Cisco IOS XR インターフェイスおよびハードウェア コンポーネント コンフィギュレーション ガイド
Cisco IOS XRソフトウェアでのイーサ ネット インターフェイスの設定
Cisco IOS XRソフトウェアでのイーサネット インターフェイスの設定
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 977KB) | フィードバック

目次

Cisco IOS XRソフトウェアでのイーサネット インターフェイスの設定

内容

イーサネット インターフェイスを設定するための前提事項

イーサネット インターフェイスの設定に関する情報

イーサネット テクノロジーの概要

デフォルトの設定値

ギガビット イーサネット プロトコル規格の概要

IEEE 802.3ab 1000BASE-Tギガビット イーサネット

IEEE 802.3z 1000 Mbpsギガビット イーサネット

IEEE 802.3ae 10 Gbpsイーサネット

MACアカウンティング

イーサネットMTU

イーサネット インターフェイス上でのフロー制御

MACアドレス

802.1Q VLAN

VRRP

HSRP

イーサネット インターフェイスの設定手順

イーサネット インターフェイスの基本設定

前提条件

イーサネット インターフェイスでのMACアカウンティングの設定

イーサネット インターフェイスの設定例

イーサネット インターフェイスの設定例

MACアカウンティングの設定例

次の作業

その他の参考資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

GLOSSARY

Cisco IOS XRソフトウェアでのイーサネット インターフェイスの設定

ここでは、Cisco IOS XRソフトウェアをサポートするルータ上でのイーサネット インターフェイスの設定について説明します。

10ギガビット イーサネットのPhysical Line Interface Module(PLIM)カードは、1つのライン カードで専用のギガビット イーサネット ポートを8つ提供し、アクセス ポイント(POP)内接続、イーサネット アグリゲーション、およびピアリングを行うことができます。

分散型の10ギガビット イーサネット アーキテクチャおよび機能がネットワークのスケーラビリティおよびパフォーマンスをもたらします。サービス プロバイダーは、ルータとPOP内の他のシステム(コア ルータ、エッジ ルータ、レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチなど)の相互接続を目的とした、高密度、広帯域ネットワーキング ソリューションを提供できます。

Cisco IOS-XRソフトウェアのイーサネット インターフェイス設定に関する機能の履歴

リリース
変更事項

リリース3.0

この機能が導入されました。

イーサネット インターフェイスを設定するための前提事項

イーサネット インターフェイスを設定する前に、次の作業が完了し、条件が満たされているかどうかを確認してください。

show controllersコマンドを使用するには、interfaceコマンド用の適切なタスクIDが含まれているタスク グループに対応付けられたユーザ グループに所属している必要があります。

コマンドに対応するタスクIDについては、『Cisco IOS XR Task ID Reference Guide』を参照してください。

ライン カードごとに8ポートの10ギガビット イーサネット(8×10 GE)PLIMが搭載されているかどうかを確認します。

物理インターフェイス、PLIM、およびライン カードの詳細については、

Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System Getting Started Guide 』を参照してください。

インターフェイスのIPアドレスを調べます。

汎用インターフェイス名指定R/S/M/Pの適用方法を確認します。

インターフェイスの命名規則の詳細については、『 Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System Getting Started Guide 』を参照してください。

configureコマンドを使用するには、enableコマンドを使用して、EXECコマンド インタープリタのイネーブル レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合には、パスワードの入力が要求されます。特に明記されていないかぎり、各設定手順の最後にReturnキーを押してください。

イーサネット インターフェイスの設定に関する情報

10ギガビット イーサネット インターフェイスを設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「イーサネット テクノロジーの概要」

「デフォルトの設定値」

「ギガビット イーサネット プロトコル規格の概要」

「MACアカウンティング」

「イーサネットMTU」

「イーサネット インターフェイス上でのフロー制御」

「MACアドレス」

「802.1Q VLAN」

「VRRP」

「HSRP」

イーサネット テクノロジーの概要

イーサネットは1970年代半ば、太い同軸ケーブルで動作する10 Mbpsのネットワーキング プロトコルとして開発されました。

現在、多くのネットワークがファスト イーサネット(100 Mbps)、ギガビット イーサネット

(1000 Mbps)、および10 ギガビット イーサネット(10 Gbps)に移行していますが、10 Mbpsイーサネットは今なお、広範に使用されており、ほとんどのネットワークの土台となっています。

