ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

1ポート 10ギガビット イーサネット ライン カード インストレーション コンフィギュレーション ノート

1ポート 10ギガビット イーサネット ライン カード インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

1ポート 10ギガビット イーサネット

マニュアルの内容

重要情報

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象プラットフォーム

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンに関する要件

製品概要

10ギガビット イーサネット レーザー光トランシーバ

ライン カードのメモリ

インストレーションの準備

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

VCCIクラスA(日本)

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意事項

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

必要な工具および機器

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ライン カードの取り外しおよび取り付けの概要

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け

ルータおよびライン カードのケーブル マネジメント

ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け

ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

新しいライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

インストレーションの確認

ライン カードのLED

ステータスLED

ディスプレイLED

トラブルシューティング

インターフェイスの設定

インターフェイスの設定

showコマンドによるステータスの確認

仕様およびケーブル接続

10ギガビット イーサネットの距離制限

光ファイバ ネットワーク インターフェイス ケーブル

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Webサイト

Japan TAC Webサイト

TAC Escalation Center

1ポート 10ギガビット イーサネット
ライン カード インストレーション
コンフィギュレーション ノート

製品番号: 1X10GE-LR-SC (=)、1X10GE-ER-SC (=)
Customer Order Number: DOC-J-7812902=

このマニュアルでは、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータに1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを搭載して設定する手順について説明します。

重要情報

ここでは、次のハードウェアおよびソフトウェア要件に関する重要事項を記述します。

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンに関する要件

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのハードウェア インストレーションおよびメンテナンスについては、ご使用のルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。インストレーション コンフィギュレーション ガイドでは、スイッチ ファブリックの概要およびライン カードの動作に与える影響と、ライン カードのスロット位置および要件について記述しています。

サポート対象プラットフォーム

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、次のプラットフォームでサポートされます。

Cisco 12416インターネット ルータ

Cisco 12410インターネット ルータ

Cisco 12406インターネット ルータ

Cisco 12404インターネット ルータ

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ソフトウェアのコンフィギュレーション情報およびサポートについては、インストールされているCisco IOSソフトウェア リリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。また、ルータ上で使用しているCisco IOSソフトウェア バージョンに対応したCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

表 1 に、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを使用するために必要なCisco IOSソフトウェア リリースを示します。

 

表 1 Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ライン カード タイプ
Cisco IOSリリース

1X10GE-LR-SC
(LRレーザー光トランシーバ)

Cisco IOS Release 12.0(21)SZおよびCisco IOS Release 12.0(23)S以降の12.0Sリリース1

1X10GE-ER-SC
(ERレーザー光トランシーバ)

Cisco IOS Release 12.0(23)S以降の12.0Sリリース

1.Cisco IOS Release 12.0(22)Sは、1X10GE-LR-SC 1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードをサポートしていません。

show version コマンドおよび show hardware コマンドを使用すると、ルータの現在のハードウェア コンフィギュレーションが、現在ロードされて稼働しているシステム ソフトウェアのバージョンとともに表示されます。

show コマンドの詳細については、 インストールされているCisco IOSリリース に対応した『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』および『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

ハードウェア リビジョンに関する要件

Cisco IOSソフトウェアとの互換性を確保するには、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードが特定のハードウェア リビジョン番号でなければなりません。ハードウェア リビジョン番号は、カードのコンポーネント側に貼付されているラベルに印字されています。 show version コマンドで、ハードウェア リビジョン番号を調べることもできます。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのハードウェア リビジョン番号は、いずれも73-7182-01以上です。

製品概要

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、高密度アプリケーションおよびサーバ アグリゲーション アプリケーション用の設計となっており、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ(Cisco 12416、Cisco 12410、Cisco 12406、およびCisco 12404インターネット ルータ)に光802.3ae 10ギガビット イーサネット インターフェイスを1つ提供します。このインターフェイスによって、別のCisco 12000シリーズ インターネット ルータなどのネットワーク デバイスや、10ギガビット イーサネット インターフェイスをサポートする別のルータまたはレイヤ2/レイヤ3スイッチへの高速相互接続が提供されます。

図1に、垂直に配置したライン カードの前面図およびバックプレーン コネクタを示します。

図1 1ポート10ギガビット イーサネット Line Card(垂直に配置した場合)

 

 

1

イジェクト レバー

5

ディスプレイLED

2

TXポート

6

イジェクト レバー

3

RXポート

7

バックプレーン コネクタ

4

ステータスLED

--

--

ライン カードの前面パネルにあるポートは、ポート番号0です。このポートは、レーザー光トランシーバを使用して10ギガビット イーサネット光インターフェイスを提供します。

ライン カード上のポートの横には、3つのグリーンLEDが縦に並んでいます。各LEDのラベルは上から下へ、LINK、ACTIVE、およびRX FRAMEとなっています(図1を参照)。(これらのポート ステータスLEDの詳細および動作については、ステータスLEDを参照してください)。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、1.8インチ(4.5 cm)幅のカード ケージ スロットに搭載する必要があります。したがって、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを使用できるのは、Cisco 12416、Cisco 12410、Cisco 12406、またはCisco 12404インターネット ルータに限られます。システムには完全装備のスイッチング ファブリック(Clock and Scheduler Card[CSC;クロック スケジューラ カード]×1およびSwitch Fabric Card[SFC;スイッチ ファブリック カード]×3)が必要です。さらに、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを使用するには、10ギガビット イーサネットをサポートするスイッチ ファブリックが必要で、これに該当するのはCisco 12416、Cisco 12410、Cisco 12406、およびCisco 12404インターネット ルータだけです。

