Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム 16 スロット ラインカード シャーシ インストレーション ガイド
空気循環コンポーネントの取り付けと 取り外し
空気循環コンポーネントの取り付けと取り外し
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

空気循環コンポーネントの取り付けと取り外し

空気循環コンポーネントに関する情報

ファン制御アーキテクチャ

ファン トレイについて

エアー フィルタについて

空気循環コンポーネントの取り付けおよび取り外し方法

ファン トレイの取り付け

前提条件

必要な工具と機器

手順

次の作業

ファン トレイの取り外し

前提条件

必要な工具と機器

手順

次の作業

エアー フィルタの取り付け

前提条件

必要な工具と機器

手順

次の作業

エアー フィルタの取り外し

前提条件

必要な工具と機器

手順

次の作業

空気循環コンポーネントの取り付けと取り外し

この章では、Cisco CRS-1 キャリア ルーティング システム 16 スロット ラインカード シャーシの空気循環コンポーネントの取り付けと交換を行う方法について説明します。

この章では、次の内容について説明します。

「空気循環コンポーネントに関する情報」

「空気循環コンポーネントの取り付けおよび取り外し方法」

空気循環コンポーネントに関する情報

ここでは、空気循環コンポーネントの概要を次の各項で説明します。

「ファン制御アーキテクチャ」

「ファン トレイについて」

「エアー フィルタについて」

ファン制御アーキテクチャ

Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシ冷却システムの最大の特徴は完全冗長のファン制御アーキテクチャにあります。このアーキテクチャは、シャーシの温度が上昇するさまざまな状況に合わせてファンの回転速度を体系的に制御するもので、電力と冷却の両面で冗長性を備えています。このアーキテクチャは冗長な負荷分散設計をサポートします。Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシの冷却アーキテクチャは、以下で構成されます。

ファン トレイ× 2(各トレイにファン× 9)

ファン コントローラ カード× 2

制御ソフトウェアおよびロジック

シャーシはファントレイが 2 つ取り付けられた状態で動作するよう設計されています。

シャーシ冷却システムの概要については、「シャーシ冷却システム」を参照してください。

ファン トレイについて

Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシにはファン トレイが 2 つあり(図3-1 を参照)、1 つは下部カード ケージの真下、もう 1 つは上部カード ケージの真上にあります。シャーシは、ファン トレイが 1 つだけ動作している状態でも機能します。一方のファン トレイが故障しても、もう一方のファン トレイが冗長ファン トレイとして機能するので、システムのフォールトトレラント性能は保証されます。故障したファン トレイの交換中もシャーシは動作を続けます。

図3-1 ラインカード シャーシ内のエアーフロー

 

Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシのファン トレイは上部または下部のファン トレイ スロットで動作します。各ファン トレイは、シャーシの背面(MSC 側)から差し込まれています。トレイ内には次のものがあります。

ファン× 9

ファン トレイ ボード

前面パネルのステータス LED


) 上部と下部のファン トレイは取り付け位置を交換できます。また、取り付け方法も同じです。


エアー フィルタについて

シャーシには交換可能なエアー フィルタが取り付けられています。このフィルタはシャーシ前面の下部カード ケージの真下にある引き出し式トレイに取り付けられています(図3-1 を参照)。エアー フィルタは、2 つのファン トレイによってルータに引きこまれた室内の空気から埃を除去します。1 カ月に 1 度(または埃の多い環境ではそれ以上の頻度で)、エアー フィルタを点検し、損傷していたり汚れがひどくなっていたら交換してください。

空気循環コンポーネントの取り付けおよび取り外し方法

ここでは次の手順について説明します。

「ファン トレイの取り付け」

「ファン トレイの取り外し」

「エアー フィルタの取り付け」

「エアー フィルタの取り外し」

ファン トレイの取り付け

ここでは Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシにファン トレイ(図3-2 を参照)を取り付ける方法について説明します。ファン トレイについては、「空気循環コンポーネントに関する情報」を参照してください。適合規格および安全性の詳細については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 』を参照してください。

図3-2 ファン トレイ

 