イーサネットは国際標準規格であるIEEE 802.3によって定義されています。イーサネットでは同軸、ツイストペア、または光ファイバ ケーブルを介して、最大1024のノードを接続できます。

デフォルトの設定値

10ギガビット イーサネット ライン カードおよび対応するPLIM上でインターフェイスをイネーブルにした場合、デフォルトのインターフェイス コンフィギュレーション パラメータは次のとおりです。 表 2 を参照してください。


) インターフェイスを管理上のダウンにするには、shutdownコマンドを明示的に設定する必要があります。インターフェイスのデフォルトはno shutdownです。ルータにライン カードを初めて搭載したときに、対応する事前設定が用意されていなかった場合、コンフィギュレーション マネージャがシャットダウン項目をコンフィギュレーションに追加します。このシャットダウンを削除するには、no shutdownコマンドを入力する以外に方法はありません。


 

表 2 10ギガビット イーサネット ライン カードのデフォルト設定値

パラメータ
コンフィギュレーション
ファイルのエントリ
デフォルト値

MACアカウンティング

mac-accounting

off

フロー制御

flow-control egress

egress on
ingress off

MTU

mtu

標準インターフェイスは1514、802.1Q VLANは1518

MACアドレス

mac address

ハードウェアBurned In Address(BIA)

ギガビット イーサネット プロトコル規格の概要

IEEE 802.3ab 1000BASE-Tギガビット イーサネット

IEEE 802.3abプロトコル規格、すなわち銅線上のギガビット イーサネット(別名、1000BaseT)は、既存のファスト イーサネット規格を拡張したものです。導入済みのカテゴリ5e/6ケーブル システム上でのギガビット イーサネット動作を規定しているので、コスト効率の高いソリューションです。したがって、ファスト イーサネットが動作している銅線環境はほとんどの場合、既存のネットワーク基盤でギガビット イーサネットも動作可能です。これにより、ネットワーク パフォーマンスを飛躍的に高めて要求の厳しいアプリケーションに対応することができます。

IEEE 802.3z 1000 Mbpsギガビット イーサネット

ギガビット イーサネットはイーサネット プロトコルの上で構築されますが、速度はファスト イーサネットの10倍で1000 Mbpsすなわち1 Gbpsに上がります。ギガビット イーサネットにより、デスクトップで10 Mbpsまたは100 Mbps、ライザ カードで100 Mbps、データ センタで1000 Mbpsまでイーサネットを拡張できます。ギガビット イーサネットはIEEE 802.3zプロトコル規格に準拠しています。

現在のイーサネット規格と導入済みのイーサネットおよびファスト イーサネット スイッチ/ルータを活用するので、ネットワーク管理者はギガビット イーサネットをサポートするために新しいテクノロジーを学び直したり、改めてトレーニングを受けたりする必要がありません。

IEEE 802.3ae 10 Gbpsイーサネット

International Organization for Standards(ISO;国際標準化機構)のOpen Systems Interconnection(OSI;開放型システム間相互接続)モデルにおいて、イーサネットは本質的にレイヤ2プロトコルです。10ギガビット イーサネットでは、IEEE 802.3のイーサネットMACプロトコル、IEEE 802.3のイーサネット フレーム フォーマット、IEEE 802.3の最小および最大フレーム サイズを使用します。10 Gbpsイーサネットは、IEEE 802.3aeプロトコル規格に準拠しています。

1000BASE-Xおよび1000BASE-T (ギガビット イーサネット)があくまでもイーサネット モデルに忠実であるのと同様、10ギガビット イーサネットも速度と距離に関してイーサネットが自然に進化したものです。全二重専用、光ファイバ専用のテクノロジーなので、低速の半二重イーサネット テクノロジーを定義するCarrier-Sensing Multiple-Access with Collision Detection(CSMA/CD;キャリア検知多重アクセス/衝突検知)プロトコルは不要です。10ギガビット イーサネットはそれ以外のあらゆる面で、最初のイーサネット モデルに準拠しています。

