Cisco 10000 シリーズ ESR ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
Channelized T3 Line Cardの 設定
Channelized T3 Line Cardの設定
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Channelized T3 Line Cardの設定

CT3 Line Cardのデフォルト値

CT3 Line Cardのインターフェイス番号の構文

CT3 Line Cardのインターフェイスの設定例

非チャネライズドT3のコマンド

非チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定

サブレートT3の実装

フレーミング タイプの設定

DSUモードの指定

スクランブリングのイネーブル化

アイドル文字の指定

チャネライズドT3のコマンド

チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定

ケーブル長の指定

フレーミング タイプの設定

MDLメッセージの入力

アイドル パターンの指定

ループバック モードの設定

機器ループバックの実行

DS0タイムスロットおよびT1に対するチャネル グループ コマンド

チャネライズドT1のコマンド

フレーミング フォーマットの設定

イエロー アラームの制御

クロック ソースの設定

FDLの設定

ループバック モードの設定

Channelized T3 Line Cardの設定

この章では、Cisco 10000シリーズESR Channelized T3(CT3)Line Card(図 8-1)の設定手順について説明します。各コマンドのデフォルト値の表および詳細なインターフェイスの設定例を示します。そのあと、次の主要コマンドについて説明します。

「非チャネライズドT3のコマンド」

「チャネライズドT3のコマンド」

「DS0タイムスロットおよびT1に対するチャネル グループ コマンド」

「チャネライズドT1のコマンド」

図 8-1 CT3 Line Card

 

CT3 Line Cardのデフォルト値

表 8-1に、CT3 Line Cardのデフォルト値、および各値が適用される回線速度を示します。アスタリスク(*)が付いたコマンドについては、Cisco IOS コマンド リファレンス に説明が記載されています。その他のコマンドについては、この章で説明します。

この表では、デフォルト値を変更するためのコマンドについても示します。また、接続のリモート側で同じ値(または逆の値)に設定する必要があるかどうかも示します。

 

表 8-1 CT3 Line Cardのデフォルト値

コマンド名
デフォルト設定
コマンド構文
リモート側での設定
DS 0
T1
チャネライズドT3
非チャネライズドT3
コントローラ コンフィギュレーション モード

cablelength

249

cablelength feet

--

x

x

channelized

channelized

[ no ] channelized

--

x

x

clock source

internal

clock source [ line | internal ]

どちらか一方の側で internal に設定する必要があります。

x

x

t1 clock source

internal

t1 t1-number clock source [ line | internal ]

どちらか一方の側で internal に設定する必要があります。

x

framing

auto-detect

framing [ c-bit | m23 | auto-detect ]

同じ

x

t1 framing

esf

t1 t1-number framing [ esf | sf [ hdlc-idle { 0x7E | 0xFF }]]

同じ

x

idle pattern

0x7e(flags)

idle pattern [ 0x0 to 0xFF ]

同じ

x

インターフェイス コンフィギュレーション モード

crc(巡回冗長検査)*

16

[no] crc [ 16 | 32 ]

同じ

x

x

dsu bandwidth

44,210

dsu bandwidth bandwidth

同じ

x

dsu mode

cisco

dsu mode mode

同じ

x

encapsulation*

hdlc

encapsulation [ hdlc | ppp | frame-relay ]

同じ

x

x

framing

c-bit

framing [ c-bit | m13 ]

同じ

x

idle character

flags(0x7e)

idle character
[ flags | marks ]

同じ

x

keepalive*

keepalive(10秒)

keepalive

同じ

x

x

mtu(最大伝送ユニット)*

4470

mtu size

同じ

x

x

scramble

スクランブリングなし

[ no ] scramble

同じ

x

CT3 Line Cardのインターフェイス番号の構文

コンフィギュレーション コマンドでインターフェイス番号を指定する場合、CT3 Line Card上のインターフェイスを識別するには、 表 8-2 に示す構文を使用します。

 

表 8-2 CT3インターフェイスの構文

インターフェイス タイプ
スロット
サブ
スロット
ポート
(T3番号)
T1番号
チャネル
グループ番号

非チャネライズド

1~8/

0/

0~5

--

--

チャネライズド

1~8/

0/

0~5/

1~28

0~23

例:

コントローラ コンフィギュレーション モードでT1インターフェイス6を変更します。

Router(config)# controller t3 2/0/0
Router(config-controller)# t1 6 command
 

インターフェイス コンフィギュレーション モードでT1インターフェイス6、チャネル グループ番号8を変更します。

Router(config)# interface serial 2/0/0/6:8
Router(config-if)
 

