Cisco 12010/12410/12810 ルータ インストレーション コンフィギュレーション ガイド
ルータの設置
ルータの設置
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

ルータの設置

設置前の考慮事項および要件

インストレーションの概要

必要な工具および機器

ルータの開梱と配置

シャーシ設置前のコンポーネントの取り外し

Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り外し

Cisco 12010 拡張シリーズ ルータの前面カバーの取り外し

電源モジュールの取り外し

AC PEM の取り外し

DC PEM の取り外し

ブロワー モジュールの取り外し

シャーシからのカードの取り外し

ラインカード/RP カード ケージからのカードの取り外し

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからのカードの取り外し

ルータ シャーシのラックマウント

ラック寸法の確認

ラックマウント ブラケットの取り付け― 任意

中央マウント ブラケットの取り付け― 任意

ラックへのシャーシの設置

補助的なボンディング/アース接続

シャーシ設置後のコンポーネントの再取り付け

電源モジュールの再取り付け

AC PEM の再取り付け

DC PEM の再取り付け

ブロワー モジュールの再取り付け

シャーシへのカードの再取り付け

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージへのカードの取り付け

ラインカード/RP カード ケージへのカードの再取り付け

ラインカードのネットワーク インターフェイス ケーブルの接続

GRP ケーブルの接続

GRP のコンソール ポートへの接続

GRP の 補助ポートへの接続

GRP のイーサネット ポートへの接続

RJ-45 接続

MII 接続

PRP ケーブルの接続

PRP のコンソール ポートへの接続

PRP の 補助ポートへの接続

PRP のイーサネット ポートへの接続

アラーム ディスプレイ カード ケーブルの接続

ルータへの電源の接続

AC 電源のルータへの電源接続

DC 電源ルータへの電源接続

2400 W DC 接続

2800 W DC 接続

Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り付け

ルータの設置

この章では、ルータをラックに設置する手順について説明します。設置の準備について、次のとおり説明します。

「設置前の考慮事項および要件」

「インストレーションの概要」

「シャーシ設置前のコンポーネントの取り外し」

「シャーシからのカードの取り外し」

「ルータ シャーシのラックマウント」

「補助的なボンディング/アース接続」

「シャーシ設置後のコンポーネントの再取り付け」

「シャーシへのカードの再取り付け」

「ラインカードのネットワーク インターフェイス ケーブルの接続」

「GRP ケーブルの接続」

「PRP ケーブルの接続」

「アラーム ディスプレイ カード ケーブルの接続」

「ルータへの電源の接続」

「Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り付け」

設置前の考慮事項および要件

この章の手順を実行する前に、「インストレーションの準備」の次のセクションに目を通してください。

「安全に関する注意事項」

「設置環境の条件」

特に、「準拠規格および安全性について」に記載されている Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)による損傷の防止対策を考慮したうえで、図 2-1を参照し、ルータ シャーシ前面にある ESD ソケットの位置および使用方法を確認してください。

安全と適合規格に関する詳しい情報については、ルータに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』を参照してください。


警告 このルータは、シェルフに設置したり、そのまま床に置いたりするようには作られていません。必ず、建物の構造に固定されたラックに設置してください。ルータは、Telco タイプのフレーム、または 4 支柱の装置ラックに設置する必要があります。


インストレーションの概要

ルータは、図 3-1に示すように、輸送用パレットに固定して輸送します。

図 3-1 輸送用パレットを使用したルータの梱包

 

2 台の電源モジュールを搭載したフル装備のルータの重量は、275 ポンド(124.74 kg)にもなります。また、空のシャーシの重量は125 ポンド(56.7 kg)です。シャーシは、2 人で持ち上げるように設計されています。ラインカード、電源モジュール、ブロワー モジュールなどの一部のコンポーネントを取り外し、重量を軽くした 後で 、シャーシを持ち上げてください。このコンポーネントの取り外し手順については、「シャーシ設置前のコンポーネントの取り外し」を参照してください。

必要な工具および機器

ラックへの設置作業を開始する前に、「ラックマウントに関する注意事項」を確認し、次の工具および機器を準備してください。

静電気防止用リスト ストラップ

No. 1 および No. 2 プラス ドライバ

1/4 インチ(6.35 mm)および 3/16 インチ(4.5 mm)マイナス ドライバ

巻き尺

水準器(任意)

ラックのマウント フランジ(別名 レール )にシャーシを固定するためのバインダヘッド ネジ(通常、ラックの付属品)× 10 個以上。シャーシの左右に 5 つずつ、ネジを取り付ける必要があります。

3/8 インチ(10 mm)ナットドライバ(DC 入力電源シェルフ搭載システムの場合)

9/16 インチ(14 mm)レンチ(シャーシ固定ボルトおよびパレット固定ブラケットのボルト用)

3/4 インチ(19 mm)ソケットおよびラチェット レンチ

ルータの開梱と配置

ルータに付属の開梱指示書に従い、安全台車を使用して、ラックに設置する場所にルータを移動してください。

ルータを再梱包するか輸送する場合に備えて、梱包材を保管してください。

シャーシ設置前のコンポーネントの取り外し

ルータは、2 人で持ち上げてラックに設置するように設計されています。持ち上げてラックに移動する前に、システムの重量を軽減するため、コンポーネントを取り外すことができます。

Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り外し

ブロワー モジュールおよびラインカード/Route Processor(RP; ルート プロセッサ)カード ケージのカバーは、シャーシ前面のボール スタッドでシャーシに固定されています(図 3-2)。

カバーを取り外すには、カバーの両端をつかみ、まっすぐ手前に引いて、シャーシ前面から前面カバーを外します。


) ブロワー モジュールの前面カバーは付属品トレイに入れて輸送されます。これにより、ルータの上部に梱包材がしっかりと取り付けられ、(前面カバーを損傷することなく)ルータが保護されます。