10ギガビット イーサネット レーザー光トランシーバ

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードに組み込まれた10ギガビット イーサネット レーザー光トランシーバは、10ギガビット イーサネット光インターフェイスを提供します。このトランシーバは、SCコネクタを使用する2つの光インターフェイス(レーザー送信[TX]およびレーザー受信[RX])で構成されています。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードには、次の2つのトランシーバ オプションがあります。

長距離または長波長、公称1,310 nm(ナノメートル)、1000BASE-LRリンク用

長距離または長波長、公称1,550 nm、1000BASE-ERリンク用

表 2 に、これらのトランシーバ オプションの動作パラメータを示します。

 

表 2 10ギガビット イーサネット レーザー光トランシーバの動作パラメータ

トランシーバオプション
タイプ
波長
ケーブル
距離

LR

長波長
(シングルモード、長距離)

1,310 nm

SMF 9/125ミクロン

6.2マイル(10 km)

ER

長波長
(シングルモード、長距離)

1,550 nm

SMF 9/125ミクロン

24.9マイル(40 km)

ライン カードのメモリ

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、256 MBのルート プロセッサ メモリおよび512 MBのパケット メモリを搭載した状態で出荷されます。1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのメモリは、ユーザ側で変更することはできません。

インストレーションの準備

ここでは、インストレーションの準備について説明します。

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意事項

必要な工具および機器

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

ここでは、人身事故や機器の損傷を防ぐための注意事項を示します。ただし、これらは設置作業中に起こる可能性のある危険事態をすべて網羅しているとは限らないので、十分に注意して作業を行ってください。


) 1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの設置、設定、またはメンテナンスを行うときは、ご使用のルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series
Internet Routers』(Text Part Number:78-4347-xx)に記載されている安全上の警告を事前に確認してください。


設置作業中および設置後は、作業場所周辺は埃のない清潔な状態に保ってください。レーザーを使用するコンポーネントに塵や埃が入り込まないようにしてください。

ライン カードを取り扱うときは、ルータに引っ掛かるおそれのあるゆったりした衣服や装身具などは身に着けないでください。

シスコ製の装置は、指定された仕様および使用上の注意事項に従って使用した場合、安全に稼働します。

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの安全上の警告および認定規格の全リストについては、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number:78-4347-xx)に記述されています。

電磁適合性に関する規制事項

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移働します。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移働します。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22


) この装置は、EN55022クラスBの放射性および伝導性放射要件に適合しています。


カナダ

適合性

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスBおよびEN55024に適合しています。また、インストレーション環境、テレコミュニケーション センター、およびその他
の屋内ロケーションで、Telecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN 300 386-2(セントラル オフィス装置以外の場合はEN55022クラスB)に適合しています。

VCCIクラスA(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。EMI(電磁波干渉)シールドは、ライン カードを構成する部品です。ネットワーク機器またはその部品を取り扱うときは必ず、静電気防止用ストラップを使用してください。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側を、ルータのESDソケットまたはシャーシの塗装されていない金属部分に接続します。

ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームだけを持つようにしてください。基板またはコネクタ ピンには触れないようにしてください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

レーザーに関する安全上の注意事項

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードには、目に見えないレーザー光を放射するクラス1レーザーが使用されています。ライン カードのポート開口部をのぞきこまないでください。ここでは、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのレーザーに関する警告を示します。

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

クラス1レーザー製品に関する警告

以下の警告は、次のレーザー光トランシーバ モジュールを使用するライン カードに該当します。SR、IR、LR、およびERです。


警告 クラス1レーザー製品です。


レーザーに関する一般的な警告

以下の警告は、すべての1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードに当てはまります。


警告 ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないようにするため、開口部をのぞきこまないでください。


必要な工具および機器

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの取り外しおよび取り付けを行うには、次の工具および備品が必要です。

小型のマイナス ドライバ

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを他のルータまたはスイッチに接続するための、SCコネクタを備えたインターフェイス ケーブル(ケーブルの詳細については光ファイバ ネットワーク インターフェイス ケーブルを参照)

接続コード付きの静電気防止用リスト/アンクル ストラップ

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ここでは、ライン カードの取り外し手順および取り付け手順を説明します。具体的な内容は次のとおりです。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの概要

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け


) ルータの電源を入れたままライン カードを取り外す場合は、事前に「ライン カードの取り外しおよび取り付けの概要」を参照してください。



注意 誤ったエラー メッセージが表示されるのを防ぐために、ライン カードの取り外しまたは取り付けは一度に1枚ずつ行ってください。ライン カードの取り付け/取り外しを行ったあとで、別のライン カードの取り外し/取り付けを行う場合には、ルータが全インターフェイスを再初期化し、新しいコンフィギュレーションを認識できるように、最低15秒経過してから作業を開始してください。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの概要

ルータの稼働中にライン カードの取り外し/取り付けを行うことができます。システムに通知したり、電源をリセットしたりする必要はありません。この機能により、ルータをオンラインにしたままライン カードを追加、取り外し、または交換できるので、ネットワーク上のエンドユーザに影響を与えることなく、すべてのルーティング情報が維持され、さらにセッションも保護されます。

