Cisco 3800 シリーズ ルータ ハードウェア マ ニュアルの概要
Cisco 3800 シリーズ ルータの内部コンポー ネントの取り付けおよびアップグレード
Cisco 3800 シリーズ ルータの内部コンポーネントの取り付けおよびアップグレード
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/08/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

Cisco 3800 シリーズ ルータの内部コンポーネントの取り付けおよびアップグレード

安全上の警告

電気機器の安全な取り扱い

静電破壊の防止

Cisco3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し

Cisco3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し

Cisco3845 および 3845-NOVPNルータのプラグイン マザーボードの取り外し

マザーボード上のコンポーネントの位置

SDRAM DIMM の取り外しと取り付け

DIMM の位置と向き

SDRAM DIMM の取り外し

SDRAM DIMM の取り付け

AIM の取り付けと取り外し

概要

アクセサリ キット

AIM の取り付け

マザーボードへの AIM の接続

Cisco 3800 ルータへの AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 の取り付け

AIM の取り付けの確認

AIM ラベルの貼り付け

AIM の取り外し

AIM への CompactFlash メモリ カードの取り付け

PVDM の取り付けと取り外し

PVDM の位置と向き

PVDM の取り付け

PVDM の取り外し

Cisco3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置の取り付け

既存の電源装置の取り外し

AC 電源装置の取り付け

DC 電源装置の取り付け

IP Phone 電源装置の取り付け

Cisco3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け

Cisco3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの再取り付け

Cisco3845 および 3845-NOVPNルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換

Cisco3845 および 3845-NOVPN ルータのファン トレイおよび電源装置の取り外しと取り付け

Cisco 3800 シリーズ ルータの取り付けと予防保守

Cisco 3800 シリーズ ルータの内部コンポーネントの取り付けおよびアップグレード

このマニュアルでは、Cisco 3800 シリーズ サービス統合型ルータの内部にある次のコンポーネントを取り付ける、またはアップグレードする手順を説明します。

SDRAM DIMM メモリ モジュール

Advanced Integration Module(AIM)

Packet Voice Data Module(PVDM; パケット音声データ モジュール)

電源装置

マザーボード(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータ用)

ファン トレイ(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータ用)

ルータに取り付け可能な SDRAM、AIM、PVDM、および電源装置の最大数については、 「Cisco 3800 シリーズ ルータの概要」 の次の各項を参照してください。

「モジュールおよびインターフェイス カードの容量」

「メモリ」

「電源」

これらのコンポーネントの取り付けや取り外しの手順は、ルータのモデルによって異なります。

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの場合は、電源装置やマザーボードの作業を行うにはルータのカバーを取り外す必要があります。「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し」に従ってください。その後で、電源装置をそのトレイとともに取り外すと、マザーボード上のメモリ モジュール、AIM、PVDM の作業や電源装置の交換ができるようになります。「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し」に従ってください。

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータの場合は、メモリ モジュール、AIM、PVDM の作業またはマザーボードの交換を行うには、マザーボードをルータ背面から引き出します。「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り外し」に従ってください。

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのファン トレイと電源装置は、ルータの前面にあります。「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのファン トレイおよび電源装置の取り外しと取り付け」に従ってください。

このマニュアルで説明する内容は、次のとおりです。

「安全上の警告」

「電気機器の安全な取り扱い」

「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し」

「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し」

「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り外し」

「マザーボード上のコンポーネントの位置」

「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」

「AIM の取り付けと取り外し」

「PVDM の取り付けと取り外し」

「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置の取り付け」

「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの再取り付け」

「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換」

「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのファン トレイおよび電源装置の取り外しと取り付け」

これらの手順を実行する前に、「電気機器の安全な取り扱い」の説明に従って、電源をオフにし、カバーを取り外してください。

安全上の警告


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 93



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この装置の設置および保守は、保守担当者(AS/NZS 3260 で定義)が行ってください。この装置を誤って一般コンセントに接続すると危険な場合があります。主電源コネクタの電源を抜く前、ハウジングが開いている間、または主電源コネクタの電源を抜く前でハウジングが開いている間に、通信回線を切断する必要があります。ステートメント 1043



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムを扱う場合は、電源をオフにし、電源コードを外してください。ステートメント 1



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 装置の電源がオン/オフにかかわらず、WAN ポート内部には危険なネットワーク間電圧がかかっています。感電事故を防ぐため、WAN ポート付近で作業する場合は十分に注意してください。ケーブルを取り外す場合は、装置側から先にケーブルを切り離してください。ステートメント 1026



警告 けがまたはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対にしないでください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。ステートメント 1032


