ルータ : Cisco Carrier Routing System

Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム Packet-over-SONET Physical Layer Interface Module(PLIM) インストレーション ノート

Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システムPacket-over-SONET Physical Layer Interface Module(PLIM)インストレーション ノート
発行日;2012/01/20 | 英語版ドキュメント(2011/04/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム

内容

製品番号および関連マニュアル

製品番号

関連資料

ハードウェア マニュアル

ソフトウェア マニュアル

物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)

POS PLIM と POS/DPT PLIM

OC-768c/STM-256c POS PLIM

OC-192c/STM-64c POS/DPT PLIM

OC-48c/STM-16c POS/DPT PLIM

PLIM インピーダンス キャリア

PLIM、SFP モジュール、またはケーブル マネジメント ブラケットの取り外しと取り付けの前に

安全に関する注意事項

静電気放電の防止

カードの取り付けと取り外しに関する注意事項

PLIM の取り外し方と取り付け方

PLIM の取り外し

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

PLIM の取り付け

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

PLIM の取り付け確認

PLIM のトラブルシューティング

光ファイバ コンポーネントのクリーニング

SFP モジュールの取り外し方と取り付けの方法

ベール クラスプ SFP モジュールの取り外し

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

ベール クラスプ SFP モジュールの取り付け

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しと取り付けの方法

ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

前提条件

必要な工具と機器

ステップ

次の作業

技術情報の入手方法

Cisco.com

マニュアルの発注方法

シスコ システムズ マニュアル センター

テクニカル サポート

Cisco Technical Support Web サイト

Japan TAC Web サイト

サービス リクエスト

サービス リクエストの重大度

その他の資料および情報の入手方法

Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム
Packet-over-SONET
Physical Layer Interface Module(PLIM)
インストレーション ノート

このマニュアルでは、Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム 16 スロット ライン カード
シャーシと 8 スロット ライン カード シャーシに使用される Packet-over-SONET(POS; パケット オーバー SONET)Physical Layer Interface Module(PLIM; 物理レイヤ インターフェイス モジュール)に焦点を当て、 さまざまなタイプの POS PLIM についてその概要を説明するとともに、PLIM とそのコンポーネントの取り外し方法および取り付け方法を説明します。

製品番号および関連マニュアル

ここでは次の項目を説明します。

製品番号

関連資料

製品番号

製品番号は、Cisco CRS-1に搭載された PLIM のタイプによって異なります。PLIM の製品 ID については、 表 1 を参照してください。

関連資料

プランニング、インストレーション、およびコンフィギュレーション/設定の詳細については、この項に示すマニュアルの中から、お使いのシャーシ タイプ(16 スロットまたは 8 スロット)に合ったマニュアルを選んで参照してください。Cisco CRS-1 製品のマニュアルは次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/crs/index.htm

ハードウェア マニュアル

Planning a Cisco CRS-1 Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis Site

Planning a Cisco CRS-1 Carrier Routing System 8-Slot Line Card Chassis Site

Cisco CRS-1 Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis System Description

Cisco CRS-1 Carrier Routing System 8-Slot Line Card Chassis System Description

Installing the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis

Installing the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 8-Slot Line Card Chassis

Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System

ソフトウェア マニュアル

Cisco CRS-1 関連の入手可能なソフトウェア マニュアルのリストについては、『 About Cisco IOS XR
Software Documentation
』ガイドを参照してください。このガイドは次の URL からオンラインで入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/iosxr3/xr3about.htm

 

物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)

物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は、ルーティング システムでパケット インターフェイスを処理できるようにするためのモジュールです。PLIM 上の光ファイバモジュールには、光ファイバ ケーブルを接続するためのポートがあります。ユーザ データは PLIM のポートを通して送受信されますが、その過程で光信号(ネットワーク上の信号)と電気信号(Cisco CRS-1 コンポーネントで処理する信号)の間で変換が行われます。

各 PLIM は、シャーシのミッドプレーンを介して Modular Services Card(MSC; モジュラ サービス カード)と対になって動作します。MSC は、ユーザ データを扱うレイヤ 3 のサービスを提供し、PLIM は、レイヤ 1 と 2 のサービスを提供します。MSC は、さまざまなタイプの PLIM と組み合わせることで多様なパケットインターフェイスとポート密度(OC-192 や 10 ギガビット イーサネットなど)に対応できるようになっています。

MSC と PLIM はライン カード シャーシで互いに向き合う側にそれぞれ取り付けられ、シャーシのミッド プレーンを介してペアを組みます。MSC と PLIM は、このペアを単位として、シャーシ内の対応するシャーシ スロットに取り付けます(対応するスロットは、シャーシ内で互いに向き合う位置にあります)。シャーシにミッド プレーンがあるため、MSC の取り外しや交換は、PLIM 側のユーザ ケーブルを外さなくても行えます。

Cisco CRS-1 では、シャーシのタイプに合わせて次の数の PLIM を実装することができます。また、同じシャーシ内に種類の異なる PLIM を混在させることもできます。

16 スロット シャーシ の場合:1~16 PLIM

8 スロット シャーシ の場合:1~8 PLIM

MSC と PLIM の動作に関するその他の情報については、『 Cisco CRS-1 Carrier Routing System Line Card Chassis System Description 』を参照してください(16 スロット シャーシ版と 8 スロット シャーシ版があります)。

POS PLIM と POS/DPT PLIM

Cisco CRS-1 でサポートしている POS PLIM と POS/DPT PLIM のタイプは、次のとおりです。

OC-768c/STM-256c POS PLIM :short-reach(SR; 短距離)光通信に使用。

OC-192c/STM-64c POS/DPT PLIM 。long-reach(LR; 長距離)、intermediate reach(IR; 中距離)、short-reach(SR; 短距離)、または very short reach(VSR; 超短距離)光通信に使用。

OC-48c/STM-16c POS/DPT PLIM 。1~16ポートの範囲で構成可能。long-reach(LR; 長距離)または short-reach(SR; 短距離)光通信に使用。PLIM では、small form-factor pluggable(SFP)光ファイバ モジュールを使用することができます。

PLIM には、以下の機能があります。

SONET/SDH パス、ライン、およびセクションの処理

Point-to-Point Protocol(PPP; ポイント ツー ポイント プロトコル)と High-Level data Link Control(HDLC)のカプセル化

Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)

