ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

4-Port ATM ISE Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート

4-Port ATM ISE Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2011/12/21 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

4-Port ATM ISE Line Card

マニュアルの内容

重要事項

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象のプラットフォーム

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンの要件

関連資料

製品概要

インストレーションの準備

安全に関する注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および機器

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ブランク フィラーの取り外し(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)

ブランク フィラーの取り付け(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)

ライン カードの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ケーブル接続および仕様

4-Port ATM ISE Line Cardパワー バジェット

光ファイバ ネットワーク用インターフェイス ケーブル

ライン カードのインストレーションの確認およびトラブルシューティング

初期ブート プロセス

ステータスLED

英数字LED

インストレーションのトラブルシューティング

ライン カード インターフェイスの設定およびトラブルシューティング

初期設定

インターフェイスの設定

showコマンドによるステータスの確認

show versionコマンド

show gsrコマンド

show interfacesコマンド

show running-configコマンド

ATMのshowコマンド

ATMコンフィギュレーションの例

ライン カードの高度なトラブルシューティング

出力例

ライン カードの現在のステータスの確認

ファブリックpingエラー

エラー メッセージ

Cisco IOS Software Release 12.0(22)S以上を使用したライン カードの診断

適合規格および安全に関する情報

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

クラスB機器のVCCI規格への適合

レーザーに関する安全上の注意事項

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

マニュアルの入手方法

Cisco.com

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

TAC Webサイト

Japan TAC Webサイト

TACレベル情報の参照

TACプライオリティの定義

その他の資料および情報の入手方法

4-Port ATM ISE Line Card
インストレーション コンフィギュレーション ノート

製品番号:4OC12X/ATM-IR-SC=、4OC12X/ATM-MM-SC=、4OC3X/ATM-IR-SC=、4OC3X/ATM-MM-SC=
Customer Order Number: DOC-J-7815325=

このハードウェア インストレーション コンフィギュレーション ノートでは、Cisco 12000シリーズ ルータ上での4-Port Asynchronous Transfer Mode(ATM;非同期転送モード)IP Services Engine(ISE)Line Cardの取り付けおよび設定の手順について説明します。このカードでは、OC-12c/STM-4cまたはOC-3c/STM-1cのどちらかのインターフェイスを使用できます。

マニュアルの内容

このインストレーション コンフィギュレーション ノートで説明する内容は、次のとおりです。

「重要事項」

「製品概要」

「インストレーションの準備」

「ライン カードの取り外しおよび取り付け」

「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット」

「ケーブル接続および仕様」

「ライン カードのインストレーションの確認およびトラブルシューティング」

「ライン カード インターフェイスの設定およびトラブルシューティング」

「適合規格および安全に関する情報」

「マニュアルの入手方法」

「テクニカル サポート」

「その他の資料および情報の入手方法」

重要事項

ここでは、次の内容に関する重要事項について説明します。

「ルータ ハードウェアのインストレーション」

「Cisco IOSソフトウェア リリースの要件」

「ハードウェア リビジョンの要件」

「関連資料」

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000シリーズ ルータのハードウェアのインストレーションおよび設定の詳細については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。このガイドには、ルータ スイッチ ファブリックの概要、ルータ スイッチ ファブリックによるライン カードの動作への影響、ライン カード スロットの配置、およびその他の要件が記載されています。

サポート対象のプラットフォーム

ATM Line Cardは、すべてのCisco 12000シリーズ ルータ上でサポートされます。


) Cisco 12008ルータおよびCisco 12012ルータの場合、ATM Line Cardの取り付けの手順が、このシリーズの他のルータでの手順とわずかに異なります。取り付けの説明に示されている相違点に注意してください。


Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ソフトウェアのコンフィギュレーションの詳細については、実装されているCisco IOSリリースのCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。また、追加情報については、Cisco IOSソフトウェア リリース ノートを参照してください。

表 1 に、ATM Line Cardと互換性のあるCisco IOSリリースおよび他のソフトウェア コンポーネントを示します。

 

表 1 4-Port ATM ISE Line Cardとソフトウェア コンポーネントの互換性

4-Port ATM ISE Line Card
互換性のあるCisco IOSリリース

4-Port OC-3c/STM-1 ISE

12.0(27)S以上の12.0Sリリース

4-Port OC-12c/STM-4c ISE

12.0(25)S以上の12.0Sリリース

show version コマンドおよび show hardware コマンドを使用すると、現在ロードされ、実行されているシステム ソフトウェアのバージョンなど、ルータの現在のハードウェア コンフィギュレーションが表示されます。

show コマンドの詳細については、実装されているCisco IOSリリースの『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 、および「showコマンドによるステータスの確認」 を参照してください。

ハードウェア リビジョンの要件

ソフトウェアとの互換性のために、ATM Line Cardには特定のハードウェア リビジョン番号が付いています。この番号は、カードのコンポーネント側に貼付されているラベルに記載されています。また、show diags slot-number コマンドを使用すると、ハードウェア リビジョン番号を確認できます。

4-Port OC-12c/STM-4c ATM ISE Line Cardのハードウェア リビジョン番号は、次のとおりです。

シングルモード、Intermediate Reach(IR;中距離):800-20368-01

マルチモード、Short Reach(SR;短距離):800-20757-01

4-Port OC-3c/STM-1c ATM ISE Line Cardのハードウェア リビジョン番号は、次のとおりです。

シングルモード、IR:800-24341-01

マルチモード、SR:800-24352-01


) 上記以上のハードウェア リビジョン番号は、すべてサポートされます。これらは、最小要件のリビジョン番号です。


関連資料

このマニュアルでは、ATM Line Cardの取り付けおよび設定の基本的な手順について説明しています。ソフトウェアおよびATMの設定の詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco 12000 Series Router Installation and Configuration Guides』

『Cisco 12000 Series Internet Router Configuration Guide for Cisco IOS Release 12.0S』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

『Cisco IOS Release 12.0S Release Notes for Cisco 12000 Series Routers』

『4-Port ATM ISE Line Card Feature Module』

『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Routers』

これらのマニュアルの入手方法については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。

製品概要

ATM Line Cardは、Cisco 12000シリーズ ルータにトラフィックのキューイング、シェーピング、および輻輳管理の拡張機能を含む、ISEまたはEngine 3の機能を提供します。さらに、4-Port OC-12c/STM-4c ATM ISE Line Cardでは566万セル/秒、4-Port OC-3c/STM-1c ATM ISE Line Cardでは141万セル/秒の全二重モード持続スループットをサポートします。

また、4-Port ATM ISE Line Cardは、MDRR、WRED、およびバックプレッシャ輻輳回避メカニズムの統合により、ACL、ExACL、CAR、NetFlow、およびマルチキャストなど、一連の高性能エッジ パケット処理機能を備えています。このライン カードを搭載することで、Cisco 12000シリーズ ルータに、より高度なレイヤ3処理機能および広帯域ATM機能を実装できます。

また、Cisco IOS 12.0(27)S実装のATM Line Cardは、VC、VP、およびインターフェイス上でのセル リレーおよびセル パッキングによるレイヤ2 AToMトンネリング、ATMトラフィック シェーピングとポリシング、および同一インターフェイス上でのレイヤ2/レイヤ3の同時設定をサポートしています。

このライン カードは、2つの基板で構成されています。Engine 3チップ セットとファブリック インターフェイスを含む汎用ISEマザーボードと、4つのOC-12c/STM-4cインターフェイスを備えたPhysical Layer Interface Module(PLIM;物理レイヤ インターフェイス モジュール)特定カードです。

図1に、4-Port ATM ISE Line Cardの前面図を示します。

図1 4-Port ATM ISE Line Card

 

1

イジェクト レバー

3

ステータスLED

2

ポート0

4

LEDディスプレイ

インストレーションの準備

インストレーションの作業を開始する前に、ここで説明する重要事項を確認してください。

「安全に関する注意事項」

「静電破壊の防止」

「必要な工具および機器」

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を行う前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

