ルータ : Cisco 10000 シリーズ ルータ

Cisco 10008ルータ クイック スタート ガイド

Cisco 10008ルータ クイック スタート ガイド
発行日;2012/01/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 10008ルータ クイック スタート ガイド

マニュアルおよびリソース

マニュアルについてのご意見

関連資料

マニュアルの入手方法

Cisco.com

Product Documentation DVD

マニュアルの発注方法

シスコ製品のセキュリティ

シスコ製品のセキュリティ問題の報告

テクニカル サポート

Cisco Technical Support & Documentation Webサイト

Japan TAC Webサイト

Service Requestツールの使用

問題の重大度の定義

その他の資料および情報の入手方法

インストレーションの準備

設置場所

推奨される工具および付属品

ルータの設置

シャーシを持ち上げる

19インチ ラックへのルータのラックマウント(フラッシュ マウント構成)

19インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)

23インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)

アース端子の取り付け

ライン カードの取り付け

電源の接続

Cisco 10008ルータとDC電源の接続

Cisco 10008ルータとAC電源の接続

ケーブルの接続

アラーム インジケータの接続

PREコンソール ポートへのビデオ端子の接続

ネットワーク管理ケーブルおよび信号システム ケーブルの接続

イーサネット ネットワーク管理ケーブルの接続

AUXポートへのモデムの接続

ライン カードへのネットワーク ケーブルの取り付け

システムの電源投入

起動時のCisco 10008ルータの設定

起動時の表示

セットアップ機能を使用した基本的なコンフィギュレーション

システム コンフィギュレーション ダイアログの使用

基本的なシステム コンフィギュレーション手順

グローバル コンフィギュレーション モードでの基本的なコンフィギュレーション

フラッシュ メモリ ディスクおよびフラッシュ カードのフォーマット

ファイル システムの管理

ファイル システム

実行コンフィギュレーションへのスタートアップ コンフィギュレーションのコピー

NVRAMより大きいコンフィギュレーション ファイルの管理

コンフィギュレーション ファイルの圧縮

フラッシュ ディスクへのコンフィギュレーションの再配置

インストレーションのトラブルシューティング

トラブルシューティングに関する一般的なアドバイス

イーサネット接続のトラブルシューティング

コンソール ポート シリアル接続のトラブルシューティング

Cisco 10008ルータ クイック スタート ガイド

マニュアルおよびリソース

ここでは、Cisco 10008ルータのインストレーションの準備に役立つ情報について説明します。オンライン マニュアルおよびリソースの一覧を示します。

マニュアルについてのご意見

シスコのマニュアルは役に立ちますか? ここ をクリックするか、http://www.cisco.com/warp/public/732/docsurvey/rtg/にアクセスして回答をお願いいたします。

マニュアルの入手方法

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、Cisco.comで入手することができます。また、テクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースは、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。

Cisco.com

シスコの最新のマニュアルは、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/techsupport

シスコのWebサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com

http://www.cisco.com/jp

シスコのWebサイトの各国語版へは、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Product Documentation DVD

シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属のProduct Documentation DVDパッケージでご利用いただけます。Product Documentation DVDは定期的に更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。

Product Documentation DVDは、技術製品資料の総合ライブラリを収録したポータブル メディアです。シスコ製品に関する複数のバージョンのハードウェアおよびソフトウェアのインストレーション、コンフィギュレーション、コマンドのガイドを利用することができ、技術資料をHTML形式で表示できます。DVDを使用すると、インターネットに接続しなくても、Cisco Webサイト上にある同じ資料を参照することができます。一部の製品の資料は、PDFでも閲覧できます。

Product Documentation DVDは、単独または年間契約で入手することができます。Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合、OrderingツールまたはCisco MarketplaceからProduct Documentation DVD(Customer Order Number DOC-DOCDVD=)を発注できます。

Cisco Orderingツール:

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/

Cisco Marketplace:

http://www.cisco.com/go/marketplace/

マニュアルの発注方法

2005年6月30日以降、Cisco.com登録ユーザは、次のURLからCisco Marketplaceにアクセスして、Product Documentation Storeでシスコ製品のマニュアルを発注できます。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

従来どおり、Orderingツールによるマニュアルの発注も可能です。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合、Orderingツールからマニュアルを発注できます。次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/

Orderingツールを使用したマニュアルの発注方法については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

Cisco.comに登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

シスコ製品のセキュリティ

シスコでは、無償のSecurity Vulnerability Policyポータルを次のURLで提供しています。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.html

このサイトから、以下のタスクを実行できます。

シスコ製品における脆弱性を報告する。

シスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける。

シスコからのセキュリティ情報を入手するために登録を行う。

シスコ製品に関するセキュリティ勧告および注意のリストが以下のURLで確認できます。

http://www.cisco.com/go/psirt

勧告および注意事項が変更された際に、リアルタイムで確認したい場合は、以下のURLからProduct Security Incident Response Team Really Simple Syndication(PSIRT RSS)にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_psirt_rss_feed.html

シスコ製品のセキュリティ問題の報告

シスコでは、安全な製品を提供することを目指しています。製品のリリース前に社内でテストを実施し、すべての脆弱性を迅速に修正するように努めております。お客様がシスコ製品の脆弱性を発見したと思われる場合は、次のPSIRTにご連絡ください。

緊急度の高い問題 ― security-alert@cisco.com

緊急度の高い問題とは、システムが頻繁に攻撃を受ける状況、または重大かつ緊急のセキュリティ脆弱性を報告する必要がある状況です。その他の状況は、緊急度の低い問題と考えられます。

緊急度の低い問題 ― psirt@cisco.com

緊急度の高い問題の場合、次の電話番号でPSIRTに問い合わせることができます。

1 877 228-7302

1 408 525-6532


ヒント お客様が第三者に知られたくない情報をシスコに送信する場合、Pretty Good Privacy(PGP)またはPGPと互換性のある製品を使用して情報を暗号化することを推奨します。PSIRTは、PGPバージョン2.x~8.xと互換性のある暗号化情報を取り扱うことができます。

無効な暗号鍵または失効した暗号鍵は使用しないでください。PSIRTと通信する際は、次のURLにあるSecurity Vulnerability Policyページの「Contact Summary」にリンクされている有効な公開鍵を使用してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_security_vulnerability_policy.htm

このページのリンクには、現在使用されているPGPのキーIDがあります。


テクニカル サポート

Cisco Technical Supportでは、評価の高い24時間体制のテクニカル サポートを提供しています。Cisco.comのCisco Technical Support & Documentation Webサイトでは、広範囲にわたるオンラインでのサポート リソースを提供しています。さらに、Technical Assistance Center(TAC)では、シスコシステムズとサービス契約を結んでいるお客様を対象として、電話でのサポートも提供しています。シスコシステムズとサービス契約を結んでいない場合は、リセラーにお問い合わせください。

Cisco Technical Support & Documentation Webサイト

Cisco Technical Support & Documentation Webサイトでは、オンラインで資料やツールを利用して、トラブルシューティングやシスコ製品およびテクノロジーに関する技術上の問題の解決に役立てることができます。このWebサイトは、次のURLから24時間ご利用いただけます。

http://www.cisco.com/techsupport

Cisco Technical Support & Documentation Webサイト上のツールにアクセスする際は、いずれもCisco.comのログインIDおよびパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ログインIDまたはパスワードを取得していない場合は、次のURLで登録手続きを行ってください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do