ローカル(内部)クロックとループ タイム クロック(ネットワークでリカバリ可)。精度はストラタム 3。

ネットワーク管理:Cisco IOS XR CLI、SNMP、XML、および Craft Works Interface(CWI)

アラームの検出(しきい値はユーザが設定可)とパフォーマンス モニタリング

ペイロードのスクランブルとポインタの処理

ネットワーク標準と業界標準に対する準拠

その他の機能と詳細な仕様については、次の URL にあるデータシートを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps5763/products_data_sheets_list.html

図1 に、16 ポート OC-48 PLIM を示します(他の PLIM も同様です)。

図1 16xOC-48 POS PLIM

 

POS PLIM と POS/DPT PLIM の物理的仕様はすべて同じで、次のようになっています。

高さ:52.3 Cm(20.6 インチ)

奥行き:28.5 Cm(11.2 インチ)

幅:4.6 Cm(1.8 インチ)

重量:3.5~3.9 Kg(7.8~8.6 ポンド)。各 PLIM の説明を参照してください。

消費電力:65~150 W。各 PLIM の説明を参照してください。

表 1 に、Cisco CRS-1 で使用可能なすべての PLIM について、その製品 ID のリストを示します。

 

表 1 PLIM の製品 ID

コンポーネント
製品 ID
説明

1xOC-768 PLIM

1OC768-POS-SR=

1 ポート OC-768c/STM-256c PLIM。短距離光ファイバ モジュールを使用。(POS)

4xOC-192 PLIM

4OC192-POS/DPT-LR=

4 ポート OC-192c/STM-64c PLIM。長距離光ファイバ モジュールを使用。(POS または DPT)

4OC192-POS/DPT-IR=

4 ポート OC-192c/STM-64c PLIM。中距離光ファイバ モジュールを使用。(POS または DPT)

4OC192-POS/DPT-SR=

4 ポート OC-192c/STM-64c PLIM。短距離光ファイバ モジュールを使用。(POS または DPT)

4OC192-POS/DPT-VS=

4 ポート OC-192c/STM-64c PLIM。超短距離光ファイバ モジュールを使用。(POS または DPT)

16xOC-48 PLIM

16OC48-POS/DPT=

POM-OC48-LR2-LC= POM-OC48-SR-LC=

OC-48c/STM-16c PLIM。small form-factor pluggable(SFP)モジュールを使用。(POS または DPT)

PLIM では、1~16 個の長距離および短距離単一モードの光ファイバ モジュールを使用(混在可)。

長距離光ファイバ モジュール(POM-OC48-LR2-LC=)

短距離光ファイバ モジュール(POM-OC48-SR-LC=)

8x10-GE PLIM

8-10GBE=

CRS-XENPAK10GB-LR=

10-GE PLIM。XENPAK 光ファイバ モジュールを使用。

PLIM では、1~8 個の長距離単一モードの光ファイバ モジュールを使用。

長距離光ファイバ モジュール(CRS-XENPAK10GB-LR=)

PLIM インピーダンス キャリア

CRS-INT-IMPEDANCE=

空き PLIM スロットごとのブランク カード キャリア(EMI 準拠と冷却に必要)。

その他の製品仕様は、次の URL にあるデータ シートに記載されています。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps5763/products_data_sheets_list.html

Cisco CRS-1 で現在入手可能な PLIM のタイプは、次のとおりです。以降の項でこれらを説明します。

OC-768c/STM-256c POS PLIM

OC-192c/STM-64c POS/DPT PLIM

OC-48c/STM-16c POS/DPT PLIM

PLIM インピーダンス キャリア

OC-768c/STM-256c POS PLIM

1 ポート OC-768 PLIM には、速度が 40 Gbps(ギガビット/秒)のインターフェイス、つまり回線速度が OC-768 のインターフェイスが 1 つあります。PLIM では、PLIM に出入りするデータ パケットに適切なヘッダー情報を追加したり削除したりすることで、OC-768 のデータ ストリームに対するレイヤ 1 と 2 の処理を行います。PLIM から MSC へ流れるのは、40 Gbps のデータ パケット ストリームが 1 本だけです。

OC-768 PLIM はクラス 1 のレーザー製品であり、POS モードでだけ動作します。DPT モードでは動作しません。PLIM には、次のコンポーネントが含まれています。

光ファイバ モジュール:ITU 勧告 G.693 準拠の受信光ファイバ インターフェイス(RX)と送信光ファイバ インターフェイス(SX)。このモジュールの SC 光ファイバ インターフェイスを通して short-reach(SR; 短距離)光通信が可能です。

フレーマー:SONET/SDH セクション、ライン、およびパス レイヤの処理と終端処理を行います。この中にはアラーム処理や Automatic Protection Switching(APS;自動保護スイッチング)のサポートも含まれています。

物理インターフェイス コントローラ:データ パケットのバッファリングとレイヤ 2 の処理を行います。この中には、仮想 LAN の処理と、MSC から送られてくるバック プレッシャ信号の処理も含まれています。

その他のコンポーネント:電源コンポーネント、クロックコンポーネント、電圧センサー、温度センサー、および、初期設定と PLIM ハードウェア情報を記録している識別用の EEPROM など。

Cisco IOS XR ソフトウェアには、PLIM を診断する機能もあります。

図2 に、 OC-768 PLIM の前面パネルを示します。

図2 1 ポート OC-768 PLIM の前面パネル

 

1 ポート OC-768 PLIM には、次のコンポーネントが含まれています。

シングル ポート(0):送信(TX)用と受信(RX)用の SC 光ファイバ インターフェイスが付いています。

ポート LED(3 個):ポートのステータスを示します。

ACTIVE:ポートが論理的にアクティブであることを示します。レーザーがオンになっています。

CARRIER:受信ポート(RX)でキャリア信号を受信中であることを示します。信号の損失(LOS)やフレームの同期はずれ(LOF)を検出すると、この LED が暗くなります。

RX PKT:パケットを受信するたびに点滅します。

STATUS LED:この LED が緑色になっている場合は、PLIM が確実に装着されていて正常に動作していることを示します。
この LED が黄色または橙色になっている場合は、PLIM に問題が発生していることを示します。この LED が消えている場合(暗くなります)は、ボードが確実に装着されているかどうかと、システムに電源が入っているかどうかをチェックしてください。

物理的な仕様は、次のとおりです。

寸法:高さ 52.3 Cm(20.6 インチ)、奥行き 28.5 Cm(11.2 インチ)、幅 4.6 Cm(1.8 インチ)

