ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12006/12406 ルータ クロック スケジューラ カード、 スイッチ ファブリック カード、アラーム カード の交換手順

Cisco 12006/12406 ルータ クロック スケジューラ カード、スイッチ ファブリック カード、アラーム カードの交換手順
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 12006/12406 ルータ

目次

スイッチ ファブリックの概要

スイッチ ファブリックのタイプ

非冗長システム構成および冗長システム構成

アラーム カードの概要

インストレーションの準備

関連資料

工具および機器

安全に関する注意事項

機器を安全に取り扱うための注意事項

電気機器の安全な取り扱い

静電破壊の防止

CSCまたはSFCの取り外しおよび取り付け

CSCの取り外しおよび取り付け

CSCの取り外し

CSCの取り付け

CSCの取り付けの確認

SFCの取り外しおよび取り付け

SFCの取り外し

SFCの取り付け

SFCの取り付けの確認

アラーム カードの取り外しおよび取り付け

アラーム カードの取り外し

アラーム カードの取り付け

アラーム カードの取り付けの確認

スイッチ ファブリックのトラブルシューティング

データの分析

crc16の出力

グラント パリティ エラーおよび要求エラー

SFCの確実な装着

適合規格および安全に関する情報

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

EMCに関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

日本へのVCCIクラスAに関する注意事項

マニュアルの入手方法

Cisco.com

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

TAC Webサイト

Japan TAC Webサイト

TACレベル情報の参照

TACプライオリティの定義

その他の資料および情報の入手方法

Cisco 12006/12406 ルータ
クロック スケジューラ カード、
スイッチ ファブリック カード、アラーム カードの交換手順

製品番号:GSR6-CSC=、MAS-GSR6-CSCBLNK=、GSR6-SFC=、GSR6-ALRM=、12006-CSC=、12006-SFC=
Customer Order Number: DOC-J-7816106=

このマニュアルでは、Cisco 12006およびCisco 12406ルータのClock and Scheduler Card(CSC;クロック スケジューラ カード)、Switch Fabric Card(SFC;スイッチ ファブリック カード)、アラーム カードの取り付けおよび取り外しについて説明します。CSCおよびSFCはカード セットで、スイッチ ファブリックとも呼ばれます。アラーム カードは、スイッチ ファブリック セットの一部ではありません。

さらに、カードを交換したあとにシステムの動作を確認する方法、およびスイッチ ファブリックのトラブルシューティング情報についても説明します。

次の2つのルータ モデルは、ルータに搭載されるスイッチ ファブリックのスイッチング容量により区別されます。

Cisco 12006ルータ ― 2.5 Gbpsのスイッチ ファブリック

Cisco 12406ルータ ― 10 Gbpsのスイッチ ファブリック

スイッチ ファブリックを除けば、この2つのルータはほとんどの点で同じです。モデル間の相違については、該当する場所に記載されています。特に明記しないかぎり、このマニュアルに記載されている情報はすべて、両方のルータ モデルに適用されます。

スイッチ ファブリックの概要

Cisco 12006またはCisco 12406ルータのデフォルトのスイッチ ファブリック構成は、1枚のCSCと3枚のSFCです。2Nの冗長構成が必要な場合は、2枚目のCSCをシャーシに追加できます。CSCおよびSFCカード スロットは、Route Processor(RP;ルート プロセッサ)およびライン カード ケージの下にあります。図1に、シャーシ内のこれらのカード スロットの位置を示します。

図1 Cisco 12006/12406ルータのシャーシ内のカード スロット位置

 

CSCは、シャーシの左下にある半分幅のスロット(RPおよびライン カード ケージの真下)に搭載されます。3枚のSFCは、シャーシの右下にある半分幅の3つのスロットに搭載されます。アラーム カードは、2つの細いスロット(CSCスロットの真下)に搭載されます。

スイッチ ファブリックのタイプ

Cisco 12006ルータは、2.5 Gbpsスイッチ ファブリックに基づいています。2.5 Gbpsスイッチ ファブリックでは、SFCまたはCSCは、システム内の各ライン カードに2.5 Gbpsの全二重接続を提供します。2.5 Gbpsスイッチ ファブリックは、12006 Advanced Clock and Scheduler Card(製品番号12006-CSC=)および12006 Advanced Switch Fabric Card(製品番号12006-SFC=)で構成されます。2.5 Gbpsスイッチ ファブリックは、カードの識別ラベルでわかります。CSCのラベルはCSC-30/120、SFCのラベルはSFC-30/120です。

Cisco 12406ルータは、10 Gbpsスイッチ ファブリックに基づいています。10 Gbpsスイッチ ファブリックでは、SFCまたはCSCは、システム内の各ライン カードに10 Gbpsの全二重接続を提供します。10 Gbpsスイッチ ファブリックは、CSC(製品番号GSR6-CSC=)およびSFC(製品番号GSR6-SFC=)で構成されます。10 Gbpsスイッチ ファブリック カードには、CSCおよびSFCというラベルが付いています。


