ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータ AC 入力電源の交換手順

Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータ AC 入力電源の交換手順
発行日;2012/06/14 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータ

インストレーション前の注意事項およびESDの防止

安全に関する注意事項

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

静電破壊の防止

必要な工具

AC入力電源装置の要件

ハードウェア ラベルによる電源装置の確認

show diagsコマンドによる電源装置の確認

電源装置の電気仕様

AC入力電源装置の追加、取り外し、または交換

電源装置の追加

電源装置の取り外し

既存の電源装置の交換

電源装置のインストレーションの確認

CCO

Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータ
AC 入力電源の交換手順

製品番号:PWR-GSR8-AC=、PWR-GSR8-AC-B=
Customer Order Number: DOC-J-784954=

このマニュアルでは、Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータ(GSR)のAC入力電源装置の追加、取り外し、または交換手順について説明します。このマニュアルで説明する内容は、次のとおりです。

「インストレーション前の注意事項およびESDの防止」

「安全に関する注意事項」

「電気製品を安全に取り扱うための注意事項」

「静電破壊の防止」

「必要な工具」

「AC入力電源装置の要件」

「電源装置の電気仕様」

「電源装置の追加」

「電源装置の取り外し」

「既存の電源装置の交換」

「電源装置のインストレーションの確認」

「CCO」

このマニュアルは、Cisco 12008 GSRに付属の『 Cisco 12008 Gigabit Switch Router Installation and Configuration Guide 』(Text Part Number : 78-4953-01)と併せてご利用ください。

インストレーション前の注意事項およびESDの防止

Cisco 12008 GSRルータのAC入力電源装置の取り付けまたは交換手順を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防止するため、以下に示す安全上の注意事項を参照してください。ここでは、取り付けまたは交換を行う際に必要な工具についても説明します。

図1に、Cisco 12008 GSRルータを示します。

図1 Cisco 12008 GSR ― 前面図

 

安全に関する注意事項

以下のリストは、作業中に発生し得る危険な状態すべてを網羅しているとは限らないので、ルータの電気および電子コンポーネントを取り扱う際は、十分に注意して作業を行ってください。

人身事故および機器の損傷を防止するため、次の一般的な注意事項に従ってください。

ルータを移動するときは、事前にすべての電源コードおよびネットワーク インターフェイス ケーブルを取り外してください。

他の人が通行する場所には、工具やルータ コンポーネントを置かないでください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

ルータの電気および電子コンポーネントを取り扱う際は、安全を確保するため、次の注意事項に従ってください。

作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチの場所を確認しておきます。

ルータを移動するときは、事前にすべての電源コードおよびネットワーク インターフェイス ケーブルを必ず取り外してください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

ルータの電源が切断されていると思い込まず、ルータまたは取り扱う回路の電源が切断されていることを必ず確認してください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

さらに、電話回線またはその他のネットワーク ケーブルに接続したままの機器を取り扱う際は、次の注意事項に従ってください。


警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。


防水設計されていない電話ジャックは、湿度の高い場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。


警告 ルータを取り扱うときは、ネットワーク電圧に接触しないようにするため、事前にすべての電話ケーブルを取り外してください。


静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、基板や電子コンポーネントが損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は基板および電子コンポーネントの取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。

ルータ コンポーネントの静電破壊を防止するため、次の注意事項に従ってください。

ルータ コンポーネントを取り扱うときは、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。

リスト ストラップは身体の静電気から基板および電子コンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気によって、静電破壊が生じることがあります。


) 安全のために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10Mohmでなければなりません。


基板を修理または交換のために返送する場合は、取り外した基板をただちに静電気防止用袋またはラックに収め、輸送用の梱包を適切に行ってください。

必要な工具

AC入力電源装置の取り付けまたは交換を行うには、次の工具が必要です。

1/4インチのマイナス ドライバ(電源装置の前面プレートにある非脱落型ネジを緩める場合および締める場合に使用)

交換用のAC入力電源装置(製品番号 : PWR-GSR8-AC= または PWR-GSR8-AC-B=)および設置場所に適したAC電源コード

AC入力電源装置の要件

Cisco 12008 GSRのAC入力電源装置の交換または取り付け作業を開始する前に、Cisco 12008 GSRに搭載しているライン カードのタイプに基づいて、必要な電源装置を確認しておく必要があります。

Cisco 12008 GSR上で4-port POS OC-12/STM-4ライン カードを使用する場合は、製品番号 : PWR-GSR8-AC-BのAC入力電源装置が必要です。