CT3 Line Cardのインターフェイスの設定例

各T3コントローラを、1つのT3インターフェイス(フルレートまたはサブレート)、28のT1インターフェイス、または、より多数のフラクショナルT1として設定できます。次に、フルレートおよびサブレートT3インターフェイス、T1インターフェイス、およびフラクショナルT1インターフェイスを作成する基本手順を示します。


ステップ 1 インターフェイスを作成します。次の例では、T3コントローラ(2/0/0~2/0/3)別にタイプの異なるインターフェイスを作成しています。

フルレートT3インターフェイス

a. コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# controller t3 2/0/0
Router(config-controller)#
 

b. フルレートT3インターフェイスを作成するには、 no channelized コマンドを入力して、T1インターフェイスを削除する必要があります。

Router(config-controller)# no channelized
Router(config-controller)# exit
Router(config)#
 

c. インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# interface serial 2/0/0
 

d. カプセル化方式を入力します。この例では、フレームリレー カプセル化を使用するためのコマンドを示します。PPPまたはHDLCも選択できます。 に進みます。

サブレートT3インターフェイス

a. コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# controller t3 2/0/1
Router(config-controller)#
 

b. サブレートT3インターフェイスを作成するには、まずフルレート インターフェイスを作成します。

Router(config-controller)# no channelized
Router(config-controller)# exit
Router(config)#
 

c. 次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、 dsu bandwidth コマンドを使用してサブレートT3インターフェイスを作成します。この例では、帯域幅16,000 kbpsのサブレートT3インターフェイスを作成します。

Router(config)# interface serial 2/0/1
Router(config-if)# dsu bandwidth 16000
 

d. カプセル化方式を入力します。この例では、フレームリレー カプセル化を使用するためのコマンドを示します。PPPまたはHDLCも選択できます。 に進みます。

フルレートT1インターフェイス

a. コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# controller t3 2/0/2
Router(config-controller)#
 

b. t1 channel group コマンドを使用して、T1インターフェイスを作成します。次の例では、T1インターフェイス(28のうち)1を、1つのチャネル グループ(番号20)で構成されるインターフェイスとして定義しています(チャネル グループ番号は、0~23の任意の数字を使用できます)。このチャネル グループは、全部で24のDS0タイムスロットで構成されます。

Router(config-controller)# t1 1 channel-group 20 timeslots 1-24
 

c. 作成したチャネル グループについて、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# interface serial 2/0/2/1:20
 

d. カプセル化方式を入力します。この例では、フレームリレー カプセル化を使用するためのコマンドを示します。PPPまたはHDLCも選択できます。 に進みます。

フラクショナルT1インターフェイス

a. コントローラ コンフィギュレーション モードを開始します。

Router(config)# controller t3 2/0/3
Router(config-controller)#
 

b. t1 channel group コマンドを使用して、フラクショナルT1インターフェイスを作成します。次の例では、T1インターフェイス3(28のうちの)を、3つのチャネル グループ(番号19、20、21)で構成されるインターフェイスとして定義しています(チャネル グループ番号は、0~23の数字を使用できます)。チャネル グループは、合計24のDS0タイムスロットで構成されています。各チャネル グループが、個別のインターフェイスを表します。

Router(config-controller) t1 3 channel-group 19 timeslots 1-6, 10
Router(config-controller) t1 3 channel-group 20 timeslots 7,8,9
Router(config-controller) t1 3 channel-group 21 timeslots 11-24

c. いずれかのチャネル グループについて、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。例:

Router(config)# interface serial 2/0/3/3:19
 

d. ステップ2に進みます。

ステップ 2 カプセル化方式を入力します。この例では、フレームリレー カプセル化を使用するためのコマンドを示します。PPPまたはHDLCも選択できます。

Router(config-if)# encapsulation frame-relay
 

ステップ 3 システムでIPルーティングがイネーブルに設定されている場合、IPアドレスおよびサブネット マスクを指定します。例:

Router(config-if)# ip address 172.16.32.49 255.255.0.0
 

ステップ 4 ルーティング プロトコルをイネーブルにするために必要なコンフィギュレーション サブコマンドを追加し、インターフェイスのライン特性を設定します。

ステップ 5 シャットダウン ステートをアップに変更し、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