) 1つのシャーシで2.5 Gbpsスイッチ ファブリック カードと10 Gbpsスイッチ ファブリック カードを同時に使用することはできません。スイッチ ファブリック カードのタイプが混在している場合、ルータは動作しません。


非冗長システム構成および冗長システム構成

Cisco 12006およびCisco 12406ルータは、2種類のシステム構成で使用できます。

1. 1枚のCSCおよび1つのパワー モジュールを使用する非冗長構成。Cisco 12006またはCisco 12406ルータを注文すると、デフォルトでは非冗長構成で出荷されます。

2. 2枚のCSCおよび2つのパワー モジュールを使用する冗長構成。

冗長構成の場合、2枚のCSCと2つのパワー モジュールをシステムに取り付けることで、EMI(電磁波干渉)適合性および冷却要件が満たされます。

非冗長構成の場合、2番目(不使用)のCSCスロットおよび2番目(不使用)のパワー モジュール ベイのいずれかまたは両方にブランク フィラーを取り付けることによってのみ、EMI適合性および冷却要件が満たされます。


) ルータにCSCを1枚だけ使用する場合は、EMI適合性を確保するために、2番目のCSCスロットにCSCブランク フィラー(MAS-GSR6-CSCBLNK=)を取り付ける必要があります。


アラーム カードの概要

Cisco 12006およびCisco 12406ルータには、アラーム カードが2枚あります。この2枚のカードは、CSCスロットの真下にある2つのカード スロットに並んで搭載されます(図1を参照)。


) 2枚のアラーム カードは、CSCカード ケージ内のスロット(2つのCSCスロットの下)に入っていますが、スイッチ ファブリックの一部ではありません。


インストレーションの準備

ここでは、インストレーションの準備について説明します。

「関連資料」

「工具および機器」

「安全に関する注意事項」

「静電破壊の防止」

関連資料

関連情報については、シスコの次の資料に記載されています。

Cisco 12006 and Cisco 12406 Router Installation and Configuration Guide

Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12000 Series Router

工具および機器

CSC、SFC、またはアラーム カードの取り外しや取り付けを行う場合は、次の工具および機器が必要です。

静電気防止用ストラップ

3/16インチ マイナス ドライバ

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている手順を行う前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。さらに、ルータの設置、設定、またはメンテナンスを行う前に、ルータに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12000 Series Router 』(Text Part Number 78-4347-xx)を参照して、安全上の警告を確認してください。

次の注意事項に従って、安全を確保し、機器を保護してください。注意事項にはすべての危険が記載されているわけではないため、注意が必要です。

機器を安全に取り扱うための注意事項

システムの移動前に、必ずすべての電源コードおよびインターフェイス ケーブルを外します。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

工具および組立部品は、一般の通路や装置ラックへの通路には置かないでください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気機器の安全な取り扱い

ルータ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

ルータの取り付けや取り外しを行う前に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを外してください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

故障していると思われる機器は取り付けないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

負傷しないように注意してください。ルータの電源を切断してください。

可能であれば、医療援助を求めるために誰か別の人を呼んでもらうようにしてください。それができない場合は、負傷者の状況を見極めてから救援を要請してください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

さらに、電源から切断されていても、電話回線またはネットワーク配線に接続されている装置を扱う場合には、次の注意事項に従ってください。

雷が発生しているときには、電話線の接続を行わないでください。

防水設計されていない電話ジャックは、湿気の多い場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。

静電破壊の防止

ルータ コンポーネントの多くは、静電気によって損傷を受けることがあります。コンポーネントによっては、わずか30 Vの電圧でも損傷を受けますが、プラスチックまたは発泡スチロールの梱包資材を扱ったり、プラスチックまたはカーペットの上でアセンブリをスライドさせたりするだけで、35,000 Vもの静電圧が発生することがあります。適切なESD(静電気放電)防止策を講じなかった場合、コンポーネントが完全に壊れたり、断続的な障害が発生したりする可能性があります。次の注意事項に従って、静電破壊の潜在的可能性を最小限に抑えてください。

静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。


注意 静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10 Mohmでなければなりません。

コンポーネントの取り外しまたは取り付けを行うときには、シャーシ前面のESD接続ソケットの1つまたはシャーシの塗装されていない金属面に、静電気防止用ストラップの装置側を必ず接続します(図2を参照)。コンポーネントと衣服が接触しないように注意してください。静電気防止用リスト ストラップは体内の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気によってコンポーネントが損傷することがあります。

