ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Quad OC-48c/STM-16c Packet-Over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート

Quad OC-48c/STM-16cPacket-Over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2012/01/30 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Quad OC-48c/STM-16c

内容

重要事項

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象のプラットフォーム

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンの要件

製品概要

ライン カードのメモリ

取り付け前の準備

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

FCC クラスAとの適合

CISPR 22

カナダ

欧州(EU)

VCCIクラスA(日本)

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意事項

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

必要な工具および部品

ライン カードの取り付けまたは交換

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け

ルータおよびライン カードのケーブル マネジメント

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

取り付けの確認

ディスプレイLED

ステータスLED

トラブルシューティング

インターフェイスの設定

デフォルトの設定

インターフェイスの設定

設定のカスタマイズ

インターフェイスの選択

フレーム同期の設定

SONETオーバーヘッドの指定

POS SPEスクランブリングの設定

WRED付きMDRRの設定

showコマンドによるステータスの確認

設定例

仕様およびケーブル接続

SONETトランシーバの距離制限

Quad OC-48c/STM-16c POSインターフェイス ケーブル

マニュアルの入手方法

WWW

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC

TAC Webサイト

Japan TAC Web サイト

TAC Escalation Center

Quad OC-48c/STM-16c
Packet-Over-SONET Line Card
インストレーション
コンフィギュレーション ノート

製品番号: 4OC48/POS-SR-SC、4OC48/POS-SR-FC、4OC48/POS-LR-SC、4OC48/POS-LR-FC、4OC48E/POS-SR-SC、および4OC48E/POS-LR-SC
Customer Order Number: DOC-J-7811420=

このマニュアルでは、Quad OC-48c/STM-16c Packet-over-SONET(POS)Line CardおよびQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardの取り付け手順および設定手順について説明します。


) このマニュアルでは特に明記しないかぎり、標準Quad OC-48c/STM-16c POS Line CardおよびQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardを総称して、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardと表記します。


重要事項

ここでは、ハードウェアおよびソフトウェアの要件に関する重要情報について説明します。

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ハードウェア リビジョンの要件

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ製品ラインのハードウェア インストレーションおよびメンテナンス情報については、ご使用のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに対応するインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

冷却ファン、電源装置、シャーシ バックプレーンなど、ルータ サブシステムの取り付け、メンテナンス、および交換手順については、Field-Replaceable Unit(FRU)の資料を参照してください。

サポート対象のプラットフォーム

Quad OC-48c/STM-16c Line Cardは、Cisco 12400シリーズのすべてのインターネット ルータでサポートされています。


) サポート対象のプラットフォームは、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの要件を満たすために、OC-192c/STM-64cの帯域幅を提供するスイッチ ファブリック カード(SFCおよびCSC)のフルセットを搭載している必要があります。 スイッチ ファブリックの詳細については、該当するシスコ製ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

Cisco IOSソフトウェアの設定情報およびサポートについては、インストールされているCisco IOSソフトウェア リリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション マニュアル セットのコンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。ルータ上で使用しているCisco IOSソフトウェア バージョンに対応するCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

表 1 に、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardに必要なCisco IOSソフトウェア リリースを示します。

 

表 1 Cisco IOSソフトウェア リリースの要件

ライン カードのタイプ
Cisco IOSリリース

すべての標準Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card

12.0(15)S2以降の12.0Sリリース

すべてのQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Card

12.0(21)S以降の12.0Sリリース

show version および show hardware コマンドを使用すると、現在ロードされ稼働しているソフトウェアのバージョンなど、ルータの現在のハードウェア構成が表示されます。

show コマンドの詳細については、 インストールされているCisco IOSリリース に対応する『 Cisco
IOS Configuration Fundamentals Command Reference』および『Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide
』を参照してください。

ハードウェア リビジョンの要件

ソフトウェアとの互換性を確保するために、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号は次のいずれかでなければなりません。ハードウェア リビジョン番号は、カードのコンポーネント側に貼付されているラベルに記載されています。 show hardware コマンドを使用してハードウェア リビジョン番号を表示することもできます。 表 2 に、すべてのQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号を示します。

 

表 2 Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのハードウェア リビジョン番号

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card
ハードウェア リビジョン番号

すべての標準Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card

73-4203-03 rev. A0、73-4203-04 rev. B0

すべてのQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Card

73-7332-03 rev. A0

製品概要

Quad OC-48c/STM-16c POS Line CardおよびQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardは、Cisco 12416、Cisco 12410、Cisco 12406、およびCisco 12404インターネット ルータに単一のカードで10 Gbps POSインターフェイスを1つ提供します。次のバージョンのライン カードがあります。

短距離(SR)、シングルモード

長距離(LR)、シングルモード

これらのライン カードはルータの高速スイッチ ファブリックのインターフェイスとなり、標準
Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardで4つのOC-48c/STM-16cデュプレックスSubscriber Connector(SC;加入者線コネクタ)またはFiber Connector(FC;ファイバ コネクタ)シングルモード接続を提供します。

Quad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardでは、SCタイプ コネクタだけが使用されています。これらの接続は連結しているので、帯域幅を区分する必要がなく、効率性が向上します。

ライン カードのメモリ

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardには、256 MBのルート プロセッサ メモリと512 MBのパケット メモリが搭載されています。このメモリは、ユーザ側で保守することはできません。

図 1に、SCバージョンのライン カードの前面および背面を示します。

図 1 Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card(縦方向)

 

 

1

イジェクト レバー

4

ディスプレイLED

2

ポート0

5

イジェクト レバー

3

ステータスLED

6

バックプレーン コネクタ


) 標準Quad OC-48c/STM-16c POS Line CardとQuad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardの外見は同じです。これら2つを区別するには、カードを横向きにして、前面パネル ラベルの右下を確認します。Quad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardの場合、製品番号にEが付いています。


