ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

4-Port OC-12c/STM-4c Dynamic Packet Transport ISE Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート

4-Port OC-12c/STM-4c Dynamic Packet Transport ISE Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

4-Port OC-12c/STM-4c

マニュアルの構成

重要事項

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象のプラットフォーム

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

関連資料

ハードウェア リビジョンの要件

AC入力電源装置の要件

製品概要

ライン カードのメモリ

インストレーションの準備

安全に関する注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および備品

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

インストレーションの確認、トラブルシューティング、および診断

英数字LED

インターフェイス ステータスLED

SRPリング ステータスLED

インストレーションのトラブルシューティング

高度なトラブルシューティング

showコマンド

ライン カードの現在の状態の確認

ファブリックpingエラー

エラー メッセージ

ライン カードの診断

インターフェイスの設定

デフォルト設定

インターフェイスの設定

設定の確認

ライン カード設定の表示

SRP設定の表示

マルチキャストおよびルーティング設定の表示

光出力レベルの表示

製品仕様およびケーブル接続

SONETトランシーバの距離制限

インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け

インターフェイス ケーブルの取り外し

インターフェイス ケーブルの取り付け

適合規格および安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

VCCIクラスA(日本)

レーザーに関する安全上の注意事項

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Webサイト

Japan TAC Webサイト

TAC Escalation Center

4-Port OC-12c/STM-4c
Dynamic Packet Transport
ISE Line Card インストレーション
コンフィギュレーション ノート

製品番号:4OC12X/SRP-IR-LC、4OC12X/SRP-XR-LC
Customer Order Number: DOC-J-7814701=

このハードウェア インストレーション コンフィギュレーション ノートでは、サポート対象のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに4-Port OC-12c/STM-4c Dynamic Packet Transport(DPT;ダイナミック パケット トランスポート)IP Services Engine(ISE)Line Cardを取り付けて設定する手順について説明します。


) この製品は、4-Port OC-12c/STM-4c Spatial Reuse Protocol(SRP)ISE Line Cardとも呼ばれます。


重要事項

ここでは、以下のハードウェアおよびソフトウェア要件に関する重要事項について説明します。

「ルータ ハードウェアのインストレーション」

「Cisco IOSソフトウェア リリースの要件」

「関連資料」

「ハードウェア リビジョンの要件」

「AC入力電源装置の要件」

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのハードウェア インストレーションおよびメンテナンスについては、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。このガイドは、ルータのスイッチ ファブリックの概要や、スイッチ ファブリックがライン カードの動作に及ぼす影響のほか、ライン カード用スロットの位置および要件について記述しています。

サポート対象のプラットフォーム

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは、次のプラットフォームでサポートされます。

Cisco 12008インターネット ルータ

Cisco 12012インターネット ルータ

Cisco 12016インターネット ルータ

Cisco 12416インターネット ルータ

Cisco 12410インターネット ルータ

Cisco 12406インターネット ルータ

Cisco 12404インターネット ルータ


) 4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの要件を満たすには、サポート対象のプラットフォームに、4分の1の帯域幅を提供するClock and Scheduler Card(CSC;クロック スケジューラ カード)を少なくとも1枚以上搭載する必要があります。スイッチ ファブリックおよびその他の要件については、該当するシスコ ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

Cisco IOSソフトウェアの設定情報およびサポートについては、インストールされているCisco IOSソフトウェア リリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション マニュアル セットの、コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。また、ルータ上で使用しているCisco IOSソフトウェア バージョンに対応したCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは、Cisco IOS Release 12.0(24)S以上に対応しています。

show version、show diag 、および show hardware コマンドを使用すると、現在ロードされ稼働しているシステム ソフトウェアのバージョンを含めて、ルータの現在のハードウェア構成が表示されます。

show コマンドの詳細については、インストールされている Cisco IOSリリース に対応した『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』および『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

関連資料

このマニュアルでは、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの基本的な取り付け手順と設定について説明します。ソフトウェアとSRPの詳しい設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイド

『Spatial Reuse Protocol Feature Guide』

『Single Ring Recover Protocol Feature Guide』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

『Cisco IOS Release 12.0S Release Notes for Cisco 12000 Series Internet Routers』

『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』

これらのマニュアルの入手方法については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。

ハードウェア リビジョンの要件

ソフトウェアと適合させるために、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardには次のいずれかのハードウェア リビジョン番号が与えられています。この番号は、カードのコンポーネント側に貼付されたラベルに記載されています。 show hardware コマンドまたはshow diagコマンドを使用してハードウェア リビジョン番号を表示することもできます。 表 1 に、すべての4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardのハードウェア リビジョン番号を示します。

 

表 1 OC-12c/STM-4c DPT Line Cardハードウェア リビジョン番号

OC-12c/STM-4c DPT Line Card
ハードウェア リビジョン番号

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Card IR

73-7479-02

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Card XR

73-8177-02

AC入力電源装置の要件

Cisco 12008インターネット ルータで4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Card使用する場合は、PWR-GSR8-AC-Bという部品番号のAC入力電源装置が必要です。AC入力電源装置の部品番号が34-0820-01の場合は、AC入力電源装置をアップグレードする必要があります。『Cisco 12008 Gigabit Switch Router AC-Input Power Supply Replacement Instructions』を参照してください。

Cisco 12008インターネット ルータに搭載されているAC入力電源装置を調べるには、 show diag コマンドを入力します。このコマンドを使用すると、ルータに搭載されているAC入力電源装置の部品番号が表示されます。

Router> show diag
 

製品概要

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは、シスコが開発したSRPに基づくDPTソリューションをCisco 12000シリーズ インターネット ルータに提供します。SRPはシスコのDPT製品ファミリーに採用されている基盤テクノロジーです。

ライン カードにより、4つの全二重シングルモード、デュプレックスLCコネクタを使用して、2つの完全なOC-12c/STM-4c SRPノードを接続できます。ライン カードは次のバージョンで使用できます。

中距離(IR)

超長距離(XR)

図 1に、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの前面図(縦に置いた場合)とバックプレーン コネクタを示します。

図 1 4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの前面パネル(左)およびバックプレーン コネクタ(右)

 

1

イジェクト レバー(両端に1つずつ)

4

SRPリング ステータスLED

2

SRPポート0

5

英数字LED

3

インターフェイス ステータスLED

6

バックプレーン コネクタ

ライン カードのメモリ

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは出荷時点で、表 2に示すとおり、交換不可のルート メモリが搭載されています。

 

表 2 4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Card用のルート メモリ

発注したルート メモリの総容量
DIMMモジュール
ルート メモリのDIMMソケット

512 MB1

256 MBのDIMM×2

CPU DIMM0およびCPU DIMM1

1.標準(デフォルト)のCPU DIMM構成は256 MB×2です。

インストレーションの準備

ここでは、インストレーションに必要な準備作業について説明します。内容は次のとおりです。

安全に関する注意事項

静電破壊の防止

必要な工具および備品

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

以下に示す注意事項は、作業を安全に行い、機器の損傷を防ぐために役立ちます。ただし、発生する可能性のある危険な状況すべてがここに網羅されているわけではありません。作業は十分に注意して行うようにしてください。


) 4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの取り付け、設定、およびメンテナンスを行う前に、ご使用のルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco
12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されている安全上の警告を確認してください。


取り付け作業中および取り付け完了後は、周辺を清潔に保ち、埃がたまらないようにしてください。レーザー機器に埃やごみが入らないように注意してください。

ライン カードを取り扱う際には、ゆったりした服や装身具など、ルータに引っ掛かる可能性のあるものは身につけないでください。

シスコ製の装置を安全に稼働させるためには、製品の仕様や使用手順に従う必要があります。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。ESD破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。EMI(電磁波干渉)シールドはライン カードの統合部品です。ネットワーク装置またはそのコンポーネントを取り扱うときは必ず、静電気防止用ストラップを着用してください。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側をルータのESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属部分に接続します。