ライン カードを再び取り付けると、ルータが必要なソフトウェアをRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)から自動的にダウンロードします。そのあと、現在の実行コンフィギュレーションと一致し、かつupとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他のインターフェイスはすべて、 configure コマンドで設定する必要があります。1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの設定については、「インターフェイスの設定」を参照してください。


注意 手順に問題があると、ルータがハードウェア障害とみなす可能性があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上間隔をあけて、次のライン カードの取り外しまたは取り付けを行ってください。

各ライン カードにはイジェクト レバーが2つあります。ライン カードを取り外すときには、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタからカードを外します。ライン カードを取り付けるときには、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタにライン カードを確実に装着します。 イジェクト レバーによってカード コネクタがバックプレーンにかみ合い、正しく装着されます。

ライン カードを取り外すときは、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンから切り離されるように、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが完全にバックプレーンに接続されていないと、ルータが停止する原因になります。

同様に、ライン カードを取り付けるときも、必ずイジェクト レバーを使用して、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合って、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが確実に装着されるようにしてください。カードがバックプレーンに完全に装着されていないと、ルータがハングして、クラッシュする原因になります。

ライン カードの取り外し

故障したライン カードを交換する場合、最初に既存のカードを取り外し、そのあとで同じスロットに新しいライン カードを取り付けます。ライン カードはOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応なので、システムの電源を入れたまま、ライン カードを取り外して交換することができます。


) ライン カードを取り外す前に、新しいライン カードまたは再設定したライン カードの搭載時に問題が起きないように、インターフェイスをシャットダウン(ディセーブルに)しておくことを推奨します。インターフェイスをシャットダウンすると、そのインターフェイスはshowコマンドの出力にadministratively downとして表示されます。


ライン カードを取り外す手順は、次のとおりです(図2を参照)。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップの使用手順に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードのインターフェイス ケーブルを取り外します。

a. インターフェイス ケーブルとライン カード上のポートとの現在の接続関係を書き留めておきます。

b. ライン カードのインターフェイス ポートから、インターフェイス ケーブル コネクタを抜き取ります。ケーブルは、ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットに取り付けたままにしておきます。ブラケットの片側に、シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはシャーシの金具からブラケットとケーブルをぶら下げるための小さいフックがあります。

ステップ 3 各SCコネクタの光ポートの開口部に、ダスト プラグを差し込みます。

ステップ 4 ライン カードからライン カード ケーブル マネジメント ブラケットを外します。「ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

ステップ 5 マイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図2aを参照)。


注意 ライン カードを取り外すときは、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンから切り離されるよう、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが完全にバックプレーンに接続されていないと、ルータが停止する原因になります。

ステップ 6 両側のイジェクト レバーを同時に外側へ倒し、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図2bを参照)。

ステップ 7 イジェクト レバーをつかみ、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 8 ライン カードのハンドルを片手で持ち、もう一方の手でライン カードを下から支えながら、ライン カードをスロットからまっすぐに引き出します(図2cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 9 取り外したライン カードを静電気防止用マットの上に置きます。返却する場合には、ライン カードをただちに静電気防止用袋に保管してください。

ステップ 10 ライン カード スロットを空にしておく場合は、ライン カード ブランクおよびフィラー(製品番号:MAS-GSR-BLANK=およびACS-GSR16-LCFILL=)を取り付け、シャーシに埃が入らないように、また、ライン カード コンパートメント内で空気が正しく流れるようにします。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 

図2 ライン カードの取り外しおよび取り付け

 

ライン カードの取り付け

空いている任意のライン カード スロットにライン カードを差し込み、バックプレーンに直接接続します。Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのシャーシには、幅の異なる2種類のライン カード スロットがあります。1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、幅の広いスロットに取り付ける必要があります。

新しいライン カードを取り付ける場合は、まず、使用するスロットからライン カード ブランクを取り外します。「ライン カードの取り外し」を参照してください。


) ライン カード スロットの種類および位置については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、幅の広いライン カード スロットに取り付ける必要があります。



注意 手順に問題があると、ルータがハードウェア障害とみなす可能性があります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上間隔をあけて、次のライン カードの取り外しまたは取り付けを行ってください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール端末がRPのコンソール ポートに接続されていて、コンソール端末の電源が入っていることを確認します。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップの使用手順に従って装着します。

ステップ 3 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選択し、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部装置を接続できるだけの長さであることを確認します。


注意 ESD破壊を防ぐため、ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはカード フレームのエッジ部分だけを持つようにしてください。電子部品や回路には触れないでください。

ステップ 4 片手でライン カードのハンドルを持ち、もう一方の手でカード フレームを下から支え、カード ケージのスロットにカードを差し込みます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 5 ライン カードを慎重にスロットに押し込み、イジェクト レバーがカード ケージのエッジに接触し、イジェクト レバーがカード ケージのエッジとかみ合ったところで、 ストップ します。イジェクト レバーがカード ケージのエッジにかみ合わない場合は、ライン カードの取り付けをやり直し、イジェクト レバーのフックが完全に掛かるようにします(図3を参照)。

図3 イジェクト レバー

 