次に、作業者の安全を確保し、機器を保護するための注意事項を示します。注意事項には、すべての危険が考慮されているわけではありません。常に、注意を怠らないでください。


) ライン カードの取り付け、設定、またはメンテナンスを行う前に、ルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Router』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されている安全上の警告を確認してください。


取り付け作業中および取り付け完了後は、周辺を清潔に保ち、埃がたまらないようにしてください。レーザー機器に埃やごみが入らないように注意してください。

ライン カードを取り扱う際には、ゆったりした服や装身具など、ルータに引っ掛かる可能性のあるものは身につけないでください。

シスコの装置を安全に稼働させるには、製品仕様および使用手順に従う必要があります。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。EMI(電磁波干渉)シールドは、ライン カードの統合部品です。ネットワーク機器またはそのコンポーネントを取り扱うときは、常に、静電気防止用ストラップを着用してください。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側を、ルータのESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属面に接続します。

ATM Line Cardを取り扱うときは、非脱落型ネジ、ハンドル、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームだけを持ち、基板またはコネクタ ピンには手を触れないようにしてください。

取り外したATM Line Cardは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ATM Line Cardと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

必要な工具および機器

ATM Line Cardの取り付けおよび取り外しの作業を行うには、次の工具および機器が必要です。

マイナス ドライバまたはプラス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップおよび使用説明書

ATM Line Cardを別のルータまたはスイッチに接続するためのインターフェイス ケーブル

ケーブルの詳細については、「光ファイバ ネットワーク用インターフェイス ケーブル」を参照してください。

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ここでは、ライン カードの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。内容は次のとおりです。

「ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項」

「ライン カードの取り外し」

「ブランク フィラーの取り外し(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)」

「ブランク フィラーの取り付け(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)」

「ライン カードの取り付け」


) Cisco 12008ルータおよびCisco 12012ルータでのATM Line Cardの取り付けおよび取り外しの手順は、他のCisco 12000シリーズ ルータの手順と異なります。ご使用のルータ シャーシに適合する手順を参照してください。



注意 誤ってエラー メッセージが出力されないように、ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。ルータの再初期化が完了し、すべてのインターフェイスの現在の設定が認識されるように、ライン カードの取り外しまたは取り付け後は、15秒以上経過してから次のカードの取り外しまたは取り付けを行ってください。
同じスロットでライン カードの取り外しおよび取り付けを行った場合には、60秒以上経過してから、別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行ってください。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外しおよび取り付けを行うときの注意事項は、次のとおりです。

ライン カードはOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応なので、ルータを稼働したままで取り外しおよび取り付けができます。OIRは、ネットワーク上のユーザには何ら影響を及ぼしません。すべてのルーティング情報が保持され、セッションが中断されることはありません。


) OIRでは、ソフトウェアの作業または電源のリセットは不要ですが、ライン カードを取り外す前に、任意にshutdownコマンドを使用することもできます。


ライン カードを再び取り付けると、必要なソフトウェアがRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)から自動的にダウンロードされます。その後、現在の設定と一致し、かつ管理上のアップとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他のインターフェイスはすべて、 configure コマンドで設定する必要があります。

  • 正しい手順に従わなかった場合、ハードウェア障害とみなされる場合があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。
    同じスロットでライン カードの取り外しおよび取り付けを行った場合には、60秒以上経過してから、別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行ってください。

ライン カードには、バックプレーン コネクタからカードを解放するための2つのイジェクト レバーが付いています。ライン カードをバックプレーン コネクタから取り外すとき、およびライン カードをバックプレーン コネクタに装着するときは、これらのレバーを使用してください。イジェクト レバーにより、カード コネクタがバックプレーンにかみ合い、固定されます。

  • ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるように、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

    ライン カードを取り付けるときも、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、コネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが確実に固定されるように、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが確実にバックプレーンに装着されていないと、ルータの動作が中断され、最終的にルータが停止する原因となります。

Cisco 12008ルータまたはCisco 12012ルータにATM Line Cardを取り付ける場合には、2つのスロットが必要です。ライン カードを取り付ける前に、2つのスロットのうち右側のスロットにブランク フィラー(部品番号:4OC12X/ATM-BLANK)を取り付ける必要があります。詳細については、「ブランク フィラーの取り付け(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)」を参照してください。

ライン カードの設定情報については、「ライン カード インターフェイスの設定およびトラブルシューティング」を参照してください。

ライン カードの取り外し

障害のあるライン カードを交換する場合には、既存のライン カードを取り外した後、同じスロットに新しいライン カードを取り付けます。ライン カードを取り外す手順は、次のとおりです(図2を参照)。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用説明書に従って装着します。

ステップ 2 ポートからすべてのインターフェイス ケーブルを取り外します。ライン カード上のポートへの現在のケーブル接続を書き留めておいてください。

ステップ 3 ライン カードから、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外します。

ステップ 4 ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図2aを参照)。

図2 ライン カードの取り外しおよび取り付け

 


注意 ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるように、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

ステップ 5 両側のイジェクト レバーを外側に同時に開き、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図2bを参照)。

ステップ 6 イジェクト レバーを持ち、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 7 ライン カードのフレームを持ち、片手でライン カードの底面を支えながら、ライン カードをスロットからゆっくり引き出します(図2cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 8 取り外したライン カードは静電気防止用マットの上に置きます。返却する場合には、ライン カードをただちに静電気防止用袋に保管してください。

ステップ 9 ライン カード スロットを空にしておく場合は、シャーシに埃が入らないように、また、ライン カード コンパートメント内のエアフローを適切に保持するために、ライン カード ブランク(製品番号 MAS-GSR-BLANK)を取り付けます。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 


) Cisco 12008ルータまたはCisco 12012ルータの場合には、ATM Line Cardに付属のブランク フィラーを同時に取り外す必要があります。「ブランク フィラーの取り外し(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)」を参照してください。



) ATM Line Cardを取り外すときは、ライン カードの重さが約13.2ポンド(6 kg)であることに注意してください。


ブランク フィラーの取り外し(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)

ATM Line Cardは、Cisco 12008ルータおよびCisco 12012ルータのライン カード スロットの幅より広いので、ライン カードを取り付けるには2つのスロットを使用する必要があります。2つめのスロットの未使用スペースには、ブランク フィラー(部品番号:4OC12X/ATM-BLANK)を取り付けます。ライン カードの通気を適切に保ち、シャーシおよびライン カードを損傷から保護するためです。

ブランク フィラーは、ATM Line Cardを取り外した後で、取り外します。


注意 ATM Line Cardをシャーシから完全に取り外すまでは、ブランク フィラーを取り外さないでください(詳細については、ライン カードの取り外しを参照)。スロットにATM Line Card以外のライン カードを取り付けるときは、事前にブランク フィラーをシャーシから取り外す必要があります。

ブランク フィラーを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ドライバを使用して、ブランク フィラーの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 2 片手でブランク フィラーの前面プレートを持ち、もう一方の手でブランク フィラー の底面を支えながら、ブランク フィラーをスロットからまっすぐ引き出します。


 

ブランク フィラーを取り外す手順は、これで完了です。取り外したスロットに、別のライン カードを取り付けることができます。

ブランク フィラーの取り付け(Cisco 12008およびCisco 12012ルータのみ)

ATM Line Cardは、Cisco 12008ルータおよびCisco 12012ルータのライン カード スロットの幅より広いので、2つのライン カード スロットのスペースを使用します。2つめのスロットの未使用スペースには、ブランク フィラーを取り付けます。ライン カードの通気を適切に保ち、シャーシおよびライン カードを損傷から保護するためです。

ATM Line Cardは、Cisco 12008またはCisco 12012ルータの任意の連続する2スロットに取り付けることができます。ブランク フィラーは、ライン カードを取り付ける2スロットのうち、右側のスロットに取り付けます。


注意 ブランク フィラーは、Cisco 12008またはCisco 12012ルータにATM Line Cardを取り付ける前に、取り付ける必要があります。

ブランク フィラーを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ライン カードの取り付け先となる連続する2つの空きスロットを選び、ライン カード用の光ファイバ インターフェイス ケーブルが、ライン カード ポートと外部機器を接続するのに十分な長さであることを確認します。

