Cisco 12000 シリーズ ルータ SIP/SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド (Cisco IOS) 12.0(32)SY
SIP および SPA コマンド リファレンス
SIP および SPA コマンド リファレンス
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

SIP および SPA コマンド リファレンス

bert errors

bert pattern

card type(T1/E1)

card type(T3/E3)

framing(T1/E1 コントローラ)

framing(T3 コントローラ)

framing(T3/E3 インターフェイス)

hw-module subslot reload

hw-module subslot shutdown

hw-module subslot srp

interface

loopback(T3/E3 インターフェイス)

mdl

show controllers pos

show controllers serial

show diag

show hw-module all fpd

show hw-module subslot fpd

show hw-module subslot oir

show interface sdcc

show interfaces gigabitethernet

show interfaces pos

show interfaces serial

show upgrade fpd file

show upgrade fpd package default

show upgrade fpd progress

show upgrade fpd table

speed

t1 framing

ttb

upgrade fpd auto

upgrade fpd path

upgrade hw-module slot

upgrade hw-module subslot

SIP および SPA コマンド リファレンス

この章では、新規コマンドと変更されたコマンドについて説明します。この機能で使用されるその他のコマンドは、すべて Cisco IOS Release 12.0 のコマンド リファレンスとマスター インデックスに記載されています。


) この章に記載されているコマンドの一部は、複数のシスコ製品に適用でき、異なるプラットフォームでサポートされています。これらのコマンドに関しては、特定のプラットフォームまたは異種製品における構文および使用方法の違いについて説明します。したがって、このマニュアルで複数の形式のコマンドの構文、例、または使用上の注意事項が記載されている場合は、コマンド リファレンス ページ内で、ご使用のプラットフォームの関連 Shared Port Adapter(SPA)(または SPA Interface Processor [SIP])に対応する項目を参照してください。


この章に含まれる新規コマンドと変更されたコマンドは、次のとおりです。

「bert errors」

「bert pattern」

「card type(T1/E1)」

「card type(T3/E3)」

「framing(T1/E1 コントローラ)」

「framing(T3 コントローラ)」

「framing(T3/E3 インターフェイス)」

「hw-module subslot reload」

「hw-module subslot shutdown」

「hw-module subslot srp」

「interface」

「loopback(T3/E3 インターフェイス)」

「mdl」

「show controllers pos」

「show controllers serial」

「show diag」

「show hw-module all fpd」

「show hw-module subslot fpd」

「show hw-module subslot oir」

「show interface sdcc」

「show hw-module subslot oir」

「show interfaces pos」

「show interfaces serial」

「show upgrade fpd file」

「show upgrade fpd package default」

「show upgrade fpd progress」

「show upgrade fpd table」

「speed」

「t1 framing」

「ttb」

「upgrade fpd auto」

「upgrade fpd path」

「upgrade hw-module slot」

「upgrade hw-module subslot」

bert errors

任意の BERT パターンを実行しているときに BERT エラーを送信するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで bert error コマンドを使用します。

bert errors [ number ]

 
シンタックスの説明

number

(任意)BERT パターンに追加することが可能な 1 ~ 255 の BERT エラー範囲

 
デフォルト

デフォルトは 1 です。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(12c)EX1

このコマンドが Cisco 7304 ルータについて追加されました。

12.2(18)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2 S が稼働する Cisco 7304 ルータについて追加されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドを使用してパターンの実行中に固定数の BERT エラーを適用し、リモート側で同数のエラーが受信されるかどうかを確認することによって、リンク アベイラビリティをテストします。

次の例では、スロット 5、ベイ 2 で実行中のビット パターンに、200 のビット エラーを適用します。

Router# configure terminal
Router(config)#int serial 5/0/0
Router(config-if)#bert errors 200

 
関連コマンド

コマンド
説明

bert pattern

ポート上で BERT パターンを開始します。

show controller serial

シリアル回線の統計情報を表示します。

bert pattern

ポート上で BERT パターンを開始するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで bert pattern コマンドを使用します。シーケンスを停止するには、no bert pattern コマンドを使用します。

bert pattern { 0s | 1s | 2^15 | 2^20 | 2^23 | alt-0-1 | qrss } interval minutes }

no bert pattern { 0s | 1s | 2^15 | 2^20 | 2^23 | alt-0-1 | qrss } interval minutes }

 
シンタックスの説明

0s

0(ゼロ)の反復パターン(...000...)

1s

1 の反復パターン(...111...)

2^15

疑似ランダム 0.151 テスト パターン(32,768 ビット長)

2^20

疑似ランダム 0.153 テスト パターン(1,048,575 ビット長)

2^23

疑似ランダム 0.151 テスト パターン(8,388,607 ビット長)

alt-0-1

0(ゼロ)と 1 を交互に繰り返す反復パターン(...01010...)

qrss

疑似ランダム Quasi-Random Signal Sequence(QRSS; 準ランダム シグナル シーケンス)0.151 テスト パターン(1,048,575 ビット長)

interval minutes

BERT テストの長さを分単位で指定します。

 
デフォルト

デフォルトでは、BERT はディセーブルです。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1CC

このコマンドが追加されました。

12.0(5)XE

このコマンドが ATMインターフェイス コンフィギュレーション コマンドとして拡張されました。

12.0(7)XE1

Cisco 7100シリーズ ルータのサポートが追加されました。

12.1(5)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(5)T に統合されました。

12.1(12c)EX1

Cisco 7304 ルータのサポートが追加されました。

12.2(18)S

Cisco 7304 ルータのサポートが追加されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

特定のビット パターンを開始または停止するには、bert pattern コマンドを使用します。リンク アベイラビリティをテストするには、1 つのエンドポイントでパターンを開始し、ネットワークのリモート エンドをループバックに設定して、BERT エラーが発生しないことを確認します。

次の例では、スロット 5、ベイ 0 で BERT パターンを開始します。

Router# configure terminal
Router(config)#int serial 5/0/0
Router(config-if)#bert pattern 0s

 
関連コマンド

コマンド
説明

bert errors

いずれかの BERT パターンの実行中に BERT エラーを送信します。

show controller serial

シリアル回線の統計情報を表示します。

loopback

送信および受信パスのさまざまなポイントでループバックを実行します。

card type(T1/E1)

SPA のポートを T1 または E1 モードに設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで card type コマンドを使用します。カード タイプの選択を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

card type {t1 | e1} slot subslot

no card type {t1 | e1} slot subslot

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

t1

統合型 Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)を使用したクリアチャネル T1

e1

統合型 DSU を使用したクリアチャネル E1

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。SPA を初めて取り付けるときにはカード タイプは設定されていません。個々のポートを設定する前に、このコマンドを設定する必要があります。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.0(5)XE

このコマンドが追加されました。

12.0(7)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)T に統合されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータのSPAをサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

すべての SPA ポートを T1 または T3 から E1 または E3(あるいは E3 から T3)に変更するには、カード タイプの選択を解除してから、カードに新しいインターフェイス タイプを適用します。

以下に、スロット 5、ベイ 2 に装着された T3/E3 SPA のすべてのポートを、T3 モードに設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# card type t3 5 2

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interface serial

シリアル インターフェイス タイプとその他の情報を表示します。

card type(T3/E3)

SPA のポートを T3 または E3 モードに設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで card type コマンドを使用します。カード タイプの選択を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

card type {t3 | e3} slot subslot

no card type {t3 | e3} slot subslot

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

t3

統合型 Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)を使用したクリアチャネル T3

e3

統合型 DSU を使用したクリアチャネル E3

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。SPA を初めて取り付けるときにはカード タイプは設定されていません。個々のポートを設定する前に、このコマンドを設定する必要があります。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.0(5)XE

このコマンドが追加されました。

12.0(7)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(7)T に統合されました。

12.1(1)T

このコマンドが追加されました。

12.2(11)YT

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)YT に統合され、Cisco 2650XM、Cisco 2651XM、Cisco 2691、Cisco 3660 シリーズ、Cisco 3725、および Cisco 3745 ルータの各プラットフォームで実装されました。

12.2(15)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(15)T に統合されました。

12.3(1)

このコマンドが Cisco IOS Release 12.3(1) に統合され、Cisco 2610XM、Cisco 2611XM、Cisco 2620XM、Cisco 2621XM、Cisco 2650XM、Cisco 2651XM、Cisco 2691、Cisco 3631、Cisco 3660、Cisco 3725、および Cisco 3745 プラットフォームのサポートが追加されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

すべての SPA ポートを T3 から E3 に変更するには、 card type の選択を解除してから、カードを新しいインターフェイス タイプで設定します。

カード タイプの発行後は、 no card type コマンドを入力してから別のカード タイプのコマンドを入力すれば、新しいカード タイプを設定できます。新しい設定を有効にするには、この設定を NVRAM に保存し、ルータをリブートする必要があります。

ルータが起動する際に、ソフトウェアは新しいカード タイプを適用して起動します。ソフトウェアは、古いコントローラおよびインターフェイスに関連付けられている設定を拒否します。このあと、新しいコントローラとシリアル インターフェイスを設定して保存する必要があります。

以下に、スロット 5、ベイ 2 に装着された T3/E3 SPA のすべてのポートを、T3 モードに設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# card type t3 5 2

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interface serial

シリアル インターフェイス タイプとその他の情報を表示します。

framing(T1/E1 コントローラ)

T1 または E1 データ回線のフレーム タイプを選択するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで framing コマンドを使用します。

T1 回線

framing { sf | esf }

E1 回線

framing { crc4 | no-crc4 } [ australia ]

T1 Shared Port Adapter(SPA)

framing { sf | esf }

no framing { sf | esf }

E1 SPA

framing { crc4 | no-crc4 | unframed }

no framing { crc4 | no-crc4 | unframed }

 
シンタックスの説明

sf

T1 フレーム タイプとして Super Frame(SF; スーパ フレーム)を指定します。これは T1 のデフォルトです。

esf

T1 フレーム タイプとしてExtended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)を指定します。

crc4

E1 フレーム タイプとして CRC4 フレームを指定します。これは E1 のデフォルトです。

no-crc4

E1 フレーム タイプとして非 CRC4 フレームを指定します。

australia

(任意)オーストラリアで使用されている E1 フレーム タイプを指定します。

 
デフォルト

sf (T1 回線の場合)

crc4 (E1 回線の場合)

 
コマンド モード

コントローラ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、T1 または E1 フラクショナル データ回線とルータまたはアクセス サーバが通信を行う構成で使用します。サービス プロバイダーが T1/E1 回線に必要なフレーミング タイプを決定します。

T1/E1 SPA のデフォルト モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。このコマンドには、他の T1/E1 回線の no 形式がありません。

以下に、T1 フレーム タイプとして ESF を選択する例を示します。

Router(config-controller)# framing esf

 
関連コマンド

コマンド
説明

cablelength

ルータからネットワーク装置までのケーブル長を指定します。

linecode

T1 または E1 回線のラインコード タイプを選択します。

framing(T3 コントローラ)

T3 ポートのフレーミング モードを選択するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで framing コマンドを使用します。デフォルト モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

T3コントローラ

framing { c-bit | m23 }

no framing

T3/E3 SPA と Cisco 7500 シリーズ ルータ(CT3IP ポート アダプタ搭載)

framing { c-bit | m23 | auto-detect }

no framing

 
シンタックスの説明

auto-detect

遠端装置から受信するフレーミング タイプの検出を指定します。

c-bit

T3 フレーミング タイプとしてC ビット フレーミングが使用されるように指定します。

m23

T3フレーミング タイプとしてM23 フレーミングが使用されるように指定します。

 
デフォルト

c-bit (T3 およびほとんどの T3 コントローラ用)

auto-detect (Cisco 7500 シリーズ ルータの CT3IP 用)

 
コマンド モード

コントローラ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1CA

このコマンドが追加されました。

12.2(11)YT

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)YT に統合され、Cisco 2650XM、Cisco 2651XM、Cisco 2691、Cisco 3660 シリーズ、Cisco 3725、および Cisco 3745 ルータの各 T3 用プラットフォームで実装されました。

12.2(15)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(15)T に統合されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータのSPAをサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

T3/E3 ポートにフレーミング モードを設定するには、framing コマンドを使用します。

以下に、T3インターフェイスにフレーミング モードを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# controller t1 6/0/0
Router(config-controller)# framing m23
 

次の例では、CT3IP のフレーミングを C ビットに設定します。

Router(config)# controller t3 9/0/0
Router(config-controller)# framing c-bit
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

controller

T1、E1、または T3コントローラを設定し、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

show controller

コントローラの設定を表示します。

framing(T3/E3 インターフェイス)

T3 ポートのフレーミング モードを選択するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで framing コマンドを使用します。デフォルト モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

framing { bypass | c-bit | m13 }

no framing { bypass | c-bit | m13 }

E3 ポートのフレーミング モードを選択するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで framing コマンドを使用します。デフォルト モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

framing { bypass | g751 | g832 }

no framing { bypass | g751 | g832 }

 
シンタックスの説明

bypass

DS3 のフレーミング モードをバイパスします。

c-bit

DS3 の C ビット フレーミング モードをイネーブルにします。

m13

DS3 の M13 フレーミング モードをイネーブルにします。

g751

E3 の G0.751 フレーミング モードをイネーブルにします。

g832

E3 の G0.832 フレーミング モードをイネーブルにします。

 
デフォルト

T3 :C ビット フレーミング

E3 :g751 フレーミング

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1

このコマンドが追加されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータのSPAをサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。 g832 キーワード オプションがこのコマンドに追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

T3 ポートにフレーミング モードを設定するには、framing コマンドを使用します。

以下に、スロット 5 の最初のポートにフレーミング モードを設定する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface serial 5/0/0
Router(config-if)# framing bypass

 
関連コマンド

コマンド
説明

show controller serial

シリアル回線の統計情報を表示します。

hw-module subslot reload

Shared Port Adapter(SPA)とそのインターフェイスを再起動するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで hw-module subslot reload コマンドを使用します。このコマンドには、 no 形式がありません。

hw-module subslot slot / subslot reload

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(25)S3

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

Cisco 12000 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

Cisco 12000 シリーズ ルータの SPAをサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

hw-module subslot reload コマンドでは、SPA の電源がいったんオフにされてから再びオンにされます。SPA のすべてのインターフェイスを再起動する場合に、このコマンドが役立ちます。

このコマンドは、以下のような条件下で SPA を再起動する場合に使用することを推奨します。

故障により電源がオフになったあと、SPA を再起動する場合

Route Processor(RP; ルート プロセッサ)と SIP 間のメッセージの破損状態から復旧する場合

次のコマンドでは、シャーシのスロット 13 に装着された SIP の、スロット 2 にある SPA の電源を一度切ってから再投入します。

Router# hw-module subslot 13/2 reload
Router#

hw-module subslot reload コマンドでは、コマンド アクションのステータスを示すメッセージがルータのコンソールに表示されません。ただし、一部のインターフェイス設定では、SPA のリロード アクションに関連してコンソール出力を生成する場合があります。


 
関連コマンド

コマンド
説明

show hw-module subslot oir

SPA の動作ステータスを表示します。

hw-module subslot shutdown

電源を入れたまま、または切断した状態で Shared Port Adapter(SPA)をシャットダウンし、SPA のシャットダウン状態をそのまま保つには、グローバル コンフィギュレーション モードで hw-module subslot shutdown コマンドを使用します。SPA を再びイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

hw-module subslot slot / subslot shutdown [ powered | unpowered ]

no hw-module subslot slot / subslot shutdown [ powered | unpowered ]

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

powered

(任意)SPA およびそのすべてのインターフェイスをシャットダウンし、電源を入れたまま SPA を管理上のダウン状態に置きます。これは、デフォルトのステートです。

unpowered

(任意)SPA およびそのすべてのインターフェイスをシャットダウンし、電源を切断して SPA を管理上のダウン状態に置きます。

 
デフォルト

このコマンドを使用しない場合、 no hw-module subslot shutdown がデフォルトの動作になります。ユーザが指定しないかぎり、SPA はシャットダウンしません。

このコマンドが powered unpowered のいずれかを指定せずに CLI で入力された場合は、デフォルトで powered になります。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(25)S3

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

SPA をシャットダウンする場合、SPA を次のいずれかのステートにすることができます。

受電ステート ― (デフォルト)SPA をシャットダウンしますが、SPA の電源はオンの状態です。ルータにSPA を物理的に設置し、ケーブル接続された状態にしておく予定の場合は、このオプションを使用します。SPA の設置および設定は行っても、SPA をオンライン状態にしたり、接続のリモート側との通信を開始したりしない場合に、このオプションを選択します。

非受電ステート ― SPA をシャットダウンし、SPA の電源をオフにします。シャーシからSPAを取り外す場合は、このオプションを使用します。

このコマンドを使用すると、SPA を取り外さない場合、または取り外すことができない場合に、SPA のすべてのインターフェイスをディセーブルにできます。Cisco 7304 ルータの hw-module subslot stop EXEC コマンドとは異なり、このコマンドはコンフィギュレーション ファイルに保存され、他のルータのイベント(ルータのリロードまたは OIR など)が SPA を再起動しようとしても、SPA をディセーブルの状態に保ちます。このコマンドを使用して SPA 自体がシャットダウンされても、SPA の他の設定やコンフィギュレーションはすべて保たれます。

原則として、OIR 機能を使用して SPA を取り外し、同一モデルの SPA を取り付ける場合は、SPA をシャットダウンする必要はありません。ただし、SPA を別のモデルの SPA に交換する場合は、常に SPA をシャットダウンする必要があります。

hw-module subslot shutdown コマンドを使用して SPA をシャットダウンすると、ルータをリセットしたり、そのサブスロットに新しい SPA を装着したりしても、シャットダウン状態が保たれます。カードを再び使用できるようにするためには、 no hw-module subslot shutdown コマンドを使用して、手動でカードを再度イネーブルにする必要があります。

以下に、ルータ シャーシの SPA を取り付けたまま、サブスロット 4/1 にある SPA をディセーブルにする状態にしておく例を示します。このコマンドはコンフィギュレーション ファイルに保存され、この設定を変更する以外の方法では、SPA を再度イネーブルにすることはできません。

Router(config)# hw-module subslot 4/1 shutdown unpowered
 

以下に、unpowered オプションを使用して SPA をディセーブルにしたあとで、通常の動作を再開するように SPA を設定する例を示します。

Router(config)# hw-module subslot 4/1 shutdown powered
 

SPA をシャットダウンまたは再度イネーブルにする場合、コンソールにメッセージは表示されません。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show hw-module subslot oir

SPA の動作ステータスを表示します。

hw-module slot 1

ルータのスロットに装着されているキャリア カードを非アクティブに、または再度アクティブにします。このコマンドは、EXEC モードで入力され、コンフィギュレーション ファイルには保存されません。

1.Cisco 7300 Series Platform-Specific Commands』を参照してください。

hw-module subslot srp

POS/Resilient Packet Ring(RPR)Shared Port Adapter(SPA)のすべてのインターフェイスを Packet over SONET(POS)モードから Spatial Reuse Protocol(SRP)モードに変更するには、グローバル コンフィギュレーション モードで hw-module subslot srp コマンドを使用します。

hw-module subslot slot / subslot srp { mate slot / subslot }

no hw-module subslot slot / subslot srp { mate slot / subslot }

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

mate slot / subslot

(2 ポート OC-48c/STM-16 POS SPA では不要)SRP の相手である SPA の位置を指定します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.0(32)SY

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

hw-module subslot srp コマンドを使用して SRP モードをイネーブルにするときは、次の注意事項を考慮してください。

同一の SIP に搭載された SPA に SRP を正しく設定するには、番号の小さい方のスロットとサブスロットの組み合わせに搭載された POS SPA で hw-module subslot srp コマンドを使用し、SRP をイネーブルにする必要があります。この SPA は、ホスト SRP インターフェイスとみなされます。

hw-module subslot srp コマンドを設定する必要があるのは、ホスト SRP インターフェイスだけです。相手側の SRP インターフェイスでは設定する必要はありません。

ホスト SRP インターフェイスは、SRP インターフェイスの「A 側」になります。A 側インターフェイスのスロット番号は、SRP の相手側(B 側)インターフェイスのスロット番号よりも小さくなる必要があります。また、SRP オプションを設定するには、A 側インターフェイスの位置を指定する必要があります。

mate キーワードは、2 ポート OC-48c/STM-16 POS SPA には適用されません。単一の 2 ポート OC-48c/STM-16 POS SPA では、組み合わせは 2 つの SONET ポート間で内部的に行われるため、メイト ケーブルの配線は不要です。

SIP は、ハードウェア ケーブル結合から受信した情報を読み取り、使用しているソフトウェア設定でメイト ケーブルの接続を確認します。

SRP をイネーブルにする前に、POS インターフェイスをシャットダウンする必要があります。

SPA モードを変更すると、SPA は自動的にリロードされます。

SPA 全体が POS モードまたは SRP モードのいずれかで動作します。POS モードに設定されたインターフェイスと SRP モードに設定されたインターフェイスを混在させることはできません。

次の例では、1 ポート OC-192c/STM-64 POS/RPR SPA で SRP をイネーブルにする方法を示します。

Router(config)# interface pos 1/0/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# exit
Router(config))# hw-module subslot 1/0 srp mate 1/1
Router(config)# interface srp 1/0/0

 
関連コマンド

コマンド
説明

interface srp

POS/RPR SPA インターフェイスを SRP インターフェイスとして設定します。

interface

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで interface コマンドを使用します。

標準構文

interface type number [ name-tag ]

Network Analysis Module(NAM; ネットワーク解析モジュール)

interface analysis-module slot / unit

Content Engine(CE; コンテンツ エンジン)ネットワーク モジュール

interface content-engine slot / unit

Packet Over SONET(POS)Interface Processor を搭載した Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズ

interface type slot / port

Cisco AS5800 ユニバーサル アクセス サーバのルータ シェルフとして使用される Cisco 7200 VXR ルータ

interface type router-shelf / slot / port

チャネライズド T1 または E1 を使用する Cisco 7500 シリーズ

interface serial slot / port : channel-group

VIP カードのポートを使用する Cisco 7500 シリーズ

interface type slot / port-adapter / port

サブインターフェイスを設定するには、以下の形式の interface グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

Cisco 7200 シリーズ

interface type slot / port . subinterface-number [ multipoint | point-to-point ]

Cisco 7500 シリーズ

interface type slot / port-adapter . subinterface-number [ multipoint | point-to-point ]

VIP カードのポートを使用する Cisco 7500 シリーズ

interface type slot / port-adapter / port . subinterface-number [ multipoint | point-to-point ]

Shared Port Adapter(SPA)

interface type slot / subslot / port [ . subinterface-number ]

 
シンタックスの説明

type

設定するインターフェイス タイプ 表19-1 を参照してください。

number

ポート、コネクタ、またはインターフェイス カード番号。Cisco 4700シリーズ ルータの場合、Network Interface Module(NIM)または Network Processor Module(NPM)の番号を指定します。これらの番号は、工場での取り付け時またはシステムに追加する時に割り当てられ、 show interfaces コマンドで表示できます。

name-tag

(任意)複数のサーバの設定を入力できるように、サーバの設定を特定するための論理名を指定します。

このオプションの引数は、Redundant Link Manager(RLM)機能と組み合わせて使用します。

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ unit

ネットワーク モジュールのドータカードの番号。NAM および CE ネットワーク モジュールの場合、常に 0 を使用します。

/ port

ポートまたはインターフェイス番号。

ポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPAについては、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

router-shelf

Cisco AS5800 ユニバーサル アクセス サーバのルータ シェルフ番号。ルータ シェルフに関する情報ついては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

: channel-group

チャネル グループ番号。Cisco 7500 シリーズ ルータでは、 channel-group コントローラ コンフィギュレーション コマンドで定義される 0 ~ 4 の範囲のチャネル グループ番号を指定します。

/ port-adapter

ポート アダプタ番号。ポート アダプタの互換性に関する情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

. subinterface-number

1 ~ 4,294,967,293 の範囲のサブインターフェイス番号。ピリオド(.)の前に来る番号は、このサブインターフェイスが属する番号と一致する必要があります。

multipoint | point-to-point

(任意)マルチポイントまたはポイントツーポイント サブインターフェイスを指定します。デフォルト値はありません。

 
デフォルト

インターフェイス タイプは設定されていません。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション


) このコマンドを RLM 機能と併せて使用するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで実行する必要があります。


 
コマンド履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが Cisco 7000 シリーズ ルータに追加されました。

11.0

このコマンドが Cisco 4000 シリーズ ルータについて実装されました。

12.0(3)T

オプションの name-tag 引数が RLM 機能に対して追加されました。

12.2(13)T

content-engine キーワードが追加されました。

12.2(15)T

Cisco IOS ソフトウェアで LAN 拡張機能が利用できなくなったため、 lex キーワードが削除されました。

12.3(7)T

analysis-module キーワードが追加されました。

12.2(20)S2

このコマンドが Cisco 7304 ルータの SPA に実装されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA に実装されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco 12000 シリーズ ルータの SPA に実装されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドには、 no 形式がありません。

部分的なメッシュ構造を持つフレーム リレー ネットワークをサポートするように、サブインターフェイスを設定できます。『 Cisco IOS Interface and Hardware Component Configuration Guide 』の「Configuring Serial Interfaces」の章を参照してください。

表19-1 に、 interface コマンドで設定できるインターフェイス タイプを表すキーワードを示します。 type 引数は、表の中の該当するキーワードと置き換えます。

 

表19-1 インターフェイス タイプのキーワード

キーワード
インターフェイス タイプ

analysis-module

解析モジュール インターフェイス。解析モジュール インターフェイスは、NAM の内部インターフェイスと接続されたルータのファスト イーサネット インターフェイスです。このインターフェイスには、サブインターフェイスまたは速度、デュプレックス モード、および同様のパラメータを設定できません。有効なパラメータのリストについては、CLI のヘルプを参照してください。

async

非同期インターフェイスとして使用されるポート回線

atm

ATMインターフェイス

bri

ISDN BRI(基本インターフェイス)。このインターフェイスの設定は、各B チャネルに伝播されます。B チャネルを個別に設定することはできません。インターフェイスでコールの発信を行うには、dial-on-demand コマンドを設定する必要があります。

content-engine

CEネットワーク モジュール インターフェイス。CE ネットワーク モジュール インターフェイスには、サブインターフェイスまたは速度、デュプレックス モード、および同様のパラメータを設定できません。有効なパラメータのリストについては、CLI のヘルプを参照してください。 content-engine キーワードは、以前のマニュアルでは interface content-engine コマンドとして記載されていました。

dialer

ダイヤラ インターフェイス

ethernet

イーサネット IEEE 802.3インターフェイス

fastethernet

100 Mbps イーサネット インターフェイス。 fastethernet キーワードは、以前のマニュアルでは interface fastethernet コマンドとして記載されていました。

fddi

FDDI インターフェイス

gigabitethernet

1,000 Mbps イーサネット インターフェイス。 gigabitethernet キーワードは、以前のマニュアルでは interface gigabitethernet コマンドとして記載されていました。

group-async

マスター非同期インターフェイス。 group-async キーワードは、以前のマニュアルでは interface group-async コマンドとして記載されていました。

hssi

High-Speed Serial Interface(HSSI; 高速シリアル インターフェイス)

loopback

常時アップ状態のインターフェイスをエミュレートするソフトウェア専用ループバック インターフェイス。これは、すべてのプラットフォームでサポートされている仮想インターフェイスです。 number 引数には、作成または設定するループバック インターフェイスの番号を指定します。ループバック インターフェイスの作成数については、制限がありません。

null

ヌル インターフェイス

port-channel

ポート チャネル インターフェイス。 port-channel キーワードは、以前のマニュアルでは interface port-channel コマンドとして記載されていました。

pos

POS Interface Processor のパケット OC-3 インターフェイス。 pos キーワードは、以前のマニュアルでは interface pos コマンドとして記載されていました。

sdcc

Section Data Communications Channel(SDCC)インターフェイス

serial

シリアル インターフェイス

switch

スイッチ インターフェイス

tokenring

トークンリング インターフェイス

tunnel

トンネル インターフェイス(仮想インターフェイス)。 number 引数には、作成または設定するトンネル インターフェイスの番号を指定します。トンネル インターフェイスの作成数については、制限がありません。

vg-anylan

100VG-AnyLAN ポート アダプタ。 vg-anylan キーワードは、以前のマニュアルでは interface vg-anylan コマンドとして記載されていました。

analysis-module キーワードの使用

解析モジュール インターフェイスは、初期設定で NAM コンソールにアクセスする際に使用されます。NAM IPパラメータの設定後、解析モジュール インターフェイスは通常、NAM ソフトウェアのアップグレード時、またはNAM Traffic Analyzer がアクセス不能な場合のトラブルシューティング時にのみ使用されます。

