ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ DC 入力電源の交換手順

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ DC 入力電源の交換手順
発行日;2012/01/20 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ

製品概要

DC入力電源装置LED

安全に関する注意事項

安全上の警告

機器を安全に取り扱うための注意事項

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および部品

DC入力電源装置の取り外しおよび交換

電源装置の取り外し

電源装置の交換

取り付けの確認

FCCクラスA規格との適合

CCO

Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ
DC 入力電源の交換手順

製品番号:PWR-GSR12-DC=
Customer Order Number:DOC-J-784330=

このマニュアルでは、Cisco 12012 ギガビット スイッチ ルータ(GSR)のDC入力電源装置の取り付けおよび交換について説明します。

このマニュアルで説明する内容は、次のとおりです。

「製品概要」

「安全に関する注意事項」

「必要な工具および部品」

「DC入力電源装置の取り外しおよび交換」

「取り付けの確認」

「FCCクラスA規格との適合」

「CCO」

製品概要

Cisco 12012には上下2つのカード ケージがあります(図1 を参照)。上側のカード ケージには、ライン カードとRoute Processor(RP)用に利用できる12のユーザ設定可能なスロットがあります。上側のカード ケージ中のもう1つのスロット(一番右側のスロット)は設定変更ができず、アラーム カード用に確保されています。ライン カードとRPには専用スロットはありません。したがって最初の12の利用可能なスロットのいずれにも設置することができます。

図1 Cisco 12012 ー 前面図

 

下側のカード ケージは、エアフィルタの裏側にあり、スイッチ ファブリック カード用に5つの水平方向に並ぶスロットがあります。

Cisco 12012は、下側のカード ケージの下にある電源装置ベイのDC入力電源装置を2台まで使用できます(図1 を参照)。電源装置ベイは、(左から右へ)A1、A2、B1、B2の4つの場所に区切られています。Cisco 12012システムには、電源装置ベイA1とA2に取り付けられる1つのDC入力電源装置が標準装備されています。電源装置ベイのB1とB2には、空気の流れを維持し、Electromagnetic Interference(EMI;電磁干渉)対策用に取り付けられている電源装置ブランクがあります。2番目のDC入力電源装置を、電源の冗長性と電流共有のために、電源装置ベイB1とB2に取り付けることができます。


注意 Cisco 12012では、DC入力電源装置とAC入力電源装置を混載しないでください。このような設定はサポートされておらず、故障の原因になります。

冗長電源装置(2つのDC入力電源装置)があるシステムでは、システムの動作に影響を与えることなく電源装置の1つを、取り付け、取り外し、交換できます。1つの電源装置から電気が流れなくなっても、冗長電源装置によりシステムの動作を中断せずに維持することができます。

DC入力電源装置は、幅7.8インチ(20 cm)、高さ10インチ(25.4 cm)、奥行15インチ(38 cm)、重さ19ポンド(8.6 kg)のモジュラー型装置です(図2 を参照)。電源装置は、電源装置ベイにスライドして入れたり出したりでき、電源装置の前面プレートにある1つの非脱落型ジャックネジと、電源装置の前面プレートにある電源オン/オフ スイッチの一部であるラッチの組み合わせで、しっかりと固定されています。

図2 Cisco 12012 DC入力電源装置

 

電源装置とCisco 12012バックプレーン間の電気および制御回線の接続は、電源装置の後ろにあるコネクタを通じて行われます。電源装置の前面プレートに設置されている3本のワイヤがついた端子ブロックが、外部回路ブレーカ アラーム回路用の接続ポイントを提供します。電源用のDC電源コードは、電源装置前面プレートに設置されている3種のネジ式端子(マイナス(-)、プラス(+)、およびアース)それぞれ2個ずつを通じて、電源装置に取り付けられています。

は、DC入力電源装置の電力仕様を一覧表示しています。

表1 DC入力電源装置電力仕様

仕様
公称値
許容値の範囲

DC入力電圧

-48/-60 VDC1

-40.5~-56 VDC(米国)