ステップ 6 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを入力して設定が完了したら、 Ctrl-Z (Ctrlキーを押しながらZキーを押す)を押してコンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7 次のように入力して、新しい設定をNVRAMに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 


 

インターフェイス コンフィギュレーションを作成すると、該当するCisco IOSコンフィギュレーション コマンドを使用して、いつでも設定を変更できます。

非チャネライズドT3のコマンド

デフォルトでは、CT3 Line Card上のT3インターフェイスは、28のT1インターフェイスにチャネライズされています。フルレートまたはサブレートのT3インターフェイスを作成するには、T3インターフェイスを非チャネライズする必要があります。ここでは、フルレートおよびサブレートT3インターフェイスを作成、カスタマイズ、およびテストするためのコマンドについて説明します。内容は次のとおりです。

「T3に関するコントローラ コンフィギュレーション モードの開始」

「非チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定」

「サブレートT3の実装」

「フレーミング タイプの設定」

「DSUモードの指定」

「スクランブリングのイネーブル化」

「アイドル文字の指定」

「BERテストの実行」

非チャネライズドT3を設定する場合には、「チャネライズドT3のコマンド」に説明されているコマンドを使用することもできます。これらのコマンドは、 cablelength clock source mdl、equipment 、および loopback です。

T3に関するコントローラ コンフィギュレーション モードの開始

非チャネライズドT3インターフェイスを作成するには、まず設定対象のT3コントローラに関するコントローラ コンフィギュレーション モードを開始する必要があります。

controller T3 slot/sub-slot/port
 

次に、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)#
 

非チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定

T3インターフェイスを非チャネライズド(クリア チャネル)として設定するには、 no channelized コマンドを使用します。

[no] channelized
channelized

注意 no channelizedコマンドを実行すると、チャネライズドT3インターフェイスからすべてのチャネル グループが削除されます。すでにチャネル グループを設定している場合、このコマンドの使用には注意が必要です。

インターフェイスをデフォルトに戻すには、 channelized コマンドを使用します。T3インターフェイスのデフォルト設定値は、channelizedです。

次に、非チャネライズドT3インターフェイスを作成する例を示します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# no channelized
 

サブレートT3の実装

サブレートT3を実装するには、非チャネライズドT3インターフェイスの帯域幅を指定します。そのためには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで dsu bandwidth bandwidth コマンドを使用します。

dsu bandwidth bandwidth
[no] bandwidth bandwidth
 

bandwidth は、0~44,210(kbps)の範囲の数値です。

デフォルトの帯域幅は、44,210 kbpsです。

デフォルトの帯域幅に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

値を指定すると、帯域幅は、現在のDSUモードのタイムスロット サイズに基づいて、許容される最も近い値に設定されます。

このコマンドを使用するには、接続のリモート側で、PA-T3またはPA-2T3ポート アダプタを搭載したCisco 7200またはCisco 7500、または dsu mode コマンドでサポートされるT3 DSUを接続している必要があります。

次の例では、帯域幅16,000 kbpsを指定しています。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# dsu bandwidth 16000

ヒント 第16章「マルチリンク ポイントツーポイント接続の設定」では、T3チャネルの帯域幅を削減するための別の方法について説明します。


フレーミング タイプの設定

非チャネライズドT3コントローラのフレーミング タイプを指定するには、 framing コマンドを使用します。

framing [c-bit | m13]
[no] framing [c-bit | m13]
 

デフォルトのフレーミング タイプはc-bitです。

デフォルトのフレーミング タイプに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

次に、フレーミング タイプをm13に設定する例を示します。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# framing m13
 

DSUモードの指定

特定のT3インターフェイスについてDSUモードを指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで dsu mode コマンドを使用します。このコマンドは、製造元の独自仕様による多重化方式をエミュレートするように、ライン カードを設定します。

dsu mode [Adtran | cisco | Digital-link | Kentrox | Larscom | verilink-highbit | verilink-lowbit]
[no] dsu mode
 

デフォルトのDSUモードは、 cisco です。

デフォルトのDSUモードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

次に、DSUモードを cisco に設定する例を示します。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# dsu mode cisco
 

スクランブリングのイネーブル化

非チャネライズドT3インターフェイスでスクランブリングをイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで scramble コマンドを使用します。

scramble
[no] scramble
 

このコマンドのデフォルト設定は、no scramble(スクランブリングはディセーブル)です。

リンクの両側で、同じスクランブリング設定を使用する必要があります。

次に、特定のT3インターフェイスでスクランブリングをイネーブルに設定する例を示します。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# scramble
 