ライン カードを取り扱うときには、必ず非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームを持つようにしてください。基板またはコネクタ ピンには触れないでください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、ESD破壊の原因になることがあります。

必要な工具および備品

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの取り外しおよび取り付け作業を行うには、次の工具および部品が必要です。

プラス ドライバまたはマイナス ドライバ

別のルータまたはスイッチに4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardを接続するためのインターフェイス ケーブル(ケーブルの詳細については、インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付けを参照)

接続コード付きの静電気防止用リスト/アンクル ストラップ

ライン カードの取り外しおよび取り付け

以下、ライン カードの取り付けまたは取り外し手順について説明します。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け


) ルータの電源が入った状態でライン カードを取り外す場合は、先に「ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項」を参照してください。



注意 誤ってエラー メッセージが出ないように、ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。ライン カードの取り外しまたは取り付け後は、15秒以上経過してから次のカードの取り外しまたは取り付けを行ってください。その間にルータは再初期化し、すべてのインターフェイスの現在の設定を認識することができます。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外しおよび取り付けは、ルータの稼働中に行うことができます。ソフトウェアに通知したり、電源をリセットしたりする必要はありません。この機能によって、ルータがオンラインのまま、ライン カードの追加、取り外し、または交換ができるので、ネットワーク上のエンドユーザに影響を与えることなく、すべてのルーティング情報を維持し、セッションを保護できます。

ライン カードを再び取り付けると、必要なソフトウェアがRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)から自動的にダウンロードされます。その後、現在の設定と一致し、かつupとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他のインターフェイスはすべて、 configure コマンドで設定する必要があります。OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの設定については、「インターフェイスの設定」を参照してください。


注意 正しい手順を踏まなかった場合、ハードウェア障害とみなされる場合があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

各ライン カードには、イジェクト レバーが2つあります。ライン カードを取り外すときには、このイジェクト レバーを使用してバックプレーン コネクタからカードを外します。また、ライン カードを取り付けるときには、イジェクト レバーでバックプレーン コネクタにライン カードを確実に装着します。イジェクト レバーによって、カードのコネクタがバックプレーンと正しくかみ合って装着されます。

ライン カードを取り外すときには、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするために、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

同様に、ライン カードを取り付ける際にも、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが確実に固定されるようにするために、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが確実にバックプレーンに装着されていないと、ルータの動作が中断され、最終的にルータが停止する原因となります。

ライン カードの取り外し

故障したライン カードを交換する場合は、まず既存のライン カードを取り外し、次に新しいライン カードを同じスロットに取り付けます。ライン カードはOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)に対応しているので、ルータを稼働させたまま、ライン カードを取り外したり取り付けたりできます。


) 新しいライン カードまたは再設定したライン カードに交換する場合は、問題の発生を防止するために、インターフェイスをシャットダウン(ディセーブルに)してから、ライン カードを取り外してください。インターフェイスをシャットダウンすると、showコマンドの出力にadministratively downと表示されます。


ライン カードを取り外す手順は次のとおりです(図 2を参照)。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードのインターフェイス ケーブルを外します。

a. インターフェイス ケーブルと各ライン カード ポートの現在の接続関係を書き留めておきます。

b. ライン カードのインターフェイス ポートからインターフェイス ケーブル コネクタを外します。ケーブルは、ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットに取り付けたままにしておいてかまいません。ブラケットの片側にある小さい穴を使用すると、シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはシャーシの別のブラケットにブラケットとケーブルをぶら下げることができます。

c. 光インターフェイスにケーブルを接続しない場合は、光インターフェイスに清潔なカバーを差し込んで、光インターフェイスを保護します。

ステップ 3 ライン カードからライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外します。「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

ステップ 4 マイナス ドライバを使用して、ライン カードの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図 2aを参照)。


注意 ライン カードを取り外すときには、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするために、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

図 2 ライン カードの取り外しおよび取り付け

 

ステップ 5 両側のイジェクト レバーを外側に同時に開き、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図 2bを参照)。

ステップ 6 イジェクト レバーを持ち、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 7 片手でライン カードの前面プレートを持ち、もう一方の手でライン カードの底面を支えるようにして、スロットからカードをまっすぐ引き出します(図 2cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンには触れないように注意してください。

ステップ 8 取り外したライン カードは静電気防止用マットの上に置きます。返却する場合には、ライン カードをただちに静電気防止用袋に保管してください。

ステップ 9 ライン カード スロットを空にしておく場合は、シャーシに埃が入らないように、また、ライン カード コンパートメント内の通気を適切な状態に保つため、ライン カード ブランクを取り付けます。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 

ライン カードの取り付け

利用できるライン カード スロットにライン カードを差し込み、バックプレーンに直接接続します。Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのシャーシには、幅の広いライン カード スロットと幅の狭いライン カード スロットがあります。4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは、任意のライン カード スロットに搭載できます。

新しいライン カードを取り付ける場合は、まず、使用するスロットからライン カード ブランクを取り外します。「ライン カードの取り外し」を参照してください。


) Cisco 12008インターネット ルータの場合に限り、AC入力電源装置を確認してください(AC入力電源装置の要件を参照)。



) ご使用のルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照し、ライン カード スロットのタイプと位置を確認してください。ライン カードは、任意のライン カード スロットに搭載できます。



注意 正しい手順を踏まなかった場合、ハードウェア障害とみなされる場合があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール端末がRPのコンソール ポートに接続されていて、コンソールの電源がオンになっていることを確認します。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 3 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選び、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部装置を接続できるだけの長さであることを確認します。


注意 静電破壊を防ぐために、ライン カードを取り扱うときには、必ず非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはカード フレームの端の部分を持つようにしてください。コンポーネントまたは回路には触れないでください。

ステップ 4 片手でライン カードの前面プレートを持ち、もう一方の手でカード フレームの底面を支えながら、カード ケージのスロット位置にカードを合わせます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンには触れないように注意してください。

ステップ 5 イジェクト レバーがカード ケージの縁に触れるまで、ライン カードをスロットに慎重に差し込みます。イジェクト レバーのフックがカード ケージの縁にかみ合ったら、そこで 止めます 。フックがかみ合わない場合は、もう一度ライン カードを差し込んで、イジェクト レバーのフックが完全にかみ合うようにします(図 3を参照)。


注意 ライン カードを取り付ける際には、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードがしっかり固定されるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが確実にバックプレーンに装着されていないと、ルータの動作が中断され、最終的にルータが停止する原因となります。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーを同時に内側に戻し、ライン カードの前面プレートに対してレバーが垂直になるようにします。これにより、カードがバックプレーンに固定されます。

図 3 イジェクト レバー

 

ステップ 7 3/16インチのマイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両端にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切なEMIシールドが確保され、ライン カードがバックプレーンから部分的に外れるのを防ぐことができます。


注意 別のライン カードの作業に必要なスペースを確保するため、新しくライン カードを取り付けた場合、必ずそのカードの非脱落型ネジを締めてから、次のライン カードの取り付け作業を始めるようにしてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止し、ルータに必要なアースとEMIシールドが確保されます。

ステップ 8 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます(ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付けを参照)。

a. シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはブラケットからライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを外します。

b. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

c. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端に非脱落型ネジを取り付けて締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 9 光インターフェイスのカバーを外します。

ステップ 10 インターフェイス ケーブル コネクタをライン カード前面プレートの元のポートに差し込みます。


 

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け

シスコ製ルータのケーブル マネジメント システムは、ルータに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが作業の妨げになったり、極端に曲がったりするのを防ぐ役割を果たします。


注意 インターフェイス ケーブルが極端に曲がると、ケーブルが損傷する原因になります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されています。

1. シャーシに取り付けるケーブル マネジメント トレイ。ケーブル マネジメント トレイの詳細については、該当するシスコ ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

2. ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット(ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けまたは取り外しを参照)。