必ずカードのコンポーネント側を上にして、静電気防止シートの上に置くか、静電気防止カード ラックに入れるか、または静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合には、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードまたはRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)を取り付ける場合は、イジェクト レバーを使用して、カード コネクタをバックプレーンに装着し、カードの前面プレートの両側にある非脱落型ネジを締めます。非脱落型ネジは偶発的な脱落を防ぐだけではなく、ルータに適切なアースを提供し、バックプレーンにカード コネクタを確実に装着するために必要です。

ライン カード、Clock and Scheduler Card(CSC;クロック スケジューラ カード)、Switch Fabric Card(SFC;スイッチ ファブリック カード)、またはRPを取り外すときには、イジェクト レバーを使用してバックプレーンからカード コネクタを外します。金属製のカード フレームを静かに引き出し、片手をフレームの底面に添えて、スロットからまっすぐ取り出します。

ライン カード、CSC、SFC、またはRPを扱う場合は、必ず金属製カード フレームの端を持ちます。基板またはコネクタ ピンには触れないように注意してください。

図2 シャーシへの静電気防止用リスト ストラップの接続

 

CSCまたはSFCの取り外しおよび取り付け

CSCは、シャーシの左下にある半分幅のスロット(RPおよびライン カード ケージの下)に搭載されます(図1を参照)。3枚のSFCは、シャーシの右下にある半分幅の3つのスロットに搭載されます。


) ルータにCSCを1枚だけ使用する場合は、EMI適合性を確保するために、2番目のCSCスロットにCSCブランク フィラー(MAS-GSR6-CSCBLNK=)を取り付ける必要があります。

CSCブランク フィラーは、CSCと同じリリース レバーおよび非脱落型ネジを使用するため、ブランク フィラーの取り外しおよび取り付けは、CSCと同じ方法で行います。ここで説明する取り外しおよび取り付けの手順は、CSCブランク フィラーにも適用されます。


ここでは、CSCとSFCの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。

「CSCの取り外しおよび取り付け」

「SFCの取り外しおよび取り付け」

CSCの取り外しおよび取り付け

冗長CSC構成のCisco 12006またはCisco 12406ルータでは、2つのCSCスロットに2枚のCSCを取り付けます。非冗長構成のルータでは、一方のCSCスロットに1枚のCSCを取り付け、もう一方のCSCスロットにはCSCブランク フィラーを取り付けます(図1を参照)。図3に、途中まで引き出したCSCを示します。

図3 CSCの取り外しおよび取り付け

 

1

CSC

3

イジェクト レバー(2)

2

非脱落型ネジ(2)

-

-


注意 CSCまたはCSCブランク フィラーを取り外す場合は、各コンポーネントをシャーシから完全に取り外して、静電気が防止されている環境に保管します。カードまたはブランク フィラーをスロットに途中まで挿入した状態で放置しないでください。真下のスロット内のカードのEMI(電磁波干渉)シールドが破損します。


注意 CSC Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)のサポートには、2枚のCSC(冗長構成)が必要です。これにより、システムの電源が入った状態で、CSCまたはSFCを取り外したり、取り付けたりすることができます。CSCが1枚だけ搭載されている場合は、システムの電源が入った状態でカードを取り外さないでください。

ここでは、CSCの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。

「CSCの取り外し」

「CSCの取り付け」

「CSCの取り付けの確認」

CSCの取り外し

CSC(またはCSCブランク フィラー)を取り外す手順は、次のとおりです(図3を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 CSC前面プレートの両側にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 CSCのイジェクト レバーをつかみ、CSC前面プレートから外側に回転させます。

ステップ 4 CSCをスロットから半分ほど引き出した状態で 止めます

ステップ 5 金属製フレーム以外には触れないようにしてカードを持ち、空いている手でCSCの底面を支えます。

ステップ 6 CSCをスロットから引き抜いて、静電気防止用袋またはその他の静電気防止用容器に保管します。


注意 ルータにCSCを1枚だけ使用する場合は、Electromagnetic Compatibility(EMC;電磁適合性)を確保し、過熱を防ぎ、EMI適合性を確保するために、2番目のCSCスロットにCSCブランク フィラー(MAS-GSR6-CSCBLNK=)を取り付ける必要が あります。

ステップ 7 故障したCSCを返品する場合は、交換用CSCの出荷時のパッケージを使用して梱包してください。


 

CSCの取り付け

CSC(またはCSCブランク フィラー)を取り付ける手順は、次のとおりです(図3を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 静電気防止用袋または静電気防止用容器から、CSCを取り出します。


注意 CSCの回路やコネクタには触れないでください。

ステップ 3 金属製フレーム以外には触れないようにしてカードを持ち、空いている手でCSCの底面を支えます。


注意 CSCスロットの両側には、カードのための溝があります。スロットにCSCを取り付けるときは、カード フレームの両端を、対応するスロットの溝に慎重に合わせてください。