電気機器の安全な取り扱い

電気機器を取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

作業を行う室内の緊急電源遮断スイッチの場所を確認しておいてください。電気事故が発生した場合に、ただちに電源を切ることができるようにするためです。

ルータの作業を行う前に、電源をオフにして電源コードを外してください。

次の作業を行う場合は、事前にすべての電源を切断してください。

ルータ シャーシの取り付けまたは取り外し

電源装置付近での作業

危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

回路の電源が切断されているとは思い込まないでください。必ず確認してください。

作業場所の安全を十分に確認してください。濡れた床、アースされていない電源延長コード、保護アースの不備などは、危険を招くおそれがあります。

電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

負傷しないように注意してください。

ルータの電源をオフにしてください。

可能であれば、医療援助を求めるために誰か別の人を呼んでもらうようにしてください。それができない場合は、負傷者の状況を見極めてから救援を要請してください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

静電破壊の防止

Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。ESD はプリント回路カードの取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。カードの取り付けと取り外しを行うときは、必ず静電破壊防止手順に従ってください。ルータが電気的にアースに接続されていることを確認してください。静電気防止用リスト ストラップは、必ず肌に密着させて着用してください。ルータ フレームの塗装されていない面にクリップを取り付けて、不要な静電気を安全にアースしてください。静電破壊や感電を防止するには、リスト ストラップとコードを正しく使用する必要があります。リスト ストラップがない場合は、シャーシの金属部分に触れて、身体から電気を逃がしてください。


注意 安全のために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 Mohm でなければなりません。

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置やマザーボードの作業を行うには、カバーを取り外す必要があります。この手順を実行するには、ルータをラックから取り外す必要があります。No.1 と No.2 のプラス ドライバが必要です。

ルータに AC または DC 電源が使用されている場合は、次の警告に留意してください。


警告 電源コードが接続されているときは、電源装置に触らないでください。電源スイッチがあるシステムの場合は、電源スイッチがオフでも、電源コードが接続されているときは電源装置内に入力電圧が存在します。電源スイッチのないシステムの場合は、電源コードが接続されているときは電源装置内に入力電圧が存在します。ステートメント 4


ルータに DC 電源が使用されている場合は、次の警告に留意してください。


警告 次の手順を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003



注意 カバーを取り外す前に、CompactFlash メモリ カードのイジェクト ボタンが前面パネルと同じ面まで押し込まれていることを確認してください。ボタンがパネルから突き出している場合は、カバーを取り外したときにボタンが損傷する可能性があります。


注意 ルータへの損傷を防ぐために、プラスチックのベゼルを外すことはしないでください。


ステップ 1 ルータの電源をオフにして、ルータの前面から電源コードを外します。


警告 TNV に接触しないように、シャーシを開く前に電話線を取り外してください。ステートメント 1041


ステップ 2 ルータの背面パネルから、すべてのネットワーク インターフェイス ケーブルを取り外します。

ステップ 3 ルータをラックから取り外します。No.2 プラス ドライバを使用して、ラックマウント ブラケットをルータから取り外します。

ステップ 4 ルータを平らなところに置きます。ルータ上面の 3 本のネジを取り外して、なくさないように安全な場所に置きます。

ステップ 5 両側のパネルに 3 本ずつあるネジを取り外して、なくさないように安全な場所に置きます。

ステップ 6 カバーをシャーシ前面方向に約 25 mm(1 インチ)スライドさせます。図 48を参照してください。

ステップ 7 カバーを持ち上げてルータ本体から外します。

ステップ 8 Cisco 3825 および 3825-NOVPN の電源装置を交換する、またはマザーボード上のコンポーネントの作業を行うには、電源装置を取り外す必要があります。「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し」に進んでください。

図 48 Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し

 

1

カバーを前面方向にスライドさせる

2

カバーを本体から外す


 

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリは、電源装置と、この電源装置が取り付けられているトレイで構成されています。

電源装置を交換する、またはマザーボードの作業を行うために電源装置アセンブリを Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータから取り外す手順は、次のとおりです。No.2 プラス ドライバが必要です。


ステップ 1 ルータのカバーを取り外します。手順は「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し」を参照してください。

ステップ 2 図 49 を参照して、電源装置アセンブリの位置を確認します。内部電源ケーブルがある場合は、電源装置の角のコネクタから取り外してください。

図 49 Cisco 3825 および 3825-NOVPN の電源装置

 

1

電源装置

2

非脱落型取り付けネジ

ステップ 3 No.2 プラス ドライバを使用して、電源装置トレイの非脱落型取り付けネジを緩めます。電源装置アセンブリを持ち上げて、ルータから外します。

ステップ 4 マザーボード上の SDRAM DIMM、AIM、または PVDM の取り付けまたは交換を行うには、「マザーボード上のコンポーネントの位置」に進んでください。新しい電源装置を取り付けるには、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置の取り付け」に進んでください。


 

