ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

OC-192c/STM-64c Packet-over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート

OC-192c/STM-64c Packet-over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2012/01/30 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

OC-192c/STM-64c Packet-over-SONET

このマニュアルの内容

重要事項

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象プラットフォーム

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンの要件

関連資料

製品概要

メモリ オプション

取り付けの準備

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制

FCCクラスA規格との適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

VCCIクラスA(日本)

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意

クラス1レーザー製品に関する警告

クラス1Mレーザー製品に関する警告(VSRのみ)

レーザーに関する一般的な警告

必要な工具および部品

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け

ライン カードのケーブル マネジメント

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

インストレーションの確認

インターフェイス ステータスLED

英数字LED

トラブルシューティング

インターフェイスの設定

デフォルト設定

インターフェイスの設定手順

製品仕様とケーブル

SONETトランシーバの距離制限

ライン カードのインターフェイス ケーブル

インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け

ライン カード ルート メモリの取り外しおよび取り付け

SODIMMの取り外し

SODIMMの取り付け

ルート メモリの取り付け確認

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Webサイト

Japan TAC Webサイト

TAC Escalation Center

OC-192c/STM-64c Packet-over-SONET
Line Card インストレーション
コンフィギュレーション ノート

製品番号:OC192E/POS-VSR、OC192E/POS-SR-SC、OC192E/POS-IR-SC、OC192E/POS-LR-SC、OC192/POS-VSR、OC192/POS-SR-SC、OC192/POS-IR-SC

Customer Order Number: DOC-J-7811421=

このハードウェア インストレーション コンフィギュレーション ノートでは、OC-192c/STM-64c
Packet-over-SONET(POS)Line CardおよびOC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Cardの取り付けおよび設定について説明します。


) このマニュアルでは、標準のOC-192c/STM-64c POS Line CardおよびOC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Cardを総称して、OC-192c/STM-64c POS Line Cardと表記します。


重要事項

ここでは、以下に関する重要事項を説明します。

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンの要件

関連資料

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのハードウェア インストレーションおよび設定については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。このガイドには、ライン カードのスロット位置、スロット幅および要件のほかに、ルータ スイッチ ファブリックの概要およびライン カード動作への影響について記述されています。

サポート対象プラットフォーム

OC-192c/STM-64c POS Line Cardは、次のプラットフォームでサポートされます。

Cisco 12416インターネット ルータ

Cisco 12410インターネット ルータ

Cisco 12406インターネット ルータ

Cisco 12404インターネット ルータ


) サポート対象のプラットフォームで、OC-192c/STM-64c POS Line Cardの要件をサポートするには、OC-192c/STM-64c帯域幅を備えたスイッチ ファブリック カードおよびクロック スケジューラ カード(SFCおよびCSC)のフルセットが搭載されていなければなりません。スイッチ ファブリックの詳細については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

Cisco IOSソフトウェアの設定情報については、インストールされているCisco IOSリリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。詳細については、Cisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

表 1 に、OC-192c/STM-64c POS Line CardのCisco IOSソフトウェア リリース要件を示します。

 

表 1 Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ライン カードのタイプ
Cisco IOSリリース

すべてのOC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Card

12.0(21)S以降のリリース

超短距離(VSR)

12.0(17)S以降または12.0(17)ST以降のリリース

短距離(SR)および中距離(IR)

12.0(15)S2以降のリリース

長距離(LR)

12.0(24)S以降のリリース

show version コマンドおよび show hardware コマンドを使用すると、現在ロードされ稼働しているシステム ソフトウェア バージョンを含む、ルータの現在のハードウェア構成が表示されます。

show コマンドの詳細については、 インストールされているCisco IOSリリース に対応した『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。

ハードウェア リビジョンの要件

ソフトウェアとの互換性を確保するため、OC-192c/STM-64c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号は固有の番号でなければなりません。ハードウェア リビジョン番号は、カードのコンポーネント側に貼付されたラベルに印字されています。show versionコマンドでも、ハードウェア リビジョン番号を確認できます。

表 2 に、各OC-192c/STM-64c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号を示します。

 

表 2 OC-192c/STM-64c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号

OC-192c/STM-64c POS Line Card
ハードウェア リビジョン番号

すべてのOC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Card
(OC192E/POS-VSR、OC192E/POS-SR-SC、
OC192E/POS-IR-SC、OC192E/POS-LR-SC)

73-7335-04 rev. A0

標準の超短距離(OC192/POS-VSR)

73-7471-03 rev. A0、73-7471-03 rev. B0

標準の短距離(OC192/POS-SR-SC)

73-4202-02 rev. A0、73-4202-03 rev. B0

標準の中距離(OC192/POS-IR-SC)

73-6976-02 rev. A0、73-4202-03 rev. B0

関連資料

このマニュアルでは、OC-192c/STM-64c POS Line Cardの基本的なインストレーションおよび最初の設定について説明します。設定情報の詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cisco 124xx Series Internet Router Installation and Configuration Guide』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide』

『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference』

『Cisco IOS Release 12.0S Release Notes for Cisco 12000 Series Internet Routers』

『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』

各マニュアルの入手方法については、「マニュアルの入手方法」を参照してください。

製品概要

OC-192c/STM-64c POS Line Cardは、サポート対象のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに、10 GbpsのPOSインターフェイスを1つ提供します。

短距離、中距離および長距離のライン カードは、ルータの高速スイッチ ファブリックとの間でインターフェイスの役割を果たし、OC-192c/STM-64cデュプレックスSubscriber Connecter(SC;加入者線コネクタ)を介したシングル モード接続を1つ提供します。超短距離ライン カードは、OC-192c/STM-64cデュプレックスMTP(マルチプル ターミネーション プッシュプル ラッチ)マルチモード接続を1つ提供します。接続が連結されるため、帯域幅を区分する必要がなく、効率が向上します。

