Cisco 3200 シリーズ ワイヤレス MIC ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
システム メッセージ ロギング
システム メッセージ ロギング
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

システム メッセージ ロギング

システム メッセージ ロギングの概要

システム メッセージ ロギングの設定

システム ログ メッセージの形式

システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

メッセージ ロギングのディセーブル化およびイネーブル化

メッセージ出力先デバイスの設定

ログ メッセージ タイムスタンプのイネーブル化およびディセーブル化

ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化

メッセージ重大度の定義

ヒストリ テーブルおよび SNMP に送信する Syslog メッセージの制限

ロギング レート制限の設定

UNIX Syslog サーバの設定

UNIX Syslog デーモンへのメッセージ ロギング

UNIX システム ロギング ファシリティの設定

ロギング設定の表示

システム メッセージ ロギング

このマニュアルでは、Cisco Wireless Mobile Interface Card(WMIC;ワイヤレス モバイル インターフェイス カード)でシステム メッセージ ロギングを設定する方法について説明します。


) この章で使用するコマンドの構文および使用方法の詳細については、『Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference for Release 12.2』を参照してください。


このマニュアルの構成は次のとおりです。

「システム メッセージ ロギングの概要」

「システム メッセージ ロギングの設定」

「ロギング設定の表示」

システム メッセージ ロギングの概要

デフォルトでは、装置はシステム メッセージおよび debug イネーブル EXEC コマンドの出力をロギング プロセスに送信します。ロギング プロセスはロギング バッファ、端末回線、UNIX Syslog サーバなど、さまざまな宛先へのロギング メッセージの配布をコンフィギュレーションに基づいて制御します。このプロセスはコンソールへもメッセージを送信します。


) Syslog の形式は、4.3 BSD UNIX に準拠しています。


ロギング プロセスをディセーブルにすると、メッセージはコンソールだけに送信されます。メッセージは生成されるたびに送信されるので、メッセージおよびデバッグ出力は他のコマンドのプロンプトや出力の間に組み入れられます。メッセージを生成したプロセスが完了したあとで、コンソールにメッセージが表示されます。

メッセージの重大度を設定すると、コンソールおよび各宛先に出力されるメッセージのタイプを制御できます。ログ メッセージにタイムスタンプを組み込んだり、Syslog の送信元アドレスを設定したりすることによって、リアルタイムのデバッグおよび管理を強化できます。

記録されたシステム メッセージにアクセスするには、CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用するか、または適切に設定された Syslog サーバにシステム メッセージを保存します。装置は内部バッファに Syslog メッセージを保存します。Telnet を介して WMIC にアクセスするか、または Syslog サーバ上のログを表示することによって、離れた場所でシステム メッセージをモニタできます。

システム メッセージ ロギングの設定

ここでは、システム メッセージ ロギングを設定する方法について説明します。設定情報の説明は、次のとおりです。

「システム ログ メッセージの形式」

「システム メッセージ ロギングのデフォルト設定」

「メッセージ ロギングのディセーブル化およびイネーブル化」

「メッセージ出力先デバイスの設定」

「ログ メッセージ タイムスタンプのイネーブル化およびディセーブル化」

「ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化」

「メッセージ重大度の定義」

「ヒストリ テーブルおよび SNMP に送信する Syslog メッセージの制限」

「ロギング レート制限の設定」

「UNIX Syslog サーバの設定」

システム ログ メッセージの形式

システム ログ メッセージには最大 80 文字とパーセント記号(%)を 1 つ含めることができます。このパーセント記号は、任意のシーケンス番号またはタイムスタンプ情報が設定されている場合、その後に配置します。メッセージは次の形式で表示されます。

seq no:timestamp: %facility-severity-MNEMONIC:description

パーセント記号の前のメッセージ部分は、グローバル コンフィギュレーション コマンドの service sequence-numbers service timestamps log datetime service timestamps log datetime [ localtime ] [ msec ] [ show-timezone ] 、または service timestamps log uptime によって決まります。

表 17-1 で、Syslog メッセージの要素について説明します。

 

表 17-1 システム ログ メッセージの要素

要素
説明

seq no:

service sequence-numbers グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている場合に限り、ログ メッセージにシーケンス番号が組み込まれます。

詳細については、「ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化」を参照してください。

timestamp の形式:

mm/dd h h:mm:ss

または

hh:mm:ss (短期間の稼動)

または

d h (長期間の稼動)

メッセージまたはイベントの日付と時刻。この情報が表示されるのは、 service timestamps log [ datetime | log ] グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている場合だけです。