取り付け前の準備

ここでは、取り付けに必要な準備作業について説明します。内容は次のとおりです。

安全に関する注意事項

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

電磁適合性に関する規制事項

静電破壊の防止

レーザーに関する安全上の注意事項

必要な工具および部品

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全上の注意事項を確認してください。

以下に示す注意事項は、作業を安全に行い、機器の損傷を防ぐために役立ちます。ただし、発生する可能性のある危険な状況がすべて記述されているわけではありません。十分に注意して作業を行ってください。


) Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの取り付け、設定、メンテナンスを行う前に、ご使用のルータに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されている安全上の警告を確認してください。


作業中および作業後は、作業エリアを整頓し、埃のない清潔な状態にしておいてください。レーザー機器に埃が入らないように注意してください。

ライン カードを扱う際には、ゆったりした衣服や装身具など、ルータに引っ掛かる危険性のあるものは身につけないでください。

シスコ製の装置を安全に稼働させるためには、製品の仕様や使用手順に従う必要があります。

各国語で記述された安全上の警告および適合規格

各国語で記述されたQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの安全上の警告と適合規格についての詳細は、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)に記載されています。

電磁適合性に関する規制事項

FCC クラスAとの適合

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。 その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

CISPR 22


警告 これはクラスA製品です。家庭環境でこの製品を使用すると、受信障害が起こることがあります。 その場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。



) CISPR 22クラスBの場合は、シールド(スクリーン)付きCAT5、または同等のイーサネット ケーブルを使用する必要があります。



) この装置は、シールド付きまたはシールドなしCAT5イーサネット ケーブルで接続されたAC主電源上の放射要件に関するEN55022クラスBに適合します(この要件を満たすために、シールド付きイーサネット ケーブルを使用する必要はありません)。


カナダ

適合性に関する表記

この装置は、カナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

欧州(EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスAおよびEN55024の標準規格に適合します。 また、Telecommunications Network Equipment(TNE)に関するEN 300 386-2(非セントラル オフィス装置の場合は、シールド付きCAT5イーサネット ケーブルを使用するEN55022クラスB)に適合します。

VCCIクラスA(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。


シスコのQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardは、いくつかのモデルのGigabit Route Processor(GRP;ギガビット ルート プロセッサ)と併用できます。シスコ製品番号GRP=およびGRP-B=では、クラスB EMI対応のために、コンソールおよびAUXポートでシールド付きケーブルを使用する必要があります。製品番号GRP-B=のリビジョンF0以上では、シールド付きケーブルを使用しなくてもクラスBの要件を満たします。


静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。 静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。EMI(電磁波干渉)シールドは、ライン カードの統合部品です。ルータまたはルータ コンポーネントを取り扱うときには必ず、静電気防止用ストラップを着用してください。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側をルータのESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属部分に固定します。

ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームだけを持つようにしてください。基板またはコネクタ ピンには決して触れないでください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、または静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合には、取り外した基板をただちに静電気防止用袋に保管してください。

ライン カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。 衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

レーザーに関する安全上の注意事項

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardには、クラス1レーザーが使用されているので、目に見えないレーザー光が放射されます。ライン カードのポート開口部をのぞき込まないでください。レーザーに関する次の警告は、すべてのQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardに適用されます。

クラス1レーザー製品に関する警告

レーザーに関する一般的な警告

クラス1レーザー製品に関する警告


警告 クラス1レーザー製品です。


レーザーに関する一般的な警告


警告 ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


各国語で記述された安全上の警告については、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco 12000 Series Internet Routers』(Text Part Number: 78-4347-xx)を参照してください。

必要な工具および部品

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの取り外しおよび取り付け作業を行うには、次の工具および部品が必要です。

3/16インチ(76 mm)マイナス ドライバ

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardと他のルータまたはスイッチを接続するインターフェイス ケーブル(ケーブルの詳細については、Quad OC-48c/STM-16c POSインターフェイス ケーブルを参照)

接続コード付きの静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップ

ライン カードの取り付けまたは交換

ここでは、ライン カードの取り付け手順および交換手順について説明します。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け


) ルータの電源を入れたままライン カードを取り外す場合は、次の「ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項」を参照してください。



注意 誤ったエラー メッセージが表示されるのを防ぐために、ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。また、ライン カードの取り外しまたは取り付けを行ったあとで、別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行う場合には、ルータが全インターフェイスを再初期化し、新しい設定を認識できるように、15秒以上経過してから作業を開始してください。

ライン カードの取り外しおよび取り付けの注意事項

ルータの稼働中にライン カードの取り外しおよび取り付けを行うことができます。 ソフトウェアに通知したり、ルータの電源をリセットしたりする必要はありません。この機能により、ルータをオンラインにしたままライン カードの取り付け、取り外し、または交換作業を行うことができるので、ネットワーク上のエンド ユーザに影響を与えることなく、すべてのルーティング情報が維持され、セッションが中断されることもありません。

ライン カードを再び取り付けると、必要なソフトウェアがRoute Processor(RP)から自動的にダウンロードされます。その後、現在の設定と一致するインターフェイス、およびあらかじめアップとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他のインターフェイスはすべて、 configure コマンドで設定する必要があります。Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの設定については、「インターフェイスの設定」を参照してください。


注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害とみなされることがあります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

各ライン カードには、イジェクト レバーが2つあります。 ライン カードを取り外すときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタからライン カードを外します。ライン カードを取り付けるときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタにライン カードを固定します。イジェクト レバーによってカード コネクタがバックプレーンにかみ合い、正しく装着されます。

ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

同様に、ライン カードを取り付けるときは、ライン カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにライン カードが完全に固定されるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが完全にバックプレーンに装着されていないと、ルータが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ライン カードの取り外し