前面カバーを再び取り付けるには、「Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り付け」を参照してください。

図 3-2 ルータの前面カバー

 

Cisco 12010 拡張シリーズ ルータの前面カバーの取り外し

ルータから前面カバーを取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 右側ラッチ ボタンを押して前面扉を開きます(図 3-3)。

図 3-3 前面扉を開く

 

 

1

前面扉のラッチ

ステップ 2 上下のヒンジ ピンを持ち上げてシャーシから前面扉を取り外します(図 3-4)。


注意 前面扉をしっかりと持ち、シャーシから外したときに落とさないように注意してください。

ステップ 3 シャーシのヒンジ ブラケットにヒンジ ピンを再び取り付けます。

図 3-4 ヒンジ ピンの取り外しと取り付け

 

電源モジュールの取り外し

両方の電源モジュールを取り外し、ルータの最大重量を約 28 ポンド(12.70 kg)から 40 ポンド(18.14 kg)軽減してください。

AC PEM の取り外し

シャーシから AC PEM(電源入力モジュール)を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のように、シャーシから PEM を取り外します(図 3-5)。

a. イジェクト レバーの非脱落型ネジを緩めます。

b. レバーを下げて PEM をベイから押し出します。

c. 片手で電源モジュールを支えながら、電源モジュールをベイから引き出します。


警告 電源モジュールの重量は約 20 ポンド(9 kg)あります。電源モジュールは、必ず両手で取り外してください。


図 3-5 AC 電源モジュールの取り外し

 

ステップ 2 ステップ 1 を繰り返して、残りの PEM を取り外します。


 

DC PEM の取り外し

シャーシから DC PEM を取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のように、シャーシから PEM を取り外します(図 3-6)。

a. イジェクト レバーの非脱落型ネジを緩めます。

b. レバーを下げて PEM をベイから押し出します。

c. 片手で PEM を支えながら、PEM をベイから引き出します。


警告 DC PEM の重量は約 14 ポンド(6.35 kg)あります。電源モジュールは、必ず両手で取り外してください。


図 3-6 DC PEM の取り外し

 

ステップ 2 ステップ 1 を繰り返して、残りの PEM を取り外します。


 

ブロワー モジュールの取り外し

シャーシからブロワー モジュールを取り外すことによって、最大重量を約 20.5 ポンド(9.3 kg)軽減することができます。

シャーシからブロワー モジュールを取り外すには、次の手順を実行します(図 3-7)。


ステップ 1 ブロワー モジュールの両側の非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 2 ブロワー モジュールをモジュール ベイから半分ほど引き出します。

ステップ 3 片手でブロワー モジュールを支えながら、ブロワー モジュールをモジュール ベイから完全に引き出します。


警告 ブロワー モジュールの重量は、約 20 ポンド(9 kg)です。ブロワー モジュールは、必ず両手で取り扱うようにしてください。


図 3-7 ブロワー モジュールの取り外し

 


 

シャーシからのカードの取り外し

シャーシ重量をさらに軽減するには、すべてのラインカード、RP、スイッチ ファブリック、アラーム カードを取り外します。ここでは、さまざまなタイプのカードの取り外し方法について説明します。

ラインカード/RP カード ケージからのカードの取り外し

ラインカード/RP カード ケージには、10 スロット(左から右へ、番号 0 ~ 9)が搭載されています。ラインカードはスロット 0 ~ 7、RP はスロット 8 および 9 に取り付けられています。


注意 カードを取り扱う際は、金属製カード フレームのエッジ部分だけを持つようにしてください。ボードまたはコネクタ ピンには触れないでください。カードを取り外したら、カードを静電気防止用袋または同様の容器に収めて、静電気および(光ファイバ ラインカードの場合)光ポートの埃からカードを保護してください。

ラインカードおよび RP をシャーシから取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 各カードについて、左から右へ順に、カード タイプおよびスロット番号を紙に書き留めておきます(図 3-8)。


) カードをシャーシに再び取り付けるとき、同じカード スロットに確実に取り付けるため、この情報が必要になります。


図 3-8 Cisco 12010 シリーズ ルータのコンポーネントとスロット番号

 

ステップ 2 スロット 0 から次のように作業を始めます。

a. 前面パネルの上下の非脱落型ネジを緩めます(図 3-9の a)。

b. レバーを下げて、バックプレーン コネクタからカードを外します(図 3-9の b)。

c. カードをスロットから引き出し(図 3-9の c)、ただちに静電気防止用袋または同様の静電気防止用容器に収めます。

図 3-9 ラインカード/RP カード ケージからのラインカードの取り外し

 

ステップ 3 それぞれのラインカードにステップ 2 を繰り返します。


 

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからのカードの取り外し

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージは、シャーシ前面のエアー フィルタ ドアの奥にあります。このカード ケージには、Clock and Scheduler Card(CSC; クロック スケジューラ カード)およびSwitch Fabric Card(SFC; スイッチ ファブリック カード)用に 7 つのキー付き縦型カード スロットがあります。

図 3-8のように、CSC は左側 2 つのカード スロットに、SFC は中央の 5 つのスロットに設置されています。2 つのアラーム カードは、スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージの右端にある 2 つのスロットに取り付けられています。

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからカードを取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 エアー フィルタ ドアの両側の非脱落型ネジを緩めて、スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからドアを開けます(図 3-10)。

図 3-10 エアー フィルタ ドアの開け方

 

