Cisco 3200 シリーズ ワイヤレス MIC ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
Service Set Identifier
Service Set Identifier
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Service Set Identifier

SSID の概要

SSID の設定

SSID の作成

Any SSID の設定

複数の基本 SSID の設定

複数の BSSID を設定する場合の要件

複数の BSSID の使用に関する注意事項

CLI の設定例

設定された BSSID の表示

Service Set Identifier

このマニュアルでは、Service Set Identifier(SSID)の設定方法について説明します。

SSID の概要

SSID は、無線接続を確立して維持するために無線ネットワーキング デバイスが使用する一意の ID です。ネットワークまたはサブネットワークの複数のブリッジで、同じ SSID を使用できます。SSID には大文字と小文字の区別があり、最大 32 文字の英数字を指定できます。SSID にはスペースを含めないでください。

SSID を設定する場合は、SSID に次の設定を割り当てます。

VLAN(仮想 LAN)

SSID を使用するトラフィックの RADIUS アカウンティング

暗号化設定

認証方式


) クライアント認証タイプの詳細については、「認証タイプ」を参照してください。


設定内で SSID が指定されていないブリッジとのアソシエーションを WMIC に許可する場合は、SSID をビーコンに含めることができます。ただし、ネットワークのセキュリティを確保する場合は、ビーコンから SSID を削除してください。認証ユーザ名およびパスワードを SSID に割り当てると、WMIC は Extensible Authentication Protocol(EAP)認証方式を使用してネットワークを認証できるようになります。

SSID の設定

ここでは、SSID の設定情報について説明します。デフォルトで、dot11 インターフェイスでは SSID が設定されていないため、dot11 インターフェイスがダウンしたままになります。

SSID の作成

WMIC の SSID を作成するには、イネーブル EXEC モードで、以下の手順に従います。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

dot11 ssid ssid-string

SSID を作成し、新しい SSID について SSID コンフィギュレーション モードを開始します。SSID には最大 32 文字の英数字を指定できます。SSID では大文字と小文字が区別されます。

(注) SSID にスペースを含めることができますが、SSID の末尾にスペースを追加しないでください。

ステップ 3

accounting list-name

(任意)該当する SSID の RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。list-name には、アカウンティング方式リストを指定します。方式リストの詳細については、次のリンクをクリックしてください。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios122/122cgcr/fsecur_c/fsaaa/scfacct.htm#xtocid2

ステップ 4

vlan vlanid-or-name

(任意)VLAN ID または名前を使用して、ネットワーク上の VLAN に SSID を割り当てます。

ステップ 5

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

SSID をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。


) SSID の認証タイプを設定するには、ssid 認証オプションを使用します。認証タイプの設定手順については、「認証タイプ」を参照してください。SSID の暗号化設定を行うには、ssid 暗号化オプションを使用します。暗号化の設定については、「暗号スイートおよび WEP」を参照してください。SSID の優先度を設定するには、ssid 優先度を使用します。「 12.4(3)JK 以降のリリースでのプライオリティの設定」を参照してください。


次の例に、次の方法を示します。

SSID の命名

RADIUS アカウンティング用 SSID の設定

ネイティブ VLAN への SSID の割り当て

bridge# configure terminal
bridge(config)# dot11r ssid bridgeman
bridge(config-ssid)# accounting accounting-method-list
bridge(config-ssid)# vlan 1
bridge(config-ssid)# encryption mode cipher wep 128
bridge(config-ssid)# priority 10
bridge(config-ssid)# infrastructure-ssid
bridge(config-ssid)# end

Any SSID の設定

設定されたいずれかの SSID プロファイルが AP と一致する場合、ワークグループ ブリッジとユニバーサル ワークグループ ブリッジはその AP に対応付けられます。設定された SSID プロファイルが AP と一致しない場合、ワークグループ ブリッジとユニバーサル ワークグループ ブリッジはその AP への対応付けに失敗します。SSID 機能により、ワークグループ ブリッジとユニバーサル ワークグループ ブリッジは AP に設定されたゲスト モード SSID に対応付けることができます。ワークグループ ブリッジとユニバーサル ワークグループ ブリッジは、「any」という名前のプロファイルで、互換性のある認証設定と暗号化設定がされている必要があります。


) 「Any SSID」機能には、シスコのアクセス ポイントでゲストモードをイネーブルにしている必要があります。この機能は、2.4-GHz、4.9-GHz、および 5.0-GHz WMIC でサポートされています。


Any SSID を設定するには、新しい SSID プロファイルを「any」として定義し、Any SSID で認証と暗号化を定義します。dot11 無線インターフェイスで Any SSID をイネーブルにします。