故障したライン カードを交換する場合は、まず既存のカードを取り外し、次に新しいライン カードを同じスロットに取り付けます。ライン カードはOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応なので、ルータの電源を入れたままライン カードの取り外しおよび取り付け作業を行うことができます。


) 新しいライン カードまたは再設定したライン カードの搭載時に問題が起きないようにするため、ライン カードを取り外す前に、インターフェイスをシャットダウン(ディセーブルに)しておくことを推奨します。 インターフェイスをシャットダウンすると、そのインターフェイスはshowコマンドの出力にadministratively downと表示されます。


ライン カードを取り外す手順は以下のとおりです(図 2を参照)。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カードのインターフェイス ケーブルを外します。

a. ライン カードのポートとインターフェイス ケーブルの現在の接続関係を、紙に書き留めます。

b. ライン カードのインターフェイス ポートから、インターフェイス ケーブル コネクタを外します。ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットにケーブルを留めたままにしておいてかまいません。ブラケットの片側に、シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはその他のブラケットから、ブラケットとケーブルを掛けるための小さいフックがあります。

ステップ 3 ライン カードからライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを外して脇へ置きます。「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し」を参照してください。

ステップ 4 マイナス ドライバを使用して、ライン カードの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図 2aを参照)。


注意 ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードがバックプレーンから完全に外れていないと、ルータが停止することがあります。

ステップ 5 両側のイジェクト レバーを外側に同時に開き、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図 2bを参照)。

ステップ 6 イジェクト レバーを持ち、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 7 片手でライン カードの前面プレートを持ち、反対の手でライン カードの底面を支えながら、ライン カードをスロットからまっすぐに引き出します(図 2cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 8 取り外したライン カードを静電気防止用マット上に置きます。 返却する場合には、ライン カードを静電気防止用袋に保管します。

ステップ 9 ライン カード スロットを空にしておく場合は、シャーシに埃が入らないように、またライン カード コンパートメント内で空気が正しく流れるようにするため、ライン カード ブランク(製品番号:MAS-GSR-BLANK)を取り付けます。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 

図 2 ライン カードの取り外しおよび取り付け

 

ライン カードの取り付け

使用するライン カード スロットにライン カードを差し込み、そのままバックプレーンに接続します。

新しいライン カードを取り付ける場合は、まず使用するスロットからライン カード ブランクを取り外します。この手順の詳細については、「ライン カードの取り外し」を参照してください。


) ライン カードのスロット位置については、ご使用のシャーシに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。



注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害とみなされることがあります。ライン カードの取り外しまたは取り付けは、一度に1枚ずつ行ってください。別のライン カードの取り外しまたは取り付けを行うときは、ルータが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール端末がRPのコンソール ポートに接続されていて、コンソールの電源が入っていることを確認します。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 3 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選び、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部装置を接続できるだけの長さであることを確認します。


注意 ESD破壊を防ぐため、ライン カードを取り扱うときは、非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはカード フレームの端だけを持つようにしてください。コンポーネントまたは回路には触れないでください。

ステップ 4 片手でライン カードの前面プレートを持ち、反対の手でカード フレームの底面を支えながら、カード ケージのスロットにカードを差し込みます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。

ステップ 5 ライン カードをスロットに慎重に差し込みます。 イジェクト レバーがカード ケージのエッジに触れたら、そこで 止めます 。イジェクト レバーのフックがカード ケージの端にかみ合っていることを確認します(図 3を参照)。

図 3 イジェクト レバー

 


注意 ライン カードを取り付けるときは、必ずイジェクト レバーを使用し、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが完全に固定されるようにしてください。カードが完全にバックプレーンに装着されていないと、ルータが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーを同時に内側に戻し、ライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにします。これにより、カードがバックプレーンにしっかり固定されます。

ステップ 7 3/16インチのマイナス ドライバを使用して、ライン カードの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切なEMIシールドを確保すると共に、ライン カードがバックプレーンから部分的に外れないようにします。(EMI仕様に適合するには、これらのネジを締める必要があります)。


注意 次に搭載するライン カードに必要なスペースを確保するために、新しくライン カードを搭載するたびに、必ず非脱落型ネジを締め、そのあとで次のライン カードを取り付けてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止できると共に、ルータに必要なアースとEMIシールドが確保されます。

ステップ 8 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを元どおりに取り付けます(ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外しを参照)。

a. シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはブラケットから、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットのフックを外します。

b. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを合わせます。

c. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを締め、ライン カードに固定します。

ステップ 9 ライン カードの前面プレートの元のポートに、インターフェイス ケーブル コネクタを差し込みます。


 

ルータおよびライン カードのケーブル マネジメント

シスコ製ルータのケーブル マネジメント システムは、ルータに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが垂れ下がったり極端に曲がったりするのを防ぐ役割を果たします。


注意 インターフェイス ケーブルが極端に曲がると、ケーブルが損傷する原因になります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されています。

1. シャーシに取り付けるケーブル マネジメント トレイ。詳細については、該当するシスコ製ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

2. ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット(図 4を参照)。


) スペアのライン カードを発注した場合、ライン カードはケーブル マネジメント ブラケットが取り付けられていない状態で出荷されます。 ユーザ側でライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてから、ライン カードをルータに取り付けてください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットを取っ手代わりにして、ライン カードを押し込んだり、引き出したりしないでください。 ケーブル マネジメント ブラケットはインターフェイス ケーブルの支持用ですので、ブラケットを持ってライン カードを着脱したり、ルータから取り外したライン カードを運んだりすると、ブラケットが壊れることがあります。

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けおよび取り外し

ここでは、次の手順について説明します。

ルータに追加する新しいライン カードに、新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外し、そのブラケットからインターフェイス ケーブルを取り外す手順