ステップ 2 片手でブランク フィラーの前面プレートを持ち、もう一方の手でブランク フィラー の底面を支えながら、ATM Line Cardを取り付ける2スロットのうち、右側のスロットに差し込みます(図3を参照)。

ステップ 3 ブランク フィラーをスロット内にゆっくり挿入し、ブランク フィラーの上部と下部の縁を、カード ケージ スロットの枠内に確実に収めます。

ステップ 4 ATM Line Cardに適切なEMI保護と通気を提供するために、ドライバを使用して、ブランク フィラーの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを締めます。EMI規格に適合させるには、これらのネジを締める必要があります(図4を参照)。

ATM Line Card用のスペースを十分に確保するために、ライン カードを取り付ける 前に 、ブランク フィラー の非脱落型ネジを締めてください。


注意 非脱落型ネジは、偶発的な脱落を防止し、ルータに適切なアースとEMI保護を提供します。

図3 ブランク フィラーの取り付けおよび取り外し

 

図4 ブランク フィラーの非脱落型ネジを締める

 


 

ライン カードの取り付け

ライン カードは、ほとんどの使用可能なライン カード スロットに取り付けて、バックプレーンに直接接続できます。新しいライン カードを取り付けるには、まず、使用するスロットからライン カード ブランクを取り外す必要があります。


) ライン カード スロットのタイプ、スロット幅、およびスロットの位置については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。



) Cisco 12008ルータおよびCisco12012ルータの場合、ATM Line Cardは2つのライン カード スロットを使用します。ATM Line Cardを取り付ける前に、連続する2スロットのうち右側のスロットにブランク フィラーを取り付ける必要があります。



注意 正しい手順に従わなかった場合、ハードウェア障害とみなされる場合があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用説明書に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選び、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部機器を接続できるだけの長さであることを確認します。
Cisco 12008ルータまたはCisco 12012ルータにライン カードを搭載する場合には、ブランク フィラーの左側のスロットにライン カードを取り付ける必要があります(図6を参照)。


注意 静電破壊を防ぐために、ライン カードを取り扱うときには、必ず非脱落型ネジ、ハンドル、イジェクト レバー、またはカード フレームの端だけを持つようにしてください。コンポーネントまたは回路には触れないでください。

ステップ 3 片手でライン カードの前面プレート(またはハンドル)を持ち、もう一方の手でカード フレームの底面を支えながら、カード ケージのスロットの位置にカードを合わせます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 4 イジェクト レバーがカード ケージの縁に触れるまで、ライン カードをスロットに慎重に差し込みます。イジェクト レバーのフックがカード ケージの縁にかみ合ったら、そこで 止めます 。フックがかみ合わない場合は、もう一度ライン カードを差し込んで、イジェクト レバーのフックが完全にかみ合うようにします(図5を参照)。

図5 イジェクト レバー

 


注意 ライン カードを取り付ける際には、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが確実に固定されるように、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが確実にバックプレーンに装着されていないと、ルータの動作が中断され、最終的にルータが停止することがあります。

ステップ 5 両方のイジェクト レバーを同時に内側に戻し、ライン カードの前面プレートに対してレバーが垂直になるようにします。これにより、カードがバックプレーンに固定されます。

ステップ 6 3/16インチのマイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両端にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切なEMI保護が確保され、ライン カードがバックプレーンから部分的に外れるのを防ぐことができます。


注意 別のライン カードの作業に必要なスペースを確保するため、新しくライン カードを取り付けた場合、必ずそのカードの非脱落型ネジを締めてから、次のライン カードの取り付け作業を始めるようにしてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止し、ルータに適切なアースとEMI保護が提供されます。

Cisco 12008ルータまたはCisco 12012ルータにATM Line Cardおよびブランク フィラーの両方を取り付けると、図6のようになります。

図6 ブランク フィラーを取り付けた 4-Port ATM ISE Line Card

 

1

ATM Line Card

2

ブランク フィラー

ステップ 7 ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。

ステップ 8 インターフェイス ケーブルを接続します。


 


) ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けについては、「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け」を参照してください。

インターフェイス ケーブルの接続については、「ケーブル接続および仕様」を参照してください。


ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット


) ここでは各種ライン カードの図を使用していますが、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け手順は、どのライン カードの場合でも同じです。


Cisco 12000シリーズ ルータには、ルータに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが作業の妨げになったり、極端に曲がったりするのを防ぐケーブル マネジメント システムが含まれています。


注意 インターフェイス ケーブルが極端に曲がると、ケーブルが損傷する原因になります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されています。

1. シャーシに取り付けるケーブル マネジメント トレイ。ケーブル マネジメント トレイについては、ご使用のCisco 12000シリーズ ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

2. ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット。

ここでは、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットについて説明します。図7にシングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット、図8にマルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを示します。

図7 シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

 

図8 マルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

 


) スペアのライン カードは、ケーブル マネジメント ブラケットが取り付けられていない状態で出荷されます。このような場合は、ライン カードをルータに取り付ける前に、ライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットを持って、ライン カードを押し込んだり、引き出したりしないでください。ケーブル マネジメント ブラケットはインターフェイス ケーブルを支えるように作られているので、ブラケットを持ってライン カードを着脱したり、ルータから取り外したライン カードを運んだりすると、ブラケットが壊れることがあります。

ここでは、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付けの手順について説明します。

「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し」

「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け」

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを使用説明書に従って装着します。

ステップ 2 各ライン カード上のポートに現在接続されているインターフェイス ケーブルを書き留めておいてください。

ステップ 3 ライン カードの一番下のポートのインターフェイス ケーブルから順番に、ライン カードのインターフェイスからケーブルを取り外します。


) ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからインターフェイス ケーブルを取り外す必要はありません。新しいライン カードを取り付けるまで、(ケーブル付きの)ブラケットをシャーシのケーブル マネジメント トレイまたはブラケットに保管しておくことができます。


ステップ 4 マルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、上方のケーブル スタンドオフ側にあるマジックテープからインターフェイス ケーブルを取り外します(図9を参照)。

シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、ケーブル クリップからインターフェイス ケーブルを注意深く取り外します(図10を参照)。ケーブルが折れ曲がらないように注意してください。

ステップ 5 他のすべてのインターフェイス ケーブルについてステップ 3ステップ 4を繰り返し、ステップ 6に進みます。

ステップ 6 マルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、ケーブル マネジメント ブラケットの両側にある非脱落型ネジを緩め、ブラケットをライン カードから取り外します。

シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、ケーブル マネジメント ブラケットの非脱落型ネジを緩め、ブラケットをライン カードから取り外します。


 

図9 マルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し(4-Port OC-48c/STM-16c DPT Line Card)

 

1

シャーシのケーブル マネジメント トレイ

3

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

2

マジックテープ

4

光ファイバ ケーブル

図10 シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し(1-Port OC-192c/STM-64c DPT Line Card)

 

1

シャーシのケーブル マネジメント トレイ

3

インターフェイス ケーブル

2

ケーブル クリップ

4

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを使用説明書に従って装着します。

ステップ 2 次の手順で、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。

a. ライン カードの前面プレート上に、ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

b. 非脱落型ネジを取り付けて締め、ブラケットをライン カードに固定します。

c. ライン カードの一番下のポートから順番に、各インターフェイス ケーブルを該当するポートに接続します。

ステップ 3 マルチポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、付属のマジックテープでケーブルを注意深く巻きます(図9を参照)。

シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの場合、インターフェイス ケーブルをケーブル クリップに丁寧に押し込みます(図10を参照)。ケーブルが折れ曲がらないように注意してください。


 