アイドル文字の指定

非チャネライズドT3インターフェイスで、HDLCパケット間に特定の文字を伝送するように設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで idle character コマンドを使用します。

idle-character [flags | marks]
[no] idle-character [flags | marks]
 

ここで

flags は、アイドル文字0x7eを設定します。

marks は、アイドル文字0xffを設定します。

デフォルトのアイドル文字は、0x7eです。

アイドル文字をデフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

次の例では、アイドル文字をflagsに設定しています。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# idle-character flags

) システムによっては、marks(0xff)が打ち切り信号として認識されることがあります。したがって、できるだけflags(0x7e)を使用してください。


BERテストの実行

非チャネライズドT3インターフェイスが、BER(ビット エラー レート)テストを実行するように設定できます。このテストでケーブルをチェックすることができ、信号に関連した問題の解決に役立ちます。非チャネライズドT3インターフェイス上でBERテスト パターンを送信するには、次のインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。

bert [errors number | pattern pattern] interval time
[no] bert
 

ここで

errors number は、1~255です。

pattern pattern は、次のいずれかです。

0s ― すべて0の反復的テスト パターン(00000...)

1s ― すべて1の反復的テスト パターン(11111...)

2^15 ― 擬似乱数O.151のテスト パターン(長さ32,768ビット)

2^20-O153 ― 擬似乱数O.153のテスト パターン(長さ1,048,575ビット)

QRSS-2^20 ― 擬似乱数QRSS O.151のテスト パターン(長さ1,048,575ビット)

2^23 ― 擬似乱数O.151のテスト パターン(長さ8,388,607ビット)

interval time は、1~1,440(分)です。

BERテストは、 no bert コマンドを使用すればいつでも終了できます。

詳細については、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』(オンライン)を参照してください。

例:

T3インターフェイス1/0/0を通じて、2^20のBERテスト用擬似乱数パターンを、5分間送信します。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# bert pattern 2^20 interval 5
 

T3インターフェイス1/0/0を通じて、すべて1の反復的パターンを、1,440分間送信します。

Router(config)# interface serial 1/0/0
Router(config-if)# bert pattern 1s interval 1440

チャネライズドT3のコマンド

デフォルトでは、CT3 Line Card上のT3インターフェイスは、28のT1インターフェイスにチャネライズされています。ここでは、チャネライズドT3インターフェイスをカスタマイズおよびテストするためのコマンドについて説明します。内容は次のとおりです。

「T3に関するコントローラ コンフィギュレーション モードの開始」

「チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定」

「ケーブル長の指定」

「フレーミング タイプの設定」

「MDLメッセージの入力」

「アイドル パターンの指定」

「クロック ソースの設定」

「ループバック モードの設定」

「機器ループバックの実行」

サブスクライバ トラフィック用にチャネルを使用する場合、T1およびDS0コンポーネントを設定する必要があります。詳細については、「DS0タイムスロットおよびT1に対するチャネル グループ コマンド」を参照してください。

図 8-2に、チャネライゼーションで設定可能なインターフェイス帯域幅のレベルを示します。

T3に関するコントローラ コンフィギュレーション モードの開始

T3インターフェイス関連の操作を行うには、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始する必要があります。たとえば、非チャネライズドT3インターフェイスをチャネライズドに戻したり、MDLメッセージを設定するときは、このモードを開始します。

controller T3 slot/sub-slot/port
 

次に、コントローラ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)#
 

図 8-2 T3のチャネライゼーション

 

チャネライズドとしてのT3インターフェイスの設定

T3インターフェイスは、デフォルトでチャネライズドに設定されています。非チャネライズドに設定されているインターフェイスの設定を変更する場合は、 channelized コマンドを使用します。

[no] channelized
channelized

注意 no channelizedコマンドを実行すると、チャネライズドT3インターフェイスからすべてのチャネル グループが削除されます。すでにチャネル グループを設定している場合、このコマンドの使用には注意が必要です。

次に、チャネライズドT3インターフェイスを作成する例を示します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# channelized
 

ケーブル長の指定

T3コントローラのケーブル長を指定するには、 cablelength コマンドを使用します。

cablelength feet
[no] cablelength feet
 

feet は、0~450の数値です。

デフォルト値は、249フィートです。

デフォルトのケーブル長に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

次の例では、ケーブル長を40フィートに設定しています。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# cablelength 40