この例にコマンドの出力を示します。

dot11 ssid any
< authentication configurations>
< encryption configurations>
interface Dot11Radio0
ssid any

) any ssid を使用して、WMIC にルート デバイスへの対応付けを許可するには、ルート デバイスでゲストモードをイネーブルにする必要があります。シスコ無線 AP または WMIC の場合、これは、特定の SSID にゲストモード(または mbssid が設定されている場合 mbssid ゲストモード)を設定することによって実行できます。「any」プロファイルの優先度は、最小(デフォルト)で、設定できません。


複数の基本 SSID の設定

Cisco 3200 シリーズ WMIC では、MAC アドレスに類似する最大 8 つの基本 SSID(BSSID)をサポートするようになりました。この機能はすべての WMIC でサポートされます。複数の BSSID を使用して、各 SSID に一意の Delivery Traffic Indication Message(DTIM)設定を割り当て、ビーコンで複数の SSID をブロードキャストします。DTIM 値を大きくすると、SSID を使用するパワー セーブ クライアント デバイスのバッテリ寿命が延びます。複数の SSID をブロードキャストすることによって、無線 LAN がゲストにアクセスしやすくなります。


) アクセス ポイントの MAC アドレスに基づいて特定のアクセス ポイントに対応付けるように設定されている無線 LAN 上のデバイス(クライアント デバイス、ホット スタンバイ ユニット、ワークグループ ブリッジなど)では、複数の BSSID を追加するか、削除すると、対応付けが失われることがあります。複数の BSSID を追加するか、削除する場合は、特定のアクセス ポイントに対応付けるように設定されたデバイスのアソシエーションのステータスを確認してください。必要に応じて、アソシエーションが解除されたデバイスを BSSID の新しい MAC アドレスを使用するように再設定します。


複数の BSSID を設定する場合の要件

複数の BSSID を設定するには、アクセス ポイントが次の最小要件を満たしている必要があります。

VLAN が設定されている

アクセス ポイントで Cisco IOS リリース 12.3(4)JA 以降を実行している

アクセス ポイントに複数の BSSID をサポートする無線が含まれている 無線で複数の基本 SSID をサポートしているかどうかを判断するには、show controllers radio_interface コマンドを入力します。結果に次の行が含まれている場合、無線は複数の基本 SSID をサポートします。

Number of supported simultaneous BSSID on radio_interface: 8
 

複数の BSSID の使用に関する注意事項

複数の BSSID を設定する場合は、次の注意事項に注意してください。

複数の BSSID をイネーブルにすると、RADIUS 割り当て VLAN がサポートされません。

BSSID をイネーブルにすると、アクセス ポイントが自動的に BSSID を各 SSID にマップします。BSSID を固有の SSID に手動でマップできません。

アクセス ポイントで複数の BSSID がイネーブルにされている場合、Service Set Identification List 情報要素(SSIDL IE)に、SSID のリストが含まれず、拡張機能のみが含まれます。

Wi-Fi 認定クライアント デバイスは複数の BSSID を使用して、アクセス ポイントに対応付けることができます。

WDS に参加するアクセス ポイントで複数の BSSID をイネーブルにできます。

CLI の設定例

この例では、無線インターフェイスで複数の BSSID をイネーブルにし、visitor という SSID を作成し、SSID を BSSID として指定し、BSSID をビーコンに含めることを指定し、BSSID の DTIM 期間を設定し、SSID visitor を無線インターフェイスに割り当てるために、コマンドライン インターフェイス(CLI)で使用できるコマンドを示します。

グローバル コンフィギュレーション モードで dot11 mbssid コマンドを使用して、複数の BSSID をサポートするすべての無線インターフェイスで複数の BSSID を同時にイネーブルにします。

ap(config)# configure terminal
ap(config)# dot11 mbssid
ap(config)# dot11 ssid visitor
ap(config-ssid)# mbssid guest-mode dtim-period 75
ap(config-ssid)# exit
ap(config)# interface d0
ap(config-if)# ssid visitor
 

さらに、コンフィギュレーション インターフェイス モードで mbssid コマンドを使用して、アクセス ポイント無線インターフェイスで複数の BSSID をイネーブルにすることもできます。この例では、無線インターフェイスで複数の BSSID をイネーブルにする方法を示します。

ap(config)# interface d0
ap(config-if)# mbssid
ap(config-if)# exit

 

設定された BSSID の表示

イネーブル EXEC モードで show dot11 bssid コマンドを使用し、SSID と BSSID または MAC アドレス間の関係を表示します。この例にコマンドの出力を示します。

AP1230# show dot11 bssid
Interface BSSID Guest SSID
Dot11Radio1 0011.2161.b7c0 Yes atlantic
Dot11Radio0 0005.9a3e.7c0f Yes WPA2-TLS-g