Cisco 800 シリーズ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
ISDN回線のプロビジョニング
ISDN回線のプロビジョニング
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ISDN回線のプロビジョニング

ISDN回線契約を結ぶ前に

データ アプリケーションおよび音声アプリケーション

データ アプリケーションおよび音声アプリケーションの機能

ISDNスイッチ タイプ

北米のISDNスイッチ

北米以外の地域のスイッチ

NI1機能パッケージおよび北米でのISDN発注コード

機能パッケージR

機能パッケージS

機能パッケージEZ-1またはU

その他のスイッチ

Lucent 5ESSカスタム スイッチのプロビジョニング

Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニング

ISDN専用回線の速度

ISDN回線の契約

ルータ上で必要なソフトウェア コンフィギュレーション

NI1スイッチ

Lucent 5ESSカスタム スイッチ

ポイントツーポイント構成

マルチポイント構成

Nortel DMS-100スイッチ

ルータだけを設定する場合

ルータおよび1台の装置を設定する場合

北米以外のスイッチを使用する場合のルータ コンフィギュレーション

1TR6スイッチ

ISDN回線のプロビジョニング

この付録では、ISDN回線およびスイッチ、使用できる機能、およびISDN回線の契約方法について説明します。

プロビジョニング とは、契約によりISDN回線に付加できる機能を意味します。

北米のユーザでNI1スイッチを使用していない場合は、電話会社との交渉をスムーズに進めるために、他のスイッチ タイプに関連するプロビジョニング用語について理解しておくことをお勧めします。

ISDN回線契約を結ぶ前に

ISDN回線契約を結ぶ前に、次の事項を決定しておく必要があります。

データ アプリケーションだけを契約するか、それともデータ アプリケーションと音声アプリケーションの両方を契約するか。 データ アプリケーション は、Cisco 800シリーズ ルータのBチャネル上で稼働するアプリケーションです。 音声アプリケーション は、Cisco 803またはCisco 804ルータの電話インターフェイス上で稼働するアプリケーションです。

どのデータおよび音声アプリケーション機能を契約するか。

どのISDNスイッチを使用するか。

National ISDN-1(NI1)スイッチを使用する場合、どの機能パッケージ(ある場合)を使用するか。 機能パッケージ は、ISDN回線の設定作業を簡単に行えるよう標準化された、ISDN回線機能のセットです。

データ アプリケーションおよび音声アプリケーション

データ アプリケーションだけを契約するか、それともデータ アプリケーションと音声アプリケーションの両方を契約するかを決定する必要があります。

Cisco 800シリーズ ルータはすべて、データ アプリケーションをサポートしています。

Cisco 803ルータおよびCisco 804ルータは、音声アプリケーションもサポートしています。

電話会社によっては、データ アプリケーション専用のISDN回線については料金を低く設定している場合があります。


ISDN回線上で音声機能が不要の場合には、ISDN回線をデータ アプリケーション専用にプロビジョニングすることをお勧めします。


データ アプリケーションおよび音声アプリケーションの機能

契約するアプリケーションを決定したあと、必要な機能を決定します。表 D-1に、ISDN BRI回線でサポートされるデータ アプリケーションの機能を示します。 表 D-2 に、音声アプリケーションの機能を示します。

これらの機能が有料かどうか、およびその料金については、電話会社に問い合わせてください。

 

表 D-1 ISDN BRIのデータ アプリケーション

機能
説明

発信電話番号、発信者の識別

コールを発信したリモート システムを識別します。

サブアドレス

特定のISDNアクセス エリア内の端末に、ローカルなアドレスを使用します。

 

表 D-2 ISDN BRIの音声アプリケーション

機能
説明

Speech/3.1-kHzオーディオ ベアラ機能

Cisco 803ルータおよびCisco 804ルータは、音声アプリケーションをサポートしています。

Multiple Subscriber Numbers(MSN:複数の加入者番号)

同じISDN回線上で複数のディレクトリ番号をサポートします。各端末装置に固有のディレクトリ番号を割り当てます。

コール ホールディングおよびリトリービング

現在のコールを保留にし、あとで復帰します。

コール ウェイティング

音声コール中に別のコールが着信した場合、コール ウェイティング トーンを鳴らして知らせます。

コール中断

2つのデータ コールが進行中のとき、Additional Call Offering(ACO)をプロビジョニングしていれば、ルータは音声コールを無視するか、またはデータ コールを切断して音声コールを受け付けます(音声プライオリティともいいます)。

