Cisco 850 / 870 シリーズ アクセス ルータ ハードウェア インストレーション ガイド
初期設定
初期設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

初期設定

SDMのインストール

Cisco SDMを使用した初期設定

setupコマンド機能を使用した初期設定

Cisco CLIを使用した初期設定 ― 手動設定

初期設定の確認

次の作業

初期設定

この章では、ルータの初期設定手順について説明します。内容は次のとおりです。

「SDMのインストール」

「Cisco SDMを使用した初期設定」

「setupコマンド機能を使用した初期設定」

「Cisco CLIを使用した初期設定 ― 手動設定」

「初期設定の確認」

「次の作業」

SDMのインストール

ケーブルを接続し、ルータに電源を投入したら、Cisco Router and Security Device Manager(SDM)Webベースアプリケーションを使用してルータの初期設定を行うことをお勧めします。

Cisco SDMをインストールしてルータを設定する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータのコンソール ポートにPCを接続します。

ステップ 2 PCのCDドライブにCisco SDMソフトウェアCDを挿入して、インストール ウィザードを起動します。インストール ウィザードのユーザ インターフェイスの説明に従って、Cisco SDMをインストールします。

ステップ 3 Cisco Router and Security Device Manager (SDM) Quick Start Guide 』の説明に従い、Cisco SDMを使用してルータを設定します。


 

Cisco SDMを使用した初期設定

起動シーケンスの最後に次のメッセージが表示される場合は、ルータにCisco SDMがインストールされています。

yourname con0 is now available
 
Press RETURN to get started.
 

SDMを使用してルータを設定する手順については、『 Cisco Router and Security Device Manager (SDM) Quick Start Guide 』を参照してください。

setupコマンド機能を使用した初期設定

ここでは、setupコマンド機能を使用してルータのホスト名を設定したり、パスワードを設定したり、管理ネットワークと通信するインターフェイスを設定したりする方法について説明します。

起動シーケンスの最後に次のメッセージが表示される場合は、setupコマンド機能が自動的に起動しています。

--- System Configuration Dialog ---
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]:
 

setupコマンド機能はユーザにルータおよびネットワークの基本情報を入力するように促し、初期コンフィギュレーション ファイルを作成します。コンフィギュレーション ファイルが作成されると、ユーザはCLI(コマンドライン インターフェイス)またはSDMを使用して詳細設定を実行できます。

setupコマンド機能のプロンプトは、ルータ モデル、搭載されたインターフェイス モジュール、およびソフトウェア イメージによって異なります。次の例およびユーザ入力( 太字 で表記)は、単なる例として示されています。


) setupコマンド機能の使用中に操作を間違えた場合は、いったんsetupコマンド機能を終了してから、もう一度実行することができます。Ctrl-Cを押してから、イネーブルEXECモードのプロンプト(Router#)にsetupコマンドを入力します。



ステップ 1 setupコマンド機能を使用して操作を進める場合は、 yes を入力します。

Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: yes
 

ステップ 2 次のメッセージが表示されたら、 yes を入力して基本管理セットアップを開始します。

At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
 
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
 

ステップ 3 ルータのホスト名(この例ではRouter)を入力します。

Configuring global parameters:
Enter host name [Router]: Router
 

ステップ 4 イネーブル シークレット パスワードを入力します。このパスワードは暗号化されており(セキュリティ保護レベルが高い)、コンフィギュレーションを表示しても見ることができません。

The enable secret is a password used to protect access to
privileged EXEC and configuration modes. This password, after
entered, becomes encrypted in the configuration.
Enter enable secret: xxxxxx
 

ステップ 5 イネーブル パスワードには、イネーブル シークレット パスワードと異なる文字列を入力します。このパスワードは暗号化されて いない (セキュリティ保護レベルが低い)ので、コンフィギュレーションを表示して見ることができます。

The enable password is used when you do not specify an
enable secret password, with some older software versions, and
some boot images.
Enter enable password: xxxxxx
 

ステップ 6 仮想端末パスワードを入力します。このパスワードを設定することにより、コンソール ポート以外のポートを経由してルータに不正アクセスできなくなります。

The virtual terminal password is used to protect
access to the router over a network interface.
Enter virtual terminal password: xxxxxx
 