) スペアのライン カードは、ケーブル マネジメント ブラケットが取り付けられていない状態で出荷されます。このような場合は、ライン カードをルータに取り付ける前に、ライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットを持って、ライン カードを押し込んだり、引き出したりしないでください。ケーブル マネジメント ブラケットはインターフェイス ケーブルを支えるように作られているので、ブラケットを持ってライン カードを着脱したり、ルータから取り外したライン カードを運んだりすると、ブラケットが壊れることがあります。

ここでは、以下の手順について説明します。

「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し」

「新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け」

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからインターフェイス ケーブルを取り外し、ライン カードからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードの ポートに現在接続されているインターフェイス ケーブルを書き留めます。

ステップ 3 ライン カードの一番下のポートから順に(カードに複数のポートがある場合)、インターフェイス ケーブルを取り外します。「インターフェイス ケーブルの取り外し」を参照してください。


) ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからインターフェイス ケーブルを取り外す必要はありません。(ケーブル付きの)ブラケットの片側の端は、シャーシ上のケーブル マネジメント トレイまたは金具に引っ掛けることができます。


ステップ 4 下から上に作業を進めて、インターフェイス ケーブルをケーブル スタンドオフの端のマジック テープから取り外します。(図 4を参照)。

ステップ 5 他にもライン カードのポートにインターフェイス ケーブルが接続されていれば、ステップ 3ステップ 4を繰り返します。その後、ステップ 6に進みます。

ステップ 6 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを緩め、ブラケットをライン カードから取り外します(図 5を参照)。


 

図 4 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットへのインターフェイス ケーブルの取り付け

 

 

1

シャーシのケーブル マネジメント トレイ

3

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

2

マジック テープ

4

光ファイバ ケーブル

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ルータに新しいライン カードを搭載したあとで、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける必要があります。

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットをライン カードに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 2 次の手順で、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット(図 5を参照)を取り付けます。

a. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

b. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端に非脱落型ネジを取り付けて締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 3 ライン カードの一番下のポートから順に(図 4を参照)、インターフェイス ケーブルを該当する各ポートに接続します。

ステップ 4 図 4を参照し、ケーブル支柱の端のマジック テープにインターフェイス ケーブルをていねいに押しつけます。ケーブルが折れ曲がらないように注意してください。

ステップ 5 図 4を参照し、シャーシのケーブル マネジメント トレイにケーブルをていねいに通します。

ステップ 6 ステップ 4ステップ 5を繰り返して、すべてのインターフェイス ケーブルをライン カードのポートに取り付けます。


 

図 5 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けまたは取り外し

 

 

1

非脱落型ネジ

2

マジック テープ

インストレーションの確認、トラブルシューティング、および診断

ライン カードを取り付けてインターフェイス ケーブルを接続したあとで、ライン カード前面プレートのLEDによって、ライン カードが正常に動作しているかどうかを確認します。各4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardには、ライン カードの動作状態をモニタできるように、3種類のLEDが備わっています(図 1を参照)。

英数字LED。2列4桁の英数字メッセージで、ライン カードの状態が示されます。

インターフェイス ステータスLED。ライン カードのポートの横、3列1組で、各光ファイバ コネクタの状態が示されます。

SRPリンク ステータスLED。インターフェイス ステータスLEDの下、2列でSRPリングの状態が示されます。

ライン カードの一般的な起動プロセスでは、次のイベントが発生します。

1. ライン カードのMBusモジュールに電力が供給され、MBusソフトウェアの実行を開始します。

2. ライン カードのMBusモジュールが、搭載されているカードの種類を判別して内部チェックを実行し、RPからロードされるCisco IOSソフトウェアを受け入れられるように準備します。

3. RPがライン カードを起動し、ライン カードにCisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作していることを確認するには、次の動作チェックを行います。

ライン カードの起動プロセス中に、ライン カードのLEDディスプレイを観察し、カードが 表 3 に示した一般的な初期化シーケンスをたどっているかどうかを確認します。シーケンスはIOS RUNで終了するはずです。

ライン カードのステータスLEDを観察し、ACTIVE LEDが点灯していることを確認します。

どちらかの条件が満たされていない場合は、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照し、問題を特定してください。

次に、ライン カードの取り付けを確認し、トラブルシューティングを行う手順について説明します。

「英数字LED」

「インターフェイス ステータスLED」

「SRPリング ステータスLED」

「インストレーションのトラブルシューティング」

「高度なトラブルシューティング」

英数字LED

英数字LEDとして、前面プレートの片側のイジェクト レバーのそばに4桁の英数字LEDディスプレイが2つあります。これらのLEDメッセージから、カードの状態がわかります。最初、下側のLEDが点灯し、16進数形式でMBusマイクロコードのバージョンが示されます。ローカルCPUのリセット モードが終了すると、上側のLEDがアクティブになり、他の起動メッセージが示されます。


) メッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないことがあります。また、表 3および表 4のメッセージの一部は、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardでは表示されないことがあります。


ライン カードの起動時には、 表 3 に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 3 ライン カード初期化時の英数字LEDメッセージ

LEDの表示
意味
送信元

MROM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合は、0117と表示されます。2このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カードのメイン メモリ容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ROMイメージをライン カード メモリにロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダのロードを待機中です。3

RP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ファブリック ダウンローダをライン カード メモリにロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動され、実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

Cisco IOSソフトウェアをライン カード メモリにダウンロードしています。

RP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアが起動中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアが稼働しています。

RP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになり、使用可能な状態です。

RP IOSソフトウェア

2.ルータで実際に稼働しているMBusマイクロコードのバージョンとは異なる場合があります。

3.ファブリック ダウンローダは、Cisco IOSソフトウェア イメージをライン カードにロードします。

表 4 に、ライン カードのLEDディスプレイに表示されるその他のメッセージを示します。

 

表 4 その他の英数字LEDメッセージ

LEDの表示
意味
送信元

MRAM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合は、0117と表示されます。4このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

MAL
FUNC

カードの誤動作

RP

PWR
OFF

カードの電源がオフになっています。

RP

PWR
ON

カードの電源がオンになっています。

RP

IN
RSET

リセット中です。

RP

RSET
DONE

リセットが完了しました。

RP

MBUS
DNLD

MBusエージェントのダウンロード中です。

RP

MBUS
DONE

MBusエージェントのダウンロードが完了しました。

RP

ROMI
GET

ROMイメージの取得中です。

RP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得が完了しました。

RP

MSTR
WAIT

マスターシップの判別待機中です。

RP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定待機中です。

RP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定が完了しました。

RP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロードが完了しました。

RP

FABI
WAIT

ファブリックの初期化完了を待機中です。

RP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが完了しました。

RP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアBMAエラー

RP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASICコンフィギュレーション エラー

RP

CARV
ERR

バッファ分割エラー

RP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求しています。

RP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中です。

RP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了しました。

RP

DIAG
MODE

診断モード

RP

FDAG
LOAD

フィールド診断プログラムのダウンロード中です。

RP

FDAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中です。

RP

POST
STRT

Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中です。

RP

UNKN
STAT

不明(unknown)ステート

RP

4.ルータで実際に稼働しているMBusマイクロコードのバージョンとは異なる場合があります。

インターフェイス ステータスLED

4-Port OC-48c/STM-16c DPT Line Cardの各ポートの横には、インターフェイス ステータスLEDが3つあります。ACTIVE、CARRIER、およびRX PACKETです。これらのLEDは、ポートの状態を表します( 表 5 を参照)。

 

表 5 インターフェイス ステータスLED

LED
状態
意味
ACTIVE

グリーン

ポートはアクティブです。

 

イエローで点滅

光ファイバの接続不良が検出されました(サイドAが近接するサイドAに接続されています)。

 

イエロー

ポート障害(TX光出力が存在しません)

 

消灯

ポートは動作していません。

CARRIER

グリーン

フレーマーが有効なSONETフレーム条件を検出しました。

 

