ルータ : Cisco 12000 シリーズ ルータ

Enhanced Quad OC-12c/STM-4c Packet-Over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート

Enhanced Quad OC-12c/STM-4c Packet-Over-SONET Line Card インストレーション コンフィギュレーション ノート
発行日;2012/01/30 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Enhanced Quad OC-12c/STM-4c Packet-Over-SONET Line Card

マニュアルの内容

重要事項

CD-ROMによるその他のシスコ製品情報

ルータ ハードウェアのインストレーション

サポート対象プラットフォーム

Cisco IOSソフトウェアの設定

カスタマー サポート

運用上の考慮事項

安全に関する注意事項

安全に関する情報

安全上の警告

静電破壊の防止

Line Cardの概要

インストレーション前の注意事項および準備

必要な工具および部品

ソフトウェア バージョンの要件

ハードウェア バージョンの要件

SONETの距離制限

ライン カードのメモリ オプション

OC-12c/STM-4c POSインターフェイス ケーブル

Cisco 12000シリーズのケーブル マネジメント システム

ライン カードの取り外し/取り付け

ライン カードの取り外し/取り付けに関する注意事項

ライン カード インターフェイス ケーブルの取り外し

ライン カードの取り外し

ライン カードの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け/取り外し

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

インストレーションの確認

英数字LEDディスプレイの確認

ステータスLEDの確認

トラブルシューティング

OC-12c POS Line Cardのインターフェイスの設定

Line Cardの最初の設定

インターフェイスの設定

Line Card設定のカスタマイズ

OC-12c/STM-4cインターフェイスの選択

フレーミングの設定

SONETオーバーヘッドの指定

POS SPEスクランブリングの設定

showコマンドによるシステム ステータスの確認

OC-12c/STM-4c POS Line Cardの設定例

電磁適合性

FCCクラスAとの適合(米国)

クラスA(カナダ)

適合性

クラスB(欧州/EU)

VCCIクラスB(日本)

CCO

Enhanced Quad OC-12c/STM-4c Packet-Over-SONET Line Card
インストレーション
コンフィギュレーション ノート

製品番号:4OC12E/POS-IR-SC=、4OC12E/POS-MM-SC=、4OC12/POS-IR-SC-B=、4OC12/POS-MM-SC-B=
Customer Order Number: DOC-J-7810187=

このマニュアルでは、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータにEnhanced Quad OC-12c/STM-4c Packet-Over-SONET(POS)Line Cardを搭載して設定する手順について説明します。

製品番号の最後に-Bの付いた製品は、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの最新バージョンであり、最終的に旧モデルと入れ替わる予定です。

重要事項

ここでは、参考資料、Cisco IOSソフトウェアの設定、安全上の注意事項、テクニカルサポートについての重要事項を記述します。ライン カードの運用に関する考慮事項も記述されています。


) Cisco IOSソフトウェアのマニュアル、ハードウェアのインストレーションおよびメンテナンス マニュアルは、WWW上のURL、http://www.cisco.com、http://www.cisco.com/jp、http://www-china.cisco.com、およびhttp://www-europe.cisco.comから入手することもできます。


CD-ROMによるその他のシスコ製品情報

Cisco Documentation CD-ROMパッケージには、シスコ製品ライン全体に関する総合的な資料が収録されています。このCD-ROMパッケージには、Adobe Acrobat Readerで表示できるAdobe PDF形式とWebブラウザで表示できるHTML形式の両方でマニュアルが収められています。

Cisco Connection FamilyのDocumentation CD-ROMは、毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。最新のDocumentation CD-ROMの入手方法については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。このCD-ROMパッケージは単独または年間契約で入手することができます。

ルータ ハードウェアのインストレーション

Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータ製品ラインに関するハードウェア インストレーションおよびメンテナンス情報については、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータに対応するインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

冷却ファン、電源装置、シャーシ バックプレーンなどのルータ サブシステムの取り付け、メンテナンス、および交換手順については、Field-Replaceable Unit(FRU)の資料を参照してください。

サポート対象プラットフォーム

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardは、すべてのCisco 12000 シリーズ インターネット ルータでサポートされています。

Cisco IOSソフトウェアの設定

ルータ上で稼働するCisco IOSソフトウェアには、豊富な機能があります。

Cisco IOSソフトウェアの設定情報およびサポートについては、ご使用のシスコ ハードウェア製品にインストールされているCisco IOSソフトウェア リリースに対応したCisco IOSソフトウェア コンフィギュレーション マニュアル セットの、コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。また、ルータ上で使用しているCisco IOSソフトウェア バージョンに対応したCisco IOSソフトウェア リリース ノートも参照してください。

カスタマー サポート

Cisco Connection Online(CCO)は、シスコの主要なリアルタイム サポート チャネルです。CCOによるサポートのご利用方法の詳細については、このマニュアルの最後に記載されたCCOを参照してください。

運用上の考慮事項

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの運用にあたっては、次の事項を考慮してください。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの要件をサポートするには、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータにSwitch Fabric Card(SFC;スイッチ ファブリック カード)のフルセットを搭載し、OC-48帯域幅(4 x OC-12)を提供する必要があります。 ルータのSFC搭載数を増やす方法については、使用するCisco 12000 シリーズ インターネット ルータの『 Installation and Configuration Guide 』を参照してください。

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を開始する前に、人身事故または機器の損傷を防ぐために、ここで説明する安全に関する注意事項を確認してください。

安全に関する情報

適合規格および安全性については、装置に付属している『 Regulatory Compliance and Safety Information 』を参照してください。この資料には、安全を確保するための重要事項が記載されています。ルータのハードウェアの取り付け、取り外し、または変更を行う場合は、必ず事前に目を通しておいてください。

安全上の警告

誤って行うと危険が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。次に、安全に関する警告文の例を示します。警告を表す記号と、人身事故を伴う状況が記載されています。


警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。


静電破壊の防止

ESD(静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。 静電破壊は電子カードや部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。電磁波干渉シールドおよびコネクタは、ライン カードの統合部品です。ネットワーク機器またはそのコンポーネントを取り扱う際は、必ず静電気防止用ストラップを着用して下さい。

ESDによる損傷を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リストまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側をルータのESD接続ソケットまたはシャーシの塗装されていない金属部分に接続します。

ライン カードを取り扱うときは、必ず非脱落型ネジ、イジェクト レバー、またはライン カードの金属製フレームだけを持ってください。基板またはコネクタ ピンには手を触れないようにしてください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

ライン カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。 衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は1~10 Mohmでなければなりません。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの概要

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardは、1つのカードでCisco 12000 シリーズ インターネット ルータに4つの622 Mbps POSインターフェイスを提供します。このカードはCisco 12000 シリーズ インターネット ルータのスイッチ ファブリックに接続し、SCコネクタを通じて4つのOC-12c/STM-4cデュプレックスSONETコネクションを提供します。各コネクションが連結されるため、帯域幅を区分する必要がなく、効率が向上します。

図 1に、ライン カードの前面および背面を示します。

図 1 Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card(縦向き)

 

インストレーション前の注意事項および準備

ここでは、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの取り付け/設定作業を行う前の準備について説明します。 内容は次のとおりです。

このマニュアルに記載されている作業を始める前に、次の事項について確認してください。

人身事故や機器の損傷を防ぐために、電気および電話の安全な取り扱いおよび静電破壊に関する注意事項を確認してください。

装置のコンフィギュレーションが、実行するアップグレードまたは交換に必要な最低要件を満たしているか、作業に必要な部品および工具が揃っているかどうかを確認してください。


) Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの要件をサポートするには、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータにSFCのフルセットを搭載し、OC-48(4×OC-12)帯域幅を提供する必要があります。 ルータのSFC搭載数を増やす方法については、使用するCisco 12000 シリーズ インターネット ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


