            • ibgp maximum [ unequal-cost ]:iBGP 学習パス間でのロード バランシングを考慮します。
                                                                                            • eibgp maximum :ロード バランシング対象として eBGP 学習パスと iBGP 学習パスを考慮します。 eiBGP ロード バランシングでは常に不等コスト ロード バランシングが行われます。

                                                                                            eiBGP が適用されると eBGP ロード バランシングまたは iBGP ロード バランシングは設定できませんが、eBGP ロード バランシングと iBGP ロード バランシングは共存できます。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 5 exit


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-af)# exit
                                                                                             

                                                                                            現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 6 neighbor ip-address


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf)# neighbor 10.0.0.0
                                                                                             

                                                                                            CE ネイバーを設定します。 ip-address 引数にはプライベート アドレスを指定する必要があります。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 7 dmz-link-bandwidth


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# dmz-link-bandwidth
                                                                                             

                                                                                            eBGP/iBGP ネイバーへのリンクに対して非武装地帯(DMZ)リンク帯域幅拡張コミュニティを生成します。

                                                                                             
                                                                                            ステップ 8次のいずれかを実行します。
                                                                                            • end
                                                                                            • commit


                                                                                            例:
                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# end

                                                                                            または

                                                                                            RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-vrf-nbr)# commit
                                                                                             

                                                                                            設定変更を保存します。

                                                                                            • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                                Uncommitted changes found, commit them before exiting(yes/no/cancel)?[cancel]:
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                              • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                              • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                              • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                            • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                             

                                                                                            RPKI キャッシュの設定

                                                                                            リソース公開キー インフラストラクチャ(RPKI)キャッシュ パラメータを設定するには、次の作業を実行します。

                                                                                            RPKI キャッシュ設定は、router-bgp サブモードの rpki-cache サブモードで行います。 rpki-cache サブモードを開始するには rpki cache ip_addres コマンドを使用します。

                                                                                            手順の概要

                                                                                              1.    configure

                                                                                              2.    router bgp as-number

                                                                                              3.    rpki cache {host-name | ip-address}

                                                                                              4.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                              • transport ssh port port_number
                                                                                              • transport tcp port port_number

                                                                                              5.    (任意) username user_name

                                                                                              6.    (任意) password

                                                                                              7.    preference preference_value

                                                                                              8.    purge-time time

                                                                                              9.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                              • refresh-time time
                                                                                              • refresh-time off

                                                                                              10.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                              • response-time time
                                                                                              • response-time off

                                                                                              11.    shutdown

                                                                                              12.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                              • end
                                                                                              • commit


                                                                                            手順の詳細
                                                                                               コマンドまたはアクション目的
                                                                                              ステップ 1 configure


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                               

                                                                                              グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 2router bgp as-number


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router bgp 100
                                                                                               

                                                                                              BGP AS 番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 3rpki cache {host-name | ip-address}


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki cache 10.2.3.4 
                                                                                               

                                                                                              rpki-cache サブモードを開始し、RPKI キャッシュ パラメータの設定をイネーブルにします。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 4次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                              • transport ssh port port_number
                                                                                              • transport tcp port port_number


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#transport ssh port 1

                                                                                              または

                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#transport tcp port 2
                                                                                               
                                                                                              RPKI キャッシュの転送方法を指定します。
                                                                                              • ssh:SSH を使用して RPKI キャッシュに接続するには ssh を選択します。
                                                                                              • tcp:TCP を使用して(暗号化せずに)RPKI キャッシュに接続するには tcp を選択します。
                                                                                              • port port_number:指定された RPKI キャッシュ転送に使用するポート番号を指定します。 ssh と tcp の両方で指定可能なポート番号の範囲は 1 ~ 65535 です。
                                                                                              (注)     

                                                                                              transport には tcp と ssh のいずれかを設定できます。 transport を変更すると、キャッシュ セッションがフラップします。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 5username user_name


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#username ssh_rpki_cache
                                                                                               
                                                                                              (任意)

                                                                                              RPKI キャッシュの(SSH)ユーザ名を指定します。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 6password


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#password ssh_rpki_pass
                                                                                               
                                                                                              (任意)

                                                                                              RPKI キャッシュの(SSH)パスワードを指定します。

                                                                                              (注)     