) テクニカル サポートにお問い合わせいただく前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して、製品のシリアル番号をご確認ください。CPIツールへは、Documentation & Toolsの下にあるTools & Resourcesリンクをクリックして、Cisco Technical Support & Documentation Webサイトからアクセスできます。Alphabetical Indexドロップダウン リストからCisco Product Identification Toolを選択するか、Alerts & RMAsの下にあるCisco Product Identification Toolリンクをクリックしてください。CPIツールは、製品IDまたはモデル名、ツリー表示、または特定の製品に対するshowコマンド出力のコピー&ペーストによる3つの検索オプションを提供します。検索結果には、シリアル番号のラベルの場所がハイライトされた製品の説明図が表示されます。テクニカル サポートにお問い合わせいただく前に、製品のシリアル番号のラベルを確認し、メモなどに控えておいてください。


Japan TAC Webサイト

Japan TAC Webサイトでは、利用頻度の高いTAC Webサイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Webサイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Webサイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Webサイトにアクセスするには、Cisco.comのログインIDとパスワードが必要です。ログインIDとパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

Service Requestツールの使用

オンラインのTAC Service Requestツールを使えば、S3およびS4の問題について最も迅速にテクニカル サポートを受けられます(ネットワークの障害が軽微である場合、あるいは製品情報が必要な場合)。状況をご説明いただくと、TAC Service Requestツールが推奨される解決方法を提供します。これらの推奨リソースを使用しても問題が解決しない場合は、シスコの技術者が対応します。TAC Service Requestツールは次のURLからアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest

問題がS1またはS2であるか、インターネットにアクセスできない場合は、電話でTACにご連絡ください(運用中のネットワークがダウンした場合、あるいは重大な障害が発生した場合)。S1およびS2の問題にはシスコの技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でテクニカル サポートを受ける際は、次の番号のいずれかをご使用ください。

アジア太平洋:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
EMEA:+32 2 704 55 55
米国: 1 800 553-2447

TACの連絡先一覧については、次のURLにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/techsupport/contacts

問題の重大度の定義

すべての問題を標準形式で報告するために、問題の重大度を定義しました。

重大度1(S1) ― ネットワークがダウンし、業務に致命的な損害が発生する場合。24時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

重大度2(S2) ― ネットワークのパフォーマンスが著しく低下、またはシスコ製品のパフォーマンス低下により業務に重大な影響がある場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

重大度3(S3) ― ネットワークのパフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用が機能している場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

重大度4(S4) ― シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要で、業務への影響がほとんどまたはまったくない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。

Cisco Marketplaceでは、さまざまなシスコの書籍、参考資料、マニュアル、およびロゴ入り商品を提供しています。Cisco Marketplaceには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Cisco Pressでは、ネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、さまざまな読者向けの出版物があります。Cisco Pressの最新の出版情報などについては、次のURLからアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行するテクニカル ユーザ向けの季刊誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用するのに役立ちます。『 Packet 』には、ネットワーク分野の最新動向、テクノロジーの進展、およびシスコの製品やソリューションに関する記事をはじめ、ネットワークの配置やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、認定やトレーニングに関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースへのリンクが盛り込まれています。『 Packet 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/packet

iQ Magazine 』は、シスコのテクノロジーを使って収益の増加、ビジネス効率の向上、およびサービスの拡大を図る方法について学ぶことを目的とした、シスコシステムズが発行する成長企業向けの季刊誌です。この季刊誌は、実際の事例研究や事業戦略を用いて、これら企業が直面するさまざまな課題や、問題解決の糸口となるテクノロジーを明確化し、テクノロジーの投資に関して読者が正しい決断を行う手助けをします。『 iQ Magazine 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

または次のURLからデジタル版を表示してください。

http://ciscoiq.texterity.com/ciscoiq/sample/

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコシステムズが発行する季刊誌です。『 Internet Protocol Journal 』には、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/ipj

シスコシステムが提供しているネットワーク製品およびカスタマー サポート サービスは、次のURLから入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/products/index.html

Networking Professionals Connectionは、ネットワーク技術者がWebサイト上で、シスコの技術者や他のネットワーク技術者とネットワーク製品やネットワーク技術について質問やアドバイス、情報を交換する場です。次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/discuss/networking

シスコシステムズは最高水準のネットワーク関連のトレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html

インストレーションの準備

ここでは、ルータのインストレーションを行う前の準備作業について説明します。


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


設置場所

Cisco 10008ルータのインストレーションを行う前に、次の事項について考慮する必要があります。

電源コードおよびケーブルに関する設置場所の要件

ルータの設置に必要な工具および機器

正常な動作を維持するために必要な設置環境の条件

インストレーションの準備が整うまで、システムを開梱しないでください。設置場所を確定するまでは、誤ってシャーシを破損することのないように輸送用パッケージに収めておいてください。開梱するときは、システムに添付されている開梱手順の説明書を参照してください。

推奨される工具および付属品

表1に、Cisco 10008シャーシをラックに設置し、シャーシにシステム アースを接続するのに必要な工具、機器、および付属品を示します。

 

表1 工具および付属品

数量
説明
説明

1

No.2プラス ドライバ

--

1

3/16インチ マイナス ドライバ

--

1

1/4インチ マイナス ドライバ

--

1

静電気防止用マットまたは静電気防止材

--

1

ESD(静電気放電)アース ストラップ、またはシステムに付属の使い捨て静電気防止用リスト ストラップ

--

1

ワイヤ ストリッパ

--

1

圧着用の工具

アース端子の直径に合ったもの

2

2穴アース端子

No.6ストランド ケーブル、No.6溶接ケーブル、または37/24フレックス ケーブルに対応するもの。各端子には、中心から中心までが0.625インチ(1.587 cm)離れた穴が2つ空いており、M5ネジに対応しています。

不定

アース線

6 AWG、0.204インチ(5.18 mm)を推奨。

2

M5 PEM(パワー エントリ モジュール)ネジ、固定式ロック ワッシャ付き

Cisco 10008ルータのアクセサリ キットに含まれています。

不定

アース線を設置場所の接地点に接地するネジ

設置場所によって要件が異なります。

ルータの設置

Cisco 10008ルータは、19インチ ラック(フラッシュ マウント構成またはセンター マウント構成)または23インチ ラック(センター マウント構成)にラックマウントすることができます。システムに付属のラックマウント キットを使用します。

Cisco 10008ルータを作業台または卓上に設置する場合

吸気口および排気口(シャーシの前面と背面上部の両側)の前に少なくとも3インチ(7.62 cm)の隙間があること、ケーブルや機器の取り扱い作業を行えるように、シャーシの前面および背面に19インチ(48.3 cm)の隙間があることを確認します。

シャーシを持ち上げるときは、「シャーシを持ち上げる」の手順に従ってください。

ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。図3を参照してください。


警告 装置ラックにシャーシを設置する作業は、少なくとも3人で行う必要があります。2人でシャーシ本体を支え、残りの1人が取り付けネジを締めます。


装置ラックにCisco 10008を設置するには、次の該当するセクションに進みます。

「19インチ ラックへのルータのラックマウント(フラッシュ マウント構成)」

「19インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)」

「23インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)」

シャーシを持ち上げる

Cisco 10008シャーシをラックマウントする手順は、次のとおりです。

図1 シャーシを持ち上げる

 

