Cisco 3200 シリーズ ワイヤレス MIC ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
シスコ検出プロトコル
シスコ検出プロトコル
発行日;2012/02/06 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

シスコ検出プロトコル

CDP の概要

CDP の設定

CDP のデフォルト設定

CDP 特性の設定

CDP のディセーブルおよびイネーブル設定

インターフェイス上における CDP のディセーブルおよびイネーブル設定

CDP のモニタリングおよびメンテナンス

シスコ検出プロトコル

このマニュアルでは、Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)を設定する方法について説明します。具体的な内容は次のとおりです。

「CDP の概要」

「CDP の設定」

「CDP のモニタリングおよびメンテナンス」

CDP の概要

CDP はシスコ製のすべてのネットワーク機器上で動作する、装置検出プロトコルです。各装置はマルチキャスト アドレスに識別メッセージを送信し、他の装置から送信されたメッセージをモニタします。CDP パケットの情報は、CiscoWorks2000 などのネットワーク管理ソフトウェアで使用されます。

CDP はデフォルトで、WMIC のイーサネット ポートおよび無線ポート上でイネーブルになっています。


) 無線 LAN 上で最高のパフォーマンスを実現するためには、VLAN がイネーブルの場合は、すべての無線インターフェイスとサブインターフェイス上で CDP をイネーブルにしてください。


CDP の設定

ここでは、CDP の設定情報および設定手順について説明します。

「CDP のデフォルト設定」

「CDP 特性の設定」

「CDP のディセーブルおよびイネーブル設定」

「インターフェイス上における CDP のディセーブルおよびイネーブル設定」

CDP のデフォルト設定

表 13-1 に、CDP のデフォルト値を示します。

 

表 13-1 CDP のデフォルト設定

機能
デフォルトの設定

CDP グローバル ステート

イネーブル

CDP インターフェイス ステート

イネーブル

CDP 保持時間(秒数で表したパケット保持時間)

180

CDP タイマー(x 秒間隔でパケットを送信)

60

CDP 特性の設定

CDP 保持時間(WMIC が CDP パケットを廃棄するまでの秒数)および CDP タイマー(WMIC が CDP パケットを送信する間隔の秒数)を設定できます。

CDP 保持時間および CDP タイマーを設定するには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

cdp holdtime seconds

(任意)自分の装置から送信された情報が受信側装置で保持されて廃棄されるまでの時間を指定します。

範囲は 10 ~ 255 秒です。デフォルトは 180 秒です。

ステップ 3

cdp timer seconds

(任意)CDP 更新の送信間隔を秒数で設定します。

範囲は 5 ~ 254 秒です。デフォルトは 60 秒です。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

デフォルト設定に戻すには、CDP コマンドの no 形式を使用します。

CDP 特性を設定して確認する例を示します。

bridge# configure terminal
bridge(config)# cdp holdtime 120
bridge(config)# cdp timer 50
bridge(config)# end
 
bridge# show cdp
Global CDP information:
Sending a holdtime value of 120 seconds
Sending CDP packets every 50 seconds
 

その他の CDP show コマンドについては、「CDP のモニタリングおよびメンテナンス」を参照してください。

CDP のディセーブルおよびイネーブル設定

CDP デバイス検出機能をディセーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

no cdp run

CDP をディセーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

CDP をイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

cdp run

ディセーブルにした CDP をイネーブルにします。

ステップ 3

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

CDP をイネーブルにする例を示します。

bridge# configure terminal
bridge(config)# cdp run
bridge(config)# end

インターフェイス上における CDP のディセーブルおよびイネーブル設定

CDP は、CDP 情報の送受信がサポートされているすべてのインターフェイス上で、イネーブルのデフォルト設定になっています。

特定のインターフェイスで CDP をディセーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDP をディセーブルにするインターフェイスを入力します。

ステップ 3

no cdp enable

インターフェイス上で CDP をディセーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

特定のインターフェイスで CDP をイネーブルにするには、イネーブル EXEC モードで次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface interface-id

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始し、CDP をイネーブルにするインターフェイスを入力します。

ステップ 3

cdp enable

インターフェイス上でディセーブルにした CDP をイネーブルにします。

ステップ 4

end

イネーブル EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

copy running-config startup-config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

1 つのインターフェイス上で CDP をイネーブルにする例を示します。

bridge# configure terminal
bridge(config)# interface x
bridge(config-if)# cdp enable
bridge(config-if)# end

CDP のモニタリングおよびメンテナンス

装置上で CDP のモニタリングおよびメンテナンスを行うには、イネーブル EXEC モードを開始して、次の作業の 1 つまたは複数を実行します。

 