                                                                                              「username」と「password」の設定は、SSH 転送方式がアクティブな場合にのみ適用されます。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 7preference preference_value


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#preference 1
                                                                                               

                                                                                              RPKI キャッシュのプリファレンス値を指定します。 プリファレンス値の範囲は 1 ~ 10 です。 設定するプリファレンス値は低い方が適切です。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 8purge-time time


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#purge-time 30
                                                                                               

                                                                                              キャッシュ セッションのドロップ後に、BGP がキャッシュからのルートを保持するまで待機する時間を設定します。 破棄時間は秒単位で設定します。 破棄時間の範囲は 30 ~ 360 秒です。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 9次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                              • refresh-time time
                                                                                              • refresh-time off


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#refresh-time 20

                                                                                              または

                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#refresh-time off
                                                                                               

                                                                                              キャッシュへの定期的なシリアル クエリー送信操作の間に BGP が待機する時間を設定します。 refresh-time は秒単位で設定します。 refresh-time の範囲は 15 ~ 3600 秒です。

                                                                                              シリアル クエリーを定期的に送信しないようにするには off オプションを設定します。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 10次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                              • response-time time
                                                                                              • response-time off


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#response-time 30

                                                                                              または

                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#response-time off
                                                                                               

                                                                                              BGP がシリアル クエリーまたはリセット クエリーの送信後に応答を待つ時間を設定します。 response-time は秒単位で設定します。 response-time の範囲は 15 ~ 3600 秒です。

                                                                                              応答待機時間を無制限にするには、off オプションを設定します。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 11shutdown


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp-rpki-cache)#shutdown
                                                                                               

                                                                                              RPKI キャッシュのシャットダウンを設定します。

                                                                                               
                                                                                              ステップ 12次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                              • end
                                                                                              • commit


                                                                                              例:
                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                              または

                                                                                              RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                               

                                                                                              設定変更を保存します。

                                                                                              • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                                Uncommitted changes found, commit them
                                                                                                before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                                
                                                                                                • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                                • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                                • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                              • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                               

                                                                                              RPKI プレフィックス検証の設定

                                                                                              RPKI プレフィックス検証処理の動作を制御するには、次の作業を実行します。

                                                                                              手順の概要

                                                                                                1.    configure

                                                                                                2.    router bgp as-number

                                                                                                3.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                                • rpki origin-as validation disable
                                                                                                • rpki origin-as validation time {off | prefix_validation_time

                                                                                                4.    origin-as validity signal ibgp

                                                                                                5.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                                • end
                                                                                                • commit


                                                                                              手順の詳細
                                                                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                                                                ステップ 1 configure


                                                                                                例:
                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                                 

                                                                                                グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                                 
                                                                                                ステップ 2router bgp as-number


                                                                                                例:
                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router bgp 100
                                                                                                 

                                                                                                BGP AS 番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                                 
                                                                                                ステップ 3次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                                • rpki origin-as validation disable
                                                                                                • rpki origin-as validation time {off | prefix_validation_time


                                                                                                例:
                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki origin-as validation disable

                                                                                                または

                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki origin-as validation time 50

                                                                                                または

                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki origin-as validation time off
                                                                                                 
                                                                                                BGP origin-AS 検証パラメータを設定します。
                                                                                                • disable:RPKI origin-AS 検証をディセーブルにするには disable オプションを使用します。
                                                                                                • time:プレフィックス検証時間(秒単位)を設定するか、または RPKI 更新後の自動プレフィックス検証をオフに設定するには、time オプションを使用します。 プレフィックス検証時間の範囲は 5 ~ 60 秒です。 disable オプションを設定すると、すべての eBGP パスのプレフィックス検証がディセーブルになり、すべての eBGP パスはデフォルトで「有効」としてマークされます。
                                                                                                  (注)     

                                                                                                  rpki origin-as 検証オプションはネイバーおよびネイバー アドレス ファミリ サブモードでも設定できます。 このネイバーは eBGP ネイバーでなければなりません。 ネイバーまたはネイバー アドレス ファミリ レベルでプレフィックス検証が設定される場合、プレフィックス検証の disable オプションと time オプションはその特定のネイバーまたはネイバー アドレス ファミリでのみ有効になります。