必要な工具および部品

Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータLine Cardの取り外し/取り付け作業には、次の工具および部品が必要です。 追加で必要な機器がある場合は、製品を購入した代理店まで発注方法をお問い合わせください。

3/16インチ マイナス ドライバ

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを他のルータまたはスイッチに接続するためのインターフェイス ケーブル(シングルまたはデュプレックスSCコネクタ付き)

接続コード付きの静電気防止用リストまたはアンクル ストラップ

交換用のQuad OC-12c/STM-4c POS Line Card(例:4OC12E/POS-IR-SC=、4OC12E/POS-MM-SC=、OC12/POS-IR-SC-B=、4OC12/POS-MM-SC-B=)

ソフトウェア バージョンの要件

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの最新バージョン(製品番号に-Bが付いている)は、次のシステム ソフトウェアで稼働するCisco 12000シリーズ ルータと互換性があります。Cisco IOS Release 11.2(19)GS4以降のCisco IOS Release 11.2 GS、Cisco IOS Release 12.0(10)S以降のCisco IOS Release 12.0 S、およびGRPマイクロコード バージョン1.35以降です。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの旧バージョン(製品番号に-Bが付いていない)は、次のシステム ソフトウェアで稼働するCisco 12000シリーズ ルータと互換性があります。
Cisco IOS Release 11.2(18)GS2以降のCisco IOS Release 11.2 GS、Cisco IOS Release 12.0(6)S以降のCisco IOS Release 12.0 S、およびGRPマイクロコード バージョン1.35以降です。


) IOS Release 12.0(10)S以降で稼働する場合、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardは、旧バージョン/新しい-Bバージョンともに、形状、フィット、および機能が同じです。


show version show diag 、および show hardware コマンドを使用すると、ルータの現在のハードウェア コンフィギュレーションが、現在ロードされ稼働しているシステム ソフトウェアのバージョンと共に表示されます。 show コマンドの詳細は、『 Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。 いずれもDocumentation CD-ROMまたは印刷資料で入手できます。

次の show version コマンドの出力例では、稼働中のシステム ソフトウェア(Release 12.0(7)S)をイタリック体で示しています。

Router> show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) GS Software (GSR-P-M), Experimental Version 12.0(7)S.1113 [soma-v120_7]
Copyright (c) 1986-1999 by cisco Systems, Inc.
Compiled Sat 13-Nov-99 20:35 by soma
Image text-base: 0x60010908, data-base: 0x60F62000t
ROM: System Bootstrap, Version 11.2(19980529:213507) [zzhang-bfr_112.debug 86],E
BOOTFLASH: GS Software (GSR-BOOT-M), Version 11.2(9)GS7, EARLY DEPLOYMENT, RELE)
 

show diags コマンドを入力すると、GRPのマイクロコード バージョンおよびライン カードのマイクロコード バージョンが表示されます(次の出力例ではイタリック体で示しています)。

router# show diags 1
SLOT 1 (RP/LC 1 ): 4 Port Packet Over SONET OC-12c/STM-4 Multi Mode
MAIN: type 40, 800-5424-01 rev 71 dev 0
HW config: 0x01 SW key: 00-00-00
PCA: 73-3241-03 rev 71 ver 3
HW version 1.0 S/N SAK0340006Y
MBUS: Unknown (12) 65535-16777215-255 rev V7 dev 16777215
HW version 255.255 S/N
Test hist: 0x00 RMA#: 00-00-00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000000 Test results: 0x00000000
MBUS Agent Software version 01.39 (RAM) (ROM version is 02.00)
Using CAN Bus A
ROM Monitor version 10.04
Fabric Downloader version used 03.01 (ROM version is 03.01)
Primary clock is CSC 1
Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 00:00:11 (1d20h ago)
DRAM size: 67108864 bytes
FrFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
ToFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
0 crashes since restart
 

表示される稼働中のシステム ソフトウェア バージョンがリリース11.2(18)GS2より古い場合、または稼働中のRPマイクロコードが1.35より古い場合には、フラッシュ メモリの内容をチェックして、システムに必要なイメージがあるかどうかを確認してください。 show flash コマンドを使用すると、フラッシュ メモリに保存されているファイルの一覧が表示されます。有効なソフトウェア バージョンがない場合には、製品を購入した代理店までご連絡ください。

ハードウェア バージョンの要件

ソフトウェアとの互換性を確保するには、シングルモード中距離Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card(4OC12E/POS-IR-SC)の場合、ハードウェア リビジョン レベルが73-3242-03 Rev A0でなければなりません。 マルチモード短距離Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card(4OC12/POS-MM-SC)の場合、ハードウェア リビジョン レベルが73-3241-03 Rev A0でなければなりません。ハードウェア リビジョン番号は、カードのコンポーネント側に貼付されたラベルに印刷されています。 show diag および show hardware コマンドでも、ハードウェア リビジョン番号を確認できます。

SONETの距離制限

光ファイバ伝送に関するSONET仕様では、シングルモードおよびマルチモードの2タイプのファイバが定義されています。信号の到達可能距離は、マルチモード ファイバよりもシングルモード ファイバの方が長くなります。Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardでは、シングルモードおよびマルチモードのファイバ接続がサポートされています。

光ファイバ インストレーションでの最大距離は、ファイバ パス上での光の損失量によって決まります。スプライスの非常に少ない高品質のシングルモード ファイバを使用すると、OC-12c/STM-4c中距離信号を15 km以上伝送できる場合があります。スプライスの非常に少ない高品質のマルチモード ファイバを使用すると、OC-12c/STM-4c短距離信号を500 m以上伝送できる場合があります。一般的な最大距離(表 1を参照)に近い信号伝送が必要な場合には、Optical Time-Domain Reflectometer(OTDR;オプティカル タイム ドメイン反射率計)を使用して、パワー ロスを測定してください。

 

表 1 パワー バジェットおよび信号の要件

トランシーバ
パワー
バジェット
送信パワー
受信パワー
一般的な最大距離

シングルモード中距離、1300

13 dBm

-15~-8 dBm1

(1274~1356 nmの場合)2

-28~-7 dBm

15 km(9.32 マイル)

マルチモード短距離、1300

6 dBm

-20~-14 dBm
(1270~1380 nmの場合)

-26~-14 dBm

500 m(1640フィート)

1.dBm = デシベル/ミリワット

2.nm = ナノメートル

ライン カードのメモリ オプション

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardには、表 2および表 3に示すメモリ オプションがあります。ライン カードのメモリを拡張または交換する場合は、『 Cisco 12000 series Internet Router Memory Replacement Instructions 』で取り付け手順を参照してください。

最新のメモリ オプションについては、『 Quad OC-12c/STM-4c POS Memory Replacement Instructions 』を参照してください。

 

表 2 Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータ ライン カードのルート メモリ構成

発注メモリ総容量
シスコ製品番号
DIMMモジュール
ルート メモリ DIMM
ソケット

64 MB

MEM-GRP/LC-64=3

64 MB DIMM×1

DIMM0またはDIMM1

128 MB

MEM-DFT-GRP/LC-1284

128 MB DIMM×1

DIMM0またはDIMM1

128 MB

MEM-GRP/LC-128=5

128 MB DIMM×1

DIMM0またはDIMM1

256 MB

MEM-GRP/LC-256=

128 MB DIMM×2

DIMM0およびDIMM1

3.このオプションでは、64 MB搭載のライン カードに64 MB DIMMをもう1枚追加して総容量128 MBにしています。

4.プロセッサまたはライン カードの標準(デフォルト)のDRAM DIMM構成は、128 MBです。

5.このオプションでは、1枚の128MB DIMM搭載のライン カードにスペアモジュールを発注するか、または128 MB DIMMをもう1枚追加することによって、総容量256 MBにすることができます。