ステップ1 各作業者がシャーシの左右にまわり、シャーシ前面底部にある吸気口の下に片手を入れます。


警告 シャーシは2人で持ち上げる必要があります。背筋を伸ばし、上体だけでなく脚の力を使って持ち上げて、腰に負担がかからないようにします。


ステップ2 もう一方の手で、シャーシ背面上部の排気口の下を持ち、シャーシを慎重に持ち上げます。

ステップ3 ラック支柱間の定位置までシャーシを持ち上げます(2人の作業者が必要です)。


 

19インチ ラックへのルータのラックマウント(フラッシュ マウント構成)

図2 19インチ ラックへのシャーシの取り付け(フラッシュ マウント)

 


ステップ1 マウント ブラケットの穴とラック支柱の穴の位置を合わせ、シャーシをラックに取り付けます(3人めの作業者が行います)。

図3 ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

 

ステップ2 シャーシ底部に、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。


) ケーブル マネジメント ブラケットは、2つの部分(ケーブル ガイドおよびチャネル)で構成され、組み立てられた状態で出荷されます。ケーブル ガイドだけを使用する場合は、非脱落型ネジを緩めてチャネルを取り外してから、ケーブル ガイドをシャーシに取り付けてください。



 

「アース端子の取り付け」に進んでください。

19インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)

図4 シャーシへのマウント ブラケットの取り付け

 


ステップ1 シャーシに2つのマウント ブラケットを取り付け、フランジがシャーシの中心になるようにします。

図5 19インチ ラックへのシャーシの取り付け(センター マウント)

 

ステップ2 ラック支柱間の定位置までシャーシを持ち上げます(2人の作業者が必要です)。

ステップ3 マウント ブラケットの穴とラック支柱の穴の位置を合わせ、シャーシをラックに取り付けます(3人めの作業者が行います)。

図6 ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

 

ステップ4 シャーシ底部に、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。


) ケーブル マネジメント ブラケットは、2つの部分(ケーブル ガイドおよびチャネル)で構成され、組み立てられた状態で出荷されます。ケーブル ガイドだけを使用する場合は、非脱落型ネジを緩めてチャネルを取り外してから、ケーブル ガイドをシャーシに取り付けてください。



 

「アース端子の取り付け」に進んでください。

23インチ ラックへのルータのラックマウント(センター マウント構成)

図7 シャーシへのマウント ブラケットの取り付け

 


ステップ1 シャーシに2つのマウント ブラケットを取り付け、フランジがシャーシの中心になるようにします。

図8 23インチ ブラケット アダプタの取り付け

 

ステップ2 オプションの23インチ ブラケット アダプタを、マウント ブラケットに取り付けます図8

図9 23インチ ラックへのシャーシの取り付け(センター マウント)

 

ステップ3 ラック支柱の中間の定位置に、シャーシを持ち上げます(2人の作業者が必要です)。

ステップ4 マウント ブラケットの穴とラック支柱の穴の位置を合わせ、シャーシをラックに取り付けます(3人めの作業者が行います)。

図10 ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

 

ステップ5 シャーシ底部に、ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けます。


) ケーブル マネジメント ブラケットは、2つの部分(ケーブル ガイドおよびチャネル)で構成され、組み立てられた状態で出荷されます。ケーブル ガイドだけを使用する場合は、非脱落型ネジを緩めてチャネルを取り外してから、ケーブル ガイドをシャーシに取り付けてください。



 

「アース端子の取り付け」に進んでください。

アース端子の取り付け

アース端子を取り付ける前に、次の点を確認します。

すべてのイジェクト レバーが閉じた位置になっていること

シャーシの取り付けネジが固く締められていること

PREおよびライン カードの非脱落型ネジが固く締められていること

DCまたはAC PEMの電源スイッチがオフの位置になっていること

図11 アース線のアース端子への取り付け

 


ステップ1 アース線のそれぞれの端を、約0.75インチ(2 cm)むき出しにします。

ステップ2 アース線のそれぞれのむき出し部分をアース端子の開いている方の端に差し込み、圧着工具を使用してアース端子をアース線に圧着します。

図12 アース端子のシャーシへの取り付け

 

1

アース端子用ネジ穴(2)


警告 アース導体を破損したり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働したりすることは絶対にしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。


ステップ3 M5ネジを2本使用して、アース端子をシャーシ背面底部のネジ穴にしっかりと取り付けます。

ステップ4 アース線の一方の端にあるアース端子を設置場所の適切な接地点に取り付けます。


 

ライン カードの取り付け

ライン カードを取り付けてから、電源を接続します。取り付け手順の詳細については、『Cisco 10000 Series Routers Line Card Hardware Installation Guide』を参照してください。

電源の接続

Cisco 10008ルータに電源を接続するための手順については、このセクションを参照してください。

システムにDC電源を接続する場合 ― 「Cisco 10008ルータとDC電源の接続」

システムにAC電源を接続する場合 ― 「Cisco 10008ルータとAC電源の接続」

Cisco 10008ルータとDC電源の接続

ここでは、Cisco 10008ルータを-48 VDC電源に接続する手順について説明します。電源コネクタは、バックプレーンにあるピラー端子です。電源を完全な冗長構成にするには、DC電源コネクタ(AおよびBのラベル付きの端子ブロック)の各セットを、それぞれ別の入力電源に接続する必要があります。電源を冗長構成にしない場合は、 どちらか 一方の端子セット(端子ブロックAまたはB)だけを使用してください。各セットの端子を1つずつ使用してはなりません。


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。



警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に適合するように設置する必要があります。


前述した手順に従ってシャーシをアース接続していることを確認し、次の手順で、シャーシをDC電源に接続します。

図13 オフの位置にしたDC PEMの電源スイッチ

 


ステップ1 DC PEMスイッチをオフの位置にします。

図14 保護カバーの取り外し

 

ステップ2 シャーシ背面の保護カバー上の非脱落型ネジを緩めてから、カバーを後ろに傾し、カバーを持ち上げて、シャーシから取り外します。

図15 むき出しにした導線

 

ステップ3 DC電源コードの端から、0.4インチ(10 mm)以内をむき出しにします。

図16 DC電源の接続

 

ステップ4 1つめの外部電源からのDC電源コードを、DC端子ブロックA、ラベル-48 Vに接続します。

ステップ5 RTN(戻り線)を、端子ブロックA、RTN(+)に接続します。

DC電源を冗長構成にする場合は、ステップ6に進みます。

DC電源を冗長構成にしない場合は、ステップ8に進みます。

ステップ6 2つめの外部電源からのDC電源コードを、DC端子ブロックB、ラベル-48 Vに接続します。

ステップ7 RTN(戻り線)を、端子ブロックB、RTN(+)に接続します。

図17 DC電源コードをシャーシに固定する

 

ステップ8 保護カバーにある穴にタイ ラップを通し、電源コードを束ねて、シャーシに固定します。

ステップ9 シャーシ背面の保護カバーを元どおりに取り付けて、カバー側面の穴から電源コードが出るようにします。


 

以上で、Cisco 10008シャーシをラックに設置する作業は終了です。「ケーブルの接続」に進んでください。

Cisco 10008ルータとAC電源の接続

Cisco 10008ルータでAC PEM(100~240 VAC)を使用して、設置場所のVAC入力電源から直接電力を供給できます。AC PEMには、全世界で使用されている電源コードのアタッチメント用に、オス コネクタを備えたIEC 320 250 V、20 Aの電源コード(欧州仕様定格16 A)が付属しています。