                                                                                                 
                                                                                                ステップ 4origin-as validity signal ibgp


                                                                                                例:
                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki origin-as validity signal ibgp
                                                                                                 

                                                                                                拡張コミュニティへの有効性状態の iBGP シグナリングをイネーブルにします。

                                                                                                これはグローバル アドレス ファミリ サブモードでも設定できます。

                                                                                                 
                                                                                                ステップ 5次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                                • end
                                                                                                • commit


                                                                                                例:
                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                                または

                                                                                                RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                                 

                                                                                                設定変更を保存します。

                                                                                                • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                                  Uncommitted changes found, commit them
                                                                                                  before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                                  
                                                                                                  • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                                  • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                                  • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                                • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                                 

                                                                                                RPKI 最適パス計算の設定

                                                                                                RPKI 最適パス計算オプションを設定するには、次の作業を実行します。

                                                                                                手順の概要

                                                                                                  1.    configure

                                                                                                  2.    router bgp as-number

                                                                                                  3.    rpki bestpath use origin-as validity

                                                                                                  4.    rpki bestpath origin-as allow invalid

                                                                                                  5.    次のいずれかのコマンドを使用します。

                                                                                                  • end
                                                                                                  • commit


                                                                                                手順の詳細
                                                                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                                                                  ステップ 1 configure


                                                                                                  例:
                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router# configure
                                                                                                   

                                                                                                  グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

                                                                                                   
                                                                                                  ステップ 2router bgp as-number


                                                                                                  例:
                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)#router bgp 100
                                                                                                   

                                                                                                  BGP AS 番号を指定し、BGP コンフィギュレーション モードを開始します。このモードでは、BGP ルーティング プロセスを設定できます。

                                                                                                   
                                                                                                  ステップ 3rpki bestpath use origin-as validity


                                                                                                  例:
                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki bestpath use origin-as validity
                                                                                                   

                                                                                                  BGP 最適パス処理でのパスのプリファレンスに影響する BGP パスの有効性状態をイネーブルにします。 この設定は、ルータ BGP アドレス ファミリ サブモードでも設定できます。

                                                                                                   
                                                                                                  ステップ 4rpki bestpath origin-as allow invalid


                                                                                                  例:
                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)#rpki bestpath origin-as allow invalid
                                                                                                   
                                                                                                  すべての「無効な」パスを BGP 最適パス計算対象にします。
                                                                                                  (注)     

                                                                                                  この設定はグローバル アドレス ファミリ、ネイバー、およびネイバー アドレス ファミリの各サブモードでも設定できます。 ルータ BGP とアドレス ファミリ サブモードで rpki bestpath origin-as allow invalid を設定すると、すべての「無効な」パスが BGP 最適パス計算対象になります。 デフォルトではこのようなパスは最適パス候補になりません。 ネイバーまたはネイバー アドレス ファミリ サブモードで pki bestpath origin-as を設定すると、その特定のネイバーまたはネイバー アドレス ファミリのすべての「無効な」パスが最適パス候補として見なされます。 このネイバーは eBGP ネイバーでなければなりません。

                                                                                                  この設定は、rpki bestpath use origin-as validity 設定がイネーブルである場合にのみ反映されます。

                                                                                                   
                                                                                                  ステップ 5次のいずれかのコマンドを使用します。
                                                                                                  • end
                                                                                                  • commit


                                                                                                  例:
                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# end

                                                                                                  または

                                                                                                  RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# commit
                                                                                                   

                                                                                                  設定変更を保存します。

                                                                                                  • end コマンドを実行すると、変更をコミットするように要求されます。
                                                                                                    Uncommitted changes found, commit them
                                                                                                    before exiting(yes/no/cancel)? [cancel]:
                                                                                                    
                                                                                                    • yes と入力すると、実行コンフィギュレーション ファイルに変更が保存され、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。
                                                                                                    • no と入力すると、コンフィギュレーション セッションが終了して、ルータが EXEC モードに戻ります。変更はコミットされません。
                                                                                                    • cancel と入力すると、現在のコンフィギュレーション セッションが継続します。コンフィギュレーション セッションは終了せず、設定変更もコミットされません。
                                                                                                  • 実行コンフィギュレーション ファイルに変更を保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、commit コマンドを使用します。
                                                                                                   