ステップ 4 CSCフレームの両端を、CSCカード スロットの両側にあるフレームの溝に合わせます。

ステップ 5 イジェクト レバーを互いに外側に(前面プレートから外側に)回転させます。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーがカード ケージの前面に接触するまで、両手の親指でカード フレームをCSCスロットに押し込み、 止めます

ステップ 7 コネクタがバックプレーンに装着されるまで、イジェクト レバーをCSC前面プレートに向かって回転させます。


注意 CSCイジェクト レバーは、CSC前面プレートと平行にならないことがあります。CSCを確実に装着して、EMC適合性を確保するために、非脱落型ネジを締めます。非脱落型ネジを締めすぎないでください。ネジ山や、シャーシのネジ穴が破損することがあります。

ステップ 8 2つの非脱落型ネジを締めます。


 

CSCの取り付けの確認

交換用のCSCを取り付けたあとに、ルータの動作を確認するには、2枚のアラーム カードのLEDを見て確認します(図4を参照)。システムが正常に動作している場合、LEDの状態は次のようになります。

正常動作時に点灯しているLED:

ENABLEDのラベルが付いた1つのMBUSステータスLED

ENABLEDのラベルが付いた2つのCSCステータスLED

ENABLEDのラベルが付いた3つのSFCステータスLED

正常動作時に消灯しているLED:

FAILのラベルが付いた1つのMBUSステータスLED

FAILのラベルが付いた2つのCSCステータスLED

FAILのラベルが付いた3つのSFCステータスLED

CRITICAL、MAJOR、MINORのラベルが付いた3つのルータ アラームLED

図4 アラーム カードLEDの点灯/消灯の状態

 

1

MBusステータスLED

4

クリティカル アラームLED

2

CSCステータスLED(2)

5

メジャー アラームLED

3

SFCステータスLED(3)

6

マイナー アラームLED

SFCの取り外しおよび取り付け

3枚のSFCは、シャーシの右下にある半分幅の3つのスロットに搭載されます(図1を参照)。図5に、途中まで引き出したSFCを示します。

図5 SFCの取り外しおよび取り付け

 

1

SFC

3

イジェクト レバー(2)

2

非脱落型ネジ(2)

-

-


) CSC OIRのサポートには、2枚のCSC(冗長構成)が必要です。これにより、システムの電源が入った状態で、CSCまたはSFCを取り外したり、取り付けたりすることができます。CSCが1枚だけ搭載されている場合は、システムの電源が入った状態でカードを取り外さないでください。



注意 SFCを取り外す場合は、SFCをシャーシから完全に取り外して、静電気が防止されている環境に保管します。カードをスロットに途中まで挿入した状態で放置しないでください。真下のスロット内のカードのEMIシールドが破損します。

ここでは、SFCの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。

「SFCの取り外し」

「SFCの取り付け」

「SFCの取り付けの確認」

SFCの取り外し

SFCを取り外す手順は、次のとおりです(図5を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 SFC前面プレートの両側にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 SFCのイジェクト レバーをつかみ、SFC前面プレートから外側に回転させます。

ステップ 4 SFCをスロットから半分ほど引き出した状態で 止めます

ステップ 5 金属製フレーム以外には触れないようにしてカードを持ち、空いている手でSFCの底面を支えます。

ステップ 6 SFCをスロットから引き抜いて、静電気防止用袋またはその他の静電気防止用容器に保管します。

ステップ 7 故障したSFCを返品する場合は、交換用SFCの出荷時のパッケージを使用して梱包してください。


 

SFCの取り付け

SFCを取り付ける手順は、次のとおりです(図5を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 静電気防止用袋または静電気防止用容器から、SFCを取り出します。


注意 SFCの回路やコネクタには触れないでください。

ステップ 3 金属製フレーム以外には触れないようにしてカードを持ち、空いている手でSFCの底面を支えます。


注意 SFCスロットの両側には、カードのための溝があります。スロットにSFCを取り付けるときは、カード フレームの両端を、対応するスロットの溝に慎重に合わせてください。

ステップ 4 SFCフレームの両端を、SFCスロットの両側にあるフレームの溝に合わせます。

ステップ 5 イジェクト レバーを互いに外側に(前面プレートから外側に)回転させます。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーがカード ケージの前面に接触するまで、両手の親指でカード フレームをSFCスロットに押し込み、 止めます

ステップ 7 コネクタがバックプレーンに装着されるまで、イジェクト レバーを前面プレートに向かって回転させます。


注意 SFCイジェクト レバーは、SFC前面プレートと平行にならないことがあります。SFCを確実に装着して、EMC適合性を確保するために、非脱落型ネジを締めます。非脱落型ネジを締めすぎないでください。ネジ山や、シャーシのネジ穴が破損することがあります。