AC入力電源装置のハードウェア部品番号が34-0820-01である場合は、製品番号 : PWR-GSR8-AC-BのAC入力電源装置にアップグレードする必要があります。その他のライン カードはいずれも、ハードウェア部品番号 : 34-0820-01および製品番号: PWR-GSR8-ACの電源装置の要件に適合します。

Cisco 12008 GSRに搭載されているAC入力電源装置のタイプは、次の2通りの方法で確認できます。

「ハードウェア ラベルによる電源装置の確認」

「show diagsコマンドによる電源装置の確認」

ハードウェア ラベルによる電源装置の確認

電源装置の前面プレートに記載されている製品番号を調べて、Cisco 12008 GSRに搭載されている電源装置のタイプを確認します(図3を参照)。

show diagsコマンドによる電源装置の確認

show diags コマンドを入力して、ルータに搭載されているAC入力電源装置のタイプを確認します。次の出力例では3行目と23行目に矢印が付いていますが、これらはハードウェア部品番号および製品番号を表します。この例では、製品番号 : PWR-GSR8-ACのAC入力電源装置が搭載されています。

router# show diags
SLOT 26 (PS B1 ):AC Power Supply(8)
MAIN:type 3, 34-0820-01 rev C0 dev 16777215
HW config:0xFF SW key:FF-FF-FF
PCA:65535-16777215-255 rev V7 ver 255
HW version 1.0 S/N CAT00240269
MBUS:MBUS Agent (1) 73-2146-07 rev B0 dev 0
HW version 1.2 S/N CAT00240269
Test hist:0xFF RMA#:FF-FF-FF RMA hist:0xFF
DIAG:Test count:0xFFFFFFFF Test results:0xFFFFFFFF
EEPROM contents (hex):
00:01 00 01 00 49 00 08 62 07 58 00 00 00 FF FF FF
10:43 41 54 30 30 32 34 30 32 36 39 00 00 00 00 00
20:01 02 00 00 00 00 00 FF FF FF FF FF FF FF FF FF
30:A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5
40:00 03 01 00 FF FF FF FF FF FF FF FF 00 05 FF FF
50:00 22 00 03 34 01 60 FF FF FF FF FF FF FF FF FF
60:43 41 54 30 30 32 34 30 32 36 39 00 00 00 00 00
70:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
80:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
90:00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
A0:00
FRU:Linecard/Module:PWR-GSR8-AC=
MBUS Agent Software version 01.46 (RAM) (ROM version is 01.33)
Using CAN Bus A

電源装置の電気仕様

表1 に、AC入力電源装置の電気仕様を示します。

表1 AC入力電源装置の電気仕様

電気特性

入力電力

最大: 2000W
200~240 VAC @ 10A

入力電圧

公称:200~240 VAC、単相
許容限度:180~264 VAC

入力電流

9.5A @ 200 VAC

ライン周波数

47~63 Hz

出力電力

最大: 1560W
-48 VDC @ 33.7A
+5.2 VDC @ 20.8A

AC入力電源装置の追加、取り外し、または交換

Cisco 12008 GSRには、AC入力電源装置を1台または2台搭載できます。このルータでは
Field-Replaceable Unit(FRU)のOnline insertion and removal(OIR;ホットスワップ)機能がサポートされていますが、AC入力電源装置については次の事項に従う必要があります。

Cisco 12008 GSRに1台のAC入力電源装置が搭載されている場合は、システムの電源を切断してから電源装置を交換しなければなりません。

Cisco 12008 GSRに2台のAC入力電源装置が搭載されている場合は、1台の電源装置でルータへの電力供給を続けながら、もう1台を取り外して交換することができます。

Cisco 12008 ギガビット スイッチ ルータのAC入力電源装置は、ルータのバックプレーンに次の動作電圧を供給します。

+5.2 VDC

-48 VDC

AC入力電源装置(図2参照)の特性は、次のとおりです。

電源装置本体の幅 ― 3.5インチ(8.97 cm)

電源装置前面プレートの幅 ― 4.0インチ(10.26 cm)

高さ ― 10インチ(25.64 cm)

奥行 ― 17.6インチ(45.13 cm)

重量 ― 17ポンド(7.73 kg)