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り外し

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのマザーボードに取り付けられたメモリ モジュール、AIM、および PVDM の作業を行う、またはマザーボードを交換のために取り外す手順は、次のとおりです。No.2 プラス ドライバが必要です。ルータをラックから取り外す必要はありません。

マザーボードを取り外すときにルータの電源をオフにしなくてもかまいませんが、マザーボードが再度取り付けられるまでは、ルータは動作しません。


ステップ 1 No.2 プラス ドライバを使用して、2 本の非脱落型取り付けネジ(マザーボードの両側に 1 本ずつ)を緩めます(図 50 を参照)。

ステップ 2 両側のイジェクト レバーを外側に回転させてから、マザーボードを慎重にまっすぐ引いてルータから取り出します。静電気防止用シートの上に置きます。


注意 マザーボードは、ESD(静電気放電)の影響を受けやすいコンポーネントです。損傷を防ぐために、静電気防止関連のすべての注意事項に従ってください。

図 50 Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのマザーボードの取り外し

 

1

非脱落型取り付けネジを緩める

2

イジェクト レバーを外側に回転させる


 

マザーボード上の SDRAM DIMM、AIM、または PVDM の取り付けまたは交換を行うには、「マザーボード上のコンポーネントの位置」に進んでください。

マザーボード上のコンポーネントの位置

図 51 および図 52 に、Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータと Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのマザーボード上の SDRAM DIMM、AIM、および PVDM の位置を示します。

図 51 Cisco 3825 および 3825-NOVPN のマザーボード上のコンポーネントの位置

 

1

PVDM3

7

MEMORY 1

2

PVDM2

8

MEMORY 0

3

PVDM1

9

IP Phone 電源コネクタ

4

PVDM0

10

ジャンパ ヘッダー

5

AIM0

11

プライマリ電源コネクタ

6

AIM1

12

セカンダリ電源コネクタ

図 52 Cisco 3845 および 3845-NOVPN のマザーボード上のコンポーネントの位置

 

1

PVDM3

6

AIM1

2

PVDM2

7

MEM0

3

PVDM1

8

MEM1

4

PVDM0

9

ジャンパ ヘッダー

5

AIM0

10

ファン トレイ アセンブリ用電源コネクタ

SDRAM DIMM の取り外しと取り付け

Cisco 3800 シリーズ ルータには、256 MB の ECC DDR SDRAM が搭載されています。2 つの DIMM スロットを、128 MB、256 MB、または 512 MB の DIMM を使用して最大 1024 MB にアップグレードすることができます。SDRAM DIMM を 1 つしか使用しない場合は、どちらの DIMM コネクタに取り付けてもかまいません。


注意 DIMM を取り外したり取り付けたりするときには、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側は、ルータの金属部分に固定します。


注意 DIMM を扱う場合は、必ず端を持ってください。DIMM は Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると故障する可能性があります。

DIMM の位置と向き

マザーボード上の 2 つの SDRAM DIMM コネクタは、MEMORY 0 および MEMORY 1(Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの場合)または MEM0 および MEM1(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータの場合)という名称が付いています。DIMM の位置については、図 51 および図 52 を参照してください。

DRAMM DIMM は、間違った方向に差し込まないように、かみ合わせる側に方向ノッチがあります。図 53 に、DRAM DIMM の方向ノッチを示します。

図 53 DRAM DIMM の方向ノッチ

 

SDRAM DIMM の取り外し

SDRAM DIMM をマザーボードから取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 DIMM の両側のラッチを引いて解放します。これで、DIMM がわずかに持ち上がります。DIMM を持ち上げて、コネクタから完全に取り外します。図 54を参照してください。

図 54 DRAM DIMM の取り外し

 

1

ラッチを解放する

2

DIMM を取り外す

 

ステップ 2 ESD による損傷を受けないように、静電気防止用袋に DIMM を収めます。


 

SDRAM DIMM の取り付け


注意 DIMM を同じコネクタに、25 回を超えて挿入しないでください。何度も挿入すると、コネクタが損傷することがあります。

SDRAM DIMM を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 DIMM コネクタのラッチが両方とも開いていることを確認します。

ステップ 2 方向ノッチがコネクタのキーに合うように DIMM の向きをあわせます。図 55を参照してください。

ステップ 3 DIMM を慎重にコネクタに挿入します。

ステップ 4 DRAM DIMM を慎重に、しっかりと押し込みます。十分に押すと、両方のラッチが回転して閉じ、DIMM が固定されます。

図 55 DRAM DIMM の取り付け

 

1

DIMM を挿入する

2

ラッチが回転して閉じる


 

AIM を取り付けるには、「AIM の取り付けと取り外し」に進んでください。PVDM を取り付けるには、「PVDM の取り付けと取り外し」に進んでください。コンポーネントの取り付けが完了したら、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」または「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換」に進んでください。