Engine 2ライン カードには、4個のパケット メモリ用SDRAM DIMMソケットがあります。これらのソケットは、次の2つに分類されます。

送信(TX)バッファ ― TX DIMM0およびTX DIMM1ラベルが付いたSDRAM DIMMソケット×2

受信(RX)バッファ ― RX DIMM0およびRX DIMM1ラベルが付いたSDRAM DIMMソケット×2

 

表 3 パケット メモリ オプション

エンジン番号
パケット メモリ総容量6
DIMMモジュール
シスコ製品番号

Engine 2
(168ピン DIMM)

256 MB(交換用)

512 MB(アップグレード用)

64 MB DIMM×2(RX)
64 MB DIMM×2(TX)

または

128 MB DIMM×2(RX)
128 MB DIMM ×2(TX)

MEM-LC1-PKT-256=

MEM-PKT-512-UPG

6.所定バッファのペア(受信または送信)に搭載するSDRAM DIMMは、タイプおよびサイズが同じである必要があります。ただし受信バッファおよび送信バッファの容量が異なっても問題ありません。

OC-12c/STM-4c POSインターフェイス ケーブル

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardには、SCタイプ光ファイバ インターフェイス コネクタがあります。Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータを他のルータまたはスイッチに接続するには、必要に応じてシングルモードまたはマルチモードの光ファイバ インターフェイス ケーブルを使用してください。標準のマルチモード ケーブルはグレーまたはオレンジ、シングルモード ケーブルはイエローです。


) シングルモードおよびマルチモード の光ファイバ ケーブルは、別途必要です。


デュプレックスSCタイプ コネクタ(図 2を参照)を1つ、またはシンプレックスSCタイプ コネクタ(図 3を参照)を2つ使用します。

図 2 デュプレックスSCタイプ ケーブル コネクタ

 

図 3 シンプレックスSCタイプ ケーブル コネクタ

 

ライン カードと接続先装置との間に、デュプレックス光ファイバ ケーブルを1本、またはシンプレックス光ファイバ ケーブルを2本使用します。ケーブルの受信側(RX)と送信側(TX)の接続関係に注意してください(図 4を参照)。

図 4 シンプレックスまたはデュプレックス ファイバ ケーブルの接続

 


) 光ファイバ コネクタは、埃、油などの汚れを防ぐ必要があります。光ファイバ コネクタの清掃は、アルコールを染み込ませた綿棒などを使用して慎重に行います。



警告 光ファイバ ケーブルが接続されていない場合、ポートの開口部から目に見えないレーザー光が放射されています。 レーザー光にあたらないように、開口部をのぞきこまないでください。



警告 クラス1レーザー製品です(シングルモード)。



警告 クラス1 LED製品です(マルチモード)。


Cisco 12000シリーズのケーブル マネジメント システム

Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータのケーブル マネジメント システムにより、システムに接続するインターフェイス ケーブルを整理し、ケーブルが作業の妨げとなったり、極端に曲がるのを防ぐことができます。インターフェイス ケーブルが極端に曲がると、性能が低下し、ケーブルが損傷する原因になります。

ケーブル マネジメント システムは、次の2つのコンポーネントで構成されています。

シャーシに取り付けられたケーブル マネジメント トレイ(図 5を参照)

ライン カードに取り付けるケーブル マネジメント ブラケット (図 6を参照)

Cisco 12016インターネット ルータには、上部ライン カード スロットの上に上部カード ケージ用のケーブル マネジメント トレイがあり、下部ライン カード スロットの下に下部カード ケージ用のケーブル マネジメント トレイがあります。さらに、カード ケージの左右どちらかに、ケーブルを整理して固定するためのケーブル トラフが縦方向に付いています。

図 5に、Cisco 12012インターネット ルータに取り付けたケーブル マネジメント トレイおよびケーブル マネジメント ブラケットを示します。

Cisco 12008インターネット ルータのケーブル マネジメント トレイの形状および機能は、Cisco 12012インターネット ルータのケーブル マネジメント トレイと同じです。

図 5 Cisco 12012のケーブル マネジメント システム

 

図 6 ライン カードのケーブル マネジメント ブラケット(水平方向)

 


) スペアのライン カードを発注した場合、ライン カードはケーブル マネジメント ブラケットが取り付けられていない状態で出荷されます。 ユーザ側でライン カードにケーブル マネジメント ブラケットを取り付けてから、ライン カードをルータに取り付けてください。



注意 ケーブル マネジメント ブラケットをハンドル代わりにして、ライン カードを押し込んだり、引き出したりはしないでください。 ケーブル マネジメント ブラケットは、インターフェイス ケーブルの支持用として作られているので、ブラケットを持って、ライン カードの着脱を行ったり、ルータから取り外したライン カードを持ち運んだりすると、ブラケットが壊れることがあります。

ライン カードの取り外し/取り付け

ここでは、Cisco 12000シリーズ ライン カードの取り外し/取り付けの手順について説明します。 ライン カードの取り外し手順について説明し、そのあとライン カードの取り付け手順について説明します。

「ライン カードの取り外し/取り付けに関する注意事項」

「ライン カード インターフェイス ケーブルの取り外し」

「ライン カードの取り外し」

「ライン カードの取り付け」

「ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け/取り外し」


) システムに電源を入れたままライン カードを取り外す場合は、次の「ライン カードの取り外し/取り付けに関する注意事項」を参照してください。



) 以下の手順では、Cisco 12012インターネット ルータの図を使用して、ライン カードの取り外し/取り付け方法を説明します。Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータの各カード ケージは、カード スロット数に差がありますが、スロットの用途とライン カードの取り外し/取り付け作業は基本的に同じです。したがって、このマニュアルではCisco 12016およびCisco 12008インターネット ルータにおける手順および図は省略します。



注意 誤ったエラー メッセージが表示されるのを防ぐために、ライン カードの取り外し/取り付けは、一度に1つずつ行ってください。また、ライン カードの取り外し/取り付けを行ったあとで、別のライン カードの取り外し/取り付けを行う場合には、システムが全インターフェイスを再初期化し、新しい設定を認識できるように、最低15秒経過してから作業を開始してください。

ライン カードの取り外し/取り付けに関する注意事項

システムの稼働中にライン カードの取り外し/取り付けを行うことができます。 ソフトウェアに通知したり、システムの電源をリセットする必要はありません。この機能により、システムをオンラインにしたままライン カードの取り付け、取り外し、または交換作業を行うことができるので、ネットワーク上のエンドユーザに影響をあたえることなく、すべてのルーティング情報が維持され、セッションが中断されることもありません。

ライン カードを再び取り付けると、必要なソフトウェアがRoute Processor(RP;ルート プロセッサ)から自動的にダウンロードされます。その後、現在の設定と一致し、かつアップとして設定されていたインターフェイスだけがオンラインになります。その他すべてのインターフェイスの設定には、 configure コマンドを使用してください。(Quad OC-12c/STM-4c POSLine Cardの設定に関しては、後述の「OC-12c POS Line Cardのインターフェイスの設定」を参照してください)


注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害であるとみなされることがあります。ライン カードの取り外し/取り付けは、一度に1つずつ行ってください。次のライン カードの取り外し/取り付けを行うときは、システムが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

各ライン カードには、イジェクト レバーが2つあります。 ライン カードを取り外すときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタからライン カードを切り離します。 ライン カードを取り付けるときは、イジェクト レバーを使用して、バックプレーン コネクタにライン カードを固定します。 イジェクト レバーによってカード コネクタがバックプレーンにかみ合い、正しく装着されます。

ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが部分的にバックプレーンに接続されていると、システムが停止することがあります。