図1に、シングルモードSCバージョンのライン カードの前面および背面を示します。

図1 OC-192c/STM-64c POS Line Card(縦向き)

 

 

1

イジェクト レバー

5

英数字LEDディスプレイ

2

TXポート

6

イジェクト レバー

3

RXポート

7

バックプレーン コネクタ

4

インターフェイス ステータスLED

--

--


) 標準のOC-192c/STM-64c POS Line CardとOC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Cardは、外見は同じです。これらを区別するには、カードを横向きにして、前面パネル ラベルの右下を確認します。OC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Cardの場合、製品番号に[E]が付いています。


メモリ オプション

OC-192c/STM-64c POS Line Cardには、256 MBのルート メモリと512 MBのパケット メモリが標準で装備されています。ルート メモリはユーザ側で保守することができます。詳細については、「ライン カード ルート メモリの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

取り付けの準備

ここでは、取り付けに必要な準備作業について説明します。内容は以下の通りです。

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意

必要な工具および部品

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

以下に示す注意事項は、作業を安全に行い、機器の損傷を防ぐために役立ちます。ただし、発生する可能性のある危険な状況がすべてここに網羅されているわけではないので、十分に注意して作業を行ってください。


) ライン カードの取り付け、設定、メンテナンスを行う前に、ご使用のルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されている、安全上の警告を確認してください。


取り付け作業中および取り付け完了後は、周辺を清潔に保ち、埃がたまらないようにしてください。レーザー機器に埃やごみが入らないように注意してください。

ライン カードを扱う際には、ゆったりした服や装身具など、ルータに引っ掛かる可能性のあるものは身につけないでください。

シスコ製の装置を安全に稼働させるためには、製品の仕様や使用手順に従う必要があります。

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

各国語で記述された安全上の警告および適合規格の全リストについては『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)を参照してください。

電磁適合性に関する規制

FCCクラスA規格との適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22

この装置は、電磁波放射のCISPR 22およびEN55022クラスBによって生じる放射要件に適合します。

カナダ

適合性

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスBおよびEN55024の標準規格に適合します。また、通信センターや屋内のインストレーション環境でTelecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN300386に適合しています。

VCCIクラスA(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術製品です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。

静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。EMI(電磁波干渉)シールドはライン カードの統合部品です。ネットワーク装置またはそのコンポーネントを取り扱うときは、必ず静電気防止用ストラップを着用してください。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側をルータのESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属部分に接続します。

ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、ハンドル、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームだけを持つようにしてください。基板またはコネクタ ピンには触れないでください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

レーザーに関する安全上の注意

OC-192c/STM-64c POS Line Cardには、クラス1レーザー(VSRはクラス1M)が使用されているので、目に見えないレーザー光が放射されます。ライン カードのポート動作部をのぞきこまないでください。OC-192c/STM-64c POS Line Cardには、レーザーに関する次の警告が適用されます。

クラス1レーザー製品に関する警告

クラス1Mレーザー製品に関する警告(VSRのみ)

レーザーに関する一般的な警告

クラス1レーザー製品に関する警告

SR、IRおよびLRのライン カードには、次の警告が適用されます。


警告 クラス1レーザー製品です。


クラス1Mレーザー製品に関する警告(VSRのみ)

VSRライン カードには、次の警告が適用されます。


警告 レーザー光が放射されます。光学機器を使用してレーザー光を直視しないでください。クラス1Mレーザー製品です。



警告 拡散ビームの場合、100 mm以内の距離で特定の光学機器を使用してレーザー光を見ると、目を痛めることがあります。平行ビームの場合、離れた距離で使用するように設計されている特定の光学機器を使用してレーザー光を見ると、目を痛める可能性があります。



警告 クラス1Mレーザーが開口部から放射されます。光学機器を使用してレーザー光を直視しないでください。


レーザーに関する一般的な警告

次の警告は、すべてのOC-192c/STM-64c POS Line Cardに適用されます。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


必要な工具および部品

OC-192c/STM-64c POS Line Cardの取り外しおよび取り付け作業を行うには、次の工具および部品が必要です。

小型マイナス ドライバ

インターフェイス ケーブル ― OC-192c/STM-64c POS Line Cardと他のルータまたはスイッチとの接続用(ケーブルの詳細は、ライン カードのインターフェイス ケーブルを参照)

静電気防止用リスト ストラップ

ライン カードの取り外しおよび取り付け

ここでは、ライン カードの取り外しまたは取り付けの手順について説明します。内容は、次のとおりです。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け


) ここでは、Cisco 12012インターネット ルータを実例にあげ、ライン カードの取り外しおよび取り付けについて説明します。Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのカード ケージが異なっていますが、スロットの使用方法とライン カードの取り外しおよび取り付けプロセスは基本的に同じです。従って、このマニュアルでは個々の手順および実例についての説明を省きます。



注意 誤ったエラー メッセージが表示されるのを防ぐために、ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。また、ライン カードの取り外しまたは取り付けを行ったあとで、別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行う場合には、ルータが全インターフェイスを再初期化し、新しい設定を認識できるように、15秒以上経過してから作業を開始してください。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項は、次の通りです。

Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応なので、ルータの稼働中にライン カードの取り外しおよび取り付け作業を行うことができます。OIRにより、ネットワーク上のエンド ユーザに影響を与えることなく、すべてのルーティング情報が維持され、セッションが中断されることもありません。OIRの場合、ソフトウェアに通知したり、電源をリセットしたりする必要はありません。ただし、ライン カードを取り外す前にshutdownコマンドの使用が可能です。

ライン カードを再び取り付けると、ルータは必要なソフトウェアをRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)から自動的にダウンロードします。その後、現在の設定と一致し、かつ administratively upとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他のインターフェイスはすべて、 configure コマンドで設定する必要があります。


注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害とみなされることがあります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードには、イジェクト レバーが2つあります。ライン カードを取り外すときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタからライン カードを外します。ライン カードを取り付けるときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタにライン カードを固定します。イジェクト レバーによってカード コネクタがバックプレーンにかみ合い、正しく装着されます。