AIM の取り付けと取り外し

概要

Advanced Integration Module(AIM)は、追加機能をハードウェア ベースでサポートするためのコンポーネントです。AIM はマザーボード上のコネクタに差し込むようになっているので、外部のインターフェイスや接続は不要です。スペアとして販売されている AIM には、そのタイプを示すラベルが付属しています。

Cisco 3800 シリーズには、AIM コネクタが 2 つあり、AIM0 および AIM1 というラベルが付いています。AIM コネクタの位置については、図 51 および図 52 を参照してください。 表 7 に、Cisco 3800 シリーズ ルータでサポートされる AIM の一覧を示します。

 

表 7 Cisco 3800 ルータでサポートされる AIM

シスコ部品番号
タイプ

AIM-ATM=

ATM

ATM-COMPR4=

圧縮

AIM-CUE=

Unity Express

AIM2-CUE-K9

Unity Express

AIM2-APPRE-104-K9

AXP - Application eXtension Platform

AIM-IPS

侵入防御システム

AIM-VPN/EPII-PLUS=(Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータ用)

DES/3DES/AES VPN 暗号化/圧縮

AIM-VPN/HPII-PLUS=(Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータ用)

DES/3DES/AES VPN 暗号化/圧縮

アクセサリ キット

Cisco ISR 3800 シリーズ ルータに AIM を取り付けるのに必要な取り付け金具は、マシン ネジ山付き金属製支柱 2 個、マシン ネジ山付き金属製ネジ 2 個、およびスナップ式プラスチック製支柱 1 個です。

AIM によっては付属のアクセサリ キットが異なる場合があります。また、複数のアクセサリ キットが付属している場合もあります。必要に応じて、スナップ式プラスチック製支柱はあるキットから、マシン ネジ山付き金属製支柱と金属製のネジは別のキットからというように、使い分けてください。

AIM によっては付属のアクセサリ キットが異なる場合があります。また、複数のアクセサリ キットが付属している場合もあります。ほとんどの AIM では、ネジ山付きプラスチック製支柱を使用します。AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 モジュールを Cisco 3800 ルータに取り付けるには、69-1870-01 取り付けキットに入っている M3.0 ネジ 2 本、六角支柱、バンド付き六角支柱、および M2.5 ネジを使用します。

AIM の取り付け

次の手順には、1/4 インチ ナット ドライバと No. 1 プラス ドライバが必要です。


注意 AIM の取り外しまたは取り付けを行うときは、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側は、ルータの金属部分に固定します。


注意 AIM を扱うときは、必ず端だけを持ってください。AIM は Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると故障する可能性があります。

マザーボードへの AIM の接続

AIM をマザーボードに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マザーボード上の、使用する AIM コネクタの近くにある 3 本のネジを取り外します。図 56 に、一般的な取り付けを示します。

図 56 AIM を取り付けるためにマザーボードからネジを取り外す

 

A

金属製支柱の位置

B

プラスチック製支柱の位置

ステップ 2 アクセサリ キットから金属製のネジを切った支柱を 2 つ取り出します。板金状のネジを切った金属製支柱は使用しません。図 57 に、これらの金属製支柱を示します。

図 57 金属製支柱

 

ステップ 3 金属製のネジを切った支柱 2 個を、図 56の A で示すネジの位置に取り付けます。1/4 インチのナット ドライバを使用して支柱を締めます。


注意 支柱をまっすぐ取り付けるようにしてください。徐々にしっかり締めます。肩部分がマザーボードにきちんと固定されていなければなりません。

ステップ 4 AIM によっては、白の支柱をシャーシに取り付ける必要があります。ボードにしっかりと固定してください。

図 58 ネジ山付きプラスチック製支柱

 

ステップ 5 AIM 上のコネクタをマザーボード上のコネクタに差し込みます。AIM がコネクタに装着されるまで、しっかりと押してください。プラスチック製支柱が AIM ボードの穴にぴったりとはまる必要があります。図 59を参照してください。

ステップ 6 アクセサリ キットに入っているネジを切った金属製ネジを金属製支柱に差し込みます。図 59を参照してください。No.1 プラス ドライバを使用して、ネジを慎重に締めます。

ステップ 7 AIM がマザーボードに正しく取り付けられていることを確認してください。図 59を参照してください。

図 59 マザーボードに取り付けられた AIM

 


 

Cisco 3800 ルータへの AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 の取り付け

Cisco 3800 ルータには、AIM コネクタが 2 つあります(AIM スロット 0 と AIM スロット 1)。バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)暗号化 AIM 1 つまたはボイスメール AIM 1 つをいずれかのスロットに取り付けることができますが、両方のスロットに取り付けることはできません。音声/データ圧縮 AIM と ATM AIM は、両方のスロットに取り付けることができます。