解析モジュール インターフェイスは、ルータの Cisco IOS ソフトウェアでのみ認識される、NAM の内部インターフェイスと接続されたルータ内のファスト イーサネット インターフェイスです。解析モジュール インターフェイスはルータの Peripheral Component Interconnect(PCI)バックプレーンに接続されており、解析モジュール インターフェイスのすべての設定と管理は、Cisco IOS CLI から実行する必要があります。

group-async キーワードの使用

group-async キーワードを使用すると 1 つの非同期インターフェイスを作成でき、 group-range コマンドを使用して、他のインターフェイスをメンバーとして関連付けできます。この一対多数設定により、個々のインターフェイスに対してこのコマンドを入力することなく、グループのマスター インターフェイスに 1 つのコマンドを入力することで、関連付けられたすべてのメンバー インターフェイスを設定することができます。デバイスには複数のグループ マスターを作成できますが、各メンバー インターフェイスを関連付けることができるのは 1 つのグループだけです。

port-channel キーワードの使用

Fast EtherChannel 機能では、複数のファスト イーサネット ポイントツーポイント リンクを 1 つの論理リンクにバンドルし、最大 800 Mbps の双方向帯域幅を提供できます。ポート チャネル インターフェイスは、ファスト イーサネット インターフェイスと同様の方法で設定できます。

ポート チャネル インターフェイスを作成後、ファスト イーサネット インターフェイス(最大 4 つまで)をそのポート チャネル インターフェイスに割り当てます。ファスト イーサネット インターフェイスをポート チャネル インターフェイスに割り当てる方法については、 channel-group インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを参照してください。


注意 ポート チャネル インターフェイスは、ルーテッド インターフェイスです。物理ファスト イーサネット インターフェイスでレイヤ 3 アドレスをイネーブルにしないでください。
ループが発生するため、物理ファスト イーサネット インターフェイスにブリッジ グループを割り当てないでください。
また、スパニングツリーはディセーブルにする必要があります。


注意 Release 11.1(20)CC では、Fast EtherChannel によってCisco Express Forwarding(CEF)と distributed Cisco Express Forwarding(dCEF)がサポートされます。ポート チャネル インターフェイスで dCEF をイネーブルにする前に、ファスト イーサネット インターフェイスからすべての定義済みの ip route-cache distributed コマンドをクリアすることを推奨します。ルート キャッシュをクリアすることにより、ポート チャネル インターフェイスで物理ファスト イーサネット リンクを正常に制御できるようになります。CEF/dCEF をグローバルにイネーブルにする場合、CEF/dCEF をサポートするすべてのインターフェイスがイネーブルにされます。ポート チャネル インターフェイスでCEF/dCEF がイネーブルにされている場合、チャネル グループの各ファスト イーサネット インターフェイスでは、CEF/dCEF が自動的にイネーブルになります。ただし、CEF/dCEF を事前にファスト イーサネット インターフェイスでディセーブルにした場合は、CEF/dCEF は自動的にはイネーブルになりません。この場合、ファスト イーサネット インターフェイスでCEF/dCEF をイネーブルにする必要があります。

port-channel キーワードを利用して作業を行う場合、以下の点に考慮します。

現在のところ、Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用する場合は、物理ファスト イーサネット インターフェイスにではなく、ポート チャネル インターフェイスにだけ設定する必要があります。

ポート チャネル インターフェイスにスタティック MAC アドレスを割り当てない場合、Cisco IOS ソフトウェアによって MAC アドレスが自動的に割り当てられます。スタティック MAC アドレスを割り当ててから、あとでそれを削除した場合にも、Cisco IOS ソフトウェアが MAC アドレスを自動的に割り当てます。

vg-anylan キーワードの使用

100VG-AnyLAN ポート アダプタは IEEE 802.12 規格に適合し、IEEE 802.12 規格で指定されたインターフェイス ポートを 1 つ提供します。100VG-AnyLAN ポート アダプタは、RJ-45 ターミネータ付きのカテゴリ 3 またはカテゴリ 5 Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)ケーブルを介して 100 Mbps を提供し、IEEE 802.3 イーサネット パケットをサポートします。

100VG-AnyLAN ポート アダプタは、イーサネットまたはファスト イーサネット インターフェイスと同様の方法で設定するように設定できます。100VG-AnyLAN ポート アダプタは、IEEE 802.12 インターフェイス MIB を使用してモニタリングできます。

シリアル インターフェイスの例

以下に、シリアル インターフェイス 0 に PPP カプセル化を設定する例を示します。

Router(config)# interface serial 0
Router(config-if)# encapsulation ppp

ループバック インターフェイスの例

以下に、ループバック モードをイネーブルにし、インターフェイスに IP ネットワーク アドレスとネットワーク マスクを割り当てる例を示します。ここで確立されたループバック インターフェイスは、常時アップ状態になります。

Router(config)# interface loopback 0
Router(config-if)# ip address 10.108.1.1 255.255.255.0

Cisco 7500 シリーズ ルータの Ethernet Interface Processor(EIP)の例

以下に、Cisco 7500 シリーズ ルータのスロット 2 に搭載された EIP の、イーサネット ポート 4 を設定する例を示します。

Router(config)# interface ethernet 2/4

Cisco 7500 シリーズ ルータのトークンリング インターフェイスの例

以下に、Cisco 7500 シリーズ ルータのポート 0 のスロット 1 に搭載された、トークンリング インターフェイス プロセッサを設定する例を示します。

Router(config)# interface tokenring 1/0

NAM インターフェイスの例

以下に、NAM ルータがルータ スロット 1 に搭載されている場合に解析モジュール インターフェイスを設定する例を示します。

Router(config)# interface analysis-module 1/0

CE ネットワーク モジュール インターフェイスの例

以下に、スロット 1 に搭載された CE ネットワーク モジュールのインターフェイスを設定する例を示します。

Router(config)# interface content-engine 1/0

Cisco 4700 シリーズ ルータのファスト イーサネット インターフェイスの例

以下に、Cisco 4700 シリーズ ルータのファスト イーサネット インターフェイス 0 に、標準的な ARPA カプセル化(デフォルト設定)を設定する例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 0

ギガビット イーサネット インターフェイスの例

以下に、スロット 0、ポート 0 に、ギガビット イーサネット インターフェイスを設定する例を示します。

Router(config)# interface gigabitethernet 0/0

非同期グループ マスター インターフェイスの例

以下に、非同期グループ マスター インターフェイス 0 を定義する例を示します。

Router(config)# interface group-async 0

ポート チャネル インターフェイスの例

以下に、チャネル グループ番号 1 を使用してポート チャネル インターフェイスを作成し、ポート チャネル 1 に 2 つのファスト イーサネット インターフェイスを追加する例を示します。

Router(config)# interface port-channel 1
Router(config-if)# ip address 10.1.1.10 255.255.255.0
Router(config-if)# exit
Router(config)# interface fastethernet 1/0/0
Router(config-if)# channel-group 1
Router(config-if)# exit
Router(config)# interface fastethernet 4/0/0
Router(config-if)# channel-group 1

PoS インターフェイスの例

以下に、スロット 2 の POS OC-3 ポート アダプタのポート 0 に、1 つのパケット OC-3 インターフェイスを指定する例を示します。

Router(config)# interface pos 2/0

100VG-AnyLAN インターフェイスの例

以下に、スロット 1 の最初のポート アダプタに、100VG-AnyLAN ポート アダプタを指定する例を示します。

Router(config)# interface vg-anylan 1/0/0

フレーム リレー サブインターフェイスの例

以下に、部分的なメッシュ構造を持つフレーム リレー ネットワークを設定する例を示します。この例では、サブインターフェイス シリアル 0.1 は 2 つの関連したフレーム リレー Permanent Virtual Connection(PVC; 相手先固定接続)を持つマルチポイント サブインターフェイスとして設定され、サブインターフェイス シリアル 0.2 はポイントツーポイント サブインターフェイスとして設定されています。

Router(config)# interface serial 0
Router(config-if)# encapsulation frame-relay
Router(config-if)# exit
Router(config)# interface serial 0/0.1 multipoint
Router(config-if)# ip address 10.108.10.1 255.255.255.0
Router(config-if)# frame-relay interface-dlci 42 broadcast
Router(config-if)# frame-relay interface-dlci 53 broadcast
Router(config-if)# exit
Router(config)# interface serial 0/0.2 point-to-point
Router(config-if)# ip address 10.108.11.1 255.255.255.0
Router(config-if)# frame-relay interface-dlci 59 broadcast

T1 シリアル インターフェイスの例

以下に、T1 リンクの回線 0 にPPP カプセル化を設定する例を示します。

Router(config)# controller t1 4/1
Router(config-controller)# circuit 0 1
Router(config-controller)# exit
Router(config)# interface serial 4/1:0
Router(config-if)# ip address 10.108.13.1 255.255.255.0
Router(config-if)# encapsulation ppp

POS SPA の SDCC インターフェイスの例

以下に、POS SPA の SDCC インターフェイスとして最初のインターフェイス(ポート 0)を設定する例を示します。ここでは、SPAが MSC の上部サブスロット(0)に装着され、MSC は Cisco 7304 ルータのスロット 4 に装着されています。

Router(config)# interface sdcc 4/3/0
Router(config-if)# ip address 10.1.9.2 255.255.255.0
Router(config-if)# logging event link-status
Router(config-if)# load-interval 30
Router(config-if)# no keepalive
Router(config-if)# no fair-queue
Router(config-if)# no cdp enable

SPA インターフェイスの例

以下に、4 ポート 10/100 ファスト イーサネット SPA の 2 番めのインターフェイス(ポート 1)に、標準的な ARPA カプセル化(デフォルト設定)を設定する例を示します。ここでは、SPA が MSC の下部サブスロット(1)に装着され、MSC は Cisco 7304 ルータのスロット 2 に装着されています。

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

 
関連コマンド

コマンド
説明

channel-group

各 T1 または E1 回線に属するタイムスロットを定義します。

channel-group(Fast EtherChannel)

Fast EtherChannel グループにファスト イーサネット インターフェイスを割り当てます。

clear interface

インターフェイスのハードウェア ロジックをリセットします。

controller

E1、J1、T1、または T3コントローラを設定し、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

group-range

同じデバイスのグループ インターフェイスに関連付けられている非同期インターフェイスのリストを作成します。

mac-address

MAC レイヤ アドレスを設定します。

ppp

PPP を使用して非同期接続を開始します。

show controllers content-engine

CE ネットワーク モジュールのコントローラ情報を表示します。

show interfaces

インターフェイスに関する情報を表示します。

show interfaces content-engine

CE ネットワーク モジュールの基本的なインターフェイス設定情報を表示します。

shutdown(RLM)

RLM グループのすべてのリンクをシャットダウンします。

slip

SLIP を使用してリモート ホストへのシリアル接続を開始します。

loopback(T3/E3 インターフェイス)

送信および受信パスのさまざまなポイントでループバックを実行するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで loopback コマンドを使用します。ループバックを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

PA-T3 ポート アダプタ

loopback { dte | local | network { line | payload } | remote }

no loopback

PA-E3 ポート アダプタ

loopback { dte | local | network { line | payload }}

no loopback

T3/E3 Shared Port Adapter(SPA)

loopback { dte | local | dual | network { line | payload } | remote }

no loopback { dte | local | dual | network { line | payload } | remote }

 
シンタックスの説明

dte

Line Interface Unit(LIU)のあとに端末方向にループバックを実行します。

local

フレーマを通過したあとに端末方向にループバックを実行します。

dual

ローカル ループバックとネットワーク回線ループバックの両方を設定します。

network { line | payload }

フレーマを通過する前( line )、またはフレーマを通過したあと( payload )に、ネットワーク方向にループバックを実行するように設定します。

remote

FEAC を送信して、リモートにループバック設定をします。

 
デフォルト

デフォルトでは、ループバックが実行されません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1

このコマンドが追加されました。

11.3

このコマンドが追加されました。

12.2(11)YT

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)YT に統合され、Cisco 2650XM、Cisco 2651XM、Cisco 2691、Cisco 3660 シリーズ、Cisco 3725、および Cisco 3745 ルータの各 E3 用プラットフォームで実装されました。

12.2(15)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(15)T に統合されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。 dual キーワードが追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

フレーマおよび LIU レベル間のローカル ポートの問題を診断するには、loopback コマンドを使用します。

以下に、LIU のあとに、スロット 5、ベイ 0 で端末方向へのループバックを作成する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# interface serial 5/0/0
Router(config-if)# loopback dte

 

mdl

ANSI T1.107a-1990 仕様に定義されている Maintenance Data Link(MDL; メンテナンス データ リンク)メッセージを設定するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで mdl コマンドを使用します。

mdl [ string { eic | fic | generator | lic | pfi | port | unit } string ] | [ transmit { idle-signal | path | test-signal }]

no mdl [ string { eic | fic | generator | lic | pfi | port | unit } string ] | [ transmit { idle-signal | path | test-signal }]

 
シンタックスの説明

string eic string

装置識別コード(最大 10 文字)を指定します。

string fic string

フレーム識別コード(最大 10 文字)を指定します。

string generator string

MDL テスト信号メッセージで送信されるジェネレータ番号ストリング(最大38 文字)を指定します。

string lic string

ロケーション識別コード(最大 11 文字)を指定します。

string pfi string

MDL パス メッセージで送信されるパス ファシリティ識別コード(最大 38 文字)を指定します。

string port string

MDL アイドル信号メッセージで送信されるポート番号ストリング(最大38 文字)を指定します。

string unit string

ユニット識別コード(最大 6 文字)を指定します。

transmit idle-signal

MDL アイドル信号メッセージの送信をイネーブルにします。

transmit path

MDL パス メッセージの送信をイネーブルにします。

transmit test-signal

MDL テスト信号メッセージの送信をイネーブルにします。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

コントローラ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.3

このコマンドが追加されました。

12.1(13)EX

このコマンドが Cisco 7304 ルータについて追加されました。

12.2(11)YT

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)YT に統合され、Cisco 2650XM、Cisco 2651XM、Cisco 2691、Cisco 3660 シリーズ、Cisco 3725、および Cisco 3745 ルータの各プラットフォームで実装されました。

12.2(15)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(15)T に統合されました。

12.2(18)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2 S が稼働する Cisco 7304 ルータについて追加されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータのSPAをサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

T3 C ビット フレーミング モードで MDL メッセージを送信するには、mdl コマンドを使用します。

次に、MDL でテスト信号を送信する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)#controller t3 5/0/0
Router(config-controller)#mdl transmit test-signal

 
関連コマンド

コマンド
説明

controller

T1、E1、または T3コントローラを設定し、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

show controllers serial

シリアル回線の統計情報を表示します。

show controllers pos

Packet over SONET(POS)インターフェイスに関する情報を表示するには、イネーブル EXEC モードで show controllers pos コマンドを使用します。このコマンドには、 no 形式がありません。

Cisco 7500 シリーズ ルータ

show controllers pos [ slot / port-adapter / port ] [ details | pm [ time-interval ]]

Cisco 12000 シリーズ ルータ

show controllers pos [ slot / port ] [ details | pm [ time-interval ]]

POS Shared Port Adapter(SPA)

show controllers pos [ slot / subslot / port [ / sub_int ]] [ alarm | details | pm [ time-interval ]]

 
シンタックスの説明

slot

(任意)シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ port-adapter

(任意)ポート アダプタ番号

ポート アダプタの互換性に関する情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

/ subslot

(任意)SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ port

(任意)ポートまたはインターフェイス番号

ポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA については、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ sub_int

(任意)サブインターフェイス番号

alarm

(任意)SONET/SDH アラーム イベント カウンタ

details

(任意) show controllers pos コマンドで表示される通常の情報に加えて、 details キーワードは、パス トレース バッファの 16 進表記および ASCII 「ダンプ」を提供します。

pm

(任意)24 時間、15 分間隔で累積された SONET パフォーマンス モニタリング統計情報を表示します。

time-interval

(任意)15 分単位で SONET MIB の間隔を指定(1 ~ 96 の範囲)。 time-interval 引数を指定しない場合、現在の間隔でパフォーマンス モニタリング統計情報が表示されます。

 
デフォルト

スロットのアドレス指定方法を設定しない場合、設置されているすべての POS インターフェイスの情報が表示されます。

pm キーワードを使用して show controllers pos コマンドを入力する場合、15 分間隔で累積した SONET パフォーマンス モニタリング統計情報が表示されます。また、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)ツールを使用してこれらの統計情報を照会できます。パフォーマンス モニタリング統計情報は、RFC 1595 仕様に従って収集されます。

このコマンドによって表示される情報は通常、シスコシステムズのテクニカル サポート スタッフが実行する診断タスクだけで利用されます。

インターフェイスを指定しない場合、このコマンドはすべての POS インターフェイスの情報を表示します。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1CC

このコマンドが追加されました。

12.2 S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2 S に統合されました。

12.2(25)S3

Cisco 7304 ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(25)S3 に統合されました。このコマンドは、Cisco 7304 ルータの SPA の新しいアドレス指定フォーマットをサポートするように変更されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

Cisco 12000 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

Cisco 7500 シリーズ ルータの show controllers pos コマンドの例

以下に、Cisco 7500 シリーズ ルータで show controllers pos コマンドを実行した場合の出力例を示します。

Router# show controllers pos
 
POS2/0/0
SECTION
LOF = 0 LOS = 2335 BIP(B1) = 77937133
LINE
AIS = 2335 RDI = 20 FEBE = 3387950089 BIP(B2) = 1622825387
PATH
AIS = 2340 RDI = 66090 FEBE = 248886263 BIP(B3) = 103862953
LOP = 246806 NEWPTR = 11428072 PSE = 5067357 NSE = 4645
 
Active Defects: B2-TCA B3-TCA
Active Alarms: None
Alarm reporting enabled for: B1-TCA
 
APS
COAPS = 12612784 PSBF = 8339
State: PSBF_state = False
Rx(K1/K2): 00/CC Tx(K1/K2): 00/00
S1S0 = 03, C2 = 96
CLOCK RECOVERY
RDOOL = 64322060
State: RDOOL_state = True
PATH TRACE BUFFER: UNSTABLE
Remote hostname :
Remote interface:
Remote IP addr :
Remote Rx(K1/K2): ../.. Tx(K1/K2): ../..
BER thresholds: SF = 10e-3 SD = 10e-8
TCA thresholds: B1 = 10e-7 B2 = 10e-3 B3 = 10e-6
 

表19-2 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。

 

表19-2 show controllers pos のフィールドの説明

フィールド
説明

POS x/y/z

POSインターフェイスのスロット番号

LOF

Section Loss of Frame(SLOF)は、着信 SONET 信号の Severely Errored Framing(SEF)障害が 3 ミリ秒続いたときに検出されます。

LOS

Section Loss of Signal(SLOS)は、着信 SONET 信号ですべてゼロのパターンが 19 プラスまたはマイナス 3 ミリ秒以上続いた場合に検出されます。この障害は、受信信号レベルが指定されたスレッシュホールドを下回った場合にも報告されることがあります。

BIP(B1)/BIP(B2)/
BIP(B3)

Bit Interleaved Parity(BIP; ビット挿入パリティ)

B1 では、BIP-8 コードを後続フレームの B1 バイトから抽出した BIP-8 コードと比較することによって、BIP エラー レポートが計算されます。差がある場合、セクション レベルのビット エラーが発生したことを意味します。

B2 では、BIP-8/24 コードを後続フレームの B2 バイトから抽出した BIP-8 コードと比較することによって、BIP エラー レポートが計算されます。差がある場合、回線レベルのビット エラーが発生したことを意味します。

B3 では、BIP-8 コードを後続フレームの B3 バイトから抽出した BIP-8 コードと比較することによって、BIP エラー レポートが計算されます。差がある場合、パス レベルのビット エラーが発生したことを意味します。

AIS

Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)

Line Alarm Indication Signal(LAIS; 回線アラーム検出信号)は、着信 SONET セクションで Loss of Signal(LOS; 信号損失)または Loss of Frame(LOF; フレーム損失)障害が検出されたことをダウンストリームの
Line Terminating Equipment(LTE; 回線終端機器)に伝えるために、Section Terminating Equipment(STE)によって送信されます。

Path Alarm Indication Signal(PAIS; パス アラーム検出信号)は、ダウンストリームの Path Terminating Equipment(PTE; パス終端機器)に着信回線信号の障害を検出したことを伝えるために、LTE によって送信されます。

RDI

Remote Defect Indication(RDI; リモート障害表示)

Line Remote Defect Indication(LRDI)は、LOF、LOS、または AIS を検出したダウンストリームの LTE によって報告されます。

Path Remote Defect Indication(PRDI)は、着信信号の障害を検出したダウンストリームの PTE によって報告されます。

FEBE

Far End Block Error(FEBE; 遠端ブロック エラー)

回線 FEBE(M0 または M1 バイトからの累積)は、ダウンストリームの LTE で BIP(B2)エラーが検出された場合に報告されます。

パス FEBE(G1 バイトからの累積)は、ダウンストリームの PTE で BIP(B3)エラーが検出された場合に報告されます。

LOP

Path Loss of Pointer(PLOP; パス ポインタ損失)は、無効ポインタ(H1、H2)の結果として、または New Data Flag(NDF)有効表示数が超過した場合に報告されます。

NEWPTR

SONET フレーマが新しい SONET ポインタ値(H1、H2)を有効とみなした回数の概数です。

PSE

SONET フレーマが受信したポインタ(H1、H2)でポジティブ スタッフ イベントを検出した回数の概数です。

NSE

SONET フレーマが受信したポインタ(H1、H2)でネガティブ スタッフ イベントを検出した回数の概数です。

Active Defects

現在アクティブな SONET の障害をすべて示したリスト

Active Alarms

SONET アラーム階層構造によって現在アクティブにされているアラームのリスト

Alarm reporting enabled for

pos report インターフェイス コマンドによってレポートをイネーブルにしたアラームのリスト

APS

Automatic Protection Switching(APS; 自動保護スイッチング)

COAPS

K1 および K2 バイトで新しい APS 値が検出された回数の概数です。

PSBF

Protection Switching Byte Failure(PSBF)が検出された(連続する 3 つの SONET フレームに同じ K1 バイトが含まれていない)回数の概数です。

PSBF_state

PSBF ステート

Rx(K1/K2)/Tx(K1/K2)

送受信された K1 および K2 バイトの内容

S1S0

最終 H1 バイトで受信した 2 つの S ビット

C2

SONET パス信号ラベル バイト(C2)から取り出した値

CLOCK RECOVERY

SONET クロックが SONET オーバーヘッドの情報を使用して回復されます。RDOOL は Receive Data Out Of Lock(受信データ アウト オブ ロック)が検出された回数の概数です。RDOOL の検出は、クロック回復フェーズ ロック ループが受信ストリームをロックできないことを示します。

PATH TRACE BUFFER

SONET パス トレース バッファは、リモート ホスト名、インターフェイス名と番号、および IP アドレスに関する情報を伝達するために使用されます。これは、シスコ独自の J1(パス トレース)バイトの使用方法です。

BER thresholds

pos threshold インターフェイス コマンドで設定した BER(ビット エラー レート)スレッシュホールドのリスト

TCA thresholds

pos threshold インターフェイス コマンドで設定したスレッシュホールド超過アラート(TCA)のリスト

POS SPA の show controllers pos コマンドの例

以下に、Cisco 7600 シリーズ ルータの POS インターフェイス 4/3/0(シャーシ スロット 4 にある SIP のサブスロット 3 に装着された SPA のポート 0 のインターフェイス)に対する show controllers pos コマンドの出力例を示します。

Router# show controllers pos 4/3/0
POS4/3/0
SECTION
LOF = 0 LOS = 0 BIP(B1) = 65535
LINE
AIS = 0 RDI = 0 FEBE = 65535 BIP(B2) = 16777215
PATH
AIS = 0 RDI = 0 FEBE = 65535 BIP(B3) = 65535
PLM = 0 UNEQ = 0 TIM = 0 TIU = 0
LOP = 0 NEWPTR = 3 PSE = 0 NSE = 0
 
Active Defects: None
Active Alarms: None
Alarm reporting enabled for: SF SLOS SLOF B1-TCA B2-TCA PLOP B3-TCA
 
Framing: SONET
APS
 
COAPS = 1 PSBF = 0
State: PSBF_state = False
Rx(K1/K2): 00/00 Tx(K1/K2): 00/00
Rx Synchronization Status S1 = 00
S1S0 = 00, C2 = CF
Remote aps status (none); Reflected local aps status (none)
CLOCK RECOVERY
RDOOL = 0
State: RDOOL_state = False
PATH TRACE BUFFER: STABLE
Remote hostname : woodson
Remote interface: POS3/0/0
Remote IP addr : 0.0.0.0
Remote Rx(K1/K2): 00/00 Tx(K1/K2): 00/00
 
BER thresholds: SF = 10e-3 SD = 10e-6
TCA thresholds: B1 = 10e-6 B2 = 10e-6 B3 = 10e-6
 
Clock source: internal
 

表19-2 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。

Cisco 7600 シリーズ ルータの show controllers pos alarm コマンドの例

以下は show controllers pos alarm コマンドの出力例で、Cisco 7600 シリーズ ルータの SONET/SDH アラーム イベント カウンタを示しています。

Router# show controllers pos3/2/0 alarm
POS3/2/0
 
Alarm Event Statistics:
SECTION
LOF = 0 LOS = 0 B1-TCA = 0
LINE
AIS = 0 RDI = 0 RDOOL = 0
SF = 0 SD = 0 B2-TCA = 0
PATH
AIS = 0 RDI = 0 LOP = 0 B3-TCA = 0
PLM = 0 UNEQ = 0

Cisco 12000 シリーズ ルータの show controllers pos pm コマンドの例

以下は show controllers pos pm コマンドの出力例で、Cisco 12000 シリーズ ルータのパフォーマンス モニタリング統計情報を示しています。

Router# show controllers pos 1/0 pm
 
POS1/0
Medium is SONET
Line coding is RZ, Line type is LONG SM
Data in current interval (516 seconds elapsed)
SECTION ( NO DEFECT )
515 Errored Secs, 515 Severely Err Secs
0 Coding Violations, 515 Sev Err Framing Secs
LINE ( NO DEFECT )
0 Errored Secs, 0 Severely Err Secs
0 Coding Violations, 0 Unavailable Secs
FAR END LINE
0 Errored Secs, 0 Severely Err Secs
0 Coding Violations, 0 Unavailable Secs
PATH ( NO DEFECT )
0 Errored Secs, 0 Severely Err Secs
0 Coding Violations, 0 Unavailable Secs
FAR END PATH
0 Errored Secs, 0 Severely Err Secs
0 Coding Violations, 0 Unavailable Secs
 

表19-3 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。

 

表19-3 show controllers pos pm のフィールドの説明

フィールド
説明

POS x/y

POS インターフェイスのスロット番号

Line coding

現在の回線符号化タイプが、return to zero(RZ)であるか nonreturn to zero(NRZ)であるかを示します。

Line type

このインターフェイスの回線タイプ。光回線タイプは、長距離(LONG)または短距離(SHORT)のいずれか、および Single Mode(SM; シングルモード)または Multi Mode(MM; マルチモード)のいずれかになります。

Data in current interval

現在の累積時間を示します。15 分ごとに 24 時間分が累積されます。累積経過時間は、1 ~ 900 秒です。24 時間の累積バッファのうち、最も古い 15 分間の記録が廃棄されます。