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ここで説明する手順では、ルータに新しいライン カードをすでに取り付けてあることを想定しています。このライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける必要があります。

ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 次のように、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。

a. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを合わせます。

b. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを締め、ブラケットをライン カードに固定します(図 4を参照)。

ステップ 3 ライン カードの一番下のポートから順に、インターフェイス ケーブルを該当する各ポートに接続します(図 5aを参照)。

ステップ 4 ケーブルの支持ポストの端にあるマジック テープにインターフェイス ケーブルを慎重に取り付けます(図 5bを参照)。 ケーブルをねじったり、極端に折り曲げたりしないように注意してください。

ステップ 5 ライン カード ポートのすべてのインターフェイス ケーブルについて、ステップ 3およびステップ 4を繰り返します。


 

図 4 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付けまたは取り外し

 

 

1

非脱落型ネジ

2

マジック テープ

図 5 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットへのインターフェイス ケーブルの取り付け

 

 

1

シャーシのケーブル マネジメント トレイ

3

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケット

2

マジック テープ

4

光ファイバ ケーブル

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからインターフェイス ケーブルを外し、ライン カードからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを使用法に従って装着します。

ステップ 2 ライン カード別に、インターフェイス ケーブルとポートの現在の接続関係を紙に書き留めておきます。

ステップ 3 ライン カードの最下部ポートのインターフェイス ケーブルから順に(複数ポートがあるライン カードの場合)、ライン カード ポートからケーブルを外していきます。

ステップ 4 上に向かって順に、ケーブルの支持ポストの端にあるマジック テープからインターフェイス ケーブルを外します。

ライン カード ポートの他のインターフェイス ケーブルについても、ステップ 3およびステップ 4を繰り返し、そのあとステップ 5に進みます。

ステップ 5 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを緩め、ライン カードからブラケットを取り外します(図 4を参照)。


 

取り付けの確認

ライン カードを取り付け、インターフェイス ケーブルを接続した後、ライン カードの前面プレートにあるLEDを調べて、ライン カードが正常に動作していることを確認します。 各Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardには、ライン カードの動作状態を確認できるように次の2種類のLEDがあります(図 1を参照)。

ディスプレイLED ― 4桁の英数字が表示される2つのLED

ステータスLED ― ライン カード上の各ポートの横にある3つのLED

ライン カードの一般的なブート プロセスでは、次のイベントが発生します。

1. ライン カードは電力が供給されると、ソフトウェアの実行を開始します。

2. ライン カードのMBusモジュールが、そのカードのタイプを判別し、内部チェックを実行し、RPからのCisco IOSソフトウェアのロードを受け入れる準備をします。

3. RPがライン カードを起動し、ライン カードにCisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作していることを確認するには、次の動作チェックを行います。

ライン カードのブート プロセス中は、ライン カードのディスプレイLEDにより、カードが 表 3 に示した一般的な初期化シーケンスをたどっているかどうかを確認できます。

ライン カードのインターフェイス ポート ステータスLEDにより、ACTIVE LEDが点灯していることを確認します。

ディスプレイLED

前面プレートの片側(イジェクト レバー付近)に、4桁の英数字ディスプレイLEDが2つあります。このLEDには、カードの状態を表すメッセージが表示されます。 通常、このLEDが点灯するのは、RPがカードを認識し、カードを起動したあとです。 シーケンスまたはプロセスの途中でメッセージが表示されますが、瞬間的にしか表示されないので、通常は読み取れません。


) メッセージによっては、瞬間的にしか表示されず、読み取れないものもあります。また、表 3および表 4に記載されているメッセージの中には、Quad OC-48c/STM-16c Line Cardには表示されないものがあります。


ライン カードの起動時には、 表 3 に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 3 ライン カードの初期化シーケンス中に表示されるディスプレイLEDメッセージ

LEDディスプレイ
意味
送信元

MROM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117と表示されます1 このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カードのメイン メモリの容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ライン カード メモリにROMイメージをロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダ2のロードを待機中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ライン カード メモリにファブリック ダウンローダをロードしています。

RP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

RP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動して実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

ライン カード メモリにCisco IOSソフトウェアをダウンロードしています。

RP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアの起動中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアの実行中です。

RP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになっており、使用可能です。

RP IOSソフトウェア

1.ご使用のルータで実際に稼働しているMBusマイクロコードのバージョンと異なる場合があります。

2.ファブリック ダウンローダは、ライン カードにCisco IOSソフトウェア イメージをロードします。

表 4 には、ライン カードのディスプレイLEDに表示されるその他のメッセージを示します。

 

表 4 その他のディスプレイLEDメッセージ

LEDディスプレイ
意味
送信元

MRAM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117と表示されます このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

MAL
FUNC

カードの誤動作

RP

PWR
OFF

カードの電源がオフになっています。

RP

PWR
ON

カードの電源がオンになっています。

RP

IN
RSET

リセット中です。

RP

RSET
DONE

リセットが完了しました。

RP

MBUS
DNLD

MBusエージェントのダウンロード中です。

RP

MBUS
DONE

MBusエージェントのダウンロードが完了しました。

RP

ROMI
GET

ROMイメージの取得中です。

RP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得が完了しました。

RP

MSTR
WAIT

マスタシップの判別を待機中です。

RP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定を待機中です。

RP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定が完了しました。

RP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロードが完了しました。

RP

FABI
WAIT

ファブリックの初期化完了を待機中です。

RP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが完了しました。

RP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアBMAエラー

RP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASICコンフィギュレーション エラー

RP

CARV
ERR

バッファ分割エラー

RP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求しています。

RP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中です。

RP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了しました。

RP

DIAG
MODE

診断モード

RP

FDAG
LOAD

フィールド診断プログラムのダウンロード中です。

RP

FDAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中です。

RP

POST
STRT

Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中です。

RP

UNKN
STAT

unknown(不明)ステート

RP

ステータスLED

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの各ポートの横には、3つのグリーンのLEDがあります。ACTIVE、CARRIER、およびRX PKTです。これらのLEDは、 表 5 に示すように、ポートのステータスを表します。