消灯

フレーマーが次のエラー条件のコンビネーションを検出しました。Loss of Signal(LOS;信号損失)、Loss of Frame(LOF;フレーム損失)、Out of Frame(OOF;フレーム同期外れ)

RX PKT

グリーン

ポートでパケットを受信中です。56

 

消灯

このポートではパケットを受信していません。

5.SRP IPSパケットなので、このLEDは正常なSRP動作の間、点灯したままになります。

6.アップリンク カードのポート インターフェイスをシャットダウンしたあとでも、SRPパケット(トランジットのSRPパケットを含む)がパススルー モードで受信中の場合は、RX PKT LEDが点灯したままになります。SRPパケットを受信していない場合、RX PKT LEDは消灯します。

ライン カードのインターフェイス ステータスLEDは、ライン カードのインターフェイスを設定するまで(またはシャットダウンされているインターフェイスをオンにするまで)、点灯しない場合があります。各インターフェイスの正常動作を確認するには、ライン カードの設定手順を完了する必要があります(インターフェイスの設定を参照)。

SRPリング ステータスLED

SRPリング ステータスLEDは2種類あります。WRAPおよびPASS THRUです。 表 6 を参照してください。

 

表 6 SRPリング ステータスLED

LED
状態
意味
WRAP

グリーン

ローカル(ライン カード)でラップを検出しています。

 

イエロー

システム(リング)でラップを検出しています。

 

消灯

ポートは正常に動作しています(ラップなし)。

PASS THRU

イエロー

ポートはパススルー モードです。

 

消灯

ポートは正常に動作しています。

ライン カードのSRPリング ステータスLEDは、ライン カードのインターフェイスを設定するまで(またはシャットダウンされているインターフェイスをオンにするまで)、点灯しない場合があります。各インターフェイスが正しく動作することを確認するには、ライン カードの設定手順を完了する必要があります(インターフェイスの設定を参照)。

インストレーションのトラブルシューティング

ライン カードのアクティブLEDまたは英数字LEDディスプレイが点灯しない場合、ライン カードの取り付けに問題があるか、またはハードウェア障害が発生しています。次の手順で、ライン カードが正しく取り付けられているかどうかを確認してください。


ステップ 1 ライン カードのACTIVE LEDは点灯しないが、英数字LEDディスプレイが動作中の状態を示している場合は、初期化シーケンスがIOS RUNで終了しているかどうかを確認します。IOS RUNで終了している場合は、ACTIVE LEDの回路に問題があると考えられるので、代理店に連絡してサポートを依頼してください。

ステップ 2 ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合、または英数字LEDディスプレイがIOS RUNを表示していない場合は、次の手順で、ルータの接続を確認してください。

a. ライン カードのボード コネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうかを確認します。非脱落型ネジを緩め、両方のイジェクト レバーを内側に押して、レバーが両方ともライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにします。非脱落型ネジを締めます。

b. すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されているかどうかを確認します。

c. すべてのカードがカード ケージに正しく装着され、固定されているかどうかを確認します。

d. カード上のすべてのメモリ モジュールがそれぞれのソケットに正しく装着され、固定されているかどうかを確認します。

ライン カードの再初期化が完了すると、ライン カードのACTIVE LEDが点灯するはずです。ACTIVE LEDが点灯すれば、インストレーションは完了しています。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進んでください。

ステップ 3 それでもACTIVE LEDが点灯しない場合は、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardを取り外し、空いている別のライン カード スロットに取り付けてみます。

ライン カードを新しいスロットに取り付けてACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

ACTIVE LEDと英数字LEDディスプレイが点灯しない場合は、インストレーションを中止します。購入した代理店に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 4 ライン カードの初期化時にコンソール端末にエラー メッセージが表示された場合は、該当するリファレンス マニュアルでエラー メッセージの意味を確認してください。その他、解決できない問題が生じたときは、購入した代理店まで連絡してください。

トラブルシューティングおよび診断の詳細については、ご使用のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


 

高度なトラブルシューティング

ここでは、ライン カードに障害が発生した場合の高度なトラブルシューティングについて説明します。このトラブルシューティング方法は、障害がハードウェアに関連したものかどうかを判別するために役立ちます。ソフトウェアに関連した障害については、ハードウェア障害と誤解されやすいものだけを取り上げます。


) ここでの説明は、ユーザがCisco IOSソフトウェア コマンドの使用方法を熟知していることを前提としています。


説明を読み、トラブルシューティングのステップをたどることによって、ライン カードで発生した問題がハードウェアに関連しているかどうかを判別できるはずです。

「showコマンド」

「ライン カードの現在の状態の確認」

「ファブリックpingエラー」

「エラー メッセージ」

「ライン カードの診断」

showコマンド

ライン カードがクラッシュした場合、またはコンソールにエラー メッセージが表示された場合、原因を突き止めるのが最初の作業です。どのカードで障害が発生しているのかを調べるには、次のコマンドの出力結果を収集する必要があります。

show context summary

show logging

show logging summary

show diag <slot>

show context slot <slot>

これらのshowコマンドに加えて、次の情報も収集する必要があります。

コンソール ログおよびSyslogの情報 ― 複数の現象が発生している場合は、この情報が非常に重要です。ルータがSyslogサーバにログを送信するように設定されている場合は、発生している現象について何らかの情報が得られることもあります。コンソール ログについては、ロギングがイネーブルになっているルータ コンソール ポートに直接接続するのが最良です。

その他のデータ ― show tech-supportコマンドには、show version、show running-config、show stacksなど、異なる多くのコマンドが統合されています。Cisco TACが問題解決のために作業を行う際には、この情報が必要になります。


) show tech-supportのデータは、リロードや電源再投入を行う前に収集する必要があります。そうしないと、問題に関する情報がすべて失われる可能性があります。


次に、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ ライン カードで障害が発生した場合に得られるシステム出力の例を示します。出力内の重要データには下線を引いてあります。

show context summaryの出力

Router# show context summary
CRASH INFO SUMMARY
Slot 0 : 0 crashes
Slot 1 : 1 crashes
1 . crash at 10:36:20 UTC Wed Dec 19 2001
Slot 2 : 0 crashes
Slot 3 : 0 crashes
Slot 4 : 0 crashes
Slot 5 : 0 crashes
Slot 6 : 0 crashes
(テキスト出力は省略)

show loggingの出力

Router# show logging
Syslog logging: enabled (2 messages dropped, 0 messages rate.limited, 0 flushes,
0 overruns)
Console logging: level debugging, 24112 messages logged
Monitor logging: level debugging, 0 messages logged
Buffer logging: level debugging, 24411 messages logged
Logging Exception size (4096 bytes)
Trap logging: level informational, 24452 message lines logged
5d16h: %LCINFO.3.CRASH: Line card in slot 1 crashed
5d16h: %GRP.4.RSTSLOT: Resetting the card in the slot: 1,Event: 38
5d16h: %IPCGRP.3.CMDOP: IPC command 3
5d16h: %CLNS.5.ADJCHANGE: ISIS: Adjacency to malachim2 (GigabitEthernet1/0) Up,
n8 (slot1/0): linecard is disabled
.Traceback= 602ABCA8 602AD8B8 602B350C 602B3998 6034312C 60342290 601A2BC4 601A2BB0
5d16h: %LINK.5.CHANGED: Interface GigabitEthernet1/0, changed state to
administratively down
5d16h: %LINEPROTO.5.UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0,
changed state to down
5d16h: %GRP.3.CARVE_INFO: Setting mtu above 8192 may reduce available buffers
on Slot: 1.
SLOT 1:00:00:09: %SYS.5.RESTART: System restarted ..
(テキスト出力は省略)