コール トランスファ

アクティブなコールを別の電話番号に転送します。

三者通話

既存のコールに第三者を参加させます。

コール フォワーディング

着信コールを第三者に転送します。

発信電話番号、発信者の識別

コールを発信した側の回線に対応する課金番号を識別します。

発信電話番号

電話ポートに接続された装置に対してコールを発信したリモート システムの電話番号を表示します。

ここで説明するデータ アプリケーションおよび音声アプリケーションは、電話会社によってさまざまな名称が使用されており、国内でも名称が異なる場合があります。表 D-3に、北米以外の電話会社が使用している名称およびコードをいくつか紹介します。

 

表 D-3 北米以外で使用されているISDNサービス名

北米での名称
その他の地域での名称
コード

Call hold and retrieve(コール ホールディングおよびリトリービング)

Call hold

CH HOLD

Call waiting(コール ウェイティング)

Anklopfen1

CW

Multiple subscriber numbers(複数の加入者番号)

Extended addressing
Selection directe a l’arrive

SDA MSN

1.ドイツのみ

ISDNスイッチ タイプ

使用できるスイッチ タイプは、地域によって決まります。ここでは、北米および北米以外の地域で使用可能なスイッチ タイプについて説明します。

北米のISDNスイッチ

Cisco 800シリーズ ルータは、北米の次のスイッチをサポートします。

ISDN規格に準拠するNI1スイッチ。Lucent、Northern Telecom(Nortel)、およびその他の製造元がこれらの規格をサポートしています。


) NI1規格に準拠するスイッチは、コール中断機能を使用する場合に最良のパフォーマンスを提供します。この機能を使用する場合には、NI1スイッチの使用を推奨します。


Lucent 5ESSカスタム スイッチは、カスタム モードまたはNI1モードで稼働させることができます。カスタム モードでは、スイッチはポイントツーポイント構成またはマルチポイント構成のどちらでも動作できます。ポイントツーポイント構成の場合は、BRI回線上で1台の端末装置がサポートされ、SPID(サービス プロファイル識別子)は不要です。マルチポイント構成の場合は、同一のBRI回線上で複数の端末装置がサポートされ、SPIDが必要になります。


) 複数の音声コールをサポートする目的でLucent 5ESS ISDN回線契約を結ぶ場合には、call appearance 1および2用の回線をプロビジョニングしてください。


Nortel DMS-100カスタム スイッチは、従来の端末装置で使用されていたカスタム モードをサポートします。

北米以外の地域のスイッチ

Cisco 800シリーズ ルータは北米以外の地域で使用されている大部分のISDN BRI回線をサポートします。これらの回線は、一般に次のいずれかのスイッチ タイプをサポートします。

EURO-ISDN

1TR6

VN3

TPH

NTT(日本電信電話株式会社)


) 1TR6スイッチに関しては、Cisco 800シリーズ ルータはデータ アプリケーションに限りサポートします。ルータは音声アプリケーション用には1TR6スイッチをサポートしません。


NI1機能パッケージおよび北米でのISDN発注コード

機能パッケージ は、NI1スイッチに接続するISDN回線の設定作業を簡単に行えるよう標準化された、回線機能のセットです。ここでは、NI1スイッチに対応する機能パッケージの発注コード(別名IOC [ISDN Ordering Code])について説明します。


) Cisco 803ルータおよびCisco 804ルータでは、電話ポートを同時に作動させてデータ コールと音声コールを一度に処理できるようにするには、2つのSPIDが必要です。回線にSPIDが1つしか割り当てられていない場合は、2つのアナログ電話ポートが同時に動作することはできません。


NI1スイッチを使用しない場合は、この付録で後述する「 その他のスイッチ 」に記載された設定のISDN回線を準備する必要があります。

ISDN NI1のプロビジョニングに関連して問題が生じた場合には、製品を購入した代理店までご連絡ください。

機能パッケージR

パッケージRは、両方のBチャネル上で回線交換データを提供します(音声機能はありません)。データ機能には発信電話番号の識別機能が含まれます。Cisco 801ルータおよびCisco 802ルータには、このNI1機能パッケージを推奨します。

機能パッケージS

パッケージSは、追加機能なしで音声データおよび回線交換データを交互に提供します。Cisco 803ルータおよびCisco 804ルータでフィーチャ セットがすべて必要な場合には、このNI1機能パッケージを推奨します。