MACアカウンティング

MACアドレス アカウンティング機能は、LANインターフェイス上の送信元および宛先MACアドレスに基づいて、IPトラフィックのアカウンティング情報を提供します。この機能は、固有のMACアドレスとの間でIPパケットを送受信するLANインターフェイスに関して、総パケット数およびバイト数を計算します。最後に送受信されたパケットのタイムスタンプも記録します。

イーサネットMTU

Maximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)は、インターネットなどパケットまたはフレームベースのネットワークで送信できる、パケットまたはフレームの最大サイズで、オクテット(8ビット バイト)で指定します。インターネットのTCPでは、MTUを使用して伝送される各パケットの最大サイズを判別します。MTUサイズが大きすぎると、大型パケットを処理できないルータにパケットが到達したときに、再送信になる可能性があります。MTUサイズが小さすぎると、送信して処理しなければならないヘッダー オーバーヘッドと確認応答が増えます。コンピュータのオペレーティング システムは通常、ほとんどのユーザにふさわしいデフォルトのMTU値を提供します。デフォルト値は標準フレームで1514、802.1Qタグ付きフレームで1518です。この値には、Frame Check Sequence(FCS)の4バイトは含まれていません。

イーサネット インターフェイス上でのフロー制御

10ギガビット イーサネット インターフェイスで使用されるフロー制御は、フロー制御ポーズ フレームの定期的な送信からなります。これは標準の管理インターフェイスで通常使用される、全二重および半二重フロー制御と本質的に異なります。フロー制御は入力トラフィックに限って、アクティブにしたり、停止したりできます。出力トラフィックには自動的に実行されます。

MACアドレス

MACアドレスは、各ネットワーク ノードを固有のものとして識別するための、長さ6バイトのハードウェア アドレスです。

802.1Q VLAN

VLANは、1つ以上のLAN上にあって、実際には複数の異なるLANセグメントに配置されていながら、同じ回線で接続されている場合と同様に通信できるように設定された一連の装置です。VLANは物理接続ではなく、論理接続が基本になるので、ユーザおよびホストの管理、帯域の割り当て、リソースの最適化がきわめて柔軟に行えます。

IEEE 802.1Qプロトコル規格は、ブロードキャストおよびマルチキャスト トラフィックが帯域幅を必要以上に多く消費しないように、大きいネットワークを小さい部分に分割する場合の問題に対応します。この規格は、内部ネットワークのセグメント間で高度なセキュリティを確保する場合にも有効です。

802.1Q仕様では、VLANメンバーシップ情報をイーサネット フレームに挿入するための標準方式が規定されています。

VRRP

Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)は、スタティックなデフォルト ルーテッド環境に固有のシングル ポイント障害を排除します。VRRPでは、仮想ルータの責任をLAN上のVPNコンセントレータの1つに動的に割り当てる選定プロトコルが規定されています。仮想ルータに対応付けられたIPアドレスを制御するVRRP VPNコンセントレータはマスターといい、これらのIPアドレス宛てのパケットを転送します。マスターが使用できなくなると、バックアップのVPNコンセントレータがマスターの代わりを果たします。

VRRPの詳細については、『Cisco IOS XR IP Addresses and Services Configuration Guide』の「Implementing VRRP on Cisco IOS XR Software」を参照してください。

HSRP

Hot Standby Routing Protocol(HSRP)は、シスコ独自のプロトコルです。HSRPは、障害が発生した場合に、ルータにバックアップを提供するルーティング プロトコルです。複数のルータがイーサネット、FDDI、またはトークンリング ネットワークの同一セグメントに接続され、連動してLAN上の1つの仮想ルータであるかのように見えます。各ルータは同じIPアドレスおよびMACアドレスを共有するので、1つのルータで障害が発生しても、LAN上のホストは引き続き同じIPアドレスおよびMACアドレスにパケットを転送できます。ある装置から別の装置へのルーティング責任の転嫁は、ユーザに対してトランスペアレントです。