ケーブル接続および仕様

ここでは、ATM Line Cardの仕様について説明します。

「4-Port ATM ISE Line Cardパワー バジェット」

「光ファイバ ネットワーク用インターフェイス ケーブル」

4-Port ATM ISE Line Cardパワー バジェット

ATM Line Cardは、シングルモードとマルチモードの両方の光ファイバ ケーブルを使用します。信号の到達可能距離は、マルチモード光ファイバよりもシングルモード光ファイバの方が長くなります。敷設の最大距離は、光ファイバ伝送路の光損失量によって決まります。標準最大距離に近い光伝送が必要な場合には、Optical Time-Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用して、パワー ロスを測定してください。

表2 および 表3 に、ATM Line Cardの定格パワーを示します。

 

表2 4-Port OC-12c/STM-4c Line Cardのパワー仕様

トランシーバ
減衰量
送信パワー
受信パワー
標準最大距離

シングルモード、中距離(IR)、1310 nm

13 dB

-15~-8 dBm

-28~-8 dBm

9.3マイル(15 km)

マルチモード、短距離(SR)、1310 nm

6 dB

-20~-14 dBm

-26~-14 dBm

1.2マイル(2 km)

 

表3 4-Port OC-3c/STM-1 Line Cardのパワー仕様

トランシーバ
減衰量
送信パワー
受信パワー
標準最大距離

シングルモード、中距離(IR)、1310 nm

13 dB

-15~-8 dBm

-28~-8 dBm

9.3マイル(15 km)

マルチモード、短距離(SR)、1310 nm

10 dB

-20~-14 dBm

-30~-14 dBm

1.2マイル(2 km)

光ファイバ ネットワーク用インターフェイス ケーブル

ATM Line Cardには、SCタイプ光ファイバ インターフェイス コネクタが付いています。Cisco 12000シリーズ ルータのATM Line Cardの光ファイバ インターフェイスを別のルータまたはスイッチに接続するには、状況に応じて、マルチモードまたはシングルモードの光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用します。一般的に、マルチモード ケーブルはグレーまたはオレンジ、シングルモード ケーブルはイエローです。


) シングルモードおよびマルチモードの光ファイバ ケーブルは、別途必要です。ケーブルのプラグには、ダスト カバーが取り付けられていることがあります。ライン カードのポートにケーブルを接続する前に、ダスト カバーを取り外してください。


1つのデュプレックスSCタイプ コネクタ(図11を参照)または2つのシンプレックスSCタイプ コネクタ(図12を参照)のどちらかを使用します。

図11 デュプレックスSCケーブル コネクタ

 

図12 シンプレックスSCケーブル コネクタ

 

1本のデュプレックス光ファイバ ケーブルまたは2本のシンプレックス光ファイバ ケーブルを使用して、ライン カードの各ポートをライン カードの接続先デバイスに接続します。送信側(TX)と受信側(RX)の接続関係に注意してください(図13を参照)。


) ポートの送信側(TX)と受信側(RX)のレセプタクルの位置に注意してください。レセプタクルの位置は、Cisco 12000シリーズ ルータの各ライン カードによって異なります。


図13 光ファイバ ケーブルの接続

 

1

RXポート

2

TXポート

3

デュプレックスまたはシンプレックスSC光ファイバ ケーブル コネクタ


) 光ファイバ コネクタには、埃や油などの汚れが付着しないようにする必要があります。ケーブルをライン カードに接続する前に、アルコールまたは他の適切な洗浄剤を使用して、光ファイバ コネクタを慎重に拭いてください。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。



警告 クラス1レーザー製品です。



警告 クラス1 LED製品です。


ライン カードのインストレーションの確認およびトラブルシューティング

ここでは、ライン カードのインストレーションを確認し、トラブルシューティングを行う手順について説明します。

「初期ブート プロセス」

「ステータスLED」

「英数字LED」

「インストレーションのトラブルシューティング」

初期ブート プロセス

一般的なライン カードのブート プロセスでは、次の処理が実行されます。

1. ライン カードのMaintenance Bus(MBus;メンテナンス バス)モジュールに電力が供給され、MBusソフトウェアの実行が開始されます。

2. ライン カードのMBusモジュールは、搭載されているカードのタイプを判別し、内部チェックを実行し、RPからCisco IOSソフトウェアを受け入れられるようにします。

3. RPがライン カードを起動し、ライン カードにCisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作していることを確認するには、次の動作チェックを行います。

ライン カードのブート プロセス中に、ライン カードのLEDディスプレイを見て、カードが通常の初期化シーケンスを実行しているかどうかを確認します。シーケンスはIOS RUNで終了するはずです。

ライン カードのステータスLEDを調べ、ACTIVE LEDが点灯していることを確認します。ACTIVE LEDが点灯しない場合には、関連インターフェイスがシャットダウンされていないかどうかを確認します。

どちらかの条件が満たされていない場合は、「ライン カードの高度なトラブルシューティング」を参照し、問題を特定してください。

ステータスLED

ATM Line Cardには、ライン カードの動作ステータスをモニタするために、次の2タイプのLEDが付いています(図14を参照)。

ステータスLED ― ライン カードの各ポートの横にある3つのLEDです。

LEDディスプレイ ― それぞれ4桁の英数字が表示される2つのLEDです。

図14 4-Port ATM ISE Line CardのLED

 

1

ステータスLED

2

LEDディスプレイ

ATM Line Cardの各ポートの横には、次の3つのグリーンのポート ステータスLEDがあります。

ACTIVE

RX Carrier

RX Cell

表 4 に、各LEDの意味を示します。

 

表 4 ステータスLED

LED
状態
意味

ACTIVE

点灯

インターフェイスが設定され、アクティブです。

消灯

インターフェイスは非アクティブです。

RX Cell

点灯

セルを受信しました。

消灯

着信セルはありません。

RX Carrier

点灯

SONETフレーマーが3ミリ秒以上持続したインフレーム状態を検出しました。

点滅

リモート回線のRDIを受信しました。

消灯

LOS、LOF、またはLAISが検出されました。

データ受信中は、RX Cell LEDが点滅します。

ライン カードのステータスLEDは、ライン カードのインターフェイスを設定するまで(またはシャットダウンされているインターフェイスをオンにするまで)、点灯しないことがあります。各インターフェイスの正常な動作を確認するには、ライン カードの設定手順を完了する必要があります(ライン カード インターフェイスの設定およびトラブルシューティングを参照)。

英数字LED

ATM Line Cardの前面プレートの端のイジェクト レバー付近に、2つの4桁の英数字LEDディスプレイが付いています。ここには、カードのステータスを示す一連のメッセージが表示されます。通常、RPがカードを認識して起動するまでは、これらのLEDには何も表示されません( 表 5 を参照)。


) 一部のメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないことがあります。また、ライン カードによっては、表 5および表 6に示すメッセージの一部が表示されないことがあります。


ライン カードが起動すると、 表 5 に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 5 一般的な初期化シーケンス中に英数字LEDに表示されるメッセージ

LEDの表示1
意味
送信元

MROM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。

MBusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カードのメイン メモリ容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ROMイメージをライン カード メモリにロードしています。

RP IOSソフトウェア

ROM
VGET2

ROMイメージが応答を受信しています。

RP IOSソフトウェア

FABI
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダのロードを待機中です。3

RP IOSソフトウェア

FABM
WAIT2

ライン カードは、ファブリック マネージャからのファブリック使用可能の報告を待機中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ファブリック ダウンローダをライン カード メモリにロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動され、実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

Cisco IOSソフトウェアをライン カード メモリにダウンロードしています。

RP IOSソフトウェア

IOS
FABW2

Cisco IOSソフトウェアがファブリックの準備完了を待機中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
VGET2

ライン カードがCisco IOSバージョンを取得しています。

RP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになり、使用可能な状態です。

RP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアが起動中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
TRAN

Cisco IOSソフトウェアがアクティブ状態に移行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアが稼働しています。

RP IOSソフトウェア

1.表 5に示すLEDシーケンスは瞬間的に表示されるので読み取れないことがあります。この表で、起動時のライン カードの動作内容を把握してください。

2.このLEDシーケンスが表示されるのは、Cisco IOS Release 12.0(24)S以上だけです。

3.ファブリック ダウンローダが、Cisco IOSソフトウェア イメージをライン カードにロードします。

表 6 に、ライン カードの英数字LEDディスプレイに表示されるその他のメッセージを示します。

 