重量:3.9 Kg(8.6 ポンド)

消費電力:65 W

OC-192c/STM-64c POS/DPT PLIM

4 ポート OC-192 PLIM には、Packet-Over-SONET(POS)モードまたは Dynamic Packet Transport
(DPT; ダイナミック パケット トランスポート)モードで動作可能なポートが 4 個あります。どちらのモードで動作させるかは、ソフトウェアで設定できます。PLIM では、PLIM に出入りするデータ パケットに適切なヘッダー情報を追加したり削除したりすることで、OC-192 のデータ ストリームに対するレイヤ 1 と 2 の処理を行います。PLIM から MSC へ流れるのは、40 Gbps のデータ パケット ストリームが 1 本だけです。

VSR バージョンの PLIM は、クラス 1M のレーザー製品です。他のバージョン(LR、IR、SR)は、すべてクラス 1 のレーザー製品です。


) 現在のところ、DPT モードは利用できません。


4 ポート OC-192 PLIM には、以下のコンポーネントが含まれています。

光ファイバモジュール:GR-253-CORE 準拠の受信光ファイバ インターフェイス(RX)と送信光ファイバ インターフェイス(SX)。PLIM でサポートしている光ファイバ モジュールのタイプは、次のとおりです(製品 ID については、 表 1 を参照してください)。

Long-reach(LR; 長距離)光ファイバ モジュール。SC 光ファイバ インターフェイス付き。

Intermediate-reach(IR; 中距離)光ファイバ モジュール。SC 光ファイバ インターフェイス付き。

Short-reach(SR; 短距離)光ファイバ モジュール。SC 光ファイバ インターフェイス付き。

Very-short-reach(VSR; 超短距離)光ファイバ モジュール。標準の MTP(MPO)マルチ光ファイバ インターフェイス付き。

フレーマー:SONET セクション、ライン、およびパス レイヤの処理と終端処理を行います。この中にはアラーム処理や Automatic Protection Switching(APS; 自動保護スイッチング)のサポートも含まれています。フレーマーは、マルチサービス動作モードでパケット処理とセル処理の両方をサポートしています。

物理インターフェイス コントローラ:データ パケットのバッファリングとレイヤ 2 の処理、および OC-192 データ ストリーム 4 本の多重化と逆多重化を行います。この中には、仮想 LAN の処理と、MSC から送られてくるバック プレッシャ信号の処理も含まれています。

DPT モード コンポーネントまたは透過モード コンポーネント:DPT モードで使用される Spatial Reuse Protocol の MAC レイヤ機能を提供します。PLIM が POS モードで動作していると、これらのコンポーネントは透過モードで動作します。

他のコンポーネント:電源、クロッキング、電圧と温度の検出、識別用の EEPROM(初期設定情報と PLIM のタイプとハードウェア リビジョンの詳細が記録されています)など。

Cisco IOS XR ソフトウェアには、ループバックを使って PLIM を診断する機能もあります。

図3 に、OC-192 PLIM の前面パネルを示します。

図3 4 ポート OC-192 POS/DPT PLIM の前面パネル(VSR、SR、IR)

 

4 ポート OC-192 PLIM には、以下のコンポーネントが含まれています。

4 個のポート(0、1、2、および 3):ポートごとに TX ジャックと RX ジャックが付いています。VSR バージョンの PLIM には、標準の MTP(MPO)マルチ光ファイバ インターフェイスが付いています。その他のバージョン(LR、IR、SR)には、SC 光ファイバ インターフェイスが付いています。

STATUS LED:この LED が緑色になっている場合は、PLIM が確実に装着されていて正常に動作していることを示します。
この LED が黄色または橙色になっている場合は、PLIM に問題が発生していることを示します。この LED が消えている場合(暗くなります)は、ボードが確実に装着されているかどうかと、システムに電源が入っているかどうかをチェックしてください。

ポート LED(緑色):ポートごとに 5個ずつあります。

ACTIVE/FAILURE:ポートが論理的にアクティブであることを示します。レーザーがオンになっています。

CARRIER:受信ポート(RX)でキャリア信号を受信中であることを示します。

RX PKT:パケットを受信するたびに点滅します。

WRAP:ポートが DPT ラップ モードで動作していることを示します。

PASS THRU:ポートが POSモード(DPT パススルー)で動作していることを示します。

DPT MODE LED(2 個):DPT MODE LED の一方はポート 0 と 1 用で、もう一方はポート 2 と 3 用です。DPT モードは、常にポートのペアを 1 つの単位として設定します。

物理的な仕様は、次のとおりです。

寸法:高さ 52.3 Cm(20.6 インチ)、奥行き 28.5 Cm(11.2 インチ)、幅 4.6 Cm(1.8 インチ)

重量:3.9 Kg(8.6 ポンド)

消費電力:138 W

OC-48c/STM-16c POS/DPT PLIM

16 ポート OC-48 PLIM には、Packet-Over-SONET (POS)モードまたは Dynamic Packet Transport(DPT; ダイナミック パケット トランスポート)モードで動作可能な OC-48 インターフェイスが 16 個あります。どちらのモードで動作させるかは、ソフトウェアで設定できます。PLIM では、PLIM に出入りするデータ パケットに適切なヘッダー情報を追加したり削除したりすることで、16 本の OC-48 データ ストリームに対するレイヤ 1 と 2 の処理を行います。PLIM から MSC へ流れるのは、40 Gbps のデータ パケット ストリームが 1 本だけです。

PLIM は、クラス 1 のレーザー製品です。


) 現在のところ、DPT モードは利用できません。


16 ポート OC-48 PLIM には、以下のコンポーネントが含まれています。

光ファイバ モジュール:16 個のポートそれぞれに、受信(RX)光ファイバ インターフェイスと送信(TX)の光ファイバ インターフェイスがあります。PLIM では、small form-factor pluggable(SFP;着脱可能小型フォーム ファクタ)光ファイバ モジュールを使用しており、PLIM に電源が入っている状態でも、設置現場で取り外しや交換を行うことが可能です。SFP は、LC 光ファイバ インターフェイス付きの short-reach(SR; 短距離)および long-reach(LR2; 長距離)用光ファイバ モジュールです。

フレーマー:SONET セクション、ライン、およびパス レイヤの処理と終端処理を行います。この中にはアラーム処理や Automatic Protection Switching(APS; 自動保護スイッチング)のサポートと管理も含まれています。フレーマーは、マルチサービス動作モードでパケット処理とセル処理の両方をサポートしています。