使用するアクセサリ キット

AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 モジュールを Cisco 3800 ルータに取り付けるには、69-1870-01 取り付けキットに入っている M3.0 ネジ 2 本、六角支柱、バンド付き六角支柱、および M2.5 ネジを使用します。キットの中のこれ以外のパーツは廃棄してもかまいません。

取り付け手順

AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 を Cisco 3800 ルータに取り付ける手順は、次のとおりです。


) システム ボード上に取り付け金具がすでにある場合、または既存の AIM を交換する場合は、ステップ 2ステップ 3 をスキップしてください。



ステップ 1 AIM コネクタの位置を確認します。

ステップ 2 システム ボード上の、使用する AIM コネクタの近くにある 3 本のネジを取り外します(図 60 は、AIM を AIM スロット 0 に取り付ける場合に取り外すネジの位置を示しています)。

図 60 システム ボードからネジを取り外す(AIM スロット 0 に取り付ける場合)

 

A

金属製支柱の位置

B

上部バンド付き金属製支柱の位置

ステップ 3 金属製支柱 2 個(アクセサリ キットに含まれています)を、図 60 の A で示す 2 本のネジの位置に取り付けます。1/4 インチのナット ドライバを使用して支柱を締めます。

ステップ 4 上部バンド付き六角支柱(図 61)を、図 60 の B で示すネジの位置に取り付けます。支柱を指で、または 3/16 インチ オープンエンド レンチを使用して十分に注意しながら、しっかりと回して締めます。肩部分がシステム ボードにきちんと固定されていなければなりません(図 62 を参照)。

図 61 バンド付き六角支柱

 

ステップ 5 AIM をシステム ボード上の AIM コネクタに差し込みます(図 62 を参照)。

ステップ 6 M3 ネジ(アクセサリ キットに含まれています)を、AIM を通して金属製支柱に差し込みます。プラス ドライバを使用して、ネジを慎重に締めます。

ステップ 7 M2.5 ネジを、AIM2-CUE-K9 または AIM2-APPRE-104-K9 を通して上部バンド付き六角支柱に差し込み、しっかりと締めます(図 62 を参照)。

図 62 AIM2-CUE-K9 をシステム ボードに取り付ける

 

ステップ 8 AIM がシステム ボードに正しく取り付けられていることを確認してください。

 

ステップ 9 モジュールの取り付けが完了したら、ルータのカバーを取り付けます。 「Installing the Chassis Cover」(P.56) を参照してください。

ステップ 10 AIM のラベルを、「AIM ラベルの貼り付け」の説明に従ってシャーシの外側に貼ります。


 

 

 

AIM の取り付けの確認

取り付けられた AIM に関するハードウェア情報を取得するには、show diag 0 コマンドを使用します。次の例では、ATM AIM 0 に関するハードウェア リビジョンと追加情報が表示されています。

Router# show diag 0
.
.
.
ATM AIM 0:
 

AIM ラベルの貼り付け

AIM には、2 つの部分からなる粘着ラベルが付属しています。このラベルは、取り付けキットの中にあるか、AIM カードに添付されています。ラベルの一方の部分はマザーボード上の AIM を識別するのに使用し、もう一方の部分をルータの外側に貼ります。ラベルを貼る手順は次のとおりです。


ステップ 1 ラベルが AIM カードに添付されている場合は、ラベルをミシン目の位置で慎重に切り離します。ラベルが取り付けキットの中にある場合は、ミシン目の位置で 2 つに切り離して、一方を AIM カードに貼ります。

ステップ 2 もう一方を、ルータの背面パネルの端付近の、何もない部分に貼ります。背面パネル上に適切なスペースがない場合は、カバーの背面側の端に貼ってください。


) AIM ラベルは、ブランク カバー プレートや、取り外し可能なネットワーク モジュールやインターフェイス カードに貼らないでください。穴、ネジ、または既存のラベルにかぶせて貼らないでください。



 

AIM の取り外し

AIM を取り外す手順は、次のとおりです。No.2 プラス ドライバが必要です。


ステップ 1 取り外す AIM の位置を確認します。

ステップ 2 No.2 プラス ドライバを使用して、2 本のネジを AIM から取り外します(図 63 を参照)。

図 63 ネジを AIM から取り外す

 

ステップ 3 AIM を慎重に持ち上げて、コネクタおよびプラスチック製支柱から外します。AIM は常にマザーボードと水平にしてください。これは、コネクタおよびプラスチック製支柱の損傷を防ぐためです。ESD による損傷を受けないように、静電気防止用袋に AIM を収めます。


 

SDRAM DIMM を取り付けるには、「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」に進んでください。PVDM を取り付けるには、「PVDM の取り付けと取り外し」に進んでください。コンポーネントの取り付けが完了したら、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」または「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換」に進んでください。