HSRPは、特定の状況でIPトラフィックの無停止フェールオーバーをサポートし、ホストに対して単一ルータを使用しているように見せかけ、実際に使用しているファースト ホップ ルータで障害が発生しても接続を維持できるように設計されています。言い換えると、HSRPは送信元ホストがファースト ホップ ルータのIPアドレスを動的に学習できない場合に、ファースト ホップ ルータの障害に対して防御します。HSRPには複数のルータが関与し、一体となって単一仮想ルータとしての見かけを作り上げます。HSRPによって、ルータのうちの1つだけが仮想ルータを代表してパケットを転送することが保証されます。エンド ホストは各自のパケットを仮想ルータに転送します。

パケットを転送するルータをアクティブ ルータといいます。アクティブ ルータで障害が発生した場合に引き継ぐスタンバイ ルータが選定されます。HSRPは、加わっているルータのIPアドレスを使用してアクティブ ルータとスタンバイ ルータを決定するメカニズムを提供します。アクティブ ルータで障害が発生した場合は、ホストの接続に大きな中断をもたらすことなく、スタンバイ ルータが引き継ぎます。

HSRPはUDPの上で動作し、ポート番号1985を使用します。ルータはプロトコル パケットの送信元アドレスとして、仮想IPアドレスではなく、それぞれの実IPアドレスを使用するので、各HSRPルータはそれぞれを識別できます。

HSRPの詳細については、『Cisco IOS XR IP Addresses and Services Configuration Guide』の「Implementing HSRP on Cisco IOS XR Software」を参照してください。

イーサネット インターフェイスの設定手順

ここでは次の手順について説明します。

「イーサネット インターフェイスの基本設定」(必須)

「イーサネット インターフェイスでのMACアカウンティングの設定」(任意)

イーサネット インターフェイスの基本設定

次の手順で、10ギガビット イーサネット インターフェイスの基本設定を行います。

前提条件

新しい10ギガビット イーサネット ライン カードおよびPLIMが正しく搭載されていることを確認してから、configureコマンドを使用して新しいインターフェイスを設定します。インターフェイスを設定する準備として、「イーサネット テクノロジーの概要」を参照し、必要な情報を確認します。

手順概要

1. show version

2. show interface

3. configure

4. interface type instance

5. ipv4 address ip address

6. flow-control ingress

7. mtu value

8. mac-address value1.value2.value3

9. no shutdown

10. end
または
commit

11. show controllers tengige node

12. show interfaces type instance

手順詳細

 

コマンドまたは操作
説明

ステップ 1

show version

 

RP/0/RP0/CPU0:router> show version

(任意)現在のソフトウェア バージョンを表示します。ルータがライン カードを認識しているかどうかの確認にも使用できます。

ステップ 2

show interface

 

RP/0/RP0/CPU0:router> show interface

(任意)設定済みのインターフェイスを表示し、各インターフェイス ポートの状態を調べます。

ステップ 3

configure

 

RP/0/RP0/CPU0:router> configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

interface type instance

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface
TenGigE 0/1/0/0

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、10ギガビット イーサネット インターフェイスの名前およびrack/slot/module/port形式を指定します。

例では、ライン カード スロット1の8ポート10ギガビット イーサネット インターフェイスを指定しています。

ステップ 5

ipv4 address ip-address

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 172.18.189.38 255.255.255.224

インターフェイスにIPアドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

ステップ 6

flow-control ingress

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# flow control ingress

(任意)フロー制御ポーズ フレームを送信できるようにします。

ステップ 7

mtu value

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if# mtu 1448

(任意)インターフェイスのMTU値を設定します。

デフォルトは標準フレームで1514、802.1Qタグ付きフレームで1518です。

ステップ 8

mac-address value1.value2.value3

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# mac address 0001.2468.ABCD

(任意)管理イーサネット インターフェイスのMACレイヤ アドレスを設定します。

値はMACアドレスのそれぞれ上位、中位、および下位2バイトです(16進数)。各2バイト値の範囲は0~ffffです。

ステップ 9

no shutdown

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown

インターフェイスを強制的に管理上のダウンにする、シャットダウンの設定を削除します。

no shutdownコマンドは、OC-192c/STM-64c Packet-over-SONET(POS)PLIMカードにenableコマンドを渡し、PLIMカードがリンクの設定およびステートに応じてアップまたはダウン ステートに戻します。