Errored Secs

Errored Second(ES)は、次のいずれかが検出された秒数です。

1 つ以上のコーディング違反

1 つまたは複数の着信障害(Severely Errored Second [SES]、LOS、AIS、または LOP などの障害)

Severely Err Secs

SES は、次のいずれかのエラーが検出された秒数です。

特定の数のコーディング違反。この数は、ライン レートと BER に応じて異なります。

特定の数の着信障害

Coding Violations

現在の間隔のコーディング違反数。コーディング違反は、着信信号で検出されたBIPエラーとして定義されます。コーディング違反のカウンタは、BIPエラーが検出されるたびに増加します。

Sev Err Framing Secs

Severely Errored Framing Seconds(SEFS)は、1 つまたは複数の SEF 障害が発生した秒数です。

Unavailable Secs

インターフェイスが使用不能になった秒数の合計。SES の状態が 10 秒間続くと、インターフェイスが使用不能であるとみなされます。

 
関連コマンド

コマンド
説明

pos report

選択した SONET アラームについて、POS インターフェイスのコンソールでのロギングを許可します。

pos threshold

POS インターフェイスに対して指定されたアラームの BER スレッシュホールド値を設定します。

show controllers serial

シリアル コントローラの統計情報を表示するには、イネーブル EXEC モードで show controllers serial コマンドを使用します。

標準構文

show controllers serial [ slot / port ]

RSP7000 と RSP7000CI を搭載した Cisco 7000 シリーズ ルータ、および Cisco 7500 シリーズ ルータ

show controllers serial [ slot/ port-adapter / port ]

T3/E3 Shared Port Adapter(SPA)、および非チャネライズド モードの2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA

show controllers serial [ slot/subslot/port ]

チャネライズドT3 SPA

show controllers serial [ slot/subslot/port/t1-number ]

 
シンタックスの説明

slot

(任意)シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

port-adapter

(任意)Cisco 7500 シリーズ ルータ、および RSP7000 と RSP7000CI を搭載した Cisco 7000 シリーズ ルータの場合、Versatile Interface Processor(VIP)のポート アダプタの場所です。有効値は 0 または 1 です。

/ subslot

(任意)SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

port

(任意)ポートまたはインターフェイス番号

ポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPAについては、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

t1-number

(任意)チャネライズド モードの論理T1 番号

SPA については、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが追加されました。

11.1CA

このコマンドが、PA-E3 および PA-T3 ポート アダプタをサポートをするように変更されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合され、Cisco 7600 シリーズ ルータのシリアル SPA のインターフェイスに対する新しい出力が追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

show controllers serial コマンドの出力には、回線の障害についてトラブルシューティングを行う際に役立つエラーとアラームの情報が表示されます。

表示される情報は通常、シスコシステムズのサポート担当者だけが実行する診断作業に使用します。PA-E3 または PA-T3 ポート アダプタの場合、 show controllers serial コマンドでは、フレーミング、クロック ソース、帯域幅の制限、スクランブリングがイネーブルか否か、ナショナル ビット、インターナショナル ビット、およびインターフェイスに設定されている DSU モードなどの設定情報も表示されます。そのほかに、現在のインターバルおよび最後の 15 分インターバルのパフォーマンス統計情報と、アラームの有無も表示されます。

Cisco 4000 シリーズ ルータの show controllers serial コマンドの例

以下に、Cisco 4000 の show controllers serial コマンドの出力例を示します。

Router# show controllers serial
 
MK5 unit 0, NIM slot 1, NIM type code 7, NIM version 1
idb = 0x6150, driver structure at 0x34A878, regaddr = 0x8100300
IB at 0x6045500: mode=0x0108, local_addr=0, remote_addr=0
N1=1524, N2=1, scaler=100, T1=1000, T3=2000, TP=1
buffer size 1524
DTE V.35 serial cable attached
 
RX ring with 32 entries at 0x45560 : RLEN=5, Rxhead 0
00 pak=0x6044D78 ds=0x6044ED4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
01 pak=0x60445F0 ds=0x604474C status=80 max_size=1524 pak_size=0
02 pak=0x6043E68 ds=0x6043FC4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
03 pak=0x60436E0 ds=0x604383C status=80 max_size=1524 pak_size=0
04 pak=0x6042F58 ds=0x60430B4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
05 pak=0x60427D0 ds=0x604292C status=80 max_size=1524 pak_size=0
06 pak=0x6042048 ds=0x60421A4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
07 pak=0x60418C0 ds=0x6041A1C status=80 max_size=1524 pak_size=0
08 pak=0x6041138 ds=0x6041294 status=80 max_size=1524 pak_size=0
09 pak=0x60409B0 ds=0x6040B0C status=80 max_size=1524 pak_size=0
10 pak=0x6040228 ds=0x6040384 status=80 max_size=1524 pak_size=0
11 pak=0x603FAA0 ds=0x603FBFC status=80 max_size=1524 pak_size=0
12 pak=0x603F318 ds=0x603F474 status=80 max_size=1524 pak_size=0
13 pak=0x603EB90 ds=0x603ECEC status=80 max_size=1524 pak_size=0
14 pak=0x603E408 ds=0x603E564 status=80 max_size=1524 pak_size=0
15 pak=0x603DC80 ds=0x603DDDC status=80 max_size=1524 pak_size=0
16 pak=0x603D4F8 ds=0x603D654 status=80 max_size=1524 pak_size=0
17 pak=0x603CD70 ds=0x603CECC status=80 max_size=1524 pak_size=0
18 pak=0x603C5E8 ds=0x603C744 status=80 max_size=1524 pak_size=0
19 pak=0x603BE60 ds=0x603BFBC status=80 max_size=1524 pak_size=0
20 pak=0x603B6D8 ds=0x603B834 status=80 max_size=1524 pak_size=0
21 pak=0x603AF50 ds=0x603B0AC status=80 max_size=1524 pak_size=0
22 pak=0x603A7C8 ds=0x603A924 status=80 max_size=1524 pak_size=0
23 pak=0x603A040 ds=0x603A19C status=80 max_size=1524 pak_size=0
24 pak=0x60398B8 ds=0x6039A14 status=80 max_size=1524 pak_size=0
25 pak=0x6039130 ds=0x603928C status=80 max_size=1524 pak_size=0
26 pak=0x60389A8 ds=0x6038B04 status=80 max_size=1524 pak_size=0
27 pak=0x6038220 ds=0x603837C status=80 max_size=1524 pak_size=0
28 pak=0x6037A98 ds=0x6037BF4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
29 pak=0x6037310 ds=0x603746C status=80 max_size=1524 pak_size=0
30 pak=0x6036B88 ds=0x6036CE4 status=80 max_size=1524 pak_size=0
31 pak=0x6036400 ds=0x603655C status=80 max_size=1524 pak_size=0
TX ring with 8 entries at 0x45790 : TLEN=3, TWD=7
tx_count = 0, tx_head = 7, tx_tail = 7
00 pak=0x000000 ds=0x600D70C status=0x38 max_size=1524 pak_size=22
01 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
02 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
03 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
04 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
05 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
06 pak=0x000000 ds=0x600D70E status=0x38 max_size=1524 pak_size=2
07 pak=0x000000 ds=0x6000000 status=0x38 max_size=1524 pak_size=0
XID/Test TX desc at 0xFFFFFF, status=0x30, max_buffer_size=0, packet_size=0
XID/Test RX desc at 0xFFFFFF, status=0x0, max_buffer_size=0, packet_size=0
Status Buffer at 0x60459C8: rcv=0, tcv=0, local_state=0, remote_state=0
phase=0, tac=0, currd=0x00000, curxd=0x00000
bad_frames=0, frmrs=0, T1_timeouts=0, rej_rxs=0, runts=0
0 missed datagrams, 0 overruns, 0 bad frame addresses
0 bad datagram encapsulations, 0 user primitive errors
0 provider primitives lost, 0 unexpected provider primitives
0 spurious primitive interrupts, 0 memory errors, 0 tr
%LINEPROTO-5-UPDOWN: Linansmitter underruns
mk5025 registers: csr0 = 0x0E00, csr1 = 0x0302, csr2 = 0x0704
csr3 = 0x5500, csr4 = 0x0214, csr5 = 0x0008

PA-E3 シリアル ポート アダプタの show controllers serial コマンドの例

以下に、スロット 2 に装着された PA-E3 シリアル ポート アダプタに対する show controllers serial コマンドの出力例を示します。

Router# show controllers serial 2/0
 
M1T-E3 pa: show controller:
PAS unit 0, subunit 0, f/w version 2-55, rev ID 0x2800001, version 2
idb = 0x6080D54C, ds = 0x6080F304, ssb=0x6080F4F4
Clock mux=0x30, ucmd_ctrl=0x0, port_status=0x1
Serial config=0x8, line config=0x1B0202
maxdgram=4474, bufpool=128Kb, 256 particles
 
rxLOS inactive, rxLOF inactive, rxAIS inactive
txAIS inactive, rxRAI inactive, txRAI inactive
 
line state: up
E3 DTE cable, received clockrate 50071882
 
base0 registers=0x3D000000, base1 registers=0x3D002000
mxt_ds=0x608BA654, rx ring entries=128, tx ring entries=256
rxring=0x4B01F480, rxr shadow=0x6081081C, rx_head=26
txring=0x4B01F960, txr shadow=0x60810E48, tx_head=192, tx_tail=192, tx_count=0
throttled=0, enabled=0, disabled=0
rx_no_eop_err=0, rx_no_stp_err=0, rx_no_eop_stp_err=0
rx_no_buf=0, rx_soft_overrun_err=0, dump_err= 1
tx_underrun_err=0, tx_soft_underrun_err=0, tx_limited=0
tx_fullring=0, tx_started=11504
Framing is g751, Clock Source is Line, Bandwidth limit is 34010.
Scrambling is enabled
National Bit is 0, International Bits are: 0 0
DSU mode 1
Data in current interval (213 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation
0 C-bit Coding Violation
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Severely Err Secs
0 Severely Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Severely Errored Secs
Total Data (last 24 hours)
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation,
0 C-bit Coding Violation,
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Severely Err Secs,
0 Severely Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs,
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Severely Errored Secs
 
No alarms detected.

PA-T3 シリアル ポート アダプタの show controllers serial コマンドの例

以下は show controllers serial コマンドの出力例で、シャーシ スロット 1 の VIP2 に取り付けられた 1 ポート PA-T3 シリアル ポート アダプタの、シリアル ポート 1/0/0 について表示します。

Router# show controllers serial 2/0/1
 
Serial1/0/0 -
Mx T3(1) HW Revision 0x3, FW Revision 2.55
Framing is c-bit, Clock Source is Line
Bandwidth limit is 35000, DSU mode 1, Cable length is 50
 
Data in current interval (325 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation
0 C-bit Coding Violation
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Sev Err Secs
0 Sev Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Sev Err Secs
Total Data (last 24 hours)
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation,
0 C-bit Coding Violation,
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Sev Err Secs,
0 Sev Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs,
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Sev Err Secs
No alarms detected.

チャネライズド T3 SPA の show controllers serial コマンドの例

以下に、Cisco 7304 ルータのスロット 3 に搭載された 2 または 4 ポート CT3 SPA に対する show controllers serial コマンドの出力例を示します。

Router# show controllers serial
Serial3/1/0 -
Framing is c-bit, Clock Source is Internal
Bandwidth limit is 44210, DSU mode 0, Cable length is 10
rx FEBE since last clear counter 0, since reset 0
Data in current interval (0 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation
0 C-bit Coding Violation
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Sev Err Secs
0 Sev Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Sev Err Secs
0 Severely Errored Line Secs
0 Far-End Errored Secs, 0 Far-End Severely Errored Secs
0 CP-bit Far-end Unavailable Secs
0 Near-end path failures, 0 Far-end path failures
0 Far-end code violations, 0 FERF Defect Secs
0 AIS Defect Secs, 0 LOS Defect Secs
 
Transmitter is sending AIS.
 
Receiver has loss of signal.
Serial3/1/3 -
Framing is c-bit, Clock Source is Line
Bandwidth limit is 44210, DSU mode 0, Cable length is 10
rx FEBE since last clear counter 0, since reset 0
Data in current interval (757 seconds elapsed):
0 Line Code Violations, 0 P-bit Coding Violation
0 C-bit Coding Violation
0 P-bit Err Secs, 0 P-bit Sev Err Secs
0 Sev Err Framing Secs, 0 Unavailable Secs
0 Line Errored Secs, 0 C-bit Errored Secs, 0 C-bit Sev Err Secs
0 Severely Errored Line Secs
0 Far-End Errored Secs, 0 Far-End Severely Errored Secs
0 CP-bit Far-end Unavailable Secs
0 Near-end path failures, 0 Far-end path failures
0 Far-end code violations, 0 FERF Defect Secs
0 AIS Defect Secs, 0 LOS Defect Secs
 
No alarms detected.

表19-4 に、 show controllers serial コマンドの出力に表示されているフィールドの説明を示します。


) この出力で表示されるフィールドは、カード タイプ、コントローラの設定、およびコントローラ回線のステータスによって異なります。


 

表19-4 show controllers serial のフィールドの説明

フィールド
説明

Serial

シリアル コントローラの名前

Framing

フレーミング タイプ

Clock source

同期信号(クロック)のソース

Bandwidth limit

コントローラの許容帯域幅

DSU mode

Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)のインターオペラビリティ モード

Cable length

最初のリピータまでの距離

rx FEBE since last clear counter

受信した Far End Block Error(FEBE; 遠端ブロック エラー)の数


) 回線 FEBE(M0 または M1 バイトからの累積)は、ダウンストリームの LTE で BIP(B2)エラーが検出された場合に報告されます。
パス FEBE(G1 バイトからの累積)は、ダウンストリームの PTE で BIP(B3)エラーが検出された場合に報告されます。


rx FEBE since last reset

受信した FEBE の数

Line Code Violations

Bipolar Violation(BPV; 極性違反)または Excessive Zeros(EXZ; 過剰ゼロ)エラーの数

P-bit Coding Violations

送信元および宛先間で検出された P ビット エラーの数

C-bit coding violations

送信元および宛先間で検出された C ビット エラーの数

P-bit Err Secs(PES)

P ビット エラーが検出された秒数


) PES は、1 つまたは複数の Path Code Violation(PCV)、1 つまたは複数の Out of Frame(OoF; フレーム同期外れ)障害、または着信 Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)を検出した秒数です。このゲージは、UAS がカウントされるときには増加しません。


P-bit Sev Err Secs(PSES)

P ビットの重大エラーが検出された秒数


) PSES は、44 以上の PCV、1 つまたは複数の OoF 障害、または着信 AIS を検出した秒数です。このゲージは、UAS がカウントされるときには増加しません。


Sev Err Framing Secs

Remote Alarm Indication(RAI; リモート アラーム表示)が受信されたか、Loss Of Frame(LOF; フレーム損失)状態が発生した場合の 1 秒間隔の数

Unavailable Secs

コントローラがダウンしたときの 1 秒間隔の数

Line Errored Secs

Line Code Violation(LCV)が発生したときの 1 秒間隔の数

C-bit Errored Secs(CES)

C ビット エラーが検出された秒数


) CES は、1 つまたは複数の CCV、1 つまたは複数の OoF 障害、または着信 AIS を検出した秒数です。SYNTRAN および C-bit Parity DS3 アプリケーションの場合にのみカウントされます。このゲージは、UAS がカウントされるときには増加しません。


C-bit Sev Err Secs(CSES)

C ビットの重大エラーが検出された秒数


) CSES は、44 以上の CCV、1 つまたは複数の OoF 障害、または着信 AIS を検出した秒数です。SYNTRAN および C-bit Parity DS3 アプリケーションの場合にのみカウントされます。このゲージは、UAS がカウントされるときには増加しません。


Severely Errored Line Secs

Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)信号について、次のいずれかの障害が検出された秒数です。

320 以上の PCV エラー

1 つまたは複数の OoF 障害

AIS 障害

E1-CRC 信号について、次のいずれかのエラーを検出した秒数です。

832 以上の PCV エラー

1 つまたは複数の OoF 障害

E1-nonCRC 信号について、2048 以上の LCV を検出した秒数です。

Far-End Errored Secs

遠端エラーの秒数

Far-End Severely Errored Secs

RAI が受信されたか、LOF 状態が発生した場合の 1 秒間隔の数

P-bit Unavailable Secs

P ビット エラーによりインターフェイスが使用不能になった秒数

CP-bit Unavailable Secs

CP ビット エラーによりインターフェイスが使用不能になった秒数

CP-bit Far-end Unavailable Secs

遠端デバイスの CP ビット エラーにより、インターフェイスが使用不能になった秒数

Near-end path failures

Far-end path failures

Far-end code violations

FERF Defect Secs

1 秒間に検出される Far-End Receive Failure(FERF; 遠端側受信障害)の数

AIS Defect Secs

1 秒あたりの AIS の数

LOS Defect Secs

1 秒あたりの Loss of Signal(LOS; 信号損失)アラームの数

Path Code Violations

D4 および E1-noCRC 形式のフレーム同期ビット エラー、または ESF および E1-CRC 形式の CRC エラーを示します。

Slip Secs

ドメスティック トランク インターフェイス(DS1)フレームのペイロード ビットの複製または削除を示します。同期受信端末と受信信号のタイミングに差があると、スリップが発生することがあります。

Fr Loss Secs

OoF エラーが検出された秒数を示します。

Line Err Secs

Line Errored Seconds(LES)は、1 つ以上の LCV エラーが検出された秒数です。

Degraded Mins

Degraded Minute(DM)では、予測エラー レートが 1E-6 以上、1E-3 未満になります。

Errored Secs

ESF および E1-CRC リンクについて、Errored Second(ES)は次のいずれかの障害が検出された秒数です。

1 つ以上の PCV

1 つ以上の Controlled Slip(CS)イベント


) SF および E1 no-CRC リンクでは、BPV が存在すると、ES が誘発されます。


Bursty Err Secs

1 ~ 319 の PCV エラーが検出された場合で、Severely Errored Frame(SEF)障害も着信 AIS 障害も検出されなかった秒数。このパラメータには、CS が含まれません。

show diag

ネットワーキング デバイスのコントローラ、インターフェイス プロセッサ、およびポート アダプタに関する診断情報を表示するには、イネーブル EXEC モードで show diag コマンドを使用します。

show diag [ slot-number | subslot slot / subslot ] [ details | summary ]

 
シンタックスの説明

slot-number

(任意)インターフェイスのスロット番号。スロット番号を指定しなければ、全スロットの診断情報が表示されます。

subslot slot / subslot

(任意)Shared Port Adapter(SPA)に関する診断情報の表示を指定します。

slot ― シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有のソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

subslot ― SPA が搭載されている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有のソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

details

(任意)通常の show diag コマンドの出力よりも多くの詳細情報を表示します。

summary

(任意)シャーシの概要を表示します(1 行/スロット)。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.2

このコマンドが追加されました。

11.2 GS

このコマンドが Cisco 12000 シリーズで実装されました。

12.0

このコマンドが Cisco AS5300 で実装されました。

12.0(7)T

このコマンドが Cisco 1750 ルータで実装されました。

12.2(8)T

このコマンドが AIC および WIC カード用に Cisco 2600 シリーズと Cisco 3600 シリーズで実装されました。

12.2(13)T

このコマンドが AIM-VPN/EPII および AIM-VPN/HPII カード用に、Cisco 2691、Cisco 3660、Cisco 3725、および Cisco 3745 の各プラットフォームで実装されました。

12.2(15)ZJ

このコマンドが AIM-VPN/BPII カード用に、Cisco 2610XM、Cisco 2611XM、Cisco 2620XM、Cisco 2621XM、Cisco 2650XM、および Cisco 2651XM の各プラットフォームで実装されました。

12.3(4)T

Cisco 2600XM シリーズでの AIM-VPN/BPII カードのサポートが Cisco IOS Release 12.3(4)T に組み込まれました。

12.0(31)S

このコマンドは Cisco IOS Release 12.0(31)S で変更が加えられました。 subslot キーワードが追加され、Cisco 12000 シリーズ ルータの SIP および SPA について、slot/subslot アドレス指定がサポートされています。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、ご使用のネットワーキング デバイスに搭載されているハードウェアのタイプを決定するために使用します。このコマンドは、EEPROM、マザーボード、WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)、Voice Interface Card(VIC; 音声インターフェイス カード)、ATM Interface Card(AIC; ATM インターフェイス カード)、および Advanced Integration Module(AIM)の情報を表示します。

1 ポート T3 シリアル ポート アダプタの例

次に、Cisco 7200 シリーズ ルータのシャーシ スロット 1 に搭載された 1 ポート T3 シリアル ポート アダプタについて、 show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag 1
 
Slot 1:
Physical slot 1, ~physical slot 0xE, logical slot 1, CBus 0
Microcode Status 0x4
Master Enable, LED, WCS Loaded
Board is analyzed
Pending I/O Status: None
EEPROM format version 1
VIP2 controller, HW rev 2.4, board revision D0
Serial number: 04372053 Part number: 73-1684-03
Test history: 0x00 RMA number: 00-00-00
Flags: cisco 7000 board; 7500 compatible
 
EEPROM contents (hex):
0x20: 01 15 02 04 00 42 B6 55 49 06 94 03 00 00 00 00
0x30: 68 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
 
Slot database information:
Flags: 0x4 Insertion time: 0x14A8 (5d02h ago)
 
Controller Memory Size: 16 MBytes DRAM, 1024 KBytes SRAM
 
PA Bay 0 Information:
T3 Serial PA, 1 ports
EEPROM format version 1
HW rev FF.FF, Board revision UNKNOWN
Serial number: 4294967295 Part number: 255-65535-255
 

Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータの例

次に、Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータで show diag コマンドを実行した場合の出力例を示します。

Router# show diag 3
 
SLOT 3 (RP/LC 3 ): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Multi Mode
MAIN: type 33, 00-0000-00 rev 70 dev 0
HW config: 0x01 SW key: 00-00-00
PCA: 73-2147-02 rev 94 ver 2
HW version 1.0 S/N 04499695
MBUS: MBUS Agent (1) 73-2146-05 rev 73 dev 0
HW version 1.1 S/N 04494882
Test hist: 0x00 RMA#: 00-00-00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x05000001 Test results: 0x00000000
MBUS Agent Software version 01.27 (RAM) using CAN Bus A
ROM Monitor version 00.0D
Fabric Downloader version used 00.0D (ROM version is 00.0D)
Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 00:00:10 (00:04:51 ago)
DRAM size: 33554432 bytes
FrFab SDRAM size: 67108864 bytes
ToFab SDRAM size: 16777216 bytes

次に、 summary キーワードを使用した show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag summary
 
SLOT 0 (RP/LC 0 ): Route Processor
SLOT 2 (RP/LC 2 ): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
SLOT 4 (RP/LC 4 ): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
SLOT 7 (RP/LC 7 ): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
SLOT 9 (RP/LC 9 ): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
SLOT 11 (RP/LC 11): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
SLOT 16 (CSC 0 ): Clock Scheduler Card
SLOT 17 (CSC 1 ): Clock Scheduler Card
SLOT 18 (SFC 0 ): Switch Fabric Card
SLOT 19 (SFC 1 ): Switch Fabric Card
SLOT 20 (SFC 2 ): Switch Fabric Card
SLOT 24 (PS A1 ): AC Power Supply
SLOT 26 (PS B1 ): AC Power Supply
SLOT 28 (TOP FAN ): Blower Module
SLOT 29 (BOT FAN ): Blower Module
 

次に、 details キーワードを使用した show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag 4 details
 
SLOT 4 (RP/LC 4): 4 Port Packet Over SONET OC-3c/STM-1 Single Mode
MAIN: type 33, 800-2389-01 rev 71 dev 16777215
HW config: 0x00 SW key: FF-FF-FF
PCA: 73-2275-03 rev 75 ver 3
HW version 1.1 S/N 04529465
MBUS: MBUS Agent (1) 73-2146-06 rev 73 dev 0
HW version 1.1 S/N 04541395
Test hist: 0xFF RMA#: FF-FF-FF RMA hist: 0xFF
DIAG: Test count: 0x05000001 Test results: 0x00000000
EEPROM contents (hex):
00: 01 00 01 00 49 00 08 62 06 03 00 00 00 FF FF FF
10: 30 34 35 34 31 33 39 35 FF FF FF FF FF FF FF FF
20: 01 01 00 00 00 00 00 FF FF FF FF FF FF FF FF FF
30: A5 FF A5 A5 A5 A5 FF A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5 A5
40: 00 21 01 01 00 49 00 08 E3 03 05 03 00 01 FF FF
50: 03 20 00 09 55 01 01 FF FF FF 00 FF FF FF FF FF
60: 30 34 35 32 39 34 36 35 FF FF FF FF FF FF FF FF
70: FF FF FF FF FF FF FF FF 05 00 00 01 00 00 00 00
MBUS Agent Software version 01.24 (RAM)
Fabric Downloader version 00.0D
Board is analyzed
Flags: 0x4
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN)
Insertion time: 00:00:10 (00:04:51 ago)
DRAM size: 33554432 bytes
FrFab SDRAM size: 67108864 bytes
ToFab SDRAM size: 16777216 bytes

Cisco 3660 に搭載された ATM SAR AIM の例

次に、Cisco 3660 ルータに搭載された 1 つの ATM Segmentation and Reassembly(SAR)AIM について、 show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag 0
 
3660 Chassis type: ENTERPRISE
 
c3600 Backplane EEPROM:
Hardware Revision : 1.0
Top Assy. Part Number : 800-04740-02
.
.
.
ATM AIM: 1
ATM AIM module with SAR only (no DSPs)
Hardware Revision : 1.0
Top Assy. Part Number : 800-03700-01
Board Revision : A0
Deviation Number : 0-0
Fab Version : 02
PCB Serial Number : JAB9801ABCD

Cisco 2611 に搭載された NM-AIC-64 の例

次に、NM-AIC-64 を搭載した Cisco 2611 ルータについて、 show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag
Slot 0:
C2611 2E Mainboard Port adapter, 2 ports
Port adapter is analyzed
Port adapter insertion time unknown
EEPROM contents at hardware discovery:
Hardware Revision : 2.3
PCB Serial Number : JAD044808SG (1090473337)
Part Number : 73-2840-13
RMA History : 00
RMA Number : 0-0-0-0
Board Revision : C0
Deviation Number : 0-0
EEPROM format version 4
EEPROM contents (hex):
0x00: 04 FF 40 00 92 41 02 03 C1 18 4A 41 44 30 34 34
0x10: 38 30 38 53 47 20 28 31 30 39 30 34 37 33 33 33
0x20: 37 29 82 49 0B 18 0D 04 00 81 00 00 00 00 42 43
0x30: 30 80 00 00 00 00 FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x40: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x50: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x60: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x70: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF

Slot 1:
NM_AIC_64 Port adapter, 3 ports
Port adapter is analyzed
Port adapter insertion time unknown
EEPROM contents at hardware discovery:
Hardware Revision : 1.0
Part Number : 74-1923-01
Board Revision : 02
PCB Serial Number : DAN05060012
EEPROM format version 4
EEPROM contents (hex):
0x00: 04 FF 40 02 55 41 01 00 82 4A 07 83 01 42 30 32
0x10: C1 8B 44 41 4E 30 35 30 36 30 30 31 32 FF FF FF
0x20: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x30: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x40: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x50: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x60: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x70: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF

表19-5 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-5 show diag(AIC)のフィールドの説明

フィールド
説明

C2611 2E Mainboard Port adapter, 2 ports

ライン カードのタイプと使用可能なポートの数

Port adapter is analyzed

システムはポート アダプタを特定済みです。

Port adapter insertion time

取り付けてからの経過時間

Hardware Revision

ポート アダプタのバージョン番号

PCB Serial Number

プリント基板のシリアル番号

Part Number

ポート アダプタのポート番号

RMA History

ポート アダプタが返品修理された回数を示すカウンタ

RMA Number

Return Material Authorization 番号。ポート アダプタの返品修理が必要な場合に割り当てられる管理番号です。

Board Revision

ポート アダプタの(マイナー リビジョンを示す)リビジョン番号

Deviation Number

ポート アダプタの(マイナー デビエーションを示す)リビジョン番号

EEPROM format version

EEPROM フォーマットのバージョン番号

EEPROM contents (hex)