注意 ライン カードを取り付けるときも、必ずイジェクト レバーを使用して、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合って、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードがしっかりと装着されるようにしてください。カードがバックプレーンに完全に装着されていないと、ルータがハングして、クラッシュする原因になります。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーがライン カードの前面プレートに対して垂直になるまで、同時に内側に回転させます。この動作により、カードがバックプレーンにしっかりと固定されます。

ステップ 7 マイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両側にある非脱落型ネジを締めます。これによって、適切なEMIシールドを確保するとともに、ライン カードがバックプレーンから部分的に脱落しないようにします。


注意 他のライン カードに必要なスペースを確保するために、新しくライン カードを搭載する度に、必ず非脱落型ネジを締め、そのあとで次のライン カードを取り付けてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止できるとともに、ルータに必要なアースとEMIシールドが確保できます。

ステップ 8 ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットを元どおりに取り付けます(ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付けを参照)。

a. シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはブラケットから、ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットを外します。

b. ライン カード前面プレートの前に、ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

c. ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットに非脱落型ネジを差し込んで締め、ライン カードにブラケットを固定します。

ステップ 9 SCコネクタの光ポートの開口部から、ダスト プラグを取り外します。

ステップ 10 ライン カード前面プレートの元のポートに、インターフェイス ケーブル コネクタを差し込みます。


 

ルータおよびライン カードのケーブル マネジメント

シスコ製ルータには、ケーブル マネジメント システムが付属しています。これによってルータに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが作業の妨げになったり極端に折れ曲がったりしないようにします。


注意 インターフェイス ケーブルが極端に折れ曲がると、ケーブルが破損することがあります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されます。

1. シャーシに取り付けるケーブル マネジメント トレイ。ケーブル マネジメント トレイの詳細については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

2. ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット(図4を参照)。


) スペアのライン カードは、ライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けていない状態で出荷されます。ケーブル マネジメント ブラケットをライン カードに取り付けてから、ライン カードをルータに搭載してください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットをハンドル代わりにして、ライン カードを着脱しないでください。 ケーブル マネジメント ブラケットは、インターフェイス ケーブルを支えるものとして作られているので、ブラケットを使用してライン カードを着脱したり、またはルータから取り外したライン カードを運んだりすると破損することがあります。

図4 シングルポート ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

 

ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しおよび取り付け

ここでは、次の手順について説明します。

ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

新しいライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カードからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップの使用手順に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードのポートと、インターフェイス ケーブルの現在の接続関係を書き留めます。

ステップ 3 ライン カードのポートからケーブルを取り外します。

ステップ 4 ケーブル マネジメント ブラケットのケーブル クリップから、インターフェイス ケーブルを外します(図5を参照)。

ステップ 5 シャーシのケーブル マネジメント トレイから、インターフェイス ケーブルを外します(図5を参照)。

ステップ 6 ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットにある非脱落型ネジを緩め、ライン カードからブラケットを取り外します。


 

新しいライン カード ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ルータにライン カードを搭載したあと、ライン カードにライン カード ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける必要があります。ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップの使用手順に従って装着します。

ステップ 2 次のようにして、ライン カードにライン カード ケーブル マネジメント ブラケット(図4を参照)を取り付けます。

a. ライン カード前面プレートの前に、ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

b. 非脱落型ネジを差し込んで締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 3 インターフェイス ケーブルを該当するポートに接続します。

ステップ 4 インターフェイス ケーブルをケーブル クリップに慎重に押し込みます(図5を参照)。ケーブルがねじれたり、極端に折れ曲がったりしないように注意してください。

ステップ 5 インターフェイス ケーブルを、シャーシのケーブル マネジメント トレイに慎重に通します(図5を参照)。


 

図5 ライン カード ケーブル マネジメント ブラケットへのインターフェイス ケーブルの取り付け

 

 

1

シャーシのケーブル マネジメント
トレイ

3

インターフェイス ケーブル

2

ケーブル クリップ

4

ライン カードのケーブル マネジメント ブラケット

インストレーションの確認

ここでは、ライン カードのインストレーションを確認するまたはトラブルシューティングする手順を説明します。具体的な内容は次のとおりです。

ライン カードのLED

トラブルシューティング

ライン カードのLED

ライン カードを搭載してインターフェイス ケーブルを接続したあと、ライン カードの起動プロセスによって初期化が行われるときに、ライン カード前面プレートのLEDを確認して、ライン カードが正常に動作しているかどうかを確認します。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードには、ライン カードの動作ステータスをモニタするため、次の2種類のLEDが装備されています(図1を参照)。

ステータスLED ― ライン カード ポートの横にある3つのLEDです。

ディスプレイLED ― 2行×4桁の英数字LEDです。

ライン カードの一般的な起動プロセスでは、次のイベントが発生します。

1. ライン カードは電力を供給され、ソフトウェアの実行を開始します。

2. ライン カードのMBusモジュールは、搭載されているカードの種類を判別し、内部チェックを実行し、RPからのCisco IOSソフトウェアのロードを受け入れるための準備を整えます。

3. RPがライン カードを起動して、ライン カードにCisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作しているかどうかを確認するには、次の動作チェックを実行します。

ライン カードの起動プロセス中に、ライン カードのディスプレイLEDを観察することにより、カードが 表 3 に記載されている一般的な初期化シーケンスをたどっているかどうかを確認します。

