Cisco 819 サービス統合型ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
初期設定
初期設定
発行日;2013/03/07 | 英語版ドキュメント(2013/02/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

初期設定

Cisco Configuration Professional Express

Cisco IOS CLI

setup コマンド機能

初期設定の確認

初期設定

この章では、Cisco 819 サービス統合型ルータ(ISR)の初期設定の手順を説明します。初期設定には、Cisco Configuration Professional(CP)Express を使用してください。Cisco CP Express は、初期設定を容易に完了できるようにする、Web ベースの GUI です。

Cisco IOS コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用するか、または setup コマンド機能を使用してルータの初期設定を行うこともできます。setup コマンド機能で初期設定を行う場合は、ルータおよびネットワークの基本情報を入力するように要求されます。

この章の内容は、次のとおりです。

「Cisco Configuration Professional Express」

「Cisco IOS CLI」

「setup コマンド機能」

「初期設定の確認」

Cisco Configuration Professional Express

ケーブルを接続してルータの電源を入れた後で、Cisco CP Express という Web ベース アプリケーションを使用して、ルータを初期設定してください。

Cisco CP Express でルータを設定する手順については、『 Cisco CP Express User's Guide 』を参照してください。

Cisco IOS CLI

Cisco IOS CLI でルータを初期設定する場合は、コンソール接続を確立する必要があります。コンソール接続の確立手順については、「コンソール ポートへの端末または PC の接続」を参照してください。

Cisco IOS CLI でルータを初期設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータとのコンソール接続を確立します。次のメッセージが表示されます。

...
router con0 is now available
 

ステップ 2 Return を押します。次のメッセージが表示されます。

Cisco Configuration Professional Express (Cisco CP Express) is installed on this device.
This feature requires the one-time use of the username "username1"
with the password "password1." The default username and password have a privilege level of 15.
 
Please change these publicly known initial credentials using Cisco CP Express or the Cisco IOS CLI.
 
Here are the Cisco IOS commands.
 
username <myuser> privilege 15 secret 0 <mypassword>
no username username1
 
Replace <myuser> and <mypassword> with the username and password you want to use.
 
For more information about Cisco CP please follow the instructions in the QUICK START GUIDE for your router...
...
User Access Verification
Username:
 

ステップ 3 ユーザ名として username1 を入力し、Return または Enter を押します。次のプロンプトが表示されます。

Password:
 

ステップ 4 パスワードとして password1 を入力し、Return または Enter を押します。次のプロンプトが表示されます。

Router#
 

最初の警告と同様のメッセージが表示され、 ユーザ名およびパスワードを変更するように指示されます。

この時点で特権 EXEC モードになっています。


) ルータからログオフする前に、必ず、ユーザ名およびパスワードを変更してください。このセッションからログオフすると、以後はユーザ名 username1 またはパスワード password1 を使用できなくなります。


ステップ 5 ユーザ名およびパスワードを変更するには、プロンプトに次のように入力します。

username username privilege 15 secret 0 password

username および password は、任意のユーザ名およびパスワードです。

初期設定を行うために Cisco IOS CLI を引き続き使用するには、『 Cisco 819 Integrated Services Routers Software Configuration Guide 』の該当する設定手順を参照してください。


) リセット、電源の再投入、または停電で設定変更が失われることがないように、変更したコンフィギュレーションを定期的に保存してください。コンフィギュレーションを NVRAM に保存するには、特権 EXEC モードのプロンプト(Router#)に copy running-config startup-config コマンドを入力します。


ステップ 6 初期設定を確認します。「初期設定の確認」を参照してください。


 

setup コマンド機能

setup コマンド機能を使用すると、指示に従い、システムの設定に必要な情報を具体的に入力することによって、設定プロセスを完了できます。setup コマンド機能を使用して、ルータのホスト名を設定し、パスワードを設定し、管理ネットワークとの通信用インターフェイスを設定します。

setup コマンド機能を使用するには、ルータとのコンソール接続を確立し、特権 EXEC モードを開始する必要があります。

setup コマンド機能を使用してルータを初期設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータとのコンソール接続を確立し、特権 EXEC モードを開始します。特権 EXEC モードを開始する手順については、「Cisco IOS CLI」ステップ 1ステップ 4 を参照してください。

