ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ アラーム カードの交換手順

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ アラーム カードの交換手順
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ

製品概要

安全に関する注意事項

機器を安全に取り扱うための注意事項

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および部品

アラーム カードの取り外しと取り付け

アラーム カードの取り外し

アラーム カードの取り付け

取り付けの確認

FCCクラスA規格との適合

CCO

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ
アラーム カードの交換手順

製品番号GSR12-ALRM=
Customer Order Number:DOC-J-784340=

このマニュアルは、Cisco 12012ギガビット スイッチ ルータ(GSR)のアラーム カードの取り外しおよび取り付け手順について説明します。

ここでは、次のことを説明します。

「製品概要」

「安全に関する注意事項」

「必要な工具および部品」

「アラーム カードの取り外しと取り付け」

「FCCクラスA規格との適合」

「CCO」

製品概要

Cisco 12012には、上部カード ケージと下部カード ケージの2つのカード ケージがあります(図1参照)。上部カードケージには、ライン カードおよびRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)用にユーザ側で設定可能なスロットが12個あります。上部カード ケージの追加スロット(右端のスロット)は、アラーム カード用に確保されたものであり、ユーザが設定することはできません。ライン カードおよびRPはスロット依存ではないため、右端以外の12個のスロットの任意の場所にライン カードおよびRPを取り付けることができます。

図1 Cisco 12012の前面図

 

下部カード ケージはエア フィルタの後ろにあり、スイッチ ファブリック カード用に5つの水平スロットがあります。

下部カード ケージの下には電源装置ベイがあります。ベイには最高4つまでのAC入力電源装置または最高2つまでのDC入力電源装置を取り付けることができます。

アラーム カードは、上部カード ケージの右端のスロットに取り付けられます(図2参照)。このスロットは上部カード ケージの他のスロットよりもわずかに狭くなっています。また、バックプレーン コネクタは、上部カード ケージの他のバックプレーン コネクタとは異なっています。

図2 上部カード ケージ アラーム カード スロット

 

アラーム カードには3つの主要な機能があります。

メンテナンス バスを経由してシステムによって検出された3つの重大度のアラーム(クリティカル、メジャー、マイナー)を視覚的に表示します(図3参照)。3対のアラームLED(クリティカルとメジャーのアラームLEDはレッド、マイナーのアラームLEDはオレンジ)により、カード ケージ アセンブリのコンポーネントの過熱状態、ブロワー モジュールのファン故障、電源装置の過電流状態、または上部または下部カード ケージにあるカードの許容値外電圧を警告することができます。

異なる段階のアラームを起動させるスレッシュホールド レベルは、ソフトウェアによって設定します。RPは継続的にシステムの温度、電圧、電流、ファン速度値のポーリングを行います。スレッシュホールド値が検出されると、RPは3対のLEDのうちの1つを点灯し、外付けの音声アラームまたはビジュアル アラームを起動する適切なアラーム カード リレーを作動させることにより、アラーム カード上で適切なアラーム重大度を設定します。

システムに2つのサイト全体用外付けアラーム システムに接続するための接続点を提供します。アラーム カード前面プレート上の2つの冗長25ピンDサブ コネクタ(アラーム1およびアラーム2)は、クリティカル、メジャー、マイナー アラーム リレーのノーマル オープン、ノーマル クローズ、コモンのコンタクトに直接連結しています。この2つのアラーム カード コネクタに接続できるのは、Safety Extra-Low Voltage(SELV;安全超低電圧)外付けアラーム回路だけです。外付けアラームには、ビジュアル アラームまたは音声アラームが使用できます。外付け音声アラームは、アラーム カード前面プレートのカットオフ スイッチでリセットすることができます。ビジュアル アラームはソフトウェアによってリセットされます。

クロック スケジューラ カードおよびスイッチ ファブリック カードのステータスを視覚的に表示します。5対のLED(下部カード ケージのスロットごとに1対)が、スイッチ ファブリックのステータスを視覚的に表示します。

図3 アラーム カード前面プレート コネクタ、LED、スイッチ

 