EEPROM プログラミングされたデータのダンプ

Cisco 2611XM に搭載された AIM-VPN の例

次の例では、Cisco 2611XM ルータに搭載された AIM-VPN に関するハードウェア情報を取得する方法を示します。

Router# show diag 0

 

Encryption AIM 1:
Hardware Revision :1.0
Top Assy.Part Number :800-03700-01
Board Revision :A0
Deviation Number :0-0
Fab Version :02
PCB Serial Number :JAB9801ABCD
RMA Test History :00
RMA Number :0-0-0-0
RMA History :00
EEPROM format version 4
EEPROM contents (hex):
0x00:04 FF 40 03 0B 41 01 00 C0 46 03 20 00 0E 74 01
0x10:42 41 30 80 00 00 00 00 02 02 C1 8B 4A 41 42 39
0x20:38 30 31 41 42 43 44 03 00 81 00 00 00 00 04 00
0x30:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x40:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x50:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x60:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x70:FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF

 

表19-6 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-6 show diag(AIM-VPN)のフィールドの説明

フィールド
説明

Hardware Revision

ポート アダプタのバージョン番号

Top Assy. Part Number

ポート アダプタのポート番号

Board Revision

ポート アダプタの(マイナー リビジョンを示す)リビジョン番号

Deviation Number

ポート アダプタの(マイナー デビエーションを示す)リビジョン番号

PCB Serial Number

プリント基板のシリアル番号

RMA Number

Return Material Authorization 番号。ポート アダプタの返品修理が必要な場合に割り当てられる管理番号です。

RMA History

ポート アダプタが返品修理された回数を示すカウンタ

EEPROM format version

EEPROM フォーマットのバージョン番号

EEPROM contents (hex)

EEPROM プログラミングされたデータのダンプ

Cisco 12000 シリーズ ルータに搭載された SPA の例

次に、Cisco 12000 シリーズ ルータのシャーシ スロット 1 に SIP が搭載され、そのサブスロット 1 に 1 ポート OC-192c/STM-64 POS/RPR XFP SPA が搭載されている場合について、 show diag subslot コマンドの出力例を示します。

Router# show diag subslot 1/1
SUBSLOT 1/1 (SPA-OC192POS-XFP): 1-port OC192/STM64 POS/RPR XFP Optics Shared Port Adapter
Product Identifier (PID) : SPA-OC192POS-XFP
Version Identifier (VID) : V01
PCB Serial Number : PRTA1304061
Top Assy. Part Number : 68-2190-01
Top Assy. Revision : A0
Hardware Revision : 2.0
CLEI Code : UNASSIGNED
Insertion Time : 00:00:10 (13:14:17 ago)
Operational Status : ok
 

表19-7 に、これらの出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-7 show diag subslot のフィールドの説明

フィールド
説明

Product Identifier (PID)

SPA の製品番号

Version Identifier (VID)

SPA のバージョン番号

PCB Serial Number

プリント基板のシリアル番号

Top Assy. Part Number

SPA の部品番号

Top Assy. Revision

SPA の(マイナー リビジョンを示す)リビジョン番号

Hardware Revision

SPA ハードウェアの(マイナー リビジョンを示す)リビジョン番号

CLEI Code

Common Language Equipment Identification(CLEI)番号

Insertion Time

SPA が取り付けられた時刻、および取り付けられてから現在までの経過時間

Operational Status

SPA の現在のステータス。ステータス フィールドの説明の詳細については、 show hw-module subslot oir コマンドを参照してください。

次に、Cisco 12000 シリーズ ルータのシャーシ スロット 1 に SIP が搭載され、そのサブスロット 1 に 1 ポート OC-192c/STM-64 POS/RPR XFP SPA が搭載されている場合について、 show diag subslot details コマンドの出力例を示します。

Router# show diag subslot 1/1 details
SUBSLOT 1/1 (SPA-OC192POS-XFP): 1-port OC192/STM64 POS/RPR XFP Optics Shared Port Adapter
EEPROM version : 4
Compatible Type : 0xFF
Controller Type : 1100
Hardware Revision : 2.0
Boot Timeout : 400 msecs
PCB Serial Number : PRTA1304061
PCB Part Number : 73-8546-01
PCB Revision : A0 Fab Version : 01
RMA Test History : 00
RMA Number : 0-0-0-0
RMA History : 00
Deviation Number : 0
Product Identifier (PID) : SPA-OC192POS-XFP
Version Identifier (VID) : V01
Top Assy. Part Number : 68-2190-01
Top Assy. Revision : A0 IDPROM Format Revision : 36
System Clock Frequency : 00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00
CLEI Code : UNASSIGNED
Base MAC Address : 00 00 00 00 00 00
MAC Address block size : 0
Manufacturing Test Data : 00 00 00 00 00 00 00 00
Field Diagnostics Data : 00 00 00 00 00 00 00 00
Calibration Data : Minimum: 0 dBmV, Maximum: 0 dBmV
Calibration values :
Power Consumption : 11000 mWatts (Maximum)
Environment Monitor Data : 03 30 04 B0 46 32 07 08
46 32 09 C4 46 32 0C E4
46 32 13 88 46 32 07 08
46 32 EB B0 50 3C 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 FE 02 F6 AC
Processor Label : 00 00 00 00 00 00 00
Platform features : 00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00 00
00 00 00 00 00 00 00
Asset ID :
Asset Alias :
Insertion Time : 00:00:10 (13:14:24 ago)
Operational Status : ok

Cisco 12000 シリーズ ルータに搭載された SPA Interface Processor の例

次に、Cisco 12000 ルータのシャーシ スロット 2 に搭載された SIP について、 show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag 2
 
SLOT 2 (RP/LC 2 ): Modular 10G SPA Interface Card
MAIN: type 149, 800-26270-01 rev 84
Deviation: 0
HW config: 0x00 SW key: 00-00-00
PCA: 73-9607-01 rev 91 ver 1
Design Release 1.0 S/N SAD08460678
MBUS: Embedded Agent
Test hist: 0x00 RMA#: 00-00-00 RMA hist: 0x00
DIAG: Test count: 0x00000000 Test results: 0x00000000
FRU: Linecard/Module: 12000-SIP-650
FRU: Linecard/Module: 12000-SIP-650
Processor Memory: MEM-LC5-1024=(Non-Replaceable)
Packet Memory: MEM-LC5-PKT-256=(Non-Replaceable)
L3 Engine: 5 - ISE OC192 (10 Gbps)
MBUS Agent Software version 1.114 (RAM) (ROM version is 3.4)
ROM Monitor version 255.255
Fabric Downloader version used 3.7 (ROM version is 255.255)
Primary clock is CSC 1
Board is analyzed
Board State is Line Card Enabled (IOS RUN )
Insertion time: 1d00h (2d08h ago)
Processor Memory size: 1073741824 bytes
TX Packet Memory size: 268435456 bytes, Packet Memory pagesize: 32768 bytes
RX Packet Memory size: 268435456 bytes, Packet Memory pagesize: 32768 bytes
0 crashes since restart
 
SPA Information:
subslot 2/0: SPA-OC192POS-XFP (0x44C), status is ok
subslot 2/1: Empty
subslot 2/2: Empty
subslot 2/3: Empty

 
関連コマンド

コマンド
説明

dsl operating-mode(ADSL)

ATM インターフェイスについてデジタル加入者線の動作モードを変更します。

show dsl interface atm

指定された ATM インターフェイスについて ADSL 固有の情報をすべて表示します。

show hw-module all fpd

ルータでサポートされているすべてのカード タイプに対し、Field-Programmable Device(FPD)の現在のバージョンを表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show hw-module all fpd コマンドを入力します。

show hw-module all fpd

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(18)SXE

このコマンドが追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドの出力には、FPD バージョン情報以外にも、役立つ FPD 関連情報が含まれていることがあります。

次の例は、Cisco 7600 シリーズ ルータのすべてのSPA Interface Processor(SIP)および SPA について、FPD イメージ ファイルのバージョンを示しています。

Router# show hw-module all fpd
 
==== ====================== ====== =============================================
H/W Field Programmable Current Min. Required
Slot Card Type Ver. Device: "ID-Name" Version Version
==== ====================== ====== ================== =========== ==============
4 7600-SIP-200 0.132 1-I/O FPGA 0.19 0.18
2-EOS FPGA 0.22 0.22
3-PEGASUS TX FPGA 0.121 0.121
4-PEGASUS RX FPGA 0.13 0.13
5-ROMMON 1.1 1.1
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4/0 SPA-4XOC3-ATM 1.0 1-I/O FPGA 0.121 0.121
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4/1 SPA-8XCHT1/E1 0.117 1-ROMMON 2.12 2.12
2-I/O FPGA 0.22 0.22
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4/3 SPA-4XCT3/DS0 0.253 1-ROMMON 2.12 2.12
2-I/O FPGA 0.21 0.21
3-T3 SUBRATE FPGA 0.15 0.15
==== ====================== ====== =============================================
 

次の例は、Cisco 7600 シリーズ ルータの 2 つの SIP でアップグレード(アスタリスクで表示)が必要な FPD イメージ ファイルのバージョンを示しています。バージョンの不一致のため、SIP がディセーブルにされています。

Router# show hw-module all fpd
 
==== ====================== ====== =============================================
H/W Field Programmable Current Min. Required
Slot Card Type Ver. Device: "ID-Name" Version Version
==== ====================== ====== ================== =========== ==============
1 7600-SIP... <DISABLED> 0.550 1-I/O FPGA 1.1 1.1
2-EOS FPGA 1.211 1.211
3-PEGASUS TX FPGA 1.129 1.129
4-PEGASUS RX FPGA 1.3 1.3
5-ROMMON 1.1 1.2 *
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4 7600-SIP... <DISABLED> 0.550 1-I/O FPGA 1.1 1.1
2-EOS FPGA 1.211 1.211
3-PEGASUS TX FPGA 1.129 1.129
4-PEGASUS RX FPGA 1.3 1.3
5-ROMMON 1.1 1.2 *
==== ====================== ====== =============================================
NOTES:
- FPD images that are required to be upgraded are indicated with a '*'
character in the "Minimal Required Version" field.
- The following FPD image package file is required for the upgrade:
"c7600-fpd-pkg.122-18.SXE.pkg"

 
関連コマンド

コマンド
説明

show hw-module slot fpd

指定したスロットの場所にある SIP、およびその SIP に取り付けられているすべての Shared Port Adapter(SPA)に対し、FPD の現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの特定の SPA またはすべてのアクティブ SPA に対し、FPD の現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの特定の Shared Port Adapter(SPA)またはすべてのアクティブ SPA に対し、Field-Programmable Device(FPD)の現在のバージョンを表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show hw-module subslot fpd コマンドを入力します。

Cisco 7304 ルータ

show hw-module subslot [ slot / subslot ] fpd

Cisco 7600 および Cisco 12000 シリーズ ルータ

show hw-module subslot { slot / subslot | all } fpd

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイドおよびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address」に対応する項目を参照してください。

all

システム内のすべての SPA に関する FPD 情報の出力を指定します。


all キーワードは、Cisco7304 ルータの SPA ではサポートされていません。


 
デフォルト

Cisco 7304 ルータでは、場所を指定しない場合、このコマンドの出力にはルータでサポートされているすべてのカード タイプに関する情報が表示されます。

Cisco 7600 および Cisco 12000 シリーズ ルータには、デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S2

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

all キーワードが Cisco 7600 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合され、Cisco 12000 シリーズ ルータに導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドの出力には、FPD バージョン情報以外にも、役立つ FPD 関連情報が含まれていることがあります。

Cisco7304 ルータ

all キーワードは、Cisco7304 ルータではサポートされていません。 slot/subslot 引数はオプションです。これらの引数を指定しない場合、このコマンドではルータでサポートされているすべてのカード タイプに関する FPD 情報が表示されます。

Cisco 7600 および 12000 シリーズ ルータ

all キーワードを使用しない場合、 slot/subslot 引数を指定して、特定のカードの場所を選択する必要があります。Cisco 7600 シリーズ ルータのこのコマンドには、デフォルトの動作はありません。

特定の SPA に関する FPD 情報の出力例

以下に、 slot/subslot 引数を使用して特定の SPA を特定する場合の出力例を示します。この SPA は、特定の Cisco IOS リリースの最小限の FPD 要件を満たしています。

Router# show hw-module subslot 4/0 fpd
 
==== ====================== ====== =============================================
H/W Field Programmable Current Min. Required
Slot Card Description Ver. Device: "ID-Name" Version Version
==== ====================== ====== ================== =========== ==============
4/0 SPA-4XOC3-ATM 1.0 1-I/O FPGA 0.121 0.121
==== ====================== ====== =============================================

システム内のすべての SPA に関する FPD 情報の出力例

以下の例では、システム内のすべての SPA について FPD イメージ ファイルのバージョンを示しています。

Router# show hw-module subslot all fpd
 
==== ====================== ====== =============================================
H/W Field Programmable Current Min. Required
Slot Card Type Ver. Device: "ID-Name" Version Version
==== ====================== ====== ================== =========== ==============
4/0 SPA-4XOC3-ATM 1.0 1-I/O FPGA 0.121 0.121
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4/1 SPA-8XT1/E1 0.143 1-ROMMON 2.12 2.12
2-I/O FPGA 0.22 0.22
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
4/3 SPA-4XOC3-POS 0.100 1-I/O FPGA 3.4 3.4
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
7/0 SPA-8XCHT1/E1 0.117 1-ROMMON 2.12 2.12
2-I/O FPGA 0.22 0.22
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
7/1 SPA-4XOC3-ATM 0.205 1-I/O FPGA 0.121 0.121
==== ====================== ====== =============================================

システム内のすべての SPA に関する情報の出力例(Cisco7304 の場合のみ)

all キーワードは、Cisco7304 ルータではサポートされていません。

Cisco 7304 ルータのすべての SPA に対し、FPD イメージ ファイルのバージョンを表示するには、スロットおよびサブスロットを指定しないで show hw-module subslot fpd コマンドを入力します。以下の例では、Cisco 7304 ルータのすべての FPD イメージ ファイルのバージョンを示しています。

Router# show hw-module subslot fpd
 
==== ====================== ====== =============================================
H/W Field Programmable Current Min. Required
Slot Card Description Ver. Device:"ID-Name" Version Version
==== ====================== ====== ================== =========== ==============
2/0 SPA-4FE-7304 0.32 1-Data & I/O FPGA 4.13 4.13
---- ---------------------- ------ ------------------ ----------- --------------
2/1 SPA-2GE-7304 0.15 1-Data & I/O FPGA 4.13 4.13

==== ====================== ====== =============================================

 
関連コマンド

コマンド
説明

show hw-module all fpd

ルータでサポートされているすべてのカード タイプについて、FPD の現在のバージョンを表示します。

show hw-module slot fpd

指定したルータ スロットの場所にある SIP、およびその SIP に取り付けられているすべての SPA について、FPD の現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot oir

Shared Port Adapter(SPA)の動作ステータスを表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show hw-module subslot oir コマンドを使用します。このコマンドには、 no 形式がありません。

show hw-module subslot { slot / subslot | all } oir [ internal ]

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

all

システムでサポートされているすべてのカード タイプの OIR ステータスを表示します。

internal

(任意)詳細な診断情報を表示します。このオプションは、シスコシステムズのテクニカル サポート スタッフによって、内部診断のために利用されます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

場所を指定しない場合、このコマンドの出力にはルータのすべての SPA 情報が表示されます。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(25)S3

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

show hw-module subslot oir コマンドは、1 つまたはすべての SPA について動作ステータス情報を取得するために使用します。特定の SPA の情報を表示するには、SIP のスロット番号と情報が必要な SPA のサブスロット番号を指定します。ルータのすべての SPA 情報を表示するには、 slot / subslot 引数を指定せずに、 all キーワードを使用します。

オプションの internal キーワードは、詳細な診断情報を表示します。この情報は、シスコシステムズのテクニカル サポート スタッフのみが使用することを推奨します。


) 以下のステータスの説明はすべての SPA には適用されず、特定のプラットフォームにだけ当てはまります。


以下の例では、ルータに設置されたすべての SPA の動作ステータスを示しています。ここでは、2 つの SPA がサービス不能の状態です。

Router# show hw-module subslot all oir
Module Model Operational Status
-------------- ------------------ -------------------------
subslot 4/0 SPA-4XOC3-POS booting
subslot 4/1 SPA-4XOC3-ATM out of service(FPD upgrade failed)
subslot 4/2 SPA-4XOC3-POS ok
subslot 4/3 SPA-1XTENGE-XFP out of service(SPA unrecognized)
 

表19-8 に、出力の Operational Status のフィールドで表示される値の説明を示します。

 

表19-8 Operational Status フィールドの説明

動作ステータス
説明

admin down

hw-module subslot shutdown グローバル コンフィギュレーション コマンドによって、SPA が管理上のディセーブル状態になっています。

booting

SPA が初期化されています。

missing

SPA が SIP サブスロットに存在しません。

ok

SPA が動作可能な状態です。

out of service ( reason )

以下のいずれかの理由によって、SPA はサービス不能な状態です。


) 以下の理由はすべての SPA には適用されず、特定のプラットフォームにだけ当てはまります。


Analyze failed ― SPA データ構造の作成に失敗しました。ほとんどの場合、メモリ割り当てに問題があります。

Authentication failed ― SPA がハードウェアの検証に失敗しました。

Data structure create error ― SPA データ構造の作成に失敗しました。ほとんどの場合、メモリ割り当てに問題があります。

Event corrupt ― SPA の Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)イベントが破損しました。SIP と RP 間のメッセージが破損しているか、その他のソフトウェアまたはハードウェアの問題が原因の可能性があります。

Event sequence error ― 受信した SPA OIR イベントのシーケンスが正しくありません。SIP と RP 間のメッセージが破損しているか、その他のソフトウェアまたはハードウェアの問題が原因の可能性があります。

out of service ( reason ) ― 続き

Fail code not set ― SPA OIR イベント メッセージでエラー コードを読み取ることができませんでした。SIP と RP 間のメッセージが破損しているか、その他のソフトウェアまたはハードウェアの問題が原因の可能性があります。

Failed too many times ― SPA の障害がプラットフォームでの許容制限値を超えたため、SPA がディセーブルにされました。

FPD upgrade failed ― Field-Programmable Gate Array(FPGA)などの Field-Programmable Device(FPD)で、自動アップグレードに失敗しました。

H/W signal deasserted ― SPA がアクセス可能であることを示す SPA_OK または PWR_OK ハードウェア信号がアサートされなくなりました。

Heartbeat failed ― インテリジェント SPA がハートビート エラーを検知すると発生します。

Incompatible FPD ― Cisco IOS ソフトウェアとの FPGA バージョンの不一致が SPA で検出されました。

Init timeout ― SPA の初期化中に制限時間に達しました。

Read SPA type failed ― ハードウェアによる SPA タイプの読み取りに失敗しました。

Reload request ― hw-module subslot reload コマンドによる SPA のリロードが現在進行中です。

SPA h/w error ― SPA ソフトウェア ドライバでハードウェア エラーを検出しました。

SPA ready timeout ― SPA が動作可能状態になるのを待つ間に、RP でタイムアウトが発生しました。

SPA type mismatch ― あるタイプの SPA を事前に設定している場合に、別のタイプの SPA を差し込むと発生します。


) この原因コードは、事前設定をサポートするプラットフォームにのみ適用されます。Cisco 12000 シリーズ ルータ には適用されません。


SPA unrecognized ― SPA は Cisco IOS ソフトウェア リリースでサポートされていません。

Start failed ― SPA のインターフェイスの起動が失敗しました。

Unexpected inserted event ― OIR ソフトウェアですでに SPA が認識されている場合に、SPA OIR ソフトウェアによって SPA 挿入イベントが受信されました。

Wait h/w ok timeout ― SPA_OK および PWR_OK ハードウェア信号がアサートされるのを待つ間に、タイムアウトが発生しました。

Wait start timeout ― SPA を起動するために RP からの許可を待つ間に、SIP でタイムアウトが発生しました。

stopped

Cisco 7304 ルータで hw-module subslot stop イネーブル EXEC コマンドを使用し、SPA が正常にアクティブ解除されました。

以下の例では、ルータに設置されているすべての SPA の動作ステータスを示しています。ここでは、すべての SPA が正常に稼働しています。

Router# show hw-module subslot all oir
Module Model Operational Status
------------- -------------------- ------------------------
subslot 1/1 SPA-2XOC3-ATM ok
subslot 4/0 SPA-2XT3/E3 ok
subslot 4/1 SPA-4XOC3-POS ok
subslot 4/2 SPA-8XCHT1/E1 ok
 

次に、オプションの internal キーワードを使用した場合の出力例を示します。

Router# show hw-module subslot 4/0 oir internal
WARNING: This command is not intended for production use
and should only be used under the supervision of
Cisco Systems technical support personnel.
 
sm(spa_oir_tsm subslot 4/0 TSM), running yes, state ready
Admin Status: admin enabled, Operational Status: ok(1)
Last reset Reason: manual
TSM Context:
configured_spa_type 0x483
soft remove fail code 0x0(none)
last_fail_code 0x110E(SPA unrecognized)
fail_count 0
timed_fail_count 0, failed_spa_type 0x483
recovery_action 6
associated_fail_code 0x110E(SPA unrecognized)
sequence numbers: next from tsm 4, last to tsm 2
flags 0x0
Subslot:
spa type 0x483, active spa type 0x483
subslot flags 0x0, plugin flags 0x0
TSM Parameters:
wait_psm_ready_timeout 360000 ms, init_timeout 240000 ms
short_recovery_delay 5000 ms, long_recovery_delay 120000 ms
ok_up_time 1200000 ms, bad_fail_count 10
fail_time_period 600000 ms, max_fail_count 5
does not support pre-configuration
SPA OIR state machine audit statistics
In-sync poll-count qry-fail resp-fail restarts fail-count
subslot 4/0 yes 1 0 0 0 0
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

hw-module subslot reload

SPA とそのインターフェイスを再起動します。

hw-module subslot shutdown

電源を入れたまま、または切断した状態で、SPA をシャットダウンします。

show interface sdcc

Section Data Communications Channel(SDCC)インターフェイスの設定情報と統計情報を表示するには、イネーブル EXEC モードで show interface sdcc コマンドを使用します。このコマンドには、 no 形式がありません。

show interface sdcc slot / subslot / port

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ port

(任意)ポートまたはインターフェイス番号

ポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA については、プラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(11)BC3

このコマンドが追加されました。

12.2(25)S3

Cisco 7304 ルータの POS SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(25)S3 に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの POS SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

Cisco 12000 シリーズ ルータの POS SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

Cisco 7600 シリーズ ルータの例

以下のコマンドでは、SDCC インターフェイス 7/0/0 の設定情報と統計情報が表示されます。

Router# show interface sdcc 7/0/0
SDCC7/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is SDCC
Internet address is 10.11.11.10/8
MTU 1500 bytes, BW 192 Kbit, DLY 20000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation HDLC, crc 16, loopback not set
Keepalive not set
Last input 00:00:38, output 00:00:38, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:00:48
Input queue:0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops:0
Queueing strategy:fifo
Output queue:0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 packets input, 520 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
5 packets output, 520 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions

Cisco 12000 シリーズ ルータの例

以下に、Cisco 12000 シリーズ ルータの POS インターフェイス 1/1/0(シャーシ スロット 1 にある SIP のサブスロット 1 に搭載された SPA のポート 0 のインターフェイス)に対する show interface sdcc コマンドの出力例を示します。

Router# show interface sdcc 1/1/0
SDCC1/1/0 is administratively down, line protocol is down
Hardware is SDCC
MTU 1500 bytes, BW 192 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, crc 32, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:01:55
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
 

表19-9 に、これらの出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-9 show interface sdcc のフィールドの説明

フィールド
説明

SDCCx/y/z is up, line protocol is up

インターフェイス ハードウェアが現在アクティブで送受信が可能であるか、または管理者によって停止されているかを示します。

Hardware is. . .