表 6 その他の英数字LEDメッセージ

LEDの表示
意味
送信元

MAL
FUNC

フィールド診断プログラムによりライン カードの異常が報告されました。

RP

MISM
ATCH4

ペア スロット内のライン カードのタイプが一致していません。

RP

PWR
STRT1

ライン カードに新たに電力が供給されました。

RP

PWR
ON

ライン カードに電力が供給されました。

RP

IN
RSET

リセット中です。

RP

RSET
DONE

リセットが完了しました。

RP

MBUS
DNLD

MBusエージェントのダウンロード中です。

RP

MBUS
DONE

MBusエージェントのダウンロードが完了しました。

RP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得が完了しました。

RP

MSTR
WAIT

マスターシップの判別待機中です。

RP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定待機中です。

RP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定が完了しました。

RP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロードが完了しました。5

RP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが完了しました。

RP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアのBMAエラーです。

RP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASICコンフィギュレーション エラーです。

RP

CARV
ERR

バッファ分割エラーです。

RP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求しています。

RP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中です。

RP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了しました。

RP

DIAG
MODE

診断モードです。

RP

DIAG
LOAD

MBus経由でフィールド診断プログラムをダウンロード中です。

RP

DIAG
F_LD

ファブリック経由でフィールド診断プログラムをダウンロード中です。

RP

DIAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中です。

RP

DIAG
HALT

フィールド診断プログラムを中止します。

RP

DIAG
TEST

フィールド診断テストを実行中です。

RP

DIAG
PASS1

フィールド診断テストが正常に完了しました。

RP

POST
STRT

Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中です。

RP

UNKN
STAT

未知(unknown)ステートです。

RP

ADMN
DOWN

ライン カードは管理上のダウンです。

RP

SCFG
PRES1

不正なhw-module slot srpコマンドが入力されました。

RP

SCFG1
REDQ

必要なhw-module slot srpコマンドが入力されていません。

RP

4.このLEDシーケンスが表示されるのは、Cisco IOS Release 12.0(24)S以上だけです。

5.ファブリック ダウンローダが、Cisco IOSソフトウェア イメージをライン カードにロードします。

インストレーションのトラブルシューティング

ライン カードのACTIVE LEDまたは英数字LEDディスプレイが点灯しない場合、ライン カードの取り付けに問題があるか、またはハードウェア障害が発生しています。次の手順で、ライン カードが正しく取り付けられているかどうかを確認してください。


ステップ 1 ライン カードのACTIVE LEDは点灯しないが、英数字LEDディスプレイが動作中状態を示している場合は、初期化シーケンスがIOS RUNで終了しているかどうかを確認します。IOS RUNで終了している場合には、インターフェイスがシャットダウンされていないかどうかを確認します。IOS RUNで終了していない場合には、ACTIVE LEDの回路障害が考えられます。サービス担当者に連絡して、サポートを依頼してください。

ステップ 2 ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合、または英数字LEDディスプレイがIOS RUNを表示していない場合は、次の手順で、ルータの接続を確認してください。

a. ライン カードのボード コネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうかを確認します。非脱落型ネジを緩め、両方のイジェクト レバーを内側に押して、レバーが両方ともライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにします。非脱落型ネジを締めます。

b. すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されているかどうかを確認します。

c. カード上のすべてのメモリ モジュールがそれぞれのソケットに正しく装着され、固定されているかどうかを確認します。

ライン カードの再初期化が完了すると、ライン カードのACTIVE LEDが点灯するはずです。ACTIVE LEDが点灯すれば、インストレーションは完了しています。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進んでください。

ステップ 3 それでもACTIVE LEDが点灯しない場合は、ATM Line Cardを取り外し、空いている別のライン カード スロットに取り付けます。

ライン カードを新しいスロットに取り付けてACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

ACTIVE LEDと英数字LEDディスプレイが点灯しない場合は、インストレーションを中止します。サービス担当者に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 4 ライン カードの初期化時にコンソール端末にエラー メッセージが表示された場合は、該当するリファレンス マニュアルでエラー メッセージの意味を確認してください。その他、解決できない問題が生じたときは、サービス担当者に連絡し、サポートを依頼してください。

トラブルシューティングおよび診断プログラムについては、ご使用のCisco 12000シリーズ ルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


 

ライン カード インターフェイスの設定およびトラブルシューティング

ここでは、ATM Line Cardの設定およびトラブルシューティングの手順について説明します。

「初期設定」

「インターフェイスの設定」

「showコマンドによるステータスの確認」

「ATMコンフィギュレーションの例」

「ライン カードの高度なトラブルシューティング」

「Cisco IOS Software Release 12.0(22)S以上を使用したライン カードの診断」

初期設定

show running-config コマンドを使用して、現在のポートのコンフィギュレーション情報を表示します。新しく取り付けたATM Line Cardの起動時には、インターフェイスがシャットダウンされています。インターフェイスをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで no shutdown コマンドを入力する必要があります。他のコンフィギュレーション コマンドを使用せずにATM Line Cardを(シャットダウン状態から)イネーブルに変更した場合、 表 7 に示すデフォルトのインターフェイス コンフィギュレーション ファイルのパラメータが使用されます。

 

表 7 4-Port ATM ISE Line Cardのデフォルトの設定値

パラメータ
コンフィギュレーション ファイルのエントリ
デフォルト値

最大伝送ユニット(MTU)

[ no ] mtu bytes

4,470バイト

最大仮想回線数

atm maxvc

2047

ループバック

[ no ] loopback [ diagnostic | line ]

ループバックなし

内部クロック

atm clock internal

ライン クロック

SONETフレーム同期

atm sonet stm-4

SONETフレーム同期

ATM Line Cardのインターフェイスに no shutdown コマンドを入力する場合、またはインターフェイスの設定を変更する場合には、 configure イネーブルEXECコマンドを使用してコンフィギュレーション モードを開始する必要があります。

インターフェイスの設定

新しいATM Line Cardが正しく取り付けられていることを確認したら、 configure コマンドを使用して、新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を調べておいてください。

ここでは、インターフェイスをイネーブルにして、IPルーティングを指定するという基本的なコンフィギュレーションの手順について説明します。ルータの設定要件に応じて、他のコンフィギュレーション サブコマンドの入力が必要になることがあります。

(コンフィギュレーション サブコマンドおよび使用できる設定オプションについては、Cisco IOSソフトウェア リリースの要件に記載されている適切なソフトウェアのマニュアルを参照してください。)

Cisco 12000シリーズ ルータのインターフェイス アドレスは、ライン カードのスロット番号とインターフェイス番号を使用し、 スロット/ポート の形式で指定します。各ATM Line Cardには4つのATMインターフェイスがあり、ポート番号は0~3です。したがって、ライン カード スロット2に搭載されているATM Line CardのATMインターフェイスのスロット/ポート アドレスは、 2/0~2/3になります。

configure コマンドを使用する前に、 enable コマンドで、EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合、パスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。

ATM Line Cardを設定する手順は、次のとおりです。特に明記しないかぎり、各ステップの最後に Return キーを押してください。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、ルータがカードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

ステップ 2 show interface コマンドを入力して、各ポートのステータスを確認します。

Router# show interface
 

ステップ 3 configure terminal コマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 プロンプトに、 type atm )および slot/port (ライン カード スロット番号/ポート番号)を指定して interface コマンドを入力し、新しく設定するATMインターフェイスを指定します。

たとえば、インターフェイス プロセッサ スロット1に搭載されているATM Line Card のポート3を設定するには、 interface atm コマンドを次のように入力します。

Router(config)# interface atm 1/3
 

ステップ 5 次のように、 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを入力して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.255.255.0
 