詳細については、「ログ メッセージ タイムスタンプのイネーブル化およびディセーブル化」を参照してください。

facility

メッセージが参照するファシリティ(SNMP、SYS など)。ファシリティはハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールになります。システム メッセージの送信元または原因を表します。

severity

メッセージの重大度を表す 0 ~ 7 の 1 桁のコード。重大度については、表 17-3を参照してください。

MNEMONIC

固有のメッセージとして記述するテキスト ストリング。

description

伝えられているイベントの詳細情報を示すテキスト ストリング。

システム メッセージの一部の例を示します。

Syslog logging: enabled (0 messages dropped, 3 messages rate-limited, 0 flushes,
0 overruns, xml disabled)
Console logging: level debugging, 74 messages logged, xml disabled
Monitor logging: level debugging, 0 messages logged, xml disabled
Buffer logging: level debugging, 76 messages logged, xml disabled
Logging Exception size (4096 bytes)
Count and timestamp logging messages: disabled
Trap logging: level informational, 78 message lines logged
Log Buffer (4096 bytes):
CHANGED: Interface Dot11Radio0, changed state to reset
*Mar 1 17:02:19.618: %LINK-3-UPDOWN: Interface Dot11Radio0, changed state to up
*Mar 1 17:14:21.520: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by Cisco on vty0
(10.0.0.42)
*Mar 1 17:36:33.519: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by Cisco on vty0
(10.0.0.42)
*Mar 1 17:56:48.596: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by Cisco on vty0
(10.0.0.42)
*Mar 1 18:12:01.670: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by Cisco on vty0
(10.0.0.42)
*Mar 1 19:35:39.710: %LINK-5-CHANGED: Interface Dot11Radio0, changed state to r
eset
*Mar 1 19:35:39.718: %LINK-3-UPDOWN: Interface Dot11Radio0, changed state to up
*Mar 1 20:52:06.007: %LINK-3-UPDOWN: Interface Dot11Radio0, changed state to do
wn
*Mar 1 20:52:06.022: %LINK-5-CHANGED: Interface Dot11Radio0, changed state to r
eset
*Mar 1 20:52:06.035: %LINK-3-UPDOWN: Interface Dot11Radio0, changed state to up
*Mar 1 23:47:38.851: %DOT11-6-ASSOC: Interface Dot11Radio0, Station 0002.8a29.
82e8 Associated KEY_MGMT[NONE]
*Mar 1 23:48:16.986: %DOT11-6-DISASSOC: Interface Dot11Radio0, Deauthenticating
Station 0002.8a29.82e8 Reason: Previous authentication no longer valid

システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

表 17-2 に、システム メッセージ ロギングのデフォルト設定を示します。

 

表 17-2 システム メッセージ ロギングのデフォルト設定

機能
デフォルトの設定

コンソールへのシステム メッセージ ロギング

イネーブル

コンソールの重大度

デバッグ(およびより低い数値のレベル、表 17-3を参照)

ロギング バッファ サイズ

4096 バイト

ロギング ヒストリ サイズ

1 メッセージ

タイムスタンプ

ディセーブル

同期ロギング

ディセーブル

ロギング サーバ

ディセーブル

Syslog サーバの IP アドレス

未設定

サーバ ファシリティ

Local7(表 17-4を参照)

サーバの重大度

通知(およびより低い数値のレベル、表 17-3を参照)

メッセージ ロギングのディセーブル化およびイネーブル化

メッセージ ロギングはデフォルトでイネーブルになっています。コンソール以外の宛先にメッセージを送信するには、イネーブルに設定する必要があります。イネーブルの場合、ログ メッセージはロギング プロセスに送信され、メッセージを生成したプロセスとは非同期で、指定の保管場所にメッセージが記録されます。

メッセージ ロギングをディセーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no logging on

メッセージ ロギングをディセーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

または

show logging

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

ロギング プロセスをディセーブルにすると、プロセスはメッセージがコンソールに書き込まれるまで待ってから処理を続けなければならないので、WMIC の処理速度が低下する可能性があります。ロギング プロセスがディセーブルの場合、メッセージは生成されると同時にコンソールに表示されます。コマンド出力の途中に示されることもよくあります。

logging synchronous グローバル コンフィギュレーション コマンドも、コンソールのメッセージ表示に影響します。このコマンドがイネーブルの場合、メッセージは Return キーを押して初めて表示されます。詳細については、「ログ メッセージ タイムスタンプのイネーブル化およびディセーブル化」を参照してください。