同様に、ライン カードを取り付けるときは、ライン カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、ライン カードが固定されるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが部分的にしかバックプレーンに装着されていないと、システムが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ライン カード インターフェイス ケーブルの取り外し

ライン カードのインターフェイス ケーブルを取り外す手順は、次のとおりです(図 7を参照)。

図 7 ライン カードのケーブル マネジメント ブラケットの取り外し(Cisco 12012の場合)

 


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に装着し、ストラップの機器側を、シャーシのESD接続ソケットまたはシャーシ/フレームの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 ライン カードのインターフェイス ケーブルとライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外します(図 7を参照)。

a. ライン カードのインターフェイス ポートから、インターフェイス ケーブル コネクタを抜き取ります。


) インターフェイス ケーブルは、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットから取り外さないでください。


b. 3/16インチ マイナス ドライバを使用して、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを緩めます。

c. ライン カードからライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを外して脇へ置きます。


) ブラケットの片側に、シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはシャーシのブラケットから、ブラケットとケーブルをぶら下げるための小さいフックがあります。



 

ライン カードの取り外し

故障したライン カードを交換する場合は、まず既存のカードを取り外し、次に新しいライン カードを同じスロットに取り付けます。ライン カードはOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)対応なので、システムの電源を入れたままライン カードの取り外し/取り付け作業を行うことができます。


) 新しいライン カードまたは再設定したライン カードの搭載時に問題が起きないように、ライン カードを取り外す前に、インターフェイスをシャットダウン(ディセーブルに)しておくことを推奨します。 インターフェイスをシャットダウンすると、showコマンドの出力にadministratively downとして表示されます。


図 8 ライン カードの取り外し/取り付け(Cisco 12012の場合)

 

ライン カードを取り外す手順は、次のとおりです(図 8を参照)。


ステップ 1 3/16インチ マイナス ドライバを使用して、ライン カードの前面プレートの両端にある非脱落型ネジを緩めます(図 8aを参照)。


注意 ライン カードを取り外すときは、カードのコネクタ ピンが正しい順序でバックプレーンから外れるようにするため、必ずイジェクト レバーを使用してください。カードが部分的にバックプレーンに接続されていると、システムが停止することがあります。

ステップ 2 両側のイジェクト レバーを外側に同時に開き、バックプレーン コネクタからライン カードを外します(図 8bを参照)。

ステップ 3 イジェクト レバーを持ち、ライン カードをスロットの途中まで引き出します。

ステップ 4 片手でライン カードの前面プレートを持ち、反対の手でライン カードの底面を支えながら、ライン カードをスロットからまっすぐに引き出します(図 8cを参照)。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。


注意 ライン カード前面プレートの前端にあるEMIスプリング フィンガを覆ったり破損したりしないように注意してください。

ステップ 5 取り外したライン カードを静電気防止用マットまたはフォーム パッドの上に置きます。 返却する場合には、ライン カードを静電気防止用袋に保管してください。

ステップ 6 ライン カード スロットを空にしておく場合は、シャーシに埃が入らないように、また、ライン カード コンパートメント内で空気が正しく流れるようにするため、ライン カード ブランク(シスコ製品番号:MAS-GSR-BLANK)を取り付けます。非脱落型ネジを締め、ライン カード ブランクをシャーシに固定します。


 

ライン カードの取り付け

適切なライン カード スロットにライン カードを差し込み、そのままバックプレーンに接続します。

新しいライン カードを取り付ける場合は、まず、使用するスロットからライン カード ブランクを取り外します。前述の「ライン カードの取り外し」に記載されている手順を参照してください。


) ライン カードは、空いている任意のライン カード スロットに搭載できます。ライン カードの位置については、制約はありません。ライン カード スロットの位置については、前述の「OC-12c/STM-4c POSインターフェイス ケーブル」を参照してください。



注意 正しい手順に従わない場合、ハードウェア障害であるとみなされることがあります。ライン カードの取り外し/取り付けは、一度に1つずつ行ってください。次のライン カードの取り外し/取り付けを行うときは、システムが前の作業を完了できるように、15秒以上経過してから次の作業を開始してください。

ライン カードを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 コンソール端末がRPのコンソール ポートに接続されていて、コンソールの電源が入っていることを確認します。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップを手首に装着し、ストラップの機器側を、シャーシのESDコネクション ソケットまたはシャーシ/フレームの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 3 ライン カードを取り付けるライン カード スロットを選び、ライン カードのインターフェイス ケーブルが、ライン カードと外部装置を接続できるだけの長さであることを確認します。


注意 静電破壊を防ぐために、ライン カードを取り扱うときは、カード フレームの端の部分だけを持ってください。

ステップ 4 片手でライン カードの前面プレートをつかみ、反対の手でカード フレームの底面を支えながら、カード ケージのスロットにカードを差し込みます。ライン カードのプリント基板、コンポーネント、またはコネクタ ピンに触れないように注意してください。


注意 ライン カード前面プレートの前端にあるEMIスプリング フィンガを覆ったり破損したりしないように注意してください。

ステップ 5 ライン カードをスロットに慎重に差し込みます。 イジェクト レバーがカード ケージの縁に触れたら、そこで 止めます 。イジェクト レバーのフックがカード ケージの縁にかみ合っていることを確認します(図 9を参照)。

図 9 イジェクト レバー

 


注意 ライン カードを取り付けるときは、必ずイジェクト レバーを使用し、カードがバックプレーン コネクタと正しくかみ合い、カード コネクタのピンが正しい順序でバックプレーンに接触し、バックプレーンにカードが完全に固定されるようにしてください。カードが部分的にしかバックプレーンに装着されていないと、システムが停止し、最終的にクラッシュする原因となります。

ステップ 6 両方のイジェクト レバーを内側に戻し、ライン カードの前面プレートに対して垂直になるようにします。これにより、カードがバックプレーンに固定されます。

ステップ 7 3/16インチ マイナス ドライバを使用して、ライン カード前面プレートの両側にある非脱落型ネジを締めます。これにより、適切なEMIシールドを確保すると共に、ライン カードがバックプレーンから部分的に外れる事態を防止します(EMI仕様を満たすには、これらのネジを締める必要があります)。


注意 他のライン カードに必要なスペースを確保するために、新しくライン カードを搭載するたびに、必ず非脱落型ネジを締め、そのあとで次のライン カードを取り付けてください。ネジを締めることによって、偶発的な脱落を防止できると共に、システムに必要なアースとEMIシールドが確保されます。

ステップ 8 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを元どおりに取り付けます(前出の図 7を参照)。

a. シャーシのケーブル マネジメント トレイまたはブラケットから、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットのフックを外します。

b. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

c. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 9 ライン カード前面プレートの元のポートに、インターフェイス ケーブル コネクタを差し込みます。


 

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け/取り外し

ここでは、次の手順について説明します。

システムに追加する新しいライン カードに、新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り外し、そのブラケットからインターフェイス ケーブルを取り外す手順

新しいライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ここで説明する手順では、ルータに新しいライン カードをすでに取り付けていると想定しています。 このライン カードに、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける必要があります。

ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に装着し、ストラップの機器側を、シャーシのESD接続ソケットまたはシャーシ/フレームの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 次のように、ライン カードにライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。

a. ライン カードの前面プレート上に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの位置を合わせます。

b. ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを締め、ブラケットをライン カードに固定します。

ステップ 3 ライン カードの一番下のポートから順に、インターフェイス ケーブルを該当する各ポートに接続します(図 10aを参照)。

ステップ 4 ケーブル スタンドオフの端にあるケーブル クリップに、インターフェイス ケーブルを慎重に押し込みます(図 10bを参照)。 ケーブルをねじったり、極端に折り曲げたりしないように注意してください。