ハードウェア タイプ。タイプは、次のとおりです。

SDCC ― Section Data Communications Channel

Internet address is

インターネット アドレスおよびサブネット マスク

MTU

インターフェイスの Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)

BW

インターフェイスの帯域幅(Kbps)

DLY

インターフェイスの遅延(マイクロ秒)

rely

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの信頼性(255/255 は 100% の信頼性)。5 分間の幾何平均から算出されます。

load

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。この計算では、 bandwidth インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの値が使用されます。

Encapsulation

インターフェイスに割り当てられているカプセル化方式

crc

Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)のサイズ(16 または 32 ビット)

Loopback

ループバックが設定されているかどうかを示します。

Keepalive

キープアライブが設定されているかどうかを示します。

Last input

インターフェイスが直前のパケットを正常に受信し、ルータでローカルに処理してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

(Last) output

インターフェイスが直前のパケットを正常に送信してからの経過時間、分、および秒数。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

(Last) output hang

送信時間が長すぎたためにインターフェイスが最後にリセットされてからの経過時間、分、および秒数(または never)。[last] フィールドの時間数が 24 時間を超える場合は、日数と時間数が表示されます。このフィールドがオーバーフローした場合は、アスタリスクが表示されます。

Last clearing

このレポートで表示される統計情報(送受信バイト数など)を累積しているカウンタが前回ゼロにリセットされた時刻。このカウンタをクリアしても、ルーティングに影響する可能性のある変数(load や reliability など)はクリアされません。

***は、経過時間が長すぎて表示できないことを意味します。

0:00:00は、カウンタがクリアされてからの経過時間が 2231 ミリ秒より長い(および 232 ミリ秒 未満であること)を示します。

Queueing strategy

First-in first-out(FIFO; 先入れ先出し)キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

Output queue, drops
Input queue, drops

出力および入力キューのパケット数。各数値の後ろに、スラッシュ、キューの最大サイズ、およびキューが満杯になったために廃棄されたパケット数が表示されます。

5 minute input rate
5 minute output rate

最後の 5 分間に送受信された 1 秒あたりの平均ビット数およびパケット数

packets input

システムが受信したエラーのないパケットの総数

bytes (input)

システムが受信したエラーのないパケットの合計バイト数(データおよび MAC カプセル化など)

no buffer

メイン システムにバッファ スペースがないために廃棄された受信パケット数。ignored カウントと比較します。イーサネット ネットワークのブロードキャスト ストームおよびシリアル回線のノイズのバーストが、ほとんどの場合 no input buffer イベントの原因になります。

broadcasts

インターフェイスが受信したブロードキャストまたはマルチキャスト パケットの総数

runts

メディアの最小パケット サイズに満たないために廃棄されたパケット数

giants

メディアの最大パケット サイズを超過したために廃棄されたパケット数

throttles

POS インターフェイスではサポートされていません。

parity

インターフェイスのパリティ エラーに関するレポート

input errors

no buffer、runts、giants、CRCs、frame、overrun、ignored、および abort カウントの合計数。その他の入力関連エラーによってもカウントが増加されるため、この合計値は他のカウントと一致しないことがあります。

CRC

送信元の LAN ステーションまたは遠端デバイスで生成された Cyclic Redundancy Checksum(CRC; 巡回冗長検査)が、受信データから算出されたチェックサムと一致しません。LAN の場合は通常、LAN インターフェイスまたは LAN バス自体にノイズまたは伝送上の問題があります。コリジョンが発生したり、ステーションから不良データが送信されたりすると、通常、CRC の値が大きくなります。シリアル リンクの場合、CRC では一般的に、データ リンクのノイズ、ゲイン ヒットまたはその他の伝送上の問題を表します。

frame

CRC エラーおよび整数以外のオクテット数を含む、不正な受信パケット数。シリアル回線では通常、ノイズまたは他の送信上の問題がある場合に発生します。

overrun

入力速度がレシーバーのデータ処理能力を超えたために、シリアル レシーバー ハードウェアが受信したデータをハードウェア バッファに格納できなかった回数

ignored

インターフェイス ハードウェアの内部バッファの容量が少ないために、インターフェイスによって無視された受信パケット数。これらのバッファは、前述のシステム バッファとは異なります。ブロードキャスト ストームやノイズのバーストによって、ignored の値は大きくなります。

abort

インターフェイスの 1 ビットの不正なシーケンス

packets output

システムが送信したメッセージの総数

bytes (output)

データおよび MAC カプセル化など、システムが送信したバイトの総数

underruns

遠端トランスミッタが近端ルータのレシーバーの処理速度よりも速く動作した回数

output errors

検査するインターフェイスに関し、発信されるデータグラムの最終的な送信を妨げたエラーの総数。複数のエラーがあるデータグラムや、特定のカテゴリに分類されないエラーのあるデータグラムもあるため、この値は列挙される出力エラーの総数とは必ずしも一致しません。

collisions

POS インターフェイスではサポートされていません。

interface resets

インターフェイスが完全にリセットされた回数。リセットは、送信キューに格納されたパケットが所定のインターバル内に送信されなかった場合に発生します。システムでは、インターフェイスのキャリア検知回線がアップ状態で、回線プロトコルがダウンであることが認識された場合、再起動しようとして定期的にインターフェイスがリセットされます。インターフェイスのリセットは、復旧不能なインターフェイス プロセッサ エラーの発生時、またはインターフェイスのループバックやシャットダウン時にも発生します。

output buffer failures

POS インターフェイスではサポートされていません。

output buffers swapped out

POS インターフェイスではサポートされていません。

carrier transitions

インターフェイスのキャリア検知信号がステートを変更した回数

show interfaces gigabitethernet

ギガビット イーサネット インターフェイスに関する情報を表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show interfaces gigabitethernet コマンドを使用します。

show interfaces gigabitethernet slot / subslot/port

 
シンタックスの説明

slot

SPA の取り付けられたジャケット カードが搭載されているスロットの番号

subslot

選択する SPA が取り付けられたジャケット カード上のセカンダリ スロットの番号。ダブルハイトの SPA では、サブスロットは 0 です。

port

選択するインターフェイスの番号

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.1 CC

このコマンドが追加されました。

12.1(3a)E

Cisco 7200-I/O-GE+E コントローラのサポートが追加されました。

12.1(5)T

このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(5)T に統合されました。

12.2(14)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(14)S に統合されました。

12.2(20)S2

このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2(20)S2 に統合され、Cisco 7304 ルータの 2 ポート 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA のインターフェイスに対する新しいアドレス形式と出力が追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco 12000 シリーズ ルータのギガビット イーサネット SPA 用に導入されました。 subslot オプションを使用して SPA を指定する必要があるため、 subslot オプションが導入されました。

次に、Cisco 7304 ルータのスロット 4 に MSC が搭載され、その上部サブスロット(0)に 2 ポート 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA が搭載されている場合について、SPA の最初のインターフェイス(ポート 0)に対する show interfaces gigabitethernet コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces gigabitethernet 4/0/0
GigabitEthernet4/0/0 is up, line protocol is down
Hardware is SPA-2GE-7304, address is 00b0.64ff.5a80 (bia 00b0.64ff.5a80)
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Half-duplex, 1000Mb/s, link type is auto, media type is RJ45
output flow-control is unsupported, input flow-control is unsupported
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input never, output 00:00:09, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 watchdog, 0 multicast, 0 pause input
109 packets output, 6540 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
1 lost carrier, 0 no carrier, 0 PAUSE output
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

) シスコシステムズ ルータの show interfaces コマンドの出力は、プラットフォーム、インターフェイス タイプ、および Quality of Service(QoS; サービス品質)などの設定済みの機能によって異なります。したがって、show コマンドの出力にこれ以外の出力フィールドが表示されることがあります。これらのフィールドの詳細については、『Cisco IOS Interface Command Reference』 Release 12.2 の show interfaces コマンドの項を参照してください。


表19-10 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。

 

表19-10 show interfaces gigabitethernet のフィールドの説明 ― ギガビット イーサネット SPA

フィールド
説明

GigabitEthernet...is up
...is administratively down

インターフェイス ハードウェアが現在アクティブであるか、および管理者によって停止されているかを示します。

line protocol is

回線プロトコルを処理するソフトウェア プロセスが回線を使用可能とみなしているか、または回線が管理者によって停止されているかを示します。

Hardware

ハードウェア タイプ(SPA-2GE-7304 など)および MAC アドレス

Description

インターフェイスを特定する英数字のストリング。インターフェイスに description インターフェイス コンフィギュレーション コマンドが設定されている場合のみ表示されます。

Internet address

インターネット アドレスとそれに続くサブネット マスク

MTU

インターフェイスの Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)。2 ポート 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA のデフォルト値は 1500 バイトです。

BW

インターフェイスの帯域幅(Kbps)

DLY

インターフェイスの遅延(マイクロ秒)

reliability

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの信頼性(255/255 は 100% の信頼性)。5 分間の幾何平均から算出されます。

txload, rxload

255 を分母とする分数で表したインターフェイス(送信 [tx] 方向および受信 [rx] 方向)の負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。

Encapsulation

インターフェイスに割り当てられているカプセル化方式

loopback

ループバックが設定されているかどうかを示します。

Keepalive

キープアライブが設定されているかどうか、およびその間隔を示します。

Half-duplex, Full-duplex

インターフェイスのデュプレックス モードを示します。

1000Mb/s, 100Mb/s, 10Mb/s

インターフェイスの速度(Mbps)

link type

その回線で自動ネゴシエーションが行われているかどうかを指定します。

media type

インターフェイス ポートのメディア タイプ:RJ45、SX、LX、または ZX

100BaseTX/FX

標準のメディア プロトコル

ARP type:

割り当てられている Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)のタイプおよびタイムアウト時間

Last input

インターフェイスが直前のパケットを正常に受信し、ルータでローカルに処理してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。

このフィールドは、ファスト スイッチングされたトラフィックでは更新されません。

output

インターフェイスが直前のパケットを正常に送信してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。

output hang

送信時間が長すぎたためにインターフェイスが最後にリセットされてからの経過時間、分、および秒数(または never)。[last] フィールドの時間数が 24 時間を超える場合は、日数と時間数が表示されます。このフィールドがオーバーフローした場合は、アスタリスクが表示されます。


) このフィールドは SPA インターフェイスには適用されません。


Last clearing

このレポートで表示される統計情報(送受信バイト数など)を累積しているカウンタが前回ゼロにリセットされた時刻。このカウンタをクリアしても、ルーティングに影響する可能性のある変数(load や reliability など)はクリアされません。

*** は、経過時間が長すぎて表示できないことを意味します。

0:00:00は、カウンタがクリアされてからの経過時間が 231 ミリ秒より長い(および 232 ミリ秒未満であること)を示します。

Input queue (size/max/drops/flushes)

入力キューのパケット統計情報。次の内容が報告されます。

size ― 入力キューのパケット数

max ― キューの最大サイズ

drops ― 入力キューが満杯になったために廃棄されたパケット数

flushes ― Selective Packet Discard(SPD)の一部として廃棄されたパケット数。SPD はルータの IP プロセス キューについて、選択的にパケット廃棄ポリシーを適用します。したがって、SPD はプロセスによってスイッチングされたトラフィックにのみ適用されます。

Total output drops

出力キューが満杯になったために廃棄されたパケットの総数

Queueing strategy

現在のインターフェイスでアクティブなレイヤ 3 キューイングのタイプ。デフォルトは First-in first-out(FIFO; 先入れ先出し)です。

Output queue (size/max)

出力キューのパケット数(size)およびキューの最大サイズ(max)

5 minute input rate,
5 minute output rate

最後の 5 分間に送信された、1 秒あたりの平均のビット数およびパケット数。プロミスキャス モードでないインターフェイスでは、自身が送受信したネットワーク トラフィックを検知します(すべてのネットワーク トラフィックを検知するわけではありません)。

5 分間の送受信レートは、あくまでも所定の 5 分間における 1 秒あたりのトラフィック量の予想値です。これらのレートは、5 分間を時間定数とし、指数関数的に重み付けを行った平均値です。この平均値が該当期間中の均一なトラフィック ストリームについて瞬間速度の 2% 以内に収まるまでに、この時間定数の 4 倍の期間が経過する必要があります。

packets input

システムが受信したエラーのないパケットの総数

bytes

システムが受信したエラーのないパケットの合計バイト数(データおよび MAC カプセル化など)

Received...broadcasts

インターフェイスが受信したブロードキャストまたはマルチキャスト パケットの総数

runts

メディアの最小パケット サイズに満たないために廃棄されたパケット数。たとえば、64 バイト未満のイーサネット パケットは、ラントとみなされます。

giants

メディアの最大パケット サイズを超過したために廃棄されたパケット数。たとえば、1536 バイトを超えるイーサネット パケットは、ジャイアント パケットとみなされます。


) 2 ポート 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA の場合、デフォルトでは、1536 バイトを超えるすべてのパケットがジャイアントです。ただし、インターフェイスの MTU を変更した場合は、インターフェイスに指定された MTU を超過した際に、このカウンタが増加します。


throttles

バッファまたはプロセッサのオーバーロードが原因で、ポートのレシーバーがディセーブルになった回数

input errors

runts、giants、no buffer、CRC、frame、overrun、および ignored カウントなどの値。その他の入力関連エラーによっても、入力エラー カウントは増加し、一部のデータグラムには複数のエラーが含まれることがあります。したがって、この合計は、列挙された入力エラー カウントの合計と一致しないことがあります。

CRC

送信元の LAN ステーションまたは遠端デバイスで生成された Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)が、受信データから算出されたチェックサムと一致しません。LAN の場合は通常、LAN インターフェイスまたは LAN バス自体にノイズまたは伝送上の問題があります。コリジョンが発生したり、ステーションから不良データが送信されたりすると、通常、CRC の値が大きくなります。

frame

CRC エラーおよび整数以外のオクテット数を含む、不正な受信パケット数。LAN では通常、コリジョンの発生やイーサネット デバイスの誤作動によって発生します。

overrun

入力速度がレシーバーのデータ処理能力を超えたために、シリアル レシーバー ハードウェアが受信したデータをハードウェア バッファに格納できなかった回数

ignored

インターフェイス ハードウェアの内部バッファの容量が少ないために、インターフェイスによって無視された受信パケット数。これらのバッファは、前述のシステム バッファとは異なります。ブロードキャスト ストームやノイズのバーストによって、ignored の値は大きくなります。

watchdog

ウォッチドッグ受信タイマーの期限が切れた回数。長さが 2048 バイトを超えるパケットを受信すると、このタイマーの期限が切れます。

input packets with dribble condition detected

ドリブル ビット エラーは、フレームがわずかに長すぎることを示します。このフレーム エラー カウンタは参考情報として計上され、ルータはフレームを受信できます。

packets output

システムが送信したメッセージの総数

bytes

データおよび MAC カプセル化など、システムが送信したバイトの総数

underruns

トランスミッタがルータの処理速度よりも速く動作した回数

output errors

検査するインターフェイスに関し、発信されるデータグラムの最終的な送信を妨げたエラーの総数。複数のエラーがあるデータグラムや、特定のカテゴリに分類されないエラーのあるデータグラムもあるため、この値は列挙される出力エラーの総数とは必ずしも一致しません。

collisions

イーサネット コリジョンが発生したために再送信されたメッセージ数。この値は、通常、LAN の延長距離が長すぎる場合に発生します(イーサネットまたはトランシーバ ケーブルが長すぎたり、ステーション間に 3 台以上のリピータが配置されている、カスケードされたマルチポート トランシーバが多すぎるなど)。コリジョンを発生させたパケットは、出力パケット内で 1 回のみカウントされます。

interface resets

インターフェイスが完全にリセットされた回数。リセットは、送信キューに格納されたパケットが数秒以内に送信されなかった場合に発生することがあります。インターフェイスのループバックやシャットダウン時にも発生します。

babbles

送信ジャバー タイマーの期限が切れた回数

late collision

レイト コリジョン数。プリアンブルの送信後にコリジョンが発生すると、レイト コリジョンが生じます。

deferred

フレームを送信できる状態で、キャリアがアサートされたために、インターフェイスがフレーム送信を延期しなければならなかった回数

lost carrier

送信中にキャリアが失われた回数

no carrier

送信中にキャリアが存在しなかった回数


) このフィールドはSPAインターフェイスには適用されません。


output buffer failures, output buffers swapped out

これらのカウンタは、Cisco 7304 ルータの2 ポート 10/100/1000 Gigabit Ethernet SPA では使用されません。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show interfaces 2

ルータまたはアクセス サーバに設定されたインターフェイスの統計情報を表示します。

show controllers gigabitethernet

ギガビット イーサネット インターフェイスの情報、転送に関する統計情報とエラー、および適用可能な MAC 宛先アドレスと VLAN フィルタリング テーブルを表示します。

2.Cisco IOS Release 12.2 のコマンド リファレンスおよびマスター インデックスを参照してください。

show interfaces pos

Packet over SONET(POS)インターフェイスの設定情報と統計情報を表示するには、ユーザ EXEC またはイネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show interfaces pos コマンドを使用します。

VIP を搭載した Cisco 7000 および Cisco7500 シリーズ

show interfaces pos [ slot / port-adapter / port ]

POS Shared Port Adapter(SPA)

show interfaces pos slot / subslot / port [ / sub_int ]

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号。スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ port-adapter

ポート アダプタ番号。ポート アダプタの互換性に関する情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号。サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ port

ポートまたはインターフェイス番号。ポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA については、プラットフォーム固有のSPAソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

/ sub_int

(任意)サブインターフェイス番号

 
コマンド モード

ユーザ EXEC
イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.2

show interface posi コマンドが追加されました。

11.3

コマンド名が show interface posi から show interfaces pos に変更され、出力例が更新されました。

12.2(25)S3

Cisco 7304 ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(25)S3 に統合されました。このコマンドは、SPA の新しいアドレス指定フォーマットをサポートするように変更されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

Cisco 12000 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

Cisco 7513 の例

以下に、Packet OC-3 Interface Processor(POSIP)が 1 つ搭載された Cisco 7513 ルータに対する show interfaces pos コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces pos 2/0/0
 
POS2/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is cyBus Packet over Sonet
Description: PRI-T1 net to zippy (4K) to Pac-Bell
Internet address is 10.1.1.1/27
MTU 4470 bytes, BW 1000 Kbit, DLY 40000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive set (3 sec)
Last input 00:00:00, output 00:00:00, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 00:23:09
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 1 packets/sec
5 minute output rate 1000 bits/sec, 1 packets/sec
1046 packets input, 54437 bytes, 0 no buffer
Received 485 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
4013 packets output, 1357412 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions

Cisco 7600 シリーズ ルータの POS SPA の例

以下に、Cisco 7600 シリーズ ルータの POS インターフェイス 4/3/0(シャーシ スロット 4 にある SIP のサブスロット 3 に装着された SPA のポート 0 のインターフェイス)に対する show interfaces pos コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces pos 4/3/0
 
POS4/3/0 is up, line protocol is up (APS working - active)
Hardware is Packet over SONET
Internet address is 10.0.0.1/8
MTU 4470 bytes, BW 622000 Kbit, DLY 100 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, crc 16, loopback not set
Keepalive not set
Scramble disabled
Last input 00:00:34, output 04:09:06, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Queueing strategy:fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Available Bandwidth 622000 kilobits/sec
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
782 packets input, 226563 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 1 runts, 0 giants, 0 throttles
0 parity
1 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
271 packets output, 28140 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 2 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
2 carrier transitions

Cisco 12000 シリーズ ルータの POS SPA の例

以下に、Cisco 12000 シリーズ ルータの POS インターフェイス 1/1/0(シャーシ スロット 1 にある SIP のサブスロット 1 に装着された SPA のポート 0 のインターフェイス)に対する show interfaces pos コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces pos 1/1/0
POS1/1/0 is up, line protocol is up
Hardware is Packet over SONET
Internet address is 10.41.41.2/24
MTU 4470 bytes, BW 9952000 Kbit, DLY 100 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, crc 32, loopback not set
Keepalive not set
Scramble enabled
Last input 00:00:59, output 00:00:11, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:00:14
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Available Bandwidth 9582482 kilobits/sec
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
1 packets output, 314 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
 

表19-11 に、これらの出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-11 show interfaces pos のフィールドの説明

フィールド
説明

POSx/y/z is up, line protocol is up

インターフェイス ハードウェアが現在アクティブで送受信が可能であるか、または管理者によって停止されているかを示します。

Hardware is. . .

ハードウェア タイプ。タイプは、次のとおりです。

POSIP の場合 ― cyBus Packet over Sonet

POS SPA の場合 ― Packet over SONET

Internet address is

インターネット アドレスおよびサブネット マスク

MTU

インターフェイスの Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)

BW

インターフェイスの帯域幅(Kbps)

DLY

インターフェイスの遅延(マイクロ秒)

rely

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの信頼性(255/255 は 100% の信頼性)。5 分間の幾何平均から算出されます。

load

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。この計算では、 bandwidth インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの値が使用されます。

Encapsulation

インターフェイスに割り当てられているカプセル化方式

Loopback

ループバックが設定されているかどうかを示します。

Keepalive

キープアライブが設定されているかどうかを示します。

Scramble

SONET ペイロード スクランブリングがイネーブルにされているかどうかを示します。デフォルトでは、SONET スクランブリングはディセーブルです。Cisco 12000 シリーズ ルータ上の POS SPA では、スクランブリングはデフォルトでイネーブルです。

Last input

インターフェイスが直前のパケットを正常に受信し、ルータでローカルに処理してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

(Last) output

インターフェイスが直前のパケットを正常に送信してからの経過時間、分、および秒数。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

(Last) output hang

送信時間が長すぎたためにインターフェイスが最後にリセットされてからの経過時間、分、および秒数(または never)。[last] フィールドの時間数が 24 時間を超える場合は、日数と時間数が表示されます。このフィールドがオーバーフローした場合は、アスタリスクが表示されます。

Last clearing

このレポートで表示される統計情報(送受信バイト数など)を累積しているカウンタが前回ゼロにリセットされた時刻。このカウンタをクリアしても、ルーティングに影響する可能性のある変数(load や reliability など)はクリアされません。

***は、経過時間が長すぎて表示できないことを意味します。

0:00:00は、カウンタがクリアされてからの経過時間が 231 ミリ秒より長い(および 232 ミリ秒未満であること)を示します。

Queueing strategy

First-in first-out(FIFO; 先入れ先出し)キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

Output queue, drops
Input queue, drops

出力および入力キューのパケット数。各数値の後ろに、スラッシュ、キューの最大サイズ、およびキューが満杯になったために廃棄されたパケット数が表示されます。

5 minute input rate
5 minute output rate

最後の 5 分間に送受信された 1 秒あたりの平均ビット数およびパケット数

packets input

システムが受信したエラーのないパケットの総数

bytes (input)

システムが受信したエラーのないパケットの合計バイト数(データおよび MAC カプセル化など)

no buffer

メイン システムにバッファ スペースがないために廃棄された受信パケット数。ignored カウントと比較します。イーサネット ネットワークのブロードキャスト ストームおよびシリアル回線のノイズのバーストが、ほとんどの場合 no input buffer イベントの原因になります。

broadcasts

インターフェイスが受信したブロードキャストまたはマルチキャスト パケットの総数

runts

メディアの最小パケット サイズに満たないために廃棄されたパケット数

giants

メディアの最大パケット サイズを超過したために廃棄されたパケット数

throttles

POS インターフェイスではサポートされていません。

parity

インターフェイスのパリティ エラーに関するレポート

input errors

no buffer、runts、giants、CRC、frame、overrun、ignored、および abort カウントの合計数。その他の入力関連エラーによってもカウントが増加されるため、この合計値は他のカウントと一致しないことがあります。

CRC

送信元の LAN ステーションまたは遠端デバイスで生成された Cyclic Redundancy Checksum(CRC; 巡回冗長検査)が、受信データから算出されたチェックサムと一致しません。LAN の場合は通常、LAN インターフェイスまたは LAN バス自体にノイズまたは伝送上の問題があります。コリジョンが発生したり、ステーションから不良データが送信されたりすると、通常、CRC の値が大きくなります。シリアル リンクの場合、CRC では一般的に、データ リンクのノイズ、ゲイン ヒットまたはその他の伝送上の問題を表します。

frame

CRC エラーおよび整数以外のオクテット数を含む、不正な受信パケット数。シリアル回線では通常、ノイズまたは他の送信上の問題がある場合に発生します。

overrun

入力速度がレシーバーのデータ処理能力を超えたために、シリアル レシーバー ハードウェアが受信したデータをハードウェア バッファに格納できなかった回数

ignored

インターフェイス ハードウェアの内部バッファの容量が少ないために、インターフェイスによって無視された受信パケット数。これらのバッファは、前述のシステム バッファとは異なります。ブロードキャスト ストームやノイズのバーストによって、ignored の値は大きくなります。

abort

インターフェイスの 1 ビットの不正なシーケンス

packets output

システムが送信したメッセージの総数

bytes (output)

データおよび MAC カプセル化など、システムが送信したバイトの総数

underruns

遠端トランスミッタが近端ルータのレシーバーの処理速度よりも速く動作した回数

output errors

検査するインターフェイスに関し、発信されるデータグラムの最終的な送信を妨げたエラーの総数。複数のエラーがあるデータグラムや、特定のカテゴリに分類されないエラーのあるデータグラムもあるため、この値は列挙される出力エラーの総数とは必ずしも一致しません。

applique

POSIP アップリケで復旧不能なエラーが発生したことを示します。システムによって、インターフェイスのリセットが実行されます。

interface resets

インターフェイスが完全にリセットされた回数。リセットは、送信キューに格納されたパケットが所定のインターバル内に送信されなかった場合に発生します。システムでは、インターフェイスのキャリア検知回線がアップ状態で、回線プロトコルがダウンであることが認識された場合、再起動しようとして定期的にインターフェイスがリセットされます。インターフェイスのリセットは、復旧不能なインターフェイス プロセッサ エラーの発生時、またはインターフェイスのループバックやシャットダウン時にも発生します。

output buffer failures

POS インターフェイスではサポートされていません。

output buffers swapped out

POS インターフェイスではサポートされていません。

carrier transitions

インターフェイスのキャリア検知信号がステートを変更した回数

 
関連コマンド

コマンド
説明

interface

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

show interfaces serial

シリアル インターフェイスに関する情報を表示するには、イネーブル EXEC モードで show interfaces serial コマンドを使用します。フレーム リレー カプセル化を使用している場合、マルチキャスト Data-Link Connection Identifier(DLCI)、インターフェイスで利用されている DLCI、および Local Management Interface(LMI; ローカル管理インターフェイス)で利用されている DLCI に関する情報を表示するには、ユーザ EXEC またはイネーブル EXEC モードで show interfaces serial コマンドを使用します。

Cisco 4000 シリーズ

show interfaces serial [ number [ : channel-group ]] [ accounting ]

RSP7000、RSP7000CI、VIP のポートのいずれかを使用する Cisco 7000 および Cisco 7500 シリーズ

show interfaces serial [ slot / port-adapter / port ]

Cisco 7500 シリーズ

show interfaces serial [ slot / port [ : channel-group ]] [ accounting ]

CT3IP を搭載した Cisco 7500 シリーズ

show interfaces serial [ slot / port-adapter / port ][ : t1-channel ] [ accounting | crb ]

Cisco AS5350 および Cisco AS5400 ユニバーサル ゲートウェイ

show interfaces serial slot / port

Cisco AS5800 アクセス サーバ

show interfaces serial dial-shelf / slot / t3-port : t1-num : chan-group

T3/E3 Shared Port Adapter(SPA)、および非チャネライズド モードの 2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA

show interfaces serial [ slot / subslot / port ]

チャネライズドT3 SPA

show interfaces serial [ slot / subslot / port / t1-num : channel-group ]

 
シンタックスの説明

number

(任意)表示するポートの番号

: channel-group

(任意)Network Management Processor(NMP; ネットワーク管理プロセッサ)を搭載した Cisco 4000 シリーズ、または MultiChannel Interface Processor(MIP)を搭載した Cisco 7500 シリーズ ルータの場合、 channel-group コントローラ コンフィギュレーション コマンドで定義される 0 ~ 23 の範囲の T1 チャネル グループ番号を指定します。

チャネライズド T3 SPA の場合、T1 チャネル上の 0 ~ 23 の DS0 リンク番号を指定します。

accounting

(任意)インターフェイスを通じて送信されたプロトコル タイプの別パケット数を表示します。

slot

(任意)シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

port

(任意)表示するポートの番号。スロットおよびポートについては、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

port-adapter

(任意)表示するポート アダプタの番号。ポート アダプタの互換性に関する情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。

subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

: t1-channel

(任意)T1 チャネル番号。CT3IP の場合、T1 チャネル番号は 1 ~ 28 です。

CT3IP の T1 チャネル番号は、他のシスコ製品で使用される従来のゼロベース方式(0 ~ 27)ではなく、1 ~ 28 を使用します。この方式は、チャネライズド T3 機器内で、T1 チャネルに対する通信事業者の番号付け方式との一貫性を保ちます。

crb

(任意)インターフェイスのルーティングおよびブリッジング情報を表示します。

dial-shelf

CT3 インターフェイス カードを含む Cisco AS5800 アクセス サーバのダイヤル シェルフ シャーシ

slot

ダイヤル シェルフ シャーシ内の CT3インターフェイス カードの場所

t3-port

T3 ポート番号。有効値は 0 だけです。

: t1-num

T3 回線の T1タイムスロット。有効値は 1 ~ 28 です。

: chan-group

チャネル グループの識別番号

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

ユーザ EXEC(フレーム リレー カプセル化を使用する場合)
イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

10.0

このコマンドが Cisco4000 シリーズ ルータについて追加されました。

11.0

このコマンドが Cisco 7000 シリーズ ルータについて実装されました。

11.1CA

このコマンドが、PA-2JT2、PA-E3、および PA-T3 シリアル ポート アダプタの出力例を含むように変更されました。

11.3

このコマンドが、CT3IP を含むように変更されました。

12.0(3)T

このコマンドが Cisco AS5800 アクセス サーバについて実装されました。このコマンドは、フローベースの WRED をサポートするように変更されました。

12.0(4)T

このコマンドが、ダイヤラ バウンド インターフェイスの拡張表示情報を含むように変更されました。

12.0(7)T

このコマンドが、インターフェイス タイプとしてダイヤラを含み、デフォルト動作を反映するように変更されました。

12.2(11)T

このコマンドが Cisco AS5350 および Cisco AS5400 に実装されました。

12.2(13)T

このコマンドが、フレーム リレー インターフェイスのキューイングとフラグメンテーションに関する情報を表示するように変更されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

フレーム リレー

フレーム リレー回線のステータスを判別するには、このコマンドを使用します。Switched Virtual Circuit(SVC; 相手先選択接続)が設定されている場合、レイヤ 2 のステータスも表示されます。

仮想シリアル インターフェイスとしてのチャネル グループ

仮想シリアル インターフェイスとして設定されたチャネル グループについて調べる場合、ルータのインターフェイスに High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク制御)カプセル化が設定されていることを確認したり、インターフェイスがループバックを認識することを確認したりするには、イネーブル EXEC モードで show interfaces serial コマンドを使用します。

同期シリアル インターフェイスの例

以下に、同期シリアル インターフェイスの show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial
 
Serial 0 is up, line protocol is up
Hardware is MCI Serial
Internet address is 192.168.10.203, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive set (10 sec)
Last input 0:00:07, output 0:00:00, output hang never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
Five minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
16263 packets input, 1347238 bytes, 0 no buffer
Received 13983 broadcasts, 0 runts, 0 giants
2 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 2 abort
1 carrier transitions
 
22146 packets output, 2383680 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets, 0 restarts
 

表19-12 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-12 show interfaces serial のフィールドの説明 ― 同期シリアル インターフェイス