                                                                                                  BGP の実装の設定例

                                                                                                  ここでは、次の設定例について説明します。

                                                                                                  BGP のイネーブル化:例

                                                                                                  次に、BGP をイネーブルにする例を示します。

                                                                                                    prefix-set static
                                                                                                       2020::/64,
                                                                                                       2012::/64,
                                                                                                       10.10.0.0/16,
                                                                                                       10.2.0.0/24
                                                                                                    end-set
                                                                                                    
                                                                                                    route-policy pass-all
                                                                                                      pass
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    route-policy set_next_hop_agg_v4
                                                                                                      set next-hop 10.0.0.1  
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    
                                                                                                    route-policy set_next_hop_static_v4
                                                                                                      if (destination in static) then
                                                                                                        set next-hop 10.1.0.1
                                                                                                      else
                                                                                                        drop
                                                                                                      endif
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    
                                                                                                    route-policy set_next_hop_agg_v6
                                                                                                      set next-hop 2003::121
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    
                                                                                                    route-policy set_next_hop_static_v6
                                                                                                      if (destination in static) then
                                                                                                         set next-hop 2011::121
                                                                                                      else
                                                                                                         drop
                                                                                                      endif
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    
                                                                                                    router bgp 65000
                                                                                                      bgp fast-external-fallover disable
                                                                                                      bgp confederation peers
                                                                                                        65001
                                                                                                        65002
                                                                                                      bgp confederation identifier 1
                                                                                                      bgp router-id 1.1.1.1
                                                                                                      address-family ipv4 unicast
                                                                                                        aggregate-address 10.2.0.0/24 route-policy set_next_hop_agg_v4
                                                                                                        aggregate-address 10.3.0.0/24 
                                                                                                        redistribute static route-policy set_next_hop_static_v4
                                                                                                      address-family ipv4 multicast
                                                                                                        aggregate-address 10.2.0.0/24 route-policy set_next_hop_agg_v4
                                                                                                        aggregate-address 10.3.0.0/24
                                                                                                        redistribute static route-policy set_next_hop_static_v4
                                                                                                      address-family ipv6 unicast
                                                                                                        aggregate-address 2012::/64 route-policy set_next_hop_agg_v6
                                                                                                        aggregate-address 2013::/64
                                                                                                        redistribute static route-policy set_next_hop_static_v6
                                                                                                      address-family ipv6 multicast
                                                                                                        aggregate-address 2012::/64 route-policy set_next_hop_agg_v6
                                                                                                        aggregate-address 2013::/64
                                                                                                        redistribute static route-policy set_next_hop_static_v6
                                                                                                      neighbor 10.0.101.60
                                                                                                        remote-as 65000
                                                                                                        address-family ipv4 unicast
                                                                                                        address-family ipv4 multicast
                                                                                                      neighbor 10.0.101.61
                                                                                                        remote-as 65000 
                                                                                                        address-family ipv4 unicast
                                                                                                        address-family ipv4 multicast
                                                                                                      neighbor 10.0.101.62
                                                                                                        remote-as 3
                                                                                                        address-family ipv4 unicast
                                                                                                          route-policy pass-all in
                                                                                                          route-policy pass-all out
                                                                                                        address-family ipv4 multicast
                                                                                                          route-policy pass-all in
                                                                                                          route-policy pass-all out
                                                                                                      neighbor 10.0.101.64
                                                                                                        remote-as 5
                                                                                                        update-source Loopback0
                                                                                                        address-family ipv4 unicast
                                                                                                          route-policy pass-all in
                                                                                                          route-policy pass-all out
                                                                                                        address-family ipv4 multicast
                                                                                                          route-policy pass-all in
                                                                                                          route-policy pass-all out
                                                                                                    

                                                                                                  BGP アップデート グループの表示:例

                                                                                                  次に、EXEC モードで実行された show bgp update-group コマンドの出力例を示します。

                                                                                                    
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router# show bgp update-group
                                                                                                    
                                                                                                    Update group for IPv4 Unicast, index 0.1:
                                                                                                      Attributes:
                                                                                                        Outbound Route map:rm
                                                                                                        Minimum advertisement interval:30
                                                                                                      Messages formatted:2, replicated:2
                                                                                                      Neighbors in this update group:
                                                                                                        10.0.101.92
                                                                                                    
