Cisco 12000 シリーズ ルータ SIP/SPA ハードウェア インストレーション ガイド
SIP の取り付けおよび取り外し
SIP の取り付けおよび取り外し
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

SIP の取り付けおよび取り外し

の取り扱い

SIP の取り外しおよび取り付け

SIP の取り外しおよび取り付けに関する注意事項

SIP の取り外し

SIP の取り付け

SIP の取り付けおよび取り外し

この章では、Cisco 12000 シリーズ ルータに対する Shared Port Adapter(SPA)Interface Processor(SIP)の取り付け手順または取り外し手順について説明します。この章の内容は次のとおりです。

「SIP の取り扱い」

「SIP の取り外しおよび取り付け」

「SIP の取り外しおよび取り付けに関する注意事項」

「SIP の取り外し」

「SIP の取り付け」

SIP の取り扱い

各 SIP 基板は金属製フレームに固定されていますが、ESD(静電気放電)によって容易に損傷を受けます。取り付けの前に 「SIP または SPA の取り付けの準備」 を読み、取り付けに必要な部品と工具の一覧を確認してください。


注意 SIP を扱う際は必ずフレームの端とハンドルを持ち、SIP コンポーネントまたはコネクタ ピンには決して手を触れないようにしてください(図4-1 を参照)。

未使用のスロットがある場合は、必ずブランク フィラー プレートを取り付けて空のサブスロットを塞いでください。これにより、ルータが EMI(電磁波干渉)防止基準を満たすことができ、取り付けたモジュール間に適度な通気が保たれます。未使用のスロットに SIP をインストールする場合は、まずブランク フィラー プレートを取り外す必要があります。

図4-1 SIP の取り扱い

 

SIP の取り外しおよび取り付け

ここでは SIP の取り外し手順および取り付け手順について、次の内容を説明します。

SIP の取り外しおよび取り付けに関する注意事項

SIP の取り外し

SIP の取り付け


) ここに記載された手順の一部では、SIP の取り外し手順および取り付け手順を説明するために、
Cisco 12012 ルータの図を使用します。Cisco 12000 シリーズ ルータのカード ケージはそれぞれ異なりますが、SIP を取り付けたり、取り外したりするときに使用するスロットやプロセスは、基本的に同じです。したがって、このマニュアルには個別の手順や図は記載されていません。


SIP の取り外しおよび取り付けに関する注意事項

SIP の取り外しおよび取り付けに関する注意事項は、次のとおりです。

活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR)がサポートされているため、ルータの動作中に SIP の取り外しや取り付けを行うことができます。活性挿抜はネットワーク上のユーザにシームレスに実行されるため、ルーティング情報はすべて維持され、セッションは保護されます。


) 活性挿抜を使用すると、ソフトウェアの通知や、電源のリセットは不要になります。ただし、shutdown コマンドを使用してから SIP を取り外すこともできます。


SIP を再度取り付けると、Route Processor(RP; ルート プロセッサ)から必要なソフトウェアが自動的にダウンロードされます。次に、現在の設定と一致するインターフェイスのうち、administratively up として設定されていたもののみが、オンラインになります。その他のすべてのインターフェイスは、 configure コマンドを使用して設定する必要があります。


注意 適切な手順に従わない場合は、ハードウェアに障害が発生することがあります。SIP の取り外しまたは取り付けは、一度に 1 つずつ行ってください。ルータが前述のタスクを完了するように、少なくとも 15 秒間待機してから、別の SIP の取り外しまたは取り付けを行ってください。

SIP には、バックプレーン コネクタから SIP を解放するための 2 つのイジェクト レバーがあります。SIP を取り外す場合は、このレバーを使用します。SIP を取り付ける場合は、このレバーを使用して、バックプレーン コネクタに SIP をしっかりと固定します。イジェクト レバーは SIP コネクタをバックプレーンに合わせて、固定します。


注意 SIP を取り外す場合は、必ずイジェクト レバーを使用して、ルータで想定される論理的な順序でバックプレーンからコネクタ ピンが外れるようにします。バックプレーンに完全に接続されていない SIP があると、ルータが停止することがあります。

SIP を取り付ける場合は、必ずイジェクト レバーを使用して、SIP をバックプレーン コネクタに正しく合わせます。コネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンに接触して、SIP がバックプレーンに完全に固定されるようにする必要があります。バックプレーンに完全に装着されていない SIP があると、ルータが停止し、クラッシュすることがあります。

SIP の取り外し

障害のある SIP を交換する場合は、その SIP をまず取り外してから、同じスロットに新しい SIP を取り付けます。SIP を取り外すには、図4-2 を参照して、次の手順に従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを取り付けて、使用手順に従います。