ステップ 2 スロット CSC0 から次のように作業を始めます。

a. イジェクト レバーを下げて、バックプレーン コネクタからカードを外します(図 3-11)。

b. カードをスロットから引き出し、ただちに静電気防止用袋または同様の静電気防止用容器に収めます。

図 3-11 スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからのカードの取り外し

 

ステップ 3 それぞれのカードにステップ 2 を繰り返します。

ステップ 4 エアー フィルタ ドアを閉じて非脱落型ネジを締め、シャーシの設置中にドアが開かないように固定します。


 

ルータ シャーシのラックマウント

ルータ シャーシは、図 3-12のように、前面マウント位置または中央マウント位置のどちらかで設置できます

図 3-12 前面マウント位置および中央マウント位置

 

前面マウント位置の場合、シャーシのラックマウント フランジを直接、ラック支柱に固定します。

中央マウント位置の場合、オプションの中央マウント ブラケットをラック支柱に固定し、シャーシのラックマウント フランジを中央マウント ブラケットに固定します。中央マウント位置にすると、シャーシの重心がラック支柱の縦軸に近づくので、より安定したラックへの設置が可能になります。

ラック寸法の確認

シャーシを設置する前に、装置ラックの縦型マウント フランジ(レール)間のスペースを測定し、図 3-13の寸法にラックが適合することを確認します。


ステップ 1 左右のマウント レールに開いている 2 つの穴の距離を測定します。

この距離は、18.31 インチ ± 0.06 インチ(46.5 cm ± 0.15 cm)でなければなりません。


) 装置ラックの下部、中間、上部にある穴の組も測定し、ラック支柱が平行であることを確認します。


ステップ 2 機器ラックの左前マウント フランジおよび右前マウント フランジの内部エッジ間のスペースを測定します。

幅が 17.25 インチ(43.8 cm)であってラックの支柱間に適合するシャーシを収容するには、最低 17.7 インチ(45 cm)のスペースが必要です。

図 3-13 装置ラック寸法の確認

 

ラックマウント ブラケットの取り付け― 任意

ルータのアクセサリ キットには 1 組のラックマウント ブラケットが付属しています。これを使用し、装置ラックにシャーシを配置して固定する間にシャーシの重量を一時的に支えることができます。このマウント ブラケットの使用は任意ですが、設置を容易にするために強く推奨します。ラックマウント ブラケットは、シャーシの設置後その場に残すことができます。


) ラックマウント ブラケットの取り付け前に、「ラック寸法の確認」で説明した測定を確実に行ってください。


ラックマウント ブラケットを取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ラックにシャーシを配置する位置を決め、左右両方のラック レールの同じ高さの穴をマークします。

ステップ 2 右側のラックマウント ブラケットを取り付けます(図 3-14)。

a. ブラケットの下のネジ穴をラックの下でマークしたネジ穴に合わせて、その穴でネジを手で締めます。

b. ブラケットの上の穴でネジを手で締めます。

c. ドライバを使用し、両方のネジをしっかりと締めます。

ステップ 3 左側のラックマウント ブラケットでステップ 2 を繰り返します。

ステップ 4 水準器を使用して 2 つのブラケットの上部が水平になっていることを確認するか、巻き尺を使用して両方のブラケットがラック レールの上部から等距離にあることを確認します。

図 3-14 左右のラックマウント ブラケットの取り付け

 


 

中央マウント ブラケットの取り付け― 任意

中央マウント位置でルータを設置する場合は、中央マウント ブラケットをラック レールにまず取り付ける必要があります。オプションの中央マウント ブラケットを使用しない場合は、「ラックへのシャーシの設置」に進んでください。

オプションの中央マウント ブラケット インストレーション キットは、ルータに付属のアクセサリ ボックスにあり、以下が含まれています。

中央マウント ブラケット× 2

ラックのマウント フランジ(別名 レール )にブラケットを固定するためのバインダヘッド ネジ(一般にブラケット キットに含まれる)× 10 個以上。ブラケットごとに 5 本ずつネジを取り付ける必要があります。

部品が足りない場合は、シスコのサービス担当者に連絡してください。


) 中央マウント ブラケットの取り付け前に、「ラック寸法の確認」で説明した測定を確実に行ってください。


中央マウントブラケットをラック レールに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ルータ シャーシの下部をラックに配置する位置を決め、左右両方のラック レールの同じ高さの穴をマークします。

ステップ 2 左右の中央マウント ブラケットの向きを識別します(図 3-15)。

図 3-15 中央マウント ブラケット

 

ステップ 3 右側の中央マウント ブラケットを取り付けます(図 3-16)。

a. ブラケットの下のネジ穴をラックの下でマークしたネジ穴に合わせて、その穴でネジを手で締めます。

b. ブラケットの上の穴でネジを手で締めます。

c. ブラケットの中間にある 3 つのネジを手で締めます。

d. ドライバを使用し、5 つすべてのネジをしっかりと締めます。

ステップ 4 左側の中央マウント ブラケットでステップ 3 を繰り返します。

ステップ 5 水準器を使用して 2 つのブラケットの上部が水平になっていることを確認するか、巻き尺を使用して両方のブラケットがラック レールの上部から等距離にあることを確認します。

図 3-16 中央マウント用ラックマウント ブラケットの取り付け

 


 

ラックへのシャーシの設置

空のルータ シャーシは側面のハンドルを使用して 2 人で持ち上げることができます。ラックによって異なるマウント フランジのさまざまな穴のパターンに対応するため、シャーシのラックマウント フランジには、各側面に 8 つの楕円形のねじ穴のグループが 3 つ用意されています。

ここでは、Telco ラックにシャーシを設置する方法について説明します。

図 3-17 に、ラック支柱に対するシャーシの向きを示します。

図 3-17 ルータおよびラック支柱

 