前提条件

この作業を行う前に、シャーシの扉を開いて前面(PLIM 側)カバー プレートをすべて取り外してください。

必要な工具と機器

この作業には次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

フラットヘッド ドライバ(大)

ファン トレイ(シスコ製品番号 CRS-16-LCC-FAN-TR)

手順

ファン トレイを取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着けて、シャーシ前面(PLIM 側)の ESD 接続ソケットの 1 つ、またはシャーシの塗装されていない金属面に、ストラップの装置側を接続します。

ステップ 2 両手でファン トレイを持ってファン トレイ ベイの前に置き、ファン トレイ リップの背面のファン トレイ コネクタがファン トレイ ベイの前面(シャーシの背面[MSC 側])のコネクタと並ぶようにします。


注意 ファン トレイの重量は約 44 ポンド(20 kg)です。取り扱いは両手で行ってください。

ステップ 3 ファン トレイをファン トレイ ベイに差し込みます。ファン トレイがファン トレイ ベイの背面にあるシャーシ コネクタと接触したら差し込むのを止めます。


注意 シャーシ コネクタの損傷を防ぐため、ファン トレイをファン トレイ ベイに差し込むときに力を入れすぎないようにしてください。

ステップ 4 ファン トレイ ハンドルを強く押してファン トレイ コネクタをシャーシ コネクタに装着します。完全に装着されると、ファン トレイの前面プレートのフランジがシャーシの前面(PLIM 側)と接触します。


) コネクタが接続されると、すべての電気系統と制御系統の接続が自動的に行われます。


ステップ 5 ファン トレイ カバーを元に戻して、ファン トレイ カバーの前面プレートの非脱落型ネジ 2 本を締めます。


 

次の作業

この作業のあと、前面のカバー プレートを元の位置に取り付けます。

ファン トレイの取り外し

ここでは Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシからファン トレイ(図3-3 を参照)を取り外す方法について説明します。ファン トレイについては、「空気循環コンポーネントに関する情報」を参照してください。適合規格および安全性の詳細については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 』を参照してください。

図3-3 ファン トレイ

 

前提条件

この作業を行う前に、まず前面(PLIM 側)のカバー プレートをすべて取り外してください。

必要な工具と機器

この作業には次の工具が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

フラットヘッド ドライバ(大)

踏み台

手順

ファン トレイを取り外すには、次の手順に従います。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着けて、シャーシ前面(PLIM 側)の ESD 接続ソケットの 1 つ、またはシャーシの塗装されていない金属面に、ストラップの装置側を接続します。

ステップ 2 必要に応じて、踏み台を使用すると上部ファン トレイに楽に届きます。

ステップ 3 ファン トレイ カバーの前面プレートにある非脱落型ネジ 2 本をドライバでゆるめます。

ステップ 4 カバーを強く引いて自由に動くようにします。ゴム製のシールがついている可能性があるため、力を入れなければならない場合があります。


注意 ファン トレイの重量は約 44 ポンド(20 kg)です。取り扱いは両手で行ってください。

ステップ 5 ファン トレイ ハンドルを握り、まっすぐ引き出し、ファン トレイ ベイ(シャーシの背面[MSC 側])の前面にあるコネクタからファン トレイを外します。ファン トレイをファン トレイ ベイの途中まで引き出します。

ステップ 6 片方の手でファン トレイを持ち、ファン トレイ ベイからファン トレイを完全に引き出します。

ステップ 7 ファン トレイを慎重に脇に置きます。


 

次の作業

この作業の後、前面(PLIM 側)のカバー プレートを元の位置に取り付けます。

エアー フィルタの取り付け

ここでは Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシにエアー フィルタを取り付ける方法について説明します。詳細については、「空気循環コンポーネントに関する情報」を参照してください。適合規格および安全性の詳細については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 』を参照してください。

シャーシには交換可能なエアー フィルタが取り付けられています。このフィルタはシャーシ背面(MSC 側)の下部ファン トレイのすぐ上にある引き出し式トレイに取り付けられています。Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシのエアー フィルタは、図3-4 に示すように、シャーシの背面(MSC 側)から差し込みます。