ステップ 2 ポートからインターフェイス ケーブルをすべて取り外して、SIP のポートとケーブルの現在の接続内容をメモします。

ステップ 3 SIP のケーブル マネジメント ブラケットを SIP から取り外します。

ステップ 4 ドライバを使用して、SIP 前面プレートの両側にある非脱落型ネジを緩めます(図4-2aを参照)。

図4-2 SIP の取り外しおよび取り付け

 


注意 SIP を取り外す場合は、必ずイジェクト レバーを使用して、ルータで想定される論理的な順序でバックプレーンから SIP コネクタ ピンが外れるようにします。バックプレーンに完全に接続されていない SIP があると、ルータが停止することがあります。

ステップ 5 イジェクト レバーをそれぞれ外側に同時に回転させ、バックプレーン コネクタから SIP を外します(図4-2b を参照)。

ステップ 6 イジェクト レバーを持って、SIP をスロットから半分ほど引き抜きます。

ステップ 7 SIP のハンドルを片手でつかみ、別の手を SIP の下に添えて支えながら、SIP をスロットから静かにまっすぐ引き抜きます(図4-2c を参照)。SIP プリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 8 取り外した SIP は静電気防止用マットの上に置きます。SIP を返却する場合は、ただちに静電気防止用袋の中に入れます。

ステップ 9 SIP スロットを空のままにする場合は、ブランク フィラー プレート(製品番号 MAS-GSR-BLANK)を取り付けて、シャーシへの埃の付着を防止し、SIP コンパートメント内の通気を適切に保ちます。非脱落型ネジを締めて、SIP ブランク フィラー プレートをシャーシに固定します。


 

SIP の取り付け

SIP は使用可能なほとんどすべての SIP スロットに挿入されて、バックプレーンに直接接続されます。SIP を新規に取り付ける場合は、最初に空きスロットから SIP ブランク フィラー プレートを取り外す必要があります。


) SIP のスロット タイプ、スロット幅、スロットの位置については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。



注意 適切な手順に従わない場合は、ハードウェアに障害が発生することがあります。SIP の取り外しまたは取り付けは、一度に 1 つずつ行ってください。ルータが前述のタスクを完了するように、少なくとも 15 秒間待機してから、別の SIP の取り外しまたは取り付けを行ってください。

SIP を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを取り付けて、使用手順に従います。

ステップ 2 SIP を取り付ける空き SIP スロットを選択し、SIP インターフェイス ケーブルがSIP と外部機器を接続できる十分な長さであることを確認します。


注意 ESD による損傷を防止するために、SIP を扱う場合は、非脱落型ネジ、付属ハンドル、イジェクト レバー、またはカード フレームの端のみを持ってください。電気コンポーネントまたは回路には触れないでください。

ステップ 3 片手で SIP のハンドルを持ち、もう一方の手をカード フレームの下に添えてカードの重量を支え、カードをカード ケージ スロットに挿入できる位置に合わせます。SIP のプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 4 SIP をスロットに慎重に押し込み、イジェクト レバーをカード ケージの端に接触させます。イジェクト レバーのフックがカード ケージの縁にかかったら、挿入を 停止 します。イジェクト レバーのフックがかからない場合は、フックが完全にかかるまで SIP を挿入し直します(図4-3 を参照)。

図4-3 イジェクト レバー

 


注意 SIP を取り付ける場合は、必ずイジェクト レバーを使用して、カードをバックプレーン コネクタに正しく合わせます。カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンに接触して、カードがバックプレーンに完全に固定されるようにする必要があります。バックプレーンに完全に装着されていないカードがあると、ルータが停止し、クラッシュすることがあります。

ステップ 5 両側のイジェクト レバーをそれぞれ内側に同時に回転させ、SIP 前面プレートに対して垂直になるようにします。このようにすると、カードはバックプレーンにしっかり固定されます。

ステップ 6 3/16 インチのマイナス ドライバを使用して、SIP 前面プレートの両側にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切な EMI シールドが施され、SIP がバックプレーンから部分的に外れることがなくなります。


注意 SIP を追加するためのスペースを確保するために、SIP を取り付けるたびに、必ず非脱落型ネジを締めてから、次の SIP を取り付けてください。これらのネジを締めることによって、SIP の偶発的な脱落も防止でき、ルータに適切なアースと EMI シールドが確保されます。

ステップ 7 SPA を取り付けます。「SPA の取り付けおよび取り外し」を参照してください。

ステップ 8 SFP モジュールを使用する SPA に、SFP モジュールを取り付けます。「SPA の取り付けおよび取り外し」を参照してください。

ステップ 9 インターフェイス ケーブルを取り付けます。