ステップ 7 ネットワーク環境に応じて、次のプロンプトに応答します。

Configure SNMP Network Management? [yes]:
Community string [public]:
 

使用可能なインターフェイスのサマリーが表示されます。

ステップ 8 ルータを管理ネットワークに接続する場合に使用できるインターフェイスを1つ選択します。

Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: fastethernet0
 

ステップ 9 ネットワーク環境に応じて、次のプロンプトに応答します。

Configuring interface FastEthernet0:
Use the 100 Base-TX (RJ-45) connector? [yes]: yes
Operate in full-duplex mode? [no]: no
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: 172.1.2.3
Subnet mask for this interface [255.255.0.0] : 255.255.0.0
Class B network is 172.1.0.0, 26 subnet bits; mask is /16
 

ステップ 10 設定が表示されます。

The following configuration command script was created:
 
hostname Router
enable secret 5 $1$D5P6$PYx41/lQIASK.HcSbfO5q1
enable password xxxxxx
line vty 0 4
password xxxxxx
snmp-server community public
!
no ip routing
!
interface FastEthernet0
no shutdown
speed 100
half-duplex
ip address 172.1.2.3 255.255.0.0
!
 

ステップ 11 次のプロンプトに応答します。2を入力して、初期設定を保存します。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
Enter your selection [2]: 2
Building configuration...
Use the enabled mode 'configure' command to modify this configuration.
 
Press RETURN to get started! RETURN
 

ユーザ プロンプトが表示されます。

Router>
 

ステップ 12 初期設定を確認します。確認手順については、「初期設定の確認」を参照してください。


 

Cisco CLIを使用した初期設定 ― 手動設定

ここではCLIを使用して設定する場合のCLIプロンプトの表示方法、およびCLI設定に関するマニュアルについて説明します。

起動シーケンスの最後に次のメッセージが表示される場合は、CLIを使用できます。

--- System Configuration Dialog ---
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]:
 

これらのメッセージが表示されない場合は、SDMおよびデフォルトのコンフィギュレーション ファイルがルータにインストールされています。SDMを使用してルータを設定する手順については、「Cisco SDMを使用した初期設定」を参照してください。


) リセット、電源のオフ/オン、または停電時に変更したコンフィギュレーションが失われないように、コンフィギュレーションをときどき保存してください。コンフィギュレーションをNVRAM(不揮発性RAM)に保存するには、イネーブルEXECモードのプロンプト(Router#)でcopy running-config startup-configコマンドを入力します。



ステップ 1 CLIを使用した手動設定を続けるには、起動メッセージの最後に no を入力します。

Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: no
 

ステップ 2 Returnキーを押して、自動インストールを終了し、手動設定を継続します。

Would you like to terminate autoinstall? [yes] Return
 
Several messages appear, ending with a line similar to the following:
Copyright (c) 1986-2004 by Cisco Systems, Inc.
Compiled <date> <time> by <person>
 

ステップ 3 Returnキーを押して、Router>プロンプトを表示します。

...
flashfs[4]: Initialization complete.
Router>
 

ステップ 4 イネーブルEXECモードを開始します。

Router> enable
Router#
 

ステップ 5 CLIを使用した設定については、『 Cisco 850 Series and Cisco 870 Series Access Routers Software Configuration Guide 』の該当する設定手順を参照してください。

ステップ 6 初期設定を確認します。確認手順については、「初期設定の確認」を参照してください。


 

初期設定の確認

新しいインターフェイスが正しく動作しているかどうかを確認するには、次のテストを実行します。

インターフェイスが正しく動作していて、インターフェイスおよびライン プロトコルが正しい状態(アップまたはダウン)であることを確認するには、 show interfaces コマンドを入力します。

IP用に設定されたインターフェイスのサマリー ステータスを表示するには、 show ip interface brief コマンドを使用します。

正しいホスト名とパスワードが設定されているかどうかを確認するには、 show configuration コマンドを入力します。

初期設定を完了し、確認してから、シスコ ルータに特定の機能を設定することができます。

次の作業

ルータのその他の設定の詳細および手順については、『 Cisco 850 Series and Cisco 870 Series Access Routers Software Configuration Guide 』を参照してください。