-58~-75 VDC(海外)

DC電源の要件

60amp(A)

-

DC出力電圧

+5.2および-48 VDC

+5.35~+5.0 VDC
-75~-40.5 VDC

1.VDC = Volts Direct Current(VDC;直流電圧)

DC電源回路ブレーカから電源装置につなぐ、電源用のDC電源コードや端子は、次の要件を満たしていなければなりません。

3つの電源コード ― 4AWG(American Wiring Guide)、直径0.204インチ(5.18 mm)、撚り線タイプ。コードの長さは、ルータの設置場所によって決まります。シスコシステムズではこのコードを用意していません。別途、必要になります。

3つの電源端子 -- 中央に0.625インチ(15.86 mm)間隔の穴が2個あり、M6のネジ式端子に被せることができるものが必要です(図3を参照)。このタイプの端子はシスコシステムズでは用意していないので、Panduitなどの電気コネクタ ベンダーの端子を利用してください。

図3 電源用のDC電源コード端子

 

DC入力電源装置LED

DC入力電源装置の前面プレートには、グリーンのINPUT OK LEDとレッドのOUTPUT FAIL LEDの2個のLEDがあります(図4を参照)。

図4 DC入力電源装置LED

 

LEDの表示の意味は次のとおりです。

INPUT OK LED ― 電源スイッチをオンにすると、このグリーンのLEDがすぐにつき、電源のDC電圧が、-40.5から-75VDCの動作可能範囲内にあることを表します。電源スイッチがオンで、LEDはオフのままの場合は、電源電圧が存在しないか、動作可能範囲を超えています。

OUTPUT FAIL LED ― このレッドのLEDがオンの場合、電源装置の一方または両方の出力電圧(+5および-48VDC)が許容範囲外であることを表しています。最初に電源装置をオンにしたときは、OUTPUT FAIL LEDが5秒間明滅し、それから切れます。LEDがオンのままの場合は、電源装置内で故障が検出されていることになります。

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている交換手順を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

さらに、ルータを取り付け、設定、メンテナンスする前に、使用するCisco 12012をサポートする
Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12012 Gigabit Switch Router 』(Document Number 78-4347-xx)に表示されている安全に関する警告を参照してください。

安全上の警告

次は、このマニュアルで使用されている警告文の説明です。


警告危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。


機器を安全に取り扱うための注意事項

下記の注意事項は安全を確保し、機器を保護する助けとなります。このリストは、作業中に発生し得る危険な状態すべてを網羅しているとは限らないので、 十分に注意して作業してください

システムを移動するときは、事前にすべての電源コードおよびインターフェイス ケーブルを取り外してください。

通路には、工具やコンポーネントを置かないでください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気製品を安全に取り扱うための注意事項

ライン カード、Route Processor(RP)、Switch Fabric Card(SFC;スイッチ ファブリック カード)、ブロア モジュール、冗長電源装置は、電気的な事故や故障を起こすことなく、システムが稼動している間でも、取り外しおよび取り付けができるように設計されています。

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

Cisco 12012の内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気的な事故が発生した場合の手順は下記のとおりです。

自分自身が負傷者にならないように注意してください。システムにつながる電源をオフにしてください。

医療援助を求める場合は、なるべく誰か他の人に呼んでもらうようにしてください。単独でいる場合、負傷者の状況を見極めた上で援助を求めに行ってください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

ルータの取り付けや取り外しをする前に、すべての電源と外部コードを切断してください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

故障していると思われる機器は取り付けないで下さい。

さらに、電源装置から切断されていなくても、電話線やネットワーク ケーブルと接続されている機器を取り扱う場合は、次の注意事項に従ってください。

雷が発生しているときは、電話回線の取り付けを行わないで下さい。

防水設計されていない電話ジャックは濡れた場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は、基盤や電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、間欠的な障害または故障をもたらします。