ライン カードのステータスLEDを観察して、LINK LEDおよびACTIVE LEDが点灯していることを確認します。LINK LEDおよびACTIVE LEDが点灯するのは、ポートがシャットダウンされていない(インターフェイスがアップになっている)場合だけです。

ステータスLED

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのポートには、3つのグリーンのステータスLEDがあります。これらは、LINK、ACTIVE、およびRX FRAMEです。ここでは、これらのLEDについて説明します。

LINK LED

ACTIVE LED

RX FRAME LED

LINK LED

リンクが確立され、かつ次の状況の場合、LINK LEDが点灯します。

信号が検出されている。

受信(RX)同期化が存在している。

ライン カードが正常に機能している他の10ギガビット イーサネット インターフェイスに接続され、そのインターフェイスからコンマ検出文字を受信している。

次の状況のいずれか一方または両方である場合、LINK LEDは消灯します。

Loss of Signal(LOS;信号損失) ― 光入力で信号が損失した場合に発生します(光損失)。同期化が失われ、リンクがダウンする結果になります。たとえば、RXケーブルまたはTXケーブルのどちらかを取り外すとLOSが発生し、同期化の損失とともにリンク ダウン状況になります。

無効なワードの受信 ― レシーバーのアライメントおよび同期化を維持するために、レシーバーは一意で検出可能なコードビット パターンを検索します。レシーバーが不正文字またはサポートされない文字シーケンスを検出すると、無効ワード状況が発生します。同期化が失われ、リンクがダウンする結果になります。

ACTIVE LED

ACTIVE LEDが点灯している場合、インターフェイスはアクティブです。これには次の状況が含まれます。

ポートがシャットダウンされていない(インターフェイスがupになっている)場合。たとえば、ポートにケーブルを接続せず、 no shutdown コマンドを発行した場合です。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのハードウェアの初期化中。


) 新しく搭載した1ポート10ギガビット イーサネット ライン カード上の10ギガビット イーサネット インターフェイスは、administratively downと指定されるので、このインターフェイスに対応するACTIVE LEDは、インターフェイスを設定するまで消灯しています。


ACTIVE LEDは次の状況で消灯します。

ハードウェアの初期化エラー。

以前に shutdown コマンドを使用したために、ライン カード インターフェイスが管理上のシャットダウン状態である場合。

ライン カードのACTIVE LEDが点灯するのは、ライン カードのインターフェイスを設定(またはシャットダウンされている場合はオンに設定)してからです。動作チェックとしては、英数字ディスプレイLED(カードをシャーシに正しく搭載して電源をオンにすると点灯する)を観察することによって、カードに電力が供給されているかどうかを確認できます。

各インターフェイスが正常に動作しているかどうかを確認するには、ライン カードの設定手順を完了してください(インターフェイスの設定を参照)。

RX FRAME LED

RX FRAME LEDが点灯している場合、インターフェイスがフレームを受信しています。

ディスプレイLED

前面プレートの片側、イジェクト レバーのそばに、2行×4桁の英数字LEDディスプレイがあります。ディスプレイLEDで示されるメッセージから、カードの状態がわかります。通常、このLEDが点灯するのは、RPがカードを認識し、カードを起動したあとです。


) 一部のメッセージはごく短時間しか表示されないので、読み取れないのが普通です。また、表 3および表 4に示す一部のメッセージは、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードでは表示されない場合があります。


ライン カードの起動時には、 表 3 に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 3 ライン カード初期化時のディスプレイLEDメッセージ

LEDディスプレイ
意味
送信元

MROM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117と表示されます。2このメッセージが表示されるのはごく短時間なので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カードのメイン メモリの容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ライン カード メモリにROMイメージをロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダ3によるロードの待機中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ファブリック ダウンローダがライン カード メモリにロードされています。

RP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動して実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

Cisco IOSソフトウェアがライン カード メモリにダウンロードされています。

RP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアの起動中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアの実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになったので、いつでも使用できます。

RP IOSソフトウェア

2.実際に使用するルータで稼働しているMBusマイクロコードのバージョンとは異なる場合があります。

3.ファブリック ダウンローダがライン カードにCisco IOSソフトウェア イメージをロードします。

表 4 に、ライン カードのディスプレイLEDに表示されるその他のメッセージを示します。

 

表 4 その他のディスプレイLEDメッセージ

LEDディスプレイ
意味
送信元

MRAM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117と表示されます。このメッセージが表示されるのはごく短時間なので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

MAL
FUNC

カードの誤動作

RP

PWR
OFF

カードの電源がオフ

RP

PWR
ON

カードの電源がオン

RP

IN
RSET

リセット中

RP

RSET
DONE

リセット完了

RP

MBUS
DNLD

MBusエージェントのダウンロード中

RP

MBUS
DONE

MBusエージェントのダウンロード完了

RP

ROMI
GET

ROMイメージの取得中

RP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得完了

RP

MSTR
WAIT

マスタシップの決定待機中

RP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定待機中

RP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定完了

RP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロード完了

RP

FABI
WAIT

ファブリックの初期化完了を待機中

RP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロード完了

RP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアBMAエラー

RP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASICコンフィギュレーション エラー

RP

CARV
ERR

バッファ分割エラー

RP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求

RP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中

RP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了

RP

DIAG
MODE

診断モード

RP

FDAG
LOAD

フィールド診断プログラムのダウンロード中

RP

FDAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中

RP

POST
STRT

Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中

RP

UNKN
STAT

unknown(不明)ステート

RP

トラブルシューティング

ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合は、次の条件が満たされているかどうかを確認してください。

すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されている。

すべてのカードがカード ケージに正しく装着されて固定されている。

カードのメモリ モジュールがすべて完全に装着されソケットに固定されている。

すべてのコンポーネントが正しく接続されていて、カード ケージにネジで固定されている。

ライン カードのポートとローカル接続装置上のポート間に互換性があり、適切なケーブル(シングルモードまたはマルチモード)を使用している。

ポートのインターフェイス設定およびIPアドレスが割り当てられている。

次の手順で、ライン カードが正しく接続されているかどうかを確認します。


ステップ 1 ルータが各インターフェイスを初期化しているとき、コンソールに表示されるメッセージを観察して、ルータが1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを認識していることを確認します。次の条件がすべて満たされている場合、ルータはインターフェイスを認識しますが、インターフェイスは管理上の down として設定されたままです。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードがバックプレーンに正しく接続されていて、電力が供給されている。

ルータ バスが1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを認識している。

ステップ 2 再初期化の完了後、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのACTIVE LEDが点灯し、点灯した状態が続いていることを確認します。LEDの点灯状態が続いている場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯状態にならない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 3 1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのACTIVE LEDが点灯しなかった場合は、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのコネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうかを調べます。非脱落型ネジを緩め、イジェクト レバーが両方とも、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの前面プレートに対して垂直になるまで、両方を内側に回転させます。その後、非脱落型ネジを再び締めます。

インターフェイスの再初期化が完了すると、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのACTIVE LEDが点灯するはずです。

ACTIVE LEDが点灯した場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 4 ACTIVE LEDがまだ点灯しない場合は、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを取り外し、空いているライン カード スロットに搭載してください。

ライン カードを新しいスロットに取り付けたあとでACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

ACTIVE LEDがまだ点灯しないが、ライン カード上の他のLEDが点灯してアクティビティを示している場合は、ステップ 5へ進み、インストレーションの確認作業をやり直し、ライン カードのACTIVE LED障害を検討してください。

ライン カードのLEDがどれも点灯しない場合は、ライン カードを交換してください。

ACTIVE LEDが点灯しない場合は、インストレーションを中止してください。購入した代理店に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 5 show interfaces コマンドを使用して、インターフェイスの状態を確認します(インターフェイスをまだ設定していない場合は、次のインターフェイスの設定に記載されている手順に従ってください)。


 

コンソール端末にエラー メッセージが出力された場合には、エラー メッセージの意味について、対応するリファレンス マニュアルを参照してください。その他の解決できない問題が生じたときは、購入した代理店に連絡してください。

トラブルシューティングおよび診断の詳細については、ご使用のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

インターフェイスの設定

ここでは、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを設定する手順について説明します。

インターフェイスの設定

showコマンドによるステータスの確認

インターフェイスの設定

新しい1ポート10ギガビット イーサネット ライン カード上のインターフェイスは、起動時にはシャットダウンされています。インターフェイスをイネーブルにするには、そのインターフェイスのコンフィギュレーション モードで no shutdown コマンドを入力する必要があります。コンフィギュレーション コマンドを追加せずに、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カード上のインターフェイスを(シャットダウン状態ではなく)イネーブルにした場合、デフォルトのインターフェイス コンフィギュレーション ファイル パラメータが使用されます。 表 5 に、デフォルトのインターフェイス パラメータを示します。

 

表 5 1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのデフォルト設定

パラメータ
コンフィギュレーション コマンド
デフォルト値

IPアドレス

no ip address

なし

有向ブロードキャストから物理ブロードキャストへの変換

no ip directed-broadcast

ディセーブル

シャットダウン

shutdown

インターフェイスはディセーブル

Cisco Discovery Protocol(CDP)

no cdp enable

ディセーブル

インターフェイスを設定するには、最初に enable コマンドを使用して、イネーブルEXECコマンド モードを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合には、パスワードの入力が要求されます。

イネーブルEXECコマンド モードで、 configure terminal コマンドを使用してコンフィギュレーション コマンド モードを開始し、新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を揃えておきます。

次の手順は、基本的なコンフィギュレーションを作成する場合(インターフェイスのイネーブル化とIPルーティングの指定)に使用します。このプロセスは、ルータ コンフィギュレーションの要件によって異なる場合があります。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータは、ライン カードのスロット番号およびポート番号( slot/port の形式で指定)によって、インターフェイス アドレスを識別します。たとえば、ライン カード スロット1に搭載された1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのインターフェイスのスロット/ポート アドレスは、 1/0 です。ポートが1つだけのカードであっても、 slot/port 形式で指定する必要があります。

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードを設定する手順は、次のとおりです。特に明記しないかぎり、各ステップのあと、 Return キーを押してください。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、ルータがカードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

show version コマンドの出力例は、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

ステップ 2 show interface コマンドを入力し、各ポートの状態を調べます。

Router# show interface
 

show interface コマンドの出力例は、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

ステップ 3 configure terminalコマンドを入力して、コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを入力して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
 

ステップ 5 no shutdownコマンドを入力して、shutdownステートをupに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドにより、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードに enable コマンドが渡されます。さらに、ライン カードが受信した最新のコンフィギュレーション コマンドに基づいて、ライン カードが自動的に設定されます。