装置ラックにシャーシを設置するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 サイド ハンドルを使用して電源モジュール ベイの下をつかみ、2 人でシャーシを持ち上げてラックに移動します(図 3-18)。


警告 空のシャーシの重量は、約 125 ポンド(56.7 kg)です。シャーシを装置ラックに設置する作業は、安全のため 2 人で行ってください。


ラックマウント ブラケットを使用している場合は、ブラケットの高さまでシャーシを持ち上げます。シャーシの下部をブラケットに載せますが、シャーシを支え続けてください。

図 3-18 正しい持ち上げ方

 


注意 ルータ シャーシを持ち上げるときは、カード ケージまたはエアー フィルタ ドアをつかまないでください(図 3-19

図 3-19 持ち上げ方の悪い例

 

ステップ 2 シャーシの位置を調整して、ラックマウント フランジがラック(またはオプションの中央マウント用ブラケット)のマウント レールと重なるようにします。

ステップ 3 一人がマウント レールの適切な位置でシャーシを支え、もう一人がシャーシの両側のラック レールにネジを手で締めます。

ステップ 4 シャーシの両側のラック レールに、さらに 4 本のネジを手で締めます。

シャーシの上下間でネジの間隔を均等にしてください。

ステップ 5 両側で 5 本すべてのネジを締め、シャーシを装置ラックに固定します。


 

補助的なボンディング/アース接続

ルータに電源を接続する前、または初めてルータの電源を入れる前に、セントラル オフィスのアース システムまたは New Equipment Building System(NEBS)をルータの補助接合/アース ポイントに接続してください。補助接合/アース ケーブルの要件の詳細については、「装置の補助的な NEBS ボンディング/アース接続に関する注意事項」を参照してください。

アース ケーブル端子をルータに取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 ボンディング/アース ケーブル スタッドにロック ワッシャおよびナットを取り付け、しっかりと締めます(図 3-20)。

図 3-20 ルータ背面の NEBS ボンディング/アース スタッド

 

ステップ 2 アース線の遠端を設置場所の適切な接地点に取り付け、アースを正しく確保します。


 

シャーシ設置後のコンポーネントの再取り付け

ここでは、シャーシをラックに設置する前に取り外したコンポーネントを再取り付けする方法について説明します。ラインカード、RP、アラーム カードにケーブルを再接続する方法についても説明します。

電源モジュールの再取り付け

AC 電源モジュールまたは DC 電源モジュールを再取り付けするには、次の手順を実行します。

AC PEM を再取り付けするには、「AC PEM の再取り付け」に進んでください。

DC PEM を再取り付けするには、「DC PEM の再取り付け」に進んでください。

AC PEM の再取り付け

シャーシに AC PEM を再取り付けするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のように AC PEM を取り付けます(図 3-21)。

a. バックプレーン コネクタに装着されるまで、電源モジュールをベイに挿入します。

b. イジェクト レバーを上げて非脱落型ネジを締め、バックプレーン コネクタに電源モジュールを固定します。


注意 電源シェルフのバックプレーン コネクタの損傷を防ぐため、電源モジュールをシャーシに挿入するときには、力を入れすぎないように注意してください。

図 3-21 AC PEM の取り付け

 

ステップ 2 ステップ 1 を繰り返して、残りの電源モジュールを取り付けます。

ステップ 3 「ブロワー モジュールの再取り付け」に進み、ブロワー モジュールを取り付けます。


 

DC PEM の再取り付け

シャーシに DC PEM を再取り付けするには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のように DC PEM を取り付けます(図 3-22)。

a. ベイ背面のバックプレーン コネクタに装着されるまで、電源モジュールをシャーシにゆっくりと押し込みます。


注意 電源シェルフのバックプレーン コネクタの損傷を防ぐため、電源モジュールをシャーシに挿入するときには、力を入れすぎないように注意してください。

b. イジェクト レバーを上げて非脱落型ネジを締め、バックプレーン コネクタに電源モジュールを固定します。

図 3-22 DC PEM の取り付け

 

ステップ 2 ステップ 1 を繰り返して、残りの電源モジュールを取り付けます。

ステップ 3 「ブロワー モジュールの再取り付け」に進み、ブロワー モジュールを取り付けます。


 

ブロワー モジュールの再取り付け

シャーシにブロワー モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次のようにブロワー モジュールをシャーシに取り付けます(図 3-23)。

a. ブロワー モジュールを両手で持ち上げ、モジュール ベイの半分ほどまで挿入します。

b. モジュール ベイ背面のバックプレーン コネクタに装着されるまで、ブロワー モジュールをシャーシにゆっくりと押し込みます。


注意 コネクタの損傷を防ぐため、ブロワー モジュールをシャーシに挿入するときには、力を入れすぎないように注意してください。

c. ブロワー モジュールの非脱落型ネジを締め、シャーシに固定します。

図 3-23 ブロワー モジュールの取り付け

 

ステップ 2 「スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージへのカードの取り付け」に進んで SFCS カードを再取り付けします。


 

シャーシへのカードの再取り付け

ここでは、さまざまなラインカードをシャーシに取り付けなおす方法について説明します。

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージへのカードの取り付け

スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージにカードを取り付けるには、次の手順を実行します(スロット番号については、図 3-8を参照)。


ステップ 1 エアー フィルタ ドアの両側で 2 本の非脱落型ネジを緩めて、スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージからドアを開けます(図 3-24)。

図 3-24 エアー フィルタ ドアの開け方

 

ステップ 2 スロット CSC0 から次のように作業を始めます。

a. カードをスロットに差し込みます(図 3-25)。

b. イジェクト レバーを上げて、バックプレーン コネクタにカードを装着します。

図 3-25 スイッチ ファブリック/アラーム カード ケージへの CSC の再取り付け

 