ステップ 10

end

または

commit

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end

または

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit

設定変更を保存します。

end コマンドを入力すると、次のように、変更のコミットを要求するプロンプトが表示されます。
Uncommitted changes found.Commit them?

yes を入力すると、設定変更が実行コンフィギュレーション ファイルに保存され、コンフィギュレーション セッションが終了してEXECモードに戻ります。

no を入力すると、設定変更がコミットされずに、コンフィギュレーション セッションが終了してEXECモードに戻ります。

コンフィギュレーション セッションを継続したまま、実行コンフィギュレーション ファイルに設定変更を保存する場合は、 commit コマンドを使用します。

ステップ 11

show controllers tengige node

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show controllers tengige 0/3/0/0

(任意)10ギガビット イーサネット(TenGigE)ポートの情報を表示します。

ステップ 12

show interfaces type instance

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show interfaces TenGigE 0/3/0/0

(任意)ルータ上のインターフェイスに関する統計情報を表示します。

イーサネット インターフェイスでのMACアカウンティングの設定

ここでは、イーサネット インターフェイス上でMACアカウンティングを設定する手順について説明します。MACアカウンティングには、この手順で示すとおり、特殊なshowコマンドがあります。それ以外は基本的なイーサネット インターフェイスを設定する場合と同じであり、両方の手順を組み合わせて1つの設定セッションにできます。イーサネット インターフェイスのその他の共通パラメータを設定する手順については、「イーサネット インターフェイスの基本設定」を参照してください。

手順概要

1. configure

2. interface type instance

3. ipv4 address ip-address

4. mac-accounting {egress | ingress}

5. end
または
commit

6. show mac-accounting type location node-id

7. show controllers tengige node

手順詳細

 

コマンドまたは操作
説明

ステップ 1

configure

 

RP/0/RP0/CPU0:router> configure

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type instance

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/1/0/0

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、10ギガビット イーサネット インターフェイスの名前およびrack/slot/module/port形式を指定します。

例では、ライン カード スロット1の8ポート10ギガビット イーサネット インターフェイスを指定しています。

ステップ 3

ipv4 address ip-address

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 172.18.189.38 255.255.255.224

インターフェイスにIPアドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

ステップ 4

mac-accounting {egress | ingress}

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# mac-accounting egress

LANインターフェイス上の送信元および宛先MACアドレスに基づいて、IPトラフィックのアカウンティング情報を生成します。

MACアカウンティングをディセーブルにするには、このコマンドのno形式を使用します。

ステップ 5

end

または

commit

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end

または

RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit

設定変更を保存します。

end コマンドを入力すると、次のように、変更のコミットを要求するプロンプトが表示されます。
Uncommitted changes found.Commit them?

yes を入力すると、設定変更が実行コンフィギュレーション ファイルに保存され、コンフィギュレーション セッションが終了してEXECモードに戻ります。

no を入力すると、設定変更がコミットされずに、コンフィギュレーション セッションが終了してEXECモードに戻ります。

コンフィギュレーション セッションを継続したまま、実行コンフィギュレーション ファイルに設定変更を保存する場合は、 commit コマンドを使用します。

ステップ 6

show mac-accounting type location node-id

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show mac-accounting TenGigE location 0/2/0/4

インターフェイスのMACアカウンティング統計情報を表示します。

ステップ 7

show controllers tengige node

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show controllers tengige 0/3/0/0

(任意)10ギガビット イーサネット(TenGigE)ポートの情報を表示します。

イーサネット インターフェイスの設定例

イーサネット インターフェイスの設定例

8ポート10ギガビット イーサネット ライン カードのインターフェイスを設定する例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 172.18.189.38 255.255.255.224
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# flow-control ingress
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# mtu 1448
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# mac-address 0001.2468.ABCD
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
Uncommitted changes found, commit them? [yes]: yes
RP/0/RP0/CPU0:router# show controllers tengige 0/0/0/1
PHY:
XENPAK device registers:
========================
 