ステップ 5 上に向かって順に、ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの枠にそって配置されているケーブル ルーティング クリップに、インターフェイス ケーブルを慎重に押し込んでいきます(図 10cを参照)。

ステップ 6 ライン カード ポートのすべてのインターフェイス ケーブルについて、ステップ 3ステップ 5を繰り返します。


 

図 10 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットへのインターフェイス ケーブルの取り付け(Cisco 12012の場合)

 

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからインターフェイス ケーブルを外し、ライン カードからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に装着し、ストラップの機器側を、シャーシのESD接続ソケットまたはシャーシ/フレームの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 ライン カード別に、インターフェイス ケーブルとポートの現在の接続関係を、紙に書き留めておきます。

ステップ 3 (複数ポートのライン カードの場合)カードの最下部ポートのインターフェイス ケーブルから順に、ライン カード ポートからケーブルを外していきます(図 11aを参照)。

ステップ 4 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの枠にそって配置されているケーブル ルーティング クリップから、インターフェイス ケーブルを外します(図 11bを参照)。

ステップ 5 上に向かって順に、ケーブル スタンドオフの端にあるケーブル クリップからインターフェイス ケーブルを外します(図 11cを参照)。

ステップ 6 ライン カード ポート上の他のインターフェイス ケーブルについても、ステップ 3ステップ 5を繰り返し、そのあとステップ 7に進みます。

ステップ 7 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットの両端にある非脱落型ネジを緩め、ライン カードからブラケットを取り外します。


 

図 11 ライン カード用ケーブル マネジメント ブラケットからのケーブルの取り外し(Cisco 12012の場合)

 

インストレーションの確認

ライン カードを取り付け、インターフェイス ケーブルを接続したあと、ライン カード前面プレートにあるLEDを調べ、ライン カードが正常に動作していることを確認します。
Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardには、ライン カードの動作ステータスをモニタするため、次の2タイプのLEDがあります(図 1を参照)。

2行の英数字LEDディスプレイ

ライン カードの各ポートの横にある3つのポート ステータスLED

ライン カードの一般的な起動プロセスでは、次のイベントが発生します。

ライン カードのMBusモジュールは、+5.2 VDCの電圧が供給されるとMBusソフトウェアの実行を開始します。

ライン カードのMBusモジュールが、そのカードのタイプを判別し、内部チェックを実行し、RPからのCisco IOSソフトウェアのロードを受け入れる準備をします。

RPがライン カードを起動し、ライン カードにCisco IOSソフトウェアをロードします。

ライン カードが正常に動作していることを確認するには、次の動作チェックを行います。

ライン カードの起動プロセス中は、ライン カードの英数字LEDを観察することにより、カードが表 4に示した一般的な初期化シーケンスをたどっているかどうかを確認できます。

ライン カードのインターフェイス ポート ステータスLEDを観察して、ACTIVE LEDが点灯していることを確認します。

英数字LEDディスプレイの確認

前面プレートの片側(イジェクト レバー付近)に、4桁×2行の英数字LEDディスプレイがあります。このLEDには、カードの状態を表すメッセージが表示されます。 通常、LEDが点灯するのは、RPがカードを認識し、カードを起動したあとです。 シーケンスまたはプロセスの途中でメッセージが表示されますが、瞬間的にしか表示されないので、読み取れないのが普通です。

ライン カードの起動時には、表 4に示すような一連のメッセージが表示されます。

 

表 4 ライン カードの初期化シーケンス中に表示される一般的な英数字LEDメッセージ

LEDディスプレイ7
意味
送信元

MROM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117 と表示されます。 8このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

LMEM
TEST

ライン カードのロー メモリをテストしています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RUN

ロー メモリのテストが完了しました。

ライン カードのROMモニタ

BSS
INIT

メイン メモリを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

RST
SAVE

リセット理由レジスタの内容を保存しています。

ライン カードのROMモニタ

IO
RST

リセットI/Oレジスタにアクセスしています。

ライン カードのROMモニタ

EXPT
INIT

割り込みハンドラを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

TLB
INIT

TLBを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

CACH
INIT

CPUデータおよび命令キャッシュを初期化しています。

ライン カードのROMモニタ

MEM
INIT

ライン カード メイン メモリの容量を調べています。

ライン カードのROMモニタ

LROM
RDY

ROMはダウンロードに対応可能です。

ライン カードのROMモニタ

ROMI
GET

ライン カード メモリにROMイメージをロードしています。

GRP IOSソフトウェア

FABL
WAIT

ライン カードはファブリック ダウンローダ9によるロードの待機中です。

GRP IOSソフトウェア

FABL
DNLD

ファブリック ダウンローダがライン カード メモリにロードされています。

GRP IOSソフトウェア

FABL
STRT

ファブリック ダウンローダの起動中です。

GRP IOSソフトウェア

FABL
RUN

ファブリック ダウンローダが起動して実行中です。

GRP IOSソフトウェア

IOS
DNLD

Cisco IOSソフトウェアがライン カード メモリにダウンロードされています。

GRP IOSソフトウェア

IOS
STRT

Cisco IOSソフトウェアの起動中です。

GRP IOSソフトウェア

IOS
UP

Cisco IOSソフトウェアの実行中です。

GRP IOSソフトウェア

IOS
RUN

ライン カードがイネーブルになり、使用可能です。

GRP IOSソフトウェア

7.表 4に示すシーケンスは瞬間的にしか表示されないので、実際には読み取れない場合があります。 この表に記載されているシーケンスを参考に、ライン カード起動時の動作について理解してください。

8.使用システムで稼働しているMBusマイクロコードのバージョンと異なる場合があります。

9.ファブリック ダウンローダは、ライン カードにCisco IOSソフトウェア イメージをロードします。

表 5に、ライン カードの英数字LEDディスプレイに表示される、その他のメッセージを示します。

 

表 5 その他の英数字LEDメッセージ

LEDディスプレイ
意味
送信元

MRAM
nnnn

MBusマイクロコードの実行が開始されました。 nnnn は、マイクロコードのバージョン番号です。たとえば、マイクロコードのバージョンが1.17の場合、0117 と表示されます。 このメッセージは瞬間的にしか表示されないので、読み取れないこともあります。

MBusコントローラ

MAL
FUNC

カードの誤動作

GRP

PWR
OFF

カードの電源がオフになっています。

GRP

PWR
ON

カードの電源がオンになっています。

GRP

IN
RSET

リセット中です。

GRP

RSET
DONE

リセットが完了しました。

GRP

MBUS
DNLD

MBusエージェントのダウンロード中です。

GRP

MBUS
DONE

MBusエージェントのダウンロードが完了しました。

GRP

ROMI
GET

ROMイメージの取得中です。

GRP

ROMI
DONE

ROMイメージの取得が完了しました。

GRP

MSTR
WAIT

マスタシップの判別待機中です。

GRP

CLOK
WAIT

スロット クロックの設定待機中です。

GRP

CLOK
DONE

スロット クロックの設定が完了しました。

GRP

FABL
LOAD

ファブリック ダウンローダのロードが完了しました。

GRP

FABI
WAIT

ファブリックの初期化完了を待機中です。

GRP

IOS
LOAD

Cisco IOSソフトウェアのダウンロードが完了しました。

GRP

BMA
ERR

Cisco IOSソフトウェアBMAエラー

GRP

FIA
ERR

Cisco IOSファブリック インターフェイスのASICコンフィギュレーション エラー

GRP

CARV
ERR

バッファ分割エラー

GRP

DUMP
REQ

ライン カードがコア ダンプを要求しています。

GRP

DUMP
RUN

ライン カードがコア ダンプを実行中です。

GRP

DUMP
DONE

ライン カードのコア ダンプが完了しました。

GRP

DIAG
MODE

診断モード

GRP

FDAG
LOAD

フィールド診断プログラムのダウンロード中です。

GRP

FDAG
STRT

フィールド診断プログラムの起動中です。

GRP

POST
STRT

Power-On Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の起動中です。

GRP

UNKN
STAT

不明(unknown)ステート

GRP

ステータスLEDの確認

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card上の各ポートの隣には、ACTIVE、CARRIER、およびRX PKTという3つのグリーンのLEDがあります。各LEDは、表 5に示すように、ポートのステータスを表します。