 

表 5 ステータスLEDの説明

LEDのステート
説明
ACTIVE
CARRIER
RX PKT

消灯

消灯

消灯

ポートがオフになっています。

点灯

消灯

消灯

ポートがオンになっています。

点灯

点灯

消灯

ライン プロトコルがアップになっています。

点灯

点灯

点滅

ライン カードがデータを受信中です。

RX PKT LEDは、データの送受信中に点滅します。

ライン カードのステータスLEDは、ライン カードのインターフェイスを設定するまで(または、シャットダウンされている場合はオンにするまで)点灯しない場合もあります。各インターフェイスが正しく動作しているかどうかを確認するには、ライン カードの設定手順を完了してください(インターフェイスの設定を参照)。

トラブルシューティング

ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合は、次の条件が満たされているかどうかを確認してください。

すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されている。

すべてのカードがカード ケージに正しく装着され、固定されている。

カードの全メモリ モジュールが完全に装着され、それぞれのソケットに固定されている。

すべてのコンポーネントがカード ケージに正しく接続されていて、ネジで固定されている。

ライン カードのポートとローカル接続装置上のポート間に互換性があり、適切なケーブル(シングルモードまたはマルチモード)を使用している。

ポートのインターフェイス コンフィギュレーションおよびIPアドレスが割り当てられている。

次の手順で、ライン カードが正しく接続されているかどうかを確認します。


ステップ 1 ルータが各インターフェイスを再初期化している間、コンソールに表示されるメッセージを観察し、ルータがQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを認識しているかどうかを確認します。次の条件がすべて満たされている場合、ルータはインターフェイスを認識していますが、インターフェイスは down に設定されたままになっています。

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardがバックプレーンに正しく接続され、電力が供給されている。

ルータ バスがQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを認識している。

ステップ 2 再初期化が完了したあと、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯し、点灯したままになっていることを確認します。ACTIVE LEDが点灯したままになっている場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯したままにならない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 3 Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯したままにならない場合は、このライン カードのボード コネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうかを確認します。非脱落型ネジを緩め、両方のイジェクト レバーを内側に押して、レバーが両方ともこのライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにします。非脱落型ネジを締めます。

ルータがインターフェイスを再初期化すると、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯するはずです。ACTIVE LEDが点灯した場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 4 まだACTIVE LEDが点灯しない場合は、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを取り外し、空いている別のライン カード スロットに取り付けてみます。

ライン カードを新しいスロットに取り付けたあとでACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

まだACTIVE LEDが点灯せず、ライン カードの他のLEDが点灯してアクティブになっている場合には、ACTIVE LEDに障害があると考えられます。 ステップ 5に進んでインストレーションの確認作業を行ってください。

ライン カードのLEDがどれも点灯しない場合は、ライン カードを交換してください。

まだACTIVE LEDが点灯しない場合は、インストレーションを中止してください。購入した代理店に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 5 show interfaces コマンドを使用して、インターフェイスのステータスを確認します(インターフェイスが未設定の場合は、インターフェイスの設定に記載されている手順を実行する必要があります)。


 

コンソール端末にエラー メッセージが出力された場合には、該当するリファレンス マニュアルを参照してエラー メッセージの意味を確認してください。その他に解決できない問題が生じたときは、購入した代理店まで連絡してください。

トラブルシューティングおよび診断の詳細については、ご使用のCisco 12000シリーズ インターネット ルータに付属しているインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

インターフェイスの設定

ここでは、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのインターフェイスの設定手順について説明します。

デフォルトの設定

新しいQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを取り付けた場合、または既存のインターフェイス設定を変更する場合には、コンフィギュレーション モードを開始する必要があります。 表 6 に、イネーブルになっているライン カードのデフォルト コンフィギュレーションを示します。 詳細については、「設定のカスタマイズ」を参照してください。

 

表 6 Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのデフォルトの設定値

パラメータ
コンフィギュレーション コマンド
デフォルト値

キープアライブ

[no] keepalive

keepalive3

カプセル化

encapsulation [hdlc | ppp]

hdlc

CDP4

[no] cdp enable

no cdp enable

MTU5

[no] mtu bytes

4,470バイト

フレーム同期

pos framing [sdh | sonet]

SONET

帯域幅

[no] bandwidth kilobits

9,952,000

SONETオーバーヘッド

pos flag [c2 value ] [j0 value ] [s1s0 value ]

c2:0xcf、j0:0x01、s1s0:00

内部ループ

[no] loop [internal | line]

no loopback

POS SPEスクランブリング

[no] pos scramble-atm

POS SPE scramble-atm

Cyclic Redundancy Check(CRC;巡回冗長検査)

crc [16 | 32]

32

クロック ソース

clock source [internal | line]

internal

3.このデフォルト値はユーザ側で変更しないことを推奨します。

4.CDP=Cisco Discovery Protocol

5.MTU=Maximum Transmission Unit(最大伝送ユニット)

インターフェイスの設定

新しいQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardが正しく装着されていることを確認してから、 configure コマンドを使用して新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を調べておきます。

次に説明する手順は、基本設定を作成する(インターフェイスをイネーブルにし、IPルーティングを指定する)手順です。ご使用のルータ コンフィギュレーションの要件によっては、その他のコンフィギュレーション サブコマンドも入力しなければならない場合があります。