ステップ 6 次のように、Permanent Virtual Circuit(PVC;相手先固定接続)を設定します。

Router(config-if)# pvc 1/17
 

この例では、1がVPI、17がVCIです。


) トラフィックを正常に伝送するには、リンクの両端に同じ番号のPVCを設定する必要があります。


ステップ 7 no shutdown コマンドを入力して、シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドを入力すると、ATM Line Cardに enable コマンドが渡され、Segmentation and Reassembly(SAR)処理が開始されます。また、ライン カードが受信した最新のコンフィギュレーション コマンドに基づいて、ライン カードが自動設定されます。

ステップ 8 設定を完了するために必要な他のコンフィギュレーション サブコマンドを入力します。

ステップ 9 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを入力して設定が完了してから、 Ctrl-Z Ctrl キーを押しながら Z キーを押す)を入力して、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10 copy running-config startup-config コマンドを入力して、新しいコンフィギュレーションをメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

設定の完了後、 show コマンドを使用すると、設定を確認できます。 show コマンドについては、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

showコマンドによるステータスの確認

各Cisco 12000シリーズ ルータ ライン カードは、コンフィギュレーション、トラフィック、エラーなどに関する情報を保持しています。これらの情報は、 show コマンドを使用して表示できます。ここでは、各種の show コマンドの説明と例を示します。

show versionコマンド

show gsrコマンド

show interfacesコマンド

show running-configコマンド

ATMのshowコマンド

show versionコマンド

ルータのハードウェア構成(搭載されている各タイプのライン カード数)、Cisco IOSソフトウェア リリース、コンフィギュレーション ファイルの名前と保管場所、およびブート イメージを表示するには、 show version コマンドを使用します。

show gsrコマンド

Cisco 12000シリーズ ルータに搭載されているハードウェア モジュールの情報を表示するには、 show gsr コマンドを使用します。次に、 show gsr コマンドを使用して、ルータのスロット2に搭載されているATM Line Cardの情報を表示する例を示します。

Router# show gsr
 

show interfacesコマンド

ルータのインターフェイス情報を表示するには、 show interfaces コマンド、 show interfaces pos slot/port コマンド、および show interfaces atm slot/port コマンドを使用します。次に、 show interfaces atm slot/port コマンドを使用して、ルータのスロット2に搭載されたATM Line Cardのポート0の情報を表示する例を示します。

Router# show interfaces atm 2/0
 

show running-configコマンド

RAMで現在実行中のコンフィギュレーションを表示するには、 show running-config コマンドを使用します。

Router# show running-config
 

ATMのshowコマンド

ATMネットワークおよび接続している仮想回線の現在のステータスを表示するには、次のATMの show コマンドを使用します。

ATM Line Cardのインターフェイスについて、現在のATM固有情報を表示するには、 show atm interface atm コマンドを使用します。

Router# show atm interface atm slot/port
 

現在のATM統計情報を表示するには、 show atm traffic コマンドを使用します。

Router# show atm traffic
 

現在のATM PVCを表示するには、 show atm pvc コマンドまたは show atm vc コマンドを使用します。

Router# show atm pvc
Router# show atm vc

ATMコンフィギュレーションの例

次に、PVCの一般的なATMコンフィギュレーションの例を示します。

interface ATM2/0
no ip address
no ip directed-broadcast
atm clock INTERNAL
no atm enable-ilmi-trap
no atm ilmi-keepalive
!
interface ATM2/0.1 point-to-point
ip address 1.1.0.13 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
no atm enable-ilmi-trap
pvc 0/100
!
interface ATM2/0.2 point-to-point
ip address 1.1.1.13 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
no atm enable-ilmi-trap
pvc 0/101
ubr 3500
!

その他のコンフィギュレーション例については、「重要事項」に記載されている適切なCisco IOSソフトウェアのコンフィギュレーション マニュアルを参照してください。

ライン カードの高度なトラブルシューティング

ここでは、ライン カードに障害が発生した場合の高度なトラブルシューティングについて説明します。このトラブルシューティング方法は、障害がハードウェアに関連したものかどうかを判別するときに役立ちます。ソフトウェア関連の障害については、ハードウェア障害と誤解されやすいものだけを示しています。


) ここでの説明は、ユーザがCisco IOSソフトウェア コマンドの使用方法を熟知していることを前提としています。


ここでの説明を理解し、トラブルシューティングの手順に従うことによって、ライン カード上の問題を把握できます。最初に、発生しているライン カード障害またはコンソール エラーの原因を判別します。どのカードに障害が発生しているのかを調べるには、次のコマンドの出力結果を収集する必要があります。

show context summary

show logging

show logging summary

show diag slot

show context slot slot

これらのshowコマンドの出力に加えて、次の情報も収集する必要があります。

コンソール ログおよびSyslogの情報 ― 複数の現象が発生している場合は、この情報が非常に重要です。ルータがSyslogサーバにログを送信するように設定されている場合は、発生している現象について、何らかの情報が得られることがあります。コンソール ログについては、ロギングがイネーブルになっているルータ コンソール ポートに直接接続するのが最良です。

その他のデータ ― show tech-supportコマンドには、show version、show running-config、show stacksなど、多数の異なるコマンドが統合されています。Cisco TACが問題解決のために作業を行う場合、この情報が必要になります。


) show tech-supportのデータは、再起動または電源再投入を行う前に収集する必要があります。再起動または電源再投入を行うと、問題に関する全情報が失われることがあります。



) これらのコマンドの出力は、使用しているライン カードによって多少異なりますが、基本的な情報は同じです。


出力例

次に、Cisco 12000シリーズ ルータのライン カードで障害が発生した場合のシステムの出力例を示します。出力内の重要データには下線が付いています。

show context summaryの出力

show loggingの出力

show diag slotの出力

show context slotの出力

show context summaryの出力

Router#show context summary
CRASH INFO SUMMARY
Slot 0 : 0 crashes
Slot 1 : 1 crashes
1 . crash at 10:36:20 UTC Wed Dec 19 2001
Slot 2 : 0 crashes
Slot 3 : 0 crashes
Slot 4 : 0 crashes
Slot 5 : 0 crashes
Slot 6 : 0 crashes
(テキスト出力は省略)
 

show loggingの出力

Router#show logging
Syslog logging: enabled (2 messages dropped, 0 messages rate.limited, 0 flushes,
0 overruns)
Console logging: level debugging, 24112 messages logged
Monitor logging: level debugging, 0 messages logged
Buffer logging: level debugging, 24411 messages logged
Logging Exception size (4096 bytes)
Trap logging: level informational, 24452 message lines logged
5d16h: %LCINFO.3.CRASH: Line card in slot 1 crashed
5d16h: %GRP.4.RSTSLOT: Resetting the card in the slot: 1,Event: 38
5d16h: %IPCGRP.3.CMDOP: IPC command 3
5d16h: %CLNS.5.ADJCHANGE: ISIS: Adjacency to malachim2 (GigabitEthernet1/0) Up,
n8 (slot1/0): linecard is disabled
.Traceback= 602ABCA8 602AD8B8 602B350C 602B3998 6034312C 60342290 601A2BC4 601A2BB0
5d16h: %LINK.5.CHANGED: Interface GigabitEthernet1/0, changed state to
administratively down
5d16h: %LINEPROTO.5.UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0,
changed state to down
5d16h: %GRP.3.CARVE_INFO: Setting mtu above 8192 may reduce available buffers
on Slot: 1.
SLOT 1:00:00:09: %SYS.5.RESTART: System restarted ..
(テキスト出力は省略)
 

show diag slotの出力

Router#show diag 1
SLOT 1 (RP/LC 1 ): 3 Port Gigabit Ethernet
MAIN: type 68, 800.6376.01 rev E0 dev 0
HW config: 0x00 SW key: 00.00.00
PCA: 73.4775.02 rev E0 ver 2
HW version 2.0 S/N CAB0450G8FX
MBUS: Embedded Agent
Test hist: 0x00 RMA#: 00.00.00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000001 Test results: 0x00000000
FRU: Linecard/Module: 3GE.GBIC.SC=
Route Memory: MEM.GRP/LC.64=
Packet Memory: MEM.LC1.PKT.256=
L3 Engine: 2 . Backbone OC48 (2.5 Gbps)
MBUS Agent Software version 01.46 (RAM) (ROM version is 02.10)
Using CAN Bus A
ROM Monitor version 10.06
Fabric Downloader version used 05.01 (ROM version is 05.01)
Primary clock is CSC 0 Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 00:00:10 (5d16h ago)
DRAM size: 67108864 bytes
FrFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
ToFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
1 crash since restart
 