力率補正(PFC)― PFCによって、電源装置は次の特性を持つAC入力電圧を使用できます。電圧範囲180~264 VAC、単相、47~63 Hz


) 2台の電源装置を搭載する場合は、必ず2台とも使用してください。これは、1台の電源装置でルータの電力を供給し、もう1台の電源装置を稼働しないまま一時的または永続的にベイに「保管」した状態を続けると、ルータ内部の正常な冷気の流れが妨げられる可能性があるためです。



注意 同一シャーシでAC入力電源装置とDC入力電源装置を併用することはできません。

図2 AC入力電源装置(PWR-GSR8-ACおよびPWR-GSR8-AC-B)

AC入力電源装置についての詳細は、『 Cisco 12008 Gigabit Switch Router Installation and Configuration Guide 』(Text Part Number : 78-4953-01)を参照してください。

ここでは、AC入力電源装置の追加、取り外し、 または交換手順について説明します。

電源装置の追加

ここで説明する手順は、ルータに2台目(冗長)のAC入力電源装置を追加搭載する場合を想定しています。また、通常このような場合は、空いている電源装置ベイには、ブランク フィラー パネルが取り付けられているものとします。


) 空いている電源装置ベイには必ずブランク フィラー パネルを取り付けて、EMI(電磁波干渉)に関する適合性を維持し、ルータ内部に適正な冷気の流れを確保する必要があります。



) 各AC入力電源装置を、それぞれ個別の電源(20A)に接続することを推奨します。また、設置場所の電源障害に備えて、Uninterruptible Power Source(UPS;無停電電源)を使用することも推奨します。


図3に、PWR-GSR8-AC=およびPWR-GSR8-AC-B= のAC入力電源装置の前面プレートを示します。

図3 AC入力電源装置の前面プレート

1

Cisco 12008 GSR電源装置の製品番号

ルータに2台目(冗長)のAC入力電源装置を追加する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 AC入力電源装置に電力を供給する電源のAC回路ブレーカを調べ、回路ブレーカがOFFの位置になっていることを確認します。

安全のため、回路ブレーカのハンドルをテープでOFFの位置に固定します。

ステップ 2 1/4インチのマイナス ドライバを使用して、空いている(上部の)電源装置ベイに取り付けられたブランク フィラー パネルの非脱落型ネジを緩め、フィラー パネルを取り外し、再使用するときに備えて保管しておきます。

AC入力電源装置を1台しか使用しない場合は、通常、その電源装置は下部の電源装置ベイに搭載します。したがって2台目の電源装置は、上部の電源装置ベイに搭載することになります。

ステップ 3 新しい電源装置の前面プレートにある回転式電源スイッチが、スタンバイ(OFF)の位置になっていることを確認します(図3を参照)。

ステップ 4 新しい電源装置のハンドルを片手で持ち、反対側の手で電源装置を下から支えて、電源装置を持ち上げます。


警告 AC入力電源装置の重量は、17ポンド(7.73 kg)です。安全のため、電源装置は必ず両手で持って、電源装置ベイに差し込んでください。


ステップ 5 空いている上部ベイに電源装置を合わせます。

ステップ 6 電源装置をベイにゆっくりと差し込みます。電源装置の前面プレートが電源装置ベイの前面にきちんと揃うよう、慎重に装着します。


注意 電源装置をベイに差し込むとき、勢いをつけたり、力を入れすぎたりしないように注意してください。電源装置の背面にあるブラインド メイト コネクタが損傷する可能性があります。


) 電源装置とバックプレーンの間の電気接続は、すべて電源装置の背面にあるブラインド メイト コネクタによって自動的に行われます。


ステップ 7 1/4インチ マイナス ドライバを使用して、電源装置の前面プレートにある非脱落型ネジを締めます(図3を参照)。

ステップ 8 電源装置の前面プレートにあるACレセプタクルにAC電源コードを接続し、AC電源コードをラッチで固定します(図4を参照)。

ステップ 9 AC電源コードのもう一端を電源に接続します(図4を参照)。

ステップ 10 新しいAC入力電源装置の回転式電源スイッチをON(|)の位置にします。


 

「電源装置のインストレーションの確認」に進み、新しいAC入力電源装置が正常に稼働しているかどうかを確認します。

図4 AC入力電源装置と電源の接続

 

電源装置の取り外し

ここで説明する手順は、Cisco 12008から、1台しか搭載されていないAC入力電源装置を取り外す場合を想定しています。この場合、ルータの電源を切断したあとで電源装置を取り外す必要があります。