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



注意 AC PEMの20 Aコネクタは、大多数の装置ラックで使用されている15 Aの電源コードとは非互換です。電気配線に関する規則上、AC入力電源コードを装置ラックの電源コードとともに使用することはできません。


) PEMを建物のVACに接続するAC電源コードは、Cisco 10008の付属品には含まれていません。別途発注する必要があります。


「アース端子の取り付け」の手順に従ってシャーシをアース接続していることを確認し、次の手順で、PEMにAC電源を接続します。

図18 オフの位置にしたAC PEMの電源スイッチ

 


ステップ1 AC PEMスイッチをオフの位置にします。

ステップ2 PEMの電源コードを、設置場所のVAC入力電源に接続する電源コードに接続します。

図19 ストレイン レリーフ デバイスを付けたAC電源コード コネクタ

 

1

電源コード ストレイン レリーフ デバイス

ステップ3 電源コードの偶発的な脱落を防ぐため、AC電源コードのコネクタにコード ストレイン レリーフ デバイスを取り付けます。

ステップ4 電源コードを設置場所のVAC入力電源レセプタクルに差し込みます。


 

以上で、Cisco 10008シャーシをラックに設置する作業は終了です。「ケーブルの接続」に進んでください。

ケーブルの接続

アラーム インジケータの接続

Cisco 10008ルータは、オプションの(ユーザ側で準備する)音声またはビジュアル アラーム インジケータへのリレー コンタクトを提供しています。このリレー コンタクトは、次の3つの重大度に対応します。

マイナー ― 情報アラームであり、システムの稼働には影響しません。

メジャー ― システムの稼働に影響するアラーム状況であり、できるだけ早く対処する必要があります。

クリティカル ― システムの稼働に影響するアラーム状況であり、即座に対処する必要があります。

図20 保護カバーの取り外し

 

システムにアラーム インジケータを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ1 シャーシ背面の保護カバー上の非脱落型ネジを緩め、カバーを後ろへ倒します(図20)。

図21 保護カバーの取り外し

 

ステップ2 保護カバーを持ち上げて、シャーシから取り外します(図21)。

図22 むき出しにした導線

 

ステップ3 アラーム インジケータ線の端から、0.4インチ(10 mm)以内をむき出しにします(図22)。

図23 アラーム端子ブロックの接続

 

ステップ4 1セットのアラーム インジケータ線を、アラーム端子ブロックに接続します(図23を参照)。

a. 一方の導線をCommon(COM)端子に接続します。

b. もう一方の導線は、Normally Closed(NC)またはNormally Open(NO)端子に接続します。


注意 図23は、NOアラーム リレー用の配線を示しています。ルータを他の機器と直列 でアラーム インジケータに接続する場合は、NC端子を使用してください。ルータを他の機器と並列でアラーム インジケータに接続する場合は、NO端子を使用してください。

ステップ5 残りのアラーム インジケータについても、ステップ3およびステップ4を繰り返します。

図24 保護カバーから引き出されたアラーム インジケータ線

 

ステップ6 保護カバーにある穴にタイ ラップを通し、導線を束ねて、シャーシに固定します。

ステップ7 シャーシ背面の保護カバーを元どおりに取り付けて、カバー側面の穴からアラーム インジケータ線が出るようにします。


 

「PREコンソール ポートへのビデオ端子の接続」に進み、取り付け作業を続けます。

PREコンソール ポートへのビデオ端子の接続

Cisco 10008ルータPREモジュールの前面パネルには、CONというラベル付きの非同期シリアル(EIA/TIA-232)RJ-45コンソール ポートがあります。このポートには、Cisco 10008ルータに付属するコンソール ケーブル キットを使用して、ほとんどのタイプのビデオ端末を接続できます。コンソール ケーブル キットの内容は、次のとおりです。

RJ-4/RJ-45クロス ケーブル×1

RJ-45/DB-25(メス)アダプタ×1

RJ-45/DB-9(メス)アダプタ×1

クロス ケーブルのピン接続は、一方の端ともう一方の端では反転します。つまり、(一方の端の)ピン1は(もう一方の端の)ピン8へ、ピン2はピン7へ、ピン3はピン6へ、という具合に接続しています。クロス ケーブルを識別するには、ケーブルの両端の2つのモジュラを比較します。ケーブル両端を、タブを下にして並べて持ち、比較してください。左側のプラグの外(左)側のピン(ピン1)に接続されたワイヤの色が、右側のプラグの外(右)側のピン(ピン8)に接続されたワイヤの色と同じであることを確認します。

PREモジュールのコンソール ポートにビデオ端末を接続する手順は、次のとおりです。


) シャーシ内で冗長構成にしている場合は、PREごとに1つのコンソール ポート接続(一般に端末サーバとの接続)が必要です。


図25 PREモジュールのコンソール ポート接続

 


ステップ1 RJ-45クロス ケーブルの一方の端を、PREモジュールのシリアルRJ-45ポート(CONSOLE)に接続します(図25)。

ステップ2 ケーブルをケーブル マネジメント ブラケットに通し、RJ-45クロス ケーブルのもう一方の端を、RJ-45アダプタに接続します(図26)。接続先の端末に、

DB-25シリアル コネクタが装備されている場合は、RJ-45/DB-25アダプタを使用します。

DB-9シリアル コネクタが装備されている場合は、RJ-45/DB-9アダプタを使用します。

図26 RJ-45/DB-9コンソール ケーブル アダプタの接続

 

ステップ3 アダプタをビデオ端末に接続すれば、ケーブル接続は完了です。

ステップ4 ビデオ端末に電源を投入します。

ステップ5 ビデオ端末を、コンソール ポートの次のデフォルト設定に一致するように設定します。

9600ボー

8データ ビット

パリティ生成またはパリティ チェックなし

1ストップ ビット

フロー制御なし


 

「ネットワーク管理ケーブルおよび信号システム ケーブルの接続」に進み、取り付け作業を続けます。

ネットワーク管理ケーブルおよび信号システム ケーブルの接続

Cisco 10008ルータは、内部イーサネット管理ネットワークおよび外部データ ネットワークの両方へ接続します。

内部イーサネット管理ネットワークとの接続は、PREモジュールの前面パネルにあるイーサネット ポートを通じて行われます。

外部データ ネットワークとの接続は、ルータのバックプレーン上のDS3コネクタ、および一部のライン カードの前面パネル ポートを通じて行われます。

Cisco 10008ルータに外部ケーブルを接続する際は、次の点に注意してください。

干渉の可能性を減らすため、パワーの大きい回線をインターフェイス ケーブルとクロスさせるのは避けてください。

システムに電源投入する前に、ケーブル接続に関するすべての制限(特に距離制限)を確認してください。

イーサネット ネットワーク管理ケーブルの接続

PREモジュールは、ネットワーク管理用に10BASE-Tまたは100BASE-T LANに接続するためのイーサネット ポートを提供しています。Cisco 10008ルータをイーサネット ネットワークに接続する手順は、次のとおりです。


) シャーシ内で冗長構成にしている場合は、PREごとに1つのイーサネット ポート接続(一般に同じイーサネット ハブとの接続)が必要です。


10BASE-Tイーサネット ネットワークへの接続

この接続を行うには、次の機器が追加で必要です(付属品ではありません)。

イーサネット ハブ(Cisco Micro Hubなど)

次の仕様に適合するイーサネット ケーブル

RJ-45(オス)/RJ-45(オス)ストレート ケーブル

長さ328フィート(100 m)以内の100 ohmカテゴリ3、4、または5ケーブル

ストレート イーサネット ケーブルを識別するには、ケーブル テスターを使用することもできますが、目視検査で識別することもできます。目視検査を行うには、ケーブル両端をタブを下にして並べて持ち、比較してください。