show context slotの出力

Router#show context slot 2
CRASH INFO: Slot 2, Index 1, Crash at 12:24:22 MET Wed Nov 28 2001
VERSION:
GS Software (GLC1.LC.M), Version 12.0(18)S1, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
TAC Support: http://www.cisco.com/tac
Compiled Fri 07.Sep.01 20:13 by nmasa
Card Type: 3 Port Gigabit Ethernet, S/N
System exception: SIG=23, code=0x24, context=0x4103FE84
System restarted by a Software forced crash
STACK TRACE:
.Traceback= 400BEB08 40599554 4004FB64 4005B814 400A1694 400A1680
CONTEXT:
$0 : 00000000, AT : 41040000, v0 : 00000032, v1 : 4103FC00
a0 : 4005B0A4, a1 : 41400A20, a2 : 00000000, a3 : 00000000
t0 : 41D75220, t1 : 8000D510, t2 : 00000001, t3 : FFFF00FF
t4 : 400C2670, t5 : 00040000, t6 : 00000000, t7 : 4150A398
s0 : 0000003C, s1 : 00000036, s2 : 4103C4D0, s3 : 41D7EC60
s4 : 00000000, s5 : 00000001, s6 : 41027040, s7 : 00000000
t8 : 41A767B8, t9 : 00000000, k0 : 415ACE20, k1 : 400C4260
GP : 40F0DD00, SP : 41D7EC48, s8 : 4102D120, ra : 40599554
EPC : 0x400BEB08, SREG : 0x3400BF03, Cause : 0x00000024
ErrorEPC : 0x400C6698, BadVaddr : 0xFFBFFFFB
.Process Traceback= No Extra Traceback
SLOT 2:00:00:09: %SYS.5.RESTART: System restarted ..
(テキスト出力は省略)
 

このshow context slot 2の出力例では、下線が付いているSIG=の値によって、発生している障害の種類がわかります。ライン カードの障害のうち、発生頻度の高いものは次の3種類です。

ソフトウェア強制クラッシュ(SIG=23)

バス エラー(SIG=10)

キャッシュ パリティ例外(SIG=20)

上記の例では、software forced crash(ソフトウェア強制クラッシュ)の例外条件によってライン カードに障害が発生し、システムが再起動しています。原因を判断して必要な出力結果を収集した上で、Bug Toolkitを使用して、ご使用のCisco IOSソフトウェア リリースに警告がないかどうかを調べます(Bug Toolkitを利用できるのは、Cisco.comの登録ユーザに限られます)。

ライン カードの現在のステータスの確認

問題の原因がログに記録されているシステム エラーなのか実際の故障なのかを判断したら、ライン カードの現在のステータスを調べて、障害から回復しているかどうかを確認する必要があります。各ライン カードのステータスを調べるには、ライン カードの前面にある英数字LEDを確認するか、show ledコマンドを使用します。

show ledの出力

Router#show led
SLOT 1 : RUN IOS
SLOT 6 : DNLD FABL
SLOT 7 : RP ACTV
SLOT 10 : RUN IOS
SLOT 11 : RUN IOS
SLOT 13 : RUN IOS
SLOT 14 : RUN IOS
 

) 英数字LEDの値は、前後が逆になることもあります。たとえば、IOS RUNはRUN IOSと表示される場合もあります。


ライン カードの英数字LEDにIOS RUN以外のメッセージが表示された場合、またはRPがアクティブなマスター/プライマリでもスレーブ/セカンダリでもない場合には、何らかの問題によってライン カードのロードが正常に完了していません。ライン カードを交換する前に、次の手順で問題の修正を試みてください。


ステップ 1 グローバル コンフィギュレーション コマンドのmicrocode reload slotコマンドを使用して、マイクロコードをリロードします。

ステップ 2 hw-module slot reloadコマンドを使用して、ライン カードをリロードします。これによりライン カードがリセットされ、Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが試行される前に、MBusおよびファブリック ダウンローダ ソフトウェア モジュールがダウンロードされます。

または

ステップ 3 ライン カードを手動でリセットします。これにより、MBusまたはスイッチング ファブリックの接続不良による問題を解消できます。


 

ファブリックpingエラー

ライン カードまたはセカンダリRPが、スイッチ ファブリック上でプライマリRPから送信されたファブリックping要求に応答しなかった場合、ファブリックpingエラーが発生します。このエラーは、確認すべき問題が発生していることを示しています。次のエラー メッセージが表示されます。

%GRP-3-FABRIC_UNI: Unicast send timed out (1)
%GRP-3-COREDUMP: Core dump incident on slot 1, error: Fabric ping failure
%LCINFO-3-CRASH: Line card in slot 1 crashed
 

この問題に関する詳細は、Cisco.comに提供されている『Troubleshooting Fabric Ping Timeouts and Failures on the Cisco 12000 Series Internet Router』を参照してください。

エラー メッセージ

ライン カードに関連したエラー メッセージが表示された場合、Error Message Decoder Tool(Cisco.com)を使用すると、そのエラー メッセージの意味を調べることができます。ハードウェアの問題を示すエラー メッセージもあれば、Cisco IOSソフトウェアの問題、またはルータの別の部分のハードウェアの問題を示すメッセージもあります。ただし、この資料に、すべてのエラー メッセージが収録されているわけではありません。


) Cisco Express Forwarding(CEF)およびInter Process-Communication(IPC)に関連する一部のメッセージは、Cisco.comの『Troubleshooting CEF-Related Error Messages』に解説されています。


FPGAエラー メッセージ

ライン カードが起動せず、Field Programmable Gate Array(FPGA)イメージの問題を示すエラー メッセージが表示された場合(またはライン カードの英数字LEDディスプレイがIOS STRTの状態で停止している場合)には、diagコマンドの update-fpga オプションを使用してFPGAイメージをアップグレードする必要があります。


diagコマンドおよびupdate-fpgaオプションの詳細は、『Field Diagnostics for the Cisco 12000 Series Internet Router』を参照してください。

Cisco IOSイメージが起動すると、ルータ上で互換性のあるFPGAイメージが実行されているかどうかが確認されます。FPGAイメージのメジャー バージョン番号は、Ciso IOSイメージが予期した番号と同じでなければなりません。FPGAイメージのマイナ バージョン番号は、Cisco IOSイメージが予期したマイナ バージョン番号か、それ以上でなければなりません。たとえば、Cisco IOSイメージが予期したFPGAイメージの最小要件が03.02である場合、ライン カード ブートフラッシュのFPGAイメージのメジャー バージョン番号が03で、マイナ バージョン番号が02以上であるかどうかが確認されます。


次に、FPGAの問題を示しているエラー メッセージの例を示します。

エラー メッセージ No FPGA image available for slot0. Please run field diagnostics image on slot0 to upgrade the FPGA image.

説明 現在、ライン カードのブートフラッシュに有効なFPGAイメージが含まれていません。ライン カードのブートフラッシュに有効なFPGAイメージをロードする必要があります。

エラー メッセージ FPGA image not appropriate or corrupted for slot0. Please run field diagnostics on slot0 to upgrade the FPGA image.

