ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Cisco 12410 インターネット ルータ DC 入力 PEM の交換手順

Cisco 12410 インターネット ルータ DC 入力 PEM の交換手順
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 12410 インターネット ルータ

マニュアルの内容

詳細情報

DC入力PEMの概要

安全に関する注意事項

安全上の警告

装置の取り扱いに関する安全上の注意事項

電気製品の取り扱いに関する安全上の注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および部品

DC入力PEMの取り外しおよび交換

DC入力PEMの取り外し

交換用DC入力PEMの取り付け

DC入力PEMの交換の確認

適合規格および電磁適合性

CCO

Cisco 12410 インターネット ルータ
DC 入力 PEM の交換手順

製品番号:PWR-GSR10-DC=
Customer Order Number:DOC-J-7812318=

この資料では、Cisco 12410インターネット ルータのDC入力PEM(パワー エントリ モジュール)を取り外す手順および交換する手順について説明します。さらに、DC入力PEMの交換後に、システム動作を確認する手順も紹介します。

詳細情報

ご使用のルータおよびルータ上で実行するCisco IOSソフトウェアには、さまざまな機能が統合されています。これらの情報は、以下の資料に記載されています。

Cisco Documentation CD-ROMパッケージ ― シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCD-ROMパッケージでご利用いただけます。Cisco Connection FamilyのDocumentation CD-ROMは毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。最新の
Documentation CD-ROMの入手方法については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。このCD-ROMパッケージは単独または年間契約で入手することができます。

Cisco Web ― WWW上のURL、http://www.cisco.com、http://www.cisco.com/jp、
http://www-china.cisco.com、またはhttp://www-europe.cisco.comでもシスコの資料をご利用いただけます。

Cisco IOSソフトウェア マニュアル ― Cisco IOSソフトウェアの設定方法およびサポートについては、ご使用のシスコ ハードウェア上のCisco IOSソフトウェア リリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション マニュアル セットの、モジュラ式コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。また、ルータ上で使用しているCisco IOSソフトウェア バージョンに対応したCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ ハードウェア マニュアル ― Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのハードウェア インストレーションおよびメンテナンス情報については、ご使用のルータに対応するインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

適合規格および安全に関する情報については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12000 series Internet Routers 』を参照してください。

シスコの製品マニュアルを参照する場合、またはマニュアルに関する全般的な情報を入手する場合は、下記をご利用ください。

Documentation CD-ROM

CCO(CCOを参照)

DC入力PEMの概要

DC入力PEM(図 1を参照)は、シャーシの前面から着脱し、PEM前面プレートのイジェクト レバーで固定する、モジュラ型の装置です。

図 1 DC入力PEM

 

各DC入力PEMは、-48~-60 VDCの公称DC電源電圧で動作し、専用の60A電源を必要とします。

DC PEMの前面プレートには、次の機構が備わっています。

PEMの取り外しおよび交換に使用するハンドル

回路ブレーカーのスイッチ

前面プレート下部の右端にあるイジェクト レバーと非脱落型ネジ ― 電源シェルフにPEMを装着して固定します。

PEM前面の吸気口 ― 内蔵ファンがPEMの前面から冷気を取り込み、背面から暖気を強制排気します。

LED×3

PWR OK ― PEMをシャーシに搭載してイジェクト レバーを閉じ、背面パネルの電源コネクタをDC電源に接続すると、このグリーンのLEDがただちに点灯します。グリーンのLEDは、DC電源電圧が-48~-54 VDCの公称動作範囲内であるかぎり、点灯したままとなります。

FAULT ― このイエローのLEDは、PEM内部で障害が検出された場合、または稼働中のシステムにPEMが搭載され、PEMの回路ブレーカーがオンになっていない場合に点灯します。

TEMP ― このイエローのLEDは、PEMが過熱状態となったときに点灯します。

安全に関する注意事項

交換作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

さらに、Cisco 12410インターネット ルータの設置、設定、保守を行う前に、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 12000 series Internet Router』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されている安全上の警告を確認してください。

安全上の警告

誤って行うと危険が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。次に、警告文の例を示します。警告を表す記号と、人身事故を引き起こす状況が記載されています。


警告危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。


装置の取り扱いに関する安全上の注意事項

次の注意事項に従って、身体の安全を確保し、装置を保護してください。危険が生じる状況はこれですべてというわけではありません。くれぐれも 注意 を怠らないでください。

システムを移動する前に、すべての電源コードとインタフェース ケーブルを外してください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

通行の妨げになる場所に工具や部品を置かないでください。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気製品の取り扱いに関する安全上の注意事項