ディセーブルになっていたメッセージ ロギングをもう一度イネーブルにするには、 logging on グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

メッセージ出力先デバイスの設定

メッセージ ロギングをイネーブルにすると、コンソールのほかにも特定の場所にメッセージを送信できます。メッセージの受信箇所を指定するには、イネーブル EXEC モードで次のコマンドのうち 1 つ以上を使用します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging buffered [ size ] [level]

内部バッファにメッセージを記録します。デフォルトのバッファ サイズは 4096 です。範囲は 4096 ~ 2147483647 バイトです。レベルは 0(emergencies)、1(alerts)、2(critical)、3(errors)、4(warnings)、5(notifications)、6(informational)、および 7(debugging)です。

イネーブル EXEC コマンドを使用すると、WMIC 上の空きプロセッサ メモリを調べることができます。ただし、これは使用できる最大値なので、この値にバッファ サイズを設定しないでください。

ステップ 3

logging host

UNIX Syslog サーバ ホストにメッセージを記録します。

host には、Syslog サーバとして使用するホストの名前または IP アドレスを指定します。

ロギング メッセージを受信する Syslog サーバのリストを作成するには、このコマンドを繰り返し入力します。

Syslog サーバの詳細な設定手順については、「UNIX Syslog サーバの設定」を参照してください。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

terminal monitor

現在のセッションの間、コンソール以外の端末にメッセージを記録します。

端末パラメータ設定コマンドはローカルな設定であり、セッションの終了後は無効になります。デバッグ メッセージを確認するには、セッションごとにこの手順を実行する必要があります。

ステップ 6

show running-config

設定を確認します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

logging buffered グローバル コンフィギュレーション コマンドによって、ロギング メッセージが内部バッファにコピーされます。バッファは循環型なので、バッファが満杯になると、新しいメッセージで古いメッセージが上書きされます。バッファに記録されたメッセージを表示するには、 show logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。表示される最初のメッセージは、バッファ内で最も古いメッセージです。バッファの内容を消去するには、 clear logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。

コンソールへのロギングをディセーブルにするには、 no logging console グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。ファイルへのロギングをディセーブルにするには、no logging file [ severity-level-number | type ] グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

ログ メッセージ タイムスタンプのイネーブル化およびディセーブル化

デフォルトでは、メッセージにタイムスタンプは組み込まれません。

ログ メッセージのタイムスタンプをイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

service timestamps log uptime

または

service timestamps log datetime [ msec ] [ localtime ] [ show-timezone ]

ログのタイムスタンプをイネーブルにします。

最初のコマンドを使用すると、ログ メッセージのタイムスタンプがイネーブルになり、システム再起動以後の時間が示されます。

2 番めのコマンドを使用すると、ログ メッセージのタイムスタンプがイネーブルになります。選択したオプションによっては、ローカル タイム ゾーンに基づいた日付と時刻がミリ秒単位で示され、さらにタイムゾーン名を含めることができます。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

デバッグとログ メッセージの両方について、タイムスタンプをディセーブルにするには、 no service timestamps グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

service timestamps log datetime グローバル コンフィギュレーション コマンドをイネーブルにした場合の、ロギング出力(部分)の例を示します。

*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 

service timestamps log uptime グローバル コンフィギュレーション コマンドをイネーブルにした場合の、ロギング出力(部分)の例を示します。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up

ログ メッセージのシーケンス番号のイネーブル化およびディセーブル化

同じタイムスタンプで複数のログ メッセージが生成される可能性があるので、特定のメッセージを確実に参照するために、メッセージをシーケンス番号とともに表示されるようにすることができます。デフォルトでは、ログ メッセージにシーケンス番号は示されません。

ログ メッセージのシーケンス番号をイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

service sequence-numbers

シーケンス番号をイネーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show running-config

設定を確認します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

シーケンス番号をディセーブルにするには、 no service sequence-numbers グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

シーケンス番号 をイネーブルにした場合の、ロギング出力(部分)の例を示します。

000019: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)

メッセージ重大度の定義

メッセージの重大度( 表 17-3 を参照)を指定することによって、特定の装置に出力するメッセージを制限できます。

メッセージの重大度を定義するには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging console level