 

表 6 ステータスLEDの説明

LEDステート
説明
ACTIVE
CARRIER
RX PKT

消灯

消灯

消灯

ポートはオフになっています。

点灯

消灯

消灯

ポートはオンになっています。

点灯

点灯

消灯

ライン プロトコルがアップになっています。

点灯

点灯

点滅

ライン カードがデータを受信中です。

RX PKT LEDは、データの送受信中に点滅します。

ライン カードのステータスLEDが点灯するのは、一般にライン カードのインターフェイスを設定(または、シャットダウンされている場合はオンに設定)してからです。各インターフェイスが正しく動作しているかどうかを確認するには、ライン カードの設定手順を完了してください(後述の「OC-12c POS Line Cardのインターフェイスの設定」を参照)。

トラブルシューティング

ライン カードのACTIVE LEDが点灯しない場合は、次の条件が満たされているかどうかを確認してください。

すべての電源コードおよびデータ ケーブルが両端とも正しく接続されている。

すべてのカードがカード ケージに正しく装着されて固定されている。

すべてのコンポーネントが正しく接続されていて、カード ケージにネジで固定されている。

ライン カードのポートとローカル接続装置上のポート間に互換性があり、適切なケーブル(シングルモードまたはマルチモード)を使用している。

インターフェイス コンフィギュレーションおよびポートのIPアドレスが割り当てられている。

次の手順で、ライン カードが正しく接続されているかどうかを確認します。


ステップ 1 システムがインターフェイスを再初期化している間、コンソールに表示されるメッセージを観察し、システムがQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを認識しているかどうかを確認します。 次の条件がすべて満たされている場合、システムはインターフェイスを認識していますが、インターフェイスは down に設定されたままになっています。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardが、バックプレーンに正しく接続され、電力が供給されている。

システム バスが、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを認識している。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardに有効なバージョンのマイクロコードがロードされ、稼働している。

ステップ 2 再初期化が完了したあと、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯し、点灯状態を続けることを確認します。ACTIVE LEDが点灯状態を続けている場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯状態にならない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 3 Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card上のACTIVE LEDが、点灯しない場合は、
Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card ボード コネクタがバックプレーンに完全に装着されているかどうか確認してください。非脱落型ネジを緩め、両方のイジェクト レバーを内側に押して、レバーが両方ともQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの前面プレートに対して垂直になるようにします。非脱落型ネジを締めます。

システムがインターフェイスを再初期化すると、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card上のACTIVE LEDが点灯するはずです。ACTIVE LEDが点灯した場合は、ステップ 5に進みます。ACTIVE LEDが点灯しない場合は、次のステップに進みます。

ステップ 4 ACTIVE LEDが点灯しない場合は、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを取り外し、空いている別のライン カード スロットに取り付けてみます。

ライン カードを新しいスロットに取り付けたあとでACTIVE LEDが点灯した場合は、元のライン カード スロットのバックプレーン ポートに障害があると考えられます。

それでもACTIVE LEDが点灯せず、ライン カードの他のLEDが点灯してアクティブになっている場合には、Quad OC-12c/STM-4c POS Line CardのACTIVE LEDに障害があると考えられます。 ステップ 5に進んでインストレーション チェックを行ってください。

ライン カードのLEDがいずれも点灯しない場合は、ライン カードを交換してください。

ACTIVE LEDが点灯しない場合は、インストレーションを中止してください。購入した代理店に機器が故障していることを連絡し、指示を受けてください。

ステップ 5 インターフェイスのステータスを確認するには、 show interfaces コマンドを使用します。(インターフェイスが設定されていない場合は、「OC-12c POS Line Cardのインターフェイスの設定」を参照して、設定手順を行ってください。

コンソール端末にエラー メッセージが出力された場合には、該当するリファレンス マニュアルでエラー メッセージの意味を参照してください。その他に解決できない問題が生じたときは、購入した代理店まで連絡してください。

トラブルシューティングおよび診断の詳細については、ご使用のCisco 12000シリーズ ルータに付属のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


 

OC-12c POS Line Cardのインターフェイスの設定

ここでは、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの設定手順について説明します。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの最初の設定

新しいQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを取り付けた場合、または既存のインターフェイス設定を変更する場合には、コンフィギュレーション モードを開始する必要があります。 表 7に、イネーブルになっているライン カードのデフォルト コンフィギュレーションを示します。 詳細については、後述の「Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card設定のカスタマイズ」を参照してください。

 

表 7 OC-12c/STM-4c POS Line Cardのデフォルトの設定値

パラメータ
コンフィギュレーション コマンド
デフォルト値

キープアライブ

[no] keepalive

keepalive

カプセル化

encapsulation [hdlc | ppp]

hdlc

Cisco Discovery Protocol(CDP)

[no] cdp enable

cdp enable

Maximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)

[no] mtu bytes

4470バイト

フレーム同期

pos framing [sdh | sonet]

SONET OC-12c

帯域幅

[no] bandwidth kilobits

2500000

SONETオーバーヘッド

pos flag [c2 value ] [j0 value ] [s1s0 value ]

c2は0xcf;j0は0xcc;s1s0は0に設定

ループバック

[no] loop [internal | line]

no loop

POS SPEスクランブリング

[no] pos scramble-atm

no POS SPE scramble

Cyclic Redundancy Check(CRC;巡回冗長検査)

crc [16 | 32]

32

クロック ソース

clock source [internal | line]

line

インターフェイスの設定

新しいQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardが正しく取り付けられたことを確認してから、 configure コマンドを使用して新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を調べておきます。

次に説明する手順は、基本設定(インターフェイスをイネーブルにし、IPルーティングを指定する)を行う手順です。使用するシステム設定によっては、その他のコンフィギュレーション サブコマンドも入力しなければならない場合があります。使用できるコンフィギュレーション サブコマンドおよびコンフィギュレーション オプションについての詳細は、「CD-ROMによるその他のシスコ製品情報」に記載されている、該当するソフトウェア マニュアルを参照してください。

Cisco 12000シリーズ ルータは、 slot/port という形式のライン カード スロット番号/ポート番号によって、インターフェイス アドレスを識別します。たとえば、ライン カード スロット 1に搭載されたQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardのポート0インターフェイスのスロット/ポート アドレスは、 1/0 です。ポート番号は、0~3までです。

configure コマンドを使用する前に、 enable コマンドを使用してEXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合、パスワード入力を要求するプロンプトが表示されます。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを設定する手順は、次のとおりです。 特に明記されていないかぎり、各ステップの最後で Return キーを押してください。


ステップ 1 show version コマンドを入力して、システムがカードを認識しているかどうかを確認します。

Router# show version
 

show version コマンドの出力例は、後述の「showコマンドによるシステム ステータスの確認」を参照してください。

ステップ 2 show interface コマンドを入力し、各ポートのステータスを調べます。

Router# show interface
 

show interface コマンドの出力例は、後述の「showコマンドによるシステム ステータスの確認」を参照してください。

ステップ 3 コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの入力元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
 

ステップ 4 ip routing コマンドを入力して、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)# ip routing
 

