Cisco 3800 シリーズ ルータ ハードウェア マ ニュアルの概要
装置ラックへの Cisco 3800 シリーズ ルータ の取り付け
装置ラックへの Cisco 3800 シリーズ ルータの取り付け
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/08/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

装置ラックへの Cisco 3800 シリーズ ルータの取り付け

ラックへのルータの取り付け

ルータのエアーフロー図

ラック取り付け用ブラケットのルータへの取り付け

ラックへのルータの取り付け

オプションのケーブル管理ブラケットの取り付け

ルータのアース

装置ラックへの Cisco 3800 シリーズ ルータの取り付け

このマニュアルでは、Cisco 3800 シリーズ サービス統合型ルータを装置ラックに取り付ける手順を説明します。ルータをラックに取り付けた後で、シャーシを信頼性の高いアースに接続する必要があります。これらの手順は、次の各項で説明します。

「ラックへのルータの取り付け」

「ルータのアース」

シスコのルータでの作業を行う前に、「 Cisco 3800 シリーズ ルータの設置準備要件と計画 」の「安全上の注意」およびルータ付属の『 Cisco 2800 Series and Cisco 3800 Series Integrated Services Routers Regulatory Compliance and Safety Information 』に記載されている、安全に関する情報を参照してください。


) Cisco 3800 シリーズ ルータは、机やテーブルの上に置くようには設計されていません。


Cisco 3800 シリーズ ルータは、ネットワーク モジュール、WAN インターフェイス カード(WIC)、音声インターフェイス カード(VIC)、および電源装置が取り付けられた状態で出荷されます。この他にオプションの機器を注文された場合は、その機器も取り付けられています。これらの機器やその他の機器の取り外しや取り付けが必要である場合は、ルータをラックに取り付ける前に行うことをお勧めします。この時点ならば、作業がしやすく、ネットワークとの接続を切断する必要もないからです。手順については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco 3800 シリーズ ルータでのネットワーク モジュールの取り付け

Cisco 3800 シリーズ ルータでのインターフェイス カードの取り付け

Cisco 3800 シリーズ ルータの内部コンポーネントの取り付けおよびアップグレード

コンポーネントの取り外しと取り付けは、ルータがラック内にある状態でも可能ですが、Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの場合は次の例外があります。

SDRAM メモリ

Advanced Integration Module(AIM)

Packet Voice Data Module(PVDM; パケット音声データ モジュール)

内部電源装置


警告 ブランクの前面プレート(フィラー パネル)には、3 つの重要な役割があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。
ステートメント 1029



警告 カバーは、この製品の安全設計上、不可欠な部品です。カバーが取り付けられていない状態で、装置を稼動させないでください。ステートメント 1077


ラックへのルータの取り付け

装置ラックへのルータの取り付けは、ネットワークおよび電源の接続の前に行ってください。


警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対にしないでください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。ステートメント 1032



注意 ルータの損傷を防ぐために、前面のプラスチック製パネル(ベゼル)を持ってルータを持ち上げたり傾けたりはしないでください。ルータは必ず金属本体を持つようにしてください。

Cisco 3800 シリーズ ルータは、19 インチまたは 23 インチのラックに、ルータ付属のブラケットを使用して取り付けることができます。このブラケットを図 1 および図 2 に示します。左右のブラケットは入れ替え可能です。


) ルータを 23 インチ ラックに取り付けるには、ラックの製造元から提供されているブラケット アダプタが必要です。


図 1 Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのラックマウント ブラケット

 

図 2 Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのラックマウント ブラケット

 

エアーフローおよびアクセスの要件に応じて取り付け方法が限定されることがあります。エアーフロー図については、図 3 および図 4 を参照してください。ルータを取り付けるには、次の方法があります。

中央取り付け:ブラケットをルータの中央に取り付けて、前面パネルまたは背面パネルを前に向けます。

前面取り付け:ブラケットをルータの前面に取り付けて、前面パネルを前に向けます。

背面取り付け:ブラケットをルータの背面に取り付けて、背面パネルを前に向けます。

ルータのエアーフロー図

エアーフローは、ルータのモデルによって異なります。図 3 および図 4 に、エアーフローのパターンを示します。

図 3 Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのエアーフロー図

 

図 4 Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのエアーフロー図

 

ラック取り付け用ブラケットのルータへの取り付け

マウント ブラケットをルータに取り付けます。No.2 プラス ドライバを使用して、ブラケット付属のネジを取り付けてください。図 5 から図 8 に、ブラケットを取り付ける位置を示します。これらの図では、Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータを例として使用しています。