Vendor Name: Company A
Vendor PN: TXN174112013F06
Vendor Rev: A1
Vendor SN: USC202XQ22
Package OUI: 0041f426
Vendor OUI: 00137b11
Vendor Date Code: 2003121500
nvr_control_status = 0x0007
nvr_version = 0x1e
nvr_size0 = 0x01
nvr_size1 = 0x00
mem_used0 = 0x01
mem_used1 = 0x00
basic_addr = 0x0b
cust_addr = 0x77
vend_addr = 0xa7
ext_vend_addr0= 0x00
ext_vend_addr1= 0xff
reserved0 = 0x00
tcvr_type = 0x01
connector = 0x01
encoding = 0x01
bitrate0 = 0x27
bitrate1 = 0x10
protocol = 0x01
x_gbe_code_byte_0 = 0x02
x_gbe_code_byte_1 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_0 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_1 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_2 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_3 = 0x00
x_gfc_code_byte_0 = 0x00
x_gfc_code_byte_1 = 0x00
x_gfc_code_byte_2 = 0x00
x_gfc_code_byte_3 = 0x00
range0 = 0x03
range1 = 0xe8
fibre_type_byte_0 = 0x20
fibre_type_byte_1 = 0x00
basic_checksum = 0x18
 
Link Alarm Status Registers:
rx_alarm_control = 0x0019
tx_alarm_control = 0x0059
lasi_control = 0x0000
rx_alarm_status = 0x0018
tx_alarm_status = 0x0058
lasi_status = 0x0045
 
Quake: devid 0x0043a400
10GE PMA/PMD Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0082 Dev ID 0 = 0x0043 Dev ID 1 = 0xa400
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Control 2 = 0x0006 Status 2 = 0xb541
Tx Disable = 0x0000 Rx Signal Detect = 0x0000
OUI 0 = 0x0041 OUI 1 = 0xf426
 
Quake (1.c001) = 0x0003
 
10GE PCS Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0082 Dev ID 0 = 0x0043 Dev ID 1 = 0xa400
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Control 2 = 0x0000 Status 2 = 0x8401
PKG ID 0 = 0x0000 PKG ID 1 = 0x0000
Base X Status = 0x0000 Base X Control = 0x0000
Base R Status 1 = 0x0004 Base R Status 2 = 0x0000
Base R jitter seed a0 = 0x0000 Base R jitter seed a1 = 0x0000
Base R jitter seed a2 = 0x0000 Base R jitter seed a3 = 0x0000
Base R jitter seed b0 = 0x0000 Base R jitter seed b1 = 0x0000
Base R jitter seed b2 = 0x0000 Base R jitter seed b3 = 0x0000
Base R jitter test control = 0x0000 Base R jitter test counter = 0x0000
 
10GE XS/XS Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0002
Dev ID 0 = 0x0043 Dev ID 1 = 0xa400
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Status 2 = 0x8000 PKG ID 0 = 0x0000 PKG ID 1 = 0x0000
Lane Status = 0x1c0f Test Control = 0x0000
 
DTE XGXS (BCM8011):
Control = 0x0000 Status = 0x801f
Dev ID 0 = 0x0040 Dev ID 1 = 0x6092
Control 2 = 0x202f
Status 2 = 0x8b01
 
 
MAC (PLA):
Unicast MAC Address entries = 1
Entry 0: 0001.2468.abcd
 
MAC (PLA) device is enabled
MAC (PLA) device is in promiscuous mode
MAC (PLA) device loopback is disabled
 
MAC (PLA) device MTU = 1448
 
 
8x10GE PLIM Registers:
local_regs_id = 0x76602000 local_regs_inter_stat = 0x00000044
local_regs_inter_stat_alias = 0x00000000 local_regs_inter_enbl_woset = 0x0000ff0
0
local_regs_inter_enbl_woclr = 0x0000ff00 local_regs_chip_reset = 0x00000000
local_regs_reset = 0x3f004000 local_regs_misc_io = 0x00010000
sn_link_framed = 0x00000001 sn_link_crc_errors = 0x00000000
sn_link_force_reframe = 0x00000000 sn_link_error_reframe = 0x00000001
sn_link_force_error = 0x00000000 sn_link_error_cause = 0x00000000
sn_link_error_interrupt_mask = 0x00000003 channel0_control = 0x00000124 channel1
_control = 0x000000a6
channel2_control = 0x000000a6 channel3_control = 0x000000a6
channel4_control = 0x000000a6 channel5_control = 0x000000a6
channel6_control = 0x000000a6 channel7_control = 0x000000a6
 