ステップ 8 SFC前面プレートの両側にある非脱落型ネジを締めます。


 

SFCの取り付けの確認

交換用のSFCを取り付けたあとに、ルータの動作を確認するには、「CSCの取り付けの確認」を参照してください。アラーム カードLEDに関する説明は、SFCの動作の確認にも適用されます。

アラーム カードの取り外しおよび取り付け

アラーム カード ベイのカード スロットには、2枚のアラーム カードが搭載されます。これらのスロットはCSCスロットの真下(シャーシの左最下部の位置)にあります(図1を参照)。図6に、途中まで引き出したアラーム カードを示します。

図6 アラーム カードの取り外しおよび取り付け

 

1

アラーム カード

2

非脱落型ネジ(2)


) アラーム カードはOIRに対応しているので、システムの電源をオンにしたまま、アラーム カードの取り外しおよび取り付けを行うことができます。


ここでは、アラーム カードの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。

「アラーム カードの取り外し」

「アラーム カードの取り付け」

「アラーム カードの取り付けの確認」

アラーム カードの取り外し

アラーム カードを取り外す手順は、次のとおりです(図6を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 アラーム カードの両側にある2本の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 3 アラーム カードの前面のハンドルを持ち、スロットから半分ほど引き出した状態で 止めます

ステップ 4 金属製フレーム以外には触れないようにしてカードを持ち、空いている手でアラーム カードの底面を支えます。

ステップ 5 カードをスロットから引き抜いて、静電気防止用袋またはその他の静電気防止用容器に保管します。

ステップ 6 故障したアラーム カードを返品する場合は、交換用のカードの出荷時のパッケージを使用して梱包してください。


 

アラーム カードの取り付け

アラーム カードを取り付ける手順は、次のとおりです(図6を参照)。


ステップ 1 静電気防止用ストラップを手首に巻き、ストラップをシャーシまたはアースした塗装されていない金属面に接続します(図2を参照)。

ステップ 2 静電気防止用袋または静電気防止用容器から、アラーム カードを取り出します。


注意 カードの回路やコネクタには触れないでください。

ステップ 3 片手でハンドルを持ち、もう片方の手でアラーム カードの底面を支えます。

ステップ 4 アラーム カードをアラーム カード スロットに差し込み、カードがバックプレーンに触れたら 止めます

ステップ 5 両手の親指でカード フレームをスロットに押し込み、アラーム カード コネクタをバックプレーン コネクタに装着させます。


注意 EMC適合性を確保するには、アラーム カードの非脱落型ネジを締める必要があります。非脱落型ネジを締めすぎないでください。ネジ山や、アラーム カードの前面プレートのネジ穴が破損することがあります。

ステップ 6 2本の非脱落型ネジを締めて、アラーム カードをシャーシに固定します。


 

アラーム カードの取り付けの確認

交換用のアラーム カードを取り付けたあとに、ルータの動作を確認するには、「CSCの取り付けの確認」を参照してください。アラーム カードLEDに関する説明は、アラーム カードの動作の確認にも適用されます。

スイッチ ファブリックのトラブルシューティング

ここでは、スイッチ ファブリックに関する問題のトラブルシューティングに必要な手順を説明します。RPおよびライン カードは、クロスバー スイッチ ファブリックによって接続されます。クロスバー スイッチ ファブリックは、ほとんどのカード間の通信に高速の物理パスを提供します。スイッチ ファブリックによってRPとライン カード間で送信されるメッセージには、ルーティングおよび受信される実際のパケット、転送情報、トラフィック統計情報、ほとんどの管理情報と制御情報が含まれます。この情報は、ハードウェアに関連する障害の診断に役立ちます。


) この説明は、上級のCisco IOSソフトウェア オペレータおよびシステム管理担当者のみが参照することを推奨します。Cisco IOSの詳細については、該当するCisco IOSソフトウェアのマニュアルを参照してください。


スイッチ ファブリックをトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 RPおよびライン カードから必要なデータを集めます。


) ライン カードに接続するには、attachコマンドを使用します。execute-onコマンドは、スイッチ ファブリックで動作するInter-Processor Communication(IPC;プロセッサ間通信)に依存します。IPCに問題がある場合、スイッチ ファブリックを介してリモートで実行されるコマンドは、タイムアウトする可能性があります。attach <slot #>コマンドは、IPCではなくMBusによって送信されます。


ステップ 2 プライマリRPおよびセカンダリRPでshow controllers fiaコマンドを使用して、出力を保存します。

ステップ 3 attach <slot #>コマンドを使用して、ライン カードにアクセスします。

ステップ 4 取り付けられたすべてのライン カードでshow controllers fiaコマンドを使用して、それぞれの出力を保存します。

ステップ 5 出力を集めて、「 データの分析 」に進みます。


 