さらに、取り外す電源装置は、通常どおり下部の電源装置ベイに搭載されているものと想定します。

このような、電源装置を1台のみ搭載した構成の場合、EMIに関する適合性を維持し、ルータ内部に適正な冷気の流れを確保するため、空いている上部の電源装置ベイには、ブランク フィラー パネルが取り付けられているものとします。そうでない場合、空いている電源装置ベイには、2台目の(冗長)電源装置を搭載するか、ブランク フィラー パネルを取り付けることを推奨します。

ルータからAC入力電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源装置の前面パネルにある回転式電源スイッチを、スタンバイ(OFF)の位置にします。


) 電源スイッチを左に回してスタンバイ(OFF)の位置にすると、電源装置をベイに固定している機械的なインターロック(ラッチ機構)が解除されます。


ステップ 2 AC入力電源を供給しているAC回路ブレーカの位置を確認し、これをオフにします。

ステップ 3 安全のため、回路ブレーカのハンドルをテープでOFFの位置に固定します。

ステップ 4 電源装置の前面プレート上のACレセプタクルにAC電源コードを固定しているラッチを外します。

ステップ 5 AC電源コードを取り外します。

ステップ 6 マイナス ドライバを使用して、電源装置をベイに固定している前面プレート上の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 7 片手で電源装置のハンドルを持ち、電源装置をベイから半分ほど引き抜いて、電源装置の背面にあるメス型ブラインド メイト コネクタをバックプレーンから切り離します。


警告 AC入力電源装置の重量は17ポンド(7.73 kg)です。安全のため、電源装置は必ず両手で持って、電源装置ベイから取り外してください。


ステップ 8 反対側の手で電源装置を下から支え、電源装置をベイから完全に引き抜きます。

ステップ 9 電源装置を安全な場所に置きます。


 

取り外した電源装置を修理または交換のために返送する場合は、可能であれば元の梱包材を使用して、電源装置を適切に梱包します。

既存の電源装置の交換

ここで説明する手順は、Cisco 12008から、1台しか搭載されていないAC入力電源装置を取り外す場合を想定しています。この場合、ルータの電源を切断したあとで電源装置を取り外す必要があります。

さらに、取り外す電源装置は、通常どおり下部の電源装置ベイに搭載されているものと想定します。

このような、電源装置を1台のみ搭載した構成の場合、EMIに関する適合性を維持し、ルータ内部に適正な冷気の流れを確保するため、空いている上部の電源装置ベイには、ブランク フィラー パネルが取り付けられているものとします。そうでない場合、空いている電源装置ベイには、2台目の(冗長)電源装置を搭載するか、ブランク フィラー パネルを取り付けることを推奨します。

ルータからAC入力電源装置を取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 交換する電源装置の回転式電源スイッチを、スタンバイ(OFF)の位置にします。


) 電源スイッチを左に回してスタンバイ(OFF)の位置にすると、電源装置をベイに固定している機械的なインターロック(ラッチ機構)が解除されます。


ステップ 2 AC入力電源を供給しているAC回路ブレーカの位置を確認し、これをオフにします。

ステップ 3 安全のため、回路ブレーカのハンドルをテープでOFFの位置に固定します。

ステップ 4 1/4インチ マイナス ドライバを使用して、電源装置の前面プレートにある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 5 電源装置の前面プレート上のACレセプタクルにAC電源コードを固定しているラッチを外します。

ステップ 6 ACレセプタクルから電源コードを取り外します。

ステップ 7 片手で電源装置のハンドルを持ち、電源装置をベイから半分ほど引き抜いて、電源装置の背面にあるブラインド メイト コネクタをバックプレーンから切り離します。


警告 AC入力電源装置の重量は17ポンド(7.73 kg)です。安全のため、電源装置は必ず両手で持って、ベイから取り外してください。


ステップ 8 反対側の手で電源装置を下から支え、電源装置をベイから完全に引き抜きます。

ステップ 9 電源装置を安全な場所に置きます。

取り外した電源装置を修理または交換のために返送する場合は、可能であれば元の梱包材を使用して、電源装置を適切に梱包します。

ステップ 10 空いている電源装置ベイに搭載する予定の新しいAC入力電源装置上で、前面プレートの回転式電源スイッチをスタンバイ(OFF)の位置にします。

ステップ 11 電源装置のハンドルを片手で持ち、反対側の手で電源装置を下から支えて、電源装置を持ち上げます。

ステップ 12 空いている電源装置ベイに電源装置を合わせます。

ステップ 13 新しい電源装置をベイにゆっくりと差し込みます。電源装置の前面プレートが電源装置ベイの前面にきちんと揃うよう、慎重に装着します。電源装置の背面にあるブラインド メイト コネクタが、バックプレーン コネクタと正しくかみ合うようにします。