ステップ 3 それぞれのカードにステップ 2 を繰り返します。

ステップ 4 エアー フィルタ ドアを閉じて非脱落型ネジを締め、シャーシの設置中にドアが開かないように固定します。


注意 適正な EMI 性能を維持するため、エアー フィルタ ドアは常に閉じて固定しておく必要があります。

ステップ 5 「ラインカード/RP カード ケージへのカードの再取り付け」に進み、ラインカードおよび RP を取り付けなおします。


 

ラインカード/RP カード ケージへのカードの再取り付け

カード ケージへのカードの取り付け作業を開始する前に、カードを取り外すときに書き留めておいたリストを参照して、スロットの割り当てを確認します(スロット番号については、図 3-8を参照)。

ラインカード/RP カード ケージにカードを取り付けなおすには、次の手順を実行します。


ステップ 1 スロット 0 から次のように作業を始めます(図 3-26)。

a. バックプレーン コネクタに装着されるまで、カードをスロットに挿入します。

b. 前面パネルの上下の非脱落型ネジを締めます。

図 3-26 ラインカード/RP カード ケージへのラインカードの取り付け

 


注意 ラインカード/RP カード ケージ内の使用しないカード スロットには、EMC およびシャーシ内でのエアーフローを確保するため、ブランク フィラー パネルを取り付ける必要があります。

ステップ 2 それぞれのラインカードにステップ 2 を繰り返します。


注意 使用しないカード スロットには、EMC およびシャーシ内でのエアーフローを確保するため、ブランク フィラー パネルを取り付けておく必要があります。ラインカードの前面プレートとカード スロットの開口部との間に隙間ができる場合は、幅の狭いカード フィラー パネルを取り付けて、EMC およびシャーシ内でのエアーフローを確保する必要があります。

ステップ 3 「ラインカードのネットワーク インターフェイス ケーブルの接続」に進み、ネットワーク インターフェイス ケーブルを接続します。


 

ラインカードのネットワーク インターフェイス ケーブルの接続

ここでは、ルータのケーブル マネージャ システムにネットワーク インターフェイス ケーブルを通し、ラインカードのポートにネットワーク インターフェイス ケーブルを接続する手順について説明します。

この手順では 8 ポート光ファイバ ファスト イーサネット カードを として、ネットワーク インターフェイス ケーブルをラインカードのポートに接続してケーブル マネージャ システムにケーブルを通す方法について説明します。システムに搭載するラインカードに応じて、ケーブル接続手順はこの例と多少異なる場合があります。個々のラインカードでのケーブル接続の詳細については、そのラインカードに付属のインストレーション コンフィギュレーション ノートを参照してください。


) WWW 上の次の URL から、シスコ製ラインカードの最新資料を入手することができます。
http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp


ネットワーク インターフェイス ケーブルをケーブル マネージャ システムに通してラインカードに接続するには、次の手順を例として使用してください。


ステップ 1 水平ケーブル管理用トレイからケーブル トレイの開口部にインターフェイス ケーブルを通し、ラインカードに接続します。

旧タイプの光ファイバ ラインカードの場合は、ステップ 2に進みます。

現行の光ファイバ ラインカードの場合は、ステップ 6に進みます。

ステップ 2 コネクタのストレイン レリーフ フェルールに、プラスチック製の丸み付けクリップを取り付けます(図 3-27の吹き出しを参照)。


) ルータに付属のアクセサリ ボックスにある丸み付けクリップ(Part
Number 800-06119-01)の袋には、2 つのサイズの丸み付けクリップが含まれています。クリップのサイズは、ケーブル コネクタのストレイン レリーフ フェルールの直径に応じて選びます。使用するケーブル コネクタのストレイン レリーフ フェルールに、最も密着するサイズのクリップを使用してください。


ステップ 3 ケーブル コネクタを対応するポートに差し込みます。

ステップ 4 ケーブルをケーブル管理ブラケットに通し、ケーブルを溝に慎重に差し込んでケーブル クリップに固定します(図 3-27の b)。

ステップ 5 そのラインカードのその他のケーブル接続に、ステップ 3 ~ 5 を繰り返します。

図 3-27 旧タイプのラインカードへのネットワーク インターフェイス ケーブルの接続

 

ステップ 6 割り当てポートにすべてのケーブルを挿入します。

ステップ 7 ケーブル管理ブラケットのスロットに、均等間隔でマジックテープを通します(図 3-28の a)。

ステップ 8 ケーブル管理ブラケットにそってケーブルを通し、マジックテープで適切に固定します(図 3-28の b)。


注意 インターフェイス ケーブルをねじったり極端に曲げたりしないでください。信号コード化された光線をケーブルの端から端へ正確に伝播する光ファイバの能力が低下することがあります。常にインターフェイス ケーブルに適切なストレイン レリーフを施してください。

図 3-28 現行のケーブル管理ブラケット

 


 

GRP ケーブルの接続

ここでは、Gigabit Route Processor(GRP)のコンソール ポート、補助ポート、およびイーサネット ポートにケーブルを接続する方法について説明します。コンソール ポートおよび 補助ポートは、どちらも非同期シリアル ポートです。これらのポートに接続する装置は、非同期伝送に対応していなければなりません。たとえば、ほとんどのモデムは非同期デバイスです。

図 3-29は、データ端末およびモデムの接続の例です。

図 3-29 GRP のコンソールおよび 補助ポート接続

 


注意 [Ethernet]、[10BASE-T]、[Token Ring]、[Console]、および [AUX] というラベルのポートは、SELV 回路です。SELV 回路は、SELV 回路にしか接続できません。