注意 ライン カードを取り外すときは、コネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。ライン カードが不完全にバックプレーンに接続されていると、ルータが停止することがあります。

ライン カードを取り付けるときは、ライン カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが完全に固定されるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。ライン カードが完全にバックプレーンに装着されていないと、ルータが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ライン カードの取り外し

故障したライン カードを交換する場合は、まず既存のカードを取り外し、次に新しいライン カードを同じスロットに取り付けます。

ライン カードを取り外す手順は次のとおりです(図2を参照)。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し手順については、「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し」を参照してください。

ステップ 3 インターフェイス ケーブルの取り外し手順については、「インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

ステップ 4 マイナス ドライバを使用して、ライン カードの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図2aを参照)。


注意 ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが不完全にバックプレーンに接続されていると、ルータが停止することがあります。

ステップ 5 両側のイジェクト レバーを外側に同時に開き、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図2bを参照)。

ステップ 6 イジェクト レバーを持ち、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 7 片手でライン カードの前面プレートを持ち、反対の手でライン カードの底面を支えながら、ライン カードをスロットからまっすぐに引き出します(図2cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 8 取り外したライン カードは静電気防止用マットの上に置きます。返却する場合には、ライン カードをただちに静電気防止用袋に保管してください。

ステップ 9 ライン カード スロットを空にしておく場合は、シャーシに埃が入らないように、また、ライン カード コンパートメント内で空気が適切に流れるようにするため、ライン カード ブランク(製品番号:MAS-GSR-BLANK)を取り付けます。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 

図2 ライン カードの取り外しおよび取り付け

 

ライン カードの取り付け

適切なライン カード スロットにライン カードを差し込み、そのままバックプレーンに接続します。新しいライン カードを取り付ける場合は、まず、使用するスロットからライン カード ブランクを取り外します。


) ライン カードのスロット タイプおよびスロット位置については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。OC-192c/STM-64c POS Line Cardが、CSC、SFCおよびRP専用のルータ スロットを除いたすべてのルータ スロットに取り付けられていることがあります。



注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害とみなされることがあります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選び、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部装置を接続できるだけの長さであることを確認します。


注意 静電破壊を防ぐため、ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはカード フレームの端の部分だけを持つようにしてください。コンポーネントまたは回路には触れないでください。

ステップ 3 片手でライン カードの前面プレートを持ち、反対の手でカード フレームの底面を支えながら、カード ケージのスロット位置にカードを合わせます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 4 イジェクト レバーがカード ケージの縁に触れるまで、ライン カードをスロットに慎重に差し込みます。イジェクト レバーのフックがカード ケージの縁にかみ合ったら、そこで 止めます 。フックがかみ合わない場合は、もう一度ライン カードを差し込んで、イジェクト レバーのフックが完全にかみ合うようにします(図3を参照)。

図3 イジェクト レバー

 


注意 ライン カードを取り付けるときは、必ずイジェクト レバーを使用し、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが完全に固定されるようにしてください。カードが完全にバックプレーンに装着されていないと、ルータが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ステップ 5 両方のイジェクト レバーを同時に内側に戻し、ライン カードの前面プレートに対してレバーが垂直になるようにします。これにより、カードがバックプレーンに固定されます。

ステップ 6 マイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両端にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切なEMIシールドを確保し、ライン カードがバックプレーンから部分的に外れないようにします。


注意 次に搭載するライン カードに必要なスペースを確保するために、新しくライン カードを搭載するたびに、必ず非脱落型ネジを締め、そのあとで次のライン カードを取り付けてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止し、ルータに必要なアースとEMIシールドが確保されます。

ステップ 7 「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け」を参照して、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けてください。

ステップ 8 「インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け」を参照して、ライン カードの元のポートに、インターフェイス ケーブル コネクタを取り付けてください。


 

ライン カードのケーブル マネジメント

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータのケーブル マネジメント システムは、ルータに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが垂れ下がったり極端に曲がったりするのを防ぐ役割を果たします。


注意 インターフェイス ケーブルが極端に曲がると、ケーブルが損傷する原因になります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されています。

1. シャーシに取り付けるケーブル マネジメント トレイ。詳細については、該当するCisco 12000シリーズ インターネット ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

2. ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット(図4を参照)。


) スペアのライン カードを発注した場合、ライン カードはケーブル マネジメント ブラケットが取り付けられていない状態で出荷されます。ユーザ側でライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてから、ライン カードをルータに取り付けてください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットを持って、ライン カードを押し込んだり、引き出したりしないでください。ケーブル マネジメント ブラケットはインターフェイス ケーブルの支持用として作られているので、ブラケットを持ってライン カードを着脱したり、ルータから取り外したライン カードを運んだりすると、ブラケットが壊れることがあります。

図4 OC-192c/STM-64c POS Line Card用ケーブル マネジメント ブラケット

 

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し

ここでは、次の手順について説明します。

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カードからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードの各ポートに現在接続されているインターフェイス ケーブルを書き留めます。

ステップ 3 ライン カードのポートから、ケーブルを外します。

ステップ 4 ケーブル マネジメント ブラケットにあるケーブル クリップからインターフェイス ケーブルを外します。(図5を参照)。

ステップ 5 シャーシのケーブル マネジメント トレイからインターフェイス ケーブルを外します(図5を参照)。

ステップ 6 ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを緩め、ライン カードからブラケットを取り外します。


 

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ルータにライン カードを取り付けたあと、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける必要があります。ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 次の手順で、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます(図4を参照)。

a. ライン カードの前面プレート上に、ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

b. 非脱落型ネジを締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 3 ライン カードの一番上のポートから順に、インターフェイス ケーブルを該当する各ポートに接続します。

