Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム マルチシェルフ システム インターコネクション ケーブリング ガイド
Cisco Catalyst スイッチを使用した 制御ネットワークのケーブル接続
Cisco Catalyst スイッチを使用した制御ネットワークのケーブル接続
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco Catalyst スイッチを使用した制御ネットワークのケーブル接続

制御ネットワークのケーブル接続について

制御ネットワークのケーブル接続のプランニング

制御ネットワークのケーブル接続

前提条件

制御ネットワークのケーブル接続方法

次の作業

Cisco Catalyst スイッチを使用した制御ネットワークのケーブル接続

この章では、2 つの Cisco Catalyst 6509 スイッチとマルチシェルフ システムの他のコンポーネント間でケーブルを接続する方法について説明します。これらのケーブル接続により、マルチシェルフ システムの制御ネットワーク接続を確立できます。


) システムに 22 ポート SCGE カードが設定されている場合は、「22 ポート SCGE カードを使用した制御ネットワークのケーブル接続」を参照してください。



注意 これらのケーブル接続の手順は、新たにマルチシェルフ システムを設置するためのものです。Cisco CRS-1 マルチシェルフ システムの一部として Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシをアップグレードする場合、または Cisco Catalyst ベースのシステムを 22 ポート SCGE システムに変換する場合は、『Cisco CRS-1 Carrier Routing System Multishelf System Upgrade and Conversion Guide』を参照してください。

制御ネットワークのケーブル接続について

図3-1 は、1 台構成の FCC マルチシェルフ システム内での 2 つの Cisco Catalyst 6509 スイッチのケーブル接続を示します。システム管理コントロール プレーンを設定すると、各シャーシの内部 Fast Ethernet(FE)リンクで制御情報を伝送できます。

図3-1 マルチシェルフ システム内での GE 接続と FE 接続

 

マルチシェルフ システムは 2 つのパスで接続されます。ラック 1 とラック 0 には、Gigabit Ethernet(GE; ギガビット イーサネット)接続があり、1 つ以上の FCC にも接続されます。二重パスについての重要な点は、すべてのシャーシが Cisco Catalyst 6509 ネットワーク コントローラとファブリックを介してパスに相互接続されることです。Cisco Catalyst 6509 スイッチは、すべてのシャーシ間で GE パスまたはコントロール イーサネット バックプレーンを提供します。2 番めのパスは、すべての Line Card Chassis(LCC)および Fabric Card Chassis(FCC)に取り付けられたファブリック カードを通ります。ファブリック カードはファブリック ケーブルと呼ばれる光アレイ ケーブルで相互接続されます。これらの接続内容は、「ファブリックのケーブル接続」に記載されています。


注意 1 つの Cisco Catalyst 6509 スイッチで動作しますが、冗長構成にするために 2 つのスイッチを使用することを強く推奨します。マルチシェルフ システムを 1 つのスイッチで運用すると、スイッチで障害が発生した場合、マルチシェルフ システムではネットワーク接続を制御できなくなり、ルータで障害が発生します。

接続に関する次のヒントを参考にしてください。

Cisco Catalyst 6509 スイッチの GBIC ポートをマルチシェルフ システム内の各 RP にそれぞれ接続します。

GBIC ポートの接続順序は任意ですが、メンテナンスを容易にするために左から右の順に接続することを推奨します。

Cisco Catalyst 6509 スイッチへの接続方法は、「Cisco CRS-1 の関連マニュアル」に表示されているマニュアルに記載されています。


注意 ケーブルを接続するまでは、GBIC や SFP 光ファイバ ケーブル用の穴から、または光ファイバ ケーブルからプラグを外さないでください。このプラグは、光ファイバ ケーブル用の穴とケーブルを汚れから保護します。

制御ネットワークのケーブル接続のプランニング

表3-1 に、Catalyst 6509 スイッチと他のマルチシェルフ システム コンポーネント間で完了すべきケーブル接続を示します。

 