静電破壊による損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

DC入力電源装置の取り外しまたは取り付けを行う際、上側のカード ケージの前面端に2個あるESDコネクション ソケットのどちらか、またはルータ フレームのような塗装されていない金属面に、アース ストラップの先端部を接続します。

交換部品を工場に戻す場合は、ESDによる損傷を避けるために、すぐに静電気防止用袋に収めてください。

リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10 Mohmでなければなりません。

必要な工具および部品

DC入力電源装置を取り付けまたは交換するには、次の工具や部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

3/16インチ マイナス ドライバ

1/4インチ マイナス ドライバ

10 mm ナットドライバ

電圧計

電気テープ

交換用DC入力電源装置(製品番号:PWR-GSR12-DC=)およびDC入力電源装置のフロント カバー(電源装置に同梱)


) 第2のDC入力電源装置を追加することによってCisco 12012をアップグレードする場合には、DC電源をDC入力電源装置に接続するために、電源用のDC電源コードおよび端子が必要です。これらのコンポーネントは別途必要です。


DC入力電源装置の取り外しおよび交換

Cisco 12012では、DC入力電源装置を2台まで使用できます。2台のDC入力電源装置を搭載したシステムでは、1台の電源装置が故障しても、故障した電源装置を交換する間、もう1台の電源装置だけで、ルータの動作を中断せずに維持することができます。


注意 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、DC回路に対応しているパネル ボード上の回路ブレーカをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。

電源装置の取り外し

DC入力電源装置の取り外しは、次の手順で行います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻きつけ、ストラップのもう一方の端は、上側カード ケージの前面端に2個あるESDコネクション ソケットのどちらか、またはフレームの塗装されていない金属面に留めます。

ステップ 2 まだそのようにしていない場合は、DC入力電源装置の電源スイッチをOFF(O)の位置にします。


) 電源装置の電源スイッチをOFF(O)にすると、電源装置ベイに電源装置を固定しているラッチが外れます。



警告 電圧はDC入力電源装置端子に存在する可能性があります。端子に触れる前に、電源DC回路ブレーカを切断して、電源装置を取り外します。


ステップ 3 取り外す電源装置に対応している電源DC回路ブレーカを確認してオフにします。念のために、テープを使用して、回路ブレーカのハンドルをオフの位置で固定します。

ステップ 4 マイナスのドライバまたは10 mmのナットドライバを使用して、電源装置の前面プレートにある非脱落型ジャックネジを反時計回りに回し(イジェクト)、バックプレーンの電源コネクタから電源装置を外します。電源装置ベイからネジが外れるまで、ネジを回転させます。

ステップ 5 電源装置のハンドルを持ち、電源装置を半分ほどベイから引き出します(図5 を参照)。

図5 DC入力電源装置の取り外し

 


注意 DC入力電源装置の重量は19ポンド(8.3 kg)です。電源装置を扱う際には、必ず両手で行ってください。

ステップ 6 空いている手で電源装置の底面を支え、電源装置を完全にベイから引き出します。自分の前の床に、上向きにして電源装置を置きます。

ステップ 7 DC入力電源装置の前面カバーを固定している2個のネジを緩めます。前面カバーを少し持ち上げて、電源装置の前面プレートから引き抜きます。前面カバーを脇へ置きます(図6 を参照)。

図6 DC入力電源装置の前面カバーの取り外し

 

ステップ 8 電源装置の前面プレートにDC電源コード ブラケットを固定している2個のネジを外し、さらにコード ブラケットを外します(図7 を参照)。取り外したブラケットおよびネジは脇へ置いておきます。

図7 電源コード ブラケットの取り外し

 


注意 次の作業に進む前に、取り外しているDC電源装置に対応する電源DC回路ブレーカがOFFの位置になっていることを確認します。DC入力電源装置の電源スイッチがOFF(O)の位置になっていることも確認します。さらに、取り外した電源装置に接続されたワイヤの電圧もチェックしてください。すべての値がゼロ ボルトでなければなりません。