ステップ 4 ケーブル クリップにインターフェイス ケーブルを慎重に押し込みます(図5を参照)。ケーブルをねじったり、極端に折り曲げたりしないように注意してください。

ステップ 5 シャーシのケーブル マネジメント トレイに慎重にケーブルを通します(図5を参照)。


 

図5 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットへのインターフェイス ケーブルの取り付け

 

 

1

シャーシのケーブル マネジメント トレイ

3

インターフェイス ケーブル

2

ケーブル クリップ

4

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

インストレーションの確認

ここでは、ライン カードの取り付けの確認、またはトラブルシューティングについて説明します。内容は、次のとおりです。

インターフェイス ステータスLED

トラブルシューティング

ライン カードの一般的な起動プロセスでは、次のイベントが発生します。

1. ライン カードのMbusモジュールに+5.2VDCの電圧を供給すると、Mbusソフトウェアの実行が開始されます。

2. ライン カードのMbusモジュールが、搭載されているカードの種類を判別し、内部チェックを実行し、RPからCisco IOSソフトウェアをロードする準備をします。

3. RPがライン カードを起動し、Cisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作していることを確認するには、次の動作チェックを行います。

1. ライン カードの起動プロセス中は、ライン カードの英数字LEDディスプレイを観察することにより、ライン カードが表 4に示した一般的な初期化シーケンスをたどっているかどうかを確認できます。

2. インターフェイス ステータスLEDを観察して、ACTIVE LEDが点灯していることを確認します。

インターフェイス ステータスLED

OC-192c/STM-64c POS Line Cardの各ポートの横には、3つのグリーンのインターフェイス ステータスLED(ACTIVE、CARRIER、およびRX PKT)があります。これらのLEDは、 表 3 に示すように、ポートのステータスを表します。

 

表 3 インターフェイス ステータスLEDの説明

LEDの状態
説明
ACTIVE
CARRIER
RX PKT

消灯

消灯

消灯

ポートはオフになっています。

点灯

消灯

消灯

ポートはオンになっています。

点灯

点灯

消灯

ライン プロトコルがアップになっています。

点灯

点灯

点滅

ライン カードがデータを受信中です。

ライン カードのインターフェイス ステータスLEDが点灯するのは、ライン カードのインターフェイスを設定(または、シャットダウンされている場合はオンに設定)してからです。各インターフェイスが正しく動作しているかどうかを確認するには、ライン カードの設定手順を完了する必要があります(インターフェイスの設定を参照)。

英数字LED

OC-192c/STM-64c POS Line Cardには、前面プレートの片側(イジェクト レバー付近)に、4桁×2行の英数字LEDディスプレイがあります。このLEDには、カードの状態を表す一連のメッセージが表示されます。LEDが点灯するのは、RPがカードを認識して、カードを起動したあとです。( 表 4 を参照)。


) メッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないことがあります。また、表 4および表 5に記載されているメッセージの中には、ご使用のライン カードには表示されないものもあります。


ライン カードの起動時には、 表 4 に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 4 一般的な初期化シーケンス中の英数字LEDメッセージ

LEDの表示1
意味
送信元

MROM
nnnn

Mbusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.33以降の場合、0117と表示されます。2このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

Mbusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カードのメイン メモリ容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ライン カード メモリにROMイメージをロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダのロードを待機中です。3

RP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ファブリック ダウンローダをライン カード メモリにロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動して実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

Cisco IOSソフトウェアをライン カード メモリにダウンロードしています。

RP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアの起動中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアの実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになり、使用可能です。

RP IOSソフトウェア

1.表 4に示すLEDシーケンスは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないことがあります。従って、起動時のライン カードの動作状況を表に示します。

2.システムで実際に稼働しているMbusマイクロコードのバージョンと異なる場合があります。

3.ファブリック ダウンローダは、ライン カードにCisco IOSソフトウェア イメージをロードします。

表 5 に、ライン カードの英数字LEDディスプレイに表示されるその他のメッセージを示します。

 

表 5 その他の英数字LEDメッセージ

LEDの表示
意味
送信元

MRAM
nnnn

Mbusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117と表示されます。4このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

Mbusコントローラ

MAL
FUNC

カードの誤動作

RP

PWR
OFF

カードの電源がオフになっています。

RP

PWR
ON

カードの電源がオンになっています。

RP

IN
RSET

リセット中です。

RP

RSET
DONE

リセットが完了しました。

RP

MBUS
DNLD

Mbusエージェントのダウンロード中です。

RP

MBUS
DONE

Mbusエージェントのダウンロードが完了しました。

RP

ROMI
GET

ROMイメージの取得中です。

RP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得が完了しました。

RP

MSTR
WAIT

マスターシップの判別待機中です。

RP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定待機中です。

RP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定が完了しました。

RP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロードが完了しました。5

RP

FABI
WAIT

ファブリックの初期化完了を待機中です。

RP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが完了しました。

RP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアBMAエラー

RP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASIC設定エラー

RP

CARV
ERR

バッファ分割エラー

RP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求しています。

RP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中です。

RP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了しました。

RP

DIAG
MODE

診断モード

RP

FDAG
LOAD

フィールド診断プログラムのダウンロード中です。

RP

FDAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中です。

RP

POST
STRT

Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中です。

RP

UNKN
STAT

不明(unknown)ステート

RP

4.システムで実際に稼働しているMbusマイクロコードのバージョンと異なる場合があります。

5.ファブリック ダウンローダは、ライン カードにCisco IOSソフトウェア イメージをロードします。

トラブルシューティング

ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合は、次の条件が満たされているかどうかを確認してください。

すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されている。

すべてのカードがカード ケージに正しく装着され、固定されている。

すべてのコンポーネントが正しく接続され、カード ケージにネジで固定されている。

カード上のすべてのメモリ モジュールが適切なソケットに完全に装着され、固定されている。

ライン カードのポートとローカル接続装置上のポート間に互換性があり、適切なケーブル(シングルモードまたはマルチモード)を使用している。

インターフェイスの設定およびポートのIPアドレスが割り当てられている。

次の手順で、ライン カードが正しく接続されているかどうかを確認します。


ステップ 1 ルータがインターフェイスを再初期化している間、コンソールに表示されるメッセージを確認し、ルータがライン カードを認識しているかどうかを確認します。次の条件がすべて満たされている場合、ルータはインターフェイスを認識していますが、インターフェイスは administratively down に設定されたままになっています。

ライン カードがバックプレーンに正しく接続され、電力が供給されている。

システム バスがライン カードを認識している。

マイクロコードの有効なバージョンがロードされ、稼働している。

ステップ 2 再初期化が完了したあと、OC-192c/STM-64c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯し、点灯したままの状態であることを確認します。LEDが点灯した場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 3 ACTIVE LEDが点灯しない場合は、ライン カードのボード コネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうかを確認します。非脱落型ネジを緩め、両方のイジェクト レバーを内側に押して、レバーが両方ともライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにしたのちに非脱落型ネジを締めます。

ルータがインターフェイスを再初期化すると、ライン カード上のACTIVE LEDが点灯するはずです。

ACTIVE LEDが点灯した場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯状態にならない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 4 ACTIVE LEDが点灯しない場合は、ライン カードを取り外し、空いている別のライン カード スロットに取り付けてみます。

ライン カードを新しいスロットに取り付けたあとでACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

それでもACTIVE LEDが点灯せず、ライン カードの他のLEDが点灯してアクティブになっている場合には、ライン カードのACTIVE LEDに障害があると考えられます。ステップ 5に進んで取り付け確認を行ってください。

ライン カードのLEDがいずれも点灯しない場合は、ライン カードを交換してください。

ACTIVE LEDが点灯しない場合は、取り付け作業を中止してください。購入した代理店に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 5 show interfaces コマンドを使用して、インターフェイスのステータスを確認します(インターフェイスを設定していない場合は、「インターフェイスの設定」に記載されている手順で設定する必要があります)。

コンソール端末にエラー メッセージが表示された場合には、該当するリファレンス マニュアルでエラー メッセージの意味を確認してください。その他、解決できない問題が生じたときは、購入した代理店まで連絡してください。


 

トラブルシューティングおよび診断の詳細については、ご使用のCisco 12000シリーズ インターネット ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

インターフェイスの設定

ここでは、OC-192c/STM-64c POS Line Cardの設定手順について説明します。

デフォルト設定

インターフェイスの設定手順

デフォルト設定

新しいOC-192c/STM-64c POS Line Cardを取り付けた場合、または既存のインターフェイスの設定を変更する場合には、ここで説明するすべての手順に目を通してください。 表 6 に、イネーブルになっているライン カードのデフォルト設定値を示します。

 

表 6 OC-192c/STM-64c POS Line Cardのデフォルト設定値

パラメータ
コンフィギュレーション コマンド
デフォルト値

キープアライブ

[ no ] keepalive

keepalive6

カプセル化

encapsulation [ hdlc | ppp ]

hdlc

CDP7

[ no ] cdp enable

cdp enable

MTU8

[ no ] mtu bytes

4470バイト

フレーム同期

pos framing [ sdh | sonet ]

SONET

SONETオーバーヘッド

pos flag [ j0 value ] [ s1s0 value ]

j0 = 0x01、
s1s0 = 00

内部ループ

[ no ] loop [ internal | line ]

no loop

CRC(巡回冗長検査)

crc [ 16 | 32 ]

32

クロック ソース

clock source [ internal | line ]

line

POS SPEスクランブリング

[ no ] pos scramble-atm

POS SPE scramble-atm1

6.このデフォルト値を変更しないことを推奨します。

7.CDP=Cisco Discovery Protocol

8.MTU=Maximum Transmission Unit(最大伝送ユニット)

インターフェイスの設定手順

新しいOC-192c/STM-64c POS Line Cardが正しく搭載されていることを確認したあと、 configure コマンドを使用して新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を調べておきます。

次に説明する手順は、基本的な設定(インターフェイスをイネーブルにし、IPルーティングを指定する)手順です。このプロセスは、使用しているルータの設定条件によって異なることがあります。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータは、 slot/port という形式のライン カード スロット番号/ポート番号によって、インターフェイス アドレスを識別します。たとえば、ライン カード スロット1に搭載されたOC-192c/STM-64c POS Line Cardのインターフェイスのスロット/ポート アドレスは、 1/0 です。カードに搭載されているポートが1つだけの場合でも、 スロット/ポート 形式の表記を使用します。

configure コマンドを使用する前に、 enable コマンドを使用してEXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合、パスワード入力を要求するプロンプトが表示されます。特に指示されないかぎり、各ステップの最後で Return キーを押してください。

OC-192c/STM-64c POS Line Cardを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、ルータがライン カードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

ステップ 2 show interface コマンドを入力し、各ポートのステータスを調べます。

Router# show interface
 

ステップ 3 configure terminalコマンドを入力して、コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip routing コマンドを入力して、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)# ip routing
 

ステップ 5 interface コマンド、続けて type pos )およびslot/port(ライン カード スロット番号/ポート番号)を入力して、新しく設定するインターフェイスを指定します。次の例では、ライン カード スロット1のOC-192c/STM-64c POS Line Cardを指定しています。

Router(config)# interface pos 1/0
 

ステップ 6 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを入力して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
 

ステップ 7 このインターフェイスにHDLCカプセル化が適切かどうかを確認します。カプセル化を変更する場合は、 encapsulation コマンドを使用します。