安全に関する注意事項

交換作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

また、ルータの取り付け、設定、保守を行う前に、Cisco 12012をサポートする『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12012 Gigabit Switch Router 』(Document Number 78-4347-xx)に一覧表示された安全に関する警告を見直してください。

機器を安全に取り扱うための注意事項

以下に示す注意事項は、身体の安全を守り、機器を保護するためのものです。これ以外にも危険な状況が起こり得るので 常に注意が必要です。

システムを動かす前には、必ずすべての電源コードとインターフェイス ケーブルを外してください。

通路には工具や組立部品を置かないでください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

ライン カード、RP、スイッチ ファブリック カード、ブロワー モジュール、冗長電源装置は、システムの稼働中に取り外しや取り付けを行っても、電気的な事故やシステムの損傷を引き起こさない設計になっています。

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

Cisco 12012内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気事故が起こった場合は、次の手順を行ってください。

負傷に注意してください。システムへの電気を切断します。

医療援助を求める場合は、なるべく誰か他の人に呼んでもらうようにしてください。不可能な場合には、負傷者の容態を見極めた上で救助を求めに行ってください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

ルータの取り付けや取り外しを行う前に、すべての電源コードと外付けケーブルを取り外します。

回路の電源が切断されていると思い込まないで、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

故障していると思われる機器は取り付けないでください。

また、電源は切断していても電話回線またはその他のネットワーク ケーブルに接続したままの機器を取り扱うときは、次の注意事項に従ってください。

雷が発生しているときは、電話回線の設置作業を行わないでください。

防水設計されていない電話ジャックは、濡れた場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話線や端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。 静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

コンポーネントの取り外しや取り付けを行う際は、アース ストラップの機器側を上部カード ケージの前面にある2つのESDアース ソケットのうちの1つまたはフレーム上の塗装されていない金属面に接続します。

取り外したコンポーネントを返却する場合は、コンポーネントへの静電破壊を避けるため、すぐに静電気防止用袋に入れてください。

リスト ストラップは身体の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。


注意 静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10 Mohmでなければなりません。

必要な工具および部品

アラーム カードの取り付けまたは交換を行うには、次のツールが必要です。

3/16インチ マイナス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップ

交換用アラーム カード(製品番号 GSR12-ALRM=)

アラーム カードの取り外しと取り付け

ここでは、アラーム カードの取り外しおよび取り付け手順について説明します。Cisco 12012は、Field-Replaceable Unit(FRU)のOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)をサポートしているため、Cisco 12012の電源が入っているときに、アラーム カードを取り外したり取り付けたりすることができます。


注意 アラーム カードを取り外したり、取り付けたりする際には、ESDを防止するため必ず静電気防止用リスト ストラップを装着してください。

アラーム カードの取り外し

次の手順でアラーム カードを取り外します。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着用し、上部カード ケージの前面にある2つのESD接続ソケットの1つまたはフレーム上の金属の塗装されていない面にストラップを接続します。

ステップ 2 アラーム カード コネクタに接続されているすべてのインターフェイス ケーブルを取り外します。これを注意して脇に置きます。

ステップ 3 アラーム カードの上下にある2つの非脱落型ネジを緩めます(図4a参照)。


) ライン カードやRPと異なり、アラーム カードにはカード イジェクト レバーは付いていません。アラーム カードのバックプレーン コネクタは小さめで、ピンの数も少なく、ライン カードやRPよりも着脱が簡単です。


ステップ 4 マイナス ドライバを使用して、アラーム カード キャリアの上下をそっと外し、カードをバックプレーン コネクタから取り外します。

ステップ 5 カード キャリアの縁を片手で持ち、反対の手でキャリアを下から支えます(図4b参照)。アラーム カードをカード スロットから引き出し、すぐに静電気防止用マットの上に置きます。


 

取り外したアラーム カードを返却する場合は、交換用アラーム カードとともに受け取った輸送箱に入れて再梱包します。

図4 アラーム カードの取り外し

 