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

ルータ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

ルータの取り付けまたは取り外しを行う前に、すべての電源コードおよび外付けケーブルを外してください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

故障していると思われる機器は、絶対に取り付けないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電気関連の事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

自分自身に危険が及ばないように注意してください。ルータの電源を切断してください。

可能であれば、医療援助を求める場合は、できるだけ別の人に依頼してください。他に人がいない場合は、被害者の状態を見極めた上で支援を求めてください。

被害者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

さらに、電源から切断されていても、電話線または他のネットワーク配線に接続されている装置を扱う場合には、次の注意事項に従ってください。

雷が発生しているときに、電話線の接続を行わないでください。

防水設計されていない電話ジャックを、濡れている場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切断されている場合を除き、絶縁されていない電話線や端子には決して手を触れないでください。

電話線の接続または変更は、慎重に行ってください。

静電破壊の防止

ルータ コンポーネントの多くは、静電気によって損傷を受けることがあります。コンポーネントによってはわずか30Vの電圧で損傷を受けます。プラスチックまたは梱包用発泡スチロールを取り扱ったり、プラスチックまたはカーペットの上でアセンブリをスライドさせたりするだけで、35,000Vの静電圧が発生することがあります。適切なESD(静電気放電)対策を講じなかった場合、故障または間欠的なコンポーネント障害が生じます。ESDによる損傷の可能性を最小限に抑えるために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。


注意 静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10 Mohmでなければなりません。

コンポーネントの取り外しまたは取り付けを行うときは、静電気防止用ストラップの装置側をシャーシ前面のESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属面に接続します(図 2を参照)。コンポーネントと衣服が接触しないように注意してください。静電気防止用リスト ストラップは身体の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

図 2 静電気防止用リスト ストラップとCisco 12410シャーシの接続

 

取り外したカードは、必ずコンポーネント側を上にして静電気防止用シートに置くか、静電気防止用カード ラックまたは静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードまたはRoute Processor(RP)を取り付けるときは、イジェクト レバーを使用してバックプレーンにカード コネクタを固定し、カード前面プレートの両方の非脱落型ネジを締めてください。非脱落型ネジは偶発的な脱落を防ぐだけではなく、ルータに適切なアースを提供し、バックプレーンにカード コネクタを確実に固定させるために必要です。

ライン カード、クロック スケジューラ カード、スイッチ ファブリック カード、またはRPを取り外すときは、イジェクト レバーを使用してバックプレーンからカード コネクタを外します。金属製のカード フレームをゆっくり引き出し、片手でフレームの底面を支えて、スロットからまっすぐ引き抜きます。

ライン カード、クロック スケジューラ カード、スイッチ ファブリック カード、またはRPは、必ず、金属製カード フレームの端だけを持ってください。基板またはコネクタ ピンには手を触れないようにしてください。

必要な工具および部品

取り外しおよび交換作業には、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

マイナス ドライバ

交換用DC入力PEM(PWR-GSR10-DC=)

DC入力PEMの取り外しおよび交換

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「DC入力PEMの取り外し」

「交換用DC入力PEMの取り付け」

「DC入力PEMの交換の確認」

DC入力PEMの取り外し

図 3に、DC入力PEMおよびシャーシを示します。

図 3 DC入力PEMの取り外し

 

DC入力PEMを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、シャーシ前面のESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属面に固定します。

ステップ 2 次の手順でPEMをオフにし、シェルフのバックプレーン コネクタから外します。

a. ON/OFFレバーをOFFの位置にします。

b. イジェクト レバーの非脱落型ネジを緩め、PEMの前面プレートからイジェクト レバーを外します。

c. イジェクト レバーをPEMの前面プレートから遠ざけ、電源シェルフのバックプレーン コネクタからPEMを外します。


) イジェクト レバーを引いて、シェルフのバックプレーン コネクタからPEMを物理的に引き離し、PEM内部の電力をシャットダウンします。


ステップ 3 PEMのハンドルを持ち、ベイの途中までPEMを引き出します。


注意 DC入力PEMの重量は14.2ポンド(6.44 kg)です。PEMは重量があるので、必ず両手で扱ってください。

ステップ 4 片手でPEMを支えながら、PEMをベイから完全に取り出します。

ステップ 5 不良PEMを脇へ置きます。

不良PEMを工場に返却する場合は、交換用PEMの入っていた運送用包装箱に梱包します。


 

交換用DC入力PEMの取り付け

図 4は、シャーシにDC入力PEMを挿入しているところです。

図 4 交換用DC入力PEMの取り付け

 