コンソールに記録するメッセージを制限します。

デフォルトでは、デバッグ メッセージおよびより低い数値のレベル(表 17-3を参照)のメッセージがコンソールに出力されます。

ステップ 3

logging monitor level

端末回線に記録するメッセージを制限します。

デフォルトでは、デバッグ メッセージおよびより低い数値のレベル(表 17-3を参照)のメッセージが端末に送信されます。

ステップ 4

logging trap level

Syslog サーバに記録するメッセージを制限します。

デフォルトでは、通知メッセージおよびより低い数値のレベル(表 17-3を参照)のメッセージが Syslog サーバに送信されます。

Syslog サーバの詳細な設定手順については、「UNIX Syslog サーバの設定」を参照してください。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show running-config

または

show logging

設定を確認します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。


level を指定すると、そのレベルおよびより低い数値のレベルのメッセージが宛先に出力されます。


コンソールへのロギングをディセーブルにするには、 no logging console グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。コンソール以外の端末へのロギングをディセーブルにするには、 no logging monitor グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。Syslog サーバへのロギングをディセーブルにするには、 no logging trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

表 17-3 で、 level キーワードについて説明します。最も重大度の高いレベルから順に、対応する UNIX の Syslog 定義も示します。

 

表 17-3 メッセージ ロギングの level キーワード

level キーワード
レベル
説明
syslog の定義

emergencies

0

システムが不安定

LOG_EMERG

alerts

1

ただちに対処が必要

LOG_ALERT

critical

2

クリティカル

LOG_CRIT

errors

3

エラー

LOG_ERR

warnings

4

警告

LOG_WARNING

notifications

5

正常だが注意を要する状態

LOG_NOTICE

informational

6

情報メッセージのみ

LOG_INFO

debugging

7

デバッグ メッセージ

LOG_DEBUG

ソフトウェアによって、そのほか 4 つのカテゴリのメッセージが生成されます。

ソフトウェアまたはハードウェアの誤動作に関するエラー メッセージ。 warnings から emergencies のレベルで表示されます。このタイプのメッセージは、WMIC の機能が影響を受けていることを意味します。

debugging レベルに表示される、 debug コマンドからの出力 デバッグ コマンドを使用するのは通常、TAC のエンジニアだけです。

インターフェイスのアップ/ダウン変化およびシステム再起動メッセージ。 notifications レベルで表示されます。これは単なる情報メッセージなので、WMIC の機能に影響はありません。

informational レベルに表示される、リロード要求およびプロセスの不足しているスタック メッセージ これは単なる情報メッセージなので、WMIC の機能に影響はありません。

ヒストリ テーブルおよび SNMP に送信する Syslog メッセージの制限

snmp-server enable trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用することによって、SNMP Network Management Station(NMS;ネットワーク管理ステーション)に Syslog メッセージ トラップを送信できるようにすると、送信して WMIC のヒストリ テーブルに保管するメッセージのレベルを変更できます。ヒストリ テーブルに保管するメッセージ数も変更できます。

メッセージがヒストリ テーブルに保管されるのは、SNMP トラップが宛先に確実に到達するとは限らないためです。デフォルトでは、Syslog トラップがイネーブルになっていない場合も含めて、 warning レベルとより低い数値のレベル(表 17-3を参照)のメッセージが 1 つ、ヒストリ テーブルに保管されます。

レベルおよびヒストリ テーブル サイズのデフォルトを変更するには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging history level1

ヒストリ ファイルに保管し、SNMP サーバに送信する Syslog メッセージのデフォルト レベルを変更します。

level キーワードについては、表 17-3を参照してください。

デフォルトでは、 warnings errors critical alerts 、および emergencies メッセージが送信されます。

ステップ 3

logging history size number

ヒストリ テーブルに保管できる Syslog メッセージの数を指定します。

デフォルトでは、1 メッセージが保管されます。範囲は 1 ~ 500 メッセージです。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show running-config

設定を確認します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

1.レベルのキーワードおよび重大度については、表 17-3を参照してください。SNMP を使用する場合、重大度の値が 1 だけ大きくなります。たとえば、emergencies は 0 ではなく 1 になり、critical は 2 ではなく 3 になります。

ヒストリ テーブルが一杯になると( logging history size グローバル コンフィギュレーション コマンドで指定した最大メッセージ エントリ数に達すると)、新しいメッセージ エントリを保管できるように、最も古いメッセージ エントリが削除されます。

Syslog メッセージのロギングをデフォルトのレベルに戻すには、 no logging history グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。ヒストリ テーブルのメッセージ数をデフォルトのレベルに戻すには、 no logging history size グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

ロギング レート制限の設定

装置が 1 秒間に記録するメッセージ数に制限を設けることができます。すべてのメッセージまたはコンソールに送信されるメッセージへの制限を有効にすることができ、特定の重大度のメッセージが制限から除外されるように指定することもできます。