) 別途、RP ケーブルが必要です。



) EMCおよび安全性のためのTelcordia GR-1089 NEBS 規格に準拠するため、すべてのコンソール ポート、補助ポート、およびイーサネット ポートは、建物内または屋内の配線またはケーブルにのみ接続するようにしてください。建物内ケーブルにはシールドを施し、配線のシールドを両端でアース接続する必要があります。


GRP のコンソール ポートへの接続

GRP のシステム コンソール ポートは、EIA/TIA-232 DCE DB-25 レセプタクルであり、ルータの初期設定を行うデータ端末を接続します。コンソール ポートにはストレート RJ-45 ケーブルが必要です。

GRP のコンソール ポートの詳細については、「GRP の 補助ポートおよびコンソール ポート接続」を参照してください。

データ端末を GRP のコンソール ポートに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 次の動作値に端末を設定してください。9600 bps、8 データ ビット、パリティなし、2 ストップ ビット(9600 8N2)です。

ステップ 2 データ端末の電源を切ります。

ステップ 3 ケーブルの端末側をデータ端末のインターフェイス ポートに接続します。

ステップ 4 ケーブルの反対側を PRP のコンソール ポートに接続します。

ステップ 5 データ端末の電源を入れます。


 

GRP の 補助ポートへの接続

GRP の 補助ポートは、モデムなどの DCE デバイス(CSU/DSU[チャネル サービス ユニット/データ サービス ユニット]、他のルータなど)を、このルータに接続するための EIA/TIA-232 DTE DB-25 プラグです。

GRP の 補助ポートの詳細については、「GRP の 補助ポートおよびコンソール ポート接続」を参照してください。

GRP の 補助ポートに非同期シリアル装置を接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 非同期シリアル装置の電源を切ります。

ステップ 2 ケーブルの装置側を非同期シリアル装置のインターフェイス ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブルの反対側を GRP の 補助ポートに接続します。

ステップ 4 非同期シリアル装置の電源を入れます。


 

GRP のイーサネット ポートへの接続

GRP の イーサネット ポートでは、次の 2 種類のイーサネット ポートがサポートされます(図 3-30を参照)。

Media-Independent Interface(MII; メディア独立型インターフェイス)、40 ピン、D タイプ レセプタクル

Media-Dependent Interface(MDI; メディア依存型インターフェイス)RJ-45 レセプタクル

GRP の RJ-45 および MII レセプタクルは、ただ 1 つ のイーサネット インターフェイスに対する 2 通りの物理接続方法を表しています。したがって、ある時点で使用できるのは RJ-45 接続または MII 接続の どちらか一方 であり、両方を同時に使用することはできません。


注意 GRP が一度にサポートできるイーサネット接続は、1 つだけです。ルータおよびネットワークの問題を避けるため、RJ-45 ケーブルおよび MII ケーブルの両方をイーサネット レセプタクルに同時に接続しないでください。また、EIA/TIA-568 規格に準拠したケーブルを使用してください。

前面パネルの LED は、GRP の動作時にどのイーサネット レセプタクルがアクティブであるかを示します。GRP のイーサネット ポートの詳細については、「GRP のイーサネット ポート接続」を参照してください。


注意 イーサネット ポートは主に、Cisco 12000 シリーズ ルータへの Telnet ポートとして使用します。また、PRP のイーサネット ポートと直接接続されているネットワークを通じて Cisco IOS ソフトウェア イメージを起動したり、アクセスしたりするために使用します。CEF は、セキュリティ上の理由から、デフォルトでオフになります。これらのポートで CEF ルーティング機能をオンにすると、セキュリティ上、どのような影響があるかを十分に考慮してください。

図 3-30 GRP RJ-45 および MII イーサネット接続

 

RJ-45 接続

図 3-30を参照して次の手順を実行し、イーサネット ケーブルを GRP の RJ-45 レセプタクルに接続してください。


ステップ 1 RJ-45 レセプタクルにケーブルを直接接続します。

ステップ 2 RJ-45 ケーブルのネットワーク側をトランシーバ、スイッチ、ハブ、リピータ、DTE、またはその他の外部機器に接続します。


) GRP のイーサネット インターフェイスはエンドステーション デバイスのみであり、リピータではありません。



 

MII 接続

MII レセプタクルには、100BASE-FX または 100BASE-T4 物理メディアのために、マルチモード ファイバへの接続を可能にする外部トランシーバが必要です。MII レセプタクルとスイッチまたはハブ間で使用するメディアのタイプに応じて、100 Mbps トランシーバのネットワーク側に、ST タイプ コネクタ(光ファイバ用)、BNC コネクタなどを適切に装備する必要があります。

図 3-30を参照して次の手順を実行し、GRP の MII イーサネット レセプタクルにケーブルを接続してください。


ステップ 1 MII レセプタクルにケーブルを直接接続するか、100BASE-T トランシーバを(用途に適したメディアで)MII レセプタクルに接続します。

ステップ 2 MII ケーブルのネットワーク側をトランシーバ、スイッチ、ハブ、リピータ、DTE、またはその他の外部機器に接続します。


) GRP のイーサネット インターフェイスはエンドステーション デバイスのみであり、リピータではありません。



 

PRP ケーブルの接続

ここでは、PRP のコンソール ポート、補助ポート、およびイーサネット ポートにケーブルを接続する方法について説明します。コンソール ポートおよび 補助ポートは、どちらも非同期シリアル ポートです。これらのポートに接続する装置は、非同期伝送に対応していなければなりません。たとえば、ほとんどのモデムは非同期デバイスです。

図 3-31は、データ端末およびモデムの接続の例です。

図 3-31 PRP のコンソールおよび 補助ポート接続

 

 