AIM への CompactFlash メモリ カードの取り付け

ここでは、CompactFlash メモリ カードを AIM に取り付ける手順を説明します。


) どの AIM にも CompactFlash メモリ カードの取り付けが必要というわけではありません。



ステップ 1 AIM 上の CompactFlash メモリ カードの位置を確認します(図 64 を参照)。

ステップ 2 CompactFlash メモリ カードのコネクタ端をコネクタに挿入します。カード全体がコネクタに収まるまで挿入してください(図 64 および図 65 を参照)。

ステップ 3 AIM を再び取り付けます。手順は「AIM の取り付けと取り外し」を参照してください。

ステップ 4 シャーシ カバーを再び取り付けます。手順は「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの再取り付け」および「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換」を参照してください。

ステップ 5 「AIM の取り付けの確認」を参照してください。


 

図 64 AIM 上の CompactFlash メモリ カードの位置

 

図 65 AIM 上の CompactFlash メモリ カードの取り付け

 

PVDM の取り付けと取り外し

Cisco 3800 シリーズ ルータには、シスコ パケット音声データ モジュール バージョン II(PVDM-II)を 4 個まで取り付けることができます。これは、拡張版のデジタル信号プロセッサ(DSP)をサポートするためのモジュールです。


注意 PVDM の取り外しまたは取り付けを行うときは、必ず静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。リスト ストラップの装置側は、ルータの金属部分に固定します。


注意 PVDM を扱うときは、必ず端だけを持ってください。PVDM は Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)の影響を受けやすいコンポーネントなので、扱いを誤ると故障する可能性があります。

PVDM の位置と向き

マザーボード上には PVDM コネクタが 4 つあり、PVDM0、PVDM1、PVDM2、PVDM3 という名称が付いています。PVDM の位置については、図 51 および図 52 を参照してください。PVDM は、間違った方向に差し込まないように、かみ合わせる側に方向ノッチがあります。図 66 に、PVDM の方向ノッチを示します。

図 66 PVDM の方向ノッチ

 


 

PVDM の取り付け

PVDM を取り付ける手順は、次のとおりです。


) PVDM は、PVDM 0 コネクタから順に取り付けます。



ステップ 1 マザーボード上の PVDM コネクタの位置を確認します。PVDM コネクタの位置については、図 51 および図 52 を参照してください。

ステップ 2 方向ノッチがコネクタのキーに合うように PVDM の向きをそろえます。図 66を参照してください。

ステップ 3 PVDM を傾けたまま、慎重に PVDM コネクタに差し込みます。PVDM を垂直に立てると、両端のクリップが動いて固定されます。図 67を参照してください。

図 67 PVDM の取り付け

 

1

PVDM を垂直にする

2

クリップで固定される


 

PVDM の取り外し

PVDM をマザーボードから取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 PVDM を固定している両端のクリップを外してから、PVDM を傾けてコネクタから外します。図 68を参照してください。

図 68 PVDM の取り外し

 

1

クリップを外す

2

PVDM を傾ける

 

ステップ 2 ESD による損傷を受けないように、静電気防止用袋に PVDM を収めます。


 

SDRAM DIMM を取り付けるには、「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」に進んでください。AIM を取り付けるには、「AIM の取り付けと取り外し」に進んでください。コンポーネントの取り付けが完了したら、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」または「Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換」に進んでください。

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置の取り付け

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータに使用できる電源装置には、次の 3 種類があります。

AC 電源装置(外部 AC 電源で動作)

DC 電源装置(外部 DC 電源で動作)

IP Phone 電源装置(外部 AC 電源で動作)。この電源装置は、ルータへの電力供給に加えて、ルータに接続されたすべての IP Phone への電力供給が可能です。

次の各項では、電源装置の種類別に取り付けの手順を説明します。

既存の電源装置の取り外し

既存の電源装置を Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータから取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータのカバーを取り外します。手順は「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの取り外し」を参照してください。

ステップ 2 電源装置とトレイ アセンブリを取り外します。手順は「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの取り外し」を参照してください。

ステップ 3 電源装置アセンブリの上下を逆にして、トレイを上にします。

ステップ 4 No.1 プラス ドライバを使用して、電源装置をトレイに固定している 2 本のネジを取り外します。電源装置をトレイから外します。図 69を参照してください。

図 69 Cisco 3825 および 3825-NOVPN の電源装置をトレイから外した状態

 


 

AC 電源装置の取り付け

AC 電源装置の電源コネクタは 1 つだけです(図 70図 70 を参照)。

図 70 AC 電源装置

 

 

1

プライマリ電源コネクタ

 

 

次の手順に従って、電源装置を電源装置トレイに取り付けます。


ステップ 1 トレイの右側が上になるように置きます。新しい電源装置を、トレイ前面の壁にそろえます。

ステップ 2 電源装置をトレイに固定するネジを元の位置に戻して、しっかりと締めます。


 