フィールド
説明

Serial ... is {up | down} ... is administratively down

インターフェイス ハードウェアが現在アクティブ(キャリア検知が存在する)であるか、非アクティブであるか、または管理者によって停止されているかを示します。

line protocol is {up | down}

回線プロトコルを処理するソフトウェア プロセスが回線を使用可能(つまり、キープアライブが正常)とみなしているか、または回線が管理者によって停止されているかを示します。

Hardware is

ハードウェアのタイプを指定します。

Internet address is

インターネット アドレスとサブネット マスクを指定します。

MTU

インターフェイスの Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)

BW

インターフェイスに設定された帯域幅パラメータの値(Kbps)を示します。インターフェイスがデフォルト(T1 の場合は 1536 または 1544 Kbps、標準の同期シリアル回線の場合は 56 Kbps)と異なる回線速度でシリアル回線に接続されている場合は、 bandwidth コマンドを使用して、このシリアル回線に正しい回線速度を指定します。

DLY

インターフェイスの遅延(マイクロ秒)

rely

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの信頼性(255/255 は 100% の信頼性)。5 分間の幾何平均から算出されます。

load

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。

Encapsulation

インターフェイスに割り当てられているカプセル化方式

loopback

ループバックが設定されているかどうかを示します。

keepalive

キープアライブが設定されているかどうかを示します。

Last input

インターフェイスが直前のパケットを正常に受信し、ルータでローカルに処理してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

Last output

インターフェイスが直前のパケットを正常に送信してからの経過時間、分、および秒数。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

output hang

送信時間が長すぎたためにインターフェイスが最後にリセットされてからの経過時間、分、および秒数(または never)。[last] フィールドの時間数が 24 時間を超える場合は、日数と時間数が表示されます。このフィールドがオーバーフローした場合は、アスタリスクが表示されます。

Output queue, drops
Input queue, drops

出力および入力キューのパケット数。各数値の後ろに、スラッシュ、キューの最大サイズ、およびキューが満杯になったために廃棄されたパケット数が表示されます。

5 minute input rate
5 minute output rate

最後の 5 分間に送信された、1 秒あたりの平均のビット数およびパケット数

5 分間の送受信レートは、あくまでも所定の 5 分間における 1 秒あたりのトラフィック量の予想値です。これらのレートは、5 分間を時間定数とし、指数関数的に重み付けを行った平均値です。この平均値が該当期間中の均一なトラフィック ストリームについて瞬間速度の 2% 以内に収まるまでに、この時間定数の 4 倍の期間が経過する必要があります。

packets input

システムが受信したエラーのないパケットの総数

bytes

システムが受信したエラーのないパケットの合計バイト数(データおよび MAC カプセル化など)

no buffer

メイン システムにバッファ スペースがないために廃棄された受信パケット数。ignored カウントと比較します。イーサネット ネットワークのブロードキャスト ストームおよびシリアル回線のノイズのバーストが、ほとんどの場合 no input buffer イベントの原因になります。

Received... broadcasts

インターフェイスが受信したブロードキャストまたはマルチキャスト パケットの総数

runts

メディアの最小パケット サイズに満たないために廃棄されたパケット数

giants

メディアの最大パケット サイズを超過したために廃棄されたパケット数

input errors

no buffer、runts、giants、CRC、frame、overrun、ignored、および abort カウントの合計数。その他の入力関連エラーによってもカウントが増加されるため、この合計値は他のカウントと一致しないことがあります。

CRC

送信元のステーションまたは遠端デバイスで生成された Cyclic Redundancy Checksum(CRC; 巡回冗長検査)が、受信データから算出されたチェックサムと一致しません。シリアル リンクの場合は、CRC は通常、データ リンクのノイズ、ゲイン ヒットまたはその他の送信上の問題を表します。

frame

CRC エラーおよび整数以外のオクテット数を含む、不正な受信パケット数。シリアル回線では通常、ノイズまたは他の送信上の問題がある場合に発生します。

overrun

入力速度がレシーバーのデータ処理能力を超えたために、シリアル レシーバー ハードウェアが受信したデータをハードウェア バッファに格納できなかった回数

ignored

インターフェイス ハードウェアの内部バッファの容量が少ないために、インターフェイスによって無視された受信パケット数。ブロードキャスト ストームやノイズのバーストによって、ignored の値は大きくなります。

abort

シリアル インターフェイスの 1 ビットの不正なシーケンス。一般に、シリアル インターフェイスとデータ リンク機器間で、クロッキングの問題があることを表します。

carrier transitions

シリアル インターフェイスのキャリア検知信号がステートを変更した回数。たとえば、Data Carrier Detect(DCD; データキャリア検知)がダウンして、次にアップになった場合、キャリア移行カウンタは 2 回増加します。キャリア検知回線でステートが頻繁に変更される場合は、モデムまたは回線に問題があることを表します。

packets output

システムが送信したメッセージの総数

bytes output

データおよび MAC カプセル化など、システムが送信したバイトの総数

underruns

トランスミッタがルータの処理速度よりも速く動作した回数。一部のインターフェイスでは、報告されない可能性があります。

output errors

検査するインターフェイスに関し、発信されるデータグラムの最終的な送信を妨げたエラーの総数。複数のエラーがあるデータグラムや、特定のカテゴリに分類されないエラーのあるデータグラムもあるため、この値は列挙される出力エラーの総数とは必ずしも一致しません。

collisions

イーサネット コリジョンが発生したために再送信されたメッセージ数。ある程度のコリジョンは正常です。ただし、コリジョンの発生率が 4 ~ 5% に増えている場合は、セグメントの機器に障害がないかどうかを確認し、既存の一部のステーションを新しいセグメントに移動することを検討する必要があります。コリジョンを発生させたパケットは、出力パケット内で 1 回のみカウントされます。

interface resets

インターフェイスが完全にリセットされた回数。リセットは、送信キューに格納されたパケットが数秒以内に送信されなかった場合に発生します。シリアル回線では、モデムの不具合によって送信クロック信号が検出されない場合や、ケーブルの問題がこの原因となっている可能性があります。システムでは、シリアル インターフェイスのキャリア検知回線がアップ状態で、回線プロトコルがダウンであることが認識された場合、再起動しようとして定期的にインターフェイスがリセットされます。インターフェイスのリセットは、インターフェイスのループバックやシャットダウン時にも発生します。

restarts

コントローラがエラーにより再起動された回数

alarm indications, remote alarms, rx LOF, rx LOS

CSU/DSU アラームの数、および Loss of Frame(LOF; フレーム損失)の発生回数および Loss of Signal(LOS; 信号損失)の受信回数

BER inactive, NELR inactive, FELR inactive

BER(ビット エラー レート)アラーム、Near-End Loop Remote(NELR)、Far-End Loop Remote(FELR)についての G.703-E1 カウンタのステータス。NELR または FELR を設定することはできません。

PA-2JT2 シリアル インターフェイスの例

以下に、PA-2JT2 シリアル インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 3/0/0
 
Serial3/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is cyBus Serial
Internet address is 10.0.0.1/8
MTU 1500 bytes, BW 6312 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 26/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive not set
Last input 00:04:31, output 00:04:31, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 00:06:07
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 162000 bits/sec, 8 packets/sec
5 minute output rate 162000 bits/sec, 8 packets/sec
20005 packets input, 20080520 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
20005 packets output, 20080520 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
0 cv errors, 0 crc5 errors, 0 frame errors
rxLOS inactive, rxLOF inactive, rxPAIS inactive
rxAIS inactive, rxRAI inactive, rxHBER inactive
 

表19-13 で、この出力で表示される重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-13 show interfaces serial のフィールドの説明 ― PA-2JT2 シリアル インターフェイス

フィールド
説明

Last clearing of “show interface” counters

最後にカウンタをクリアした時刻

Queueing strategy

First-in first-out(FIFO; 先入れ先出し)キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

output buffer failures

出力で受信された「リソース不足」によるエラーの数

output buffers swapped out

DRAM にスワッピングされたパケット数

carrier transitions

シリアル インターフェイスのキャリア検知信号がステートを変更した回数。たとえば、Data Carrier Detect(DCD; データ キャリア検知)がダウンして、次にアップになった場合、キャリア移行カウンタは 2 回増加します。キャリア検知回線でステートが頻繁に変更される場合は、モデムまたは回線に問題があることを表します。

cv errors

B8ZS/B6ZS(ゼロ抑止)コーディング違反のカウンタ

crc5 errors

CRC-5 エラー カウンタ

frame errors

フレーミング エラー カウンタ

rxLOS

LOS アラームの受信。値は active または inactive です。

rxLOF

LOF アラームの受信。値は active または inactive です。

rxPAIS

Loss of Payload(LOP)Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)の受信。値は active または inactive です。

rxAIS

物理 AIS 損失の受信。値は active または inactive です。

rxRAI

リモート AIS の受信。値は active または inactive です。

rxHBER

高い BER アラームの受信。値は active または inactive です。

PA-E3 シリアル ポート アダプタの例

以下に、シャーシ スロット 2 に装着された PA-E3 シリアル ポート アダプタに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 2/0
 
Serial2/0 is up, line protocol is up
Hardware is M1T-E3 pa
Internet address is 172.17.1.1/24
MTU 4470 bytes, BW 34010 Kbit, DLY 200 usec, rely 128/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive not set
Last input 1w0d, output 00:00:48, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 1w0d
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
20 packets input, 2080 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
11472 packets output, 3824748 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
rxLOS inactive, rxLOF inactive, rxAIS inactive
txAIS inactive, rxRAI inactive, txRAI inactive
 

表19-14 で、この出力で表示される重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-14 show interfaces serial のフィールドの説明 ― PA-E3

フィールド
説明

Last clearing of “show interface” counters

最後にカウンタをクリアした時刻

Queueing strategy

FIFO キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

parity

インターフェイスのパリティ エラー数

applique

E3 アップリケで復旧不能なエラーが発生したことを示します。ルータによって、インターフェイスのリセットが実行されます。

output buffer failures

出力で受信された「リソース不足」によるエラーの数

output buffers swapped out

DRAM にスワッピングされたパケット数

rxLOS, rxLOF, rxAIS

LOS、LOF、および AIS ステータスの受信。値は inactive または active です。

txAIS, rxRAI, txRAI

AIS の送信、リモート アラーム インジケータの受信、およびリモート アラーム インジケータのステータスの送信。値は inactive または active です。ルータが LOS、LOF、または AIS を受信する場合、txRAI がアクティブです。リモート ルータが LOS、LOF、または AIS を受信する場合、rxRAI がアクティブです。

VIP2 に搭載された 1 ポート PA-T3 シリアル ポート アダプタの例

以下に、VIP2 に搭載された 1 ポート PA-T3 シリアル ポート アダプタに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。この VIP2 は、ポート アダプタ スロット 0 にあるシャーシ スロット 1 に搭載されています。

Router# show interfaces serial 1/0/0
 
Serial1/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is cyBus PODS3 Serial
Internet address is 172.18.1.1/24
MTU 4470 bytes, BW 44736 Kbit, DLY 200 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive set (10 sec)
Last input 00:00:05, output 00:00:02, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 5d02h
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 27269 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
79039 packets input, 14195344 bytes, 0 no buffer
Received 84506 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 parity
9574 input errors, 6714 CRC, 0 frame, 1 overrun, 0 ignored, 2859 abort
62472 packets output, 13751644 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 10 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
16 carrier transitions
rxLOS inactive, rxLOF inactive, rxAIS inactive
txAIS inactive, rxRAI inactive, txRAI inactive
 

表19-15 で、この出力で表示される重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-15 show interfaces serial のフィールドの説明 ― PA-T3

フィールド
説明

Last clearing of “show interface” counters

最後にカウンタをクリアした時刻

Queueing strategy

FIFO キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

parity

インターフェイスのパリティ エラー数

applique

T3 アップリケで復旧不能なエラーが発生したことを示します。ルータによって、インターフェイスのリセットが実行されます。

output buffer failures

出力で受信された「リソース不足」によるエラーの数

output buffers swapped out

DRAM にスワッピングされたパケット数

rxLOS, rxLOF, rxAIS

LOS、LOF、および AIS ステータスの受信。値は inactive または active です。

txAIS, rxRAI, txRAI

AIS の送信、リモート アラーム インジケータの受信、およびリモート アラーム インジケータのステータスの送信。値は inactive または active です。ルータが LOS、LOF、または AIS を受信する場合、txRAI がアクティブです。リモート ルータが LOS、LOF、または AIS を受信する場合、rxRAI がアクティブです。

CT3IP シリアル インターフェイスの例

以下に、CT3IP シリアル インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 3/0/0:25
 
Serial3/0/0:25 is up, line protocol is up
Hardware is cyBus T3
Internet address is 10.25.25.2/24
MTU 1500 bytes, BW 1536 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 12/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive not set
Last input 00:19:01, output 00:11:49, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 00:19:39
Input queue: 0/75/0 (size/max/drops); Total output drops: 0
Queueing strategy: weighted fair
Output queue: 0/64/0 (size/threshold/drops)
Conversations 0/1 (active/max active)
Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
5 minute input rate 69000 bits/sec, 90 packets/sec
5 minute output rate 71000 bits/sec, 90 packets/sec
762350 packets input, 79284400 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants
150 input errors, 0 CRC, 0 frame, 150 overrun, 0 ignored, 0 abort
763213 packets output, 80900472 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions no alarm present
Timeslot(s) Used:1-24, Transmitter delay is 0 flags, transmit queue length 5
non-inverted data
 

表19-16 で、この出力で表示される CT3IP に関連した重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-16 show interfaces serial のフィールドの説明 ― CT3IP

フィールド
説明

Timeslot(s) Used

T1 チャネルに割り当てられたタイムスロットの数

Transmitter delay

各 HDLC フレームの間に挿入されたアイドル フラグの数

transmit queue length

送信キューで許可されたパケット数

non-inverted data

インターフェイスに反復データが設定されているかどうかを示します。

Cisco 7500 シリーズ ルータの HDLC 同期シリアル インターフェイスの例

以下に、Cisco 7500 シリーズ ルータの HDLC 同期シリアル インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 1/0
 
Serial1/0 is up, line protocol is up
Hardware is cxBus Serial
Internet address is 172.19.190.203, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive set (10 sec)
Last input 0:00:07, output 0:00:00, output hang never
Last clearing of “show interface” counters 2w4d
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
Five minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
16263 packets input, 1347238 bytes, 0 no buffer
Received 13983 broadcasts, 0 runts, 0 giants
2 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 2 abort
22146 packets output, 2383680 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets, 0 restarts
1 carrier transitions

表19-12 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

HDLC カプセル化の例

以下に、シリアル インターフェイス 0 に HDLC カプセル化を設定する例を示します。

Router# show interfaces serial 0
 
Serial0 is up, line protocol is up (looped)
Hardware is HD64570
Internet address is 10.1.1.1, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback set, keepalive set (10 sec)
 

表19-12 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

フレーミングを行う G.703 インターフェイスの例

以下に、フレーミングがイネーブルにされた G.703 インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 2/3
 
Serial2/3 is up, line protocol is up
Hardware is cxBus Serial
Internet address is 10.4.4.1, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set, keepalive not set
Last input 0:00:21, output 0:00:21, output hang never
Last clearing of “show interface” counters never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
Five minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
53 packets input, 7810 bytes, 0 no buffer
Received 53 broadcasts, 0 runts, 0 giants
2 input errors, 2 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 2 abort
56 packets output, 8218 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets, 0 restarts
1 carrier transitions
2 alarm indications, 333 remote alarms, 332 rx LOF, 0 rx LOS
RTS up, CTS up, DTR up, DCD up, DSR up
BER inactive, NELR inactive, FELR inactive
 

表19-12 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

フレーム リレー カプセル化の例

フレーム リレー カプセル化を使用する場合、マルチキャスト DLCI、インターフェイスの DLCI、および LMI で利用されている DLCI に関する情報を表示するには、 show interfaces serial コマンドを使用します。

frame-relay multicast-dlci および frame-relay local-dlci コンフィギュレーション コマンドを使用すると、マルチキャスト DLCI およびローカル DLCI を設定できます。アクティブの場合、ステータス情報が LMI から取得されます。

以下に、フレーム リレー カプセル化と LMI がイネーブルの場合の show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial
 
Serial 2 is up, line protocol is up
Hardware type is MCI Serial
Internet address is 172.20.122.1, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation FRAME-RELAY, loopback not set, keepalive set (10 sec)
multicast DLCI 1022, status defined, active
source DLCI 20, status defined, active
LMI DLCI 1023, LMI sent 10, LMI stat recvd 10, LMI upd recvd 2
Last input 7:21:29, output 0:00:37, output hang never
Output queue 0/100, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
Five minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
47 packets input, 2656 bytes, 0 no buffer
Received 5 broadcasts, 0 runts, 0 giants
5 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 57 abort
518 packets output, 391205 bytes
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets, 0 restarts
1 carrier transitions
 

この出力では、 frame-relay multicast-dlci インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、マルチキャスト DLCI が 1022 に変更されています。

出力は、送信されたステータス照会メッセージの数(LMI sent)、受信されたステータス メッセージの数(LMI recvd)、および受信されたステータス アップデートの数(upd recvd)によって、LMI の統計情報を表示します。この出力の詳細情報については、「フレーム リレー インターフェイス」の仕様を参照してください。

インターフェイスにフレーム リレー キューイングとフラグメンテーションが設定されている場合の例

以下に、フレーム リレー インターフェイスに Low Latency Queuing(LLQ; 低遅延キューイング)と FRF.12 エンドツーエンド フラグメンテーションが設定されている場合の show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial 3/2
 
Serial3/2 is up, line protocol is up
Hardware is M4T
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation FRAME-RELAY, crc 16, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
LMI enq sent 0, LMI stat recvd 0, LMI upd recvd 0, DTE LMI up
LMI enq recvd 0, LMI stat sent 0, LMI upd sent 0
LMI DLCI 1023 LMI type is CISCO frame relay DTE
Fragmentation type: end-to-end, size 80, PQ interleaves 0
Broadcast queue 0/64, broadcasts sent/dropped 0/0, interface broadcasts 0
Last input 2d15h, output 2d15h, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 00:01:31
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: weighted fair
Output queue: 0/1000/64/0 (size/max total/threshold/drops)
Conversations 0/0/256 (active/max active/max total)
Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
Available Bandwidth 1094 kilobits/sec
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 1 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
1 carrier transitions DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up
 

表19-17 で、この出力で表示される重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-17 show interfaces serial のフィールドの説明 ― フレーム リレー インターフェイスのキューイングとフラグメンテーション

フィールド
説明

txload

送信方向のインターフェイスの負荷

rxload

受信方向のインターフェイスの負荷

crc

受信時のレイヤ 1 チェックサム エラーの数

LMI enq sent

送信されたフレーム リレーのステータス照会メッセージの数

LMI stat recvd

受信されたフレーム リレーのステータス要求メッセージの数

LMI upd recvd

受信された単一 PVC の非同期ステータス メッセージの数

DTE LMI up

LMI ピアが同期化されました。

LMI enq recvd

受信されたフレーム リレーのステータス照会メッセージの数

LMI stat sent

送信されたフレーム リレーのステータス要求メッセージの数

LMI upd sent

送信された単一 PVC の非同期ステータス メッセージの数

Fragmentation type

フラグメンテーションのタイプ:end-to-end、Cisco、または VoFR

size

フラグメンテーション サイズ

PQ interleaves

データ フラグメントを挿入したプライオリティ キュー フレームの数

Broadcast queue

キューまたはキュー深度の数

broadcasts sent/dropped

送信および廃棄されたブロードキャストの数

interface broadcasts

インターフェイスで送信されたブロードキャストの数

Input queue

size ― 入力キューの現在のサイズ
max ― キューの最大サイズ
drops ― 廃棄されたメッセージの数
flushes ― キュー内のデータが廃棄された回数

Queueing strategy

インターフェイスに設定されているキューイングのタイプ

Output queue

size ― 出力キューの現在のサイズ
max total ― キューイングできるフレームの最大数
threshold ― 輻輳廃棄スレッシュホールド。高帯域幅カンバセーションの新しいメッセージが廃棄されたあとのキュー内のメッセージ数
drops ― 廃棄されたメッセージの数

Conversations

active ― 現在アクティブなカンバセーションの数
max active ― 同時に実行されたカンバセーションの最大数
max total ― 許容されるアクティブなカンバセーションの最大数

throttles

プロセッサまたはバッファのオーバーロードが原因で、ポートのレシーバーがディセーブルになった回数

output buffer failures

出力で受信された「リソース不足」によるエラーの数

output buffers swapped out

DRAM にスワッピングされたパケット数

ANSI LMI の例

ANSI LMI がイネーブルにされたシリアル インターフェイスの場合、実装されている LMI タイプを判別するには、 show interfaces serial コマンドを使用します。以下に、ANSI LMI がイネーブルにされたシリアル インターフェイスに対する、 show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial
 
Serial 1 is up, line protocol is up
Hardware is MCI Serial
Internet address is 172.18.121.1, subnet mask is 255.255.255.0
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation FRAME-RELAY, loopback not set, keepalive set
LMI DLCI 0, LMI sent 10, LMI stat recvd 10
LMI type is ANSI Annex D
Last input 0:00:00, output 0:00:00, output hang never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops

 

Five minute input rate 0 bits/sec, 1 packets/sec
Five minute output rate 1000 bits/sec, 1 packets/sec
261 packets input, 13212 bytes, 0 no buffer
Received 33 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
238 packets output, 14751 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets, 0 restarts
 

ここで示した ANSI LMI をイネーブルにしたシリアル インターフェイスに対する show interfaces serial の出力は、その前に示されているフレーム リレーに設定されたカプセル化の出力例とほぼ同じです。 表19-18 で、存在するいくつかの相違点について説明します。

 

表19-18 show interfaces serial のフィールドの説明 ― ANSI LMI

フィールド
説明

LMI DLCI

このインターフェイスの LMI で使用される DLCI を特定します。デフォルト値は 1023 です。

LMI sent

ルータが送信した LMI パケットの数

LMI type is ANSI Annex D

インターフェイスにフレーム リレー仕様(ANSI T1.617 Annex D)が設定されていることを示します。

LAPBカプセル化の例

Link Access Procedure, Balanced(LAPB; 平衡型リンク アクセス手順)カプセル化を使用するインターフェイスの動作上の統計情報を表示するには、 show interfaces serial コマンドを使用します。以下に、LAPB カプセル化を使用するシリアル インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例の一部を示します。

Router# show interfaces serial 1
 
LAPB state is SABMSENT, T1 3000, N1 12056, N2 20, k7,Protocol ip
VS 0, VR 0, RCNT 0, Remote VR 0, Retransmissions 2
IFRAMEs 0/0 RNRs 0/0 REJs 0/0 SABMs 3/0 FRMRs 0/0 DISCs 0/0
 

表19-19 に、すべての LAPB 接続に関連するフィールドを示します。

 

表19-19 show interfaces serial のフィールドの説明 ― LAPB

フィールド
説明

LAPB state is

LAPB プロトコルのステート

T1 3000, N1 12056, ...

現在のパラメータ設定値

Protocol

LAPB リンクでカプセル化されているプロトコル。このフィールドは、マルチプロトコル LAPB または X.25 カプセル化が設定されたインターフェイスでは表示されません。

VS

次の送信情報フレームのモジュロ 8 フレーム番号

VR

受信される予定の次の情報フレームのモジュロ 8 フレーム番号

RCNT

まだ確認応答されていない受信済みの情報フレームの数

Remote VR

リモート デバイスが受信する予定の次の情報フレームの数

Retransmissions

T1 の期限切れによる再送信の現在のカウント

Window is closed

一部のアウトスタンディング フレームについて確認応答されるまで、これ以上のフレームを送信できません。このメッセージは、一時的に表示されるものです。

IFRAMEs

送信済み/受信済み形式による情報フレームのカウント

RNRs

送信済み/受信済み形式による Receiver Not Ready(RNR)フレームのカウント

REJs

送信済み/受信済み形式による Reject(REJ)フレームのカウント

SABMs

受信済み/受信済み形式による Set Asynchronous Balanced Mode(SABM)コマンドのカウント

FRMRs

送信済み/受信済み形式による Frame Reject(FRMR)フレームのカウント

DISCs

送信済み/受信済み形式による Disconnect(DISC)コマンドのカウント

PPP カプセル化の例

同期 PPP カプセル化が設定されたインターフェイスの出力は、標準の show interfaces serial の出力とは異なります。PPP が設定されたインターフェイスには、以下の情報が含まれる場合があります。

Router# show interfaces serial 1
 
lcp state = OPEN
ncp ipcp state = OPEN ncp osicp state = NOT NEGOTIATED
ncp ipxcp state = NOT NEGOTIATED ncp deccp state = NOT NEGOTIATED
ncp bridgecp state = NOT NEGOTIATED ncp atalkcp state = NOT NEGOTIATED
 

表19-20 に、PPP 接続に関連するフィールドを示します。

 

表19-20 show interfaces serial のフィールドの説明 ― PPP カプセル化

フィールド
説明

lcp state

Link Control Protocol(LCP; リンク制御プロトコル)

ncp ipcp state

Network Control Protocol(NCP)Internet Protocol Control Protocol(IPCP)

ncp osicp state

NCP OSI(CLNS)制御プロトコル

ncp ipxcp state

NCP IPX(Novell)制御プロトコル

ncp deccp state

NCP DECnet 制御プロトコル

ncp bridgecp state

NCP Bridging Control Protocol(BCP; ブリッジング制御プロトコル)

ncp atalkcp state

NCP AppleTalk 制御プロトコル

SDLC 接続の例

所定の Synchronous Data Link Control(SDLC)インターフェイスの SDLC 情報を表示するには、 show interfaces serial コマンドを使用します。以下に、SDLC 機能をサポートする SDLC プライマリ インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial
 
Serial 0 is up, line protocol is up
Hardware is MCI Serial
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation SDLC-PRIMARY, loopback not set
Timers (msec): poll pause 100 fair poll 500. Poll limit 1
[T1 3000, N1 12016, N2 20, K 7] timer: 56608 Last polled device: none
SDLLC [ma: 0000.0C01.14--, ring: 7 bridge: 1, target ring: 10
largest token ring frame 2052]
SDLC addr C1 state is CONNECT
VS 6, VR 3, RCNT 0, Remote VR 6, Current retransmit count 0
Hold queue: 0/12 IFRAMEs 77/22 RNRs 0/0 SNRMs 1/0 DISCs 0/0
Poll: clear, Poll count: 0, chain: p: C1 n: C1
SDLLC [largest SDLC frame: 265, XID: disabled]
Last input 00:00:02, output 00:00:01, output hang never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 517 bits/sec, 30 packets/sec
Five minute output rate 672 bits/sec, 20 packets/sec
357 packets input, 28382 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
926 packets output, 77274 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets, 0 restarts
2 carrier transitions
 

表19-21 に、すべての SDLC 接続に関連するフィールドを示します。

 

表19-21 show interfaces serial のフィールドの説明 ― SDLC がイネーブルの場合

フィールド
説明

Timers (msec): poll pause, fair poll, Poll limit

プライマリ SDLCインターフェイスに対するこれらのタイマーの現在値

T1, N1, N2, K

プライマリSDLCインターフェイスに対するこれらのパラメータの値

表19-22 に、シリアル インターフェイスに割り当てられる各 SDLC セカンダリ インターフェイスの他のデータを示します。

 