図3-4 エアー フィルタ

 


) フィルタ本体の両面に金網が取り付けられています。空気の流れる方向を表す矢印とシート メタル ストラップはフィルタ アセンブリのダウンストリーム側にあります。


前提条件

この作業を行う前に、まず前面(PLIM 側)のカバー プレートをすべて取り外してください。


注意 エアー フィルタのない状態で、Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシを動作させないでください。ファン トレイ カバーを必要以上に長い時間外したままにしないでください。フィルタがなかったり、ファン トレイ カバーが長時間外れている状態で Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシを動作させると、ハードウェアが損傷することがあります。

必要な工具と機器

この作業には次の工具と部品が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

フラットヘッド ドライバ(大)

エアー フィルタ(シスコ製品番号 CRS-16-LCC-FILTER)

手順

エアー フィルタを取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着けて、シャーシ前面(PLIM 側)の ESD 接続ソケットの 1 つ、またはシャーシの塗装されていない金属面に、ストラップの装置側を接続します。

ステップ 2 両手でエアー フィルタを持ち、エアー フィルタの前面端がシャーシ前面(PLIM 側)の外を向き、金網背面支持材が上を向くようにします。


注意 エアー フィルタ ドア の 4 辺すべてに、多数の突起状の導電性接点でできている EMI 防止用ガスケットが取り付けられています。EMI 防止用ガスケットが損傷しないよう、ドアの配置と取り付けには注意してください。ガスケットが損傷すると EMI 防止性能が低下します。

ステップ 3 エアー フィルタをエアー フィルタ スロットに完全に固定されるように差し込みます。

ステップ 4 ファン トレイ カバーを元に戻して、前面の非脱落型ネジ 2 本を締めます。


 

次の作業

この作業の後、前面(PLIM 側)のカバー プレートを元の位置に取り付けます。

エアー フィルタの取り外し

ここでは Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシからエアー フィルタを取り外す方法について説明します。詳細については、「空気循環コンポーネントに関する情報」を参照してください。適合規格および安全性の詳細については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco CRS-1 Carrier Routing System 』を参照してください。

シャーシには交換可能なエアー フィルタが取り付けられています。このフィルタはシャーシ背面(MSC 側)の下部ファン トレイのすぐ上にある引き出し式トレイに取り付けられています。Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシのエアー フィルタは、図3-5 に示すように、シャーシの背面(MSC 側)から差し込みます。

図3-5 エアー フィルタ

 


) フィルタ本体の両面に金網が取り付けられています。空気の流れる方向を表す矢印とシート メタル ストラップはフィルタ アセンブリのダウンストリーム側にあります。


前提条件

この作業を行う前に、まず前面(PLIM 側)のカバー プレートをすべて取り外してください。


注意 エアー フィルタのない状態で、Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシを動作させないでください。ファン トレイ カバーを必要以上に長い時間外したままにしないでください。フィルタがなかったり、ファン トレイ カバーが長時間外れている状態で Cisco CRS-1 16 スロット ラインカード シャーシを動作させると、ハードウェアが損傷することがあります。

必要な工具と機器

この作業には次の工具が必要です。

静電気防止用リスト ストラップ

フラットヘッド ドライバ(大)

手順

エアー フィルタを取り外すには、次の手順に従います。


ステップ 1 手首に静電気防止用リスト ストラップを着けて、シャーシ前面(PLIM 側)の ESD 接続ソケットの 1 つ、またはシャーシの塗装されていない金属面に、ストラップの装置側を接続します。

ステップ 2 ファン トレイ カバーの前面プレートにある非脱落型ネジ 2 本をドライバでゆるめます。カバーを強く引いて自由に動くようにします。ゴム製のシールがついている可能性があるため、力を入れなければならない場合があります。

ステップ 3 エアー フィルタ前面の端の厚みのある部分をつかみ、注意してスロットから引き出します。

ステップ 4 エアー フィルタを慎重に脇に置きます。


 

次の作業

この作業の後、前面(PLIM 側)のカバー プレートを元の位置に取り付けます。