show diag <slot>の出力

Router# show diag 1
SLOT 1 (RP/LC 1 ): 3 Port Gigabit Ethernet
MAIN: type 68, 800.6376.01 rev E0 dev 0
HW config: 0x00 SW key: 00.00.00
PCA: 73.4775.02 rev E0 ver 2
HW version 2.0 S/N CAB0450G8FX
MBUS: Embedded Agent
Test hist: 0x00 RMA#: 00.00.00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000001 Test results: 0x00000000
FRU: Linecard/Module: 3GE.GBIC.SC=
Route Memory: MEM.GRP/LC.64=
Packet Memory: MEM.LC1.PKT.256=
L3 Engine: 2 . Backbone OC48 (2.5 Gbps)
MBUS Agent Software version 01.46 (RAM) (ROM version is 02.10)
Using CAN Bus A
ROM Monitor version 10.06
Fabric Downloader version used 05.01 (ROM version is 05.01)
Primary clock is CSC 0 Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 00:00:10 (5d16h ago)
DRAM size: 67108864 bytes
FrFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
ToFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
1 crash since restart

show context slotの出力

Router# show context slot 2
CRASH INFO: Slot 2, Index 1, Crash at 12:24:22 MET Wed Nov 28 2001
VERSION:
GS Software (GLC1.LC.M), Version 12.0(18)S1, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
TAC Support: http://www.cisco.com/tac
Compiled Fri 07.Sep.01 20:13 by nmasa
Card Type: 3 Port Gigabit Ethernet, S/N
System exception: SIG=23, code=0x24, context=0x4103FE84
System restarted by a Software forced crash
STACK TRACE:
.Traceback= 400BEB08 40599554 4004FB64 4005B814 400A1694 400A1680
CONTEXT:
$0 : 00000000, AT : 41040000, v0 : 00000032, v1 : 4103FC00
a0 : 4005B0A4, a1 : 41400A20, a2 : 00000000, a3 : 00000000
t0 : 41D75220, t1 : 8000D510, t2 : 00000001, t3 : FFFF00FF
t4 : 400C2670, t5 : 00040000, t6 : 00000000, t7 : 4150A398
s0 : 0000003C, s1 : 00000036, s2 : 4103C4D0, s3 : 41D7EC60
s4 : 00000000, s5 : 00000001, s6 : 41027040, s7 : 00000000
t8 : 41A767B8, t9 : 00000000, k0 : 415ACE20, k1 : 400C4260
GP : 40F0DD00, SP : 41D7EC48, s8 : 4102D120, ra : 40599554
EPC : 0x400BEB08, SREG : 0x3400BF03, Cause : 0x00000024
ErrorEPC : 0x400C6698, BadVaddr : 0xFFBFFFFB
.Process Traceback= No Extra Traceback
SLOT 2:00:00:09: %SYS.5.RESTART: System restarted ..
(テキスト出力は省略)
 

このshow context slot 2の出力例では、下線が引かれているSIG=の値によって、発生している障害の種類がわかります。ライン カードの障害のうち、発生頻度の高いものは次の3種類です。

ソフトウェア強制クラッシュ(SIG=23)

バス エラー(SIG=10)

キャッシュ パリティ例外(SIG=20)

上記の例では、ライン カードに障害が発生しており、ソフトウェア強制クラッシュの例外条件によってリロードが生じています。原因を判断して必要な出力結果を収集したうえで、Bug Toolkitを使用して、ご使用のCisco IOSソフトウェア リリースに警告がないかどうかを調べます(Bug Toolkitを利用できるのは、Cisco.comの登録ユーザに限られます)。

ライン カードの現在の状態の確認

問題の原因がログに記録されているシステム エラーなのか実際の故障なのかを判断したら、ライン カードの現在の状態を調べて、障害から回復しているかどうかを確認する必要があります。各ライン カードの状態は、ライン カードの前面にある英数字LEDを観察するか、show ledコマンドを使用することにより、確認できます。

Router# show led
SLOT 1 : RUN IOS
SLOT 6 : DNLD FABL
SLOT 7 : RP ACTV
SLOT 10 : RUN IOS
SLOT 11 : RUN IOS
SLOT 13 : RUN IOS
SLOT 14 : RUN IOS
 

このコマンドを使用した場合に表示される一般的な出力とその説明を 表 7 に示します。


) 英数字LEDの値は、前後が逆になることもあります。たとえば、IOS RUNはRUN IOSと表示される場合もあります。


 

表 7 英数字LEDディスプレイの意味

ライン カードのLEDの状態
意味

DIAG DNLD

ライン カードはフィールド診断ソフトウェアをダウンロード中です。

DIAG FAIL

フィールド診断テストでエラーが発生しました。

DIAG PASS

フィールド診断テストが正常に終了しました。

DIAG TEST

ライン カードはフィールド診断ソフトウェアを実行中です。

FABL DNLD

ライン カードはファブリック ダウンローダを起動中です。

FABL WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダのロードを待機中です。

IN RSET

ライン カードはリセット中です。

IOS DNLD

スイッチ ファブリックを通じてCisco IOSソフトウェアをライン カードにダウンロードしています。

IOS RUN

ライン カードはイネーブルになっています。

IOS UP

Cisco IOSソフトウェアのロードが完了し、現在稼働中です。

MBUS DNLD

ライン カードはMBus7エージェントをダウンロード中です。

MEM INIT

ライン カードはメモリ容量を検出しようとしています。

PWR OFF

ライン カードに電力が供給されていません。

7.MBus=メンテナンス バス

ライン カードの英数字LEDにIOS RUN以外のメッセージが表示された場合、つまり、そのRPがアクティブなマスター/プライマリでもスレーブ/セカンダリでもない場合は、何か問題が生じていて、そのライン カードは起動が完了していません。ライン カードを交換する前に、次の手順で問題の修正を試みてください。


ステップ 1 グローバル コンフィギュレーション コマンドのmicrocode reload <slot>コマンドを使用して、マイクロコードをリロードします。

ステップ 2 hw-module slot <slot> reloadコマンドを使用して、ライン カードをリロードします。これによってライン カードはリセットされ、MBusおよびファブリック ダウンローダ ソフトウェア モジュールが再度ダウンロードされたあとに、Cisco IOSソフトウェアの再ダウンロードが試行されます。

または

ステップ 3 ライン カードを手動でリセットします。これにより、MBusまたはスイッチング ファブリックの接続不良を解消できます。


 

ファブリックpingエラー

ライン カードまたはセカンダリRPがスイッチ ファブリックを通じてプライマリRPから送信されたファブリックping要求に応答しないと、ファブリックpingエラー(Fabric ping failure)が発生します。このエラーが発生した場合は、問題の状況を調べる必要があります。次のエラー メッセージが表示されます。

%GRP-3-FABRIC_UNI: Unicast send timed out (1)
%GRP-3-COREDUMP: Core dump incident on slot 1, error: Fabric ping failure
%LCINFO-3-CRASH: Line card in slot 1 crashed
 

この問題に関する詳細は、Cisco.comで提供されている『Troubleshooting Fabric Ping Timeouts and Failures on the Cisco 12000 Series Internet Router』を参照してください。

エラー メッセージ

ライン カードに関連したエラー メッセージが表示された場合、Error Message Decoder Tool(Cisco.com)を使用すると、そのエラー メッセージの示す意味を調べることができます。ハードウェアの問題を示すエラー メッセージもあれば、Cisco IOSソフトウェアの問題やルータの別のハードウェア部分の問題を示すメッセージもあります。ただし、このマニュアルにすべてのエラー メッセージが収録されているわけではありません。


) Cisco Express Forwarding(CEF)およびInter Process-Communication(IPC)に関連する一部のメッセージについては、Cisco.comで提供している『Troubleshooting CEF-Related Error Messages』で解説されています。


ライン カードの診断

ライン カード フィールド診断ソフトウェアは、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータに搭載されたライン カードに障害が発生しているかどうかを判別します。Cisco IOS Release 12.0(22)Sより前のリリースでは、フィールド診断ソフトウェアがCisco IOSソフトウェアに組み込まれていました。Cisco IOS Release 12.0(22)S以降では、このソフトウェアがメイン イメージにバンドルされていないので、IOS Upgrade Plannerを使用してCisco.comからダウンロードする必要があります。