                                                                                                    Update group for IPv4 Unicast, index 0.2:
                                                                                                      Attributes:
                                                                                                        Minimum advertisement interval:30
                                                                                                      Messages formatted:2, replicated:2
                                                                                                      Neighbors in this update group:
                                                                                                        10.0.101.91
                                                                                                    

                                                                                                  BGP ネイバー設定:例

                                                                                                  情報を共有するように自律システムの BGP ネイバーを設定する例を次に示します。 この例では BGP ルータを自律システム 109 に割り当て、自律システムの送信元として 2 つのネットワークのリストが表示される例を示します。 3 つのリモート ルータ(とその自律システム)のアドレスのリストが表示されます。 設定するルータは隣接ルータとの間でネットワーク 172 .16 .0.0 および 192.168 .7.0 に関する情報を共有します。 リストの 1 番めのルータは別の自律システムにあり、2 番めの neighbor および remote-as コマンドによってアドレス 172 .26 .234.2 の内部ネイバー(自律システム番号は同一)が指定され、3 番めの neighbor および remote-as コマンドによって別の自律システムのネイバーが指定されます。

                                                                                                    route-policy pass-all 
                                                                                                     pass
                                                                                                    end-policy
                                                                                                    router bgp 109
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      network 172
                                                                                                  .16
                                                                                                  .0.0 255.255
                                                                                                  .0.0
                                                                                                      network 192.168
                                                                                                  .7.0 255.255
                                                                                                  .0.0
                                                                                                      neighbor 172
                                                                                                  .16
                                                                                                  .200.1 
                                                                                                       remote-as 167
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      route-policy pass-all in
                                                                                                      route-policy pass-out out
                                                                                                      neighbor 172
                                                                                                  .26
                                                                                                  .234.2 
                                                                                                       remote-as 109
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 172
                                                                                                  .26
                                                                                                  .64.19 
                                                                                                       remote-as 99
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      route-policy pass-all in
                                                                                                      route-policy pass-all out
                                                                                                    

                                                                                                  BGP コンフェデレーション:例

                                                                                                  次に、コンフェデレーションのいくつかのピアを表示する設定の例を示します。 このコンフェデレーションは、自律システム番号 6001、6002、および 6003 の 3 つの内部自律システムから構成されています。 コンフェデレーション外の BGP スピーカーには、このコンフェデレーションは(bgp confederation identifier コマンドによって指定される)自律システム番号 666 を持つ通常の自律システムのように見えます。

                                                                                                  自律システム 6001 の BGP スピーカーで、bgp confederation peers コマンドは、自律システム 6002 および 6003 からのピアを特別な eBGP ピアとしてマークします。 したがって、ピア 171.16 .232.55 および 171.16 .232.56 は、ローカル プリファレンス、ネクスト ホップ、および未変更の MED をこの更新で取得します。 171 .19 .69.1 のルータは通常の eBGP スピーカーであり、このピアから受け取る更新は、自律システム 666 のピアからの通常の eBGP 更新とまったく同じです。

                                                                                                    router bgp 6001
                                                                                                     bgp confederation identifier 666
                                                                                                     bgp confederation peers 
                                                                                                      6002
                                                                                                      6003
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.16
                                                                                                  .232.55 
                                                                                                      remote-as 6002
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.16
                                                                                                  .232.56 
                                                                                                      remote-as 6003
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171
                                                                                                  .19
                                                                                                  .69.1 
                                                                                                      remote-as 777
                                                                                                    
                                                                                                    

                                                                                                  自律システム 6002 の BGP スピーカーでは、自律システム 6001 および 6003 からのピアは特別な eBGP ピアとして設定されます。 ピア 171 .17 .70.1 は通常の iBGP ピアであり、ピア 199.99.99.2 は自律システム 700 からの通常の eBGP ピアです。

                                                                                                    router bgp 6002
                                                                                                     bgp confederation identifier 666
                                                                                                     bgp confederation peers 
                                                                                                      6001
                                                                                                      6003
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171
                                                                                                  .17
                                                                                                  .70.1 
                                                                                                       remote-as 6002
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.19
                                                                                                  .232.57 
                                                                                                       remote-as 6001
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.19
                                                                                                  .232.56 
                                                                                                       remote-as 6003
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171
                                                                                                  .19
                                                                                                  .99.2 
                                                                                                       remote-as 700
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      route-policy pass-all in
                                                                                                      route-policy pass-all out
                                                                                                    