ステップ 6 他のコンフィギュレーション サブコマンドを使用して、ルーティング プロトコルをイネーブルにし、インターフェイス特性を調整します。

ステップ 7 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを実行してコンフィギュレーションを完了したあとで、 Ctrl-Z Z キーを押しながら Control キーを押す)を入力して、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8 新しいコンフィギュレーションをメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

コンフィギュレーションが保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

コンフィギュレーションの内容は、 show コマンドを使用して確認できます。 show コマンドの詳細は、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

showコマンドによるステータスの確認

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのライン カードごとに、コンフィギュレーション、トラフィック、エラーなどの情報が維持されます。この情報を表示するには、 show コマンドを使用します。次に、ライン カード情報およびルータ ステータスを表示する show コマンドの説明および例を示します。


) 実際のshowコマンドの出力は、非常にさまざまです。ここでは、標準的な1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードに関するshowコマンドの例を示します。


次に、スロット5に搭載された、ERの光ファイバを使用する1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのポート0に対する show interface gigabitethernet slot/port コマンドの例を示します。

Router# show interfaces gigabitethernet 5/0
 
GigabitEthernet5/0 is up, line protocol is up
Hardware is GigMac 1 Port 10 GigabitEthernet Plus, address is 0008.7d00.0500
(bia 0008.7d00.0500)
Internet address is 172.13.0.1/24
MTU 1500 bytes, BW 10000000 Kbit, DLY 10 usec, rely 255/255, load 49/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Full-duplex mode, link type is autonegotiation, media type is ER 1550nm
output flow-control is off, input flow-control is off
ARP type:ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input 00:00:08, output 00:00:00, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 04:42:23
Queueing strategy:fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 1937477000 bits/sec, 307713 packets/sec
5 minute output rate 1939715000 bits/sec, 308522 packets/sec
5181446570 packets input, 4077774122177 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 watchdog, 283 multicast, 0 pause input
5194898761 packets output, 4082593290032 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier, 0 pause output
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
 

show diag slot コマンドを使用すると、ルータに搭載された1ポート10ギガビット イーサネット ライン カード固有のハードウェア情報が表示されます。次に、スロット5に搭載された、ERの光ファイバを使用する1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードに対する show diag slot コマンドの例を示します。

router# show diag 5
 
SLOT 5 (RP/LC 5 ):1 Port 10GigEthernet Plus Single Mode/ER SC connector
MAIN:type 106, 800-0000-01 rev 71
Deviation:0
HW config:0x02 SW key:00-00-00
PCA: 73-7182-01 rev 86 ver 1
Design Release 2.0 S/N CAB0539KN11
MBUS:MBUS Agent (1) 17-3440-09 rev A0 dev 0
HW version 1.0 S/N 20011001161915
Test hist:0x00 RMA#:00-00-00 RMA hist:0x00
DIAG:Test count:0x00000000 Test results:0x00000000
FRU: Linecard/Module:1x10GE-ER-SC=
Route Memory:Memory Type not known
Packet Memory:MEM-LC4E-PKT-512=
L3 Engine:4 - Enhanced Services OC192/QOC48 (10 Gbps)
MBUS Agent Software version 1.82 (RAM) (ROM version is 2.0)
ROM Monitor version 1.3
Fabric Downloader version used 6.3 (ROM version is 6.3)
Primary clock is CSC 1 Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time:00:00:06 (05:12:21 ago)
DRAM size:134217728 bytes
FrFab SDRAM size:268435456 bytes
ToFab SDRAM size:268435456 bytes
0 crashes since restart
 

show version コマンドを使用すると、ルータ ハードウェアのコンフィギュレーション(タイプ別の搭載ライン カード数)、Cisco IOSソフトウェア リリース、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、およびブート イメージが表示されます。次に、Cisco 12416ルータに対する show version コマンドの例を示します。

Router# show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) GS Software (GSR-P-M), Experimental Version 12.0(20020922:103615)
[rdubey-conn_isp.daily 1054]
Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc.
Compiled Mon 23-Sep-02 03:36 by rdubey
Image text-base:0x50010968, data-base:0x52CB4000
 
ROM:IOS 11.2 System Bootstrap, Version 1.1dev(5.1), DEVELOPMENT SOFTWARE
BOOTLDR:GS Software (GSR-BOOT-M), Version 12.0(8)S, EARLY DEPLOYMENT RELEASE
SOFTWARE (fc1)
 
MB1 uptime is 5 hours, 11 minutes
System returned to ROM by reload at 11:00:22 PST Mon Sep 23 2002
System restarted at 11:02:17 PST Mon Sep 23 2002
System image file is
"tftp://223.255.254.254/muck/edge/daily/gsr-p-mz.conn_isp.092302"
 
cisco 12416/GRP (R5000) processor (revision 0x05) with 262144K bytes of memory.
R5000 CPU at 200Mhz, Implementation 35, Rev 2.1, 512KB L2 Cache
Last reset from power-on
 
1 Route Processor Card
2 Clock Scheduler Cards
3 Switch Fabric Cards
1 One Port 10Gigabit Ethernet/IEEE 802.3ae controller (1 10GigabitEthernet).
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 10GigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
507K bytes of non-volatile configuration memory.
 