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータは、 slot/port 形式のライン カード スロット番号/ポート番号によって、インターフェイス アドレスを識別します。たとえば、ライン カードのスロット1に搭載されたQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのインターフェイスのスロット/ポート アドレスは 1/0 です。カードに搭載されているポートが1つだけの場合でも、 slot/port 形式の表記を使用する必要があります。

configure コマンドを使用する前に、 enable コマンドを使用してEXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合、パスワード入力を要求するプロンプトが表示されます。特に指示されないかぎり、各ステップの最後で Return キーを押してください。

次の手順で、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを設定します。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、ルータがカードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

show version コマンドの出力例については、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

ステップ 2 show interface コマンドを入力して、各ポートのステータスを調べます。

Router# show interface
 

show interface コマンドの出力例については、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

ステップ 3 コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip routing コマンドを入力して、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)# ip routing
 

ステップ 5 プロンプトに、 interface コマンドを入力し、次に type pos およびslot/port(ライン カードのスロット番号/ポート番号)を入力して、設定対象の新しいインターフェイスを指定します。次に、ライン カードのスロット1に搭載したQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの例を示します。

Router(config)# interface pos 1/0
 

ステップ 6 次の例のように、 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを入力して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
 

ステップ 7 このインターフェイスに対するHDLCカプセル化が適切かどうかを確認します。カプセル化を変更する場合は、 encapsulation コマンドを使用します。

Router(config-if)# encapsulation encapsulation-type
 

ここで、 encapsulation-type はキーワード hdlc または ppp です。

ステップ 8 クロック ソースのデフォルト値が正しいかどうかを確認します。デフォルト値は line です。 ネットワークからクロックを取得する場合に使用されます。

clock source internal コマンドは、通常、2台のCisco 12000シリーズ インターネット ルータをバックツーバックで接続する場合またはクロックが存在しないダーク ファイバで接続する場合に使用します。どちらの場合にも、各装置のクロック ソースをinternalに設定する必要があります。

Router(config-if)# clock source {line | internal}
 

ステップ 9 シャットダウン状態をアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドを使用すると、 enable コマンドがQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardに渡されます。さらに、このコマンドによって、ライン カードは直前に送信されたコンフィギュレーション コマンドに基づいて設定されます。

ステップ 10 キープアライブ メッセージをオフにします。

Router(config-if)# no keepalive
 

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータでは、キープアライブ メッセージは必須ではありません。

ステップ 11 CDPをオフにします。

Router(config-if)# no cdp enable
 

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータでは、CDPは必須ではありません。

ステップ 12 IPマルチキャスト高速スイッチングをオフにします。

Router(config-if)# no mroute-cache
 

) ライン カード ケーブルは、Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ装置および他の装置(ハイエンド ルータまたはスイッチ)の両方に接続されています。ステップ10~ステップ12は、使用中のシスコ製ルータだけでなく、他の装置にも当てはまります。


ステップ 13 CRC値を(両方の装置で)32に設定します。

Router(config-if)# crc 32

) ライン カード ケーブルの接続先装置がCRC値32をサポートしていない場合は、コマンドcrc 16を入力して、両方の装置で値16を使用するように設定します。


ステップ 14 その他の必要なコンフィギュレーション サブコマンドを使用して、ルーティング プロトコルをイネーブルにし、インターフェイス特性を調整します。

ステップ 15 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを実行して設定を完了したら、 ^Z を入力して( Ctrl キーを押しながら Z キーを押す)、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 16 新しい設定をメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

設定の内容は、 show コマンドを使用して確認できます。 show コマンドの詳細については、「showコマンドによるステータスの確認」を参照してください。

設定のカスタマイズ

ここでは、新しいコマンドについて説明します。ライン カードの設定に使用するその他のコマンドについては、Cisco IOS Release 12.0のコマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardのコンフィギュレーション パラメータのデフォルト値は、ご使用のネットワーク環境に合わせて変更できます。Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの設定をカスタマイズする場合は、次の手順を参照してください。

インターフェイスの選択

フレーム同期の設定

SONETオーバーヘッドの指定

POS SPEスクランブリングの設定

WRED付きMDRRの設定

インターフェイスの選択

Quad OC-48c/STM-16c POSインターフェイスは、コンフィギュレーション コマンドではpos と記述します。ルータのリセット時に検出されたQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardごとに、インターフェイスを作成します。特定のQuad OC-48c/STM-16c POSインターフェイスを選択するには、次のようにinterface pos slot/port コマンドを使用します。

Router(config)# interface pos slot/port
 

ここで、 slot はQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardが搭載されているスロット番号で、 port はポート番号です。

フレーム同期の設定

pos framing コマンドを使用して、SONET OCまたはSDH STMのどちらかにフレーム同期を設定できます。デフォルト値はSONETです。

Router(config-if)# pos framing [sdh|sonet]

SONETオーバーヘッドの指定

pos flag コマンドを使用して、フレーム ヘッダーの特定要素の値を指定できます。

Router(config-if)# pos flag [c2 value] [j0 value] [s1s0 value]
 

ここで

c2 はパス信号識別子であり、 value は次のいずれかです。

0xCF = PPPまたはHDLC(デフォルト)

0x13 = ATM

j0 はセクション トレース バイトで、 value は日本における一部のSDH装置とのインターオペラビリティを表す0x1です。デフォルト値は0xCCです。

s1s0 はペイロード ポインタ バイトの一部であり、 value は次のいずれかです。

0 = SONET(デフォルト)