ステップ 9 各端子からナットとワッシャをはずし、電源用DC電源コードのワイヤを電源装置の端子から、マイナス(-)、プラス(+)、アースの順にはずします。(図8を参照)。

図8 DC入力電源装置の切り離し

 

ステップ 10 DC電源コードのワイヤを上から下に、電源装置のハンドルに通し、電源コードを脇に置きます。


注意 念のために、電源コードのむき出しの金属端子に電気用のテープを被せ、ワイヤ同志、またはワイヤとアースが誤って接触しないようにしてください。

ステップ 11 電源装置の回路ブレーカの外部アラーム端子ブロックにワイヤが接続されている場合には、後で元どおりに接続できるように、ワイヤが接続されている端子を書き留めておきます。

ステップ 12 回路ブレーカのアラーム端子ブロックに接続されているワイヤを外します(電源装置の回路ブレーカに外部アラーム システムが備わっていない場合もあります)。


 

古い電源装置を工場に送る場合には、交換用電源装置が入っていた輸送用の箱を使用して梱包します。

電源装置の交換

ここでは、故障したDC入力電源装置を交換する、または2台目のDC入力電源装置を搭載する場合の手順について説明します。2台目のDC入力電源装置を追加して、電源装置を冗長構成にすることによって、Cisco 12012をアップグレードする場合には、設置場所の電源および電源用DC電源コードが要件を満たしていることを確認してから、2台目の電源装置を搭載する必要があります。

2台目の電源装置専用の60アンペア コンセントが必要です。

3つの電源コード ― 4AWG、直径0.204インチ(5.18 mm)、撚り線タイプ。コードの長さは、ルータの設置場所によって決まります。シスコシステムズではこのコードを用意していません。別途、必要になります。

3つの電源端子 ― 中央に0.625インチ(15.86 mm)間隔の穴が2個あり、M6のネジ式端子に被せることができるものが必要です(図3 を参照)。このタイプの端子はシスコシステムズでは用意していないので、Panduitなどの電気コネクタ ベンダーの端子を利用してください。

2台目のDC入力電源装置を追加することにより、Cisco 12012をアップグレードする場合には、空の電源装置ベイを覆っている2個の電源装置ブランクを取り外してから、電源装置を搭載します。

新しいまたは交換用のDC入力電源装置の取り付けは、次の手順で行います。


注意 DC入力電源装置の重量は19ポンド(8.3 kg)です。電源装置を扱う際には、必ず両手で行ってください。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻きつけ、ストラップのもう一方の端は、上側カード ケージの前面端に2個あるESDコネクション ソケットのどちらか、またはフレームの塗装されていない金属面に留めます。

ステップ 2 箱から交換用DC入力電源装置を取り出します。

ステップ 3 交換用電源装置の電源スイッチがOFF(O)の位置になっていることを確認します。

ステップ 4 DC入力電源装置の前面カバーを固定している2個のネジを緩めます。前面カバーを少し持ち上げて、電源装置の前面プレートから引き抜きます。前面カバーを脇へ置きます(図6を参照)。

ステップ 5 電源装置の前面プレートにDC電源コード ブラケットを固定している2個のネジを外し、さらにコード ブラケットを外します。


注意 次の作業に進む前に、取り外しているDC電源装置に対応する電源DC回路ブレーカがOFFの位置になっていることを確認します。DC入力電源装置の電源スイッチがOFF(O)の位置になっていることも確認します。さらに、電源装置に接続する予定の、DC電源コードのワイヤの電圧もチェックしてください。すべての値がゼロ ボルトでなければなりません。