ステップ 2 特権 EXEC モードで、プロンプトに setup を入力します。

yourname# setup
 

次のメッセージが表示されます。

--- System Configuration Dialog ---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]:
 

この時点で、setup コマンド機能が起動しています。

setup コマンド機能のプロンプトはルータのモデル、組み込まれているインターフェイス モジュール、さらにソフトウェア イメージによって異なります。ここで照会する手順およびユーザ入力( 太字 の部分)は、あくまでも例です。


) setup コマンド機能を間違って使用した場合は、setup コマンド機能を終了し、再度実行してください。Ctrl+C を押し、特権 EXEC モードのプロンプト(Router#)に setup コマンドを入力します。setup コマンド機能の詳しい使い方については、『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2T』の「The Setup Command」の章を参照してください。


ステップ 3 setup コマンド機能を引き続き使用する場合は、 yes を入力します。

Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
 

ステップ 4 次のメッセージが表示されたら、 yes を入力し、基本的な管理設定を入力します。

At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
 
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
 

ステップ 5 ルータのホスト名(例では Router)を入力します。

Configuring global parameters:
Enter host name [Router]: Router
 

ステップ 6 イネーブル シークレット パスワードを入力します。このパスワードは暗号化されるので(安全性が高い)、コンフィギュレーションを表示してもパスワードは表示されません。

The enable secret is a password used to protect access to
privileged EXEC and configuration modes. This password, after
entered, becomes encrypted in the configuration.
Enter enable secret: xxxxxx
 

ステップ 7 イネーブル シークレット パスワードとは異なるイネーブル パスワードを入力します。このパスワードは暗号化 されない (安全性が低い)ため、コンフィギュレーションを表示すると、パスワードも表示されます。

The enable password is used when you do not specify an
enable secret password, with some older software versions, and
some boot images.
Enter enable password: xxxxxx
 

ステップ 8 仮想端末パスワードを入力します。このパスワードによって、コンソール ポート以外のポートからルータへの不正アクセスを防止します。

The virtual terminal password is used to protect
access to the router over a network interface.
Enter virtual terminal password: xxxxxx
 

ステップ 9 次のプロンプトに対して、使用するネットワークに適した応答を入力します。

Configure SNMP Network Management? [yes]:
Community string [public]:
 

使用可能なインターフェイスの要約が表示されます。

ステップ 10 管理ネットワークにルータを接続するために使用するインターフェイスを 1 つ選択します。

Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: fastethernet4
 

ステップ 11 次のプロンプトに対して、使用するネットワークに適した応答を入力します。

Configuring interface FastEthernet0:
Use the 100 Base-TX (RJ-45) connector? [yes]: yes
Operate in full-duplex mode? [no]: yes
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: 172.1.2.3
Subnet mask for this interface [255.255.0.0] : 255.255.0.0
Class B network is 172.1.0.0, 26 subnet bits; mask is /16
 

コンフィギュレーションが表示されます。

The following configuration command script was created:
 
hostname Router
enable secret 5 $1$D5P6$PYx41/lQIASK.HcSbfO5q1
enable password xxxxxx
line vty 0 4
password xxxxxx
snmp-server community public
!
no ip routing
!
interface FastEthernet0
no shutdown
speed 100
duplex auto
ip address 172.16.2.3 255.255.0.0
!
 

ステップ 12 次のプロンプトに応答します。2 を入力して初期設定を保存します。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
Enter your selection [2]: 2
Building configuration...
Use the enabled mode 'configure' command to modify this configuration.
 
Press RETURN to get started! RETURN
 
The user prompt is displayed.
Router>
 

ステップ 13 初期設定を確認します。確認手順については、「初期設定の確認」を参照してください。


 

最初のコンフィギュレーション ファイルの作成後は、Cisco IOS CLI で追加設定を行うことができます。

初期設定の確認

新しいインターフェイスが正しく動作していることを確認するには、次のテストを実行します。

インターフェイスおよび回線プロトコルが正常の状態(アップまたはダウン)にあるかどうかを確認するには、 show interfaces コマンドを入力します。

IP 用として設定されたインターフェイスのサマリー ステータスを表示するには、 show ip interface brief コマンドを入力します。

有効なホスト名およびパスワードが設定されているかどうかを確認するには、 show configuration コマンドを入力します。

初期設定を完了し、確認した後で、Cisco ルータの個々の機能を設定できます。