2 = SDH

POS SPEスクランブリングの設定

POSスクランブリング コマンドを使用して、POS SPEペイロードをスクランブルできます。デフォルト設定は、no POS SPE scrambleです。

Router(config-if)# [no] pos scramble-atm

WRED付きMDRRの設定

Weighted Random Early Detection(WRED;重み付きランダム早期検出)付きModified Deficit Round Robin(MDRR)は、Cisco IOS Release 12.0(15)S2以降のQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardでサポートされています。WREDの設定については、オンライン マニュアル『 Weighted Random Early Detection on the Cisco 12000 Series Router 』を参照してください。Documentation CD-ROMまたはhttp://www.cisco.comで利用できます。

showコマンドによるステータスの確認

Cisco 12000シリーズ インターネット ルータ ラインカードはそれぞれ、コンフィギュレーション、トラフィック、エラーなどの情報を維持しています。この情報にアクセスするには、各種の show コマンドを使用します。ここでは、ライン カード情報およびルータ ステータスを表示する show コマンドについて説明し、出力例を示します。


) showコマンドの出力は非常に多様です。ここでは、標準Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardでのshowコマンドの出力例を示します。Quad OC-48c/STM-16c Service Enhanced Line Cardを使用する場合は、ここに記載されている例とは出力が異なる可能性があります。


次に、ポート0に搭載したライン カードのスロット3の show interface pos slot/port コマンドの例を示します。

Router# show interfaces pos 3/0
POS3/0 is up, line protocol is up
Hardware is Packet over SONET
Internet address is 1.1.1.1/16
MTU 4470 bytes, BW 2488000 Kbit, DLY 100 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, crc 32, loopback not set
Keepalive not set
Scramble disabled
Last input 1d19h, output 00:00:18, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 1d19h
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
(テキスト出力は省略)

show diag slot コマンドを使用すると、ご使用のルータに搭載されているQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの具体的なハードウェア情報が表示されます。次に、スロット3に搭載されているQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの show diag slot コマンドの例を示します。

Router# show diag 3
SLOT 3 (RP/LC 3 ): 4 Port Packet Over SONET OC-48c/STM-16 Single Mode/SR SC-SCr
MAIN: type 67, 800-0000-01 rev 96 dev 0
HW config: 0x04 SW key: 00-00-00
PCA: 73-4203-01 rev 94 ver 1
HW version 1.0 S/N SAK0438002M
MBUS: MBUS Agent (1) 17-3440-09 rev A0 dev 0
HW version 1.0 S/N 20000929190543
Test hist: 0x00 RMA#: 00-00-00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000000 Test results: 0x00000000
L3 Engine: 4 - Backbone OC192 (10 Gbps)
MBUS Agent Software version 01.45 (RAM) (ROM version is 02.00)
Using CAN Bus A
ROM Monitor version 01.02
(テキスト出力は省略)
 

show version コマンドを使用すると、ルータ ハードウェアのコンフィギュレーション(タイプ別の搭載ライン カード枚数)、Cisco IOSソフトウェア リリース、コンフィギュレーション ファイルの名前/ソース、およびブート イメージが表示されます。次に、Cisco 12416インターネット ルータに対する show version コマンドの例を示します。

Router# show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) GS Software (GSR-P-M), Version 12.0(15)S2, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
TAC Support: http://www.cisco.com/cgi-bin/ibld/view.pl?i=support
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 26-Jan-01 18:37 by pde
Image text-base: 0x60010950, data-base: 0x61BFE000
ROM: System Bootstrap, Version 11.2(17)GS2, [eng 180] EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
BOOTFLASH: GS Software (GSR-BOOT-M), Version 12.0(8)S, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc1)
 
el_cap1 uptime is 42 minutes
System returned to ROM by reload at 11:17:15 UTC Wed Jan 10 2001System image file is "tftp://255.255.255.255/hen/p-mz.120-15.S"
 
cisco 12416/GRP (R5000) processor (revision 0x01) with 262144K bytes of memory.
R5000 CPU at 200Mhz, Implementation 35, Rev 2.1, 512KB L2 Cache
Last reset from power-on
 
1 Route Processor Card
2 Clock Scheduler Cards
3 Switch Fabric Cards
2 OC48 POS E.D. controllers (2 POS).
1 OC48 POS controller (1 POS).
2 four-port OC48 POS controllers (2 POS).
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
11 Packet over SONET network interface(s)
507K bytes of non-volatile configuration memory.
 
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 0 (Sector size 128K).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x0
 

show protocols コマンドを使用すると、設定されているレベル3プロトコルについて、グローバルな(システム全体の)ステータスおよびインターフェイス別のステータスが表示されます。

router# show protocols
Internet Protocol routing is enabled
POS3/0 is up, line protocol is up
Internet address is 1.1.1.1/16
POS3/1 is up, line protocol is up
Internet address is 2.2.2.2/16
POS3/2 is up, line protocol is up
Internet address is 3.3.3.3/16
Ethernet0 is up, line protocol is up
Internet address is 10.32.9.1/16
 

show running-config コマンドを使用すると、RAM内で現在実行中のコンフィギュレーションが表示されます。

Router# show running-config
Building configuration...
 
Current configuration:
!
version 12.0
no service single-slot-reload-enable
no service pad
service timestamps debug uptime
service timestamps log uptime
no service password-encryption
!
hostname gsrxx
!
enable secret 5 $1$bUL5$IT0UR2WRCcI.QRaTXN.7u0
enable password xxx
!
!
ip subnet-zero
no ip domain-lookup
ip host abrick 223.255.254.254
 
 
interface POS3/0
ip address 1.1.1.1 255.255.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
(テキスト出力は省略)

設定例

次に、スロット3にQuad OC-48c/STM-16c POS Line Cardを搭載したCisco 12000シリーズ インターネット ルータのコンフィギュレーション ファイル コマンドの例を示します。

interface POS3/0
ip address 1.1.1.1 255.255.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32