一方のコネクタの左端のピン(ピン1)に接続された導線の色が、もう一方のコネクタの左端のピンに接続された導線の色と同じであるはずです。

各コネクタのピン2~8についても同様です。一方のコネクタのピンに接続された導線の色が、もう一方のコネクタの対応するピンに接続された導線と一致しているはずです。

PREを10BASE-TイーサネットLANに接続する手順は、次のとおりです。

図27 10BASE-Tケーブルをイーサネット ポートに接続

 


ステップ1 イーサネット ケーブルの一方の端を、プライマリPREのETHERNETとラベルされたRJ-45ポートに接続します(図27)。

ステップ2 ケーブルをケーブル マネジメント ブラケットに通し、イーサネット ケーブルのもう一方の端を、イーサネット ハブの未使用ポートに接続します。

ステップ3 PRE前面プレートのLINK LED(ETHERNETポートの横)をチェックします。このLED(グリーン)は、PREが10BASE-TイーサネットLANに正常に接続している場合に点灯します。


 

100BASE-Tイーサネット ネットワークへの接続

この接続を行うには、次の機器が追加で必要です(付属品ではありません)。

イーサネット ハブ(Cisco Micro Hubなど)

次の仕様に適合するイーサネットUnshielded Twisted-Pair(UTP;シールドなしツイストペア)ケーブル

RJ-45(オス)/RJ-45(オス)ストレート ケーブル

長さ328フィート(100 m)以内の100 ohmカテゴリ5ケーブル(シスコシステムズはカテゴリ5 UTPケーブルを提供しておりません。市販のケーブルをご利用ください)。

ストレート イーサネット ケーブルを識別するには、ケーブル テスターを使用することもできますが、目視検査で識別することもできます。目視検査を行うには、ケーブル両端をタブを下にして並べて持ち、比較してください。

一方のコネクタの左端のピン(ピン1)に接続された導線の色が、もう一方のコネクタの左端のピンに接続された導線の色と同じであるはずです。

各コネクタのピン2~8についても同様です。一方のコネクタのピンに接続された導線の色が、もう一方のコネクタの対応するピンに接続された導線と一致しているはずです。


注意 落雷による信号回線への悪影響が懸念される地域でCisco 10008ルータを使用する場合には、100BASE-Tポートにシールド相互接続ケーブルを使用することを強く推奨します。また、Telcordia(旧称Bellcore)GR1089 CORE Section 4.5.9およびETSI Section 5.2.2.2(建物内落雷サージ)に適合するには、100BASE-Tポートにシールド相互接続ケーブルを使用する必要があります。

PREのRJ-45ポートは、100 Mbps全二重または半二重動作に対応し(デフォルトは半二重)、100BASE-T仕様に準拠するIEEE 802.3、イーサネット、およびIEEE 802.3uインターフェイスをサポートします。

PREを100BASE-TイーサネットLANに接続する手順は、次のとおりです。

図28 100BASE-Tケーブルをイーサネット ポートに接続

 


ステップ1 イーサネット ケーブルの一方の端を、プライマリPREのETHERNETとラベルされたRJ-45ポートに接続します(図28)。

ステップ2 ケーブルをケーブル マネジメント ブラケットに通し、イーサネット ケーブルのもう一方の端を、イーサネット ハブの未使用ポートに接続します。

ステップ3 PREのLINK LED(ETHERNETポートの横)をチェックします。このLED(グリーン)は、PREが100BASE-TイーサネットLANに正常に接続している場合に点灯します。


 

AUXポートへのモデムの接続

この非同期EIA/TIA-232シリアル ポートには、リモート管理アクセスのためのモデムを接続します。Cisco 10008ルータをモデムに接続する手順は、次のとおりです。

図29 モデム ケーブルをAUXポートに接続

 


ステップ1 モデム ケーブルの一方の端を、プライマリPREのAUXとラベルされたRJ-45ポートに接続します(図29)。

ステップ2 ケーブルをケーブル マネジメント ブラケットに通し、ケーブルのもう一方の端を、モデムに接続します。


 

ライン カードへのネットワーク ケーブルの取り付け

ライン カードおよびキャリアの取り付け手順およびその詳細、光デバイス、ケーブル、ライン カードの仕様については、『 Cisco 10000 Series Routers Line Card Hardware Installation Guide 』を参照してください。ライン カードにすべての光デバイスを搭載し、すべてのネットワーク ケーブルを取り付けてから、システムの電源を投入します。

システムの電源投入

必要なケーブルをすべて接続したあと、すべての接続の目視検査を行い、次の点をチェックします。

各ライン カードのイジェクト レバーがロック位置になっていること

ライン カードの上下の固定ネジが固く締められていること

ネットワーク インターフェイス ケーブルがすべてライン カードに接続されていること

コンソール端末がオンになっていること

フラッシュ メモリ カードがPREに挿入されていること

これらの準備が整っていれば、次の手順で、システムに初回の電源投入を行うことができます。


ステップ1 AC電源装置を使用する場合、電源コードが設置場所のVAC入力電源レセプタクルに差し込まれると(電源コードを設置場所のVAC入力電源レセプタクルに差し込みます。ステップ4を参照)、システムに電力が供給されます。

図30 Cisco 10008ルータDC PEMの電源スイッチ

 

ステップ2 DC電源装置を使用する場合、建物の回路ブレーカー スイッチを固定していたテープをはがし、回路ブレーカーをオンの位置にします。

シャーシの前面で、PEMユニットの回路ブレーカーをオン( | )の位置にします(図30)。

a. PEMのPOWER LEDが点灯し(グリーン)、シャーシに電源が投入されたことが示されます。

いずれかのFAULT LED(MISWIRE、SINGLE FAN FAILUREなど)が点灯する(イエロー)場合は、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。

b. ブロワー モジュールのFAN OK LEDが点灯し(グリーン)、ブロワー内のすべてのファンが正常に作動していることが示されます。

FAN FAILURE LEDが点灯する(イエロー)場合は、「インストレーションのトラブルシューティング」を参照してください。

c. システム ブートが完了すると、PREはライン カードの初期化を開始します。「起動時のCisco 10008ルータの設定」に進み、ライン カードを設定してください。


 

起動時のCisco 10008ルータの設定

ここでは、Cisco 10008のセットアップ機能またはCisco IOS CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して、Cisco 10008ルータの基本的な実行コンフィギュレーションを作成する手順について説明します。コンフィギュレーション作成後の変更方法については、オンライン マニュアル『 Cisco 10000 Series Routers Documentation Roadmap 』にあるCisco 10008ルータの設定に役立つマニュアル一覧へのリンクを参照してください。

Cisco 10008ルータをコンソールから設定するには、ルータのコンソール ポートに端末または端末サーバを接続する必要があります。Cisco 10008ルータをイーサネット ネットワーク管理経由で設定するには、ルータのIPアドレスを準備する必要があります。

起動時の表示

Cisco 10008ルータに電源を投入するか、または reload コマンドを実行すると、コンソール画面に次のようなメッセージが表示されます。

Restricted Rights Legend
 
Use, duplication, or disclosure by the Government is
subject to restrictions as set forth in subparagraph
(c) of the Commercial Computer Software - Restricted
Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph
(c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer
Software clause at DFARS sec. 252.227-7013.
 
cisco Systems, Inc.
170 West Tasman Drive
San Jose, California 95134-1706
 
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) 10008 Software (C10K-P6-M), Experimental Version 12.0(20000413:055718)
[20000413:010004 104]
Copyright (c) 1986-2000 by cisco Systems, Inc.
Compiled Thu 13-Apr-00 04:20 by biff
Image text-base: 0x60008900, data-base: 0x60A6E000
 
cisco C10008 (CRE-RP) processor with 114688K/16384K bytes of memory.
Processor board ID 00018655341
R7000 CPU at 262Mhz, Implementation 39, Rev 1.0, 256KB L2, 2048KB L3 Cache
Unknown midplane, Version 1.0
 
Last reset from register reset
Toaster processor tmc0 is running.
Toaster processor tmc1 is running.
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
1 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
509K bytes of non-volatile configuration memory.
 