表19-22 SDLC セカンダリ インターフェイスの説明

フィールド
説明

addr

この SDLC セカンダリ インターフェイスのアドレス

state is

この接続の現在のステート。次のいずれかになります。

DISCONNECT ― このセカンダリに対して試行中の通信は存在しません。

CONNECT ― このルータとセカンダリの間は正常な接続状態です。

DISCSENT ― ルータからこのセカンダリへ切断要求が送信され、応答待ちの状態です。

SNRMSENT ― ルータからこのセカンダリへ接続要求(SNRM)が送信され、応答待ちの状態です。

THEMBUSY ― このセカンダリによって、ルータに一時的にこれ以上の情報フレームを受信できないことが通知されました。

USBUSY ― このルータによって、セカンダリに一時的にこれ以上の情報フレームを受信できないことが通知されました。

BOTHBUSY ― 両方が互いに、一時的にこれ以上の情報フレームを受信できないことを通知しました。

ERROR ― このルータはエラーを検出し、それに対してセカンダリからの確認応答を待っています。

VS

このステーションが送信する次の情報フレームのシーケンス番号

VR

このステーションが受信する予定の、セカンダリからの次の情報フレームのシーケンス番号

Remote VR

このステーションが送信し、他のステーションによって確認応答されている最終フレーム

Current retransmit count:

現在の I フレームまたは I フレームのシーケンスが再送信された回数

Hold queue

ホールド キュー内のフレーム数およびホールド キューの最大サイズ

IFRAMEs, RNRs, SNRMs, DISCs

これらのフレームの送信済み/受信済みカウント

Poll

セカンダリに対するポールがルータにある場合は、[set] です。それ以外の場合は、[clear] です。

Poll count

この時点でこのセカンダリに提供されている行内のポール数

chain

ポーリングされたデバイスの ラウンド ロビン ループ にある、このインターフェイスの前(p)と次(n)のセカンダリ アドレスを示します。

SDLLC の例

SDLLC が設定されたインターフェイスの SDLLC の統計情報を表示するには、 show interfaces serial コマンドを使用します。以下に、SDLLC が設定されたシリアル インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例を示します。

Router# show interfaces serial
 
Serial 0 is up, line protocol is up
Hardware is MCI Serial
MTU 1500 bytes, BW 1544 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation SDLC-PRIMARY, loopback not set
Timers (msec): poll pause 100 fair poll 500. Poll limit 1
[T1 3000, N1 12016, N2 20, K 7] timer: 56608 Last polled device: none
SDLLC [ma: 0000.0C01.14--, ring: 7 bridge: 1, target ring: 10
largest token ring frame 2052]
SDLC addr C1 state is CONNECT
VS 6, VR 3, RCNT 0, Remote VR 6, Current retransmit count 0
Hold queue: 0/12 IFRAMEs 77/22 RNRs 0/0 SNRMs 1/0 DISCs 0/0
Poll: clear, Poll count: 0, chain: p: C1 n: C1
SDLLC [largest SDLC frame: 265, XID: disabled]
Last input 00:00:02, output 00:00:01, output hang never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
Five minute input rate 517 bits/sec, 30 packets/sec
Five minute output rate 672 bits/sec, 20 packets/sec
357 packets input, 28382 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
926 packets output, 77274 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets, 0 restarts
6608 Last polled device: none
SDLLC [ma: 0000.0C01.14--, ring: 7 brid2 carrier transitions
 

表示されている出力の大部分は、すべての SDLLC カプセル化インターフェイスで共通であり、『 Cisco IOS Bridging and IBM Networking Command Reference , Volume 2 of 2: IBM Networking』に説明があります。 表19-23 に、SDLLC に特有のパラメータを示します。

 

表19-23 SDLLC パラメータの説明

フィールド
説明

SDLLC ma

このインターフェイスに設定された MAC アドレスを一覧表示します。最終バイトは [--] と表示され、接続用の SDLC アドレスが入力されていることを示します。

ring, bridge, target ring

sdllc traddr コマンドによって設定されたパラメータを一覧表示します。

largest token ring frame

Logical Link Control(LLC; 論理リンク制御)、すなわち接続のタイプ 2(LLC2)側で許可されている最大トークンリング フレームを示します。

largest SDLC frame

接続の SDLC 側で許可され、生成される最大 SDLC フレームを示します。

XID

イネーブルまたはディセーブルです。XID 処理が接続の SDLC 側でイネーブルにされているかどうかを示します。イネーブルの場合、このアドレスの XID 値が表示されます。

X.25 の例

以下に、シリアル X.25 インターフェイスに対する show interfaces serial コマンドの出力例の一部を示します。

Router# show interfaces serial 1
 
X25 address 000000010100, state R1, modulo 8, idle 0, timer 0, nvc 1
Window size: input 2, output 2, Packet size: input 128, output 128
Timers: T20 180, T21 200, T22 180, T23 180, TH 0
Channels: Incoming-only none, Two-way 1-1024, Outgoing-only none
(configuration on RESTART: modulo 8,
Window size: input 2 output 2, Packet size: input 128, output 128
Channels: Incoming-only none, Two-way 5-1024, Outgoing-only none)
RESTARTs 3/2 CALLs 1000+2/1294+190/0+0/ DIAGs 0/0
 

X.25 プロトコルの安定性のために、一部のパラメータはプロトコルを再起動しなければ変更できません。このようなパラメータに対する変更は、再起動要求が送信または受信されるまで保持されます。これらのパラメータのいずれかが変更されると、再起動時にルータ設定に関する情報と、現在有効な値が表示されます。

表19-24 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

 

表19-24 show interfaces serial のフィールドの説明 ― X.25 がイネーブルの場合

フィールド
説明

X25 address

コールの発信および受信に使用されるアドレス

state

インターフェイスのステート。有効な値は次のとおりです。

R1 は、通常の動作可能ステートです。

R2 は、DTE の再起動ステートです。

R3 は、DCE の再起動ステートです。

ステートが R2 または R3 の場合、インターフェイスは Restart パケットの確認応答を待機しています。

modulo

モジュロの値。使用されるパケット シーケンス ナンバリング方式を決定します。

idle

発信または受信したアイドル状態の Virtual Circuit(VC; 仮想回線)を閉じるまでに、Cisco IOS ソフトウェアが待機する秒数

timer

インターフェイス タイマーの値。インターフェイス ステートが R2 または R3 でないかぎり、0(ゼロ)です。

nvc

特定のプロトコルについて、単一ホストで同時に送受信が許可される VC の最大数のデフォルト

Window size: input, output

インターフェイスに対するデフォルトのウィンドウ サイズ(パケット数)。 x25 facility インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、発信元がルータのスイッチド VC のデフォルト値を上書きできます。

Packet size: input, output

インターフェイスに対するデフォルトの最大パケット サイズ(バイト数)。 x25 facility インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、発信元がルータのスイッチド VC のデフォルト値を上書きできます。

Timers:

X.25 タイマーの値。内容は次のとおりです。

DCE デバイスの場合 ― T10 ~ T13

DTE デバイスの場合 ― T20 ~ T23

TH

パケットの確認応答スレッシュホールド(パケット数)。この値は、明確な確認応答が送信されるまでに受信されるパケット数を決定します。デフォルト値(0)は、着信ウィンドウが満杯の状態の場合にのみ明確な確認応答を送信します。

Channels: Incoming-only, Two-way, Outgoing-only

このインターフェイスの VC 範囲を表示します。

RESTARTs

送信済み/受信済みの形式を使用して、インターフェイスの Restart パケットの統計情報を表示します。

CALLs

正常に送信されたコール+失敗したコール/受信されたコール+失敗したコール/転送されたコール+失敗したコール。転送されたコールは、送信されたコールとしてカウントされます。

DIAGs

送受信された診断メッセージ

アカウンティング オプションの例

以下の例では、Cisco 7500 シリーズ ルータで、 accounting オプションを使用した場合の show interfaces serial コマンドを示しています。

Router# show interfaces serial 1/0 accounting
 
Serial1/0
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
IP 7344 4787842 1803 1535774
Appletalk 33345 4797459 12781 1089695
DEC MOP 0 0 127 9779
ARP 7 420 39 2340
 

表19-25 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。

 

表19-25 show interfaces serial のフィールドの説明 ― アカウンティング

フィールド
説明

Protocol

インターフェイスで稼働しているプロトコル

Pkts In

該当するプロトコルで受信されたパケット数

Chars In

該当するプロトコルで受信された文字数

Pkts Out

該当するプロトコルで送信されたパケット数

Chars Out

該当するプロトコルで送信された文字数

Cisco AS5800 アクセス サーバの例

以下の例では、グループ 23 のタイム スロット 2 のシリアル インターフェイス(シェルフ 1、スロット 4、ポート 0)で発生したアクティビティを示しています。

Router# show interfaces serial 1/4/0:2:23
 
Serial1/4/0:2:23 is up, line protocol is up (spoofing)
Hardware is DS-T1
MTU 1500 bytes, BW 64 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set
Last input 00:00:01, output 00:00:01, output hang never
Last clearing of "show interface" counters 22:24:30
Queueing strategy: fifo
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
 
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5274 packets input, 20122 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
5274 packets output, 30836 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
2 carrier transitions no alarm present
Timeslot(s) Used:24, subrate: 64Kb/s, transmit delay is 0 flags
 

表19-26 で、この出力で表示される重要なフィールドのうち、 表19-12 に記載されたフィールドとは異なるものについて説明します。

 

表19-26 show interfaces serial のフィールドの説明 ― Cisco AS5800

フィールド
説明

Last clearing of “show interface” counters

統計情報(送受信バイト数など)を累積しているカウンタが前回ゼロにリセットされた時刻

Queueing strategy

このインターフェイスに設定されたキューイングのタイプを表示します。出力例では、キューイング タイプが FIFO に設定されています。

throttles

バッファまたはプロセッサのオーバーロードが原因で、ポートのレシーバーがディセーブルになった回数

output buffer failures

出力バッファが失敗した回数

output buffer swapped out

出力バッファがスワッピングした回数

Timeslot(s) Used

T1 チャネルに割り当てられたタイムスロットの数

subrate

各タイムスロットの帯域幅

transmit delay is ...

各フレームの間に挿入されたアイドル フラグの数

T3/E3 SPA の例

以下の例では、シャーシ スロット 5 に搭載された SIP の、サブスロット 0 に装着された T3/E3 SPA の最初のポートに対するインターフェイスの統計情報を示しています。

Router# show interfaces serial
 
Serial5/0/0 is up, line protocol is up
Hardware is SPA-4T3E3
Internet address is 110.1.1.2/24
MTU 4470 bytes, BW 44210 Kbit, DLY 200 usec,
reliability 255/255, txload 234/255, rxload 234/255
Encapsulation HDLC, crc 16, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Last input 00:00:05, output 00:00:00, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 40685000 bits/sec, 115624 packets/sec
5 minute output rate 40685000 bits/sec, 115627 packets/sec
4653081241 packets input, 204735493724 bytes, 0 no buffer
Received 4044 broadcasts (0 IP multicast)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
4652915555 packets output, 204728203520 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 applique, 4 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
2 carrier transitions
rxLOS inactive, rxLOF inactive, rxAIS inactive
txAIS inactive, rxRAI inactive, txRAI inactive
 

表19-27 に、 show interfaces serial の出力に表示されるフィールドの説明を示します。


) この出力で表示されるフィールドは、カード タイプ、インターフェイスの設定、およびインターフェイスのステータスによって異なります。


 

表19-27 T3/E3 SPA ― コマンド出力フィールドの説明

フィールド
説明

Serial

シリアル インターフェイスの名前

line protocol is

回線プロトコルがアップ状態の場合、ローカル ルータはリモート ルータからキープアライブ パケットを受信しています。回線プロトコルがダウン状態の場合、ローカル ルータはリモート ルータからキープアライブ パケットを受信していません。

Hardware is

インターフェイスに特定のハードウェア タイプを指定します。

Internet address is

インターフェイスの IP アドレス

MTU

インターフェイスに設定された最大パケット サイズ

BW

帯域幅(Kbps)

DLY

インターフェイスの遅延(マイクロ秒)

reliability

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの信頼性(255/255 は 100% の信頼性)。5 分間の幾何平均から算出されます。

txload

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの送信負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。

rxload

255 を分母とする分数で表したインターフェイスの受信負荷(255/255 は完全な飽和状態)。5 分間の幾何平均から算出されます。

encapsulation

カプセル化方式

crc

CRC サイズ(ビット数)

loopback

ループバックが設定されているかどうかを示します。

keepalive

キープアライブが設定されているかどうかを示します。

Last input

インターフェイスが直前のパケットを正常に受信し、ルータでローカルに処理してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

Last ouput

インターフェイスが直前のパケットを正常に送信してからの経過時間、分、および秒数。この情報は、デッド インターフェイスでいつ障害が発生したかを把握する場合に役立ちます。このカウンタは、パケットがプロセスによってスイッチングされた場合にのみ更新されます。パケットがファスト スイッチングされた場合には更新されません。

output hang

送信時間が長すぎたためにインターフェイスが最後にリセットされてから経過した時間、分、および秒数(または never)。[last] フィールドの時間数が 24 時間を超える場合は、日数と時間数が出力されます。このフィールドがオーバーフローした場合は、アスタリスクが表示されます。

Last clearing of show interface

このレポートで表示される統計情報(送受信バイト数など)を累積しているカウンタが前回ゼロにリセットされた時刻。このカウンタをクリアしても、ルーティングに影響する可能性のある変数(load や reliability など)はクリアされません。

*** は、経過時間が長すぎて表示できないことを意味します。

0:00:00 は、カウンタがクリアされてからの経過時間が 231 ミリ秒より長い(および 232 ミリ秒未満であること)を示します。

Input queue

size ― 入力キューの現在のサイズ
max ― 入力キューの最大サイズ
drops ― キューが満杯だったために廃棄されたパケットの数
flushes ― キュー内のデータが廃棄された回数

Total output drops

廃棄されたパケットの総数

Queueing strategy

FIFO キューイング方法(他のキューイング方法として、priority-list、custom-list、および weighted fair が使用されることもあります)。

Output queue

size ― 出力キューの現在のサイズ
max ― 出力キューの最大サイズ

5-minute input rate

最後の 5 分間に受信された 1 秒あたりの平均のビット数およびパケット数。プロミスキャス モードでないインターフェイスでは、自身が送受信したネットワーク トラフィックを検知します(すべてのネットワーク トラフィックを検知するわけではありません)。

5 分間の送受信レートは、あくまでも所定の 5 分間における 1 秒あたりのトラフィック量の予想値です。これらのレートは、5 分間を時間定数とし、指数関数的に重み付けを行った平均値です。この平均値が該当期間中の均一なトラフィック ストリームについて瞬間速度の 2% 以内に収まるまでに、この時間定数の 4 倍の期間が経過する必要があります。

5-minute output rate

最後の 5 分間に送信された、1 秒あたりの平均のビット数およびパケット数。プロミスキャス モードでないインターフェイスでは、自身が送受信したネットワーク トラフィックを検知します(すべてのネットワーク トラフィックを検知するわけではありません)。

5 分間の送受信レートは、あくまでも所定の 5 分間における 1 秒あたりのトラフィック量の予想値です。これらのレートは、5 分間を時間定数とし、指数関数的に重み付けを行った平均値です。この平均値が該当期間中の均一なトラフィック ストリームについて瞬間速度の 2% 以内に収まるまでに、この時間定数の 4 倍の期間が経過する必要があります。

rxLOS

LOS ステータスの受信。値は inactive または active です。

rxLOF

LOF ステータスの受信。値は inactive または active です。

rxAIS

AIS ステータスの受信。値は inactive または active です。

txAIS

AIS ステータスの送信。値は inactive または active です。

rxRAI

リモート AIS ステータスの受信。値は inactive または active です。

txRAI

リモート AIS ステータスの送信。値は inactive または active です。

 
関連コマンド

コマンド
説明

show controllers serial

コントローラの統計情報を表示します。

show upgrade fpd file

Field-Programmable Device(FPD)イメージ パッケージ ファイルの内容を表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで、 show upgrade fpd file コマンドを入力します。

show upgrade fpd file file-url [ detail ]

 
シンタックスの説明

file-url

FPD イメージ パッケージ ファイルの場所を指定します。最初にストレージ デバイスの場所やタイプ(disk0、slot0、tftp、または ftp など)を指定し、そのあとに FPD イメージのパスを指定します。

detail

(任意)FPD イメージ パッケージ ファイルの内容に関する詳細情報を表示します。このオプションは、カスタマー サポート スタッフだけが使用します。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S6

このコマンドが追加され、Cisco 7304 ルータの show upgrade file コマンドがこのコマンドに置き換えられました。

12.2(25)S3

show upgrade fpd file file-url コマンドの出力で、簡単なバージョン情報だけを表示するように変更されました。以前の Cisco IOS リリースでこのコマンドから生成された出力は、 show upgrade fpd file-url detail コマンドを入力して、このリリースでも引き続き生成できます。また、 detail オプションがこのリリースで新たに加えられました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、FPD イメージ パッケージ ファイルに関連する情報を表示します。このコマンドで表示される情報の大部分は、カスタマー サポートのために使用されます。

次に、Cisco 7600 ルータの show upgrade file コマンドの出力例を示します。

Router# show upgrade fpd file tftp://mytftpserver/myname/myfpdpkg/c7600-fpd-pkg.122-18.SXE.pkg
Loading myname/myfpdpkg/c7600-fpd-pkg.122-18.SXE.pkg from 124.0.0.0 (via FastEthernet0): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[OK]
Cisco Field Programmable Device Image Package for IOS
C7600 Family FPD Image Package (c7600-fpd-pkg.122-18.SXE.pkg), Version 12.2(SXE)
Copyright (c) 2004-2005 by cisco Systems, Inc.
Built Fri 25-Mar-2005 09:12 by integ
 
 
=============================== ================================================
Bundled FPD Image Version Matrix
================================================
Min. Req.
Supported Card Types ID Image Name Version H/W Ver.
=============================== == ========================= ========= =========
2-port T3/E3 Serial SPA 1 T3E3 SPA ROMMON 2.12 0.0
2 T3E3 SPA I/O FPGA 0.24 0.0
3 T3E3 SPA E3 FPGA 0.6 0.0
4 T3E3 SPA T3 FPGA 0.14 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
4-port T3/E3 Serial SPA 1 T3E3 SPA ROMMON 2.12 0.0
2 T3E3 SPA I/O FPGA 0.24 0.0
3 T3E3 SPA E3 FPGA 0.6 0.0
4 T3E3 SPA T3 FPGA 0.14 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
8-port Channelized T1/E1 SPA 1 CTE1 SPA ROMMON 2.12 0.140
1 CTE1 SPA ROMMON NP 2.12 0.0
2 CTE1 SPA I/O FPGA 1.2 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
2-port Channelized T3 SPA 1 CT3 SPA ROMMON 2.12 0.100
2 CT3 SPA I/O FPGA 1.1 0.100
3 CT3 SPA T3 FPGA R1 0.11 0.100
3 CT3 SPA T3 FPGA R2 0.15 0.200
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
4-port Channelized T3 SPA 1 CT3 SPA ROMMON 2.12 0.100
2 CT3 SPA I/O FPGA 1.1 0.100
3 CT3 SPA T3 FPGA R1 0.11 0.100
3 CT3 SPA T3 FPGA R2 0.15 0.200
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
2-port OC3 POS SPA 1 POS SPA IOFPGA P1 3.4 0.0
1 POS SPA IOFPGA P2 3.4 0.200
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
4-port OC3 POS SPA 1 POS SPA IOFPGA P1 3.4 0.0
1 POS SPA IOFPGA P2 3.4 0.200
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
1-port OC12 POS SPA 1 POS SPA IOFPGA P1 3.4 0.0
1 POS SPA IOFPGA P2 3.4 0.200
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
2-port OC3 ATM SPA 1 KATM SPA IOFPGA 1.24 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
4-port OC3 ATM SPA 1 KATM SPA IOFPGA 1.24 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
1-port OC12 ATM SPA 1 KATM SPA IOFPGA 1.24 0.0
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
SIP-200 1 SIP-200 I/O FPGA P1 1.1 0.100
1 SIP-200 I/O FPGA P4 1.1 0.400
1 SIP-200 I/O FPGA P6 1.1 0.600
2 SIP-200 EOS FPGA P1 0.27 0.100
2 SIP-200 EOS FPGA P450 1.211 0.450
2 SIP-200 EOS FPGA P5 0.27 0.500
2 SIP-200 EOS FPGA P550 1.211 0.550
2 SIP-200 EOS FPGA P6 1.211 0.600
3 SIP-200 PEG TX FPGA P1 1.129 0.100
3 SIP-200 PEG TX FPGA P6 1.129 0.600
4 SIP-200 PEG RX FPGA P1 1.3 0.100
4 SIP-200 PEG RX FPGA P4 1.3 0.400
4 SIP-200 PEG RX FPGA P6 1.3 0.600
5 SIP-200 ROMMON 1.2 0.100
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
SIP-400 1 SIP-400 ROMMON 1.1 0.1
2 SIP-400 I/O FPGA 0.82 0.1
3 SIP-400 SWITCH FPGA 0.25 0.1
------------------------------- -- ------------------------- --------- ---------
CWPA2 1 CWPA2 I/O FPGA P1 0.37 0.1
2 CWPA2 EOS FPGA P1 0.28 0.1
3 CWPA2 ROMMON 1.1 0.1
=============================== ================================================

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した SPA の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SIP にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

show upgrade fpd package default

Cisco IOS ソフトウェア リリースが稼働する Shared Port Adapter(SPA)を正常にサポートするためにルータが必要とする Field-Programmable Device(FPD)イメージ パッケージを表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show upgrade fpd package default コマンドを入力します。

show upgrade fpd package default

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S6

このコマンドが追加され、Cisco 7304 ルータの show upgrade package default コマンドがこのコマンドに置き換えられました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドの出力は Cisco IOS イメージから生成されたものであり、特定の Cisco IOS リリースに必要なデフォルトの FPD イメージ パッケージ ファイルに関する情報が提供されていることに注意します。このコマンドを使用すると、稼働中の Cisco IOS イメージのデフォルトの FPD イメージ パッケージ ファイルでサポートされる SPA も表示されます。

以下の例に示すオリジナル形式の show upgrade package default コマンド出力では、特定の Cisco IOS リリースが稼働する特定のルータに SPA-4FE-7304 または SPA-2GE-7304 をインストールする場合に、spa_fpd.122-20-S3.pkg FPD イメージ パッケージ ファイルが必要であることを示しています。

Router# show upgrade package default
 
*************************************************************************
This IOS release supports the following default FPD Image Package(s) for
automatic upgrade:
*************************************************************************
 
SPA FPD Image Package:spa_fpd.122-20.S3.pkg
 
List of SPAs supported in this package:
 
Minimal
No. SPA Name HW Ver.
---- ------------------ -------
1) SPA-4FE-7304 0.0
2) SPA-2GE-7304 0.0
---- ------------------ -------

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した SPA の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SPA Interface Processor(SIP)にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

show upgrade fpd progress

Field-Programmable Device(FPD)のアップグレード中に FPD アップグレードの進行状況を表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show upgrade fpd progress コマンドを入力します。

show upgrade fpd progress

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S6

このコマンドが追加され、Cisco 7304 ルータの show upgrade progress コマンドがこのコマンドに置き換えられました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

以下に、サブスロット 0 および 1 に取り付けられていた Shared Port Adapter(SPA)の FPD アップグレードのステータスの例を示します。

Router# show upgrade fpd progress
 
FPD Image Upgrade Progress Table:
 
==== =================== ====================================================
Field Programmable Time
Slot Card Description Device :"ID-Name" Needed Time Left State
==== =================== ================== ========== ========== ===========
2/0 SPA-2GE-7304 1-4FE/2GE FPGA 00:06:00 00:05:17 Updating...
---- ------------------- ------------------ ----------- --------- -----------
2/1 SPA-4FE-7304 1-4FE/2GE FPGA --:--:-- --:--:-- Waiting...
==== =================== ====================================================

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した Shared Port Adapter(SPA)の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SPA Interface Processor(SIP)にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

show upgrade fpd table

Field-Programmable Device(FPD)イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示するには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで show upgrade fpd table コマンドを入力します。

show upgrade fpd table

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S6

このコマンドが追加され、Cisco 7304 ルータの show upgrade table コマンドがこのコマンドに置き換えられました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、FPD イメージ パッケージ ファイルを管理したり、FPD イメージ パッケージ ファイル内の正しい FPD イメージを特定して FPD アップグレードを実行したりするために、Cisco IOS イメージで使用されるバージョン情報を表示します。このコマンドで表示される情報の大部分は、カスタマー サポートのために使用されます。

以下の例では、Cisco IOS Release 12.2(20)S5 のさまざまな FPD 情報を示しています。

Router# show upgrade fpd table
 
Field Programmable Devices (FPD) Bundle Information Table:
==========================================================
 
 
Table Entry #1:
 
Bundle Card Type:SPA-4FE-7304 (0x435)
Platform Family:0x0
Bundle Name Prefix:spa_4fe2ge
Bundle Version:0.5
Minimal H/W Version:0.0
FPD Image Count:1
FPD Image Required:
Min. Required
FPD ID FPD Name Version
------ ------------------------ -------------
1 Data & I/O FPGA 4.17
------ ------------------------ -------------
 
Table Entry #2:
 
Bundle Card Type:SPA-2GE-7304 (0x436)
Platform Family:0x0
Bundle Name Prefix:spa_4fe2ge
Bundle Version:0.5
Minimal H/W Version:0.0
FPD Image Count:1
FPD Image Required:
Min. Required
FPD ID FPD Name Version
------ ------------------------ -------------
1 Data & I/O FPGA 4.17
------ ------------------------ -------------

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した Shared Port Adapter(SPA)の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SPA Interface Processor(SIP)にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

speed

ファスト イーサネット インターフェイスの速度を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで speed コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

speed { 10 | 100 | auto }

no speed

 
シンタックスの説明

10

インターフェイスの伝送速度を 10 Mbps に設定します。

100

インターフェイスの伝送速度を 100 Mbps に設定します。

auto

自動ネゴシエーションをイネーブルにします。インターフェイスは、ネットワーク構成のなかで使用されているメディアのタイプやピア ルータ、ハブ、スイッチの伝送速度といった環境ファクタに応じて、自動的に 10 Mbps または 100 Mbps で動作します。これは、デフォルト値です。

 
デフォルト

auto

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.2(10)P

このコマンドが追加されました。

12.2(20)S1

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(20)S1 に統合され、デフォルト値が auto に変更されました。

12.0(32)S

このコマンドが Cisco 12000 シリーズ ルータ の Cisco IOS Release 12.2(32)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

インターフェイスで自動ネゴシエーション機能をイネーブルにするには、 speed コマンドまたは duplex コマンドのいずれかを auto に設定する必要があります。デフォルト設定では、両コマンドとも auto に設定されています。

表19-28 は、 duplex コマンドと speed コマンドの設定の異なる組み合わせについて、インターフェイスの動作を説明しています。指定の duplex コマンドと指定の speed コマンドを併せて設定することによって、特定のシステム動作が実現します。

インターフェイスで duplex speed の設定を両方とも auto 以外に指定すると、そのインターフェイスの自動ネゴシエーションはディセーブルになります。


) インターフェイス ポートを強制的に特定の設定で動作させる必要があり、したがって自動ネゴシエーションをディセーブルにする必要がある場合は、正しく伝送を行うために、リモート リンクが互換性のあるリンク設定になっていることを確認する必要があります。これには、リンクでのフロー制御のサポートが含まれます。



) 4 ポート 10/100 ファスト イーサネット Shared Port Adapter(SPA) および 2 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット SPA のすべてのインターフェイスは、MSC が満杯のときにパケット フローを停止させるために、ポーズ フレームの伝送を自動的にサポートしています。4 ポート 10/100 ファスト イーサネット SPA または 2 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット SPA のインターフェイスについて、フロー制御をディセーブルにすることはできません。したがって、フロー制御のサポートは設定不可能ですが、自動ネゴシエーション時にアドバタイズされます。

自動ネゴシエーションをディセーブルにする場合は、フロー制御が 4 ポート 10/100 ファスト イーサネット SPA および 2 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット SPA のすべてのインターフェイスで自動的にイネーブルになるため、リモート デバイスがフロー制御をサポートするように設定されていることを確認する必要があります。


 