データの分析

スイッチ ファブリックの問題は、次のコンポーネントの障害によって発生する可能性があります。

RP

ライン カード ハードウェア

バックプレーン

CSC/SFC

スイッチ ファブリックのエラーをトラブルシューティングする場合、エラーを報告しているコンポーネントに関するパターンを特定する必要があります。たとえば、すべてのRPおよびライン カードからshow controllers fiaの出力を集めると、エラー パターンを識別できます。ここでは、エラー パターンの識別に役立つ出力内の値について説明します。


) ここでは、Cisco 12016ルータによる出力例を示します。


crc16の出力

show controllers fiaコマンドのcrc16データ行は、ハードウェアの問題を示す重要な指標となります。1枚のライン カードまたはCSC/SFCを稼働中に取り付けまたは取り外しすると、crc16エラー データが表示される可能性があります。ただし、このエラー データの数値が増え続けるのは問題です。エラー データの数値が増えている場合、障害のあるハードウェアの交換が必要になります。プライマリRPとセカンダリRP、および取り付けられている全ライン カードのデータを関連付けることが重要です。次の出力例は、プライマリRPのステータスを示します。crc16データ行(下線部分)はsfc1のエラーを示しています。

Router#show controllers fia
Fabric configuration: Full bandwidth, redundant fabric
Master Scheduler: Slot 17 Backup Scheduler: Slot 16
From Fabric FIA Errors
-----------------------
redund fifo parity 0 redund overflow 0 cell drops 0
crc32 lkup parity 0 cell parity 0 crc32 0
Switch cards present 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Switch cards monitored 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Slot: 16 17 18 19 20
Name: csc0 csc1 sfc0 sfc1 sfc2
-------- -------- -------- -------- --------
los 0 0 0 0 0
state Off Off Off Off Off
crc16 0 0 0 1345 0
To Fabric FIA Errors
-----------------------
sca not pres 0 req error 0 uni FIFO overflow 0
grant parity 0 multi req 0 uni FIFO undrflow 0
cntrl parity 0 uni req 0 crc32 lkup parity 0
multi FIFO 0 empty dst req 0 handshake error 0
cell parity 0
 

次の出力例は、スロット2のライン カードのステータスを示します。crc16データ行(下線部分)はsfc1のエラーを示しています。ライン カードにアクセスするには、execute-onコマンドではなくattachコマンドを使用してください。

Router#attach 2
Entering Console for 4 port ATM Over SONET OC-3c/STM-1 in Slot: 2
Type "exit" to end this session
Press RETURN to get started!
LC-Slot2>
LC-Slot2>enable
LC-Slot2#show controllers fia
From Fabric FIA Errors
-----------------------
redund FIFO parity 0 redund overflow 0 cell drops 0
crc32 lkup parity 0 cell parity 0 crc32 0
Switch cards present 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Switch cards monitored 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Slot: 16 17 18 19 20
Name: csc0 csc1 sfc0 sfc1 sfc2
-------- -------- -------- -------- --------
Los 0 0 0 0 0
state Off Off Off Off Off
crc16 0 0 0 1345 0
To Fabric FIA Errors
-----------------------
sca not pres 0 req error 0 uni fifo overflow 0
grant parity 0 multi req 0 uni fifo undrflow 0
cntrl parity 0 uni req 0 crc32 lkup parity 0
multi fifo 0 empty DST req 0 handshake error 0
cell parity 0
LC-Slot2#exit
Disconnecting from slot 2.
Connection Duration: 00:00:21
Router#
 

RPおよびライン カードからshow controllers fiaコマンド データを集めると、 表 1 のような表を作成できます。

 

表 1 エラー データの表

カード
スロット
CSC 0
CSC 1
SFC 0
SFC 1
SFC 2

0

ERROR

1

2

ERROR

3

ERROR

4

5

ERROR

この表は、複数のライン カードでSFC 1によるエラーが発生したことを示しています。したがって、最初の手順として、このSFCを交換します。交換が推奨される場合は、まずカードが確実に装着されているかどうかを確認してください。対応するカードが確実に装着されるように、必ず取り付け直してください。カードを取り付け直したあとも、CRCの数値が増え続ける場合は、部品を交換します。「SFCの確実な装着」を参照してください。

crc16エラーに共通する障害のパターンおよび対処方法は、次のとおりです(問題が解決するまで一度に1つずつ手順を進めてください)。

1. 複数のライン カードで同一のSFCによるエラーが発生した場合:

a. エラーに対応するスロットのSFCを交換する

b. すべてのSFCを交換する

c. バックプレーンを交換する

2. 1枚のライン カードで複数のSFCによるエラーが発生した場合:

a. ライン カードを交換する

b. エラーの数値が増えている場合は、現在のマスターCSCを交換する

c. エラーの数値が増えておらず現在のマスターがCSC0の場合は、CSC1を交換する

グラント パリティ エラーおよび要求エラー

トラブルシューティングのもう一つの指標は、コンソール ログまたはshow logコマンドの出力に、グラント パリティ エラーおよび要求エラーとして表示される値です。グラント パリティ エラーを示す次のメッセージ タイプを探します。