機能パッケージEZ-1またはU

パッケージEZ-1は、ルータの全機能を使用できる状態で、音声データおよび回線交換データを交互に提供します。Cisco 803ルータおよびCisco 804ルータでフィーチャ セットがすべて必要な場合には、このNI1機能パッケージを推奨します。これらの機能には、フレキシブル コール(三者通話、コール トランスファ、コール ホールディングおよびリトリービング)、ACO(コール ウェイティング)、およびCall Forward Variable(CFV)が含まれます。

EZ-1、EZ-ISDN 1、およびUは、いずれも同じ機能パッケージを指します。

その他のスイッチ

ここでは、その他のスイッチのプロビジョニングについて概要を説明します。各スイッチについて、電話会社が回線を敷設および設定するときに使用するコードのリストを示します。ISDN回線契約を結ぶ際、使用するISDNスイッチ タイプに該当するリストを複写して発注書に添付すれば、確実に正しい契約内容を指示することができます。

プロビジョニング とは、端末装置(ルータなど)で特定の機能を使用するために、ISDN BRI回線を契約する際に指定して回線に付加する機能をいいます。

BRI Bチャネル上で音声プライオリティをサポートするには、この付録の「 Lucent 5ESSカスタム スイッチのプロビジョニング 」および「 Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニング 」に記載されているBRIスイッチ プロビジョニングを推奨します。

表 D-4に、よく使われるISDN用語とその意味を示します。ISDN回線のプロビジョニング方法を決定し、ISDN回線契約の内容を指定するときに、この表を参考にしてください。

 

表 D-4 ISDN BRI回線プロビジョニングの関連用語

用語
定義

CSD

Circuit-Switched Data ― 回線交換データ コール用に同時に接続できるBチャネル数。

CSD CHL

Circuit-Switched Data Channel ― データ コールに使用するBチャネル。

CSD LIMIT

Circuit-Switched Data Limit ― 同時に処理できるデータ コール数。

CSV

Circuit-Switched Voice ― 音声コール用に同時に接続できるBチャネル数。

CSV ACO

Circuit-Switched Voice Additional Call Offering ― Bチャネルの使用中に別のコールがあった場合に通知する。

CSV CHL

Circuit-Switched Voice Channel ― 音声コールに使用するBチャネル。

CSV LIMIT

Circuit-Switched Voice Limit ― 同時に処理できる音声コール数。

CSV NBLIMIT

Circuit-Switched Voice Notification Busy Limit ― 許容される追加の音声コール数。

EKTS

Key System Option ― キー システムが使用されているかどうか。(キー システムでは、端末間で複数の電話番号を共有します。)

MAXB CHL

Maximum B Channels ― 同時に使用できるBチャネル数。

MTERM

Maximum Terminals ― BRI回線上のアクティブな端末の台数。

TERMTYP

Terminal Type ― BRI回線上で使用する端末のタイプ。NI1スイッチの場合、有効なタイプはType AおよびType Cです。

Lucent 5ESSカスタム スイッチのプロビジョニング

表 D-5 に、Lucent 5ESSカスタム スイッチ用のプロビジョニングの概要を示します。

 

表 D-5 Lucent 5ESSカスタム スイッチのプロビジョニング

回線のプロビジョニング
設定

2B1Q回線コード2

2B&D回線

B1

回線交換データまたは音声/データ3

B2

回線交換データまたは音声/データ4

D

シグナリング専用

MTERM

1

MAXB CHNL

2

ACT USR

Y

CSD

2

CSD CHL

Any

TERMTYP

Type A

DISPLAY

Y

CA PREF

1

CA PREF

1

CA PREF

1

コール トランスファ

Y

三者通話

Y

2.ルータをUインターフェイスに接続する場合は、この回線プロビジョニングを指定します。

3.音声機能が不要の場合は、B1をデータ専用にプロビジョニングします。

4.音声機能が不要の場合は、B2をデータ専用にプロビジョニングします。


) Lucent 5ESSカスタム スイッチでは、着信音声プライオリティは使用できません。


Lucent 5ESSカスタム スイッチの場合、次の追加機能を指定できます。

発信電話番号、発信者の識別

コール フォワーディング

コール ピックアップ

Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニング

表 D-6 に、DMS-100カスタム スイッチ用のプロビジョニングの概要を示します。電話会社によっては、Additional Call Offering U(ACOU)をサポートしていない場合があります。契約先の電話会社がACOUをサポートしていない場合は、表 D-7に示すプロビジョニング方法を使用してください。

 

表 D-6 Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニングの概要(ACOUがサポートされる場合)