ステップ 6 電源装置のハンドルに、DC電源コードのワイヤを下から通します。張力を緩和できるように、十分に緩みを持たせます。


) DC入力電源装置に接続する電源用DC電源コードのワイヤの色分けは、設置場所のDC電源の色分けに基づきます。通常、アースにはグリーンまたはグリーン/イエローを使用します。DC配線の色分けについては、標準規格がないので、DC入力電源装置に正しい極を接続する必要があります。電源DCコードによっては、(+)または(-)のラベルが付いていることがあります。これは、コードの極性表示として比較的信頼できます。しかしながら、電源装置をオンにする前に、必ず電圧を測定することによって極性を確認してください。測定をする場合は、プラス(+)のワイヤとマイナス(-)のワイヤは、電源装置のプラス(+)とマイナス(-)のラベルと常に合致していなければなりません。



警告 装置を設置するときには、必ずアースの接続を最初に行い、最後に切断してください。


ステップ 7 電源装置の端子それぞれからナットおよび固定用ワッシャを取り外します。電源用DC電源コードの端子を電源装置の端子に、アースとアース、プラス(+)とプラス(+)、マイナス(-)とマイナス(-)の順に接続します。

ステップ 8 外部電源装置の回路ブレーカのアラームがある場合は、電源装置回路ブレーカの外部アラーム線を電源装置のハンドルの中に下から通し、書き留めておいた接続情報に基づいて、電源装置の前面プレートにある回路ブレーカのアラーム端子ブロックに接続します(電源装置回路ブレーカの外部アラームが備わっていないところもあります)。

ステップ 9 DC電源コードのワイヤを、電源装置前面プレート上の電源装置ハンドルの下に通し、左から右へ、マイナス(-)、プラス(+)、アースの順に並べます。電源コードのワイヤの上からDC電源コード ブラケットを被せ、先に取り外した2個のネジで、コードのワイヤおよびブラケットを電源装置の前面プレートに固定します。

ステップ 10 電源DCブレーカから電源装置までの電源DC配線が正しいこと、電源装置の端子接続が正しく、きちんと締まっていることを確認します。


) メモリ付きのDC電圧計を使って確認しなければなりません。常にプラス(+)とマイナス(-)のワイヤが、電源装置のプラス(+)とマイナス(-)のワイヤに対応するように接続してください。


ステップ 11 電源装置のフロントカバーを、電源装置前面プレートの突起した2個のネジにキーホールが被さるように取り付けます。カバーを多少下げるようにして、2個のネジをかみ合わせ、そのまま2個のネジを締めて固定します。

ステップ 12 2台目のDC入力電源装置を追加することにより、Cisco 12012をアップグレードする場合には、空の電源装置ベイ スロットを覆っている2個の電源装置ブランクを取り外してから、電源装置を搭載します。電源装置ブランクは、次の手順で取り外します。

a. 電源装置ブランクをカード ケージ アセンブリに固定している電源装置ブランクの前面プレートの非脱落型ネジを緩めます。

b. 電源装置ベイの前面から電源装置ブランクを引き抜きます。

c. (a)および(b)を繰り返し、もう1つの電源装置ブランクを取り外します。将来使用する場合に備えて、取り外した電源装置ブランクを両方とも保管します。


注意 電源装置をベイ スロットに収めるときに、力を入れすぎないでください。バックプレーンの電源コネクタが壊れることがあります。

ステップ 13 電源装置を両手で支えて、空のベイの中に慎重に収めます。電源装置の非脱落型ジャックネジが電源装置ベイの前面と接触するまで 押し込んでください


) 非脱落型ジャックネジは、電源装置コネクタをバックプレーン コネクタにかみ合わせて引き込むのに使用されます。コネクタを上手にかみ合わせるには、非脱落型ジャックネジを締めるときに、電源装置のハンドルに均等に力がかかるようにします。


ステップ 14 電源装置のハンドルを片手で押さえながら、10 mmのナットドライバまたはマイナスのドライバを使用して、電源装置前面プレートの非脱落型ジャックネジを時計回り(挿入)に回し、電源装置に均等に力がかかるようにします。ネジを締めすぎないように注意してください。