Router(config-if)# encapsulation encapsulation-type
 

encapsulation-type はキーワード hdlc または ppp です。

ステップ 8 クロック ソースのデフォルト値が適切かどうかを確認します。デフォルト値は line です。ネットワークからクロックを取得する場合には、この値を使用します。

clock source internal コマンドは、一般的に、2台のCisco 12000シリーズ インターネット ルータをバックツーバックで接続する場合、またはクロック ソースが存在しないダーク ファイバ経由でルータを接続する場合に使用します。どちらの場合にも、各装置のクロック ソースをinternalに設定する必要があります。

Router(config-if)# clock source {line | internal}
 

ステップ 9 no shutdownコマンドを使用して、シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドを使用すると、OC-192c/STM-64c POS Line Cardに enable コマンドが渡されます。また、このコマンドによって、以前に送信されたコンフィギュレーション コマンドに基づいてライン カードが自動的に設定されます。

ステップ 10 no cdp enableコマンドを使用して、CDPをオフにします。

Router(config-if)# no cdp enable

) Cisco 12000シリーズ インターネット ルータではCDPは必須ではありません。


ステップ 11 no mroute-cacheコマンドを使用して、IPマルチキャスト ファスト スイッチングをオフにします。

Router(config-if)# no mroute-cache

) ライン カード ケーブルは、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ装置および他の装置(ハイエンド ルータまたはスイッチ)の両方に接続されています。ステップ10~12は、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ装置だけでなく、もう一方の装置についても行ってください。


ステップ 12 crc 32コマンドを使用して、Cyclic Redundancy Check(CRC;巡回冗長検査)値を(両方の装置で)32に設定します。

Router(config-if)# crc 32

) ライン カード ケーブルの接続先装置が32というCRC値をサポートしていない場合は、コマンドcrc 16を入力し、両方の装置で16という値を使用するように設定します。


ステップ 13 必要に応じてその他のコンフィギュレーション サブコマンドを使用して、ルーティング プロトコルをイネーブルにし、インターフェイス特性を調整します。

ステップ 14 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを実行して設定を完了したあと、 Ctrl-Z を入力して( Ctrl キーを押しながら Z キーを押す)、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 15 新しい設定をメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

製品仕様とケーブル

ここでは、OC-192c/STM-64c POS Line Cardの仕様を示します。

SONETトランシーバの距離制限

ライン カードのインターフェイス ケーブル

SONETトランシーバの距離制限

光ファイバ伝送に関するSONET仕様では、シングルモードとマルチモードの2タイプのファイバが定義されています。信号の到達可能距離は、マルチモード ファイバよりもシングルモード ファイバの方が長くなります。敷設の最大距離は、光ファイバ伝送路の光損失量、および光ファイバ内の分散による損失によって決まります。 表 7 に、各ライン カードの電力定格および伝送距離を光学トランシーバ(発光装置)のタイプ別に示します。実際の距離は、トランシーバに接続するファイバの品質によって左右されます。一般的な最大距離( 表 7 を参照)に近い信号伝送が必要な場合には、Optical Time-Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用して、パワー ロスを測定してください。

OC-192c/STM-64c POS Line Cardはいずれも、SONET/SDHに適合する全二重、10 Gbps、レーザー ベースのインターフェイスを提供します。超短距離(VSR)光学装置を搭載している場合、
OC-192c/STM-64c POS Line Card VSR物理層は、SONET/SDH物理層に適合しませんが、Optical Internetworking Forum(OIF)のVSR Implementation Agreement VSR4-01に適合します。長距離(LR)光学装置を搭載している場合、OC-192c/STM-64c POS Line Card LR物理層は、SONET/SDH物理層に基づいていますが、オフセット パワー バジェットでは技術制限があります。

すべてのライン カード バージョンはEN60825\IEC60825およびFDA-Code of Federal Regulations(CFR;連邦法)(米国)のレーザー安全基準を満たしています。

 

表 7 パワー バジェットと信号要件

トランシーバ
パワー
バジェット
送信パワー
受信パワー
最大距離9

マルチモード、
超短距離
850 nm

6 dB

-3 dBm(最大)~
-10 dBm(最小)

-3 dBm(最大)~
-16 dBm(最小)

0.1マイル(300 m)

シングルモード、
短距離
1310 nm

5 dB

-1 dBm(最大)~
-6 dBm(最小)

-1 dBm(最大)~
-11 dBm(最小)

1.2マイル(2 km)

シングルモード、
中距離
1550 nm

13 dB

2 dBm(最大)~
-1 dBm(最小)

-3 dBm(最大)~
-14 dBm(最小)

24.8マイル(40 km)

シングルモード、
長距離
1550 nm、公称値

26 dB

7 dBm(最大)~
4 dBm(最小)

-9 dBm(最大)~
-22 dBm(最小)

49.7マイル(80 km)

9.ファイバ品質、分散、およびスプライス、コネクタ、ノードまたはパッチ パネルによるロスを含めた、伝送路の最悪状態を想定した上での最大距離を示します。通常では、マージンの増加および長距離伝送を可能にします。

ライン カードのインターフェイス ケーブル

ルータ同士またはルータとスイッチを接続するには、適切なシングルモードまたはマルチモードの光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用してください。標準のマルチモード ケーブルはグレーまたはオレンジ、シングルモード ケーブルはイエローです。また、マルチモード ケーブルは、12チャンネルのファイバ データを伝送するマルチファイバ ケーブルです。


) シングルモードおよびマルチモードの光ファイバケーブルが別途必要です。ケーブルのプラグにダスト カバーが付いている場合は、カバーを取り外してからライン カード ポートに接続してください。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


SONET/SDHシングルモード光ファイバ接続には、シンプレックスSCタイプ コネクタを1つ使用します(図6を参照)。SONET/SDHマルチモード光ファイバ接続には(VSRのみ)、メス型のシンプレックスMTPタイプ コネクタを1つ使用します(図7を参照)。VSRケーブルの要件については、 表 8 を参照してください。

インターフェイス ケーブルの取り外しおよび取り付け

インターフェイス ケーブルを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 バネ式の解除ラッチを押し込みます(図6または図7を参照)。