注意 新しい電源装置をベイに差し込むとき、勢いをつけたり、力を入れすぎたりしないように注意してください。ブラインド メイト コネクタが損傷する可能性があります。


) 電源装置とバックプレーンの間の電気接続は、すべてブラインド メイト コネクタによって自動的に行われます。


ステップ 14 1/4インチ マイナス ドライバを使用して、電源装置の前面プレートにある非脱落型ネジを締めます。

ステップ 15 電源装置の前面プレートにあるACレセプタクルに、AC電源コードを接続します。

ステップ 16 AC電源コードにラッチを掛け、ACレセプタクルから外れないようにします。

ステップ 17 新しいAC入力電源装置の回転式電源スイッチをON(|)の位置にします。


 

次項に進み、新しい電源装置が正常に稼働しているかどうかを確認します。

電源装置のインストレーションの確認

新しく搭載したAC入力電源装置の動作を確認するには、装置に電源を投入したあと、電源装置の前面プレートにあるLEDの状態を確認します。

新しく搭載したAC入力電源装置の動作を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 最初に、次の条件が満たされているかどうかを確認します。

電源装置がベイに完全に装着され、非脱落型ネジによって固定されていること。

EMIに関する適合性を維持し、ルータ内部の適正な冷気の流れを確保するため、空いている電源装置ベイにはブランク フィラー パネルが取り付けられていること。

電源装置の前面プレートにあるACレセプタクルに、AC電源コードが正しく接続されていること。

AC電源コードの電源側が、主電源のAC回路ブレーカに正しく接続されていること。

AC入力電源装置に電力を供給する主電源のAC回路ブレーカが、ONになっていること。

AC電源電圧が、電源装置の前面プレートに記載された範囲内であること。

2台のAC入力電源装置を搭載している場合、各電源コードがそれぞれ別のAC電源に接続されていること。

各AC電源は、定格20A(北米の場合)、または、10Aあるいは16A(その他の地域)の専用回路上の電源でなければなりません。

ステップ 2 新しく搭載した電源装置の回転式電源スイッチをONの位置にします。

ステップ 3 電源装置の前面プレートにあるグリーンの AC INPUT OK LEDについて、次の点を確認します。

AC電源電圧が適正な動作範囲内(電源装置の前面プレートに貼付されたラベルを参照)であれば、AC INPUT OK LEDが点灯します。

グリーンのAC INPUT OK LEDが点灯しない場合、次の作業を行います。

a. 電源のAC回路ブレーカがONになっているかどうかを確認します。

b. AC電源コードが、AC回路ブレーカ側、および電源装置の前面プレート上のACレセプタクル側とも、正しく取り付けられているかどうかを確認します。

AC INPUT OK LEDが正常に点灯した場合は、ステップ 4に進んでください。

電源を投入してもAC INPUT OK LEDが点灯しない場合は、製品を購入された代理店までご連絡ください。

ステップ 4 電源を投入したあと、電源装置の前面プレートにあるレッドのOUTPUT FAIL LEDを確認します。このLEDは瞬間的に点滅し、そのあとは消灯したままになるはずです。

OUTPUT FAIL LEDの状態が正常である場合は、通常どおりにシステムを運用できます。

新しい電源装置を搭載して電源を投入したときに、OUTPUT FAIL LEDが点灯したままになる場合は、電源装置が故障しているか、またはルータ内部で過電圧や過熱状態などの異常な環境条件が発生したために、電源装置がシャットダウンした可能性があります。

2台のAC入力電源装置を搭載しており、そのうち1台だけでOUTPUT FAIL LEDが点灯している場合は、該当する電源装置が故障しているか、またはその電源装置に接続している電源が故障している可能性があります。

両方の電源装置でOUTPUT FAIL LEDが点灯し、各電源装置がそれぞれ別のDC電源に接続されている場合は、ルータ内部で過電圧または過熱状態が発生したために、電源装置が両方とも故障した可能性があります。さらに、Maintenance Bus(Mbus;メンテナンス バス)コントローラが故障した場合や、Mbusコードのバージョンが古い場合にも、OUTPUT FAILLEDが点灯することがあります。


 

上記の手順に従って電源投入を何回か試みても、新しいAC入力電源装置が正常に稼働しない場合には、製品を購入された代理店までご連絡ください。

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