) このコマンドを実行すると、インピーダンス マッチングおよびパルス シェーピングに関する2種類の設定(1つは0~249フィートのケーブル用、もう1つは250フィート以上のケーブル用)のうち1つが使用されるようになります。ユーザが入力した値が、そのままコンフィギュレーション ファイルに保管されます。


フレーミング タイプの設定

チャネライズドT3コントローラのフレーミング タイプを指定するには、 framing コマンドを使用します。

framing [c-bit | m23 | auto-detect]
[no] framing [c-bit | m23 | auto-detect]
 

デフォルトは、auto-detectです。

フレーミング タイプをデフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

CT3 Line Cardが遠端からフレーミング タイプを検出し、同じフレーミング タイプを送信するように設定するには、次のように入力します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# framing auto-detect
 

MDLメッセージの入力

チャネライズドT3インターフェイスでは、(ANSI T1.107a-1990仕様に規定されている)Maintenance Data Link(MDL)メッセージを設定できます。


) MDLメッセージがサポートされるのは、T3フレーミングがc-bitパリティに設定されている場合に限られます(フレーミング タイプの設定を参照)。


MDLメッセージを設定するには、 mdl コマンドを使用します。

mdl {transmit {path | idle-signal | test-signal} | string {eic | lic | fic | unit | pfi | port | generator} id_string}
[no] mdl {transmit {path | idle-signal | test-signal} | string {eic | lic | fic | unit | pfi | port | generator} id_string}
 

ここで

transmit path は、MDLパス メッセージの伝送をイネーブルにします。

transmit idle-signal は、MDLアイドル シグナル メッセージの伝送をイネーブルにします。

eic は、機器識別コード(最大10文字)です。

lic は、ロケーション識別コード(最大11文字)です。

fic は、フレーム識別コード(最大10文字)です。

unit は、ユニット識別コード(最大6文字)です。

pfi は、MDLパス メッセージ(最大38文字)に含めるファシリティ識別コードです。

port は、MDLアイドル シグナル メッセージ(最大38文字)に含める(アイドル シグナルを開始する)機器ポートです。

generator は、MDLテスト シグナル メッセージ(最大38文字)に含めるジェネレータ番号です。

デフォルトでは、MDLメッセージは設定されていません。

MDLメッセージを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

次に、MDLメッセージを設定する例を示します。

MDLパス メッセージの伝送をイネーブルにします。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# mdl transmit path
 

MDLアイドル シグナル メッセージの伝送をイネーブルにします。

Router(config-controller)# mdl transmit idle-signal
 

MDLテスト シグナル メッセージの伝送をイネーブルにします。

Router(config-controller)# mdl transmit test-signal
 

機器識別コードを入力します。

Router(config-controller)# mdl string eic router A
 

ロケーション識別コードを入力します。

Router(config-controller)# mdl string lic test network
 

フレーム識別コードを入力します。

Router(config-controller)# mdl string fic building b
 

ユニット識別コードを入力します。

Router(config-controller)# mdl string unit abc
 

ファシリティ識別コードを入力します。

Router(config-controller)# mdl string pfi string
 

MDLアイドル シグナル メッセージで送信するポート番号を入力します。

Router(config-controller)# mdl string port string
 

MDLテスト シグナル メッセージで送信するジェネレータ番号を入力します。

Router(config-controller)# mdl string generator string

アイドル パターンの指定

チャネライズドT3インターフェイスに属する未設定のすべてのタイムスロットで、HDLCパケット間に伝送される特定のパターンを設定できます。その場合、 idle pattern コマンドを使用します。

idle pattern patterns
[no] idle pattern patterns
 

patterns は、0x0~0xff(16進)または0~255(10進)の範囲の数値です。この値は、16進形式または10進形式のどちらでも入力できます。0~254の値を入力すると、アイドル パターンはHDLC flags(0x7e)に設定されます。255を入力すると、パターンは0xff(すべて1)に設定されます。


) システムによっては、marks(0xff)が打ち切り信号として認識されることがあります。したがって、できるだけflags(0x7e)を使用してください。


デフォルトのアイドル パターンは、0x7eです。

アイドル パターンをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

例:

16進数のアイドル パターンを設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# idle pattern 0x10
 

10進数のアイドル パターンを設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# idle pattern 23
 