このような変更を行ったのは、20 MBフラッシュ メモリ カードを使用しているユーザの便宜を図るためです。これによってフィールド診断ソフトウェアは、独立したイメージとして、次の名前で保存したりメンテナンスを行ったりできるようになりました。

c12k-fdiagsbflc-mz-xxx-xx-S.bin(xはバージョン番号)

ライン カードのフィールド診断ソフトウェアをロードするには、このイメージが別個のフラッシュ メモリ カード、フラッシュ ディスク、またはTFTPブート サーバ上で使用可能な状態になっている必要があります。最新バージョンはCisco.comからいつでも入手できます。RPとファブリックの診断ソフトウェアは、現在もCisco IOSソフトウェアのメイン イメージに組み込まれています。

診断テストの実行中には、ライン カードは通常どおりに機能しないので、トラフィックを通過させることはできません(ライン カードの複雑さによって、5~20分程度かかります)。verboseキーワードを指定せずにコマンドを実行すると、省略された出力メッセージが表示されます。TACの支援を受ける場合は、具体的な問題の識別に役立つので、verboseモードを指定して詳細な出力を入手してください。verboseコマンドを指定しなかった場合、次のような出力が表示されます。

Router# diag 7 tftp://223.255.254.254/merlin/c12k.fdiagsbflc.mz
Running DIAG config check
Fabric Download for Field Diags chosen: If timeout occurs, try 'mbus' option.
Runnning Diags will halt ALL activity on the requested slot. [confirm]
Router#
Launching a Field Diagnostic for slot 7
Downloading diagnostic tests to slot 7 via fabric (timeout set to 300 sec.)
5d20h: %GRP.4.RSTSLOT: Resetting the card in the slot: 7,Event:
EV_ADMIN_FDIAGLoading merlin/c12k.fdiagsbflc.mz from 223.255.254.254
(via Ethernet0): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5d20h: Downloading diags from tftp file tftp://223.255.254.254/merlin/
c12k.fdiagsbflc.mz
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[OK . 13976524 bytes]
FD 7> *****************************************************
FD 7> GSR Field Diagnostics V6.05
FD 7> Compiled by award on Tue Jul 30 13:00:41 PDT 2002
FD 7> view: award.conn_isp.FieldDiagRelease
FD 7> *****************************************************
Executing all diagnostic tests in slot 7
(total/indiv. timeout set to 2000/600 sec.)
FD 7> BFR_CARD_TYPE_OC12_4P_POS testing...
FD 7> Available test types 2
FD 7> 1
FD 7> Completed f_diags_board_discovery() (0x1)
FD 7> Test list selection received: Test ID 1, Device 0
FD 7> running in slot 7 (30 tests from test list ID 1)
FD 7> Skipping MBUS_FDIAG command from slot 2
FD 7> Just into idle state
Field Diagnostic ****PASSED**** for slot 7
Shutting down diags in slot 7
Board will reload
(テキスト出力は省略)
 

診断テストが正常に終了すると、ライン カードが自動的にリロードされます。テストでエラーが生じた場合、ライン カードは自動的にはリロードしません。hw-module slot <slot> reloadコマンドを使用すると、ライン カードを手動でリロードできます。

フィールド診断の結果はライン カード上のElectrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM;電気的消去再書き込み可能ROM)に保存されます。diag <slot> previousコマンドを使用すると、そのライン カードで実行された最後の診断テストの結果が表示されます。

ライン カードが故障していなくても、ソフトウェアの問題によって診断テストがエラーになることもあります。すでに交換されたライン カードで診断テストがエラーになった場合は、念のため、TACの支援を受けて、この出力を検討してください。

インターフェイスの設定

以下、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの設定手順について説明します。

「デフォルト設定」

「インターフェイスの設定」

「設定の確認」

デフォルト設定

表 8 に、使用可能な4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardのデフォルトの設定を示します。新しい4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardを搭載した場合、または既存インターフェイスの設定を変更する場合は、「インターフェイスの設定」を参照してください。

 

表 8 4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardのデフォルトの設定値

パラメータ
コンフィギュレーション コマンド
デフォルト値

CDP8

[no] cdp enable

no cdp enable

MTU9

[no] mtu bytes

4,470バイト

フレーム同期

srp framing {sdh | sonet}

SONET

帯域幅

[no] bandwidth kilobits

9,952,000

SONETオーバーヘッド

srp flag {c2 | j0} value [a | b]

j0:0x01、c2:0x16

クロック ソース

srp clock-source {internal | line} [a | b]

internal

IPSタイマー

srp ips timer value

1(1~60秒の値を指定可能)

IPS WTRタイマー

srp ips wtr-timer value

60(10~600秒の値を指定可能)

SRR

[no] srp srr enable

イネーブルではない

SRPタイム

srp srr timer value

10

SRP WTRタイマー

srp srr wtr-timer value

60(1~600秒の値を指定可能)

トポロジー タイマー

srp topology-timer value

5(1~600秒の値を指定可能)

ロー レート制限

srp tx-traffic-rate low value

xx(1~622 Mbpsの値を指定可能)

ハイ レート制限

srp tx-traffic-rate high value

10 Mbps(1~622 Mbpsの値を指定可能)

プライオリティ マップ

srp priority-map transmit value

6(1~7の値を指定可能)

8.CDP=Cisco Discovery Protocol

9.MTU=Maximum Transmission Unit(最大伝送ユニット)

インターフェイスの設定

新しい4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardが正しく搭載されている(ACTIVE LEDが点灯している)ことを確認してから、 configure コマンドを使用して、新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を調べておいてください。

次の手順で、基本的なコンフィギュレーションを作成します。つまり、インターフェイスをイネーブルにして、IPルーティングを指定します。この作業は、ルータ コンフィギュレーションの要件によって異なります。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータでは、 スロット/インターフェイス の形式で、ライン カードのスロット番号とインターフェイス番号でインターフェイス アドレスを指定します。4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardには、0および1という2つのDPTインターフェイスがあり、それぞれ2ポートからなります。たとえば、ライン カード スロット3に搭載された4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの上側インターフェイスのスロット/インターフェイス アドレスは、3/0です。

configure コマンドを使用する前に、 enable コマンドで、EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合、パスワード入力を要求するプロンプトが表示されます。特に明記しないかぎり、各ステップの最後に Return キーを押してください。

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの設定手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、ルータがカードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

ステップ 2 show interface srp コマンドを入力して、各インターフェイスのステータスを確認します。

Router# show interface srp 2/0
 

ステップ 3 configure terminalコマンドを入力してコンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip routing コマンドを入力して、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)# ip routing
 

ステップ 5 ライン カードのハードウェア エンジン上で高速IPマルチキャスト パケット転送をイネーブルにするために、hw-module slot ip multicast hw-accelerateコマンドを使用します。

Router(config)# hw-module slot 2 ip multicast hw-accelerate
 

ステップ 6 interface コマンドを入力し、その後ろに type srp )およびslot/interface(ライン カード スロット番号/インターフェイス番号)を入力して、新しく設定するインターフェイスを指定します。次に、ライン カード スロット2、インターフェイス0の4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardを指定する場合の例を示します。

Router(config)# interface srp 2/0
 

interface srp 2/0コマンドにより、ポート0とポート1をサイドAとサイドBから成る単一のSRPノードとして設定します。interface srp 2/1コマンドを使用すると、ポート2とポート3をサイドAとサイドBから成る単一のSRPノードとして設定できます。