DPT モード コンポーネントまたは透過モード コンポーネント:DPT モードで使用される Spatial Reuse Protocol の MAC レイヤ機能を提供します。PLIM が POS モードで動作していると、これらのコンポーネントは透過モードで動作します。

物理インターフェイス コントローラ:データ パケットのバッファリングとレイヤ 2 の処理、および OC-48 データ ストリーム 16 本の多重化と逆多重化を行います。この中には、仮想 LAN の処理と、MSC から送られてくるバック プレッシャ信号の処理も含まれています。

他のコンポーネント:電源、クロッキング、電圧と温度の検出、識別用の EEPROM(初期設定情報と、PLIM タイプとハードウェア リビジョンの詳細が記録されています)など。

Cisco IOS XR ソフトウェアには、ループバックを使って PLIM を診断する機能もあります。

図4 に、OC-48 PLIM の前面パネルを示します。

図4 16-Port OC-48 POS/DPT PLIM の前面パネル

 

16 ポート OC-48 PLIM には、以下のコンポーネントが含まれています。

16 個のスロット(SFP 光ファイバ モジュール用):SFP 光ファイバ モジュールは、LC 光ファイバ インターフェイス付きの SR または LR 光ファイバ モジュールです。

STATUS LED:この LED が緑色になっている場合は、PLIM が確実に装着されていて正常に動作していることを示します。
この LED が黄色または橙色になっている場合は、PLIM に問題が発生していることを示します。この LED が消えている場合(暗くなります)は、ボードが確実に装着されているかどうかと、システムに電源が入っているかどうかをチェックしてください。

DPT MODE または POS MODE LED(8 個):DPT MODE または POS MODE の各 LED はポート ペア(0 と 1、2 と 3、4 と 5、6 と 7、8 と 9、10 と 11、12 と 13、14 と 15)のそれぞれに 1 対 1 で対応しています。DPT モードは常にポート ペアに対して設定されます。LED は、ポート ペアが DPT モードに設定されていると点灯します。16 ポート OC-48 PLIM が動作するモードは、現在のところ、POS モードだけです。

ポート LED(緑色):ポートごとに 5個ずつあります。これらの LED の役割は前面パネルの左下にあるラベルに対応していますが、その意味は、左から右に向けて次のとおりです。

ACTIVE/FAILURE:ポートが論理的にアクティブであることを示します。レーザーがオンになっています。

CARRIER:受信ポート(RX)でキャリア信号を受信中であることを示します。

RX PKT:パケットを受信するたびに点滅します。

WRAP:ポートが DPT ラップ モードで動作していることを示します。

PASS THRU:ポートが POSモード(DPT パススルー)で動作していることを示します。

物理的な仕様は、次のとおりです。

寸法:高さ 52.3 Cm(20.6 インチ)、奥行き 28.5 Cm(11.2 インチ)、幅 4.6 Cm(1.8 インチ)

重量:3.5 Kg(7.8 ポンド)

消費電力:136 W

PLIM インピーダンス キャリア

PLIM インピーダンス キャリアは、Cisco CRS-1 シャーシのすべての空き PLIM スロットに取り付ける必要があります。(図5 を参照)。インピーダンス キャリアはシャーシがその役目を完全に果たすためのものであり、 EMI に対する準拠性やシャーシ内を適度に冷却するために必要です。

図5 PLIM のインピーダンス キャリア

 

PLIM、SFP モジュール、またはケーブル マネジメント ブラケットの取り外しと取り付けの前に

PLIM、SFP モジュール、またはケーブル マネジメント ブラケットの取り外しと取り付けを行う前に、次の項をよく読んでください。

安全に関する注意事項

静電気放電の防止

カードの取り付けと取り外しに関する注意事項

安全に関する注意事項

このマニュアルに記載されている作業を実施する前に、ここで説明する安全に関する注意事項を必ず確認して、人身事故または機器の損傷を防いでください。

次の注意事項は、安全を確保し、機器を保護するためのものです。この注意事項には、起こりうる危険な状況がすべて網羅されているわけではありません。作業時には十分に注意してください。


) カードの取り付け、設定、または取り付けたカードのトラブルシューティングを行う前に、
Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System』に記載されている安全上の警告を確認してください。


重くて一人では持ち上げられそうにない機器は、一人で持ち上げようとしないでください。

取り付け作業中および取り付け作業後は、作業領域をきれいな状態に保ち、埃などがないようにしてください。また、レーザーを使用しているコンポーネントに埃やゴミが入らないようにしてください。

工具およびルータのコンポーネントが通行の妨げにならないようにしてください。

MSC、PLIM、またはその関連コンポーネントを扱う際には、たるみの多い衣服や装身具など、ルータに引っかかるおそれのあるものを身に着けないでください。

シスコの機器は、その仕様や使用手順に従って使用することで安全に動作します。

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

取り付けは、その国および地域の電気規約に従って行ってください。

米国:National Fire Protection Association (NFPA) 70, United States National Electrical Code

カナダ:Canadian Electrical Code, part I, CSA C22.1

その他の国:International Electrotechnical Commission (IEC) 364, part 1~part 7

静電気放電の防止

装置や電子回路は、Electrostatic discharge(ESD; 静電気放電)によって損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ネットワーク機器やネットワーク コンポーネントを扱うときは、静電気防止用ストラップの使用をお勧めします。

ESD による損傷を防ぐために、次の注意事項を守ってください。

静電気防止用のリスト ストラップまたはアンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。接続コードの装置側を、ルータの ESD 接続ソケット、またはシャーシの塗装されていない金属面に接続します。

カードを取り扱うときは、必ずイジェクト レバー(ある場合)または金属製キャリアだけを持ってください。基板またはコネクタ ピンには手を触れないでください。

取り外したライン カードは、基板側を上向きにして、静電気防止面に置くか、静電気防止用袋に収めます。コンポーネントを返却する場合は、取り外した後、ただちに静電気防止用袋に入れてください。

カードと衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは身体の静電気から基板を保護するだけです。衣服の静電気が、静電破壊の原因になることがあります。

カードの取り付けと取り外しに関する注意事項

カードの取り付けと取り外しに関する注意事項には次のものがあります。

Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)がサポートされているので、ルータが動作中でもカードの取り外しと取り付けは可能です。OIR を使用すれば、ネットワーク上のユーザから見て何事もなかったかのように、すべてのルーティング情報を維持しながら確実にセッションを保持できます。ソフトウェアへの通知や電源のリセットは必要ありません。ただし、カードを取り外す前に shutdown コマンドを使用することもできます。