注意 DC入力PEMの重量は14.2ポンド(6.44 kg)です。PEMは重量があり、電源シェルフは高い位置にあるので、PEMを扱うときは必ず両手を使用してください。


警告 次の作業を開始する前に、Cisco 12410インターネット ルータのDC電源入力に電力を供給するDC回路をオフにします。電源を確実に切断するには、DC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。


交換用DC入力PEMを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、シャーシ前面のESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属面に固定します。

ステップ 2 PEMのイジェクト レバーの非脱落型ネジを緩め、PEMの前面プレートに対して垂直になるまでイジェクト レバーを回して下げます。


注意 電源シェルフのバックプレーン コネクタを損傷しないようにするため、シャーシのスロットにPEMを挿入するときは力を入れすぎないように注意してください。

ステップ 3 両手でPEMを支え、PEM背面のコネクタが電源シェルフのバックプレーン コネクタに接触するまで、電源シェルフにPEMを押し込みます。

ステップ 4 イジェクト レバーを回して電源シェルフ底面の溝にかみ合わせ、PEMの前面プレートと同一平面になるまでイジェクト レバーを押して、バックプレーン コネクタにPEMを装着します。


) イジェクト レバーがPEMの前面プレートと同一平面にならない場合は、PEMをいったん外し、PEMの前面プレートをしっかり押しながら挿入します。PEMが電源シェルフに完全に装着されると、PEMと電源シェルフ バックプレーン間の電気接続が自動的に行われます。


ステップ 5 イジェクト レバーの非脱落型ネジを締めます。

ステップ 6 電源シェルフのDC電源コードに対応するDC電源回路ブレーカーのスイッチがオンになっていることを確認します。


 

DC入力PEMの交換の確認

PEMの取り付けを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 次の各条件が満たされていることを確認します。

PEMがベイの奥まで挿入されている

イジェクト レバーが完全に閉じた位置になっていて、非脱落型ネジによって固定されている

PEM前面プレートの回路ブレーカーがオンになっている

ステップ 2 グリーンのPWR OK LEDが点灯状態であることを確認します。このLEDは、DC電源電圧が規定の範囲内であることを表します。

PWR OK、FAULT、およびTEMPのLEDがすべて消灯している場合は、次の条件に該当するかどうかを確認してください。

DC電源回路ブレーカーがオンになっている

このPEMに対応する電源シェルフ背面パネルの端子に接続された電源コード導線に、-48~-60 VDCの公称DC電圧が存在する

FAULT LEDが点灯している場合は、PEM前面プレートの回路ブレーカーをリセットしてください。それでもFAULT LEDが点灯する場合は、スペアのPEMに交換します。スペアのPEMでPWR OK LEDが点灯した場合は、不良PEMを返品、交換してください。

スペアのPEMでもFAULT LEDが点灯する場合は、シャーシの電源コネクタ不良が考えられます。

何回か電源を入れてもPEMが正常に動作しない場合は、購入された代理店にサポートを依頼してください。PEMが正常に動作する場合は、上部ブロワー モジュール ベイと電源シェルフ用のフロントカバーを取り付けます。


 

適合規格および電磁適合性

Cisco 12410インターネット ルータの適合規格および電磁適合性については、『Cisco 12410 Internet Router Installation and Configuration Guide』(78-12242-xx)のAppendix A「Technical Specifications」を参照してください。『Cisco 12410 Internet Router Installation and Configuration Guide』は、シスコのCD-ROMおよびCCOでも提供されています。

CCO

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CCOは、年中無休24時間体制で利用でき、シスコのお客様およびパートナーに豊富な標準サービスおよび付加価値サービスを提供しています。CCOでは、製品情報、製品マニュアル、ソフトウェア アップデート、リリース ノート、テクニカル チップ、バグ ナビゲータ、コンフィギュレーション ノート、パンフレット、提供サービスなどの情報が得られると共に、共有ファイルおよび許可ファイルにアクセスして、ダウンロードすることができます。

CCOは、キャラクタ ベース バージョンおよびWWWのマルチメディア バージョンの、同時更新される2つのインターフェイスにより、広範囲のユーザに対応しています。キャラクタ ベースのCCOは、Zモデム、Kermit、Xモデム、FTP、インターネット電子メールをサポートしており、狭い帯域幅で情報に簡単にアクセスできます。WWWバージョンのCCOは、写真、図、グラフィック、ビデオなど充実した内容のドキュメント、および関連情報へのハイパーリンクを提供しています。

CCOには、次の方法でアクセスできます。

WWW:http://www.cisco.com

WWW:http://www.cisco.com/jp

WWW:http://www-europe.cisco.com

WWW:http://www-china.cisco.com

Telnet:cco.cisco.com

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