回線のプロビジョニング
設定

2B1Q回線コード

5

2B&D回線

Version to Functional Signaling

Issue 2(NI1)

コール トランスファ

Yes

三者通話

Yes

TEI

Dynamic

CS

Yes

EKTS

No

セット オプション

Key 1-ACOU 1
Key 2-AFC

5.ルータをUインターフェイスに接続する場合は、この回線プロビジョニングを指定します。

 

表 D-7 Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニング(ACOUがサポートされない場合)

回線のプロビジョニング
設定

2B1Q回線コード

6

2B&D回線

Version to functional signaling

Issue 2(NI1)

TEI

Dynamic

CACH

No

CS

Yes

コール トランスファ

Yes

三者通話

Yes

EKTS

Yes

セット オプション

2 call appearances

6.ルータをUインターフェイスに接続する場合は、この回線プロビジョニングを指定します。

ISDN専用回線の速度

Cisco 800シリーズ ルータは、ISDN専用回線速度64、128、および144 kbpsをサポートしています。

ISDN回線の契約

ISDN BRI回線契約を結ぶには、電話会社に連絡し、次の手続きを行います。


ステップ 1 ルータ用に1つの128 kbps ISDN BRI回線を発注します。

ISDN BRIサービスでは、2つのベアラ チャネル(Bチャネル)および1つのデータ チャネル(Dチャネル)が提供されます。Bチャネル サービスは64 kbpsで動作し、ユーザ データを伝送します。Dチャネル サービスは16 kbpsで動作し、制御情報およびシグナリング情報を伝送しますが、ユーザ データの伝送もサポートできます。

ステップ 2 希望するデータ機能および音声機能を指定します。

NI1スイッチを使用する予定の場合は、この付録の「NI1機能パッケージおよび北米でのISDN発注コード」に記載されている機能パッケージを指定できます。NI1以外のスイッチを使用する予定の場合は、この付録の「 Lucent 5ESSカスタム スイッチ 」および「 Nortel DMS-100カスタム スイッチのプロビジョニング 」に記載されているプロビジョニング方法を参照して、機能を選択してください。

ステップ 3 Cisco 803ルータまたはCisco 804ルータを使用する場合は、必要に応じて追加のコール オファリング オプションを指定します。

この機能を使用すると、ルータの使用中に音声コールを処理できます。

ステップ 4 電話会社から次の情報を入手し、記録しておきます。

a. ISDNスイッチ タイプ

b. SPID(サービス プロファイル識別子)。SPIDは、北米の電話会社だけが割り当てる番号です。SPIDは、ISDN Bチャネルを識別します。SPIDのフォーマットは一般に、ISDN電話番号の後ろに数字を付加したものです(例:40855512340101)。ISDN BRI回線をサポートするスイッチ タイプに応じて、ISDN回線に0、1、または2個のSPIDが割り当てられる場合があります。


 

ルータ上で必要なソフトウェア コンフィギュレーション

ここでは、各種のBRIスイッチ タイプを使用する場合にCisco 800シリーズ ルータ上で必要なコンフィギュレーションについて説明します。

NI1スイッチ

次の表に、マルチポイント構成でCisco 800シリーズ ルータをLucent 5E NI1スイッチと併用する場合に必要なルータ コンフィギュレーションを示します。


) NI1スイッチでは、ポイントツーポイント構成はサポートされません。


 

表 D-8 NI1を使用する場合のコンフィギュレーション

パラメータ
設定
ソフトウェア コマンド

スイッチ タイプ

NI1

isdn switch-type basic-ni1 7

SPID、ディレクトリ番号

Cisco 801および802ルータの場合、SPIDは1つ必要です。
Cisco 803および804ルータの場合、SPIDは2つ必要です。

isdn spid1 spid-number ldn 8

isdn spid2 spid-number ldn

7.ISDNスイッチ タイプの自動検出機能が有効になっている場合は、このコマンドを入力する必要はありません。

8.SPIDの自動検出機能が有効になっている場合は、電話会社によって提供された実際のSPID番号を指定する必要はありません。番号の代わりに、任意の数字または数字列(例:0)を指定できます。

Lucent 5ESSカスタム スイッチ

ここでは、Cisco 800シリーズ ルータをLucent 5ESSカスタム スイッチと併用する場合に必要なルータ コンフィギュレーションについて説明します。

ポイントツーポイント構成

ポイントツーポイント構成でLucent 5ESSカスタム スイッチを使用する場合には、 表 D-9 に示すルータ コンフィギュレーションが必要です。

 