) 電源装置ベイに電源装置が完全に収容されると、電源装置とバックプレーン間のすべての電気接続が自動的に行われます。


ステップ 15 DC入力電源装置に対応する電源DC回路ブレーカをオンにします。


) この時には、まだ電源装置の電源スイッチをONにしないでください。



 

オンにすると、DC入力電源装置の交換作業が完了したことになります。

次の項「取り付けの確認」に進んで、取り付けを確認してください。

取り付けの確認

取り付けを完了するために、電源装置の電源スイッチをON(|)の位置にし、前面プレート上のLEDを確認し、電源装置が正常に動作していることを確認します。次に、下記の手順に従い、取り付けをチェックしてください。


) 電源装置のスイッチをON(|)にすると、電源装置ベイに電源装置を固定するラッチがかかります。



ステップ 1 次のコンポーネントをチェックして、安全であることを確認します。

各電源装置がそれぞれのベイに完全に収容されていて、非脱落型ジャックネジが締まっている。

未使用のすべての電源装置ベイに、電源装置ブランクが取り付けてある。

すべての電源用DC電源コードが電源装置のネジ式端子にきちんと接続されている。

電源コードのDC電源側で、電源のDC回路ブレーカにコードがきちんと接続されている。

電源のDC電圧が電源装置の前面プレートに記されている範囲内である。

2台の電源装置を搭載している場合、電源装置ごとに別々の60アンペアのDCコンセントに接続されている。

ステップ 2 Cisco 12012が正常に起動することを確認します。DC入力電源装置のINPUT OK LEDが点灯した状態であることを目で確認します。

ステップ 3 電源装置のOUTPUT FAIL LEDが5秒間明滅した後に消灯することを目で確認します。

OUTPUT FAIL LEDが点灯したままの場合には、電源装置の故障または有害な環境条件(たとえば、電源装置が過電圧または加熱状態を検出してシャットダウンした場合など)が疑われます。

電源装置を2台搭載していて、OUTPUT FAIL LEDが1台の電源装置だけで点灯する場合には、その電源装置または(その電源装置に対応している)DC電源の問題が考えられます。

それぞれ別々のDC電源に接続された2台の電源装置で、OUTPUT FAIL LEDが点灯したままの場合には、過電圧または過熱状態が原因で電源装置が正しく動作しない可能性があります。


 

電源投入を数回繰り返しても、電源装置が正常に動作しない場合には、代理店にお問い合わせください。

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。 その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカまたはヒューズで制御されるようにします)。

米国シスコシステムズ社では、この製品の変更または改造を認めていません。変更または改造した場合には、FCC認定が無効になり、さらに製品を操作する権限を失うことになります。

CCO

Cisco Connection Online(CCO)は、シスコシステムズの主要なリアルタイム サポート チャネルです。メンテナンス契約のお客様およびパートナーは、CCOに登録しておくと、追加の情報やサービスを入手することができます。

CCOは、年中無休24時間体制で利用でき、シスコのお客様およびパートナーに豊富な標準サービスおよび付加価値サービスを提供しています。CCOでは、 製品情報、 製品マニュアル、ソフトウェア アップデート、リリース ノート、テクニカル チップ、バグ ナビゲータ、コンフィギュレーション ノート、パンフレット、提供サービスなどの情報が得られると共に、共有ファイルおよび許可ファイルにアクセスして、ダウンロードすることができます。

CCOは、キャラクタ ベースのバージョンおよびWWWのマルチメディア バージョンの、同時更新される2つのインターフェイスにより、広範囲のユーザに対応しています。キャラクタ ベースのCCOは、Zモデム、Kermit、Xモデム、FTP、インターネット電子メールをサポートしており、狭い帯域幅で情報に簡単にアクセスできます。WWWバージョンのCCOは、写真、図、グラフィック、ビデオなど充実した内容のドキュメント、および関連情報へのハイパーリンクを提供しています。

CCOには、次の方法でアクセスできます。

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Telnet:cco.cisco.com

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