                                                                                                    

                                                                                                  自律システム 6003 の BGP スピーカーでは、自律システム 6001 および 6002 からのピアは特別な eBGP ピアとして設定されます。 ピア 192 .168 .200.200 は自律システム 701 からの通常の eBGP ピアです。

                                                                                                    router bgp 6003
                                                                                                     bgp confederation identifier 666
                                                                                                     bgp confederation peers
                                                                                                      6001
                                                                                                      6002
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.19
                                                                                                  .232.57 
                                                                                                       remote-as 6001
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 171.19
                                                                                                  .232.55 
                                                                                                       remote-as 6002
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 192
                                                                                                  .168
                                                                                                  .200.200 
                                                                                                       remote-as 701
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      route-policy pass-all in
                                                                                                      route-policy pass-all out
                                                                                                    
                                                                                                    

                                                                                                  次に、同じ例の自律システム 701 からの BGP スピーカー 192 .168 .200.205 からの設定の一部を示します。 ネイバー 171.16 .232.56 は自律システム 666 からの通常の eBGP スピーカーとして設定されます。 コンフェデレーション外部のピアは、この自律システムが複数の自律システムに内部分割されることを認識しません。

                                                                                                    router bgp 701
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 172
                                                                                                  .16
                                                                                                  .232.56 
                                                                                                       remote-as 666
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      route-policy pass-all in
                                                                                                      route-policy pass-all out
                                                                                                       exit
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 192
                                                                                                  .168
                                                                                                  .200.205 
                                                                                                       remote-as 701
                                                                                                    

                                                                                                  BGP ルート リフレクタ:例

                                                                                                  次に、アドレス ファミリを使用して、内部 BGP ピア 10.1.1.1 をユニキャスト プレフィックスとマルチキャスト プレフィックスの両方のルート リフレクタ クライアントとして設定する例を示します。

                                                                                                    router bgp 140
                                                                                                     address-family ipv4 unicast
                                                                                                      neighbor 10.1.1.1
                                                                                                       remote-as 140
                                                                                                       address-family ipv4 unicast
                                                                                                        route-reflector-client
                                                                                                        exit
                                                                                                       address-family ipv4 multicast
                                                                                                        route-reflector-client
                                                                                                    
                                                                                                    

                                                                                                  BGP ノンストップ ルーティング設定:例

                                                                                                  次に、BGP NSR をイネーブルにする例を示します。

                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:routerconfigure
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# nsr
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end
                                                                                                  

                                                                                                  次に、BGP NSR をディセーブルにする例を示します。

                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:routerconfigure
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# router bgp 120
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# no nsr
                                                                                                    RP/0/RSP0/CPU0:router(config-bgp)# end
                                                                                                   

                                                                                                  プライマリ バックアップ パスのインストール:例

                                                                                                  次に、プライマリ バックアップ パスのインストールをイネーブルにする例を示します。

                                                                                                    router bgp 120
                                                                                                   address-family ipv4 unicast
                                                                                                    additional-paths receive
                                                                                                    additional-paths send
                                                                                                    additional-paths selection route-policy bgp_add_path
                                                                                                   !
                                                                                                  !
                                                                                                  end
                                                                                                    

                                                                                                  ローカル ラベル割り当ての保持:例

                                                                                                  次に、プライマリ PE のプライマリ パスに以前に割り当てたローカル ラベルを再コンバージェンス後 10 分にわたって維持する例を示します。

                                                                                                    router bgp 100
                                                                                                    address-family l2vpn vpls-vpws
                                                                                                      retain local-label 10
                                                                                                    end
                                                                                                    

                                                                                                  iBGP マルチパス負荷共有設定:例

                                                                                                  次に、負荷共有に 30 個のパスを使用する設定例を示します。

                                                                                                  router bgp 100
                                                                                                   address-family ipv4 multicast
                                                                                                    maximum-paths ibgp 30
                                                                                                   !
                                                                                                  !
                                                                                                  end
                                                                                                  