1

モデム

4

補助ポート

2

コンソール端末

5

コンソール ポート

3

RJ-45 イーサネット ケーブル

--


注意 [Ethernet]、[10BASE-T]、[Token Ring]、[Console]、および [AUX] というラベルのポートは、SELV 回路です。SELV 回路は、SELV 回路にしか接続できません。


) 別途、RP ケーブルが必要です。



) EMCおよび安全性のためのTelcordia GR-1089 NEBS 規格に準拠するため、すべてのコンソール ポート、補助ポート、イーサネット ポート、および BITS(PRP2)は、建物内または屋内の配線またはケーブルにのみ接続するようにしてください。建物内ケーブルにはシールドを施し、配線のシールドを両端でアース接続する必要があります。


PRP のコンソール ポートへの接続

GRP のシステム コンソール ポートは、DCE RJ-45 レセプタクルであり、ルータの初期設定を行うデータ端末を接続します。コンソール ポートには RJ-45 ロールオーバー ケーブルが必要です。

コンソール ポートの詳細については、「GRP の 補助ポートおよびコンソール ポート接続」を参照してください。

図 3-31を参照して次の手順を実行し、データ端末を PRP のコンソール ポートに接続してください。


ステップ 1 次の動作値に端末を設定してください。9600 bps、8 データ ビット、パリティなし、2 ストップ ビット(9600 8N2)です。

ステップ 2 データ端末の電源を切ります。

ステップ 3 ケーブルの端末側をデータ端末のインターフェイス ポートに接続します。

ステップ 4 ケーブルの反対側を PRP のコンソール ポートに接続します。

ステップ 5 データ端末の電源を入れます。


 

PRP の 補助ポートへの接続

PRP の 補助ポートは、モデムなどの DCE デバイス(CSU/DSU、他のルータなど)をルータに接続するための DTE RJ-45 レセプタクルです。非同期 補助ポートは、ハードウェア フロー制御およびモデム制御をサポートします。

補助ポートの詳細については、「GRP の 補助ポートおよびコンソール ポート接続」を参照してください。

図 3-31を参照して次の手順を実行し、非同期シリアル装置を PRP の 補助ポートに接続してください。


ステップ 1 非同期シリアル装置の電源を切ります。

ステップ 2 ケーブルの装置側を非同期シリアル装置のインターフェイス ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブルの反対側を PRP の 補助ポートに接続します。

ステップ 4 非同期シリアル装置の電源を入れます。


 

PRP のイーサネット ポートへの接続

PRP には RJ-45 イーサネット インターフェイス レセプタクルが 2 つあり、MDI イーサネット ポートを提供します。これらの接続は、10BASE-T および
100BASE-TX 規格に適合する IEEE 802.3 および IEEE 802.3u インターフェイスをサポートします。イーサネット ポートの伝送速度は、デフォルトでは自動検知ですが、ユーザ側で設定できます。

PRP の RJ-45 レセプタクルでは、イーサネット インターフェイスの物理接続オプションが 2 つあります。PRP のイーサネット インターフェイス(ETH0 および ETH1 というラベルのポート)にケーブルを接続するには、カテゴリ 5 UTP ケーブルを PRP の RJ-45 レセプタクルに直接接続します。

イーサネット ポートの詳細については、「GRP のイーサネット ポート接続」を参照してください。


) RJ-45 ケーブルは別途必要です。EIA/TIA-568 規格に適合するケーブルを使用してください。



注意 イーサネット ポートは主に、Cisco 12000 シリーズ ルータへの Telnet ポートとして使用します。また、PRP のイーサネット ポートと直接接続されているネットワークを通じて Cisco IOS ソフトウェア イメージを起動したり、アクセスしたりするために使用します。CEF は、セキュリティ上の理由から、デフォルトでオフになります。これらのポートで CEF ルーティング機能をオンにすると、セキュリティ上、どのような影響があるかを十分に考慮してください。

PRP の RJ-45 イーサネット レセプタクルにイーサネット ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 RJ-45 レセプタクルにケーブルを直接接続します。

ステップ 2 スイッチ、ハブ、リピータ、DTE、またはその他の外部機器に RJ-45 ケーブルのネットワーク側を接続します。


) PRP のイーサネット インターフェイスはエンドステーション デバイスのみであり、リピータではありません。



 

アラーム ディスプレイ カード ケーブルの接続

ルータのアラーム ディスプレイ カード(水平ケーブル管理用トレイ上部に設置)には、2 つの 25 ピン D サブコネクタ(Alarm A および Alarm B)が搭載されています(図 3-32)。

図 3-32 アラーム ディスプレイ カード ケーブルの接続

 

外部サイト アラーム メンテナンス システムにルータを接続するには、アラーム サブコネクタを使用できます。ルータが生成する、クリティカル、メジャー、マイナーのアラームによっても、アラーム カードでアラーム リレーが有効になり、外部サイト アラームがアクティブになります。アラーム カード上のアラーム リレー コンタクトは、標準のコモン、ノーマルオープン、およびノーマルクローズのリレー コンタクトで構成され、これらが Alarm A および Alarm B コネクタ ピンに接続されています。

表2-13 に、コネクタ ピンとアラーム カード リレー コンタクト間のピン/信号の対応関係を示します。アラーム コンタクト ケーブルは、設置場所の環境に完全に依存するので、アラーム コネクタ ケーブルは別途必要です。アラーム コネクタの接続要件およびアラーム コネクタ インターフェイスのピン割り当てについては、「アラーム ディスプレイの接続に関する注意事項」を参照してください。