ステップ 7 ip address インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
 

ステップ 8 クロック ソースのデフォルト値が適切かどうかを確認します。

デフォルト設定値は、srp clock-source internalです。2台のCisco 12000シリーズ インターネット ルータをバックツーバックで接続する場合、または外部クロックを使用できないダーク ファイバを通じてルータを接続する場合は、各デバイスのクロック ソースをinternalに設定します。ルータがSynchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy(SONET/SDH;光同期伝送網/同期デジタル ハイアラーキ)Add/Drop Multiplexer(ADM;追加/廃棄マルチプレクサ)に接続されている場合は、srp clock-source lineのクロック ソースを実際にADMに接続されているサイドに設定します。


) サイドAとサイドBの両方をクロック ソース ラインに設定しなければならないのは、両サイドが異なるADMシステムに接続されている場合だけです。


Router(config-if)# srp clock-source line [a|b]
 

ステップ 9 no shutdownコマンドを使用して、シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドを使用すると、 enable コマンドが4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardに渡されます。これにより、その前に送信されたコンフィギュレーション コマンドに基づいて、ライン カード自体も設定されます。

ステップ 10 SONETはデフォルトのフレーミング タイプです。SDHネットワークに接続している場合は、srp framingインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力して、フレーミング タイプを変更する必要があります。

Router(config-if)# srp framing sdh [a|b]
 

ステップ 11 no cdp enableコマンドを使用して、Cisco Discovery Protocol(CDP)をオフにします。

Router(config-if)# no cdp enable
 

) Cisco 12000シリーズ インターネット ルータにCDPは不要です。


ステップ 12 IPマルチキャスト ファスト スイッチングをオフにする場合は、no mroute-cacheコマンドを使用します。

Router(config-if)# no mroute-cache
 

ステップ 13 ルーティング プロトコルをイネーブルにし、インターフェイス特性を調整するために、必要に応じて、その他のコンフィギュレーション サブコマンドを追加します。


) 代替ルートを使用してトラフィックにリングを経由させる場合は、インターフェイス コンフィギュレーション モードでip addressコマンドを使用し、セカンダリIPアドレスを設定できます。


ステップ 14 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを入力して設定が完了してから、 Ctrl-Z Ctrl キーを押しながら Z キーを押す)を入力して、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 15 新しい設定をメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 


) ライン カードは別の装置、通常はハイエンド ルータまたはスイッチに接続します。接続を正しく動作させるには、フレーム同期(SONETまたはSDH)およびIntelligent Protection Switching(IPS)タイマーに関して、接続装置をライン カードの設定と一致させる必要があります。


設定の完了後、 show コマンドを使用すると、設定を確認できます。 show コマンドについては、「設定の確認」を参照してください。

設定の確認

各Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ ライン カードは、設定、トラフィック、エラーなどの情報を維持します。この情報にアクセスするには、 show コマンドを使用します。以下、便利なshowコマンドについて説明します。

「ライン カード設定の表示」

「SRP設定の表示」

「マルチキャストおよびルーティング設定の表示」

「光出力レベルの表示」

ライン カード設定の表示

次に、ライン カードの情報とルータ ステータスを表示する show コマンドについて説明します。

show ledコマンドを使用すると、ライン カードの4桁の英数字LEDディスプレイの価が表示されます。値については、 表 3 および 表 4 を参照してください。

Router# show led 2
 

show interface srp slot/interface コマンドを使用すると、インターフェイスのステータスおよび設定を確認できます。

Router# show interfaces srp 2/0
 

show gsrコマンドを使用すると、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータに搭載されているすべてのカードの状態が表示されます。

Router# show gsr
 

show diag slot コマンドを使用すると、ルータに搭載されている4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Card固有のハードウェア情報が表示されます。

Router# show diag 2
 

show version commandコマンドを使用すると、ルータのハードウェア構成(搭載されているライン カードのタイプ別の数)、Cisco IOSソフトウェア リリース、コンフィギュレーション ファイルの名前および保管場所、さらにブート イメージが表示されます。

Router# show version
 

show protocols コマンドを使用すると、設定されているあらゆるレベル3プロトコルについて、グローバル(システム全体)およびインターフェイス固有のステータスが表示されます。

Router# show protocols
 

show running-config コマンドを使用すると、RAMで、現在実行中のコンフィギュレーションが表示されます。

Router# show running-config
 

SRP設定の表示

ライン カードの総合的なステータスおよびカウンタ情報を提供するshowコマンドのほかに、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの設定およびトラブルシューティングに役立つ、SRP固有のshowコマンドがいくつかあります。

show srp topologyコマンドを使用すると、リング上のノードを識別できます。

Router# show srp topology
 

show srp countersコマンドを使用すると、各SRPノードの両側の、トラフィック カウンタが表示されます。

Router# show srp counters
 

show controllers srpコマンドを使用すると、SONETアラームおよび接続情報が表示されます。

Router# show controllers srp 2/1
 

show srp ipsコマンドを使用すると、WTRタイマーおよびトポロジー パケットの値を含め、IPSの状態が表示されます。

Router# show srp ips
 

マルチキャストおよびルーティング設定の表示

ルーティング情報を提供するshowコマンドは多数あります。SRPプロトコルを使用する場合は、次のshowコマンドが便利です。

show ip mds stats switchingコマンドを使用すると、マルチキャスト トラフィックにファスト パスが使用されるかどうかを確認できます。

Router# show ip mds stats switching
 

show ip mrouteコマンドを使用すると、IPマルチキャスト ルーティング テーブルの内容が表示されます。

Router# show ip mroute
 

show arpコマンドを使用すると、アドレス解決テーブルが表示されます。

Router# show arp
 

show running-config | include arpコマンドを使用すると、スタティックなAddress Resolution Protocol(ARP)が表示されます。

Router# show running-config | include arp
 

光出力レベルの表示

SRPインターフェイスの光出力レベルをモニタする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 特定のスロット番号に対してattachコマンドを使用し、ライン カードのCLIに接続します。

Router# attach 2
Entering Console for 4 Ports SONET based SRP ISE OC-12c/STM-4 in Slot: 2
Type "exit" to end this session
 
Press RETURN to get started!

ステップ 2 enableコマンドとパスワード(設定されている場合)を入力し、イネーブル モードを開始します。

LC-Slot2> enable
LC-Slot2#
 

ステップ 3 show controllers srp laser-powerコマンドを使用し、すべてのインターフェイスの光出力を表示します。

LC-Slot2# show controllers srp laser-power
Optical Power Monitoring
Port 0 Side A:
Receive Power : -11 dBm (+/- 2 dBm)
Transmit Power : -8 dBm (+/- 2 dBm)
Port 0 Side B:
Receive Power : -11 dBm (+/- 2 dBm)
Transmit Power : -11 dBm (+/- 2 dBm)
Optical Power Monitoring
Port 1 Side A:
Receive Power : -14 dBm (+/- 2 dBm)
Transmit Power : -12 dBm (+/- 2 dBm)
Port 1 Side B:
Receive Power : -11 dBm (+/- 2 dBm)
Transmit Power : -9 dBm (+/- 2 dBm)
 


 

製品仕様およびケーブル接続

以下、4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの仕様を紹介します。

SONETトランシーバの距離制限

インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け

SONETトランシーバの距離制限

光ファイバ伝送に関するSONET仕様では、シングルモードとマルチモードの2タイプのファイバが定義されています。信号の到達可能距離は、マルチモード ファイバよりもシングルモード ファイバの方が長くなります。

敷設の最大距離は、光ファイバ伝送路の光損失量によって決まります。一般的な最大距離( 表 9 を参照)に近い信号伝送が必要な場合には、Optical Time-Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用して、パワー ロスを測定してください。

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardは、SONET/SDHに適合する全二重、622 Mbps、レーザーベースのインターフェイスを4つ提供します。 表 9 に、各ライン カードの電力定格および伝送距離を示します。実際の距離は、トランシーバに接続する光ファイバの品質に左右されます。

すべてのライン カードはバージョンを問わず、EN60825/IEC60825およびFDA - Code of Federal
Regulations(CFR;連邦法)(米国)のレーザー安全基準を満たしています。