表3-1 マルチシェルフ システム コンポーネントへの Catalyst 6509 接続

ラックまたはスイッチ
ポート
Catalyst 6509
スイッチ番号
Catalyst 6509
スイッチ ポート

Catalyst スイッチ 0

1

ラック 0(または最も低い番号の LCC)

RP0、Cntl Eth 0

0

RP0、Cntl Eth 1

1

RP1、Cntl Eth 0

0

RP1、Cntl Eth 1

1

ラック 1(または最も高い番号の LCC)

RP0、Cntl Eth 0

0

RP0、Cntl Eth 1

1

RP1、Cntl Eth 0

0

RP1、Cntl Eth 1

1

ラック F0

SCGE0、GE0

0

SCGE0、GE1

1

SCGE1、GE0

0

SCGE1、GE1

1

ラック F1

SCGE0、GE0

0

SCGE0、GE1

1

SCGE1、GE0

0

SCGE1、GE1

1

ラック F2

SCGE0、GE0

0

SCGE0、GE1

1

SCGE1、GE0

0

SCGE1、GE1

1

ラック F3

SCGE0、GE0

0

SCGE0、GE1

1

SCGE1、GE0

0

SCGE1、GE1

1

Cisco Catalyst 6509 スイッチをケーブル接続する場合は、次の点を考慮してください。

スイッチ 0 をマルチシェルフ システムでのプライマリ Cisco Catalyst 6509 スイッチにします。

スイッチ 1 をマルチシェルフ システムでのセカンダリ Cisco Catalyst 6509 スイッチにします。

マルチシェルフ システムの FCC が 4 つ未満の場合、追加の FCC 用のケーブル接続手順は無視してください。

SCGE0 は、FCC 上部カード ケージに取り付けられている SCGE カードです。

SCGE1 は、FCC 下部カード ケージに取り付けられている SCGE カードです。

スイッチ ポートの番号は、設置内容によって異なります。 表3-1 には、これらのポート番号を記録するために余白を用意しています。

制御ネットワークのケーブル接続

次のセクションでは、次の内容について説明します。

「前提条件」

「制御ネットワークのケーブル接続方法」

前提条件

Cisco Catalyst 6509 スイッチをケーブル接続する前に、それぞれの LCC および FCC を計画した場所に設置します。

LCC および FCC の設置方法については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco CRS-1 Carrier Routing System Fabric Card Chassis Installation Guide

Cisco CRS-1 Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis Installation Guide

Cisco Catalyst 6509 スイッチには、次のカードとトランシーバが必要です。

Supervisor Engine Card(部品番号 SUP720)は、Cisco Catalyst 6509 スイッチの電源を投入し、コンソール アクセスを確立するために必要なプロセッサ カードです。

16 ポート ギガビット イーサネット カード(部品番号 WS-X6416-GBIC)には、Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)光モジュールが必要です。

必要となる Small Form-Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)光モジュール トランシーバは、GE LH(長距離用)または LX(超長距離)光ファイバです。この高出力の長距離用光装置(製品 ID : 30-1299-01)の波長は 1310 nm です。

制御ネットワークのケーブル接続方法

「制御ネットワークのケーブル接続のプランニング」のとおりに制御ネットワーク接続をプランニングしたら、それに従ってケーブルを接続します。「マルチシェルフ システムのケーブル接続の概要」に記載されている一般的なケーブル接続の注意事項に従ってください。

すべてのコンポーネントに電源が投入されたら、Cisco Catalyst 6509 スイッチのポート ステータス LED を確認してください。LED がオフの場合には、ケーブルのパスをチェックし、ケーブルが正しく接続されているかを確認します。

次の作業

制御ネットワークをケーブル接続したら、『 Cisco IOS XR Getting Started Guide 』Release 3.3.0 の説明に従って Catalyst 6509 スイッチを設定します。ラック間の通信を実現し、DSC ラックから他のラックへのソフトウェア ダウンロードをサポートするためには、制御ネットワークを起動する必要があります。

マルチシェルフ システムのケーブル接続の最終段階では、システム ファブリックのケーブル接続を行います(「ファブリックのケーブル接続」を参照)。