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 0 (Sector size 128K).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x2100
 

show running-config コマンドを使用すると、RAM内にある実行中のコンフィギュレーションが表示されます。

Router# show running-config
 
Building configuration...
Current configuration: 4020 bytes
!
version 12.0
no service pad
service timestamps debug datetime localtime
service timestamps log datetime localtime
no service password-encryption
!
hostname MB1
...
interface GigabitEthernet5/0
ip address 150.12.0.1 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
ip accounting mac-address input
ip accounting mac-address output
no cdp enable
!
 

(テキスト出力は省略)

仕様およびケーブル接続

ここでは、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの仕様を示します。

10ギガビット イーサネットの距離制限

光ファイバ ネットワーク インターフェイス ケーブル

10ギガビット イーサネットの距離制限

1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードは、シングルモード光ファイバ ケーブルを使用します。シングルモード インストレーションの最長距離は、ファイバ パス上における光損失の量によって決まります。設置場所で必要とされる伝送距離が、一般的な最長距離( 表 6 を参照)に近い場合には、Optical Time Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用してパワー損失を測定する必要があります。

表 6 に、1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードの2つのモデルのパワー定格および最長距離を示します。実際の距離は、トランシーバに接続されたファイバ品質によって左右されます。

 

表 6 トランシーバ モジュールのパワー バジェットおよび信号要件

トランシーバ オプション
パワー
バジェット
送信パワー
受信パワー
一般的な最長距離

LR

8.0 dB

-10~-3 dBm (1,310 nm)

-18~0 dBm

6.2マイル(10 km)

ER

11.1 dB

-4.7~+4 dBm (1,550 nm)

-15.8~-1 dBm

24.9マイル(40 km)

光ファイバ ネットワーク インターフェイス ケーブル

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータに搭載した1ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのギガビット イーサネット インターフェイスを、他のルータまたはスイッチのギガビット イーサネット インターフェイスに接続するには、SCタイプ コネクタ付きのシングルモード光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用します。シンプレックスSCタイプ コネクタ(図6を参照)を備えた2本のケーブルが必要です。


) 光ファイバ ケーブルは、別途必要です。


図6 シンプレックスSCタイプ ケーブル コネクタ

 


) ケーブルの光ファイバ コネクタは、埃、油、その他の汚染物質から保護する必要があります。アルコールを含ませたパッドなどを使用して丁寧に光ファイバ コネクタを清掃してから、ケーブルをライン カードに接続してください。

ケーブルのプラグに、ダスト カバーが付いている場合があります。その場合はダスト カバーを取り外してから、ライン カード ポートに接続します。



警告 ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないようにするため、開口部をのぞきこまないでください。


ケーブルの送信側(TX)と受信側(RX)の接続関係に注意し(図7を参照)、1本のデュプレックス光ファイバ ケーブルまたは2本のシンプレックス光ファイバ ケーブルを使用して、ライン カードを接続先デバイスに接続します。

図7 光ファイバ ケーブルの接続

 

マニュアルの入手方法

ここでは、シスコ製品のマニュアルを入手する方法について説明します。

WWW

WWW上の次のURLから、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

各国語版のマニュアルは、次のURLから入手できます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCisco Documentation CD-ROMパッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROMは毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。このCD-ROMパッケージは、単独または年間契約で入手することができます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco Direct Customersに登録されている場合、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com登録ユーザの場合、Subscription StoreからオンラインでDocumentation CD-ROMを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/subscription

Cisco.comに登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

シスコシステムズでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口としてCisco.comを運営しています。お客様およびパートナーは、Technical Assistance Center(TAC)Webサイトのオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.comにご登録済みのお客様は、TAC Webサイトで提供するすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.comへのご登録については、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

Cisco.com

Cisco.comは、いつでもどこからでも、シスコシステムズの情報、ネットワーキング ソリューション、サービス、プログラム、およびリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。

Cisco.comは統合インターネット アプリケーションであり、優れた使いやすいツールとして、広範囲の機能やサービスを通してお客様に次のような利点を提供します。

業務の円滑化と生産性の向上

オンライン サポートによる技術上の問題の解決

ソフトウェア パッケージのダウンロードおよびテスト

シスコのトレーニング資料および製品の発注

スキル査定、トレーニング、認定プログラムへのオンライン登録

また、Cisco.comに登録することにより、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.comには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

TAC

シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TACをご利用いただくことができます。TACでは、2種類のサポートを提供しています。TAC WebサイトとTAC Escalation Centerです。

TACへの問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。

プライオリティ レベル4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

プライオリティ レベル3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。

プライオリティ レベル2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

プライオリティ レベル1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適切なTACサービスを選択してください。

TAC Webサイト

P3およびP4レベルの問題については、TAC Webサイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Webサイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com登録ユーザは、TAC Webサイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Openツールのオンライン サービスを利用することができます。TAC Case OpenツールのURLは次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットでアクセスする場合には、TAC WebサイトでP3およびP4レベルの情報を参照することをお勧めします。

Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC Escalation Center

TAC Escalation CenterではP1およびP2レベルの問題に対応しています。このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Centerにお問い合わせいただいたP1またはP2の問題には、TACエンジニアが対応します。

TACフリーダイヤルの国別電話番号は、次のURLを参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、またはNetwork Supported Accounts[NSA]など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。