RP/0/RP0/CPU0:router# show interfaces TenGigE 0/0/0/1

 

TenGigE0/0/0/1 is down, line protocol is down
Hardware is TenGigE, address is 0001.2468.abcd (bia 0001.81a1.6b23)
Internet address is 172.18.189.38/27
MTU 1448 bytes, BW 10000000 Kbit
reliability 0/255, txload Unknown, rxload Unknown
Encapsulation ARPA,
Full-duplex, 10000Mb/s, LR
output flow control is on, input flow control is on
loopback not set
ARP type ARPA, ARP timeout 01:00:00
Last clearing of "show interface" counters never
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 total input drops
0 drops for unrecognized upper-level protocol
Received 0 broadcast packets, 0 multicast packets
0 runts, 0 giants, 0 throttles, 0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 total output drops
Output 0 broadcast packets, 0 multicast packets
0 output errors, 0 underruns, 0 applique, 0 resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions

MACアカウンティングの設定例

イーサネット インターフェイス上でMACアカウンティングを設定する例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# config
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface TenGigE 0/0/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 172.18.189.38 255.255.255.224
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# mac-accounting egress
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0Sep 19 20:21:11.330 : config[65726]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configur
ation committed by user 'unknown'. Use 'show commit changes 1000003461' to view th
e changes.
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router# show controllers tengige 0/0/0/2
 
PHY:
XENPAK device registers:
========================
 
Vendor Name: Company B
Vendor PN: TRE5022EN-SW-W
Vendor Rev: 00
Vendor SN: 03F55147
Package OUI: 0041f420
Vendor OUI: 03400830
Vendor Date Code: 2003061300
nvr_control_status = 0x0034
nvr_version = 0x1e
nvr_size0 = 0x01
nvr_size1 = 0x00
mem_used0 = 0x00
mem_used1 = 0xd0
basic_addr = 0x0b
cust_addr = 0x77
vend_addr = 0xa7
ext_vend_addr0= 0x01
ext_vend_addr1= 0x00
reserved0 = 0x00
tcvr_type = 0x01
connector = 0x01
encoding = 0x01
bitrate0 = 0x28
bitrate1 = 0x48
protocol = 0x01
x_gbe_code_byte_0 = 0x02
x_gbe_code_byte_1 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_0 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_1 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_2 = 0x00
sonet_sdh_code_byte_3 = 0x00
x_gfc_code_byte_0 = 0x00
x_gfc_code_byte_1 = 0x00
x_gfc_code_byte_2 = 0x00
x_gfc_code_byte_3 = 0x00
range0 = 0x03
range1 = 0xe8
fibre_type_byte_0 = 0x40
fibre_type_byte_1 = 0x00
basic_checksum = 0x37
 
Link Alarm Status Registers:
rx_alarm_control = 0x0019
tx_alarm_control = 0x0019
lasi_control = 0x0007
rx_alarm_status = 0x001f
tx_alarm_status = 0x001f
lasi_status = 0x0007
 
Broadcom: devid 0x00206032
10GE PMA/PMD Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0082 Dev ID 0 = 0x0020 Dev ID 1 = 0x6032
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Control 2 = 0x0006 Status 2 = 0xb541
Tx Disable = 0x0001 Rx Signal Detect = 0x0001
OUI 0 = 0x0041 OUI 1 = 0xf420
 
10GE PCS Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0082 Dev ID 0 = 0x0020 Dev ID 1 = 0x6032
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Control 2 = 0x0000 Status 2 = 0x8401
PKG ID 0 = 0x0041 PKG ID 1 = 0xf420
Base X Status = 0x0000 Base X Control = 0x0000
Base R Status 1 = 0x0004 Base R Status 2 = 0x0000
Base R jitter seed a0 = 0x0000 Base R jitter seed a1 = 0x0000
Base R jitter seed a2 = 0x0000 Base R jitter seed a3 = 0x0000
Base R jitter seed b0 = 0x0000 Base R jitter seed b1 = 0x0000
Base R jitter seed b2 = 0x0000 Base R jitter seed b3 = 0x0000
Base R jitter test control = 0x0000 Base R jitter test counter = 0x0000
 