図 71 のとおりに、プライマリ電源コードがマザーボードに接続されていることを確認します。

図 71 プライマリ電源コードとマザーボードの接続

 

 

1

プライマリ電源コード

 

 

ルータ内部のコンポーネントの取り付けが完了した場合は、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」に進んでください。

SDRAM DIMM を取り付けるには、「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」に進んでください。AIM を取り付けるには、「AIM の取り付けと取り外し」に進んでください。PVDM を取り付けるには、「PVDM の取り付けと取り外し」に進んでください。

DC 電源装置の取り付け

DC 電源装置には、電源コネクタが 2 つあります(図 72 を参照)。

図 72 DC 電源装置

 

 

1

プライマリ電源コネクタ

2

セカンダリ電源コネクタ

次の手順に従って、電源装置を電源装置トレイに取り付けます。


ステップ 1 トレイの右側が上になるように置きます。新しい電源装置を、トレイ前面の壁にそろえます。

ステップ 2 電源装置をトレイに固定するネジを元の位置に戻して、しっかりと締めます。


 

図 71 のとおりに、プライマリ電源コードがマザーボードに接続されていることを確認します。

図 73 のとおりに、セカンダリ電源コードがマザーボードに接続されていることを確認します。

図 73 セカンダリ電源コードとマザーボードの接続

 

 

1

セカンダリ電源コード

 

 

ルータ内部のコンポーネントの取り付けが完了した場合は、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」に進んでください。

SDRAM DIMM を取り付けるには、「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」に進んでください。AIM を取り付けるには、「AIM の取り付けと取り外し」に進んでください。PVDM を取り付けるには、「PVDM の取り付けと取り外し」に進んでください。

IP Phone 電源装置の取り付け

IP Phone 電源装置には、電源コネクタが 3 つあります(図 74 を参照)。

図 74 IP Phone 電源をサポートする AC 電源装置

 

 

1

プライマリ電源コネクタ

3

IP Phone 電源コネクタ

2

セカンダリ電源コネクタ

 

 

次の手順に従って、電源装置を電源装置トレイに取り付けます。


ステップ 1 トレイの右側が上になるように置きます。新しい電源装置を、トレイ前面の壁にそろえます。

ステップ 2 電源装置をトレイに固定するネジを元の位置に戻して、しっかりと締めます。


 

図 71 のとおりに、プライマリ電源コードがマザーボードに接続されていることを確認します。

図 73 のとおりに、セカンダリ電源コードがマザーボードに接続されていることを確認します。

図 75 のとおりに、IP Phone 電源コードを取り付けます。図に示すとおりに、コードが 3 つのケーブル ブラケットで固定されていることを確認してください。

図 75 IP Phone 電源コードとマザーボードの接続

 

 

1

IP Phone 電源コード

2

ケーブル ブラケット

ルータ内部のコンポーネントの取り付けが完了した場合は、「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け」に進んでください。

SDRAM DIMM を取り付けるには、「SDRAM DIMM の取り外しと取り付け」に進んでください。AIM を取り付けるには、「AIM の取り付けと取り外し」に進んでください。PVDM を取り付けるには、「PVDM の取り付けと取り外し」に進んでください。

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータの電源装置アセンブリの再取り付け

このマニュアルで説明する手順に従って電源アセンブリを取り外した後で再び取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 図 49 のとおりに電源装置アセンブリをルータ内部に置きます。ケーブルをはさまないように注意してください。

ステップ 2 No.2 プラス ドライバを使用して、電源装置アセンブリをルータ シャーシに固定する非脱落型ネジを締めます。

ステップ 3 内部電源コードを電源装置のコネクタに接続します。IP Phone 電源をサポートしない AC 電源装置のコネクタは 1 つです(図 70 を参照)。DC 電源装置のコネクタは 2 つです(図 72 を参照)。IP Phone 電源をサポートする AC 電源装置のコネクタは 3 つです(図 74 を参照)。

ステップ 4 「Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの再取り付け」に進んでください。


 

Cisco 3825 および 3825-NOVPN ルータのカバーの再取り付け

ルータのカバーを再び取り付ける手順は、次のとおりです。No.1 プラス ドライバが必要です。


ステップ 1 ルータを平らなところに置きます。前面パネルを自分の方に向けてください。

ステップ 2 カバーを本体の上に置きます。カバーと背面パネルの間を約 25 mm(1 インチ)空けてください。

ステップ 3 カバーを本体の上でスライドさせて元の位置まで戻します。カバーの背面側の端の、左側付近にあるフックが、ルータ背面パネルのカード ケージの下に収まっていることを確認してください。

ステップ 4 カバー上面の 3 本のネジと両側 3 本ずつのネジを再び取り付けます。

ステップ 5 ルータを再びラックに取り付けます。

ステップ 6 電源およびネットワーク インターフェイス ケーブルを再び接続します。詳細については、 「Cisco 3800 シリーズ ルータへのケーブル接続」 を参照してください。