クロック ソースの設定

特定のT3コントローラに内部クロック ソースまたはライン クロック ソースを設定するには、プロンプトで clock source コマンドを使用します。このコマンドは、コントローラ コンフィギュレーション モードで設定します。

clock source {internal | line}
 

ここで

internal を指定すると、内部クロック ソースが使用されます。

line を指定すると、ネットワーク クロック ソースが使用されます。

デフォルトは、clock source internalです。

次の例では、ライン クロック ソースを使用するようにT3コントローラを設定しています。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# clock source line
 

ループバック モードの設定

T3コントローラにループバック モードを設定するには、 loopback コマンドを使用します。

loopback [local | network | remote]
[no] loopback [local | network | remote]
 

ローカル ループバックとネットワーク ループバックは、同じものです。

ループバックをキャンセルするには、このコマンドの no 形式を使用します。

loopback コマンドについての詳細は、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』(オンライン)を参照してください。

例:

T3コントローラがローカル ループバックを実行するように設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# loopback local
 

T3コントローラがリモート ループバックを実行するように設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# loopback remote
 

機器ループバックの実行

リモート装置と共にループバックを実行するには、 equipment loopback コマンドを使用します。

equipment [customer | network] loopback
[no] equipment [customer | network] loopback
 

ここで

customer を指定すると、ライン カードはリモートT3機器からのリモートT3ループバック コマンドに応答します。

network を指定すると、ライン カードはリモートT3ループバック コマンドを無視します。

ループバックを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

loopback コマンドについての詳細は、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』(オンライン)を参照してください。

次に、機器ネットワーク ループバックを設定する例を示します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# equipment network loopback
 

DS0タイムスロットおよびT1に対するチャネル グループ コマンド

各チャネライズドT3は、それぞれが24のタイムスロット(またはDS0)に分割された28のT1で構成されます。サブスクライバ トラフィックをサポートするインターフェイスを作成するには、タイムスロットを組み合わせてチャネル グループにする必要があります。チャネル グループを作成するには、
t1 channel-group コマンドを使用します。

チャネル グループには、次の特徴があります。

チャネル グループごとに1つのインターフェイスです。

チャネル グループのサイズは、1~24のタイムスロットにすることができます。

24のタイムスロットで構成されるチャネル グループは、T1インターフェイスです。

タイムスロット数が24未満のチャネル グループを、フラクショナルT1インターフェイスといいます。

24のタイムスロットで構成される各グループを、複数のフラクショナルT1インターフェイスに分割できます。

1つのチャネル グループが、複数のT1に属することはできません。

に、CT3 Line Cardで可能なチャネライゼーションを示します。

論理チャネル グループを作成するには、次のコマンドを使用します。

t1 t1-number channel-group channel-group-number timeslots list-of-timeslots [speed {56 | 64}]
[no] t1 t1-number channel-group channel-group-number
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

channel-group channel-group-number は、チャネル グループを識別する、0~23の任意の番号です。

timeslots list-of-timeslots には、1~24の数値、または1~24の範囲の組み合わせを指定できます。範囲を表すには、ハイフン、カンマ、またはこれらの組み合わせを使用します。1つのタイムスロットが、1つのDS0に相当します。後述の例を参照してください。

speed { 56 | 64 } は、タイムスロットの速度(56または64 kbps)を指定する任意の引数です。デフォルトは64です(56 kbpsタイムスロットは一般に、B8ZSをサポートせず、SFフレーミングと対応づけられている旧式のT1機器に使用します)。

論理チャネル グループを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

次に、 t1 channel-group コマンドの使用例をいくつか示します。

次の例では、T1インターフェイス3はチャネル グループ20を含み、9つのチャネライズド タイムスロットから構成されています。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 3 channel-group 20 timeslots 1-8, 10
 

このチャネル グループに関するインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、次のように入力します。

Router(config)# interface serial 1/0/0/3:20
 

次の例では、T1インターフェイス4はチャネル グループ18を含み、24の全タイムスロットで構成され、フルT1インターフェイスになっています。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 4 channel-group 18 timeslots 1-24
 

このチャネル グループに関するインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、次のように入力します。

Router(config)# interface serial 1/0/0/4:18
 

次の例では、T1インターフェイス5を、合計11のタイムスロットからなる3つのチャネル グループに分割しています。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 5 channel-group 19 timeslots 1-6
Router(config-controller)# t1 5 channel-group 20 timeslots 10
Router(config-controller)# t1 5 channel-group 21 timeslots 7-9, 24
 

次の例では、チャネル グループ20を削除しています。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# no t1 1 channel-group 20
 