表 D-9 ポイントツーポイント構成でLucent 5ESSカスタム スイッチを使用する場合のコンフィギュレーション

パラメータ
設定
ソフトウェア コマンド

スイッチ タイプ

5ESS

isdn switch-type basic-5ess9

SPID、ディレクトリ番号

SPIDは不要です。ディレクトリ番号は省略可能です。

isdn spid1 spid-number ldn 10

isdn spid2 spid-number ldn

9.ISDNスイッチ タイプの自動検出機能が有効になっている場合は、このコマンドを入力する必要はありません。

10.SPIDを使用しない場合、またはSPIDの自動検出機能が有効になっている場合は、電話会社によって提供された実際のSPID番号を指定する必要はありません。番号の代わりに、任意の数字または数字列(例:0)を指定できます。

マルチポイント構成

マルチポイント構成でLucent 5ESSカスタム スイッチを使用する場合には、 表 D-10 に示すルータ コンフィギュレーションが必要です。

 

表 D-10 マルチポイント構成でLucent 5ESSカスタム スイッチを使用する場合のコンフィギュレーション

パラメータ
設定
ソフトウェア コマンド

スイッチ タイプ

5ESS

isdn switch-type basic-5ess11

SPID、ディレクトリ番号

Cisco 801およびCisco 802ルータの場合は、SPIDは1つ必要です。Cisco 803およびCisco 804ルータの場合は、SPIDは2つ必要です。ディレクトリ番号の使用を推奨します。

isdn spid1 spid-number ldn 12

isdn spid2 spid-number ldn

11.ISDNスイッチ タイプの自動検出機能が有効になっている場合は、このコマンドを入力する必要はありません。

12.SPIDの自動検出機能が有効になっている場合は、電話会社によって提供された実際のSPID番号を指定する必要はありません。番号の代わりに、任意の数字または数字列(例:0)を指定できます。

Nortel DMS-100スイッチ

ここでは、Cisco 800シリーズ ルータをDMS-100カスタム スイッチと併用する場合に必要なルータ コンフィギュレーションについて説明します。

ルータだけを設定する場合

Nortel DMS-100回線上でルータだけを使用する場合には、表 D-11に示すルータ コンフィギュレーションが必要です。

 

表 D-11 Nortel DMS-100 ― ルータだけを使用する場合

パラメータ
設定
ソフトウェア コマンド

スイッチ タイプ

DMS

isdn switch-type basic-dms10013

SPID、ディレクトリ番号

2つ必要

isdn spid1 spid-number ldn14

isdn spid2 spid-number ldn

13.ISDNスイッチ タイプの自動検出機能が有効になっている場合は、このコマンドを入力する必要はありません。

14.SPIDの自動検出機能が有効になっている場合は、電話会社によって提供された実際のSPID番号を指定する必要はありません。番号の代わりに、任意の数字または数字列(例:0)を指定できます。

ルータおよび1台の装置を設定する場合

ISDN回線上でルータおよび1台の装置をNortel DMS-100スイッチと併用する場合には、表 D-12に示すルータ コンフィギュレーションが必要です。


) この構成では、ルータはBチャネルを1つしか使用できません。


 

表 D-12 Nortel DMS-100 ― ルータおよび1台の装置を使用する場合

パラメータ
設定
ソフトウェア コマンド

スイッチ タイプ

DMS

isdn switch-type basic-dms10015

SPID、ディレクトリ番号

1つ必要

isdn spid1 spid-number ldn16

isdn spid2 spid-number ldn

15.ISDNスイッチ タイプの自動検出機能が有効になっている場合は、このコマンドを入力する必要はありません。

16.SPIDの自動検出機能が有効になっている場合は、電話会社によって提供された実際のSPID番号を指定する必要はありません。番号の代わりに、任意の数字または数字列(例:0)を指定できます。

北米以外のスイッチを使用する場合のルータ コンフィギュレーション

北米以外で使用されているISDN BRI回線には、SPIDの割り当てはありません。SPIDを使用しない回線に接続する場合、一部のソフトウェア コマンドに見られる省略可能な引数 spid-number は、省略してください。

1TR6スイッチ

1TR6回線には、複数の加入者番号(ドイツでは一般に[extended addressing]といいます)を設定することができます。通常、この回線には、BRI回線上の端末装置ごとに使用できる8つのディレクトリ番号グループ(連番)が割り当てられます。これらの番号は、コール ルーティング用にアナログ電話ポート別の割り当てにも使用します。