40960K bytes of ATA PCMCIA card at slot 0 (Sector size 512 bytes).
32768K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256KB).
 
Press RETURN to get started!
 

セットアップ機能を使用した基本的なコンフィギュレーション

Cisco 10008ルータに初めて電源を投入すると、セットアップ機能が起動します。セットアップ機能は、イネーブルEXECモードで setup コマンドを実行して開始することもできます。この機能を使用して、Cisco 10008ルータにすでに組み込まれているデフォルト コンフィギュレーションを機能拡張できます。セットアップ機能では、システム コンフィギュレーション ダイアログと呼ばれる一連の質問への答えを通じて、ルータの設定を一段階ずつ行います。

この時点ですぐにインターフェイスを設定する必要はありません。ただし、インターフェイスを設定するまでは、インターフェイスをイネーブルにしたり、インターフェイスを使用してネットワークに接続したりすることはできません。


ヒント セットアップによる基本的なコンフィギュレーション作業は、ネットワーク接続をすばやく確立し、Trivial File Transfer Protocol(TFTP;簡易ファイル転送プロトコル)サーバからコンフィギュレーション ファイルを取得するための手段として利用できます。


システム コンフィギュレーション ダイアログの使用

システム コンフィギュレーション ダイアログを使用して、基本的なコンフィギュレーションを行います。表示された質問に対する答えを入力し、Enterキーを押すことにより、ダイアログを進めていきます。ほとんどの場合、疑問符(?)を入力することによって、詳しい情報を表示できます。ダイアログ内では、デフォルト値は角カッコ([ ])で囲まれて示されます。


ヒント シスコ ルータの使用経験がある場合は、「グローバル コンフィギュレーション モードでの基本的なコンフィギュレーション」に記載されている手順でルータを設定してもかまいません。


コンフィギュレーション ダイアログをキャンセルするには、 Ctrl-C を押します。また、このダイアログでは、次の2つのコンフィギュレーション タイプのどちらかを選択できます。

基本的なコンフィギュレーション セットアップは、システム管理に必要な程度の接続設定だけを行います。

拡張セットアップは、各インターフェイスの設定を必要とします。これはCisco 10008ルータの設定には適していません。詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

イネーブル プロンプト(#)で setupコマンド を入力することにより、いつでもセットアップ機能を実行できます。

基本的なシステム コンフィギュレーション手順

システム コンフィギュレーション ダイアログを使用して基本的なコンフィギュレーションを行う手順は、次のとおりです。


ステップ1 ダイアログの最初に、このコンフィギュレーション ダイアログを続行するかどうかを質問されます。yesを入力してください。イネーブル プロンプトに戻るには、noを入力します。

--- System Configuration Dialog ---

Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes

 

ステップ2 基本的な管理セットアップを実行するには、 yes を入力します。拡張コンフィギュレーション セットアップを実行するには、 no を入力します。

Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes

 

ステップ3 ホスト名を指定します。ホスト名は、IOSプロンプトの一部として表示されるようになります。

Enter host name [Router]: my-router

 

ステップ4 シークレット パスワードを指定します。このパスワードは、コンフィギュレーション ファイルでは暗号形式で表示されます。

Enter enable secret: my_secret

 

ステップ5 イネーブル パスワードを指定します。シークレット パスワードを指定しない場合には、このパスワードが使用されます。

Enter enable password: my_password

 

ステップ6 Telnetセッションで使用するパスワードを指定します。

Enter virtual terminal password: my_vt

 

ステップ7 Configure System Managementプロンプトで、 no を入力します。

Configure System Management? [yes/no]: no

 

ステップ8 SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用してルータにアクセスするには、次のプロンプトで yes を入力します。

Configure SNMP Network Management? [yes]: yes

 

ステップ9 SNMPコミュニティ ストリングを指定します。

Community string [public]: public

 

SNMPに関する質問に答えると、一連のインターフェイスが表示されます。次に例を示します。

 

Interface
IP-Address
OK?
Method
Status
Protocol
Ethernet0/0/0
unassigned
YES
unset
up
up
FastEthernet0/0/0
unassigned
NO
unset
up
up

OKでないインターフェイス(OK? = NO)には、有効なコンフィギュレーションがありません。

ステップ10 ネットワーク接続を確立するため、ファスト イーサネット インターフェイス用のインターフェイス名を入力します。

Enter interface name used to connect to the management network from the above interface summary:

 

FastEthernet0/0/0

 

ステップ11 コネクタのタイプとしては、デフォルト値をそのまま使用します。Cisco 10008ルータのイーサネット ポートで使用できるコネクタは、RJ-45だけです。

Configuring interface FastEthernet0/0/0:

Use the 100 Base-TX (RJ-45) connector? [yes]: yes

 

ステップ12 Cisco 10008ルータとリモート装置が両方とも同じモードを使用するように設定します。

Operate in full-duplex mode? [no]: no

 

ステップ13 ネットワーク接続を確立するには、IPアドレスを入力する必要があります。

Configure IP on this interface? [yes]: yes

 

ステップ14 IPアドレスを指定します。

IP address for this interface: 172.27.48.209

 

ステップ15 IPアドレスのサブネット マスクを入力します。

Subnet mask for this interface [255.255.0.0] : 255.255.0.0

 

これまでに入力した情報と、いくつかのデフォルト コマンド( no shutdown コマンドなど)が表示されます。次に例を示します。

The following configuration command script was created:
hostname c10008
enable secret 5 $1$uror$EFU0hKOBQXhk975qKFZlL0
enable password lab
line vty 0 4
password lab
no snmp-server
!
no ip routing
!
interface FastEthernet0/0/0
no shutdown
media-type 100BaseX
half-duplex
ip address 172.27.48.209 255.255.0.0
!
end
 

ステップ16 セットアップ スクリプトの最後で、コンフィギュレーション ファイルを保存せずに終了する、セットアップ スクリプトを始めからやり直す、コンフィギュレーション ファイルを保存する、のいずれかを選択します。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
Enter your selection [2]:
 

ステップ17 コンフィギュレーション ダイアログを終了したあと、グローバル コンフィギュレーション モードで ip routing コマンドを入力することにより、IPルーティングをイネーブルにします。

Router(config)#ip routing
 


 

グローバル コンフィギュレーション モードでの基本的なコンフィギュレーション

次のコマンド シーケンスを使用して、 setup コマンドの場合と同様のコンフィギュレーションを行うことができます。

Router> configure terminal
Router(config) #hostname c10008
Router(config) #enable secret my_router
Router(config) #enable password my_rtr
Router(config) #snmp-server community public
Router(config) #ip routing
Router(config) #interface FastEthernet0/0/0
Router(config-if) #no shutdown
Router(config-if) #media-type 100BaseX
Router(config-if) #half-duplex
Router(config-if) #ip address 3.5.3.45 255.255.0.0
Router #copy running-config startup-config
 

