Cisco 10000 シリーズ ESR ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
Gigabit Ethernet Line Cardの 設定
Gigabit Ethernet Line Cardの設定
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Gigabit Ethernet Line Cardの設定

GE Line Cardのデフォルト値

GE Line Cardの構文

インターフェイスの設定

コンフィギュレーション コマンド

自動ネゴシエーションの指定

MACアドレスの割り当て

ループバック モードの設定および変更

Gigabit Ethernet Line Cardの設定

この章では、Cisco 10000シリーズESR Gigabit Ethernet(GE)Line Cardの設定手順について説明します。図 3-1にフルハイトのGE Line Cardを、図 3-2にハーフハイトのGE Line Cardを示します。

図 3-1 GE Line Card

 

図 3-2 ハーフハイトGE Line Card

 

GE Line Cardのデフォルト値

表 3-1に、GE Line Cardのデフォルト値を示します。アスタリスク(*)が付いたコマンドについては、Cisco IOS コマンド リファレンス に説明が記載されています。その他のコマンドについては、この章で説明します。

この表では、デフォルト値を変更するためのコマンドを示します。また、接続のリモート側で同じ値(または逆の値)に設定する必要があるかどうかも示します。

 

表 3-1 GE Line Cardのデフォルト値

コマンド名
デフォルト設定
コマンド構文
リモート側での設定

auto-negotiation

イネーブル

[ no ] negotiation auto

同じ

mtu(最大伝送ユニット)

1,500~4,470
(フルハイト)

1,500~9,180
(ハーフハイト)

mtu size

同じ

GE Line Cardの構文

コンフィギュレーション コマンドでインターフェイス番号を指定する場合、GE Line Card上のインターフェイスを識別するには、 表 3-2 に示す構文を使用します。

 

表 3-2 ギガビット イーサネット インターフェイスの構文

ライン カード タイプ
スロット
サブスロット
ポート

フルハイトGE

1~8/

0/

0

ハーフハイトGE

1~8/

0または1/

0

次の例は、スロット1のGEカードを設定する構文を示しています。

Router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
Router(config-if)#

インターフェイスの設定

GEインターフェイスの基本的な設定(インターフェイスをイネーブルにし、IPルーティングを指定する)を行う手順は、次のとおりです。インターフェイスのIPアドレスなど、必要な情報を準備してから開始してください。


ステップ 1 グローバル コンフィギュレーション プロンプトで、 interface コマンドを入力して、設定対象の新しいインターフェイスを指定します。

Router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
 

ステップ 2 次のように ip address コンフィギュレーション サブコマンドを使用して、インターフェイスにIPアドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 192.168.172.12 255.255.255.0
 

ステップ 3 必要に応じて、GE Line Cardまたはリモート デバイスの設定を変更して、両方が(可能であれば)同じ設定を使用するようにします。詳細については、表 3-1の「リモート側での設定」欄を参照してください。

ステップ 4 ルーティング プロトコルをイネーブルにするために必要なその他のコンフィギュレーション サブコマンドを追加し、インターフェイス特性を調整します。

ステップ 5 no shutdown コマンドを入力して、インターフェイスをイネーブルにします。

Router(config-if)# no shutdown
 

ステップ 6 すべてのコンフィギュレーション サブコマンドを追加して設定を完了したら、 Ctrl-Z を入力してコンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7 新しい設定をメモリに保存します。

Router# copy running-config startup-config
 

設定が保存されると、OKメッセージが表示されます。


 

設定が完了したら、 show interface GigabitEthernet slot/subslot/port コマンドを使用して設定を確認できます。

コンフィギュレーション コマンド

ここでは、Cisco 10000シリーズESR GE Line Cardの設定をさらにカスタマイズするためのコマンドについて説明します。内容は、次のとおりです。

「自動ネゴシエーションの指定」

「MACアドレスの割り当て」

「ループバック モードの設定および変更」

自動ネゴシエーションの指定

自動ネゴシエーションをイネーブルにするには、 negotiation auto コマンドを入力します。

negotiation auto
[no] negotiation auto
 

デフォルトでは、自動ネゴシエーションがイネーブルに設定されています。

ネゴシエーションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。


) 両側の自動ネゴシエーションをイネーブルにしないと、リンクは立ち上がりません。


次に、ネゴシエーションをディセーブルに設定する例を示します。

Router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
Router(config-if)# no negotiation auto

MACアドレスの割り当て

ギガビット イーサネット インターフェイスに特定のMACアドレスを割り当てるには、 mac-address コマンドを使用します。

mac-address address
[no] mac-address address
 

address は、ギガビット イーサネット インターフェイスに割り当てるユーザ定義のMACアドレスです。MACアドレスの形式は、xxxx.xxxx.xxxx(xxxxは、2バイトの16進数値)です。


ヒント カードを新しいスロットまたはシャーシに移す際、元のMACアドレスを保持するには、mac-addressコマンドを使用します。MACアドレスを参照するアクセス リストを使用している場合、元のMACアドレスを保持する必要があります。このコマンドを使用する場合は、同じアドレスを持つスロットが2つ存在することにならないよう、元のスロットのアドレスを変更する必要があります。


デフォルトのMACアドレスに戻すには、 no mac-address を使用します。

MACアドレスを確認するには、 show interfaces GigabitEthernet slot/subslot/port コマンドを使用します。

次に、新しいMACアドレスを割り当てる例を示します。

Router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
router(config-if)# mac-address 6000.0001.0003
 

ループバック モードの設定および変更

GEインターフェイスにループバック モードを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで loopback コマンドを使用します。

loopback [internal | external]
[no] loopback [internal | external]
 

ここで

external を指定すると、ループバック コネクタを必要とするループバックが実行されます。

internal を指定すると、MACコントローラでループバックが実行されます。

ループバックを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

このコマンドについての詳細は、『 Cisco 10000 Series ESR Troubleshooting Guide 』を参照してください。

次に、GEインターフェイスに対して内部ループバック モードを定義する例を示します。

router(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
router(config-if)# loopback internal