仕様およびケーブル接続

ここでは、Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardの仕様を示します。

SONETトランシーバの距離制限

Quad OC-48c/STM-16c POSインターフェイス ケーブル

SONETトランシーバの距離制限

光ファイバ伝送に関するSONET仕様では、2種類の光ファイバ(シングルモードおよびマルチモード)が定義されています。信号の到達可能距離は、マルチモード ファイバよりもシングルモード ファイバの方が長くなります。Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardがサポートするのは、シングルモードだけです。

敷設の最大距離は、光ファイバ伝送路の光損失量によって決まります。一般的な最大距離( 表 7 を参照)に近い信号伝送が必要な場合には、Optical Time-Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用して、パワー損失を測定してください。

Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardはいずれも、SONET/SDHに適合する全二重、10 Gbps、レーザー ベースのインターフェイスを提供します。 表 7 に、各ライン カードのパワー定格および伝送距離を示します。実際の距離は、トランシーバに接続するファイバの品質によって異なります。

ライン カードのすべてのバージョンがEN60825/IEC60825およびFDA-Code of Federal Regulations(CFR;連邦法[USA])のレーザー安全基準を満たしています。

 

表 7 パワー バジェットと信号仕様

トランシーバ
パワー
バジェット
送信パワー
受信パワー
一般的な最大距離

シングルモード、短距離 1310 nm

7 db

-3 dBm(最大)~
-10 dBm(最小)

0 dBm(最大)~
-18 dBm(最小)

1.2マイル(2 km)

シングルモード、長距離 1550 nm

24 db

3 dBm(最大)~
-2 dBm(最小)

-9 dBm(最大)
~-28 dBm(最小)

49.7マイル(80 km)

Quad OC-48c/STM-16c POSインターフェイス ケーブル

適切なシングルモード光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用して、ご使用のルータを別のルータまたはスイッチに接続します。標準のマルチモード ケーブルはグレーまたはオレンジ、シングルモード ケーブルはイエローです。Quad OC-48c/STM-16c POS Line Cardが動作するのは、シングルモードだけです。


) シングルモードの光ファイバ ケーブルは市販のものをご利用ください。ケーブルのプラグにダスト カバーが付いている場合は、取り外してからライン カードのポートに接続してください。



警告 ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。


SONET/SDHシングルモード光ファイバ接続では、シンプレックスSCコネクタ(図 6を参照)を1つ使用するか、またはシンプレックスFCコネクタ(図 7を参照)を1つ使用します。ケーブルを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ケーブルのコネクタ端を適切なポートに合わせます。

ステップ 2 コネクタを差し込み、コネクタがカチッという音と共に固定されるのを確認します。


 

ケーブルを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 バネ式の解除ラッチを押し込みます(図 6を参照)。FCコネクタには、バネ式の解除ラッチはありません。

ステップ 2 コネクタをゆっくりとポートから抜き取ります。


 

図 6 シンプレックスSCケーブル コネクタ

 

 

1

SCケーブル コネクタ

2

バネ式の解除ラッチ

図 7 シンプレックスFCケーブル コネクタ

 

ライン カードと接続先装置との間に、シンプレックス光ファイバ ケーブルを1本使用します。ケーブルの受信側(RX)と送信側(TX)の接続関係に注意してください(図 8を参照)。

図 8 シンプレックス光ファイバ ケーブルの接続

 

 

1

シンプレックス光ファイバ ケーブル

3

TXポート

2

RXポート


) 光ファイバ コネクタは、埃、油などの汚れから保護する必要があります。アルコールを染み込ませた綿棒などを使用して、光ファイバ コネクタの汚れをていねいに落としてください。


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また、Cisco.comに登録することにより、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.comには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com
http://www.cisco.com/jp

TAC

シスコの製品、テクノロジー、またはソリューションについて技術的な支援が必要な場合には、TACをご利用いただくことができます。TACでは、2種類のサポートを提供しています。TAC WebサイトとTAC Escalation Centerです。

TACへの問い合わせは、問題の緊急性に応じて分類されます。

プライオリティ レベル4(P4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。

プライオリティ レベル3(P3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下している。ネットワークが十分に機能していないが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。

プライオリティ レベル2(P2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため業務に重大な影響があるにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

プライオリティ レベル1(P1) ― ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生するにもかかわらず、対応策が見つからない場合。

問題のプライオリティおよびサービス契約の内容に応じて、適切なTACサービスを選択してください。

TAC Webサイト

P3およびP4レベルの問題については、TAC Webサイトを利用して、お客様ご自身で問題を解決し、コストと時間を節約することができます。このサイトでは各種のオンライン ツール、ナレッジ ベース、およびソフトウェアを、いつでも必要なときに利用できます。TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様、パートナー、リセラーは、TAC Webサイトのすべてのテクニカル サポート リソースをご利用いただけます。TAC Webサイト にアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com登録ユーザは、TAC Webサイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Openツールのオンライン サービスを利用することができます。 TAC Case OpenツールのURLは次のとおりです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットでアクセスする場合には、TAC WebサイトでP3およびP4レベルの情報を参照することをお勧めします。

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログインID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

TAC Escalation Center

TAC Escalation CenterではP1およびP2レベルの問題に対応しています。このレベルに分類されるのは、ネットワークの機能が著しく低下し、業務の運用に重大な影響がある場合です。TAC Escalation Centerにお問い合わせいただいたP1またはP2の問題には、TACエンジニアが対応します。

TACフリーダイヤルの国別電話番号は、次のURLを参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

ご連絡に先立って、お客様が契約しているシスコ サポート サービスがどのレベルの契約となっているか(たとえば、SMARTnet、SMARTnet Onsite、またはNetwork Supported Accounts [NSA;ネットワーク サポート アカウント]など)、お客様のネットワーク管理部門にご確認ください。 また、お客様のサービス契約番号およびご使用の製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。