                                                                                                  

                                                                                                  BGP 追加パスの設定:例

                                                                                                  次に、BGP 追加パスの送信、受信、および選択機能をイネーブルにする設定例を示します。
                                                                                                  route-policy add_path_policy
                                                                                                    if community matches-any (*) then
                                                                                                      set path-selection all advertise
                                                                                                    else
                                                                                                      pass
                                                                                                    endif
                                                                                                  end-policy
                                                                                                  !
                                                                                                  router bgp 100
                                                                                                   address-family ipv4 unicast
                                                                                                    additional-paths receive
                                                                                                    additional-paths send
                                                                                                    additional-paths selection route-policy add_path_policy
                                                                                                   !
                                                                                                  !
                                                                                                  end
                                                                                                  
                                                                                                  

                                                                                                  AiGP によるプレフィックスの生成:例

                                                                                                  次に、AiGP メトリック属性を使用してプレフィックスを生成するための設定例を示します。

                                                                                                  route-policy aigp-policy
                                                                                                    set aigp-metric 4
                                                                                                    set aigp-metric igp-cost
                                                                                                  end-policy
                                                                                                  !
                                                                                                  router bgp 100
                                                                                                   address-family ipv4 unicast
                                                                                                    network 10.2.3.4/24 route-policy aigp-policy
                                                                                                    redistribute ospf osp1 metric 4 route-policy aigp-policy
                                                                                                   !
                                                                                                  !
                                                                                                  end
                                                                                                  
                                                                                                  

                                                                                                  BGP 不等コストの連続ロード バランシング:例

                                                                                                  次に、不等コストの連続ロード バランシングの設定例を示します。

                                                                                                  
                                                                                                  interface Loopback0
                                                                                                   ipv4 address 20.20.20.20 255.255.255.255
                                                                                                  !
                                                                                                  interface MgmtEth0/RSP0/CPU0/0
                                                                                                   ipv4 address 8.43.0.10 255.255.255.0
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/0
                                                                                                   bandwidth 8000000 
                                                                                                   ipv4 address 11.11.11.11 255.255.255.0
                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:1::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/1
                                                                                                   bandwidth 7000000
                                                                                                   ipv4 address 11.11.12.11 255.255.255.0
                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:2::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/2
                                                                                                   bandwidth 6000000
                                                                                                   ipv4 address 11.11.13.11 255.255.255.0
                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:3::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/3
                                                                                                   bandwidth 5000000
                                                                                                   ipv4 address 11.11.14.11 255.255.255.0
                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:4::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/4
                                                                                                   bandwidth 4000000
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                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:5::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/5
                                                                                                   bandwidth 3000000
                                                                                                   ipv4 address 11.11.16.11 255.255.255.0
                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:6::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/6
                                                                                                   bandwidth 2000000
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                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:7::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/3/0/7
                                                                                                   bandwidth 1000000
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                                                                                                   ipv6 address 11:11:0:8::11/64
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/4/0/0
                                                                                                   description CONNECTED TO IXIA 1/3
                                                                                                   transceiver permit pid all
                                                                                                  !
                                                                                                  interface TenGigE0/4/0/2
                                                                                                   ipv4 address 9.9.9.9 255.255.0.0
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                                                                                                  !
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                                                                                                    pass
                                                                                                  end-policy
                                                                                                  !
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                                                                                                   address-family ipv4 unicast
                                                                                                    202.153.144.0/24 8.43.0.1
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                                                                                                  router bgp 100
                                                                                                   bgp router-id 20.20.20.20
                                                                                                   address-family ipv4 unicast
                                                                                                    maximum-paths eibgp 8
                                                                                                    redistribute connected
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.11.12
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                                                                                                    dmz-link-bandwidth    
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.12.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.13.12
                                                                                                    remote-as 200
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                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.14.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.15.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.16.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.17.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                   neighbor 11.11.18.12
                                                                                                    remote-as 200
                                                                                                    dmz-link-bandwidth
                                                                                                    address-family ipv4 unicast
                                                                                                     route-policy pass-all in
                                                                                                     route-policy pass-all out
                                                                                                    !
                                                                                                   !
                                                                                                  !
                                                                                                  end
                                                                                                  