ステップ 5 プロンプトに、 interface コマンド、 type pos およびslot/port(ライン カード スロット番号/ポート番号)を入力することにより、設定対象の新しいインターフェイスを指定します。次の例では、ライン カード スロット1のQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを指定しています。

Router(config)# interface pos 1/0
 

ステップ 6 次の例のように、 ip address コンフィギュレーション サブコマンドを入力して、インターフェイスにIPアドレスとサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
 

ステップ 7 このインターフェイスにHDLCカプセル化で正しいかどうかを確認します。カプセル化を変更しなければならない場合は、 encapsulation コマンドを使用します。

Router(config-if)# encapsulation encapsulation-type
 

ここで、 encapsulation-type はキーワード hdlc または ppp です。

ステップ 8 クロック ソースがデフォルト値で正しいかどうかを確認します。デフォルト値は line です。 ネットワークからクロックを取得する場合には、この値を使用します。

clock source internal コマンドは、2台のCisco 12000シリーズ ルータをバックツーバックで接続する場合、またはクロッキングが存在しないダーク ファイバ上でルータを接続する場合に一般に使用します。どちらの場合にも、各装置のクロック ソースをinternalに設定する必要があります。

Router(config-if)# clock source {line | internal}

ステップ 9 シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

no shutdown コマンドを使用すると、Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardに enable コマンドが渡されます。 さらに、このコマンドによって、ライン カードは以前に送信されたコンフィギュレーション コマンドに基づいて設定されます。

ステップ 10 必要に応じてキープアライブ メッセージをオンまたはオフに設定します。

Router(config-if)# keepalive
 

Cisco 12000シリーズ ルータではキープアライブ メッセージは必須ではありませんが、HDLCなどのカプセル化プロトコルにはキープアライブ メッセージが有益です。キープアライブは、デフォルトでオンに設定されています。

ステップ 11 CDPをオフにします。

Router(config-if)# no cdp enable
 

Cisco 12000シリーズ ルータではCDPは必須ではありません。

ステップ 12 IPマルチキャスト ファスト スイッチングをオフにします。

Router(config-if)# no mroute-cache

) ライン カード ケーブルは、Cisco 12000シリーズ装置および他の装置(ハイエンド ルータまたはスイッチ)の両方に接続されています。ステップ10~12は、Cisco 12000シリーズ装置だけでなく、もう一方の装置にも当てはまります。


ステップ 13 CRC値を(両方の装置で)32に設定します。

Router(config-if)# crc 32

) ライン カード ケーブルの接続先の装置が32というCRC値をサポートしていない場合は、コマンドcrc 16を入力し、両方の装置で16という値を使用するように設定します。


ステップ 14 その他のコンフィギュレーション サブコマンドを使用して、ルーティング プロトコルをイネーブルにし、インターフェイス特性を調整します。

ステップ 15 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを実行して設定を完了したあと、 ^Z を入力して( Ctrl キーを押しながら Z キーを押す)、コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 16 新しい設定をメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。

設定内容は、 show コマンドを使用して確認できます。 show コマンドについての説明は、「showコマンドによるシステム ステータスの確認」を参照してください。


 

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Card設定のカスタマイズ

ここでは、新しいコマンドについて説明します。ライン カードの設定に使用するその他のコマンドについては、Cisco IOS Release 11.2およびCisco IOS Release 12.0のコマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardのコンフィギュレーション パラメータのデフォルト値は、いずれもネットワーク環境に合わせて変更できます。Quad OC-12c/STM-4c POS Line Cardの設定をカスタマイズする場合は、次を参照してください。

OC-12c/STM-4cインターフェイスの選択

フレーミングの設定

SONETオーバーヘッドの指定

POS SPEスクランブリングの設定

OC-12c/STM-4cインターフェイスの選択

Quad OC-12c/STM-4c POSインターフェイスは、コンフィギュレーション コマンドでは、pos と記述します。システムのリセット時に発見されたQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardごとに、インターフェイスを作成します。特定のOC-12c/STM-4cインターフェイスを選択するには、interface pos slot/port コマンドを使用します。

Router(config)# interface pos slot/port
 

ここで、 slot はQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardが搭載されているスロット番号、 port はポート番号です。ポート番号は、0~3までです。

フレーミングの設定

pos framing コマンドを使用して、SONET OCまたはSDH STMのどちらかにフレーミングを設定できます。デフォルトはSONETです。

Router(config-if)# pos framing [sdh|sonet]

SONETオーバーヘッドの指定

pos flag コマンドを使用して、フレーム ヘッダーの特定要素の値を指定できます。

Router(config-if)# pos flag [c2 value] [j0 value] [s1s0 value]
 

ここで ―

c2 はパス信号識別子であり、 value は次のいずれかです。

0xCF = PPPまたはHDLC(デフォルト)

0x13 = ATM

j0 はセクション トレース バイトであり、 value は日本における一部のSDH装置とのインターオペラビリティを確保する場合は0x1です。デフォルト値は0xCCです。

s1s0 はペイロード ポインタ バイトの一部であり、 value は次のいずれかです。

0 = SONET(デフォルト)

2 = SDH

POS SPEスクランブリングの設定

POSスクランブリング コマンドを使用して、POS SPEペイロードをスクランブルできます。デフォルト設定は、no POS SPE scrambleです。

Router(config-if)# [no] pos scramble-atm

showコマンドによるシステム ステータスの確認

Cisco 12000シリーズ ライン カードはそれぞれ、設定、トラフィック、エラーなどの情報を維持しています。この情報にアクセスするには、各種の show コマンドを使用します。ここでは、ライン カード情報およびシステム ステータスを表示する show コマンドについて説明し、出力例を示します。

show interfaces show interfaces pos slot/port 、および show interfaces atm slot/port の各コマンドは、システム インターフェイスに関する情報を表示します。次に、スロット1に搭載したライン カードのポート2に対する show interface pos slot/port コマンドの例を示します。

Router# show interfaces pos 1/2
POS1/2 is up, line protocol is up
Hardware is Packet over SONET
Internet address is 62.0.0.1/8
MTU 4470 bytes, BW 622000 Kbit, DLY 100 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, crc 32, loopback not set
Keepalive not set
Scramble disabled
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 20:28:17
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
 

システムに搭載されているQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardのハードウェア情報を表示するには、 show diag slot コマンドを使用します。次に、スロット1に搭載されているQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardに対する show diag slot コマンドの例を示します。

router# show diag 1
SLOT 1 (RP/LC 1 ): 4 Port Packet Over SONET OC-12c/STM-4 Multi Mode
MAIN: type 40, 800-5424-01 rev 71 dev 0
HW config: 0x01 SW key: 00-00-00
PCA: 73-3241-03 rev 71 ver 3
HW version 1.0 S/N SAK0340006Y
MBUS: Unknown (12) 65535-16777215-255 rev V7 dev 16777215
HW version 255.255 S/N
Test hist: 0x00 RMA#: 00-00-00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000000 Test results: 0x00000000
MBUS Agent Software version 01.39 (RAM) (ROM version is 02.00)
Using CAN Bus A
ROM Monitor version 10.04
Fabric Downloader version used 03.01 (ROM version is 03.01)
Primary clock is CSC 1
Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 00:00:11 (1d20h ago)
DRAM size: 67108864 bytes
FrFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
ToFab SDRAM size: 134217728 bytes, SDRAM pagesize: 8192 bytes
0 crashes since restart

show version コマンドを使用すると、システム ハードウェアのコンフィギュレーション(タイプ別の搭載ライン カード数)、Cisco IOSソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前/ソース、およびブート イメージが表示されます。次に、Cisco 12000シリーズ ルータに対する show version コマンドの例を示します。