チャネライズドT1のコマンド

T3インターフェイスのコントローラ コンフィギュレーション モードで、以下に説明するコマンドを入力することにより、T1インターフェイスのさまざまな設定を変更できます。ここでは、次の操作を行うコマンドについて説明します。

「フレーミング フォーマットの設定」

「イエロー アラームの制御」

「クロック ソースの設定」

「FDLの設定」

「BERテストの設定」

「ループバック モードの設定」

T1インターフェイスを設定すると、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始して、カプセル化、ルーティング、およびその他の設定を追加することができます。例:

Router(config)# interface serial 1/0/0/4:18
 

フレーミング フォーマットの設定

T1インターフェイスのフレーミング フォーマットを指定するには、次のコマンドを使用します。

t1 t1-number framing {esf | sf [hdlc-idle {0x7E | 0xFF}]}
[no] t1 t1-number framing {esf | sf [hdlc-idle {0x7E | 0xFF}]}
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

framing は、Extended Super Frame(ESF;拡張スーパ フレーム)またはSuper Frame(SF;スーパ フレーム)です。SF hdlc-idleは、0x7Eまたは0xFFに設定できます。

hdlc-idle オプションを使用して、T1インターフェイスのアイドル パターンを0x7E(デフォルト)または0xFFに設定できます。

デフォルトのフレーミング フォーマットは、ESFです。

フレーミングをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

例:

T1インターフェイス6にSFフレーミング フォーマットを設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 6 framing sf
 

T1インターフェイス16にESFフレーミング フォーマットを設定します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 16 framing esf
 

イエロー アラームの制御

イエロー アラームの検出または生成をオン/オフに切り替えるには、 t1 yellow コマンドを使用します。

t1 t1-number yellow {detection | generation}
[no] t1 t1-number yellow {detection | generation}
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

detection は、インターフェイスに障害が発生した場合にリモート デバイスがその旨を通知し、それによってIOSがコンソールにメッセージを送信することを意味します。

generation は、リモート デバイスに障害が発生した場合にインターフェイスがその旨を通知し、それによってIOSがコンソールにメッセージを送信することを意味します。

デフォルトの速度(64)を使用するフルT1インターフェイス(24タイムスロット)に対してSFフレーミングを選択するときは、 no t1-number yellow detection コマンドを使用して、イエロー アラーム検出をオフにすることを検討してください。SFフレーミングでは、イエロー アラームが誤って検出される場合があるためです。

次の例では、T1インターフェイス1にイエロー アラーム検出を設定しています。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 1 yellow detection

クロック ソースの設定

T1インターフェイスに対して内部クロック ソースまたはライン(ネットワーク)クロック ソースを設定するには、 controller コマンド使用します。

t1 t1-number clock source {internal | line}
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

internal を指定すると、内部クロック ソースが使用されます。

line を指定すると、ネットワーク クロック ソースが使用されます。

デフォルトは、clock source internalです。

次の例では、回線(ネットワーク)からクロック ソースを取得するようにインターフェイスを設定しています。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 1 clock source line

FDLの設定

T1接続の両端で、ANSI T1.403仕様に準拠したFacility Data Link(FDL)によるパフォーマンス レポートの1秒伝送をイネーブルにすることができます。そのためには、次のコマンドを使用します。

t1 t1-number fdl ansi
[no] t1 t1-number fdl ansi
 

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。


) このコマンドは、T1フレーミングがESFである場合に限り、使用できます。


次に、FDLをイネーブルにする例を示します。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 2 fdl ansi

BERテストの設定

個々のT1インターフェイスで、個別にBERテストを実行するように設定できます。このテストではケーブルをチェックすることができ、信号関連の問題の解決に役立ちます。T1インターフェイスでBERテスト パターンを送信するには、次のコマンドを使用します。

t1 t1-number bert pattern pattern interval time [unframed]
[no] t1 t1-number bert
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

time は、1~14,400(分)です。

pattern は、次のいずれかです。

0s ― すべて0の反復的テスト パターン(00000...)

1s ― すべて1の反復的テスト パターン(11111...)