注意 ネジを締めすぎないように注意してください。推奨トルクは、Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの場合は 1.1 ~ 1.4 N-m(10 ~ 12 インチ ポンド)、Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータの場合は 1.7 ~ 2.0 N-m(15 ~ 18 インチ ポンド)です。


注意 ルータ冷却用の通気が妨げられないようにルータを設置してください。エアーフローに関する要件については、図 3 および図 4 を参照してください。

図 5 前面取り付けの場合のブラケット取り付け

 

図 6 背面取り付けの場合のブラケット取り付け

 

図 7 中央取り付けで前面パネルを前に向ける場合のブラケット取り付け

 

図 8 中央取り付けで背面パネルを前に向ける場合のブラケット取り付け

 

ラックへのルータの取り付け


警告 ラックにこの装置をマウントしたり、ラック上の装置の作業を行うときは、ケガをしないように、装置が安定した状態に置かれていることを十分に確認してください。安全に関するガイドラインは次のとおりです。

この装置だけをラックにマウントする場合、ラックの一番下にマウントしてください。すでに別の装置がマウントされているラックにこの装置をマウントする場合、最も重い装置を一番下にして、重い順にラックの下から上へと設置するようにします。ラックにスタビライザが付属している場合、スタビライザを取り付けてから、ラックへマウントまたはラックでの作業を行ってください。

ステートメント 1006


ルータをラックに取り付けて、両側の 2 本のネジを締めます。ラック取り付けネジは、ラックに付属しています。ルータには付属していません。


注意 ラック内の各ルータの上下に空間を残してください。これは、冷却用の空気が循環できるようにするためです。


ヒント ネジは、下の方のペアから先に締めてください。下の方のネジがブラケットを支えている状態で、上のネジのペアを締めます。


オプションのケーブル管理ブラケットの取り付け

オプションのケーブル管理ブラケット(Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのみ)は、ケーブルの整理と引き回しのための取り付けポイントとなります。ケーブル管理ブラケットは、左または右のラックマウント ブラケットに、付属のネジを使用して取り付けます。ケーブル管理ブラケットを取り付けるネジ穴は、上下どちらでもかまいません。取り付け位置については、図 9 を参照してください。

図 9 オプションのケーブル管理ブラケットの取り付け

 

ルータのアース


警告 この装置には、アースを施す必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。ステートメント 1024



警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94


ルータ シャーシを、信頼性の高いアースに接続する必要があります。アース線は、地域の電気安全規格に従って取り付けなければなりません。

NEBS 準拠アースの場合は、AWG 6(13 mm 2 )のワイヤと 2 穴バレル ラグ端子(ルータ アクセサリ キットに含まれています)を使用します。

NEC 準拠アースの場合は、AWG 14(2 mm 2 )以上のワイヤと、適切なリング端子(ユーザが用意)を使用します。

EN/IEC 60950 準拠アースの場合は、AWG 18(1 mm 2 )以上のワイヤと、適切なリング端子(ユーザが用意)を使用します。

ルータを信頼性の高いアースに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 アース線の一端の被覆を、2 穴バレル ラグ端子またはリング端子に必要な長さまで剥ぎ取ります。

NEBS 2 穴バレル ラグ端子の場合は、約 20 mm(0.75 インチ)

ユーザが用意したリング端子の場合は、その端子に必要な長さまで

ステップ 2 適切なサイズのワイヤ圧着工具を使用して、アース線を 2 穴バレル ラグ端子またはリング端子に圧着します。

ステップ 3 2 穴バレル ラグ端子またはリング端子をルータ シャーシに取り付けます。図 10図 11図 12、または図 13 を参照してください。2 穴バレル ラグ端子の場合は、付属のネジ 2 本と非脱落型ロック ワッシャを使用します。リング端子の場合は、付属のネジのうち 1 本を使用します。0.9 ~ 1.1 N-m(8 ~ 10 インチ ポンド)のトルクでネジを締めます。

ステップ 4 アース線の反対側の端を、設置場所にある適切なアース ポイントに接続します。

図 10 NEBS 準拠 2 穴バレル ラグ端子を使用したアース接続(Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータ)

 

図 11 NEBS 準拠 2 穴バレル ラグ端子を使用したアース接続(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータ)

 

図 12 リング端子を使用したアース接続(Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータ)

 

図 13 リング端子を使用したアース接続(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータ)

 


 

ルータの取り付けとアース接続が完了したら、電源コード、WAN、LAN、および音声のケーブル、および管理アクセスのためのケーブルを接続します。ケーブル接続の手順については、 「Cisco 3800 シリーズ ルータへのケーブル接続」 の次に示す項を参照してください。

「電源の接続」

「WAN、LAN、および音声ケーブルの接続」

「コンソールまたはモデムへの接続」