ステップ 7 ルータの電源を投入します。詳細については、 「Cisco 3800 シリーズ ルータの起動」 を参照してください。


 

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードの取り付けまたは交換

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのプラグイン マザーボードを再び取り付ける、または古いものを取り外した後で代わりのマザーボードを取り付ける手順は、次のとおりです。No.2 プラス ドライバが必要です。


ステップ 1 空きのマザーボード スロットがある背面パネルが自分の方を向くように、ルータを置きます。

ステップ 2 マザーボード上のイジェクト レバーが完全に開いていることを確認してください。マザーボードをルータのスロットに慎重に挿入します。コネクタにはまるまで挿入したら、イジェクト レバーを閉じてボードを完全に装着します。

ステップ 3 No.2 プラス ドライバを使用して、2 本の非脱落型固定ネジ(マザーボード両側に 1 本ずつ)を締めます。


 

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータのファン トレイおよび電源装置の取り外しと取り付け

Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータは、ルータ前面のベイにホットスワップ可能電源装置を 2 台収容できます。電源 1 台だけで、ルータに必要な電力を供給できます。2 台目の電源装置を使用すると、冗長化とロード シェアリングが可能になり、ルータのアベイラビリティが向上します。一方の電源を取り外しても、ルータの動作に影響が及ぶことはありません。2 台の電源装置の組み合わせは、どのようなものでもかまいません。


注意 Telcordia NEBS GR-1089-Core および EN 300386 の要件に準拠するには、両端が適切にアースされたフォイル ツイストペア ケーブルを使用する必要があります。


注意 ルータを設置する場所の近くには、ルータの吸気口への空気の温度を過剰に上昇させる原因となるような、他の装置がないことを確認してください。


注意 シャーシの設置では、シャーシ冷却用の通気が妨げられないようにする必要があります。

電源の取り外しまたは取り付けを行うには、最初にファン トレイ アセンブリを取り外す必要があります。手順は、ファン トレイを新しいものに交換するときと同じです。


ステップ 1 ルータ前面パネルの端にある 4 つの小さなドアを開くと、ファン トレイ アセンブリを固定しているネジがあります。図 76を参照してください。No.2 プラス ドライバを使用してこれらのネジを緩めて、ファン トレイ アセンブリを取り外します。

ファン トレイ アセンブリを交換するだけで、電源装置の取り外しや取り付けは行わない場合は、ステップ 6 に進んでください。


注意 ルータが第 2 の電源装置を使用して動作している場合は、最大 5 分間はファンなしでも動作できます。この間は、ファン トレイの警告メッセージがコンソールに表示されます。

図 76 Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータの前面パネルにあるファン トレイ アセンブリ

 

 

ステップ 2 電源装置を取り外すには、マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバを使用して、2 本の非脱落型取り付けネジを緩めます。これらのネジを持って、電源装置の両側のイジェクト レバーを外側に回します。ハンドルを持ち上げ、ハンドルを持って電源装置を引き出します。図 77を参照してください。図は、AC 電源装置の例です。

図 77 Cisco 3845 および 3845-NOVPN ルータから電源装置を取り外す(AC の場合)

 

1

非脱落型取り付けネジを緩める

2

イジェクト レバーを外側に回転させる

ステップ 3 新規または交換用の電源装置のイジェクト レバーが外側に開いていることを確認してください。電源装置をルータ前面から中に入れます。電源装置はコネクタを内蔵しているので、コードを取り付ける作業は必要ありません。

ステップ 4 イジェクト レバーを内側に回して電源装置のラッチを閉めます。ハンドルを倒します。マイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバを使用して、非脱落型取り付けネジを締めます。

ステップ 5 必要であれば、ファン トレイ アセンブリ前面の、電源装置の位置にあるプラスチック製パネルをマイナス ドライバを使用して外します。No.1 プラス ドライバを使用して、金属製のカバー プレートを取り外します。

ステップ 6 ファン トレイ アセンブリを元に戻して、取り付けネジを締めます。


 

Cisco 3800 シリーズ ルータの取り付けと予防保守

定期的にルータ外面の検査と清掃を行うことをお勧めします。これは、環境に存在するほこりやごみによるルータの性能低下を最小限に抑えるためです。検査と清掃の頻度は、環境条件の過酷さによって決まります。清掃するには、ルータの吸気口と排気口に掃除機をかけます。


注意 ファンは、絶えず動いている電気機械装置です。したがって、ファンの故障はさまざまな電気的要因によって引き起こされることがあります。また、長期間使用すると、機械的磨耗が原因で動作が停止します。周囲温度が常時 25℃を超え、かつ大量のほこりやごみが発生する可能性がある場所では、ファンの保守が必要になることがあります。