PLIM は、それぞれが自分の相手となる MSC とペアになって機能します。このペアの一方のカードを取り外すと、基本的にはもう一方のカードの電源が切れるようになっています(ただしその場合でも、ルータはそれらのカードを識別して目録を作ることができます)。

ライン カード シャーシ内の PLIM は、イジェクト レバーと非脱落型ネジでシャーシに取り付けます。ミッドプレーン コネクタから PLIM を取り外す場合は、2 つのイジェクト レバーを使用します。イジェクト レバーと非脱落型ネジは、カード前面の上端と下端にあります(図6 を参照)。

図6 イジェクト レバーと非脱落型ネジ

 

 

1

非脱落型ネジ

2

イジェクト レバー


注意 PLIM を取り外すときは必ずイジェクト レバーを使用し、ルータに対して指定されている所定の手順に従って、コネクタのピンをミッドプレーンから外してください。

正しい手順に従わないと、ルータにハードウェア障害が発生することがあります。カードの取り外しおよび取り付けは、一度につき 1 カードにしてください。他のカードをさらに取り外したり取り付けたりする場合は、最低でも 15 秒は時間を置いてください。

PLIM の取り外し方と取り付け方

PLIM にはルーティング システムのためのデータ インターフェイスがあり、シャーシのミッドプレーンを介して、対応する MSC とペアになっています。PLIM にはタイプの異なるものがいくつかあり、そのインターフェイスのタイプやポート密度もさまざまです( 表 1 を参照)。

ここでは次の手順について説明します。

PLIM の取り外し

PLIM の取り付け

PLIM の取り外し

ここでは、ライン カード シャーシから PLIM を取り外す方法について説明します。

前提条件

この作業を実行する前に、前面カバー プレートを取り外します。

必要な工具と機器

PLIM の取り外しには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

プラス ドライバ(中)

ステップ

PLIM を取り外すには、図7 を参照して、次のステップに従います。

図7 PLIM の取り外しと取り付け

 

 

1

非脱落型ネジ

3

取り付けまたは取り外しの方向

2

イジェクト レバー


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 交換するカードを確認します。


) 新規または再設定した PLIM を再度取り付ける場合は、PLIM を取り外す前に shutdown コマンドを使用して異常が生じないようにすることを強くお勧めします。


ステップ 3 カードに接続されているインターフェイス ケーブルを取り外します。PLIM ポートに現在接続されているケーブルの情報をメモに取ってください。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていないポートの開口部からは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線に身をさらしたり、開口部をのぞき込んだりしないでください。警告 No. 125



) レーザー光ボアにダスト キャップやダスト カバーを被せておくことでも、レーザー光線から身を守ることができます。


ステップ 4 (OC-48 PLIM の場合だけ)カードから SFP モジュールを取り外して脇に置きます。「SFP モジュールの取り外し方と取り付けの方法」を参照してください。

ステップ 5 カードを固定している 2 本の非脱落型ネジをゆるめます。

ステップ 6 2 つのカード イジェクト レバーを両方つかみ、カード キャリアの前端から離れる方向に同時に 90 度(新しい PLIM では 70 度)回転させて、バックプレーンからカードを外します。

ステップ 7 金属製のカード キャリアだけを持ってカードをスロットから引き出し、すぐに静電気防止用袋または同様の静電気防止用容器に入れます。

ステップ 8 別の PLIM またはインピーダンス キャリアをその空きスロットに挿入します。


 

次の作業

この作業を実行したら、グリルとシャーシのドアを取り付けます。

PLIM の取り付け

ここでは、ライン カード シャーシに PLIM を取り付ける方法について説明します。PLIM は、RP カード(またはファン コントローラ カード、ただし 16 スロット シャーシの場合だけ)が取り付けられていないスロットであれば、どのスロットにも取り付けることができます。新しい MSC または PLIM を取り付ける場合は、その前に、使用するスロットからインピーダンス キャリア カードを取り外す必要があります。


注意 正しい手順に従わないと、システムにハードウェア障害が発生することがあります。PLIM の取り外しおよび取り付けは、一度につき 1 つにしてください。他の PLIM をさらに取り外したり取り付けたりする場合は、その前に最低でも 15 秒は時間を置いて、ルータの行っていたタスクが終了できるようにしてください。

前提条件

この作業を実行する前に、前面カバー プレートを取り外します。

必要な工具と機器

PLIM の取り付けには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

プラス ドライバ(中)

PLIM

ステップ

PLIM を取り付けるには、図7 を参照して次のステップに従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 PLIM を静電気防止用パッケージから取り出します。

ステップ 3 PLIM を取り付けるスロットから PLIM のインピーダンス キャリアを取り外して、脇に置きます。


) インピーダンス キャリアの取り外しと PLIM の取り付けは、一度につき 1 つずつ行ってください。また、別のカードを取り付ける前に、各 PLIM が完全に取り付けられて固定されているかどうかを確認してください。


ステップ 4 カード キャリアの取っ手を片手で持ち、もう片方の手でキャリアの下を支えて、正しいスロットに差し込みます。カードをスロットの半ばまでスライドさせます。カードの回路やコネクタには手を触れないでください。

ステップ 5 カードの上下にあるカード イジェクト カムの開口部が、カード ケージ スロットの両端にあるタブの上を通過するように、両方のイジェクト レバーを回します。


注意 カード イジェクト カムの開口部がタブより奥にあることを確認してください。タブより奥にないと、イジェクト レバーを閉じるときにその片方または両方が引っかかり、破損することがあります。

ステップ 6 カードをそのままカード ケージ スロットにスライドし、カード イジェクト カムの開口部がカード ケージ スロットの両端のタブにかみ合うようにします。


) カードをスロットにスライドすると、最初に、ガイド ピンがバックプレーン コネクタと接触します。ガイド ピンが接触したら、カード イジェクト レバーが向う側へ(カード キャリアの取っ手の方向へ)動き出すまで、カード キャリアを押し続けます。


ステップ 7 ミッドプレーンのコネクタにカードを固定するため、カード イジェクト レバーを両方持ってカード キャリアの取っ手に向かって倒し、イジェクト レバーがカード キャリアの前面と平行になるようにします。