 

表 9 SFPのパワー バジェットおよび信号要件

トランシーバ
パワー バジェット
送信パワー
受信パワー
一般的な最大距離

シングルモード、中距離、1,310 nm

12 dB

-8 dBm(最大)~
-15 dBm(最小)

-8 dBm(最大)~
-28 dBm(最小)

9.3マイル
(15 km)

シングルモード、超長距離、1,550 nm

24 dB

2 dBm(最大)~
-3 dBm(最小)

-8 dBm(最大)~
-28 dBm(最小)

49.7マイル
(80 km)

インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け

適切なシングルモード光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用して、ルータを別のルータまたはスイッチに接続します。通常、シングルモード ケーブルはイエローです。


) シングルモード光ファイバ ケーブルは別途必要です。


インターフェイス ケーブルの取り外し

ライン カードのインターフェイス ケーブルを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 2 バネ式の解除ラッチを押し込み、インターフェイス ケーブルのコネクタをライン カードのインターフェイス ポートから抜き取ります(図 6を参照)。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


ステップ 3 ポートからコネクタを静かに抜き取ります。


 


) ライン カードを取り外す場合、ケーブル マネジメント ブラケットにケーブルを取り付けたまま、ケーブルといっしょにブラケットをライン カードから外すことができます。ケーブルを交換する場合は、ケーブル マネジメント ブラケットからケーブルを外す必要があります。詳細は、「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し」を参照してください。


インターフェイス ケーブルの取り付け

SRPシングルモード光ファイバの接続には、デュプレックスLCコネクタを1つまたはシンプレックスLCコネクタを2つ使用します(図 6)。

ケーブルの取り付け手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用手順に従って装着します。

ステップ 2 コネクタ ダスト カバーが付いていれば、取り外します。

ステップ 3 ケーブルのコネクタ端を適切なポートに合わせます。受信側(RX)と送信側(TX)の接続関係に注意してください(図 6を参照)。

図 6 シンプレックスまたはデュプレックス光ファイバ ケーブルの取り付け

 

 

1

TXコネクタ

3

シンプレックス ケーブル

2

RXコネクタ

4

デュプレックス ケーブル

ステップ 4 コネクタを差し込み、カチッという音がしてコネクタが固定されるのを確認します。

ステップ 5 ケーブルの一方をSRPリングの別のノードに接続します。ライン カードのTXサイドAポートを次のノードのRXサイドBポートに接続し、ライン カードのRXサイドAポートを次のノードのTXサイドBポートに接続する必要があります。光ファイバ コネクタの横のラベルに、サイドAのTXおよびRX、サイドBのTXおよびRXが記されています。

ステップ 6 この手順を繰り返して、すべてのノードを接続します。


 


) 光ファイバ コネクタには、埃や油などの汚れが付着しないようにする必要があります。光ファイバ コネクタの清掃は、アルコールを染み込ませた綿棒などを使用して慎重に行います。


図 7に、4ノードのDPTリングを作成する場合に必要な接続の例を示します。

図 7 DPTライン カードを使用したDPTリンクの作成

 

図 8および 表 10 を参照し、4ノードDPTリングのケーブル接続を理解してください。

図 8 4ノードDPTリングのトポロジー

 

 

表 10 4ノード リングのケーブル接続

接続元ノード/コネクタ
接続先ノード/コネクタ

ノード1/TXサイドB

ノード2/RXサイドA

ノード2/TXサイドB

ノード3/RXサイドA

ノード3/TXサイドB

ノード4/RXサイドA

ノード4/TXサイドB

ノード1/RXサイドA

ノード1/TXサイドA

ノード4/RXサイドB

ノード4/TXサイドA

ノード3/RXサイドB

ノード3/TXサイドA

ノード2/RXサイドB

ノード2/TXサイドA

ノード1/RXサイドB

適合規格および安全に関する注意事項

ここでは、適合規格と安全に関する注意事項について説明します。

「各国語で記述された安全上の警告および適合規格」

「電磁適合性に関する規制事項」

「レーザーに関する安全上の注意事項」

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

各国語で記された4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardの安全上の警告および認定規格の全リストについては、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)を参照してください。

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22


警告 この製品はクラスA製品です。この製品を家庭環境で使用すると、受信障害を引き起こすことがあります。その場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。



) CISPR 22クラスBの場合は、シールド(スクリーン)付きCAT5、または同等のイーサネット ケーブルを使用する必要があります。



) この装置は、シールド付きまたはシールドなしCAT5イーサネット ケーブルで接続されたAC主電源上でEN55022クラスBの放射要件に適合します(この要件を満たすために、シールド付きイーサネット ケーブルを使用する必要はありません)。


カナダ

適合性

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスAおよびEN55024の標準規格に適合します。また、Telecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN 300 386-2(非セントラル オフィス装置の場合は、シールド付きCAT5イーサネット ケーブルを使用するEN55022クラスB)に適合します。

VCCIクラスA(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。

レーザーに関する安全上の注意事項

4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardには、クラス1レーザーが使用され、目に見えないレーザー光が放射されます。ライン カードのポート開口部をのぞきこまないでください。4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardには、レーザーに関する次の警告が適用されます。

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

クラス1レーザー製品に関する警告

次の警告は、すべての4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardに当てはまります。


警告 クラス1レーザー製品です。


レーザーに関する一般的な警告

次の警告は、すべての4-Port OC-12c/STM-4c DPT ISE Line Cardに当てはまります。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


各国語で記された安全上の警告については、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)を参照してください。

マニュアルの入手方法

ここでは、シスコ製品のマニュアルを入手する方法について説明します。

WWW

WWW上の次のURLから、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

各国語版のマニュアルは、次のURLから入手できます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCisco Documentation CD-ROMパッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROMは毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。このCD-ROMパッケージは、単独または年間契約で入手することができます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco Direct Customersに登録されている場合、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com登録ユーザの場合、Subscription StoreからオンラインでDocumentation CD-ROMを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/subscription

Cisco.comに登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

シスコシステムズでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口としてCisco.comを運営しています。お客様およびパートナーは、Technical Assistance Center(TAC)Webサイトのオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.comにご登録済みのお客様は、TAC Webサイトで提供するすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.comへのご登録については、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

Cisco.com

Cisco.comは、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報、ネットワーキング ソリューション、サービス、プログラム、およびリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。

Cisco.comは統合インターネット アプリケーションであり、優れた使いやすいツールとして、広範囲の機能やサービスを通してお客様に次のような利点を提供します。

業務の円滑化と生産性の向上

オンライン サポートによる技術上の問題の解決

ソフトウェア パッケージのダウンロードおよびテスト

シスコのトレーニング資料および製品の発注

スキル査定、トレーニング、認定プログラムへのオンライン登録

また、Cisco.comに登録することにより、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.comには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

TAC

シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TACをご利用いただくことができます。TACでは、2種類のサポートを提供しています。TAC WebサイトとTAC Escalation Centerです。

TACへの問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。

プライオリティ レベル4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

プライオリティ レベル3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。

プライオリティ レベル2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

プライオリティ レベル1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適切なTACサービスを選択してください。

TAC Webサイト

P3およびP4レベルの問題については、TAC Webサイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Webサイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com登録ユーザは、TAC Webサイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Openツールのオンライン サービスを利用することができます。TAC Case OpenツールのURLは次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットでアクセスする場合には、TAC WebサイトでP3およびP4レベルの情報を参照することをお勧めします。

Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC Escalation Center

TAC Escalation CenterではP1およびP2レベルの問題に対応しています。このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Centerにお問い合わせいただいたP1またはP2の問題には、TACエンジニアが対応します。

TACフリーダイヤルの国別電話番号は、次のURLを参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、またはNetwork Supported Accounts[NSA;ネットワーク サポート アカウント]など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。