説明 ライン カードのブートフラッシュに現在ロードされているFPGAイメージが、ルータで実行しているCisco IOSソフトウェア リリースと互換性がないか、または破壊されています。適正なバージョンのFPGAイメージにアップグレードしてください。


) ライン カードのブートフラッシュとRPのブートフラッシュを混同しないように注意してください。FPGAイメージは、ライン カードのブートフラッシュだけにロードします。


Cisco IOS Software Release 12.0(22)S以上を使用したライン カードの診断


) この診断の出力は、使用しているライン カードによって多少異なりますが、基本的な情報は同じです。


ライン カード フィールド診断ソフトウェアは、Cisco 12000シリーズ ルータに搭載されたライン カードに障害が発生しているかどうかを判別します。Cisco IOS Software Release 12.0(22)Sより前のリリースでは、フィールド診断ソフトウェアがCisco IOSソフトウェアに組み込まれていました。Cisco IOS Software Release 12.0(22)S以上では、このソフトウェアがメイン イメージに組み込まれていないので、IOS Upgrade Plannerを使用してCisco.comからダウンロードする必要があります。

この変更を行ったのは、20 MBフラッシュ メモリ カードを使用しているユーザに対応するためです。これにより、フィールド診断ソフトウェアを独立したイメージとして保管し、メンテナンスできるようになりました。イメージの名前は、次のとおりです。

c12k-fdiagsbflc-mz-xxx-xx.s(xxx-xxはバージョン番号)

ライン カードのフィールド診断ソフトウェアをロードするには、このイメージが別個のフラッシュ メモリ カード、フラッシュ ディスク、またはTFTPブート サーバに保管されている必要があります。最新バージョンはCisco.comからいつでも入手できます。RPとファブリックの診断ソフトウェアは、現在もCisco IOSソフトウェアのメイン イメージに組み込まれています。

診断テストの実行中は、ライン カードが正常に動作しないので、トラフィックを転送することはできません。診断テストは、ライン カードの複雑さによって5~20分を要します。このコマンドは、verboseキーワードを指定しないで実行すると、省略された出力メッセージが表示されます。TACの支援を受ける場合には、具体的な問題の識別に役立つので、verboseモードを指定してください。次に、verboseモードを指定しなかった場合の診断テストの出力例を示します。

Router# diag 7 tftp://223.255.254.254/diagnostic/award/c12k.fdiagsbflc.mz.120-25.s
Running DIAG config check
Fabric Download for Field Diags chosen: If timeout occurs, try 'mbus' option.
Runnning Diags will halt ALL activity on the requested slot. [confirm]
Launching a Field Diagnostic for slot 7
Downloading diagnostic tests to slot 7 via fabric (timeout set to 300 sec.)
5d20h: %GRP.4.RSTSLOT: Resetting the card in the slot: 7,Event:
EV_ADMIN_FDIAGLoading diagnostic/award/c12k.fdiagsbflc.mz.120-25.s from 223.255.254.254
(via Ethernet0): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5d20h: Downloading diags from tftp file tftp://223.255.254.254/diagnostic/award/
c12k.fdiagsbflc.mz.120-25.s
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[OK . 13976524 bytes]
FD 7> *****************************************************
FD 7> GSR Field Diagnostics V6.05
FD 7> Compiled by award on Tue Jul 30 13:00:41 PDT 2002
FD 7> view: award.conn_isp.FieldDiagRelease
FD 7> *****************************************************
Executing all diagnostic tests in slot 7
(total/indiv. timeout set to 2000/600 sec.)
FD 7> BFR_CARD_TYPE_OC12_4P_POS testing...
FD 7> Available test types 2
FD 7> 1
FD 7> Completed f_diags_board_discovery() (0x1)
FD 7> Test list selection received: Test ID 1, Device 0
FD 7> running in slot 7 (30 tests from test list ID 1)
FD 7> Skipping MBUS_FDIAG command from slot 2
FD 7> Just into idle state
Field Diagnostic ****PASSED**** for slot 7
Shutting down diags in slot 7
Board will reload
(テキスト出力は省略)
 

診断テストが正常に終了すると、ライン カードは自動的にリロードします。テストでエラーが生じた場合、ライン カードは自動的にはリロードしません。ライン カードを手動でリロードするには、hw-module slot slot reloadコマンドを使用します。

フィールド診断の結果はライン カード上のElectrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM;電気的消去再書き込み可能ROM)に保存されます。diag slot previousコマンドを使用すると、そのライン カードで実行された最後の診断テストの結果が表示されます。

ライン カードが故障していなくても、他の問題によって診断テストに失敗することもあります。交換したライン カードが診断テストに失敗した場合には、TACの支援を受けて、この出力を検討してください。

適合規格および安全に関する情報

ここでは、適合規格および安全に関する注意事項について説明します。

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

レーザーに関する安全上の注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

各国語で記述された安全上の警告および適合規格の全リストについては、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)を参照してください。

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22

この装置は、CISPR 22/EN55022クラスB放射性および伝導性放射要件に適合しています。

カナダ

適合性

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスBおよびEN55024の標準規格に適合します。また、電気通信事業施設およびその他の屋内施設といった設置環境におけるTelecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN300386に適合します。

クラスB機器のVCCI規格への適合


警告 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の規格に基づくクラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。


レーザーに関する安全上の注意事項

ATM Line Cardには、目に見えないレーザー光を放射するクラス1レーザーが使用されています。ライン カードのポート開口部をのぞきこまないでください。ATM Line Cardには、レーザーに関する次の警告が適用されます。

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

クラス1レーザー製品に関する警告

この警告は、SRおよびIRのレーザー光トランシーバ モジュール タイプを使用するライン カードに適用されます。


警告 クラス1レーザー製品です。


レーザーに関する一般的な警告

この警告は、すべてのATM Line Cardに適用されます。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


マニュアルの入手方法

シスコの製品マニュアルおよびその他の資料は、Cisco.comから入手することができます。また、シスコは、さまざまな方法でテクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースを提供しています。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

WWW上の次のURLから、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコのWebサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

シスコのWebサイトの各国語版へは、次のURLからアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

マニュアルの発注方法

マニュアルの発注方法については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml

Cisco.comに登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

Technical Assistance Center(TAC)では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い24時間体制のテクニカル サポート サービスをオンラインおよび電話で提供しています。Cisco.comでは、技術支援のオンライン窓口として、TAC Webサイトを提供しています。シスコと有効なサービス契約を結んでいない場合には、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

TAC Webサイト

TAC Webサイトは、マニュアルやツールをオンラインで提供し、シスコの製品およびテクノロジーに関する技術的問題のトラブルシューティングおよび解決を支援します。TAC Webサイトは1年中いつでも利用することができます。TAC Webサイトへは、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

TAC Webサイト上のツールにアクセスする際は、いずれもCisco.comのログインIDおよびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLで登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do

Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TACレベル情報の参照

オンラインTAC Case Openツールでは、P3およびP4の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(P3およびP4の問題とは、ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合です)。状況をご説明いただくと、TAC Case Openツールはすみやかな問題解決に役立つリソースを自動的に推奨します。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、TACの技術者が対応します。オンラインTAC Case Openツールへは、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

問題がP1またはP2(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話でTACにご連絡ください。P1およびP2の問題にはTACの技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553-2447

TACの連絡先一覧については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

TACプライオリティの定義

すべての問題を標準形式で報告するために、問題のプライオリティを定義しました。

プライオリティ1(P1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

プライオリティ2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

プライオリティ3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

プライオリティ4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたは全くない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。

Cisco Marketplaceでは、シスコ関連の書籍、リファレンス ガイド、およびロゴ製品を幅広く提供しています。Cisco Marketplaceをご利用になるには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Cisco Product Catalog 』には、シスコシステムズが提供するネットワーキング製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『Cisco Product Catalog』には、次のURLからアクセスしてください。

http://cisco.com/univercd/cc/td/doc/pcat/

Cisco Press では、ネットワーキング、トレーニング、および認定に関する出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Pressの最新の出版情報などについては、次のURLからアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行する季刊誌で、業界の専門家向けにネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する情報を提供し、ネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、チュートリアル、教育や認定に関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースを紹介しています。『Packet』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/packet

iQ Magazine 』は、シスコシステムズが発行する隔月刊誌で、ビジネス リーダーや経営幹部向けにネットワーク業界の最新情報を提供します。『iQ Magazine』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『Internet Protocol Journal』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/ipj

トレーニング ― シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html