%FABRIC-3-PARITYERR: To Fabric parity error was detected.
Grant parity error Data = 0x2.
SLOT 1:%FABRIC-3-PARITYERR: To Fabric parity error was detected.
Grant parity error Data = 0x1
 

show controllers fiaコマンドの出力を使用することもできます。重要な情報には下線が付いています。

Router#show controllers fia
Fabric configuration: Full bandwidth, redundant fabric
Master Scheduler: Slot 17 Backup Scheduler: Slot 16
 
From Fabric FIA Errors
-----------------------
redund FIFO parity 0 redund overflow 0 cell drops 76
 
 
crc32 lkup parity 0 cell parity 0 crc32 0
Switch cards present 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Switch cards monitored 0x001F Slots 16 17 18 19 20
Slot: 16 17 18 19 20
Name: csc0 csc1 sfc0 sfc1 sfc2
-------- -------- -------- -------- --------
Los 0 0 0 0 0
state Off Off Off Off Off
crc16 876 257 876 876 876
 
 
To Fabric FIA Errors
-----------------------
sca not pres 0 req error 1 uni fifo overflow 0
grant parity 1 multi req 0 uni fifo undrflow 0
 
 
cntrl parity 0 uni req 0 crc32 lkup parity 0
multi fifo 0 empty DST req 0 handshake error 0
cell parity 0
 

グラント パリティ エラーと要求エラーに共通する障害のパターンおよび対処方法は、次のとおりです(問題が解決するまで一度に1つずつ手順を進めてください)。

1. 複数のライン カードでグラント エラーが発生した場合:

a. CSCを交換する(交換が必要なCSCについては下の注を参照)

b. バックプレーンを交換する

2. 1枚のライン カードでグラント エラーが発生した場合:

a. ライン カードを交換する

b. CSCを交換する(交換が必要なCSCについては下の注を参照)

c. バックプレーンを交換する


) 複数のライン カードでグラント パリティ エラーまたは要求エラーが発生しているにもかかわらず、ルータが機能し続けている場合、CSCスイッチオーバーが発生しています。障害の発生したCSCは、現在、バックアップCSCとして機能しているCSCです(show controllers fiaの出力に[Master Scheduler]と表示されるCSCではありません)。見出し[From Fabric FIA Errors]または[To Fabric FIA Errors]の隣に[Halted]と表示されている場合、またはルータがトラフィックを転送していない場合、CSCスイッチオーバーは発生しておらず、障害の発生したCSCは、[Master Scheduler]として表示されます。デフォルトでは、スロット17のCSCがプライマリで、スロット16のCSCがバックアップです。


SFCの確実な装着

ルータのSFCは取り付けが難しく、確実に装着するには多少の力が必要な場合があります。CSCが確実に装着されていない場合、次のエラー メッセージが表示されることがあります。

%MBUS-0-NOCSC: Must have at least 1 CSC card in slot 16 or 17
%MBUS-0-FABINIT: Failed to initialize switch fabric infrastructure

) 1/4帯域幅構成に必要なだけのCSCおよびSFCが装着されている場合にも、このエラー メッセージが表示されることがあります。Cisco 12000シリーズ ルータでは、1/4帯域幅構成はサポートされていません。


スイッチ ファブリックおよびライン カードのブートに関する問題に対処する場合、すべてのCSCおよびSFCが確実に装着され、電源が入っているかどうか確認する必要があります。show versionコマンドおよびshow controllers fiaコマンドの出力により、ボックスで現在稼働しているハードウェア構成がわかります。重要なデータには下線が付いています。

Router#show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) GS Software (GSR-P-M), Experimental Version 12.0(20010505:112551)
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Mon 14-May-01 19:25 by tmcclure
Image text-base: 0x60010950, data-base: 0x61BE6000
 
ROM: System Bootstrap, Version 11.2(17)GS2, [htseng 180]
EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
BOOTFLASH: GS Software (GSR-BOOT-M), Version 12.0(15.6)S,
EARLY DEPLOYMENT MAINTENANCE INTERIM SOFTWARE
 