ステップ 2 コネクタをゆっくりとポートから抜き取ります。


 

インターフェイス ケーブルを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ケーブルのコネクタ端を適切なポートに合わせます。

ステップ 2 コネクタを差し込み、カチッという音がしてコネクタが固定されるのを確認します。


 

図6 シンプレックスSCケーブル コネクタ(シングルモード)

 

 

1

SCケーブル コネクタ

2

バネ式の解除ラッチ

図7 シンプレックスMTPケーブル コネクタ(マルチモード、VSRのみ)

 

 

1

メス型のMTPコネクタ

2

バネ式の解除ラッチ

ライン カードと接続先装置との間に、シンプレックス光ファイバ ケーブルを1本使用します。ケーブルの受信側(RX)と送信側(TX)の接続関係に注意してください(図8を参照)。


) 受信(RX)ポートと送信(TX)ポートの値をモニタするshow controllers opticsコマンドを使用できます。


図8 シンプレックス光ファイバ ケーブルの接続(SCコネクタの場合)

 

 

1

シンプレックス光ファイバ ケーブル

3

RXポート

2

TXポート

--

--


) 光ファイバ コネクタは、埃や油などの汚れを防ぐ必要があります。光ファイバ コネクタの清掃は、アルコールを染み込ませた綿棒などを使用して慎重に行います。


 

表 8 VSRケーブルの仕様

パラメータ
仕様

ファイバ

62.5マイクロメートル ファイバ

光ファイバ ケーブルの最大減衰量

3.75 dB/km

最小モード帯域幅

400 MHz/km(850 nmの場合)

リンク パワー バジェット

6.0 dB

リンク パワー バジェットにおける未割り当てマージン

0.60 dB

コネクタの最大数

4

最大コネクタ ロス(1コネクタあたり)

0.5 dB

最小稼働範囲

2~300 m


) 上記の仕様に適合するファイバ リボンを備えたマルチモード光ファイバ ケーブルを使用してください。


ライン カード ルート メモリの取り外しおよび取り付け

OC-192c/STM-64c POS Line Cardのルート メモリ モジュールを交換できます。ルート メモリ モジュールは、144ピンのSODIMMソケットに挿入されています。ルート メモリは、Cisco IOSソフトウェア イメージを実行し、RPからダウンロードした最新のネットワーク ルーティング テーブルを保存します。


注意 パケット メモリDIMMSの交換またはアップグレードを行わないでください。シスコ認定の技術者だけが、メモリ モジュールのメンテナンスを行います。

図9では、OC-192c/STM-64c POS Line Cardのルートおよびパケット メモリの位置を示します。

図9 OC-192c/STM-64c POS Line Cardのメモリの位置

 

 

1

ルート メモリSODIMM

2

パケット メモリSDRAM10

10.パケット メモリはユーザ側で保守することができません。

ここで交換する前に、必要なツールと装置の準備が整い、適切な静電気防止用の装置および技術を使用していることを確認します。(取り付けの準備を参照)。

表 9 では、利用できるルート メモリSODIMMのオプションを示します。

 

表 9 OC-192c/STM-64c POS Line Card

全ルート
メモリ容量
DIMMモジュール
シスコ製品番号
ソケット番号
ライン カード エンジンのタイプ

256 MB

256 MBの
SODIMMを1個
(交換用)

MEM-LC4-256=

J15

OC-192c/STM-64c POS Line Cardの場合、Engine 4

OC-192c/STM-64c Enhanced Services Line Cardの場合、Engine 4 Plus

ここでは、次の手順について説明します。

SODIMMの取り外し

SODIMMの取り付け

ルート メモリの取り付け確認

SODIMMの取り外し

OC-192c/STM-64c POS Line Cardは、144ピンのSODIMMをルート メモリに使用しています。SODIMMを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 シャーシから、ライン カードを外します。(ライン カードの取り外しを参照)。

ステップ 3 ライン カードの前面プレートが手前になるように、ライン カードを静電気防止用マットの上に置きます。

ステップ 4 ルート メモリ ソケットがライン カードのどこにあるかを確認しておきます。(図9を参照)。

ステップ 5 SODIMMメモリ固定クリップをメモリ モジュール ソケットから外します。クリップの左右にあるラッチ アームを持ち、静かにクリップを引き出します。(図10図10を参照)。固定クリップを保管します。


注意 固定クリップが曲がっている、または損傷している場合、固定クリップの取り付けまたは再利用をしないでください。ライン カードが損傷することがあります。既存のクリップが損傷した場合、各SODIMMにはスペアの固定クリップが装備されています。

図10 メモリ モジュール ソケットからの固定クリップの取り外し

 

ステップ 6 プラスチック ラッチをメモリ モジュールの外側に離れるまで静かに移動させて、メモリ モジュールの固定を外し、メモリ モジュール45度まで傾けSODIMMを取り外します。(図11aおよび図12aを参照)。


注意 SODIMMソケットのプラスチック ラッチは金属製のストレイン レリーフ ラッチで保護されています。プラスチック ラッチには、金属製のストレイン レリーフ ラッチから外れないよう、決して力をかけすぎないでください。

図11 SODIMMからのプラスチック ラッチの離脱

 


注意 SODIMMの端の部分だけを持つようにしてください。SODIMM上の集積回路、SODIMMの端側またはSODIMMソケットのピン側沿いにある金属トレースまたはフィンガーには触れないでください。

ステップ 7 SODIMMを外すために、SODIMMを45度の角度に合わせます。ソケットからSODIMMモジュールを静かに引き出します。ソケット ガイドからモジュールを完全に取り外すまで、モジュールを45度の角度に保ちます。(図12bを参照)。

図12 144ピンのSODIMMモジュールの取り外し

 

ステップ 8 ESDによる損傷を防ぐために、SODIMMをただちに静電気防止用袋に保管してください。


 