10GE XS/XS Registers:
Control = 0x2040 Status = 0x0086
Dev ID 0 = 0x0020 Dev ID 1 = 0x63a8
Speed Ability = 0x0001 Devices 1 = 0x001a Devices 2 = 0x0000
Status 2 = 0x8400 PKG ID 0 = 0x0041 PKG ID 1 = 0xf420
Lane Status = 0x100f Test Control = 0x0000
 
DTE XGXS (BCM8011):
Control = 0x0000 Status = 0x801f
Dev ID 0 = 0x0040 Dev ID 1 = 0x6092
Control 2 = 0x202f
Status 2 = 0x8b01
 
 
MAC (PLA):
Unicast MAC Address entries = 1
Entry 0: 0002.4b87.fb23
 
MAC (PLA) device is disabled
MAC (PLA) device is in promiscuous mode
MAC (PLA) device loopback is disabled
 
MAC (PLA) device MTU = 1514
 
 
8x10GE PLIM Registers:
local_regs_id = 0x76602000 local_regs_inter_stat = 0x00000044
local_regs_inter_stat_alias = 0x00000000 local_regs_inter_enbl_woset = 0x0000ff0
0
local_regs_inter_enbl_woclr = 0x0000ff00 local_regs_chip_reset = 0x00000000
local_regs_reset = 0x3f004000 local_regs_misc_io = 0x00010000
sn_link_framed = 0x00000001 sn_link_crc_errors = 0x00000000
sn_link_force_reframe = 0x00000000 sn_link_error_reframe = 0x00000001
sn_link_force_error = 0x00000000 sn_link_error_cause = 0x00000000
sn_link_error_interrupt_mask = 0x00000003 channel0_control = 0x00000124 channel1
_control = 0x000000a6
channel2_control = 0x000000a6 channel3_control = 0x000000a6
channel4_control = 0x000000a6 channel5_control = 0x000000a6
channel6_control = 0x000000a6 channel7_control = 0x000000a6

次の作業

Shelf Controller(SC;シェルフ コントローラ)、Route Processor(RP;ルート プロセッサ)、および分散RPのギガビット イーサネット管理インターフェイスを設定する手順については、 「Cisco IOS XRソフトウェアでの管理インターフェイスの設定」 を参照してください。

イーサネット インターフェイス上でVLANサブインターフェイスを設定する手順については、 「Cisco IOS XRソフトウェアでの802.1Q VLANインターフェイスの設定」 を参照してください。

IPv6については、『Cisco IOS XR IP Addresses and Services Configuration Guide』の「Implementing Access Lists and Prefix Lists on Cisco IOS XR Software」を参照してください。

その他の参考資料

ここでは、ギガビット イーサネット インターフェイスの実装に関連する参考資料を紹介します。

関連マニュアル

関連トピック
マニュアル タイトル

Cisco IOS-XRのマスター コマンド リファレンス

Cisco IOS-XR Master Commands List Release 3.0

Cisco IOS XRインターフェイス コンフィギュレーション コマンド

Cisco CRS-1 Series Interface and Hardware Component Command Reference

Cisco CRS-1シリーズを使用する前に読む資料

Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System Getting Started Guide

ユーザ グループおよびタスクID

Cisco IOS XR Task ID Reference Guide

リモートCraft Works Interface(CWI)クライアント管理アプリケーションからCisco CRS-1シリーズ ルータのインターフェイスおよびその他のコンポーネントを設定する方法

Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System Craft Works Interface Configuration Guide

テクニカル サポート

説明
リンク

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GLOSSARY

巻末にある、このマニュアル専用のGLOSSARY(用語集)を参照してください。


) GLOSSARYに含まれていない用語については、『Internetworking Terms and Acronyms』を参照してください。