コマンド
説明

clear cdp counters

トラフィック カウンタをゼロにリセットします。

clear cdp table

ネイバ情報を示す CDP テーブルを削除します。

show cdp

送信間隔、送信したパケットの保持時間などのグローバル情報を表示します。

show cdp entry entry-name [ protocol | version ]

特定のネイバの情報を表示します。

アスタリスク(*)を入力すると、すべての CDP ネイバが表示されます。情報が必要なネイバの名前を入力することもできます。

指定したネイバでイネーブルになっているプロトコル情報、または装置上で稼動しているソフトウェアのバージョン情報に表示を限定することもできます。

show cdp interface [ type number ]

CDP がイネーブルになっているインターフェイスの情報を表示します。

情報が必要なインターフェイスのタイプまたはインターフェイスの番号に表示を限定できます(たとえば、 gigabitethernet 0/1 を入力した場合、ギガビット イーサネット ポート 1 の情報だけが表示されます)。

show cdp neighbors [ type number ] [ detail ]

装置タイプ、インターフェイス タイプ、インターフェイス番号、保持時間の設定値、機能、プラットフォーム、ポート ID を含めたネイバ情報を表示します。

特定のタイプまたはインターフェイス番号のネイバに表示を限定することも、詳細情報を得られる表示に拡大することもできます。

show cdp traffic

送受信されたパケット数、チェックサム エラーを含めた CDP カウンタを表示します。

以下に、CDP の show イネーブル EXEC コマンドの出力例を 6 つ紹介します。

bridge # show cdp

Global CDP information:
Sending CDP packets every 50 seconds
Sending a holdtime value of 120 seconds
 
bridge# show cdp entry *
-------------------------
Device ID: bridge
Entry address(es):
IP address: 10.1.1.66
Platform: cisco WS-C3550-12T, Capabilities: Switch IGMP
Interface: GigabitEthernet0/2, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet0/2
Holdtime : 129 sec
 
Version :
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C3550 Software (C3550-I5Q3L2-M), Experimental Version 12.1(20010612:021
316) [jang-flamingo 120]
Copyright (c) 1986-2001 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 06-Jul-01 18:18 by jang
 
advertisement version: 2
Protocol Hello: OUI=0x00000C, Protocol ID=0x0112; payload len=27, value=0000000
0FFFFFFFF010221FF00000000000000024B293A00FF0000
VTP Management Domain: ''
Duplex: full
 
-------------------------
Device ID: idf2-1-lab-l3.cisco.com
Entry address(es):
IP address: 10.1.1.10
Platform: cisco WS-C3524-XL, Capabilities: Trans-Bridge Switch
Interface: GigabitEthernet0/1, Port ID (outgoing port): FastEthernet0/10
Holdtime : 141 sec
 
Version :
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) C3500XL Software (C3500XL-C3H2S-M), Version 12.0(5.1)XP, MAINTENANCE IN
TERIM SOFTWARE
Copyright (c) 1986-1999 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 10-Dec-99 11:16 by cchang
 
advertisement version: 2
Protocol Hello: OUI=0x00000C, Protocol ID=0x0112; payload len=25, value=0000000
0FFFFFFFF010101FF000000000000000142EFA400FF
VTP Management Domain: ''
 
bridge# show cdp entry * protocol
Protocol information for talSwitch14 :
IP address: 172.20.135.194
Protocol information for tstswitch2 :
IP address: 172.20.135.204
IP address: 172.20.135.202
Protocol information for tstswitch2 :
IP address: 172.20.135.204
IP address: 172.20.135.202
 
bridge# show cdp interface
GigabitEthernet0/1 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/2 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/3 is administratively down, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/4 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/5 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/6 is up, line protocol is up
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/7 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
GigabitEthernet0/8 is up, line protocol is down
Encapsulation ARPA
Sending CDP packets every 60 seconds
Holdtime is 180 seconds
 
bridge# show cdp neighbor
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater
 
Device ID Local Interface Holdtme Capability Platform Port ID
Perdido2 Gig 0/6 125 R S I WS-C3550-1Gig 0/6
Perdido2 Gig 0/5 125 R S I WS-C3550-1Gig 0/5
 
bridge# show cdp traffic
CDP counters :
Total packets output: 50882, Input: 52510
Hdr syntax: 0, Chksum error: 0, Encaps failed: 0
No memory: 0, Invalid packet: 0, Fragmented: 0
CDP version 1 advertisements output: 0, Input: 0
CDP version 2 advertisements output: 50882, Input: 52510