これで、ライン カードを設定する準備が整いました。システムおよびインターフェイス コンフィギュレーションについての詳細は、『 Cisco 10000 Series Router Line Card Configuration Guide 』を参照してください。

フラッシュ メモリ ディスクおよびフラッシュ カードのフォーマット

ルータに付属のフラッシュ メモリ ディスク カードまたはディスクには、ルータを起動するためのデフォルトのCisco IOSイメージが保存されています。ここでは、ATAフラッシュ ディスクをフォーマットする手順、その内容を変更する手順、フラッシュ メモリ カード関連の問題の解決方法について説明します。


注意 このフォーマット手順を実行すると、フラッシュ メモリ ディスクまたはカード上のすべての情報が消去されます。

フラッシュ メモリATAディスクおよびフラッシュ メモリ カードの操作には、ほぼ同じコマンドを使用します。構文の主な違いは、 disk0: または disk1: がフラッシュ メモリATAディスクを表すのに対し、 slot0: または slot1: がフラッシュ メモリ カードを表す点です。

フラッシュ メモリ ディスクをフォーマットする手順は、次のとおりです。


ステップ1 フラッシュ メモリ ディスクをフォーマットするには、イネーブルEXECモードを開始している必要があります。

ステップ2 PREのPCMCIAスロット0またはスロット1にフラッシュ メモリ ディスクが挿入されていることを確認します。

ステップ3 イネーブルEXECモード プロンプトで format disk n : コマンドを入力して、ディスクをフォーマットします。

次に、 format disk0: コマンドを入力したときの出力例を示します。

Router# format disk0:
All sectors will be erased, proceed? [confirm]
Enter volume id (up to 30 characters): MyNewdisk
Formatting sector 1
Format device slot0 completed
Router#
 


 

これで、フラッシュ メモリ ディスクを使用する準備が整いました。

ファイル システムの管理

ここでは、Cisco 10000シリーズ ルータで使用するファイル システムについて説明するとともに、ファイル システムに対する次の基本的な作業手順について説明します。

「ファイル システム」

「実行コンフィギュレーションへのスタートアップ コンフィギュレーションのコピー」

「NVRAMより大きいコンフィギュレーション ファイルの管理」

ファイル システム

Cisco 10000シリーズ ルータには、次の表に示すファイル システムがあります。

 

ファイル システム
CLI名
説明

ブートフラッシュ
セカンダリ ブートフラッシュ

bootflash:
sec-bootflash:

イメージ ファイルおよびダンプ ファイルを保管します。

NVRAM
セカンダリNVRAM

nvram:
sec-nvram:

一般に、システムのデフォルト コンフィギュレーション ファイルおよびスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを保管します。

システム

system:

実行コンフィギュレーションおよびその他のシステム ファイルを保管します。

ディスク0
ディスク1
スロット0
スロット1
セカンダリ ディスク0
セカンダリ ディスク1
セカンダリ スロット0
セカンダリ スロット1

disk0:
disk1:
slot0:
slot1:
sec-disk0:
sec-disk1:
sec-slot0:
sec-slot1:

ディスクは、ATAフラッシュ ディスク(48 MBまたは128 MB)を表します。

スロットは、フラッシュ メモリ カード(8 MB、16 MB、または20 MB)を表します。

0は、PREの左側のスロットを表します。

1は、PREの右側のスロットを表します。

セカンダリは、冗長システムのセカンダリPREを表します。

FTP
TFTP
RCP

ftp:
tftp:
rcp:

リモートに保管されているファイルにアクセスするために使用するプロトコル。

フラッシュ メモリ ディスクと、それより小さいフラッシュ メモリ カードについては、ほぼ同じコマンドを使用します。構文の主な違いは、disk0:またはdisk1:がフラッシュ メモリ ディスクを表し、slot0:またはslot1:がフラッシュ メモリ カードを表す点です。

イネーブルEXECコマンド dir del 、および copy を使用して、ファイル システムの内容を管理できます。また、コマンド mkdir および rmdir を使用して、フラッシュ ディスク上のディレクトリを作成および削除できます。コマンド squeeze および undelete は、フラッシュ ディスクに対しては使用できません。詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

実行コンフィギュレーションへのスタートアップ コンフィギュレーションのコピー

NVRAMのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルを実行コンフィギュレーションにコピーするには、 copy startup-config running-config コマンドを使用します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルのサイズがNVRAMの限界である512 KBに近い場合は、後述する手順に従って、ファイルを圧縮または再配置する必要があります。


ヒント コンフィギュレーション ファイルが大きい場合は、ピーク時間外にcopy startup-config running-configコマンドを実行してください。このコマンドを実行すると、システムがスタートアップ コンフィギュレーションと実行コンフィギュレーションを結合する間、数分間トラフィック処理が遅くなることがあります。


NVRAMより大きいコンフィギュレーション ファイルの管理

NVRAMのサイズ(512 KB)を超えるコンフィギュレーション ファイルを維持するには、コンフィギュレーション ファイルを圧縮または再配置する必要があります。ここでは、それぞれの手順について例を示します。詳細については、『 IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide 』を参照してください。

コンフィギュレーション ファイルの圧縮

コンフィギュレーション ファイルをNVRAMに保管するために圧縮するには、 service compress-config グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。圧縮ファイルは非圧縮ファイルと比較して、ロードするのに数分長く時間がかかることがあります。

コンフィギュレーション ファイルを圧縮するには、グローバル コンフィギュレーション モードを開始して、次のコマンドを使用します。


ステップ1 コンフィギュレーション ファイルを圧縮することを指定します。

Router(config)# service compress-config
 

ステップ2 グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

Router(config)# end
 

ステップ3 いずれかのcopyコマンドを使用して、新しい設定をコピーします。次に例を示します。

Router# copy running-config startup-config
 
Building configuration...
Compressing configuration from 129648 bytes to 11077 bytes
[OK]
 


 

圧縮機能をキャンセルするには、 no service compress-config コマンドを使用します。


) NVRAMの3倍を超えるサイズのコンフィギュレーションをロードしようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
[buffer overflow--file-size/buffer-size bytes]


フラッシュ ディスクへのコンフィギュレーションの再配置

フラッシュ ディスクからスタートアップ コンフィギュレーションを実行するには、イネーブルEXECモードを開始して、次のコマンドを使用します。


ステップ1 現在のスタートアップ コンフィギュレーションを新しい場所にコピーします。次の例では、TFTPサーバのコンフィギュレーション ファイルをスロット0のフラッシュ ディスクにコピーしています。

Router# copy tftp://172.16.2.15/example-config disk0:router-config
 

ステップ2 グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

Router# configure terminal
Router(config)#
 

ステップ3 コンフィギュレーション ファイルを格納するバッファは、通常、NVRAMのサイズ(512 KB)に設定されています。コンフィギュレーション ファイルがこれより大きい場合は、大きいバッファが必要です。コンフィギュレーション コマンドを格納するバッファのサイズを変更します。

Router(config)# boot buffersize 1024000
 

ステップ4 CONFIG_FILE変数を設定して、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルがフラッシュ メモリに存在することを指定します。次の例では、ブート コンフィギュレーション ファイルがスロット0に存在し、ファイル名は router-config であることをシステムに指示しています。