ステップ 8 両方の非脱落型ネジで PLIM を留め、そのネジを固く締めます。


注意 ネジを締める前に、その非脱落型ネジが両方とも PLIM にかみ合っていることを確認してください。この確認を怠ると、PLIM をしっかりと装着できないことがあります。

注意 他の PLIM をさらに取り付ける場合は、その に、新しく取り付けた各 PLIM を固定している非脱落型ネジを確実に締めて、新しく取り付けるPLIM のスペースを確保してください。これらのネジによって、カードが偶発的に外れることを防げるとともに、システムを適切に接地して EMI をシールドすることができます。

ステップ 9 (OC-48 PLIM の場合だけ)SFP モジュールを取り付けます。

ステップ 10 インターフェイス ケーブルを取り付けます。ケーブルを接続する前に、光ファイバの接続部をきれいにしておくことをお勧めします。(クリーニングの方法については、
http://www.cisco.com/warp/public/127/cleanfiber2.html を参照してください)。

ステップ 11 取り付けた PLIM が新しい場合は、動作のための設定が必要です。その手順については、『 Cisco IOS XR Interface and Hardware Component Configuration Guide 』と『 Cisco IOS XR Interface and Hardware
Component Command Reference
』を参照してください。これらのマニュアルは、次の URL から入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/iosxr/index.htm


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていないポートの開口部からは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線に身をさらしたり、開口部をのぞき込んだりしないでください。警告 No. 125



) レーザー光ボアにダスト キャップやダスト カバーを被せておくことでも、レーザー光線から身を守ることができます。



 

次の作業

この作業を実行したら、グリルとシャーシのドアを取り付けます。

PLIM の取り付け確認

ここでは、PLIM が正しく取り付けられたかどうかを確認する方法を説明します。

図8 に、PLIM の前面パネルを示します(OC-48 の場合)。

図8 PLIM の前面パネル

 

PLIM のトラブルシューティング

PLIM が動作しない場合や、電源が入らない場合は、次の項目を確認してください。

PLIM がライン カード シャーシのスロットにしっかりと装着されていることを確認します。物理的な取り付けを確認する簡単な方法として、PLIM の前面プレートとカード ケージ内の他のPLMの前面が同一平面に揃っていることを確認します。

対応する MSC(ペアを組んでいる MSC)が取り付けられていて正常に動作していることを確認します。

イジェクト レバーが閉じているかどうか、また非脱落型ネジがしっかり締まっているかどうかを確認します。はっきり分からない場合はレバーを外し、ネジをゆるめてから、 PLIM を装着し直してください。

アラーム モジュール(16 スロットの場合)またはルート プロセッサ(8 スロットの場合)のアラーム LED を見て、アラームが出ていないかどうかを調べます。詳細は、『 Cisco CRS-1 Carrier Routing System Line Card Chassis System Description 』を参照してください。

電源シェルフ(16 スロット シャーシの場合)または配電ユニット(PDU)(8 スロット シャーシの場合)を調べて、シャーシ全体に電力が供給されていることを確認します。

PLIM の LED を見て、カードが正しく取り付けられているかどうか、また正常に動作しているかどうかを確認します。

STATUS:カードが確実に装着されていて正常に動作しているかどうかを示します。次の状態があります。

緑色:カードは確実に装着されていて正常に動作しています。

黄色/橙色:カードに問題があります。

オフ(暗くなっています):カードが正しく取り付けられているかどうかを確認してください。また、電源シェルフ(16 スロットの場合)または PDU(8 スロットの場合)にあるインジケータを見て、カードに電力が供給されていることを確認してください。

緑色の LED(数個):各ポートのステータスを示します。PLIM によっては、これらの LED の一部が付いていないものもあります。

ACTIVE/FAILURE:ポートは論理的にアクティブになっています。レーザーがオンになっています。

CARRIER:受信ポート(RX)でキャリア信号を受信しています。

RX PKT:この LED は、パケットを受信するたびに点滅します。

WRAP:このポートは DPT ラップ モードで動作しています。現在のところ DPT モードは利用できません。

PASS THRU:このポートは、POSモード(DPT パススルー)で動作しています。

光ファイバ コンポーネントのクリーニング

光ファイバを接続する(たとえば、光ファイバのコネクタを光ファイバのコンセントに挿す場合など)際は、その前に、光ファイバ コンポーネントを調べてきれいにしておくことが重要です。光ファイバの接続に汚れが混入すると、コンポーネントの障害だけにとどまらず、システム全体が障害に陥ることもあります。汚れが目に見えないような細かい塵や人の手から移る油脂、あるいは(空気中の水蒸気から濃縮された)フィルム状の残留物や(水や溶媒の蒸発でできた)粉状の被膜であっても、光ファイバ接続の場合にはさまざまな問題の原因となります。


注意 現在は高エネルギー レーザーが使われているので、汚れが少しでも付いていると、レーザーが出ている間にコア部分が遮蔽され、光ファイバの端面に焼き付くおそれがあります。端面が焼き付くと光ファイバが損傷し、クリーニングを行ってもきれいにできなくなる可能性があります。

光ファイバー コンポーネントのクリーニング方法については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/127/cleanfiber2.html

光ファイバをクリーニングする場合は、必ずこの手順を守ってください。最終的には、すべての埃や汚れをなくして、光ファイバ接続に必要なクリーンな環境を作り出すことが重要です。光ファイバを接続する前に検査、クリーニング、再検査の手順を必ず実施してください。この作業がその後の成否に大きく関係します。

SFP モジュールの取り外し方と取り付けの方法

small form-factor pluggable(SFP)モジュールには、異なるタイプの PLIM で使用できる光ファイバ ポートがあります。SFP モジュールは、PLIM のスロットに取り付けます。SFP モジュールにはベール クラスプ ラッチがあるので、このラッチを使ってモジュールを取り付けたり取り外したりします。(図9 を参照)。

図9 ベール クラスプ SFP モジュール

 


注意 SFP モジュールは、光ファイバ ケーブルを取り外した後、きれいなダスト カバーを挿入して保護してください。また、光ファイバ ケーブルを別のモジュールに装着する際は、その前に必ず光ファイバの表面をきれいにしてください。このとき、SFP モジュールの光ファイバ ポートの中に埃が入らないように、また、汚れが付かないようにしてください。埃が入ると、その埃に邪魔されて、光ファイバ ケーブルが通信路として正常に機能しなくなります。