アラーム カードの取り付け

交換用アラーム カードを取り付ける手順は次のとおりです。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着用し、上部カード ケージの前面にある2つのESD接続ソケットの1つまたはフレーム上の金属の塗装されていない面にストラップを接続します。

ステップ 2 アラーム カードの前面プレートを片手でつかみ、反対の手でキャリアを下から支え、これを上部カード ケージの右端のスロットに滑り込ませます( アラーム カード というラベルの付いたスロット)。

ステップ 3 アラーム カード キャリアがバックプレーン コネクタに接触するまで静かにアラーム カード キャリアをスロットに滑り込ませ、 停止します

ステップ 4 アラーム カード前面プレートの一番上と一番下を静かに押して、アラーム カードをバックプレーン コネクタに取り付けます。

ステップ 5 アラーム カードの上下の2つの非脱落型ネジを締めて、カードをスロットに固定します。

ステップ 6 外付けデバイスをアラーム カード前面プレート上の各コネクタに接続します。


 

取り付けの確認

取り付けを完了するため、アラーム カード前面プレートのLEDを観察して、アラーム カードが正しく動作していることを確認します。


ステップ 1 次のコンポーネントが固定されていることを確認します。

アラーム カードがスロットにしっかりと挿入されており、カード上下の2つの非脱落型ネジが締められている。

アラーム カード上のアラーム1およびアラーム2コネクタにインターフェイス ケーブルがしっかりと差し込まれている。

ステップ 2 アラーム カード前面プレートのLEDを目で確認します。

スイッチ ファブリック カードが入っている下部カード ケージのスロットだけにグリーンのCSC/SFC LEDが点灯していることを確認します。

クリティカル、メジャー、マイナーの3対のアラームLEDが消灯していることを確認します。

ステップ 3 外付けサイト アラーム システムが、アラーム カード リレーの故障により誤ったクリティカル、メジャー、マイナーのアラームを示していないことを確認します。


 

問題が解決されない場合は、サービス担当者にお問い合わせください。

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。 その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカまたはヒューズで制御されるようにします)。

変更または改造した場合には、FCC認定が無効になり、さらに製品を操作する権限を失うことになります。

CCO

Cisco Connection Online(CCO)は、シスコシステムズの主要なリアルタイム サポート チャネルです。メンテナンス契約のお客様およびパートナーは、CCOに登録しておくと、追加の情報やサービスを入手することができます。

CCOは、年中無休24時間体制で利用でき、シスコのお客様およびパートナーに豊富な標準サービスおよび付加価値サービスを提供しています。CCOでは、 製品情報、 製品マニュアル、ソフトウェア アップデート、リリース ノート、テクニカル チップ、バグ ナビゲータ、コンフィギュレーション ノート、パンフレット、提供サービスなどの情報が得られると共に、共有ファイルおよび許可ファイルにアクセスして、ダウンロードすることができます。

CCOは、同時に更新および拡張される次の2種類のインターフェイスにより様々なユーザにサービスを提供しています。キャラクタ ベースのバージョンと、WWW上のマルチメディア バージョンです。キャラクタ ベースのCCOは、Zモデム、Kermit、Xモデム、FTP、インターネット電子メールをサポートしており、狭い帯域幅で情報に簡単にアクセスできます。WWWバージョンのCCOは、写真、図、グラフィック、ビデオなど充実した内容のドキュメント、および関連情報へのハイパーリンクを提供しています。

CCOには、次の方法でアクセスできます。

WWW: http://www.cisco.com

WWW: http://www-europe.cisco.com

WWW: http://www-china.cisco.com

Telnet: cco.cisco.com

CCOのFAQ(よくある質問)のコピーをご希望の方は、cco-help@cisco.comにご連絡ください。その他の情報については、cco-team@cisco.comにご連絡ください。


) シスコ製品について、保証範囲またはメンテナンス契約に基づく個別の技術支援が必要なネットワーク管理者の方は、Technical Assistance Center(TAC)、tac@cisco.comまたはjapan-tac@cisco.comにご連絡ください。 シスコシステムズ、シスコ製品、またはアップグレードに関する一般情報については、cs-rep@cisco.comにお問い合わせください。