                                                                                                  次の作業

                                                                                                  BGP コマンドの詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』を参照してください。

                                                                                                  その他の参考資料

                                                                                                  ここでは、BGP の実装に関する関連資料について説明します。

                                                                                                  関連資料

                                                                                                  関連項目

                                                                                                  参照先

                                                                                                  BGP コマンド:コマンド構文の詳細、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト設定、使用に関する注意事項、および例

                                                                                                  『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Routing Command Reference』

                                                                                                  シスコ エクスプレス フォワーディング(CEF)コマンド:詳細なコマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、および例

                                                                                                  『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router IP Addresses and Services Command Reference』

                                                                                                  MPLS VPN 設定情報。

                                                                                                  『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router MPLS Configuration Guide』

                                                                                                  双方向フォワーディング検出(BFD)

                                                                                                  『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Component Configuration Guide』および 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Interface and Hardware Component Command Reference』

                                                                                                  タスク ID 情報。

                                                                                                  『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』の「Configuring AAA Services on Cisco ASR 9000 Series Router」モジュール

                                                                                                  標準

                                                                                                  標準

                                                                                                  タイトル

                                                                                                  draft-bonica-tcp-auth-05.txt

                                                                                                  Authentication for TCP-based Routing and Management Protocols』(R. Bonica、B. Weis、S. Viswanathan、A. Lange、O. Wheeler)

                                                                                                  draft-ietf-idr-bgp4-26.txt

                                                                                                  A Border Gateway Protocol 4』(Y. Rekhter、T.Li、S. Hares)

                                                                                                  draft-ietf-idr-bgp4-mib-15.txt

                                                                                                  Definitions of Managed Objects for the Fourth Version of Border Gateway Protocol (BGP-4)』(J. Hass、S. Hares)

                                                                                                  draft-ietf-idr-cease-subcode-05.txt

                                                                                                  Subcodes for BGP Cease Notification Message』(Enke Chen、V. Gillet)

                                                                                                  draft-ietf-idr-avoid-transition-00.txt

                                                                                                  Avoid BGP Best Path Transitions from One External to Another』(Enke Chen、Srihari Sangli)

                                                                                                  draft-ietf-idr-as4bytes-12.txt

                                                                                                  BGP Support for Four-octet AS Number Space』(Quaizar Vohra、Enke Chen)

                                                                                                  MIB

                                                                                                  MIB

                                                                                                  MIB のリンク

                                                                                                  Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB の場所を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用して、[Cisco Access Products] メニューからプラットフォームを選択します。 http:/​/​cisco.com/​public/​sw-center/​netmgmt/​cmtk/​mibs.shtml

                                                                                                  RFC

                                                                                                  RFC

                                                                                                  タイトル

                                                                                                  RFC 1700

                                                                                                  『Assigned Numbers』

                                                                                                  RFC 1997

                                                                                                  『BGP Communities Attribute』

                                                                                                  RFC 2385

                                                                                                  『Protection of BGP Sessions via the TCP MD5 Signature Option』

                                                                                                  RFC 2439

                                                                                                  『BGP Route Flap Damping』

                                                                                                  RFC 2545

                                                                                                  『Use of BGP-4 Multiprotocol Extensions for IPv6 Inter-Domain Routing』

                                                                                                  RFC 2796

                                                                                                  『BGP Route Reflection - An Alternative to Full Mesh IBGP』

                                                                                                  RFC 2858

                                                                                                  『Multiprotocol Extensions for BGP-4』

                                                                                                  RFC 2918

                                                                                                  『Route Refresh Capability for BGP-4』

                                                                                                  RFC 3065

                                                                                                  『Autonomous System Confederations for BGP』

                                                                                                  RFC 3392

                                                                                                  『Capabilities Advertisement with BGP-4』

                                                                                                  RFC 4271

                                                                                                  『A Border Gateway Protocol 4 (BGP-4)』

                                                                                                  RFC 4364

                                                                                                  『BGP/MPLS IP Virtual Private Networks (VPNs)』

                                                                                                  RFC 4724

                                                                                                  『Graceful Restart Mechanism for BGP』

                                                                                                  シスコのテクニカル サポート

                                                                                                  説明

                                                                                                  リンク

                                                                                                  シスコのテクニカル サポート Web サイトには、数千ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。 Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

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