Router uptime is 17 hours, 53 minutes
System returned to ROM by reload at 23:59:40 MET Mon Jul 2 2001
System restarted at 00:01:30 MET Tue Jul 3 2001
System image file is "tftp://172.17.247.195/gsr-p-mz.15S2plus-FT-14-May-2001"
 
cisco 12016/GRP (R5000) processor (revision 0x01) with 262144K bytes of memory.
R5000 CPU at 200Mhz, Implementation 35, Rev 2.1, 512KB L2 Cache
Last reset from power-on
 
2 Route Processor Cards
1 Clock Scheduler Card
3 Switch Fabric Cards
1 8-port OC3 POS controller (8 POs).
1 OC12 POS controller (1 POs).
1 OC48 POS E.D. controller (1 POs).
7 OC48 POS controllers (7 POs).
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
17 Packet over SONET network interface(s)
507K bytes of non-volatile configuration memory.
 
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 0 (Sector size 128K).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Router#show controller fia
Fabric configuration: Full bandwidth nonredundant
Master Scheduler: Slot 17
 

トラブルシューティングに関するその他の情報は、Cisco.comにあります。「テクニカル サポート」を参照してください。

適合規格および安全に関する情報

ここでは、適合規格および安全に関する情報について説明します。

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

EMCに関する規制事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

各国語版の安全上の警告および認定規格の全リストについては、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Routers』(Text Part Number 78-4347-xx)を参照してください。

EMCに関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22

この装置は、CISPR 22/EN55022クラスB放射性および伝導性放射要件に適合しています。

カナダ

適合性

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスBおよびEN55024の標準規格に適合します。また、電気通信事業施設およびその他の屋内施設といった設置環境におけるTelecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN300386に適合します。

日本へのVCCIクラスAに関する注意事項


警告 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。


マニュアルの入手方法

シスコの製品マニュアル、テクニカル サポート、およびその他のリソースは、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

WWW上の次のURLから、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコのWebサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

シスコのWebサイトの各国語版へは、次のURLからアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCisco Documentation CD-ROMパッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROMは定期的に更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。このCD-ROMパッケージは、単独、年間、または3カ月契約で入手することができます。

Cisco.com登録ユーザの場合、Cisco OrderingツールからDocumentation CD-ROM(Customer Order Number DOC-CONDOCCD=)を単独で発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/ordering_place_order_ordering_tool_launch.html

また、どなたでも、オンラインのSubscription Storeから年間または3カ月契約で発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace

マニュアルの発注方法

マニュアルの発注方法については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml

Cisco.comに登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

Technical Assistance Center(TAC)では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い24時間体制のテクニカル サポート サービスをオンラインおよび電話で提供しています。Cisco.comでは、技術支援のオンライン窓口として、TAC Webサイトを提供しています。

TAC Webサイト

TAC Webサイト( http://www.cisco.com/tac )は、マニュアルやツールをオンラインで提供し、シスコの製品およびテクノロジーに関する技術的問題のトラブルシューティングおよび解決を支援します。TAC Webサイトは1年中いつでも利用することができます。

TAC Webサイト上のツールにアクセスする際は、いずれもCisco.comのログインIDおよびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLで登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do

Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TACレベル情報の参照

オンラインTAC Case Openツール( http://www.cisco.com/tac/caseopen )では、P3およびP4の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合)。状況をご説明いただくと、TAC Case Openツールはすみやかな問題解決に役立つリソースを自動的に推奨します。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、TACの技術者が対応します。

問題がP1またはP2(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話でTACにご連絡ください。P1およびP2の問題にはTACの技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア: 1 800 805 227)
EMEA: +32 2 704 55 55
米国: 1 800 553-2447

TACの連絡先一覧については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

TACプライオリティの定義

すべての問題を標準形式で報告するために、問題のプライオリティを定義しました。

プライオリティ1(P1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

プライオリティ2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

プライオリティ3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

プライオリティ4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたは全くない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。

Cisco Product Catalog 』には、シスコシステムズが提供するネットワーキング製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『 Cisco Product Catalog 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_catalog_links_launch.html

Cisco Pressでは、ネットワーク関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。『 Internetworking Terms and Acronyms Dictionary 』、『 Internetworking Technology Handbook 』、『 Internetworking Troubleshooting Guide 』、『 Internetworking Design Guide 』などです。Cisco Pressの最新の出版情報などについては、次のURLからアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行する季刊誌で、業界の専門家向けにネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する情報を提供し、ネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、チュートリアル、教育や認定に関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースを紹介しています。『 Packet 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/packet

iQ Magazine 』は、シスコシステムズが発行する隔月刊誌で、ビジネス リーダーや経営幹部向けにネットワーク業界の最新情報を提供します。『 iQ Magazine 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『 Internet Protocol Journal 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac147/about_cisco_the_internet_protocol_journal.html

トレーニング ― シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/le31/learning_learning_resources_home.html