Router(config)# boot config disk0:router-config
 

ステップ5 グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

end
 

ステップ6 実行コンフィギュレーションの変更が終了したら、新しい設定を保存します。

Router# copy running-config startup-config
 


 

この手順の結果、Cisco 10000シリーズESRを再起動すると、フラッシュ ディスク0に存在するコンフィギュレーション ファイルがロードされます。

インストレーションのトラブルシューティング

ここでは、システムのインストレーション作業中に発生する問題の解決に役立つ、一般的なトラブルシューティング情報を示します。ここに記載されていない問題や、より詳しいトラブルシューティング情報については、『 Cisco 10000 Series Router Troubleshooting Guide 』を参照してください。

トラブルシューティングに関する一般的なアドバイス

Cisco 10008のField-Replaceable Unit(FRU)は、すべてホットスワップ対応です。FRUの取り外しおよび取り付け手順については、『Cisco 10008 Router Hardware Installation Guide』を参照してください。

表2に、FRU関連の一般的なエラー状況と、その対処方法を示します。

 

表2 トラブルシューティングに関する一般的なアドバイス

状況
対処方法

システムに電源投入できない

次の点を確認します。

すべての電源コードが、Cisco 10008ルータおよび電源コンセント側で正しく接続されていること

PEMの電源スイッチがオンの位置になっていること

DC PEMの場合、POWER LEDが点灯している(グリーン)こと

ブロワー モジュールが完全に挿入されていること(FANS OK LEDが点灯[グリーン])

システムが正常に起動しない

システムに電源が投入されている場合は、PREのFAIL LEDと、英数字ディスプレイに表示された情報をチェックします。FAIL LEDが点灯している場合は、
Cisco 10000 Series Router Troubleshooting Guide 』を参照してください。

DC PEMの問題

FAULT LEDが点灯している場合は、『 Cisco 10000 Series Router Troubleshooting Guide 』を参照してください。

MISWIRE LEDが点灯している場合は、-48 V線とRTN(戻り線)が逆になっています。PEMの電源を切断し、導線を正しく接続し直してください(Cisco 10008ルータとDC電源の接続を参照)。

クリティカル アラームが発生する(PREのCRITICAL LEDが点灯)

コンソールで show facility-alarm status コマンドを入力します。

メジャー アラームが発生する(PREのMAJOR LEDが点灯)

コンソールで show facility-alarm status コマンドを入力します。

マイナー アラームが発生する(PREのMINOR LEDが点灯)

コンソールで show facility-alarm status コマンドを入力します。

システムにコンソール接続またはTelnet接続を確立できない

イーサネット接続のトラブルシューティングについては、「イーサネット接続のトラブルシューティング」を参照してください。

コンソール ポート シリアル接続のトラブルシューティングについては、「コンソール ポート シリアル接続のトラブルシューティング」を参照してください。

ファン障害

FAN FAILURE LEDが点灯する場合は、次の対処を行ってください。

ブロワー モジュールを取り付け直します(『Cisco 10008 Router Hardware Installation Guide』を参照)。

背面の保護カバーを外し、ブロワー モジュール ケーブルが正しく接続されているかどうかを確認します(『Cisco 10008 Router Hardware Installation Guide』を参照)。

システムの過熱状態

原因としては、ブロワー モジュールの故障(上記の「ファン障害」を参照)、換気が不十分であること、または周囲温度の上昇が考えられます。詳細については、『 Cisco 10000 Series Router Troubleshooting Guide 』を参照してください

イーサネット接続のトラブルシューティング

Cisco 10008ルータのイーサネット接続が正常に動作せず、対応するLINK LEDが点灯しない場合には、次の点をチェックしてください。

イーサネット ケーブルがPREのイーサネット ポートに正しく接続され、ケーブルのもう一方の端が、電源投入され正しく動作しているイーサネット ハブに接続されているかどうかを、目視でチェックします。

正しいケーブル タイプを使用しているかどうかをチェックします。「10BASE-Tイーサネット ネットワークへの接続」に示す仕様に適合するケーブルでなければなりません。

ケーブルが不良であるか、または故障しているかどうかを確認します。信頼性の高いイーサネット ストレート ケーブルに交換し、LINK LEDが点灯するか(グリーン)どうかをチェックしてください。

それでもLINK LEDが点灯しない場合は、イーサネット ポートは正しく動作していても、LEDが動作していない可能性があります。(たとえば、pingコマンドなどを使用して)イーサネット ポートをチェックし、問題の原因がLEDか、それともイーサネット リンクかを突き止めます。

PREが正しく起動したかどうかは、次のようにして確認します。

STATUS LEDが点灯している(グリーン)ことを確認します。

FAIL LEDが点灯している(イエロー)場合は、『 Cisco 10000 Series Router Troubleshooting Guide 』でトラブルシューティング方法を参照してください。

ハブをチェックします。

ケーブルが正しいハブ ポートに接続されているかどうかを確認します(たとえば、HUB LEDは点灯していても、PREのLINK LEDが点灯していない場合があります)。

ケーブルがアップリンク ポートに接続されていないことを確認します。

LINK LEDが点灯していても(グリーン)、イーサネット ポートが正しく動作していないように思われる場合は、問題のポートが正しく設定され、管理上のシャットダウン状態になっていないかどうかを確認します。コンソール接続を使用している場合は、次の手順を行います。

ルータ プロンプトで、 show interface fast0/0/0 を入力します。ポートが管理上のシャットダウン状態のときは、次のコマンドを入力してポートをイネーブルにします。

Switch> configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config-if)# interface fast0/0/0
Router(config-if)# no shut
Router(config-if)# exit
Router(config)# exit
Router#
 

問題のイーサネット ポートに、有効なIPアドレスが割り当てられているかどうかを確認します。

イーサネット ポートの設定の詳細については、『 Cisco 10000 Series Router Software Configuration Guide 』を参照してください。

ケーブル、接続、電源、およびコンフィギュレーションをすべてチェックしても、モジュールのイーサネット ポートに接続できない場合には、PREを交換する必要があります。詳細については、Cisco Technical Supportにお問い合わせください。

コンソール ポート シリアル接続のトラブルシューティング

Cisco 10008のコンソール ポートに接続した端末がフリーズしたり、正しく動作しなかったりする場合には、次の点をチェックしてください。

コンソール ケーブルをチェックし、PREのコンソール ポートに正しく接続され、もう一方の端が端末機器に接続されているかどうかを確認します。

正しいタイプのケーブルおよびアダプタを使用しているかどうかを確認します。ケーブルのピン割り当てについては、「PREコンソール ポートへのビデオ端子の接続」を参照してください。

ケーブルが故障していないかどうかを確認するには、可能な場合、他の高品質ケーブルと交換してみます。

端末機器が正常に動作しており、コンソール ポート用の正しい設定が行われているかどうかをチェックします。コンソール ポートのデフォルト設定値は、次のとおりです。

9600ボー

8データ ビット

1ストップ ビット

パリティなし

フロー制御なし

PREのLEDをチェックして、正しく電源投入されていることを確認します。

ケーブル、接続、電源、および端末の設定すべてに問題がないにもかかわらず、モジュールのコンソール ポートに接続できない場合には、PREを交換する必要があります。詳細については、Cisco Technical Supportにお問い合わせください。

 

ライン カードのトラブルシューティングについては、『 Cisco 10000 Series Routers Line Card Hardware Installation Guide 』を参照してください。