SODIMMの取り付け

SODIMMを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードの前面プレートが手前になるように、ライン カードを静電気防止用マットの上に置きます。

ステップ 3 固定クリップが損傷している、または曲がっていないかどうか必ず確認してください。

図13 SODIMMソケット固定クリップ

 


注意 固定クリップが損傷している場合は使用しないでください。SODIMMソケットが損傷することがあります。

ステップ 4 ルート メモリ ソケットがライン カードのどこにあるかを確認しておきます。(図9を参照)。

ステップ 5 静電気防止用袋から新しいSODIMMを取り外します。


注意 SODIMMの端の部分だけを持つようにしてください。SODIMMの集積回路、SODIMMの端側またはSODIMMソケットのピン側沿いにある金属トレースまたはフィンガーには触れないでください。

ステップ 6 SODIMMキーをボード ソケットのキーに合わせます。(図14を参照)。

図14 正面から見たSODIMMキー

 

ステップ 7 SODIMMは45度の角度になるように合わせてください。(図15aを参照)。


) キーが正面の位置の場合、キーの左側にある金属トレース部の長さは0.9インチ(23.20 mm)になります。キーの右側にある金属トレース部の長さは1.29インチ(32.80 mm)になります。キーを正しく並べるまで、SODIMMの取り付けをしないで下さい。


ステップ 8 ソケットの端に両手の親指をおき、両手の人差し指でモジュールをソケットに押し込んで完全に装着させます。

必ず、両手の人差し指をSODIMMの外周部に置いて圧力が均一にかかるようにした状態で、モジュールをソケットに装着します。

図15 144ピンのSODIMMモジュールの取り付け

 

ステップ 9 両手の人差し指でSODIMMをそっと押し、モジュールに圧力が均一にかかるようにしながら、モジュールがタブに固定されるのを確認します。(図15bを参照)。


注意 圧力をかけすぎるとSODIMMソケットが損傷することがあります。

ステップ 10 リリース レバーがソケット側面にかみ合っているかどうかを確認します。リリース レバーがソケット側面にかみ合っていない場合、SODIMMは正しく装着されていない場合があります。

ステップ 11 モジュールがかみ合っていないと思われる場合、モジュールを慎重に取り外して再び装着し、リリース レバーが確実にSODIMMソケット側面にかみ合うようにします。

ステップ 12 固定クリップを金属製のストレイン レリーフ ラッチとプラスチック ラッチの間に差し込むことによって、固定クリップを取り付けます。(図16を参照)。

図16 固定クリップの取り付け

 

固定クリップがストレイン レリーフ ラッチとプラスチック ラッチより下に突き出ている場合、固定クリップは正しく取り付けられています。(図17を参照)。

図17 モジュール ラッチに完全に取り付けられた固定クリップ

 


 

ルート メモリの取り付け確認

ルータにライン カード メモリを取り付けライン カードを再び取り付けると、ルータはライン カードを再初期化し、再初期化サイクルの一環としてメモリの変更を検出します。初期化に必要な時間は、それぞれのルータ設定およびメモリ設定によって異なります。

ライン カードにSODIMMをアップグレードした後でライン カードが正しく再初期化しない場合、またはコンソール端末がチェックサムまたはメモリ エラーを表示した場合、正しいSODIMMを取り付けたのかどうか、またSODIMMがライン カードに正しく取り付けられているのかどうか確認します。

ライン カード メモリの取り付けを確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「ライン カードの取り外し」の記載のとおりに、カード ケージからライン カードを取り外します。

ステップ 2 カードの水平面から見てSODIMMの位置を確認します。図15で示すようにSODIMMが同じ角度でかみ合い、ソケットに完全に装着している必要があります。

SODIMMが正しくかみ合っていない場合、SODIMMを外して再び取り付けてください。

ステップ 3 「ライン カードの取り付け」の記載のとおりに、カード ケージからライン カードを再び取り付け、取り付けの確認を行います。


 

何回か試行してもルータが正しく再起動しないとき、および解決できない問題が生じたときは、Cisco.comにアクセスするか、購入した代理店まで連絡してください。ご連絡に先立って、コンソール エラー メッセージ、異常なLEDステータス、または問題解決に役立つと思われるルータの兆候または動作を書き留めておいてください。

マニュアルの入手方法

ここでは、シスコ製品のマニュアルを入手する方法について説明します。

WWW

WWW上の次のURLから、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

各国語版のマニュアルは、次のURLから入手できます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のCisco Documentation CD-ROMパッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROMは毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。このCD-ROMパッケージは、単独または年間契約で入手することができます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。

Cisco Direct Customersに登録されている場合、Networking Products MarketPlaceからシスコ製品のマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com登録ユーザの場合、Subscription StoreからオンラインでDocumentation CD-ROMを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

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シスコシステムズでは、技術上のあらゆる問題の支援窓口としてCisco.comを運営しています。お客様およびパートナーは、Technical Assistance Center(TAC)Webサイトのオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.comにご登録済みのお客様は、TAC Webサイトで提供するすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。Cisco.comへのご登録については、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

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TACへの問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。

プライオリティ レベル4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

プライオリティ レベル3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる場合。

プライオリティ レベル2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

プライオリティ レベル1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適切なTACサービスを選択してください。

TAC Webサイト

P3およびP4レベルの問題については、TAC Webサイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Webサイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com登録ユーザは、TAC Webサイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Openツールのオンライン サービスを利用することができます。TAC Case OpenツールのURLは次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットでアクセスする場合には、TAC WebサイトでP3およびP4レベルの情報を参照することをお勧めします。

Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC Escalation Center

TAC Escalation CenterではP1およびP2レベルの問題に対応しています。このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Centerにお問い合わせいただいたP1またはP2の問題には、TACエンジニアが対応します。

TACフリーダイヤルの国別電話番号は、次のURLを参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、またはNetwork Supported Accounts[NSA;ネットワーク サポート アカウント]など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。