2^11 ― 擬似乱数のテスト パターン(長さ2,048ビット)

2^15 ― 擬似乱数O.151のテスト パターン(長さ32,768ビット)

2^20-O153 ― 擬似乱数O.153のテスト パターン(長さ1,048,575ビット)

2^20-QRSS ― 擬似乱数QRSS O.151のテスト パターン(長さ1,048,575ビット)

2^23 ― 擬似乱数O.151のテスト パターン(長さ8,388,607ビット)

alt-0-1 ― 0および1からなる代替の反復的テスト パターン(例: 01010101)

unframed を指定すると、BERテスト パターンは、T1フレーミングおよびペイロード ビットを含むT1帯域幅全体を使用します。 unframed を省略すると、T1 n framingコマンドによる設定に応じてSFまたはESFフレーミングが行われ、BERテスト パターンはT1ペイロード ビットのみを使用します。


) T3ごとに、一度に1つのBERテストのみを実行できます。


BERテストは、このコマンドの no 形式を使用していつでも終了できます。

詳細については、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』(オンライン)を参照してください。

例:

T1インターフェイス10を通じて、2^20のBERテスト用擬似乱数パターンを、5分間送信します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 10 bert pattern 2^20 interval 5 unframed
 

T1インターフェイス10を通じて、すべて1の反復的パターンを、14,400分間(240時間)送信します。

Router(config)# controller T3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 10 bert pattern 1s interval 14400 unframed

ループバック モードの設定

T1インターフェイスの設定中に問題が生じた場合は、コントローラ コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用して、ライン カードのトラブルシューティングを行うことができます。

t1 t1-number loopback [local | network {line | payload} | remote [line [fdl {ansi | bellcore} | inband] | payload [fdl | ansi]]]
[no] t1 t1-number loopback
 

ここで

t1-number は、T1インターフェイス番号(1~28)です。

local を指定すると、ルータの出力データはT1フレーマーでルータにループバックされ、ネットワークにAlarm Indication Signal(AIS;アラーム検出信号)が送信されます。

network { line | payload }を指定すると、データはネットワークにループバックされ、HDLCコントローラ(ライン)で自動的にローカル ループバックが設定されるか、またはペイロード データがネットワークにループバックされ、HDLCコントローラ(ペイロード)で自動的にローカル ループバックが設定されます。

remote line fdl { ansi | bellcore }を指定すると、反復する16ビットのESFデータ リンク キーワードがリモート側に送信され、ネットワーク ライン ループバックが要求されます。ANSIまたはBellcoreキーワードを指定できます。


) ループバック コードは、ANSI T1.404-1989 Table 3(Assigned Bit-Oriented ESF Data-Link Messages)に規定されています。


CT3 Line Cardは、リモート回線のfdl ANSIループバック用として次のコードを送信します。

ライン ループバック アクティブ コード: 0 000111 01111111

ライン ループバック 非アクティブ コード: 0 010010 01111111

CT3 Line Cardは、リモート回線のFDL Bellcore(SmartJack)ループバック用として次のコードを送信します。

ネットワーク使用(ループバック アクティブ)コード: 0 001001 01111111

ネットワーク使用(ループバック 非アクティブ)コード: 0 010010 01111111

remote line inband を指定すると、反復する帯域内パターンがリモート側に送信され、ネットワーク ライン ループバックが要求されます。帯域内ループバック要求のループ要求パターンにより、T1上の全データが書き換えられます。リモート側は、最低5秒間、継続的にこのパターンを受信した場合に限り、このコードに応答します。

反復帯域内ループバック アクティブ コード: 00001

反復帯域内ループバック非アクティブ コード: 001

remote payload [ fdl ] [ ansi ]を指定すると、反復する16ビットのESFデータ リンク コードワードがリモート側に送信され、ネットワーク ペイロード ループバックが要求されます。 fdl および ansi を使用すると、T1チャネルでのリモート ペイロードFDL ANSIビット ループバックがイネーブルになります。


) ループバック コードは、ANSI T1.404-1989 Table 3(Assigned Bit-Oriented ESF Data-Link Messages)に規定されています。


CT3 Line Cardは、リモート ペイロードfdl ANSIループバック用として次のコードを送信します。

ペイロード ループバック アクティブ コード: 0 001010 011111111

ペイロード ループバック非アクティブ コード: 0 011001 011111111

ループバックを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。

このコマンドについての詳細は、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』(オンライン)を参照してください。

例:

T3コントローラを、T1インターフェイス1でローカル ループバックを実行するように設定します。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 1 loopback local
 

T3コントローラを、T1インターフェイス1でリモートFDL ANSIループバックを実行するように設定します。

Router(config)# controller t3 1/0/0
Router(config-controller)# t1 1 loopback remote line fdl ansi