注意 アラーム コネクタに接続できるのは、SELV 回路だけです。アラーム回路の最大定格は、2 A、50 VA です。


) EMCおよび安全性のためのTelcordia GR-1089 NEBS 規格に準拠するため、アラーム カードの外部アラーム ポート接続にはシールド付きケーブルを使用する必要があります。このシールド ケーブルは、両端ともシールド付きコネクタで終端し、両方のコネクタにケーブルのシールド素材が接合されている必要があります。


ルータへの電源の接続

ルータに電源を接続するには、次のうちいずれかの手順を実行します。

「AC 電源のルータへの電源接続」

「DC 電源ルータへの電源接続」


注意 ルータは、EMC を確保するために、2 つの電源モジュールを常に搭載した状態で稼働させる必要があります。

AC 電源のルータへの電源接続

AC 電源コードをルータに接続するには、次の手順を実行します。


) 両方の AC 電源モジュールを専用電源(分岐回路)に接続します。各 AC 入力電源モジュールは 200 ~ 240 VAC の範囲で稼働し、20 A(北米)または 13 A(その他の諸国)以上必要です。AC 電源コードについての詳細は、「電源接続に関する注意事項」を参照してください。



ステップ 1 水平トラフの AC 電源コネクタに両方の電源コードを接続し、固定クリップを使用して固定します(図 3-33)。

ステップ 2 両方の電源モジュールのケーブルを AC コンセントに接続します。

図 3-33 AC 入力電源コネクタへの AC 電源の接続

 


 

DC 電源ルータへの電源接続

ここでは、2400 W または 2800 W の DC 電源ルータに DC 電源コードを接続する手順について説明します。

入力 DC 電源コードの各線の色は、設置場所の DC 電源の色分け方式によって異なります。入力 DC 配線の色分けの規格はないため、プラス(+)およびマイナス(-)の極性を適切に使用して電源コードを PDU に接続する必要があります。

入力 DC 電源コードにプラス(+)またはマイナス(-)のラベルが付いている場合があります。ラベルに示されたとおりでほぼ間違いありませんが、 念のために各 DC 線間の電圧を測定して、実際の極性を確認する必要があります 。測定時には、プラス(+)およびマイナス(-)の電源コードが PDU のプラス(+)およびマイナス(-)のラベルと一致することを確認します。

一般的にグリーンまたはグリーン/イエローのケーブルはアース線です。


注意 DC PEM には、PEM が逆極性条件を検出した場合に、PEM 上のブレーカーを切断する回路が組み込まれています。誤って極性を逆にしても損傷はありませんが、逆極性条件をただちに解消する必要があります。


) ケーブルの長さは、DC 入力電源に対するルータの位置によって異なります。これらのケーブルおよびルータ シャーシにケーブルを接続するためのケーブル端子は別途必要です。設置場所の電源および入力 DC 電源コードの要件については、「電源接続に関する注意事項」を参照してください。



警告 この手順の実行中に電源を確実にオフにするため、DC 回路ブレーカー スイッチをオフ(0)の位置にテープで固定してください。


DC 電源ケーブルを接続します。

2400 W PDU の場合― 「2400 W DC 接続」に進みます。

2800 W PDU の場合― 「2800 W DC 接続」に進みます。

2400 W DC 接続

DC 電源コードを 2400 W 電源ルータに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 DC 電源接続端子スタッドに装着されている透明なプラスチック安全カバーを取り外します。

ステップ 2 2400 W DC 電源コードを次の順序で接続します(図 3-34)。

a. アース ケーブル

b. プラス ケーブル

c. マイナス ケーブル

d. 残りの PDU に手順 a、b、c を繰り返します。


警告 機器の損傷を防ぐため、アースおよび入力 DC 電源コードの端子を次の順序で電源シェルフの端子に接続してください。(1)アースからアースへ、(2)プラス(+)からプラス(+)へ、(3)マイナス(-)からマイナス(-)へ


図 3-34 DC 電源コードの接続 ― 2400 W PDU

 

ステップ 3 透明プラスチック安全カバーを PDU に戻します。

ステップ 4 回路ブレーカーをオンにします。


 

2800 W DC 接続

DC 電源コードを 2800 W 電源ルータに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 DC 電源接続端子スタッドに装着されている透明なプラスチック安全カバーを取り外します。


) 2800 W PDU の安全カバーは、上下 2 ピース設計になっています。


ステップ 2 2800 W DC 電源コードを次の順序で接続します(図 3-35)。

a. アース ケーブル

b. プラス ケーブル

c. マイナス ケーブル

d. 残りの PDU に手順 a、b、c を繰り返します。


警告 機器の損傷を防ぐため、アースおよび入力 DC 電源コードの端子を次の順序で電源シェルフの端子に接続してください。(1)アースからアースへ、(2)プラス(+)からプラス(+)へ、(3)マイナス(-)からマイナス(-)へ


図 3-35 DC 電源コードの接続 ― 2800 W PDU

 

ステップ 3 透明プラスチック安全カバーを PDU に戻します。

ステップ 4 回路ブレーカーをオンにします。

Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り付け

図 3-36を参照して次の手順を実行し、Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータに前面カバーを取り付けてください。


) ブロワー モジュールの前面カバーはアクセサリ キットに入っています。



ステップ 1 前面カバーの両端を持ち、シャーシ前面にあるボール スタッド クリップにボール スタッドを合わせます。

ステップ 2 前面カバーをボール スタッド クリップに挿入し、前面カバーをシャーシ前面に重ねます。

ステップ 3 残りの前面カバーにステップ 1 およびステップ 2 を繰り返します。

前面カバーを取り外すには、「Cisco 12010 オリジナル シリーズ ルータの前面カバーの取り外し」を参照してください。


 

図 3-36 ルータの前面カバー

 

これで、ルータのハードウェア インストレーション手順は完了です。「システムの起動と基本システム設定」に進み、ルータの起動および基本設定を行ってください。