Router# show version
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) GS Software (GSR-P-M), Experimental Version 12.0(7)S.1113 [soma-v120_7]
Copyright (c) 1986-1999 by cisco Systems, Inc.
Compiled Sat 13-Nov-99 20:35 by soma
Image text-base: 0x60010908, data-base: 0x60F62000
 
ROM: System Bootstrap, Version 11.2(19980529:213507) [szhang-bfr_112.debug 86],E
BOOTFLASH: GS Software (GSR-BOOT-M), Version 11.2(9)GS7, EARLY DEPLOYMENT, RELE)
 
tampa uptime is 1 day, 20 hours, 23 minutes
System returned to ROM by reload at 05:10:20 UTC Sun Jan 2 2000
System restarted at 23:59:49 UTC Fri Dec 31 1999
System image file is "tftp://223.255.254.254/muck/gsr-p-mz.120-7.S.1113"
 
cisco 12008/GRP (R5000) processor (revision 0x03) with 131072K bytes of memory.
R5000 CPU at 200Mhz, Implementation 35, Rev 2.1, 512KB L2 Cache
Last reset from power-on
 
1 Route Processor Card
2 Clock Scheduler Cards
3 Switch Fabric Cards
1 Single-port OC12c ATM controller (1 ATM).
2 OC12 POS controllers (2 POS).
2 four-port OC12 POS controllers (8 POS).
1 Single Port Gigabit Ethernet/IEEE 802.3z controller (1 GigabitEthernet).
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 GigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 ATM network interface(s)
10 Packet over SONET network interface(s)
507K bytes of non-volatile configuration memory.
 
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 0 (Sector size 128K).
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 1 (Sector size 128K).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x0
 

設定されているレベル3プロトコルについて、グローバル(システム全体の)ステータスおよびインターフェイス別のステータスを表示するには、 show protocols コマンドを使用します。

Router# show protocols
Global values:
Internet Protocol routing is enabled
POS0/0 is up, line protocol is up
Internet address is 50.0.0.1/8
POS0/1 is up, line protocol is up
Internet address is 51.0.0.1/8
POS0/2 is up, line protocol is up
Internet address is 52.0.0.1/8
POS0/3 is up, line protocol is up
Internet address is 53.0.0.1/8
POS1/0 is up, line protocol is up
Internet address is 60.0.0.1/8
POS1/1 is up, line protocol is up
Internet address is 61.0.0.1/8
POS1/2 is up, line protocol is up
Internet address is 62.0.0.1/8
POS1/3 is up, line protocol is up
Internet address is 63.0.0.1/8
POS2/0 is administratively down, line protocol is down
POS3/0 is administratively down, line protocol is down
ATM4/0 is administratively down, line protocol is down
GigabitEthernet6/0 is administratively down, line protocol is down
Ethernet0 is up, line protocol is up
Internet address is 10.25.25.20/16
 

RAM内にある実行中のコンフィギュレーションを表示するには、 show running-config コマンドを使用します。

Router# show running-config
Building configuration...
 
Current configuration:
!
! Last configuration change at 00:06:16 UTC Sat Jan 1 2000
!
version 12.0
no service pad
service timestamps debug datetime localtime
service timestamps log datetime localtime
no service password-encryption
!
hostname Maxwell
!
no logging console
enable secret 5 $1$cQKt$lSbdOt5um8e.kBA4MD50H0
enable password xyzzy
!
!
clock calendar-valid
!
!
!
ip subnet-zero
no ip domain-lookup
ip host SERVER xxx.xxx.xxx.xxx
!
!
interface POS0/0
ip address 50.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
interface POS0/1
ip address 51.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
interface POS0/2
ip address 52.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
interface POS0/3
ip address 53.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
interface POS1/0
ip address 60.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
interface POS1/1
ip address 61.0.0.1 255.0.0.0
no ip directed-broadcast
no keepalive
crc 32
clock source internal
no cdp enable
!
(テキスト出力は省略)

OC-12c/STM-4c POS Line Cardの設定例

ここでは、Cisco 12000シリーズ ルータ(第1ルータ、スロット3にQuad OC-12c/STM-4c POS Line Cardを搭載)のコンフィギュレーション ファイル コマンドの例を示します。 このルータは、 Cisco 7500シリーズ ルータ(第2ルータ、スロット3にPOSIPカードを搭載)とバックツーバックで接続されています。

第1ルータ

interface pos 3/0
ip address 10.1.2.3 255.0.0.0
clock source internal
no shutdown
no keepalive
no cdp enable
no ip mroute-cache
crc 32

第2ルータ

interface pos 3/0
ip address 10.1.2.4 255.0.0.0
clock source internal
no shutdown
no keepalive
no cdp enable
crc 32

電磁適合性

FCCクラスAとの適合(米国)

この装置はテスト済みであり、FCCルールPart 15に規定された仕様のクラスAデジタル装置の制限に適合していることが確認済みです。これらの制限は、商業環境で装置を使用したときに、干渉を防止する適切な保護を規定しています。この装置は、無線周波エネルギーを生成、使用、または放射する可能性があり、この装置のマニュアルに記載された指示に従って設置および使用しなかった場合、ラジオおよびテレビの受信障害が起こることがあります。住宅地でこの装置を使用すると、干渉を引き起こす可能性があります。 その場合には、ユーザ側の負担で干渉防止措置を講じる必要があります。

シスコシステムズの書面による許可なしに装置を改造すると、装置がクラスAのデジタル装置に対するFCC要件に適合しなくなることがあります。その場合、装置を使用するユーザの権利がFCC規制により制限されることがあり、ラジオまたはテレビの通信に対するいかなる干渉もユーザ側の負担で矯正するように求められることがあります。

装置の電源を切ることによって、この装置が干渉の原因であるかどうかを判断できます。干渉がなくなれば、シスコシステムズの装置またはその周辺機器が干渉の原因になっていると考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合には、次の方法で干渉が起きないようにしてください。

干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。

テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動させます。

テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動させます。

テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオがそれぞれ別個のブレーカーまたはヒューズで制御されるようにします)。

クラスA(カナダ)

適合性

この装置はカナダにおけるICES-003に適合するクラスAデジタル装置です。

クラスB(欧州/EU)

この装置は、ITE/TTE装置として使用した場合に、EN55022クラスBおよびEN55024の標準規格に適合します。 また、Telecommunications Network Equipment(TNE)に関する EN 300 386-2(EN55022クラスB非セントラル オフィス装置)に適合しています。

VCCIクラスB(日本)

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術製品です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。

CCO

Cisco Connection Online(CCO)は、シスコシステムズの主要なリアルタイム サポート チャネルです。メンテナンス契約のお客様およびパートナーは、CCOに登録しておくと、追加の情報やサービスを入手することができます。

CCOは、年中無休24時間体制で利用でき、シスコ社のお客様およびパートナーに豊富な標準サービスおよび付加価値サービスを提供しています。CCOでは、 製品情報、 製品マニュアル、ソフトウェア アップデート、リリース ノート、テクニカル チップ、バグ ナビゲータ、コンフィギュレーション ノート、パンフレット、提供サービスなどの情報が得られると共に、共有ファイルおよび許可ファイルにアクセスして、ダウンロードすることができます。

CCOは、キャラクタ ベース バージョンおよびWWWのマルチメディア バージョンの、同時更新される2つのインターフェイスにより、広範囲のユーザに対応しています。キャラクタ ベースのCCOは、Zモデム、Kermit、Xモデム、FTP、インターネット電子メールをサポートしており、狭い帯域幅で情報に簡単にアクセスできます。WWWバージョンのCCOは、写真、図、グラフィック、ビデオなど充実した内容のドキュメント、および関連情報へのハイパーリンクを提供しています。

CCOには、次の方法でアクセスできます。

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Telnet:cco.cisco.com

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