ロギング レート制限をイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging rate-limit seconds

[all | console]

[except severity]

秒単位のロギング レート制限をイネーブルにします。

(任意)制限の適用対象を、すべての記録にするか、コンソールに記録されるメッセージに限定するかを指定できます。

(任意)制限から特定の重大度を除外します。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

レート制限をディセーブルにするには、 no logging rate-limit グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

UNIX Syslog サーバの設定

ここでは、4.3 BSD UNIX サーバの Syslog デーモンを設定し、UNIX システムのロギング機能を定義する方法について説明します。

UNIX Syslog デーモンへのメッセージ ロギング

UNIX Syslog サーバにシステム ログ メッセージを送信するには、その前に、UNIX サーバ上で Syslog デーモンを設定する必要があります。root としてログインし、次の作業を行います。


) 新しいバージョンの UNIX Syslog デーモンの中には、ネットワークからのデフォルトの Syslog パケットを受け付けないものがあります。この場合、UNIX の man syslogd コマンドを使用して、リモート Syslog メッセージ ロギングを可能にするために、Syslog のコマンドラインに対して追加または削除すべきオプションを決定します。



ステップ 1 次のような行を /etc/syslog.conf ファイルに追加します。

local7.debug /usr/adm/logs/cisco.log
 

local7 キーワードでは、使用するロギング ファシリティを指定します。ファシリティについては、表 17-4を参照してください。 debug キーワードでは、Syslog レベルを指定します。重大度については、表 17-3を参照してください。Syslog デーモンは、このレベルまたはそれより重大なレベルのメッセージを次のフィールドで指定されたファイルに送信します。ファイルがすでに存在しており、syslog デーモンにこのファイルへの書き込みのアクセス権がある必要があります。

ステップ 2 UNIX シェル プロンプトに次のコマンドを入力し、ログ ファイルを作成します。

$ touch /usr/adm/log/cisco.log
$ chmod 666 /usr/adm/log/cisco.log
 

ステップ 3 次のコマンドを入力し、Syslog デーモンが新しい変更を確実に読み取るようにします。

$ kill -HUP `cat /etc/syslog.pid`
 

詳細については、UNIX システムの man syslog.conf および man syslogd コマンドを参照してください。


 

UNIX システム ロギング ファシリティの設定

外部装置にシステム ログ メッセージを送信する場合、あらゆる UNIX Syslog ファシリティから発信されたメッセージをWMICに識別させることができます。

UNIX システム ファシリティ メッセージ ロギングを設定するには、イネーブル EXEC モードで次の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

logging host

対応する IP アドレスを入力することによって、UNIX Syslog サーバ ホストにメッセージを記録します。

ロギング メッセージを受信する Syslog サーバのリストを作成するには、このコマンドを繰り返し入力します。

ステップ 3

logging trap level

Syslog サーバに記録するメッセージを制限します。

デフォルトでは、Syslog サーバは informational およびより低い数値のレベルのメッセージを受信します。 level キーワードについては、表 17-3を参照してください。

ステップ 4

logging facility facility-type

Syslog ファシリティを設定します。 facility-type キーワードについては、表 17-4を参照してください。

デフォルトは local7 です。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 6

show running-config

設定を確認します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

Syslog サーバを削除するには、 no logging host グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、Syslog サーバの IP アドレスを指定します。Syslog サーバへのロギングをディセーブルにするには、 no logging trap グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

表 17-4 に、Cisco IOS ソフトウェアがサポートする 4.3 BSD UNIX システム ファシリティを示します。各ファシリティの詳細については、使用している UNIX オペレーティング システムのオペレータ マニュアルを参照してください。

 

表 17-4 ロギング ファシリティ タイプ キーワード

ファシリティ タイプ キーワード
説明

auth

認可システム

cron

クローン ファシリティ

daemon

システム デーモン

kern

カーネル

local0~7

ローカル定義のメッセージ

lpr

ライン プリンタ システム

mail

メール システム

news

USENET ニュース

sys9

システム用

sys10

システム用

sys11

システム用

sys12

システム用

sys13

システム用

sys14

システム用

syslog

システム ログ

user

ユーザ プロセス

uucp

UNIX-to-UNIX Copy システム

ロギング設定の表示

現在のロギング設定およびログ バッファの内容を表示するには、 show logging イネーブル EXEC コマンドを使用します。出力の各フィールドについては、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference for Release 12.2 』を参照してください。

ロギング ヒストリ ファイルを表示するには、show logging history イネーブル EXEC コマンドを使用します。