) SFP モジュールを使用するのは、16 ポート OC-48 PLIM だけです。


ベール クラスプ SFP モジュールの取り外し

ここでは、ベール クラスプ SFP モジュールを取り外す方法について説明します。

前提条件

ベール クラスプ SFP モジュールを取り外す前に、接続されているインターフェイス ケーブルをすべて外します。

必要な工具と機器

ベール クラスプ SFP モジュールの取り外しには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

マイナス ドライバ(小)

ステップ

ベール クラスプ SFP モジュールを PLIM から取り外すには、次のステップに従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 ポートからすべてのインターフェイス ケーブルを外します。PLIM のポートに現在接続されているケーブルの情報をメモに取ってください。


警告 光ファイバ ケーブルが接続されていないポートの開口部からは、目に見えないレーザー光線が放射されている可能性があります。レーザー光線に身をさらしたり、開口部をのぞき込んだりしないでください。警告 No. 125



) レーザー光ボアにダスト キャップやダスト カバーを被せておくことでも、レーザー光線から身を守ることができます。


ステップ 3 図10 に示すように、人差し指を使ってモジュールのベール クラスプを下方に開きます。ベール クラスプがきついため、人差し指を使って開けない場合は、小型ドライバか細長い工具を使って、ベール クラスプを開きます。

ステップ 4 次の図に示すように、親指と人差し指でモジュールをつかみ、ポートから慎重に取り外します。


) ベール クラスプを損傷しないように、モジュールを慎重に取り扱ってください。


図10 ベール クラスプ SFP モジュールの取り外し

 

ステップ 5 取り外したモジュールは、静電気防止用マットの上に置くか、返却する場合はただちに静電気防止用袋に入れてください。

ステップ 6 モジュールを取り付けない場合は、光モジュール ケージに汚れのない SFP モジュール ケージ カバーを挿入して PLIM を保護します。


 

次の作業

この作業を実行したら、前面カバー プレートを取り付けます。

ベール クラスプ SFP モジュールの取り付け

ここでは、ベール クラスプ SFP モジュールをPLIM に取り付ける方法について説明します。

前提条件

モジュールを取り付ける前に、前面カバー プレートを取り外します。

必要な工具と機器

ベール クラスプ SFP モジュールの取り付けには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

ベール クラスプ SFP モジュール

ステップ

ベール クラスプ SFP モジュールを PLIM に取り付けるには、次のステップに従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 モジュールを挿入する前に、ベール クラスプを閉じます。

ステップ 3 モジュールをポートの位置に合わせて、ポートの中へスライドさせます(図11 を参照)。


) ベール クラスプを損傷しないように、モジュールを慎重に取り扱ってください。


図11 ベール クラスプ SFP モジュールのポートへの取り付け

 


 

次の作業

この作業を実行したら、前面カバー プレートを取り付けます。

ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しと取り付けの方法

Cisco CRS-1には、ケーブル マネジメント ブラケットが付属しています。このブラケットを使用することで、シャーシのカードに出入りするインターフェイス ケーブルを整理して邪魔にならないようにするとともに、ケーブルが過度に折り曲がらないようにすることができます。(図12 を参照)。

16 スロット ライン カード シャーシのミッドシャーシ ケーブル マネジメント ブラケットとアッパー シャーシ ケーブル マネジメント ブラケットは、シャーシの前面に取り付けられた状態で出荷されます。シャーシの背面にもアッパー シャーシケーブル マネジメント ブラケット取り付ける場合は、オプションのアッパー シャーシケーブル マネジメント ブラケットを購入してください。

8 スロット シャーシのケーブル マネジメント ブラケットは、シャーシの PLIM 側にあるカード ケージの上に取り付けられた状態で出荷されます。


注意 インターフェイス ケーブルを曲げすぎると、ケーブルが損傷するおそれがあります。

図12 ケーブル マネジメント ブラケット

 

ケーブル マネジメント ブラケットの取り外し

ここでは、ライン カード シャーシからケーブル マネジメント ブラケットを取り外す方法について説明します。

前提条件

ケーブル マネジメント ブラケットは、シャーシに取り付けられた状態で出荷されます。ブラケットの取り外し作業を開始する前に、すべてのケーブルを外します。

必要な工具と機器

ケーブル マネジメント ブラケットの取り外しには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

プラス ドライバ(中)

ステップ

ケーブル マネジメント ブラケットを取り外すには、次のステップに従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 ケーブル マネジメント ブラケットの両側にある非脱落型ネジをゆるめます。

ステップ 3 ブラケットを慎重に脇に置きます。


 

次の作業

交換用のケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける場合は、この段階で行うことができます。

ケーブル マネジメント ブラケットの取り付け

ここでは、ライン カード シャーシにケーブル マネジメント ブラケットを取り付ける方法について説明します。

前提条件

シャーシのブラケット取り付け箇所にアクセスの邪魔になるケーブルがないかどうかを確認します。

必要な工具と機器

ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けるには、次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

プラス ドライバ(中)

ケーブル マネジメント ブラケット

ステップ

ケーブル マネジメント ブラケットを取り付けるには、次のステップに従います。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用し、その使い方に従います。

ステップ 2 ケーブル マネジメント ブラケットをシャーシの所定の位置に合わせます。

ステップ 3 非脱落型ネジを差し込んで締め、ブラケットをシャーシに固定します。


 

次の作業

ケーブル マネジメント ブラケットを使用して、ケーブルを整理します。

技術情報の入手方法

シスコの製品マニュアルやその他の資料は、Cisco.com から入手できます。またこれ以外にも、テクニカル サポートとその他のテクニカル リソースをさまざまな方法で入手できます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報の入手方法について説明します。

Cisco.com

次の URL から、シスコ製品の最新資料を入手することができます。

http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm

シスコの Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com

また、シスコの Web サイトの各国語版へは、次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

シスコ製品の最新資料の日本版は、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp

マニュアルの発注方法

英文マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm

シスコ製品の英文マニュアルは、次の方法で発注できます。

Cisco.com(Cisco Direct Customers)に登録されている場合は、Ordering ツールからシスコ製品の英文マニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml

Cisco.com に登録されていない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。

シスコ システムズ マニュアル センター

シスコ システムズ マニュアル センターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版を PDF 形式で公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアル CD-ROM もオンラインで発注可能です。ご希望の方は、次の URL にアクセスしてください。

http://www2.hipri.com/cisco/

また、シスコ システムズ マニュアル センターでは、日本語マニュアル中の誤記、誤植に関するコメントをお受けしています。次の URL の「製品マニュアル内容不良報告」をクリックすると、コメント入力画面が表示されます。

http://www2.hipri.com/cisco/

なお、技術内容に関するお問合せは、この Web サイトではお受けできませんので、製品を購入された各代理店へお問い合わせください。

テクニカル サポート

Cisco Technical Support では、シスコシステムズとサービス契約を結ばれているお客様、パートナー、リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポートを提供しています。 Cisco.com でご利用になれる Cisco Technical Support の Web サイトでは、オンラインで豊富なサポート リソースが提供されています。 また、Cisco Technical Assistance Center (TAC) では技術者による電話サポートも受けられます。シスコとの間で有効なサービス契約を結ばれていないお客様は、販売代理店にご連絡ください。

Cisco Technical Support Web サイト

Cisco Technical Support Web サイトではオンライン マニュアルやツールを提供しており、シスコの製品と技術に関する技術的な問題の解決およびトラブルシューティングにご利用いただけます。 次の URL にあるCisco Technical Support Web サイトは、24 時間 365 日ご利用いただけます。

http://www.cisco.com/techsupport

Cisco Technical Support Web サイトのすべてのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効でもまだユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL でご登録ください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do


) Web または電話を使用してサービスをリクエストされる場合は、その前に、Cisco Product
Identification(CPI)ツールを使って製品のシリアル番号を調べてください。 CPI ツールは、Cisco Technical Support Web サイトでご利用になれます。このサイトへアクセスした後、[Documentation & Tools]の下にある[Tools & Resources]のリンクをクリックしてください。 表示されるページで、[Alphabetical Index]ドロップダウン リストから[Cisco Product Identification Tool]を選択するか、または[Alerts & RMAs]の下にある[Cisco Product Identification Tool]のリンクをクリックします。 CPI ツールには、検索オプションとして製品またはモデル名を使用する方法、ツリー表示を使用する方法、および show コマンドの出力をコピー&ペーストする方法があります。 検索の結果として、シリアル番号のラベルが製品のどの位置にあるかを強調したイラストが表示されます。 シリアル番号のラベルが製品のどこにあるかを確認して、その情報を記録した後、サービス コールを行ってください。


Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い Cisco TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次のURLにアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

サービス リクエスト

S3 と S4 のサービス を最も早く受けるには、オンラインの TAC Service Request ツールを使用します(S3 および S4 のサービス リクエストは、ネットワーク障害の程度が軽い場合、または、製品情報が必要な場合に使用します)。 TAC Service Request ツールに問題の状況を入力すると、推奨される解決方法が表示されます。その推奨リソースを使用してもまだ問題が解決しない場合は、Cisco TAC の技術者が対応します。 TAC Service Request ツールの URL は、次のとおりです。

http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest

サービス リクエストがS1 または S2 の場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、電話にて Cisco TAC にご連絡ください(S1 または S2 のサービス リクエストは、運用中のネットワークがダウンした場合、または重大な障害が発生した場合に使用します)。S1 および S2 のサービス リクエストには TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。

電話でサービスを受ける場合は、次の電話番号を使用してください。

アジア太平洋地域:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
欧州・中東・アフリカ地域:+32 2 704 55 55
米国: 1 800 553 2447

Cisco TAC の詳しい連絡先については、次の URL をご覧ください。

http://www.cisco.com/techsupport/contacts

サービス リクエストの重大度

シスコでは、標準のフォーマットですべてのサービス リクエストを受け付けるために、問題の重大度を次のように設定しています。

重大度 1(S1):ネットワークが「ダウン」している場合、または、業務に致命的な支障をきたしている場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。

重大度 2(S2):運用しているネットワークのパフォーマンスが著しく低下している場合、または、シスコ製品のパフォーマンスの低下により業務の主要部分に悪影響がでている場合。通常の業務時間内にフルタイムで問題の解決にあたります。

重大度 3(S3):運用しているネットワークのパフォーマンスは低下しているが、ほとんどの業務に支障がない場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。

重大度 4(S4):シスコ製品の機能、設置、または設定に関する情報またはサポートが必要で、業務への影響がほとんどまたは全くない場合。

その他の資料および情報の入手方法

シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報については、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。

Cisco Marketplace では、シスコのさまざまな書籍、リファレンス ガイド、ロゴ入り商品を提供しています。 シスコの直販サイトである Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/marketplace/

Cisco Product Catalog 』には、シスコが提供するネットワーキング製品のほか、発注方法やカスタマー サポート サービスについての情報が記載されています。『Cisco Product Catalog』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/products/products_catalog_links_launch.html

Cisco Press では、ネットワーキング、トレーニング、および資格関連の出版物を幅広く発行しています。初心者から上級者まで、幅広い読者に対応しています。Cisco Press の最新の出版情報などについては、次の URL からアクセスしてください。

http://www.ciscopress.com

Packet 』は、シスコシステムズが発行するユーザ向けの専門誌で、インターネットやネットワークへの投資を最大限に活用する際に役立ちます。 『Packet』は季刊誌になっており、業界の最新動向、最新テクノロジー、シスコの製品やソリューションに関する情報に加え、ネットワーク構成やトラブルシューティングに関するヒント、コンフィギュレーション例、カスタマー ケース スタディ、認定情報やトレーニング情報、およびさまざまな充実したオンライン リソースへのリンクの内容が含まれています。『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/packet

日本語版『 Packet 』は、米国版『 Packet 』と日本版のオリジナル記事で構成されています。日本語版『 Packet 』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/packet/

iQ Magazine 』はシスコシステムズが発行する季刊誌で、成長企業がどのようにテクノロジーを利用すれば増収、業務の合理化、およびサービスの増加を図れるか、という情報を提供しています。 この雑誌では、読者が技術投資の判断を正しく下せるように、実際の事例研究やビジネス戦略を用いて、企業の直面する課題やその解決に役立つ技術を明らかにしています。『iQ Magazine』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/go/iqmagazine

Internet Protocol Journal 』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコが発行する季刊誌です。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/en/US/about/ac123/ac147/about_cisco_the_internet_protocol_journal.html

シスコシステムズでは、国際的なレベルのネットワーク関連トレーニングを実施しています。トレーニングの最新情報については、次のURL で確認してください。

http://www.cisco.com/en/US/learning/index.html