表19-28 duplex コマンドと speed コマンドの関係

duplex コマンド
speed コマンド
実現されるシステム動作

duplex auto

speed auto

速度とデュプレックス モードの両方の自動ネゴシエーションが行われます。インターフェイスは、次のリンク設定の機能をアドバタイズします。

10 Mbps および半二重

10 Mbps および全二重

100 Mbps および半二重

100 Mbps および全二重

duplex auto

speed 100 または speed 10

デュプレックス モードの自動ネゴシエーションが行われます。インターフェイスは、半二重または全二重モードの機能とともに、設定された速度の機能をアドバタイズします。

たとえば、 speed 100 コマンドと duplex auto コマンドを設定した場合、インターフェイスは次の機能をアドバタイズします。

100 Mbps および半二重

100 Mbps および全二重

duplex half または duplex full

speed auto

速度の自動ネゴシエーションが行われます。インターフェイスは、10 Mbps または 100 Mbps 動作の機能とともに、設定されたデュプレックス モードの機能をアドバタイズします。

たとえば、 duplex full コマンドと speed auto コマンドを設定した場合、インターフェイスは次の機能をアドバタイズします。

10 Mbps および全二重

100 Mbps および全二重

duplex half

speed 10

インターフェイスで 10 Mbps および半二重動作を強制し、自動ネゴシエーションをディセーブルにします。

duplex full

speed 10

インターフェイスで 10 Mbps および全二重動作を強制し、自動ネゴシエーションをディセーブルにします。

duplex half

speed 100

インターフェイスで 100 Mbps および半二重動作を強制し、自動ネゴシエーションをディセーブルにします。

duplex full

speed 100

インターフェイスで 100 Mbps および全二重動作を強制し、自動ネゴシエーションをディセーブルにします。

次の例では、Cisco 7304 ルータのスロット 2 に搭載された MSC の下部(1)サブスロットに SPA が搭載されている場合に、SPA の 2 つめのインターフェイス(ポート 1)について、自動ネゴシエーション時に 10 Mbps 動作のみ、および全二重または半二重のいずれかの機能をアドバタイズするように指定しています。

Router# configure terminal

Router(config)# interface fastethernet 2/1/1

Router(config-if)# speed 10

Router(config-if)# duplex auto

 

この設定によって、インターフェイスは自動ネゴシエーション時に次の機能をアドバタイズします。

10 Mbps および半二重

10 Mbps および全二重


) フロー制御のサポートは、自動ネゴシエーションがイネーブルのときは常にアドバタイズされます。


 
関連コマンド

コマンド
説明

duplex

インターフェイスのデュプレックス動作を設定します。

interface fastethernet

特定のファスト イーサネット インターフェイスを設定のために選択します。

show controllers fastethernet

Cisco 7304 ルータのファスト イーサネット インターフェイスについて、インターフェイス情報、伝送の統計情報とエラー、および MAC 宛先アドレスと VLAN フィルタリング テーブルを表示します。

show interfaces fastethernet

ファスト イーサネット インターフェイスに関する情報を表示します。

t1 framing

T1 チャネルで使用されるフレーミングのタイプを指定するには、コントローラ コンフィギュレーション モードで t1 framing コマンドを使用します。

チャネライズド T3 インターフェイス プロセッサが搭載された Cisco 7500 シリーズ ルータ

t1 channel framing { esf | sf }

チャネライズド T3/E3 Shared Port Adapter(SPA)

t1 channel framing {esf | sf [hdlc-idle {0x7e | 0xff}] [mode {j1}]}

no t1 channel framing {esf | sf [hdlc-idle {0x7e | 0xff}] [mode {j1}]}

 
シンタックスの説明

channel

T1 チャネルを示す番号

CT3IP の場合 ― 1 ~ 28

CT3 SPA の場合 ― 0 ~ 23

esf

Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)が T1フレーミング タイプとして使用されるように指定します。これは、CT3IP のデフォルト値です。

sf

Super Frame(SF)が T1フレーミング タイプとして使用されるように指定します。これは、T3/E3 SPA のデフォルト値です。

hdlc-idle { 0x7e | 0xff }

(任意)T1 インターフェイスのアイドル パターンを 0x7e (デフォルト)または 0xff のどちらかに設定します。

mode { j1 }

(任意)JT-G704 の日本のフレーム タイプを指定します。

 
デフォルト

esf (C3TIP の場合)

sf (T3/E3 SPA の場合)

 
コマンド モード

コントローラ コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

11.3

このコマンドが追加されました。

12.0(14)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(14)S に統合されました。 hdlc-idle キーワード オプションが追加されました。

12.2S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2S に統合されました。

12.2(18)SXE

Cisco 7600 シリーズ ルータの SPA をサポートするように、このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。 mode キーワード オプションが追加されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

t1 framing コマンドを指定しない場合、デフォルトの ESF が使用されます。


) CT3IP の T1 チャネル番号は、他のシスコ製品で使用される従来のゼロベース方式(0 ~ 27)ではなく、1 ~ 28 を使用します。このナンバリング方式は、チャネライズド T3 機器内で、T1 チャネルに対する通信事業者の番号付け方式との一貫性を保ちます。


デフォルト モードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。CT3IP を搭載した Cisco 7500 シリーズ ルータの場合、このコマンドには no 形式がありません。

以下に、CT3IP の T1 回線番号 6 と 8 のフレーミングを SF に設定する例を示します。

Router(config)# controller t3 9/0/0
Router(config-controller)# t1 6 framing sf
Router(config-controller)# t1 8 framing sf

 
関連コマンド

コマンド
説明

controller

T1、E1、または T3コントローラを設定し、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

show controller

コントローラの設定を表示します。

ttb

E3 g832 フレーミング モードでトレース トレイル バッファを送信するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ttb コマンドを使用します。トレースをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ttb { country | rnode | serial | snode | soperator | x } line

no ttb { country | rnode | serial | snode | soperator | x } line

 
シンタックスの説明

country line

2 桁の国コード

rnode line

受信ノード コード

serial line

M.1400シリアル

snode line

送信タウン/ノード ID コード

soperator line

送信オペレータ コード

x line

XO

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2S

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

ttb コマンドは、リモート デバイスに送信するフィールドを含んだヘッダーを追加します。

次に、スロット 5 の最初のポートで TTB メッセージを開始する例を示します。

Router# configure terminal
Router(config)# int serial 5/0/0
Router(config-if)# ttb country us
Router(config-if)# ttb snode 123
Router(config-if)# ttb rnode rn
Router(config-if)# ttb x 9
Router(config-if)# ttb serial 432

 
関連コマンド

コマンド
説明

show controller serial

コントローラの統計情報を表示します。

upgrade fpd auto

Field-Programmable Device(FPD)バージョンの非適合性が検出された場合に、Shared Port Adapter(SPA)の現在の FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定するには、 upgrade fpd auto グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。FPD イメージの自動アップグレードをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

upgrade fpd auto

no upgrade fpd auto

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

このコマンドは、ルータに SPA が設置されている場合、デフォルトでイネーブルです。ルータは起動中に、または SPA Interface Processor(SIP)サブスロットに SPA を挿入したあとに、SPA FPD イメージを調べます。ユーザが no upgrade fpd auto コマンドを入力して自動 FPD アップグレードをディセーブルにしないかぎり、ルータは FPD イメージと SPA 間の非適合性を検出すると、自動 FPD アップグレードを実行しようとします。

Cisco 7304 ルータ以外のすべてのプラットフォームでは、FPD の非適合性が検出されると、デフォルトでルータはそのすべてのフラッシュ ファイル システム内で FPD イメージ パッケージを検索し、 upgrade fpd auto がイネーブルになります。 upgrade fpd path コマンドを使用すると、FPD の非適合性が検出されたときに別の場所(FTP サーバや TFTP サーバなど)で FPD イメージ パッケージを検索するように、ルータを設定できます。

Cisco 7304 では、デフォルト設定が異なります。デフォルトでは、 upgrade fpd auto は、ルータのプライマリ フラッシュ ファイル システム(disk0:)内で FPD イメージ パッケージ ファイルを検索します。FPD の非適合性が検出された場合に、ルータのプライマリ フラッシュ ファイル システム以外の場所で FPD イメージ パッケージ ファイルを検索するようにルータを設定するには、 upgrade fpd path fpd-pkg-dir-url コマンドを入力して、ルータが FPD イメージ パッケージ ファイルを検索する場所を指定します。FPD イメージ パッケージ ファイルの検索に成功すると、FPD アップグレード プロセスが自動的に開始されます。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S2

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、デフォルトでイネーブルに設定されています。通常は、このデフォルト設定をそのまま使用してください。

Cisco 7304 では、デフォルト動作が他のルータとは異なります。デフォルト動作の詳細については、このコマンド リファレンスのデフォルトの項を参照してください。

このコマンドがディセーブルで、FPD のアップグレードが必要な場合は、 upgrade hw-module subslot コマンドを使用して SPA FPD イメージを手動でアップグレードすることができます。この処理は、既存の FPD とは互換性がないため、SPA をディセーブルにしたあとで実行してください。

SPA の FPD イメージをアップグレードすると、アップグレードの実行中に SPA がオフラインになります。FPD イメージ アップグレードは、長時間を要することがあります。 show upgrade fpd progress コマンドを使用すると、特定の SPA について FPD をダウンロードする場合の、予測時間に関する詳細情報を収集することもできます。

次に、SPA で FPD イメージ アップグレードが必要で、 upgrade fpd auto コマンドが イネーブル にされている場合の出力例を示します。適合性のない FPD イメージが自動的にアップグレードされます。

% Uncompressing the bundle ... [OK]
*Jan 13 22:38:47:%FPD_MGMT-3-INCOMP_FPD_VER:Incompatible 4FE/2GE FPGA (FPD ID=1) image version detected for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0. Detected version = 4.12, minimal required version = 4.13. Current HW version = 0.32.
*Jan 13 22:38:47:%FPD_MGMT-5-FPD_UPGRADE_ATTEMPT:Attempting to automatically upgrade the FPD image(s) for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 ...
 
*Jan 13 22:38:47:%FPD_MGMT-6-BUNDLE_DOWNLOAD:Downloading FPD image bundle for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 ...
*Jan 13 22:38:49:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_TIME:Estimated total FPD image upgrade time for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 = 00:06:00.
*Jan 13 22:38:49:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_START:4FE/2GE FPGA (FPD ID=1) image upgrade in progress for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0. Updating to version 4.13. PLEASE DO NOT INTERRUPT DURING THE UPGRADE PROCESS (estimated upgrade completion time = 00:06:00) ...[...............................................................................
(part of the output has been removed for brevity) ............................................................................................................................................................................................]
SUCCESS - Completed XSVF execution.
 
*Jan 13 22:44:33:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_PASSED:4FE/2GE FPGA (FPD ID=1) image upgrade for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 has PASSED. Upgrading time = 00:05:44.108
*Jan 13 22:44:33:%FPD_MGMT-6-OVERALL_FPD_UPGRADE:All the attempts to upgrade the required FPD images have been completed for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0. Number of successful/failure upgrade(s):1/0.
*Jan 13 22:44:33:%FPD_MGMT-5-CARD_POWER_CYCLE:SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 is being power cycled for the FPD image upgrade to take effect.

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した SPA の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SIP にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

upgrade fpd path

Field-Programmable Device(FPD)の自動アップグレード中に、ルータのプライマリ フラッシュ ファイル システム以外の場所から FPD イメージ パッケージ ファイルを検索するようにルータを設定するには、 upgrade fpd path グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力して、FPD の自動アップグレード中に FPD イメージ パッケージ ファイルを検索する場所を新規に指定します。デフォルト設定に戻して、FPD の自動アップグレードが起動された場合にルータのフラッシュ ファイル システム内で FPD イメージ パッケージ ファイルを検索するようにルータを設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。

upgrade fpd path fpd-pkg-dir-url

no upgrade fpd path fpd-pkg-dir-url

 
シンタックスの説明

fpd-pkg-dir-url

FPD イメージ パッケージ ファイルの場所を指定します。最初にストレージ デバイスの場所やタイプ(disk0、slot0、tftp、または ftp など)を指定し、そのあとに FPD イメージ パッケージ ファイルのパスを指定します。FPD イメージ パッケージ ファイルの名前が fpd-pkg-dir-url 内で指定されていないことに注意します。場所が適切に設定されると、Cisco IOS は正しい FPD イメージ パッケージ ファイルを自動的にダウンロードします。

fpd-pkg-dir-url の最後の文字は常に [/] であることに注意します。

 
デフォルト

Cisco 7304 以外のルータ

デフォルトでは、Shared Port Adapter(SPA)の FPD イメージと稼働中の Cisco IOS イメージの間に非適合性が検出された場合、ルータはそのすべてのフラッシュ ファイル システム内で FPD イメージ パッケージ ファイルを検索します。FPD の自動アップグレード中に、ルータのフラッシュ ファイル システム以外の場所に FPD イメージ パッケージ ファイルを格納する場合は、 upgrade fpd path コマンドを使用して FPD イメージ パッケージ ファイルを検索するルータの場所を新規に指定します。

Cisco7304 ルータのみ

デフォルトでは、SPA の FPD イメージと稼働中の Cisco IOS イメージの間に非適合性が検出された場合、ルータはプライマリ フラッシュ ファイル システム内で FPD イメージ パッケージ ファイルを検索します。FPD の自動アップグレード中に、ルータのデフォルトのフラッシュ ファイル システム以外の場所に FPD イメージ パッケージ ファイルを格納する場合は、 upgrade fpd path コマンドを使用して FPD イメージ パッケージ ファイルを検索するルータの場所を新規に指定します。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S2

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

12.0(31)S

このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(31)S に統合されました。

 
使用上のガイドライン

fpd-pkg-dir-url の最後の文字は常に [/] であることに注意します。このパスはファイル自体ではなく、ファイルを格納するディレクトリを指定します。このコマンドの正確な入力例については、このコマンド リファレンスの「例」を参照してください。

新しい FPD イメージ パッケージ ファイルの場所を示すパスを指定する場合は、パスにファイル名を含めないでください。適切な場所が設定されると、異なるバージョンの FPD イメージ パッケージ ファイルが同じ場所に複数格納されている場合でも、Cisco IOS は正しい FPD イメージ パッケージ ファイルを自動的にダウンロードします。

upgrade fpd path コマンドを入力しない場合、ルータはデフォルトのプライマリ フラッシュ ファイル システムから FPD イメージを検索します。

次に、パス johnstftpserver/fpdfiles を使用して、FPD の自動アップグレード中に TFTP サーバに格納された FPD イメージ パッケージ ファイル内から最新の FPD イメージ パッケージ ファイルを検索する例を示します。

upgrade fpd path tftp://johnstftpserver/fpdfiles/
 

次に、パス johnsftpserver/fpdfiles を使用して、FPD の自動アップグレード中に FTP サーバに格納された FPD パッケージ ファイル内から最新の FPD イメージ パッケージ ファイルを検索する例を示します。この例では、john がユーザ名、XXXXXXX が FTP パスワードです。

upgrade fpd path ftp://john:XXXXXXX@johnsftpserver/fpdfiles/

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade hw-module subslot

指定した SPA の現在の FPD イメージを手動でアップグレードします。

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SPA Interface Processor(SIP)にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

upgrade hw-module slot

SPA Interface Processor(SIP)の現在の Field-Programmable Device(FPD)イメージ パッケージを手動でアップグレードするには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで upgrade hw-module slot コマンドを入力します。このコマンドには、 no 形式がありません。

upgrade hw-module slot slot file file-url [ force ]

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SIP については、プラットフォーム固有の Shared Port Adapter(SPA)ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

file

ファイルをダウンロードするように指定します。

file-url

FPD イメージ パッケージ ファイルの場所を指定します。最初にストレージ デバイスの場所やタイプ(disk0、slot0、tftp、または ftp など)を指定し、そのあとに FPD イメージ パッケージ ファイルのパスを指定します。

force

(任意)SPA で、表示された FPD イメージ パッケージ内にある、最小限のバージョン要件を満たした適合性のあるすべての FPD イメージを更新するように設定します。このオプションを指定しないと、手動アップグレードでは、適合性のない FPD イメージのみがアップグレードされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。ただし、SIP の FPD イメージと、稼働中の Cisco IOS イメージで SPA を動作させるのに必要な FPD イメージのバージョンとの間に適合性がないことが検出されると、SIP を取り付けたルータは、デフォルトで FPD イメージをアップグレードするよう設定されていることに注意する必要があります。 upgrade hw-module slot コマンドは、FPD イメージを手動でアップグレードする場合に使用します。したがって、特定の SPA で自動アップグレードのデフォルト設定による互換 FPD イメージの検出に失敗した場合、または自動アップグレードのデフォルト設定が手動でディセーブルにされている場合以外は、 upgrade hw-module slot コマンド を使用しないでください。 no upgrade fpd auto コマンドを入力すると、FPD の自動アップグレードをディセーブルにすることができます。

FPD の非適合性が検出されない場合は、このコマンドに force オプションを入力しないかぎり、SPA FPD イメージはアップグレードされません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(18)SXE

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、SIP の FPD イメージを手動でアップグレードする場合に使用します。通常、FPD イメージをアップグレードする方法として最も簡単かつ推奨される方法は、自動 FPD アップグレード(デフォルトでイネーブル)です。自動 FPD アップグレードでは、FPD の非適合性が検出されると、すべての FPD イメージを検出し、自動的にアップグレードを実行します。

手動 FPD アップグレードは通常、次の場合に使用します。

FPD イメージに適合性がないために、システムによって対象となる SIP がディセーブルになった場合(システムが必要な FPD イメージ パッケージ ファイルの検出に失敗)

リカバリ アップグレードを実行する必要がある場合

FPD イメージ パッケージ ファイルに、FPD イメージ専用のバグ フィクスが格納されている場合

FPD イメージ アップグレード プロセスを実行すると、SIP および SIP に取り付けられたすべての SPA はオフラインになります。FPD イメージ アップグレードは、長時間を要することがあります。 show upgrade progress コマンドを使用すると、特定の SIP について FPD をダウンロードする場合の、予測時間に関する詳細情報を収集することもできます。

次に、FPD を手動でアップグレードする例を示します。

Router#upgrade hw-module slot 4 file disk0:c7600-fpd-pkg.122-18.SXE.pkg
 
% The following FPD(s) will be upgraded for 7600-SIP-200 (H/W ver = 0.550) in slot 4:
 
================== =========== =========== ============
Field Programmable Current Upgrade Estimated
Device:"ID-Name" Version Version Upgrade Time
================== =========== =========== ============
5-ROMMON 1.1 1.2 00:02:00
================== =========== =========== ============
 
 
 
% Are you sure that you want to perform this operation? [no]:y
% Restarting the target card in slot 4 for FPD image upgrade. Please wait ...
 
Router#
Mar 25 16:39:37:%CWAN_RP-6-CARDRELOAD:Module reloaded on slot 4/0
SLOT 4:00:00:06:%SSA-5-FABRICSYNC_DONE:Fabric sync on Primary channel done.
Mar 25 16:39:40:%MLS_RATE-4-DISABLING:The Layer2 Rate Limiters have been disabled.
Mar 25 16:39:40:%FPD_MGMT-6-UPGRADE_TIME:Estimated total FPD image upgrade time for 7600-SIP-200 card in slot 4 = 00:02:00.
Mar 25 16:39:40:%FPD_MGMT-6-UPGRADE_START:ROMMON (FPD ID=5) image upgrade in progress for 7600-SIP-200 card in slot 4. Updating to version 1.2. PLEASE DO NOT INTERRUPT DURING THE UPGRADE PROCESS (estimated upgrade completion time = 00:02:00) ...
Mar 25 16:39:39:%DIAG-SP-6-RUN_COMPLETE:Module 4:Running Complete Diagnostics...
Mar 25 16:39:40:%DIAG-SP-6-DIAG_OK:Module 4:Passed Online Diagnostics
SLOT 1:Mar 26 00:39:40:%SSA-5-FABRICSYNC_DONE:Fabric sync on Primary channel done.
Mar 25 16:39:40:%OIR-SP-6-INSCARD:Card inserted in slot 4, interfaces are now online
Mar 25 16:39:46:%FPD_MGMT-6-UPGRADE_PASSED:ROMMON (FPD ID=5) image in the 7600-SIP-200 card in slot 4 has been successfully updated from version 1.1 to version 1.2. Upgrading time = 00:00:06.000
Mar 25 16:39:46:%FPD_MGMT-6-OVERALL_UPGRADE:All the attempts to upgrade the required FPD images have been completed for 7600-SIP-200 card in slot 4. Number of successful/failure upgrade(s):1/0.
Mar 25 16:39:47:%FPD_MGMT-5-CARD_POWER_CYCLE:7600-SIP-200 card in slot 4 is being power cycled for the FPD image upgrade to take effect.
Mar 25 16:39:47:%OIR-6-REMCARD:Card removed from slot 4, interfaces disabled
Mar 25 16:39:47:%C6KPWR-SP-4-DISABLED:power to module in slot 4 set off (Reset)
Mar 25 16:40:38:%CWAN_RP-6-CARDRELOAD:Module reloaded on slot 4/0
SLOT 4:00:00:06:%SSA-5-FABRICSYNC_DONE:Fabric sync on Primary channel done.
Mar 25 16:40:41:%MLS_RATE-4-DISABLING:The Layer2 Rate Limiters have been disabled.
Mar 25 16:40:40:%DIAG-SP-6-RUN_COMPLETE:Module 4:Running Complete Diagnostics...
Mar 25 16:40:41:%DIAG-SP-6-DIAG_OK:Module 4:Passed Online Diagnostics
SLOT 1:Mar 26 00:40:41:%SSA-5-FABRICSYNC_DONE:Fabric sync on Primary channel done.
Mar 25 16:40:41:%OIR-SP-6-INSCARD:Card inserted in slot 4, interfaces are now online

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SIP にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。

upgrade hw-module subslot

特定の SPA の FPD アップグレードを手動で実行します。

upgrade hw-module subslot

Shared Port Adapter(SPA)の現在の Field-Programmable Device(FPD)イメージ パッケージを手動でアップグレードするには、イネーブル EXEC コンフィギュレーション モードで upgrade hw-module subslot コマンドを入力します。このコマンドには、 no 形式がありません。

upgrade hw-module subslot slot / subslot file file-url [ force ]

 
シンタックスの説明

slot

シャーシのスロット番号

スロットの情報については、該当するハードウェア マニュアルを参照してください。SPA Interface Processor(SIP)については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、またはプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Identifying Slots and Subslots for SIPs and SPAs」に対応する項目を参照してください。

/ subslot

SPA が取り付けられている SIP のセカンダリ スロット番号

サブスロットの情報については、プラットフォーム固有の SPA ハードウェア インストレーション ガイド、およびプラットフォーム固有の SPA ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで「Specifying the Interface Address on a SPA」に対応する項目を参照してください。

file

ファイルをダウンロードするように指定します。

file-url

FPD イメージ パッケージ ファイルの場所を指定します。最初にストレージ デバイスの場所やタイプ(disk0、slot0、tftp、または ftp など)を指定し、そのあとに FPD イメージ パッケージ ファイルのパスを指定します。

force

(任意)SPA で、表示された FPD イメージ パッケージ内にある、最小限のバージョン要件を満たした適合性のあるすべての FPD イメージを更新するように設定します。このオプションを指定しないと、手動アップグレードでは、適合性のない FPD イメージのみがアップグレードされます。

 
デフォルト

デフォルトの動作または値はありません。ただし、SIP の FPD イメージと、稼働中の Cisco IOS イメージで SPA を動作させるのに必要な FPD イメージのバージョンとの間に適合性がないことが検出されると、SIP を取り付けたルータは、デフォルトで FPD イメージをアップグレードするよう設定されていることに注意する必要があります。 upgrade hw-module subslot コマンドは、FPD イメージを手動でアップグレードする場合に使用します。したがって、特定の SPA で自動アップグレードのデフォルト設定による互換 FPD イメージの検出に失敗した場合、または自動アップグレードのデフォルト設定が手動でディセーブルにされている場合以外は、 upgrade hw-module subslot コマンド を使用しないでください。 no upgrade fpd auto コマンドを入力すると、FPD の自動アップグレードをディセーブルにすることができます。

FPD の非適合性が検出されない場合は、このコマンドに force オプションを入力しないかぎり、SPA FPD イメージはアップグレードされません。

 
コマンド モード

イネーブル EXEC

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.2(20)S2

このコマンドが追加されました。

12.2(18)SXE

このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドは、SIP の FPD イメージを手動でアップグレードする場合に使用します。通常、FPD イメージをアップグレードする方法として最も簡単かつ推奨される方法は、自動 FPD アップグレード(デフォルトでイネーブル)です。自動 FPD アップグレードでは、FPD の非適合性が検出されると、すべての FPD イメージを検出し、自動的にアップグレードを実行します。

手動 FPD アップグレードは通常、次の場合に使用します。

FPD イメージに適合性がないために、システムによって対象となる SIP がディセーブルになった場合(システムが必要な FPD イメージ パッケージ ファイルの検出に失敗)

リカバリ アップグレードを実行する必要がある場合

FPD イメージ パッケージ ファイルに、FPD イメージ専用のバグ フィクスが格納されている場合

FPD イメージ アップグレード プロセスを実行すると、SIP および SIP に取り付けられたすべての SPA はオフラインになります。FPD イメージ アップグレードは、長時間を要することがあります。 show upgrade progress コマンドを使用すると、特定の SIP について FPD をダウンロードする場合の、予測時間に関する詳細情報を収集することもできます。

次に、FPD を手動でアップグレードする例を示します。

Router# upgrade hw-module subslot 2/0 file disk0:spa_fpd.122-20.S2.pkg
% Uncompressing the bundle ... [OK]
 
 
% The following FPD(s) will be upgraded for card in subslot 2/0 :
 
================== =========== =========== ============
Field Programmable Current Upgrade Estimated
Device:"ID-Name" Version Version Upgrade Time
================== =========== =========== ============
1-Data & I/O FPGA 4.12 4.13 00:06:00
================== =========== =========== ============
 
 
% Are you sure that you want to perform this operation? [no]:y
% Restarting the target card (subslot 2/0) for FPD image upgrade. Please wait ...
 
Router#
*Jan 14 00:37:17:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_TIME:Estimated total FPD image upgrade time for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 = 00:06:00.
*Jan 14 00:37:17:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_START:4FE/2GE FPGA (FPD ID=1) image upgrade in progress for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0. Updating to version 4.13. PLEASE DO NOT INTERRUPT DURING THE UPGRADE PROCESS (estimated upgrade completion time = 00:06:00) ...[..........................(part of the output has been removed for brevity)....
.................................................................................]
SUCCESS - Completed XSVF execution.
 
*Jan 14 00:42:59:%FPD_MGMT-6-FPD_UPGRADE_PASSED:4FE/2GE FPGA (FPD ID=1) image upgrade for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 has PASSED. Upgrading time = 00:05:42.596
*Jan 14 00:42:59:%FPD_MGMT-6-OVERALL_FPD_UPGRADE:All the attempts to upgrade the required FPD images have been completed for SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0. Number of successful/failure upgrade(s):1/0.
*Jan 14 00:42:59:%FPD_MGMT-5-CARD_POWER_CYCLE:SPA-4FE-7304 card in subslot 2/0 is being power cycled for the FPD image upgrade to take effect.

 
関連コマンド

コマンド
説明

upgrade fpd auto

FPD バージョンの非適合性が検出された場合に、FPD イメージを自動的にアップグレードするようにルータを設定します。

upgrade fpd path

ルータが自動 FPD アップグレードを開始する場合の FPD イメージ パッケージのロード元を指定します。

show hw-module slot fpd

ルータのすべてのアクティブ SIP にし、FPD イメージ ファイルの現在のバージョンを表示します。

show hw-module subslot fpd

ルータの各 SPA の FPD バージョンを表示します。

show upgrade fpd file

FPD イメージ パッケージ ファイルの内容を表示します。

show upgrade fpd package default

ルータで SPA を適切にサポートするために必要な FPD イメージ パッケージを表示します。

show upgrade fpd progress

FPD アップグレードの実行中に、FPD アップグレードの進行状況を表示します。

show upgrade fpd table

FPD イメージ パッケージ ファイルを管理するために Cisco IOS ソフトウェアで使用されるさまざまな情報を表示します。